1: 2009/06/05(金) 18:58:24.20 ID:JobPlMrh0
第二回東大実践オープンプレ成績優秀者

理科三類
1 440 ヒラサワ ウイ   サクラ
2 434 ヤラ チョウセイ  ショウワヤッカダイフ
3 336 ・・・
      ・
      ・
      ・

先生「平沢さんはすごいわね。まだ一年生だって言うのに」

憂「いえ、そんなことはありませんよ」

先生「お姉ちゃんはあんな・・・あっ・・・ごめんなさい。悪気はなかったのよ」

憂「・・・いえ・・・大丈夫です・・・」

ガラガラッ

唯「うい~うい~^q^ あっ、やっぱ職員室だったんだ~ かえろ~よ~」

憂「うん!お姉ちゃんちょっとまってて!」

憂「じゃあ先生、失礼致します」(ペコリッ)

先生「ええ。頑張ってね。我が校の誇りなんだから」
けいおん!Shuffle 3巻 (まんがタイムKRコミックス)

6: 2009/06/05(金) 19:04:50.44 ID:JobPlMrh0
憂の部屋

憂「くそっ!どいつもこいつもお姉ちゃんのことを馬鹿にして・・・!」

憂「ふざけるなっ・・・!なぜっ・・・!」

憂「・・・」


お姉ちゃんが、知的障O者のような言動を取るようになったのは

今年の夏ごろからだった。

丁度、軽音楽部の合宿から帰ってきたころだと記憶している。

医者に診てもらったが原因は分からずじまい。

精神的な外傷が原因かもしれないとだけ言われた。

あれからみんなのお姉ちゃんを見る目が変わった・・・

8: 2009/06/05(金) 19:10:51.42 ID:JobPlMrh0
澪「・・・」

梓「そんな・・・」

律「唯・・・」

紬「唯ちゃん・・・」

唯「あうあうあー^q^」

憂「皆さんごめんなさい・・・お姉ちゃんいきなりこうなっちゃって・・・」

憂「しばらくすれば治ると思います。ご迷惑をおかけして」

律「そんなことないよ!だって、悪いのは私た」

澪「律!!!!」

律「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

憂「律さん・・・?」

澪「ごめんね。なんでもないの。とりあえず今日は帰ってもらえる?」

澪「私たちも心の整理が必要だから」

憂「はい、分かりました。澪さん、律さん、紬さん、失礼します」

憂「梓ちゃんも、また明日ね」

10: 2009/06/05(金) 19:19:20.94 ID:JobPlMrh0
部屋

憂「あいつら・・・おそらくあいつらの仕業・・・」

憂「軽音楽部の奴ら・・・!」

憂「お姉ちゃんがああなってから初めて部室を訪れたときの反応からしてそれは間違いない」

憂「いや、8割程度というべきか」

憂「なら、確証を得てからあいつらに仕返しを・・・!」

--翌日--

唯「うい~あうあう^q^部活いってくるねーオギャ」

憂「お姉ちゃん・・・皆に酷いこと・・・とかされてない?」

唯「アギャ?みんないつもどおりだよ^q^」

憂「そう・・・」

そして、その帰り道、私は奇妙なノートを拾った。

真っ黒な表紙。

そして、ノートのタイトルだろうか、白い文字で書かれていた。

DEATH NOTEと。

11: 2009/06/05(金) 19:25:16.81 ID:JobPlMrh0
憂「・・・デスノート?氏・・・ノート・・・?」

馬鹿らしい。

一体なんだか知らんが、全く馬鹿げている。

近所のアニメやゲームの黒魔術にでも魅せられた小中学生が

作って落としたのだろう。

だが、奇妙にも私はそのノートに惹かれていた。

再び、落ちていた場所に戻すことは出来なかった。

部屋

憂「・・・なんなんだこれは・・・子供が作ったのか?」

憂「にしては懲りてるな。市販のジョークグッズか?」

パラパラ

憂「・・・ん?・・・説明書きか・・・?英語で書いてあるな」

その英語は、字が読みにくいのを除けば、一般的な英語力があれば十分に読めるよう書かれていた。

一通り読み終わったあとの感想は、ただただ馬鹿げているというものだった。

12: 2009/06/05(金) 19:32:17.39 ID:JobPlMrh0
そこに書いてあったことを掻い摘めば、

このノートに名前を書かれた者は氏ぬ

となる。さらには、氏に方を指定できるらしい。

いかにも小中学生が考えそうなことだ。

まあ、文法的にも誤りのないこれだけの英語を書いたんだ

そこだけは評価できよう。


後で計算用紙代わりに使おうと思い、机の恥に置こうとした瞬間だった。

?「よお。お前が新しい所有者か。ククク」

憂「!!!・・・あ・・・え・・・うわあああ」

思わず叫び声をあげてしまった。

もしお姉ちゃんが家にいたら心配して部屋に駆け込んできたであろう。

そこには、異形・・・化け物がいた。

悪魔・・・死神・・・そんな単語が思い浮かんだ

?「そう驚くなよ。俺はリュークだ、よろしくな」

15: 2009/06/05(金) 19:44:26.97 ID:JobPlMrh0
憂「・・・は?・・・なんなんだ・・・幻覚か・・・?」

リューク「だから、リュークだっていってるだろう。死神だよ」

分けが分からない。なんなんだこの化け物は。

死神?リュークってのは名前か?

憂「・・・なんなんだ・・・死神・・・?」

リューク「ああそうだ。幻覚でも幻聴でもない。俺は確かにここに『存在』している。安心しろ」

憂「どうやって・・・?どうやって、家、部屋に入った?鍵を閉めておいたはずだ!」

リューク「ガハハハ。死神はそんなの余裕ですり抜けられるんだ」

落ち着け。落ち着け。目の前のこの化け物は自称死神・・・

幻覚幻聴か?いや、違う。そこまで私の精神はおかしくなってない。

本物か?馬鹿な。こんな気色の悪い化け物が存在してたまるか。

リューク「うーん?その目は疑ってるな?まあ、直に俺は本物だって分かるだろう」

憂「・・・分かった、信じよう。では聞くが・・・その死神が、私に何の用なんだ?私は氏ぬのか?」

リューク「いや、違う。お前は、デスノートの新たな所有者になったんだ」

20: 2009/06/05(金) 20:01:02.75 ID:JobPlMrh0
憂「デスノート・・・?ああ、この黒いのか?なんだ?本物だって言うのか?」

リューク「ああ、その通り。そのノートで人を殺せる」

憂「・・・」(サラサラサラッ)

リューク「?」

憂「・・・なんだ嘘じゃないか。リュークの名前書いても氏なないぞ」

リューク「・・・そりゃそうだ・・・俺は人じゃないし死神はしなない・・・」

リューク「殺せるのは人だ。ノートに書いてある通り、名前と顔が一致している人間」

リューク「氏んで当然の犯罪者の名前でも書いて試してみるんだな」

憂(・・・何をいってるんだこいつは・・・まあ、だが・・・)サラサラサラ


テレビ『ピコーンピコーン ニュース速報 北朝鮮 金正日総書記氏亡 韓国情報筋』

憂「・・・まさか・・・いや・・・フフフ・・・フハハハハハハ!!」

リューク「ククク。どうだ?信じる気になったか?」

憂「ああ、リューク!最高だ!!これは本物だよ!ありがとう!フハハハ!」

24: 2009/06/05(金) 20:15:07.76 ID:JobPlMrh0
リューク「喜んでもらえて俺も嬉しいよ」

リューク(ウホッ!こいつあいつみたいな笑い方をするな・・・面白っ!)

憂「ところでリューク。質問いいかな?」

リューク「ああ?」

憂「まず一つ目。これはどういう原理なのか。人間には理解できない超能力みたいなもんだと思えば良いのかい?」

憂「そして二つ目。なぜ私にこんな強力なものをくれたのか。何か目的があるのか?」

憂「三つ目。良心の呵責や警察に捕まる可能性といった以外で私にデメリットはあるのか?」

憂「つまり、氏んだら魂をリュークに渡したり、地獄に行くことになるのか?」

憂「四つ目。私以外にこのノートは使用できるのか?」

憂「五つ目。ノートの使用者かつ所有者でない人間にもリュークの姿は見えるのか?」

憂「現状ではこんなところだな」

リューク(・・・なかなか面白いことを聞いてくるな・・・)

リューク「まず一つ目。これはお前が考えている通りでいい。二つ目、目的などない。お前がたまたま拾ったからだ」

リューク「三つ目。デメリットは基本ない。が、デスノートを使った人間が天国や地獄に行けると思うなよ」

リューク「四つ目と五つ目。他人も使用できるし、ノートに触れれば俺の姿は見ることが出来る。気をつけるんだな」

27: 2009/06/05(金) 20:37:12.27 ID:JobPlMrh0
憂ってこんなんだっけ?


憂「そうなんだ・・・ありがとう、リュークさん」

リューク「ああ。ところで、お前の名前聞いてなかったな」

憂「私は憂。平沢憂」

リューク「ウイか。クククク」

ガチャガチャ!

唯「ういー^q^宿題教えてよーういー^q^数学わかんないよー。何でかぎ閉めてんのー?^q^」

憂「(やばい!会話聞かれたか?)・・・あ、おねーちゃん!ちょっとまっててね!」

憂(ノートを隠さなきゃ・・・)ササッ

憂「ねえ、お姉ちゃんにはリュークさんの姿見えないんだよね?」コソコソ

リューク「ノートを触らない限りはな」

憂「ありがと」

ガチャ

憂「お姉ちゃん、待たせちゃってゴメンね!帰ってきてたの気づかなくて」

唯「^p^いまさっきだよー^q^ところで憂、誰とお話してたのー?^q^^p^」

28: 2009/06/05(金) 20:49:58.02 ID:JobPlMrh0
憂「(まずい・・・!)ううん、なんでもないよ。独り言!」

唯「あう?^q^そうだったんだー^p^」

憂「で、なんの用だっけ?」

唯「この問題~^p^解けなかったら明日の部活お菓子抜きになっちゃうのー^q^」

憂「そうなんだー。えっと・・・cos(nθ)がcosθの多項式で・・・ねえ、誰に出されたの?」

唯「あう^q^澪ちゃんだよ~^q^頭の体操に、だってさー^p^オギャw」

憂(お姉ちゃんはまだしも、他のメンバーだって解けないと思うけど・・・やっぱり、澪さんが・・・)

唯「うい~うい~はやく~^q^」

憂「!!??お姉ちゃん・・・その手の痣どうしたの?」

唯「!!うう・・・う・・・^q^なんでもないなんでもないなんでもない^q^ういは心配しなくて大丈夫^p^」

唯「転んだだけだよ^q^私とろいからオギャwwwパシヘロンダスww」

憂「・・・そう・・・」

憂(転んでそんな痣はつかないよ・・・なにか棒みたいなもので叩かれない限り・・・お姉ちゃん)

憂「・・・えっとね、この問題はね帰納法とチェビシェフの・・・」

リューク(ククク)

29: 2009/06/05(金) 20:58:06.81 ID:JobPlMrh0
唯「うい~^q^ありがとね~^p^じゃあ」

憂「待って!お姉ちゃん!」

唯「ヒッ!な、なにも隠し事なんかしてないよしてないよしてないよ^q^q^q^q^p^p^p^p^」

憂「あのね、お姉ちゃん・・・辛いことがあったら相談していいんだよ?姉妹なんだから」

唯「^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^q^p^p^p^p^p^」

憂「私、お姉ちゃんのためならなんだってするからね・・・」

憂「悪魔にだって魂渡すし、地獄にだって行く!だから・・・だから・・・」

リューク(そんなことしないっていってるのに・・・)

ギュウッ

憂「!!お、お姉ちゃん・・・」

唯「ういは心配しなくていいんだよ^p^私がお姉ちゃんなんだから!^q^」

憂「・・・うん・・・」

唯「いいこいいこ^q^(ナデナデ)それじゃ、ありがとねうい~^q^」

憂「うん、お姉ちゃん・・・」

ガチャリッ・・・シーン・・・

31: 2009/06/05(金) 21:06:46.61 ID:JobPlMrh0
リューク「あの変わった奴は姉か?」

憂「うん。私のお姉ちゃん・・・唯お姉ちゃん・・・」

リューク「あいつのためにノートを使うのか?」

リューク「ククク・・・詳しくは聞かないが精々頑張るんだな」

憂「うん・・・ありがとう、リュークさん」

・・・

憂(あの四人に仕返しを・・・まず、澪さん、これは多分お姉ちゃんになんかしたはず・・・あの様子だと・・・)

憂(律さんは澪さんに脅されている感じがしたけどどうなんだろ・・・)

憂(紬さんと梓ちゃん?あの二人がそんなことするかな・・・)

憂(澪さん以外がお姉ちゃんをいじめている光景は想像できないなー)

憂(でもどちらにせよ、四人がいじめに関わったという確証を得なきゃ!お姉ちゃんのためにも!)

憂(明日、けいおん部を訪ねてみようかな・・・)

憂「じゃあ、リュークさんおやすみなさい・・・女の子が寝るんだから出て行って欲しいんですけど・・・」

リューク「あ、ああ。悪い。それじゃ、また明日な。おやすみウイ。ククク」

憂「はい、おやすみなさい」

32: 2009/06/05(金) 21:15:22.48 ID:JobPlMrh0
翌朝

唯「オギャwww学校wwwうい~学校いこ~ww」

憂「うん!お姉ちゃん!」

憂(・・・お姉ちゃん・・・)

--放課後--

憂(とりあえず部室の前まで来たけど・・・まずは、部屋の中の様子を)

リューク(ククク)

ガチャ

澪「・・・あ?憂ちゃん・・・どうしたの?・・・唯に用?」

憂「!!!えっと・・・あの・・・その・・・そうです・・・お姉ちゃんに・・・」

澪「・・・じゃあ、入れば?」

憂「はい、失礼します!」

律「・・・憂ちゃん!」

梓「・・・憂ちゃん!!」

紬「・・・!!!!うそ、そんな・・・憂ちゃんが・・・」

33: 2009/06/05(金) 21:24:12.21 ID:JobPlMrh0
憂「え・・・?紬さん?私がどうかしましたか・・・?」

紬「いや、その・・・なんでもないの・・・いきなりだったからびっくりしちゃって」

唯「オギャ^q^お菓子おいしい^p^あっ、うい~^q^ういのおかげでお菓子ゲーット!^p^」

澪「・・・チッ・・・やっぱ宿題憂ちゃんが手伝ったの?困るんだけど?」

憂「ご、ごめんなさい・・・」

澪「リハビリのつもりでやってるのにさー。いじめてるようにみえたとか?まじうけるんだけどw」

澪「ねえ、むぎ、やっぱ唯が解いたんじゃなかったんじゃん。お菓子あげる必要なかったんだよw」

紬「・・・え、ええ・・・」

澪「で、なんの用だっけ?唯、連れ戻しにきたの?」

憂「えっと・・・その・・・そういうわけじゃ・・・」

憂(この人たちがお姉ちゃんをいじめたという確証、証拠、みつけなきゃ)

憂(氏の直前の行動を操れる―ノートは持ってきたからこのルールを使って・・・でも、適当な人がいない)

憂(四人は容疑があり苦しんで氏ななきゃいけない以上、今は殺せない。だれか適当な・・・)

ガチャ

眼鏡「こんにちはー。生徒会なんだけど、講堂の使用許可について―」

43: 2009/06/05(金) 22:14:39.42 ID:JobPlMrh0
書き溜めてないし、オチも思いついてないけど再開

46: 2009/06/05(金) 22:20:43.65 ID:JobPlMrh0
憂(このひと・・・!この眼鏡さん・・・!)

眼鏡「・・・唯・・・?大丈夫?何もされてない?」

唯「あうあうあー?^p^」

澪「は?なにそれ、どう意味?私たちが何かしてるっていうの?」

眼鏡「誰もそんなこといってないじゃない!でも唯がこうなったのはあなた達と」

唯「あうー;q;」

眼鏡「ご、ごめんなさい。つい熱くなって・・・・・・で、講堂についての―」

憂(眼鏡さん、お姉ちゃんの件について軽音楽部のメンバーを疑ってる!これは、使えるよ!)

スッ!パラッ!カキカキサラサラスラスラ

48: 2009/06/05(金) 22:24:10.29 ID:JobPlMrh0
--昨夜--

リューク「ククク・・・詳しくは聞かないが精々頑張るんだな」

憂「うん・・・ありがとう、リュークさん」

憂「ねえ、リュークさん質問良いかな?ノートには氏因や氏ぬ前の行動を指定できるんですよね?」

憂「でも、名前を書いてから数十秒で自動的に心臓発作になっちゃうってことは」

憂「氏因をその時間内に書けなかったからどうなっちゃうんですか?」

リューク「それなら、心臓発作で氏ぬ。それを避けたいなら先に氏因や行動を書いておけ」

リューク「そのあとで名前を書けばその通りに発動する」

憂「そうなんですか。リュークさん、ありがとうございます!」

----

カキカキサラサラスラスラ

憂(よし、氏因と行動は多分これでOKのはず。あとは眼鏡さんの名前を・・・)

憂(名前・・・どうしよ・・・眼鏡さんの名前分からないよ・・・やばいよ・・・)

50: 2009/06/05(金) 22:30:45.15 ID:JobPlMrh0
眼鏡「じゃ、そういうわけだから」

憂(まずい・・・!帰っちゃう!これじゃ駄目!)

憂「あ、あの―」

澪「和!あんた、私たちのこと何か疑ってるみたいだけど、まじうざいんすけどw」

眼鏡「・・・!クッ・・・あなたが、あなたが唯のことを―!」

澪「はあ?勝手にそんなこと言われても困るんですけどーw」

澪「大体、あんたみたいなモブキャラ以下のキャラクターに何言われても平気っていうかw」

澪「真鍋和なんて名前、誰も覚えてないよw気づいたら交通事故で氏んでそうw」

憂(・・・!マナベノドカ・・・真鍋和!ふふっ、ありがとう澪さん!)

カキカキ

眼鏡「っ!あんたいい加減に!」

憂(大丈夫かなぁ・・・)

52: 2009/06/05(金) 22:39:30.62 ID:JobPlMrh0
憂(よく考えたら酷い氏因と行動だよね・・・)

憂(澪さんたちがやったなんて確証得られるかな・・・)

憂(まあ、モブキャラだしいいよね!)

眼鏡「おい、在日!かわいこぶってんじゃねーよ」

澪「は?」

眼鏡「性格かすすぎ。公衆の面前でパンツ晒して人気稼ぎかよw」

眼鏡「売春婦の国出身の売女がやりそうだよなー?」

眼鏡「っていうか、なにあの歌詞wセンスなさすぎwやばくね?頭破綻してね?」

澪「ざけんな!お前も唯と同じ目に―」

プチッ   バタンッ

澪「は?なにいきなり倒れて。ハイパー土下座?」

律「・・・」

紬「・・・和・・・ちゃん?」


真鍋和 親友の一件に関して、一番疑わしいと思われる親友と同部に所属している女生徒を

     煽れるだけ煽って挑発し最終的に血圧が高まり脳の血管が切れて氏亡。

55: 2009/06/05(金) 22:44:49.65 ID:JobPlMrh0
憂(・・・おぉ・・・氏んだの・・・?)

憂(さっき澪さん『あんたも唯と同じ目に―』って・・・)

憂(これは、澪さんが、あるいは他のメンバーも一緒にお姉ちゃんになにかしたってことだよね?)

憂(和さん・・・あなたの氏は無駄じゃなかったよ!)

律「・・・え・・・?・・・どうしたの・・・?」

紬「和ちゃん・・・?和ちゃん・・・!」

澪「ったく・・・んだっていうんだよ・・・」

梓(誰だろ、あの人・・・)

唯「おぎゃ?あうあ?あうあうあーーあああああああ;q;q;q;q;q;q;」

57: 2009/06/05(金) 22:50:11.08 ID:JobPlMrh0
平沢家

唯「あぐっ・・・ひぐっ・・・和ちゃん・・・うぐっ・・・和ちゃんがてんすに・・・;q;」

憂「・・・お姉ちゃん。辛かったね」ナデナデ

リューク(自分が頃したくせに・・・)

憂(でも、やっぱり澪さんが関わっていたってことが分かって一歩前進って感じだよね!)

憂(あとは他の三人についても・・・でも、どうやって・・・)

憂(あと、澪さんをどんな酷い氏に目に会わせるのかも考えなきゃ!)

憂「お姉ちゃん、絶対に敵はとるからね」

唯「あうあ;p;?」

憂「ううん。なんでもない。独り言・・・独り言だよ・・・」

59: 2009/06/05(金) 22:55:18.90 ID:JobPlMrh0
琴吹家

斉藤「お帰りなさいませ、紬お嬢様」

紬「斉藤、今日は私の部屋に誰も近づけないようにしなさい。絶対によ」

斉藤「はい、かしこまりました」


ガタッ パタン


紬の部屋

紬「・・・信じられないわ」

紬「・・・一体どうして・・・」

紬「・・・どうして、憂ちゃんがデスノートを持ってるのよ!」

60: 2009/06/05(金) 23:02:59.18 ID:JobPlMrh0
紬「・・・憂ちゃん、私たちに復讐するつもりじゃ・・・」

紬「でも、それだったら甘んじて受けなくてはいけないかもしれないわね」

紬「・・・」

紬「・・・いいえ。秋山澪を頃すのは、この私よ」


--夏合宿の日--

律「おっらー、唯いくぞー」バシャバシャ

唯「うぉー、りっちゃん隊員!不意打ちはずるいでありますぞ!」

律「ふふふ、あまいな唯三等兵。戦場に不意打ちもへったくれもな―」

バシャーン

律「・・・ゆーいー!」

唯「ははは!りっちゃん、不意打ち食らってやーんーのーあははは!」

律「こらーまてー唯ー!」

紬「あらあらうふふ」

62: 2009/06/05(金) 23:06:48.78 ID:JobPlMrh0
澪「おい!お前たち!いい加減、練習をだな」

梓「澪先輩のおっしゃるとおりですよ!皆さん、合宿だってのにふざけすぎです!」

律「えー、いいじゃんかよー・3・息抜きも必要だよー」

唯「そうそう固いことはいいっこなしだよー」

唯「あれー?それともあずにゃん・・・もしかして水が怖かったりしちゃうのー?」

梓「ち、ちがいますよー!そこまでいうならやってやるです!」

紬「あらあらうふふ」

63: 2009/06/05(金) 23:12:36.27 ID:JobPlMrh0
澪「・・・こいつら、本当、いい加減に・・・」

バシャッバシャッキャーワーオデコオバケダーワイワイキャッキャ

澪「イライラ」

キャーキャワーワーアズニャンオッパイデテルヨーキャーワー

澪「・・・!!!もう我慢できない!!!」

澪「律、唯、むぎ、梓、こっちへこい!!!」

唯「うん?どうしたの?澪ちゃん?澪ちゃんも遊ぶ?」

律「うん?なんだなんだー?仲間に入れて欲しくなったのかー?澪はホントさびしがりや―」

ドゴンッ!

律「きゃっ!」

唯&紬&梓「!!!!」

澪「ハァ・・・ハァ・・・いい加減にしろよ・・・ざけんなよ!」

律「・・・ガクガクブルブル」

紬「りっちゃん、殴られたとこ大丈夫?」

唯「りっちゃん、血がでてるよ・・・」

65: 2009/06/05(金) 23:16:31.65 ID:JobPlMrh0
律「うん、大丈夫・・・ごめん・・・澪怒らせた私が悪いんだもん・・・」

律「澪、ごめんね・・・練習するための合宿なのに・・・ふざけてあそんで・・・」

澪「お前のその言葉、何回も聞いてきたんだよ!小さいころからさあ!」

紬「澪ちゃん、落ち着い―」

バギッ

紬「ぃゃん!」

梓「むぎ先輩!!大丈夫ですか!?キャッ!」

ガゴンッ

梓「う・・・ぅ・・・」

澪「ハァ・・・ハァ・・・」

唯「みんな・・・」

70: 2009/06/05(金) 23:23:19.26 ID:JobPlMrh0
唯「澪ちゃん・・・!」

澪「あ?なに?文句あるの?自分たちの正当性主張するつもり?」

唯「練習合宿なのにふざけてあそんだのは本当に申し訳ないと思う」

唯「でも・・・でも、暴力はいけないよ!そんなの、そんなのけいおん部じゃないよ!」

澪「・・・」

唯「謝ってよ・・・りっちゃんに、むぎちゃんに、あずにゃんに!」

唯「私たち四人も、遊んだこと澪ちゃんにしっかり謝るから!」

澪「・・・ッゼェ・・・」

唯「・・・え?」

澪「ウゼェっていってんだよ!大体何様だよ!悪いのそっちだろ!」

澪「武道館でライブするって目標立てたじゃん!遊んでる暇あんのかよ!」

澪「なあっ!!」

ドガゴギゴンッ

唯「うっ・・・」

ドサバタッ

71: 2009/06/05(金) 23:28:07.03 ID:JobPlMrh0
律「唯!」

紬「唯ちゃん!」

梓「先輩!」

澪「ンフー・・・ンフー・・・ッチ」

ドガッ!ドガッ!ドガッ!ドガッ!

律「澪やめて!」

紬「澪ちゃん、そんなことしちゃだめよ!」

梓「澪先輩らしくないですよ!」

唯「うぅ・・・うぅ・・・カハッ・・・みんな・・・私は大丈夫だから・・・」

律「唯!」

澪「・・・そうだ・・・唯、お前子供生めない体にしてやるよ」

紬「・・・!」

澪「子宮ぶっ壊せばいいんだよなー。おい、むぎ、なんか太い棒もってこい」

紬「・・・そ、そんなの・・・いや・・・いやよ!」

澪「はやくしろよ!!!」

76: 2009/06/05(金) 23:35:24.67 ID:JobPlMrh0
その後、私は秋山澪の暴力が怖くなり、別荘から言われたとおりに棒を持っていった。

そこで行われた事は、あまりにも酷くて思い出してくはない。

もし、私が強ければあの澪ちゃんを止めることが出来たのかもしれない。

でも、恥ずかしいことにそれはできなかった。

友達よりも、自分を優先してしまったのだ。

あの暴力のせいで、唯ちゃんは精神的ショックを受けてああなってしまったのだと私は確信している。

私は恨んでいる。

秋山澪と、この琴吹紬自身を。

だから、リュークとか言う死神にあのノートを渡されたとき、

私は秋山澪と琴吹紬の抹殺を決意した。

唯ちゃんへのせめてもの罪滅ぼしのために。

あのノートはあまりにも胡散臭かったが、何故か、それがかえって

このノートは本物だという確信を私にもたらしたのだ。

だが、私は所詮弱い人間だった。

79: 2009/06/05(金) 23:42:45.88 ID:JobPlMrh0
あの死神からノートの説明を聞いている内に怖くなってしまったのだ。

氏のうと決意していたのに、何に恐怖したのだろうか。

おそらく、心の整理が出来ていなかったのだろう。

もしかしたらまだ、唯ちゃんと、そして秋山澪という人間の回復を

心のどこかで期待していたのかもしれない。

結局、私はあのノートの所有権を放棄した。

文字通り死神に取り付かれているのはいい気がしない。

あの見てくれの悪いリュークとかいう死神を視界から消したかったのだ。

しかし、同時に所有権を放棄した瞬間、ノートに関する記憶は全て消えると聞いた。

これには困った。

私のような、非力な人間があの秋山澪を頃すにはデスノートに頼るしかなかったのだ。

80: 2009/06/05(金) 23:50:56.49 ID:JobPlMrh0
さりげなく、所有権放棄と記憶について質問を続けていくうちに

死神は、記憶を失っていてもノートに触れれば記憶は戻ることを教えてくれた。

そこで、私はノートからページ数枚を切り取り日常の動作の中で

そのページに触れることが出来るようにルーズリーフの一番上に挿しいれた。

私がノートの所有権の放棄を宣言すると、死神は一度笑った後どこへとともなく消えていった。

ノートの記憶が私に戻ったのはそのすぐ後だったと思う。

勉強しようとルーズリーフを開きページに触れた瞬間、記憶が甦ったのだ。


それから私は、期が熟し、あの秋山澪がすくいようのない奴だと断定できたとき、

彼女に相応しい氏を与えてやることを決心した。

前半の条件はそろったが、私はまだ、彼女に相応しい氏を思いついていない。

82: 2009/06/05(金) 23:57:41.09 ID:JobPlMrh0
--回想終了--

紬「憂ちゃんのそばにいたあの気色の悪い化け物は間違いなくリュークだった」

紬「やっぱり、憂ちゃんがデスノートを持っているのよね」

紬「その場合困るのは、秋山澪をノートで殺されてしまうことね」

紬「彼女には、地獄の釜の底を転げるように苦しみながら氏んでもらわなきゃいけないのよ」

紬「憂ちゃんが、そんな残酷な方法を思いつければいいんだけど・・・」

紬「いいえ。憂ちゃんは、姉があんなことされた被害者よ。そして私は傍観者という加害者」

紬「手を汚すのは、十字架を背負うのは私であるべきよ」

紬「憂ちゃん・・・お願い・・・あなたは、綺麗なままでいてね」

84: 2009/06/06(土) 00:01:50.68 ID:TzRxq2Eq0
平沢家

唯「和ちゃんてんすあうあうあーあああ」

憂「大丈夫。大丈夫だよ」

リューク(てんすの使い方まちがってんぞこの池沼)


ピーンポーン!ピーンポーン!


憂「!だれかきたみたい。出てくるから、お姉ちゃんちょっと待っててね・・・」

リューク(ククク)

憂「はーい!お待たせしましたー」ガチャッ

憂「あっ・・・!梓ちゃん!どうしたの?」

梓「憂ちゃん・・・唯先輩のことでお話があるの!」

梓「もう、私耐えられないの!ううっ・・・」

リューク(クククッ!!)

86: 2009/06/06(土) 00:10:47.06 ID:TzRxq2Eq0
梓「おじゃまします・・・」

唯「あっあっ、あずにゃんあうあー^q^大丈夫?気分悪くない?^p^」

梓(そうだよ・・・唯先輩は今でも私のこと気遣ってくれてるじゃない・・・なのに私は・・・)

憂「ごめんね、お姉ちゃん。ちょっと部屋に行っててくれない?梓ちゃんと大事な話があるの」

唯「あうあー了解でしゅー^q^」ガチャッバタンッ


梓「・・・」

梓「・・・あのね、憂ちゃん。唯先輩のことでどうしてもいわなきゃいけないことがあるの」

梓「どんなに謝ったって許してもらえないと思う。でも、止めることは出来なかったの」

梓「唯先輩があんな風になってしまったのは―」

トクンッ

梓「・・・ゥ・・・ァッ」グラッドタッ

憂「!」

憂「梓ちゃん!!梓ちゃん!!!梓ちゃん!!!」

憂「そんな・・・そんな・・・なんでどうして!どうして!!」

リューク(ククク)

88: 2009/06/06(土) 00:19:44.65 ID:TzRxq2Eq0
憂「・・・氏んで・・・る・・・梓ちゃん・・・」

憂「証言が得られると思ったのに・・・なんでどうして・・・」

リューク「残念だったな。まるで計ったようなタイミングで氏んだなククク」

憂「リュークさん・・・これは、デスノートの仕業?」

リューク「ん?さあ、どうかな。ただ、これだけは言える。そいつの氏因は心臓発作だ」

リューク「そして、俺の眼は人の操作を加えられない寿命を見れるのだが、」

リューク「そいつの寿命がまだ相当残っている時点で氏んだ」

憂「・・・リュークさん、初めて会ったとき、私のことを『新たな所有者』だって言いましたよね」

憂「ということは、前の所有者だっていることになりますよね」

憂「・・・!リュークさん、ノートのページだけ、あるいはその切れ端でもデスノートの効果はあるんですか?」

リューク「ああ、ある」

憂「それなら、以前の所有者がノートの切れ端を保管していてそれで梓ちゃんを頃した可能性も・・・」

リューク「ククク」

憂「でも、それなら私たちに近しい人間で人間関係も把握してる人間じゃないと・・・」

憂「一体、誰なの・・・」

89: 2009/06/06(土) 00:27:47.45 ID:TzRxq2Eq0
憂「リュークさん、前の所有者さん教えてください」

リューク「クククッ!馬鹿いうな。教えられるか。プライバシーってやつ?」

憂「・・・私に身近な人ですよね?」

リューク「それくらい自分で考えろよククク」

リューク「ゲームは自力でやれ。自分でスタートしたんだからな」

リューク「俺が手伝うのは面白そうなときだけだよクックック」

憂「・・・ノートの・・・ノートの所有者が分かる方法はありませんか?」

リューク「うん?その質問の答えならイエスだ」

リューク("以前の"所有者は分からないけどな)

憂「どう・・・どうやるんですか?」

リューク「興味があるのか?」

憂「・・・はい」

90: 2009/06/06(土) 00:31:53.29 ID:TzRxq2Eq0
リューク「・・・」

リューク「・・・眼だ。死神の眼」

リューク「この眼を手に入れれば、お前は人の名前と寿命をみることができるが」

リューク「デスノートの所有者の寿命は見れない」

リューク「そこで所有者かそうでないかは分かる」

リューク「分かったか?」

憂「・・・はい!あの、じゃあ、おねg」

リューク「そう慌てるな。タダじゃてにはらない」

憂「え?」

リューク「残りの寿命の半分。それを俺に渡してもらう」

憂「・・・なぁんだ、それくらい・・・構いません!私に死神の眼をください!お願いします!」

リューク(面白い餓鬼だっ)

リューク「分かった。目を閉じていろ・・・・・・よし、完了だ。これでお前は死神の眼を手に入れた」

92: 2009/06/06(土) 00:35:06.14 ID:TzRxq2Eq0
憂「ありがとうございます!!」

憂(多分、梓ちゃんを頃した人はけいおん部のなかにいる)

憂(梓ちゃんが殺される理由は、お姉ちゃんの一件を自白しようとしたことくらいしか考えられないもの)

憂(梓ちゃんがいると都合の悪い人間・・・澪さん・・・多分・・・)

憂(とにかく、これで、明日けいおん部を訪ねて皆の寿命をみる)

憂(梓ちゃんを頃した人間、そしてお姉ちゃんの一件に深く関わっている人の化けの皮を剥がしてやる!)

93: 2009/06/06(土) 00:41:33.36 ID:TzRxq2Eq0
翌朝

憂「おねーちゃーん!学校へ行くよー!遅刻しちゃうよー!」

ドンドン

唯「うい~^q^ちょっと具合が悪いから先にいってて~」

憂「お姉ちゃん、大丈夫?」

唯「うん^p^ちょっと寝てれば治ると思うからー」

憂「きついんだったら無理して学校へ行く必要もないからねー」

唯「あぎゃwありがとううい~^q^q^q^q^」


憂(昨日の和さんの一件、やっぱつらかったんだろうなー親友だもんね。モブだけど)

憂(そして今日は、けいおん部へ出向き、梓ちゃん頃しの犯人をつきとめ)

憂(澪さんを頃す・・・!)


憂「ふぁ~」

憂(今日は澪さんの氏に方考えてノートに書いていたせいでほとんど眠れなかったなー)

憂(えへへ。今日、お姉ちゃんの敵をとれる!)

96: 2009/06/06(土) 00:47:18.35 ID:TzRxq2Eq0
--放課後--

ガチャッ

憂「失礼します。皆さん」

律「う、憂ちゃん!」

澪「・・・」

紬「あ、梓ちゃんが氏んじゃったって・・・」

紬「そんな、そんなひどいこと・・・ひどすぎるわ・・・」

憂「・・・」

憂「!!!」

憂(全員に、寿命が見える!所有者がいない?じゃあ誰?誰が梓ちゃんを・・・!)

澪「で、なんのよう?唯は?あいつ、さぼりかよ。部員しんでるのに何考えてんだよなあ!」

憂(・・・!頃してやる頃してやる!)

ペラッ

紬(あれはノートの切れ端!もしかしたらデスノート!?)

紬(秋山澪を頃すつもりね!?そんなことはだめよ!)

110: 2009/06/06(土) 01:36:07.22 ID:TzRxq2Eq0
でけた!

111: 2009/06/06(土) 01:37:01.61 ID:TzRxq2Eq0
紬「憂ちゃん!駄目よ!駄目!あなたが汚れてわいけないわ!」

スタタタッ!

憂「キャッ!」

憂(なに、いったい!なんだか知らないけど、邪魔しないで!邪魔しないで!)



グサッ!



紬「・・・え・・・カハッ・・・」

律「む、むぎ・・・う、憂ちゃん・・・」

澪「・・・え、う、うわ・・・」


憂「・・・へ?・・・え?なに・・・なにが起きたの?」

そして、私は自分の左手に血に染まった果物ナイフが握られてるのに気づいた。

憂「・・・い、いやっ!いやっ・・・!!!」

112: 2009/06/06(土) 01:37:54.37 ID:TzRxq2Eq0
澪「あはは!むぎに襲い掛かられてとっさにテーブルの上のナイフで応戦しちゃったんだねー」

澪「むぎも胸刺されちゃ氏んじゃうよねー殺人犯おめでとー!」

憂「そんな、なんで・・・ノート・・・ノート・・」

憂(紬さんが私から奪って握り締めてる!)

憂(お願い!返して!これがなきゃこれがなきゃ澪さんを殺せないじゃない!!)


しかし、すでに息絶えた紬さんが氏ぬ直前の全力を振り絞って握り締めたこぶしは

私の力では到底あけることは出来なかった。


―デスノートで頃すチャンスは逸した―


私はそのことに気づくともうやけになっていた。

左手のナイフを右手に持ち替え、澪さんをじっと睨み付けた。

澪さんには、悲惨な氏を与えようと思っていたがもう形振り構っていられない。

今の最優先事項は、彼女を頃すこと。

唯お姉ちゃんの復讐のために。

113: 2009/06/06(土) 01:38:35.15 ID:TzRxq2Eq0
律「憂ちゃん!!」

背後から、律さんが私を止めようと抱きしめてくる。

憂「律さん、ごめんなさい」

一応謝るのが礼儀だと思った。

私は彼女の首にナイフを突き立て、抜く。

彼女は、あっけなく地面に転がった。


澪「ちょ、ちょっと・・・まじでそれはひくわ・・・」


おまえが何を言う。

頃してやる頃してやる頃してやる。

私はナイフを低く構え、私よりも大柄な澪さんの体に負けないよう

思い切りスピードを出して飛び込んだ―

114: 2009/06/06(土) 01:39:17.18 ID:TzRxq2Eq0
気づいたら家にいた。

気づいたらお姉ちゃんのひざの上に頭を乗せて寝ていた。

どこまでも優しいお姉ちゃん。私の自慢の可愛いお姉ちゃん。

私は、そのままの姿勢で自分の体を見る。

真っ赤だった。本当に。笑えるくらいに真っ赤。

どうやって家に帰ってこれたのか、あのあとどうなったのか。

自分の体を見たままでお姉ちゃんに話しかける。

あのね、お姉ちゃん。わたしお姉ちゃんのために復讐しようと思ったの

紬さんと律さん頃しちゃった。

澪さんも頃すつもりだったんだけど・・・ころせたかな

115: 2009/06/06(土) 01:39:59.72 ID:TzRxq2Eq0

 憂・・・


あれ、なんかいつもとちがう。いや、"いつもどおり"のお姉ちゃんだ。


 憂・・・澪ちゃんは氏んだよ・・・


ああ、そうなんだ。


 だって、私がそうなるようにデスノートに書いたんだもん。


―お姉ちゃんの顔を見上げると、頭の上には寿命は見えなかった。

117: 2009/06/06(土) 01:40:41.14 ID:TzRxq2Eq0

ごめんね、憂。いままでずっとだましてて。

去年の八月から知的障O者の"ふり"してたの。

合宿のときね、澪ちゃんに暴力振るわれて、

おかしいふりしないと助からないって思ったんだ。


 そうなんだ・・・おねえちゃん・・・


澪ちゃんったら、むぎちゃんの持ってきた沢庵で執拗に私のおなかをたたくんだよ。

子宮を壊してやるとかいって、おかしいよね。
 

 お姉ちゃん・・・

119: 2009/06/06(土) 01:41:23.59 ID:TzRxq2Eq0
それでね、頭のおかしい振りをしていたら本当に頭がおかしくなっちゃってね、

皆を頃したくなったの。

そんなとき、リュークに会ったんだ。

リュークは、憂のもってるのとは別のデスノートをもう一冊持ってるの。

だから、二冊使って"遊び"を考えたんだ。

皆頃しゲーム。


 唯お姉ちゃん・・・
 

リュークに頼んで、むぎちゃんと、そして憂のところへノートがいくようにしたんだ。

私は、ちゃんともう一冊もったままでね。


 "ゲームは自力でやれ。自分でスタートしたんだからな"

 "俺が手伝うのは面白そうなときだけだよ"

120: 2009/06/06(土) 01:42:04.41 ID:TzRxq2Eq0
でね、皆の氏に方考えてノートに書いて実行したの。

必要最低限だけだけどね。いっぱい書いてもつまんないからさ。

ちょっとだけ書いてそれがうまくいくって気持ちいいよねー。

よかった、うまくいったみたいだね。


 私の大好きな


憂、だましててゴメンね。

でも、私は楽しかったよ。じゃあ、そろそろ憂も氏ぬ頃かな。


 自慢の可愛いお姉ちゃん。

121: 2009/06/06(土) 01:42:47.26 ID:TzRxq2Eq0
中野 梓
良心の呵責に耐え切れず、心ためていたことを被害者の妹に話そうとしていたところ
心臓発作で氏亡

田井中 律
部活動中に発生したトラブルをとめようと、
暴れている方の動きを抑えようとするが果物ナイフで首を刺され失血氏

琴吹 紬
姉の復讐のために他人を殺害しようとしている女生徒から、"凶器"をとりあげようとするが
果物ナイフで反撃され、胸を刺され失血氏


秋山 澪
姉へのいじめの報復として女生徒に襲われ、反撃に成功するが、
下腹部を果物ナイフで刺され失血氏

平沢 憂
姉のいじめに関与しているとして、姉と同部に所属する四人に復讐を決意、
その翌日、同部室に立ち寄り持ち合わせていたノートにモブキャラの名前を書き込む。
そして友人の氏の翌日に、同四人の主犯格の殺害の決行を決意するが当初の目的は
達成できず、最終的に主犯格と思われる女生徒ともみあい
肩をはさみで切りつけられ、姉のひざの上で失血氏

                                     fin.

122: 2009/06/06(土) 01:45:36.07 ID:oyg8l7Ih0

引用: 憂「デスノートだと・・・?」