1: 2012/10/02(火) 22:25:16.37 ID:FR8TJXkA0
七色ヶ丘中学校
みゆき「はっぷ、ぷー!遅刻、遅刻遅刻遅刻だよぉーー!」
キャンディ「クルぅ、みゆきはおねぼうさんクルぅ」
みゆき「も、もぉー!キャンディがロイヤルクロックに目覚まし機能あるって言うから信じてたのにぃー!」
キャンディ「キャンディ、よくわかんないクル」
みゆき「わかんないなら適当に言わないでよぉー!はぁ、はぁっ、やっとついたー!」
ガラガラ!
みゆき「ごめんなさい!遅れましたー!……あれ?」
佐々木先生「星空さん、遅いわよ!もうHRが……」
みゆき「? せんせー、あかねちゃんとやよいちゃん、それになおちゃんとれいかちゃんはどうしたんですか?」
佐々木先生「……四人とも風邪でおやすみですっ!!いいから早く席に座りなさいっ!!」
みゆき「わわっ!?ご、ごめんなさい……うぅ、朝からウルトラはっぷっぷー」
クラスメイト「「「「「アハハハハハハハハ!!!」」」」」
みゆき「はっぷ、ぷー!遅刻、遅刻遅刻遅刻だよぉーー!」
キャンディ「クルぅ、みゆきはおねぼうさんクルぅ」
みゆき「も、もぉー!キャンディがロイヤルクロックに目覚まし機能あるって言うから信じてたのにぃー!」
キャンディ「キャンディ、よくわかんないクル」
みゆき「わかんないなら適当に言わないでよぉー!はぁ、はぁっ、やっとついたー!」
ガラガラ!
みゆき「ごめんなさい!遅れましたー!……あれ?」
佐々木先生「星空さん、遅いわよ!もうHRが……」
みゆき「? せんせー、あかねちゃんとやよいちゃん、それになおちゃんとれいかちゃんはどうしたんですか?」
佐々木先生「……四人とも風邪でおやすみですっ!!いいから早く席に座りなさいっ!!」
みゆき「わわっ!?ご、ごめんなさい……うぅ、朝からウルトラはっぷっぷー」
クラスメイト「「「「「アハハハハハハハハ!!!」」」」」
5: 2012/10/02(火) 22:28:33.30 ID:FR8TJXkA0
みゆき「(みんなおやすみかぁ……そういえば先週は映画村へ遠出したり、大変だったもんね)」
みゆき「(身体が丈夫ななおちゃんまでおやすみなのは意外だけど……映画で張り切ってたからかな?)」
みゆき「(うーん、今日はちょっと寂しいけど、がんばろうっと!よーし!)」
みゆき「(あ……でも)」
みゆき「(……お昼ご飯、どうしよっかなぁ)」
みゆき「(身体が丈夫ななおちゃんまでおやすみなのは意外だけど……映画で張り切ってたからかな?)」
みゆき「(うーん、今日はちょっと寂しいけど、がんばろうっと!よーし!)」
みゆき「(あ……でも)」
みゆき「(……お昼ご飯、どうしよっかなぁ)」
8: 2012/10/02(火) 22:32:18.80 ID:FR8TJXkA0
キーン、コーン、カーン、コーン
ガヤガヤ、ガヤガヤ
みゆき「(今日は午前中は移動教室が多かったから、あんまり一人っきりの気分にはならなかったよ)」
みゆき「(うーん、でもお昼はなぁ……いつもは、みんなと食べてるから……)」
ワイワイ、ガヤガヤ
みゆき「(あっ、みんなグループ作って食べ始めてる……うぅ、転校してすぐ、あかねちゃんたちと仲良くなったから……)」
みゆき「(ど、どうしよう……ひ、一人で食べるの、変じゃないかな。それともどこかで、キャンディと……)」
岡田まゆ「星空さん?」
みゆき「ふわっ!?は、はいっ!あ、岡田さん……?」
岡田「ふふふっ、そんなに驚かなくても。今日は一人なのよね?一緒に食べない?」
みゆき「え……い、いいの!?」
ガヤガヤ、ガヤガヤ
みゆき「(今日は午前中は移動教室が多かったから、あんまり一人っきりの気分にはならなかったよ)」
みゆき「(うーん、でもお昼はなぁ……いつもは、みんなと食べてるから……)」
ワイワイ、ガヤガヤ
みゆき「(あっ、みんなグループ作って食べ始めてる……うぅ、転校してすぐ、あかねちゃんたちと仲良くなったから……)」
みゆき「(ど、どうしよう……ひ、一人で食べるの、変じゃないかな。それともどこかで、キャンディと……)」
岡田まゆ「星空さん?」
みゆき「ふわっ!?は、はいっ!あ、岡田さん……?」
岡田「ふふふっ、そんなに驚かなくても。今日は一人なのよね?一緒に食べない?」
みゆき「え……い、いいの!?」
10: 2012/10/02(火) 22:38:09.99 ID:FR8TJXkA0
木角まゆみ「もちろんだよ。私達、星空さんともっと仲良くなりたいって、思ってたし」
岡田「そうそう、いつもあかねたちに、とられてばっかりだったものね」
みゆき「ほ、ほんと!?えへへ、嬉しいな……みんなで食べればウルトラハッピーだもんね!」
キャンディ「キャンディもご飯たべたいクrもがもが」
岡田「……?今、なにか……?」
みゆき「あ、あっはは。なんだか鞄の中で跳ねちゃったみたい、ごめんね……それじゃ、えっと……あれ?」
藤川あみ「……」モグモグ
みゆき「あっ、藤川さんも一人だ。ねぇ、藤川さんも誘って……」
木角「あぁ、いいのよ。あれは」
みゆき「え?」
岡田「あぁいうレベルの低いのは、一緒にいたくないでしょう?」
みゆき「???」
岡田「そうそう、いつもあかねたちに、とられてばっかりだったものね」
みゆき「ほ、ほんと!?えへへ、嬉しいな……みんなで食べればウルトラハッピーだもんね!」
キャンディ「キャンディもご飯たべたいクrもがもが」
岡田「……?今、なにか……?」
みゆき「あ、あっはは。なんだか鞄の中で跳ねちゃったみたい、ごめんね……それじゃ、えっと……あれ?」
藤川あみ「……」モグモグ
みゆき「あっ、藤川さんも一人だ。ねぇ、藤川さんも誘って……」
木角「あぁ、いいのよ。あれは」
みゆき「え?」
岡田「あぁいうレベルの低いのは、一緒にいたくないでしょう?」
みゆき「???」
12: 2012/10/02(火) 22:43:46.81 ID:FR8TJXkA0
みゆき「(あっ、もしかして岡田さんと木角さんって、藤川さんと仲が悪いの、かな)」
みゆき「(そうだとしたら、悪いことしちゃった。苦手な人とはいれないよね、うん)」
みゆき「(みんな一緒ならもっと楽しいと思うけど……よぉし、今度私が藤川さんと仲良くなって、二人と仲良しハッピーにしてあげよう!)」
みゆき「(っと。とりあえず今は……)」
みゆき「あ、ご、ごめんね二人とも!ご飯、食べよ!私、おなかぺこぺこだよー!なおちゃんみたいに!」
岡田「えぇ、そうね」
木角「ここの机借りるわ……あっ、やだ犬塚じゃない。豊島くんのと代えちゃお!」
みゆき「???」
みゆき「(そうだとしたら、悪いことしちゃった。苦手な人とはいれないよね、うん)」
みゆき「(みんな一緒ならもっと楽しいと思うけど……よぉし、今度私が藤川さんと仲良くなって、二人と仲良しハッピーにしてあげよう!)」
みゆき「(っと。とりあえず今は……)」
みゆき「あ、ご、ごめんね二人とも!ご飯、食べよ!私、おなかぺこぺこだよー!なおちゃんみたいに!」
岡田「えぇ、そうね」
木角「ここの机借りるわ……あっ、やだ犬塚じゃない。豊島くんのと代えちゃお!」
みゆき「???」
13: 2012/10/02(火) 22:50:08.04 ID:FR8TJXkA0
岡田「星空さんのお弁当、美味しそうね」
みゆき「でしょー?お母さんが作ってくれたのー」
木角「星空さんのお母さんって、とっても美人よね。前に星空さんと二人で歩いてるところ、見たわ」
みゆき「ありがとう、うん!私も、お母さん優しくって大好きなんだー」
岡田「やっぱり、親が綺麗だと子共もそうなるのかしら」
みゆき「え、えぇ!?そ、そんなことないよ、えへへ。ありがとう!」
木角「私達、もっと前から星空さんと仲良くなりたかったの。明るくて、かわいいし」
みゆき「え、えへへ」
岡田「それに……あかねやなお、青木さんと友達でもあるし。ね」
みゆき「……?」
みゆき「でしょー?お母さんが作ってくれたのー」
木角「星空さんのお母さんって、とっても美人よね。前に星空さんと二人で歩いてるところ、見たわ」
みゆき「ありがとう、うん!私も、お母さん優しくって大好きなんだー」
岡田「やっぱり、親が綺麗だと子共もそうなるのかしら」
みゆき「え、えぇ!?そ、そんなことないよ、えへへ。ありがとう!」
木角「私達、もっと前から星空さんと仲良くなりたかったの。明るくて、かわいいし」
みゆき「え、えへへ」
岡田「それに……あかねやなお、青木さんと友達でもあるし。ね」
みゆき「……?」
15: 2012/10/02(火) 22:57:20.94 ID:FR8TJXkA0
岡田「ほら。あかねやなおって誰にでも気さくだけど、どこか一線引くじゃない?」
みゆき「あー、そうかなぁ……?」
木角「うん、そういうこと。青木さんなんて、近寄りがたいし……でも、生徒会の副会長って凄いじゃない?次期の生徒会長の打診もうけてるっていうし」
みゆき「そう、かなぁ。れいかちゃん、とっても優しいよ?でも、そっか!二人も、みんなと仲良くなりたいんだ!」
岡田「えぇ、もちろん」
木角「星空さんともね、もちろんよ」
みゆき「えへへっ、嬉しい!まかせて、今度みんなと……あ!それに、やよいちゃんも……」
岡田「あっ、いいわあれは」
木角「その三人だけで十分よ」
みゆき「……へ???」
みゆき「あー、そうかなぁ……?」
木角「うん、そういうこと。青木さんなんて、近寄りがたいし……でも、生徒会の副会長って凄いじゃない?次期の生徒会長の打診もうけてるっていうし」
みゆき「そう、かなぁ。れいかちゃん、とっても優しいよ?でも、そっか!二人も、みんなと仲良くなりたいんだ!」
岡田「えぇ、もちろん」
木角「星空さんともね、もちろんよ」
みゆき「えへへっ、嬉しい!まかせて、今度みんなと……あ!それに、やよいちゃんも……」
岡田「あっ、いいわあれは」
木角「その三人だけで十分よ」
みゆき「……へ???」
18: 2012/10/02(火) 23:05:30.54 ID:FR8TJXkA0
みゆき「な、なんでやよいちゃんとは……?」
岡田「だって、さっきも言ったじゃない。どうせ一緒にいるなら、レベルの低い子はいやでしょう?」
みゆき「れ、レベ……?うーんと、私わかんないや、あ、あっははは……」
木角「あー、ほら例えばね。藤川さん、いるじゃない」
みゆき「え、うん……あ、ご飯食べ終わってる」
藤川「……」
岡田「ほらみてあれ。寝たふり始まったわ」
木角「笑える。どうせ寝てなんかないくせにね」
みゆき「えっ、え?お、お昼ご飯たべて、眠くなっちゃったんじゃない?私も、たまにキャンディとお昼寝……コホン」
岡田「だって、さっきも言ったじゃない。どうせ一緒にいるなら、レベルの低い子はいやでしょう?」
みゆき「れ、レベ……?うーんと、私わかんないや、あ、あっははは……」
木角「あー、ほら例えばね。藤川さん、いるじゃない」
みゆき「え、うん……あ、ご飯食べ終わってる」
藤川「……」
岡田「ほらみてあれ。寝たふり始まったわ」
木角「笑える。どうせ寝てなんかないくせにね」
みゆき「えっ、え?お、お昼ご飯たべて、眠くなっちゃったんじゃない?私も、たまにキャンディとお昼寝……コホン」
19: 2012/10/02(火) 23:12:04.39 ID:FR8TJXkA0
岡田「ううん、ばっちり起きているのよ、あれ」
木角「どうせ誰も話しかけないけどね」
みゆき「えっ……えっと、藤川さんは、いつも……あんな?」
岡田「そうよ。あんなのと一緒にご飯食べたいって思う人、いないでしょ?」
みゆき「……な、なんで?」
木角「だってそうじゃない。あんなださくて、太ってて……あ、ほら。今日はなおがいないから、始まるみたいよ?」
みゆき「?何が……あ」
井上せいじ「ほら宋本wwwいけよwwww肩パンされてぇのかよwwww」
宋本しんや「や、やめてよぉ」
岡部かつとし「うるせぇよwwwwさっさといけほらwwww藤川さん待ってんだろwwwww」
木角「どうせ誰も話しかけないけどね」
みゆき「えっ……えっと、藤川さんは、いつも……あんな?」
岡田「そうよ。あんなのと一緒にご飯食べたいって思う人、いないでしょ?」
みゆき「……な、なんで?」
木角「だってそうじゃない。あんなださくて、太ってて……あ、ほら。今日はなおがいないから、始まるみたいよ?」
みゆき「?何が……あ」
井上せいじ「ほら宋本wwwいけよwwww肩パンされてぇのかよwwww」
宋本しんや「や、やめてよぉ」
岡部かつとし「うるせぇよwwwwさっさといけほらwwww藤川さん待ってんだろwwwww」
20: 2012/10/02(火) 23:17:28.77 ID:FR8TJXkA0
みゆき「そ、宋本くん……え?何を……」
岡田「いつもは、なおとか青木さんが叱って辞めさせるんだけどね」
木角「今日は二人ともいないから、歯止めが利かないわ。まぁ面白いからいいけれど」
宋本「ふ、ふじゅ、藤川、さん……」
藤川「……っ!?」ガバッ
岡田「ほら、すぐ起きた」
木角「みてあの期待顔、笑える。あっはは、宋本だって分かったあの顔はもっと面白い」
みゆき「……」
宋本「あー、うー……ふ、藤川さんあの、す、好き、です」
藤川「……」プルプルプルプル
井上「おぉーっとぉwwwww宋本の大胆告白ぅーーーwwwww」
岡部「藤川泣いてんじゃんwwwwおいおいこれ成功なんじゃねwwww宋本おめでとぉーwwwwww」
岡田「いつもは、なおとか青木さんが叱って辞めさせるんだけどね」
木角「今日は二人ともいないから、歯止めが利かないわ。まぁ面白いからいいけれど」
宋本「ふ、ふじゅ、藤川、さん……」
藤川「……っ!?」ガバッ
岡田「ほら、すぐ起きた」
木角「みてあの期待顔、笑える。あっはは、宋本だって分かったあの顔はもっと面白い」
みゆき「……」
宋本「あー、うー……ふ、藤川さんあの、す、好き、です」
藤川「……」プルプルプルプル
井上「おぉーっとぉwwwww宋本の大胆告白ぅーーーwwwww」
岡部「藤川泣いてんじゃんwwwwおいおいこれ成功なんじゃねwwww宋本おめでとぉーwwwwww」
21: 2012/10/02(火) 23:23:52.28 ID:FR8TJXkA0
宋本「……っ、ふっ、ごめん、ごめん」
藤川「……いいから。いって、よ。いいから」
井上「ひゅーひゅーwwww宋本ヤルネェwwww俺感動したわぁwwwww」
岡部「しびれるわぁwwwww憧れねぇしまねしねぇけどwwwwww」
みゆき「な、なんで。なんでみんな笑ってるの??ふ、二人とも、泣いて……」
岡田「いいじゃない、星空さん。私達には何にも関係ないんだから」
木角「そうそう。私達は何もしてないし、私達があぁなるわけじゃないもの。あぁいうのは、レベルが低い人の役目でしょ」
みゆき「さ、さっきから、それ!レベルって、何!?私、みんなみんな、友達だ、って……」
岡田「?何を言ってるのよ、星空さん」
木角「星空さんは、レベルの高い人とばっかり一緒にいるくせに」
みゆき「??????」
藤川「……いいから。いって、よ。いいから」
井上「ひゅーひゅーwwww宋本ヤルネェwwww俺感動したわぁwwwww」
岡部「しびれるわぁwwwww憧れねぇしまねしねぇけどwwwwww」
みゆき「な、なんで。なんでみんな笑ってるの??ふ、二人とも、泣いて……」
岡田「いいじゃない、星空さん。私達には何にも関係ないんだから」
木角「そうそう。私達は何もしてないし、私達があぁなるわけじゃないもの。あぁいうのは、レベルが低い人の役目でしょ」
みゆき「さ、さっきから、それ!レベルって、何!?私、みんなみんな、友達だ、って……」
岡田「?何を言ってるのよ、星空さん」
木角「星空さんは、レベルの高い人とばっかり一緒にいるくせに」
みゆき「??????」
22: 2012/10/02(火) 23:28:21.06 ID:FR8TJXkA0
岡田「そうよね。あかねはクラスのムードメーカーで、バレー部のエース候補だし」
木角「なおは、一年でレギュラー入りのエースで王子様だし、青木さんの幼馴染」
岡田「それでその青木さんは、クラス委員で生徒会副会長。あの入江会長からも一目おかれてる」
みゆき「だから……だから、なんなの!?私、そんなことでみんなと、友達になったわけじゃ……」
岡田「あ、でも……ふふっ」
木角「……黄瀬さんは、ないよねwww」
岡田「ないないwwww」
みゆき「……」
in鞄
キャンディ「飛べー、バルカーン……く、クル!?近くでバッドエナzみゆきぃ!?」
木角「なおは、一年でレギュラー入りのエースで王子様だし、青木さんの幼馴染」
岡田「それでその青木さんは、クラス委員で生徒会副会長。あの入江会長からも一目おかれてる」
みゆき「だから……だから、なんなの!?私、そんなことでみんなと、友達になったわけじゃ……」
岡田「あ、でも……ふふっ」
木角「……黄瀬さんは、ないよねwww」
岡田「ないないwwww」
みゆき「……」
in鞄
キャンディ「飛べー、バルカーン……く、クル!?近くでバッドエナzみゆきぃ!?」
23: 2012/10/02(火) 23:34:45.03 ID:FR8TJXkA0
岡田「弱虫でさぁ、すぐ泣き出すし」
木角「なんだかオドオドしてて、むかつくよね。言いたいことあるなら言えって感じ」
岡田「それに、あの絵。なにあれ、子共じゃないんだからさぁ」
木角「ねぇ知ってる?黄瀬さんの持ってるスケッチブック、あんな絵ばっかりらしいよ?」
岡田「なにそれ、オタクってやつなの?きもちわるーい」
木角「ねー。星空さんも、あかねもなおも青木さんもよくあんなのに付き合ってるわね」
みゆき「……」
岡田「あー、でも他の三人もほら、ちょっと変よね、やっぱり」
木角「そうね、いつもは威張ってるから言えないけど」
みゆき「……みんなは、そんなんじゃ……ないよ」
木角「なんだかオドオドしてて、むかつくよね。言いたいことあるなら言えって感じ」
岡田「それに、あの絵。なにあれ、子共じゃないんだからさぁ」
木角「ねぇ知ってる?黄瀬さんの持ってるスケッチブック、あんな絵ばっかりらしいよ?」
岡田「なにそれ、オタクってやつなの?きもちわるーい」
木角「ねー。星空さんも、あかねもなおも青木さんもよくあんなのに付き合ってるわね」
みゆき「……」
岡田「あー、でも他の三人もほら、ちょっと変よね、やっぱり」
木角「そうね、いつもは威張ってるから言えないけど」
みゆき「……みんなは、そんなんじゃ……ないよ」
24: 2012/10/02(火) 23:38:01.48 ID:FR8TJXkA0
岡田「あかねってさぁ、『うちツッコミやからー!』ってなんだかしゃしゃり出るけど……正直、ウザイわ」
木角「分かる分かる。そこは空気読んで流してよ、って思う」
岡田「あの関西弁も、なんだかわざとらしいし。キャラ作ってるんじゃない?」
木角「関西人の特徴でおまんがな」
岡田「なにそれ、っぷ、ちょっと似てる」
みゆき「やめ、てよ……」
木角「分かる分かる。そこは空気読んで流してよ、って思う」
岡田「あの関西弁も、なんだかわざとらしいし。キャラ作ってるんじゃない?」
木角「関西人の特徴でおまんがな」
岡田「なにそれ、っぷ、ちょっと似てる」
みゆき「やめ、てよ……」
25: 2012/10/02(火) 23:41:24.21 ID:FR8TJXkA0
岡田「? なに? あー、それになおも、ね……ほら、あのリレーの時」
木角「あー、ほんとあれはないよねー。折角勝てそうだったのにさー」
岡田「応援して損したわ。あんな負け方するなら最初から出なければよかったのに」
木角「ねー、恥ずかしかった」
岡田「直球直球、って。あれ、単細胞なだけでしょう?それと脳筋」
木角「あ、だからあんなに食べまくるのね。今に藤川みたいになるんじゃない?」
岡田「そうなったら、エースでいられなくなるでしょうし。気を使わなくてよくなるわね」
木角「ねー」
みゆき「やめて、よ……」
木角「あー、ほんとあれはないよねー。折角勝てそうだったのにさー」
岡田「応援して損したわ。あんな負け方するなら最初から出なければよかったのに」
木角「ねー、恥ずかしかった」
岡田「直球直球、って。あれ、単細胞なだけでしょう?それと脳筋」
木角「あ、だからあんなに食べまくるのね。今に藤川みたいになるんじゃない?」
岡田「そうなったら、エースでいられなくなるでしょうし。気を使わなくてよくなるわね」
木角「ねー」
みゆき「やめて、よ……」
26: 2012/10/02(火) 23:45:32.20 ID:FR8TJXkA0
岡田「それにほら、青木さんも。なお以外には、みーんなに敬語でしょう?」
木角「気取っちゃって、お嬢様気分に浸ってるのよね」
岡田「噂じゃ、入江会長の趣味に合わせてるとからしいわ」
木角「えっ、じゃぁ本当に会長と……?やだ、あんな顔して男好きなんだぁ」
みゆき「やめてよ!!!いい加減にして!!!!」
岡田「!?」
木角「な、なに?急にどうしたの、星空さん?」
木角「気取っちゃって、お嬢様気分に浸ってるのよね」
岡田「噂じゃ、入江会長の趣味に合わせてるとからしいわ」
木角「えっ、じゃぁ本当に会長と……?やだ、あんな顔して男好きなんだぁ」
みゆき「やめてよ!!!いい加減にして!!!!」
岡田「!?」
木角「な、なに?急にどうしたの、星空さん?」
31: 2012/10/02(火) 23:54:11.60 ID:FR8TJXkA0
みゆき「私のお友達のこと、悪く言わないで!ううん、みんなのこと!どうしてそんな風に言うの!?」
岡田「悪く、って……私達、ただほんとのこと」
木角「そ、そうよ。それに、星空さんも実は……」
みゆき「ほんとなんかじゃないもん!やよいちゃんは、言いたいことはちゃんと言う子だよ!ちょっとだけ泣いちゃうこともあるけど、強い子だもん!」
みゆき「あかねちゃんは、誰も一人ぼっちにならないようにって一生懸命なんだよ!?私、転校してきた日に助けられたから知ってるもん!ウザくなんかない!」
みゆき「なおちゃんの全力で頑張ったことをバカにしないで!!なおちゃんは、なおちゃんは私達と、一生、懸命!みんなの代わりに、頑張ったのに!!」
みゆき「れいかちゃんは、気取ってなんかない!!とっても綺麗でとっても素敵な心で、誰にでも優しいの!!!そんな風に勝手な想像を押し付けないでよ!」
みゆき「二人とも、酷いよ!みんなのいないところで、こんな、陰口みたいなこと!悪口言うと、怖い鬼に罰をくらわされちゃうんだよ!」
みゆき「だから、こんなのダメだよ!みんな仲良く、ウルトラハッピーになろうよ、ね!?!?」
岡田「……」
木角「……」
みゆき「ねっ!?!?!?」
キャンディ「クルぅ……」
岡田「悪く、って……私達、ただほんとのこと」
木角「そ、そうよ。それに、星空さんも実は……」
みゆき「ほんとなんかじゃないもん!やよいちゃんは、言いたいことはちゃんと言う子だよ!ちょっとだけ泣いちゃうこともあるけど、強い子だもん!」
みゆき「あかねちゃんは、誰も一人ぼっちにならないようにって一生懸命なんだよ!?私、転校してきた日に助けられたから知ってるもん!ウザくなんかない!」
みゆき「なおちゃんの全力で頑張ったことをバカにしないで!!なおちゃんは、なおちゃんは私達と、一生、懸命!みんなの代わりに、頑張ったのに!!」
みゆき「れいかちゃんは、気取ってなんかない!!とっても綺麗でとっても素敵な心で、誰にでも優しいの!!!そんな風に勝手な想像を押し付けないでよ!」
みゆき「二人とも、酷いよ!みんなのいないところで、こんな、陰口みたいなこと!悪口言うと、怖い鬼に罰をくらわされちