442: 2017/04/12(水) 00:49:03.63 ID:8N3bNUdR0
モノクマ「嫌われの呪い」【前編】
―――食堂
最原「……いないか」
―――東条の研究教室
最原「ここにもいない……東条さん、どこにいるんだ?」
最原(もしかして、僕から逃げてる?僕の行動から予測して、見つからない場所に隠れてるんじゃ……?)
最原(だとしたら、僕には絶対に見つかりっこない……。なんとかして、東条さんと会う方法を考えなくちゃ)
―――夜 白銀フェイズ
白銀「さ~て!今日もハッスルしちゃうぞ~!」
誰の所へ行きますか? 3つ下の回答で決定
445: 2017/04/12(水) 00:53:29.34 ID:JVKLV6Gko
入間
454: 2017/04/13(木) 19:28:35.62 ID:kpNsVvJh0
―――入間の研究教室前
白銀「入間さ~ん、ドアを開けてよ~!話したいことがあるんだよ~!」ドンドン!
入間「………」ガタガタ…
白銀「……ふ~ん、出て来る気は無いんだね?皆をこんな目に遭わせてるって言うのにさ……」
入間「……!?」ビクッ!
白銀「最原くんから聞いたよ。入間さん、最原くんを騙して記憶を消そうとしたんだってね。そのせいで最原くんは皆を信じる気持ちをなくしちゃったんだよ?」
入間「う、う……」
白銀「……最原くんだけじゃない、皆が苦しんでるのは入間さんのせいなんだよ?だって入間さんが保身を考えてさえいなければ、最原くんは皆を許していたんだからね……!」
入間「うぅぅ……うぅぅぅぅぅぅ……」
白銀「……何とか言いなよ。皆、入間さんに怒ってるんだよ?入間さんのせいで私たちは最原くんに許して貰えなくなっちゃったんだよ?なんとか言ったらどうなの!?」ガンッ!
入間「ひ、ひぃぃっ!!!」ビクッ!
白銀「……また、そうやって逃げるんだね。最原くんからも、自分の罪からも、皆からも逃げるんだね。最低だよ、入間さん……」スタスタ…
白銀「入間さ~ん、ドアを開けてよ~!話したいことがあるんだよ~!」ドンドン!
入間「………」ガタガタ…
白銀「……ふ~ん、出て来る気は無いんだね?皆をこんな目に遭わせてるって言うのにさ……」
入間「……!?」ビクッ!
白銀「最原くんから聞いたよ。入間さん、最原くんを騙して記憶を消そうとしたんだってね。そのせいで最原くんは皆を信じる気持ちをなくしちゃったんだよ?」
入間「う、う……」
白銀「……最原くんだけじゃない、皆が苦しんでるのは入間さんのせいなんだよ?だって入間さんが保身を考えてさえいなければ、最原くんは皆を許していたんだからね……!」
入間「うぅぅ……うぅぅぅぅぅぅ……」
白銀「……何とか言いなよ。皆、入間さんに怒ってるんだよ?入間さんのせいで私たちは最原くんに許して貰えなくなっちゃったんだよ?なんとか言ったらどうなの!?」ガンッ!
入間「ひ、ひぃぃっ!!!」ビクッ!
白銀「……また、そうやって逃げるんだね。最原くんからも、自分の罪からも、皆からも逃げるんだね。最低だよ、入間さん……」スタスタ…
455: 2017/04/13(木) 19:34:47.12 ID:kpNsVvJh0
入間「……う、うぅ……ぐぅぅぅ……っ!」
入間「わ、私は悪くない……あいつらだって最原を虐めてたじゃないか、私だけが悪いんじゃない……悪くない!」
入間「に、逃げてるのはあの地味ブス女の方だ!全部を俺様のせいにしてるだけじゃないか!あいつだけじゃない、俺様を責めてる奴ら全員がそうだ!俺様は悪くない!」
入間「そ、そうだよ……あいつらは俺様を除け者にして安心してるだけなんだ。だから、俺様は……あっ!?」
入間「……俺様だけ、除け者……?お、俺様だけが仲間外れ……?って、ことは、次に終一みたいに虐められるのは、わ、私……!?」
入間「い、嫌だ……!そんなの嫌だ!だ、誰か助けてくれよっ!わ、私は、私はぁぁぁぁぁっ!」
入間美兎の絶望度 94→99
―――最原フェイズ 朝
最原「朝だ、行動を開始しよう……」
どうしますか? この下の回答で決定
入間「わ、私は悪くない……あいつらだって最原を虐めてたじゃないか、私だけが悪いんじゃない……悪くない!」
入間「に、逃げてるのはあの地味ブス女の方だ!全部を俺様のせいにしてるだけじゃないか!あいつだけじゃない、俺様を責めてる奴ら全員がそうだ!俺様は悪くない!」
入間「そ、そうだよ……あいつらは俺様を除け者にして安心してるだけなんだ。だから、俺様は……あっ!?」
入間「……俺様だけ、除け者……?お、俺様だけが仲間外れ……?って、ことは、次に終一みたいに虐められるのは、わ、私……!?」
入間「い、嫌だ……!そんなの嫌だ!だ、誰か助けてくれよっ!わ、私は、私はぁぁぁぁぁっ!」
入間美兎の絶望度 94→99
―――最原フェイズ 朝
最原「朝だ、行動を開始しよう……」
どうしますか? この下の回答で決定
456: 2017/04/13(木) 19:37:08.90 ID:88VrRY5qo
作戦会議
462: 2017/04/14(金) 01:01:24.99 ID:72/EkUuN0
―――最原の私室
最原「……僕がこれからどう行動したら良いか、皆の意見を聞かせて欲しいんだ」
キーボ「仲間が増えてきましたね!今の僕たちの希望の力なら、皆もきっと話を聞いてくれるはずです!」
獄原「でも、中には最原くんとお話するのが嫌だって人も居るみたいだよ?」
真宮寺「その場合は僕たちで相談してなんとか話し合いの場をセッティングする方法を考えなきゃならないネ。今居るメンバーだけで良い案が浮かばなかったら新しい仲間を増やしてから話し合いをしてみればきっと良い考えが浮かぶはずだヨ」
王馬「持つべきものは頼りになる友達ってことだね!」
最原「……今、僕の話を聞いてくれそうな人は誰かな?」
王馬「うーん……はっきりとはわからないけど、最原ちゃんが一番信頼していた人なら、その信頼に応えようとしてくれるんじゃないかな?」
獄原「最原くんが一番信頼していた人って言うと……」
真宮寺「……彼の事だろうネ。彼の破天荒さは今の僕たちに必要なものサ」
キーボ「最原くん、彼に白銀さんの魔の手が迫る前に話し合いの場を持ちましょう!」
最原「……僕がこれからどう行動したら良いか、皆の意見を聞かせて欲しいんだ」
キーボ「仲間が増えてきましたね!今の僕たちの希望の力なら、皆もきっと話を聞いてくれるはずです!」
獄原「でも、中には最原くんとお話するのが嫌だって人も居るみたいだよ?」
真宮寺「その場合は僕たちで相談してなんとか話し合いの場をセッティングする方法を考えなきゃならないネ。今居るメンバーだけで良い案が浮かばなかったら新しい仲間を増やしてから話し合いをしてみればきっと良い考えが浮かぶはずだヨ」
王馬「持つべきものは頼りになる友達ってことだね!」
最原「……今、僕の話を聞いてくれそうな人は誰かな?」
王馬「うーん……はっきりとはわからないけど、最原ちゃんが一番信頼していた人なら、その信頼に応えようとしてくれるんじゃないかな?」
獄原「最原くんが一番信頼していた人って言うと……」
真宮寺「……彼の事だろうネ。彼の破天荒さは今の僕たちに必要なものサ」
キーボ「最原くん、彼に白銀さんの魔の手が迫る前に話し合いの場を持ちましょう!」
463: 2017/04/14(金) 01:04:29.04 ID:72/EkUuN0
最原「……そうだ、入間さんのことなんだけど……」
王馬「え?入間ちゃんを部屋から出す方法?そんなの簡単じゃん!キーボの力を借りればちょちょいのちょいだよ!」
キーボ「僕、ですか……?王馬くんの提案と言う時点で嫌な予感がするんですけれど……」
王馬「平気、平気!もしも入間ちゃんと話したいって言うなら、俺に声をかけてよ。なんとかしてみせるからさ!」
最原「……そうだ、東条さんの事なんだけど……」
真宮寺「最原くんから逃げ回っている……か」
王馬「うーん……東条ちゃんから逃げ回るならまだしも、逃げ回る東条ちゃんを見つけて、かつ捕まえるなんて俺には無理かな~?」
獄原「一度見つけられればゴン太なら捕まえられるけど……東条さん、どこに居るかわからないからな……」
キーボ「……残念ながら東条さんを捕まえる方法は今は思いつきませんね。もう少し人を集めてから考えてみましょう」
最原(皆と意見交換をした。この情報を元に皆を必ず救い出すぞ……!)
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
王馬「え?入間ちゃんを部屋から出す方法?そんなの簡単じゃん!キーボの力を借りればちょちょいのちょいだよ!」
キーボ「僕、ですか……?王馬くんの提案と言う時点で嫌な予感がするんですけれど……」
王馬「平気、平気!もしも入間ちゃんと話したいって言うなら、俺に声をかけてよ。なんとかしてみせるからさ!」
最原「……そうだ、東条さんの事なんだけど……」
真宮寺「最原くんから逃げ回っている……か」
王馬「うーん……東条ちゃんから逃げ回るならまだしも、逃げ回る東条ちゃんを見つけて、かつ捕まえるなんて俺には無理かな~?」
獄原「一度見つけられればゴン太なら捕まえられるけど……東条さん、どこに居るかわからないからな……」
キーボ「……残念ながら東条さんを捕まえる方法は今は思いつきませんね。もう少し人を集めてから考えてみましょう」
最原(皆と意見交換をした。この情報を元に皆を必ず救い出すぞ……!)
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
466: 2017/04/14(金) 01:08:38.33 ID:BKQ9ekJ3O
百田
468: 2017/04/14(金) 02:17:31.57 ID:72/EkUuN0
―――百田の研究教室
百田「………」
最原『……君は僕を振り回しているだけだ、僕の事なんて何一つとして理解してくれてないんだよ』
最原『僕、そんな親友はいらない。関わりだって持ちたくない』
百田「……俺は、何をやってんだよ……?何が……何が宇宙に轟く男だよ?大切なダチにあんな真似して、そいつにまた負担を強いる糞野郎じゃねえかよ……っ!」
百田「終一の事を傍に居て当然のやつだって思ってたんじゃないのか?何しても腹を割って話し合えば分かり合えるんだって思い込んでたんじゃねえのか?だから……だから、あんな無神経な事が出来るんだよ!俺って奴はっ!」
百田「何が『親友』だ!何が『俺を殴ってくれ』だ!?結局俺は……俺は、自分の中の勝手な思い込みを終一に押し付けてただけじゃねえかよ!そんな奴のどこに、終一の親友を名乗れる資格があるって言うんだよっ!?」
百田「くそっ!くそっ……!俺は、俺は……っ!」
最原「……何時までそうしているつもりなんだい?」
百田「!?」
最原「……そうやって泣き言を言っていれば何か解決するの?した事がなかったことになるの?」
百田「あ、ぐっ……!?」
最原「……君はもう、前に進む事を諦めたの?このままで良いと本気で思ってるの?」
百田「ぐっ……うぅっ……!」ダッ!
最原「……逃げるの?何も言い返さずにさ」
百田「ぐ、っっ……俺に、お前と話す資格なんかねえんだよ……っ」
最原「………」
百田「……お前に詰られんのも、俺がした事を考えれば当然の事だ。それに反論したり、お前に許しを請う資格なんて俺にはねえんだよ!俺は……もう、取り返しのつかないことを……っっ!」
最原「……そう。それが君の考えなんだね?」
百田「……ああ、そうだ。だから最原、もう俺には……」
最原「……わかったよ、百田くん。……歯ぁ、食いしばれ!」
百田「……えっ?」
百田「………」
最原『……君は僕を振り回しているだけだ、僕の事なんて何一つとして理解してくれてないんだよ』
最原『僕、そんな親友はいらない。関わりだって持ちたくない』
百田「……俺は、何をやってんだよ……?何が……何が宇宙に轟く男だよ?大切なダチにあんな真似して、そいつにまた負担を強いる糞野郎じゃねえかよ……っ!」
百田「終一の事を傍に居て当然のやつだって思ってたんじゃないのか?何しても腹を割って話し合えば分かり合えるんだって思い込んでたんじゃねえのか?だから……だから、あんな無神経な事が出来るんだよ!俺って奴はっ!」
百田「何が『親友』だ!何が『俺を殴ってくれ』だ!?結局俺は……俺は、自分の中の勝手な思い込みを終一に押し付けてただけじゃねえかよ!そんな奴のどこに、終一の親友を名乗れる資格があるって言うんだよっ!?」
百田「くそっ!くそっ……!俺は、俺は……っ!」
最原「……何時までそうしているつもりなんだい?」
百田「!?」
最原「……そうやって泣き言を言っていれば何か解決するの?した事がなかったことになるの?」
百田「あ、ぐっ……!?」
最原「……君はもう、前に進む事を諦めたの?このままで良いと本気で思ってるの?」
百田「ぐっ……うぅっ……!」ダッ!
最原「……逃げるの?何も言い返さずにさ」
百田「ぐ、っっ……俺に、お前と話す資格なんかねえんだよ……っ」
最原「………」
百田「……お前に詰られんのも、俺がした事を考えれば当然の事だ。それに反論したり、お前に許しを請う資格なんて俺にはねえんだよ!俺は……もう、取り返しのつかないことを……っっ!」
最原「……そう。それが君の考えなんだね?」
百田「……ああ、そうだ。だから最原、もう俺には……」
最原「……わかったよ、百田くん。……歯ぁ、食いしばれ!」
百田「……えっ?」
469: 2017/04/14(金) 02:22:56.47 ID:72/EkUuN0
―――バキッ!
百田「があぁっ!?」ドサッ!
最原「………!」グッ!
百田「さ、最原……?お前、何を……?」
最原「……君を殴った、わかるでしょ?」
百田「や、止めてくれ……!いまさら、俺がお前に許されることなんて……」
最原「……勘違いしないでよ、百田くん。これは君を許すための儀式なんかじゃない。君のためでなく、僕のためにやっていることなんだ」
百田「え……?」
最原「……これは僕の意思だ。僕の責任で行っている行為だ。だから、君が何かを期待するのは間違っているんだよ。百田くん」
百田「………」
百田(……救えねえ馬鹿だな、俺は……まだどっかで最原が俺を許してくれると思ってたみたいだ。んなこと、あるわきゃねえのにな……)
百田(あんだけ殴ったんだ、やり返さなきゃ気が済まないに決まってんだろ。俺に出来る事と言えば、その憎しみを受け止めること位だよな……)
百田「……済まなかった、最原。お前の気の済む様にしてくれ」
最原「………っ!」グッ!
―――ガスッ!バキッ!ガンッ!
百田「ぐっ!うっ!ぐはぁっ!」
百田(ああ、くそっ……痛ぇなあ……無茶苦茶痛ぇよ……。でも、最原はもっと痛かったに決まってるよな……)
百田(……すまねえ、最原。すまなかった……!こんな馬鹿な俺のせいで、お前は……っ!)
最原「っっ……!」ブンッ!
百田「ぐあぁっ!」ドサッ!
最原「はあ……っ、はぁっ……」
百田「……最原、なんだったらこの部屋にある物でも使えよ。鉄製の物とか色々あるぜ、そいつを使えばもっと簡単に俺を……」
真宮寺「……いい加減にしなヨ、百田くん」
百田「があぁっ!?」ドサッ!
最原「………!」グッ!
百田「さ、最原……?お前、何を……?」
最原「……君を殴った、わかるでしょ?」
百田「や、止めてくれ……!いまさら、俺がお前に許されることなんて……」
最原「……勘違いしないでよ、百田くん。これは君を許すための儀式なんかじゃない。君のためでなく、僕のためにやっていることなんだ」
百田「え……?」
最原「……これは僕の意思だ。僕の責任で行っている行為だ。だから、君が何かを期待するのは間違っているんだよ。百田くん」
百田「………」
百田(……救えねえ馬鹿だな、俺は……まだどっかで最原が俺を許してくれると思ってたみたいだ。んなこと、あるわきゃねえのにな……)
百田(あんだけ殴ったんだ、やり返さなきゃ気が済まないに決まってんだろ。俺に出来る事と言えば、その憎しみを受け止めること位だよな……)
百田「……済まなかった、最原。お前の気の済む様にしてくれ」
最原「………っ!」グッ!
―――ガスッ!バキッ!ガンッ!
百田「ぐっ!うっ!ぐはぁっ!」
百田(ああ、くそっ……痛ぇなあ……無茶苦茶痛ぇよ……。でも、最原はもっと痛かったに決まってるよな……)
百田(……すまねえ、最原。すまなかった……!こんな馬鹿な俺のせいで、お前は……っ!)
最原「っっ……!」ブンッ!
百田「ぐあぁっ!」ドサッ!
最原「はあ……っ、はぁっ……」
百田「……最原、なんだったらこの部屋にある物でも使えよ。鉄製の物とか色々あるぜ、そいつを使えばもっと簡単に俺を……」
真宮寺「……いい加減にしなヨ、百田くん」
470: 2017/04/14(金) 02:30:30.44 ID:72/EkUuN0
百田「あ……?真宮、寺……?ははっ、お前も一緒かよ?最原が終わったらお前の番か?良いぜ、覚悟は出来て……」
真宮寺「今の最原くんの目を見て、君は何も感じないのかい?」
百田「は……?」
最原「………」
真宮寺「……今の最原くんの目に君に対する憎しみが浮かんでいるかい?怒りが燃えているかい?……君の目には、どう映っているのかな?」
百田「最原の、目……?」
百田(……俺を憎んでいる感じじゃない。少し怒ってて、でも、それ以上に……悲しんでるのか……!?なんでだ?どうして……?)
百田(いや、それだけじゃない。拳だって傷だらけで、まだ腫れ上がってる。なんでそんな拳で俺を殴るんだよ!?俺が憎いなら、武器でも使って痛めつければ良いだけの話だろ!?)
真宮寺「……なぜ、最原くんは拳と心の痛みに耐えて君を殴っていると思う?……かつての君ならば、すぐにその答えに気がついたはずサ」
百田「………」
真宮寺「……目を覚ましなヨ、百田くん。君は、そんな風に後ろ向きな男だったのかい?君は……最原くんの親友じゃあなかったのかい?」
百田「っっ……!」
真宮寺「君がその理由に気がつくまで、最原くんは痛みに耐えて君に拳を振るい続けるヨ。彼をこれ以上苦しめたく無いと思うなら……」
百田「……いや、もう良い」
最原「………」
百田「……もう、わかった……。俺はやっぱり、大馬鹿野郎だ」
真宮寺「………」
真宮寺「今の最原くんの目を見て、君は何も感じないのかい?」
百田「は……?」
最原「………」
真宮寺「……今の最原くんの目に君に対する憎しみが浮かんでいるかい?怒りが燃えているかい?……君の目には、どう映っているのかな?」
百田「最原の、目……?」
百田(……俺を憎んでいる感じじゃない。少し怒ってて、でも、それ以上に……悲しんでるのか……!?なんでだ?どうして……?)
百田(いや、それだけじゃない。拳だって傷だらけで、まだ腫れ上がってる。なんでそんな拳で俺を殴るんだよ!?俺が憎いなら、武器でも使って痛めつければ良いだけの話だろ!?)
真宮寺「……なぜ、最原くんは拳と心の痛みに耐えて君を殴っていると思う?……かつての君ならば、すぐにその答えに気がついたはずサ」
百田「………」
真宮寺「……目を覚ましなヨ、百田くん。君は、そんな風に後ろ向きな男だったのかい?君は……最原くんの親友じゃあなかったのかい?」
百田「っっ……!」
真宮寺「君がその理由に気がつくまで、最原くんは痛みに耐えて君に拳を振るい続けるヨ。彼をこれ以上苦しめたく無いと思うなら……」
百田「……いや、もう良い」
最原「………」
百田「……もう、わかった……。俺はやっぱり、大馬鹿野郎だ」
真宮寺「………」
471: 2017/04/14(金) 02:40:49.72 ID:72/EkUuN0
百田「最原……すまなかった!」ガバッ!
最原「………」
百田「お前を傷つけちまったことも、自分勝手な考えでお前を振り回しちまった事も謝る!でも、それ以上に謝らなきゃならねえのは……俺が、全部を投げやりにしちまってたことだ!」
百田「お前と和解することも、自分の罪を償うことも、宇宙に行く事だって……俺は、どうでも良いって思っちまってた!全てを投げ捨てて、膝を抱えたまま動かない本当に糞ダサい男になってたんだ……!」
百田「お前にぶん殴ってもらわなきゃ、俺は何時までもそうして蹲ってたままだった……お前は、そんな俺の姿を見てられないから、俺を殴って目を覚まさせ様としてくれたんだ!自分の拳や心の痛みも省みず、俺のために、お前は……っ!」
最原「………」
百田「……今、ここで、改めてお前に謝らせてもらう。……悪かった、最原……!何百回でも、何千回でも謝って、もう一度お前が俺を親友だと思ってくれる様に努力する。俺は前に進む!もう一度やり直す!だから、だから……っ!」
最原「……まだ、ちょっと足りないかな」
百田「ああ、たった一回頭を下げただけで許して貰おうだなんて思わねえ。これから先、どんな事をしたって……」
最原「そうじゃなくってさ……そんな他人行儀な呼び方をしないでよ。寂しいじゃないか」
百田「えっ……!?」
最原「……僕こそごめん。君を傷つけて、酷い事を言ってしまった……。百田くん、こんな僕の事を許してくれるかな?」
百田「っっ……!あ、当たり前、だろうがっ……!終一っ!」
最原「……良かった。本当にごめんよ、百田くん……」
百田「馬鹿野郎っ……!お前が謝る必要なんてねえんだよ……!お前が、俺に詫びる必要なんて、どこにも……」
最原「………」
百田「お前を傷つけちまったことも、自分勝手な考えでお前を振り回しちまった事も謝る!でも、それ以上に謝らなきゃならねえのは……俺が、全部を投げやりにしちまってたことだ!」
百田「お前と和解することも、自分の罪を償うことも、宇宙に行く事だって……俺は、どうでも良いって思っちまってた!全てを投げ捨てて、膝を抱えたまま動かない本当に糞ダサい男になってたんだ……!」
百田「お前にぶん殴ってもらわなきゃ、俺は何時までもそうして蹲ってたままだった……お前は、そんな俺の姿を見てられないから、俺を殴って目を覚まさせ様としてくれたんだ!自分の拳や心の痛みも省みず、俺のために、お前は……っ!」
最原「………」
百田「……今、ここで、改めてお前に謝らせてもらう。……悪かった、最原……!何百回でも、何千回でも謝って、もう一度お前が俺を親友だと思ってくれる様に努力する。俺は前に進む!もう一度やり直す!だから、だから……っ!」
最原「……まだ、ちょっと足りないかな」
百田「ああ、たった一回頭を下げただけで許して貰おうだなんて思わねえ。これから先、どんな事をしたって……」
最原「そうじゃなくってさ……そんな他人行儀な呼び方をしないでよ。寂しいじゃないか」
百田「えっ……!?」
最原「……僕こそごめん。君を傷つけて、酷い事を言ってしまった……。百田くん、こんな僕の事を許してくれるかな?」
百田「っっ……!あ、当たり前、だろうがっ……!終一っ!」
最原「……良かった。本当にごめんよ、百田くん……」
百田「馬鹿野郎っ……!お前が謝る必要なんてねえんだよ……!お前が、俺に詫びる必要なんて、どこにも……」
472: 2017/04/14(金) 02:51:02.46 ID:72/EkUuN0
真宮寺「……その通りだヨ。二人は悪くない、悪いのはこの僕サ……」
百田「えっ……?それって、どういう……?」
最原「……詳しい話は僕の部屋でしよう。百田くん、君の力を貸して欲しいんだ」
百田「……そんな質問するんじゃねえよ。ダチが困ってたら手を貸す、それが親友なら尚更だ。そうだろ?」
最原「……ありがとう」
百田「礼も言いっこ無しだ!なんせ俺たちは親友だからな!」
最原「……うんっ!」
百田「……終一、俺は幸せ者だ。宇宙で一番のダチを持てた。この友情はもうどんな奴にだって断ち切れねえ……!俺たちはずっと親友だぜ!」
百田解斗の絶望度 87→0
希望の力が一つ上がりました!
―――夜 白銀フェイズ
白銀「今日も楽しい絶望の時間がやってきたよ!」
誰の所に行きますか? 3つ下の回答で決定
百田「えっ……?それって、どういう……?」
最原「……詳しい話は僕の部屋でしよう。百田くん、君の力を貸して欲しいんだ」
百田「……そんな質問するんじゃねえよ。ダチが困ってたら手を貸す、それが親友なら尚更だ。そうだろ?」
最原「……ありがとう」
百田「礼も言いっこ無しだ!なんせ俺たちは親友だからな!」
最原「……うんっ!」
百田「……終一、俺は幸せ者だ。宇宙で一番のダチを持てた。この友情はもうどんな奴にだって断ち切れねえ……!俺たちはずっと親友だぜ!」
百田解斗の絶望度 87→0
希望の力が一つ上がりました!
―――夜 白銀フェイズ
白銀「今日も楽しい絶望の時間がやってきたよ!」
誰の所に行きますか? 3つ下の回答で決定
475: 2017/04/14(金) 02:59:12.99 ID:FCGDm2OVO
入間
真宮寺が原因だとバラす
真宮寺が原因だとバラす
480: 2017/04/14(金) 14:27:28.93 ID:72/EkUuN0
―――春川の研究教室
春川「ぶーん!ぶーん!」キャッキャッ!
白銀「春川さーん、遊びに来たよー!」
春川「あ、白銀だ!遊ぼ、遊ぼ!」
白銀「玩具も沢山持って来たからねー!」
春川「わーい!白銀は優しいから好きー!」
白銀「あはは、何して遊ぼうか?……ああそうだ、春川さん」
春川「なーにー?」
白銀「いつまで幼児退行したふりをしてるの?」
春川「………!」
春川「ぶーん!ぶーん!」キャッキャッ!
白銀「春川さーん、遊びに来たよー!」
春川「あ、白銀だ!遊ぼ、遊ぼ!」
白銀「玩具も沢山持って来たからねー!」
春川「わーい!白銀は優しいから好きー!」
白銀「あはは、何して遊ぼうか?……ああそうだ、春川さん」
春川「なーにー?」
白銀「いつまで幼児退行したふりをしてるの?」
春川「………!」
481: 2017/04/14(金) 14:28:53.92 ID:72/EkUuN0
白銀「……気がつかないと思った?あなたが演技をしている事くらいお見通しだって!」
春川「な、なに……?私、わかんないよ……。難しいことはわかんないよ!」
白銀「そうやって心が壊れた可哀想な女の子を演じて、自分を守ろうとしてるんだね。悲劇のヒロインって、そんなに楽しい?」
春川「やめて……やめてよ……!私は、私はっ!!!」
白銀「ふふふ……ほ~ら、メッキが剥がれてきた……!春川さんの醜い本性が見えてきたよ……!」
春川「……んた、だって……」
白銀「ん~?」
春川「アンタだって、私と同じ事をした癖に!アンタだって最原を痛めつけた奴らの一人でしょ!?そんなアンタに私を責める資格なんて……」
白銀「……うん、そうだね。私も春川さんと一緒……大好きな最原くんをこの手で傷つけた……。でも、仕方がなかったんだよ……!」
春川「な、なによ……アンタだって悲劇のヒロインぶってるじゃないか!」
白銀「じゃあ、あの時の私に何が出来たっていうの!?私はコスプレ好きの地味な女なんだよ!?男の人や武術の心得がある人たちをどうやって抑えれば良かったって言うの!?」
春川「そ、それは……」
白銀「……出来るわけ無いじゃない。だから、私はこっそり最原くんを助けてたんだよ……皆にバレないようにこっそりとね……」
春川「う、うそ……!?」
春川「な、なに……?私、わかんないよ……。難しいことはわかんないよ!」
白銀「そうやって心が壊れた可哀想な女の子を演じて、自分を守ろうとしてるんだね。悲劇のヒロインって、そんなに楽しい?」
春川「やめて……やめてよ……!私は、私はっ!!!」
白銀「ふふふ……ほ~ら、メッキが剥がれてきた……!春川さんの醜い本性が見えてきたよ……!」
春川「……んた、だって……」
白銀「ん~?」
春川「アンタだって、私と同じ事をした癖に!アンタだって最原を痛めつけた奴らの一人でしょ!?そんなアンタに私を責める資格なんて……」
白銀「……うん、そうだね。私も春川さんと一緒……大好きな最原くんをこの手で傷つけた……。でも、仕方がなかったんだよ……!」
春川「な、なによ……アンタだって悲劇のヒロインぶってるじゃないか!」
白銀「じゃあ、あの時の私に何が出来たっていうの!?私はコスプレ好きの地味な女なんだよ!?男の人や武術の心得がある人たちをどうやって抑えれば良かったって言うの!?」
春川「そ、それは……」
白銀「……出来るわけ無いじゃない。だから、私はこっそり最原くんを助けてたんだよ……皆にバレないようにこっそりとね……」
春川「う、うそ……!?」
482: 2017/04/14(金) 14:30:15.08 ID:72/EkUuN0
白銀「……本当だよ。私は最原くんを助けてた。その証拠に、7日目にナイフで全身を滅多刺しにされた最原くんは生きてるじゃない。ゴン太くんたちは皆が閉じ込めてたから、最原くんを助けられるはずがない……じゃあ、誰が助けたと思うの?」
春川「そ、れは……」
白銀「……いつか最原くんが殺されちゃうんじゃないかって、私はそう思ってたから……だから、皆と協力して最原くんを虐めて、いざというときに彼を助けられる様に演技をしてたんだよ!」
春川「くっ……うぅ……」
白銀「……凄く辛かった……大好きな人を傷つけて、酷い言葉を吐き捨てて……!そんな演技をしなきゃいけなかった私の気持ちがわかる!?」
白銀「超高校級の暗殺者である春川さんなら皆を抑えて、最原くんを助ける事だって出来たのに……!なのに率先して最原くんを痛めつけて、挙句の果てに自分を守るための現実逃避の演技!?ふざけないでよ!」
春川「う、ぅ、うぅぅぅぅぅぅ……」
白銀「……結局、あなたはそう言う人間なんだよ。自分は悪くない、自分は被害者だって思い込んで、悲劇のヒロインのふりをする最低の人間……そりゃ、最原くんにも嫌われるよね?」
春川「も、もう止めて……私が悪かったから……」
白銀「……あなたも最原くんが好きだったんだよね?でも、最原くんが自分の事を好きになってくれないから、壊しちゃおうって考えたんじゃないの?」
春川「そんなこと無い……!そんなの、違う……!」
白銀「そう……じゃあ、春川さんは何の意味も無く好きな男の人に暴力を振るう女の子って事だね。やっぱり最原くんに嫌われて良かったじゃない。そんな女の子に好かれたって迷惑だよ」
春川「あ、う、あぁぁぁぁ……」
白銀「……もう何も言えなくなっちゃった?なら、そこで蹲ってなよ。あなたは取り返しのつかないことをしてしまった……その事をよーく噛み締めて、今度は深く絶望してね……」スタスタ…
春川「……あ、ああ、ああぁ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
春川「最原、最原ぁ……っ!ごめんなさいっ、ごめんなざいぃぃぃっ……!」
白銀「……うふふ、やっと自分の罪を認められたね。普段クールな春川さんがあんなに泣きじゃくって……相当、堪えたみたいだね!」
春川魔姫の絶望度 50→95
―――朝 最原フェイズ
最原「朝だ、行動を開始しよう……!」
どうしますか? 5つ下の回答で決定
春川「そ、れは……」
白銀「……いつか最原くんが殺されちゃうんじゃないかって、私はそう思ってたから……だから、皆と協力して最原くんを虐めて、いざというときに彼を助けられる様に演技をしてたんだよ!」
春川「くっ……うぅ……」
白銀「……凄く辛かった……大好きな人を傷つけて、酷い言葉を吐き捨てて……!そんな演技をしなきゃいけなかった私の気持ちがわかる!?」
白銀「超高校級の暗殺者である春川さんなら皆を抑えて、最原くんを助ける事だって出来たのに……!なのに率先して最原くんを痛めつけて、挙句の果てに自分を守るための現実逃避の演技!?ふざけないでよ!」
春川「う、ぅ、うぅぅぅぅぅぅ……」
白銀「……結局、あなたはそう言う人間なんだよ。自分は悪くない、自分は被害者だって思い込んで、悲劇のヒロインのふりをする最低の人間……そりゃ、最原くんにも嫌われるよね?」
春川「も、もう止めて……私が悪かったから……」
白銀「……あなたも最原くんが好きだったんだよね?でも、最原くんが自分の事を好きになってくれないから、壊しちゃおうって考えたんじゃないの?」
春川「そんなこと無い……!そんなの、違う……!」
白銀「そう……じゃあ、春川さんは何の意味も無く好きな男の人に暴力を振るう女の子って事だね。やっぱり最原くんに嫌われて良かったじゃない。そんな女の子に好かれたって迷惑だよ」
春川「あ、う、あぁぁぁぁ……」
白銀「……もう何も言えなくなっちゃった?なら、そこで蹲ってなよ。あなたは取り返しのつかないことをしてしまった……その事をよーく噛み締めて、今度は深く絶望してね……」スタスタ…
春川「……あ、ああ、ああぁ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
春川「最原、最原ぁ……っ!ごめんなさいっ、ごめんなざいぃぃぃっ……!」
白銀「……うふふ、やっと自分の罪を認められたね。普段クールな春川さんがあんなに泣きじゃくって……相当、堪えたみたいだね!」
春川魔姫の絶望度 50→95
―――朝 最原フェイズ
最原「朝だ、行動を開始しよう……!」
どうしますか? 5つ下の回答で決定
487: 2017/04/14(金) 15:11:39.22 ID:jFBgAv+NO
キルミー
489: 2017/04/14(金) 15:57:08.61 ID:72/EkUuN0
―――校舎内
最原「東条さん、東条さーん!」
最原「……駄目だ、どこを探しても見つからない……。どうにかして東条さんを見つける方法を考えないと時間を無駄にするばかりだ……」
最原(だれかに良い知恵を貸して貰うしか無いな……。また今度、皆と話し合ってみよう)
昼はどうしますか? この下の回答で決定
最原「東条さん、東条さーん!」
最原「……駄目だ、どこを探しても見つからない……。どうにかして東条さんを見つける方法を考えないと時間を無駄にするばかりだ……」
最原(だれかに良い知恵を貸して貰うしか無いな……。また今度、皆と話し合ってみよう)
昼はどうしますか? この下の回答で決定
492: 2017/04/14(金) 16:45:10.67 ID:72/EkUuN0
―――昼 夜長の研究教室
最原「……アンジーさん!このドアをあけて!アンジーさん!」
―――カチャッ……
夜長「……終、一……?終一なの?」
最原「そうだよ、アンジーさんと話しに来たんだ。ちょっと良いかな?」
夜長「あ、ああ……っ!終一、終一っ!」ギュッ!
最原「うわっ!?あ、アンジーさん……?」
夜長「お願い終一……アンジーの事、ぎゅってして……!嫌かもしれないけど、お願いだから……」
最原「……嫌なんかじゃ無いよ。ほら」ギュッ…
夜長「ふあぁっ……」
最原「えっと……こんな感じで良いのかな?」
夜長「うん……うんっ……!」
夜長(……温かい……幸せだよ……。このまま、終一の胸の中でずっとこうしていたい……!)
最原「……アンジーさん!このドアをあけて!アンジーさん!」
―――カチャッ……
夜長「……終、一……?終一なの?」
最原「そうだよ、アンジーさんと話しに来たんだ。ちょっと良いかな?」
夜長「あ、ああ……っ!終一、終一っ!」ギュッ!
最原「うわっ!?あ、アンジーさん……?」
夜長「お願い終一……アンジーの事、ぎゅってして……!嫌かもしれないけど、お願いだから……」
最原「……嫌なんかじゃ無いよ。ほら」ギュッ…
夜長「ふあぁっ……」
最原「えっと……こんな感じで良いのかな?」
夜長「うん……うんっ……!」
夜長(……温かい……幸せだよ……。このまま、終一の胸の中でずっとこうしていたい……!)
493: 2017/04/14(金) 16:50:49.97 ID:72/EkUuN0
??『そんな事、許される訳が無いだろう?』
夜長「!?」ビクッ!
??『お前はその少年を傷つけたんだ。お前にそんな事を望む資格は無い』
夜長「あ、あぁ……!そんな、嘘……っ!」
最原「え?あ、アンジーさん?」
??『許されることなんか望むな。お前はただ、あの暗い部屋で一生を終えれば良いのだ』
夜長「う、うぅ……あぁぁ……っ!」
最原「あ、アンジーさん?どうかしたの……?うわっ!?」ドンッ!
夜長「……終一……。う、うぅぅ……」ガチャッ
最原「あ、アンジーさん!?どうしたのさ!?アンジーさん!?ドアを開けて、僕と話そうよ!アンジーさん!」
夜長「終一、終一……!お話したいよ、一緒に居たいよ……!でも、ダメなんだよ……!アンジーは、そうしちゃダメなんだよ……!」
夜長「でも……会いに来てくれて本当に嬉しかったよ、終一……っ!」
夜長アンジーの絶望度 91→85
夜長「!?」ビクッ!
??『お前はその少年を傷つけたんだ。お前にそんな事を望む資格は無い』
夜長「あ、あぁ……!そんな、嘘……っ!」
最原「え?あ、アンジーさん?」
??『許されることなんか望むな。お前はただ、あの暗い部屋で一生を終えれば良いのだ』
夜長「う、うぅ……あぁぁ……っ!」
最原「あ、アンジーさん?どうかしたの……?うわっ!?」ドンッ!
夜長「……終一……。う、うぅぅ……」ガチャッ
最原「あ、アンジーさん!?どうしたのさ!?アンジーさん!?ドアを開けて、僕と話そうよ!アンジーさん!」
夜長「終一、終一……!お話したいよ、一緒に居たいよ……!でも、ダメなんだよ……!アンジーは、そうしちゃダメなんだよ……!」
夜長「でも……会いに来てくれて本当に嬉しかったよ、終一……っ!」
夜長アンジーの絶望度 91→85
495: 2017/04/14(金) 17:17:08.59 ID:72/EkUuN0
―――夜 白銀フェイズ
白銀「さ~て!今日も頑張ろうっと!」
誰の所に行きますか?3つ下の回答で決定
白銀「さ~て!今日も頑張ろうっと!」
誰の所に行きますか?3つ下の回答で決定
498: 2017/04/14(金) 17:30:33.43 ID:4GIUpV7kO
アンジー
501: 2017/04/15(土) 16:30:34.69 ID:CUkrPE1b0
―――夜長の研究教室
夜長「………」
白銀「アンジーさーん!聞いたよ、最原くんとお話出来たんだってね!良かったね!それで、仲直りできたの?」
夜長「……ううん、神様がアンジーには終一と仲良くする権利なんか無いからって言うから……」
白銀「そっかー……神様の言う事なら仕方が無いよねー……。でも、そんなの無視しちゃえば良いんじゃないかな?」
夜長「!?」
白銀「そうすれば最原くんとお話出来て、仲直りも出来るんじゃないかな?私はそう思うけどなー……!」
夜長「だ、駄目だよ、そんなの……!神様の言う事は絶対なんだよ!」
白銀「えー!?……あ、そっか、そうだよね。アンジーさんが神様の言う事に逆らえるわけないか」
夜長「そ、そうだよ、だって……」
白銀「だって今、神様の言う事を無視したら、最原くんに暴力を振るってた言い訳が無くなっちゃうもんね?」
夜長「えっ?」
夜長「………」
白銀「アンジーさーん!聞いたよ、最原くんとお話出来たんだってね!良かったね!それで、仲直りできたの?」
夜長「……ううん、神様がアンジーには終一と仲良くする権利なんか無いからって言うから……」
白銀「そっかー……神様の言う事なら仕方が無いよねー……。でも、そんなの無視しちゃえば良いんじゃないかな?」
夜長「!?」
白銀「そうすれば最原くんとお話出来て、仲直りも出来るんじゃないかな?私はそう思うけどなー……!」
夜長「だ、駄目だよ、そんなの……!神様の言う事は絶対なんだよ!」
白銀「えー!?……あ、そっか、そうだよね。アンジーさんが神様の言う事に逆らえるわけないか」
夜長「そ、そうだよ、だって……」
白銀「だって今、神様の言う事を無視したら、最原くんに暴力を振るってた言い訳が無くなっちゃうもんね?」
夜長「えっ?」
502: 2017/04/15(土) 16:40:15.06 ID:CUkrPE1b0
白銀「……神様が言ってたから最原くんを虐めたんでしょ?神様の言うことだから仕方が無い、守らなきゃいけないって思ったからしたんでしょ?神様のせいだから、アンジーさんは悪くないって言いたいんだよね?」
夜長「う……っ」
白銀「でも……もしここで神様の言う事を無視したらその言い訳が使えなくなっちゃうもんね!なんで神様の言い付けを破ってでも最原くんを助けなかったの?って言われちゃうもんね!アンジーさんが悪いって認めなくちゃならなくなるもんね!」
夜長「っっっ……!?」
白銀「究極の選択だよね!?神様の言い付けと自分を守って最原くんを諦めるか、神様を裏切って最原くんに許して貰える『かも』しれない道を選ぶか……アンジーさんは、どうする?」
夜長「……ってよ」
白銀「ん~……?」
夜長「帰ってよっ!」
白銀「わ~!アンジーさんが怒った~!逃げろ~!」ピューン!
夜長「……うっ、うぅ……うぅぅぅぅ……」
夜長「アンジーはどうしたら良いのかな……?神様、教えてよ……。誰でも良いから、アンジーに教えてよぉぉっ!」
夜長アンジーの絶望度 85→99
―――朝 最原フェイズ
最原「……朝だ、行動を開始しよう」
どうしますか? この下の回答で決定
夜長「う……っ」
白銀「でも……もしここで神様の言う事を無視したらその言い訳が使えなくなっちゃうもんね!なんで神様の言い付けを破ってでも最原くんを助けなかったの?って言われちゃうもんね!アンジーさんが悪いって認めなくちゃならなくなるもんね!」
夜長「っっっ……!?」
白銀「究極の選択だよね!?神様の言い付けと自分を守って最原くんを諦めるか、神様を裏切って最原くんに許して貰える『かも』しれない道を選ぶか……アンジーさんは、どうする?」
夜長「……ってよ」
白銀「ん~……?」
夜長「帰ってよっ!」
白銀「わ~!アンジーさんが怒った~!逃げろ~!」ピューン!
夜長「……うっ、うぅ……うぅぅぅぅ……」
夜長「アンジーはどうしたら良いのかな……?神様、教えてよ……。誰でも良いから、アンジーに教えてよぉぉっ!」
夜長アンジーの絶望度 85→99
―――朝 最原フェイズ
最原「……朝だ、行動を開始しよう」
どうしますか? この下の回答で決定
503: 2017/04/15(土) 16:42:45.19 ID:LzDmMc6wO
東条説得に誰の協力が必要そうか
515: 2017/04/15(土) 20:51:17.72 ID:CUkrPE1b0
―――入間の研究教室前
王馬「入間ちゃ~ん!おーい、入間ちゃ~ん!」ガンガン!
入間「ひいぃっ!?お、王馬!?俺様に何の用なんだ……?」
王馬「入間ちゃ~ん、キー坊がおかしくなっちゃったんだよ~!皆に殴られすぎてどこか壊れちゃったかもしれないんだ!」
入間「えっ……?」
王馬「入間ちゃんならキー坊を直せるでしょ!?ちょっと見てくれないかな?」
入間「………」
入間(……キーボを修理すれば最原も喜ぶ。そうすれば、俺様のことを許してくれるかもしれない!)
入間「よ、良し!ドアを開けて様子を見てみよう!」カチッ!
―――シュイーン!
王馬「あ、ドアのロックが解除された!入間ちゃん、早く外に出てきてよ!俺一人じゃ重くてキーボは運べないんだ!」
入間「ちっ……しょうがねえ、手を貸してやるか……」ガチャッ
王馬「入間ちゃ~ん!おーい、入間ちゃ~ん!」ガンガン!
入間「ひいぃっ!?お、王馬!?俺様に何の用なんだ……?」
王馬「入間ちゃ~ん、キー坊がおかしくなっちゃったんだよ~!皆に殴られすぎてどこか壊れちゃったかもしれないんだ!」
入間「えっ……?」
王馬「入間ちゃんならキー坊を直せるでしょ!?ちょっと見てくれないかな?」
入間「………」
入間(……キーボを修理すれば最原も喜ぶ。そうすれば、俺様のことを許してくれるかもしれない!)
入間「よ、良し!ドアを開けて様子を見てみよう!」カチッ!
―――シュイーン!
王馬「あ、ドアのロックが解除された!入間ちゃん、早く外に出てきてよ!俺一人じゃ重くてキーボは運べないんだ!」
入間「ちっ……しょうがねえ、手を貸してやるか……」ガチャッ
516: 2017/04/15(土) 20:57:05.15 ID:CUkrPE1b0
王馬「入間ちゃん!やっと外に出て来てくれたね!」
入間「んなことどうでも良いんだよ。キーボはどこだ?さっさと修理して最原に恩を……」
キーボ「……修理なんて必要ありませんよ」
入間「えっ!?」
入間(は、挟まれた……?これじゃあ部屋の中に戻れな……ひっ!?)
最原「……やっと会えたね、入間さん」
入間「さ、最原ぁ……!?」ビクビク…
王馬「にしし!作戦成功だね!」
キーボ「僕をダシに使っただけはありますね」
入間「あ、あ……。お、俺様を嵌めたのかよぉ……?キーボが壊れたってのも、外に誘き出すための嘘かよぉ……!?」
王馬「うん!そうだよ!」
入間「ひ、ひぃ……っ!」
入間(だ、駄目だ……!きっと殴られる、蹴られる!今まで俺様が最原にしてきたことをやり返されて、仕返しされるんだ!)
最原「……入間さん」
入間「ひいぃぃっ!?」ビクッ!
入間「んなことどうでも良いんだよ。キーボはどこだ?さっさと修理して最原に恩を……」
キーボ「……修理なんて必要ありませんよ」
入間「えっ!?」
入間(は、挟まれた……?これじゃあ部屋の中に戻れな……ひっ!?)
最原「……やっと会えたね、入間さん」
入間「さ、最原ぁ……!?」ビクビク…
王馬「にしし!作戦成功だね!」
キーボ「僕をダシに使っただけはありますね」
入間「あ、あ……。お、俺様を嵌めたのかよぉ……?キーボが壊れたってのも、外に誘き出すための嘘かよぉ……!?」
王馬「うん!そうだよ!」
入間「ひ、ひぃ……っ!」
入間(だ、駄目だ……!きっと殴られる、蹴られる!今まで俺様が最原にしてきたことをやり返されて、仕返しされるんだ!)
最原「……入間さん」
入間「ひいぃぃっ!?」ビクッ!
517: 2017/04/15(土) 21:02:40.19 ID:CUkrPE1b0
最原「……騙してごめん。でも、どうしても君と話したかったんだ」
入間「……へ?」キョトン?
