1: 2012/03/25(日) 00:17:55.43 ID:r/u9hRtO0
あかね「……うちの耳がおかしゅうなってもうたんやろか。なお、なんかゆうた?」
なお「れいかが可愛すぎて女の子なのが辛い」
あかね「……帰ってえぇ?」
なお「ダメ。こんなこと相談できるのあかねだけなんだ」
あかね「いや知らんし……え?なおて、そうなん?そういう人なん?」
なお「そういうって?」
あかね「や、女の子同士で恋愛するー、みたいな」
なお「違うよ」
あかね「あ、そーなんや。せやったら、えぇんやけど」
なお「ただ、れいかが可愛すぎて襲いたい、けど女だからギリギリのところで我慢してる、それだけ」フーッ
あかね「違くないやん、それ違くないやん。え?自分もしかしてこれ、うちのツッコミ試しとる?冗談きっついで、あっは、はは」
なお「笑い事じゃないんだよ!」
あかね「こっちの台詞やアホ」
なお「れいかが可愛すぎて女の子なのが辛い」
あかね「……帰ってえぇ?」
なお「ダメ。こんなこと相談できるのあかねだけなんだ」
あかね「いや知らんし……え?なおて、そうなん?そういう人なん?」
なお「そういうって?」
あかね「や、女の子同士で恋愛するー、みたいな」
なお「違うよ」
あかね「あ、そーなんや。せやったら、えぇんやけど」
なお「ただ、れいかが可愛すぎて襲いたい、けど女だからギリギリのところで我慢してる、それだけ」フーッ
あかね「違くないやん、それ違くないやん。え?自分もしかしてこれ、うちのツッコミ試しとる?冗談きっついで、あっは、はは」
なお「笑い事じゃないんだよ!」
あかね「こっちの台詞やアホ」
2: 2012/03/25(日) 00:20:50.24 ID:r/u9hRtO0
なお「だって、れいかだよ?れいか。あれ?あかね、れいか知ってる?あのね、れいかっていうのは……」
あかね「知っとるわ。そもそもそこを知らん相手に、なおかてそないな相談せーへんやろ」
なお「だよね。え?分からない?この気持ち、分かってくれない?」
あかね「このってなんや」
なお「だから、れいかが襲いたいくらい可愛い……」
あかね「自分もっと自制せーや、なんでそないな本能むき出しやねんさっきから」
なお「直球勝負!」ビシッ
あかね「うっさいわ」
あかね「知っとるわ。そもそもそこを知らん相手に、なおかてそないな相談せーへんやろ」
なお「だよね。え?分からない?この気持ち、分かってくれない?」
あかね「このってなんや」
なお「だから、れいかが襲いたいくらい可愛い……」
あかね「自分もっと自制せーや、なんでそないな本能むき出しやねんさっきから」
なお「直球勝負!」ビシッ
あかね「うっさいわ」
4: 2012/03/25(日) 00:29:33.08 ID:r/u9hRtO0
なお「れいかの可愛さったらないよね、って話だよ」
あかね「もっとごっつぅ下衆いけどなほんまは。聞くだけ聞くわ」
なお「ありがとう。ほら、れいか可愛いでしょう?」
あかね「まー、せやな。女のうちからみてもかわいー思うわ、うん」
なお「ふーん……あげないけどね」
あかね「聞いといて不機嫌になりなや」
なお「例えばさ、誰にだって優しいじゃん、れいか」
あかね「優しい、ゆうかなんちゅーか。委員長やし規則やらに厳しいとこもあるんやけど」
なお「公正で、物腰柔らかい。あと肌とかも」
あかね「それは知らんけど」
なお「それでいて、天然なとこもたまらないよ」
あかね「あー……『道』は凄かったわ。何がって、富士山頂にいきなり飛んで無事なうちらが、やけど」
なお「それを、私は小さい時から見てきたわけだよ?」
あかね「そうゆうこっちゃな、幼馴染なんやから」
なお「襲いたくなるに決まってんでしょ」
あかね「ぶっとびすぎや。つか自分さっきからそれ言いたいだけやろ」
あかね「もっとごっつぅ下衆いけどなほんまは。聞くだけ聞くわ」
なお「ありがとう。ほら、れいか可愛いでしょう?」
あかね「まー、せやな。女のうちからみてもかわいー思うわ、うん」
なお「ふーん……あげないけどね」
あかね「聞いといて不機嫌になりなや」
なお「例えばさ、誰にだって優しいじゃん、れいか」
あかね「優しい、ゆうかなんちゅーか。委員長やし規則やらに厳しいとこもあるんやけど」
なお「公正で、物腰柔らかい。あと肌とかも」
あかね「それは知らんけど」
なお「それでいて、天然なとこもたまらないよ」
あかね「あー……『道』は凄かったわ。何がって、富士山頂にいきなり飛んで無事なうちらが、やけど」
なお「それを、私は小さい時から見てきたわけだよ?」
あかね「そうゆうこっちゃな、幼馴染なんやから」
なお「襲いたくなるに決まってんでしょ」
あかね「ぶっとびすぎや。つか自分さっきからそれ言いたいだけやろ」
5: 2012/03/25(日) 00:35:00.01 ID:r/u9hRtO0
なお「その『道』事件とも関わる話なんだけどさ」
あかね「事件て。まぁ一歩間違えればそうやけど。凍氏体五つとなんやよーわからん氷の塊できとったけど」
なお「そこに食いつかなくていいよ、でね?みんながみんな思い描く秘密基地の場所にいったじゃない?」
あかね「おぉ」
なお「それで、私がみんなをぬいぐるみ屋さんに連れて行った時。れいかがこう言ったんだ……」コホン
あかね「あー、そないなことあったなぁ。あの時可愛かったんはどっちかーゆえば、なおの方やったんやないk」
なお「『なおは昔から可愛いものが大好きなのよね』」
あかね「……自分、むっっっっっちゃ、れいかの声真似上手いな」
なお「使うからね、たまに」
あかね「何にや、とは聞かんわ。聞きたないわあんたとの友情のために」
あかね「事件て。まぁ一歩間違えればそうやけど。凍氏体五つとなんやよーわからん氷の塊できとったけど」
なお「そこに食いつかなくていいよ、でね?みんながみんな思い描く秘密基地の場所にいったじゃない?」
あかね「おぉ」
なお「それで、私がみんなをぬいぐるみ屋さんに連れて行った時。れいかがこう言ったんだ……」コホン
あかね「あー、そないなことあったなぁ。あの時可愛かったんはどっちかーゆえば、なおの方やったんやないk」
なお「『なおは昔から可愛いものが大好きなのよね』」
あかね「……自分、むっっっっっちゃ、れいかの声真似上手いな」
なお「使うからね、たまに」
あかね「何にや、とは聞かんわ。聞きたないわあんたとの友情のために」
7: 2012/03/25(日) 00:46:03.68 ID:r/u9hRtO0
なお「絵本の読み聞かせとかに、だよ?ほら、うち弟と妹多いから、そういうのする時一人で何役も……なんだと思ったの?」
あかね「……卑怯やろ今の」
なお「なんだと思ったの?」
あかね「ぐいぐい来るな自分。えぇいうっさい!なおがさっきから変な話ばっかりしよるからそう思っただけですー!うちは悪くないですー!」
なお「はぁ……妹達はこういう子にならないようにしないと」
あかね「なんでなおがやれやれって顔しとんねん、こっちの台詞やゆうとるやろ」
なお「少なくとも私は、自分で撒いた種を、責任を、人に押し付けるようなことは、しない」
あかね「ハキハキゆうなもーえぇわもう……で、その台詞がどないしたん」
なお「『なおは昔から可愛いものが大好きなのよね』」
あかね「繰り返しせんでえぇ」
なお「もうね、昔から可愛いのはお前だよ、大好きなのはお前だよこの野郎いや、この子猫ちゃんが、って」
あかね「……おもたんや」
なお「うん。あの場にみんながいなかったら、そのままふかふかのクッションにれいか押し倒して、ルパンダイブしてた自信がある、うん」
あかね「子供の憩いの場でなにさらす気や……えぇ顔やなー」
なお「だって、丁度良い感じにピンク色だったしさ」
あかね「そういう意味ちゃう、あのピンクはそないな邪なもんちゃうわ」
なお「私にとっては同じようなもんだよどのピンクも」
あかね「謝れ!!!みゆきに謝れ!!!!!」
あかね「……卑怯やろ今の」
なお「なんだと思ったの?」
あかね「ぐいぐい来るな自分。えぇいうっさい!なおがさっきから変な話ばっかりしよるからそう思っただけですー!うちは悪くないですー!」
なお「はぁ……妹達はこういう子にならないようにしないと」
あかね「なんでなおがやれやれって顔しとんねん、こっちの台詞やゆうとるやろ」
なお「少なくとも私は、自分で撒いた種を、責任を、人に押し付けるようなことは、しない」
あかね「ハキハキゆうなもーえぇわもう……で、その台詞がどないしたん」
なお「『なおは昔から可愛いものが大好きなのよね』」
あかね「繰り返しせんでえぇ」
なお「もうね、昔から可愛いのはお前だよ、大好きなのはお前だよこの野郎いや、この子猫ちゃんが、って」
あかね「……おもたんや」
なお「うん。あの場にみんながいなかったら、そのままふかふかのクッションにれいか押し倒して、ルパンダイブしてた自信がある、うん」
あかね「子供の憩いの場でなにさらす気や……えぇ顔やなー」
なお「だって、丁度良い感じにピンク色だったしさ」
あかね「そういう意味ちゃう、あのピンクはそないな邪なもんちゃうわ」
なお「私にとっては同じようなもんだよどのピンクも」
あかね「謝れ!!!みゆきに謝れ!!!!!」
8: 2012/03/25(日) 00:53:29.12 ID:r/u9hRtO0
なお「大丈夫、ピンクだけじゃなくて私、基本は青と緑以外どうでもいいから」
あかね「清清しいくらいやなここまでくれば」
なお「青と緑だからね」
あかね「色から感じるイメージの話をしとんとちゃう。ドヤ顔やめや」
なお「あ、でもあの、赤はいいと思うよ、うん。れいかの唇の色だよね」
あかね「謎のフォローはいらん。あと、それ全人類共通やから」
なお「れいかを、そこらへんの人間と一緒にしないでくれない?」
あかね「そこまでか、あんたにとってはもはやれいかはそこまでの存在なんか」
なお「れいかか世界の命運か、ってとこだよね」
あかね「ユニバースやなぁれいか」
なお「なんせミス・ユニバースに選ばれるくらいだから」
あかね「えっ!?そうなん!?!?」
なお「うん、私代表で」
あかね「妄想かい。いや、わかっとったけど。そうなん、ってなんやねんうちアホちゃうか」
あかね「清清しいくらいやなここまでくれば」
なお「青と緑だからね」
あかね「色から感じるイメージの話をしとんとちゃう。ドヤ顔やめや」
なお「あ、でもあの、赤はいいと思うよ、うん。れいかの唇の色だよね」
あかね「謎のフォローはいらん。あと、それ全人類共通やから」
なお「れいかを、そこらへんの人間と一緒にしないでくれない?」
あかね「そこまでか、あんたにとってはもはやれいかはそこまでの存在なんか」
なお「れいかか世界の命運か、ってとこだよね」
あかね「ユニバースやなぁれいか」
なお「なんせミス・ユニバースに選ばれるくらいだから」
あかね「えっ!?そうなん!?!?」
なお「うん、私代表で」
あかね「妄想かい。いや、わかっとったけど。そうなん、ってなんやねんうちアホちゃうか」
9: 2012/03/25(日) 01:09:42.68 ID:r/u9hRtO0
なお「だから、れいかがもの凄く可愛い、って話なんだってば」
あかね「はぁ……いや、その熱意はごっつ分かるねん。もう分かりすぎてお腹いっぱいや」
なお「吐くまで堪能しないと、れいかの魅力をわかりきったとは言えない」
あかね「なんや、水責め拷問かこら。流石水の妖精さんやな」
なお「水といえば、このあいだの練習の休憩中に、れいかが水を持ってきてくれたんだー」
あかね「へぇ、生徒会やらなんやらで忙しいはずやのにな」
なお「うん、たまに練習観に来てくれるんだよ……すっごい嬉しかった」
あかね「うんうん」
なお「もうね、そのままお持ち帰りしてれいかのお水もいただきたいくらいの」
あかね「ストップ」
なお「なに」
あかね「なんでなん、なんでなん?えぇ話やったやん。そこで終わらせればえぇやん、なんでそういう方向にもってくん?」
なお「れいかを前にしてそこで踏みとどまれたら、こんな話してないよそもそも」
あかね「あーぁ、まぁ、そやなぁ」
なお「で、とりあえずそれはまずいから、私が飲んで、それとなくれいかにもすすめて、飲ませて、もう零す勢いで飲み干したよ」
あかね「まずい行動しとるやん」
なお「回しのみくらい、私とあかねでもするでしょ?」
あかね「せやけどや、せやけど……れいかは不信に思うとらんかったんか?」
なお「『ふふっ、そんなに慌てるとつまらせるわよ、なお』クスクスって」
あかね「あかん、あのこ天然やったそうや……んでやっぱ似すぎや自分。怖いわ軽く」
あかね「はぁ……いや、その熱意はごっつ分かるねん。もう分かりすぎてお腹いっぱいや」
なお「吐くまで堪能しないと、れいかの魅力をわかりきったとは言えない」
あかね「なんや、水責め拷問かこら。流石水の妖精さんやな」
なお「水といえば、このあいだの練習の休憩中に、れいかが水を持ってきてくれたんだー」
あかね「へぇ、生徒会やらなんやらで忙しいはずやのにな」
なお「うん、たまに練習観に来てくれるんだよ……すっごい嬉しかった」
あかね「うんうん」
なお「もうね、そのままお持ち帰りしてれいかのお水もいただきたいくらいの」
あかね「ストップ」
なお「なに」
あかね「なんでなん、なんでなん?えぇ話やったやん。そこで終わらせればえぇやん、なんでそういう方向にもってくん?」
なお「れいかを前にしてそこで踏みとどまれたら、こんな話してないよそもそも」
あかね「あーぁ、まぁ、そやなぁ」
なお「で、とりあえずそれはまずいから、私が飲んで、それとなくれいかにもすすめて、飲ませて、もう零す勢いで飲み干したよ」
あかね「まずい行動しとるやん」
なお「回しのみくらい、私とあかねでもするでしょ?」
あかね「せやけどや、せやけど……れいかは不信に思うとらんかったんか?」
なお「『ふふっ、そんなに慌てるとつまらせるわよ、なお』クスクスって」
あかね「あかん、あのこ天然やったそうや……んでやっぱ似すぎや自分。怖いわ軽く」
10: 2012/03/25(日) 01:29:07.58 ID:r/u9hRtO0
なお「気づいた?」
あかね「なにがや、なおの可笑しなとこ、についてはここにきてぎょーさん気づいたけども」
なお「それは置いといて」
あかね「置いとけるかいこないなしょーもないもん。や、しょーもないからこそ置くべきなんやろか……で?」
なお「れいかは、私だけ名前呼びなんだ」
あかね「あー、せやな。その得意顔はむかつくけど、確かにれいかはうちとかみゆきとかやよいのこと、さん付けやのに」
なお「私だけは、『なお』って呼んでる」
あかね「うん、良かったやん」
なお「しかも、私にはちょっとだけ砕けた感じで話してくれるんだよ」
あかね「せやなぁ、うん。うちらとはまだこう、敬語の発展って感じやし、よそよそしさ拭えてないけど。なおには自然と話せてる感じするわ」
なお「……」
あかね「……?」
なお「……それで、いいのかな」
あかね「え?な、なんや。真面目な話すんのかいな。せやかったら最初から……」
なお「あわよくば、『ダーリン』と呼ばせたいんだよ」
あかね「あかんわこの子」
あかね「なにがや、なおの可笑しなとこ、についてはここにきてぎょーさん気づいたけども」
なお「それは置いといて」
あかね「置いとけるかいこないなしょーもないもん。や、しょーもないからこそ置くべきなんやろか……で?」
なお「れいかは、私だけ名前呼びなんだ」
あかね「あー、せやな。その得意顔はむかつくけど、確かにれいかはうちとかみゆきとかやよいのこと、さん付けやのに」
なお「私だけは、『なお』って呼んでる」
あかね「うん、良かったやん」
なお「しかも、私にはちょっとだけ砕けた感じで話してくれるんだよ」
あかね「せやなぁ、うん。うちらとはまだこう、敬語の発展って感じやし、よそよそしさ拭えてないけど。なおには自然と話せてる感じするわ」
なお「……」
あかね「……?」
なお「……それで、いいのかな」
あかね「え?な、なんや。真面目な話すんのかいな。せやかったら最初から……」
なお「あわよくば、『ダーリン』と呼ばせたいんだよ」
あかね「あかんわこの子」
11: 2012/03/25(日) 01:43:46.14 ID:r/u9hRtO0
なお「だってさ、みんな私のこと『おかん』だの『姉さん』だの言ってくるじゃん?」
あかね「それはしゃーないやろ、なおがそんな感じなんやから」
なお「でも、れいかと一緒の時だけは……私、『お父さん』って感じだ」
あかね「……あー、まぁなんとなーくわからんでもないわ」
なお「私がお父さん、れいかがお母さん、みゆきちゃんとあかねが娘」
あかね「幸せやなぁ、なおの脳みそ」
なお「で、やよいちゃんはペット」
あかね「撤回や。どうなっとるんや自分脳みそどうなっとるんや、いや今に始まったことやあらへんわよく考えたら」
なお「そういうわけで、私はれいかに『ダーリン』と呼んでもらいたい。簡単に言うと、恋仲になりたい」
あかね「ぶっちゃけたー、や、襲うとかなんとかゆうとったから、うん、そーゆうことや思うとったけど」
なお「十余年の恋はここに来てヒートアップしっぱなしなんだ、主にあかねたちみたいなライバルが現れて」
あかね「えー、出会うた瞬間かられいか狙っとったん自分……ってかライバルて。うち、れいかはそんな風に思うたことないし」
なお「協力してよ!あかね!」
あかね「……でも」
なお「うん?」
あかね「……なお、女やん」
なお「……そう、だから」
なお「れいかが可愛すぎて、女なのが辛い」
あかね「……なんて無限ループやねん、これ」
あかね「それはしゃーないやろ、なおがそんな感じなんやから」
なお「でも、れいかと一緒の時だけは……私、『お父さん』って感じだ」
あかね「……あー、まぁなんとなーくわからんでもないわ」
なお「私がお父さん、れいかがお母さん、みゆきちゃんとあかねが娘」
あかね「幸せやなぁ、なおの脳みそ」
なお「で、やよいちゃんはペット」
あかね「撤回や。どうなっとるんや自分脳みそどうなっとるんや、いや今に始まったことやあらへんわよく考えたら」
なお「そういうわけで、私はれいかに『ダーリン』と呼んでもらいたい。簡単に言うと、恋仲になりたい」
あかね「ぶっちゃけたー、や、襲うとかなんとかゆうとったから、うん、そーゆうことや思うとったけど」
なお「十余年の恋はここに来てヒートアップしっぱなしなんだ、主にあかねたちみたいなライバルが現れて」
あかね「えー、出会うた瞬間かられいか狙っとったん自分……ってかライバルて。うち、れいかはそんな風に思うたことないし」
なお「協力してよ!あかね!」
あかね「……でも」
なお「うん?」
あかね「……なお、女やん」
なお「……そう、だから」
なお「れいかが可愛すぎて、女なのが辛い」
あかね「……なんて無限ループやねん、これ」
19: 2012/03/25(日) 09:33:30.67 ID:r/u9hRtO0
なお「ひとつ、納得できないことがあるんだよね」
あかね「なんや。なおの納得できるようにしていっとったら、世界はなおとれいかだけになっとるやろうけどな」
なお「……それだ!」
あかね「うっさいねんだから。や、いまのは滅多な事ゆうたうちが悪いわ……で、なんやねん」
なお「この前の理科の実験、覚えてる?みゆきちゃんとキャンディが入れ替わった日の、だけど」
あかね「あー、なんや中学生になにさせとんねん的なあれやったな」
なお「あの薬品の色、最初は緑だったんだよ」
あかね「せやな」
なお「で、黄色に変わった」
あかね「……せやな」
なお「そこは空気読んで青色に変われよ、と。なんでれいかじゃなくてやよいちゃんだよ、と」
あかね「知らんわ。科学の偉いせんせに言いやうち知らんわそないなこと」
あかね「なんや。なおの納得できるようにしていっとったら、世界はなおとれいかだけになっとるやろうけどな」
なお「……それだ!」
あかね「うっさいねんだから。や、いまのは滅多な事ゆうたうちが悪いわ……で、なんやねん」
なお「この前の理科の実験、覚えてる?みゆきちゃんとキャンディが入れ替わった日の、だけど」
あかね「あー、なんや中学生になにさせとんねん的なあれやったな」
なお「あの薬品の色、最初は緑だったんだよ」
あかね「せやな」
なお「で、黄色に変わった」
あかね「……せやな」
なお「そこは空気読んで青色に変われよ、と。なんでれいかじゃなくてやよいちゃんだよ、と」
あかね「知らんわ。科学の偉いせんせに言いやうち知らんわそないなこと」
21: 2012/03/25(日) 09:42:28.20 ID:r/u9hRtO0
あかね「空気読んでってなんや……それは誰に対してつっこんでんねん」
なお「……やよいちゃん?」
あかね「とんだとばっちりやな、やよい。なに?自分、さっきから聞いとるとやよいのこと嫌いなん?」
なお「なんでそうなるのよ」
あかね「人の事ペットとかゆうとってよぉゆうわ」
なお「それだけ可愛いってことだよ、ね?」
あかね「せやったらえぇんやけど」
なお「でも、まぁ、人の上に降ってきといてあの謝りかたは、筋が通ってないとはちょっと思うよ」
あかね「あぁ……うん、あれは、うん、ないわ」
なお「こっちが悪い事した気分に……いや、そういう話じゃないんだったら。やよいちゃんは好きだから。ライクだけど」
あかね「れいかはラブなわけやな、ゆわんでえぇ」
なお「そう、それでれいかと私の色からみた関係の話なんだけど」
あかね「え、そういう話やったっけ、知らんけど最初から」
なお「……やよいちゃん?」
あかね「とんだとばっちりやな、やよい。なに?自分、さっきから聞いとるとやよいのこと嫌いなん?」
なお「なんでそうなるのよ」
あかね「人の事ペットとかゆうとってよぉゆうわ」
なお「それだけ可愛いってことだよ、ね?」
あかね「せやったらえぇんやけど」
なお「でも、まぁ、人の上に降ってきといてあの謝りかたは、筋が通ってないとはちょっと思うよ」
あかね「あぁ……うん、あれは、うん、ないわ」
なお「こっちが悪い事した気分に……いや、そういう話じゃないんだったら。やよいちゃんは好きだから。ライクだけど」
あかね「れいかはラブなわけやな、ゆわんでえぇ」
なお「そう、それでれいかと私の色からみた関係の話なんだけど」
あかね「え、そういう話やったっけ、知らんけど最初から」
22: 2012/03/25(日) 09:51:27.32 ID:r/u9hRtO0
なお「青汁ってさ、あるよね」
あかね「おぉ」
なお「でも、色は緑だよね」
あかね「……」
なお「個人的に、とても素晴らしいことだと思うよ」
あかね「……しょーーーもない」
なお「しょうも無くない。このことに気づいた時、私は一か月分の牛乳代を全部青汁に当てたよ」
あかね「アホやな自分」
なお「……弟達にすごく怒られた」
あかね「おぉ、存分に叱られや」
なお「でもそのことを教えたら、ニコニコしながら飲んでたよ」
あかね「あかん、こいつら姉弟揃ってあかんわ。あかんわ」
なお「れいかは、子供と私に好かれるんだよ!」
あかね「なおは関係あらへんやろそれなおの自由やろ……いや、その結果そうなっとるわけやけど」
あかね「おぉ」
なお「でも、色は緑だよね」
あかね「……」
なお「個人的に、とても素晴らしいことだと思うよ」
あかね「……しょーーーもない」
なお「しょうも無くない。このことに気づいた時、私は一か月分の牛乳代を全部青汁に当てたよ」
あかね「アホやな自分」
なお「……弟達にすごく怒られた」
あかね「おぉ、存分に叱られや」
なお「でもそのことを教えたら、ニコニコしながら飲んでたよ」
あかね「あかん、こいつら姉弟揃ってあかんわ。あかんわ」
なお「れいかは、子供と私に好かれるんだよ!」
あかね「なおは関係あらへんやろそれなおの自由やろ……いや、その結果そうなっとるわけやけど」
23: 2012/03/25(日) 10:03:43.21 ID:r/u9hRtO0
なお「あと、信号。あれも青といいつつ、緑だよ」
あかね「まだ続くんかこの話題」
なお「もう私、信号青になったら嬉しくて駆け出すもんね」
あかね「アホやろ自分」
なお「いや、赤だったらあかねがいやで止まる、とかじゃないよ?あくまで青の、れいかの話だからね?」
あかね「だからフォローいらんねん、はいはい」
なお「黄色は歩行者にないから知らないし、どうでもいいけど……」
あかね「なぁ、やっぱやよいのこと嫌いなん?嫌いなんなぁ」
なお「いや、好きだって。可愛いじゃないやよいちゃん」
あかね「あぁ、可愛いもの好きやもんな自分」
なお「まぁれいかのがもっと可愛くて、ラブの意味で好きな私なわけだけど」
あかね「しもた、ゆわれてもーた」
あかね「まだ続くんかこの話題」
なお「もう私、信号青になったら嬉しくて駆け出すもんね」
あかね「アホやろ自分」
なお「いや、赤だったらあかねがいやで止まる、とかじゃないよ?あくまで青の、れいかの話だからね?」
あかね「だからフォローいらんねん、はいはい」
なお「黄色は歩行者にないから知らないし、どうでもいいけど……」
あかね「なぁ、やっぱやよいのこと嫌いなん?嫌いなんなぁ」
なお「いや、好きだって。可愛いじゃないやよいちゃん」
あかね「あぁ、可愛いもの好きやもんな自分」
なお「まぁれいかのがもっと可愛くて、ラブの意味で好きな私なわけだけど」
あかね「しもた、ゆわれてもーた」
25: 2012/03/25(日) 10:16:45.89 ID:r/u9hRtO0
なお「とにかく、青と緑はこんなに近くてお似合いなんだよ、って話」
あかね「お似合いかどうかは知らんけど……まぁ言われてみたらそうやな、そういうの他にもある気がするわ」
なお「世界から祝福されてるよね。ユニバースだよね、れいか」
あかね「流行らへんぞ。まぁあれやろ、昔の人の色の分け方ゆうか、そんなん」
なお「……じゃぁ、れいかと私の関係は、はるか昔から約束されてた、ってこと?」
あかね「余計なことゆうてもうた……」
なお「それいいね、あかね。すっごい筋が通ってるよ、その筋書き」
あかね「ゆわんといて、あんたの妄想にうちが加担してもうたことを確認させへんといて」
なお「とにかく、だからこないだの薬品も、青になるべきだろう、って」
あかね「それはちゃう話やろ、科学反応のどうたらやろ、うちは知らんてゆうとるやろが」
なお「化学反応、ね。無理に頭良い子ぶらなくてもいいんだよ?」
あかね「しばくぞこら」
なお「そういうのはれいかに任せて、っていうかれいかと被るからやめてほしい」
あかね「キャラ被りまくりなうちらの間でそないな話をしても……や、あんたとうちの違いは今日でよー分かったけどもや」
あかね「お似合いかどうかは知らんけど……まぁ言われてみたらそうやな、そういうの他にもある気がするわ」
なお「世界から祝福されてるよね。ユニバースだよね、れいか」
あかね「流行らへんぞ。まぁあれやろ、昔の人の色の分け方ゆうか、そんなん」
なお「……じゃぁ、れいかと私の関係は、はるか昔から約束されてた、ってこと?」
あかね「余計なことゆうてもうた……」
なお「それいいね、あかね。すっごい筋が通ってるよ、その筋書き」
あかね「ゆわんといて、あんたの妄想にうちが加担してもうたことを確認させへんといて」
なお「とにかく、だからこないだの薬品も、青になるべきだろう、って」
あかね「それはちゃう話やろ、科学反応のどうたらやろ、うちは知らんてゆうとるやろが」
なお「化学反応、ね。無理に頭良い子ぶらなくてもいいんだよ?」
あかね「しばくぞこら」
なお「そういうのはれいかに任せて、っていうかれいかと被るからやめてほしい」
あかね「キャラ被りまくりなうちらの間でそないな話をしても……や、あんたとうちの違いは今日でよー分かったけどもや」
26: 2012/03/25(日) 10:30:28.18 ID:r/u9hRtO0
なお「別に似てないのにね?」
あかね「そうはゆうても、なおが王子キャラやーゆうんが分かるまで、うちもヒヤヒヤしとったで。実は」
なお「王子……そうだね、私はれいかの王子様になりたい」
あかね「あかん……うちさっきから墓穴堀まくりや」
なお「あー、今思えば白雪姫は人形劇じゃなくて演劇にすればよかったよ。れいかが姫で、私が王子。そしたら自然に既成事実を……」
あかね「子供の前で何をする気やーゆうとるんじゃこら」
なお「というか、私が王子?なにそれ」
あかね「そこ食いつくんかい」
なお「おかんじゃなくて?」
あかね「それはなんちゅーか、うちらといる時とか弟達の世話しとる時のなおの面倒見のよさやん」
なお「うん、みんな世話が焼けるもんね」
あかね「笑っとるけど今面倒なん自分やでなにより……で、日頃のなおは、女子にまでもてまくりの王子様やんか」
なお「えー……女の子に、好かれても」
あかね「……あんたなぁ」
なお「れいかに好かれないと……意味が」
あかね「あかん、もうわけわからん。うち、なおがわからんほんま」
あかね「そうはゆうても、なおが王子キャラやーゆうんが分かるまで、うちもヒヤヒヤしとったで。実は」
なお「王子……そうだね、私はれいかの王子様になりたい」
あかね「あかん……うちさっきから墓穴堀まくりや」
なお「あー、今思えば白雪姫は人形劇じゃなくて演劇にすればよかったよ。れいかが姫で、私が王子。そしたら自然に既成事実を……」
あかね「子供の前で何をする気やーゆうとるんじゃこら」
なお「というか、私が王子?なにそれ」
あかね「そこ食いつくんかい」
なお「おかんじゃなくて?」
あかね「それはなんちゅーか、うちらといる時とか弟達の世話しとる時のなおの面倒見のよさやん」
なお「うん、みんな世話が焼けるもんね」
あかね「笑っとるけど今面倒なん自分やでなにより……で、日頃のなおは、女子にまでもてまくりの王子様やんか」
なお「えー……女の子に、好かれても」
あかね「……あんたなぁ」
なお「れいかに好かれないと……意味が」
あかね「あかん、もうわけわからん。うち、なおがわからんほんま」
27: 2012/03/25(日) 10:43:59.22 ID:r/u9hRtO0
なお「私のことはいたってシンプルだよ。れいかが可愛すぎて大好き、それが私」
あかね「いさぎえぇ……ちぃとは言いよどめやー思うてまうくらい潔いわ自分」
なお「出来るものなら襲いたい」
あかね「うっさいねん。ちゅーか、れいかには好かれとるやろ」
なお「えっ、そうかな」
あかね「おぉ、ゆうたやん、なおとは自然に話せとるーって。れいかがそないな態度とんのは、うちらの中だけやのーて学校でも、きっとなおしかおらんのとちゃう?」
なお「そうかも……あぁ、れいか可愛いなぁ」
あかね「あー、もー、なんやしまいにはこっちまで洗脳されてもーてまいそうや」
なお「それはダメだ。あかねにれいかはもったいないよ」
あかね「うん、それはうちも思うし微塵もそういう気はないから、もう黙りや自分」
なお「それに、あかねにはお好み焼きがあるじゃん」
あかね「鉄板焼きしてまうぞもふもふこら」
あかね「いさぎえぇ……ちぃとは言いよどめやー思うてまうくらい潔いわ自分」
なお「出来るものなら襲いたい」
あかね「うっさいねん。ちゅーか、れいかには好かれとるやろ」
なお「えっ、そうかな」
あかね「おぉ、ゆうたやん、なおとは自然に話せとるーって。れいかがそないな態度とんのは、うちらの中だけやのーて学校でも、きっとなおしかおらんのとちゃう?」
なお「そうかも……あぁ、れいか可愛いなぁ」
あかね「あー、もー、なんやしまいにはこっちまで洗脳されてもーてまいそうや」
なお「それはダメだ。あかねにれいかはもったいないよ」
あかね「うん、それはうちも思うし微塵もそういう気はないから、もう黙りや自分」
なお「それに、あかねにはお好み焼きがあるじゃん」
あかね「鉄板焼きしてまうぞもふもふこら」
28: 2012/03/25(日) 10:56:34.85 ID:r/u9hRtO0
なお「え?お好み焼き、好きじゃないの?」
あかね「すっきゃけど、すっきゃけど。それはちゃうやん、好きの方向性がちゃうやんか」
なお「だって、あかねのうちは、お好み焼きで成り立ってるわけだよね?」
あかね「まぁ、そや。お好み焼き屋やさかいな。決してうちの家がお好み焼きで出来とるんとちがうで」
なお「えっ、屋根にソースとかかってるのかな」
あかね「違うゆうとるやろやめぇや、寒いギャグゆうてもうたん謝るからやめぇやのっかるの」
なお「今度家族で食べに行っていい?きっと喜ぶよ」
あかね「それはうちのお好み焼きを、の話やんな?うちの家を、ちゃうよな?」
なお「どっちでもいいよ」
あかね「ここまできて流すんかい……で。それがどないしたんや、うちがお好み焼きでなりたってる、ゆうんが」
なお「私もれいかを一日観ないだけでダメになる、つまりは私もれいかで成り立ってる、ってことで、あかねにとってのそういうのはお好み焼きかぁ、って」
あかね「……もうえぇ、もうえぇよ。あんたの勝ちでえぇわ、もう」
なお「なんの勝負してたの?」
あかね「なんの話しとんねんこれ」
あかね「すっきゃけど、すっきゃけど。それはちゃうやん、好きの方向性がちゃうやんか」
なお「だって、あかねのうちは、お好み焼きで成り立ってるわけだよね?」
あかね「まぁ、そや。お好み焼き屋やさかいな。決してうちの家がお好み焼きで出来とるんとちがうで」
なお「えっ、屋根にソースとかかってるのかな」
あかね「違うゆうとるやろやめぇや、寒いギャグゆうてもうたん謝るからやめぇやのっかるの」
なお「今度家族で食べに行っていい?きっと喜ぶよ」
あかね「それはうちのお好み焼きを、の話やんな?うちの家を、ちゃうよな?」
なお「どっちでもいいよ」
あかね「ここまできて流すんかい……で。それがどないしたんや、うちがお好み焼きでなりたってる、ゆうんが」
なお「私もれいかを一日観ないだけでダメになる、つまりは私もれいかで成り立ってる、ってことで、あかねにとってのそういうのはお好み焼きかぁ、って」
あかね「……もうえぇ、もうえぇよ。あんたの勝ちでえぇわ、もう」
なお「なんの勝負してたの?」
あかね「なんの話しとんねんこれ」
29: 2012/03/25(日) 11:12:41.57 ID:r/u9hRtO0
あかね「その、あれや。れいかをお好み焼きと同列にされて怒ったり、はしないんやな」
なお「れいか=お好み焼きだったら怒るけど。私にとってのれいか=あかねにとってのお好み焼き、だから」
あかね「そっかー、それ怒るのうちだけやなー。これ怒ってえぇんちゃうやろか、うち、そろそろおこてえぇんちゃうやろか」
なお「まぁまぁ。れいかのことでも考えて、おちつきなよ」
あかね「そないな手段で気分休まるの、なおだけやで」
なお「残念。私はれいかのことを考えると、逆に興奮します」
あかね「残念なのはお前じゃアホ」
なお「もうね、なんで私、女なんだろう、って……つくづく思って」
あかね「あー……ってもなお、それ、もしも今自分が男やったら、どうしとったんや?」
なお「れいかを襲う」
あかね「……変わらへんやん」
なお「はっ!」
あかね「開き直るのはやめや?れいかがどう思うかーゆう問題は残っとるからな」
なお「……そっか」
あかね「……(まぁ正直、自分ら既に傍から見たら新婚夫婦みたいやないかーい、とは思うとるけど)」
なお「そう?ありがとう、なんか照れるね」
あかね「心読むなや」
なお「れいか=お好み焼きだったら怒るけど。私にとってのれいか=あかねにとってのお好み焼き、だから」
あかね「そっかー、それ怒るのうちだけやなー。これ怒ってえぇんちゃうやろか、うち、そろそろおこてえぇんちゃうやろか」
なお「まぁまぁ。れいかのことでも考えて、おちつきなよ」
あかね「そないな手段で気分休まるの、なおだけやで」
なお「残念。私はれいかのことを考えると、逆に興奮します」
あかね「残念なのはお前じゃアホ」
なお「もうね、なんで私、女なんだろう、って……つくづく思って」
あかね「あー……ってもなお、それ、もしも今自分が男やったら、どうしとったんや?」
なお「れいかを襲う」
あかね「……変わらへんやん」
なお「はっ!」
あかね「開き直るのはやめや?れいかがどう思うかーゆう問題は残っとるからな」
なお「……そっか」
あかね「……(まぁ正直、自分ら既に傍から見たら新婚夫婦みたいやないかーい、とは思うとるけど)」
なお「そう?ありがとう、なんか照れるね」
あかね「心読むなや」
30: 2012/03/25(日) 11:28:34.47 ID:r/u9hRtO0
なお「私がれいかのことでわからないことなんてない、それは例え他人のれいかに対する評価でも、だよ」
あかね「一気に化け物やで自分……」
なお「で、新婚ってなに。そこのとこ詳しく」
あかね「あー、こないだきよみと話しとってん」
なお「きよみ?あ、うちのクラスの尾ノ後きよみね」
あかね「それ。あの子なんや、えらいなおのこと見とんで。知っとった?」
なお「あー、練習の時に差し入れとかくれるよ。いい子だよね」
あかね「(それですめばえぇんやけど)で、その子と喋ってる時にあんたらが見せ付けてたわけや」
なお「まだ行動に起こしたことはないよ、失礼な」
あかね「襲っとったら全力で引き剥がしとるわアホ。ちゃうくて、れいかにタイ直してもろとったやろ?」
なお「あー、うん。私、暑くてすぐ緩めちゃうんだよね……あの時かぁ。あの見上げてくるれいかも可愛いよね」
あかね「それはなお視点でしかおがめへんからわからん。で、それがまるで新婚夫婦の朝の光景みたいやったー、っちゅう話」
なお「身だしなみには厳しいから、れいか」
あかね「うちが緩めてても、注意するだけで直してくれたりはせーへんけどな」
あかね「一気に化け物やで自分……」
なお「で、新婚ってなに。そこのとこ詳しく」
あかね「あー、こないだきよみと話しとってん」
なお「きよみ?あ、うちのクラスの尾ノ後きよみね」
あかね「それ。あの子なんや、えらいなおのこと見とんで。知っとった?」
なお「あー、練習の時に差し入れとかくれるよ。いい子だよね」
あかね「(それですめばえぇんやけど)で、その子と喋ってる時にあんたらが見せ付けてたわけや」
なお「まだ行動に起こしたことはないよ、失礼な」
あかね「襲っとったら全力で引き剥がしとるわアホ。ちゃうくて、れいかにタイ直してもろとったやろ?」
なお「あー、うん。私、暑くてすぐ緩めちゃうんだよね……あの時かぁ。あの見上げてくるれいかも可愛いよね」
あかね「それはなお視点でしかおがめへんからわからん。で、それがまるで新婚夫婦の朝の光景みたいやったー、っちゅう話」
なお「身だしなみには厳しいから、れいか」
あかね「うちが緩めてても、注意するだけで直してくれたりはせーへんけどな」
32: 2012/03/25(日) 11:43:20.23 ID:r/u9hRtO0
なお「もうね、うちの弟たちもれいかの言うことならすぐ聞くんだよ、うん」
あかね「姉としてはどないなんそれ」
なお「私だって聞くから問題ないよ。むしろ何でも言ってほしいし命令してほしい、れいかなら」
あかね「それは弟たちと一緒ちゃうからな、純粋に慕ってるだけの子供の気持ちと、なおのそのドロドロなそれを一緒にしちゃあかん」
なお「ドロドロって何よドロドロって」
あかね「不毛やんってことやアホ……っちゅーか、やっぱお互いの家行ったりーとか、あるんやな?」
なお「あー、うん……れいかは、よく家に来てくれるよ。生徒会入ってからは忙しくて減ったけど」
あかね「れいかは?なおはれいかん家に行ったりせーへんの?」
なお「……あかね、れいかの家行ったことある?」
あかね「?ないな、まだ」
なお「もうね、私なんかが入るのは申し訳ないくらい綺麗なんだよ、大きいし」
あかね「……あー」
なお「友達だからそんなこと考えないでいいのよ?って、れいかなら優しいし可愛いしいい匂いするから言ってくれるだろうけどさ、やっぱりね」
あかね「匂い関係あれへん」
なお「それに……れいか、ひとりっこだから」
あかね「?あー、家族がたくさんおるなおの家に呼んだ方が、楽しめるんちゃうかーってこと?」
なお「違うくて、れいかの家で二人っきりなんて……そんなの、襲っちゃうに決まってるよ」
あかね「あー、それはあかんなー。っちゅうか原因それやろ、綺麗なのとか大きいから遠慮とか言い訳やろ自分こら、自制しとるんは褒めたるけども」
あかね「姉としてはどないなんそれ」
なお「私だって聞くから問題ないよ。むしろ何でも言ってほしいし命令してほしい、れいかなら」
あかね「それは弟たちと一緒ちゃうからな、純粋に慕ってるだけの子供の気持ちと、なおのそのドロドロなそれを一緒にしちゃあかん」
なお「ドロドロって何よドロドロって」
あかね「不毛やんってことやアホ……っちゅーか、やっぱお互いの家行ったりーとか、あるんやな?」
なお「あー、うん……れいかは、よく家に来てくれるよ。生徒会入ってからは忙しくて減ったけど」
あかね「れいかは?なおはれいかん家に行ったりせーへんの?」
なお「……あかね、れいかの家行ったことある?」
あかね「?ないな、まだ」
なお「もうね、私なんかが入るのは申し訳ないくらい綺麗なんだよ、大きいし」
あかね「……あー」
なお「友達だからそんなこと考えないでいいのよ?って、れいかなら優しいし可愛いしいい匂いするから言ってくれるだろうけどさ、やっぱりね」
あかね「匂い関係あれへん」
なお「それに……れいか、ひとりっこだから」
あかね「?あー、家族がたくさんおるなおの家に呼んだ方が、楽しめるんちゃうかーってこと?」
なお「違うくて、れいかの家で二人っきりなんて……そんなの、襲っちゃうに決まってるよ」
あかね「あー、それはあかんなー。っちゅうか原因それやろ、綺麗なのとか大きいから遠慮とか言い訳やろ自分こら、自制しとるんは褒めたるけども」
33: 2012/03/25(日) 11:48:46.96 ID:r/u9hRtO0
まだつづいてまうわ せやけど時間あれへんからこのくらいにしといたるわ
また夜中にでもふらっと来るかもしれへん
れいかはもうなおの嫁でえぇんちゃう?じゃあの
また夜中にでもふらっと来るかもしれへん
れいかはもうなおの嫁でえぇんちゃう?じゃあの
37: 2012/03/25(日) 22:58:32.67 ID:r/u9hRtO0
なお「昔はそれはね……お互いの家を行き来したりしてたよ。今日はうち、明日はれいかの家、って」
あかね「小学生の頃は、毎日放課後でもぎょーさん遊べたもんなぁ」
なお「そう。でもそのうち、わたしたちは大人になって……」
あかね「邪な気持ちの罪悪感で、れいかの家にいけんことなってもうたわけや、なおが」
なお「違う。それは違う。置いといてよそれは」
あかね「無理やわぁ、こればっかりは」
なお「でもさ、弟とか妹にはそういうのがまだないんだよね」
あかね「れいかへの邪な?」
なお「違うったら!れいかのお家に入ることの遠慮が!この前、けいたがサッカーしてる時にこけちゃって、泥まみれになったらしくってさ」
あかね「あー、あるある。で、そのまま家をかけまわって、なおがそれを追いかけるわけやろ?」
なお「ううん、家に帰ってきたときには綺麗だったよ。それは聞いた話」
あかね「うん?」
なお「帰る途中でれいかに会って、れいかの家で……お湯をもらいやがったんだって」
あかね「……まぁ、あるんとちゃう。っちゅうか、やがったて」
なお「もうね、家中追い掛け回してやったよ」
あかね「結局そうなるんやな、アットホームやなーーー。そうゆうとらんとやってられんわこれ」
あかね「小学生の頃は、毎日放課後でもぎょーさん遊べたもんなぁ」
なお「そう。でもそのうち、わたしたちは大人になって……」
あかね「邪な気持ちの罪悪感で、れいかの家にいけんことなってもうたわけや、なおが」
なお「違う。それは違う。置いといてよそれは」
あかね「無理やわぁ、こればっかりは」
なお「でもさ、弟とか妹にはそういうのがまだないんだよね」
あかね「れいかへの邪な?」
なお「違うったら!れいかのお家に入ることの遠慮が!この前、けいたがサッカーしてる時にこけちゃって、泥まみれになったらしくってさ」
あかね「あー、あるある。で、そのまま家をかけまわって、なおがそれを追いかけるわけやろ?」
なお「ううん、家に帰ってきたときには綺麗だったよ。それは聞いた話」
あかね「うん?」
なお「帰る途中でれいかに会って、れいかの家で……お湯をもらいやがったんだって」
あかね「……まぁ、あるんとちゃう。っちゅうか、やがったて」
なお「もうね、家中追い掛け回してやったよ」
あかね「結局そうなるんやな、アットホームやなーーー。そうゆうとらんとやってられんわこれ」
38: 2012/03/25(日) 23:10:06.15 ID:r/u9hRtO0
なお「うちの子が、しかもよりによって泥まみれでれいかの家にあがったなんて……あぁ」
あかね「そないながっかりせんでも……れいかも気にしてへんやろ」
なお「私が気にするよ」
あかね「腹立つの間違いちゃうんかそれ」
なお「しかもあいつ、背中流してもらったとか言ってた……」
あかね「もうれいかにとっても弟みたいなもんなんやろ、てかあいつて」
なお「それなら私だって、もうれいかのダーリンみたいなもんじゃん……」
あかね「アホかゆうとるんや、こいつマジでゆうとるわこの顔……」
あかね「そないながっかりせんでも……れいかも気にしてへんやろ」
なお「私が気にするよ」
あかね「腹立つの間違いちゃうんかそれ」
なお「しかもあいつ、背中流してもらったとか言ってた……」
あかね「もうれいかにとっても弟みたいなもんなんやろ、てかあいつて」
なお「それなら私だって、もうれいかのダーリンみたいなもんじゃん……」
あかね「アホかゆうとるんや、こいつマジでゆうとるわこの顔……」
39: 2012/03/25(日) 23:11:33.43 ID:r/u9hRtO0
あかね「うちも一人っ子やからわからへんのやけど、そこまで険悪になってもーて大丈夫なん?」
なお「なにが?私とけいたが?」
あかね「うん。あんた今さっき『あいつ』ゆうとったで」
なお「あぁ、平気平気。思い出してイラッときただけだから。その日も仲直りの印に、一緒の布団で寝たよ、ちゃんと」
あかね「あ、そーなんや。そないなしきたりがあるんか……」
なお「まぁ、れいかと同じシャンプーの匂いがしたから、引きずり込んだだけなんだけどね」
あかね「……アットホームやなー」
なお「しかもつられて結局六人全員同じ布団だったよ」
あかね「……アットホームやなーーーーーー」
なお「もう言ってて無理がない?」
あかね「自分でゆうなや」
なお「なにが?私とけいたが?」
あかね「うん。あんた今さっき『あいつ』ゆうとったで」
なお「あぁ、平気平気。思い出してイラッときただけだから。その日も仲直りの印に、一緒の布団で寝たよ、ちゃんと」
あかね「あ、そーなんや。そないなしきたりがあるんか……」
なお「まぁ、れいかと同じシャンプーの匂いがしたから、引きずり込んだだけなんだけどね」
あかね「……アットホームやなー」
なお「しかもつられて結局六人全員同じ布団だったよ」
あかね「……アットホームやなーーーーーー」
なお「もう言ってて無理がない?」
あかね「自分でゆうなや」
40: 2012/03/25(日) 23:22:24.99 ID:r/u9hRtO0
あかね「サラッと聞き流してもーたけど、まさかれいかまで全裸やった、ゆうことはないよな?」
なお「……ない、と、思う」
あかね「……なんでそこ言いよどむねん大事なとこ。直球勝負が売りやろ」
なお「いやさ、もちろんハーパンにTシャツだった!って、けいたは言い張るんだけどね?」
あかね「それもそれで、滅多にみられへんようなれいかの姿な気もするけどもやな」
なお「あ、そうだよね!けいたのおかず一個減らそう!」
あかね「子供にとっては大打撃な仕置きしなやもう。で、本人はそうゆうとるんやけど、どないしたんや」
なお「ほら、長いこと見てるからさ。嘘をついてるかどうかって大体分かるんだよ」
あかね「あー、せやろーな。おかんななおには嘘つかれへんわけや……え?そないなら……」
なお「んーん、裸じゃなかった、っていうのは本当みたい……れいかの裸か」
あかね「妄想は、かえってからにしてくれへんかなー」
なお「あ、ごめんごめん。それは確かなんだけど、なーんか隠してることがありそうなんだよねー」
あかね「なんかてなんやねん……まだ小学生相手に、れいかも何もしやんやろ」
なお「……私は小学生の頃かられいかを襲いたかったよ?」
あかね「あんたのことは聞いとらんわ、聞きたないわアホ」
なお「……ない、と、思う」
あかね「……なんでそこ言いよどむねん大事なとこ。直球勝負が売りやろ」
なお「いやさ、もちろんハーパンにTシャツだった!って、けいたは言い張るんだけどね?」
あかね「それもそれで、滅多にみられへんようなれいかの姿な気もするけどもやな」
なお「あ、そうだよね!けいたのおかず一個減らそう!」
あかね「子供にとっては大打撃な仕置きしなやもう。で、本人はそうゆうとるんやけど、どないしたんや」
なお「ほら、長いこと見てるからさ。嘘をついてるかどうかって大体分かるんだよ」
あかね「あー、せやろーな。おかんななおには嘘つかれへんわけや……え?そないなら……」
なお「んーん、裸じゃなかった、っていうのは本当みたい……れいかの裸か」
あかね「妄想は、かえってからにしてくれへんかなー」
なお「あ、ごめんごめん。それは確かなんだけど、なーんか隠してることがありそうなんだよねー」
あかね「なんかてなんやねん……まだ小学生相手に、れいかも何もしやんやろ」
なお「……私は小学生の頃かられいかを襲いたかったよ?」
あかね「あんたのことは聞いとらんわ、聞きたないわアホ」
41: 2012/03/25(日) 23:34:26.33 ID:r/u9hRtO0
なお「あー、考えたらもっと問い詰めればよかった。帰ったらけいた脳天マーチシュートだこれ」
あかね「必殺技つかいなや。えぇか、必殺なんやぞ?相手ころがしてまうんぞその技」
なお「アカンベェは喜んでるよ?」
あかね「あれは、あれや……多分そういう、趣味なんや」
なお「実際は浄化の力らしいよ」
あかね「分かってて言わせたやろ今、なぁ、自分そのへん分かってて聞いたんやろ」
なお「それはそうだけど、別に本気でけいたを必[ピーーー]る気はないよ」
あかね「分かってたこと否定せんのかい」
なお「姉弟のスキンシップだよね、プロレスとかも実は得意だよ私」
あかね「そうかい。ひとりっこにはわからん話やけど、なんや羨ましゅうなるな……」
なお「あわよくばれいかを押し倒せる機会を逃さないために、タックルの練習とかも」
あかね「うち、一生ひとりっこでえぇわ、うん」
あかね「必殺技つかいなや。えぇか、必殺なんやぞ?相手ころがしてまうんぞその技」
なお「アカンベェは喜んでるよ?」
あかね「あれは、あれや……多分そういう、趣味なんや」
なお「実際は浄化の力らしいよ」
あかね「分かってて言わせたやろ今、なぁ、自分そのへん分かってて聞いたんやろ」
なお「それはそうだけど、別に本気でけいたを必[ピーーー]る気はないよ」
あかね「分かってたこと否定せんのかい」
なお「姉弟のスキンシップだよね、プロレスとかも実は得意だよ私」
あかね「そうかい。ひとりっこにはわからん話やけど、なんや羨ましゅうなるな……」
なお「あわよくばれいかを押し倒せる機会を逃さないために、タックルの練習とかも」
あかね「うち、一生ひとりっこでえぇわ、うん」
42: 2012/03/25(日) 23:43:27.33 ID:r/u9hRtO0
なお「私は、自分の子供もたくさんがいいなぁ」
あかね「そんなもんやの?兄弟が多いと、逆になるもんやーおもっとったわ」
なお「だって、楽しいもん。そりゃ、疲れることもあるけどね?」
あかね「うん」
なお「その疲れだって、あの子たちの笑ったとことか、眠った可愛い顔とかみれば、吹っ飛んじゃうんだよ」
あかね「うんうん」
なお「そこにれいかが加わるなら、もっともっと楽しいんじゃない?」
あかね「あぁ……せやな、相手はれいかで決定なんやったな」
なお「?そこは最初からぶれてないつもりだったけど」
あかね「えぇ感じの話に騙されとった……うちもそろそろ学習せんとなぁ」
あかね「そんなもんやの?兄弟が多いと、逆になるもんやーおもっとったわ」
なお「だって、楽しいもん。そりゃ、疲れることもあるけどね?」
あかね「うん」
なお「その疲れだって、あの子たちの笑ったとことか、眠った可愛い顔とかみれば、吹っ飛んじゃうんだよ」
あかね「うんうん」
なお「そこにれいかが加わるなら、もっともっと楽しいんじゃない?」
あかね「あぁ……せやな、相手はれいかで決定なんやったな」
なお「?そこは最初からぶれてないつもりだったけど」
あかね「えぇ感じの話に騙されとった……うちもそろそろ学習せんとなぁ」
43: 2012/03/25(日) 23:53:28.62 ID:r/u9hRtO0
なお「あかねはどうなの?」
あかね「うち?うちは……あんまそないなこと、考えたことないわ」
なお「あー、やっぱり、お好み焼きの新メニューとかの方が大事なんだね」
あかね「待て待て待て」
なお「なに?」
あかね「どういうことやねん」
なお「なにが?」
あかね「なにがて……おかしいやろ。なんでうちが、常時頭の中お好み焼きパラダイスやねん」
なお「だってそうでしょ、お弁当に持ってくるくらいだし」
あかね「あれは、店の手伝いのついでーだったり、練習した結果だったりするんですー。別に、食べたいからわざわざ作るわけやないですーー」
あかね「うち?うちは……あんまそないなこと、考えたことないわ」
なお「あー、やっぱり、お好み焼きの新メニューとかの方が大事なんだね」
あかね「待て待て待て」
なお「なに?」
あかね「どういうことやねん」
なお「なにが?」
あかね「なにがて……おかしいやろ。なんでうちが、常時頭の中お好み焼きパラダイスやねん」
なお「だってそうでしょ、お弁当に持ってくるくらいだし」
あかね「あれは、店の手伝いのついでーだったり、練習した結果だったりするんですー。別に、食べたいからわざわざ作るわけやないですーー」
44: 2012/03/26(月) 00:00:56.55 ID:dU4gBBB70
なお「えぇ……ちょっと残念だよそれ」
あかね「何がや」
なお「やっぱり大阪の人ってすごいね、って、れいかと去年散々笑ったオホン話したのに」
あかね「わろたんか、なぁ、わろたんか。よっしゃわらかしたらこっちのもんやざまぁみんかい」
なお「たくましいね、あかね」
あかね「よぉゆわれるわ。で、なんでそないな、うちの思考がかつおぶしまみれ見たいな認識になっとったねん自分」
なお「だって、私自身はいつもれいかのことで頭一杯だから……」
あかね「……うちも、さっきの法則にあてはめて、っちゅう?」
なお「うん」
あかね「……もうそれでえぇわ」
なお「よかった。今度家族で食べに行くね!私達にとってのれいかレベルの、あかねのお好み焼き!」
あかね「おぉ、どえらいプレッシャーやなそれ。塩でよかったら見舞ったるわ」
あかね「何がや」
なお「やっぱり大阪の人ってすごいね、って、れいかと去年散々笑ったオホン話したのに」
あかね「わろたんか、なぁ、わろたんか。よっしゃわらかしたらこっちのもんやざまぁみんかい」
なお「たくましいね、あかね」
あかね「よぉゆわれるわ。で、なんでそないな、うちの思考がかつおぶしまみれ見たいな認識になっとったねん自分」
なお「だって、私自身はいつもれいかのことで頭一杯だから……」
あかね「……うちも、さっきの法則にあてはめて、っちゅう?」
なお「うん」
あかね「……もうそれでえぇわ」
なお「よかった。今度家族で食べに行くね!私達にとってのれいかレベルの、あかねのお好み焼き!」
あかね「おぉ、どえらいプレッシャーやなそれ。塩でよかったら見舞ったるわ」
45: 2012/03/26(月) 00:09:04.06 ID:dU4gBBB70
あかね「っちゅうかな、そこまであけすけにれいかの事を話よる、ゆうことは……」
なお「いやいや、一応ここまで話したのはあかねが始めてだよ」
あかね「それは光栄やけど、背負わせてほしゅうなかったわ……家族は知っとるん?」
なお「何を?」
あかね「なおが、れいかを……」
なお「襲いたいってこと?」
あかね「そこまで詳しく教えんでえぇわ。ただの友達以上に、すっきゃってこと」
なお「さぁ~、冗談っぽくみんなでれいかに『れいかねーちゃん大好きー』って言うことは、あるよ」
あかね「アットホームやなー」
なお「まぁ私は、誰よりも大声張り上げるんだけどさ」
あかね「……大人げないな、自分」
なお「いやいや、一応ここまで話したのはあかねが始めてだよ」
あかね「それは光栄やけど、背負わせてほしゅうなかったわ……家族は知っとるん?」
なお「何を?」
あかね「なおが、れいかを……」
なお「襲いたいってこと?」
あかね「そこまで詳しく教えんでえぇわ。ただの友達以上に、すっきゃってこと」
なお「さぁ~、冗談っぽくみんなでれいかに『れいかねーちゃん大好きー』って言うことは、あるよ」
あかね「アットホームやなー」
なお「まぁ私は、誰よりも大声張り上げるんだけどさ」
あかね「……大人げないな、自分」
46: 2012/03/26(月) 00:15:49.99 ID:dU4gBBB70
あかね「そん時のれいかの反応はどないやねん」
なお「『私もよ』クスクス って」
あかね「おぉ」
なお「『でも、なおねーちゃんはうるさいから、みんなであっちに行こうね』クスクス……って」
あかね「……自分どんだけ騒いどんねん」
なお「いや、けいたが邪魔してくるから」
あかね「またけいたか。まぁれいかのボケやろうけどな、その流れは」
なお「そうなの?」
あかね「それ、なおはなんか作業とめて、一緒にさわいどったんとちゃう?」
なお「うん、魚捌いてた」
あかね「それ、けいた危ないから止めとったんとちゃうやろな、こら。包丁片手に大声上げとったんとちゃうやろな」
なお「『私もよ』クスクス って」
あかね「おぉ」
なお「『でも、なおねーちゃんはうるさいから、みんなであっちに行こうね』クスクス……って」
あかね「……自分どんだけ騒いどんねん」
なお「いや、けいたが邪魔してくるから」
あかね「またけいたか。まぁれいかのボケやろうけどな、その流れは」
なお「そうなの?」
あかね「それ、なおはなんか作業とめて、一緒にさわいどったんとちゃう?」
なお「うん、魚捌いてた」
あかね「それ、けいた危ないから止めとったんとちゃうやろな、こら。包丁片手に大声上げとったんとちゃうやろな」
47: 2012/03/26(月) 00:23:59.30 ID:dU4gBBB70
なお「あー、そういえばいつもよりなんか必氏だ、とは思ったよ」
あかね「そらそやろ、自分包丁もってんねんぞ。けいた偉いなけいた株上がりまくりや……んでなおは前後不覚になりすぎや、れいかが絡むと」
なお「それはよく言われる」
あかね「ぶっちゃけた話な?なお、れいかが最初にプリキュアになったとき……」
なお「すっごい可愛いよね、キュアビューティー」
あかね「それは置いとき。あの鏡、自分なら分こうたはずやろ、こら。一年からサッカー部エースやろがい」
なお「あ……ば、ばれてた?」
あかね「当たり前やアホ、れいかが倒れてもーて動揺しまくっとたんやろ大方」
なお「うん……正直、あの変身の件とかすっとばしてあの魔女ぶっ飛ばせばよかったよなぁ、って今なら冷静になれる」
あかね「それ冷静ちゃう、冷徹や。人間状態のサッカーボールでもアカンベェひるませたあんたなら出来そうやけども」
あかね「そらそやろ、自分包丁もってんねんぞ。けいた偉いなけいた株上がりまくりや……んでなおは前後不覚になりすぎや、れいかが絡むと」
なお「それはよく言われる」
あかね「ぶっちゃけた話な?なお、れいかが最初にプリキュアになったとき……」
なお「すっごい可愛いよね、キュアビューティー」
あかね「それは置いとき。あの鏡、自分なら分こうたはずやろ、こら。一年からサッカー部エースやろがい」
なお「あ……ば、ばれてた?」
あかね「当たり前やアホ、れいかが倒れてもーて動揺しまくっとたんやろ大方」
なお「うん……正直、あの変身の件とかすっとばしてあの魔女ぶっ飛ばせばよかったよなぁ、って今なら冷静になれる」
あかね「それ冷静ちゃう、冷徹や。人間状態のサッカーボールでもアカンベェひるませたあんたなら出来そうやけども」
48: 2012/03/26(月) 00:33:28.59 ID:dU4gBBB70
あかね「とにかくや。れいかは、あんたの料理の邪魔をしないためにみんなを連れてったー、ゆうことや」
なお「そ、そっか……良かった。私マジで凹んでたんだよ、あのこと」
あかね「そやろうな」
なお「結果、けいたの魚は黒焦げになりました」
あかね「あたるなアホ」
なお「今日は優しくするよ、うん。あと、れいかにお礼を言わなきゃだよね」
あかね「そこは、黙って感謝するとこやー思うで」
なお「そうかな?」
あかね「れいかも感謝されたくてやったわけやないやろし。なんや、ほんま家族みたいなんやな、なお達とれいか」
なお「そ、そう?て、照れるねもう、はは」
あかね「ほんまは、襲うーゆうほうが恥ずかしいはずなんやけどな。どっかすれてもーてるな、自分」
なお「れいかを襲いたいのは事実だよ」
あかね「うっさいねんだから」
なお「そ、そっか……良かった。私マジで凹んでたんだよ、あのこと」
あかね「そやろうな」
なお「結果、けいたの魚は黒焦げになりました」
あかね「あたるなアホ」
なお「今日は優しくするよ、うん。あと、れいかにお礼を言わなきゃだよね」
あかね「そこは、黙って感謝するとこやー思うで」
なお「そうかな?」
あかね「れいかも感謝されたくてやったわけやないやろし。なんや、ほんま家族みたいなんやな、なお達とれいか」
なお「そ、そう?て、照れるねもう、はは」
あかね「ほんまは、襲うーゆうほうが恥ずかしいはずなんやけどな。どっかすれてもーてるな、自分」
なお「れいかを襲いたいのは事実だよ」
あかね「うっさいねんだから」
49: 2012/03/26(月) 00:39:03.55 ID:dU4gBBB70
なお「それだけれいかのことが大好きで、れいかが可愛い、ってことだよ」
あかね「それはもう分かったねん、って」
なお「ほんと?吐くほど堪能した??」
あかね「それまだ引きずっとったんかい。おぉおぉ、れいか万歳や」
なお「うんうん」
あかね「……でも自分、そういえば変身した時に家族が大事ー、ゆうとったやん?」
なお「当たり前でしょなにいってんの」
あかね「うわごっつむかつく、今更やけど……例えばやで?」
なお「うん」
あかね「もしも敵のあいつらが、家族とれいかを人質にとったとするやん?」
なお「どっちも助けてその後アカオーニをチマツリーニにするよ」
あかね「有無を言わさずかい。アカオーニ前提なんやな」
なお「狼でもいいよ?毛皮剥ぎ取って弟の毛布にしてやる」
あかね「みゆきが泣いてまう、やめやグロいわ」
あかね「それはもう分かったねん、って」
なお「ほんと?吐くほど堪能した??」
あかね「それまだ引きずっとったんかい。おぉおぉ、れいか万歳や」
なお「うんうん」
あかね「……でも自分、そういえば変身した時に家族が大事ー、ゆうとったやん?」
なお「当たり前でしょなにいってんの」
あかね「うわごっつむかつく、今更やけど……例えばやで?」
なお「うん」
あかね「もしも敵のあいつらが、家族とれいかを人質にとったとするやん?」
なお「どっちも助けてその後アカオーニをチマツリーニにするよ」
あかね「有無を言わさずかい。アカオーニ前提なんやな」
なお「狼でもいいよ?毛皮剥ぎ取って弟の毛布にしてやる」
あかね「みゆきが泣いてまう、やめやグロいわ」
50: 2012/03/26(月) 00:56:36.79 ID:dU4gBBB70
みゆき「なになに?私の話?それとも見えざるピンクのユニコーンの話~?」
あかね「うぉっ!?なんやいきなり出よったな自分」
なお「あ、みゆきちゃん。なにそれ可愛いの?」
みゆき「見えないからわかんない。二人ともまだ帰ってなかったんだね!もうとっくに部活の終わった時間だからいないと思ってたよー」
あかね「そういうみゆきこそ、何しとったんや今まで」
キャンディ「みゆきはキャンディと一緒に五つ葉のクローバーを探してたクル~」
なお「五つ葉?そんなのがあるの?」
みゆき「うん!メルヘンランド的に金運が上がるから集めてて損はないんだって!」
あかね「あー、そういうのが諸に作用すんのかいメルヘンランド」
なお「引っ越そうかな」
キャンディ「なおは、本に挟まれるクル~?」
なお「ダメかー」
みゆき「二人ともなんの話してたの?楽しそうだったけど、ハッピーで素敵な話?」
あかね「どこをどう見てたんやみゆきは……あぁ、なお、みゆきにも言ってみてえーんやない?」
なお「うん、私もそう思ってた。えっと、実はねみゆきちゃん。わたし、れいかと」
みゆき「うんうん!れいかちゃんと?」
なお「もっと、仲良くなりたいんだ!」
あかね「……(変えよったこいつ!!!!)」
あかね「うぉっ!?なんやいきなり出よったな自分」
なお「あ、みゆきちゃん。なにそれ可愛いの?」
みゆき「見えないからわかんない。二人ともまだ帰ってなかったんだね!もうとっくに部活の終わった時間だからいないと思ってたよー」
あかね「そういうみゆきこそ、何しとったんや今まで」
キャンディ「みゆきはキャンディと一緒に五つ葉のクローバーを探してたクル~」
なお「五つ葉?そんなのがあるの?」
みゆき「うん!メルヘンランド的に金運が上がるから集めてて損はないんだって!」
あかね「あー、そういうのが諸に作用すんのかいメルヘンランド」
なお「引っ越そうかな」
キャンディ「なおは、本に挟まれるクル~?」
なお「ダメかー」
みゆき「二人ともなんの話してたの?楽しそうだったけど、ハッピーで素敵な話?」
あかね「どこをどう見てたんやみゆきは……あぁ、なお、みゆきにも言ってみてえーんやない?」
なお「うん、私もそう思ってた。えっと、実はねみゆきちゃん。わたし、れいかと」
みゆき「うんうん!れいかちゃんと?」
なお「もっと、仲良くなりたいんだ!」
あかね「……(変えよったこいつ!!!!)」
60: 2012/03/27(火) 23:01:34.98 ID:aJwZ+zWm0
みゆき「れいかちゃんと、仲良くなりたいんだー!いいね、いいね!それってとってもハッピーだよー!」
キャンディ「クル~」
あかね「あぁ、せやな。間違ったことはゆうてへん。ただ方向性はもうちっと下衆いやろがいこら、なお」
なお「なに?」
あかね「なに?やあらへんやろこら。なに変えとんねんこら」
みゆき「うーん、でもなおちゃん?なおちゃんとれいかちゃんは、もうウルトラハッピーに仲が良いと思うんだけどなー」
キャンディ「キャンディとおにいちゃんくらいクル~」
なお「うん、それはもうそうなんだけどね。なんというか、もっと、もっとね」
あかね「……」
なお「そう!姉妹と言ってしまっていいくらいに、なりたいんだ!れいかと」
あかね「だからなんでちょいちょい変えるねんてこら、みゆきか、みゆきが穢れを知らない乙女やからか。うちかて乙女やどアホ散々悩ませよってからに」
みゆき「姉妹!わー!」
あかね「そんで、みゆきはうちのツッコミスルーかい。キャンディ?あんたは聞いてくれよるよな?」
キャンディ「もしゃもしゃ」
あかね「食うんかいクローバー、なんやったねんみゆきの放課後」
キャンディ「クル~」
あかね「あぁ、せやな。間違ったことはゆうてへん。ただ方向性はもうちっと下衆いやろがいこら、なお」
なお「なに?」
あかね「なに?やあらへんやろこら。なに変えとんねんこら」
みゆき「うーん、でもなおちゃん?なおちゃんとれいかちゃんは、もうウルトラハッピーに仲が良いと思うんだけどなー」
キャンディ「キャンディとおにいちゃんくらいクル~」
なお「うん、それはもうそうなんだけどね。なんというか、もっと、もっとね」
あかね「……」
なお「そう!姉妹と言ってしまっていいくらいに、なりたいんだ!れいかと」
あかね「だからなんでちょいちょい変えるねんてこら、みゆきか、みゆきが穢れを知らない乙女やからか。うちかて乙女やどアホ散々悩ませよってからに」
みゆき「姉妹!わー!」
あかね「そんで、みゆきはうちのツッコミスルーかい。キャンディ?あんたは聞いてくれよるよな?」
キャンディ「もしゃもしゃ」
あかね「食うんかいクローバー、なんやったねんみゆきの放課後」
61: 2012/03/27(火) 23:11:29.13 ID:aJwZ+zWm0
みゆき「そっかー!そしたらなおちゃんがおねぇさまって感じだね!」
なお「あ、そう?それは嬉しいけど……れいかのがしっかりしてない?」
みゆき「ううん!なおちゃんが絶対おねぇさまだよ!うんうん、いいねいいねそれってとっても」
あかね「ウルトラはっぴっぴー、やろ。聞いたねんもう」
みゆき「はっぷっぷー!もー、とらないでよあかねちゃぁん!でも、どうすればいいんだろうね」
キャンディ「キャンディは、生まれたときからおにいちゃんの妹だったから、よく分からないクル~」
あかね「自分、解説として役たったことないな。いや、ええぇど。マスコットしとってくれてえぇけども」
なお「あ、そう?それは嬉しいけど……れいかのがしっかりしてない?」
みゆき「ううん!なおちゃんが絶対おねぇさまだよ!うんうん、いいねいいねそれってとっても」
あかね「ウルトラはっぴっぴー、やろ。聞いたねんもう」
みゆき「はっぷっぷー!もー、とらないでよあかねちゃぁん!でも、どうすればいいんだろうね」
キャンディ「キャンディは、生まれたときからおにいちゃんの妹だったから、よく分からないクル~」
あかね「自分、解説として役たったことないな。いや、ええぇど。マスコットしとってくれてえぇけども」
62: 2012/03/27(火) 23:17:02.61 ID:aJwZ+zWm0
なお「仲良くなるには、か。うーん……」
みゆき「あ!私ちょっと心当たりがあるよ!」
あかね「え、そーなん?せやったら……」
みゆき「キャンディと、ちょっと行ってくるね!また明日報告するよ!じゃっ!」
キャンディ「ばいばいクル~~~~~」
あかね「あ、ま、待ってや。待ったってや、せやったらうちもそっちに……」
なお「やっぱり、襲うしかないよ。ね、あかね」
あかね「みゆきー!みゆきーーーー!!ここにハッピーがおる!!頭ん中ハッピー満開のアホがおんねん!!代わってーーーー!!!待ったってー!!」
なお「みゆきちゃんには無理だよ、うん。やっぱりこんな話できるのはあかねだけだね」
あかね「もうなんも光栄ちゃう……なんやのこれ、うちなんの役回りなん」
みゆき「あ!私ちょっと心当たりがあるよ!」
あかね「え、そーなん?せやったら……」
みゆき「キャンディと、ちょっと行ってくるね!また明日報告するよ!じゃっ!」
キャンディ「ばいばいクル~~~~~」
あかね「あ、ま、待ってや。待ったってや、せやったらうちもそっちに……」
なお「やっぱり、襲うしかないよ。ね、あかね」
あかね「みゆきー!みゆきーーーー!!ここにハッピーがおる!!頭ん中ハッピー満開のアホがおんねん!!代わってーーーー!!!待ったってー!!」
なお「みゆきちゃんには無理だよ、うん。やっぱりこんな話できるのはあかねだけだね」
あかね「もうなんも光栄ちゃう……なんやのこれ、うちなんの役回りなん」
63: 2012/03/27(火) 23:27:43.66 ID:aJwZ+zWm0
<通学路>
あかね「もうじっくり聞くのしんどい……帰りながらでえぇやろ」
なお「いいよ。れいか、もう学校いないし」
あかね「そうなんか。今日は生徒会とかやなかったんやな」
なお「うん。やよいちゃんと秘密図書館に行って、夕方には帰るって言ってた」
あかね「そうか……お?待てや、そないなおったんやったら、こんな話しとらんと……」
なお「そう……れいかとの、大事な時間を削ってまで相談したんだから。何か少しくらい具体的なものを得ないと、だよ」
あかね「なんちゅーとばっちりやうち……あー、あれやな。れいかとやよいて、二人っきりで何の話しよるんやろかー」
なお「逸らさないでよ話」
あかね「そらさらいでか。っちゅーか、気にならん?れいかやで?あんたのれいかやで?」
なお「……私のれいか、か」
あかね「……妄想は後にしーや?」
なお「分かってるよ」
あかね「涎拭いてからゆうてくれへん?」
あかね「もうじっくり聞くのしんどい……帰りながらでえぇやろ」
なお「いいよ。れいか、もう学校いないし」
あかね「そうなんか。今日は生徒会とかやなかったんやな」
なお「うん。やよいちゃんと秘密図書館に行って、夕方には帰るって言ってた」
あかね「そうか……お?待てや、そないなおったんやったら、こんな話しとらんと……」
なお「そう……れいかとの、大事な時間を削ってまで相談したんだから。何か少しくらい具体的なものを得ないと、だよ」
あかね「なんちゅーとばっちりやうち……あー、あれやな。れいかとやよいて、二人っきりで何の話しよるんやろかー」
なお「逸らさないでよ話」
あかね「そらさらいでか。っちゅーか、気にならん?れいかやで?あんたのれいかやで?」
なお「……私のれいか、か」
あかね「……妄想は後にしーや?」
なお「分かってるよ」
あかね「涎拭いてからゆうてくれへん?」
64: 2012/03/27(火) 23:37:12.56 ID:aJwZ+zWm0
なお「なんだろう……今日のれいかの可愛さについて、とかかな」
あかね「やよいが本人の目の前でか。それとも本人が本人の前でか。どっちも嫌すぎるわ」
なお「やよいちゃんは、そうだね。やよいちゃん自身の可愛さの方を語りそうだね」
あかね「いくらあざとくても、それはないわ。だから、自分やよい嫌いなんかゆうとるやろ」
なお「じゃぁ、うーん……お好み焼きの好みとか?」
あかね「無理にうちに合わせたっぽくせんでえぇ」
なお「あかねは塩味が好きなんだっけ?さっきそう言ってたよね?」
あかね「そうゆう意味ちゃうわさっきのは。ソースとマヨと鰹のコラボレーションじゃ、王道や。青海苔もお好みでどーーーぞ」
なお「あ!青のりも緑だ!!」
あかね「もうえぇねんその話」
あかね「やよいが本人の目の前でか。それとも本人が本人の前でか。どっちも嫌すぎるわ」
なお「やよいちゃんは、そうだね。やよいちゃん自身の可愛さの方を語りそうだね」
あかね「いくらあざとくても、それはないわ。だから、自分やよい嫌いなんかゆうとるやろ」
なお「じゃぁ、うーん……お好み焼きの好みとか?」
あかね「無理にうちに合わせたっぽくせんでえぇ」
なお「あかねは塩味が好きなんだっけ?さっきそう言ってたよね?」
あかね「そうゆう意味ちゃうわさっきのは。ソースとマヨと鰹のコラボレーションじゃ、王道や。青海苔もお好みでどーーーぞ」
なお「あ!青のりも緑だ!!」
あかね「もうえぇねんその話」
65: 2012/03/27(火) 23:52:44.71 ID:aJwZ+zWm0
<不思議図書館>
れいか「お話したいことがあるんです、やよいさん」
やよい「え?れいかちゃんが、私に?相談?」
れいか「えぇ、よければ、ですが」
やよい「もちろん、だよ!スーパーヒーローは、お悩みをもったお友達を、放ってなんかおかないもん!」
れいか「ふふっ、やよいさんは優しいですね」
やよい「えー、そんなことないよぉ。れいかちゃんの方が……うん、優しいよ!」
れいか「ふふふっ、ありがとうございます。それで、相談なんですが」
やよい「うん」
れいか「お話したいことがあるんです、やよいさん」
やよい「え?れいかちゃんが、私に?相談?」
れいか「えぇ、よければ、ですが」
やよい「もちろん、だよ!スーパーヒーローは、お悩みをもったお友達を、放ってなんかおかないもん!」
れいか「ふふっ、やよいさんは優しいですね」
やよい「えー、そんなことないよぉ。れいかちゃんの方が……うん、優しいよ!」
れいか「ふふふっ、ありがとうございます。それで、相談なんですが」
やよい「うん」
66: 2012/03/27(火) 23:55:32.74 ID:aJwZ+zWm0
れいか「実は」
やよい「うんうん」
れいか「なおが可愛すぎて……もう、いてもたっても」
やよい「……うん?」
れいか「出来れば、もう襲ってしまいたいくらい、なんですが」
やよい「うん?」
れいか「なにか、良い手はないでしょうか」
やよい「……マジで」
れいか「落ち着いてください、やよいさんらしくありませんよ?」
やよい「れいかちゃんにはまけるよ……れいかちゃんいきなりすぎー」
やよい「うんうん」
れいか「なおが可愛すぎて……もう、いてもたっても」
やよい「……うん?」
れいか「出来れば、もう襲ってしまいたいくらい、なんですが」
やよい「うん?」
れいか「なにか、良い手はないでしょうか」
やよい「……マジで」
れいか「落ち着いてください、やよいさんらしくありませんよ?」
やよい「れいかちゃんにはまけるよ……れいかちゃんいきなりすぎー」
70: 2012/03/28(水) 00:07:57.23 ID:HR//EmA60
やよい「えー、っと。色々と、ね??聞きたいことがある、んだけど」
れいか「?」
やよい「えー、何をでしょうか、って顔してるー……」
れいか「だって、やよいさん。なおですよ?なお。分かりますか?緑川なお。私の幼馴染で……」
やよい「そ、それは知ってるよー!プリキュアの、仲間だもん!」
れいか「でしたら、やよいさんもよくお分かりですよね?なおの可愛さ」
やよい「えー、うーん、それは……私としてはなおちゃんは、カッコイイ要員だから、そっちの方が」
れいか「えぇ、もちろん。なおはかっこよくて可愛くて、そしてとっても襲いたいですよね」
やよい「えー……分からない。どうしよう、私じゃこの不規則な会話のじゃんけん分からない」
れいか「?」
やよい「えー、何をでしょうか、って顔してるー……」
れいか「だって、やよいさん。なおですよ?なお。分かりますか?緑川なお。私の幼馴染で……」
やよい「そ、それは知ってるよー!プリキュアの、仲間だもん!」
れいか「でしたら、やよいさんもよくお分かりですよね?なおの可愛さ」
やよい「えー、うーん、それは……私としてはなおちゃんは、カッコイイ要員だから、そっちの方が」
れいか「えぇ、もちろん。なおはかっこよくて可愛くて、そしてとっても襲いたいですよね」
やよい「えー……分からない。どうしよう、私じゃこの不規則な会話のじゃんけん分からない」
71: 2012/03/28(水) 00:21:58.74 ID:HR//EmA60
やよい「えぇっと、そういうことじゃなくて……まず、うーん、なんで、わたし?」
れいか「このような相談を、どうしてやよいさんにもちかけるのか、ということでしょうか?」
やよい「うん……だって私、そういう恋愛とか。あれ、これ恋愛なのかな……とにかく、力になれないよ。もうしわけ、ないんだけど」
れいか「ですが、やよいさん。やよいさんのおうちには、こういったものが多数ある、と、お見受けするのですが」
やよい「!?そ、それ!?」
れいか「こういった嗜好をお持ちのやよいさんならば、と……男女は逆、ですが」
やよい「あ、あ……な、なんのこと、かなれいかちゃん。私、そんなのしらないもん……」
れいか「虎男と兎太、アンソr……聞きなれない単語ですね。中身は、どういった」
やよい「か、返して!!ダメだよ!れいかちゃん全然わかってない!人の本をめくるときは70度以上開いちゃだめなの!それで……あ、あれ?」
れいか「……私、なにか勘違いしていました」
やよい「……中身、真っ白」
れいか「やよいさんなら、漫画にお詳しいかと思って、お会いした時に聞こうとプリントアウトした表紙だけのものなのに」
やよい「……」
れいか「それで、やよいさん。相談のことですが」
やよい「どしどし聞いてよ、れいかちゃん!きゅるるん!」
れいか「お話が分かる人でたすかりました」
れいか「このような相談を、どうしてやよいさんにもちかけるのか、ということでしょうか?」
やよい「うん……だって私、そういう恋愛とか。あれ、これ恋愛なのかな……とにかく、力になれないよ。もうしわけ、ないんだけど」
れいか「ですが、やよいさん。やよいさんのおうちには、こういったものが多数ある、と、お見受けするのですが」
やよい「!?そ、それ!?」
れいか「こういった嗜好をお持ちのやよいさんならば、と……男女は逆、ですが」
やよい「あ、あ……な、なんのこと、かなれいかちゃん。私、そんなのしらないもん……」
れいか「虎男と兎太、アンソr……聞きなれない単語ですね。中身は、どういった」
やよい「か、返して!!ダメだよ!れいかちゃん全然わかってない!人の本をめくるときは70度以上開いちゃだめなの!それで……あ、あれ?」
れいか「……私、なにか勘違いしていました」
やよい「……中身、真っ白」
れいか「やよいさんなら、漫画にお詳しいかと思って、お会いした時に聞こうとプリントアウトした表紙だけのものなのに」
やよい「……」
れいか「それで、やよいさん。相談のことですが」
やよい「どしどし聞いてよ、れいかちゃん!きゅるるん!」
れいか「お話が分かる人でたすかりました」
73: 2012/03/28(水) 00:38:30.86 ID:HR//EmA60
れいか「なおってとても可愛いですよね、というお話です」
やよい「そうかな……私がなんだか痛手をおっただけのような、気がするよぉ」
れいか「大丈夫です、誰にも言いません。何のことかは、存じませんが」
やよい「……うん。えぇっと、そうだね。可愛いよねなおちゃん」
れいか「……あげませんよ?」
やよい「き、聞いておいて、冷気発さないでよぉ。あ、あれ?れいかちゃん変身してないよね?あれ??」
れいか「例えばですけど……元気溌溂で、正義感が強くて」
やよい「あ、うん!元気だよね、うん!あかねちゃんと、みんなを盛り上げたり……して……」
れいか「…………」
やよい「れ、れいかちゃん?れいかちゃん、さん?」
れいか「……私の属性って、結局氷なんでしょうか。みゆきさんの命名通り、水になることって、ないでしょうか」
やよい「ねぇ、何をするの。その水で、何をするの。太陽は、多分消せないと思うんだけど」
やよい「そうかな……私がなんだか痛手をおっただけのような、気がするよぉ」
れいか「大丈夫です、誰にも言いません。何のことかは、存じませんが」
やよい「……うん。えぇっと、そうだね。可愛いよねなおちゃん」
れいか「……あげませんよ?」
やよい「き、聞いておいて、冷気発さないでよぉ。あ、あれ?れいかちゃん変身してないよね?あれ??」
れいか「例えばですけど……元気溌溂で、正義感が強くて」
やよい「あ、うん!元気だよね、うん!あかねちゃんと、みんなを盛り上げたり……して……」
れいか「…………」
やよい「れ、れいかちゃん?れいかちゃん、さん?」
れいか「……私の属性って、結局氷なんでしょうか。みゆきさんの命名通り、水になることって、ないでしょうか」
やよい「ねぇ、何をするの。その水で、何をするの。太陽は、多分消せないと思うんだけど」
74: 2012/03/28(水) 00:47:56.69 ID:HR//EmA60
れいか「あぁ、すみません。こっちの話ですよ」
やよい「私は今ここで凍えそうだよ……と、とにかく明るくて、頼れて、素敵だよね、なおちゃん」
れいか「分かっていただけたなら嬉しいです」
やよい「うん」
れいか「あと、ですね?意外とお茶目なところもあるんですよ?」
やよい「へぇー」
れいか「この間なんて、ブラを着け忘れてて」
やよい「ねぇ、どうやって分かるのそれ、ねぇ」
れいか「もうそんなに小さいわけでもないのに、なおったら、ふふふっ」
やよい「もう目の前の私見えてないよね、虚空に話しかけてるもん。かえっていいかな」
れいか「虎男と……」
やよい「今日は不思議図書館にお泊りしちゃおっ☆スマイルプリキュア・ハッピーお泊りセットの出番だよ♪」
れいか「流石ですね、やよいさん」
やよい「あざとさだけは曲げじゃいけないと思って……」
やよい「私は今ここで凍えそうだよ……と、とにかく明るくて、頼れて、素敵だよね、なおちゃん」
れいか「分かっていただけたなら嬉しいです」
やよい「うん」
れいか「あと、ですね?意外とお茶目なところもあるんですよ?」
やよい「へぇー」
れいか「この間なんて、ブラを着け忘れてて」
やよい「ねぇ、どうやって分かるのそれ、ねぇ」
れいか「もうそんなに小さいわけでもないのに、なおったら、ふふふっ」
やよい「もう目の前の私見えてないよね、虚空に話しかけてるもん。かえっていいかな」
れいか「虎男と……」
やよい「今日は不思議図書館にお泊りしちゃおっ☆スマイルプリキュア・ハッピーお泊りセットの出番だよ♪」
れいか「流石ですね、やよいさん」
やよい「あざとさだけは曲げじゃいけないと思って……」
76: 2012/03/28(水) 00:57:51.67 ID:HR//EmA60
れいか「なんというか、結構ずぼらなところがあるんです」
やよい「うーん、そうかも。流石の私も、下着を付け忘れるのはわざとでも出来ないもん」
れいか「先日、秘密基地を探しましたよね?みなさんで」
やよい「うん。それでこの素敵なお家が……」
れいか「あの日、なお。つけてなかったんです」
やよい「……えぇー。そ、それって最近の話だったの!?」
れいか「そうですよ?」
やよい「だ、大問題だよぉ!だってあの日、結構私達動いたりしたし……」
れいか「えぇ。それで、日野あかねさんに、あわや見られるところでした」
やよい「……」
れいか「日野あかねさんったら。なおの胸倉をつかんで。私が後ろから抱き着いて、なんとか抑えようと試みましたけど」
やよい「……あの」
れいか「……あの時の、なおの香り」
やよい「もうだめなのかな、この人」
やよい「うーん、そうかも。流石の私も、下着を付け忘れるのはわざとでも出来ないもん」
れいか「先日、秘密基地を探しましたよね?みなさんで」
やよい「うん。それでこの素敵なお家が……」
れいか「あの日、なお。つけてなかったんです」
やよい「……えぇー。そ、それって最近の話だったの!?」
れいか「そうですよ?」
やよい「だ、大問題だよぉ!だってあの日、結構私達動いたりしたし……」
れいか「えぇ。それで、日野あかねさんに、あわや見られるところでした」
やよい「……」
れいか「日野あかねさんったら。なおの胸倉をつかんで。私が後ろから抱き着いて、なんとか抑えようと試みましたけど」
やよい「……あの」
れいか「……あの時の、なおの香り」
やよい「もうだめなのかな、この人」
77: 2012/03/28(水) 01:03:04.66 ID:HR//EmA60
やよい「えっと、ちょ、ちょっと質問していい?」
れいか「なんですか?なおのスリーサイズですか?」
やよい「いやちが、知ってるの!?」
れいか「では逆に、何故知らないのですか?なおのスリーサイズですよ?この世の真理に最も近いと言っても、過言じゃありません」
やよい「なんか言い出した……え、えっとね、そうじゃなくて。れいかちゃんは、あの……あかねちゃん、嫌い?」
れいか「いいえ、全然」
やよい「あ、そ、そうなんだ。じゃあいいんだけど……」
れいか「ただ、たまに、お好み焼き屋を買収するのにはどれくらいお金が入用なのか、と。考えたりはします」
やよい「寧ろ嫌ってあげて。普通に火花を散らしてぶつかり合ってあげてせめて」
れいか「なんですか?なおのスリーサイズですか?」
やよい「いやちが、知ってるの!?」
れいか「では逆に、何故知らないのですか?なおのスリーサイズですよ?この世の真理に最も近いと言っても、過言じゃありません」
やよい「なんか言い出した……え、えっとね、そうじゃなくて。れいかちゃんは、あの……あかねちゃん、嫌い?」
れいか「いいえ、全然」
やよい「あ、そ、そうなんだ。じゃあいいんだけど……」
れいか「ただ、たまに、お好み焼き屋を買収するのにはどれくらいお金が入用なのか、と。考えたりはします」
やよい「寧ろ嫌ってあげて。普通に火花を散らしてぶつかり合ってあげてせめて」
78: 2012/03/28(水) 01:08:02.92 ID:HR//EmA60
れいか「ふふっ、冗談です、冗談」
やよい「も、もー!本気かと思ったんだから!」
れいか「エイプリルフールでもあるまいし、そんな冗談はだめですよね、すみません」
やよい「あ……う、うん!そうだよもうれいかちゃんったら冗談きつすぎー……」
れいか「でも、知ってますか?やよいさん」
やよい「な、なぁに、れいかちゃん」
れいか「たとえエイプリルフールでも、ついていいのは人を傷つけない嘘、に限るんですよ?」
やよい「……はい」
やよい「も、もー!本気かと思ったんだから!」
れいか「エイプリルフールでもあるまいし、そんな冗談はだめですよね、すみません」
やよい「あ……う、うん!そうだよもうれいかちゃんったら冗談きつすぎー……」
れいか「でも、知ってますか?やよいさん」
やよい「な、なぁに、れいかちゃん」
れいか「たとえエイプリルフールでも、ついていいのは人を傷つけない嘘、に限るんですよ?」
やよい「……はい」
79: 2012/03/28(水) 01:17:51.69 ID:HR//EmA60
れいか「それはそれとして、あかねさんのことですが。もちろん大好きですよ?ライクですけどね」
やよい「よかったーもう。プリキュア同士でいがみあいになっちゃったら、どうしようかと思った」
れいか「それもこれも、なおが誰にでも気軽に接しすぎるから……いいえ、もちろんそれはなおの良いところ、ですけど」
やよい「う、うん。なおちゃんってその、スキンシップとか多いよね、うん」
れいか「弟たちと触れ合って育った結果でしょうね。なおったらすこやか、可愛い。襲いたいですよね」
やよい「ごめんなさいやよいそれ分からない」
れいか「とにかく、なおを早く私のものにしないと、あかねさんも勘違いしてしまって可哀想なんです」
やよい「あ、やっぱりそう思ってたんだ。うーん、あかねちゃんは、なおちゃんをそういう風に見てない、と思うけどなぁ」
れいか「そう、ですか?なぜでしょう」
やよい「な。なぜって、それが普通だから」
れいか「……あぁー」
やよい「れ、れいかちゃん、ちょっと今日おかしいよ、そっから?そこを今気づいたのもしかして」
やよい「よかったーもう。プリキュア同士でいがみあいになっちゃったら、どうしようかと思った」
れいか「それもこれも、なおが誰にでも気軽に接しすぎるから……いいえ、もちろんそれはなおの良いところ、ですけど」
やよい「う、うん。なおちゃんってその、スキンシップとか多いよね、うん」
れいか「弟たちと触れ合って育った結果でしょうね。なおったらすこやか、可愛い。襲いたいですよね」
やよい「ごめんなさいやよいそれ分からない」
れいか「とにかく、なおを早く私のものにしないと、あかねさんも勘違いしてしまって可哀想なんです」
やよい「あ、やっぱりそう思ってたんだ。うーん、あかねちゃんは、なおちゃんをそういう風に見てない、と思うけどなぁ」
れいか「そう、ですか?なぜでしょう」
やよい「な。なぜって、それが普通だから」
れいか「……あぁー」
やよい「れ、れいかちゃん、ちょっと今日おかしいよ、そっから?そこを今気づいたのもしかして」
80: 2012/03/28(水) 01:27:45.96 ID:HR//EmA60
れいか「盲点でした」
やよい「見え見えだったと思うけど……」
れいか「ともあれ、私がなおを早くものにするに、こしたことはありません」
やよい「あ、うん。そうしてくれたら私も、うん。気楽になれる」
れいか「実はですね、それなりに私もこれまで、色々としてきたんです。こちらをごらんください」
やよい「えっ、なぁにその細長い包み……『道』?」
れいか「違います。私がこれまで、なお陥落のためにやってきたことを羅列した、巻物です」
やよい「やけに古風だね、プリントアウトとかはするのに」
れいか「あれは、生徒会の寺田さんが手配してくれました。本自体も、彼女のものなはずですよ」
やよい「今度、生徒会に遊びに行って良い!?」
れいか「えぇ、なお陥落と相成ったら」
やよい「見え見えだったと思うけど……」
れいか「ともあれ、私がなおを早くものにするに、こしたことはありません」
やよい「あ、うん。そうしてくれたら私も、うん。気楽になれる」
れいか「実はですね、それなりに私もこれまで、色々としてきたんです。こちらをごらんください」
やよい「えっ、なぁにその細長い包み……『道』?」
れいか「違います。私がこれまで、なお陥落のためにやってきたことを羅列した、巻物です」
やよい「やけに古風だね、プリントアウトとかはするのに」
れいか「あれは、生徒会の寺田さんが手配してくれました。本自体も、彼女のものなはずですよ」
やよい「今度、生徒会に遊びに行って良い!?」
れいか「えぇ、なお陥落と相成ったら」
81: 2012/03/28(水) 01:39:54.54 ID:HR//EmA60
れいか「とは言っても、そんなに大したことをしていたわけでは、ないんです。最近までは」
やよい「最近のことはあんまり聞きたくないよぉ……えっと、最初のあたりを見ていっていい?」
れいか「えぇ。まずは、そうですね。『名前呼び』です」
やよい「あー、そうだよね。れいかちゃんって、なおちゃんだけ名前で呼び捨てなんだよね」
れいか「えぇ。幼馴染であるという利点も活きた、いい作戦ではないですか?」
やよい「うん、それが打算と知る今さっきまでは……えっとそれと同時に『友達言葉で』って」
れいか「……あまり、自慢するようで言いたくはないのですが。私、小さい時から両親のしつけがきびしくて」
やよい「え、うん」
れいか「それで、両親にも、親戚にも。敬語以外の言葉では喋ることを許してもらえず」
やよい「れいかちゃん……」
れいか「そういうことを、昔話したら……なおが、私だけには、普通に喋ってよ、って」
やよい「そう、だったんだ。素敵だね」
れいか「えぇ、それからですね。なおのことを襲いたくなったのは」
やよい「うん、素敵。素敵だった。一瞬前まで」
やよい「最近のことはあんまり聞きたくないよぉ……えっと、最初のあたりを見ていっていい?」
れいか「えぇ。まずは、そうですね。『名前呼び』です」
やよい「あー、そうだよね。れいかちゃんって、なおちゃんだけ名前で呼び捨てなんだよね」
れいか「えぇ。幼馴染であるという利点も活きた、いい作戦ではないですか?」
やよい「うん、それが打算と知る今さっきまでは……えっとそれと同時に『友達言葉で』って」
れいか「……あまり、自慢するようで言いたくはないのですが。私、小さい時から両親のしつけがきびしくて」
やよい「え、うん」
れいか「それで、両親にも、親戚にも。敬語以外の言葉では喋ることを許してもらえず」
やよい「れいかちゃん……」
れいか「そういうことを、昔話したら……なおが、私だけには、普通に喋ってよ、って」
やよい「そう、だったんだ。素敵だね」
れいか「えぇ、それからですね。なおのことを襲いたくなったのは」
やよい「うん、素敵。素敵だった。一瞬前まで」
82: 2012/03/28(水) 01:50:19.14 ID:HR//EmA60
れいか「?」
やよい「首かしげないで……えー……なんでそうなっちゃうの?」
れいか「そう、とは?」
やよい「なんでそこから、その。襲うっていう発想が生まれちゃうの?どうして?じゃんけんで、チョキかと思ったら中指立てられた気分だよぉ……」
れいか「よく分かりません」
やよい「れいかちゃんが言っちゃうの……えぇっと、うん。この話はいいや、もう」
れいか「そうですか。なおの昔話だけで、一晩どころか千一夜は語れるのですが……」
やよい「話される側が追い詰められてるんじゃ意味ないよ……えっと、あとは。『お互いの家を行き来?』」
れいか「まぁ、友達ですから当然、なのですけどね。小学生の頃は、ほとんど毎日。私の習い事が無い日は、でしたが」
やよい「えー、でも私そこまで仲が良い友達、いなかったよ?毎日なんて……本当に仲がいいんだね、れいかちゃんとなおちゃん」
れいか「え、あ、ありがとうございます……ふふっ」
やよい「そのまま行けば良いよ、うん。その感じのままなら」
れいか「なおを襲えます?」
やよい「ダメだった、ごめんね。私が甘かったみたい」
やよい「首かしげないで……えー……なんでそうなっちゃうの?」
れいか「そう、とは?」
やよい「なんでそこから、その。襲うっていう発想が生まれちゃうの?どうして?じゃんけんで、チョキかと思ったら中指立てられた気分だよぉ……」
れいか「よく分かりません」
やよい「れいかちゃんが言っちゃうの……えぇっと、うん。この話はいいや、もう」
れいか「そうですか。なおの昔話だけで、一晩どころか千一夜は語れるのですが……」
やよい「話される側が追い詰められてるんじゃ意味ないよ……えっと、あとは。『お互いの家を行き来?』」
れいか「まぁ、友達ですから当然、なのですけどね。小学生の頃は、ほとんど毎日。私の習い事が無い日は、でしたが」
やよい「えー、でも私そこまで仲が良い友達、いなかったよ?毎日なんて……本当に仲がいいんだね、れいかちゃんとなおちゃん」
れいか「え、あ、ありがとうございます……ふふっ」
やよい「そのまま行けば良いよ、うん。その感じのままなら」
れいか「なおを襲えます?」
やよい「ダメだった、ごめんね。私が甘かったみたい」
83: 2012/03/28(水) 01:59:45.75 ID:HR//EmA60
やよい「えーっと、あとは最近のことになっちゃうんだ……」
れいか「ここからが本番です」
やよい「そうなの……あんまり聞きたくないんだけど」
れいか「何せ、中学に上がってからのなおはもう、もう。一年生でサッカー部のレギュラー。私より低かったはずの背も伸びてしまって、もう、もう」
やよい「……」
れいか「……なおって可愛い」
やよい「うん、そこで止まってよかった。それで、具体的には……?」
れいか「えぇ、まず……行きつけの、漢方薬を処方してくださる薬局にいきまして」
やよい「え?」
れいか「そこで、中国四千年の歴史で生み出された、ある秘薬を」
やよい「え?え?」
れいか「まぁ言ってしまえば、媚薬を盛りました」
やよい「清き心はどこにいったの?」
れいか「平気です、私にとってはなんの負い目も感じませんから」
やよい「だから、清き心……ぴかぴかぴかりん☆」
れいか「大丈夫ですか?」
やよい「こんなでも言ってないと、正気でいられないよ」
れいか「ここからが本番です」
やよい「そうなの……あんまり聞きたくないんだけど」
れいか「何せ、中学に上がってからのなおはもう、もう。一年生でサッカー部のレギュラー。私より低かったはずの背も伸びてしまって、もう、もう」
やよい「……」
れいか「……なおって可愛い」
やよい「うん、そこで止まってよかった。それで、具体的には……?」
れいか「えぇ、まず……行きつけの、漢方薬を処方してくださる薬局にいきまして」
やよい「え?」
れいか「そこで、中国四千年の歴史で生み出された、ある秘薬を」
やよい「え?え?」
れいか「まぁ言ってしまえば、媚薬を盛りました」
やよい「清き心はどこにいったの?」
れいか「平気です、私にとってはなんの負い目も感じませんから」
やよい「だから、清き心……ぴかぴかぴかりん☆」
れいか「大丈夫ですか?」
やよい「こんなでも言ってないと、正気でいられないよ」
84: 2012/03/28(水) 02:08:46.14 ID:HR//EmA60
やよい「媚薬って……」
れいか「大丈夫ですよ、未成年の身体に影響を及ぼすものじゃない、安全な基準値のものですから」
やよい「いや道徳的にね……どういうふうに?」
れいか「えぇ、いつものように私の家にやってきたなおを」
やよい「のこのことね」
れいか「はい。それで、なおの分のお茶請けに少々」
やよい「否定しなかった……あれ?ちょっと待って?」
れいか「なにか?お値段ですか?」
やよい「いらない、いらないから。れいかちゃんは、その……なおちゃんを、あの。襲いたいんだよね?」
れいか「えぇ。ですが、正直その頃はもう、とにかく既成事実を、と」
やよい「あー……で、で???結果、なおちゃんはどうなっちゃったの!?」
れいか「……ダメでした」
やよい「あ……そうなんだ。そうだよね、だから今があるんだもんね」
れいか「すっごく涙目で、まるでお小水を我慢しているようにモジモジして……可愛かった。なおって可愛い」
やよい「そう……で、でも何もなかったんだよね?」
れいか「えぇ……一度だけ、私の手を握って。『ごめん、れいか。何のことかは聞かないで。とにかく、ごめん』って……」
やよい「……」
れいか「……あの時の胸の痛みで、確信しました。やはりこれは、恋だ、と」
やよい「罪悪感だと思うよ」
れいか「大丈夫ですよ、未成年の身体に影響を及ぼすものじゃない、安全な基準値のものですから」
やよい「いや道徳的にね……どういうふうに?」
れいか「えぇ、いつものように私の家にやってきたなおを」
やよい「のこのことね」
れいか「はい。それで、なおの分のお茶請けに少々」
やよい「否定しなかった……あれ?ちょっと待って?」
れいか「なにか?お値段ですか?」
やよい「いらない、いらないから。れいかちゃんは、その……なおちゃんを、あの。襲いたいんだよね?」
れいか「えぇ。ですが、正直その頃はもう、とにかく既成事実を、と」
やよい「あー……で、で???結果、なおちゃんはどうなっちゃったの!?」
れいか「……ダメでした」
やよい「あ……そうなんだ。そうだよね、だから今があるんだもんね」
れいか「すっごく涙目で、まるでお小水を我慢しているようにモジモジして……可愛かった。なおって可愛い」
やよい「そう……で、でも何もなかったんだよね?」
れいか「えぇ……一度だけ、私の手を握って。『ごめん、れいか。何のことかは聞かないで。とにかく、ごめん』って……」
やよい「……」
れいか「……あの時の胸の痛みで、確信しました。やはりこれは、恋だ、と」
やよい「罪悪感だと思うよ」
85: 2012/03/28(水) 02:19:02.39 ID:HR//EmA60
れいか「……それ以来、なぜだかなおは、私の家に来てくれなくなって」
やよい「何か本能で分かったんじゃないかな……しかしなおちゃんカッコイイね」
れいか「そうでしょう?なにせ、私のなおですから」
やよい「うん、それでいいよもう……えっと、それから?」
れいか「えぇ、それからは積極的に、私の方からなおの家に」
やよい「まぁ、そうなっちゃうよね」
れいか「えぇ。昔から通ってますから、なおの弟たちも妹たちも、『れいかねーちゃん』って、呼んでくれるんです」
やよい「うん、うん」
れいか「そこで私、閃いたんですよ」
やよい「うん……うん?」
れいか「なおの、義理妹からスタートしてはどうか、と」
やよい「……うん?」
やよい「何か本能で分かったんじゃないかな……しかしなおちゃんカッコイイね」
れいか「そうでしょう?なにせ、私のなおですから」
やよい「うん、それでいいよもう……えっと、それから?」
れいか「えぇ、それからは積極的に、私の方からなおの家に」
やよい「まぁ、そうなっちゃうよね」
れいか「えぇ。昔から通ってますから、なおの弟たちも妹たちも、『れいかねーちゃん』って、呼んでくれるんです」
やよい「うん、うん」
れいか「そこで私、閃いたんですよ」
やよい「うん……うん?」
れいか「なおの、義理妹からスタートしてはどうか、と」
やよい「……うん?」
86: 2012/03/28(水) 02:22:11.97 ID:HR//EmA60
れいか「そうすれば、同じ屋根の下。いくらでもなおを襲うチャンスはやってくるのでは、と」
やよい「う、ん……?」
れいか「ありていに言えば、なおのお家の一番上の弟君を誘惑してみました]
やよい「……」
れいか「あ、けいたくんと言うんですけどね?とっても可愛くて、目とかうなじがなおにそっくりで……」
やよい「ごめんね、ちょっとじゃんけんしてくる」
れいか「いってらっしゃい。どのくらいかかりそうですか?」
やよい「うん、多分すぐおわるよ。終わらないけどね、鏡相手だから。ぴかぴかぴかりん☆」
れいか「大丈夫でしょうか……」
やよい「う、ん……?」
れいか「ありていに言えば、なおのお家の一番上の弟君を誘惑してみました]
やよい「……」
れいか「あ、けいたくんと言うんですけどね?とっても可愛くて、目とかうなじがなおにそっくりで……」
やよい「ごめんね、ちょっとじゃんけんしてくる」
れいか「いってらっしゃい。どのくらいかかりそうですか?」
やよい「うん、多分すぐおわるよ。終わらないけどね、鏡相手だから。ぴかぴかぴかりん☆」
れいか「大丈夫でしょうか……」
87: 2012/03/28(水) 02:31:23.43 ID:HR//EmA60
やよい「誘惑、って……えっと、相手は小学生だよね?」
れいか「そこは、問題ありません。私は小学生のころからなおを……」
やよい「あ、うん、いいやもう。えー……な、なにをしたの?」
れいか「ある日、けいたくんがドロだらけで帰っているのを見つけたんです」
やよい「あー、サッカー少年なんだもんね、うん。あるよね」
れいか「それで、そのまま帰ると、なおねーちゃんにすっごく怒られちゃうわよ?って言って」
やよい「あ、敬語じゃないんだ。うん」
れいか「うちで、お湯をかしてあげることになったんです」
やよい「優しいね、ここで終われば」
れいか「で、私も適当なTシャツと、ハーフパンツに着替えまして、と」
やよい「やっぱりね、うん」
れいか「全裸でないだけ褒めてください」
やよい「ごめんね、そこでなんでほこらしげなのかやよいわからない」
れいか「ですが、私は分かっていました。けいたくんは、なおと妹たちで裸を見慣れています。ここで一番有効なのは、そう……水に濡れたシャツとハーフパンツが織りなす、チラリズムと透けである、と」
やよい「ごめん、やよいわからない」
れいか「そこは、問題ありません。私は小学生のころからなおを……」
やよい「あ、うん、いいやもう。えー……な、なにをしたの?」
れいか「ある日、けいたくんがドロだらけで帰っているのを見つけたんです」
やよい「あー、サッカー少年なんだもんね、うん。あるよね」
れいか「それで、そのまま帰ると、なおねーちゃんにすっごく怒られちゃうわよ?って言って」
やよい「あ、敬語じゃないんだ。うん」
れいか「うちで、お湯をかしてあげることになったんです」
やよい「優しいね、ここで終われば」
れいか「で、私も適当なTシャツと、ハーフパンツに着替えまして、と」
やよい「やっぱりね、うん」
れいか「全裸でないだけ褒めてください」
やよい「ごめんね、そこでなんでほこらしげなのかやよいわからない」
れいか「ですが、私は分かっていました。けいたくんは、なおと妹たちで裸を見慣れています。ここで一番有効なのは、そう……水に濡れたシャツとハーフパンツが織りなす、チラリズムと透けである、と」
やよい「ごめん、やよいわからない」
88: 2012/03/28(水) 02:37:03.04 ID:HR//EmA60
れいか「結果から言うと、ドンピシャでした」
やよい「その結果を何より聞きたくなかった……えー……で、ど、どうなったの?」
れいか「いつも身近にいた、姉の友達、二人目の姉に近い親しい人の魅力を分かってしまった、けいたくん」
やよい「……うん」
れいか「そして、迫ってしまおうとした、ところで……」
やよい「……」
れいか「……泣き出してしまって」
やよい「……」
れいか「……」
やよい「当たり前だよ……」
れいか「流石に分かりました、シOタもいい、とはなりませんでした。本当に反省しました。本当。なおへの愛に誓うわ」
やよい「いやそれ……あぁ、うん。何より重いね、そうだよね」
やよい「その結果を何より聞きたくなかった……えー……で、ど、どうなったの?」
れいか「いつも身近にいた、姉の友達、二人目の姉に近い親しい人の魅力を分かってしまった、けいたくん」
やよい「……うん」
れいか「そして、迫ってしまおうとした、ところで……」
やよい「……」
れいか「……泣き出してしまって」
やよい「……」
れいか「……」
やよい「当たり前だよ……」
れいか「流石に分かりました、シOタもいい、とはなりませんでした。本当に反省しました。本当。なおへの愛に誓うわ」
やよい「いやそれ……あぁ、うん。何より重いね、そうだよね」
89: 2012/03/28(水) 02:46:50.82 ID:HR//EmA60
れいか「万策尽きてしまった、ということです」
やよい「いや、もうすでにもう万どころか億どころじゃない気もするよ……私一杯一杯だもん」
れいか「お願いします、こんなこと頼めるのは、やよいさんしかいないんです」
やよい「それは、あれ?これを打ち明けても平気なほど弱みを握っているのは、私だけーって、いう」
れいか「弱み?さて……一体なんのことをおっしゃっているのかしら……」
やよい「うん、私もわかんない……えー、っと。うーん……」
れいか「早く、なおと恋仲にならないと……世界がバットエナジーに包まれて、狼さんたちが高笑いしてしまいますよ」
やよい「れいかちゃんにとってのなおちゃんとの関係そこまでユニバースなの!?そ、そんな、狼さんがスマイルなんてみゆきちゃんが嬉しいだけだよぉー!」
やよい「いや、もうすでにもう万どころか億どころじゃない気もするよ……私一杯一杯だもん」
れいか「お願いします、こんなこと頼めるのは、やよいさんしかいないんです」
やよい「それは、あれ?これを打ち明けても平気なほど弱みを握っているのは、私だけーって、いう」
れいか「弱み?さて……一体なんのことをおっしゃっているのかしら……」
やよい「うん、私もわかんない……えー、っと。うーん……」
れいか「早く、なおと恋仲にならないと……世界がバットエナジーに包まれて、狼さんたちが高笑いしてしまいますよ」
やよい「れいかちゃんにとってのなおちゃんとの関係そこまでユニバースなの!?そ、そんな、狼さんがスマイルなんてみゆきちゃんが嬉しいだけだよぉー!」
90: 2012/03/28(水) 02:57:59.57 ID:HR//EmA60
みゆき「なになに?私の話?それとも空飛ぶスパゲティモンスターの話~?」
やよい「わっ!?み、みゆきちゃん!?いつ来たの!?」
れいか「こんにちは、みゆきさん。それは一体、どういう怪獣なのかしら」
みゆき「今だよー!やっほーれいかちゃん!実在するのか分からないから知らないけど、飛んでるんじゃないかな。二人とも、まだいたんだね!もうとっくに夕方だから帰ったかと思ったよー」
やよい「そ、そういうみゆきちゃんはその、こ、こんな時間にどうしてここへ?」
キャンディ「みゆきは、キャンディと一緒に調べものにきたクル~」
れいか「調べ物……と、言いますと。絵本について、とかでしょうか?」
キャンディ「そういうのは学者とかいうつまらないものに任せるといいクル~?」
やよい「そ、そっかー、あっは、はは……えっとそれじゃ、なんの……?」
みゆき「それより、二人はなんの話してたの?楽しそうだったけど、ハッピーで素敵な話?」
やよい「みゆきちゃん、みて、よくみて、私のこの滝のような汗を……れ、れいかちゃんあの、それとなーく変えて、みゆきちゃんにも相談してみればどう、かなぁ」
れいか「そうですね……みゆきさんなら、いいアイディアをくれそうです」
やよい「みゆきちゃん、なら!?!?」
れいか「みゆきさん、実はわたし、なおと……」
みゆき「うんうん、なおちゃんと?」
れいか「とってもとっても、もっと仲良く、なりたいんです」
やよい「……(すごーーーく違いがある気がするけど……これで開放されるならいっか、な)」
やよい「わっ!?み、みゆきちゃん!?いつ来たの!?」
れいか「こんにちは、みゆきさん。それは一体、どういう怪獣なのかしら」
みゆき「今だよー!やっほーれいかちゃん!実在するのか分からないから知らないけど、飛んでるんじゃないかな。二人とも、まだいたんだね!もうとっくに夕方だから帰ったかと思ったよー」
やよい「そ、そういうみゆきちゃんはその、こ、こんな時間にどうしてここへ?」
キャンディ「みゆきは、キャンディと一緒に調べものにきたクル~」
れいか「調べ物……と、言いますと。絵本について、とかでしょうか?」
キャンディ「そういうのは学者とかいうつまらないものに任せるといいクル~?」
やよい「そ、そっかー、あっは、はは……えっとそれじゃ、なんの……?」
みゆき「それより、二人はなんの話してたの?楽しそうだったけど、ハッピーで素敵な話?」
やよい「みゆきちゃん、みて、よくみて、私のこの滝のような汗を……れ、れいかちゃんあの、それとなーく変えて、みゆきちゃんにも相談してみればどう、かなぁ」
れいか「そうですね……みゆきさんなら、いいアイディアをくれそうです」
やよい「みゆきちゃん、なら!?!?」
れいか「みゆきさん、実はわたし、なおと……」
みゆき「うんうん、なおちゃんと?」
れいか「とってもとっても、もっと仲良く、なりたいんです」
やよい「……(すごーーーく違いがある気がするけど……これで開放されるならいっか、な)」
91: 2012/03/28(水) 03:01:13.50 ID:HR//EmA60
みゆき「へー!そうなんだ!」
みゆき「でもねー、なおちゃんは、そう思ってないみたい……あー、ハッピーじゃないこと、あんまり、言いたく、ないんだけどなぁ」
れいか「……えっ!?」
みゆき「なおちゃんは、ね……?」
みゆき「れいかちゃんのこと、襲いたくて襲いたくて仕方ないくらい物凄く大好きで女の子なのが辛いくらいなんだって!!」
れいか「!?」
やよい「!?」
キャンディ「クル~」
92: 2012/03/28(水) 03:07:15.91 ID:HR//EmA60
れいか「えっ、えっ、そ、それ、えっ!?な、なお、がわたし、え!?!?」
みゆき「あー、でもそっかー。れいかちゃんは、普通の友達として、うん。そうだよねー、それが普通なんだよね、うーん」
れいか「あ、あの!みゆきさん!あの、それはほ、本当に……!?」
みゆき「それじゃ、私ちょっとなおちゃんのとこに行って説得してくるね!れいかちゃんも、ただの友達としてならもっと仲良くなりたいらしいから、って!それでなおちゃんが我慢できれば、ウルトラハッピーだよねー!」
れいか「ちょ、ちょっと待ってくださいみゆきさん!あの!あの!実は、わ、私も!!!」
みゆき「キャンディと、ちょっと行ってくるね!また明日報告するよ!じゃっ!いくよ、キャンディ!レッツ・ゴー・な、お、ちゃん!」
キャンディ「ばいばいクル~~~~~」
やよい「あ、ふ、二人ともさっさと本棚で……!」
れいか「ま、待ってくださいみゆきさーーーーん!えっと、えっと!本棚での、移動は!えっと、あれ??」
やよい「お、落ち着いてれいかちゃん!ちゅうちゅう、たこかいな、だよ!!」
みゆき「あー、でもそっかー。れいかちゃんは、普通の友達として、うん。そうだよねー、それが普通なんだよね、うーん」
れいか「あ、あの!みゆきさん!あの、それはほ、本当に……!?」
みゆき「それじゃ、私ちょっとなおちゃんのとこに行って説得してくるね!れいかちゃんも、ただの友達としてならもっと仲良くなりたいらしいから、って!それでなおちゃんが我慢できれば、ウルトラハッピーだよねー!」
れいか「ちょ、ちょっと待ってくださいみゆきさん!あの!あの!実は、わ、私も!!!」
みゆき「キャンディと、ちょっと行ってくるね!また明日報告するよ!じゃっ!いくよ、キャンディ!レッツ・ゴー・な、お、ちゃん!」
キャンディ「ばいばいクル~~~~~」
やよい「あ、ふ、二人ともさっさと本棚で……!」
れいか「ま、待ってくださいみゆきさーーーーん!えっと、えっと!本棚での、移動は!えっと、あれ??」
やよい「お、落ち着いてれいかちゃん!ちゅうちゅう、たこかいな、だよ!!」
93: 2012/03/28(水) 03:16:13.54 ID:HR//EmA60
<通学路>
警官「おばああああああちゃあああああああああああああん!!」
あかね「ほらみてみー、なお。あれがここの名物、ある日を境に、一時間ごとにおばあちゃんと叫ばずにはいられなくなった警官やで」
なお「何があったんだろうね。恋、恋かな。そうかもね。私も毎分一回は、心の中でれいかに愛を誓ってるし」
あかね「それ病気、恋ちゃうから。あー、もう。ここまできたら、ゆーたろーかな……」
なお「うん?」
あかね「あんな、実はや……おぉっ!?」
みゆき「はっ!っとぉ、あー、なおちゃんみーっけ!ウルトラハッピー!」
キャンディ「なおを思い浮かべたから、一番近い本棚に出てきたクル~」
あかね「み、みゆき!?あんた、なんやのもー、ついになんかやらかしたんかと心臓バックバクなったやないかもーーー!!」
なお「それはあんまりだと思うよ、あかね……えっと、みゆきちゃん?それって私に用があるってことだよね?」
みゆき「うん!うんうんもっちろんだよー!」
なお「そ、それはあれかな、れいかともっともっと、まるで姉妹みたいに仲良く、なれる方法を……?」
みゆき「うん、うーん、実はねー、なおちゃん。とってもとっても、残念で。あんまりハッピーな話は、したくないんだけどー。れいかちゃんは、そう思ってないみたい」
なお「……えっ!?」
みゆき「れいかちゃんは、ただの友達じゃなくって!!もう襲いたくて襲われたくていてもたってもいられないくらい大好きなんだって!!!!」
なお「え、えぇぇえええ!?!?」
あかね「な、はぁああああ!?!?」
キャンディ「クル~」
警官「おばああああああちゃあああああああああああああん!!」
あかね「ほらみてみー、なお。あれがここの名物、ある日を境に、一時間ごとにおばあちゃんと叫ばずにはいられなくなった警官やで」
なお「何があったんだろうね。恋、恋かな。そうかもね。私も毎分一回は、心の中でれいかに愛を誓ってるし」
あかね「それ病気、恋ちゃうから。あー、もう。ここまできたら、ゆーたろーかな……」
なお「うん?」
あかね「あんな、実はや……おぉっ!?」
みゆき「はっ!っとぉ、あー、なおちゃんみーっけ!ウルトラハッピー!」
キャンディ「なおを思い浮かべたから、一番近い本棚に出てきたクル~」
あかね「み、みゆき!?あんた、なんやのもー、ついになんかやらかしたんかと心臓バックバクなったやないかもーーー!!」
なお「それはあんまりだと思うよ、あかね……えっと、みゆきちゃん?それって私に用があるってことだよね?」
みゆき「うん!うんうんもっちろんだよー!」
なお「そ、それはあれかな、れいかともっともっと、まるで姉妹みたいに仲良く、なれる方法を……?」
みゆき「うん、うーん、実はねー、なおちゃん。とってもとっても、残念で。あんまりハッピーな話は、したくないんだけどー。れいかちゃんは、そう思ってないみたい」
なお「……えっ!?」
みゆき「れいかちゃんは、ただの友達じゃなくって!!もう襲いたくて襲われたくていてもたってもいられないくらい大好きなんだって!!!!」
なお「え、えぇぇえええ!?!?」
あかね「な、はぁああああ!?!?」
キャンディ「クル~」
94: 2012/03/28(水) 03:29:04.24 ID:HR//EmA60
なお「えっ、えっ、そ、それ、えっ!?れ、れいかがわたし、え!?!?」
みゆき「あー、でもそっかー。なおちゃんは、友達として、うん。そうだよねー、それが普通なんだよね、うーん」
なお「あ、あの!みゆきちゃん!あの、それはほ、本当に……!?」
みゆき「でもまっかせてー!私がれいかちゃん、説得してきちゃうから!そしたらみんなウルトラハッピー!だよね!」
なお「え、っち、ちが、あの、ちょっとみゆきちゃん!」
みゆき「いっくよキャンディ!レッツゴー、ウ、ル、トーラ!ハッピー!!」
キャンディ「ばいばいクル~」
なお「あ、ちょっと、待ってよ!!」
あかね「あ、二人ともなんちゃー速さで本棚移動や!あいつら相当ばかすかやっとるな……あ、でもなおが追いつきそうや!さすが最速のプリキュア!なんでうちこないな実況しとんのや!!」
なお「まちな、っさーーーーーいって!?う、っわぁ!?!?」
れいか「待ってくださいみゆきさんっきゃぁあ!?」
やよい「あ、あぁ!私たちがみゆきちゃんの後をおって必氏に本棚を移動してきたら!何故かちょうど目の前にいたなおちゃんとれいかちゃんが正面衝突に!そしてれいかちゃんがなおちゃんに華麗に抱きとめられてるよぉおおおお!?!?」
なお「あ。あっぶないなぁ、もう……れいか……」
れいか「あ、ありがとう、ございます、なお」
なお「……そんな言葉使い、やめてよ。私は、大好きなれいかにそんな風にお礼を言われたくないよ」
れいか「……うん、っふふ。れいかは昔から、可愛いのよね。大好き!!!」
警官「えんだぁあアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああ!!いやああああああああああああああああああああああああ」
あかね「な、なんやけったいなことしなやアホ!!今いいとこやろ!!!!!」
やよい「よかったね、よかったね二人とも!でもそれ以上やると!この人警官だよ!しょっぴかれちゃうよぉおおはわわわわああああ!!」
みゆき「あー、でもそっかー。なおちゃんは、友達として、うん。そうだよねー、それが普通なんだよね、うーん」
なお「あ、あの!みゆきちゃん!あの、それはほ、本当に……!?」
みゆき「でもまっかせてー!私がれいかちゃん、説得してきちゃうから!そしたらみんなウルトラハッピー!だよね!」
なお「え、っち、ちが、あの、ちょっとみゆきちゃん!」
みゆき「いっくよキャンディ!レッツゴー、ウ、ル、トーラ!ハッピー!!」
キャンディ「ばいばいクル~」
なお「あ、ちょっと、待ってよ!!」
あかね「あ、二人ともなんちゃー速さで本棚移動や!あいつら相当ばかすかやっとるな……あ、でもなおが追いつきそうや!さすが最速のプリキュア!なんでうちこないな実況しとんのや!!」
なお「まちな、っさーーーーーいって!?う、っわぁ!?!?」
れいか「待ってくださいみゆきさんっきゃぁあ!?」
やよい「あ、あぁ!私たちがみゆきちゃんの後をおって必氏に本棚を移動してきたら!何故かちょうど目の前にいたなおちゃんとれいかちゃんが正面衝突に!そしてれいかちゃんがなおちゃんに華麗に抱きとめられてるよぉおおおお!?!?」
なお「あ。あっぶないなぁ、もう……れいか……」
れいか「あ、ありがとう、ございます、なお」
なお「……そんな言葉使い、やめてよ。私は、大好きなれいかにそんな風にお礼を言われたくないよ」
れいか「……うん、っふふ。れいかは昔から、可愛いのよね。大好き!!!」
警官「えんだぁあアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああ!!いやああああああああああああああああああああああああ」
あかね「な、なんやけったいなことしなやアホ!!今いいとこやろ!!!!!」
やよい「よかったね、よかったね二人とも!でもそれ以上やると!この人警官だよ!しょっぴかれちゃうよぉおおはわわわわああああ!!」
95: 2012/03/28(水) 03:38:05.74 ID:HR//EmA60
なお「そういうわけで」
れいか「嫁入りを前提に、付き合うことになりましたー」
あかね「そか、うん、まぁえぇんちゃうもう、お互いがそれでえぇんなら」
やよい「おめでとう、二人とも!」
なお「……あれ?」
れいか「……あら?」
あかね「……なんや、二人してその顔」
やよい「?なんで不思議そうなの?」
なお「いやー、あかね、あれだけ散々私の話につっかかっといて、いざ本当に付き合うことに関しては、なんにも言わないんだー、と」
れいか「わたしも。やよいさんはあれだけ私にむかってダメだしをされたので……反対なさるかと」
あかね「はー?あれは、なおが襲うとかなんとかゆうからですー。別にすっきゃーってことは否定してへんかったやろが」
やよい「私に向かってって!?え、えーっとあの、れいかちゃんあのね?反対するしない、というか……私達、そんなこと言って良い立場じゃないし。あ、弱みは抜きにしてね?」
なお「??どういうこと?」
れいか「?達、とは?お二人とも、ということで?」
あかね「おぉ、うちら付き合っとるし。なー、やよい」
やよい「ね、あかねちゃん!」
なお「え?」
れいか「まぁ」
れいか「嫁入りを前提に、付き合うことになりましたー」
あかね「そか、うん、まぁえぇんちゃうもう、お互いがそれでえぇんなら」
やよい「おめでとう、二人とも!」
なお「……あれ?」
れいか「……あら?」
あかね「……なんや、二人してその顔」
やよい「?なんで不思議そうなの?」
なお「いやー、あかね、あれだけ散々私の話につっかかっといて、いざ本当に付き合うことに関しては、なんにも言わないんだー、と」
れいか「わたしも。やよいさんはあれだけ私にむかってダメだしをされたので……反対なさるかと」
あかね「はー?あれは、なおが襲うとかなんとかゆうからですー。別にすっきゃーってことは否定してへんかったやろが」
やよい「私に向かってって!?え、えーっとあの、れいかちゃんあのね?反対するしない、というか……私達、そんなこと言って良い立場じゃないし。あ、弱みは抜きにしてね?」
なお「??どういうこと?」
れいか「?達、とは?お二人とも、ということで?」
あかね「おぉ、うちら付き合っとるし。なー、やよい」
やよい「ね、あかねちゃん!」
なお「え?」
れいか「まぁ」
96: 2012/03/28(水) 03:46:52.99 ID:HR//EmA60
あかね「せやから、自分がやよいのこと嫌いっぽいこと言い出したときは、食いついたったんや」
なお「あぁ、それで。そういえばなんだか、ちょいちょいあかねはそういうのを匂わせてたね」
れいか「そういえばやよいさん、なんだか以前よりツッコミが……あと、ちゅうちゅうたこかいな、と」
やよい「えへへ、あかねちゃんが家から帰る時に言うのが、うつっちゃって。あと口癖とか色々」
あかね「かわえーやろー、うちのやよいー」
やよい「あ、もうくすぐったいよあかねちゃん!」
なお「むっ、れいかの方が何倍も可愛い!すっごく可愛いよ、れいか!襲いたいくらい!」
れいか「ありがとう、なお。なおも可愛いわ、襲いたくて襲われたいくらい」
あかね「はぁ、なんちゅーか、けったいすぎるカップルやで」
やよい「ほんまやで、だね」
アハハハハハハハハハハハ!
警官「キミたち、ここ交番だから。いいかげん帰ってくれるかい?」
あかね「いきなり素になるなやアホ、怖いねん自分」
なお「あぁ、それで。そういえばなんだか、ちょいちょいあかねはそういうのを匂わせてたね」
れいか「そういえばやよいさん、なんだか以前よりツッコミが……あと、ちゅうちゅうたこかいな、と」
やよい「えへへ、あかねちゃんが家から帰る時に言うのが、うつっちゃって。あと口癖とか色々」
あかね「かわえーやろー、うちのやよいー」
やよい「あ、もうくすぐったいよあかねちゃん!」
なお「むっ、れいかの方が何倍も可愛い!すっごく可愛いよ、れいか!襲いたいくらい!」
れいか「ありがとう、なお。なおも可愛いわ、襲いたくて襲われたいくらい」
あかね「はぁ、なんちゅーか、けったいすぎるカップルやで」
やよい「ほんまやで、だね」
アハハハハハハハハハハハ!
警官「キミたち、ここ交番だから。いいかげん帰ってくれるかい?」
あかね「いきなり素になるなやアホ、怖いねん自分」
97: 2012/03/28(水) 03:58:17.43 ID:HR//EmA60
あかね「せやけど、れいか。よぉ勇気だしてこっち来られたな、自分」
れいか「え……?」
なお「ほんとだよ……すっごく、嬉しいけど。れいかは、私がれいかを普通の友達として、仲良くなりたがってる、としか。思ってなかったんでしょ?なのに、あんな……」
やよい「え、え?ちょっとまって、それは、なおちゃんの方じゃないの?」
れいか「そう、ですよ……なおの方こそ、私はなおと普通の友達関係の延長でしか考えてない、と伝えられているはずなのに、私のところへ本当の気持ちを伝えようとしてくれたんじゃ?」
あかね「……」
なお「……」
れいか「……」
やよい「……」
あかね「みゆきぃいいいいいいいいいいいいいい!!でてこんかいわれぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」
なお「みゆきちゃん……っは、はは。そっか、ぜーんぶ聞いてたわけね」
れいか「ふふっ、でも、とっても粋な計らいだったんじゃない?」
やよい「そうだよ!みゆきちゃんのついた嘘は、結局誰も傷つけない、そう……!みんな笑顔になれる、いい嘘だったんだもん!」
あかね「っはぁ、はぁ、でも今度会ったらどついたるわ……みんなもそやろ?」
なお「あー、うん。けいたにやるくらいのげんこつ一発は、覚悟してもらわないとね」
れいか「そうですね、甘やかすのとしつけは違いますし、ここはビシッと」
やよい「えへへ、ぴかりんでこピンしちゃお!……ありがとう、みゆきちゃん」
なお「っはは……れいかが可愛すぎて、ウルトラハッピー」
あかね「っぷ……なんて?」
れいか「え……?」
なお「ほんとだよ……すっごく、嬉しいけど。れいかは、私がれいかを普通の友達として、仲良くなりたがってる、としか。思ってなかったんでしょ?なのに、あんな……」
やよい「え、え?ちょっとまって、それは、なおちゃんの方じゃないの?」
れいか「そう、ですよ……なおの方こそ、私はなおと普通の友達関係の延長でしか考えてない、と伝えられているはずなのに、私のところへ本当の気持ちを伝えようとしてくれたんじゃ?」
あかね「……」
なお「……」
れいか「……」
やよい「……」
あかね「みゆきぃいいいいいいいいいいいいいい!!でてこんかいわれぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」
なお「みゆきちゃん……っは、はは。そっか、ぜーんぶ聞いてたわけね」
れいか「ふふっ、でも、とっても粋な計らいだったんじゃない?」
やよい「そうだよ!みゆきちゃんのついた嘘は、結局誰も傷つけない、そう……!みんな笑顔になれる、いい嘘だったんだもん!」
あかね「っはぁ、はぁ、でも今度会ったらどついたるわ……みんなもそやろ?」
なお「あー、うん。けいたにやるくらいのげんこつ一発は、覚悟してもらわないとね」
れいか「そうですね、甘やかすのとしつけは違いますし、ここはビシッと」
やよい「えへへ、ぴかりんでこピンしちゃお!……ありがとう、みゆきちゃん」
なお「っはは……れいかが可愛すぎて、ウルトラハッピー」
あかね「っぷ……なんて?」
99: 2012/03/28(水) 04:07:02.03 ID:HR//EmA60
みゆき「……よかったよかった、みんなスマイルだね、キャンディ!」
キャンディ「これで、みんなプリキュアとしてもっともっと力が発揮できるクル~」
みゆき「うんうん!思いやる心、つまりは親愛の強い心が、プリキュアの源だもんね!」
キャンディ「なおにはれいかが、あかねにはやよいがいるクル~」
みゆき「うん!ハッピーだね!ハッピー!……あれ?キャンディ?」
キャンディ「クル~?」
みゆき「……私には?」
キャンディ「……」
みゆき「……なんちゃって!てへっ!びっくりした!?」
キャンディ「も、もうやめてほしいクル~~~!!!みゆきには、キャンディがいるクル~~!!!そうクル!ずっとずっと一緒クル~~!!」
みゆき「はははは、ごめんってばー!それじゃ、今日のデートはどこにいこっかー。南極もいいねー、ま、どこであっても!」
みゆき「みんな百合ってウルトラハッピー!!」
キャンディ「クル~~~~!!」
完
みゆき「あ、そういえば狼さんからもらった五つ葉クローバー、どこやっちゃったの?」
キャンディ「キャンディ、わかんないクル~」
今度こそ
完
キャンディ「これで、みんなプリキュアとしてもっともっと力が発揮できるクル~」
みゆき「うんうん!思いやる心、つまりは親愛の強い心が、プリキュアの源だもんね!」
キャンディ「なおにはれいかが、あかねにはやよいがいるクル~」
みゆき「うん!ハッピーだね!ハッピー!……あれ?キャンディ?」
キャンディ「クル~?」
みゆき「……私には?」
キャンディ「……」
みゆき「……なんちゃって!てへっ!びっくりした!?」
キャンディ「も、もうやめてほしいクル~~~!!!みゆきには、キャンディがいるクル~~!!!そうクル!ずっとずっと一緒クル~~!!」
みゆき「はははは、ごめんってばー!それじゃ、今日のデートはどこにいこっかー。南極もいいねー、ま、どこであっても!」
みゆき「みんな百合ってウルトラハッピー!!」
キャンディ「クル~~~~!!」
完
みゆき「あ、そういえば狼さんからもらった五つ葉クローバー、どこやっちゃったの?」
キャンディ「キャンディ、わかんないクル~」
今度こそ
完
100: 2012/03/28(水) 04:18:40.29 ID:HR//EmA60
長々と続けるものあれやけ、こんな時間に終わらせてしもた
狼はあれや、オチのみゆきの締めのために犠牲になったんや
狼も「プリキュアが可愛すぎてウルッフフなのが辛い」とかゆうとるできっと
依頼はちょっと後から出すけぇ待ったってくれへんかな
れいかはなおの嫁、なおはれいかの婿 じゃあの!
ABC朝日放送 日曜朝八時半
スマイルプリキュア!
大好評放送中!
関連グッズも続々発売中!!!!(ステマ)
狼はあれや、オチのみゆきの締めのために犠牲になったんや
狼も「プリキュアが可愛すぎてウルッフフなのが辛い」とかゆうとるできっと
依頼はちょっと後から出すけぇ待ったってくれへんかな
れいかはなおの嫁、なおはれいかの婿 じゃあの!
ABC朝日放送 日曜朝八時半
スマイルプリキュア!
大好評放送中!
関連グッズも続々発売中!!!!(ステマ)
101: 2012/03/28(水) 04:36:29.39 ID:HR//EmA60
あとあれやで、>>94でれいかが自分で自分を可愛いゆうてもうてるのは、脳内変換頼むで、ほんま
れいか「なおは昔から、可愛いのよね!大好き!」
fin
れいか「なおは昔から、可愛いのよね!大好き!」
fin
102: 2012/03/28(水) 04:38:08.29 ID:7uyzN33Go
乙
あ、あれ?ウルみゆは?
あ、あれ?ウルみゆは?
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