301: 2013/11/29(金) 00:00:25.00 ID:SKJqqzZh0


前回:ピッコロ「カロス地方?」【前編】

ピッコロ「これで…お互い1対1だな」

セレナ「こうなることはある程度予想してたわ…正直いって、もうダメかもしれないとは思ってるの」

セレナ「でも、トレーナーである私を信じてここまでついて来てくれたポケモンたちのタメにも負けるわけにはいかないのっ!!!」

セレナ「あなたの出番よ、アブソル!!!」バッ

ポン

アブソル「クオオオ!!!」
バンプレスト ドラゴンボールZ SOLID EDGE WORKS THE出陣 13 ピッコロ B

302: 2013/11/29(金) 00:01:34.60 ID:SKJqqzZh0
ピッコロ「(コイツもフレア団どものポケモンをなぎ倒したほどの実力…さて、どう出るかな…)」

ピッコロ「かわらわりだっ!!」

セレナ「だましうちよっ!!」

カメール「ハーッ!!!」ダンッ

アブソル「クオーッ!!!」ダンッ

303: 2013/11/29(金) 00:02:31.90 ID:SKJqqzZh0
シュバッ シュバッ

ババババ ガッ ガガガッ

ティエルノ「な、何をやってるのか全然見えないよ!」

コルニ「すごい…!どちらもまったくの互角の攻防だわ!!」

トロバ「え…見えるのですか?」

メガシンカおやじ「いやはや…まさかこれほどの戦いができるトレーナーが二人もおるとは…)」

メガシンカおやじ「(ストーンとリングが二つあれば、喜んであの二人に譲ってやれるものを……)」

304: 2013/11/29(金) 00:03:03.30 ID:SKJqqzZh0
カメール「波ぁーーーーーっ!!!」

アブソル「!」

シャッ

ドグォーン

メガシンカおやじ「お願いだからウチの塔を壊さんでくれー!」

トロバ「いくらこっちには当てないように意識してるとはいえ…これじゃそのうち、こっちが巻き込まれますよ!」

セレナ「ふいうちよ!」

305: 2013/11/29(金) 00:05:19.08 ID:SKJqqzZh0
アブソル「クァ!!!」ギャオッ

ドガッ

カメール「グエっ!」

ピッコロ「急所か!」

セレナ「相当なダメージを喰らったようね。次の攻撃で持つかしら?」

ピッコロ「ふん、これくらいでいい気になってもらっては困るな」

306: 2013/11/29(金) 00:06:05.57 ID:SKJqqzZh0
カメール「(は、腹をモロに喰らった……)」ゲホゲホ

カメール「(なかなかやりおるな……小娘)」

アブソル「(当然よ。あんたみたいなジイさんに簡単にはやられはしないさ)」

アブソル「(けど、次の攻撃を喰らったらジイさん氏ぬよ?それでも……続きやんの?)」

カメール「(当たり前じゃ。ピチピチギャル達をいっぱいパフパフするまでくたばってたまるか)」スッ

アブソル「(そうこなくっちゃ)」スッ

307: 2013/11/29(金) 00:07:00.43 ID:SKJqqzZh0
トロバ「二匹とも、構えてる…」

セレナ「(もう一度当てれば勝てる…アブソル、あなたを信じるわ……)」

ピッコロ「(もしヤツの攻撃をマトモに喰らえば、完全にアウト…)」

ピッコロ「(ならば、この一撃にかけるしかないか…!)」

セレナ「ふいうち!!」

ピッコロ「アクアジェット!!」

308: 2013/11/29(金) 00:09:48.12 ID:SKJqqzZh0
ダッ バッ

アブソル「クアァァァ!!!!!」

カメール「てえぇーーーいっ!!!!!」

ズガッ バキッ

トロバ「あ、相討ち!?」

309: 2013/11/29(金) 00:10:23.46 ID:SKJqqzZh0
ドサッ ズサ

カメール「………」

アブソル「………」

ピッコロ「………」

セレナ「………」ゴクッ

サナ「ど、どっちが勝ったの…?」

ムクッ

310: 2013/11/29(金) 00:14:00.22 ID:SKJqqzZh0
カメール「(か…)」

カメール「(勝っちゃったもんねー!!!)」

メガシンカおやじ「勝負アリ!この勝負、ピッコロの勝ちっ!!!」

ワァー!!!パチパチパチ

ピッコロ「よくやった。カメール」

カメール「(ごほうびにセレナちゃんやコルニちゃんに…)」

ピッコロ「調子にのるな」ゴツッ

カメール「」

311: 2013/11/29(金) 00:14:52.74 ID:SKJqqzZh0
ピッコロ「(ギリギリの戦いだった…、カメールの特性『げきりゅう』が威力を増したおかげでヤツを一撃喰らわすことが出来た…)」

セレナ「アブソル、お疲れ様。ゆっくり休んでね」

セレナ「………」

サナ「セレナ…」

ピッコロ「(セレナ…お前は大したヤツだ。孫ではないが、こんなにワクワクするのは久しぶりの気分だったぜ)」

セレナ「あなたは…いえ、あなた達の絆は強いのね…」

ピッコロ「お前も相当なモノだ。これで俺もコイツらを更にもっと強くさせるきっかけができた」

セレナ「負けてくやしいけど……ピッコロさんなら、絶対にメガシンカを使いこなせるわ!」

312: 2013/11/29(金) 00:16:00.18 ID:SKJqqzZh0
パチパチパチ

コルニ「ポケモン勝負だから、勝ち負けもあるけど…どちらのポケモンもトレーナーもステキだったよ!」

コルニ「メガシンカはあくまでポケモンを強くする一つの手段に過ぎないの。メガシンカをせずともポケモンの強さを引き出すトレーナーは多くいるでしょ?」

メガシンカおやじ「塔の中はメチャクチャになっちゃったけど、素晴らしい戦いだったぞ」

メガシンカおやじ「さて、ピッコロ君。次はジムリーダー、コルニに挑むのだ!まごに勝って、継承者の資格を得るのだ!」

コルニ「アタシのルカリオに気に入られたフシギなトレーナーさん!」

コルニ「あなたが継承者に挑むのに相応しいトレーナーか……ポケモンジムで待ってるからね!」

コルニ「セレナちゃん達も挑戦してね!」

スイー

313: 2013/11/29(金) 00:16:52.31 ID:SKJqqzZh0
セレナ「ピッコロさん、私もコルニさんに勝てるようにもっと私もポケモン達鍛えるわ」

セレナ「次こそはピッコロさんに勝って最高のトレーナーをめざすから!」ダッ

ピッコロ「ああ、楽しみにしているぞ」

サナ「そっかー博士もおっしゃってたもんね。最高のトレーナーをめざしてポケモンとの旅を楽しんでって」

トロバ「ティエルノさん。僕らも最高のトレーナーをめざしませんか?」

ティエルノ「オーライ!サイコー!めざそーよ!」

ティエルノ「じゃあ、サナぴょんにピッコロさん、また会おうねえ!」

メガシンカおやじ「ワザワザ比べなくとも人もポケモンもみんな違う」

メガシンカおやじ「それでも競いあって互いに高め合うことが出来る相手がいるのは幸せよな」

314: 2013/11/29(金) 00:18:13.02 ID:SKJqqzZh0
サナ「セレナってこれからもピッコロさんと競いあって強くなっていくと思うの!」

サナ「みんなで旅をして良かったね♪」

サナ「あたしも最高のトレーナーになれるかわからないけど、あたしと旅をしてくれてるポケモンたちの為にもガンバってみる!」

サナ「ピッコロさん、またね!」

ピッコロ「(競いあって強くなるか……)」

ピッコロ「(俺も元の世界にいた時は孫やベジータと競いあってた)」

ピッコロ「(だが、ヤツらサイヤ人は俺のその一歩を更に超えて強くなり続けてきた……悟飯でさえも)」

ピッコロ「(俺は互いに高め合うことが出来るライバルがいるからここまで強くなれた。この世界でも)」

ピッコロ「(いつ元の世界に帰れるのかもわからない……ならば、それまでめざしてみるか。最高のトレーナーとやらに…)」

325: 2013/12/01(日) 02:10:33.96 ID:btis8+8U0
シャラシティ

ピッコロ「やっと着いたか…」

ピッコロ「ん!?」

コルニ「とうっ!」

スタッ クルクルクル ビシッ バッ

コルニ「コルニ、参上ッ!!!」

ピッコロ「………」

ピッコロ「(この世界の連中は何故おかしなポーズをとりたがるヤツが多いんだ…?)」

コルニ「なーんてね♪どうだった?アタシのファイティングポーズは」

ピッコロ「わ、悪くはない。それよりもバトルをだな…」

コルニ「うん!わかってるよ。さっさとはじめよ!」

326: 2013/12/01(日) 02:11:32.11 ID:btis8+8U0
コルニ「じゃあ、いくよ!コジョフーちゃん!」バッ

ポンッ

コジョフー「コジョッ!」

ピッコロ「(ルカリオの気を感じない…アイツは連れていないのか?)」

ピッコロ「サーナイト!ゆけっ!!」バッ

サーナイト「サーナ」

コルニ「へぇ、あなたのキルリア進化したんだ?」

ピッコロ「コイツはお前のタイプの天敵なようだが、どうする?」

327: 2013/12/01(日) 02:12:25.19 ID:btis8+8U0
コルニ「もちろん、攻撃よっ!コジョフー、きあいだま!」

コジョフー「コジョ!」ズアッ

ピッコロ「(よけろ!)」

サーナイト「(はい!)」サッ

ピッコロ「サーナイト!エナジーボール!!」

サーナイト「サーナ!!」ズアッ

328: 2013/12/01(日) 02:14:12.53 ID:btis8+8U0
コルニ「見切って!」

コジョフー「コジョフ!」シャッ

ピッコロ「いい動きだ。だがこれはどうかな?サーナイト!おんがえし!!」

サーナイト「サーナ!」ギャンッ

コジョフー「コジョッ!!」ドガッ

サーナイト「(うしろ!)」シャッ

329: 2013/12/01(日) 02:14:47.98 ID:btis8+8U0
コジョフー「!」

バキッ

ドゴンッ

コジョフー「………」

コルニ「コジョフー、もどって!」

コルニ「(まずいな…ただでさえキルリアの時でも強かったのに、サーナイトなったらそれ以上なんだもん…!)」

コルニ「(でも、こういう時だからこそワクワクするのよね!)」

330: 2013/12/01(日) 02:15:50.67 ID:btis8+8U0
コルニ「ゴーリキー、出番よ!」バッ

ポンッ

ゴーリキー「ウー!ハー!」

ピッコロ「スピードタイプの次はパワータイプか…」

ピッコロ「だが、パワーはこちらとて負けん!サーナイト、サイコショック!!」

サーナイト「サーナ!!」ズアッ

331: 2013/12/01(日) 02:17:26.68 ID:btis8+8U0
パラパラ…

ゴーリキー「グフフ」ニヤッ

サーナイト「!?」

ピッコロ「何!?」

コルニ「エスパー対策用のウタンのみが役に立ってくれたようね…次はこっちの番よ!」

332: 2013/12/01(日) 02:18:14.31 ID:btis8+8U0
コルニ「ゴーリキー、ローキック!!」

ゴーリキー「ウガッ!」シャッ

ドガッ

サーナイト「ッ!?」よろっ

コルニ「(サーナイトは防御値が低い…いくらかくとう技に強くたって何度も喰らえばひとたまりもないわ…)」

コルニ「これですばやい動きが出来なくなったね。ゴーリキー、インファイト!」

ゴーリキー「ゴーっ!!」ギャオッ

333: 2013/12/01(日) 02:20:26.08 ID:btis8+8U0
サーナイト「!?」

ゴーリキー「ガッ!!!」

バキッ 

ゴーリキー「ウゴー!!!」

ズバババ

サーナイト「カ……!」

ゴーリキー「グオオオっ!!!!」

ズン

サーナイト「ガハッ!」グラッ

334: 2013/12/01(日) 02:21:44.43 ID:btis8+8U0
ピッコロ「サーナイト!!」

サーナイト「サー…ナ…」ガクガク

ピッコロ「(サーナイト、もういい!無理をするな!これ以上喰らったら、お前が持たんぞ!)」

サーナイト「(ありがとう…ございます…ピッコロ様…でもワタシ、まだガンバれます…!)」

ピッコロ「サーナイト、お前…!」

コルニ「そんな…ゴーリキーの攻撃をあんなに喰らったのにまだ立っていられるなんて…」

サーナイト「(ピッコロ様のためにも……!!!)」

サーナイト「ハァーーーーーーー!!!」ゴアッ

ゴーリキー「ゴォ!?」

コルニ「根性で立ちなおった!?それにしても、すごいオーラ…!」

335: 2013/12/01(日) 02:23:33.71 ID:btis8+8U0
ピッコロ「(サーナイト……お前がそこまで、俺のために戦ってくれることはな…)」

ピッコロ「サーナイト!エナジーボールだ!!」

サーナイト「波ぁーーーーーーーーー!!!」ズオッ

ゴーリキー「!?」カッ

ドオォォォン

コルニ「ゴーリキー!」

336: 2013/12/01(日) 02:25:27.65 ID:btis8+8U0
ゴーリキー「グフ……」バタッ

コルニ「ゴーリキー、もどって!」

コルニ「(忘れてた…!ピッコロとポケモン達の絆の深さを…)」

ピッコロ「サーナイト、よくやった。あとは他のヤツに任せて、ボールの中にもどれ」

サーナイト「(はい)」コクッ

コルニ「(サーナイトをもどした…次を出すとしたらカメールかハリボーグか…)」

337: 2013/12/01(日) 02:26:02.08 ID:btis8+8U0
ピッコロ「ハリボーグ!ゆけっ!!」バッ

ポンッ

ハリボーグ「ボーーーっ!!!」

コルニ「ルチャブル、頼んだわ!」バッ

ポンッ

ルチャブル「ルチャ!」ビシッ

338: 2013/12/01(日) 02:28:03.84 ID:btis8+8U0
ピッコロ「翼がある……ということはコイツはひこうタイプか…?」

コルニ「ふふふ、それもあるけどそれだけじゃないのよ…」

ルチャブル「ルチャ!」ギャウッ

ハリボーグ「ボッ!?」

ピッコロ「早い!(といっても俺からは普通に見えるが…)」

コルニ「アタシのルチャブルは世界一のスピードを持ってる…ってわけじゃないけど結構素早いんだよ?」

339: 2013/12/01(日) 02:29:03.83 ID:btis8+8U0
コルニ「しかもひこうタイプだから、常に飛ぶことだって出来るのよ。陸上タイプのハリボーグに捉らえられるかな?」

ピッコロ「ふっ、問題ないな」

コルニ「え?」

ピッコロ「ハリボーグ、お前も飛べ!」

ハリボーグ「ボー!!」ふわっ

コルニ「!?」

コルニ「あ、あなた…ハリボーグに何を教えたの…?」

ピッコロ「なに…コイツらにちょっとコツを教えただけさ」

340: 2013/12/01(日) 02:29:36.69 ID:btis8+8U0
コルニ「コイツらって……でも、それで対等になったと思わないで!ルチャブル、こうそくいどう!」

ルチャブル「ルチャ!!」シャッ

シャッ シャッ

ハリボーグ「ボ、ボー…!」キョロキョロ

ピッコロ「落ち着け、ハリボーグ!冷静に判断すれば、捉えられんような相手ではないはずだっ!!」

ハリボーグ「ボー!」コクッ

341: 2013/12/01(日) 02:33:20.67 ID:btis8+8U0
ピッコロ「ハリボーグ、お前が修行で編み出した技を見せてやれ!」

コルニ「編み出した技…?」

ハリボーグ「ボー!!!」スッ

ブウゥゥン

コルニ「(はっぱカッター!?違う…葉が円盤のように集まっている…!」

ピッコロ「今だ!」

ハリボーグ「(葉円斬!)」ギャンッ


葉円斬

タイプ:くさ 分類:物理 威力:100 命中:80 

はっぱカッター(ちなみにハリマロンは、はっぱカッターを覚えない)に気を集めさせて
作られたハリボーグ専用の必殺技。威力は高いが結構よけられやすい。
その反面、相手の防御値に関係なくダメージをあたえることができる。

342: 2013/12/01(日) 02:34:39.85 ID:btis8+8U0
ルチャブル「ルチャ!」バッ

ギャルルルル

コルニ「(早い…!あんなのを喰らえばひとたまりもない!)」

コルニ「ルチャブル、よけるのよ!」

ルチャブル「ルチャっ!」サッ

ザンッ

343: 2013/12/01(日) 02:35:36.95 ID:btis8+8U0
ルチャブル「ル、ルチャ…?」

ハリボーグ「」ニッ

コルニ「軌道が反れた……?」

ピッコロ「(さすが、ハリボーグだ。弱点である命中率を克服させてあるとはな…しかも急所をはずしてある)」

ルチャブル「ル、ルチャ~!!」ボタッ ボタッ

ハリボーグ「(うぇ!耐えてる!?しかも、結構怒ってる…)」

コルニ「ピッコロ…あなたってフシギで面白いトレーナーだね。アタシが予想つかないようなことばかり起こすんだもの!」

コルニ「でも、急所をわざとはずしたのが裏目に出たようだね!フライングプレス!」

344: 2013/12/01(日) 02:36:05.16 ID:btis8+8U0
ルチャブル「ルチャ!」

ババッ

ハリボーグ「!?」

ドスーン

ルチャブル「ルチャ…」ニヤリ

ハリボーグ「………」し~ん

コルニ「ルチャブルのフライングプレスをマトモに喰らえばひとたまりもないわ。くさタイプならなおさらね…」

345: 2013/12/01(日) 02:37:39.93 ID:btis8+8U0
ピクッ

ルチャブル「!?」

ムクッ

コルニ「ま、まさか…!?」

ハリボーグ「(効いたぁ~!)」ゲホッ ゲホッ

コルニ「こうかはバツグンのはずなのに、耐えた…!?」

ピッコロ「残念だったな…コイツは他のヤツらよりも多少、丈夫に育っててな…」

ピッコロ「(だが、次の攻撃を喰らえば確実にオダブツだな…葉円斬は既にパターンを読まれている…ならば!)」

ピッコロ「(ザクロ!お前の攻撃を借りるぞ!)」

346: 2013/12/01(日) 02:39:10.32 ID:btis8+8U0
ピッコロ「がんせきふうじだ!」

ハリボーグ「ボー!!!」ババババババッ

コルニ「いわタイプの攻撃!?」

ルチャブル「ルチャッ!!!」ガッ ガッ ガッ

ルチャブル「ル、ルチャ……」ヒューン

ドサッ

コルニ「ルチャブル、もどって!」

ピッコロ「よくやった。ハリボーグ」

ハリボーグ「ボッ!?」

ピッコロ「ハリボーグ?まさか…」

347: 2013/12/01(日) 02:39:56.19 ID:btis8+8U0
テロテロ!テントンテントンテントテントン

ピカー

ピッコロ「ついに来たか…」

ブリガロン「ガロン!」

おめでとう!ハリボーグはブリガロンに進化した!

コルニ「ハリボーグも進化したんだね…」

コルニ「(まさか…ピッコロのポケモンを一体も倒せずに終わるなんて…)」

ピッコロ「コルニ…?」

348: 2013/12/01(日) 02:40:27.46 ID:btis8+8U0
コルニ「参りました!」バサッ

ピッコロ「!?」

コルニ「シャラシティジムリーダーのコルニ、あなたの力量を認め、これを進呈いたします」サッ

コルニ「……なーんてね!ハイ、どうぞ!」

ピッコロはコルニからファイトバッジとわざマシン98をもらった!

ピッコロ「(コイツのキャラが掴めん…)」

ピッコロ「ところで、メガリングの方は…?」

349: 2013/12/01(日) 02:41:39.13 ID:btis8+8U0
ペコッ

コルニ「まず、あなたに謝るわ」

ピッコロ「?」

コルニ「メガリングを渡すのはマスタータワーのてっぺんです」

ピッコロ「さっきの所へもどるのか…」

コルニ「次にお願いがあります」

コルニ「メガシンカを使えるもの同士のポケモン勝負をさせてください!」

コルニ「マスタータワーのてっぺんでルカリオと共に待ってるね!」

ピッコロ「(なるほどな、手持ちの中にルカリオがいなかったのはそのせいか…)」

350: 2013/12/01(日) 02:42:41.09 ID:btis8+8U0
マスタータワー

メガシンカおやじ「おう、ピッコロか!塔のてっぺんでコルニが…いや、メガシンカの継承者がお前を待っているぞ!」

ピッコロ「あのてっぺんだな…」

ブワッ

メガシンカおやじ「え!?」

メガシンカおやじ「……最近はトレーナーがそらをとぶを使えるようになったのかな…?」ポカン

351: 2013/12/01(日) 02:43:38.99 ID:btis8+8U0
マスタータワー 塔のてっぺん

ピッコロ「来たぞ」

コルニ「………」

コルニ「空を見てるとね、心がフワッとして…ポケモンもアタシも何でも出来そうで…好きなんだ!ココ」

コルニ「ごめんね!ピッコロ、ワザワザここまで来させて…」

コルニ「高みをめざす気持ちを忘れないようにってことで、メガリングはココで渡す決まりなの!」

ピッコロ「気にするな。それよりもそのメガリングとやらを見せてもらおうか」

コルニ「これがそうよ。ハイ!このリングを左手につけてね!」

352: 2013/12/01(日) 02:44:20.13 ID:btis8+8U0
ピッコロは左手にメガリングを装着した!!

スチャ

ピッコロ「思ったよりシンプルなデザインだな」

コルニ「メガシンカさせたいポケモンにメガストーンを持たせるの!」

コルニ「そして、ポケモンを勝負に出せばおのずとメガシンカの兆しがみえるはず!」

ピッコロ「しかし、俺はメガストーンで進化できるポケモンなど持っていないが…」

ルカリオ「くぉんっ!」スタスタ

353: 2013/12/01(日) 02:45:25.12 ID:btis8+8U0
コルニ「ルカリオ!?」

ピッコロ「お前は…」

コルニ「もしかして、ルカリオ…ピッコロと一緒に戦いたいの?」

ルカリオ「くぁんっ!」コクッ

コルニ「まさかアタシとではなく、旅のトレーナーさんとの絆の方が強いなんてね。良いんだか悪いんだか…」

コルニ「…やっぱり、ピッコロってホントに面白いトレーナーね!」

コルニ「ねぇ、アタシのルカリオと一緒に戦ってあげて!アタシもルカリオで戦うから!」

ピッコロ「いいのか?お前のポケモンだぞ?」

354: 2013/12/01(日) 02:46:05.99 ID:btis8+8U0
コルニ「二体ともルカリオナイトを持ってるし、ちょうどいいでしょ?1対1の勝負をしましょ!」

ピッコロ「ルカリオ、俺の下で戦うつもりなら覚悟しておけよ。お前の主人のポケモンと戦うのだからな」

ルカリオ「くぉん!」コクっ

コルニ「自分の兄弟に負けたくないのか、好みの波動を出すあなたを気に入ったのか、よくわからないけれど…」

コルニ「じゃあ、始めようか……」

ピッコロ「………」

ピッコロ「(跳ねっ返り娘かと思ってたが、ヤツの目つきが今、戦士の目になっている…)」

355: 2013/12/01(日) 02:47:14.33 ID:btis8+8U0
コルニ「行くよ、ルカリオ……!」

ピッコロ「(お互いのルカリオの気がどんどん高まっている…)」

コルニ「命、爆発っ!!!!!」バッ

相手のルカリオのルカリオナイトとコルニのメガグローブが反応した!

カッ

メガルカリオ(兄)「くぉおおおお!!!」ズウゥゥゥン

相手のルカリオはメガルカリオにメガシンカした!

ピッコロ「(気が大幅に跳ね上がっている…!これが…メガシンカか!)」

356: 2013/12/01(日) 02:48:29.89 ID:btis8+8U0
ピッコロ「ならば、ゆくぞっ!ルカリオ!!!」

ルカリオ(弟)「くぉん!」

ルカリオのルカリオナイトとピッコロのメガリングが反応した!

バッ 

ピッコロ「お前の力を見せてやれっ!!!」カッ

ゾワッ

メガルカリオ(弟)「くぉおおおお!!!」ズウゥゥゥン

ルカリオはメガルカリオにメガシンカした!

357: 2013/12/01(日) 02:49:12.99 ID:btis8+8U0
ルガメカリオ(弟)「(兄さん、今こそあなたを超えてみます!)」スッ

メガルカリオ(兄)「(ならば、俺を頃すつもり全力で来いっ!!」スッ

ピコルニ「ルカリオ!!」

ピコルニ「グロウパンチ!!!」






―――――

メガルカリオ(兄)「(く、クソッタレ…)」

メガルカリオ(弟)「(か、勝った…)」

バタッ

コルニ「また、負けか…」

ピッコロ「何とか、勝ったか…」

358: 2013/12/01(日) 02:50:32.12 ID:btis8+8U0
コルニ「メガルカリオ同士の全力を尽くした戦い…!あなたなら絆の力でメガシンカを使いこなせるよっ!」

ルカリオ(兄)「くわんぬ!」

コルニ「よければ…あなたの旅にルカリオを連れて行かない?あなたとのコンビもばっちりだしね!」

ルカリオ(弟)「くぉーん!」

ピッコロ「………」

359: 2013/12/01(日) 02:51:22.47 ID:btis8+8U0
ピッコロ「………せっかくだが、俺はコイツを連れて行くつもりはない」

コルニ「えっ」

ピッコロ「戦っててわかったが……このルカリオは相当な力を持っている。俺が育てる余地はもうない」

ピッコロ「コイツは俺を気に入ってるようだが…俺は俺自身で自分のポケモンを一から育てたいんだ」

コルニ「……そうなんだ。ルカリオとあなた、結構お似合いだと思ったのに…」

ピッコロ「すまんな、お前の好意を踏みにじってしまって…」

コルニ「気にしないで!アタシもルカリオ達もこれからどんどん修行するつもりだったんだから!」

ヤンチャム「(ほっ)」

360: 2013/12/01(日) 02:53:15.91 ID:btis8+8U0
コルニ「あ、そうだ。ピッコロにこれを渡しておかないと」ゴソゴソ

コルニ「ハイ、これ」

ピッコロ「これは……ティエルノが拾った石じゃないか?」

コルニ「そう、でもタダの石じゃないよ。それはメガストーンの一つ、『サーナイトナイト』なの」

ピッコロ「サーナイト!コイツもメガシンカするのか…」

ピッコロ「だが、お前の祖父は何故これがタダの石だとウソをついてたんだ?」

コルニ「本当はコレを直接あなたに渡しておきたかったの。ちょうどキルリアを持っていたからね」

コルニ「でも、あの子たちの手前、あなただけに渡すわけにはいかないと思った。だからおじいちゃんはあえてあなたに渡さずにウソをついたわけ」

ピッコロ「そうだったのか……コルニ、お前には色々と世話になったな。このリングとストーンはありがたく頂こう」

ピッコロはメガリングとサーナイトナイトを手に入れた!

361: 2013/12/01(日) 02:54:14.12 ID:btis8+8U0
コルニ「ピッコロ、もう行っちゃうの?よかったらウチで泊まっていかない?」

ピッコロ「悪いが…俺は先を急ぐ。お前達にこれ以上迷惑をかけるつもりはない」

コルニ「そっか…もしアタシやルカリオの力が必要になったら、いつでも来て!ルカリオもきっと喜ぶわ!」

ピッコロ「ああ、その時はよろしく頼む」

ルカリオ(弟)「くぉん!」

ピッコロ「ルカリオ、これからも修行を怠るなよ。じゃあな」

ルカリオ(弟)「くぅん…」

コルニ「ガッカリしないで、ルカリオ。ピッコロにはきっとまた会えるよ」

コルニ「さあ!アタシ達もピッコロに負けないで修行するよ!」

ルカリオ(弟)「あおん!」コクッ

362: 2013/12/01(日) 02:56:12.99 ID:btis8+8U0
12番道路

ピッコロ「この先は海か…」

「ねえ…」

ピッコロ「誰だ?」

えんじ♂「ミドリのおじさん…トレーナーでしょ?」

ピッコロ「子どもか……何故俺がトレーナーとわかった?」

えんじ♂「さっき、コルニおねえちゃんとたたかってるトコロをみたんだ」

えんじ♀「ねえ、このおじさんならわたしてもダイジョーブかな?」

363: 2013/12/01(日) 02:57:40.72 ID:btis8+8U0
ピッコロ「何が大丈夫なんだ?」

えんじ♀「これ」

ピッコロ「これは…タマゴか?」

えんじ♂「うん。ポケモンのタマゴだよ」

えんじ♀「このまえね、とおいトコロからきたオトモダチからもらったんだけど…」

えんじ♂「ボクらのおとーさんやおかーさんがね、ポケモンがきらいでこのタマゴをすてるようにいわれたの…」

ピッコロ「要するに……俺にそのタマゴを引き取ってほしいということか?」

えんじ♂「うん。おじさん、コルニおねえちゃんにカツぐらいつよいんだから、きっとタマゴのなかのポケモンもよろこぶとおもうんだ」

えんじ♀「おねがい!このタマゴ、おじさんにもらってほしいの!」

364: 2013/12/01(日) 02:58:15.31 ID:btis8+8U0
ピッコロ「……わかった、俺が引き取ろう」

えんじ♂「ホント!?」

ピッコロ「だが、お前達の両親には俺に渡したということは喋るな。いいな?」

えんじ♂「うん!わかった!!」

えんじ♀「おじさん、ありがとう!!」

えんじ♂「そうだ!おじさんにこれあげる!」

ピッコロはせんせいのツメを手に入れた!

365: 2013/12/01(日) 02:59:18.25 ID:btis8+8U0
ピッコロ「これは…?」

えんじ♂「よくわかんないんだけど、ポケモンにもたせるとね、とってもはやくコウゲキできるようになるんだって!」

ピッコロ「このツメがか…?」

えんじ♀「ミドリのおじさん、またね!」

えんじ♂「ポケモントレーナー、がんばってね!」

タッタッタッタッ

ピッコロ「(……小さい頃の悟飯を思い出すな…)」

ピッコロ「(っと、感傷に浸っている場合じゃないな。先を急ごう)」

366: 2013/12/01(日) 02:59:53.01 ID:btis8+8U0
ヒヨクシティ

ピロロロ!ピロロロ!

ピッコロ「この音は…?」

ピッコロ「ホロキャスターか。受信したのか?たしかこれ押すと…」ピッ

ブオォン

セレナ「ハーイ、ピッコロさん」

ピッコロ「セレナか…」

セレナ「ヒヨクシティのジム前でポケモン勝負をしましょう。準備しておいてね」

ピッコロ「(セレナのヤツ、どれほど腕を上げたか…)」

367: 2013/12/01(日) 03:01:46.27 ID:btis8+8U0
ヒヨクシティ ジム前

ピッコロ「まさか、博士とカルネに会うとはな…」

ピッコロ「しかし…このひでんマシン02(そらをとぶ)はどうしたのものか…」

セレナ「ピッコロさーん!」

セレナ「待たせたわね。準備の方はもういい、って……あら?」

セレナ「ピ、ピッコロさん、そのタマゴ…まさか自分で産んだの?」

ピッコロ「産めるかっ!!!」

セレナ「冗談よ。ピッコロさんがタマゴを産めるわけないじゃない」

ピッコロ「俺の父はタマゴを産めたがな」

セレナ「え?」

ピッコロ「いや、何でもない」

368: 2013/12/01(日) 03:04:13.21 ID:btis8+8U0
セレナ「私がピッコロさんに会いたかった理由はね、メガシンカを見せてほしかったの」

セレナ「もちろん、使うかどうかはピッコロさん次第なんだけど…ポケモントレーナーとしてポケモンのすごさを知りたいの」

ピッコロ「いいだろう。お前との勝負ついでにメガシンカの方も見せてやろうではないか」

セレナ「ありがとう、ピッコロさん。じゃあ、早速始めましょ!」

セレナ「出番よ!マフォクシー!!」バッ

ポンッ

マフォクシー「マフォ!!」

369: 2013/12/01(日) 03:05:26.85 ID:btis8+8U0
ピッコロ「お前のテールナーも進化したか」

セレナ「ええ、ここまで色んなトレーナー達と戦ってきたんだから」

ピッコロ「では、俺もいくか。ゆけ!サーナイト!!」バッ

ポンッ

サーナイト「サーナ!」

ピッコロ「では、ゆくぞ!」

バッ 

ピッコロ「お前の力を見せてやれっ!!!」カッ

サーナイトのサーナイトナイトとピッコロのメガリングが反応した!

ゾワッ

メガサーナイト「サーナー!!!」ズウゥゥゥン

サーナイトはメガサーナイトにメガシンカした!

370: 2013/12/01(日) 03:07:02.67 ID:btis8+8U0

セレナ「すごい……これがメガシンカ……」

ピッコロ「(サーナイトの気が以前よりも比べ物にならんくらい上がっている……どれほどの力なのか見せてもらおう)」

セレナ「私のポケモンで太刀打ちできるかわからないけど…でも勝ってみせる!メガシンカに頼らなくたって!」

ピッコロ「簡単には勝たせんぞ!」

セレナ「マフォクシー、マジカルフレイム!!!」

ピッコロ「サーナイト、エナジーボール!!!」

381: 2013/12/03(火) 23:25:19.84 ID:uWLZAM4E0
サンダース「ダース…」バタッ

セレナ「サンダース!もどって!」

セレナ「そんな…」

セレナ「私のポケモン達が、あっさりと…」

ピッコロ「よくやったサーナイト、もどれ!」

ピッコロ「(たった一体でセレナのポケモンを…これがメガシンカの力なのか…)」

セレナ「私は…もうピッコロさんに勝つことが出来ないの?」

ピッコロ「セレナ、それは違うぞ。お前はまだ――」

セレナ「どう違うというの!?私とピッコロさんにここまで実力差が出ているのよ!」

382: 2013/12/03(火) 23:26:51.61 ID:uWLZAM4E0
セレナ「でも……いつか絶対にピッコロさんを追い抜いてみせるわ!メガシンカが使えなくたって…!」

ダッ

ピッコロ「セレナ……」

ピッコロ「(メガシンカ……異世界のモノに手を出してしまったコトがそもそも間違いだったのか…?)」

ピッコロ「(……考えても仕方あるまい…ジムに挑戦するか)」

383: 2013/12/03(火) 23:28:18.73 ID:uWLZAM4E0
ヒヨクジム 

ピッコロ「ココはなんとなくナメック星に似てるな…よし」

――――

老人「ZZZZZZ」

ピッコロ「おい」

老人「ん?ゲゲッ!み、緑色!?そ、そうか…キミが最近ウワサの緑のトレーナー、ピッコロ君だな?」

ピッコロ「そうだ。あんたがここのジムリーダーのフクジだな?」

フクジ「いかにも。ワシがホラ【フクジ】イさんフクジじゃ」

フクジ「プッ、ププププ!どうじゃ?今のシャレ、中々よかったろ?」

ピッコロ「………」

フクジ「な、なんじゃ?急に渋い顔をしおって…よく聞こえてなかったのか?」

ピッコロ「(界王様と同レベルの人間がいるとはな…)」

384: 2013/12/03(火) 23:30:47.59 ID:uWLZAM4E0

ピッコロ「アンタにバトルを挑戦しに来た」

フクジ「へ?ワシのシャレを聞きに来たのではないのか?」

ピッコロ「違うっ!!」

フクジ「なーんだ…まあ、よかろう。コルニ達に勝ったほどの実力じゃ。さぞ楽しませてくれるだろうな」

フクジ「金髪の女の子も強かったが、インパクトはキミの方が遥かにデカいな」

ピッコロ「御託はいい。さっさと勝負をしてくれないか?」

フクジ「せっかちなヤツじゃなあ……まあよい。ならアリーナの方へ行こうか」

385: 2013/12/03(火) 23:31:20.36 ID:uWLZAM4E0
フクジ「さて、まずはワタッコ、お前さんの出番だぞ!」

ワタッコ「ワタ」

ピッコロ「(俺の手持ちにはくさタイプに渡り合えるポケモンはいない…ココは一気に攻めるしかないな)」

ピッコロ「サーナイト!ゆけっ!」

サーナイト「サーナ!」

フクジ「ほお、そいつがキミのメガシンカするサーナイトか…」

ピッコロ「知っているのか?」

フクジ「さーなwww」

386: 2013/12/03(火) 23:32:43.81 ID:uWLZAM4E0
ピッコロ「………」

サーナイト「………」

フクジ「何なんじゃ!その目は!?トレーナーとポケモン揃って冷たい目をしおって!」

フクジ「ええい、もうよい!ワタッコ、とんぼがえりじゃ!」

ワタッコ「ワタ!」シュバッ

ガンッ

サーナイト「ッ!」

ピッコロ「むしタイプの技か!」

387: 2013/12/03(火) 23:34:45.28 ID:uWLZAM4E0
フクジ「ほお、よく勉強しとるな。ということはポケモンが入れ替わることも知っとるだろうな」

ワタッコ「ワタ」ポシュ

フクジ「よし、ご苦労さん。ゴーゴート、いけ!」

ポンッ

ゴーゴート「ゴー!」

フクジ「それじゃあ、ゴーゴーと行こうかの!?プッ!ププッ、最高~」

ピッコロ「………」

フクジ「ああもう!せめてクスリと笑わんかい!前の女の子だってワシを冷ややかな目で見たんだから!」

388: 2013/12/03(火) 23:35:36.50 ID:uWLZAM4E0
ピッコロ「すまんが…遊んでいるヒマはない。サーナイト、『ませんこう』を使え」

サーナイト「(ませんこう!!!)」サッ

フクジ「なんじゃ?その構えは…」

サーナイト「」ズオ

ゴーゴート「!?」カッ

ドゴーン

フクジ「………」ポカン


ませんこう 

タイプ:あく 分類:特殊 威力:100 命中:100 

言わずと知れた悟飯ちゃんの技
気功波の扱いに長けるサーナイトに伝授させた魔族系統の技

389: 2013/12/03(火) 23:37:00.02 ID:uWLZAM4E0
ゴーゴート「」プスプス

フクジ「一つ聞いていいかな?ワシのポケモン…生きてる?」

ピッコロ「安心しろ、手加減はしてある(本気を出せば会場が吹き飛ぶからな…)」

フクジ「は、はかいこうせんとよく似ているが…そんな技ってアリ?」

ピッコロ「気にするな。早くポケモンもどしてやるんだな」

フクジ「うん、まあ…そうじゃな。ゴーゴートもどれ!」

フクジ「(う~む…あんな型破りなトレーナーはじめて見たわい。こりゃガチでやらんとコッチがやられるぞ…)」

390: 2013/12/03(火) 23:39:00.40 ID:uWLZAM4E0
フクジ「よし!もう一度、ワタッコ、出てこい!」

ワタッコ「ワタ!」

フクジ「にほんばれじゃ!」

ワタッコ「ワタ」ボワッ

ピッコロ「(何だ…?ヤツの手から丸い光が…)」

フクジ「これが何かわかるかな?お日様じゃ…草タイプのポケモンがこれを浴びると、どうなるか見せてやろう…」

ブンッ

ワタッコ「(はじけてまざれっ!!!)」グッ

カッ

392: 2013/12/03(火) 23:40:32.91 ID:uWLZAM4E0
サーナイト「ッ!」

ピッコロ「(人工の太陽だと…!?)」

ピッコロ「いかん!サーナイト、ヤツが攻撃する前にしとめろ!」

サーナイト「(ませんこう!!)」ズア

ワタッコ「!!!」カッ

ズドーン

フクジ「もどれ、ワタッコ!」

フクジ「チッ、惜しかったのう…どんなモノか見せてやろうかと思ったのに」

393: 2013/12/03(火) 23:41:42.17 ID:uWLZAM4E0
フクジ「だが、ホントのお楽しみはこれからじゃ!ウツドン、出ろ!」

ウツドン「ウツドン!」

フクジ「さあ、お前のすばやさを見せてやれ!」

ウツドン「ドッ!!」シャッ

ピッコロ「アイツ、」

フクジ「さあ、ウツドン、ヤツの急所をねらい撃つドン!プププーーっ!」

ピッコロ「………」

フクジ「わかった。もう言わんから……」

394: 2013/12/03(火) 23:42:29.53 ID:uWLZAM4E0
フクジ「(まったくギャグのわからん男じゃ…)ヘドロばくだんを使え!」

ウツドン「マッ」ブバッ

サーナイト「!」

ドバン

サーナイト「サーナ……!」

ピッコロ「いかん!もどれ、サーナイト!」

395: 2013/12/03(火) 23:44:37.34 ID:uWLZAM4E0
フクジ「これでにほんばれの効果がわかったろう?『ようりょくそ』を持ったくさタイプのポケモンは日の光を浴びることによって2倍のスピードになるんじゃ」

ピッコロ「(サイヤ人が大猿になった時と少し似て…いや、似てないか)」

ピッコロ「(俺の手持ちは…カメールやヤンチャムにはくさタイプを対抗できるわざを持っていない…)」

ピッコロ「(くさタイプ……太陽……そうか!)」

ピッコロ「ブリガロン、出ろ!」バッ

ポンッ

ブリガロン「ガロン!」

フクジ「ほう、同じくさタイプを出してきたか…だが、ワシのウツドンはどくタイプのポケモンであることを忘れていないかな?」

396: 2013/12/03(火) 23:45:48.07 ID:uWLZAM4E0
フクジ「一気にいかしてもらうぞ!ウツドン、ヘドロばくだん!」

ウツドン「マッ」ブバッ

ピッコロ「よけろ!」

ブリガロン「ガロ」シャッ

ピッコロ「ソーラービームだ!!」

フクジ「ソーラービーム?そんなスキを作る技で………まさか!?」

397: 2013/12/03(火) 23:47:40.40 ID:uWLZAM4E0
ピッコロ「今だ!!!」

ブリガロン「波ぁーーーーーーーーー!!!!!」

ウツドン「」カッ

ドッゴーン

ピッコロ「(太陽を作ったことが裏目に出たな……コイツのソーラービームは相性など関係ないくらい強力なんだ)」

ウツドン「」プスプス

フクジ「ウツドン、もどれ!」

フクジ「くそぉ…勝ち目がないことはなんとなくわかってたが、手前の技で首を絞めることになるとはな…」

398: 2013/12/03(火) 23:53:56.72 ID:uWLZAM4E0
ピッコロ「では、約束のモノを渡してもらおうか」

フクジ「おっと!その前にお前さんには一つ条件がある!」

ピッコロ「な、なんだ?一体…」

フクジ「お前さんはワシのシャレをクスリとも笑わんかった。そんな性格の悪いヤツにバッジを渡していいかどうか…」

ピッコロ「な、何だと…?」

フクジ「そこで、お前さんにはポケモンのシャレを一つ言ってもらおう!もしワシを笑わすことが出来たら晴れてバッジを渡そう!」

ピッコロ「む、ムチャクチャだ…」

399: 2013/12/03(火) 23:57:41.16 ID:uWLZAM4E0
フクジ「ほれほれ、どうした?早く言わんとまた挑戦し直すことになるぞ」

ピッコロ「(なんてジジイだ…これなら界王様の方がまだマシだ……)」

ピッコロ「(シャレか…しかもポケモンのシャレとはな…ムチャクチャいいやがる)」

ピッコロ「(俺の図鑑にあったポケモンには……よし、コイツでいこう)」

ピッコロ「フシギダネって、とってもフシギダネ!」

フクジ「!!!!!」ドーーーーーーン

フクジ「フシギダネって、とってもフシギダネ………プッ、ププッ」

ピッコロ「………」

400: 2013/12/04(水) 00:01:26.93 ID:kqhvlzx40
フクジ「うひひひ……お前さん、なかなかやるなー、これは盲点じゃったわい」

フクジ「まあ、バッジを渡さんというのはタダの冗談じゃ。別に言えなくとも渡すつもりじゃよ」

ピッコロ「おい」

フクジ「そ、そんな怖い顔せんでくれ…」

フクジ「ほれ、コレがプラントバッジとわざマシン86『くさむすび』じゃ」

ピッコロ「まったく…」

ピッコロはフクジからプラントバッジとわざマシン86をもらった!

401: 2013/12/04(水) 00:02:42.59 ID:kqhvlzx40
フクジ「ところで…お前さん、何故そのサーナイトをメガシンカさせなかったんじゃ?」

ピッコロ「……進化させる必要はないと思っただけだ」

フクジ「…ウソじゃな。さっきお前さんが女の子とバトルしてた後に揉めてたとこを見たぞ?」

ピッコロ「覗いてたのか…」

フクジ「当たり前じゃ。こんな高い場所にいれば、よーく見えるわい」

フクジ「それにしてもスミに置けんの!あんなカワイイ子を泣かすとはな!」

ピッコロ「お前は何を言ってるんだ」

フクジ「ジョークも通じんヤツじゃな…ま、それは置いといて…」

402: 2013/12/04(水) 00:04:28.71 ID:kqhvlzx40
フクジ「さしずめ、あの女の子のことで気を使ってメガシンカを使わなかったのじゃろ?」

ピッコロ「………」

フクジ「図星か。気持ちはわからんでもないが……だからといって、相手のことを気を使いすぎて実力を出さんというのは相手に失礼とは思わんか?」

ピッコロ「……たしかにそうだが」

フクジ「戦ってわかったが、あの女の子もお前さんも相当な実力じゃ。ハッキリと言えば同じくらいと言っていい」

フクジ「ま、実力はお前さんの方がチーっとばかし上だがな…」

フクジ「じゃが!メガシンカなんぞポケモンの能力を高める一つの方法に過ぎん。そんなものでトレーナーの実力が決まるわけではない」

フクジ「今の実力で満足しているようだったら、そのうちあの女の子に追いつかれるわい!」

ピッコロ「………」

403: 2013/12/04(水) 00:06:58.39 ID:kqhvlzx40
フクジ「お前さん達は若い……本当の実力などまだまだ未知数じゃ」

ピッコロ「フッ」

フクジ「?」

ピッコロ「フハハハハハハハ!!!」

フクジ「ど、どうしたんじゃ?急に…ついに頭がおかしくなったか」

ピッコロ「まったく情けない話だ!このピッコロ様が、あんなムスメに気を使ってたとはな…」

ピッコロ「感謝するぞ、フクジ。俺は大事なことを忘れていたようだ」

フクジ「どうでもいいが、お前年配に対してもう少し丁寧に喋れんのか?」

フクジ「ま、相手は多感な年頃の女の子じゃからな。時間が経てば、さっきのことなどケロッと忘れてるじゃろ」

ピッコロ「ああ、そうだな。アンタには感謝するよフクジイさん。またな」

404: 2013/12/04(水) 00:09:51.36 ID:kqhvlzx40
フクジ「(今、さりげなくワシのシャレを奪った…)」

フクジ「まったく、今日はとんだ変わったヤツが来たもんじゃな」

フクジ「しかし……あの男は一体どこから来たんだ?遠い地方から来た人間なのか…」

フクジ「まっ、考えても仕方あるまい。また、新しいシャレでも考えよかなっと」

ピッコロ「(ふっ、そうだったな。俺としたことが基本的なことを忘れてしまうとはな…以前アイツに手加減をしたら許さないと言われたというのに…)」

ピッコロ「ハッ」

ピッコロ「(しまった、アイツに伝説のポケモンのことを聞くの忘れてた…)」

405: 2013/12/04(水) 00:10:54.42 ID:kqhvlzx40
ピロロロ!ピロロロ!

ピッコロ「ホロキャスターか…誰からだ?」

ブオォン

ピッコロ「コイツは!?」

フラダリ「お久しぶりですね。プラターヌ博士から聞きました」

フラダリ「なんでもメガシンカを使えるようになったとか…」

ピッコロ「………」

フラダリ「素晴らしいことです。その力であなたの未来をよりよい方向に変えるのです。古い汚れを新しい汚れで隠すのではなく!」

フラダリ「新しく美しい世界に変えるため、どうすればいいか…よく考えてみてください」

ピッコロ「……新しく美しい世界だと?コイツは一体、俺やポケモンに何を求めているのだ…?」

406: 2013/12/04(水) 00:12:09.22 ID:kqhvlzx40
フクジタウン 13番道路連絡通路

「お待ちしてましたわ!」

ピッコロ「デクシオ…それにジーナか」

デクシオ「お元気にしてましたか?実は僕達、プラターヌ博士に頼まれて発電所に行こうとしたんです」

ピッコロ「発電所?」

ジーナ「この先の13番道路にはカロス発電所があるのですわ」

デクシオ「しかしここ最近、ミアレシティをつなぐゲートが謎の停電で閉じていたんです」

ピッコロ「そういえば、俺達がミアレシティにいた時はやけに封鎖されている通路が多かったな」

407: 2013/12/04(水) 00:13:07.68 ID:kqhvlzx40
デクシオ「そうです。だからその原因を突き止めるために我々は調査に来たんです」

デクシオ「あ、それともう一つ、博士からピッコロさんに伝えなければならないことがありました」

ピッコロ「なんだ?」

デクシオ「ピッコロさんは『この世の裏側』というのを聞いたことありますか?」

ピッコロ「この世の…裏側?あの世とかそういうのか?」

デクシオ「いいえ、氏後の世界とは違います。そしてその世界に住んでいるポケモン、『ギラティナ』というポケモンがいます」

ピッコロ「その……裏側の世界というのは一体なんだ?」

408: 2013/12/04(水) 00:15:37.84 ID:kqhvlzx40
デクシオ「詳しくはわかりません。ただ、一つ言えることはこの世の常識が通用しないということです」

ピッコロ「どういうことだ?常識が通用しないというのは…」

デクシオ「今、僕達が住んでいる世界は空間があり、時間という概念が存在するでしょう?」

ピッコロ「……?ああ、たしかにそうだが…」

デクシオ「その世界にはそれが全く存在しない。つまりこの世とは真逆の世界なんです」

ピッコロ「真逆の世界……そんな世界が存在するのか」

デクシオ「実際に見たわけではないので、詳しいことは言えません。しかし、この世界に行った人物が三人いました」

デクシオ「一人はシンオウ地方に住んでいるトレーナーの少女、もう一人はその地方のチャンピオン、そしてもう一人は…現在行方不明でどこにいるかわかりません」

409: 2013/12/04(水) 00:16:25.50 ID:kqhvlzx40
ピッコロ「…そうか、参考になった。俺の世界とは関係はないが、そういったポケモンも存在するのだな…」

デクシオ「大した手掛かりにならないで、すみません…しかし、我々が知られていないポケモンはまだまだ存在します」

ジーナ「そうそう。あきらめずに探せば、きっとピッコロさんを元に戻すことが出来るポケモンだっていますわ!」

ピッコロ「そうだな。お前達には色々と苦労をかけさせてるな」

デクシオ「僕達は博士の助手です。博士の手足として働くのは当然です」

ジーナ「さて、話は変わりますが、セントラル、コーストカロスとなれば次は何でしょうか!?」

ピッコロ「図鑑のバージョンアップか?」

410: 2013/12/04(水) 00:17:10.92 ID:kqhvlzx40
デクシオ「ええ、答えを言ってしまうと…マウンテンカロスです」

デクシオ「ということで、あなたのポケモン図鑑をまたバージョンアップさせますね」

ピッコロ「ああ、すまんな」

ピッコロのポケモン図鑑にマウンテンカロス図鑑が新しく追加された!

ジーナ「それでは私達はこれでおいとまいたしますわ!ボン・ヴォヤージュ!」

ピッコロ「(発電所か…何かあるかもしれん。調べてみるか)」

414: 2013/12/04(水) 22:31:14.70 ID:dNYLl5sO0
13番道路

ビュウウゥゥゥ

ピッコロ「すごい風だな…」

ピッコロ「妙な気を感じる。そこを辿ってみるか…」バシュ

スタッ

フレア団したっぱ「ひっ!?」

ピッコロ「キナ臭い気を感じると思ったら、やはりキサマらか…」

415: 2013/12/04(水) 22:32:33.99 ID:dNYLl5sO0
フレア団したっぱ「て、てめえは前に輝きの洞窟にいた緑野郎!」

ピッコロ「発電所でなにかトラブルがあると聞いてな。お前たちが何か関係あるのか?」

フレア団したっぱ「だったらどうしたっていうんだ!デルビル、ズバット!コイツを始末しろ!!」バッ

ピッコロ「ヤンチャム、サーナイト、出ろ!」ババッ

ポンッ

サーナイト「サーナ!」

ヤンチャム「(俺がカタをつけてやるぜ!)」

416: 2013/12/04(水) 22:34:54.77 ID:dNYLl5sO0
――――

フレア団したっぱ「くそ!こうなったら、発電所にもどって仲間に…あれ?」

フレア団したっぱ「な、ない!ない!」

ピッコロ「どうした?」

フレア団したっぱ「発電所のパスがないんだ!ま、まさか、パスを落としちゃったのか…?」

ピッコロ「どこに落としたんだ?」

フレア団したっぱ「たしか、この近くにあったデカい岩を触った時に落としたのかもしれない…くそっ、ダウジングマシンさえあればスマートに探せるのに!」

ピッコロ「待ってろ」

417: 2013/12/04(水) 22:37:16.44 ID:dNYLl5sO0
ピッコロ「あったぞ。これのことだな?」

フレア団したっぱ「そう、それ!なんだ、結構近くに落ちてたんだな!」

ピッコロ「そうだな。では、これはありがたくいただこうか」ニヤ

フレア団したっぱ「……あ!てめえ!!俺をダマしやがったなあ!?」

ピッコロ「お前がパスをなくしたから見つけただけだ。最初からダマしてなどいない」

フレア団したっぱ「くそぉ!返せ――」トン パタッ

ピッコロ「悪いな。しばらくそこで大人しくしてもらおうか」

ピッコロ「(サタン以上のバカがいるもんだな…)」

418: 2013/12/04(水) 22:41:03.63 ID:dNYLl5sO0
カロス発電所

ピッコロ「(この中か…キナ臭い気がたくさん集まっているな…)」

セレナ「ピッコロさん!」

ピッコロ「セレナ、何故ココに?」

セレナ「表にしたっぱが倒れていたから、もしかしたらと思って来たの」

ピッコロ「俺はこれからフレア団のヤツらが何をしようとしてるのか調べてくる。お前は下がっていろ」

セレナ「私だってピッコロさんの足を引っぱるつもりはないわ。それに、フレア団が何を企んでいるのか私も知りたいの」

ピッコロ「…わかった。だが、ヤバいと思ったらすぐに逃げろ。命の保証はないからな」

419: 2013/12/04(水) 22:42:55.97 ID:dNYLl5sO0
ピッコロ「待て」

セレナ「えっ」

ピッコロ「見張りがいるな…奥の方にも一人いるようだ」

セレナ「正面突破する?」

ピッコロ「………」

セレナ「どうしたの?」

ピッコロ「……なるほど、ヤツらそれほどの人数は来てないようだな」

セレナ「そんなこともわかるの?」

ピッコロ「したっぱどもを配置するだけで手一杯のようだ。ならば少しずつ潰していくぞ」

セレナ「ピッコロさんって、何でも出来るのね…」

420: 2013/12/04(水) 22:44:18.95 ID:dNYLl5sO0
ピッコロ「セレナ、ザコどもは俺が引き受ける。その間にお前は発電所の人間達を助けてやれ」

セレナ「え…?でも、その発電所の人達はドコにいるの?」

ピッコロ「この近くにある休憩所だ。そこに作業員達の気が集まっている」

セレナ「あの向こうね……わかった。あ、それとピッコロさん」

ピッコロ「なんだ?」

セレナ「ピッコロさんに勝つのは私なんだからね。あんなヤツらに負けちゃダメよ?」

ピッコロ「ふっ、バカを言え」

421: 2013/12/04(水) 22:45:10.00 ID:dNYLl5sO0
ピッコロ「おい、お前達」

フレア団したっぱA「な!テメエ、どうやってココに入ってきた!?」

フレア団したっぱB「入口のヤツは何をしてんの!?」

ピッコロ「答える必要はないな。二人まとめてさっさとかかってこい」

フレア団したっぱA「舐めやがって!マルノーム、やっちまえ!」バッ

フレア団したっぱB「レパルダス!あの緑野郎をしとめなさい!」バッ

ピッコロ「ブリガロン、カメール、出ろ!」ババッ

422: 2013/12/04(水) 22:47:35.71 ID:dNYLl5sO0
カロス発電所 休憩所

セレナ「ピッコロさんが言ってた部屋はこの部屋ね」

作業員A「き、キミは…?」

セレナ「私は旅のトレーナーです。アナタ達を助けに来ました」

作業員A「助けに来たってキミは子どもじゃないか?警察は一体どうしたんだ!?」

セレナ「今、もう一人のトレーナーがフレア団の連中をおびき出してます。その間にココから逃げましょう!」

研究員A「ダ、ダメよ!アイツら、奥の方で何かやってるのよ!」

作業員B「おかしなゴーグルをつけた女とタコみたいな頭をした男が中央の発電機へ向かったんだ!」

研究員A「連中、ミアレに送電する電気をいただくとか言ってたけど…一体何のためにそんなことしてるのかワケがわからないわ」

423: 2013/12/04(水) 22:50:21.69 ID:dNYLl5sO0
研究員B「僕達も一応応戦したけど、アイツらしたっぱでも強くて手も足も出せなかったよ。だから僕達はココで大人しくしてるしかない…」

作業員A「逆らえば、アイツらに消されちまう!お嬢ちゃん、悪いことは言わんから今のうちに逃げた方がいい!」

セレナ「……わかりました!皆さんはココから動かずにそこで待っていてください!私達はフレア団を止めてきます!」

作業員A「お、おい!」

研究員B「行っちゃった……まだ子どもなのに無茶だよ…」

作業員B「たった二人で何が出来るって言うんだ…」

424: 2013/12/04(水) 22:51:37.79 ID:dNYLl5sO0
レパルダス・マルノーム「」プスプス

フレア団したっぱA「ち、チクショ~」

フレア団したっぱB「緑色のくせになんて強さなの…」

ピッコロ「質問に答えてもらおうか、キサマらは何の目的で発電所を襲っている?」

フレア団したっぱA「へっ、俺らが知るかよ」

フレア団したっぱB「アタシらは幹部達に命令されて動いてるだけだからね」

ピッコロ「(どうやら、ウソはついていないようだな…)」

425: 2013/12/04(水) 22:52:32.05 ID:dNYLl5sO0
セレナ「ピッコロさん!」

ピッコロ「セレナ、人質の方はどうした?」

セレナ「作業員の人達は大丈夫。それよりもフレア団のヤツら、奥の発電機でミアレに送電する電気を奪ってるみたいなの!」

ピッコロ「そうか。では、お前たちに用はない。大人しくしてろ」

フレア団したっぱA「な、なに――」トン

パタッ パタッ

セレナ「こ、頃したの?」

ピッコロ「気絶してるだけだ。仲間を呼ばれたら厄介だからな…」

ピッコロ「よし、幹部がいる中央へ向かうぞ」

セレナ「うん」

426: 2013/12/04(水) 22:58:13.05 ID:dNYLl5sO0
フレア団したっぱC「し、侵入者だ!」

フレア団したっぱD「アイツ、この前の緑野郎とメスガキだ!俺達も応戦するぞ!」

フレア団したっぱE「フレーフレーフレアー!」

フレア団したっぱF「たっぷり可愛がってやるぜ!」シュタッ

ピッコロ「(コイツらもおかしなポーズをとりやがって……このノリにはついていけん)」

セレナ「ピッコロさん!あんなヤツら返り討ちにしてやりましょう!」

ピッコロ「ああ、そうだな。ブリガロン!サーナイト!カメール!ヤンチャム!全員出ろ!!!」バババッ

セレナ「マフォクシー!アブソル!ニャオニクス!サンダース!みんな任せたわ!」バババッ

427: 2013/12/04(水) 22:58:50.83 ID:dNYLl5sO0
ブリガロン「ハッ!」ドガ

アブソル「クァ!!」バキッ

ゴルバット「」ドサッ

グレッグル「」バタッ

フレア団したっぱC「あわわわ……」

フレア団したっぱD「な、何てヤツらだ…」

ピッコロ「おい、キサマらの指揮官はどこにいる?」

フレア団したっぱC「こ、この先です」

428: 2013/12/04(水) 22:59:47.01 ID:dNYLl5sO0
カロス発電所 中枢部

ピッコロ「したっぱどもはこれで全員、片付いたな…」

セレナ「発電機はこの先のようね」

ピッコロ「待て、隠れろ…!」

セレナ「二人で何かを話してるようだけど…」

ピッコロ「………」

フレア団幹部「アケビ、あとどれくらいだ?」

アケビ「事実だけを言うならば……『アレ』を動かすのに必要な電気は蓄積出来たわ」

ピッコロ「(アレ?)」

フレア団幹部「では、そろそろ引き上げるか。更なる次のミッションが待っているからな」

アケビ「ミッションというのは…」

429: 2013/12/04(水) 23:01:49.88 ID:dNYLl5sO0
アケビ「あそこに隠れているトレーナー二人の始末を、かしら?」

ピッコロ「気づかれた!?」

セレナ「え!?」

アケビ「隠れてないで出てきたら?どうせ、私達のジャマをしに来たんでしょ?」

ピッコロ「………」スッ

フレア団幹部「これは驚きだな…作業員以外にも始末する者が増えたか」

アケビ「一人の方はまだ子どもじゃない。もう一人はポケモンかなにかしら?」

430: 2013/12/04(水) 23:03:29.35 ID:dNYLl5sO0
フレア団幹部「ソイツはポケモンではない。したっぱどもの話では資金用のカセキ回収のジャマをした、緑色のトレーナーだ」

アケビ「ふーん。ずいぶん変わった肌と服装をしてるのね」

ピッコロ「キサマら、一体何の目的で発電所を占拠したんだ?」

アケビ「話す必要はないわ。どうせ、アンタ達はココで始末されるんだから」

フレア団幹部「そういうことだ。帰還次いでに二人ともまとめて始末してやろう」

ピッコロ「ふん、次いでに始末されてたまるか」

セレナ「ピッコロさん!」

ピッコロ「俺はこの妙な格好をした女の方を相手する!お前はそっちのハゲ頭を相手にしろ!」

セレナ「わかったわ!」

431: 2013/12/04(水) 23:04:36.10 ID:dNYLl5sO0
フレア団幹部「ハ、ハゲ!?」カチン

セレナ「だって、ホントのことでしょ!?パチンコ玉みたいな頭してるくせに!」

フレア団幹部「俺の自慢の頭をけなしやがって~!!ズルズキン、ドクロッグ!このガキを始末しろ!」バッ

セレナ「マフォクシー、サンダース、頼んだわ!」バッ

ポンッ

マフォクシー「マフォ!」

サンダース「ダース!」

432: 2013/12/04(水) 23:05:55.76 ID:dNYLl5sO0
アケビ「何で、幹部じゃなくて科学者の方の私を相手に選んだワケ?」

ピッコロ「あのハゲ頭よりもお前の方が実力が上だと思ってな。地位だけで実力が決まるワケではない」

アケビ「へえー、肌は緑だけどなかなか面白いトレーナーね。じゃあ、私の実力を見せてあげようかしら?」

ピッコロ「ふん、だったら早く見せることだな、出ろ!カメール!!」バッ

ポンッ

カメール「ほいさ」

アケビ「それじゃあ、グラエナ頼んだわよ」バッ

433: 2013/12/04(水) 23:06:50.90 ID:dNYLl5sO0
セレナ「サンダース、10万ボルト!」

サンダース「ダース!!」バリバリ

ズルズキン「ンギャ!!」バチバチ

セレナ「やった!」

フレア団幹部「こ、この俺がこんなガキに負けるなんて…」

セレナ「(ピッコロさんの方は…?)」

434: 2013/12/04(水) 23:10:21.58 ID:dNYLl5sO0
ピッコロ「かわらわりだ!」

カメール「ほいさっ」

グラエナ「グェ…!」ドゴッ

パタッ

アケビ「グラエナ、もどりなさい!」

ピッコロ「お前達の企みはこれまでだ。このまま警察に引き渡してもらおう」

アケビ「予想以上に大したトレーナーだわ。あの子もアンタも」

アケビ「けどね、残念だけどアタシ達はまだここで捕まるわけにはいかないの」スッ

ピッコロ「!?」

435: 2013/12/04(水) 23:11:54.78 ID:dNYLl5sO0
ピッコロ「いかん!セレナ、目を閉じろっ!!」

セレナ「え?きゃあっ!!」サッ

アケビ「バイバイ!」ボムッ 

カッ

ピッコロ「うぐ!(閃光弾か!?)」

セレナ「な、何!?」

436: 2013/12/04(水) 23:13:08.05 ID:dNYLl5sO0
ピッコロ「(チッ、太陽拳みたいなマネをしやがって…)」

ピッコロ「(ヤツらの気がどんどん離れていってる…くそっ、なかなか素早いヤツらだ)」

セレナ「ピ、ピッコロさんそろそろ手をどかしてもらっていい?」

ピッコロ「おっと、すまん」サッ

セレナ「あの二人は…逃げられちゃったの?」

ピッコロ「今から、追って行っても仕方あるまい。俺達の目的はあくまで発電所の復旧だからな」

セレナ「でも、あいつら何のために発電所の電気を盗んでいったのかしら…」

437: 2013/12/04(水) 23:14:16.75 ID:dNYLl5sO0
「やや!」

ピッコロ「ん?」

仮面の男「フレア団の連中がいないぞ!?」

仮面の女「あら、あなた達」

キョロキョロ

仮面の女「あたくし達よりも早く、ここにいた得体の知れない連中を追い払ってくれたの?」

仮面の女「そうね。カロスを守る人が多いことはいいことですものね」

ピッコロ「……デクシオ、ジーナ、お前たちその格好は何だ?」

謎の人1号「それは誰ですかな?我々はあるお方から頼まれた正義の使者、その名も『謎の人1号』!!!」ババン

謎の人2号「同じく『謎の人2号』!!!」ババン

439: 2013/12/04(水) 23:17:32.32 ID:dNYLl5sO0
ピッコロ「………」

セレナ「………」

謎の人1号「あなたたちのおかげでミアレシティの停電はおさまりました。これで13番道路からミアレへ行くことが出来ますよ」

謎の人2号「では、あたくしたち謎の人はこれで、さようならを言われる前にあたくしから言いたいの」

謎の人2号「オ・ルヴォワール!!」

タッタッタッタッ

ピッコロ「………あいつら、一体何をしに来たんだ?」

セレナ「謎の人……一体何者なのかしら?」

ピッコロ「え?」

440: 2013/12/04(水) 23:20:29.87 ID:dNYLl5sO0
13番道路

セレナ「良かったね、発電所の人達も無事解放出来て」

ピッコロ「俺を見て気絶してたヤツもいたがな……」

セレナ「まあ、それはね…でも、これでフレア団の悪事が公になったわけだし、みんなフレア団の存在に気づいてもらえるわ」

ピッコロ「だといいがな…」

ピッコロ「!」ピタッ

セレナ「どうしたの?急に立ち止まって……」

441: 2013/12/04(水) 23:21:42.11 ID:dNYLl5sO0
大男「………」

セレナ「お、大きい…」

ピッコロ「(なんだ、あの大男は…?)」

大男「ポケモン…花のポケモン……」

大男「永遠の命を与えられた花のポケモン…」

ピッコロ「お、おい…」

大男「………」スタスタ

セレナ「今の人…ピッコロさんの倍以上の身長があったね……」

ピッコロ「(あの大男から感じる渦巻くような気はなんだ…?)」


442: 2013/12/04(水) 23:25:18.55 ID:dNYLl5sO0
セレナ「あの人もトレーナーなのかしら…」

ピッコロ「………」

セレナ「あ、あれ見て!」

ピッコロ「あれは…塔か?」

セレナ「プリズムタワーだわ!」

セレナ「ねえ!停電も復旧したってことは、もしかしたらプリズムタワーの点灯も見れるかもしれないわ。行ってみましょうよ!」

ピッコロ「あ、ああ…」

ピッコロ「(あの大男……一体何者なんだ?)」

453: 2013/12/08(日) 01:10:42.66 ID:OfW6KvW/0
現在のピッコロの手持ち

・ブリガロン♂ 性格:のうてんき 特性:ぼうだん/ふゆう

わざ:葉円斬/フラッシュ/とびげり/ソーラービーム

・サーナイト♀ 性格:おとなしい 特性:テレパシー/ふゆう

わざ:サイコショック/?????/めいそう/ませんこう

・カメール♂ 性格:スOベ 特性:げきりゅう

わざ:まもる/アクアジェット/はどうだん/かわらわり

・ヤンチャム♂ 性格:やんちゃ 特性:かませいぬ/ふゆう

わざ:?????/すてゼリフ/れんぞくパンチ/はどうだん

・タマゴ

12番道路で子ども達から貰ったタマゴ。そろそろかえりそう…?

454: 2013/12/08(日) 01:12:17.20 ID:OfW6KvW/0
ミアレシティ

サナ「セレナー!ピッコロさーん!」

セレナ「サナ!」

ピッコロ「お前も来てたのか」

サナ「うん!ピッコロさんの大きな後ろ姿を見かけたから、すごい走っちゃった!」

サナ「あのね!ミアレの停電復旧したんだって!カロス発電所の電気を奪ってた悪ーい人たちを誰かが懲らしめたんだって!」

サナ「そんなすごい人って一体誰なんだろ?」

セレナ「さあ、誰かしら……ね?」

ピッコロ「………」

サナ「どうしたの?そんな難しい顔して…」

ピッコロ「元からだ。気にするな」

455: 2013/12/08(日) 01:13:12.72 ID:OfW6KvW/0
サナ「でね、聞いて聞いて!今からタワーに明かりが灯るみたいなの!セレナ達も一緒に行こうよ!ミアレの名物なんだよ!」

セレナ「私達もちょうど行こうと思ったのよ。いいでしょ?ピッコロさん」

ピッコロ「俺はどちらでも構わん」

サナ「わー♪決まりね!ほら、まっすぐ行けばプリズムタワーだから!ピッコロさんも早く早く!」グイ

ピッコロ「お、おい…」

456: 2013/12/08(日) 01:14:41.33 ID:OfW6KvW/0
ミアレシティ メディオプラザ プリズムタワー前

サナ「グッドタイミング!今から点灯するみたいね♪」

セレナ「あの人ってもしかして…」

サナ「あっ、シトロンさんだ!ミアレシティのジムリーダーだよ!発明も得意でいろんなマシンを作ってるんだよ!」

ピッコロ「ほう…」

サナ「ほら、あの二人ね、サナの友達なんだよ!」

セレナ「二人で何をしてるのかしら?」

457: 2013/12/08(日) 01:15:52.06 ID:OfW6KvW/0
女の子「ねえお兄ちゃん、まだなの?」

シトロン「うん、ここの点灯回路の具合を確かめないとね…」カチャカチャ

デデンネ「デデンネ♪」タッタッタッ

女の子「あっ、デデンネ!どこ行くの!?」

ピッコロ「な、なんだこのネズミは…」

デデンネ「デデンネ?」

女の子「デデンネ、待って!」

ピッコロ「デ…デンデ…?」

458: 2013/12/08(日) 01:18:18.53 ID:OfW6KvW/0
女の子「あっ、サナちゃん!」

サナ「ユリーカちゃん!久しぶりだね♪」

ユリーカ「その二人はもしかしてチャレンジャーさん?あー!うしろの大きな人!」

ピッコロ「俺か…?」

ユリーカ「緑のピッコロさんでしょ!?最近、カロスの間ではちょっとした有名人になってるんだよ!」

ピッコロ「そ、そうなのか…(ビオラのヤツ、周りに言いふらしおって…)」

459: 2013/12/08(日) 01:19:01.94 ID:OfW6KvW/0
シトロン「よーし!準備オーケイ!!今こそサイエンスの未来が切り開くときっ!!」

シトロン「プリズムタワー点灯マシン!パワーオン!!!」カチッ

ピカッ ピカッ ピカッ

ユリーカ「ワー!」

ピッコロ「(塔に光が灯してる…)」

セレナ「キレイ…」

サナ「こんな気持ちのときって、ウットリって言うんだよね?」

サナ「セレナ達との思い出、また出来ちゃった♪」

460: 2013/12/08(日) 01:20:19.42 ID:OfW6KvW/0
シトロン「フンフン、なるほど。さすが僕の発明品!プリズムタワー点灯マシンはバッチリだったようですね!」

ユリーカ「はいはい、お兄ちゃん、チャレンジャーさんを待たせてるんだからね」

ユリーカ「こちらのプリズムタワーがミアレのポケモンジムになりまーす♪」

シトロン「あ、緑のピッコロさんも来てくれたのですね?最近、ビオラさんやコルニさんからアナタのこと色々と話を聞いてますよ」

シトロン「僕はプリズムタワーのてっぺんで待ってますから、みなさんの挑戦待ってます。それでは」

サナ「すごいよね、シトロンさんのマシン。サナもパズルを解いてくれるマシンをもらったけどもったいなくて使ってないの」

セレナ「ピッコロさん、サナと一緒にミアレシティ内を歩き回りたいと思うの」

ピッコロ「そうか。ならば俺が先にシトロンというヤツに挑戦してみるか」

サナ「わ~久しぶりにセレナと一緒に歩けるね!ピッコロさん、ガンバってねー♪」

ピッコロ「ふっ、お前らも迷子になるなよ」

461: 2013/12/08(日) 01:23:19.22 ID:OfW6KvW/0
プリズムタワー ミアレジム

ピッコロ「目がチカチカする場所だな…」

ユリーカ「あっ!さっきの緑のおじさん!さっそく挑戦に来たんだね!」

デデンネ「デデンネ♪」

ユリーカ「改めて紹介するね!あたしはユリーカ!ジムリーダー、シトロンの妹でーす!」

ユリーカ「では、そのまま真っ直ぐ進んで、白いパネルに乗ってください」

ユリーカ「そうするとあたしがクイズを出すから答えてね!」

ピッコロ「ク、クイズ…?」

ユリーカ「うん!このミアレジムはね、クイズ形式になってて正解を選ばないと先に進めないの」

ユリーカ「正解だと思う番号のトレーナーに話しかけてバトルしてね!」

ピッコロ「わ、わかった…」

ユリーカ「じゃあ、問題!」デデン

この後、ピッコロは結局ジム内のトレーナー全員と相手をするハメになった…

462: 2013/12/08(日) 01:24:51.95 ID:OfW6KvW/0
ミアレジム 最上階

ピッコロ「(やっと着いたか…まさか各階のトレーナー全員を相手にすることになるとはな…)」

ユリーカ「ピッコロさん!やっと辿り着いたね!」

デデンネ「デデンデ!」

シトロン「あっ!改めてよろしくお願いします!僕は――」

ユリーカ「こちらがミアレシティのジムリーダー、シトロン!」

ユリーカ「いーい?ミアレシティのジムリーダーだから、それなりに…ううん!かなり強いのよ?」

シトロン「ユリーカってば…戦うのは僕の自慢のポケモン達だよ?」

ユリーカ「はーい!それじゃあ二人ともすごい勝負を見せてね!」

シトロン「ではピッコロさん、お互いにベストを尽くしましょう」

463: 2013/12/08(日) 01:25:33.05 ID:OfW6KvW/0
シトロン「まずはレアコイル、出番です!」バッ

ポンッ

レアコイル「~~~」

ピッコロ「(はがねタイプのポケモンか…ならばこちらは)」

ピッコロ「ゆけっ、ヤンチャム!」バッ

ポンッ

ヤンチャム「(ここらでお遊びは終わりってとこを見せてやるぜ!)」

464: 2013/12/08(日) 01:28:05.44 ID:OfW6KvW/0
シトロン「なるほど、かくとうタイプと来ましたか…しかし、僕のレアコイルはスピードに自信があります!」

シトロン「レアコイル、10万ボルト!」

レアコイル「~!」バチバチ

ピッコロ「ヤンチャム、よけろ!」

ヤンチャム「ハッ!」サッ

ユリーカ「すごい、よけた!」

ピッコロ「お前の新技を見せてやれ!」

ヤンチャム「(とっておきの技を見せてやるぜ…)」ボッ

シトロン「ヤ、ヤンチャムの手から気弾が…!?」


ゆうどうきだん

タイプ:かくとう 分類:物理 威力:90 命中:100 

ピッコロの下で修行をしたヤンチャムが編み出したオリジナル技。
早い話、繰○弾

465: 2013/12/08(日) 01:28:51.03 ID:OfW6KvW/0
ピッコロ「でんきタイプには【せいでんき】を持ってると聞いたからな、ならば直接触れん攻撃が有効ということだ」

シトロン「知ってましたか…」

ピッコロ「やれ!」

ヤンチャム「ばっ!!!」ズキューン

レアコイル「!!!」ギュン

ヤンチャム「はっ!」ばばっ シュン シュン

ヤンチャム「とーっ!!!!!」

レアコイル「!」サッ ドン

シトロン「こんなとっておきがあったとは……今のはお見事でした」

ピッコロ「褒めるのが少しばかり早いんじゃないか?」

466: 2013/12/08(日) 01:29:37.15 ID:OfW6KvW/0
ヤンチャム「せいっ」クンッ

ドガ

ユリーカ「じ、地面からでてきた!!」

レアコイル「!!!」カッ

ズドーン

シトロン「レアコイル!」

ピッコロ「よし、上出来だ」

ピッコロ「(だが、なんだ?この胸騒ぎは……)」

467: 2013/12/08(日) 01:30:21.14 ID:OfW6KvW/0
レアコイル「」プスプス

シトロン「やはり、そう来ましたか…」

ピッコロ「(妙だ…既に倒れているのに何故ヤツは自分のポケモンを元に戻さないんだ…?)」

ヤンチャム「(お前たちが思っているほどこのポケモンは強くなかったようなだな)」

ヤンチャム「(残りの二体もこの俺一人で片付けてやるぜ…)」

ピッコロ「まさか……!?ヤンチャム!」

ヤンチャム「(え?)」

468: 2013/12/08(日) 01:31:17.43 ID:OfW6KvW/0

ガバッ

ヤンチャム「(何!?)」

レアコイル「」ニヤッ

ピッコロ「い、いかん!」

ヤンチャム「!!!!」

カッ

ドォーン

ユリーカ「きゃあ!」

469: 2013/12/08(日) 01:32:47.96 ID:OfW6KvW/0
ヤンチャム「」プスプス

ブリガロン「(ヤンチャムー!!!)」

サーナイト「(そ、そんな…)」

ピッコロ「なんてヤツだ…自爆しやがった……」

シトロン「油断したようですね。レアコイルの特性【がんじょう】があることまではご存知なかったみたいですね」

ピッコロ「自分のポケモンを自爆させるとはな…思ったよりもえげつないことをしやがる」

シトロン「あの素早いヤンチャムです。このままマトモに戦えば勝てなかったでしょう。だからこそ相手の意表をつく攻撃が必要だったのです」

シトロン「しかし…相討ちとはいえ、レアコイルがやられたのは手痛いです」

シトロン「次は負けませんよ!エモンガ、出番です!」バッ

470: 2013/12/08(日) 01:36:38.79 ID:OfW6KvW/0
エモンガ「エモ!(おい!きたないからかたづけておけよ、そのボロクズを!)」

ピッコロ「そういえば前にもこんなことがあったな…だが次はこうはいかんぞ!」

ピッコロ「サーナイト、出ろっ!」バッ

サーナイト「サーナ!」

ピッコロ「全力でいかせてもらうぞ!!」カッ

サーナイトのサーナイトナイトとピッコロのメガリングが反応した!

ゾワッ

メガサーナイト「ハー!!!!!」ズウゥゥゥン

シュウウウウ…

サーナイトはメガサーナイトにメガシンカした!

471: 2013/12/08(日) 01:38:13.03 ID:OfW6KvW/0
シトロン「(ピッコロさんの中でも、実力一と言われているサーナイト…ならばこの技を使うしかありません!)」

シトロン「エモンガ、メロメロ!」

エモンガ「エモエモ~」ポワポワ

メガサーナイト「………」ポッ

ピッコロ「何をしてるんだ?あのポケモンは…」

エモンガ「(今からお前は俺の言うことを聞くんだ。黙って俺の攻撃を喰らうんだぞ)」

メガサーナイト「(わかりました…ご主人様)」

ピッコロ「何をしてるサーナイト!?早く攻撃をしろ!!」

シトロン「よし!そのまま10万ボルトです!!」

エモンガ「(いい子だ…たっぷり可愛がってやるぜ)」バチバチ

472: 2013/12/08(日) 01:38:58.98 ID:OfW6KvW/0
メガサーナイト「(なんちゃって!!)」ニヤ

エモンガ「(!?)」

メガサーナイト「(誰がアンタみたいなピカチュウもどきに心奪われるものですか!)」バッ

メガサーナイト「(ませんこう!!)」ズアッ

エモンガ「(そんなバカなー!!!)」カッ

ドーン

シトロン「メロメロを破るなんて…」

メガサーナイト「(私の心を奪えるのはピッコロ様だけ…他の♂ポケモンの誘惑なんて効かないわ……)」

ピッコロ「(思いっきり聞こえてるぞ…)」

473: 2013/12/08(日) 01:39:55.39 ID:OfW6KvW/0
シトロン「もどって、エモンガ!」

シトロン「(やはり噂通りの強さ…これはどんな手を使ってでも戦うしかありません)」

シトロン「エレザード、頼みましたよ!」バッ

ポンッ

エレザード「ザード!!」

シトロン「こちらから仕掛けます!エレザード、そうでん!」

エレザード「ザード!」ビビッ

メガサーナイト「?」

ピッコロ「(何だ…今のヤツ、何をしたんだ?)」

474: 2013/12/08(日) 01:41:13.20 ID:OfW6KvW/0
メガサーナイト「(何をしたのか知らないけど、すぐに楽にしてあげるわ…)」

メガサーナイト「(ずあっ!!!!!)」

ドグォッ

パラパラ…

メガサーナイト「!?」

エレザード「(くだらん技だな…ただホコリをまきあげるだけか…)」

メガサーナイト「(そ、そんな…)」

475: 2013/12/08(日) 01:44:42.04 ID:OfW6KvW/0
ピッコロ「何故だ…直撃を喰らったはずだぞ?」

シトロン「エレザードのそうでんは相手のタイプわざをでんきタイプに変えてしまうのです」

ピッコロ「なんだと…?」

シトロン「そして僕のエレザードの特性にはとくこうを上げる効果があります。それを組み合わせれば強力な技になります…」

エレザード「(今度はオレがキサマにプレゼントをしてやる!)」グオオ…

シトロン「はかいこうせんです!」

エレザード「(くたばれ!!)」ズォア

メガサーナイト「!」

ドッゴーン

エレザード「(ハハハハ!!メガシンカした割には楽勝な相手だったぜ!)」

476: 2013/12/08(日) 01:45:49.98 ID:OfW6KvW/0
ピッコロ「今度は油断したのはそっちのようだな」

シトロン「え?」

シュン

エレザード「!?」

メガサーナイト「ずあっ!!!」ズンッ

エレザード「(な……なんでやねん……)」ピクピク

バタッ


テレポートアタック

タイプ:ノーマル 分類:物理 威力:90 命中:100 

テレポートを応用して相手の距離まで近づき一撃を与える技
必ず先制攻撃ができる

477: 2013/12/08(日) 01:46:22.28 ID:OfW6KvW/0
シトロン「エレザード、もどって!!」

シトロン「テ、テレポートを攻撃に応用するなんて…」

ピッコロ「こちらもマトモにぶつかれば、勝てないと思ってな…お前のマネをさせてもらったよ」

シトロン「……参りました。僕の完敗です」

ユリーカ「あーあ…お兄ちゃん、負けちゃったじゃん…」

デデンネ「デデーンネ…」

シトロン「ユリーカ、負けたことは恥じゃないよ。強いトレーナーから僕らは学べばいいんだから」

ピッコロ「ふっ、そういうことだ」

タマゴ「」ピク

478: 2013/12/08(日) 01:47:58.38 ID:OfW6KvW/0
ピッコロ「ん?」

ユリーカ「あれ、今タマゴが動いたよ?」

テロテロ!テントンテントンテントテントン  パキ パキパキ

シトロン「こ、これは生まれますよ!!」

ユリーカ「わー!あたし、ポケモンがタマゴから孵るところ見るのはじめてー!!」

デデンネ「デデンネー!」

ピッコロ「(そういえば、俺もタマゴから生まれたっけ……)」

479: 2013/12/08(日) 01:49:11.86 ID:OfW6KvW/0
パキパキ パー

ヌメラ「ヌメ」

ユリーカ「カワイイーー♪」

ピッコロ「な、なんだコイツは…?」

シトロン「ヌメラですね。カロス地方に生息するドラゴンタイプのポケモンですよ」

ピッコロ「コイツが、ドラゴン…?」

シトロン「ええ、いいポケモンを手に入れましたね、ピッコロさん。最後までしっかりと育てればきっとピッコロさんの役に立ってくれますよ」

480: 2013/12/08(日) 01:49:53.96 ID:OfW6KvW/0
ピッコロ「そ、そうなのか…」

ピッコロ「(見た目はあれだが、たしかにコイツの潜在能力は高いものを感じる)」

ピッコロ「(それに何となく親近感を感じるような見た目でもあるからな…)」

ヌメラ「ヌメー♪」スリスリ

ユリーカ「あはは!この子、ピッコロさんをお母さんだと思ってるー!!」

メガサーナイト「む」


・ヌメラ♂ 性格:さみしがり 特性:ぬめぬめ

たいあたり/あわ/カウンター

481: 2013/12/08(日) 01:51:18.51 ID:OfW6KvW/0
シトロン「さあ!勝利の記念にボルテージバッジとわざマシン24『10万ボルト』を受け取ってください!」

ピッコロはシトロンからボルテージバッジとわざマシン24をもらった!

ピッコロ「シトロン…お前はたしか発明家だったな?」

シトロン「え?ええ…そうですけど、それがどうかしたんですか?」

ピッコロ「難しい話になるが、タイムマシンとか…空間を転移出来るようなマシンを発明出来るか?」

シトロン「タ、タイムマシン!?」

ユリーカ「ああ、知ってる!あたしが見てるアニメに出てるヤツでしょ!?」

シトロン「タイムマシンに、空間を……転移出来るマシンですか?しかし、どうしてそんなことを聞くのですか?」

ピッコロ「他のジムリーダーにはまだ話していないんだが……まあお前達なら大丈夫か」

ピッコロはシトロン達に今までの経緯を話した…

482: 2013/12/08(日) 01:53:27.58 ID:OfW6KvW/0
ユリーカ「ええー!?ピッコロさんって、違う世界から来た人なのー!?」

ピッコロ「ば、バカ!!」

シトロン「ユリーカ!声が大きいよ!!」

ユリーカ「ご、ゴメン…」

シトロン「まさかそんな摩訶不思議なことがあるなんて…(どおりでみんなとちょっと違うなーって思ったら…)」

ピッコロ「にわかには信じがたいことかもしれんが、実際に起きたことなんだ」

シトロン「いえ、アナタがウソや冗談を言うような方ではありません」

ユリーカ「うん、ピッコロさんの見た目を見れば…イテッ」ポカ

シトロン「それに、『パルキア』という異空間を移動できるポケモンがいるくらいです。そういった事が起きてもフシギではありません」

483: 2013/12/08(日) 01:54:34.69 ID:OfW6KvW/0
シトロン「でも…そんなテクノロジーを超えた発明は僕一人では正直難しいです。出来るとしても相当長い年月を要しますね…」

ピッコロ「そうか…」

シトロン「すみません。発明家の僕が何にも役にたてなくて…」

ピッコロ「いや、気にしないでくれ。何かしら手掛かりを得られるだけでも充分だ」

シトロン「そういえば…ヒャッコクシティのジムリーダーのゴジカさんは占い師だと聞きます」

シトロン「彼女の占いはよく当たると評判ですので、何か情報を掴めるかもしれませんよ?」

ピッコロ「占い師か…(武天老師の姉もたしか占い師だったが…)」

484: 2013/12/08(日) 01:56:33.09 ID:OfW6KvW/0
ピッコロ「わかった。そのヒャッコクシティに行ってみよう。話につき合ってもらえてすまんな」

シトロン「いえ、もし僕らの力が必要でしたら、いつでも呼んでください」

ユリーカ「よかったらまた遊びに来てね!新しいクイズを用意するから!」

ピッコロ「あ、ああ、そうか…」

ピッコロ「ジャマをしたな」

スタスタスタ

ユリーカ「ねえお兄ちゃん、ピッコロさんって元の世界にもどれるのかな?」

シトロン「わからない…でもピッコロさんと入れ替わったトレーナーを助けるためにああやって各地を旅してるんだ。きっと見つかるさ」

ユリーカ「うん、そうだね…」

デデンネ「デデンネ…」

485: 2013/12/08(日) 01:59:31.04 ID:OfW6KvW/0
メディオプラザ プリズムタワー前

ピロロロ!ピロロロ!

ピッコロ「誰からだ?」

ブオォン

プラターヌ「やー!ピッコロ君、元気にしてたかい?」

ピッコロ「博士か」

プラターヌ「ちょっと話をしたいんだけど、フラダリカフェに来てくれるかな?」

プラターヌ「場所はわかる?プリズムタワーのすぐ近くにあるポケモンセンターのそこから見える赤いカフェがあるんだ」

プラターヌ「その近くで待ってるから、よろしくね!」

ピッコロ「……フラダリカフェ…」

486: 2013/12/08(日) 02:01:29.78 ID:OfW6KvW/0
フラダリカフェ前

プラターヌ「ピッコロ君!こっちこっち!」

ピッコロ「博士、話とは一体なんだ?」

プラターヌ「話はカフェの中で話すよ。さあ、カフェはこっちだ」


フラダリカフェ

ピッコロ「(部屋一体が赤色とは…)」

プラターヌ「フラダリさん、連れてきましたよ」

フラダリ「これはこれは、お久しぶりですな」

ピッコロ「フラダリ…」

プラターヌ「君が手に入れたメガシンカのこと、フラダリさんと話し合ってたのさ」

フラダリ「私からもおめでとうございます。メガシンカを使えるとはあやかりたいものです」

ピッコロ「大したことはしていない」

487: 2013/12/08(日) 02:04:09.67 ID:OfW6KvW/0
プラターヌ「そういうフラダリさんこそ、王家に連なるモノの子孫…選ばれしモノなんだよね」

フラダリ「ええ!王の弟、その血をひくようです。とはいえ、3000年前も前の話ですから怪しいものですが…」

プラターヌ「それにしても、ホロキャスターで得た利益のいくらかをトレーナーや研究所をサポートする、フラダリさんは立派だよ」

フラダリ「カロス地方の伝説の二匹のポケモンがそうだったように、人は二つに分かれる…」

フラダリ「『与える者』と『奪う者』だ…!」

ピッコロ「………」

488: 2013/12/08(日) 02:04:59.49 ID:OfW6KvW/0
フラダリ「私は与える者になりたい。だが世の中には奪うことで自分の強さを示そうとする愚かな人間も存在する……」

フラダリ「汚らわしいっ!!!」バッ

フラダリ「大昔、カロスの王はすべてを手に入れようととんでもない兵器を造り、破壊の炎を放った、そう伝わっております」

フラダリ「今のカロスは美しい!これ以上、人やポケモンが増えなければ奪い合うような愚かなことはないでしょう」

フラダリ「とはいえ、未来はまだ決まっていない。同じ明日が来るなんて安心してはいられないのです」

フラダリ「王がしたことで褒められることといえば…最終兵器でその時代の汚れも吹き飛ばしたぐらいか……」

ピッコロ「(最終兵器だと…?)」

489: 2013/12/08(日) 02:06:24.39 ID:OfW6KvW/0
フラダリ「話を最後まで聞いてくれてありがとう。それは君の時間を頂いたお詫びの印だよ」スッ

ピッコロはおうじゃのしるしを手に入れた!

フラダリ「では、またお会いしましょう…」

プラターヌ「なんと、熱い人だ…まさに燃え盛る炎って感じだね。血筋に対するプライドが彼を熱くさせているのかもしれない」

ピッコロ「(周りの客の何人かがヤツの演説に酔いしれてるモノもいるな…)」

プラターヌ「とはいえ、フラダリさんのいうことははあくまでも一つの考え……正しいとは限らないよ」

ピッコロ「博士、さっきフラダリが言っていたカロスの二匹の伝説のポケモンとは一体何だ?」

プラターヌ「ああ、それかい?うーん…僕も話だけで詳しいことはわからないんだよ」

プラターヌ「伝説によると『ゼルアネス』と『イベルタル』という名前で…」

プラターヌ「さっきのフラダリさんが言っていたように、命を『与える者』と『奪う者』として伝わっているポケモンなんだ」

490: 2013/12/08(日) 02:07:29.36 ID:OfW6KvW/0
ピッコロ「命を与えると奪うとはどういうことなんだ?」

プラターヌ「そのままの意味だよ。ゼルアネスは鹿みたいなポケモンで角が七色に輝くとき永遠の命を分け与えると言われている」

プラターヌ「イベルタルは怪鳥みたいなポケモンで命が尽きるときあらゆる命を吸い尽くす存在だと言われている」

プラターヌ「僕もそこまでしかわかっていないから、もう少し詳しく調べるよ」

ピッコロ「わかった、色々と参考になった」

プラターヌ「ピッコロ君も手掛かりを探すのもいいけど、みんなとの旅を楽しんでよ!」

プラターヌ「君が元の世界に帰れるまで、この世界でしか味わえないことも色々と体験してほしいんだ」

ピッコロ「ああ、だいぶ楽しませてもらってるさ。じゃあ、俺は先を急ぐ。またな」

491: 2013/12/08(日) 02:09:40.26 ID:OfW6KvW/0
フラダリカフェ

ピッコロ「ん……?セレナとサナの気が何かに囲まれている…」

ピッコロ「何かあったのかもしれん、行ってみるか」ギュン

大人のおねえさん「!?」

大人のおねえさん「今、人が飛んで行ってたけど……私疲れてるのかな…?」ポカン

492: 2013/12/08(日) 02:15:06.87 ID:OfW6KvW/0
ミアレシティ 路地裏

セレナ「触らないで!」バシッ

チンピラA「おいおい、冷たいこと言うなよ?俺達、ホントに今無一文で金がねえんだよ」

セレナ「だから何度も言ってるでしょ!アンタ達に出すお金なんてないって!」

サナ「セレナ、怖い…」

チンピラB「お金持ちのトレーナーさんから、ちょっとだけ恵んでもらおうと思ってこれだけ頼んでんだよ?」

セレナ「だったら自分でお金を稼げばいいでしょ!私たちよりも体が大きいクセに働けない理由でもあるの!?」

チンピラC「おい、さっきから子どもだと思って下手に出てりゃ、調子にのんなよ?俺ら怒らすと何すっかわかんねえぞ?」

セレナ「何よ…やる気!?」

チンピラD「おっと!ポケモンを出そうなんて思わないでくれよ?俺ら丸腰の人間なんだからよ?」

チンピラE「そーそー、まさかトレーナーさんが丸腰の人間相手にポケモンを出すとかひでーマネをしたりしないよねー?」

セレナ「くっ…」

493: 2013/12/08(日) 02:19:05.61 ID:OfW6KvW/0
「ああ、お前達の言う通りだ」

チンピラA「あ?」

チンピラB「誰だ!?」

ピッコロ「たしかに丸腰の人間相手にポケモンを出すのは関心しないな」

チンピラA「(で、でけえ…)」

チンピラB「な、なんだテメエは!?」

セレナ「ピ、ピッコロさん!」

ピッコロ「だが、大の大人数人が子ども相手に金をせびるとはずいぶんと見苦しいもんだ」

チンピラC「ギャハハハハハ!なんだコイツの格好?肌が緑にターバンって…コスプレかあ!?」

ピッコロ「お前達、この場からすぐに失せるなら見逃してやる。だが…二人に手を出そうなら容赦はせんぞ」

チンピラD「へっ、なんだあ?女の目の前だからってよお……カッコつけてんじゃねえぞ!!」バッ

494: 2013/12/08(日) 02:19:54.32 ID:OfW6KvW/0
ビンッ

チンピラD「ブゲッ」

ガシャーン

チンピラA「!?」

チンピラB「デ、デコピン一発で!?」

ピッコロ「もう一度言う。ケガをしたくなければ今すぐ失せろ。さっきのヤツみたいになりたくはあるまい?」

チンピラA「ハア?この人数相手に言ってんのか?」

チンピラB「少し強いからって調子にのってんじゃねえぞ?緑ヤローが…」ジャラ…

チンピラE「半頃しにしちまえ!」グアッ

セレナ「ピッコロさん!!」

495: 2013/12/08(日) 02:20:56.56 ID:OfW6KvW/0
―――――

ピッコロ「どうした、半頃しにするんじゃなかったのか?」

チンピラA「ほ……げ…」

チンピラB「ヒイヒイ」

チンピラC「い、イテエよ~」

チンピラE「あわわわ…」

サナ「す、すごい…」

セレナ「(み、見えなかった…ピッコロさんが不良相手に何をしたのか…)」

ピッコロ「おい」ジロ

チンピラE「ひっ!?な、なんでしょう?」

ピッコロ「コイツらを連れてさっさと失せろ。また同じようなことをしたなら命はないものと思え」

チンピラE「は、ハイ!!」

ダッダッダッ

496: 2013/12/08(日) 02:25:05.54 ID:OfW6KvW/0
セレナ「ピ、ピッコロさん…」

ピッコロ「セレナ、サナ、ケガはないか?」

セレナ「うん、私達は大丈夫…ピッコロさん、助けてくれてありがとう」

ピッコロ「気にするな。あの手の連中は慣れているからな」

サナ「わーん!怖かったよー!!!」ガバッ

ピッコロ「サ、サナ…」

セレナ「正直私もすごく怖かった……最近ああいったトレーナー相手にカツアゲをする連中が多いの。人間相手にポケモンで攻撃するのは禁じられてるから…」

ピッコロ「この世界は一見穏やかそうに見えるが……そういうセコい連中はこの世界にもいるものだな」

ピッコロ「とにかく、ココを離れるぞ」

セレナ「うん!」

人影「………」

508: 2013/12/09(月) 23:13:34.99 ID:/DqE7Z560
ミアレシティ 路地裏

こどもA「……」ジー

こどもB「……」ジー

ピッコロ「セレナ、ココはやけに子どもが多いが…コイツらはココに住んでいるのか?」

セレナ「さあ…ここら辺はあまり治安が良くない場所って聞くけど…かといって非行に走ってるようには見えないし」

サナ「お父さんやお母さん達、心配してるんじゃないかな…」

ピッコロ「………」

ピッコロ「おい、俺達を後ろからジロジロと見ていないで、出てきたらどうだ?」

「!」

????「フッフッフ、やはり私の目に狂いはなかったようだな」

509: 2013/12/09(月) 23:15:19.28 ID:/DqE7Z560

スタスタスタ

謎の中年「キミの行動はさっき見せてもらったよ、ピッコロ君。女の子二人を悪漢から救ってくれたその勇気と強さ、素晴らしいの一言だよ」

ピッコロ「キサマ…何故俺の名を知っている?さっきのヤツらの仲間なら相手になるぞ」

謎の中年「まあ、落ちつきたまえ。キミのことは色々と調べさせてもらったんだ」

謎の中年「最近、カロスで謎の緑色のトレーナーの活躍が話題になっていてね」

サナ「へー、ピッコロさんってそんなに有名人だったんだ!」

ピッコロ「(そこまで、広まってるのか…)」

謎の中年「それだけじゃない。カロス発電所を占拠していた謎の集団を追い払ったのが、そこにいる少女とキミだということも知ってるよ」

サナ「えー!じゃあ、カロス発電所にいた悪い人を追い払ったのって、ピッコロさんとセレナだったの!?」

510: 2013/12/09(月) 23:17:14.69 ID:/DqE7Z560
ハンサム「申し遅れたね。私のコ…名はハンサム、この街で探偵業を営むシブーい中年だよ」

サナ「(ハンサムって本名なのかな?)」ひそひそ

セレナ「(さあ…ハンサムって言うほどの名前には見えないし…)」ひそひそ

ピッコロ「で、その探偵が俺に一体何の用だ?」

ハンサム「ああ、オホン。さて本題に入らせてもらうと…」

ハンサム「ミアレシティは世界に名だたる観光の街…様々な人が暮らすだけでなく色んな人々が訪れる…そして人が集まる所はトラブルが以下云々」

セレナ「(ねえ、ピッコロさん…この人、どうしてピッコロさんの後をつけてきたのかしら?)」ひそひそ

ピッコロ「(俺が知るか。もし頭のおかしなヤツだったらさっさと逃げるぞ)」ひそひそ

511: 2013/12/09(月) 23:19:47.36 ID:/DqE7Z560
ハンサム「何故キミの後をコソコソと追ってきたのか、それはキミを私の助手…いや、バディになってほしいのだ!」

ピッコロ「な、なんだって…?」

ハンサム「スゴ腕のトレーナーであるキミと私が組めば、ミアレの平和を守れるからだ!」

ハンサム「どうだ?ピッコロ君、私のバディに……って、あれ、ドコへ行くの?」

ピッコロ「セレナ、サナ、行くぞ」

ハンサム「ま、待ちたまえ!こうしてはるばるシンオ…いや、遠い所から来たんだ!」

ハンサム「ここ最近、ミアレで子どもの何人かが家出をし、路地裏にたむろしている事件が起きている!」

セレナ「子どもが路地裏に…?」

ハンサム「ミアレの平和の為にもキミの力が必要なのだ!一週間分の報酬だってはずむから!」

セレナ「(一週間分…)」

512: 2013/12/09(月) 23:22:13.64 ID:/DqE7Z560
ピッコロ「他を当たれ。俺はお前の探偵業の手伝いをするほどヒマではない」

セレナ「ちょっと待って、ピッコロさん」

ピッコロ「?」

セレナ「ハンサムさん、彼はそんじょそこらのトレーナーと違って多くの悪事を阻止した正義のトレーナーとして名を馳せているんです」

ピッコロ「………」

セレナ「もしバディを願いたいのなら、ピッコロさんのマネージャーである私の許可が要るんですけど…」

ピッコロ「勝手にマネージャーになるな!!」

ハンサム「そうか!では、彼を私のバディにしてもいいんだな!?」

セレナ「ええ、もちろんです。いいでしょ?ピッコロさん」

ピッコロ「お、おいコラ!勝手に決めるんじゃない!!」

513: 2013/12/09(月) 23:23:17.91 ID:/DqE7Z560
ハンサム「ありがとう、ピッコロ君!たった今からキミはハンサムハウスの一員だ!そしてこのハンサムのバディだ!」

ピッコロ「恩を仇で返しやがって…」

セレナ「ゴメンね。さっきの子ども達の悲しそうな目を見てたら、何だか放っておけなくて…」

サナ「でも、ピッコロさんってハードボイルドな雰囲気があるもんね!名探偵ピッコロの誕生だね!」

ピッコロ「変な肩書きをつけるな!」

ピッコロ「まったく…ならばさっさと、そのガキどもを見つけだすぞ」

ハンサム「うむ!では早速と任務に取り掛かろう!私の経験とカンによるとサウスサイドストリートから行ける路地裏がニオうぞ!」

サナ「それってココじゃないの?」

ハンサム「む…そうだったな!よし、ではここら周辺を探そう!」

セレナ「大丈夫かな…」

514: 2013/12/09(月) 23:24:24.42 ID:/DqE7Z560
サウスサイドストリート 路地裏

ピッコロ「ごく小さな気とやや小さな気が集まっている…どうやらココのようだな」

ハンサム「うむ!さすがはピッコロ君だ!では、その子達の様子を見に行ってくれたまえ!」

ピッコロ「何故、お前はついてこない?」

ハンサム「そ、それは…ワケがあって行けんのだ!」

ピッコロ「ふん、たかがガキ共相手に何を…行くぞ」

515: 2013/12/09(月) 23:25:21.97 ID:/DqE7Z560
えんじ♀「きゃあーー!!オバケー!!!」ダッ

スクールガール♀「お母さーん!!!」ダッ

スクールガール♂「もうダメだあ…おしまいだあ…」ガクガク

ピッコロ「…………」

サナ「…気を落とさないでね、ピッコロさん」

えんじ♀「もこおちゃん!おねえちゃーん!たすけてー!!」

セレナ「もこお?」

516: 2013/12/09(月) 23:26:47.62 ID:/DqE7Z560
もこお「ふんにゃあ!!」バッ

サナ「ニャスパーだ!カワイイー!!」

セレナ「私達のことを通せんぼしてるみたいだけど…」

ハンサム「ふむ、人を威嚇するとは穏やかではないな…ひょっとしてココはコイツの縄張りなのか?」

ピッコロ「言葉が通じるとは思えんが…おい、お前達はココで一体何をしているんだ?」

もこお「!?」

もこお「ふ……」ブルブル

もこお「ふんにゃあーーーーっ!!!」ダッ

ハンサム「君の顔を見た途端に逃げ出したね…」

ピッコロ「……ふん」

517: 2013/12/09(月) 23:28:01.07 ID:/DqE7Z560
「もこお!どーしたの!?」

ハンサム「ムムッ!今度は誰だ!?」

少女「あ、あれ…もこおは?」

ハンサム「ああ、さっき彼の顔を見た途端に逃げてしまって…」

ピッコロ「悪かったな」

少女「そうだったんだ…もこおはね、とってもこわがりさんなの。人間…特に大人の人が怖いみたい…」

セレナ「言っておくけど…ピッコロさんこれでもまだ14歳で、私達と年は変わらないのよ?」

少女「えっ…そうなの?ゴメンなさい、体がおっきいからてっきり…」

少女「それよりも、もこおを探さなきゃ…」

518: 2013/12/09(月) 23:29:34.77 ID:/DqE7Z560
セレナ「そうは言うけど…只でさえ広いミアレシティをどうやって探し回るの?」

ピッコロ「その必要はない。もこおというヤツの気を探れば簡単なことだ」

少女「え…"気"って?」

ハンサム「まあ、そのつまりだな、彼は超能力を使うんだ!もこおの居場所がわかるスゴーい能力を持っているんだよ!」

ピッコロ「どうやらココから北の方にいるようだ、捕まえに行くぞ」

少女「スゴい…」

セレナ「私も行くわ」

サナ「サナも!」

ハンサム「頼んだぞ!我がバディよ!!」

519: 2013/12/09(月) 23:30:35.62 ID:/DqE7Z560
別の路地裏のどこか

サナ「あっ、アレ!」

もこお「ふにゃあ~」ブルブル

ピッコロ「よし、捕まえるぞ」

セレナ「待って、ピッコロさんが行ったらまたあの子が怖がって逃げ出すわ。ピッコロさんはココで待ってて」

ピッコロ「わ、わかった…」

520: 2013/12/09(月) 23:31:37.19 ID:/DqE7Z560
しばらくして―――

セレナ「お待たせ」

もこお「ふんにゃにゃー♪」

ピッコロ「よく捕まえることが出来たな」

セレナ「フフ、だって私の手持ちにはニャオニクスがいるのよ?この子の扱い方ぐらい心得てるわ」

ピッコロ「そうだったな…」

サナ「早くハンサムさんの所へもどろう♪」

521: 2013/12/09(月) 23:32:35.05 ID:/DqE7Z560
ピッコロ「待たせたな。連れてきたぞ」

もこお「ふにゃにゃにゃあー!」

少女「あ、もこお!」

少女「もう!ドコに行ってたの?知らない所に行っちゃダメだよ!」

もこお「ふんにゃあ!」

少女「緑のお兄ちゃん、もこおを連れ戻してくれてありがとう!」

ピッコロ「礼を言うなら、セレナに言ってくれ。コイツがいなければ連れ戻すことなど到底出来なかったからな」

セレナ「エヘヘ」

522: 2013/12/09(月) 23:33:25.00 ID:/DqE7Z560
ハンサム「うむ!さすがは私が見込んだバディだ!」

ハンサム「……さあ少女よ、これで問題ないだろう?路地裏生活を卒業し、私の助手としてハンサムハウスで暮らさないか?」

ピッコロ「(路地裏生活…?)」

セレナ「え、助手って…」

少女「うん!いいよ!もこおも一緒だしね!それに探偵さんが何をするのか知りたくなっちゃった!」

ハンサム「ハハハ!!探偵はハードでボイルドだぞー!ワハハハハ!!!」

サナ「(ねえねえ、ハンサムさんって…)」ひそひそ

セレナ「(やっぱり口リコンなのかしら?)」ひそひそ

ピッコロ「……よくわからん…」

523: 2013/12/09(月) 23:34:45.62 ID:/DqE7Z560
ハンサムハウス

少女「わー!路地裏よりあったかそー!いい所だね、もこお!」

もこお「ふにゃにゃ?」

ハンサム「キミは今日から私の助手だ!つまりココはキミの家なのだから自由に使ってくれたまえ!」

サナ「ねえ、そういえばまだあなたの名前聞いてなかったけど、何て名前なの?」

マチエール「あたしはマチエールだよ」

ハンサム「マチエールか!ふむ…実にいい名前だ!」

サナ「よろしくね!マチエール♪」

ピッコロ「………」

キャッキャッ ウフフ

524: 2013/12/09(月) 23:36:25.17 ID:/DqE7Z560
ハンサム「うんうん、子どもはやはり遊んでいる姿が一番だな」

ピッコロ「ハンサム…お前に一つ聞きたいことがある」

ハンサム「ん?どうしたのかね?」

ピッコロ「あのマチエールというムスメ…さっきお前が路地裏生活とか言ってたが、あのムスメは一体何者なのだ?」

ハンサム「そうか…キミ達にはまだ言っていなかったな。あの子はな、親も兄弟もいなければ住む家もない……つまり浮浪児なんだ」

ピッコロ「ふろうじ?」

ハンサム「そう、彼女は小さい時からもこおと一緒であの路地裏にずっと暮らしていたんだ。だからわざわざアソコで、近所の子どもたちと遊んでいた…」

ピッコロ「そんなことが…」

525: 2013/12/09(月) 23:37:51.98 ID:/DqE7Z560
ハンサム「フフフ、勢いで招いたのはいいが、二人を喰わてやるほどの探偵の仕事はないんだがな…」

ピッコロ「お前!まさか、後先を考えずにあの二人を引き取ったのか!?」

ハンサム「しー!声がデカい!!」

ピッコロ「呆れたヤツだ…一時の同情心で、ムスメ一人とポケモン一匹を住ませてやるとはな…」

ハンサム「わかってはいるさ。だがな、あの子の純心な目を見るとな、放っておいてやれなかったんだ…」

ピッコロ「ふん、お互い似た者同士か」

ハンサム「え?」

526: 2013/12/09(月) 23:39:21.96 ID:/DqE7Z560
ハンサム「…とにかくピッコロ君、キミはよくやってくれたよ。これで子ども達もあの薄暗い路地裏に寄り付かなくなる。やはりキミをバディにして正解だったな」

ピッコロ「ソイツはセレナのヤツが決めたことだ。俺自身はお前のバディになった覚えはない」

ハンサム「どちらでもいいさ。もしまた何か依頼が来たら、キミの所へホログラムメールを送る。気が向いたらまた来てくれたまえ」

ピッコロ「俺のことよりもまずはあのムスメとポケモンの食いブチを探してやることだな」

ハンサム「そうだな…」

ピッコロ「(純心な目、か…)」

527: 2013/12/09(月) 23:40:37.43 ID:/DqE7Z560
マチエール「また遊び来てねー!」

もこお「ふにゃー!」

サナ「バイバーイ!」

セレナ「よかったね、ピッコロさん。これでしばらくはお金に困りそうにないわね」

ピッコロ「とてもそうには思えんがな」

セレナ「?」

528: 2013/12/09(月) 23:42:31.81 ID:/DqE7Z560
数日後

バサバサ

ポッポ「ポッポー」

マチエール「あ、ポッポだー!」

マチエール「あれ?お手紙だ…」

ハンサム「ほう、私に依頼の手紙かな?送り主は…"匿名希望"?」

マチエール「中身はなんだろ?」ガサガサ

マチエール「これって…お金だ!」

ハンサム「何だって!?一体誰からだ…?どうしてこんな大金を…」

ハンサム「(まさか…!)」

マチエール「どうしたの?」

529: 2013/12/09(月) 23:43:43.64 ID:/DqE7Z560
ハンサム「いや、何でもない。きっと親切な人が我々にガンバってもらうようにお金を送ってくれたんだよ」

マチエール「わー!良かったねーもこお!」

もこお「ふにゃにゃー!」

ハンサム「(これだけのお金があれば…この子達の食費も勉強代も少しの間は賄える…)」

ハンサム「(ありがとう、ピッコロ君…)」



ピッコロ「ふん」

530: 2013/12/09(月) 23:45:29.20 ID:/DqE7Z560
今回は番外編みたいなノリで
バトルがないとこんな楽だとは思わなんだ

539: 2013/12/12(木) 22:55:28.82 ID:6mIN6a/J0
ミアレシティ カフェ・カンコドール

サナ「ピッコロさーん!早く、ミアレガレット食べに行こうよー!」グイグイ

ピッコロ「お前達だけで行け。俺はココにいる」

セレナ「もう、頑固なんだから…サナ、行こう」

ピッコロ「(まったく呑気な連中だ、こんなことしてる場合じゃないというのに)」

ピッコロ「(…この世界に来てから、既に一ヶ月は過ぎたか……悟飯達は元気にしているだろうか)」

540: 2013/12/12(木) 22:57:34.43 ID:6mIN6a/J0
「おーい!ピッコロー!!」

ピッコロ「ん?」

ビオラ「元気にしてた?あんたが女の子二人を連れてデートだなんていいんじゃない、いいんじゃないの!?」

ピッコロ「大きなお世話だ。大体お前こそココで何をしに来た?」

ビオラ「私はミアレの出版社にいる姉に会いに来たのよ」

ピッコロ「あね?お前に姉がいたのか」

ビオラ「何よ!失礼ね~私に姉妹がいたっていいでしょ?」

541: 2013/12/12(木) 22:58:35.59 ID:6mIN6a/J0
セレナ「ピッコロさん、おいしいみずを買ってきたわよ…あれ、ビオラさん!?」

サナ「どうしてここに?」

ビオラ「今日はお休みよ。セレナちゃんもサナちゃんも元気そうね。どう?トレーナー生活は順調?」

セレナ「はい。色んなトレーナーとバトルをしたり、仲間達と色んな所へ歩き回ったり、充実した毎日を送ってます」

ビオラ「フフ、その調子よ。色んな人との出会いや体験を通じて成長するのがチャンピオンへの一歩だからね」

542: 2013/12/12(木) 23:00:15.70 ID:6mIN6a/J0
ビオラ「ピッコロもチャンピオンを目指さないの?あんたの常識はずれの強さならチャンピオンに行けても全然フシギじゃないと思うんだけど…」

ピッコロ「興味ないな」

ビオラ「やっぱりね…あんたらしいわ。ねえ、よかったら私の姉さんに会ってみない?」

セレナ「え、パンジーさんもココに住んでいるんですか?」

ビオラ「そ、ウチの姉さん、ジャーナリストで出版社に勤めてるからピッコロを記事に取り上げたら面白いんじゃない?って思うの」

ピッコロ「それが目的か…」

ビオラ「冗談よ!大体、そんなことしなくたってあんた充分に有名だもの!」

サナ「よかったね、ピッコロさん!」

ピッコロ「素直に喜べん…」

543: 2013/12/12(木) 23:01:55.65 ID:6mIN6a/J0
ピッコロ「……お前の姉、ジャーナリストと言ってたな?ならば、その姉の所へ案内してくれないか」

ビオラ「あら、どうしたの?ピッコロがそんな積極的に…」

セレナ「まさか…ピッコロさん、パンジーさんに興味が…」

サナ「ピッコロさんもやっぱり大人の女性の方が…」

ピッコロ「わけのわからんことを抜かすなっ!!!」

ビオラ「フフ、あんたってホント面白いわね。いいわ、一緒に行きましょ!」

544: 2013/12/12(木) 23:03:04.58 ID:6mIN6a/J0
ミアレシティ ミアレ出版

ビオラ「ハーイ♪姉さん、写真を届けに来たわよー」

パンジー「あら、ビオラ。お客さんを連れてきたの?」

セレナ「こんにちわ、パンジーさん」

サナ「お邪魔しまーす!」

パンジー「まあ、セレナちゃんにサナちゃんじゃない!…ところで、うしろにいるポケモンみたいなのは……?」

パンジー「あーっ!あなたはたしか…!」

ピッコロ「お前はハクダンジム前にいた…」

パンジー「肌が緑色だからおかしいと思ったけど…最近ウワサになっているトレーナーってあなただったのね!?」

545: 2013/12/12(木) 23:07:07.07 ID:6mIN6a/J0
パンジー「でも、ビックリしたわ…博士から聞いたけど、あなたが別の世界からやってきたトレーナーだなんてね…」

ピッコロ「まさか…その事も記事に書いているのか?」

パンジー「書いてないわ。大体、別世界から来た。なんて書いたってバカにされるだけだもの」

ピッコロ「そうか」

セレナ「あれ…じゃあピッコロさん、パンジーさんから『がくしゅうそうち』を貰っていないの?」

ピッコロ「何だそれは…?」

パンジー「あ!そうだったわね。本当ならカルムって子に渡すはずだったんだけど、あなたがその子を元の所へ戻すのならあなたに譲るわ」

セレナ「これがあれば、控えにいるポケモンも経験を積むことが出来るの。だから一部のトレーナーしか持つことが出来ないくらい貴重なものなの」

546: 2013/12/12(木) 23:08:50.73 ID:6mIN6a/J0
ピッコロ「悪いが…俺には必要ない」

セレナ「でも…これがあればピッコロさんのポケモンが育つの早くなるのよ?」

ピッコロ「そんなものに頼らなくとも、俺のポケモンはしっかり成長している」

パンジー「そう。あなたがそう言うなら、渡す必要はないわね」

ビオラ「ホント。それを渡しちゃったらピッコロのポケモンが更にバケモノになっちゃうもの」

ピッコロ「どういう意味だ」

547: 2013/12/12(木) 23:09:57.10 ID:6mIN6a/J0
ピロロロ!ピロロロ!

セレナ「ホロキャスターだわ。誰かしら?」

ブオォン

トロバ「お久しぶりです」

サナ「あ!トロバ!」

トロバ「これから、みんなで14番道路で集まろうと思っています」

トロバ「僕は14番道路の公園で待っていますので、みなさんをお待ちしております」

ピッコロ「(トロバか、アイツもトレーナーとしてだいぶ腕を上げたのだろうか…)」

サナ「みんなと久しぶりに集まれるね!14番道路へ早く行こうよ!」

パンジー「お友達かしら?14番道路だったらココからプリズムタワーへ向かって、そこを北へ歩けば14番道路に行けるわ」

ビオラ「迷子になったら、タクシーを利用するのも手よ。お金に余裕があったらの話だけど」

548: 2013/12/12(木) 23:11:16.80 ID:6mIN6a/J0
ピッコロ「セレナ、サナ、お前達は先に行ってくれ。後からお前達の方へ行く」

サナ「どうしたの、ピッコロさん?やっぱりパンジーさんが…」

ピッコロ「違う。少し二人に話があるだけだ。そんなに時間はかからん」

セレナ「わかったわ。パンジーさん、ビオラさん、おジャマしました。サナ、行きましょう」

サナ「う、うん…」

パンジー「また遊びいらっしゃいね」

ビオラ「今度、美味しいスイーツを食べながら話しましょ♪」

549: 2013/12/12(木) 23:12:09.84 ID:6mIN6a/J0
スタスタ…

パンジー「それで、話って?」

ビオラ「言っておくけど…私も姉さんも独身だからって、変なことをしちゃダメよ?」

ピッコロ「ビオラ、パンジー…お前たち姉妹に頼みたいことがある」

ビオラ「え?」

パンジー「何かしら?」

550: 2013/12/12(木) 23:14:19.69 ID:6mIN6a/J0
ノースストリート 14番道路前

サナ「遅いな…ピッコロさん」

セレナ「あ、来たわ」

ピッコロ「待たせたな」

サナ「ピッコロさん、何やってたの?」

ピッコロ「気にするな。それよりも早く14番道路へ向かうぞ」

セレナ「ねえ、ピッコロさんに話したいことがあるの。14番道路に着いたら話しましょう」

ピッコロ「…?わかった…」

551: 2013/12/12(木) 23:15:43.46 ID:6mIN6a/J0
14番道路 公園

ティエルノ「おーい、こっちこっち!!」

セレナ「トロバ、ティエルノ、元気にしてた?」

トロバ「ええ、皆さんもお元気そうですね」

サナ「ねえねえ!昨日ね、こんなことがあったんだよ!」


久しぶりの仲間達の集合で子ども達とピッコロは色んな会話をした
バトルをしたり、自分が出会ったポケモンや捕まえたポケモンの話をしたり、自分の周りで起きた出来事を話したりと
そんな仲間達との楽しい会話をしている内に時間はあっという間に過ぎていった

552: 2013/12/12(木) 23:18:15.89 ID:6mIN6a/J0
トロバ「おや、もうこんな時間になってしまいましたね」

ティエルノ「すっかり暗くなっちゃったな…」

サナ「ねえ!今からみんなで14番道路名物、怖い家に行こうよ!」

ティエルノ「え~、今から行くの?」

サナ「だって、怖い家なんだから暗い夜に行った方が楽しいじゃない!ね、セレナ!?」

セレナ「………」

サナ「どうしたのセレナ?そんな難しい顔をして…」

553: 2013/12/12(木) 23:19:23.37 ID:6mIN6a/J0
セレナ「ピッコロさん、さっきのことなんだけど…」

ピッコロ「なんだ?言ってみろ」

セレナ「私、ピッコロさんから武術を学びたいの」

ピッコロ「そうか。たしかにお前ほどのトレーナーなら…」

ピッコロ「ナニ?」

554: 2013/12/12(木) 23:22:59.26 ID:6mIN6a/J0
ピッコロ「今…なんて言った?」

セレナ「ピッコロさんから武術を学びたいの」

サナ「え?」

トロバ「セレナさん…?」

ティエルノ「ど、どうしたちゃったの?」

ピッコロ「セレナ…お前、気はたしかか?熱があるのか?」スッ

セレナ「違うわよ!本気で言ってるのよ!!」

555: 2013/12/12(木) 23:24:14.70 ID:6mIN6a/J0
ピッコロ「しかし……何故、急にそんなことを?」

セレナ「昨日、私とサナがミアレの路地裏で不良に絡まれたでしょ?」

セレナ「その時、私は自分の力の無さを思い知った…」

ピッコロ「それでもお前は数人の不良相手に動じずにサナを守った…それだけでもお前の行動は立派だ」

セレナ「でも、あの時は怖くて何も出来なかったのよ!?ポケモンも出せない状況がどれだけ怖かったか、わかる!?」

ピッコロ「………」

セレナ「あの時ピッコロさんが助けに来なかったら、私達どうなってたかわからなかった…」

トロバ「たしかに、トレーナーが生身の人間相手にポケモンをけしかけるのは禁じられていますけど…」

556: 2013/12/12(木) 23:26:33.73 ID:6mIN6a/J0
セレナ「私はピッコロさんにトレーナーとしての基礎を教えた…」

セレナ「だったら今度は私がピッコロさんから強さを学びたい!」

セレナ「ポケモンなしでも自分の身やサナ達を守れるくらいになりたいの!!!」

ピッコロ「(コイツの心と目…たしかに決意に満ちている)」

ピッコロ「(とりあえずヤツには武闘家として"最低限"のことを教えればいいか…)」

ピッコロ「……いいだろう。お前に武術を教えよう」

ピッコロ「言っておくが…俺の修行は辛くて厳しいぞ?少しでも音を上げようものなら、すぐにやめる。お前には本来、ポケモンマスターへの道があるからな」

セレナ「うん、わかったわ!私、ガンバる!!」

ピッコロ「(ハンサムのヤツが言っていた純真な目…ああゆう目を言うのだろうか…)」

557: 2013/12/12(木) 23:27:14.51 ID:6mIN6a/J0
ピッコロ「その前に準備をすることがある」

ピッコロ「全員出ろ」バババッ

ブリガロン「ガロ!」

サーナイト「サーナ!」

カメックス「ほいさ」

ヤンチャム「おうっ!」

ヌメラ「ヌメ」

558: 2013/12/12(木) 23:28:20.30 ID:6mIN6a/J0
ピッコロ「セレナ、お前もポケモンを全部出せ」

セレナ「え?わ、わかった」

セレナ「みんな、出てきて!」

ポンッ ポンッ ポンッ

ピッコロ「いいかお前達、これから俺はセレナと一緒に修行をすることになった」

ピッコロ「そこでお前達は仲間内で、もしくはセレナのポケモン達と共に修行をするんだ」

ピッコロ「お前達がどこでどう修行をするかは任せる。修行が終わったら、またココへ戻るようにお前達に伝える」

559: 2013/12/12(木) 23:29:33.43 ID:6mIN6a/J0
サーナイト「(そうですか…)」

カメックス「(サナちゃん、あいつ何て言ってるんじゃ?)」

サーナイト「(今、みんなに伝えます)」ゴニョゴニョ

ブリガロン「(え?)」

ヤンチャム「(マジで?)」

カメックス「(あいつ…一人で女の子を独り占めするつもりじゃなかろうな?)」

ヌメラ「ヌメ」

560: 2013/12/12(木) 23:32:28.23 ID:6mIN6a/J0
サーナイト「(わかりました。ピッコロ様、貴方の言いつけ通りみんなを修行につかせます)」

ピッコロ「(頼んだぞ)」

サーナイト「(ピッコロ様もお気をつけて…みんな行きましょう)」

マフォクシー「(ふっ、お前らオレ達の足を引っ張るようなことをするなよ?)」

ヤンチャム「(その言葉そっくりリボンでもつけて返してやるぜ)」

カメックス「(ワシはあそこにいる女トレーナー達と修行したいんじゃが…)」

サンダース「(オレもちょっとここら辺を散歩したいんだけど…)」

アブソル「(あんた達も一緒に修行するんだよ)」

561: 2013/12/12(木) 23:33:22.13 ID:6mIN6a/J0
ゾロゾロ

セレナ「みんな、行っちゃった…」

サナ「大丈夫なの?あれじゃあ、野生化しちゃうよ?」

ピッコロ「心配するな。ヤツらは簡単に捕まるほどヤワな連中ではない」

ピッコロ「よし、まずはその服装をなんとかしよう。その格好で修行など、以ての外だからな」

セレナ「え、でも私、胴着なんて…」

ピッコロ「そこを動くな」

セレナ「?」

562: 2013/12/12(木) 23:34:26.70 ID:6mIN6a/J0
ビビッ

トロバ「セレナさんの服が!?」

セレナ「こ、この服は…?って、私の服はどうしたの!?」

ピッコロ「心配するな。今は術で変えてるだけだ。終わったら元にもどしてやる」

ピッコロ「修行をする以上は、その格好でガマンをしろ。髪もしっかり結んでおけ。いいな?」

セレナ「……わかったわ」

サナ「セ、セレナがピッコロさんと同じ格好になっちゃった…」

トロバ「それよりも今のどういうトリックを使ったんですか?セレナさんの服を一瞬で変えるなんて…」

ティエルノ「ピッコロさんって本当は魔法使いなんじゃ…?」

563: 2013/12/12(木) 23:36:27.77 ID:6mIN6a/J0
ピッコロ「お前達はどうする?セレナと修行をするか?」

サナ「う~ん……サナも一緒にやりたいけど、やっぱりあたしはこの子達と一緒に思い出を作りたいの…」

トロバ「僕は図鑑集めがありますから、遠慮しておきます」

ティエルノ「自分も新しい踊りを探したいから、やめとくよ」

ピッコロ「ああ、そうしろ。お前達は自分のやりたいことを専念すればいい」

サナ「セレナ…辛かったら辞めたっていいんだからね?」

セレナ「大丈夫、絶対強くなって、みんなを驚かせるから」

ティエルノ「うん、楽しみにしてるよ!ピッコロさんもセレナんを頃したりしないでよ?」

トロバ「縁起でもないことを言わないでください…」

564: 2013/12/12(木) 23:37:47.96 ID:6mIN6a/J0
サナ「ガンバってねー!!!」

ピッコロ「では、早速と修行に取り掛かるぞ」

セレナ「え、だってもうこんなに暗いのに…?」

ピッコロ「バカを言うな。修行をするのに時間など関係あるものか」

ピッコロ「いいか!これからは食事と睡眠以外はこの俺との修行だ。覚悟しておけっ!!」

セレナ「そ、そんな…」

ピッコロ「キサマが望んだことだろ?ならば、今すぐに辞めても俺は構わんぞ?」

セレナ「……わかったわ。やりましょう」

ピッコロ「よし、まずはココは人がいる。人がいない所へ移るぞ」

セレナ「人がいないって…ドコに?」

ピッコロ「海神の穴だ」

565: 2013/12/12(木) 23:38:27.52 ID:6mIN6a/J0
海神の穴

ピッコロ「ココだ」スタッ

セレナ「お願いだから、次飛ぶときはなるべく高速で飛ばないで…」ヘタッ

セレナ「それで、最初は一体何をやればいいの?」

ピッコロ「そうだな。まずは……」


セレナ「………」

セレナ「ねえ……ホントにココでジッとしてるだけなの…?」

ピッコロ「動くんじゃない。お前はまず精神を鍛えねばいかん」

セレナ「ハア…」

566: 2013/12/12(木) 23:39:10.99 ID:6mIN6a/J0
数日後――

セレナ「ヤーッ!!」ダッ

スカッ

ピッコロ「うしろだ」

セレナ「キャアっ!」

ピッコロ「馬鹿者!相手の動きをよく見てから攻撃しろ!」

セレナ「そんな!早すぎて、見えないわ!」

ピッコロ「見るんじゃない、感じるんだ」

セレナ「感じるって……そんなこと出来るわけないわ…」

ピッコロ「だったら強くなれ。誰よりも強くなるつもりでな」

セレナ「………」

567: 2013/12/12(木) 23:39:54.24 ID:6mIN6a/J0
1週間後――

セレナ「ハーッ!!!」

バッ ガガガッ ガッ

ピッコロ「(だいぶマシになってきたな。ならば…)」

ピッコロ「ダ!」ズアッ

セレナ「!!」ドンッ

ブアッ ドサッ

セレナ「………」

ピッコロ「しまった!やりすぎたか!?」

568: 2013/12/12(木) 23:41:00.11 ID:6mIN6a/J0
ニヤ

セレナ「えいっ!」シュッ

ピッコロ「バカめ」パシッ

セレナ「え!?」

ピッコロ「いい作戦だったが、気がうまくコントロール出来ていないようだな。それでは警戒してくださいと言ってるようなものだ」

セレナ「くっ!」

ピッコロ「休んでいるヒマはないぞ!さっさとかかってこいっ!!!」

569: 2013/12/12(木) 23:42:07.10 ID:6mIN6a/J0
夜――

セレナ「いたた…」

ピッコロ「ふっ、ずいぶんと可愛らしい顔が台無しじゃないか」

セレナ「ねえ、ピッコロさんの仲間って一体どんな人なの?ピッコロさんよりも強い人はいるの?」

ピッコロ「…そうだ。一時期はそいつらを超えてた時期もあったが、先天的な戦闘センスを持つそいつらはすぐに俺を軽く声った」

ピッコロ「その中には俺の弟子でお前と同じぐらいの子どもがいる…」

セレナ「へえ…じゃあ、その子ピッコロさんに鍛えてもらったんだ?」

セレナ「どんな子なんだろ…ピッコロさんの弟子だからきっと優しい子なんだろうな…」

ピッコロ「くだらんこと言ってないで、さっさと寝てしまえっ!明日はこんなやさしいシゴキではないぞ!」

セレナ「は、ハーイ!」ササッ

ピッコロ「ふん」

570: 2013/12/12(木) 23:42:47.50 ID:6mIN6a/J0
セレナ「スースー」

ピッコロ「(こうしてコイツと修行をしていると思い出す。悟飯と修行してた頃を…)」

ピッコロ「(最初はただの泣き虫なガキが、今や悟空を超えた戦士になっている…)」

ピッコロ「(コイツも…住む世界が同じであればトレーナーではなく一人の戦士として仲間になれたかもしれないな…)」

ピッコロ「(俺としたことが、何をバカなことを…明日に備えて休むか)」



セレナはピッコロの下で血の滲むような過酷な修行を続けていた
ポケモン達も、互いに伸ばし合いながら修行に励んでいた
それぞれの思いを胸に秘めながら…

571: 2013/12/12(木) 23:43:53.13 ID:6mIN6a/J0
マフォクシー「(ご主人様、ガンバってるな…)」

ブリガロン「(ねえ、俺達いつまで修行してればいいんだろう?)」

サーナイト「(ピッコロ様を侮辱する者は私が許さない…!)」ギリッ

アブソル「(生意気だよ、お前…)」キッ

サンダース「(なんか睨み合ってるな…あの二人。なあ、あの亀ジイさんはどうした?)」

ニャオニクス「(むこうで女トレーナーをセクハラしに行った)」

ヌメイル「(よし、修行を続けるぞ)」

ヤンチャム「(なんかいつの間に進化してるしコイツ)」

572: 2013/12/12(木) 23:45:44.16 ID:6mIN6a/J0
そうこうしていくうちに、数週間が過ぎていった――


セレナ「やあ!」

ドゴッ

セレナ「見てピッコロさん!!私、岩を砕けるようになったわ!!」

ピッコロ「(気のコントロールが出来てきたようだな…)」

ピッコロ「よし、これで例え大の男が数人がかりでかかってきても、軽く倒せるだろう」

セレナ「ホント!?」

ピッコロ「だが、あくまでも護身の為だということを忘れるなよ。むこうから襲ってこない限り、みだりに相手に攻撃を仕掛けるな」

セレナ「うん、わかった!」

573: 2013/12/12(木) 23:47:45.62 ID:6mIN6a/J0
ピッコロ「では、次は俺の気を探ってみろ」

セレナ「コレが……ピッコロさんの気?すごく、大きいわ…」

ピッコロ「どうだ、他に何かわかるか?」

セレナ「…色んなポケモンやトレーナーの気が感じるわ」

ピッコロ「それで、相手のポケモンがどれほどの強さかわかるだろう、強いポケモンやトレーナーと戦いたい時に活用するといい」

574: 2013/12/12(木) 23:48:26.81 ID:6mIN6a/J0
セレナ「あ、なんだか知ってるような気を感じるわ」

ピッコロ「サナ達だろう。人間によってはそれぞれ特徴的な気がある。覚えておくといい」

セレナ「ねえピッコロさん、前にピッコロさんが空を飛んでいたあの術…どうやったら出来るの?」

ピッコロ「あれは俺の世界にいる俺と同じ種族でしか使えん術だ。お前達人間には習得出来ん」

セレナ「そっか…」

ピッコロ「(この世界の人間に武空術や気功波を教えたら、たちまちカロス内が大騒ぎになってしまうからな…)」

576: 2013/12/12(木) 23:50:58.00 ID:6mIN6a/J0
ビビッ

セレナ「あ、私の服が戻ってきた…」

ピッコロ「これで、お前に教えてやることはなくなった。後はいつもどおりトレーナーに専念するといい」

セレナ「うん!ねえピッコロさん」

ピッコロ「なんだ?」

セレナ「ありがとう。この数週間、辛いこともいっぱいあったけど、ピッコロさんと修行出来て本当に良かったわ」ニコッ

ピッコロ「ふっ、キズやコブだらけの顔での笑顔はえらく滑稽だな」

セレナ「な…!?もう!ピッコロさんったら!!」

虫?「………」ブブブブブブ



――?

?????「フム…あれが緑のトレーナー、ピッコロ…なるほど、たしかに凄まじい力の持ち主だナ…」

?????「ヤツのデータを得れば、予想以上の成果を得られるかもしれん…」

577: 2013/12/12(木) 23:53:00.04 ID:6mIN6a/J0
今日はこれまで
セレナは多分、サタンよりは強くなってるんじゃないかと思います

578: 2013/12/13(金) 00:02:27.73 ID:/AwCM3Ny0


ピッコロ「カロス地方?」【後編】

引用: ピッコロ「カロス地方?」