最原「……君に酷い事を言ってしまったことを謝りたかったんだ。本当にごめん……その為に君を騙す真似までして、本当にすまなかったと思ってるよ」
入間「へ?え……?」
王馬「そんなに気にすること無いよ、最原ちゃん!だってこの変態肉便器は最原ちゃんに同じ事をしたじゃん!おあいこだって!」
キーボ「そうですよ、おあいこです!気に病む必要なんて無いんですよ!」
入間「え?え?え?」
最原「……話はそれだけだから、それじゃあ……」スタスタ…
王馬「またね、入間ちゃん!」タタタ…
キーボ「あっ!?ちょっと待ってくださーい!」タタタ…
入間「………」グッ…
入間「………痛っ!あ、あと、ちょっと気持ち良い……っ♡」
入間「え?って事は、これ現実?わ、私、最原に許してもらえた……の?」
入間「……へ?」キョトン?
最原「……君に酷い事を言ってしまったことを謝りたかったんだ。本当にごめん……その為に君を騙す真似までして、本当にすまなかったと思ってるよ」
入間「へ?え……?」
王馬「そんなに気にすること無いよ、最原ちゃん!だってこの変態肉便器は最原ちゃんに同じ事をしたじゃん!おあいこだって!」
キーボ「そうですよ、おあいこです!気に病む必要なんて無いんですよ!」
入間「え?え?え?」
最原「……話はそれだけだから、それじゃあ……」スタスタ…
王馬「またね、入間ちゃん!」タタタ…
キーボ「あっ!?ちょっと待ってくださーい!」タタタ…
入間「………」グッ…
入間「………痛っ!あ、あと、ちょっと気持ち良い……っ♡」
入間「え?って事は、これ現実?わ、私、最原に許してもらえた……の?」
518: 2017/04/15(土) 21:06:53.54 ID:CUkrPE1b0
王馬「……作戦の第一段階は無事に完了だね。上手く行った、上手く行った!」
キーボ「しかし……一気に畳み掛けなくて良かったんですか?次にまた入間さんが最原くんに会ってくれる保障はどこにも……」
王馬「ああ、絶対に大丈夫だよ。だって相手はあの入間ちゃんだもの」
キーボ「はあ……?」
王馬「……今回の作戦の目的をざっくり言っちゃうと、入間ちゃんに現実を認めさせることだったんだよ」
キーボ「入間さんに現実を認めさせる?どういう意味ですか?」
王馬「ったく、これだから鉄屑は……良い?入間ちゃんの性格上、間違いなく彼女は最原ちゃんを傷つけた事から目をそらして自分は悪くないって思い込もうとしていたに違いないよ。現実から逃げて、部屋に引きこもるくらいだしさ」
キーボ「ま、まあ、そうですけど……」
王馬「でも、入間ちゃんは本当はどっかで自分が悪い事をしたって思ってはいるんだよ。だから罪悪感に苦しんでた。その罪悪感を軽くして、受け止めさせてあげることが今回の目的だったの」
キーボ「???」
最原「……僕が入間さんを怒ってないってわかれば、入間さんも自分のしてしまった事を受け止めやすくなる……それに加えて、僕を騙したこともおあいこだって言い聞かせたから、その罪悪感も薄まっていると思うよ」
王馬「ま、あの入間ちゃんだし?自分が悪くないって言う可能性には間違いなくすがりに行くよね!」
キーボ「な、なるほど……では、後は彼女が現実を受け止めれば、もう一度最原くんと話せるようになると言うことですね!」
王馬「……必要なのは時間だよ。入間ちゃんが現実を認めるだけの時間があれば、彼女は自分の都合の良い様に全てを考え出すからね。そこも利用してあげれば、後は簡単なんじゃないかな?」
最原「問題は白銀さんだよ。入間さんが立ち直り始めたと知ったら何をしてくるか……」
王馬「……俺は平気だと思うけどね。でもま、警戒するに越した事はないか!最原ちゃん、頑張って入間ちゃんを励ましなよ?俺はやる事はやったからね!」
最原「うん、ありがとう王馬くん!」
入間美兎の絶望度 99→90
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
キーボ「しかし……一気に畳み掛けなくて良かったんですか?次にまた入間さんが最原くんに会ってくれる保障はどこにも……」
王馬「ああ、絶対に大丈夫だよ。だって相手はあの入間ちゃんだもの」
キーボ「はあ……?」
王馬「……今回の作戦の目的をざっくり言っちゃうと、入間ちゃんに現実を認めさせることだったんだよ」
キーボ「入間さんに現実を認めさせる?どういう意味ですか?」
王馬「ったく、これだから鉄屑は……良い?入間ちゃんの性格上、間違いなく彼女は最原ちゃんを傷つけた事から目をそらして自分は悪くないって思い込もうとしていたに違いないよ。現実から逃げて、部屋に引きこもるくらいだしさ」
キーボ「ま、まあ、そうですけど……」
王馬「でも、入間ちゃんは本当はどっかで自分が悪い事をしたって思ってはいるんだよ。だから罪悪感に苦しんでた。その罪悪感を軽くして、受け止めさせてあげることが今回の目的だったの」
キーボ「???」
最原「……僕が入間さんを怒ってないってわかれば、入間さんも自分のしてしまった事を受け止めやすくなる……それに加えて、僕を騙したこともおあいこだって言い聞かせたから、その罪悪感も薄まっていると思うよ」
王馬「ま、あの入間ちゃんだし?自分が悪くないって言う可能性には間違いなくすがりに行くよね!」
キーボ「な、なるほど……では、後は彼女が現実を受け止めれば、もう一度最原くんと話せるようになると言うことですね!」
王馬「……必要なのは時間だよ。入間ちゃんが現実を認めるだけの時間があれば、彼女は自分の都合の良い様に全てを考え出すからね。そこも利用してあげれば、後は簡単なんじゃないかな?」
最原「問題は白銀さんだよ。入間さんが立ち直り始めたと知ったら何をしてくるか……」
王馬「……俺は平気だと思うけどね。でもま、警戒するに越した事はないか!最原ちゃん、頑張って入間ちゃんを励ましなよ?俺はやる事はやったからね!」
最原「うん、ありがとう王馬くん!」
入間美兎の絶望度 99→90
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
521: 2017/04/15(土) 21:09:13.82 ID:U5Qw3X1H0
絶望落ちした赤松の確認したい
532: 2017/04/15(土) 22:18:59.09 ID:CUkrPE1b0
―――赤松の研究教室
最原「……良し、赤松さんと話をしよう。ちゃんと謝って、許して貰うんだ」
赤松「………」ポロン~♪
最原「……あ、赤松さん、そのままで良いから、ちょっと話を聞いてくれないかな?」
赤松「………」ポロン~♪
最原「……君の事を嫌いだなんて言ってごめん。僕は君を傷つけた……謝っても許されることじゃないって言うのはわかってる。でも、僕はもう一度君と昔の関係に戻りたいんだ。だから……」
赤松「………」ピタッ
最原「……赤松さん、僕は……」
赤松「……目かな?耳かな?」
最原「え……?」
赤松「……っ!」
―――ガシャーン!
最原「なっ!?あ、赤松さん!?何してるの!?」
赤松「……ふふ、あはは……あははははは!」ポタポタ…
最原「赤松さん!血が出てるよ!急いで手当てしないと……」
赤松「ふふふ……やっぱり優しいね、最原くんはさ……。でも、こんな私を気にしなくても良いんだよ」
最原「な、何を言って……?」
最原「……良し、赤松さんと話をしよう。ちゃんと謝って、許して貰うんだ」
赤松「………」ポロン~♪
最原「……あ、赤松さん、そのままで良いから、ちょっと話を聞いてくれないかな?」
赤松「………」ポロン~♪
最原「……君の事を嫌いだなんて言ってごめん。僕は君を傷つけた……謝っても許されることじゃないって言うのはわかってる。でも、僕はもう一度君と昔の関係に戻りたいんだ。だから……」
赤松「………」ピタッ
最原「……赤松さん、僕は……」
赤松「……目かな?耳かな?」
最原「え……?」
赤松「……っ!」
―――ガシャーン!
最原「なっ!?あ、赤松さん!?何してるの!?」
赤松「……ふふ、あはは……あははははは!」ポタポタ…
最原「赤松さん!血が出てるよ!急いで手当てしないと……」
赤松「ふふふ……やっぱり優しいね、最原くんはさ……。でも、こんな私を気にしなくても良いんだよ」
最原「な、何を言って……?」
533: 2017/04/15(土) 22:25:32.15 ID:CUkrPE1b0
赤松「……最原くんが私を気にかけてくれるはずが無い。優しい言葉をかけてくれるはずが無い……今見えているのは全ては私が見ている自分に都合の良い幻なんだよ。弱い私が生み出した幻覚のはずなんだ……」
赤松「笑いかけてくれる最原くんが見えたら目を潰さなくちゃ、最原くんの優しい声が聞こえたら耳を削がなくちゃ……まだ逃げようとする甘い私を罰しなくちゃ……!」
最原「赤松さん!もう止めてよ!僕はここにいる!君の事を許す!だから……」
赤松「……あぁ、なんて私は弱いんだろうね……?まだ最原くんに許されることを望むなんて、絶望的に救い様が無いよ……!ほんと、氏ぬしかないよね?氏ななきゃね、うん、氏ななきゃ……!」
最原「赤松さん!お願いだから止めてくれ!氏ぬだなんて、そんなこと言うなよ!」
赤松「……そっか、氏んだらこの苦しみから逃げる事になるもんね!私みたいな人間の屑は生きて苦しんで後悔してズタボロになって生き地獄を味あわなきゃ駄目だよね!流石は最原くんだよ!……それに比べて私はなんて駄目な奴なんだろうね?ああ、やっぱり氏にたいなあ……!」
最原「赤松、さん……っっ」
赤松「……氏にたいなあ、私みたいな奴は氏んじゃった方が良いんだよ。でも、生きて苦しまなきゃいけないからなぁ……絶望的、だなぁ……」
最原「ぼ、僕のせいだ……僕があんなことを言ったから、赤松さんは……うっ、うぅぅぅぅ……」
赤松「……最原くんを泣かせちゃった。幻とは言え、最原くんを泣かせちゃうだなんて私は本当に駄目で、最低で、屑みたいな女の子だよね……こんな子があなたを好きになっても迷惑なだけだよね。ああ、絶望的だよ……」スタスタ…
最原「……必ず、必ず助ける!君をもう一度笑顔にしてみせる!だから……待ってて、赤松さん!」
―――夜 白銀フェイズ
白銀「~~~♪~~~♪」
誰の所に行きますか? 下の回答で決定
赤松「笑いかけてくれる最原くんが見えたら目を潰さなくちゃ、最原くんの優しい声が聞こえたら耳を削がなくちゃ……まだ逃げようとする甘い私を罰しなくちゃ……!」
最原「赤松さん!もう止めてよ!僕はここにいる!君の事を許す!だから……」
赤松「……あぁ、なんて私は弱いんだろうね……?まだ最原くんに許されることを望むなんて、絶望的に救い様が無いよ……!ほんと、氏ぬしかないよね?氏ななきゃね、うん、氏ななきゃ……!」
最原「赤松さん!お願いだから止めてくれ!氏ぬだなんて、そんなこと言うなよ!」
赤松「……そっか、氏んだらこの苦しみから逃げる事になるもんね!私みたいな人間の屑は生きて苦しんで後悔してズタボロになって生き地獄を味あわなきゃ駄目だよね!流石は最原くんだよ!……それに比べて私はなんて駄目な奴なんだろうね?ああ、やっぱり氏にたいなあ……!」
最原「赤松、さん……っっ」
赤松「……氏にたいなあ、私みたいな奴は氏んじゃった方が良いんだよ。でも、生きて苦しまなきゃいけないからなぁ……絶望的、だなぁ……」
最原「ぼ、僕のせいだ……僕があんなことを言ったから、赤松さんは……うっ、うぅぅぅぅ……」
赤松「……最原くんを泣かせちゃった。幻とは言え、最原くんを泣かせちゃうだなんて私は本当に駄目で、最低で、屑みたいな女の子だよね……こんな子があなたを好きになっても迷惑なだけだよね。ああ、絶望的だよ……」スタスタ…
最原「……必ず、必ず助ける!君をもう一度笑顔にしてみせる!だから……待ってて、赤松さん!」
―――夜 白銀フェイズ
白銀「~~~♪~~~♪」
誰の所に行きますか? 下の回答で決定
535: 2017/04/15(土) 22:38:59.10 ID:CUkrPE1b0
―――図書室
天海「………」ボーッ…
白銀「あ、天海くん!酷い顔をしてるね?ちゃんと寝てる?と言うより、ご飯食べてる?」
天海「………」ボーッ…
白銀「……無視かあ、地味に傷つくなあ……。まあ、天海くんも傷心だし、仕方が無いか!」
天海「………」ボーッ…
白銀「……いつまでそうしてるの?最原くんに考えの浅さを指摘されて、考える事が嫌になっちゃった?今度は思考を放棄するんだ?」
天海「………」
白銀「……ほんと、天海くんって浅はかだよね~!失敗したら次にどうしようか考えるんじゃ無くって、考える事を止めてしまうだなんて馬鹿にもほどがあるよ!なっさけなーい!」
天海「………」
白銀「……ま、こんな事言っても今の天海くんの心には響かないでしょ。楽しく煽れたし、そろそろ行こうっと!」タタタ…
天海「………」
天海「……………」
―――ガンッ!
天海蘭太郎の絶望度 80→88
―――朝 最原フェイズ
最原「……動き出そう。皆を救うために!」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
天海「………」ボーッ…
白銀「あ、天海くん!酷い顔をしてるね?ちゃんと寝てる?と言うより、ご飯食べてる?」
天海「………」ボーッ…
白銀「……無視かあ、地味に傷つくなあ……。まあ、天海くんも傷心だし、仕方が無いか!」
天海「………」ボーッ…
白銀「……いつまでそうしてるの?最原くんに考えの浅さを指摘されて、考える事が嫌になっちゃった?今度は思考を放棄するんだ?」
天海「………」
白銀「……ほんと、天海くんって浅はかだよね~!失敗したら次にどうしようか考えるんじゃ無くって、考える事を止めてしまうだなんて馬鹿にもほどがあるよ!なっさけなーい!」
天海「………」
白銀「……ま、こんな事言っても今の天海くんの心には響かないでしょ。楽しく煽れたし、そろそろ行こうっと!」タタタ…
天海「………」
天海「……………」
―――ガンッ!
天海蘭太郎の絶望度 80→88
―――朝 最原フェイズ
最原「……動き出そう。皆を救うために!」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
538: 2017/04/15(土) 22:41:39.54 ID:AKHm1ggH0
なぜだろう?妹にボコボコにされる図しか思い浮かばないお
544: 2017/04/15(土) 23:15:11.60 ID:CUkrPE1b0
―――星の研究教室
星「………」ジッ…
最原「……隣、良い?」
星「……好きにしろ」
最原「……ありがとう」ストン
星「………」
最原「………」
星「……何の用だ?俺を詰りに来たのか?」
最原「ううん、君と話しに来たんだ。ちゃんと話しておきたくってさ……」
星「……そうか」
最原「……うん」
最原・星「………」
星「……悪かったな」
最原「………」
星「俺は……お前をあそこまで追い詰めてしまった。こんな俺のことを友と呼んでくれたお前のことをこの手で傷つけてしまった……許してくれだなんて口が裂けても言えやしねえよ」
最原「……気にしてないよ。あれには色々と事情があったんだ。だから、星くんが気にする必要は……」
星「……無理な話だな。お前が俺を許せても、俺自身が自分を許せないんだ」
最原「………」
星「………」ジッ…
最原「……隣、良い?」
星「……好きにしろ」
最原「……ありがとう」ストン
星「………」
最原「………」
星「……何の用だ?俺を詰りに来たのか?」
最原「ううん、君と話しに来たんだ。ちゃんと話しておきたくってさ……」
星「……そうか」
最原「……うん」
最原・星「………」
星「……悪かったな」
最原「………」
星「俺は……お前をあそこまで追い詰めてしまった。こんな俺のことを友と呼んでくれたお前のことをこの手で傷つけてしまった……許してくれだなんて口が裂けても言えやしねえよ」
最原「……気にしてないよ。あれには色々と事情があったんだ。だから、星くんが気にする必要は……」
星「……無理な話だな。お前が俺を許せても、俺自身が自分を許せないんだ」
最原「………」
545: 2017/04/15(土) 23:20:50.34 ID:CUkrPE1b0
星「……もう二度と同じ過ちは繰り返さないと誓っていた。だが、結局この様だ……やはり俺には日の光を浴びる道を歩く資格は無いらしい」
最原「……でも、君は変われる。そうでしょ?」
星「ふっ……かもな。だが、今すぐには無理だ」
最原「なら、それまで待つよ。君が自分を許せる様になるまで僕は待つ。だから、心の整理がついたら僕に教えてよ」
星「……ああ、わかった。必ずそうさせて貰うぜ」
最原「うん!……じゃあ僕、行くね」
星「……最原」
最原「ん?何、星くん?」
星「……ありがとうな」
最原「……お礼は言わないで良いよ。僕たち、友達でしょ?」
星「……ああ」
星竜馬の絶望度 85→60
昼はどうしますか?3つ下の回答で決定
最原「……でも、君は変われる。そうでしょ?」
星「ふっ……かもな。だが、今すぐには無理だ」
最原「なら、それまで待つよ。君が自分を許せる様になるまで僕は待つ。だから、心の整理がついたら僕に教えてよ」
星「……ああ、わかった。必ずそうさせて貰うぜ」
最原「うん!……じゃあ僕、行くね」
星「……最原」
最原「ん?何、星くん?」
星「……ありがとうな」
最原「……お礼は言わないで良いよ。僕たち、友達でしょ?」
星「……ああ」
星竜馬の絶望度 85→60
昼はどうしますか?3つ下の回答で決定
548: 2017/04/15(土) 23:25:11.47 ID:VKjyI2Vz0
てんこ
550: 2017/04/15(土) 23:57:53.82 ID:CUkrPE1b0
―――茶柱の研究教室
最原「……茶柱さん、居る?」
茶柱「っっ……!?さ、最原、さん……!?」
最原「よかった、ここに居たんだ。茶柱さんと話がしたいんだ、少し時間を……」
茶柱「う、あ……ぐぅぅぅぅっ……」
最原「茶柱さん……?どうかしたの?」
茶柱「さ、最原さん……転子は、転子は……っ……くぅぅっ……!」ダッ!
最原「あっ!ま、待って、茶柱さんっ!」
茶柱「ごめんなさい……ごめんなさい……っ!」ダダダ…
最原「……駄目だ、追いつけそうにない……どうしたら茶柱さんは僕の話を聞いてくれるだろうか……?」
―――夜 白銀フェイズ
白銀「今日も絶望頑張ろーう!」
誰の所に行きますか? 3つ下の回答で決定
最原「……茶柱さん、居る?」
茶柱「っっ……!?さ、最原、さん……!?」
最原「よかった、ここに居たんだ。茶柱さんと話がしたいんだ、少し時間を……」
茶柱「う、あ……ぐぅぅぅぅっ……」
最原「茶柱さん……?どうかしたの?」
茶柱「さ、最原さん……転子は、転子は……っ……くぅぅっ……!」ダッ!
最原「あっ!ま、待って、茶柱さんっ!」
茶柱「ごめんなさい……ごめんなさい……っ!」ダダダ…
最原「……駄目だ、追いつけそうにない……どうしたら茶柱さんは僕の話を聞いてくれるだろうか……?」
―――夜 白銀フェイズ
白銀「今日も絶望頑張ろーう!」
誰の所に行きますか? 3つ下の回答で決定
553: 2017/04/16(日) 00:00:18.64 ID:i4gP3UNpO
東条
560: 2017/04/16(日) 23:10:54.64 ID:42uHWdRS0
―――校舎内
白銀「おーい、東条さーん!どこにいるのー?」
白銀「うーん……出て来てくれないなあ……。なら、方法を変えてみますか!」
白銀「おーい!東条さーん!東条さんが最原くんに見捨てられた原因ってさ、救急箱の中にスタンガンが入ってたからだよねー!?」
白銀「あれ、誰が入れたと思う?誰があなたの行動を見透かして、あんなものを入れたと思う?……そして、なんで私がそのことを知って……ぐえっ!」ドンッ!
東条「……あなたが……!あなたがっ!」グググ…
白銀「ふ、ふふ……釣れた釣れた!でも音も無く接近するなんて、流石はメイド……って、褒めるべきなのかな?」
東条「頃してやる!頃してやるわっ!」グッ!
白銀「……くくく」
―――バチッ!
東条「がぁっ!?」ドサッ!
白銀「ふー、危ない危ない!護身用にスタンガンを常備していて良かった~!」
東条「あ、ぐ……あなたの、せいで……私は……っ!」
白銀「……勘違いしないでよ。私はトドメを刺しただけ……そこまでの経緯で、最原くんの中でのあなたの信用はとっくに地に落ちてたんだからさ」
東条「ぐ、ぐぐ……!」
白銀「ま、好きに恨めば~?もう全部が手遅れだしね!あはははははは……」スタスタ…
東条「く、うぅ……ううぅぅぅぅぅ……」
東条斬美の絶望度 86→92
―――朝 最原フェイズ
最原「……良し、行動を開始しよう」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
白銀「おーい、東条さーん!どこにいるのー?」
白銀「うーん……出て来てくれないなあ……。なら、方法を変えてみますか!」
白銀「おーい!東条さーん!東条さんが最原くんに見捨てられた原因ってさ、救急箱の中にスタンガンが入ってたからだよねー!?」
白銀「あれ、誰が入れたと思う?誰があなたの行動を見透かして、あんなものを入れたと思う?……そして、なんで私がそのことを知って……ぐえっ!」ドンッ!
東条「……あなたが……!あなたがっ!」グググ…
白銀「ふ、ふふ……釣れた釣れた!でも音も無く接近するなんて、流石はメイド……って、褒めるべきなのかな?」
東条「頃してやる!頃してやるわっ!」グッ!
白銀「……くくく」
―――バチッ!
東条「がぁっ!?」ドサッ!
白銀「ふー、危ない危ない!護身用にスタンガンを常備していて良かった~!」
東条「あ、ぐ……あなたの、せいで……私は……っ!」
白銀「……勘違いしないでよ。私はトドメを刺しただけ……そこまでの経緯で、最原くんの中でのあなたの信用はとっくに地に落ちてたんだからさ」
東条「ぐ、ぐぐ……!」
白銀「ま、好きに恨めば~?もう全部が手遅れだしね!あはははははは……」スタスタ…
東条「く、うぅ……ううぅぅぅぅぅ……」
東条斬美の絶望度 86→92
―――朝 最原フェイズ
最原「……良し、行動を開始しよう」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
563: 2017/04/16(日) 23:14:11.17 ID:8cVEIdmj0
夢野
567: 2017/04/17(月) 00:35:43.33 ID:qYSJFKT60
―――夢野の私室
夢野「………」
最原『僕のことが嫌いだから?だから僕に魔法をかけてくれないの?』
夢野「……ウチ、は……」
―――コンコン……
最原「……夢野さん、ちょっと良い?」
夢野「最原?……最原、なのか……?」
最原「うん、そうだよ。夢野さんと話がしたいんだ、ここをあけてくれないかな?」
夢野「……わかった。今ドアをあける……」ガチャッ
最原「ありがとう……それで、その、話があって……」
夢野「……その前に、ウチの話を聞いてくれんか?」
最原「え……?」
夢野「お主に……最原に、きちんと話しておきたいことがある。どうかウチの話を聞いてくれ……」
最原「……うん、良いよ。何を言いたいの?」
夢野「………」
最原『僕のことが嫌いだから?だから僕に魔法をかけてくれないの?』
夢野「……ウチ、は……」
―――コンコン……
最原「……夢野さん、ちょっと良い?」
夢野「最原?……最原、なのか……?」
最原「うん、そうだよ。夢野さんと話がしたいんだ、ここをあけてくれないかな?」
夢野「……わかった。今ドアをあける……」ガチャッ
最原「ありがとう……それで、その、話があって……」
夢野「……その前に、ウチの話を聞いてくれんか?」
最原「え……?」
夢野「お主に……最原に、きちんと話しておきたいことがある。どうかウチの話を聞いてくれ……」
最原「……うん、良いよ。何を言いたいの?」
568: 2017/04/17(月) 00:43:49.89 ID:qYSJFKT60
夢野「……お主は前にウチが自分のことを嫌っているかと聞いたな?……その答えはNOじゃ、ウチは最原が好きなんじゃ」
最原「………」
夢野「お主と一緒に居ると胸の中が温かくなってとても幸せじゃった……お主の傍は安心出来て、なんだかポカポカした……ウチは最原の事を友達としてでなく、男の人として好きだったんじゃと思う」
夢野「でも……ウチは、そんなお前を傷つけてしまった。なんでそんな事をしてしまったのか必氏に考えたんじゃ、それで……ウチは、最原に嫉妬していたのかもしれんと思ったんじゃ」
最原「僕に嫉妬?どういう事?」
夢野「……お主は、赤松の事をずっと見ていた。好きな人の事じゃ、何を考えているかなんてよーくわかる……赤松の事が好きだったんじゃろ?」
最原「………」
夢野「……これが叶わぬ恋だなんて事、簡単に予想がついた。でも、ウチは諦めきれんかった……でもやっぱり、ウチは自分の恋が実らぬことなどわかっておったんじゃ……」
夢野「ウチは赤松の様な素敵な人間じゃない。面倒くさがりやで、他人どころか自分の事すらどうでも良いと考えてしまうものぐさ娘じゃ……そんなウチよりも素敵な女の子など、この学園の中には大勢おる」
夢野「転子もアンジーも他の女子たちも……皆可愛くて素敵な女の子じゃ、ウチは、ウチには……勝てる所など一つも無い……!」ポロポロ…
夢野「赤松の様に他人を気遣う優しさも無い!転子の様な意思の強さも無い!アンジーの様に無邪気な可愛さも無い!……料理も裁縫も発明も子供の相手も出来ん、ウチは役立たずじゃ……こんなウチの事など、最原が好きになってくれるわけがないとわかっておったんじゃよ……」
最原「………」
夢野「だからウチは最原を傷つけたんじゃ、自分のものになってくれないなら壊してしまえと思ってたんじゃ!きっとそうなんじゃ!ウチは、何も無い上に……好きな男の幸せすら願えない、最低の人間なんじゃ……」
最原「………」
夢野「……虐めてすまなかった、最原。その辛さをわかっていながら、ウチはお主を助けなかった……恨まれても、嫌われても仕方が無いことじゃ」
夢野「でも……信じて貰えないかもしれんが、これだけはわかってくれ!ウチは……お主の事が大好きだったんじゃ……!これは、本当の気持ちなんじゃ……!」ポロポロ…
最原「夢野さん……」
夢野「ごめんなさい……うっ、うぅ……最原、ごめんなさい……!」ポロポロ…
最原「………」
夢野「お主と一緒に居ると胸の中が温かくなってとても幸せじゃった……お主の傍は安心出来て、なんだかポカポカした……ウチは最原の事を友達としてでなく、男の人として好きだったんじゃと思う」
夢野「でも……ウチは、そんなお前を傷つけてしまった。なんでそんな事をしてしまったのか必氏に考えたんじゃ、それで……ウチは、最原に嫉妬していたのかもしれんと思ったんじゃ」
最原「僕に嫉妬?どういう事?」
夢野「……お主は、赤松の事をずっと見ていた。好きな人の事じゃ、何を考えているかなんてよーくわかる……赤松の事が好きだったんじゃろ?」
最原「………」
夢野「……これが叶わぬ恋だなんて事、簡単に予想がついた。でも、ウチは諦めきれんかった……でもやっぱり、ウチは自分の恋が実らぬことなどわかっておったんじゃ……」
夢野「ウチは赤松の様な素敵な人間じゃない。面倒くさがりやで、他人どころか自分の事すらどうでも良いと考えてしまうものぐさ娘じゃ……そんなウチよりも素敵な女の子など、この学園の中には大勢おる」
夢野「転子もアンジーも他の女子たちも……皆可愛くて素敵な女の子じゃ、ウチは、ウチには……勝てる所など一つも無い……!」ポロポロ…
夢野「赤松の様に他人を気遣う優しさも無い!転子の様な意思の強さも無い!アンジーの様に無邪気な可愛さも無い!……料理も裁縫も発明も子供の相手も出来ん、ウチは役立たずじゃ……こんなウチの事など、最原が好きになってくれるわけがないとわかっておったんじゃよ……」
最原「………」
夢野「だからウチは最原を傷つけたんじゃ、自分のものになってくれないなら壊してしまえと思ってたんじゃ!きっとそうなんじゃ!ウチは、何も無い上に……好きな男の幸せすら願えない、最低の人間なんじゃ……」
最原「………」
夢野「……虐めてすまなかった、最原。その辛さをわかっていながら、ウチはお主を助けなかった……恨まれても、嫌われても仕方が無いことじゃ」
夢野「でも……信じて貰えないかもしれんが、これだけはわかってくれ!ウチは……お主の事が大好きだったんじゃ……!これは、本当の気持ちなんじゃ……!」ポロポロ…
最原「夢野さん……」
夢野「ごめんなさい……うっ、うぅ……最原、ごめんなさい……!」ポロポロ…
569: 2017/04/17(月) 00:48:35.73 ID:qYSJFKT60
最原「……泣かないで、夢野さん」ギュッ…
夢野「えっ……!?な、何をしておるんじゃ?う、ウチの事など捨て置いて……」
最原「そんな事出来ないよ……。本当にごめん、夢野さん。もっと早く君と話すべきだった」ギュッ…
夢野「っっ……!」
最原「僕は……夢野さんがそんなに傷ついているだなんて想像してなかった。君をそこまで追い込んだのは僕だ、本当にごめん……」
夢野「な、なんで最原が謝るんじゃ……?お主はただの被害者じゃ!ウチは、お主の事を虐めた酷い奴なんじゃ!卑怯者の汚い人間なんじゃよ!そんなウチに情けなど……」
最原「そんなこと無い!夢野さんは、君が思うような酷い人間じゃない!」
夢野「!?」
最原「……君は、とっても優しくて素敵な女の子さ……誰かの笑顔の為に努力して、誰かの幸せを願える女の子なんだよ」
夢野「で、でも、ウチは!」
最原「……僕の目を見て、夢野さん」
夢野「え……?何を……?」
最原「僕が嘘をついていると思う?君の事を哀れみや情けで励ましていると思う?」
夢野「………」
夢野(最原の目……ウチが大好きなあの目じゃ。見てると温かくなって、ずっと覗きこんで居たくなるあの目じゃ……)
夢野「えっ……!?な、何をしておるんじゃ?う、ウチの事など捨て置いて……」
最原「そんな事出来ないよ……。本当にごめん、夢野さん。もっと早く君と話すべきだった」ギュッ…
夢野「っっ……!」
最原「僕は……夢野さんがそんなに傷ついているだなんて想像してなかった。君をそこまで追い込んだのは僕だ、本当にごめん……」
夢野「な、なんで最原が謝るんじゃ……?お主はただの被害者じゃ!ウチは、お主の事を虐めた酷い奴なんじゃ!卑怯者の汚い人間なんじゃよ!そんなウチに情けなど……」
最原「そんなこと無い!夢野さんは、君が思うような酷い人間じゃない!」
夢野「!?」
最原「……君は、とっても優しくて素敵な女の子さ……誰かの笑顔の為に努力して、誰かの幸せを願える女の子なんだよ」
夢野「で、でも、ウチは!」
最原「……僕の目を見て、夢野さん」
夢野「え……?何を……?」
最原「僕が嘘をついていると思う?君の事を哀れみや情けで励ましていると思う?」
夢野「………」
夢野(最原の目……ウチが大好きなあの目じゃ。見てると温かくなって、ずっと覗きこんで居たくなるあの目じゃ……)
570: 2017/04/17(月) 00:54:26.50 ID:qYSJFKT60
最原「……自分には何も無いなんて言わないでよ。君にはたくさんの良い所があるんだから」
最原「誰かの笑顔を生み出せる魔法も、良い友達が出来ることの魅力も、なによりも素敵な君の笑顔も……君は持ってるんだ。こんなに素敵な所が夢野さんにはあるんだよ」
夢野「さい、はら……っ」
最原「だから胸を張って、僕は夢野さんの笑顔が大好きだよ。勝手なお願いかもしれないけど、僕はまた君の笑顔が見たいんだ」
夢野「で、でも、ウチは最原を傷つけて……!」
最原「……夢野さんの素敵な所、まだあった」
夢野「え……?」
最原「君は、自分のした事への罪を真正面から受け止めた。そしてちゃんと反省して、僕に謝ってくれた……どんなに苦しんだとしても逃げたりせず、僕に向き合って謝った君は、とても強い女の子だよ」
夢野「う、うぅ……そんなの、意味が無いではないか……!大切な人を守れないのなら、そんな強さは有って無いのと同じじゃ……!」
最原「ううん、そんなことないよ。君のその強さは、僕に希望を与えてくれた……。また、夢野さんと友達になれるって思わせてくれたんだ。だから、僕は夢野さんに感謝したい。ありがとうって言いたいんだ」
最原「君が笑えるようになるまでこうやって抱きしめてるからさ……次に君が顔を上げた時には、夢野さんの笑顔が見たいな」
夢野「う、うっ、くっ……!馬鹿、者がぁ……っ!そんな、こ、言われたらっ、な、涙が、とまらな……うわぁぁぁぁぁんっ!」
最原「よしよし……たくさん泣いて良いよ。涙を流した後は、また笑える様になるからさ……」
夢野「うわぁぁぁぁんっ!うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
最原「誰かの笑顔を生み出せる魔法も、良い友達が出来ることの魅力も、なによりも素敵な君の笑顔も……君は持ってるんだ。こんなに素敵な所が夢野さんにはあるんだよ」
夢野「さい、はら……っ」
最原「だから胸を張って、僕は夢野さんの笑顔が大好きだよ。勝手なお願いかもしれないけど、僕はまた君の笑顔が見たいんだ」
夢野「で、でも、ウチは最原を傷つけて……!」
最原「……夢野さんの素敵な所、まだあった」
夢野「え……?」
最原「君は、自分のした事への罪を真正面から受け止めた。そしてちゃんと反省して、僕に謝ってくれた……どんなに苦しんだとしても逃げたりせず、僕に向き合って謝った君は、とても強い女の子だよ」
夢野「う、うぅ……そんなの、意味が無いではないか……!大切な人を守れないのなら、そんな強さは有って無いのと同じじゃ……!」
最原「ううん、そんなことないよ。君のその強さは、僕に希望を与えてくれた……。また、夢野さんと友達になれるって思わせてくれたんだ。だから、僕は夢野さんに感謝したい。ありがとうって言いたいんだ」
最原「君が笑えるようになるまでこうやって抱きしめてるからさ……次に君が顔を上げた時には、夢野さんの笑顔が見たいな」
夢野「う、うっ、くっ……!馬鹿、者がぁ……っ!そんな、こ、言われたらっ、な、涙が、とまらな……うわぁぁぁぁぁんっ!」
最原「よしよし……たくさん泣いて良いよ。涙を流した後は、また笑える様になるからさ……」
夢野「うわぁぁぁぁんっ!うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
571: 2017/04/17(月) 00:59:56.34 ID:qYSJFKT60
夢野(ああ、温かい……!ウチが好きな最原の温度、大好きな最原の温もりが傍にある……!ウチは、ここに居て良いんじゃな……?)
夢野「さいっ、はらぁ……!」
最原「なんだい、夢野さん?」
夢野「い、いくらでも笑ってやる。好きなだけ笑顔を見せてやる……!約束する、もう自分を卑下することはせん。お主の隣で笑顔で居られる様にウチは頑張る!」
夢野「だから諦めんぞ!いつかお主の心を射止めてみせる!ウチの魔法で、ウチの事を好きにさせてやるからな!覚悟せい!」
最原「……うん!またたくさんの笑顔を見せてね、夢野さん!」
夢野「おう!……すまんが、もう少し抱きしめていてくれ、まだもう少し泣きそうじゃ……」
最原「はいはい、わかったよ……!」ギュッ…
夢野「……大好きじゃ、最原……!自分に胸を張ってそう言える女の子にウチはなる。この胸の温もりを少しでもお主に与えられる様な魔法を見つけてみせるからな……!」ギュッ…!
夢野秘密子の絶望度 92→0
希望の力が一つ上がりました!
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
夢野「さいっ、はらぁ……!」
最原「なんだい、夢野さん?」
夢野「い、いくらでも笑ってやる。好きなだけ笑顔を見せてやる……!約束する、もう自分を卑下することはせん。お主の隣で笑顔で居られる様にウチは頑張る!」
夢野「だから諦めんぞ!いつかお主の心を射止めてみせる!ウチの魔法で、ウチの事を好きにさせてやるからな!覚悟せい!」
最原「……うん!またたくさんの笑顔を見せてね、夢野さん!」
夢野「おう!……すまんが、もう少し抱きしめていてくれ、まだもう少し泣きそうじゃ……」
最原「はいはい、わかったよ……!」ギュッ…
夢野「……大好きじゃ、最原……!自分に胸を張ってそう言える女の子にウチはなる。この胸の温もりを少しでもお主に与えられる様な魔法を見つけてみせるからな……!」ギュッ…!
夢野秘密子の絶望度 92→0
希望の力が一つ上がりました!
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
574: 2017/04/17(月) 01:03:10.96 ID:FubhAZB10
茶柱
578: 2017/04/17(月) 01:07:39.04 ID:qYSJFKT60
―――茶柱の研究教室
茶柱「……はっ!?」ピクッ
最原「ちゃ、茶柱さん!今度こそ話を……」
茶柱「っっ……!」ダッ!
最原「あっ!ま、待って!お願いだから話を聞いてよ!」
茶柱「すいません……すいません……っ!」ダダダ…
最原「……だ、駄目だ。ただでさえ怪我をしていて走りにくいのに足が速い茶柱さんに追いつける訳が無い……」
最原「……誰かに協力して貰わなきゃ駄目だな。皆に相談してみよう……」
―――夜 白銀フェイズ
白銀「今日も楽しい絶望の時間がやってきたよ!」
誰の所に行きますか? この下の回答で決定
茶柱「……はっ!?」ピクッ
最原「ちゃ、茶柱さん!今度こそ話を……」
茶柱「っっ……!」ダッ!
最原「あっ!ま、待って!お願いだから話を聞いてよ!」
茶柱「すいません……すいません……っ!」ダダダ…
最原「……だ、駄目だ。ただでさえ怪我をしていて走りにくいのに足が速い茶柱さんに追いつける訳が無い……」
最原「……誰かに協力して貰わなきゃ駄目だな。皆に相談してみよう……」
―――夜 白銀フェイズ
白銀「今日も楽しい絶望の時間がやってきたよ!」
誰の所に行きますか? この下の回答で決定
579: 2017/04/17(月) 01:12:57.54 ID:Q5EHcxn10
アンジー
587: 2017/04/17(月) 02:14:17.74 ID:qYSJFKT60
―――???
白銀「ふふふ……頃合いだね。皆の期待に応えて、アンジーさんにトドメを刺しちゃおうかな!」
―――夜長の研究教室
夜長「神様……アンジーはどうしたら良いの……?どうしたらアンジーは終一に許してもらえるの……?」
??『………』
夜長「教えてよ……!何か言ってよっ!」
白銀「……教えてあげようか?」
夜長「えっ?つ、つむぎ……?なんでここに居るの……?」
白銀「そんな事はどうでも良いからさ……!ほら、これを使ってみてよ」
夜長「これは……?ライト?なんでこんなものを……?」
白銀「それを使えば最原くんの気持ちがわかるんだよ!最原くんの気持ちになって、どうしたら許して貰えるか考えてみなよ!」
夜長「しゅ、終一の気持ちがわかる……?本当に……?」
白銀「本当だよ!……ねえアンジーさん、神様はなんて言ってるの?アンジーさんにそのライトを使うなって言ってる?」
夜長「え……?」
白銀「……よーく耳を澄まして聞いてご覧よ。きっと使えって言ってるからさ……!」
夜長「神、様が……?」
白銀「ふふふ……頃合いだね。皆の期待に応えて、アンジーさんにトドメを刺しちゃおうかな!」
―――夜長の研究教室
夜長「神様……アンジーはどうしたら良いの……?どうしたらアンジーは終一に許してもらえるの……?」
??『………』
夜長「教えてよ……!何か言ってよっ!」
白銀「……教えてあげようか?」
夜長「えっ?つ、つむぎ……?なんでここに居るの……?」
白銀「そんな事はどうでも良いからさ……!ほら、これを使ってみてよ」
夜長「これは……?ライト?なんでこんなものを……?」
白銀「それを使えば最原くんの気持ちがわかるんだよ!最原くんの気持ちになって、どうしたら許して貰えるか考えてみなよ!」
夜長「しゅ、終一の気持ちがわかる……?本当に……?」
白銀「本当だよ!……ねえアンジーさん、神様はなんて言ってるの?アンジーさんにそのライトを使うなって言ってる?」
夜長「え……?」
白銀「……よーく耳を澄まして聞いてご覧よ。きっと使えって言ってるからさ……!」
夜長「神、様が……?」
589: 2017/04/17(月) 02:18:39.67 ID:qYSJFKT60
??『使え』
夜長「!?」ビクッ!
??『使え、使うのだ。それを使わねば、お前は彼ともう二度と会えなくなるぞ』
夜長「あ、あぁ、あぁぁぁ……」ガタガタ…
白銀「………」ニタァ…
??『使え!使え!神である私の言う事が聞けないのか!?』
夜長「あ、あぁ……うわぁぁぁぁぁぁぁっ!」ピカッ!
白銀「……はい、絶望のおしおき、はじまりはじまり~……!」
超高校級の美術部 夜長アンジーのおしおき
『イケニエになるのはアナタ』
―――――――――――
夜長「!?」ビクッ!
??『使え、使うのだ。それを使わねば、お前は彼ともう二度と会えなくなるぞ』
夜長「あ、あぁ、あぁぁぁ……」ガタガタ…
白銀「………」ニタァ…
??『使え!使え!神である私の言う事が聞けないのか!?』
夜長「あ、あぁ……うわぁぁぁぁぁぁぁっ!」ピカッ!
白銀「……はい、絶望のおしおき、はじまりはじまり~……!」
超高校級の美術部 夜長アンジーのおしおき
『イケニエになるのはアナタ』
―――――――――――
590: 2017/04/17(月) 02:23:58.33 ID:qYSJFKT60
夜長「……ここ、は?アンジー、どうなったの……?」
夜長「……縛られて……吊るされてる?一体、何が……?」
男「静粛に!静粛に!」
夜長「!!!」
男「これより……神に捧げるイケニエの儀式を始める!今回のイケニエはこの女!人としてあるまじき事をした、悪魔の如き性根のこの女だ!」
夜長「それって、アンジーのこと……?アンジーが、イケニエ……?」
男「まず、神に捧げる為に体を清める!釜を出せ!」
―――ズズズ……ズズズ……ッ!
夜長「あ、あう、あれは……!?」
男「……熱した湯の中にイケニエを入れ、たっぷりと身を清めさせる。縄を下ろせっ!」
夜長「や、やだよっ!誰か、助け……」
―――ザパーーンッ!
夜長「あ……ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!あづいっ!熱いよぉぉっ!あ、アンジー、氏んじゃうよぉっ!」
男「神に捧げる命だ、氏ぬ事は許さん。その前には助けてやるが、それまではその湯の中で身を清めろ!」
夜長「あづいぃっ!もう、限界だよぉっ!もうやだよぉっ!助けて、助けてぇぇぇっ!」
男「まだ叫ぶ余裕があるな。気を失うまで外に出すな!」
夜長「ぎ、やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
―――――――――――――――
夜長「……縛られて……吊るされてる?一体、何が……?」
男「静粛に!静粛に!」
夜長「!!!」
男「これより……神に捧げるイケニエの儀式を始める!今回のイケニエはこの女!人としてあるまじき事をした、悪魔の如き性根のこの女だ!」
夜長「それって、アンジーのこと……?アンジーが、イケニエ……?」
男「まず、神に捧げる為に体を清める!釜を出せ!」
―――ズズズ……ズズズ……ッ!
夜長「あ、あう、あれは……!?」
男「……熱した湯の中にイケニエを入れ、たっぷりと身を清めさせる。縄を下ろせっ!」
夜長「や、やだよっ!誰か、助け……」
―――ザパーーンッ!
夜長「あ……ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!あづいっ!熱いよぉぉっ!あ、アンジー、氏んじゃうよぉっ!」
男「神に捧げる命だ、氏ぬ事は許さん。その前には助けてやるが、それまではその湯の中で身を清めろ!」
夜長「あづいぃっ!もう、限界だよぉっ!もうやだよぉっ!助けて、助けてぇぇぇっ!」
男「まだ叫ぶ余裕があるな。気を失うまで外に出すな!」
夜長「ぎ、やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
―――――――――――――――
594: 2017/04/17(月) 02:35:54.77 ID:qYSJFKT60
夜長「……ぁぁ……ぁぅ……」ポタポタ…
男「……最後に、神の祝福を受けた短刀を全身にくまなく刺し、体の中の穢れた血を外に出す。その状態で焼き頃すことによって、儀式は完了するのだ」
夜長「し、ぅぃ……ち……ぁみさ、ぁ……」
男「皆で歌え、称えよ!神に祈りの言葉を捧げるのだ!」
夜長「……ぁっぃ……くるしぃ……あんじー、し、ぬ、の……?」
夜長「……ぁ、ぁ……ぃっ、ぅぇぇ……」
夜長(……そっか……今わかった……この儀式でアンジーがされたことって、アンジーが終一にした事だ……。終一は、こんなに苦しかったんだ……)
夜長「……ごめん、ね、しゅぅぃ、ち……ご、めん……ね……」
夜長(こんなに痛かったんだ、こんなに苦しかったんだ……こんなに辛い思いをさせてたんだ……一歩間違えたら、終一はこうやって氏んじゃってたんだ……)
夜長「ごめん、な、さぃ……ごめ、ん、な、さ……」
~~~~♪~~~~♪
夜長(……皆、アンジーが氏ぬ事を喜んでる。当然だよね、終一もきっと喜んでるに違いないよ……)
夜長(アンジーに出来るのは、たくさん苦しむ事なんだ……終一の前で苦しんで、苦しんで苦しんで苦しんで苦しんで……終一に喜んで貰うことしか出来ないんだ……)
夜長(……最後に終一の目の前で氏ねば、きっと終一は大喜びだよね……絶望的に、神ってるよ……!)
男「薪を燃やせ!イケニエを焼き殺せ!」
夜長「ぁ、ぁ、ぁ……ぅぅぅ、ぁぁ……」
―――――――――――――――――――
男「……最後に、神の祝福を受けた短刀を全身にくまなく刺し、体の中の穢れた血を外に出す。その状態で焼き頃すことによって、儀式は完了するのだ」
夜長「し、ぅぃ……ち……ぁみさ、ぁ……」
男「皆で歌え、称えよ!神に祈りの言葉を捧げるのだ!」
夜長「……ぁっぃ……くるしぃ……あんじー、し、ぬ、の……?」
夜長「……ぁ、ぁ……ぃっ、ぅぇぇ……」
夜長(……そっか……今わかった……この儀式でアンジーがされたことって、アンジーが終一にした事だ……。終一は、こんなに苦しかったんだ……)
夜長「……ごめん、ね、しゅぅぃ、ち……ご、めん……ね……」
夜長(こんなに痛かったんだ、こんなに苦しかったんだ……こんなに辛い思いをさせてたんだ……一歩間違えたら、終一はこうやって氏んじゃってたんだ……)
夜長「ごめん、な、さぃ……ごめ、ん、な、さ……」
~~~~♪~~~~♪
夜長(……皆、アンジーが氏ぬ事を喜んでる。当然だよね、終一もきっと喜んでるに違いないよ……)
夜長(アンジーに出来るのは、たくさん苦しむ事なんだ……終一の前で苦しんで、苦しんで苦しんで苦しんで苦しんで……終一に喜んで貰うことしか出来ないんだ……)
夜長(……最後に終一の目の前で氏ねば、きっと終一は大喜びだよね……絶望的に、神ってるよ……!)
男「薪を燃やせ!イケニエを焼き殺せ!」
夜長「ぁ、ぁ、ぁ……ぅぅぅ、ぁぁ……」
―――――――――――――――――――
595: 2017/04/17(月) 02:46:39.88 ID:qYSJFKT60
夜長(……生きる事って素晴らしいね~……だって、まだ氏ねるもの。苦しむ表情を見せて、終一に喜んで貰えるもの……!)
夜長(もっともっと苦しんで、もっともっと傷ついて……ボロボロになった姿を終一に見て貰って、喜んで貰おう……!)
夜長(それがアンジーの命の意味、生きている理由……………それで良いんだよね、神様?ううん、それで良いに決まってるよ……!)
夜長「終一……やっと気がついたよ。アンジーは、欠片も生きている価値の無い人間だったってことにさ……!」
夜長アンジー 絶望度 99→100 自傷行為及び神への依存 自身の命の軽視が顕著に 救助が困難になりました
―――朝 最原フェイズ
最原「……助けなきゃ、皆を!」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
夜長(もっともっと苦しんで、もっともっと傷ついて……ボロボロになった姿を終一に見て貰って、喜んで貰おう……!)
夜長(それがアンジーの命の意味、生きている理由……………それで良いんだよね、神様?ううん、それで良いに決まってるよ……!)
夜長「終一……やっと気がついたよ。アンジーは、欠片も生きている価値の無い人間だったってことにさ……!」
夜長アンジー 絶望度 99→100 自傷行為及び神への依存 自身の命の軽視が顕著に 救助が困難になりました
―――朝 最原フェイズ
最原「……助けなきゃ、皆を!」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
596: 2017/04/17(月) 02:47:45.13 ID:FubhAZB10
茶柱救出with夢野
612: 2017/04/18(火) 18:11:45.72 ID:YEP0HD9x0
誰かを連れて行く場合は本当は作戦会議をしなきゃ駄目だけど、今回は特別に許可するネ。次回からはそれを前提によろしく頼むヨ
―――茶柱の研究教室
茶柱「………」
最原『僕が悪かったから!もう僕に近づかないでくれよぉぉぉっ!』
茶柱「くっ……転子は、転子は……」
最原「……茶柱さん」
茶柱「!?」
最原「茶柱さん、君に話があるんだ。どうか僕の話を……」
茶柱「くっ……!」ダッ!
最原「あっ!?ま、待って!茶柱さん!」
夢野「逃げるでない、転子!」
茶柱「っっ!?ゆ、夢野さん……!?どうしてあなたが最原さんと……?」
夢野「転子!逃げては駄目じゃ!逃げ続けていたら、最原と仲直りなどできんぞ!」
茶柱「うっ……!」
夢野「逃げるでない……向き合うんじゃ、転子!最原と自分自身に向き合って、真正面からぶつからんか!お主がウチにそう言ったのではないか!?」
茶柱「………」
―――茶柱の研究教室
茶柱「………」
最原『僕が悪かったから!もう僕に近づかないでくれよぉぉぉっ!』
茶柱「くっ……転子は、転子は……」
最原「……茶柱さん」
茶柱「!?」
最原「茶柱さん、君に話があるんだ。どうか僕の話を……」
茶柱「くっ……!」ダッ!
最原「あっ!?ま、待って!茶柱さん!」
夢野「逃げるでない、転子!」
茶柱「っっ!?ゆ、夢野さん……!?どうしてあなたが最原さんと……?」
夢野「転子!逃げては駄目じゃ!逃げ続けていたら、最原と仲直りなどできんぞ!」
茶柱「うっ……!」
夢野「逃げるでない……向き合うんじゃ、転子!最原と自分自身に向き合って、真正面からぶつからんか!お主がウチにそう言ったのではないか!?」
茶柱「………」
613: 2017/04/18(火) 18:12:32.18 ID:YEP0HD9x0
最原「……茶柱さん、止まってくれてありがとう。あの一週間のことをちゃんと話したいんだ」
茶柱「……転子には、なにも話すことなんてありません。最原さんとお話することなんてないですよ」
夢野「転子!?まだそんなことを……!」
茶柱「て、転子は……転子は、たくさんの人に顔向け出来ないことをしてしまいました……皆さんが最原さんに暴力を振るっていたとしたら、それを止めるのは転子の役目です……ネオ合気道を修め、武術の心を学んだ転子が、あんな酷い事を見過ごしてはいけなかった……なのに、なのにっ!」
茶柱「転子は率先して最原さんに暴力を振るいました。正しい事に使うと決めていたネオ合気道の技を意味のない暴力に使って、汚して……師匠にどんな顔をして会えばいいのかわかりません……」
最原「茶柱さん……!」
茶柱「それだけじゃありません。夢野さんを唆して最原さんに暴力を振るわせてしまった……ゆ、夢野さんが最原さんに好意を抱いていたのは知っていました!大切な友達の大切な人をその手で傷つける様に促して、大笑いして……夢野さんが傷ついているのは転子のせいなんです!転子が止めてあげなきゃいけなかったのに!大切な友達だったのに!」
夢野「て、転子……お主、そこまで……」
茶柱「そして……最原さんにどう謝れば良いのかわからないんです……。殴って、蹴って、体中をボロボロにして……あそこまで追い詰めてしまったことをどうやって償えば良いのか、わからないんですよぉぉっ!」
茶柱「同じ目に遭えと言われたらそうします!もっと酷い事をしろと言われたら従います!でも……それでも、許して下さいなんて口が裂けても言えません!それだけの事をしてしまったのだから!」
茶柱「何より……恐いんです。転子の中には、あんな事を平然としてしまう悪い転子がいたって事が……!ここで最原さんに許して貰っても、またあの悪い転子が出て来て、最原さんを酷い目に遭わせるか分からない。なら、このまま許して貰わずにいた方がきっと……」
最原「……それは違うよ」
茶柱「えっ……!?」
最原「もし茶柱さんが本気でそう思って、それを行動に移してしまったとしたら……それは茶柱さんが自分に負けてしまったってことになるよ」
茶柱「て、転子が、自分に負けた……?」
最原「……自分の中に居る悪い自分から目を背けて見なかったことにしたまま生き続けたら、茶柱さんは一生その弱さを抱えて生きていく事になる。そうでしょ?」
茶柱「………」
最原「……向き合わなきゃ、自分自身と……そして、打ち勝とうよ。茶柱さんなら出来る筈だからさ」
茶柱「……転子には、なにも話すことなんてありません。最原さんとお話することなんてないですよ」
夢野「転子!?まだそんなことを……!」
茶柱「て、転子は……転子は、たくさんの人に顔向け出来ないことをしてしまいました……皆さんが最原さんに暴力を振るっていたとしたら、それを止めるのは転子の役目です……ネオ合気道を修め、武術の心を学んだ転子が、あんな酷い事を見過ごしてはいけなかった……なのに、なのにっ!」
茶柱「転子は率先して最原さんに暴力を振るいました。正しい事に使うと決めていたネオ合気道の技を意味のない暴力に使って、汚して……師匠にどんな顔をして会えばいいのかわかりません……」
最原「茶柱さん……!」
茶柱「それだけじゃありません。夢野さんを唆して最原さんに暴力を振るわせてしまった……ゆ、夢野さんが最原さんに好意を抱いていたのは知っていました!大切な友達の大切な人をその手で傷つける様に促して、大笑いして……夢野さんが傷ついているのは転子のせいなんです!転子が止めてあげなきゃいけなかったのに!大切な友達だったのに!」
夢野「て、転子……お主、そこまで……」
茶柱「そして……最原さんにどう謝れば良いのかわからないんです……。殴って、蹴って、体中をボロボロにして……あそこまで追い詰めてしまったことをどうやって償えば良いのか、わからないんですよぉぉっ!」
茶柱「同じ目に遭えと言われたらそうします!もっと酷い事をしろと言われたら従います!でも……それでも、許して下さいなんて口が裂けても言えません!それだけの事をしてしまったのだから!」
茶柱「何より……恐いんです。転子の中には、あんな事を平然としてしまう悪い転子がいたって事が……!ここで最原さんに許して貰っても、またあの悪い転子が出て来て、最原さんを酷い目に遭わせるか分からない。なら、このまま許して貰わずにいた方がきっと……」
最原「……それは違うよ」
茶柱「えっ……!?」
最原「もし茶柱さんが本気でそう思って、それを行動に移してしまったとしたら……それは茶柱さんが自分に負けてしまったってことになるよ」
茶柱「て、転子が、自分に負けた……?」
最原「……自分の中に居る悪い自分から目を背けて見なかったことにしたまま生き続けたら、茶柱さんは一生その弱さを抱えて生きていく事になる。そうでしょ?」
茶柱「………」
最原「……向き合わなきゃ、自分自身と……そして、打ち勝とうよ。茶柱さんなら出来る筈だからさ」
614: 2017/04/18(火) 18:13:10.39 ID:YEP0HD9x0
茶柱「で、でも、でもっ……!」
最原「もし茶柱さんが一人で自分の弱さに立ち向かう勇気が持てないって言うのなら僕が傍に居る。君の事を支えて、一緒に強くなる!約束するよ」
夢野「ウチも一緒じゃぞ、転子。ウチとお主は友達じゃからな」
茶柱「さ、最原さん……夢野さん……!」
最原「茶柱さん……あの日、僕を探していた君から逃げてしまって本当にごめんなさい。もし良ければ、あの時君が僕に何を言おうとしていたか教えてくれませんか?」
茶柱「あ……う……」
夢野「……転子、頑張るんじゃ!」
茶柱「っっ……!」
最原「………」
茶柱「……最原さん、い、今まですいませんでした……殴って、蹴って、痛めつけて……本当にすいませんでした!」
茶柱「許してくれだなんて簡単には言えません!あなたが望むなら何だってします!だから……どうか転子に、あなたに償うチャンスをください!転子は、今度こそ、必ず……強くなってみせますから……っ!」
最原「……うん、わかった。なら、一緒に来てくれるかな?茶柱さん、君の力が必要なんだ」
茶柱「……近づいても良いんですか?こんな、転子が……?」
最原「言ったじゃないか、傍に居るって……君を支えて、一緒に強くなる。茶柱さんが嫌だって言っても、僕が君から離れることは無いよ?」
茶柱「……ぁっ、くっ……うぅ……うわぁぁぁぁぁぁん!」
最原「もし茶柱さんが一人で自分の弱さに立ち向かう勇気が持てないって言うのなら僕が傍に居る。君の事を支えて、一緒に強くなる!約束するよ」
夢野「ウチも一緒じゃぞ、転子。ウチとお主は友達じゃからな」
茶柱「さ、最原さん……夢野さん……!」
最原「茶柱さん……あの日、僕を探していた君から逃げてしまって本当にごめんなさい。もし良ければ、あの時君が僕に何を言おうとしていたか教えてくれませんか?」
茶柱「あ……う……」
夢野「……転子、頑張るんじゃ!」
茶柱「っっ……!」
最原「………」
茶柱「……最原さん、い、今まですいませんでした……殴って、蹴って、痛めつけて……本当にすいませんでした!」
茶柱「許してくれだなんて簡単には言えません!あなたが望むなら何だってします!だから……どうか転子に、あなたに償うチャンスをください!転子は、今度こそ、必ず……強くなってみせますから……っ!」
最原「……うん、わかった。なら、一緒に来てくれるかな?茶柱さん、君の力が必要なんだ」
茶柱「……近づいても良いんですか?こんな、転子が……?」
最原「言ったじゃないか、傍に居るって……君を支えて、一緒に強くなる。茶柱さんが嫌だって言っても、僕が君から離れることは無いよ?」
茶柱「……ぁっ、くっ……うぅ……うわぁぁぁぁぁぁん!」
615: 2017/04/18(火) 18:14:08.97 ID:YEP0HD9x0
夢野「転子……ウチもお主と一緒じゃ、だから強くなろう。もう二度とあんな馬鹿な真似をしない為に……!」
茶柱「は、はいぃっ!で、でんご、がんばりまずぅぅっ!今度こそ本当の意味で強くなりますからっ!もう二度と……大切な人を傷つけない様な強さを身に着けて見せますからっ!」
最原「……強くなろう。皆で一緒にさ……」
茶柱「……はいっ!不肖、茶柱転子!この誓いを胸に日々研鑽を重ねて行く所存ですっ!これから先、よろしくお願いしますっ!」
最原「こちらこそ……改めてよろしくね!」
茶柱「はい!……最原さん、転子はあなたから本当の強さを教わりました。今度は転子が返す番……あなたから貰った強さで、あなたを守ってみせます!約束ですよ!」
茶柱転子の絶望度 81→0
希望の力が一つ上がりました!
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
茶柱「は、はいぃっ!で、でんご、がんばりまずぅぅっ!今度こそ本当の意味で強くなりますからっ!もう二度と……大切な人を傷つけない様な強さを身に着けて見せますからっ!」
最原「……強くなろう。皆で一緒にさ……」
茶柱「……はいっ!不肖、茶柱転子!この誓いを胸に日々研鑽を重ねて行く所存ですっ!これから先、よろしくお願いしますっ!」
最原「こちらこそ……改めてよろしくね!」
茶柱「はい!……最原さん、転子はあなたから本当の強さを教わりました。今度は転子が返す番……あなたから貰った強さで、あなたを守ってみせます!約束ですよ!」
茶柱転子の絶望度 81→0
希望の力が一つ上がりました!
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
618: 2017/04/18(火) 18:22:07.48 ID:SKry7jV8O
ハルマキの百田添えで
620: 2017/04/18(火) 18:47:31.02 ID:YEP0HD9x0
―――最原の私室
最原「……皆の意見を聞きたいんだ。僕に皆を救うための知恵を貸して欲しい」
キーボ「人数が増えて来ましたね!希望の力も強くなって来ましたよ!」
真宮寺「でも、こちらの人数が増えたと言うことは白銀さんが選ぶ人数が減って、一人を狙い撃ちされる危険性があがったってことでもあるヨ」
王馬「白銀ちゃんに先を越されない様にして、しっかり皆を説得しないとね!」
最原「……東条さんのことなんだけど……」
王馬「姿が見えない以上、どうしようも無いんじゃないかな~?」
百田「何かあいつを見つける方法を考えないといけないな……」
夢野「……呼べばいいのでは無いのか?」
最原「えっ?」
夢野「呼べば来るじゃろう?ウチ、なにか変なことを言ったか?」
真宮寺「……それもそうだネ。難しく考えすぎて忘れてたヨ」
茶柱「東条さんはメイドなんですから、用事があると最原さん以外の人が呼べば来てくれるはずです!お手柄ですよ!夢野さん!」
夢野「そうじゃろ?もっとウチを褒めい!かーっかっか!」
王馬「……んじゃ、それを前提に作戦を考えようか?えっとね~……」
最原「……皆の意見を聞きたいんだ。僕に皆を救うための知恵を貸して欲しい」
キーボ「人数が増えて来ましたね!希望の力も強くなって来ましたよ!」
真宮寺「でも、こちらの人数が増えたと言うことは白銀さんが選ぶ人数が減って、一人を狙い撃ちされる危険性があがったってことでもあるヨ」
王馬「白銀ちゃんに先を越されない様にして、しっかり皆を説得しないとね!」
最原「……東条さんのことなんだけど……」
王馬「姿が見えない以上、どうしようも無いんじゃないかな~?」
百田「何かあいつを見つける方法を考えないといけないな……」
夢野「……呼べばいいのでは無いのか?」
最原「えっ?」
夢野「呼べば来るじゃろう?ウチ、なにか変なことを言ったか?」
真宮寺「……それもそうだネ。難しく考えすぎて忘れてたヨ」
茶柱「東条さんはメイドなんですから、用事があると最原さん以外の人が呼べば来てくれるはずです!お手柄ですよ!夢野さん!」
夢野「そうじゃろ?もっとウチを褒めい!かーっかっか!」
王馬「……んじゃ、それを前提に作戦を考えようか?えっとね~……」
621: 2017/04/18(火) 19:30:49.61 ID:YEP0HD9x0
最原「……赤松さんのことなんだけど……」
百田「まさか……あんなことになっちまってたなんてな……」
最原「僕がもっと早く赤松さんに会いに行っていれば……!」
真宮寺「自分を責めちゃいけないヨ。その悔しさを胸に赤松さんを助け出す方法を考えなきゃ」
茶柱「とにかく攻めあるのみです!何度も当たって行けば、何か変化はあるはずですよ!」
キーボ「ですがその分、白銀さんに行動の回数を稼がれてしまいます……赤松さんに会いに行く時は、タイミングを見計らいましょう」
最原「こんな所か……皆、ありがとう!」
最原(この情報を元に皆を助け出すんだ!頑張るぞ!)
―――夜 白銀フェイズ
白銀「来ったぞ、来たぞアラレちゃん~!」
誰の所に行きますか?この下の回答で決定
百田「まさか……あんなことになっちまってたなんてな……」
最原「僕がもっと早く赤松さんに会いに行っていれば……!」
真宮寺「自分を責めちゃいけないヨ。その悔しさを胸に赤松さんを助け出す方法を考えなきゃ」
茶柱「とにかく攻めあるのみです!何度も当たって行けば、何か変化はあるはずですよ!」
キーボ「ですがその分、白銀さんに行動の回数を稼がれてしまいます……赤松さんに会いに行く時は、タイミングを見計らいましょう」
最原「こんな所か……皆、ありがとう!」
最原(この情報を元に皆を助け出すんだ!頑張るぞ!)
―――夜 白銀フェイズ
白銀「来ったぞ、来たぞアラレちゃん~!」
誰の所に行きますか?この下の回答で決定
622: 2017/04/18(火) 19:32:05.33 ID:jWXFNEuXO
天海
628: 2017/04/19(水) 22:08:22.15 ID:Pw/DbBwG0
―――図書室
天海「……来たっすね」
白銀「おや?天海くんは私がここに来るってわかってたの?」
天海「なんとなくっすけどね……さて白銀さん、君は何を知っているんすか?」
白銀「知っているって……何を?」キョトン?
天海「とぼけないで下さい。君の行動を見ていれば何かがおかしいとすぐに気がつきますよ。君の目的はなんなんすか?」
白銀「ふ~ん……まあ、君だったら気がつくと思ってたよ。特典もあったしね」
天海「やっぱり、君は……!?」
白銀「でもさ、今更それがわかった所でなんになるの?全部がもう手遅れなのに?」
天海「っっ……!」
白銀「……君がもう少し回りの皆を信じていれば、結末は変わったはずだよ。君が誰も信用出来なかった結果がこれだってことを理解してよね!」
天海「くっ……!」
白銀「……ま、君も所詮ゲームを盛り上げる駒に過ぎなかったってことだよ。もし次があったら、よーく考えて行動した方が良いよ~!」スタスタ…
天海「……真相に一番近い所にいたのは俺だったのに……!俺のせいで、皆は……っ!」
天海蘭太郎の絶望度 88→92
―――朝 最原フェイズ
最原「……今日も頑張ろう」
どうしますか? この下の回答で決定
天海「……来たっすね」
白銀「おや?天海くんは私がここに来るってわかってたの?」
天海「なんとなくっすけどね……さて白銀さん、君は何を知っているんすか?」
白銀「知っているって……何を?」キョトン?
天海「とぼけないで下さい。君の行動を見ていれば何かがおかしいとすぐに気がつきますよ。君の目的はなんなんすか?」
白銀「ふ~ん……まあ、君だったら気がつくと思ってたよ。特典もあったしね」
天海「やっぱり、君は……!?」
白銀「でもさ、今更それがわかった所でなんになるの?全部がもう手遅れなのに?」
天海「っっ……!」
白銀「……君がもう少し回りの皆を信じていれば、結末は変わったはずだよ。君が誰も信用出来なかった結果がこれだってことを理解してよね!」
天海「くっ……!」
白銀「……ま、君も所詮ゲームを盛り上げる駒に過ぎなかったってことだよ。もし次があったら、よーく考えて行動した方が良いよ~!」スタスタ…
天海「……真相に一番近い所にいたのは俺だったのに……!俺のせいで、皆は……っ!」
天海蘭太郎の絶望度 88→92
―――朝 最原フェイズ
最原「……今日も頑張ろう」
どうしますか? この下の回答で決定
630: 2017/04/19(水) 23:36:56.35 ID:Pw/DbBwG0
―――校舎内
夢野「東条、とうじょーう!用があるのじゃが、姿を見せてくれんかのぉ?」
東条「………」コソコソ
夢野「ウチはお腹がすいたぞい!何か作ってくれんかのぉ?食堂で待っているから、必ず来るんじゃぞ!」タタタ…
東条「……今更、こんな私が誰かに尽くすだなんて……」
東条「……いいえ、求められたのならば応えなければ。それが私の生き方なのだから……」スタスタ…
―――食堂
東条「……待たせてごめんなさい、夢野さん。何かリクエストは……っ!?」
最原「……やあ、久しぶり。東条さん」
東条「さ、最原く……!?っっ!?」ダッ!
―――バタン!
東条「ど、ドアが……!?これじゃ、逃げられない……!」
東条(まさか、嵌められた……?夢野さんも協力者なの!?)
最原「……ねえ、東条さん」
東条「うっ……!」ビクッ!
最原「……僕、お腹が空いちゃったな。久しぶりに東条さんの手料理が食べたいんだけど、作って貰える?」
東条「……え?」
夢野「東条、とうじょーう!用があるのじゃが、姿を見せてくれんかのぉ?」
東条「………」コソコソ
夢野「ウチはお腹がすいたぞい!何か作ってくれんかのぉ?食堂で待っているから、必ず来るんじゃぞ!」タタタ…
東条「……今更、こんな私が誰かに尽くすだなんて……」
東条「……いいえ、求められたのならば応えなければ。それが私の生き方なのだから……」スタスタ…
―――食堂
東条「……待たせてごめんなさい、夢野さん。何かリクエストは……っ!?」
最原「……やあ、久しぶり。東条さん」
東条「さ、最原く……!?っっ!?」ダッ!
―――バタン!
東条「ど、ドアが……!?これじゃ、逃げられない……!」
東条(まさか、嵌められた……?夢野さんも協力者なの!?)
最原「……ねえ、東条さん」
東条「うっ……!」ビクッ!
最原「……僕、お腹が空いちゃったな。久しぶりに東条さんの手料理が食べたいんだけど、作って貰える?」
東条「……え?」
631: 2017/04/19(水) 23:42:37.20 ID:Pw/DbBwG0
最原「お願いできるかな?」
東条「え、ええ……」
最原「ありがとう!それじゃあ僕は待っているから、お願いね」ストン
東条「………」
東条(何が目的なの……?私に復讐しようとしてるわけじゃないの……?何故、料理を食べたがるの……?)
東条(……いいえ、そんな疑問は無視しましょう。今優先すべきなのは、最原くんの期待に応えることよ。彼のために、完璧な料理を作らないと……!)
――――――――――
東条「………」トントン…
最原『さよなら、東条さん……君の事、信じたかったよ……』
東条「っっ……」
東条(今度こそ……今度こそ、完璧にこなさなきゃ!一分の隙も無く!完璧にこなさなきゃ!)
東条「……よし、これで完璧なはず……!ちゃんと味見をして……え?」
東条(あ、味が、しない……?な、なんで?いつも通りの手順で調理したはずなのに!?)
東条「し、しばらく腕を奮って無かったから鈍ったの?と、とにかく追加で味付けをして、これで……!?」パクッ
東条(……なん、で……?また味がしない!?どうして!?なんで!?もっと味を足さないといけないの!?何が問題なの!?)
東条「はっ!?ま、まさか……!?」ペロッ…
東条(……塩を舐めても味がしない……!も、問題があったのは、料理じゃなくて私の味覚だったの……!?精神的に追い詰められていたから、食べ物の味がわからなくなってたというの!?)
東条「え、ええ……」
最原「ありがとう!それじゃあ僕は待っているから、お願いね」ストン
東条「………」
東条(何が目的なの……?私に復讐しようとしてるわけじゃないの……?何故、料理を食べたがるの……?)
東条(……いいえ、そんな疑問は無視しましょう。今優先すべきなのは、最原くんの期待に応えることよ。彼のために、完璧な料理を作らないと……!)
――――――――――
東条「………」トントン…
最原『さよなら、東条さん……君の事、信じたかったよ……』
東条「っっ……」
東条(今度こそ……今度こそ、完璧にこなさなきゃ!一分の隙も無く!完璧にこなさなきゃ!)
東条「……よし、これで完璧なはず……!ちゃんと味見をして……え?」
東条(あ、味が、しない……?な、なんで?いつも通りの手順で調理したはずなのに!?)
東条「し、しばらく腕を奮って無かったから鈍ったの?と、とにかく追加で味付けをして、これで……!?」パクッ
東条(……なん、で……?また味がしない!?どうして!?なんで!?もっと味を足さないといけないの!?何が問題なの!?)
東条「はっ!?ま、まさか……!?」ペロッ…
東条(……塩を舐めても味がしない……!も、問題があったのは、料理じゃなくて私の味覚だったの……!?精神的に追い詰められていたから、食べ物の味がわからなくなってたというの!?)
632: 2017/04/19(水) 23:48:42.52 ID:Pw/DbBwG0
東条「い、いけない!この料理は完全に失敗作よ!急いで作り直さないと……」
最原「あ、料理出来たんだ!待ってるって言ったけど、我慢出来なくて見に来ちゃった!」
東条「!?」
最原「じゃあ、行儀が悪いけど、いただいちゃおうかな!あーん……」
東条「あっ!だ、ダメっ!」
最原「もぐもぐ……うぐっ!?」
東条「あ、あぁ……!」
東条(失敗した……!またチャンスを棒に振ってしまった……。また最原くんを裏切った、傷つけた、踏みにじった!)
東条「ごめ、ごめんなさい……!すぐに作り直すから!わざと失敗したわけじゃないの!お願い、信じて!もう一度私にチャンスを……!」
最原「……いや、その必要は無いよ」
東条「っっ……ぁ、ぁぁ……!」
東条(……また、捨てられる……。また、突き放される……。い、や……いやぁぁぁぁぁっ!)
最原「……あむっ」モグモグ…
東条「……えっ!?」
最原「あ、料理出来たんだ!待ってるって言ったけど、我慢出来なくて見に来ちゃった!」
東条「!?」
最原「じゃあ、行儀が悪いけど、いただいちゃおうかな!あーん……」
東条「あっ!だ、ダメっ!」
最原「もぐもぐ……うぐっ!?」
東条「あ、あぁ……!」
東条(失敗した……!またチャンスを棒に振ってしまった……。また最原くんを裏切った、傷つけた、踏みにじった!)
東条「ごめ、ごめんなさい……!すぐに作り直すから!わざと失敗したわけじゃないの!お願い、信じて!もう一度私にチャンスを……!」
最原「……いや、その必要は無いよ」
東条「っっ……ぁ、ぁぁ……!」
東条(……また、捨てられる……。また、突き放される……。い、や……いやぁぁぁぁぁっ!)
最原「……あむっ」モグモグ…
東条「……えっ!?」
634: 2017/04/19(水) 23:52:49.28 ID:Pw/DbBwG0
最原「あはは、ちょっと塩辛いね。でも、食べられないわけじゃないよ」
東条「な、何をしているの……?そんなもの、食べる価値無いわ!すぐに捨てて頂戴!」
最原「……それはちがうよ。だって、この料理は東条さんが僕の為に作ってくれた物でしょ?心を込めて作ってくれたのなら、僕もそれに応えないと!」
東条「駄目よ!私はまた、あなたの期待を裏切ったの!私は完璧じゃないといけないのに、あなたの為に完璧で無いと……!」
最原「……東条さん、それもちがうよ」
東条「え……?」
最原「……僕は完璧なんかとは程遠い人間だ。大切な友達を傷つけて、絶望させてしまった……不完全も良い所の駄目人間さ」
最原「でも……いや、だからこそ、他の誰かの力が必要なんだ。人は誰だって完璧じゃない、誰かと支えて、足りない部分を補って、初めて完璧に近い存在になれるんだ」
最原「……僕自身が完璧じゃあないのに東条さんにだけそれを要求するのはおかしいでしょ?だから、完璧なんかじゃなくて良いんだよ」
東条「いいえ……いいえ!そうじゃない!私は完璧でないといけないのよ!そうじゃないと、罪滅ぼしなんか出来やしない!自分の技術をあんな下らないことに使って、あなたを追い詰めたこの罪を償うためには、それ以上の完璧さをもってあなたに仕えないといけないの!そうじゃないと、私は……」
最原「……君がそんなことを気にする必要は無いんだよ。だって、僕は君を信じることが出来なかった。あの時、東条さんがスタンガンの存在を知らなかったことなんてよく考えればわかったんだ。でも、僕は君を信じられなかった……信頼関係が破綻していたのは、君だけの問題じゃあ無いんだ」
東条「だ、だから、私は完璧さをもって、あなたの信頼を取り戻さないと……!」
最原「……なら、僕にも努力させて欲しい。君の事を信じられなかった僕のことを、もう一度東条さんに信じて欲しいんだ。完璧じゃない僕だけど、必氏に頑張るから、だから……!」
東条「な、何をしているの……?そんなもの、食べる価値無いわ!すぐに捨てて頂戴!」
最原「……それはちがうよ。だって、この料理は東条さんが僕の為に作ってくれた物でしょ?心を込めて作ってくれたのなら、僕もそれに応えないと!」
東条「駄目よ!私はまた、あなたの期待を裏切ったの!私は完璧じゃないといけないのに、あなたの為に完璧で無いと……!」
最原「……東条さん、それもちがうよ」
東条「え……?」
最原「……僕は完璧なんかとは程遠い人間だ。大切な友達を傷つけて、絶望させてしまった……不完全も良い所の駄目人間さ」
最原「でも……いや、だからこそ、他の誰かの力が必要なんだ。人は誰だって完璧じゃない、誰かと支えて、足りない部分を補って、初めて完璧に近い存在になれるんだ」
最原「……僕自身が完璧じゃあないのに東条さんにだけそれを要求するのはおかしいでしょ?だから、完璧なんかじゃなくて良いんだよ」
東条「いいえ……いいえ!そうじゃない!私は完璧でないといけないのよ!そうじゃないと、罪滅ぼしなんか出来やしない!自分の技術をあんな下らないことに使って、あなたを追い詰めたこの罪を償うためには、それ以上の完璧さをもってあなたに仕えないといけないの!そうじゃないと、私は……」
最原「……君がそんなことを気にする必要は無いんだよ。だって、僕は君を信じることが出来なかった。あの時、東条さんがスタンガンの存在を知らなかったことなんてよく考えればわかったんだ。でも、僕は君を信じられなかった……信頼関係が破綻していたのは、君だけの問題じゃあ無いんだ」
東条「だ、だから、私は完璧さをもって、あなたの信頼を取り戻さないと……!」
最原「……なら、僕にも努力させて欲しい。君の事を信じられなかった僕のことを、もう一度東条さんに信じて欲しいんだ。完璧じゃない僕だけど、必氏に頑張るから、だから……!」
635: 2017/04/19(水) 23:59:06.88 ID:Pw/DbBwG0
東条「……なんで、どうしてよ……?」
最原「え……?」
東条「どうしてあなたはそんなに優しいの……?あんなに酷い事をして、挙句あなたから逃げ回っていた私のことなんて嫌いになって当然なのに!罵って、蔑んで、絶縁されて当然の私に、なんでそんなに優しく……!?」
最原「……絶縁なんて、嫌だよ。僕、東条さんともっと一緒に居たいんだ。それに……」
東条「それに……?」
最原「……東条さんの料理、また食べたいからさ!」
東条「っっ……!?」
東条(……最原くんの笑顔……。私が望んでいたもの、もう二度と自分には向けられないと思っていたもの……。あなたはまた、私にその笑顔を向けてくれるのね……)
東条「うっ、ひっく、ぐすっ……!う、あぁぁぁぁ……っ!」
最原「……東条さん、また僕の事を支えてくれるかな?君を信じられなくて、傷つけてしまった僕だけどもう一度一緒にいてくれるかい?」
東条「と、当然よ……!こんなメイドで良ければいくらでも傍に居続けるから……っ!あなたのために、頑張るからっ!」
最原「ありがとう、東条さん!君にそう言って貰えると心強いよ!」
東条「ふふふ……でも、そうね。これから一生懸命頑張って、鈍った腕前を元に戻さないとね……!皆に快適な日々を送って貰うためにも、皆を説得して助け出しましょう!」
最原「うん!よろしくね!」
東条「……最原くん、あなたの足りない部分は皆で補うわ。あなたは一人じゃない、皆が……私がついている。その事をどうか覚えていて、私のご主人様……!」
東条斬美の絶望度 92→0
希望の力が一つ上がりました!
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
最原「え……?」
東条「どうしてあなたはそんなに優しいの……?あんなに酷い事をして、挙句あなたから逃げ回っていた私のことなんて嫌いになって当然なのに!罵って、蔑んで、絶縁されて当然の私に、なんでそんなに優しく……!?」
最原「……絶縁なんて、嫌だよ。僕、東条さんともっと一緒に居たいんだ。それに……」
東条「それに……?」
最原「……東条さんの料理、また食べたいからさ!」
東条「っっ……!?」
東条(……最原くんの笑顔……。私が望んでいたもの、もう二度と自分には向けられないと思っていたもの……。あなたはまた、私にその笑顔を向けてくれるのね……)
東条「うっ、ひっく、ぐすっ……!う、あぁぁぁぁ……っ!」
最原「……東条さん、また僕の事を支えてくれるかな?君を信じられなくて、傷つけてしまった僕だけどもう一度一緒にいてくれるかい?」
東条「と、当然よ……!こんなメイドで良ければいくらでも傍に居続けるから……っ!あなたのために、頑張るからっ!」
最原「ありがとう、東条さん!君にそう言って貰えると心強いよ!」
東条「ふふふ……でも、そうね。これから一生懸命頑張って、鈍った腕前を元に戻さないとね……!皆に快適な日々を送って貰うためにも、皆を説得して助け出しましょう!」
最原「うん!よろしくね!」
東条「……最原くん、あなたの足りない部分は皆で補うわ。あなたは一人じゃない、皆が……私がついている。その事をどうか覚えていて、私のご主人様……!」
東条斬美の絶望度 92→0
希望の力が一つ上がりました!
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
638: 2017/04/20(木) 00:03:13.39 ID:lYbW47ry0
アンジー
653: 2017/04/20(木) 21:20:14.66 ID:tNWTlwjK0
―――夜長の研究教室
最原「……アンジーさん、居る?君と話がしたいんだ。入っても良いかな?」
最原「……返事がない、誰も居ないのか?あれ……?鍵が開いてる?ちょっと入ってみようかな?」
最原「アンジーさん、入るよ。誰も居なかったらごめんな……っっ!?」
アンジー「」プラーン
最原「あ、アンジーさんが首を吊って……!?そ、そんなっ!?そんなぁっ!?」ダッ!
最原「アンジーさん!目を開けてくれっ!自殺だなんて、こんな、こんなこと……!あれ?」
夜長「にゃはははは!引っかかった引っかかったー!」
最原「!?」
夜長「良く出来てたでしょー?それ、アンジーが自分で作った人形だよー!良い反応するね、終一!」
最原「あ、アンジーさん……?よ、良かったぁ……!」
夜長「にゃはは!終一はアンジーが首吊り自殺をしたかと思っちゃったんだね?そんなことしないよー!」
最原「そ、そうだよね!でも、あんな悪趣味なことは……」
夜長「……そんな楽な氏に方を選ぶわけがないじゃん」
最原「……え?」
最原「……アンジーさん、居る?君と話がしたいんだ。入っても良いかな?」
最原「……返事がない、誰も居ないのか?あれ……?鍵が開いてる?ちょっと入ってみようかな?」
最原「アンジーさん、入るよ。誰も居なかったらごめんな……っっ!?」
アンジー「」プラーン
最原「あ、アンジーさんが首を吊って……!?そ、そんなっ!?そんなぁっ!?」ダッ!
最原「アンジーさん!目を開けてくれっ!自殺だなんて、こんな、こんなこと……!あれ?」
夜長「にゃはははは!引っかかった引っかかったー!」
最原「!?」
夜長「良く出来てたでしょー?それ、アンジーが自分で作った人形だよー!良い反応するね、終一!」
最原「あ、アンジーさん……?よ、良かったぁ……!」
夜長「にゃはは!終一はアンジーが首吊り自殺をしたかと思っちゃったんだね?そんなことしないよー!」
最原「そ、そうだよね!でも、あんな悪趣味なことは……」
夜長「……そんな楽な氏に方を選ぶわけがないじゃん」
最原「……え?」
654: 2017/04/20(木) 21:21:16.01 ID:tNWTlwjK0
夜長「アンジーはね、氏ぬ時はもっと神った氏に方をするよ~!首吊りなんて息が出来なくなってお終いだから、楽すぎてつまんないよね~!」
最原「アンジーさん?な、何を言っているの……?」
夜長「同じ窒息なら、密閉空間に閉じ篭って空気が無くなる恐怖を存分に味わいながら窒息氏するよ~!そっちの方が長く苦しめるし、氏に方も醜くなりそうだよね~!」
最原「は、はぁ……?」
夜長「あ、でもでも~!そんなんじゃアンジーの遺体は綺麗なままだね~!そんなの許されないよ~!」
最原「あ、あ……!」
夜長「全身に火を着けて焼氏が良いかな?泣いて、叫んで……とっても苦しそう!感電氏は駄目だね~、あっという間に終わっちゃうもん!あ、服毒氏も良いね~!神ったアイデアが止まらないよ!」
最原「アン、ジーさん……?君は、まさか……!?」
夜長「……もっと良い氏に方を考えよう。醜くて、惨たらしくて、残酷な氏に方……!ボロボロのグチャグチャのドロドロに[ピーーー]る最悪の氏に方をさ……!」
最原「あ、ああ……!絶望、しているのか……!?アンジーさんが、そんな……っ!?」
夜長「……終一、アンジー一杯考えたんだよ。アンジーがどうやって氏んだら良いか、考え続けたんだ。それでね、たくさん人形を作ったの!」バサッ!
最原「!?」
夜長「どう……?いろんな氏に方をしているアンジーがいるでしょ?どれもこれもすごく素敵だよね~!この四肢が無くなった奴は自信作なんだ~!」
最原「そ、んな……!こんなの、駄目だ……!」
夜長「でねでね~!リアリティを追及する為に、何回か氏にかけてみたんだ!すごく神ってたよ!ふわふわして、神様の所に向かってるって感覚が癖になりそうだったんだ!でもでも~、アンジーに楽な氏は許されていないのだ~!」
夜長「……だからまだ生きてるんだ。こんなアンジーの命を綺麗に醜く終わらせる氏に方を見つけて、最高級に苦しんで氏ぬその日まで、なんの価値も無いアンジーの人生は続くんだよ……絶望的だね」
最原「アンジーさん?な、何を言っているの……?」
夜長「同じ窒息なら、密閉空間に閉じ篭って空気が無くなる恐怖を存分に味わいながら窒息氏するよ~!そっちの方が長く苦しめるし、氏に方も醜くなりそうだよね~!」
最原「は、はぁ……?」
夜長「あ、でもでも~!そんなんじゃアンジーの遺体は綺麗なままだね~!そんなの許されないよ~!」
最原「あ、あ……!」
夜長「全身に火を着けて焼氏が良いかな?泣いて、叫んで……とっても苦しそう!感電氏は駄目だね~、あっという間に終わっちゃうもん!あ、服毒氏も良いね~!神ったアイデアが止まらないよ!」
最原「アン、ジーさん……?君は、まさか……!?」
夜長「……もっと良い氏に方を考えよう。醜くて、惨たらしくて、残酷な氏に方……!ボロボロのグチャグチャのドロドロに[ピーーー]る最悪の氏に方をさ……!」
最原「あ、ああ……!絶望、しているのか……!?アンジーさんが、そんな……っ!?」
夜長「……終一、アンジー一杯考えたんだよ。アンジーがどうやって氏んだら良いか、考え続けたんだ。それでね、たくさん人形を作ったの!」バサッ!
最原「!?」
夜長「どう……?いろんな氏に方をしているアンジーがいるでしょ?どれもこれもすごく素敵だよね~!この四肢が無くなった奴は自信作なんだ~!」
最原「そ、んな……!こんなの、駄目だ……!」
夜長「でねでね~!リアリティを追及する為に、何回か氏にかけてみたんだ!すごく神ってたよ!ふわふわして、神様の所に向かってるって感覚が癖になりそうだったんだ!でもでも~、アンジーに楽な氏は許されていないのだ~!」
夜長「……だからまだ生きてるんだ。こんなアンジーの命を綺麗に醜く終わらせる氏に方を見つけて、最高級に苦しんで氏ぬその日まで、なんの価値も無いアンジーの人生は続くんだよ……絶望的だね」
655: 2017/04/20(木) 21:22:07.32 ID:tNWTlwjK0
最原「駄目だよアンジーさん!氏ぬことなんて考えちゃいけない!」
夜長「にゃはは~!だいじょぶ、だいじょぶ!アンジーが氏に方を考える必要なんて無いよ!全ては神様が教えてくれるんだからさ!アンジーは神様の言うとおりに苦しんで氏ねば良いのだ~!」
最原「アンジーさん!目を覚ましてくれっ!お願いだよ!」
夜長「でね~!アンジーは今、氏ぬまでにたくさん苦しむ方法を探してるんだ~!痛くて苦しいことを一杯考えたから、終一に試して欲しいな!」
最原「アンジーさん!」
夜長「この針をね、アンジーの爪と肉の間に刺し込むの!で、そこでぐりぐり~って掻き回すとすごく痛そうでしょ!?その後で爪を剥がして、爪がはがれた指の肉をつぶして……!」
最原「もう止めてくれっ!僕の話を聞いてよ、アンジーさんっ!」
夜長「……そっか、終一はアンジーの提案が物足りないんだね?ごめんね、もっと苦しくて痛いことを考えてくるから、ちょっと待っててね」
最原「ま、待って!アンジーさん!」
夜長「……主は言いました。お前には終一に声をかけて貰えるほどの価値は無いと……というわけで、ぐっばいなら~!」スタスタ…
最原「あ、あ……くそっ、くそぉぉっ!」
―――夜 白銀フェイズ
白銀「さあ、今日もはじめようか!」
誰の所に行きますか? 3つ下の回答で決定
夜長「にゃはは~!だいじょぶ、だいじょぶ!アンジーが氏に方を考える必要なんて無いよ!全ては神様が教えてくれるんだからさ!アンジーは神様の言うとおりに苦しんで氏ねば良いのだ~!」
最原「アンジーさん!目を覚ましてくれっ!お願いだよ!」
夜長「でね~!アンジーは今、氏ぬまでにたくさん苦しむ方法を探してるんだ~!痛くて苦しいことを一杯考えたから、終一に試して欲しいな!」
最原「アンジーさん!」
夜長「この針をね、アンジーの爪と肉の間に刺し込むの!で、そこでぐりぐり~って掻き回すとすごく痛そうでしょ!?その後で爪を剥がして、爪がはがれた指の肉をつぶして……!」
最原「もう止めてくれっ!僕の話を聞いてよ、アンジーさんっ!」
夜長「……そっか、終一はアンジーの提案が物足りないんだね?ごめんね、もっと苦しくて痛いことを考えてくるから、ちょっと待っててね」
最原「ま、待って!アンジーさん!」
夜長「……主は言いました。お前には終一に声をかけて貰えるほどの価値は無いと……というわけで、ぐっばいなら~!」スタスタ…
最原「あ、あ……くそっ、くそぉぉっ!」
―――夜 白銀フェイズ
白銀「さあ、今日もはじめようか!」
誰の所に行きますか? 3つ下の回答で決定
658: 2017/04/20(木) 21:23:57.33 ID:wA9qJW4OO
天海
659: 2017/04/20(木) 21:38:24.94 ID:tNWTlwjK0
―――天海の研究教室
天海「……なんとか白銀さんが黒幕であることを最原くんに伝えるんす……せめて、俺が出来る限りのことをしないと……!」
白銀「んふふ……!無駄、無駄ぁ!そんなことしたって意味は無いよ」
天海「くっ……!俺の妨害に来たんすか!?」
白銀「思い上がらないでよ。そんなことする必要は無いって、だってもう最原くんは私が黒幕だってことを知っているんだもの」
天海「えっ……!?」
白銀「あーあ、これであなたの知る情報アドバンテージは無くなっちゃったね?同時にあなたの存在理由も無くなった……行動を起こすならもっと早くしなきゃ駄目だよ、天海くん!」
天海「くっ……!」
白銀「……そもそも、何であなたの言うことを最原くんが信じてくれると思ったの?あれだけのことをしたあなたのことを最原くんが許してくれると思った?」
天海「………」
白銀「ほんと、浅はかと言うか考えが足りないと言うか……。残念だよね、天海くんってさ……」スタスタ…
天海「……俺に出来ることは、もう何も無いんすかね……?」
天海蘭太郎の絶望度 92→96
―――朝 最原フェイズ
最原「……もう少しなんだ、もう少しで皆を……!」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
天海「……なんとか白銀さんが黒幕であることを最原くんに伝えるんす……せめて、俺が出来る限りのことをしないと……!」
白銀「んふふ……!無駄、無駄ぁ!そんなことしたって意味は無いよ」
天海「くっ……!俺の妨害に来たんすか!?」
白銀「思い上がらないでよ。そんなことする必要は無いって、だってもう最原くんは私が黒幕だってことを知っているんだもの」
天海「えっ……!?」
白銀「あーあ、これであなたの知る情報アドバンテージは無くなっちゃったね?同時にあなたの存在理由も無くなった……行動を起こすならもっと早くしなきゃ駄目だよ、天海くん!」
天海「くっ……!」
白銀「……そもそも、何であなたの言うことを最原くんが信じてくれると思ったの?あれだけのことをしたあなたのことを最原くんが許してくれると思った?」
天海「………」
白銀「ほんと、浅はかと言うか考えが足りないと言うか……。残念だよね、天海くんってさ……」スタスタ…
天海「……俺に出来ることは、もう何も無いんすかね……?」
天海蘭太郎の絶望度 92→96
―――朝 最原フェイズ
最原「……もう少しなんだ、もう少しで皆を……!」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
662: 2017/04/20(木) 21:40:37.26 ID:AhEqDSY+O
星
669: 2017/04/20(木) 22:06:41.49 ID:tNWTlwjK0
―――星の研究教室
星「……来たか」
最原「うん、心の整理は出来た?」
星「……ああ、まあな」
最原「そう……良かった!」
星「……なあ最原、一つ聞いても良いか?」
最原「え?何かな?」
星「……なんでこんな俺にここまでしてくれる?犯罪者であり、お前を裏切った俺にそこまでする理由は何なんだ?」
最原「………」
星「……こんな事を聞くのは野暮なのかもしれねえ。だが、俺は知りたいんだ。だから……」
最原「……その答えなら、もう星くんはわかっているはずだよ」
星「……何?」
最原「もうわかっているはずだって言ったんだ。君ならもう、とっくにその理由を知っているはずさ」
星「………」
最原「……思いついた?」
星「……『俺とお前が友だから』か……?」
最原「うん!大正解!やっぱりわかってたじゃないか!」
星「………」
星(……本当に馬鹿な奴だ。こんな俺を友だなんてよ……。だが、そんな最原を裏切っちまった俺はもっと馬鹿かもな)
星(だとしたらこれ以上馬鹿になるわけにはいかないな……いや、違うか。こう言うことはちゃんと言うべきだな)
星「最原、すまなかった。そして改めて誓わせてもらう……俺はもう、二度とあんな馬鹿な真似はしない。お前の信頼に応えられる友として歩んでみせる。約束だ」
最原「……僕も君のその言葉に恥じない友人になるよ。だから、もう一度僕に手を貸して欲しいんだ」
星「……そんなことは言いっこなしだ。何も言われずとも手を差し出す……それが友だろう?」
最原「うん!ありがとう!」
星「……礼を言うのは俺のほうだ。最原終一、俺の唯一無二の友よ……もう一度俺は前を向く、そして歩んでみせる……俺は一人じゃない、そう思わせてくれたお前の為にもな」
星竜馬の絶望度 60→0
星「……来たか」
最原「うん、心の整理は出来た?」
星「……ああ、まあな」
最原「そう……良かった!」
星「……なあ最原、一つ聞いても良いか?」
最原「え?何かな?」
星「……なんでこんな俺にここまでしてくれる?犯罪者であり、お前を裏切った俺にそこまでする理由は何なんだ?」
最原「………」
星「……こんな事を聞くのは野暮なのかもしれねえ。だが、俺は知りたいんだ。だから……」
最原「……その答えなら、もう星くんはわかっているはずだよ」
星「……何?」
最原「もうわかっているはずだって言ったんだ。君ならもう、とっくにその理由を知っているはずさ」
星「………」
最原「……思いついた?」
星「……『俺とお前が友だから』か……?」
最原「うん!大正解!やっぱりわかってたじゃないか!」
星「………」
星(……本当に馬鹿な奴だ。こんな俺を友だなんてよ……。だが、そんな最原を裏切っちまった俺はもっと馬鹿かもな)
星(だとしたらこれ以上馬鹿になるわけにはいかないな……いや、違うか。こう言うことはちゃんと言うべきだな)
星「最原、すまなかった。そして改めて誓わせてもらう……俺はもう、二度とあんな馬鹿な真似はしない。お前の信頼に応えられる友として歩んでみせる。約束だ」
最原「……僕も君のその言葉に恥じない友人になるよ。だから、もう一度僕に手を貸して欲しいんだ」
星「……そんなことは言いっこなしだ。何も言われずとも手を差し出す……それが友だろう?」
最原「うん!ありがとう!」
星「……礼を言うのは俺のほうだ。最原終一、俺の唯一無二の友よ……もう一度俺は前を向く、そして歩んでみせる……俺は一人じゃない、そう思わせてくれたお前の為にもな」
星竜馬の絶望度 60→0
670: 2017/04/20(木) 22:13:09.61 ID:tNWTlwjK0
希望の力が一つ上がりました!
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
673: 2017/04/20(木) 22:14:44.44 ID:tuwbHArlo
作戦会議
677: 2017/04/20(木) 22:29:32.16 ID:tNWTlwjK0
―――最原の私室
最原「これからどうするか、皆の意見を聞かせて貰って良いかな?」
キーボ「味方が揃って来ましたね!残っているのは……」
真宮寺「赤松さん、アンジーさん、入間さん、春川さん、天海くんの5人だネ」
王馬「その内、赤松ちゃんと夜長ちゃんは絶望してるから手間取りそうだよ。まずは残っている三人を絶望させない様にした方が良いんじゃない?」
東条「白銀さんの行動が読めない分、対策も取りにくいわね……行動するなら早いほうが良いわ。最原くん、私たちもサポートするから頑張りましょう!」
最原「アンジーさんのことなんだけど……」
夢野「あ、アンジー……アンジーが、あんなことに……うわぁぁぁぁんっ!」
茶柱「ああ、夢野さん!泣かないで下さい!おのれ白銀さんめ!この報いは必ず受けさせますよ!」
星「だが、なっちまったもんは仕方が無い……アンジーの奴をどうするかを考えた方が建設的だ」
百田「ああなったアンジーはかなり厄介だぜ、一筋縄じゃいかねえよ」
最原「でも諦めるつもりもない。必ず助け出すんだ!」
夢野「そうじゃ!ウチも出来ることをする!最原よ、頑張ってアンジーを説得するんじゃ!」
最原「……こんなところかな。皆、ありがとう!」
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
最原「これからどうするか、皆の意見を聞かせて貰って良いかな?」
キーボ「味方が揃って来ましたね!残っているのは……」
真宮寺「赤松さん、アンジーさん、入間さん、春川さん、天海くんの5人だネ」
王馬「その内、赤松ちゃんと夜長ちゃんは絶望してるから手間取りそうだよ。まずは残っている三人を絶望させない様にした方が良いんじゃない?」
東条「白銀さんの行動が読めない分、対策も取りにくいわね……行動するなら早いほうが良いわ。最原くん、私たちもサポートするから頑張りましょう!」
最原「アンジーさんのことなんだけど……」
夢野「あ、アンジー……アンジーが、あんなことに……うわぁぁぁぁんっ!」
茶柱「ああ、夢野さん!泣かないで下さい!おのれ白銀さんめ!この報いは必ず受けさせますよ!」
星「だが、なっちまったもんは仕方が無い……アンジーの奴をどうするかを考えた方が建設的だ」
百田「ああなったアンジーはかなり厄介だぜ、一筋縄じゃいかねえよ」
最原「でも諦めるつもりもない。必ず助け出すんだ!」
夢野「そうじゃ!ウチも出来ることをする!最原よ、頑張ってアンジーを説得するんじゃ!」
最原「……こんなところかな。皆、ありがとう!」
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
680: 2017/04/20(木) 22:31:36.91 ID:bY4o+Pz40
天海くん!
683: 2017/04/20(木) 22:37:35.90 ID:tNWTlwjK0
残っているメンバーの絶望度
赤松 100(絶望)
夜長 100(絶望)
天海 96
入間 90
春川 95
赤松 100(絶望)
夜長 100(絶望)
天海 96
入間 90
春川 95
686: 2017/04/20(木) 23:28:34.78 ID:tNWTlwjK0
―――図書室
最原『……なれなれしく僕の名前を呼ばないでよ。僕と君はもう、友達じゃあないんだから』
天海「………」グッ!
天海「……こうなったのは全て俺の責任……なら、俺はそのケジメをつけなきゃならないっす……!こんな俺にもまだ、出来ることはあるんすから……!」
―――ガチャッ
天海「っっ!?来たっすか!?」
最原「あ、天海くん!やっと見つけた!」
天海「!?」
最原「ここに居たんだね、君と話がしたくてずっと探していたんだ。少し時間を……」
天海「……すいません、最原くん。俺にはもう何も話すことは無いっす」
最原「え……?」
天海「……ここから立ち去って下さい。友達でもなんでもない俺のことなんて忘れて、他の皆のところへ行ってあげてください」
最原「あ、天海くん……?」
天海「出て行けって言ってるんですよ!俺のことなんて放っておいてください!」
最原「……んっ!?天海くん、何を持っているの!?」
天海「ぐっ……!」
最原「隠している物を見せてよ!何を持っているのさ!?」
最原『……なれなれしく僕の名前を呼ばないでよ。僕と君はもう、友達じゃあないんだから』
天海「………」グッ!
天海「……こうなったのは全て俺の責任……なら、俺はそのケジメをつけなきゃならないっす……!こんな俺にもまだ、出来ることはあるんすから……!」
―――ガチャッ
天海「っっ!?来たっすか!?」
最原「あ、天海くん!やっと見つけた!」
天海「!?」
最原「ここに居たんだね、君と話がしたくてずっと探していたんだ。少し時間を……」
天海「……すいません、最原くん。俺にはもう何も話すことは無いっす」
最原「え……?」
天海「……ここから立ち去って下さい。友達でもなんでもない俺のことなんて忘れて、他の皆のところへ行ってあげてください」
最原「あ、天海くん……?」
天海「出て行けって言ってるんですよ!俺のことなんて放っておいてください!」
最原「……んっ!?天海くん、何を持っているの!?」
天海「ぐっ……!」
最原「隠している物を見せてよ!何を持っているのさ!?」
687: 2017/04/20(木) 23:35:33.43 ID:tNWTlwjK0
天海「な、なんでもないんです!放っておいて……あっ!?」
最原「これ……ナイフ?なんでこんなものを!?何をするつもりなのさ!?」
天海「くっ……」
最原「答えてよ、天海くん!」
天海「……俺は、白銀さんを頃すつもりだったんすよ」
最原「!?」
天海「この事件の黒幕……それが白銀さんだってことは最原くんも知っているっすね?その黒幕さえ消せば、最原くんたちは安心してここで暮らせる……誰かが彼女を殺せば、皆は助かるんすよ!」
最原「何を言っているんだ!?そんな事したら君が……!」
天海「クロとして処刑されることだって覚悟の上っす!俺の命一つで皆が助かるなら、望むところっすよ!」
最原「っっ……!」
天海「……俺が皆を信じていれば、もうとっくに皆はここから出られていたかもしれないんです。俺が勇気を持てなかったから最原くんは苦しんだんすよ!だから、俺はその責任を取らないと!そうしなきゃ、俺は……!」
最原「……ふざけるなっ!」ブンッ!
天海「がぁっ!?」ドサッ!
最原「……何を言ってるんだよ……何してるんだよ、天海くん!」
天海「お、俺にはこの方法しか思いつかなかったんすよ!俺の命だけで全てが解決するなら、それで……」
最原「ふざけるなよ……ふざけるな!そんな解決、誰も望んじゃいないんだよ!」
天海「!?」
最原「これ……ナイフ?なんでこんなものを!?何をするつもりなのさ!?」
天海「くっ……」
最原「答えてよ、天海くん!」
天海「……俺は、白銀さんを頃すつもりだったんすよ」
最原「!?」
天海「この事件の黒幕……それが白銀さんだってことは最原くんも知っているっすね?その黒幕さえ消せば、最原くんたちは安心してここで暮らせる……誰かが彼女を殺せば、皆は助かるんすよ!」
最原「何を言っているんだ!?そんな事したら君が……!」
天海「クロとして処刑されることだって覚悟の上っす!俺の命一つで皆が助かるなら、望むところっすよ!」
最原「っっ……!」
天海「……俺が皆を信じていれば、もうとっくに皆はここから出られていたかもしれないんです。俺が勇気を持てなかったから最原くんは苦しんだんすよ!だから、俺はその責任を取らないと!そうしなきゃ、俺は……!」
最原「……ふざけるなっ!」ブンッ!
天海「がぁっ!?」ドサッ!
最原「……何を言ってるんだよ……何してるんだよ、天海くん!」
天海「お、俺にはこの方法しか思いつかなかったんすよ!俺の命だけで全てが解決するなら、それで……」
最原「ふざけるなよ……ふざけるな!そんな解決、誰も望んじゃいないんだよ!」
天海「!?」
688: 2017/04/20(木) 23:57:22.78 ID:tNWTlwjK0
最原「約束したじゃないか……皆でここから出るって、友達になるって!約束したじゃないか!君が居なくなったら、意味が無いんだよ!誰か一人でも欠けたら、意味が無いんだよっ!」
天海「……っっ」
最原「責任の取り方なんていくらでもあるじゃないか……氏ぬ必要なんか無いじゃないか……!」
天海「最、原……くん……お、俺は……っ」
最原「……君に酷い言葉を言ってしまった事は謝るよ。だから、一人で抱え込まないでよ!僕たち友達だろう!?相談してくれよ!」
天海「あ、ぐっ……!?うぅっ……!」
天海(また……また、間違える所だった……本当に俺は馬鹿で、浅はかで、考え無しで……!独りよがりな奴だ……!)
天海(俺の事を思ってくれる友達が居るのに、こんな風に怒ってくれる人が居るのに……一人で突っ走って、俺は……っ!)
天海「うっ、うぅ……うぁぁぁぁぁぁ……」
最原「天海くん……虫の良いお願いなのはわかってる。でも、君の力が必要なんだ。皆を救うために君の力を貸して欲しい」
天海「お、俺はっ、俺はっ!」
最原「そして……君の事を友達なんかじゃないって言ってしまって、本当にごめん。君は僕の大切な友達なのに、あんな事を言ってしまった僕の事をどうか許して欲しい……虫のいいお願いだって、わかってはいるんだけどね」
天海「そんなのっ!俺だって、俺だって君に酷い事を……っっ!本当にすいませんでした!俺は本当に浅はかな奴で……っ!」
最原「そんなに自分を責めないでよ。白銀さんが黒幕だってわかっているのなら、彼女が裏で何かしているって事もわかっているでしょ?」
天海「あ……!そ、そうっす!最原くん、白銀さんは間違い泣く何かを企んでいるっす!彼女の企みを阻止しないと……!」
最原「うん、わかってるよ。その為に君の力を借りたいんだ。協力してくれるかな?」
天海「もちろんです!こんな俺なんかで良ければ、いくらでも力になりますよ!」
最原「ありがとう!天海くんが協力してくれるなら心強いよ!」
天海「……最原くん、俺はもう迷いません。皆と君を信じて、この絶望に立ち向かいます!だから……必ず皆でこの学園から脱出しましょう!」
天海蘭太郎の絶望度 96→0
希望の力が一つ上がりました!
―――夜 白銀フェイズ
白銀「さ、大詰めかな?」
誰の所へ行きますか? 3つ下の回答で決定
天海「……っっ」
最原「責任の取り方なんていくらでもあるじゃないか……氏ぬ必要なんか無いじゃないか……!」
天海「最、原……くん……お、俺は……っ」
最原「……君に酷い言葉を言ってしまった事は謝るよ。だから、一人で抱え込まないでよ!僕たち友達だろう!?相談してくれよ!」
天海「あ、ぐっ……!?うぅっ……!」
天海(また……また、間違える所だった……本当に俺は馬鹿で、浅はかで、考え無しで……!独りよがりな奴だ……!)
天海(俺の事を思ってくれる友達が居るのに、こんな風に怒ってくれる人が居るのに……一人で突っ走って、俺は……っ!)
天海「うっ、うぅ……うぁぁぁぁぁぁ……」
最原「天海くん……虫の良いお願いなのはわかってる。でも、君の力が必要なんだ。皆を救うために君の力を貸して欲しい」
天海「お、俺はっ、俺はっ!」
最原「そして……君の事を友達なんかじゃないって言ってしまって、本当にごめん。君は僕の大切な友達なのに、あんな事を言ってしまった僕の事をどうか許して欲しい……虫のいいお願いだって、わかってはいるんだけどね」
天海「そんなのっ!俺だって、俺だって君に酷い事を……っっ!本当にすいませんでした!俺は本当に浅はかな奴で……っ!」
最原「そんなに自分を責めないでよ。白銀さんが黒幕だってわかっているのなら、彼女が裏で何かしているって事もわかっているでしょ?」
天海「あ……!そ、そうっす!最原くん、白銀さんは間違い泣く何かを企んでいるっす!彼女の企みを阻止しないと……!」
最原「うん、わかってるよ。その為に君の力を借りたいんだ。協力してくれるかな?」
天海「もちろんです!こんな俺なんかで良ければ、いくらでも力になりますよ!」
最原「ありがとう!天海くんが協力してくれるなら心強いよ!」
天海「……最原くん、俺はもう迷いません。皆と君を信じて、この絶望に立ち向かいます!だから……必ず皆でこの学園から脱出しましょう!」
天海蘭太郎の絶望度 96→0
希望の力が一つ上がりました!
―――夜 白銀フェイズ
白銀「さ、大詰めかな?」
誰の所へ行きますか? 3つ下の回答で決定
691: 2017/04/21(金) 00:02:00.49 ID:pzPPbCNw0
入間
697: 2017/04/23(日) 01:54:37.79 ID:LTVjsPBu0
―――入間の研究教室
白銀「入間さーん、お話しようよー!はぶられぼっちの入間さーん!」ガチャッ!
入間「………」
白銀「どうしたの入間さん?こっち向いてよー!ちゃんと目を見て話さないと嫌われるよー!?」
入間「………」ポチッ
―――バチッ!
白銀「……え?」ドサッ!
入間「……てめえ、誰がボッチだって……?終一が俺様を許してくれないだって……?嘘ついてんじゃねえぞ!」
白銀「あ、が……」
入間「終一はこないだキーボとツルシOタを連れて俺様に会いに来てくれたしな!俺様を許してくれるって言ったんだよ!ってことは……お前の言った事は嘘ってことじゃないか!お前、俺様に嘘つきやがったな!」
白銀「あ、あはは……バレちゃった?」
入間「何がバレちゃった?だ!お前のせいで俺様がどれだけ傷ついたと思ってやがる!その電気ショックは俺様の心の百分の一……いや、一万分の一くらいの痛みなんだぞ!」
白銀(あー……くそっ、入間さんの自分に都合よく考える力の強さを忘れてた……っていうか、現実逃避はお手のものなんだよね……ドジったなあ……)
入間「まあ、少しはスッとしたしこれで許してやるよ! これに懲りたら俺様に嘘をつくのは止めとくんだな!ひゃーっはっは!」
白銀「……くそ、明日は行動出来なさそうだね。やっちゃったなぁ……」
―――朝、 最原フェイズ
最原「もうすこしだ……!もう少しで皆を……!」
どうしますか? 2つ下の回答で決定
白銀「入間さーん、お話しようよー!はぶられぼっちの入間さーん!」ガチャッ!
入間「………」
白銀「どうしたの入間さん?こっち向いてよー!ちゃんと目を見て話さないと嫌われるよー!?」
入間「………」ポチッ
―――バチッ!
白銀「……え?」ドサッ!
入間「……てめえ、誰がボッチだって……?終一が俺様を許してくれないだって……?嘘ついてんじゃねえぞ!」
白銀「あ、が……」
入間「終一はこないだキーボとツルシOタを連れて俺様に会いに来てくれたしな!俺様を許してくれるって言ったんだよ!ってことは……お前の言った事は嘘ってことじゃないか!お前、俺様に嘘つきやがったな!」
白銀「あ、あはは……バレちゃった?」
入間「何がバレちゃった?だ!お前のせいで俺様がどれだけ傷ついたと思ってやがる!その電気ショックは俺様の心の百分の一……いや、一万分の一くらいの痛みなんだぞ!」
白銀(あー……くそっ、入間さんの自分に都合よく考える力の強さを忘れてた……っていうか、現実逃避はお手のものなんだよね……ドジったなあ……)
入間「まあ、少しはスッとしたしこれで許してやるよ! これに懲りたら俺様に嘘をつくのは止めとくんだな!ひゃーっはっは!」
白銀「……くそ、明日は行動出来なさそうだね。やっちゃったなぁ……」
―――朝、 最原フェイズ
最原「もうすこしだ……!もう少しで皆を……!」
どうしますか? 2つ下の回答で決定
699: 2017/04/23(日) 02:01:01.46 ID:rpM/lUii0
入間のところにいく
703: 2017/04/23(日) 20:54:49.72 ID:LTVjsPBu0
―――入間の研究教室
入間「ふ、ふふふ……最原の奴もなかなか焦らすじゃねえか。まあ、この俺様の魅力にかかればあいつみたいな童Oはイチコロだし、最初から心配なんかしてなかったけどな!」
入間「そうさ、あいつは俺様を許すに決まってる。そうに、決まって……」
最原『……もう一度、君の事を信じようって思えたのに!』
入間「……本当に、許して貰えるかなぁ……?」
――――――――――
最原「……入間さん、ちょっと話が……うわっ!?」
入間「………」ドヨーン…
最原「ど、どうしたの!? そんな陰鬱なオーラを出して!」
最原(まさか絶望してる……ってわけじゃなさそうだな。まだ取り返しのつく感じがするし……)
入間「……恐かったんだよぉ……」
最原「え?」
入間「こ、恐かったんだ……終一に嫌われるのとか、自分のしちまったこととかよりも……もう二度と信じて貰えないかもしれないのが恐かったんだよぉ……!」
最原「い、入間さん……?」
入間「ふ、ふふふ……最原の奴もなかなか焦らすじゃねえか。まあ、この俺様の魅力にかかればあいつみたいな童Oはイチコロだし、最初から心配なんかしてなかったけどな!」
入間「そうさ、あいつは俺様を許すに決まってる。そうに、決まって……」
最原『……もう一度、君の事を信じようって思えたのに!』
入間「……本当に、許して貰えるかなぁ……?」
――――――――――
最原「……入間さん、ちょっと話が……うわっ!?」
入間「………」ドヨーン…
最原「ど、どうしたの!? そんな陰鬱なオーラを出して!」
最原(まさか絶望してる……ってわけじゃなさそうだな。まだ取り返しのつく感じがするし……)
入間「……恐かったんだよぉ……」
最原「え?」
入間「こ、恐かったんだ……終一に嫌われるのとか、自分のしちまったこととかよりも……もう二度と信じて貰えないかもしれないのが恐かったんだよぉ……!」
最原「い、入間さん……?」
704: 2017/04/23(日) 20:59:16.51 ID:LTVjsPBu0
入間「……は、初めてなんだ、信じて貰えて嬉しいって思ったのは……!い、今まで関わって来た奴らは全員、私じゃなくて私の作る発明品を見ていたから……だから、信じようだなんて欠片も思えなかったんだ……」
入間「でも……終一は私を信じてくれた……私の発明品じゃない、発明家の私でもない、入間美兎って言う人間を信じてくれたんだ……それがすごく嬉しかった。でも、なのに!」
入間「私はそんな終一を裏切っちゃった!信頼を裏切る事ってこんなに辛かったんだって初めて知ったんだ!初めて信じた人だから……人の信頼を裏切ることってこんなに辛くって、もう信じて貰えないかもって思ったら恐くて恐くて仕方が無くて!」
最原「………」
入間「だから……記憶を消そうと思ったんだ……。全部無かった事にすればまた信じて貰えるって!そう思ったから!で、でも……そればっかり考えて、また終一の信頼を裏切っちゃった!終一が皆を信じるって気持ちも頃しちゃった!」
入間「全部私のせいなんだよぉ……皆にどんな顔して謝れば良いのかわかんないよぉ……!終一が、皆が、私を許してくれるかも分からなくて恐いよぉぉ……っ!」
最原「……大丈夫だよ、入間さん」
入間「へ……?」
最原「大丈夫。皆、君の事を許すよ。許すに決まってるさ」
入間「な、なんでそんな事言えるんだよ……?慰めなら必要ないぞ……」
最原「……君が皆を信じれば、皆もそれに応えてくれるよ。僕はそう信じてる。一人も欠ける事無く、皆とまた笑えるって信じてるから……!」
入間「う、うぅ……で、でも……」
最原「……だから入間さんも信じてあげて、大丈夫、君なら出来るよ」
入間「む、無理だよぉ……!恐くて恐くて、仕方がないんだもん……」
最原「……信じてみて、他の誰でもない君自身のことを……」
入間「え……?私……?」
入間「でも……終一は私を信じてくれた……私の発明品じゃない、発明家の私でもない、入間美兎って言う人間を信じてくれたんだ……それがすごく嬉しかった。でも、なのに!」
入間「私はそんな終一を裏切っちゃった!信頼を裏切る事ってこんなに辛かったんだって初めて知ったんだ!初めて信じた人だから……人の信頼を裏切ることってこんなに辛くって、もう信じて貰えないかもって思ったら恐くて恐くて仕方が無くて!」
最原「………」
入間「だから……記憶を消そうと思ったんだ……。全部無かった事にすればまた信じて貰えるって!そう思ったから!で、でも……そればっかり考えて、また終一の信頼を裏切っちゃった!終一が皆を信じるって気持ちも頃しちゃった!」
入間「全部私のせいなんだよぉ……皆にどんな顔して謝れば良いのかわかんないよぉ……!終一が、皆が、私を許してくれるかも分からなくて恐いよぉぉ……っ!」
最原「……大丈夫だよ、入間さん」
入間「へ……?」
最原「大丈夫。皆、君の事を許すよ。許すに決まってるさ」
入間「な、なんでそんな事言えるんだよ……?慰めなら必要ないぞ……」
最原「……君が皆を信じれば、皆もそれに応えてくれるよ。僕はそう信じてる。一人も欠ける事無く、皆とまた笑えるって信じてるから……!」
入間「う、うぅ……で、でも……」
最原「……だから入間さんも信じてあげて、大丈夫、君なら出来るよ」
入間「む、無理だよぉ……!恐くて恐くて、仕方がないんだもん……」
最原「……信じてみて、他の誰でもない君自身のことを……」
入間「え……?私……?」
705: 2017/04/23(日) 21:05:45.78 ID:LTVjsPBu0
最原「……君は強い人だ。ちゃんと皆に謝って、これからをやりなおせる……君はとても素敵な人だ、恐怖を乗り越えて前に進む事が出来る……そう、信じてみてよ」
入間「………」
最原「僕は信じてるよ。入間さんの事を……だから君も信じてあげて、他の誰でもない自分の事を信じてあげて欲しいんだ」
入間「私、は……」
入間(……恐いよ、辛いよ……でも、終一は私を信じてくれてるんだ……こんな私の事を信じてくれてるんだ……!)
入間(もう終一の信頼を裏切りたくない……ううん、終一の信じてくれる気持ちに応えたい!そうしたい!)
入間「……そうさ、俺様はスゲーんだ。こんな事にビビッて立ち止まる女じゃねーっ!」
最原「うわっ!?」ビクッ!
入間「ひゃーっはーっ!俺様をそんじょそこらの豚と一緒にすんじゃねえ!そうとも、俺様が世界一すごい奴だってのは俺様自身が知ってるんだ!いまさらダサイ原に言われなくてもわかってんだよ!」
最原「は、はは……!やっといつもの調子に戻ったね!」
入間「ひゃはははは!褒めてやるぜ最原!この俺様に自分の魅力を再確認させたんだからな!きっと世界中からいろんな賞がもらえるぜ!」
最原「あ、あはははは……」
最原(いつもどおりに戻ったのはいいけど、ちょっと面倒臭いな……)
入間「……終一、信じてくれてありがとう……。私、頑張るよ。終一の信じる気持ちに応えられる様に頑張る!だから片時も離さず俺様を見てろよ!絶対だからな!」
入間美兎の絶望度 90→0
希望の力が一つ上がりました!
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
入間「………」
最原「僕は信じてるよ。入間さんの事を……だから君も信じてあげて、他の誰でもない自分の事を信じてあげて欲しいんだ」
入間「私、は……」
入間(……恐いよ、辛いよ……でも、終一は私を信じてくれてるんだ……こんな私の事を信じてくれてるんだ……!)
入間(もう終一の信頼を裏切りたくない……ううん、終一の信じてくれる気持ちに応えたい!そうしたい!)
入間「……そうさ、俺様はスゲーんだ。こんな事にビビッて立ち止まる女じゃねーっ!」
最原「うわっ!?」ビクッ!
入間「ひゃーっはーっ!俺様をそんじょそこらの豚と一緒にすんじゃねえ!そうとも、俺様が世界一すごい奴だってのは俺様自身が知ってるんだ!いまさらダサイ原に言われなくてもわかってんだよ!」
最原「は、はは……!やっといつもの調子に戻ったね!」
入間「ひゃはははは!褒めてやるぜ最原!この俺様に自分の魅力を再確認させたんだからな!きっと世界中からいろんな賞がもらえるぜ!」
最原「あ、あはははは……」
最原(いつもどおりに戻ったのはいいけど、ちょっと面倒臭いな……)
入間「……終一、信じてくれてありがとう……。私、頑張るよ。終一の信じる気持ちに応えられる様に頑張る!だから片時も離さず俺様を見てろよ!絶対だからな!」
入間美兎の絶望度 90→0
希望の力が一つ上がりました!
昼はどうしますか? 3つ下の回答で決定
708: 2017/04/23(日) 21:09:46.61 ID:QCj8c7eq0
春川について作戦会議
ところで地味眼鏡コスプレおばさんは行動不能なんだよな?
ところで地味眼鏡コスプレおばさんは行動不能なんだよな?
709: 2017/04/23(日) 21:26:28.99 ID:LTVjsPBu0
―――最原の私室
最原「……皆の意見が聞きたいんだ。僕に助言をもらえないかな?」
百田「とうとう残りは三人だ。絶望しちまった二人とハルマキだけ、終一、早くハルマキの所に行ってやろうぜ!」
王馬「……問題は春川ちゃんが全力で逃げた場合だよね。現実逃避のあまり幼児退行する彼女だもん、恐くなったら最原ちゃんからも逃げ出すと思うよ」
東条「なら、私たちが彼女の逃げ道を封じれば良いのよ。これだけの人数が居れば可能でしょう?」
星「ふむ……なら、その配置を決めて待ち伏せと行くか。誰をどこに配置するかも重要だが……」
真宮寺「最終的に逃げ場のない場所に追い込むなら格納庫なんてどうだい?あそこに追い込めば春川さんも逃げられないと思うヨ」
茶柱「なんだか春川さんが可哀想な気もしますが、これも彼女のためです!転子は頑張りますよ!」
最原「よし、改めて動きの確認をしよう!」
全員「おー!」
最原(春川さんを追い込む作戦を考えた。皆の協力を得て、絶対に彼女を説得してみせるぞ!)
―――夜 白銀フェイズ
白銀「zzz……」一回休み
―――朝 最原フェイズ
最原「……行動開始だ!」
どうしますか? 2つ下の回答で決定
最原「……皆の意見が聞きたいんだ。僕に助言をもらえないかな?」
百田「とうとう残りは三人だ。絶望しちまった二人とハルマキだけ、終一、早くハルマキの所に行ってやろうぜ!」
王馬「……問題は春川ちゃんが全力で逃げた場合だよね。現実逃避のあまり幼児退行する彼女だもん、恐くなったら最原ちゃんからも逃げ出すと思うよ」
東条「なら、私たちが彼女の逃げ道を封じれば良いのよ。これだけの人数が居れば可能でしょう?」
星「ふむ……なら、その配置を決めて待ち伏せと行くか。誰をどこに配置するかも重要だが……」
真宮寺「最終的に逃げ場のない場所に追い込むなら格納庫なんてどうだい?あそこに追い込めば春川さんも逃げられないと思うヨ」
茶柱「なんだか春川さんが可哀想な気もしますが、これも彼女のためです!転子は頑張りますよ!」
最原「よし、改めて動きの確認をしよう!」
全員「おー!」
最原(春川さんを追い込む作戦を考えた。皆の協力を得て、絶対に彼女を説得してみせるぞ!)
―――夜 白銀フェイズ
白銀「zzz……」一回休み
―――朝 最原フェイズ
最原「……行動開始だ!」
どうしますか? 2つ下の回答で決定
710: 2017/04/23(日) 21:27:43.39 ID:1hEg+8TqO
春川
714: 2017/04/24(月) 00:09:46.24 ID:LMh3+AOm0
―――廊下
春川「………」
最原『世の中には取り返しのつかないこともある。君が僕にしてきたことを後悔して謝ったとしても僕は君を絶対に許さないからね?よーーーーく覚えておくんだよ?』
春川「………」
春川「う、うぅ……うぅぅぅぅぅぅ……」ガタガタガタ…
百田「……あっ!見つけたぞ!終一、ハルマキを見つけた!」
春川「えっ……!?」
百田「早く来てくれ終一!ハルマキが逃げちまう!」
春川「さ、最原……?最原が来る……?あ、あぁ、あぁぁぁぁぁぁぁっ……!」ダッ!
百田「あっ!待て、ハルマキ!」
春川「うわぁぁぁぁぁんっ!」ダダダ…
百田「……上手く行ったな。後は任せたぜ、皆!」
―――地下格納庫
春川「はぁ……はぁっ……なんで?どうして?どこに行っても誰かが居る。最原を呼ぼうとしてくる……!」
春川「こ、ここなら……ここのトイレに鍵をかけて閉じこもれば誰も来ないはず……!隠れてよう、それで夜になったら部屋に戻れば……っっ!?」ガチャ
最原「……待ってたよ、春川さん」
春川「………」
最原『世の中には取り返しのつかないこともある。君が僕にしてきたことを後悔して謝ったとしても僕は君を絶対に許さないからね?よーーーーく覚えておくんだよ?』
春川「………」
春川「う、うぅ……うぅぅぅぅぅぅ……」ガタガタガタ…
百田「……あっ!見つけたぞ!終一、ハルマキを見つけた!」
春川「えっ……!?」
百田「早く来てくれ終一!ハルマキが逃げちまう!」
春川「さ、最原……?最原が来る……?あ、あぁ、あぁぁぁぁぁぁぁっ……!」ダッ!
百田「あっ!待て、ハルマキ!」
春川「うわぁぁぁぁぁんっ!」ダダダ…
百田「……上手く行ったな。後は任せたぜ、皆!」
―――地下格納庫
春川「はぁ……はぁっ……なんで?どうして?どこに行っても誰かが居る。最原を呼ぼうとしてくる……!」
春川「こ、ここなら……ここのトイレに鍵をかけて閉じこもれば誰も来ないはず……!隠れてよう、それで夜になったら部屋に戻れば……っっ!?」ガチャ
最原「……待ってたよ、春川さん」
716: 2017/04/24(月) 00:44:06.12 ID:LMh3+AOm0
春川「さ、最、原……?な、んで、ここに……?」
最原「君と話がしたかったんだ。だから皆に協力してここまで君を追い込んで貰った」
春川「あ、ああ……いやぁぁぁぁぁぁっ!」ダッ!
最原「春川さん、待って!」
春川「だ、誰かっ!このシャッターを開けてよ!ここから私を出してよっ!お願いだから!なんでもするからっ!」ガンッ!
最原「無駄だよ。このドアは僕が合図をしないと開かないんだ。わかったら僕の話を聞いて、春川さん」
春川「あ、あぅ、あうぅぅ……わ、わからない、私は何もわからないよ……!」ガチガチガチ…
最原「……春川さん」
春川「何も知らない!何もしてない!わ、私は、好きな人を傷つけるような人間じゃない!そんなはずない!」
最原「落ち着いて春川さん。僕の話を聞いて欲しいんだ」
春川「……あれ~、どうしたの最原?怪我してるね、転んだの?」
最原「………」
春川「痛いの痛いの飛んでけしてあげようか?絆創膏もあるよ!」キャッキャッ
最原「………」
春川「怪我が治ったら遊ぼうね~!ね~、最原!」
最原「……逃げるな、春川魔姫」
春川「っっ!?」
最原「……壊れたふりをしているんでしょ?そうやって逃げているんでしょ?それじゃ駄目だよ……駄目なんだよ!」
春川「ぁぁぅぅ、ぁっ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
最原「君と話がしたかったんだ。だから皆に協力してここまで君を追い込んで貰った」
春川「あ、ああ……いやぁぁぁぁぁぁっ!」ダッ!
最原「春川さん、待って!」
春川「だ、誰かっ!このシャッターを開けてよ!ここから私を出してよっ!お願いだから!なんでもするからっ!」ガンッ!
最原「無駄だよ。このドアは僕が合図をしないと開かないんだ。わかったら僕の話を聞いて、春川さん」
春川「あ、あぅ、あうぅぅ……わ、わからない、私は何もわからないよ……!」ガチガチガチ…
最原「……春川さん」
春川「何も知らない!何もしてない!わ、私は、好きな人を傷つけるような人間じゃない!そんなはずない!」
最原「落ち着いて春川さん。僕の話を聞いて欲しいんだ」
春川「……あれ~、どうしたの最原?怪我してるね、転んだの?」
最原「………」
春川「痛いの痛いの飛んでけしてあげようか?絆創膏もあるよ!」キャッキャッ
最原「………」
春川「怪我が治ったら遊ぼうね~!ね~、最原!」
最原「……逃げるな、春川魔姫」
春川「っっ!?」
最原「……壊れたふりをしているんでしょ?そうやって逃げているんでしょ?それじゃ駄目だよ……駄目なんだよ!」
春川「ぁぁぅぅ、ぁっ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
717: 2017/04/24(月) 00:57:50.73 ID:LMh3+AOm0
春川「知らない知らない知らない!何も知らない!何もしてない!私は何も知らないんだ!何も知らない私をいじめないでよ!」
春川「ここから私を出してよ!最原が私を虐めるんだよ!恐いよ!助けてよ!お願いだからここから出してよぉぉっ!」
最原「………」
春川「出してっ!ここから出してっ!私を助けてよっ!百田!赤松!誰でも良いから私をここからだしてぇぇぇっ!」
最原「……春川さん、僕を見て」
春川「ひっ!い、嫌だ……嫌だぁぁっ!」
最原「……ここが君に針で刺された場所、ここが君に殴られた場所……ここが君にナイフで刺された場所だよ。どう?思い出した?」
春川「知らない、嫌だ、知らない、嫌だ……」
最原「逃げないでよ。どうか僕の話を聞いて……お願いだから……!」
春川「恐いよぉ……恐いよぉ……パパ、ママ、助けてぇ……」
最原「……今の君を助けられる人なんてどこにも居ないよ。居るとしたら……それは春川さん自身なんだ」
春川「………」
最原「辛くっても苦しくっても、自分のしたことを認めてよ。そうしなきゃ話が前に進まない……僕はもう一度君と話がしたいんだ、だから……」
春川「あ、う……」ガタガタ…
最原「……ごめん、君をそこまで追い込んだのはこの僕だ。君を苦しめているのは僕なんだよ……」
春川「ここから私を出してよ!最原が私を虐めるんだよ!恐いよ!助けてよ!お願いだからここから出してよぉぉっ!」
最原「………」
春川「出してっ!ここから出してっ!私を助けてよっ!百田!赤松!誰でも良いから私をここからだしてぇぇぇっ!」
最原「……春川さん、僕を見て」
春川「ひっ!い、嫌だ……嫌だぁぁっ!」
最原「……ここが君に針で刺された場所、ここが君に殴られた場所……ここが君にナイフで刺された場所だよ。どう?思い出した?」
春川「知らない、嫌だ、知らない、嫌だ……」
最原「逃げないでよ。どうか僕の話を聞いて……お願いだから……!」
春川「恐いよぉ……恐いよぉ……パパ、ママ、助けてぇ……」
最原「……今の君を助けられる人なんてどこにも居ないよ。居るとしたら……それは春川さん自身なんだ」
春川「………」
最原「辛くっても苦しくっても、自分のしたことを認めてよ。そうしなきゃ話が前に進まない……僕はもう一度君と話がしたいんだ、だから……」
春川「あ、う……」ガタガタ…
最原「……ごめん、君をそこまで追い込んだのはこの僕だ。君を苦しめているのは僕なんだよ……」
718: 2017/04/24(月) 01:05:49.53 ID:LMh3+AOm0
春川「うぅ、うぅぅ……最、原ぁ……手、痛い?体も痛い……?」
最原「……うん、まだ痛むよ」
春川「そ、それ……私がやったんだよね?わ、私が……拷問して、ナイフで刺して、殴って、蹴って、痛めつけて……うえぇぇぇっ」
最原「春川さん!だ、大丈夫?トイレに行く?」
春川「……幻滅したよね?所詮暗殺者だって思われたよね……?わ、私のこと、許してくれないよね……?」
春川「い、今まで、自分で望んで頃したことなんか無いって思ってた。命令されて、仕方が無く人を頃してきたんだって思ってた……でも、あの日からその全てに自身が持てなくなってきたんだ……」
春川「どこかで頃しを楽しんでたんじゃないかって、だから暗殺者なんて仕事を続けて来たんじゃないかって思って……じ、自分の人生がひどく汚れたものに感じられちゃって……恐くて恐くて仕方が無いんだ……」
最原「春川さん……!」
春川「……私、あんたのことが好きなんだ。でもそんな風に思っていたはずの人を傷つけて、楽しんで……我に返って、苦しんで、夢の中で今まで頃してきた人たちに責められて……まぶたを閉じると思い出すんだ、今まで私が頃してきた人のことを……その人たちの顔が全部アンタに変わってて、私は何回もアンタをこ、頃して……うげぇぇぇっ……」
最原「春川さん、もう止すんだ!」
春川「……こんな醜い私を見ないで、最原……汚くって薄汚れてて、ゴミみたいな私を見ないで……お願いだから、見ないでよぉ……っ」
最原「……そんなこと無いよ。春川さんは醜くなんかない」
春川「え……?きゃっ……!?」ギュッ…
最原「……ごめん、僕は君に酷い事を言った。君の事を許さないなんて言葉を言って、本当に取り返しのつかないことをしてしまう所だった……」
春川「は、放して最原……!こんな私のことなんて放って……」
最原「そんなこと出来ないよ。僕にとっても春川さんは大切な人なんだ、大切な友達なんだよ……」
春川「ぅぅ……」
最原「……うん、まだ痛むよ」
春川「そ、それ……私がやったんだよね?わ、私が……拷問して、ナイフで刺して、殴って、蹴って、痛めつけて……うえぇぇぇっ」
最原「春川さん!だ、大丈夫?トイレに行く?」
春川「……幻滅したよね?所詮暗殺者だって思われたよね……?わ、私のこと、許してくれないよね……?」
春川「い、今まで、自分で望んで頃したことなんか無いって思ってた。命令されて、仕方が無く人を頃してきたんだって思ってた……でも、あの日からその全てに自身が持てなくなってきたんだ……」
春川「どこかで頃しを楽しんでたんじゃないかって、だから暗殺者なんて仕事を続けて来たんじゃないかって思って……じ、自分の人生がひどく汚れたものに感じられちゃって……恐くて恐くて仕方が無いんだ……」
最原「春川さん……!」
春川「……私、あんたのことが好きなんだ。でもそんな風に思っていたはずの人を傷つけて、楽しんで……我に返って、苦しんで、夢の中で今まで頃してきた人たちに責められて……まぶたを閉じると思い出すんだ、今まで私が頃してきた人のことを……その人たちの顔が全部アンタに変わってて、私は何回もアンタをこ、頃して……うげぇぇぇっ……」
最原「春川さん、もう止すんだ!」
春川「……こんな醜い私を見ないで、最原……汚くって薄汚れてて、ゴミみたいな私を見ないで……お願いだから、見ないでよぉ……っ」
最原「……そんなこと無いよ。春川さんは醜くなんかない」
春川「え……?きゃっ……!?」ギュッ…
最原「……ごめん、僕は君に酷い事を言った。君の事を許さないなんて言葉を言って、本当に取り返しのつかないことをしてしまう所だった……」
春川「は、放して最原……!こんな私のことなんて放って……」
最原「そんなこと出来ないよ。僕にとっても春川さんは大切な人なんだ、大切な友達なんだよ……」
春川「ぅぅ……」
719: 2017/04/24(月) 01:14:00.98 ID:LMh3+AOm0
最原「……君が僕のことをそういう風に思ってるだなんて知らなかった。鈍感で本当にごめん……それで、その上で君に伝えたいことがあるんだ」
春川「な、なに……?」
最原「……君は、君が思うような醜い人間じゃない。僕は春川さんのことを素敵な人だと思ってる。そんな君が人頃しを楽しんでたなんてこと、あるはずがない」
春川「で、でも私は、最原を傷つけて……!」
最原「そうだね。でも、それは君が悪いんじゃない……君がやったことだけど、君は悪くないんだ」
春川「なにそれ……?訳分かんないよ、無茶苦茶だよ……」
最原「……ごめん、もっと早く君と話すべきだったんだ。こんなに思いつめる前に、君とちゃんと話すべきだったんだよ……!」ギュッ…
春川「あっ……!」
春川(温かい……これ、現実なんだよね……?最原が私のことを抱きしめてくれてる……これは、現実なんだ……)
春川(……受け止めなきゃ、全部を……!今までの罪も、最原にしてしまったことも全部受け入れて、前に進まないといけないんだ……それが、私の……!)
春川「ごめんね……ごめんね、最原……!傷つけてごめんなさい……!私、あなたに許されるならなんでもするから……!ううん、許されなくっても良い、自分のしたことをちゃんと受け止めるよ。だから……」
最原「……僕こそごめん。春川さんを傷つけて、苦しませて本当にごめん……!こんな僕だけど、もう一度傍に居てくれますか?友達になってくれますか?」
春川「うん……うんっ!もう一度ならせてよ、あんたの友達に……!今度こそちゃんとあんたを支える。あんたに寄り添ってみせるから……!」
最原「ありがとう……っ!もう二度と春川さんと話せないんじゃないかって恐かった……取り返しのつかないことをしてしまったんだって怯えてたから、だからっ……!」
春川「……それは私も一緒だよ。ねえ、終一……もう少しだけぎゅっ、てして……!」
最原「……うん」ギュッ…
春川「……終一の体、温かいね……。今、この温かさを私は独り占めしてるんだ……」
春川「ねえ終一……いつか、友達じゃない関係になってみせるよ。ずっとずっと、この温もりを感じていたいんだ……代わりに、私の温もりをあげるから……でも今日は、もう少しだけこうしていて……もう少しだけ、このまま……」
春川魔姫の絶望度 95→0
希望の力が一つ上がりました!
春川「な、なに……?」
最原「……君は、君が思うような醜い人間じゃない。僕は春川さんのことを素敵な人だと思ってる。そんな君が人頃しを楽しんでたなんてこと、あるはずがない」
春川「で、でも私は、最原を傷つけて……!」
最原「そうだね。でも、それは君が悪いんじゃない……君がやったことだけど、君は悪くないんだ」
春川「なにそれ……?訳分かんないよ、無茶苦茶だよ……」
最原「……ごめん、もっと早く君と話すべきだったんだ。こんなに思いつめる前に、君とちゃんと話すべきだったんだよ……!」ギュッ…
春川「あっ……!」
春川(温かい……これ、現実なんだよね……?最原が私のことを抱きしめてくれてる……これは、現実なんだ……)
春川(……受け止めなきゃ、全部を……!今までの罪も、最原にしてしまったことも全部受け入れて、前に進まないといけないんだ……それが、私の……!)
春川「ごめんね……ごめんね、最原……!傷つけてごめんなさい……!私、あなたに許されるならなんでもするから……!ううん、許されなくっても良い、自分のしたことをちゃんと受け止めるよ。だから……」
最原「……僕こそごめん。春川さんを傷つけて、苦しませて本当にごめん……!こんな僕だけど、もう一度傍に居てくれますか?友達になってくれますか?」
春川「うん……うんっ!もう一度ならせてよ、あんたの友達に……!今度こそちゃんとあんたを支える。あんたに寄り添ってみせるから……!」
最原「ありがとう……っ!もう二度と春川さんと話せないんじゃないかって恐かった……取り返しのつかないことをしてしまったんだって怯えてたから、だからっ……!」
春川「……それは私も一緒だよ。ねえ、終一……もう少しだけぎゅっ、てして……!」
最原「……うん」ギュッ…
春川「……終一の体、温かいね……。今、この温かさを私は独り占めしてるんだ……」
春川「ねえ終一……いつか、友達じゃない関係になってみせるよ。ずっとずっと、この温もりを感じていたいんだ……代わりに、私の温もりをあげるから……でも今日は、もう少しだけこうしていて……もう少しだけ、このまま……」
春川魔姫の絶望度 95→0
希望の力が一つ上がりました!
720: 2017/04/24(月) 01:21:08.17 ID:LMh3+AOm0
―――深夜 ???
赤松「……あれ?ここはどこかな?私は確か、自分の部屋で眠ってたはずなんだけど……?」
~~~♪~~~♪
赤松「……ピアノの音だ。ふふ……この音、懐かしいなあ……」
~~~♪~~~♪
赤松「……最原くんと連弾してた時の演奏……もう戻れない幸せだった時間……。行かなきゃ、過去に縋る事なんて私には許されてないもんね……あれ?」
夜長「終……一……」
赤松「アンジーさん?なにやってるの?」
夜長「楓……?楓も居たんだね……ねえ、見て……」
赤松「これって……最原くんの似顔絵?」
夜長「……前に神様が描いてくれたんだ。すごく良い絵だな~って、アンジーは思ったんだ……」
赤松「………」
夜長「終一がニコニコ笑ってくれてて、いつも楽しくて……アンジー、すっごく幸せだったんだ……」
赤松「……でも、昔の話でしょ?もう忘れなよ、戻れない過去の話なんてさ……」
夜長「……やだよ、やだよぉっ……!アンジー、忘れたくないよぉ……」
赤松「………」
夜長「もう一度終一とお喋りしたいよ、楽しくご飯を食べたりしたいよ……戻りたい、楽しかった頃に戻りたいよぉっ……!」
赤松「いい加減にして!そんなこと出来るわけないじゃん!諦めて現実を受け入れなよ!」
夜長「……楓だって本当はそうしたいんでしょ?終一のこと、諦められないんでしょ?」
赤松「っっ……!?」
赤松「……あれ?ここはどこかな?私は確か、自分の部屋で眠ってたはずなんだけど……?」
~~~♪~~~♪
赤松「……ピアノの音だ。ふふ……この音、懐かしいなあ……」
~~~♪~~~♪
赤松「……最原くんと連弾してた時の演奏……もう戻れない幸せだった時間……。行かなきゃ、過去に縋る事なんて私には許されてないもんね……あれ?」
夜長「終……一……」
赤松「アンジーさん?なにやってるの?」
夜長「楓……?楓も居たんだね……ねえ、見て……」
赤松「これって……最原くんの似顔絵?」
夜長「……前に神様が描いてくれたんだ。すごく良い絵だな~って、アンジーは思ったんだ……」
赤松「………」
夜長「終一がニコニコ笑ってくれてて、いつも楽しくて……アンジー、すっごく幸せだったんだ……」
赤松「……でも、昔の話でしょ?もう忘れなよ、戻れない過去の話なんてさ……」
夜長「……やだよ、やだよぉっ……!アンジー、忘れたくないよぉ……」
赤松「………」
夜長「もう一度終一とお喋りしたいよ、楽しくご飯を食べたりしたいよ……戻りたい、楽しかった頃に戻りたいよぉっ……!」
赤松「いい加減にして!そんなこと出来るわけないじゃん!諦めて現実を受け入れなよ!」
夜長「……楓だって本当はそうしたいんでしょ?終一のこと、諦められないんでしょ?」
赤松「っっ……!?」
721: 2017/04/24(月) 01:29:40.07 ID:LMh3+AOm0
夜長「戻りたい、戻りたいよぉ……っ!終一とまた一緒に遊びたいよぉ……!うわぁぁぁぁん……」
赤松「……なにそれ?そんなの許される訳が無いじゃん!あんなことをしちゃった私たちが、最原くんと元通りの関係になんかなれるわけがないじゃん!」
赤松「私だって戻りたいよ!最原くんとまた一緒に連弾したいよ!でも……出来るわけが無いじゃない……!もう、戻れるわけが、無い……じゃない……うぅぅぅっ……」
??「……大丈夫よ。戻れるわ」
赤松「えっ!?」
??「信じて、そして希望を失わないで……!あなたたちが望めば、未来なんて変わるもの……過去は帰られないけど、未来は変えられるわ。そうでしょう?」
夜長「本当……?本当に終一と仲直り出来るの!?戻れるの!?」
赤松「う、嘘だよ……!そんな事、ありえるはずが……」
??「……信じて、少なくとも最原くんは戦っているわ。あなたたちのためにね……」
赤松「最原くんが、私たちのために……?」
??「……忘れないで、まだ取り返しはつくのよ。あなたたちが諦めさえしなければね……」
赤松「………」
夜長「………」
――――――――――
姉清「……これが、私の出来る最大限の罪滅ぼし……最原くん、是清、このチャンスを逃しては駄目よ」
姉清「私は、少し……眠らせてもらう、わ……」
赤松楓 夜長アンジーの絶望度 100→99
―――朝 最原フェイズ
最原「………」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
赤松「……なにそれ?そんなの許される訳が無いじゃん!あんなことをしちゃった私たちが、最原くんと元通りの関係になんかなれるわけがないじゃん!」
赤松「私だって戻りたいよ!最原くんとまた一緒に連弾したいよ!でも……出来るわけが無いじゃない……!もう、戻れるわけが、無い……じゃない……うぅぅぅっ……」
??「……大丈夫よ。戻れるわ」
赤松「えっ!?」
??「信じて、そして希望を失わないで……!あなたたちが望めば、未来なんて変わるもの……過去は帰られないけど、未来は変えられるわ。そうでしょう?」
夜長「本当……?本当に終一と仲直り出来るの!?戻れるの!?」
赤松「う、嘘だよ……!そんな事、ありえるはずが……」
??「……信じて、少なくとも最原くんは戦っているわ。あなたたちのためにね……」
赤松「最原くんが、私たちのために……?」
??「……忘れないで、まだ取り返しはつくのよ。あなたたちが諦めさえしなければね……」
赤松「………」
夜長「………」
――――――――――
姉清「……これが、私の出来る最大限の罪滅ぼし……最原くん、是清、このチャンスを逃しては駄目よ」
姉清「私は、少し……眠らせてもらう、わ……」
赤松楓 夜長アンジーの絶望度 100→99
―――朝 最原フェイズ
最原「………」
どうしますか? 3つ下の回答で決定
723: 2017/04/24(月) 01:31:26.54 ID:B0vGFJPv0
アンジーのとこ
730: 2017/04/25(火) 14:26:29.13 ID:5Ko/qPOb0
―――夜長の研究教室
夜長「……終一……」
最原『……もう僕は、アンジーさんのことなんてどうだっていいもの』
夜長「っぅぅ……終一……終一ぃぃ……っ」
最原「……僕のことを呼んだ?」
夜長「!?」
最原「……このドアを開けて、アンジーさん。僕は、君と話がしたいんだ」
夜長「終一?終一なの……?アンジーのこと、見捨てないでくれるの……?」
最原「……うん、君とちゃんと話がしたいんだ。だからこのドアを開けて、アンジーさん……」
夜長「あ、ああ……っ」
最原「……アンジーさん?」
夜長「無理だよぉ……っ!だって、だって……!」
最原「……神様がそう言うから?」
夜長「……うん」
最原「………」
夜長「……お前なんかが終一に許される訳が無い。顔を合わせる価値すら無い……こうやって話をすること自体が間違ってるって言うんだよ……!か、神様がそう言うなら、間違いないんだよ……!」
夜長「会いたいよ……抱きしめて欲しいよ……!でも、それは出来ないんだよ!だって、そう考えちゃうのはアンジーの我侭だから!アンジーが悪い子だから!ちゃんと我慢しないと駄目だって神様が言うから!」
夜長「……終一……」
最原『……もう僕は、アンジーさんのことなんてどうだっていいもの』
夜長「っぅぅ……終一……終一ぃぃ……っ」
最原「……僕のことを呼んだ?」
夜長「!?」
最原「……このドアを開けて、アンジーさん。僕は、君と話がしたいんだ」
夜長「終一?終一なの……?アンジーのこと、見捨てないでくれるの……?」
最原「……うん、君とちゃんと話がしたいんだ。だからこのドアを開けて、アンジーさん……」
夜長「あ、ああ……っ」
最原「……アンジーさん?」
夜長「無理だよぉ……っ!だって、だって……!」
最原「……神様がそう言うから?」
夜長「……うん」
最原「………」
夜長「……お前なんかが終一に許される訳が無い。顔を合わせる価値すら無い……こうやって話をすること自体が間違ってるって言うんだよ……!か、神様がそう言うなら、間違いないんだよ……!」
夜長「会いたいよ……抱きしめて欲しいよ……!でも、それは出来ないんだよ!だって、そう考えちゃうのはアンジーの我侭だから!アンジーが悪い子だから!ちゃんと我慢しないと駄目だって神様が言うから!」
731: 2017/04/25(火) 14:31:19.09 ID:5Ko/qPOb0
最原「……そっか、わかったよ」
夜長「終一、ごめんね……。もう、アンジーのことなんか……」
最原「……君がそう言うなら僕は待ち続ける。アンジーさんが外に出てくるまで待ち続けるよ」
夜長「えっ……!?」
最原「……僕はここに居るよ。決して君を見捨てない。アンジーさんが僕に会いに来てくれるまでここに居る」
夜長「な、何で……?どうして?アンジーのためにどうしてそこまでするの?アンジー、終一のことをいっぱい傷つけたのに……」
最原「それはアンジーさんが部屋から出て来てくれたら話すよ。だから……ね?」
夜長「うぅぅぅぅぅぅ……」
夜長(……このドアの向こう側に終一が居る……アンジーのことを待ってくれてる。会いたい!会いたいよ……!)
??『何度言ったらわかる?そんなことは許されない』
夜長「あう……」
??『いまさら何をしてもお前が許されることは無い。希望を捨てて絶望を噛み締めることがお前に出来る唯一の罪滅ぼしなのだ。彼に会うことなど諦めろ、アンジー……』
夜長「……そうだよ。アンジーは終一に酷い事をしちゃった。今更何をしても許される訳がないんだ……」
??『その通りだ』
夜長「……でも、だからこそ会わなくちゃ……!会って、言わなきゃ……!」
??『そうやって我を通すのか?お前は本当に悪どい娘だな!』
夜長「そうだよ!アンジーは悪い子だよ!でも、でも……それでも、ちゃんと終一に言わなきゃ!ぶってごめんって!傷つけてごめんって……だってまだ、アンジーは終一に謝ってないから!」
??『……!?』
夜長「終一、ごめんね……。もう、アンジーのことなんか……」
最原「……君がそう言うなら僕は待ち続ける。アンジーさんが外に出てくるまで待ち続けるよ」
夜長「えっ……!?」
最原「……僕はここに居るよ。決して君を見捨てない。アンジーさんが僕に会いに来てくれるまでここに居る」
夜長「な、何で……?どうして?アンジーのためにどうしてそこまでするの?アンジー、終一のことをいっぱい傷つけたのに……」
最原「それはアンジーさんが部屋から出て来てくれたら話すよ。だから……ね?」
夜長「うぅぅぅぅぅぅ……」
夜長(……このドアの向こう側に終一が居る……アンジーのことを待ってくれてる。会いたい!会いたいよ……!)
??『何度言ったらわかる?そんなことは許されない』
夜長「あう……」
??『いまさら何をしてもお前が許されることは無い。希望を捨てて絶望を噛み締めることがお前に出来る唯一の罪滅ぼしなのだ。彼に会うことなど諦めろ、アンジー……』
夜長「……そうだよ。アンジーは終一に酷い事をしちゃった。今更何をしても許される訳がないんだ……」
??『その通りだ』
夜長「……でも、だからこそ会わなくちゃ……!会って、言わなきゃ……!」
??『そうやって我を通すのか?お前は本当に悪どい娘だな!』
夜長「そうだよ!アンジーは悪い子だよ!でも、でも……それでも、ちゃんと終一に言わなきゃ!ぶってごめんって!傷つけてごめんって……だってまだ、アンジーは終一に謝ってないから!」
??『……!?』
732: 2017/04/25(火) 14:35:55.07 ID:5Ko/qPOb0
夜長「許されないことなんてわかってるよ!でも、ちゃんと謝らなきゃいけないんだよ!それをしなきゃ、本当に悪い子のままになっちゃうから!終一にごめんなさいって伝えなきゃいけないんだよ!」
??『アンジー……お前は……!?』
夜長「もう黙っててよ!後でどんな罰だって受けるから!氏んだって構わないから!だから……アンジーは終一に謝るんだよぉっ!」
―――ガチャッ!
夜長「はぁ……はぁっ……終、一……っ!」
最原「……やっと出て来てくれたね」
夜長「あ、うぅ……ごめん、ごめんね終一ぃ……!ぶってごめんなさい、熱いお湯をかけてごめんなさい、酷いことを言ってごめんなさい……!」
夜長「ナイフで刺してごめんなさい、逃げ回ってごめんなさい……今までずっと謝らないでごめんなさい!本当にごめん、終一っ!」
夜長「ゆ、許して貰おうだなんて思ってないけど……ちゃんと謝らなきゃって思ったから、だから……っ!」
最原「……僕の方こそ、ごめん。君の事をどうでもいいだなんて言ってしまって、本当にごめんなさい」
夜長「え……?」
最原「……僕はアンジーさんのことを大切に思っているよ。そう伝えなきゃって思ったからずっと君に会いに来てたんだ。それを伝えられて良かった……!」
夜長「終一が、アンジーのことを大事に思ってる……?ほ、本当に……?」
最原「うん、本当だよ。だからさ……」ギュッ…
夜長「あっ……!?」
最原「……僕は君を許すよ。ちゃんと僕に向き合って、謝ってくれたアンジーさんを許す……もう、自分のことを責めないであげて」
夜長「あ、あぁ……あぁぁぁぁぁ……っ!」
夜長(……冷たかった体が温かくなってくる……!心臓の鼓動が、この温もりが、アンジーの命を肯定してくれている……!)
夜長(生きるって……命ってこう言うものなんだ……!簡単に捨てようって思っちゃいけなくて、誰かに大事に思われるために生きてるんだね……!)
最原「……アンジーさん、もう一度皆と一緒に笑えるようになろう。僕は、アンジーさんの笑顔が大好きだよ……!」
夜長「うん、うんっ!……終一、アンジーも終一が大事だよ。何よりも大事……ううん、何よりも大好き!アンジーは終一のことを大事だって証明するために生きるよ。それで、誰よりも終一に大好きだって思われてみせるから!」
夜長アンジーの絶望度 99→0
希望の力が一つ上がりました
??『アンジー……お前は……!?』
夜長「もう黙っててよ!後でどんな罰だって受けるから!氏んだって構わないから!だから……アンジーは終一に謝るんだよぉっ!」
―――ガチャッ!
夜長「はぁ……はぁっ……終、一……っ!」
最原「……やっと出て来てくれたね」
夜長「あ、うぅ……ごめん、ごめんね終一ぃ……!ぶってごめんなさい、熱いお湯をかけてごめんなさい、酷いことを言ってごめんなさい……!」
夜長「ナイフで刺してごめんなさい、逃げ回ってごめんなさい……今までずっと謝らないでごめんなさい!本当にごめん、終一っ!」
夜長「ゆ、許して貰おうだなんて思ってないけど……ちゃんと謝らなきゃって思ったから、だから……っ!」
最原「……僕の方こそ、ごめん。君の事をどうでもいいだなんて言ってしまって、本当にごめんなさい」
夜長「え……?」
最原「……僕はアンジーさんのことを大切に思っているよ。そう伝えなきゃって思ったからずっと君に会いに来てたんだ。それを伝えられて良かった……!」
夜長「終一が、アンジーのことを大事に思ってる……?ほ、本当に……?」
最原「うん、本当だよ。だからさ……」ギュッ…
夜長「あっ……!?」
最原「……僕は君を許すよ。ちゃんと僕に向き合って、謝ってくれたアンジーさんを許す……もう、自分のことを責めないであげて」
夜長「あ、あぁ……あぁぁぁぁぁ……っ!」
夜長(……冷たかった体が温かくなってくる……!心臓の鼓動が、この温もりが、アンジーの命を肯定してくれている……!)
夜長(生きるって……命ってこう言うものなんだ……!簡単に捨てようって思っちゃいけなくて、誰かに大事に思われるために生きてるんだね……!)
最原「……アンジーさん、もう一度皆と一緒に笑えるようになろう。僕は、アンジーさんの笑顔が大好きだよ……!」
夜長「うん、うんっ!……終一、アンジーも終一が大事だよ。何よりも大事……ううん、何よりも大好き!アンジーは終一のことを大事だって証明するために生きるよ。それで、誰よりも終一に大好きだって思われてみせるから!」
夜長アンジーの絶望度 99→0
希望の力が一つ上がりました
735: 2017/04/25(火) 14:42:23.29 ID:5Ko/qPOb0
―――隠し部屋にて
白銀「……さて、赤松さんの所に行かなきゃね。最高に悲劇的なクライマックスを演出してあげようっと!」
白銀「残すは最後の一人って所まで進めておいて、その一人が自殺なんてしたら最高に絶望的だよね!最原くんたちも大いに悲しんでくれるだろうし、私ってば冴えてるぅ!」
白銀「そうと決まれば赤松さんの研究教室に行かないと!待っててね、赤松さん!」
―――赤松の研究教室
赤松「………」
白銀「お~い、赤松さ~ん!楽しいことしようよ!きっと最原くんも喜ぶよ!」
赤松「……最原くんが……?」
白銀「うんうん!赤松さんにぴったりのおしおきがあるんだ!『ねこふんじゃった』って言うおしおきでね……」
赤松「……おしおき?私、氏ぬの?」
白銀「……生きていたいの?最原くんに嫌われて、あんなことまでしちゃったのに命が惜しいんだ。赤松さんって酷い人だねぇ……!」
赤松「………」
白銀「……さ、行こうよ赤松さん。素敵なフィナーレを迎えるためにね!」グッ!
赤松「……ええ、そうね。グランドフィナーレはすぐそこまで来ているわ」
白銀「えっ!?」
赤松?「ただし……あなたはここに居なさい。あなたを赤松さんの所へは行かせないわ!」
白銀「なっ!?あ、あんたはっ!?」
東条「ごめんなさいね、変装くらいはお手の物なのよ。あなたの行動は天海くんが先読みしてくれたわ」
白銀「……さて、赤松さんの所に行かなきゃね。最高に悲劇的なクライマックスを演出してあげようっと!」
白銀「残すは最後の一人って所まで進めておいて、その一人が自殺なんてしたら最高に絶望的だよね!最原くんたちも大いに悲しんでくれるだろうし、私ってば冴えてるぅ!」
白銀「そうと決まれば赤松さんの研究教室に行かないと!待っててね、赤松さん!」
―――赤松の研究教室
赤松「………」
白銀「お~い、赤松さ~ん!楽しいことしようよ!きっと最原くんも喜ぶよ!」
赤松「……最原くんが……?」
白銀「うんうん!赤松さんにぴったりのおしおきがあるんだ!『ねこふんじゃった』って言うおしおきでね……」
赤松「……おしおき?私、氏ぬの?」
白銀「……生きていたいの?最原くんに嫌われて、あんなことまでしちゃったのに命が惜しいんだ。赤松さんって酷い人だねぇ……!」
赤松「………」
白銀「……さ、行こうよ赤松さん。素敵なフィナーレを迎えるためにね!」グッ!
赤松「……ええ、そうね。グランドフィナーレはすぐそこまで来ているわ」
白銀「えっ!?」
赤松?「ただし……あなたはここに居なさい。あなたを赤松さんの所へは行かせないわ!」
白銀「なっ!?あ、あんたはっ!?」
東条「ごめんなさいね、変装くらいはお手の物なのよ。あなたの行動は天海くんが先読みしてくれたわ」
736: 2017/04/25(火) 14:52:59.42 ID:5Ko/qPOb0
白銀「東条……っ!」
入間「ひゃっはー!地味ブス女め、見事にひっかかりやがったな!」
夢野「これも入間の作ったボイスチェンジャーとアンジーの作ったかつらのおかげじゃな!」
白銀「あ、あんたたち……!」
茶柱「……白銀さん、あなたを赤松さんに会わせるわけにはいきません!ここで足止めさせてもらいます!」
春川「超高校級の暗殺者に合気道家、おまけにメイドも居るけど、全員を相手に出来ると思う?」
白銀「……これで勝ったつもり?私にはエグイサルがあるんだよ?その気になればあなたたちなんて……」
夢野「それも問題無しじゃ!すでに男子たちが入間の発明品を手に相手をしておるわい!」
入間「おまけに俺様が特別にチューンナップしたキーボもついてるぜ!今のキーボとエグイサルを比べりゃあ、スーパーロボットとブリキ人形くらいの差があらぁ!」
東条「チェックメイトよ……!覚悟なさい、白銀さん!」
白銀「ふ~ん……そう来たかぁ……。なら、私も本気で相手してあげるよ!」ズゴゴ…!
女子たち「!?」
入間「ひ、ひぃぃっ!?何だよあいつ!?急にすごい威圧感が出て来たぞぉっ!?」
夢野「お、落ち着くんじゃ!今すぐウチのりれみとの呪文でここから脱出を……」
春川「逃げてどうすんのよ。氏ぬ気であいつを抑えるしかないでしょ!」
東条「超高校級のコスプレイヤー……キャラクターになりきることでその戦闘能力まで模倣できるとでも言うの!?」
茶柱「そ、そんな無茶苦茶な話があるんですかぁ!?」
白銀「あるんだよ!だって私は超高校級の生徒にして黒幕だもの!こんな簡単に負けてたまるかって話だよね!」
入間「ど、どうすんだよぉ……?一応言っておくけど、俺様は戦いの役になんかたたねえからな!」
夢野「め、めらくらいなら何とか唱えられるかのぉ……?」
入間「ひゃっはー!地味ブス女め、見事にひっかかりやがったな!」
夢野「これも入間の作ったボイスチェンジャーとアンジーの作ったかつらのおかげじゃな!」
白銀「あ、あんたたち……!」
茶柱「……白銀さん、あなたを赤松さんに会わせるわけにはいきません!ここで足止めさせてもらいます!」
春川「超高校級の暗殺者に合気道家、おまけにメイドも居るけど、全員を相手に出来ると思う?」
白銀「……これで勝ったつもり?私にはエグイサルがあるんだよ?その気になればあなたたちなんて……」
夢野「それも問題無しじゃ!すでに男子たちが入間の発明品を手に相手をしておるわい!」
入間「おまけに俺様が特別にチューンナップしたキーボもついてるぜ!今のキーボとエグイサルを比べりゃあ、スーパーロボットとブリキ人形くらいの差があらぁ!」
東条「チェックメイトよ……!覚悟なさい、白銀さん!」
白銀「ふ~ん……そう来たかぁ……。なら、私も本気で相手してあげるよ!」ズゴゴ…!
女子たち「!?」
入間「ひ、ひぃぃっ!?何だよあいつ!?急にすごい威圧感が出て来たぞぉっ!?」
夢野「お、落ち着くんじゃ!今すぐウチのりれみとの呪文でここから脱出を……」
春川「逃げてどうすんのよ。氏ぬ気であいつを抑えるしかないでしょ!」
東条「超高校級のコスプレイヤー……キャラクターになりきることでその戦闘能力まで模倣できるとでも言うの!?」
茶柱「そ、そんな無茶苦茶な話があるんですかぁ!?」
白銀「あるんだよ!だって私は超高校級の生徒にして黒幕だもの!こんな簡単に負けてたまるかって話だよね!」
入間「ど、どうすんだよぉ……?一応言っておくけど、俺様は戦いの役になんかたたねえからな!」
夢野「め、めらくらいなら何とか唱えられるかのぉ……?」
737: 2017/04/25(火) 14:59:15.46 ID:5Ko/qPOb0
夜長「……やってみなよ、つむぎ」
白銀「ん……?」
東条「あ、アンジーさん……?」
夜長「今のアンジーは強いよ。一度どん底を見てから這い上がった……ううん、終一に引き上げてもらったからね。終一のためにも負けられないし、なにより一番のライバルがいないまま終一を取り合っても意味が無いもの!」
春川「ふふふ……アンジーの言うとおりだね。赤松抜きで勝負しても意味が無いや」
夢野「全員仲良く勝負しなければいけんからのぉ!それでも勝つのはウチじゃ!」
茶柱「……て、転子は関係ありませんよ!でも、赤松さんの為に頑張ります!ついでに最原さんのためにも少しだけ頑張らせていただきます!」
東条「……そういうわけよ、白銀さん。あなたに負けるわけにはいかないの。なにせこの後6人のライバルと争わなきゃいけないんだもの、あなた一人に負けて堪るものですか!」
入間(お、俺様のせりふがない……っ!?)
白銀「……覚悟は出来てるってことか、なら……相手をしてあげるよ!」
夜長「それはこっちのせりふだよ~!………つむぎ、ぶっ頃してあげるから覚悟してね~!」ゴゴゴゴゴ…
入間「ひぃぃ!味方にもっと恐ろしいやつがいた~!?最原~!頼む、早く赤松の説得を終わらせてくれ~!このままじゃ私が氏んじまうよ~!」
白銀「ん……?」
東条「あ、アンジーさん……?」
夜長「今のアンジーは強いよ。一度どん底を見てから這い上がった……ううん、終一に引き上げてもらったからね。終一のためにも負けられないし、なにより一番のライバルがいないまま終一を取り合っても意味が無いもの!」
春川「ふふふ……アンジーの言うとおりだね。赤松抜きで勝負しても意味が無いや」
夢野「全員仲良く勝負しなければいけんからのぉ!それでも勝つのはウチじゃ!」
茶柱「……て、転子は関係ありませんよ!でも、赤松さんの為に頑張ります!ついでに最原さんのためにも少しだけ頑張らせていただきます!」
東条「……そういうわけよ、白銀さん。あなたに負けるわけにはいかないの。なにせこの後6人のライバルと争わなきゃいけないんだもの、あなた一人に負けて堪るものですか!」
入間(お、俺様のせりふがない……っ!?)
白銀「……覚悟は出来てるってことか、なら……相手をしてあげるよ!」
夜長「それはこっちのせりふだよ~!………つむぎ、ぶっ頃してあげるから覚悟してね~!」ゴゴゴゴゴ…
入間「ひぃぃ!味方にもっと恐ろしいやつがいた~!?最原~!頼む、早く赤松の説得を終わらせてくれ~!このままじゃ私が氏んじまうよ~!」
743: 2017/04/28(金) 00:13:46.10 ID:S+L9Aqxl0
―――最原の研究教室
赤松「……良い匂い……素敵な雰囲気……私の大好きな空気だ……」
赤松「……最原くん……」
最原『……君の事なんて大嫌いだ』
赤松「……う、うぅ……ごめん、なさい……っ!」
赤松「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……ごめんなさい……っっ」
最原「……謝るのは僕の方だよ。赤松さん」
赤松「えっ……!?」
最原「……赤松さん、ごめん。僕は君に酷い事を言ってしまったことを謝りたいんだ」
赤松「え……?あっ……!あぁ、そっか……また幻でも見てるんだ、私……」
最原「僕は夢でも幻でも無いよ。ちゃんとここに居るから!」
赤松「駄目だなぁ、私……また現実から逃げようとしてるんだ、本当に駄目な女の子……!」
最原「赤松さん!僕は本物の最原だよ!これは現実なんだ!僕の話を聞いてよ!」
赤松「許されるわけが無い、好きになって貰えるわけが無い、あんなことをしておいてまだそんな甘い幻想に浸ろうとしているの?私ってば本当に馬鹿……!」
最原「赤松さんっっ!」
赤松「もう黙ってよぉっ!」
最原「!?」
赤松「……良い匂い……素敵な雰囲気……私の大好きな空気だ……」
赤松「……最原くん……」
最原『……君の事なんて大嫌いだ』
赤松「……う、うぅ……ごめん、なさい……っ!」
赤松「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……ごめんなさい……っっ」
最原「……謝るのは僕の方だよ。赤松さん」
赤松「えっ……!?」
最原「……赤松さん、ごめん。僕は君に酷い事を言ってしまったことを謝りたいんだ」
赤松「え……?あっ……!あぁ、そっか……また幻でも見てるんだ、私……」
最原「僕は夢でも幻でも無いよ。ちゃんとここに居るから!」
赤松「駄目だなぁ、私……また現実から逃げようとしてるんだ、本当に駄目な女の子……!」
最原「赤松さん!僕は本物の最原だよ!これは現実なんだ!僕の話を聞いてよ!」
赤松「許されるわけが無い、好きになって貰えるわけが無い、あんなことをしておいてまだそんな甘い幻想に浸ろうとしているの?私ってば本当に馬鹿……!」
最原「赤松さんっっ!」
赤松「もう黙ってよぉっ!」
最原「!?」
744: 2017/04/28(金) 00:14:23.41 ID:S+L9Aqxl0
赤松「……許されないよ。許されちゃいけないよ……!あんな、あんな風に好きな人のことを傷つけた私が、最原くんに許されていいはずが無いんだよ!」
赤松「なんであんな事をしたのか今でもわからない!でも、でも……あれがどれだけ酷いことかなんて誰にだってわかるよ!殴って、蹴って、言葉でも傷つけて……あ、挙句の果てには頃しかけたんだよ!?皆を私が先導したんだよ!?私が最原くん虐めの首謀者なんだよ!」
赤松「……皆にも最原くんにもどんな顔して謝ったら良いのかわからないよ……!皆に嫌われて当然の存在なんだよ、私は……!」
最原「……それは違うよ」
赤松「………」
最原「……赤松さん、君は自分のことを嫌われて当然の存在って言ったけど、そんなことは無いよ。僕は君の事を嫌ったりなんかしていない」
赤松「……嘘だよ。だって、あんなに……」
最原「本当さ!僕は君のおかげで前を向けたんだ。だから今度は、僕が君を立ち直らせる番なんだ。君を救う番なんだよ!」
赤松「……そんなの昔の話だよ。今の私は君を傷つけた最低最悪の女、救う価値なんかこれっぽっちも無いんだよ」
最原「……あるさ、だって君は僕の好きな人なんだもの。好きな人を助けたいって言うのは理由にならないかな?」
赤松「………どうせこれは夢なんだもの、最原くんの言葉に意味なんか無いよ。今聞いているこれは、弱い私が生み出した幻聴だから……」
最原「っっ……!」
赤松「こんな私が愛されて良いはずが無いんだよ。最原くんに好きになって貰えるわけが無いんだからさ……」
最原「……違う!それは違うっ!」ギュッ!
赤松「えっ……!?」
赤松「なんであんな事をしたのか今でもわからない!でも、でも……あれがどれだけ酷いことかなんて誰にだってわかるよ!殴って、蹴って、言葉でも傷つけて……あ、挙句の果てには頃しかけたんだよ!?皆を私が先導したんだよ!?私が最原くん虐めの首謀者なんだよ!」
赤松「……皆にも最原くんにもどんな顔して謝ったら良いのかわからないよ……!皆に嫌われて当然の存在なんだよ、私は……!」
最原「……それは違うよ」
赤松「………」
最原「……赤松さん、君は自分のことを嫌われて当然の存在って言ったけど、そんなことは無いよ。僕は君の事を嫌ったりなんかしていない」
赤松「……嘘だよ。だって、あんなに……」
最原「本当さ!僕は君のおかげで前を向けたんだ。だから今度は、僕が君を立ち直らせる番なんだ。君を救う番なんだよ!」
赤松「……そんなの昔の話だよ。今の私は君を傷つけた最低最悪の女、救う価値なんかこれっぽっちも無いんだよ」
最原「……あるさ、だって君は僕の好きな人なんだもの。好きな人を助けたいって言うのは理由にならないかな?」
赤松「………どうせこれは夢なんだもの、最原くんの言葉に意味なんか無いよ。今聞いているこれは、弱い私が生み出した幻聴だから……」
最原「っっ……!」
赤松「こんな私が愛されて良いはずが無いんだよ。最原くんに好きになって貰えるわけが無いんだからさ……」
最原「……違う!それは違うっ!」ギュッ!
赤松「えっ……!?」
745: 2017/04/28(金) 00:15:24.34 ID:S+L9Aqxl0
最原「……赤松さん、僕は君の心が生み出した幻でもなんでもない。本物の最原終一だよ。この体温も感触も嘘だと君は言うの?」
赤松「放して……!わ、私は、あなたに抱きしめて貰う資格なんて……」
最原「それを言うなら僕だってそうだ。赤松さんに酷い事を……嫌いだなんて言ってしまった!君をたくさん傷つけてしまったんだ……」
赤松「そ、そんなの、私がしたことに比べれば全然……」
最原「……こうやって君を抱きしめる資格は僕には無いのかもしれない。でも、泣いている赤松さんを放っておく事なんて出来ない……!僕は、君に救われたから!君が大好きだから!君を助けたいって心の底から思うよ」
赤松「………」
最原「……ねえ信じて、赤松さん……。僕は君の事が大好きだよ。取り返しのつかない事になる前に君の心を救いたいんだ、だから……!」
赤松「………」
赤松(……最原くんの心臓の音……優しくて、温かくて、力強くて……聞いているだけで落ち着く、私の大好きな音だ……)
赤松(ううん、心臓の音だけじゃない。私を抱きしめてくれる腕も、語りかけてくれる声も、ぎこちないけど一生懸命さが伝わる表情も大好き……!大好きなんだ……!)
赤松「……ぃはら、くん……ごめんね……!」ポロポロ…
最原「………」
赤松「君の事を傷つけて本当にごめん……!それと、泣かないでって言われたのに今は笑えなくて本当にごめん……!ごめんねぇ……っ!」
最原「……良いんだ。僕も今、ちょっと……笑えそうに、無いから……っ!」ポロポロ…
赤松「放して……!わ、私は、あなたに抱きしめて貰う資格なんて……」
最原「それを言うなら僕だってそうだ。赤松さんに酷い事を……嫌いだなんて言ってしまった!君をたくさん傷つけてしまったんだ……」
赤松「そ、そんなの、私がしたことに比べれば全然……」
最原「……こうやって君を抱きしめる資格は僕には無いのかもしれない。でも、泣いている赤松さんを放っておく事なんて出来ない……!僕は、君に救われたから!君が大好きだから!君を助けたいって心の底から思うよ」
赤松「………」
最原「……ねえ信じて、赤松さん……。僕は君の事が大好きだよ。取り返しのつかない事になる前に君の心を救いたいんだ、だから……!」
赤松「………」
赤松(……最原くんの心臓の音……優しくて、温かくて、力強くて……聞いているだけで落ち着く、私の大好きな音だ……)
赤松(ううん、心臓の音だけじゃない。私を抱きしめてくれる腕も、語りかけてくれる声も、ぎこちないけど一生懸命さが伝わる表情も大好き……!大好きなんだ……!)
赤松「……ぃはら、くん……ごめんね……!」ポロポロ…
最原「………」
赤松「君の事を傷つけて本当にごめん……!それと、泣かないでって言われたのに今は笑えなくて本当にごめん……!ごめんねぇ……っ!」
最原「……良いんだ。僕も今、ちょっと……笑えそうに、無いから……っ!」ポロポロ…
746: 2017/04/28(金) 00:23:01.96 ID:S+L9Aqxl0
赤松「う、うわぁぁぁぁぁぁんっ!ごめんなさい!ごめんなさいっ!最原くん、ごめんなさいっ!」
最原「ぼ、僕の方こそ、君の事を嫌いだなんて言って、本当に……ぐすっ……」
赤松「……大好きだから」
最原「え……?」
赤松「一体どうしてあんなことをしちゃったのかはわからないけど、私が最原くんのことが大好きだってことだけは言いきれる真実だよ。私は、君のことが大好きなんだ……!」
最原「あ、赤松、さ……!?」
赤松「……最原くんに抱きしめられてると温かくて幸せな気持ちになるよ……。あなたのことを愛しているから、大好きだからこうなるんだよね?……これから先、あなたのことを同じくらい幸せにしてみせるからね、終一くん……!」
赤松楓の絶望度 99→0
希望の力が最大になりました!
最原「ぼ、僕の方こそ、君の事を嫌いだなんて言って、本当に……ぐすっ……」
赤松「……大好きだから」
最原「え……?」
赤松「一体どうしてあんなことをしちゃったのかはわからないけど、私が最原くんのことが大好きだってことだけは言いきれる真実だよ。私は、君のことが大好きなんだ……!」
最原「あ、赤松、さ……!?」
赤松「……最原くんに抱きしめられてると温かくて幸せな気持ちになるよ……。あなたのことを愛しているから、大好きだからこうなるんだよね?……これから先、あなたのことを同じくらい幸せにしてみせるからね、終一くん……!」
赤松楓の絶望度 99→0
希望の力が最大になりました!
747: 2017/04/28(金) 00:31:32.97 ID:S+L9Aqxl0
―――体育館
白銀「………」
最原「……君の負けだ、白銀さん。皆の説得は無事に終わった。もう誰一人として絶望なんてさせやしない!」
キーボ「最原くんの言うとおりです!あなたの野望は潰えました、おとなしく僕たちを外の世界に出して……」
白銀「くく……くくくくく……あははははは!」
最原「!?」
キーボ「な、何がおかしいんですか!?まさか気でも違ったのでしょうか?!」
白銀「……違うよぉ。私はいたって正常、まともそのものだよ。私が笑ってるのはね……あなたたちが計画通りに動いてくれたからなんだ!」
最原「な、何だって!?」
白銀「最原くんがみんなを説得して助け出すのも予定通り!この状況は私の台本通りに動いているんだよ!」
キーボ「な、何ですって!?あなたの目的は皆を絶望させることでは無いのですか!?」
白銀「……ううん、違うよ。私はこのダンガンロンパV3をもっと盛り上げたいの!その為に必要な希望と絶望を皆に与えてただけなんだよ!」
最原「ど、どういう意味だ……!?」
白銀「最原くんは皆から虐められて絶望したでしょ?その後、呪いが解けた皆も同じように絶望した……でも、その後皆で事件を解決して希望を掴み取ったんだよ!これこそ視聴者が望んでいるストーリーなんだよね!」
キーボ「な、何を言っているのかさっぱりです……。白銀さんは何をしたかったのでしょうか?」
白銀「あ~……キーボくん?まだ終わりじゃないんだよね。むしろこれが始まり……さあ最原くん、もう一度呪いを体験しようか?」
最原「!?」
白銀「………」
最原「……君の負けだ、白銀さん。皆の説得は無事に終わった。もう誰一人として絶望なんてさせやしない!」
キーボ「最原くんの言うとおりです!あなたの野望は潰えました、おとなしく僕たちを外の世界に出して……」
白銀「くく……くくくくく……あははははは!」
最原「!?」
キーボ「な、何がおかしいんですか!?まさか気でも違ったのでしょうか?!」
白銀「……違うよぉ。私はいたって正常、まともそのものだよ。私が笑ってるのはね……あなたたちが計画通りに動いてくれたからなんだ!」
最原「な、何だって!?」
白銀「最原くんがみんなを説得して助け出すのも予定通り!この状況は私の台本通りに動いているんだよ!」
キーボ「な、何ですって!?あなたの目的は皆を絶望させることでは無いのですか!?」
白銀「……ううん、違うよ。私はこのダンガンロンパV3をもっと盛り上げたいの!その為に必要な希望と絶望を皆に与えてただけなんだよ!」
最原「ど、どういう意味だ……!?」
白銀「最原くんは皆から虐められて絶望したでしょ?その後、呪いが解けた皆も同じように絶望した……でも、その後皆で事件を解決して希望を掴み取ったんだよ!これこそ視聴者が望んでいるストーリーなんだよね!」
キーボ「な、何を言っているのかさっぱりです……。白銀さんは何をしたかったのでしょうか?」
白銀「あ~……キーボくん?まだ終わりじゃないんだよね。むしろこれが始まり……さあ最原くん、もう一度呪いを体験しようか?」
最原「!?」
748: 2017/04/28(金) 00:33:38.78 ID:S+L9Aqxl0
白銀「皆と和解して更に仲良くなったよね?絆を深めたよね?だったら、呪いの効果は更に増すはずだよ!もっと深い絶望が見れるんだよ!」
キーボ「ま、まさか……もう一度あの一週間を繰り返すつもりですか!?」
白銀「そうだよ!でも一度なんかじゃないんだ!何度も何度も繰り返そうよ!皆を絶望させて、希望を掴み取って、更に深い絶望と希望の誕生を繰り返そうよ!みんな大喜びだよ!」
最原「さ、させるものか!君を拘束して真宮寺くんにあの本を焼却して貰えば……」
白銀「……無駄だよ。だってもう、呪いはかけ終わったんだもん」
最原「なっ!?」
白銀「……明日が楽しみだね。今度は真宮寺くんも味方じゃないよ。キーボくんも性格を入間さんに改変して貰うから敵になるし、ゴン太くんがどこまで持つのか見ものだね!」
キーボ「そ、そんなぁ……!」
最原「………」
白銀「……ま、せいぜい良い絶望を見せてね!それじゃあまた明日、さいなら~!」タタタ…
キーボ「ど、どうしましょう!?このままじゃ皆がまた最原くんを……」
最原「………」
キーボ「最原くん、とにかく身を隠す場所を考えましょう!一週間隠れていればなんとか……」
最原「……いや、僕は隠れないよ。普通に過ごしてみせる」
キーボ「えっ!?」
最原「もうネタはわかってるんだ。皆に何をされようと僕は動じない……!もう白銀さんの思い通りにはさせはしない!」
キーボ「で、でも、そうしたら最原くんの命が……」
最原「……大丈夫だよキーボくん。なんだかそんな気がするんだ。確信に近いものを感じてる、きっと大丈夫だって思うんだ」
最原(そうさ、皆のためにも耐えるだけだ!また一週間耐えれば良いだけなんだ!)
最原(……と、僕は思っていた。だけど、次の日から起きる出来事は僕の想像をはるかに超えていた。そう、予想外のことが起きたのだ)
キーボ「ま、まさか……もう一度あの一週間を繰り返すつもりですか!?」
白銀「そうだよ!でも一度なんかじゃないんだ!何度も何度も繰り返そうよ!皆を絶望させて、希望を掴み取って、更に深い絶望と希望の誕生を繰り返そうよ!みんな大喜びだよ!」
最原「さ、させるものか!君を拘束して真宮寺くんにあの本を焼却して貰えば……」
白銀「……無駄だよ。だってもう、呪いはかけ終わったんだもん」
最原「なっ!?」
白銀「……明日が楽しみだね。今度は真宮寺くんも味方じゃないよ。キーボくんも性格を入間さんに改変して貰うから敵になるし、ゴン太くんがどこまで持つのか見ものだね!」
キーボ「そ、そんなぁ……!」
最原「………」
白銀「……ま、せいぜい良い絶望を見せてね!それじゃあまた明日、さいなら~!」タタタ…
キーボ「ど、どうしましょう!?このままじゃ皆がまた最原くんを……」
最原「………」
キーボ「最原くん、とにかく身を隠す場所を考えましょう!一週間隠れていればなんとか……」
最原「……いや、僕は隠れないよ。普通に過ごしてみせる」
キーボ「えっ!?」
最原「もうネタはわかってるんだ。皆に何をされようと僕は動じない……!もう白銀さんの思い通りにはさせはしない!」
キーボ「で、でも、そうしたら最原くんの命が……」
最原「……大丈夫だよキーボくん。なんだかそんな気がするんだ。確信に近いものを感じてる、きっと大丈夫だって思うんだ」
最原(そうさ、皆のためにも耐えるだけだ!また一週間耐えれば良いだけなんだ!)
最原(……と、僕は思っていた。だけど、次の日から起きる出来事は僕の想像をはるかに超えていた。そう、予想外のことが起きたのだ)
767: 2017/05/01(月) 20:25:05.93 ID:IRqIgBEp0
―――翌日 食堂
最原「………」
最原(また地獄の様な日々が始まる。でも、僕はくじけない!みんなとまた笑うためにも耐え切ってみせる!)
最原「よし、行くぞ!」
―――ガチャッ
白銀「……ふふ」ニタァ…
最原「……おはよう、みんな」
百田「おう、しゅう……最原!おはよう」
王馬「遅かったね~、待ちくたびれちゃったよ!」
東条「最原くん、あなたのために作った特別な料理があるの。ぜひ食べて頂戴」
最原「へえ、そうなんだ。ありがとう、東条さん!」
東条「良いのよ。さあ、これよ……遠慮せずに食べて」
キーボ「はわわ……!」
最原「………」
最原(また地獄の様な日々が始まる。でも、僕はくじけない!みんなとまた笑うためにも耐え切ってみせる!)
最原「よし、行くぞ!」
―――ガチャッ
白銀「……ふふ」ニタァ…
最原「……おはよう、みんな」
百田「おう、しゅう……最原!おはよう」
王馬「遅かったね~、待ちくたびれちゃったよ!」
東条「最原くん、あなたのために作った特別な料理があるの。ぜひ食べて頂戴」
最原「へえ、そうなんだ。ありがとう、東条さん!」
東条「良いのよ。さあ、これよ……遠慮せずに食べて」
キーボ「はわわ……!」
768: 2017/05/01(月) 20:25:48.05 ID:IRqIgBEp0
最原(……予想はしてたけど不味そうだな。でも、食べられそうなものが出てくるだけましか)
白銀「ククク……!」
最原「……ありがとう、東条さん!じゃあ、さっそく頂くよ!」
東条「ええ、召し上がれ」
キーボ「さ、最原くん!ちょっとまっ……」
最原「い、頂きます!」パクッ…
キーボ「ああっ!?」
最原「…………んぐっ!?」
最原(……あれ?意外と普通に食べられる……と言うより、これ普通に……)
最原「美味しい……?」
白銀「え……?」
白銀「ククク……!」
最原「……ありがとう、東条さん!じゃあ、さっそく頂くよ!」
東条「ええ、召し上がれ」
キーボ「さ、最原くん!ちょっとまっ……」
最原「い、頂きます!」パクッ…
キーボ「ああっ!?」
最原「…………んぐっ!?」
最原(……あれ?意外と普通に食べられる……と言うより、これ普通に……)
最原「美味しい……?」
白銀「え……?」
769: 2017/05/01(月) 20:27:02.27 ID:IRqIgBEp0
東条「ふふ……!お口に召した様でなによりね。まだ食べるかしら?」
最原「え、っと……?」
最原(な、何だ?皆は呪いにかかっているはずだよね?なのに何でこんな見た目以外は普通の料理を僕に食べさせるんだ?)
赤松「……最原くん、食事の手が止まってるよ。もしかして本当は料理を食べたくないんじゃない?」
最原「えっ!?」
赤松「……私、最原くんのことを困らせたいんだよね……だから、ほら」スッ…
最原「あ、赤松さん?な、何してるの?」
赤松「なにって、最原くんにご飯を食べさせようとしてるんだよ。ほら、口を開けてよ……!」
最原「そ、それって、その、俗に言う……」
赤松「最原くん……あ~ん、して♡」
最原「~~~~っっ!?」
夜長「ふふふ……終一、困ってるね~!アンジーも困らせちゃおうっと!」スッ…
夢野「んあ~!ウチも!ウチも最原を困らせるぞい!」スッ…
最原「え、えっと、な、なにがどうなってるの……?」
最原「え、っと……?」
最原(な、何だ?皆は呪いにかかっているはずだよね?なのに何でこんな見た目以外は普通の料理を僕に食べさせるんだ?)
赤松「……最原くん、食事の手が止まってるよ。もしかして本当は料理を食べたくないんじゃない?」
最原「えっ!?」
赤松「……私、最原くんのことを困らせたいんだよね……だから、ほら」スッ…
最原「あ、赤松さん?な、何してるの?」
赤松「なにって、最原くんにご飯を食べさせようとしてるんだよ。ほら、口を開けてよ……!」
最原「そ、それって、その、俗に言う……」
赤松「最原くん……あ~ん、して♡」
最原「~~~~っっ!?」
夜長「ふふふ……終一、困ってるね~!アンジーも困らせちゃおうっと!」スッ…
夢野「んあ~!ウチも!ウチも最原を困らせるぞい!」スッ…
最原「え、えっと、な、なにがどうなってるの……?」
770: 2017/05/01(月) 20:27:38.44 ID:IRqIgBEp0
春川「……駄目だよ皆、それじゃあ最原が口を開けなきゃ食べさせられないでしょ?無理やりにでも食べさせるっていうならさ……」パクッ
最原「えっ……!?」
春川「……んっ♡」
―――ちゅっ
最原「!?!?!?!?!?」
星「……なるほど、口移しか、それなら最原も逃げられねえな。にしても嫌がらせの為とは言え大胆なことをしやがる」
春川「……ぷはぁ。ふふ……この位しなきゃ駄目だって!さ、皆もやってみなよ」
最原「は、春川さん!?いったい、何をして……っっ!?」
赤松「最原く~ん……とっても困ってたね?私も困らせちゃおうかな~……!」
夜長「お腹がはちきれるまで食べさせてあげるよ~!……もちろん、今の魔姫と同じ食べ方でね~!」
獄原「あ、じゃあゴン太も!」
王馬「いや、ゴン太と最原ちゃんのキスシーンなんて誰も望んでないから!」
夢野「ウチもやる!ウチも~!」
茶柱「わーわー!駄目ですよ夢野さん!まだ夢野さんにあれは早いですって!」
天海「くくくくく……!」プルプル…
キーボ「???」
最原「えっ……!?」
春川「……んっ♡」
―――ちゅっ
最原「!?!?!?!?!?」
星「……なるほど、口移しか、それなら最原も逃げられねえな。にしても嫌がらせの為とは言え大胆なことをしやがる」
春川「……ぷはぁ。ふふ……この位しなきゃ駄目だって!さ、皆もやってみなよ」
最原「は、春川さん!?いったい、何をして……っっ!?」
赤松「最原く~ん……とっても困ってたね?私も困らせちゃおうかな~……!」
夜長「お腹がはちきれるまで食べさせてあげるよ~!……もちろん、今の魔姫と同じ食べ方でね~!」
獄原「あ、じゃあゴン太も!」
王馬「いや、ゴン太と最原ちゃんのキスシーンなんて誰も望んでないから!」
夢野「ウチもやる!ウチも~!」
茶柱「わーわー!駄目ですよ夢野さん!まだ夢野さんにあれは早いですって!」
天海「くくくくく……!」プルプル…
キーボ「???」
771: 2017/05/01(月) 20:28:21.60 ID:IRqIgBEp0
―――昼 廊下
最原「……ど、どうなってるんだ?ある意味では神経をすり減らしたけど、天国みたいな時間だったとも言えるんだよな……」
最原「……いや、もしかしたら僕を油断させるための作戦なのかもしれない。気を抜かないようにしないと!」
天海「あ、最原くん、丁度良い所に!」
最原「ほら来た!」
天海「ちょっと爪を弄らせて貰えませんかね?嫌とは言わせませんけど」
最原「……ああ、わかったよ」
天海「そうっすか!それじゃあ地下のゲームコーナーでやりましょう!」
最原「………」
最原「……ど、どうなってるんだ?ある意味では神経をすり減らしたけど、天国みたいな時間だったとも言えるんだよな……」
最原「……いや、もしかしたら僕を油断させるための作戦なのかもしれない。気を抜かないようにしないと!」
天海「あ、最原くん、丁度良い所に!」
最原「ほら来た!」
天海「ちょっと爪を弄らせて貰えませんかね?嫌とは言わせませんけど」
最原「……ああ、わかったよ」
天海「そうっすか!それじゃあ地下のゲームコーナーでやりましょう!」
最原「………」
772: 2017/05/01(月) 20:30:44.45 ID:IRqIgBEp0
―――ゲームコーナー
天海「さ、始めましょうか!」
最原(……ペンチで爪を剥がされるか、はたまた爪と肉の間に針を刺されるか……?どちらにしても耐えて見せるぞ!)
天海「それじゃあブラシで丁寧に磨いてっと……」シュッシュッ…
最原(天海くんも本心でやっている訳じゃあないんだ。それがわかっているから、僕は彼を恨んだりはしない)
天海「お、結構綺麗っすね!でもちょっと手入れが悪いかな?」
最原(白銀さんの思い通りにはさせないぞ!僕が我慢すれば良いだけの話なんだ!)
天海「~~~~♪~~~~♪」サッサッ…
最原「って……あれ?」
天海「こんな感じっすかね!いや~、最原くんの時間を無駄に取らせて趣味も出来るんだから嫌がらせさまさまっすね!」
最原「え?もう終わり?ぺ、ペンチは?針は?」
天海「ははは!面白いこと言いますね~!そんな事しないっすよ。……誰も、ね」
最原「え?」
天海「そういえば茶柱さんが探してましたよ!彼女の所に行ってあげたらどうっすかね?」
最原「あ、ああ、うん……じゃあ、行ってくるよ……」スタスタ…
天海「……さて、まだ少しは楽しめるっすかね?」
天海「さ、始めましょうか!」
最原(……ペンチで爪を剥がされるか、はたまた爪と肉の間に針を刺されるか……?どちらにしても耐えて見せるぞ!)
天海「それじゃあブラシで丁寧に磨いてっと……」シュッシュッ…
最原(天海くんも本心でやっている訳じゃあないんだ。それがわかっているから、僕は彼を恨んだりはしない)
天海「お、結構綺麗っすね!でもちょっと手入れが悪いかな?」
最原(白銀さんの思い通りにはさせないぞ!僕が我慢すれば良いだけの話なんだ!)
天海「~~~~♪~~~~♪」サッサッ…
最原「って……あれ?」
天海「こんな感じっすかね!いや~、最原くんの時間を無駄に取らせて趣味も出来るんだから嫌がらせさまさまっすね!」
最原「え?もう終わり?ぺ、ペンチは?針は?」
天海「ははは!面白いこと言いますね~!そんな事しないっすよ。……誰も、ね」
最原「え?」
天海「そういえば茶柱さんが探してましたよ!彼女の所に行ってあげたらどうっすかね?」
最原「あ、ああ、うん……じゃあ、行ってくるよ……」スタスタ…
天海「……さて、まだ少しは楽しめるっすかね?」
786: 2017/05/02(火) 22:15:25.10 ID:h90zkX820
―――茶柱の研究教室
茶柱「むむ!やっと来ましたね最原さん!」
最原「え、えっと、天海くんから僕を探してるって聞いたんだけど何の用かな?」
茶柱「ふっふっふ……最原さんには転子のネオ合気道の新技の餌食になってもらいます!」
最原「あ、そのパターンか……」
茶柱「いざ、お覚悟を!」
最原「よ、よし、多少のダメージは覚悟して技を受けよう。大丈夫、あの日々に比べればきっとましなはず……」
茶柱「行きますよ!新技、転子流拘束術です!」ガシッ!
最原「うわっ!?こ、これは……」
茶柱「暴れる男氏を完璧に拘束する技です!背後から両腕を取りつつ体を密着させることによって反撃を許しません!無理に動けば腕を極めますよ!」
最原「な、なるほど……痛くはないけどまったく動けないや……」
茶柱「そして……今回は更に追加でっす!」
最原「え……?」
夢野「んあー!よくやったぞ転子!最原はこれで動けんな!」
最原「ゆ、夢野さん!なるほど、二人で協力してくるのか……前もそうだったし、妥当な所かな……」
茶柱「さあ夢野さん!やっちゃってください!」
夢野「おお!最原、覚悟するがよい」
最原「くっ……!」
茶柱「むむ!やっと来ましたね最原さん!」
最原「え、えっと、天海くんから僕を探してるって聞いたんだけど何の用かな?」
茶柱「ふっふっふ……最原さんには転子のネオ合気道の新技の餌食になってもらいます!」
最原「あ、そのパターンか……」
茶柱「いざ、お覚悟を!」
最原「よ、よし、多少のダメージは覚悟して技を受けよう。大丈夫、あの日々に比べればきっとましなはず……」
茶柱「行きますよ!新技、転子流拘束術です!」ガシッ!
最原「うわっ!?こ、これは……」
茶柱「暴れる男氏を完璧に拘束する技です!背後から両腕を取りつつ体を密着させることによって反撃を許しません!無理に動けば腕を極めますよ!」
最原「な、なるほど……痛くはないけどまったく動けないや……」
茶柱「そして……今回は更に追加でっす!」
最原「え……?」
夢野「んあー!よくやったぞ転子!最原はこれで動けんな!」
最原「ゆ、夢野さん!なるほど、二人で協力してくるのか……前もそうだったし、妥当な所かな……」
茶柱「さあ夢野さん!やっちゃってください!」
夢野「おお!最原、覚悟するがよい」
最原「くっ……!」
787: 2017/05/02(火) 22:16:14.25 ID:h90zkX820
夢野「よいしょ、っと……」ダキッ…
最原「……ん?なにやってるの?」
夢野「ふっふっふ……最原にはわからんじゃろう。ウチの行っている恐ろしい魔法はな!ウチはお主のマナをこうして抱きつくことによって吸い取っておるのじゃ!」
最原「え、え~っと……」
夢野「ふっふっふ……まったく動けぬままにマナを吸い取られ、衰弱氏する恐怖を感じるが良い!かーっかっか!」
最原(……僕にしてみたらただ抱きつかれてるだけなんだけどな……)
茶柱「流石は夢野さん!なんて恐ろしい事を思いつくのでしょう!転子も全力でお手伝いさせていただきますよ!」ギュッ!
最原「わ、わわわわわっ!?」
最原(む、胸が!?茶柱さんの胸が、背中にっ!?)
夢野「んあー……転子、ウチは立つのに疲れたぞい。最原を座らせてくれ」
茶柱「お安い御用です!ほいっ!」
最原「うわっ!?」ズデーン!
夢野「わーい!これで楽チンじゃ!それじゃあ、ウチは少し眠るかの……」スヤァ…
最原「ゆ、夢野さん!?……もう寝ちゃった……!」
茶柱「ああ、最原さんを抱きしめながら夢野さんの寝顔を見つめる……転子の天国はここにあったんですね!?……いや、待ってください。最原さんに抱きしめられながら夢野さんを抱きかかえるというのも捨てがたい様な……!」ブツブツ…
最原(うわ……前も後ろも柔らかい……!ぜ、絶対口には出せないけど……)
夢野「すぴー……すやぁ……」zzz…
最原「……ん?なにやってるの?」
夢野「ふっふっふ……最原にはわからんじゃろう。ウチの行っている恐ろしい魔法はな!ウチはお主のマナをこうして抱きつくことによって吸い取っておるのじゃ!」
最原「え、え~っと……」
夢野「ふっふっふ……まったく動けぬままにマナを吸い取られ、衰弱氏する恐怖を感じるが良い!かーっかっか!」
最原(……僕にしてみたらただ抱きつかれてるだけなんだけどな……)
茶柱「流石は夢野さん!なんて恐ろしい事を思いつくのでしょう!転子も全力でお手伝いさせていただきますよ!」ギュッ!
最原「わ、わわわわわっ!?」
最原(む、胸が!?茶柱さんの胸が、背中にっ!?)
夢野「んあー……転子、ウチは立つのに疲れたぞい。最原を座らせてくれ」
茶柱「お安い御用です!ほいっ!」
最原「うわっ!?」ズデーン!
夢野「わーい!これで楽チンじゃ!それじゃあ、ウチは少し眠るかの……」スヤァ…
最原「ゆ、夢野さん!?……もう寝ちゃった……!」
茶柱「ああ、最原さんを抱きしめながら夢野さんの寝顔を見つめる……転子の天国はここにあったんですね!?……いや、待ってください。最原さんに抱きしめられながら夢野さんを抱きかかえるというのも捨てがたい様な……!」ブツブツ…
最原(うわ……前も後ろも柔らかい……!ぜ、絶対口には出せないけど……)
夢野「すぴー……すやぁ……」zzz…
788: 2017/05/02(火) 22:17:16.98 ID:h90zkX820
―――数時間後
最原「……結局僕も夢野さんを抱き枕にして昼寝してしまった……起きた時に茶柱さんが鼻血を出していたのは見なかった事にしよう」
最原「でも……なにか変だぞ?呪いにかかっている割には皆僕に好意的と言うか、嫌がらせが中途半端……と言うより、僕の為にしかなっていないような……?」
百田「……おう、最原」
最原「あっ!百田くん!」
百田「ちょっとツラ貸せよ。ひでー事してやるからよ!」
最原「………」
最原(とうとう来てしまったか……でも、僕は百田くんとの友情にかけてこれを耐え切ってみせる!)
最原「わかったよ。どこに行けば良いの?」
百田「良い返事だ、俺に着いて来な!」
最原「……結局僕も夢野さんを抱き枕にして昼寝してしまった……起きた時に茶柱さんが鼻血を出していたのは見なかった事にしよう」
最原「でも……なにか変だぞ?呪いにかかっている割には皆僕に好意的と言うか、嫌がらせが中途半端……と言うより、僕の為にしかなっていないような……?」
百田「……おう、最原」
最原「あっ!百田くん!」
百田「ちょっとツラ貸せよ。ひでー事してやるからよ!」
最原「………」
最原(とうとう来てしまったか……でも、僕は百田くんとの友情にかけてこれを耐え切ってみせる!)
最原「わかったよ。どこに行けば良いの?」
百田「良い返事だ、俺に着いて来な!」
789: 2017/05/02(火) 22:18:26.33 ID:h90zkX820
―――カジノ
最原「あれ?ここって……」
百田「カジノだよ。ここでお前を利用してメダルをがっぽり稼いでやるんだ!」
最原「僕を利用する……?」
百田「おう!お前は頭が良い、そのお前に頭脳労働をさせて効率の良いメダルの稼ぎ方を考えさせる。俺はそれに従ってメダルを稼ぐってわけだ!」
最原「そ、それのどこが酷いことなわけ……?」
百田「なに、ただ遊んだ俺と頑張って頭を働かせたお前の取り分は5対5でイーブンだ!お前の労働に見合った報酬はやらねー!俺はなんて酷いやつだ!ははははは!」
最原「は、はあ……」
星「……何やってんだ、お前ら?」
最原「あ、星くん!」
百田「おう、星!今からしゅう……最原とここであそ……嫌がらせをしてやろうと思ってな!」
星「ほう……なら、先立つものが必要だな。これを使え」ドサッ!
最原「わっ!?メダルがこんなに沢山!?もらっちゃって良いの?」
星「暇つぶしで手に入れたもんだ、執着しねーよ。せいぜい最原の嫌がらせの為に使ってやりな」
百田「おお、そんじゃあありがたく使わせてもらうぜ!」
最原「あ、ありがとう、星くん……」
星「ふん……まさか嫌がらせを仕掛けた張本人からお礼を言われるとはな……」スタスタ…
最原(……嫌がらせって、僕たちが遊ぶ為のメダルを渡してくれただけじゃないか。僕は何も困らないけどな……?)
百田「よっしゃ!早速行くぜ!」
最原「あれ?ここって……」
百田「カジノだよ。ここでお前を利用してメダルをがっぽり稼いでやるんだ!」
最原「僕を利用する……?」
百田「おう!お前は頭が良い、そのお前に頭脳労働をさせて効率の良いメダルの稼ぎ方を考えさせる。俺はそれに従ってメダルを稼ぐってわけだ!」
最原「そ、それのどこが酷いことなわけ……?」
百田「なに、ただ遊んだ俺と頑張って頭を働かせたお前の取り分は5対5でイーブンだ!お前の労働に見合った報酬はやらねー!俺はなんて酷いやつだ!ははははは!」
最原「は、はあ……」
星「……何やってんだ、お前ら?」
最原「あ、星くん!」
百田「おう、星!今からしゅう……最原とここであそ……嫌がらせをしてやろうと思ってな!」
星「ほう……なら、先立つものが必要だな。これを使え」ドサッ!
最原「わっ!?メダルがこんなに沢山!?もらっちゃって良いの?」
星「暇つぶしで手に入れたもんだ、執着しねーよ。せいぜい最原の嫌がらせの為に使ってやりな」
百田「おお、そんじゃあありがたく使わせてもらうぜ!」
最原「あ、ありがとう、星くん……」
星「ふん……まさか嫌がらせを仕掛けた張本人からお礼を言われるとはな……」スタスタ…
最原(……嫌がらせって、僕たちが遊ぶ為のメダルを渡してくれただけじゃないか。僕は何も困らないけどな……?)
百田「よっしゃ!早速行くぜ!」
790: 2017/05/02(火) 22:21:48.76 ID:h90zkX820
―――モノモノスロット
最原「やった!またボーナスステージだ!」
百田「うぉぉ……全然揃わねえ……」
―――SAKE NO TUKAIMDORI
最原「えっと……これが赤で、緑がこれで……」
百田「よっしゃモノダム!って、これ魚雷じゃねえか!?」
―――OUTLAW RUN
最原「ブレインドライブで慣れてて良かったぁ……」
百田「う、上手く運転できねえ……ロケットは無いのか!?」
―――お宝発見!モノリス
最原「……ここはこう、次はこうして……よし、Sランクだ!」
百田「………」←Cランク
―――夜
最原「あはははは……」←メダルカンスト
百田「」←全部スった
最原「め、メダル、稼いだ額を半分ずつだよね?」
百田「……す、すまねえ……まさかあれだけあったメダルを全部失うとは……!」
最原「気にしないでよ。楽しかったしさ!そろそろ夜時間だから僕は帰るね。百田くんはどうするの?」
百田「俺はこのメダルを元手にリベンジだ!今度こそ勝ってみせるぜ!」
最原「あ、うん。頑張ってね……」
最原(また負けるな。間違いない)
最原「やった!またボーナスステージだ!」
百田「うぉぉ……全然揃わねえ……」
―――SAKE NO TUKAIMDORI
最原「えっと……これが赤で、緑がこれで……」
百田「よっしゃモノダム!って、これ魚雷じゃねえか!?」
―――OUTLAW RUN
最原「ブレインドライブで慣れてて良かったぁ……」
百田「う、上手く運転できねえ……ロケットは無いのか!?」
―――お宝発見!モノリス
最原「……ここはこう、次はこうして……よし、Sランクだ!」
百田「………」←Cランク
―――夜
最原「あはははは……」←メダルカンスト
百田「」←全部スった
最原「め、メダル、稼いだ額を半分ずつだよね?」
百田「……す、すまねえ……まさかあれだけあったメダルを全部失うとは……!」
最原「気にしないでよ。楽しかったしさ!そろそろ夜時間だから僕は帰るね。百田くんはどうするの?」
百田「俺はこのメダルを元手にリベンジだ!今度こそ勝ってみせるぜ!」
最原「あ、うん。頑張ってね……」
最原(また負けるな。間違いない)
791: 2017/05/02(火) 22:27:18.20 ID:h90zkX820
―――寄宿舎
最原「あー、楽しかった!やっぱり百田くんと遊ぶのは楽しい……って、あれ?」
最原「……やっぱりまるで嫌がらせになってないよね?遊んでるだけだった様な……?今日は呪いの効き目が悪かったのかな?明日からが本番とか……」ガチャ…
赤松「あ、最原くん!おかえりなさい!」
最原「」バタン!
最原「……なんだろう。今一瞬、とても幸せな光景が僕の部屋の中に広がっていた気がする……。気のせいだよね?」ガチャ…
夜長「お帰り終一!ご飯にする?お風呂にする?それともアンジーにする~?」
最原「」バタン!
最原「……これはこれで幸せな光景だったな。やっぱり疲れてるのかな?なんで新婚生活みたいな光景が僕の部屋の中で繰り広げられてるんだろう?」ガチャ…
赤松「そろそろ中に入ったら?いつまでもそこに居るのもおかしいでしょ?」
夜長「終一の部屋なんだから遠慮する事無いよ~!」
最原「あ、うん……それじゃあ、ただいま……」バタン
夜長「おっかえり~!」
赤松「お邪魔してま~す!」
最原「あー、楽しかった!やっぱり百田くんと遊ぶのは楽しい……って、あれ?」
最原「……やっぱりまるで嫌がらせになってないよね?遊んでるだけだった様な……?今日は呪いの効き目が悪かったのかな?明日からが本番とか……」ガチャ…
赤松「あ、最原くん!おかえりなさい!」
最原「」バタン!
最原「……なんだろう。今一瞬、とても幸せな光景が僕の部屋の中に広がっていた気がする……。気のせいだよね?」ガチャ…
夜長「お帰り終一!ご飯にする?お風呂にする?それともアンジーにする~?」
最原「」バタン!
最原「……これはこれで幸せな光景だったな。やっぱり疲れてるのかな?なんで新婚生活みたいな光景が僕の部屋の中で繰り広げられてるんだろう?」ガチャ…
赤松「そろそろ中に入ったら?いつまでもそこに居るのもおかしいでしょ?」
夜長「終一の部屋なんだから遠慮する事無いよ~!」
最原「あ、うん……それじゃあ、ただいま……」バタン
夜長「おっかえり~!」
赤松「お邪魔してま~す!」
792: 2017/05/02(火) 22:37:27.70 ID:h90zkX820
最原「えっと……二人は何でここに?」
夜長「小吉にピッキングで鍵を開けてもらってね~!二人で待ってたのだ~!」
赤松「最原くんのプライバシーを侵害しちゃうなんて酷い嫌がらせだよね!いやー、神ってるよ!」
夜長「あ~!楓、それはアンジーの台詞だよ~!」
赤松「細かい事は気にしないでよ!楽しければ良いじゃん!」
夜長「それもそうだね~!そんじゃ、次の嫌がらせ行ってみようか!」
最原「えっ……?わっ!?」ドサッ!
赤松「ふふふ……!最強のパーソナルスペースである自分のベッドを占領された気分はどう?」
夜長「終一のベッド、もうアンジーたちのものだよ~!」
最原「あ、あの、えっと、二人とも、近いと言うか、大胆と言うか……!?」
赤松「あ~、顔が真っ赤だよ~?私たちが近づくと最原くんは困っちゃうんだ?」
夜長「なら……やる事は一つだね~!」
最原「!?」
赤松「ほ~ら、最原くん。段々近づいちゃうよ~……!」ジリジリ
夜長「ふふふ……終一はどこまで耐えられるかな~?」ジリジリ
最原「わ、わ……!?」
赤松「……もう少しで体がくっついちゃうね?困る?最原くん、困ってる?」ジリジリ…
夜長「耳まで真っ赤だね~!すごく可愛いよ、終一……!」ジリジリ…
最原(に、逃げ場が無い!どっちを向いても柔らかい感触と良い匂いがする!)
赤松「……ほら、上から圧し掛かっちゃうぞ~!」
夜長「重くて終一も困るよね?にゃははは~!」
最原(や、柔らかい!温かい!良い匂いがする!顔が近い!二人とも可愛い!あとやっぱり柔らかい!主に胸の部分が!)
夜長「小吉にピッキングで鍵を開けてもらってね~!二人で待ってたのだ~!」
赤松「最原くんのプライバシーを侵害しちゃうなんて酷い嫌がらせだよね!いやー、神ってるよ!」
夜長「あ~!楓、それはアンジーの台詞だよ~!」
赤松「細かい事は気にしないでよ!楽しければ良いじゃん!」
夜長「それもそうだね~!そんじゃ、次の嫌がらせ行ってみようか!」
最原「えっ……?わっ!?」ドサッ!
赤松「ふふふ……!最強のパーソナルスペースである自分のベッドを占領された気分はどう?」
夜長「終一のベッド、もうアンジーたちのものだよ~!」
最原「あ、あの、えっと、二人とも、近いと言うか、大胆と言うか……!?」
赤松「あ~、顔が真っ赤だよ~?私たちが近づくと最原くんは困っちゃうんだ?」
夜長「なら……やる事は一つだね~!」
最原「!?」
赤松「ほ~ら、最原くん。段々近づいちゃうよ~……!」ジリジリ
夜長「ふふふ……終一はどこまで耐えられるかな~?」ジリジリ
最原「わ、わ……!?」
赤松「……もう少しで体がくっついちゃうね?困る?最原くん、困ってる?」ジリジリ…
夜長「耳まで真っ赤だね~!すごく可愛いよ、終一……!」ジリジリ…
最原(に、逃げ場が無い!どっちを向いても柔らかい感触と良い匂いがする!)
赤松「……ほら、上から圧し掛かっちゃうぞ~!」
夜長「重くて終一も困るよね?にゃははは~!」
最原(や、柔らかい!温かい!良い匂いがする!顔が近い!二人とも可愛い!あとやっぱり柔らかい!主に胸の部分が!)
793: 2017/05/02(火) 22:49:49.20 ID:h90zkX820
赤松「……ねえ、アンジーさん。最原くんの事、もっと困らせてあげようか?」
夜長「そだね~!だってアンジーたちは終一の事が大嫌いだもんね~!」
赤松「ふふふ……!そうだね、どうしてあげようか?」
最原(み、耳元で!?)ゾワッ!
夜長「……服を脱いでみちゃおっか?終一、きっと顔を真っ赤にして困ると思うよ~!」
赤松「そうだね……!すごく慌てちゃって、きっと可愛いんだろうな~!」
最原「!?」
夜長「……楓、どこまで脱ぐ?シャツ?スカート?それとも……」
赤松「当然、最原くんが一番困る所までだよ……!」
最原「!?!?」
夜長「わお!終一の前ですっぽんぽんになっちゃうんだね!でもでも~、そんなことして終一に襲われちゃわないかな~?アンジーたち、か弱い女の子なんだよ~?」
赤松「大丈夫だよ!だって、最原くんが嫌がらせをしている私たちの事を好きになるわけないじゃない!むしろ大嫌いで裸なんか見せられても困るだけだし、触りたくなんか無いに決まってるよ!」
最原(それは違うぞ!)
夜長「そだね~!だってアンジーたちは終一の事が大嫌いだもんね~!」
赤松「ふふふ……!そうだね、どうしてあげようか?」
最原(み、耳元で!?)ゾワッ!
夜長「……服を脱いでみちゃおっか?終一、きっと顔を真っ赤にして困ると思うよ~!」
赤松「そうだね……!すごく慌てちゃって、きっと可愛いんだろうな~!」
最原「!?」
夜長「……楓、どこまで脱ぐ?シャツ?スカート?それとも……」
赤松「当然、最原くんが一番困る所までだよ……!」
最原「!?!?」
夜長「わお!終一の前ですっぽんぽんになっちゃうんだね!でもでも~、そんなことして終一に襲われちゃわないかな~?アンジーたち、か弱い女の子なんだよ~?」
赤松「大丈夫だよ!だって、最原くんが嫌がらせをしている私たちの事を好きになるわけないじゃない!むしろ大嫌いで裸なんか見せられても困るだけだし、触りたくなんか無いに決まってるよ!」
最原(それは違うぞ!)
794: 2017/05/02(火) 22:59:14.40 ID:h90zkX820
夜長「なるなる~!楓は頭が良いね~!……って、事はさぁ……その状態でアンジーたちの事を触らせれば、終一に対するものすごい嫌がらせになるよね~?」
最原「!?!?!?」
赤松「あはっ!アンジーさん、冴えてるね!そうだよ、最原くんも大困りだよ!」
夜長「そっか~!なら、早速行動に移っちゃおうか~!?」
最原「ふ、二人とも待って!落ち着いてよ!」
赤松「待たないし、止めないよ?」
夜長「だってアンジーたちは大嫌いな終一を困らせたいんだもんね~!」
最原「うぅっ……!」ギュッ…
赤松「あ、目を瞑った。頑張って目を開けないつもりなんだ」
夜長「ふふふ……ねえ、楓……して、さぁ……」
赤松「……ふふっ!それ良いね!じゃあ、早速……!」
最原(……な、何だ?何をしようとしているんだ……?)
夜長「……終一~、目を開けないと大変な事になっちゃうよ~?」
赤松「最原くん、早く目を開けた方が良いと思うよ!」
最原(ふ、不安を煽って僕に目を開けさせようとしているな!?思い通りになってたまるか!)ギュッ…
赤松「あ~あ、せっかく注意してあげたのに……ま、仕方が無いか!」
夜長「それじゃあ大変な事、始めるよ~!それ~っ!」
―――パサッ
最原(ん……?顔に何か……?ほのかに温かい、布みたいなものが……?)
最原「!?!?!?」
赤松「あはっ!アンジーさん、冴えてるね!そうだよ、最原くんも大困りだよ!」
夜長「そっか~!なら、早速行動に移っちゃおうか~!?」
最原「ふ、二人とも待って!落ち着いてよ!」
赤松「待たないし、止めないよ?」
夜長「だってアンジーたちは大嫌いな終一を困らせたいんだもんね~!」
最原「うぅっ……!」ギュッ…
赤松「あ、目を瞑った。頑張って目を開けないつもりなんだ」
夜長「ふふふ……ねえ、楓……して、さぁ……」
赤松「……ふふっ!それ良いね!じゃあ、早速……!」
最原(……な、何だ?何をしようとしているんだ……?)
夜長「……終一~、目を開けないと大変な事になっちゃうよ~?」
赤松「最原くん、早く目を開けた方が良いと思うよ!」
最原(ふ、不安を煽って僕に目を開けさせようとしているな!?思い通りになってたまるか!)ギュッ…
赤松「あ~あ、せっかく注意してあげたのに……ま、仕方が無いか!」
夜長「それじゃあ大変な事、始めるよ~!それ~っ!」
―――パサッ
最原(ん……?顔に何か……?ほのかに温かい、布みたいなものが……?)
795: 2017/05/02(火) 23:29:49.45 ID:h90zkX820
赤松「……最原くん、一つゲームをしようよ」
夜長「今、終一の顔の上に乗っかってるものが何かを当てられたら、アンジーたちは帰ってあげる。どう?簡単でしょ?」
赤松「ちゃ~んとヒントも上げるからさ、考えてみてね!」
最原「え……?」
赤松「……顔に乗っかっているもののヒントその1、最原くんはもう、同じものを持ってるよ」
最原「僕が持っているもの……?」
夜長「……ヒントその2、それは、さっきまでアンジーたちの素肌に直接触れていたものだよ!」
最原「えっ!?」
最原(ちょ、ちょっと待てよ……!僕がもう持っている物で、二人の肌に直接触れるものって言ったら……!?)
赤松・夜長「ヒントその3……私(アンジー)たちは今、下着を履いて無いよ……♡」
最原「!?!?!?!?!!?!?!?」ビクッ!
夜長「今、終一の顔の上に乗っかってるものが何かを当てられたら、アンジーたちは帰ってあげる。どう?簡単でしょ?」
赤松「ちゃ~んとヒントも上げるからさ、考えてみてね!」
最原「え……?」
赤松「……顔に乗っかっているもののヒントその1、最原くんはもう、同じものを持ってるよ」
最原「僕が持っているもの……?」
夜長「……ヒントその2、それは、さっきまでアンジーたちの素肌に直接触れていたものだよ!」
最原「えっ!?」
最原(ちょ、ちょっと待てよ……!僕がもう持っている物で、二人の肌に直接触れるものって言ったら……!?)
赤松・夜長「ヒントその3……私(アンジー)たちは今、下着を履いて無いよ……♡」
最原「!?!?!?!?!!?!?!?」ビクッ!
803: 2017/05/03(水) 20:11:15.46 ID:p26soGo+0
赤松「ふふふ……難しすぎたかなぁ……?それじゃあ、特大ヒントをあげるね……!」
夜長「……今から、アンジーたちの体の中で、終一の顔に乗っかっていたものがあった場所を触らせてあげるよ……!終一が答えに気がつくまで、ずっと触ってて良いからね……!」
最原「!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
赤松「……答えがわかっても、最原くんが触りたかったら触り続けてて良いよ?そんなことあるわけないだろうけどさ……」
夜長「早く答えないと大嫌いなアンジーたちの素肌に直接触る事になっちゃうよ?良いのかな~?」
最原「あ、う、あう、あ……うわぁぁぁぁぁっっ!」ダッ!
赤松「あっ!」
夜長「終一~、どこ行くの~!?」
最原「うわぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
赤松「……行っちゃった。ちょっとやりすぎちゃったかな?」
夜長「え~?そんな事無いよ~!少しあせっちゃっただけで、もう少し時間があれば今頃三人で仲良く柔軟体操の最中だったって!」
赤松「……残念だね。でも、次の機会を待とうか!」
夜長「もっちもち~!」
夜長「……今から、アンジーたちの体の中で、終一の顔に乗っかっていたものがあった場所を触らせてあげるよ……!終一が答えに気がつくまで、ずっと触ってて良いからね……!」
最原「!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
赤松「……答えがわかっても、最原くんが触りたかったら触り続けてて良いよ?そんなことあるわけないだろうけどさ……」
夜長「早く答えないと大嫌いなアンジーたちの素肌に直接触る事になっちゃうよ?良いのかな~?」
最原「あ、う、あう、あ……うわぁぁぁぁぁっっ!」ダッ!
赤松「あっ!」
夜長「終一~、どこ行くの~!?」
最原「うわぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
赤松「……行っちゃった。ちょっとやりすぎちゃったかな?」
夜長「え~?そんな事無いよ~!少しあせっちゃっただけで、もう少し時間があれば今頃三人で仲良く柔軟体操の最中だったって!」
赤松「……残念だね。でも、次の機会を待とうか!」
夜長「もっちもち~!」
804: 2017/05/03(水) 20:12:30.98 ID:p26soGo+0
―――校舎内
最原「おかしい!絶対におかしい!あれは完全におかしい!でも幸せだった!じゃなくっておかしい!」
最原「皆どうしたんだ?何が起きてるんだ!?前の呪いの時よりもわけがわからないよ」
真宮寺「……やあ、最原くん」ヌッ
最原「ぎゃあっ!お化けっ!?」
真宮寺「……僕だヨ。真宮寺……生きてるから安心してヨ」
最原「あ、真宮寺くん……ごめん、今ちょっと神経が過敏になっててさ」
真宮寺「ククク……その分だと今日を楽しんだみたいだネ?僕たちも楽しかったヨ」
最原「え……?それってどういう意味?」
真宮寺「そろそろネタバラシの時間サ。僕について来てヨ」
最原「あ、待って!どこに行くの?」
真宮寺「決まってるだろう?彼女の所サ……!」
最原「おかしい!絶対におかしい!あれは完全におかしい!でも幸せだった!じゃなくっておかしい!」
最原「皆どうしたんだ?何が起きてるんだ!?前の呪いの時よりもわけがわからないよ」
真宮寺「……やあ、最原くん」ヌッ
最原「ぎゃあっ!お化けっ!?」
真宮寺「……僕だヨ。真宮寺……生きてるから安心してヨ」
最原「あ、真宮寺くん……ごめん、今ちょっと神経が過敏になっててさ」
真宮寺「ククク……その分だと今日を楽しんだみたいだネ?僕たちも楽しかったヨ」
最原「え……?それってどういう意味?」
真宮寺「そろそろネタバラシの時間サ。僕について来てヨ」
最原「あ、待って!どこに行くの?」
真宮寺「決まってるだろう?彼女の所サ……!」
805: 2017/05/03(水) 20:15:32.53 ID:p26soGo+0
―――隠し部屋
白銀「……何で?どうして?なんで皆、最原くんの事を嬲らないのよ!?視聴者はそんな絵を求めているって言うのに!」
白銀(どうして?呪いの儀式は完璧にこなせた筈……不完全だなんてこと、ありえるはずが無い!)
真宮寺「……その理由を知りたいかい?」
白銀「えっ!?」
最原「女子トイレに隠し扉があって、まさかこんな所に繋がっているなんて……」
白銀「さ、最原くんに真宮寺くん!?どうしてここに!?」
真宮寺「ククク……そんな事よりも知りたい事があるでしョ?どうして僕たちが最原くんを虐めないのか?その理由とかサ……!」
白銀「まさか……何か細工をしたのか!?」
真宮寺「まさか、僕は何もしてないヨ。ただ君がほんの少しだけ勘違いをしているだけサ」
最原「白銀さんが勘違いをしている……?どういう事なの?」
真宮寺「では、少し話をさせて貰おうかな。テーマは呪いに関してサ」
白銀「くっ……!」
白銀「……何で?どうして?なんで皆、最原くんの事を嬲らないのよ!?視聴者はそんな絵を求めているって言うのに!」
白銀(どうして?呪いの儀式は完璧にこなせた筈……不完全だなんてこと、ありえるはずが無い!)
真宮寺「……その理由を知りたいかい?」
白銀「えっ!?」
最原「女子トイレに隠し扉があって、まさかこんな所に繋がっているなんて……」
白銀「さ、最原くんに真宮寺くん!?どうしてここに!?」
真宮寺「ククク……そんな事よりも知りたい事があるでしョ?どうして僕たちが最原くんを虐めないのか?その理由とかサ……!」
白銀「まさか……何か細工をしたのか!?」
真宮寺「まさか、僕は何もしてないヨ。ただ君がほんの少しだけ勘違いをしているだけサ」
最原「白銀さんが勘違いをしている……?どういう事なの?」
真宮寺「では、少し話をさせて貰おうかな。テーマは呪いに関してサ」
白銀「くっ……!」
806: 2017/05/03(水) 20:22:29.65 ID:p26soGo+0
真宮寺「さて……一般的に呪いと言われると超常的な力を働かせた理解不能の現象を思い浮かべるだろうけど……実際はそんな事無いんだよネ」
最原「えっ?そうなの?」
真宮寺「そうだヨ。人間って言うのは関係ない事柄でもつい結び付けたがる生き物でネ、呪いもそう言った背景から生み出されることが多いんだヨ」
最原「???」
真宮寺「……例を挙げてみようか。とある村で人が事故で氏んだとしよう、それだけを見れば不幸な出来事サ。でも、その人物が数日前に御神体を粗末に扱っていたと言う情報があったら、人はどう思うかな?」
最原「……祟りだとか、呪いだと思われるってこと?」
真宮寺「そういう事サ。時に人は必要以上に見えない物を恐れてしまう、神や霊などの存在自体が不確かな物はそれに輪をかけて恐れやすいものなんだヨ」
最原「え、ええっと……?」
真宮寺「……僕が言いたいのは、『呪いは大半が思い込みによる事柄』だって事サ。これを念頭にこれから先の話を聞いてネ」
最原「う、うん……」
真宮寺「さて……今回、問題になった嫌われの呪いが元は生贄の為の呪いだって事は聞いたよネ?」
最原「うん、生贄になる人が氏にたくなるためにかけるものなんでしょ?」
真宮寺「ああ……やっぱり誤解してたネ。そうじゃないんだヨ」
最原「え……?」
真宮寺「この呪いはネ、『生贄の周りの人が苦しまない様にする』為のものなのサ」
最原「生贄の周りの人……?」
真宮寺「……もし明日、赤松さんが生贄として氏ななければならないと言われたら、最原くんはとても苦しむよネ?大切な人を氏なせなければならないとなると当然苦しむもの……それは、人間に与えられた苦悩サ」
最原「………」
真宮寺「その苦悩から逃れる方法は一つ……生贄を大切な存在じゃないと思い込む事。大切じゃない存在ならどうなったってかまわないでしョ?」
最原「それはそうだけど……そんなに簡単に割り切れるものなの?」
最原「えっ?そうなの?」
真宮寺「そうだヨ。人間って言うのは関係ない事柄でもつい結び付けたがる生き物でネ、呪いもそう言った背景から生み出されることが多いんだヨ」
最原「???」
真宮寺「……例を挙げてみようか。とある村で人が事故で氏んだとしよう、それだけを見れば不幸な出来事サ。でも、その人物が数日前に御神体を粗末に扱っていたと言う情報があったら、人はどう思うかな?」
最原「……祟りだとか、呪いだと思われるってこと?」
真宮寺「そういう事サ。時に人は必要以上に見えない物を恐れてしまう、神や霊などの存在自体が不確かな物はそれに輪をかけて恐れやすいものなんだヨ」
最原「え、ええっと……?」
真宮寺「……僕が言いたいのは、『呪いは大半が思い込みによる事柄』だって事サ。これを念頭にこれから先の話を聞いてネ」
最原「う、うん……」
真宮寺「さて……今回、問題になった嫌われの呪いが元は生贄の為の呪いだって事は聞いたよネ?」
最原「うん、生贄になる人が氏にたくなるためにかけるものなんでしょ?」
真宮寺「ああ……やっぱり誤解してたネ。そうじゃないんだヨ」
最原「え……?」
真宮寺「この呪いはネ、『生贄の周りの人が苦しまない様にする』為のものなのサ」
最原「生贄の周りの人……?」
真宮寺「……もし明日、赤松さんが生贄として氏ななければならないと言われたら、最原くんはとても苦しむよネ?大切な人を氏なせなければならないとなると当然苦しむもの……それは、人間に与えられた苦悩サ」
最原「………」
真宮寺「その苦悩から逃れる方法は一つ……生贄を大切な存在じゃないと思い込む事。大切じゃない存在ならどうなったってかまわないでしョ?」
最原「それはそうだけど……そんなに簡単に割り切れるものなの?」
807: 2017/05/03(水) 20:26:49.46 ID:p26soGo+0
真宮寺「割り切れる様にするんだヨ。この呪いを考えた人たちは、その為の方法を研究し続けた………対象にいかに嫌悪感を放たせ、皆から嫌われる様にするか?最効率でそれを発揮できる方法を考え、記録したのがこの嫌われの呪いなのサ」
真宮寺「この呪いにかかった人物の周囲の人間たちは、対象の人物の事をとても嫌いだと思い込む。それによって対象の人物は嫌われる……それがこの嫌われの呪いの正体だったのサ」
白銀「そんな……思い込みを誘発させるだけであんな事が起きるはずが……」
真宮寺「思い込みの力は偉大だヨ、コスプレをするだけでそのキャラクターと同じ力を発揮できる君ならこの意見もわかると思うけどネ」
白銀「ちっ……!」
真宮寺「でも、この呪いには弱点がある。それは、一度メカニズムを知られると効果が無くなってしまう事サ。呪いの名を冠しているとは言え、これはどちらかと言うと催眠術の方に近い。人の無意識の部分に働きかけて、意識を変革するんだからネ」
最原「意識してしまうと無意識の部分に働きかけることが出来なくなる。だから、呪いの効果が薄まってしまうのか……!」
真宮寺「そういう事サ。……さて白銀さん、君に質問だ。ここまで丁寧に解説が出来る僕が、皆にこの話をして無いと思うかい?」
白銀「それは……っ」
真宮寺「もう一つ……メカニズムを理解し、最原くんへの愛情が深まった僕たちが、もう一度この呪いにかかると思うかい?君はどう思う?」
白銀「っっ……!?まさか、お前たちは……!?」
真宮寺「ご明察……僕たちは二回目の呪いには引っかかって無いヨ。今日一日、遊びも兼ねて君をからかわせて貰っただけサ」
最原「だ、だから皆の様子が変だったのか!?」
真宮寺「ごめんヨ、最原くん……王馬くんの提案でネ、君とキーボくんにはこの事実を隠しておこうって事になってサ。その方が面白い反応が見られるって言ってたヨ」
最原「お、王馬くんめ……!」
真宮寺「……でも、彼の言葉に従って良かったヨ。何が起きているかわからなかった最原くんは非常に良い反応を見せてくれた……それは、白銀さんたちの望んだものでは無いけどネ」
白銀「……ふ、ふふふ……なるほどね、そう言う事か……!わざわざ解説ありがとう!でも、私にはまだ奥の手があるんだよ!」
最原「!?」
白銀「記憶改竄ライトで皆の記憶を書き換えてあげる!最原くんの事を大嫌いにさせて、もう一度あの地獄を体験させてあげる!良かったね最原くん、今度は呪いじゃない本物の皆からの嫌われを体験できるよ!」
最原「くっ……!そんな事は絶対に……!」
真宮寺「……ライトって、2階の空き教室で作るあれの事かい?」
白銀「……え?」
真宮寺「この呪いにかかった人物の周囲の人間たちは、対象の人物の事をとても嫌いだと思い込む。それによって対象の人物は嫌われる……それがこの嫌われの呪いの正体だったのサ」
白銀「そんな……思い込みを誘発させるだけであんな事が起きるはずが……」
真宮寺「思い込みの力は偉大だヨ、コスプレをするだけでそのキャラクターと同じ力を発揮できる君ならこの意見もわかると思うけどネ」
白銀「ちっ……!」
真宮寺「でも、この呪いには弱点がある。それは、一度メカニズムを知られると効果が無くなってしまう事サ。呪いの名を冠しているとは言え、これはどちらかと言うと催眠術の方に近い。人の無意識の部分に働きかけて、意識を変革するんだからネ」
最原「意識してしまうと無意識の部分に働きかけることが出来なくなる。だから、呪いの効果が薄まってしまうのか……!」
真宮寺「そういう事サ。……さて白銀さん、君に質問だ。ここまで丁寧に解説が出来る僕が、皆にこの話をして無いと思うかい?」
白銀「それは……っ」
真宮寺「もう一つ……メカニズムを理解し、最原くんへの愛情が深まった僕たちが、もう一度この呪いにかかると思うかい?君はどう思う?」
白銀「っっ……!?まさか、お前たちは……!?」
真宮寺「ご明察……僕たちは二回目の呪いには引っかかって無いヨ。今日一日、遊びも兼ねて君をからかわせて貰っただけサ」
最原「だ、だから皆の様子が変だったのか!?」
真宮寺「ごめんヨ、最原くん……王馬くんの提案でネ、君とキーボくんにはこの事実を隠しておこうって事になってサ。その方が面白い反応が見られるって言ってたヨ」
最原「お、王馬くんめ……!」
真宮寺「……でも、彼の言葉に従って良かったヨ。何が起きているかわからなかった最原くんは非常に良い反応を見せてくれた……それは、白銀さんたちの望んだものでは無いけどネ」
白銀「……ふ、ふふふ……なるほどね、そう言う事か……!わざわざ解説ありがとう!でも、私にはまだ奥の手があるんだよ!」
最原「!?」
白銀「記憶改竄ライトで皆の記憶を書き換えてあげる!最原くんの事を大嫌いにさせて、もう一度あの地獄を体験させてあげる!良かったね最原くん、今度は呪いじゃない本物の皆からの嫌われを体験できるよ!」
最原「くっ……!そんな事は絶対に……!」
真宮寺「……ライトって、2階の空き教室で作るあれの事かい?」
白銀「……え?」
808: 2017/05/03(水) 20:27:54.74 ID:p26soGo+0
真宮寺「ならもう無理だヨ。今頃、入間さんと王馬くんが製造用の機械を分解している所サ」
白銀「な……?え……!?なんで、その事を……!?それに、分解って……!?」
真宮寺「……教えて貰ったんだヨ。この隠し部屋の事も、ライトの製造機械の事もサ……!」
白銀「お、教えて貰った?だ、誰がそんな事を……!?」
モノクマ「……ボクだよ」
白銀「!?」
モノクマ「……お前、ふざけるなよ。何余計なことしてくれてんのさ?おかげでこっちはクレームの嵐だって!」
白銀「え?え?」
モノクマ「一回で終わらせときゃ良かったものを繰り返そうとして、しかも期待を裏切って甘々のバイオレンスさの欠片も無い絵を撮りやがって……!おかげで視聴者がぶち切れだっつーの!」
白銀「そ、そんな……!?」
モノクマ「見てみろよこれ!お前のせいで来たクレームのほんの一部だぞ!これの対応でボクたちは大忙しだって!」
白銀「あ……あ……!?」
『期待外れも良いとこ、クソつまんなくなった』
『前半の絶望感とそれをリカバリーする所までは良かった。その後は話にならない』
『白銀がクソ あいついらない』
『白銀ゴミ』
『責任取らせておしおきしろ!』
『白銀を殺さないであげて!生き地獄を体験させるんだ!』
『取りあえず最原くんにやったことはやらせよーぜ!』
『白銀ちゃん頑張って☆』
『救い様が無い地獄に叩き落される女の子を見るのって興奮しない!?』
白銀「あ、あ、あ……!?こんな、こんなのって……」
真宮寺「……白銀さん、君の最大の失敗を教えてあげるネ。それは、自分が呪いの執行者だって効果期間中にばらしちゃった事サ。呪いをかけた相手にそれがばれちゃうとネ……!」ズイッ…
白銀「ひいっ!?」
真宮寺「……呪いは、自分の元に跳ね返って来ちゃうんだヨ」ニタァ…
白銀「な……?え……!?なんで、その事を……!?それに、分解って……!?」
真宮寺「……教えて貰ったんだヨ。この隠し部屋の事も、ライトの製造機械の事もサ……!」
白銀「お、教えて貰った?だ、誰がそんな事を……!?」
モノクマ「……ボクだよ」
白銀「!?」
モノクマ「……お前、ふざけるなよ。何余計なことしてくれてんのさ?おかげでこっちはクレームの嵐だって!」
白銀「え?え?」
モノクマ「一回で終わらせときゃ良かったものを繰り返そうとして、しかも期待を裏切って甘々のバイオレンスさの欠片も無い絵を撮りやがって……!おかげで視聴者がぶち切れだっつーの!」
白銀「そ、そんな……!?」
モノクマ「見てみろよこれ!お前のせいで来たクレームのほんの一部だぞ!これの対応でボクたちは大忙しだって!」
白銀「あ……あ……!?」
『期待外れも良いとこ、クソつまんなくなった』
『前半の絶望感とそれをリカバリーする所までは良かった。その後は話にならない』
『白銀がクソ あいついらない』
『白銀ゴミ』
『責任取らせておしおきしろ!』
『白銀を殺さないであげて!生き地獄を体験させるんだ!』
『取りあえず最原くんにやったことはやらせよーぜ!』
『白銀ちゃん頑張って☆』
『救い様が無い地獄に叩き落される女の子を見るのって興奮しない!?』
白銀「あ、あ、あ……!?こんな、こんなのって……」
真宮寺「……白銀さん、君の最大の失敗を教えてあげるネ。それは、自分が呪いの執行者だって効果期間中にばらしちゃった事サ。呪いをかけた相手にそれがばれちゃうとネ……!」ズイッ…
白銀「ひいっ!?」
真宮寺「……呪いは、自分の元に跳ね返って来ちゃうんだヨ」ニタァ…
809: 2017/05/03(水) 20:32:31.99 ID:p26soGo+0
白銀「あ……あぁぁぁぁぁ……っ!」
真宮寺「……み~んな君の事を嫌ってる。当然だよネ?嫌われの呪いが跳ね返って来たんだもの。でも、こんなの序の口だヨ?まだまだこれから酷くなる、そして、最原くんと違って助けてくれる人もいなければ、好感度を回復する手段も無い……!完全に手詰まりだネ」
モノクマ「と言うわけだからさ、視聴者が満足するまで君には苦しんで貰うから!最原くんの時よりエグい仕打ちを期待しててね!」
白銀「い、嫌……!嫌!嫌ぁぁぁぁぁっ!」
モノクマ「暴れるなって!お前の為に専用のおしおきルームまで作ったんだから観念しろ!」
白銀「嫌ぁぁぁぁっ!助けて!誰か助けてよぉぉっっ!私頑張ったじゃない!皆の期待に応えたじゃない!なのになんでこうなるの!?」
モノクマ「……馬鹿だなぁ、これも視聴者の望みだからに決まってるじゃないか!皆は君が苦しむ姿を見たいって言うんだからそれに応えなきゃね!」
白銀「あ……!あ……!?」
モノクマ「さぁ!視聴者の為に苦しんでよ!因果応報ってやつさ!」
白銀「やだぁぁっ!はなしてっ!はなしてよぉぉっ!誰か助けてっ!たすけてぇぇぇぇぇっ……!」ズルズル…
最原「………」
真宮寺「………」
最原「……僕たち、これからどうなると思う?」
真宮寺「……さあ?想像もつかないヨ。でも……少なくとも、彼女が行くのは地獄みたいだネ……」
真宮寺「……み~んな君の事を嫌ってる。当然だよネ?嫌われの呪いが跳ね返って来たんだもの。でも、こんなの序の口だヨ?まだまだこれから酷くなる、そして、最原くんと違って助けてくれる人もいなければ、好感度を回復する手段も無い……!完全に手詰まりだネ」
モノクマ「と言うわけだからさ、視聴者が満足するまで君には苦しんで貰うから!最原くんの時よりエグい仕打ちを期待しててね!」
白銀「い、嫌……!嫌!嫌ぁぁぁぁぁっ!」
モノクマ「暴れるなって!お前の為に専用のおしおきルームまで作ったんだから観念しろ!」
白銀「嫌ぁぁぁぁっ!助けて!誰か助けてよぉぉっっ!私頑張ったじゃない!皆の期待に応えたじゃない!なのになんでこうなるの!?」
モノクマ「……馬鹿だなぁ、これも視聴者の望みだからに決まってるじゃないか!皆は君が苦しむ姿を見たいって言うんだからそれに応えなきゃね!」
白銀「あ……!あ……!?」
モノクマ「さぁ!視聴者の為に苦しんでよ!因果応報ってやつさ!」
白銀「やだぁぁっ!はなしてっ!はなしてよぉぉっ!誰か助けてっ!たすけてぇぇぇぇぇっ……!」ズルズル…
最原「………」
真宮寺「………」
最原「……僕たち、これからどうなると思う?」
真宮寺「……さあ?想像もつかないヨ。でも……少なくとも、彼女が行くのは地獄みたいだネ……」
810: 2017/05/03(水) 20:37:15.54 ID:p26soGo+0
―――――――――――――――
白銀「……こんにちは、みなさん……。今日で私がここに閉じ込められてから一ヶ月の時が経ちました……もう、とっくに呪いの効果は過ぎてるよね?だったらもうここから出してよ!お願いします、お願いしますぅぅ……っ!」
モノクマ「はいはい、白銀さんを許すって意見が一定以上来ないんだからそれはお預けね。じゃあ、今日もおしおき行くよ~!」
白銀「ひ、ひぃぃっ!!!」
モノクマ「……決して殺さず、受けた怪我も完璧に処置する事で何度でも氏ぬぎりぎりまで追い込むことが出来ると言う最高に絶望的な日々、白銀さんが来てから一ヶ月と言う事で、今回は超スペシャルなおしおきを用意しました~!」
本日のおしおき 『ライト版 超高校級の絶望的おしおき』
白銀「あ、や、やだよぉ……!そんなのやだよぉっ!頼むからいっそ頃してよ!もう苦しい思いなんかしたくないよぉぉっ!」
モノクマ「はーい!家畜の言葉はきこえなーい!と言うわけで早速行ってみましょう!お仕置きターイム!」
白銀「やだぁぁぁっっ!助けてっ!誰か助けてよぉぉぉっ!わぁぁぁぁぁぁんっ!」
―――――――――――――――
白銀「……こんにちは、みなさん……。今日で私がここに閉じ込められてから一ヶ月の時が経ちました……もう、とっくに呪いの効果は過ぎてるよね?だったらもうここから出してよ!お願いします、お願いしますぅぅ……っ!」
モノクマ「はいはい、白銀さんを許すって意見が一定以上来ないんだからそれはお預けね。じゃあ、今日もおしおき行くよ~!」
白銀「ひ、ひぃぃっ!!!」
モノクマ「……決して殺さず、受けた怪我も完璧に処置する事で何度でも氏ぬぎりぎりまで追い込むことが出来ると言う最高に絶望的な日々、白銀さんが来てから一ヶ月と言う事で、今回は超スペシャルなおしおきを用意しました~!」
本日のおしおき 『ライト版 超高校級の絶望的おしおき』
白銀「あ、や、やだよぉ……!そんなのやだよぉっ!頼むからいっそ頃してよ!もう苦しい思いなんかしたくないよぉぉっ!」
モノクマ「はーい!家畜の言葉はきこえなーい!と言うわけで早速行ってみましょう!お仕置きターイム!」
白銀「やだぁぁぁっっ!助けてっ!誰か助けてよぉぉぉっ!わぁぁぁぁぁぁんっ!」
―――――――――――――――
811: 2017/05/03(水) 20:41:57.82 ID:p26soGo+0
最原(……最近気がついた事がある。それは、好きの反対は嫌いでは無く、無関心だと言うことだ)
最原(世の中の関心が白銀さんに向いた途端、僕たちはあっさりと解放された。ある意味では僕たちは彼女に助けられた事になるのだろう。そして、白銀さんもある意味では世界中の人たちから愛されている。あんな愛され方は絶対に御免だが、それもまた事実である)
最原(彼女が解放される時……それは、きっと白銀さんの事を世の中の人が忘れ始めた時なのだろう。少なくとも彼女に関心が向けられている限り、あの地獄から脱する事は出来ないのだ)
最原(裸に剥かれ、泣きじゃくりながら嬲られる白銀さんを見ながら思う。出来る限り早く彼女に救いの手が差し伸べられて欲しいと……今の彼女は見るに耐えない、この狂った世の中の犠牲者として晒され続ける事になっている白銀さんの地獄はいつまで続くのかも想像が出来ない)
最原(唯一つ言える事があるとすれば、人に悪意を向けるのならば相応の覚悟が必要だと言う事だろう。自分にも罰が下る事を覚悟してからで無いと悲劇的な結末が待ち受けているかもしれないからだ)
最原(少なくとも僕には誰かを呪う覚悟は無い。憎悪も理由も無い。もし、誰かを呪おうとしている人がいるのならば、僕はその人にこの言葉を送ろう)
『人を呪わば、穴二つ』
嫌われの呪い 完
最原(世の中の関心が白銀さんに向いた途端、僕たちはあっさりと解放された。ある意味では僕たちは彼女に助けられた事になるのだろう。そして、白銀さんもある意味では世界中の人たちから愛されている。あんな愛され方は絶対に御免だが、それもまた事実である)
最原(彼女が解放される時……それは、きっと白銀さんの事を世の中の人が忘れ始めた時なのだろう。少なくとも彼女に関心が向けられている限り、あの地獄から脱する事は出来ないのだ)
最原(裸に剥かれ、泣きじゃくりながら嬲られる白銀さんを見ながら思う。出来る限り早く彼女に救いの手が差し伸べられて欲しいと……今の彼女は見るに耐えない、この狂った世の中の犠牲者として晒され続ける事になっている白銀さんの地獄はいつまで続くのかも想像が出来ない)
最原(唯一つ言える事があるとすれば、人に悪意を向けるのならば相応の覚悟が必要だと言う事だろう。自分にも罰が下る事を覚悟してからで無いと悲劇的な結末が待ち受けているかもしれないからだ)
最原(少なくとも僕には誰かを呪う覚悟は無い。憎悪も理由も無い。もし、誰かを呪おうとしている人がいるのならば、僕はその人にこの言葉を送ろう)
『人を呪わば、穴二つ』
嫌われの呪い 完
812: 2017/05/03(水) 21:07:11.23 ID:hKzfAUaE0
世にも奇妙な風のオチだな
813: 2017/05/03(水) 21:29:32.07 ID:ZGoN6XhJO
白銀ざまww…といいたいけどバッドエンドで命掛けで頃し合いに貢献したところを見ると嫌いになれない。
むしろ事の元凶なのにそんなに報いを受けてない真宮寺が腹たった。白銀のようになれとは言わんがせめてみんなから恨み言ぐらいは言われないと、特に百田は一発殴ってもいい。
むしろ事の元凶なのにそんなに報いを受けてない真宮寺が腹たった。白銀のようになれとは言わんがせめてみんなから恨み言ぐらいは言われないと、特に百田は一発殴ってもいい。
833: 2017/05/06(土) 16:53:42.65 ID:UtxVh4310
超高校級の宇宙飛行士 百田解人のおしおき
『男の贖罪 鉄拳制裁』
―――――――――――――――
百田「……こ、ここは……?」
百田(ボクシングのリングの上……?目の前にあるこれは、サンドバッグか?)
モノクマ「うぷぷ!君へのおしおきはこの特別製サンドバッグを殴って貰うことで~す!計100回、全力で殴り続けられるかな?」
百田「は?そんなもん簡単に決まってんだろうが!」
モノクマ「そう~?……これでもかな?」ポチッ!
―――ジャキン!
百田「……は?」
モノクマ「……全面を覆う鉄製の棘が生えたこのサンドバッグを殴ることで、人を殴る痛みを知って貰うことが今回のおしおきの狙いだよ~!ね、出来る?本当に100回殴れる?」
百田「……ったりめえだ!俺は、終一に詫びなきゃならねえ……!その為にこのおしおきを乗り越えなきゃならないってなら、やるしかねえだろうが!」
モノクマ「そう?なら……おしおき、スタート!」ジャーン!
『男の贖罪 鉄拳制裁』
―――――――――――――――
百田「……こ、ここは……?」
百田(ボクシングのリングの上……?目の前にあるこれは、サンドバッグか?)
モノクマ「うぷぷ!君へのおしおきはこの特別製サンドバッグを殴って貰うことで~す!計100回、全力で殴り続けられるかな?」
百田「は?そんなもん簡単に決まってんだろうが!」
モノクマ「そう~?……これでもかな?」ポチッ!
―――ジャキン!
百田「……は?」
モノクマ「……全面を覆う鉄製の棘が生えたこのサンドバッグを殴ることで、人を殴る痛みを知って貰うことが今回のおしおきの狙いだよ~!ね、出来る?本当に100回殴れる?」
百田「……ったりめえだ!俺は、終一に詫びなきゃならねえ……!その為にこのおしおきを乗り越えなきゃならないってなら、やるしかねえだろうが!」
モノクマ「そう?なら……おしおき、スタート!」ジャーン!
834: 2017/05/06(土) 16:54:13.48 ID:UtxVh4310
百田「う……うおぉぉぉぉっ!」
―――バキィッ!
百田「ぐぅぅっ!?」
百田(痛い……なんてもんじゃねえ、骨と肉に響きやがる!だが、だが……っ!)
百田「おおぉぉぉぉっ!」ブンッ!
―――ゴキィッ!
百田(お、俺はやるんだ!終一のダチとして少しでも罪を償わなきゃあいつに顔向け出来ねえ!俺の自己満足だとしても、それでもっ!)
―――ザクッ!ザシュッ!
百田「お、おぉぉ……っ!ま、まだまだぁっ!」
―――メキッ!グキィッ!
百田「がぁぁっ!が、おぉぉぉっ!」
―――グチャッ!グチャッ!
百田「ぎ、いぃぃっ……!あ、あぁぁ……っ」
―――バキッ!
モノクマ「……こりゃ驚いた。本当に100回殴っちゃったよ。百田くんの根性は本物だったみたいだね」
百田「……ったりまえだろうが、俺を、舐めんじゃ、ねえよ……!」
百田(……終一、これで全てが許されると思ってるわけじゃねえ。だが、今度こそきっちりお前に謝らせてくれ!お前のダチとして、俺はもう一度……)
モノクマ「……んじゃ、早速最原くんに会わせてあげようか」
百田「!?」
―――バキィッ!
百田「ぐぅぅっ!?」
百田(痛い……なんてもんじゃねえ、骨と肉に響きやがる!だが、だが……っ!)
百田「おおぉぉぉぉっ!」ブンッ!
―――ゴキィッ!
百田(お、俺はやるんだ!終一のダチとして少しでも罪を償わなきゃあいつに顔向け出来ねえ!俺の自己満足だとしても、それでもっ!)
―――ザクッ!ザシュッ!
百田「お、おぉぉ……っ!ま、まだまだぁっ!」
―――メキッ!グキィッ!
百田「がぁぁっ!が、おぉぉぉっ!」
―――グチャッ!グチャッ!
百田「ぎ、いぃぃっ……!あ、あぁぁ……っ」
―――バキッ!
モノクマ「……こりゃ驚いた。本当に100回殴っちゃったよ。百田くんの根性は本物だったみたいだね」
百田「……ったりまえだろうが、俺を、舐めんじゃ、ねえよ……!」
百田(……終一、これで全てが許されると思ってるわけじゃねえ。だが、今度こそきっちりお前に謝らせてくれ!お前のダチとして、俺はもう一度……)
モノクマ「……んじゃ、早速最原くんに会わせてあげようか」
百田「!?」
835: 2017/05/06(土) 16:54:51.38 ID:UtxVh4310
モノクマ「きっと最原くんも百田くんの思いを全身で感じているはずだよ。そりゃもう痺れるくらいにね!」
百田「しゅ、終一が俺を見ているのか?どこだ!?どこに居るんだよ!?」
モノクマ「……最原くんがどこに居るかだって?簡単だよ、ずっと君の目の前に居るさ」
百田「は……?俺の目の前……?ど、どういうことだよ、だってここには俺とモノクマしか……」
モノクマ「……百田くーん、君は本当に馬鹿だなあ!君が今理解したのはサンドバッグを殴ったことによる手の痛みでしょ?つまり肉体的な痛みってことさ!……まだ君は、精神的な痛みを感じていないんだよ。わかるかい?」
百田「ど、どういう意味だ?」
モノクマ「……こう言う意味だよ」ポチッ
―――ゴロン
百田「……何だ、今の音は?後ろで何かが……」
モノクマ「うぷ、うぷぷ……うぷぷぷぷぷぷぷ………!」
百田(……何だ?何かわからねえが嫌な予感がする……振り返ったら何か、とんでもないものを見る気が……!)
モノクマ「……はやく振り返ってあげなよ。最原くんが待ってるよ」
百田「終一が?お、おい、何を言って……っっ!?」
百田(終一はずっと俺の前に居た……精神的な痛み……俺の背後で転がった何か……ま、まさかっ!?)バッ!
最原「………」ボロッ
百田「しゅ、終一……?終一ぃぃぃぃぃぃっ!!!」
百田「しゅ、終一が俺を見ているのか?どこだ!?どこに居るんだよ!?」
モノクマ「……最原くんがどこに居るかだって?簡単だよ、ずっと君の目の前に居るさ」
百田「は……?俺の目の前……?ど、どういうことだよ、だってここには俺とモノクマしか……」
モノクマ「……百田くーん、君は本当に馬鹿だなあ!君が今理解したのはサンドバッグを殴ったことによる手の痛みでしょ?つまり肉体的な痛みってことさ!……まだ君は、精神的な痛みを感じていないんだよ。わかるかい?」
百田「ど、どういう意味だ?」
モノクマ「……こう言う意味だよ」ポチッ
―――ゴロン
百田「……何だ、今の音は?後ろで何かが……」
モノクマ「うぷ、うぷぷ……うぷぷぷぷぷぷぷ………!」
百田(……何だ?何かわからねえが嫌な予感がする……振り返ったら何か、とんでもないものを見る気が……!)
モノクマ「……はやく振り返ってあげなよ。最原くんが待ってるよ」
百田「終一が?お、おい、何を言って……っっ!?」
百田(終一はずっと俺の前に居た……精神的な痛み……俺の背後で転がった何か……ま、まさかっ!?)バッ!
最原「………」ボロッ
百田「しゅ、終一……?終一ぃぃぃぃぃぃっ!!!」
836: 2017/05/06(土) 16:55:37.22 ID:UtxVh4310
モノクマ「はい!という訳であのサンドバッグの中身は最原くんなのでした!百田くんもやるね~!抵抗出来ない最原くんを思いっきり100回もぶん殴るなんてさ!さっすがだよ!」
百田「モノクマぁっ!てめえ、騙しやがったな!」
モノクマ「騙す?騙すなんて人聞きが悪いなあ。ボクはおしおきを君に課しただけで、君が最原くんとどうなろうと知ったこっちゃないもんね!」
百田「お、お前がっ!お前のせいで終一はぁっ!」
モノクマ「……何言ってんだよ、お前がしたことじゃないか」
百田「!?」
モノクマ「今までずっとお前は最原くんを殴ってきたじゃないか。今回だってそれと同じだろう?何を今更そんな馬鹿なことを言ってるんだよ」
百田「ち、違う!俺は、俺は……」
モノクマ「ま、君が何を思おうが勝手だけどさ。これは何時起きてもおかしくなかった出来事が今起きただけの話だから。そこんところは忘れないでよね!」
百田「………」
モノクマ「んじゃ、ボクは行くよ。ばーいくま」ピューン
百田「………」
最原「」
百田「……なあ、終一。何か言ってくれよ……俺を許さないとでも、友達じゃないとでも何でも良い!だから頼む……何か言ってくれよ!動いてくれよ!」
百田「俺が悪かった!俺のせいでこうなったこともわかってるんだ!一歩間違えたらこう言うことになってたって事もよくわかったから!だから頼む……目を開けてくれよ!終一ぃぃぃっ!」
―――――――――――――――
百田(……モノクマの言うとおりだ、俺はとんでもない大馬鹿野郎だった……取り返しのつかない事態になるって事も考えずに、俺は、俺は……)
百田(俺なんかがまた終一のダチになろうだなんて考えること自体が間違いだったんだ。あれだけのことをしておいて、どの面下げて終一に会うつもりだったんだろうな、俺って男はよ……)
百田(すまねぇ終一……すまねえ……こんな俺が、親友だなんて、すまねえ……っ!)
百田解人 絶望度 99→100 絶望化 自信の喪失 最原終一に対する罪悪感の強化 救出が困難になりました
百田「モノクマぁっ!てめえ、騙しやがったな!」
モノクマ「騙す?騙すなんて人聞きが悪いなあ。ボクはおしおきを君に課しただけで、君が最原くんとどうなろうと知ったこっちゃないもんね!」
百田「お、お前がっ!お前のせいで終一はぁっ!」
モノクマ「……何言ってんだよ、お前がしたことじゃないか」
百田「!?」
モノクマ「今までずっとお前は最原くんを殴ってきたじゃないか。今回だってそれと同じだろう?何を今更そんな馬鹿なことを言ってるんだよ」
百田「ち、違う!俺は、俺は……」
モノクマ「ま、君が何を思おうが勝手だけどさ。これは何時起きてもおかしくなかった出来事が今起きただけの話だから。そこんところは忘れないでよね!」
百田「………」
モノクマ「んじゃ、ボクは行くよ。ばーいくま」ピューン
百田「………」
最原「」
百田「……なあ、終一。何か言ってくれよ……俺を許さないとでも、友達じゃないとでも何でも良い!だから頼む……何か言ってくれよ!動いてくれよ!」
百田「俺が悪かった!俺のせいでこうなったこともわかってるんだ!一歩間違えたらこう言うことになってたって事もよくわかったから!だから頼む……目を開けてくれよ!終一ぃぃぃっ!」
―――――――――――――――
百田(……モノクマの言うとおりだ、俺はとんでもない大馬鹿野郎だった……取り返しのつかない事態になるって事も考えずに、俺は、俺は……)
百田(俺なんかがまた終一のダチになろうだなんて考えること自体が間違いだったんだ。あれだけのことをしておいて、どの面下げて終一に会うつもりだったんだろうな、俺って男はよ……)
百田(すまねぇ終一……すまねえ……こんな俺が、親友だなんて、すまねえ……っ!)
百田解人 絶望度 99→100 絶望化 自信の喪失 最原終一に対する罪悪感の強化 救出が困難になりました
837: 2017/05/06(土) 18:13:37.66 ID:Q2hZPjBk0
これは絶望しますわ
844: 2017/05/07(日) 20:32:59.33 ID:tn6zbAnS0
超高校級の??? 天海蘭太郎のおしおき
『いじめの首謀者 少年A』
―――――――――――――――
天海「……うぅ、お、俺はなにを……?ん?」
新聞『才囚学園の一年生、いじめに耐えかねて自殺』
新聞『いじめの被害者、最原終一くんの残した遺書には今まで受けたいじめの内容がびっしりと……』
天海「さ、最原くんが自殺……!?そ、そうだ、俺は、そのいじめに加担して……!」
新聞『遺書にはいじめの首謀者であるAという少年に対する恨みが綴られており……』
天海「少年A……!?そ、そうっす、俺は、加担どころか……!」
記者「あ!見つけたぞ!」
天海「!?」
―――ダダダダダッ!
記者「君が最原くんをいじめてた人たちの中心だった少年Aだよね!?なんでクラスメイトにあんな酷い事をしたの!?」
マスコミ「最原くんやご遺族に対して申し訳なく思わないの!?」
天海「そ、そんな、俺は……」
記者「こうなるってわからなかったの!?軽い気持ちでやったわけだ!」
マスコミ「いじめの首謀者から見る若者の想像力の欠如……見出しは決まりだな!」
『いじめの首謀者 少年A』
―――――――――――――――
天海「……うぅ、お、俺はなにを……?ん?」
新聞『才囚学園の一年生、いじめに耐えかねて自殺』
新聞『いじめの被害者、最原終一くんの残した遺書には今まで受けたいじめの内容がびっしりと……』
天海「さ、最原くんが自殺……!?そ、そうだ、俺は、そのいじめに加担して……!」
新聞『遺書にはいじめの首謀者であるAという少年に対する恨みが綴られており……』
天海「少年A……!?そ、そうっす、俺は、加担どころか……!」
記者「あ!見つけたぞ!」
天海「!?」
―――ダダダダダッ!
記者「君が最原くんをいじめてた人たちの中心だった少年Aだよね!?なんでクラスメイトにあんな酷い事をしたの!?」
マスコミ「最原くんやご遺族に対して申し訳なく思わないの!?」
天海「そ、そんな、俺は……」
記者「こうなるってわからなかったの!?軽い気持ちでやったわけだ!」
マスコミ「いじめの首謀者から見る若者の想像力の欠如……見出しは決まりだな!」
845: 2017/05/07(日) 20:56:51.05 ID:tn6zbAnS0
天海「う、うわぁぁぁぁぁっ!」ダッ!
記者「あ、逃げたぞ!追えーっ!」
天海「違う!違うんす!俺は、俺は……っ!」
天海(俺は何を間違えたんすか?なんでこんな事になっているんすか!?何で!?どうして!?)
記者「逃げないで話を聞かせてよ~っ!」
マスコミ「少年Aくん!頼むからさ~!」
天海「黙れ、黙れ黙れ黙れっ!俺は、こんな事望んじゃいないっ!」
天海(もう少しで家だ!逃げ切れる!)
記者「待て待て待て~っ!」
天海「はぁっ!はぁっ!」バタンッ!
マスコミ「くそ~っ!張り込んでやるしかないか……」ゾロゾロ…
天海「ま、マスコミがあんなにたくさん……!?俺はどうすれば……?」
記者「あ、逃げたぞ!追えーっ!」
天海「違う!違うんす!俺は、俺は……っ!」
天海(俺は何を間違えたんすか?なんでこんな事になっているんすか!?何で!?どうして!?)
記者「逃げないで話を聞かせてよ~っ!」
マスコミ「少年Aくん!頼むからさ~!」
天海「黙れ、黙れ黙れ黙れっ!俺は、こんな事望んじゃいないっ!」
天海(もう少しで家だ!逃げ切れる!)
記者「待て待て待て~っ!」
天海「はぁっ!はぁっ!」バタンッ!
マスコミ「くそ~っ!張り込んでやるしかないか……」ゾロゾロ…
天海「ま、マスコミがあんなにたくさん……!?俺はどうすれば……?」
846: 2017/05/07(日) 20:57:29.71 ID:tn6zbAnS0
天海妹「……なんてことしてくれたの、お兄ちゃん」
天海「!?」
天海妹「なんでいじめなんかしたの……?なんで友達を頃しちゃったの……?」
天海妹「お兄ちゃんのせいで私たち人頃しの妹だっていじめられてるんだよ?どうしてくれるの?」
天海「あ、あ……」
天海妹「家の周りも人だらけで、外に出たらすぐに囲まれて……もう出かけることも出来ないよ……」
天海妹「お兄ちゃんのせいでもう私たちの人生は滅茶苦茶だよ!」
天海「う、あ……っ!」
天海妹「……こうなるってわからなかったの?やっちゃいけない事だって思わなかったの?」
天海妹「本当、お兄ちゃんって浅はかだよね……」
天海「ち、違う!俺は、こんな事をするつもりじゃ……」
天海妹「……もうどうだって良いよ。起きた事は変わらない、終った事は取り返しがつかないんだから」
天海妹「全部がお終い、お兄ちゃんのせいで私たちの人生はお先真っ暗。馬鹿なお兄ちゃんをもったせいでこうなっちゃったんだよ」
天海「ぐ、うぅぅぅぅ……」
天海「!?」
天海妹「なんでいじめなんかしたの……?なんで友達を頃しちゃったの……?」
天海妹「お兄ちゃんのせいで私たち人頃しの妹だっていじめられてるんだよ?どうしてくれるの?」
天海「あ、あ……」
天海妹「家の周りも人だらけで、外に出たらすぐに囲まれて……もう出かけることも出来ないよ……」
天海妹「お兄ちゃんのせいでもう私たちの人生は滅茶苦茶だよ!」
天海「う、あ……っ!」
天海妹「……こうなるってわからなかったの?やっちゃいけない事だって思わなかったの?」
天海妹「本当、お兄ちゃんって浅はかだよね……」
天海「ち、違う!俺は、こんな事をするつもりじゃ……」
天海妹「……もうどうだって良いよ。起きた事は変わらない、終った事は取り返しがつかないんだから」
天海妹「全部がお終い、お兄ちゃんのせいで私たちの人生はお先真っ暗。馬鹿なお兄ちゃんをもったせいでこうなっちゃったんだよ」
天海「ぐ、うぅぅぅぅ……」
847: 2017/05/07(日) 21:03:23.97 ID:tn6zbAnS0
天海妹「……お兄ちゃんが[ピーーー]ば良かったのに」
天海妹「氏ぬのなら、消えるのなら……お兄ちゃんがそうなれば良かったのに!そうすれば良かったのに!」
天海妹「お兄ちゃんが[ピーーー]ば誰も困らなかったのに!消えてくれれば良いのに!」
天海妹「でも今から氏ぬのとかは止めてね。またマスコミが来て私たちが迷惑するんだから」
天海妹「逃げないで、苦しんで、自分の愚かさを噛み締めてね。お兄ちゃん……!」
天海「う、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」
―――――――――――――――
天海(……全ては俺の責任。誰も信じられなかったから、自分だけで情報を独占してしまったから、悲劇は生まれた……)
天海(俺がもっと思慮深ければ、もっと良い方法を見つけられれば……皆が苦しむこともなかったって言うのに……!)
天海(俺がもっと上手く立ち回れていたら!もっと皆を信用していれば!こんな、こんな事起きなかったのに……誰も苦しまなかったって言うのに……っ!)
天海「皆……最原くん……すいません……すいません……っ!」
天海蘭太郎 絶望度 99→100 絶望化 深い自己嫌悪と罪悪感による思考力の欠如 救出が困難になりました
天海妹「氏ぬのなら、消えるのなら……お兄ちゃんがそうなれば良かったのに!そうすれば良かったのに!」
天海妹「お兄ちゃんが[ピーーー]ば誰も困らなかったのに!消えてくれれば良いのに!」
天海妹「でも今から氏ぬのとかは止めてね。またマスコミが来て私たちが迷惑するんだから」
天海妹「逃げないで、苦しんで、自分の愚かさを噛み締めてね。お兄ちゃん……!」
天海「う、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」
―――――――――――――――
天海(……全ては俺の責任。誰も信じられなかったから、自分だけで情報を独占してしまったから、悲劇は生まれた……)
天海(俺がもっと思慮深ければ、もっと良い方法を見つけられれば……皆が苦しむこともなかったって言うのに……!)
天海(俺がもっと上手く立ち回れていたら!もっと皆を信用していれば!こんな、こんな事起きなかったのに……誰も苦しまなかったって言うのに……っ!)
天海「皆……最原くん……すいません……すいません……っ!」
天海蘭太郎 絶望度 99→100 絶望化 深い自己嫌悪と罪悪感による思考力の欠如 救出が困難になりました
848: 2017/05/07(日) 21:04:24.59 ID:m5J0l2U+O
妹で攻めてきたか…
849: 2017/05/08(月) 18:13:52.57 ID:xxBTm1qr0
ゴン太、塩、王馬、キーボ以外ってことは
まさか最原の絶望(オシオキ)もあるのか…
後最大の被害者である最原すら同情する程の白銀の今の状態って
他の仲間はどう思っているのだろうか
まさか最原の絶望(オシオキ)もあるのか…
後最大の被害者である最原すら同情する程の白銀の今の状態って
他の仲間はどう思っているのだろうか
850: 2017/05/09(火) 20:35:40.71 ID:TK+WToxX0
超高校級の合気道家 茶柱転子のおしおき
『ヒーローショー オンザ転子ちゃん!』
―――――――――――――――
茶柱「……ここは……?な、何も無い……?一体、転子はどうしたんでしょうか?」
最原「うわぁぁっ!誰か助けてーーっ!」
茶柱「はっ!今の声は最原さんっ!?助けてってことは……何かピンチということですか!?」
茶柱「さ、最原さーんっ!今、転子が助けに行きますっ!」ダダダ!
茶柱(そうです……転子のネオ合気道はその為にあるもの……!転子は、正義の味方になるために鍛えてきたんです!)
最原「う、うぅぅぅぅ……っ!」
茶柱「はぁっ……はぁっ……!さ、最原さん!もう大丈夫です!転子が助けに来ましたよ!」
最原「う、うぅ……た、助けて……!」
茶柱「安心してください!転子が来たからには最原さんを傷つける様な輩は……」
最原「助けて……!僕を虐める茶柱さんが来たんだよっ!」
茶柱「……え?」
851: 2017/05/09(火) 20:36:27.89 ID:TK+WToxX0
―――カッ!カッ!
茶柱「きゃっ!?ま、眩しっ……!?」
モノタロウ「出たな~!この悪党め~っ!」
モノファニー「あたいたちが退治してあげるわ!」
モノキッド「ヘルイェ~!ギッタンギッタンにしてやるぜ!」
モノスケ「あかん、こいつだけ見るとどっちが悪党かわからん」
モノダム「仲良ク、シテネ……」
茶柱「も、モノクマーズ……?ど、どうなってるんです?これは、何が……!?」
モノクマ「さーさー良い子の皆!正義の味方モノクマーズのヒーローショーが始まるよ!大きな声で応援してあげてね!」
―――ワーワー!
茶柱「ひ、ヒーローショー……?正義の味方がモノクマーズで、悪者は……転子?」
モノスケ「当然やろ?お前みたいな暴力女、ワルモン以外のなんやねん?」
モノキッド「ギッタンギッタンにしてやんぜ!なんせ俺たちは正義の味方だから、悪人をぶっ潰す義務があるんだ!」
茶柱「転子が……悪者……?そんな、そんなことって……!」
モノクマ「……なら、君は何なの?」
茶柱「え……?」
モノクマ「今までずっと鍛えてきた合気道の技で最原くんを痛めつけたよね?止めてくれって言う最原くんの言葉を無視して暴力を振るい続けたよね?お友達にも最原くんを殴りやすいようにして共犯にさせたよね?これを悪党のやることと言わずになんて言うのさ?」
茶柱「あ……あ……」
茶柱「きゃっ!?ま、眩しっ……!?」
モノタロウ「出たな~!この悪党め~っ!」
モノファニー「あたいたちが退治してあげるわ!」
モノキッド「ヘルイェ~!ギッタンギッタンにしてやるぜ!」
モノスケ「あかん、こいつだけ見るとどっちが悪党かわからん」
モノダム「仲良ク、シテネ……」
茶柱「も、モノクマーズ……?ど、どうなってるんです?これは、何が……!?」
モノクマ「さーさー良い子の皆!正義の味方モノクマーズのヒーローショーが始まるよ!大きな声で応援してあげてね!」
―――ワーワー!
茶柱「ひ、ヒーローショー……?正義の味方がモノクマーズで、悪者は……転子?」
モノスケ「当然やろ?お前みたいな暴力女、ワルモン以外のなんやねん?」
モノキッド「ギッタンギッタンにしてやんぜ!なんせ俺たちは正義の味方だから、悪人をぶっ潰す義務があるんだ!」
茶柱「転子が……悪者……?そんな、そんなことって……!」
モノクマ「……なら、君は何なの?」
茶柱「え……?」
モノクマ「今までずっと鍛えてきた合気道の技で最原くんを痛めつけたよね?止めてくれって言う最原くんの言葉を無視して暴力を振るい続けたよね?お友達にも最原くんを殴りやすいようにして共犯にさせたよね?これを悪党のやることと言わずになんて言うのさ?」
茶柱「あ……あ……」
852: 2017/05/09(火) 20:36:55.49 ID:TK+WToxX0
モノタロウ「さあ、皆、行くぞ~っ!」ダッ!
茶柱「あっ……ぐうぅっ!」バキッ!
モノタロウ「良し、オイラの先制攻撃が決まったぞ!」
モノファニー「あたいたちも続くわよ!」ダダッ!
茶柱「がっ!?ぐふっ!がぁぁっ!?」ドサッ!
モノクマ「良いぞ~!わが子たちよ~!もっともっとやっておしまい!」
モノクマーズ「おおーーっ!」
茶柱「きゃぁぁぁっ!」ドカッ!
茶柱「あ……ぐ……う、うぅぅぅぅ……」
茶柱(痛い……辛い……槍玉にあげられて一方的に暴力を振るわれることがこんなにも辛いことだったなんて……)
茶柱(転子は……こんな事をしていたんですね……こんなに酷い事を最原さんにして、その片棒を夢野さんたちに担がせて……なんて酷くて悪どい女……!)
茶柱「あう……あ……うあぁぁぁぁぁぁ……っ!」
モノスケ「チャンスや!弱ってるみたいやで!」
モノキッド「モノクマーズバズーカでぶっ頃してやるぜ!」
茶柱(転子は全部を裏切った……大切なお友達も、好きだった人も、技を教えてくれた師匠も……転子自身の今までの人生すらも裏切った……!もう転子には何も無い……何にも無い、ただの醜い悪人なんですね……)
茶柱「あっ……ぐうぅっ!」バキッ!
モノタロウ「良し、オイラの先制攻撃が決まったぞ!」
モノファニー「あたいたちも続くわよ!」ダダッ!
茶柱「がっ!?ぐふっ!がぁぁっ!?」ドサッ!
モノクマ「良いぞ~!わが子たちよ~!もっともっとやっておしまい!」
モノクマーズ「おおーーっ!」
茶柱「きゃぁぁぁっ!」ドカッ!
茶柱「あ……ぐ……う、うぅぅぅぅ……」
茶柱(痛い……辛い……槍玉にあげられて一方的に暴力を振るわれることがこんなにも辛いことだったなんて……)
茶柱(転子は……こんな事をしていたんですね……こんなに酷い事を最原さんにして、その片棒を夢野さんたちに担がせて……なんて酷くて悪どい女……!)
茶柱「あう……あ……うあぁぁぁぁぁぁ……っ!」
モノスケ「チャンスや!弱ってるみたいやで!」
モノキッド「モノクマーズバズーカでぶっ頃してやるぜ!」
茶柱(転子は全部を裏切った……大切なお友達も、好きだった人も、技を教えてくれた師匠も……転子自身の今までの人生すらも裏切った……!もう転子には何も無い……何にも無い、ただの醜い悪人なんですね……)
853: 2017/05/09(火) 20:37:45.71 ID:TK+WToxX0
モノタロウ「モノクマーズバズーカ、発射ーーっ!」
―――チュドーーン!
茶柱(……これは罰、転子への罰。何もかもを踏みにじった転子への罰……罰を……もっと罰を受けなきゃ!)
茶柱「あ、あは……あはははは……!あははははははははは!」
―――――――――――――――
茶柱(……拭い切れない、償い切れない、消し去れない……転子の犯した過ちと罪は大きすぎて、到底消せるものでは無い……罰を与えて貰わなきゃ!もっと、罰を!)
茶柱(最原さんを傷つけた罪を罰して貰わなきゃ!夢野さんを巻き込んだ事を裁いて貰わなきゃ!ネオ合気道の心を踏みにじった事を後悔させて貰わなきゃ!そうしなきゃ……そうしなきゃ駄目なんです!)
茶柱(とんでもない悪人、醜すぎて嫌悪するしかない存在……それが茶柱転子と言う人間なんですね!こんな転子が正義の味方になんかなれるわけが無かったんです!あはは!こんな思い上がった考えも正して貰わないといけませんね!)
茶柱「ああ……体を鍛えていて良かったです!そう簡単に[ピーーー]ない、どこまでも救い様の無い転子を、いつまでもいつまでも罰して貰えるんですから!」
茶柱転子 絶望度 99→100 絶望化 被虐的思考に固定 肉体、精神的な痛みに幸福感を感じる性格に改変 救出が困難になりました。
―――チュドーーン!
茶柱(……これは罰、転子への罰。何もかもを踏みにじった転子への罰……罰を……もっと罰を受けなきゃ!)
茶柱「あ、あは……あはははは……!あははははははははは!」
―――――――――――――――
茶柱(……拭い切れない、償い切れない、消し去れない……転子の犯した過ちと罪は大きすぎて、到底消せるものでは無い……罰を与えて貰わなきゃ!もっと、罰を!)
茶柱(最原さんを傷つけた罪を罰して貰わなきゃ!夢野さんを巻き込んだ事を裁いて貰わなきゃ!ネオ合気道の心を踏みにじった事を後悔させて貰わなきゃ!そうしなきゃ……そうしなきゃ駄目なんです!)
茶柱(とんでもない悪人、醜すぎて嫌悪するしかない存在……それが茶柱転子と言う人間なんですね!こんな転子が正義の味方になんかなれるわけが無かったんです!あはは!こんな思い上がった考えも正して貰わないといけませんね!)
茶柱「ああ……体を鍛えていて良かったです!そう簡単に[ピーーー]ない、どこまでも救い様の無い転子を、いつまでもいつまでも罰して貰えるんですから!」
茶柱転子 絶望度 99→100 絶望化 被虐的思考に固定 肉体、精神的な痛みに幸福感を感じる性格に改変 救出が困難になりました。
859: 2017/05/10(水) 00:42:00.99 ID:oDdxqwb80
超高校級のテニス選手 星竜馬のおしおき
『刑罰執行』
―――――――――――――――
看守「……囚人番号053、出ろ!」
星「うっ……ここは……監獄か?ふっ、俺にぴったりの居場所だな」
看守「053、出ろ!今日はお前の刑罰執行日だ!」
星「ほう……なるほどな。俺の罪を裁いてくれるって言うのなら丁度良い、喜んで着いて行くさ」
看守「無駄口が多いぞ!きびきび歩け!」
――――――――――――――――
看守「良し、ここだ。ここで待て」
星「……ただの牢屋じゃねえか。電気椅子も首吊り用の台座も無い。ここでどう刑を執行するつもりだ?」
看守「良いから待て!すぐに刑罰は始まる!」
星「………?」
『刑罰執行』
―――――――――――――――
看守「……囚人番号053、出ろ!」
星「うっ……ここは……監獄か?ふっ、俺にぴったりの居場所だな」
看守「053、出ろ!今日はお前の刑罰執行日だ!」
星「ほう……なるほどな。俺の罪を裁いてくれるって言うのなら丁度良い、喜んで着いて行くさ」
看守「無駄口が多いぞ!きびきび歩け!」
――――――――――――――――
看守「良し、ここだ。ここで待て」
星「……ただの牢屋じゃねえか。電気椅子も首吊り用の台座も無い。ここでどう刑を執行するつもりだ?」
看守「良いから待て!すぐに刑罰は始まる!」
星「………?」
860: 2017/05/10(水) 00:42:35.47 ID:oDdxqwb80
―――ゴゴゴゴゴ……
星「何っ!?壁が動いて……っっ!?」
最原「う、うぅ……」
星「最原!?なぜお前が!?どうして拘束されているんだ!?おい、何が起きている!?」
看守「ではこれより、星竜馬の刑罰を執行する!始めーーっ!」
『身代わり千本ノック テニスver』
―――ヒューン、ドゴォッ!
最原「あぐっ!?」
星「最原っ!?て、テニスボールだと……?なんでこんなもんを最原にぶつけるんだ……?」
―――ヒューン!ヒューン!
最原「がぁっ!ぐはぁっ!」
星「最原っ!何でだ!?どうして俺を攻撃しない!?そいつには何の罪も無い!狙うなら俺にしろっ!」
―――ギューン!
最原「ぐげぇっ!」バキィッ!
星「さ、最原っ!もう止めろっ!そいつを痛ぶるのは止めてくれっ!裁きを受けるのは俺のはずだろう!?」
最原「おぐっ!ぐっ、はぁっ……!」
星「止めろ……!もう止めてくれ……!頼む!もう止めてくれぇぇぇっ……!」
星「何っ!?壁が動いて……っっ!?」
最原「う、うぅ……」
星「最原!?なぜお前が!?どうして拘束されているんだ!?おい、何が起きている!?」
看守「ではこれより、星竜馬の刑罰を執行する!始めーーっ!」
『身代わり千本ノック テニスver』
―――ヒューン、ドゴォッ!
最原「あぐっ!?」
星「最原っ!?て、テニスボールだと……?なんでこんなもんを最原にぶつけるんだ……?」
―――ヒューン!ヒューン!
最原「がぁっ!ぐはぁっ!」
星「最原っ!何でだ!?どうして俺を攻撃しない!?そいつには何の罪も無い!狙うなら俺にしろっ!」
―――ギューン!
最原「ぐげぇっ!」バキィッ!
星「さ、最原っ!もう止めろっ!そいつを痛ぶるのは止めてくれっ!裁きを受けるのは俺のはずだろう!?」
最原「おぐっ!ぐっ、はぁっ……!」
星「止めろ……!もう止めてくれ……!頼む!もう止めてくれぇぇぇっ……!」
861: 2017/05/10(水) 00:43:08.15 ID:oDdxqwb80
―――――――――――――――
最原「ぐぅぅ……っ」
星「………」
看守「……出ろ、053。刑は終わりだ」
星「……これが、俺への罰ってことか?友の苦しむ姿を間近で見せ付けられることが、俺への罰だと?」
看守「好きに思え、刑罰が終わったのだからお前は自由だ。好きな所に行け」
星「ぐっ……!さ、最原っ!」ダッ!
最原「はぁっ……はぁっ……!」
星「最原!今すぐに怪我の手当てをしてやる!動くんじゃ……」
最原「……僕を売ったんだね?」
星「っっ!?」
最原「僕を売って、自分は無傷で解放されるようにしたんだね?君は、僕を裏切ったんだね?」
星「ち、違うっ!俺はそんなこと……」
最原「ならこの状況はどう言う事だい?無傷で開放された君と息も絶え絶えの僕、どう考えてもおかしいじゃないか!?」
星「うっ……」
最原「ぐぅぅ……っ」
星「………」
看守「……出ろ、053。刑は終わりだ」
星「……これが、俺への罰ってことか?友の苦しむ姿を間近で見せ付けられることが、俺への罰だと?」
看守「好きに思え、刑罰が終わったのだからお前は自由だ。好きな所に行け」
星「ぐっ……!さ、最原っ!」ダッ!
最原「はぁっ……はぁっ……!」
星「最原!今すぐに怪我の手当てをしてやる!動くんじゃ……」
最原「……僕を売ったんだね?」
星「っっ!?」
最原「僕を売って、自分は無傷で解放されるようにしたんだね?君は、僕を裏切ったんだね?」
星「ち、違うっ!俺はそんなこと……」
最原「ならこの状況はどう言う事だい?無傷で開放された君と息も絶え絶えの僕、どう考えてもおかしいじゃないか!?」
星「うっ……」
862: 2017/05/10(水) 00:43:57.31 ID:oDdxqwb80
最原「……僕は星くんのことを友達だと思っていたのに……君は違ったんだね?所詮君は、僕の事を利用できる駒くらいにしか考えて無かったんだね!?」
星「ち、違う……!俺は、お前のことを本気で友だと……!」
最原「……もう良いさ。君は自由だ、どこにでも行けば良い……ただし、二度と僕の前には現れるな!」
星「最……原……」
最原「……もしも君が僕を裏切ってないとしても、君に関わるとこんな不幸が僕に起きる訳だ。僕は、そんなの御免だね」
星「………」
最原「……じゃあね星くん。僕を犠牲にして得た自由を楽しむと良いさ」スタスタ…
星「………」
星「……なるほど、大した罰じゃあねえか。俺から生きる理由を奪ってくれるとはな……」
星「ふ、ふふ……俺に関わると不幸になる、か……当然だな、俺みたいな奴が何かを得ようなんざ、それこそ笑い話にもならねえ……ああ、あいつのためにもそれで良かったんだ……!」
星「最原……すまなかった……っ!」
―――――――――――――――
星(あいつは……最原は、俺がどん底にいる時に手を差し伸べてくれた。希望の光を見せてくれた……対して、俺はどうだ?あいつがきつい時に何をしていた?)
星(手を貸すどころかそれを嘲笑って見ていた……いや、進んであいつを不幸にする手伝いをしていたんだ。そんな俺があいつに許して貰おうだなんて、それこそ虫が良過ぎる話だ……)
星(……近づくな、許されようと思うな……俺にはその権利は無い。延々と俺が苦しみ続ければ良いだけの話なんだ……そう、誰にもこの苦しみを分かち合おうだなんて考えなければ良いだけの話さ)
星「俺みたいな奴に出来る事なんざそんなもんだ……俺みたいな屑に出来る事と言えば、そんなもん……だよな」
星竜馬 絶望度 99→100 絶望化 他者との関わりを断つ様に意識が改革 救出が困難になりました
星「ち、違う……!俺は、お前のことを本気で友だと……!」
最原「……もう良いさ。君は自由だ、どこにでも行けば良い……ただし、二度と僕の前には現れるな!」
星「最……原……」
最原「……もしも君が僕を裏切ってないとしても、君に関わるとこんな不幸が僕に起きる訳だ。僕は、そんなの御免だね」
星「………」
最原「……じゃあね星くん。僕を犠牲にして得た自由を楽しむと良いさ」スタスタ…
星「………」
星「……なるほど、大した罰じゃあねえか。俺から生きる理由を奪ってくれるとはな……」
星「ふ、ふふ……俺に関わると不幸になる、か……当然だな、俺みたいな奴が何かを得ようなんざ、それこそ笑い話にもならねえ……ああ、あいつのためにもそれで良かったんだ……!」
星「最原……すまなかった……っ!」
―――――――――――――――
星(あいつは……最原は、俺がどん底にいる時に手を差し伸べてくれた。希望の光を見せてくれた……対して、俺はどうだ?あいつがきつい時に何をしていた?)
星(手を貸すどころかそれを嘲笑って見ていた……いや、進んであいつを不幸にする手伝いをしていたんだ。そんな俺があいつに許して貰おうだなんて、それこそ虫が良過ぎる話だ……)
星(……近づくな、許されようと思うな……俺にはその権利は無い。延々と俺が苦しみ続ければ良いだけの話なんだ……そう、誰にもこの苦しみを分かち合おうだなんて考えなければ良いだけの話さ)
星「俺みたいな奴に出来る事なんざそんなもんだ……俺みたいな屑に出来る事と言えば、そんなもん……だよな」
星竜馬 絶望度 99→100 絶望化 他者との関わりを断つ様に意識が改革 救出が困難になりました
866: 2017/05/11(木) 21:59:32.09 ID:1XTS4E0m0
超高校級のメイド 東条斬美のおしおき
『ゼツボウフルコース ~後悔の涙風味~』
―――――――――――――――
東条「………」
モノクマ「うぷぷ……さあ、東条さん。君のために特別な料理を用意したよ!遠慮せずに召し上がれ~!」
東条「これは、私が最原くんに作った……」
モノクマ「まず一品目はねえ……『腐った野菜と生肉のサラダ』だよ!前菜から凄いのが来たね~!」
東条「くっ……」
モノクマ「さあ、召し上がれ……!最原くんの辛さを知りたいんでしょ?だったら、ほら……!」
東条「………」
東条(……何を迷っているの?覚悟は決めてきたじゃない……!やるしか、ない!)
『ゼツボウフルコース ~後悔の涙風味~』
―――――――――――――――
東条「………」
モノクマ「うぷぷ……さあ、東条さん。君のために特別な料理を用意したよ!遠慮せずに召し上がれ~!」
東条「これは、私が最原くんに作った……」
モノクマ「まず一品目はねえ……『腐った野菜と生肉のサラダ』だよ!前菜から凄いのが来たね~!」
東条「くっ……」
モノクマ「さあ、召し上がれ……!最原くんの辛さを知りたいんでしょ?だったら、ほら……!」
東条「………」
東条(……何を迷っているの?覚悟は決めてきたじゃない……!やるしか、ない!)
867: 2017/05/11(木) 22:00:35.36 ID:1XTS4E0m0
東条「……はぐっ……っっ!?ゴホッ、ゲホッ!?」
モノクマ「うぷぷ……!駄目だなあ、東条さん。物を口に含んだまま咳き込むなんてマナー違反だよ?」
東条(何、これ……?不味いとかそう言うレベルじゃあない!予想以上……いいえ、予想以下よ!)
モノクマ「……ほら、食べなよ。最原くんはこれを皆に無理やり食べさせられたんだからさ……!」
東条「っっ……ぐ、ぐぅ……っ!」モグモグ…
モノクマ「良し良し、良い感じだね!それじゃあ、この調子で次々行ってみよう!」
二品目 生ごみの盛り合わせ、腐り汁を添えて
東条「うっ、うげぇぇっ……!こ、こんな物を喜んで作っていたなんて……!?」
モノクマ「一応食用の物を使ってただけましな方じゃない?食べられる物とは言ってないけどさ」
三品目 ゴキブリのソテー&生食、雑菌処理無し
東条「は、あぁ……!う、ぐえぇぅぅ……」
モノクマ「うぷぷ……!凄い食感でしょ?硬さとか脚のカリカリ感とか、内臓の中の物とかの感触がヤバいよね!」
東条「おげぇ……っ、うぷっ……」
四品目 主食 ゴキブリの卵盛り合わせ
モノクマ「ライスの代わりにゴキブリの卵だなんて洒落てるよね!一粒残さず食べるんだよ!」
東条「う、うぅぅ……」
五品目 ドリンク 雑巾の絞り汁
東条「あ、あぁぁ……っ」
モノクマ「くっさ~い!そして色々ヤバ~い!こんなもんを飲める最原くんの気が知れないよ!」
六品目 デザート カビアイス
東条「………」
モノクマ「あ~っはっは!こんなもの食べたら病気になるって!良く食べられたもんだよね!?」
東条「うっ、うぅ……ううぅぅぅぅぅ……」
モノクマ「うぷぷ……!駄目だなあ、東条さん。物を口に含んだまま咳き込むなんてマナー違反だよ?」
東条(何、これ……?不味いとかそう言うレベルじゃあない!予想以上……いいえ、予想以下よ!)
モノクマ「……ほら、食べなよ。最原くんはこれを皆に無理やり食べさせられたんだからさ……!」
東条「っっ……ぐ、ぐぅ……っ!」モグモグ…
モノクマ「良し良し、良い感じだね!それじゃあ、この調子で次々行ってみよう!」
二品目 生ごみの盛り合わせ、腐り汁を添えて
東条「うっ、うげぇぇっ……!こ、こんな物を喜んで作っていたなんて……!?」
モノクマ「一応食用の物を使ってただけましな方じゃない?食べられる物とは言ってないけどさ」
三品目 ゴキブリのソテー&生食、雑菌処理無し
東条「は、あぁ……!う、ぐえぇぅぅ……」
モノクマ「うぷぷ……!凄い食感でしょ?硬さとか脚のカリカリ感とか、内臓の中の物とかの感触がヤバいよね!」
東条「おげぇ……っ、うぷっ……」
四品目 主食 ゴキブリの卵盛り合わせ
モノクマ「ライスの代わりにゴキブリの卵だなんて洒落てるよね!一粒残さず食べるんだよ!」
東条「う、うぅぅ……」
五品目 ドリンク 雑巾の絞り汁
東条「あ、あぁぁ……っ」
モノクマ「くっさ~い!そして色々ヤバ~い!こんなもんを飲める最原くんの気が知れないよ!」
六品目 デザート カビアイス
東条「………」
モノクマ「あ~っはっは!こんなもの食べたら病気になるって!良く食べられたもんだよね!?」
東条「うっ、うぅ……ううぅぅぅぅぅ……」
868: 2017/05/11(木) 22:05:15.08 ID:1XTS4E0m0
東条(私はなんてことをしてしまったの……最原くんにこんな物を喜んで食べさせていたなんて、信じられない……)
モノクマ「……それにしても良く食べきったね!そんな東条さんにご褒美をあげましょう!お~い、最原く~ん!」
東条「えっ……!?」
最原「……やあ、東条さん!良く頑張ったね!」
東条「さ、最原くん……!?」
最原「……この体験を経て、僕がどれだけ辛かったかわかってくれた?苦しかったか理解できた?」
東条「え、ええ……!私は、とんでもない事を……」
最原「そっか!良かったよ!ならさ……もう僕に近づかないでね」
東条「……え?」
最原「……わかったんでしょ?僕の気持ちがさ?こんな不味い料理……ううん、料理だなんて到底呼べないものを食べさせられ続けた僕が、それを作った人を許せると思う?」
東条「そ、それ、は……」
最原「毎日毎日押さえつけられて、一週間もこのごみを無理やり口の中に押し込まれたんだよ?それをしたのは君だよね?」
東条「っっ……!」
最原「……ああ、それとね。たった一回だけ僕と同じ目に遭っただけで僕の気持ちがわかっただなんて良く言えるよね。本当、君にはがっかりだよ」
東条「さ、最原、く……」
最原「……まだ取り返しがつくと思ってた?残念、もうそんな時期はとっくに過ぎてるよ。だからさ、もう二度と僕の前に顔を出さないでね」
東条「ま、待って……!お願いだから、私にチャンスを……」
最原「これ以上僕をがっかりさせないでくれるかな?僕はもう東条さんの顔なんて見たくないの、わかる?」
東条「……っっ!」
最原「……返事をしてよ。わかったの?わからないの?君はメイドなんだから、僕の言う事を聞くんでしょ?僕と二度と会わないなんて言うそんな簡単ことも出来ないの?」
東条「ぅぅ……ぁぁ……」
モノクマ「……それにしても良く食べきったね!そんな東条さんにご褒美をあげましょう!お~い、最原く~ん!」
東条「えっ……!?」
最原「……やあ、東条さん!良く頑張ったね!」
東条「さ、最原くん……!?」
最原「……この体験を経て、僕がどれだけ辛かったかわかってくれた?苦しかったか理解できた?」
東条「え、ええ……!私は、とんでもない事を……」
最原「そっか!良かったよ!ならさ……もう僕に近づかないでね」
東条「……え?」
最原「……わかったんでしょ?僕の気持ちがさ?こんな不味い料理……ううん、料理だなんて到底呼べないものを食べさせられ続けた僕が、それを作った人を許せると思う?」
東条「そ、それ、は……」
最原「毎日毎日押さえつけられて、一週間もこのごみを無理やり口の中に押し込まれたんだよ?それをしたのは君だよね?」
東条「っっ……!」
最原「……ああ、それとね。たった一回だけ僕と同じ目に遭っただけで僕の気持ちがわかっただなんて良く言えるよね。本当、君にはがっかりだよ」
東条「さ、最原、く……」
最原「……まだ取り返しがつくと思ってた?残念、もうそんな時期はとっくに過ぎてるよ。だからさ、もう二度と僕の前に顔を出さないでね」
東条「ま、待って……!お願いだから、私にチャンスを……」
最原「これ以上僕をがっかりさせないでくれるかな?僕はもう東条さんの顔なんて見たくないの、わかる?」
東条「……っっ!」
最原「……返事をしてよ。わかったの?わからないの?君はメイドなんだから、僕の言う事を聞くんでしょ?僕と二度と会わないなんて言うそんな簡単ことも出来ないの?」
東条「ぅぅ……ぁぁ……」
869: 2017/05/11(木) 22:13:26.18 ID:1XTS4E0m0
最原「……返事は?」
東条「か……かしこまり、ました……」
最原「うん!ありがとう!これでもう大嫌いな東条さんの顔を見ないで済むぞ!嬉しいな~!」スタスタ…
東条「………」
東条「……本当に馬鹿ね、私……取り返しなんかつくはずが無いじゃない……!あれだけのことをして、まだ、許して貰えるなんて、そ、そんなわけ………うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
―――――――――――――――
東条(滅私奉公、自分を殺せ……忠実に言われたことを守る機械に、道具になれば良い……そうすれば、最原くんをこれ以上失望させないで済むから……)
東条(……ああ、また……最原くんに好かれようと思ってしまったわ。私に自我なんて必要ないのに……)
東条(自分を捨てて、心を凍らせて……皆に言われた事をこなすだけの機械にならないと……!それが、私の生きる道なのだから……!)
東条「……ハイ、ワタシノシメイハミナサマノオヤクニタツコトデス。ナンナリトゴメイレイクダサイ……!」
東条斬美 絶望度 99→100 絶望化 自我を喪失 救出が困難になりました
東条「か……かしこまり、ました……」
最原「うん!ありがとう!これでもう大嫌いな東条さんの顔を見ないで済むぞ!嬉しいな~!」スタスタ…
東条「………」
東条「……本当に馬鹿ね、私……取り返しなんかつくはずが無いじゃない……!あれだけのことをして、まだ、許して貰えるなんて、そ、そんなわけ………うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
―――――――――――――――
東条(滅私奉公、自分を殺せ……忠実に言われたことを守る機械に、道具になれば良い……そうすれば、最原くんをこれ以上失望させないで済むから……)
東条(……ああ、また……最原くんに好かれようと思ってしまったわ。私に自我なんて必要ないのに……)
東条(自分を捨てて、心を凍らせて……皆に言われた事をこなすだけの機械にならないと……!それが、私の生きる道なのだから……!)
東条「……ハイ、ワタシノシメイハミナサマノオヤクニタツコトデス。ナンナリトゴメイレイクダサイ……!」
東条斬美 絶望度 99→100 絶望化 自我を喪失 救出が困難になりました
885: 2017/05/14(日) 16:24:17.62 ID:4KgG65aG0
超高校級の発明家 入間美兎のおしおき
『THE Re:LOAD』
―――――――――――――――
入間「あ、あう、あう、あうぅ……」ガタガタ…
モノクマ「さ~て!入間さんへのおしおきが始まるよ~!特製のコースターに乗って貰って、その道中にある様々な罠を潜り抜けてもらいま~す!」
入間「わ、罠……?罠ってなんだよ!?」
モノクマ「え~とねえ……火炎放射器から始まって電気椅子、ニードルガンにマシンガン、その他諸々の拷問器具のオンパレードだよ!」
入間「ひ、ひぃぃぃぃっ!?なんだよそれ!?そんなもん食らって生きていられる奴なんかいないだろ!?」
モノクマ「大丈夫、大丈夫!威力は調整してあるし、急所も外れる様に設定したからさ!多分生き残れるよ!」
入間「た、多分ってなんだよぉ!?」
モノクマ「本当に大丈夫だって!なにせこのおしおきにはギブアップが認められているからね!」
入間「えっ!?ま、マジか!?」
モノクマ「マジだよ!コースターに備え付けられているボタンを押したらおしおきは終了!そこでお終いになるのさ!なんだったら乗り込んですぐに押しても良いよ!」
入間「え?え……?そ、それじゃあ、おしおきの意味がないんじゃ……?」
モノクマ「ただし……おしおきを最後まで受けきってゴールまで辿り着けたのなら……そこで最原くんが待っていてくれてるよ」
入間「!?」
『THE Re:LOAD』
―――――――――――――――
入間「あ、あう、あう、あうぅ……」ガタガタ…
モノクマ「さ~て!入間さんへのおしおきが始まるよ~!特製のコースターに乗って貰って、その道中にある様々な罠を潜り抜けてもらいま~す!」
入間「わ、罠……?罠ってなんだよ!?」
モノクマ「え~とねえ……火炎放射器から始まって電気椅子、ニードルガンにマシンガン、その他諸々の拷問器具のオンパレードだよ!」
入間「ひ、ひぃぃぃぃっ!?なんだよそれ!?そんなもん食らって生きていられる奴なんかいないだろ!?」
モノクマ「大丈夫、大丈夫!威力は調整してあるし、急所も外れる様に設定したからさ!多分生き残れるよ!」
入間「た、多分ってなんだよぉ!?」
モノクマ「本当に大丈夫だって!なにせこのおしおきにはギブアップが認められているからね!」
入間「えっ!?ま、マジか!?」
モノクマ「マジだよ!コースターに備え付けられているボタンを押したらおしおきは終了!そこでお終いになるのさ!なんだったら乗り込んですぐに押しても良いよ!」
入間「え?え……?そ、それじゃあ、おしおきの意味がないんじゃ……?」
モノクマ「ただし……おしおきを最後まで受けきってゴールまで辿り着けたのなら……そこで最原くんが待っていてくれてるよ」
入間「!?」
886: 2017/05/14(日) 16:24:47.88 ID:4KgG65aG0
モノクマ「もしも厳しいおしおきを受けきってゴールまで来てくれたのなら、最原くんは入間さんを許すって言ってたよ。本当は教えちゃ駄目なんだけど、入間さんの為のスペシャルサービスさ!」
入間「さ、最原が私を待ってる……?ゴールまで行けば、私を許してくれる……?」
モノクマ「……これが最後のチャンスだよ。さあ、はっしーん!」
―――ガコン!ガタガタガタ……!
入間(ご、ゴールまで行ければ、頑張れば、最原に会える!許して貰える……!が、頑張ってみよう!そうすれば、そうすれば、また……!)
モノクマ「第一エリア、火炎放射ゾーンにはいりま~す!」
―――ゴォォォォォォッ!
入間(だ、大丈夫だ……!威力は調整されてるって言ってたし、研究教室にはメディカルカプセルもある。おしおきを終えた後にそれを使えば、怪我なんてあっという間に治せるんだ!)
モノクマ「うぷぷ……!さ~て、どうなるかな~?」
入間(さ、最原に会うんだ、会って許して貰うんだ!だ、だから、だから……っ!)
―――ゴォォォォォォォォォォッ!
モノクマ「さあ、今……おしおきが始まった~っ!」
―――ガタンッ!
モノクマ「……あれ?」
入間「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!」
入間「……む、無理だ……。恐い、恐いよぉぉ……っ!」ガタガタ…
入間「さ、最原が私を待ってる……?ゴールまで行けば、私を許してくれる……?」
モノクマ「……これが最後のチャンスだよ。さあ、はっしーん!」
―――ガコン!ガタガタガタ……!
入間(ご、ゴールまで行ければ、頑張れば、最原に会える!許して貰える……!が、頑張ってみよう!そうすれば、そうすれば、また……!)
モノクマ「第一エリア、火炎放射ゾーンにはいりま~す!」
―――ゴォォォォォォッ!
入間(だ、大丈夫だ……!威力は調整されてるって言ってたし、研究教室にはメディカルカプセルもある。おしおきを終えた後にそれを使えば、怪我なんてあっという間に治せるんだ!)
モノクマ「うぷぷ……!さ~て、どうなるかな~?」
入間(さ、最原に会うんだ、会って許して貰うんだ!だ、だから、だから……っ!)
―――ゴォォォォォォォォォォッ!
モノクマ「さあ、今……おしおきが始まった~っ!」
―――ガタンッ!
モノクマ「……あれ?」
入間「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!」
入間「……む、無理だ……。恐い、恐いよぉぉ……っ!」ガタガタ…
887: 2017/05/14(日) 16:25:34.26 ID:4KgG65aG0
モノクマ「え、マジ?もうギブアップしちゃったの?早すぎでしょ?!」
入間「だ、だって……炎は熱いし、勢いも凄いし、生き残れる確実な証拠も無かったし……」
モノクマ「はぁ~……ほんっとに期待外れなことをしてくれるよね、入間さんは……」
入間「ひぐぅぅ……」
最原「……本当にその通りだよ。君はまた僕を裏切るんだね」
入間「!?」
最原「……もう一度チャンスを上げれば、きっと僕の信頼に応えてくれると思ってたのに……やっぱり君は僕を裏切った。君を信じたのに!もう一度許そうと思ったのに!」
入間「あ、あ……!ち、違うんだ!お前を裏切ろうと思ったわけじゃ無くて、ただ恐くって……」
最原「それで結局自分の身を守ったんでしょ?僕に許して貰うことよりも自分の命を選んだ、それが君の答えなんでしょ?」
入間「ち、ちが……!」
最原「……じゃあ、もう一回やってみる?このおしおきを最後までやり遂げられたら君を許すよ。この言葉に嘘は無い。でも、その代わり次の挑戦の時にはギブアップは無しだ」
入間「うっ……」
最原「……どうするの?おしおきをやる?やらない?どっちなの?」
入間「わ、私は……」オドオド…
最原「……ほらね、君はやっぱり自分が大事なんだよ。本当に僕に許して欲しいと願うなら、自分のしてしまった事を後悔しているのなら、すぐに返事が出来るはずなんだからさ」
入間「っっ……!?」
入間「だ、だって……炎は熱いし、勢いも凄いし、生き残れる確実な証拠も無かったし……」
モノクマ「はぁ~……ほんっとに期待外れなことをしてくれるよね、入間さんは……」
入間「ひぐぅぅ……」
最原「……本当にその通りだよ。君はまた僕を裏切るんだね」
入間「!?」
最原「……もう一度チャンスを上げれば、きっと僕の信頼に応えてくれると思ってたのに……やっぱり君は僕を裏切った。君を信じたのに!もう一度許そうと思ったのに!」
入間「あ、あ……!ち、違うんだ!お前を裏切ろうと思ったわけじゃ無くて、ただ恐くって……」
最原「それで結局自分の身を守ったんでしょ?僕に許して貰うことよりも自分の命を選んだ、それが君の答えなんでしょ?」
入間「ち、ちが……!」
最原「……じゃあ、もう一回やってみる?このおしおきを最後までやり遂げられたら君を許すよ。この言葉に嘘は無い。でも、その代わり次の挑戦の時にはギブアップは無しだ」
入間「うっ……」
最原「……どうするの?おしおきをやる?やらない?どっちなの?」
入間「わ、私は……」オドオド…
最原「……ほらね、君はやっぱり自分が大事なんだよ。本当に僕に許して欲しいと願うなら、自分のしてしまった事を後悔しているのなら、すぐに返事が出来るはずなんだからさ」
入間「っっ……!?」
888: 2017/05/14(日) 16:27:45.92 ID:4KgG65aG0
最原「これでおしおきはお終い。良かったね、自分の命を大切にして生きていってね。その代わり、僕は入間さんの事を一生許さないけどさ」
入間「あ、あ……!?ま、待って、終一……!」
最原「……君が望んだ最後のチャンス、やっぱり無駄にしちゃったね。君を最後に信じた僕が馬鹿だったんだろうけどさ」スタスタ…
入間「ま、待って……!行かないで、私を見捨てないで……!お願いだから!お願いだから!あなたの為ならなんでもするから!だから、だから……私を一人にしないでよぉぉぉぉぉっ!」
―――――――――――――――
入間(俺様は悪くない!あんなもん、絶対に逃げるに決まってる!俺様は悪くないんだ!)
入間(そうさ!最原を虐めたのだって何かの間違いだ!俺様は悪くないんだ!何にも悪くないんだよ!)
入間(大丈夫、時間が全てを解決してくれるさ!なんてったって俺様は何も悪くないんだから!)
入間「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい許して許して許して私が悪かったから私が悪かったから私が悪かったから……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい許して許して許して私が悪かったから私が悪かったから私が悪かったから……」
入間美兎 絶望度 99→100 絶望化 思考の分離を確認 救出が困難になりました
入間「あ、あ……!?ま、待って、終一……!」
最原「……君が望んだ最後のチャンス、やっぱり無駄にしちゃったね。君を最後に信じた僕が馬鹿だったんだろうけどさ」スタスタ…
入間「ま、待って……!行かないで、私を見捨てないで……!お願いだから!お願いだから!あなたの為ならなんでもするから!だから、だから……私を一人にしないでよぉぉぉぉぉっ!」
―――――――――――――――
入間(俺様は悪くない!あんなもん、絶対に逃げるに決まってる!俺様は悪くないんだ!)
入間(そうさ!最原を虐めたのだって何かの間違いだ!俺様は悪くないんだ!何にも悪くないんだよ!)
入間(大丈夫、時間が全てを解決してくれるさ!なんてったって俺様は何も悪くないんだから!)
入間「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい許して許して許して私が悪かったから私が悪かったから私が悪かったから……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい許して許して許して私が悪かったから私が悪かったから私が悪かったから……」
入間美兎 絶望度 99→100 絶望化 思考の分離を確認 救出が困難になりました
890: 2017/05/16(火) 19:35:35.73 ID:pdmZrDaHO
後は夢野とハルマキだけか?
891: 2017/05/16(火) 19:54:24.91 ID:R3AyYSGd0
超高校級のマジシャン 夢野秘密子のおしおき
『被害者→加害者』
―――――――――――――――
夢野(……ここは何処じゃ?何にもない……真っ暗な場所じゃ……)
??「おい、聞こえておるか?」
夢野「!?」ビクッ!
??「……ここじゃ、こっちを見ろ。そして、ウチの質問に答えてくれ」
夢野「ん、んあっ!?お、お主は……!?」
夢野?『そう、ウチはお前じゃ。昔、クラスメイトたちに虐められていた頃のウチ……過去の夢野秘密子じゃよ』
夢野「か、過去のウチじゃと……!?ウチはとうとう時間を越える魔法を使える様になったのか!?」
夢野?『そうじゃ、ウチはどうしても未来のウチに聞きたい事があって未来にやってきたんじゃ!』
夢野「そ、そうか、それで?その聞きたい事とはなんなんじゃ?」
夢野?『……未来のウチは、虐めなどしておらんよな?』
夢野「!?」ビクッ!?
『被害者→加害者』
―――――――――――――――
夢野(……ここは何処じゃ?何にもない……真っ暗な場所じゃ……)
??「おい、聞こえておるか?」
夢野「!?」ビクッ!
??「……ここじゃ、こっちを見ろ。そして、ウチの質問に答えてくれ」
夢野「ん、んあっ!?お、お主は……!?」
夢野?『そう、ウチはお前じゃ。昔、クラスメイトたちに虐められていた頃のウチ……過去の夢野秘密子じゃよ』
夢野「か、過去のウチじゃと……!?ウチはとうとう時間を越える魔法を使える様になったのか!?」
夢野?『そうじゃ、ウチはどうしても未来のウチに聞きたい事があって未来にやってきたんじゃ!』
夢野「そ、そうか、それで?その聞きたい事とはなんなんじゃ?」
夢野?『……未来のウチは、虐めなどしておらんよな?』
夢野「!?」ビクッ!?
892: 2017/05/16(火) 19:55:02.11 ID:R3AyYSGd0
夢野?『かつて虐めを受けてあれだけ苦しい思いをしたんじゃ、高校生になって誰かを虐めたりしてはいないじゃろうな?』
夢野「そ、それは……」
夢野?『悪口を言ったり、暴力を振るったり、物を隠したり……そんな事、絶対にしていないんじゃよな?ウチは優しい女の子のままなんじゃよな?』
夢野「………」
夢野?『……何で答えてくれないんじゃ?まさか……!?』
夢野「……お主の、いや……ウチの想像通りじゃ。ウチは酷い事をしてしまった……大好きな人に酷い事をしてしまったんじゃ……」
夢野?『そ、そんなっ!?なぜじゃ!?どうしてそんな事を……!?』
夢野「……理由なんか今となってはどうでも良い。今考えるべきなのは、その罪をどう償うかじゃ……」
夢野?『そう、かもしれんの……。それでウチ、ウチはどうやって罪を償うつもりなんじゃ?』
夢野「……ついさっきまでどうすれば良いのかわからなかった。でも、お主のおかげで最高の案が思い浮かんだぞい!」
夢野?『う、ウチのおかげじゃと……?それって何をするつもり……ぐえっ!?』グッ!
夢野「……そうじゃ、こうすれば良いんじゃ。こうすれば何もかもが解決するんじゃ……!」グググ…
夢野?『くる、しい……なにを……?』
夢野「過去のウチが[ピーーー]ばそこから先のウチも居なくなる。そうすれば、最原を虐めてたウチも居なくなる!全ての罪をなかったことに出来るんじゃ!」
夢野?『そ、んな……!?う、ウチはまだ、氏にたくない……!たすけ、て……』
夢野「そ、それは……」
夢野?『悪口を言ったり、暴力を振るったり、物を隠したり……そんな事、絶対にしていないんじゃよな?ウチは優しい女の子のままなんじゃよな?』
夢野「………」
夢野?『……何で答えてくれないんじゃ?まさか……!?』
夢野「……お主の、いや……ウチの想像通りじゃ。ウチは酷い事をしてしまった……大好きな人に酷い事をしてしまったんじゃ……」
夢野?『そ、そんなっ!?なぜじゃ!?どうしてそんな事を……!?』
夢野「……理由なんか今となってはどうでも良い。今考えるべきなのは、その罪をどう償うかじゃ……」
夢野?『そう、かもしれんの……。それでウチ、ウチはどうやって罪を償うつもりなんじゃ?』
夢野「……ついさっきまでどうすれば良いのかわからなかった。でも、お主のおかげで最高の案が思い浮かんだぞい!」
夢野?『う、ウチのおかげじゃと……?それって何をするつもり……ぐえっ!?』グッ!
夢野「……そうじゃ、こうすれば良いんじゃ。こうすれば何もかもが解決するんじゃ……!」グググ…
夢野?『くる、しい……なにを……?』
夢野「過去のウチが[ピーーー]ばそこから先のウチも居なくなる。そうすれば、最原を虐めてたウチも居なくなる!全ての罪をなかったことに出来るんじゃ!」
夢野?『そ、んな……!?う、ウチはまだ、氏にたくない……!たすけ、て……』
893: 2017/05/16(火) 19:55:36.83 ID:R3AyYSGd0
夢野「氏ね……氏んでしまえ……!あの苦しみを忘れて、のうのうと誰かを虐める様になってしまったウチなど、生きる価値も無い!」
夢野?『う、う……』ガクッ…
夢野「えいっ!えいっ!」グッ!グッ!
夢野?『』ダラン…
夢野「……やった。やったぞい!これで全てが無かった事になる!最原を虐めたウチは居なくなって、ウチの罪もなくなるんじゃ!あはははははは!」
夢野「あはははははは!あはははは、あはは……は……」
夢野「……なってしまった。ウチは、大嫌いだった虐めっ子になってしまった……その上、人頃しまで……うえっ……!」
夢野「はぁ……はぁっ……。これで良かったんじゃ、ウチは、消えて当然の存在なんじゃ……!人頃しまでしてしまったウチが生きて良い筈が無い……最原に好きになって貰えるはずなど、無いんじゃから……」
夢野「……ウチはいつ消えるのかのぉ?もしかしてもう消えていて、ウチだけが気がついておらんのか?そうだったらいいのぉ……」
―――――――――――――――
夢野(………)
夢野(………)
夢野(………)
夢野「ふ、ふふふ……あはははははははは!」
夢野秘密子 絶望度 99→100 絶望化 精神崩壊 救出が困難になりました。
夢野?『う、う……』ガクッ…
夢野「えいっ!えいっ!」グッ!グッ!
夢野?『』ダラン…
夢野「……やった。やったぞい!これで全てが無かった事になる!最原を虐めたウチは居なくなって、ウチの罪もなくなるんじゃ!あはははははは!」
夢野「あはははははは!あはははは、あはは……は……」
夢野「……なってしまった。ウチは、大嫌いだった虐めっ子になってしまった……その上、人頃しまで……うえっ……!」
夢野「はぁ……はぁっ……。これで良かったんじゃ、ウチは、消えて当然の存在なんじゃ……!人頃しまでしてしまったウチが生きて良い筈が無い……最原に好きになって貰えるはずなど、無いんじゃから……」
夢野「……ウチはいつ消えるのかのぉ?もしかしてもう消えていて、ウチだけが気がついておらんのか?そうだったらいいのぉ……」
―――――――――――――――
夢野(………)
夢野(………)
夢野(………)
夢野「ふ、ふふふ……あはははははははは!」
夢野秘密子 絶望度 99→100 絶望化 精神崩壊 救出が困難になりました。
899: 2017/05/16(火) 22:30:07.33 ID:Dk4TtQEHO
ごめんネ、王馬くんと最原くんの絶望堕ちは用意してないから、次の春川さんで最後になるネ。明日には投稿できると思うから、楽しみにしててヨ
903: 2017/05/16(火) 23:10:44.17 ID:Dk4TtQEHO
さて、民俗学のお話の時間といこうか。
元々、この嫌われの呪いは呪いでは無かったんだヨ。相手を嫌いになったと思い込ませる為の一種の儀式……心に踏ん切りをつけさせるための行為が始りなのサ
だから最初は効果なんて有って無いような物で、それ故に改良が求められたのサ。「もっと嫌いになれる様に……」そんな黒くも純粋な願いを受け、学者たちは相手を嫌いになれる方法を考え、儀式に利用した。いつしかこの儀式は催眠術や人の心理に呼び掛けて、相手の事を嫌いになるようになったのサ。
ただ、この場合の嫌いはみんなの考えているものとは違うネ。好きの真の対義語「無関心」の方だったのサ
元々、この嫌われの呪いは呪いでは無かったんだヨ。相手を嫌いになったと思い込ませる為の一種の儀式……心に踏ん切りをつけさせるための行為が始りなのサ
だから最初は効果なんて有って無いような物で、それ故に改良が求められたのサ。「もっと嫌いになれる様に……」そんな黒くも純粋な願いを受け、学者たちは相手を嫌いになれる方法を考え、儀式に利用した。いつしかこの儀式は催眠術や人の心理に呼び掛けて、相手の事を嫌いになるようになったのサ。
ただ、この場合の嫌いはみんなの考えているものとは違うネ。好きの真の対義語「無関心」の方だったのサ
904: 2017/05/16(火) 23:21:14.11 ID:Dk4TtQEHO
誰ががいった通り、必要以上に悪どくなる必要は無い。効果期間ももうける必要は無い。それを目的として作り出された本当の嫌われの呪いは、生贄とその周りに居る人たちの為に大きく役立ったものサ
さて、となると次の問題はどうして最原くんが受けた呪いが誕生したのか?だよネ。この答えは単純サ
改良、改善には失敗が付き物。嫌われの呪いを完成させるために試行錯誤していくなか、必要以上に嫌われるものや効果期間が設定されてしまうものも作り出された訳だ。
それを悪用した人間が居た。皆に好かれている人望のある人間を孤立させ、苦しめるために研究の成果を使った者かわ居たのサ。人気者にはアンチがつくのが世の常だからネ
これこそが僕たちの知る嫌われの呪いという訳サ。本来の用途から離れてしまい、その形を大きく変えてしまったからこそ、呪いと呼ばれる様になったわけだネ
塩は調味料だけど、殺人のトリックにも使えるよネ?生活が豊かになり、物が増えるほど、道具や習わしの悪用も増えていく……民俗学だってその例外じゃ無いのサ。
さて、となると次の問題はどうして最原くんが受けた呪いが誕生したのか?だよネ。この答えは単純サ
改良、改善には失敗が付き物。嫌われの呪いを完成させるために試行錯誤していくなか、必要以上に嫌われるものや効果期間が設定されてしまうものも作り出された訳だ。
それを悪用した人間が居た。皆に好かれている人望のある人間を孤立させ、苦しめるために研究の成果を使った者かわ居たのサ。人気者にはアンチがつくのが世の常だからネ
これこそが僕たちの知る嫌われの呪いという訳サ。本来の用途から離れてしまい、その形を大きく変えてしまったからこそ、呪いと呼ばれる様になったわけだネ
塩は調味料だけど、殺人のトリックにも使えるよネ?生活が豊かになり、物が増えるほど、道具や習わしの悪用も増えていく……民俗学だってその例外じゃ無いのサ。
905: 2017/05/16(火) 23:23:53.21 ID:Dk4TtQEHO
次回作は決めてあるヨ。
この作品ではたくさん頭を使っちゃったから、今度は頭を空っぽにして楽しめる作品を書きたいな。
あまり無駄口を叩くとスレが荒れる原因になるからこれで失礼するね。気分を害された人が居たらゴメンネ
この作品ではたくさん頭を使っちゃったから、今度は頭を空っぽにして楽しめる作品を書きたいな。
あまり無駄口を叩くとスレが荒れる原因になるからこれで失礼するね。気分を害された人が居たらゴメンネ
918: 2017/05/18(木) 01:43:46.38 ID:jZKzNnYB0
超高校級の暗殺者 春川魔姫のおしおき
『マリオネット・ガール』
―――――――――――――――
春川(……白銀から渡されたライト。これを使えば、最原にどうやって謝れば良いかのヒントが貰えるって言われたけど……)グググ…
春川(……体が動かなくなってる。指一本も動かせないや、どういうことなの?)
最原「あ、居た!おーい、春川さーん!」
春川「!?」
最原「話って何?皆の前じゃ言いにくいことなのかな?」
春川(さ、最原……?な、なんでこんな普通に接して……!?あ、そっか!これは夢の中だから、私たちが最原を虐めてない事になっているんだ!)
最原「……春川さん、ずっと黙ってるけどどうかしたの?僕、君を怒らせる事、しちゃったかな?」
春川「……目を瞑って」
最原「え……?」
春川(え……?な、なに?今の声、私が出したの?私、そんな事言うつもりは……)
最原「う、うん……えっと、これで良いかな?」ギュッ…
春川「そう……そのまま動かないでね」スッ…
春川(か、体が勝手に動く……!私の意志を無視して勝手に……っっ!?な、何で私は手にナイフを持ってるの!?それをどうするつもりなの!?)
『マリオネット・ガール』
―――――――――――――――
春川(……白銀から渡されたライト。これを使えば、最原にどうやって謝れば良いかのヒントが貰えるって言われたけど……)グググ…
春川(……体が動かなくなってる。指一本も動かせないや、どういうことなの?)
最原「あ、居た!おーい、春川さーん!」
春川「!?」
最原「話って何?皆の前じゃ言いにくいことなのかな?」
春川(さ、最原……?な、なんでこんな普通に接して……!?あ、そっか!これは夢の中だから、私たちが最原を虐めてない事になっているんだ!)
最原「……春川さん、ずっと黙ってるけどどうかしたの?僕、君を怒らせる事、しちゃったかな?」
春川「……目を瞑って」
最原「え……?」
春川(え……?な、なに?今の声、私が出したの?私、そんな事言うつもりは……)
最原「う、うん……えっと、これで良いかな?」ギュッ…
春川「そう……そのまま動かないでね」スッ…
春川(か、体が勝手に動く……!私の意志を無視して勝手に……っっ!?な、何で私は手にナイフを持ってるの!?それをどうするつもりなの!?)
919: 2017/05/18(木) 01:44:27.83 ID:jZKzNnYB0
最原「わ、わかったよ……。でも、なんだか落ち着かないね。あはは……」
春川(駄目!逃げて、最原っ!)
春川「……ふふっ!」ブンッ!
―――ドスッ!
最原「……え?」ドサッ!
春川(いやぁぁぁぁぁっ!)
最原「は、春川さ、なん、で……!?」
春川「………」ブンッ!
―――ドスッ!ドスッ!
最原「あ、がっ……」ビチャッ…
春川(い、いや……いやぁぁぁっ!もう止めて!こんな事望んでない!私はこんな事したくない!)
―――ザクッ!ザクッ!
春川(ち、血の温度が……肉を刺す感触が……生々しく伝わってくる……こんなの嫌!もう止めてよ、私っ!)
―――ドスッ!ザクッ!
春川(もう止めてって言ってるでしょ!終わりにしてよぉぉっ!)
―――――――――――――――
春川(駄目!逃げて、最原っ!)
春川「……ふふっ!」ブンッ!
―――ドスッ!
最原「……え?」ドサッ!
春川(いやぁぁぁぁぁっ!)
最原「は、春川さ、なん、で……!?」
春川「………」ブンッ!
―――ドスッ!ドスッ!
最原「あ、がっ……」ビチャッ…
春川(い、いや……いやぁぁぁっ!もう止めて!こんな事望んでない!私はこんな事したくない!)
―――ザクッ!ザクッ!
春川(ち、血の温度が……肉を刺す感触が……生々しく伝わってくる……こんなの嫌!もう止めてよ、私っ!)
―――ドスッ!ザクッ!
春川(もう止めてって言ってるでしょ!終わりにしてよぉぉっ!)
―――――――――――――――
920: 2017/05/18(木) 01:45:28.39 ID:jZKzNnYB0
白銀「……あ、春川さん。どうだった?良いヒントは見つかった?」
春川「……す」
白銀「ん……?」
春川「アンタを……頃すっ!」ギロッ!
白銀「うわー!なんで急にそんな事を言うの?私、何か悪い事したっけ?」
春川「とぼけるな!何が最原に許されるためのヒントよ……あんな悪趣味な事を体験させて……!アンタ、私を騙したんでしょ!?」
白銀「……ふ~ん、なるほどねえ。つまり、ヒントはきっちり手に入ったってわけか」
春川「何言ってるの?あれの何処にヒントがあったって言うのよ!?あれは、私がただ、最原を頃しただけの……くぅっ!」
白銀「……信じたんでしょ?私の事をさ……!」
春川「え……?」
白銀「私の言う事を信じて、装置を使ったんでしょ?それを裏切られて、苦しんでしょ?……それが、最原くんの気持ちだよ」
春川「あ……!?」
白銀「大切な友達だと思ってた、あなたの事を信じてた……でも、春川さんは最原くんのその気持ちを裏切ったでしょ?その胸の痛みが少しは理解できたかな?」
春川「あ……あ……!?」
白銀「最原くんはね、その胸の痛みと苦しみにずっと耐え続けたんだよ。たった一回でも心が折れかける程の苦しみをずっと受け続けたの……その苦しみを与えたのは、他ならぬ春川さんでしょ?」
春川「そ、れは……」
白銀「……信じた人に裏切られる苦しみがわかったでしょ?ほら、ちゃんとヒントはあげたよ!私は嘘はつかないからね!……これで、ほんのちょっぴりだけなら最原くんの心の痛みがわかったんじゃない?」
春川「う、ぐ……」
白銀「……これに加えて体の痛みもあるけど、取り敢えず自分のした事の重みが分かったんじゃないかな?後は最原くんにどうやって謝るのかを考えるだけだよ!やったね!」
春川「………」
白銀「ま、そんな簡単な話じゃないだろうけどさ。頑張ってね!私は応援してるから~!」ピュー…
春川「……す」
白銀「ん……?」
春川「アンタを……頃すっ!」ギロッ!
白銀「うわー!なんで急にそんな事を言うの?私、何か悪い事したっけ?」
春川「とぼけるな!何が最原に許されるためのヒントよ……あんな悪趣味な事を体験させて……!アンタ、私を騙したんでしょ!?」
白銀「……ふ~ん、なるほどねえ。つまり、ヒントはきっちり手に入ったってわけか」
春川「何言ってるの?あれの何処にヒントがあったって言うのよ!?あれは、私がただ、最原を頃しただけの……くぅっ!」
白銀「……信じたんでしょ?私の事をさ……!」
春川「え……?」
白銀「私の言う事を信じて、装置を使ったんでしょ?それを裏切られて、苦しんでしょ?……それが、最原くんの気持ちだよ」
春川「あ……!?」
白銀「大切な友達だと思ってた、あなたの事を信じてた……でも、春川さんは最原くんのその気持ちを裏切ったでしょ?その胸の痛みが少しは理解できたかな?」
春川「あ……あ……!?」
白銀「最原くんはね、その胸の痛みと苦しみにずっと耐え続けたんだよ。たった一回でも心が折れかける程の苦しみをずっと受け続けたの……その苦しみを与えたのは、他ならぬ春川さんでしょ?」
春川「そ、れは……」
白銀「……信じた人に裏切られる苦しみがわかったでしょ?ほら、ちゃんとヒントはあげたよ!私は嘘はつかないからね!……これで、ほんのちょっぴりだけなら最原くんの心の痛みがわかったんじゃない?」
春川「う、ぐ……」
白銀「……これに加えて体の痛みもあるけど、取り敢えず自分のした事の重みが分かったんじゃないかな?後は最原くんにどうやって謝るのかを考えるだけだよ!やったね!」
春川「………」
白銀「ま、そんな簡単な話じゃないだろうけどさ。頑張ってね!私は応援してるから~!」ピュー…
921: 2017/05/18(木) 01:46:04.12 ID:jZKzNnYB0
春川「……許される?謝る……?どうやって?こんな、こんなに苦しい思いをさせ続けた私が、どうやってこの罪を償えば良いの?」
春川「もう、元通りの関係になんか戻れないよ……もう、取り返しなんかつかないよ……もう、どうすれば良いのか分からないよぉぉっ!」
春川「わかんない……わかんないよぉぉ……!どうしよう?どうしよう……!?私は、どうしたら……?」
―――――――――――――――
春川(この痛みを、苦しみを、どう埋めれば良いの?どうやってこの罪を贖えば良いの?わかんない、わかんないよ……)
春川(わかんない、わかんない……わかんないわかんないわかんないわかんないわかんな……)
春川(……あれ~?私、何を考えてたのかな~?私、難しい事わかんないや。お胸がチクチクするけど、何でだろう?)
春川「あれ……?私、何をしてたんだっけ?何で苦しんでるんだっけ?何をしなきゃいけないんだっけ……?思い出さなきゃいけないのに、わかんない……わかんないよ……」
春川魔姫 絶望度 99→100 絶望化 記憶障害及び幼児退行を確認 救出が困難になりました。
春川「もう、元通りの関係になんか戻れないよ……もう、取り返しなんかつかないよ……もう、どうすれば良いのか分からないよぉぉっ!」
春川「わかんない……わかんないよぉぉ……!どうしよう?どうしよう……!?私は、どうしたら……?」
―――――――――――――――
春川(この痛みを、苦しみを、どう埋めれば良いの?どうやってこの罪を贖えば良いの?わかんない、わかんないよ……)
春川(わかんない、わかんない……わかんないわかんないわかんないわかんないわかんな……)
春川(……あれ~?私、何を考えてたのかな~?私、難しい事わかんないや。お胸がチクチクするけど、何でだろう?)
春川「あれ……?私、何をしてたんだっけ?何で苦しんでるんだっけ?何をしなきゃいけないんだっけ……?思い出さなきゃいけないのに、わかんない……わかんないよ……」
春川魔姫 絶望度 99→100 絶望化 記憶障害及び幼児退行を確認 救出が困難になりました。
923: 2017/05/18(木) 09:22:45.72 ID:mZQpM6FFO
これでこのssもおしまい。また時間がかかっちゃったネ。とちゅう、更新が遅れたことをお詫びするヨ。
また一眠りするから、すこしの間おわかれだネ。またお目にかかった時はよろしく頼むヨ。
また一眠りするから、すこしの間おわかれだネ。またお目にかかった時はよろしく頼むヨ。
924: 2017/05/18(木) 09:27:36.13 ID:eUM7n4CCo
お疲れー
次はどんなSS?次回作も期待してます!
次はどんなSS?次回作も期待してます!
引用: モノクマ「嫌われの呪い」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります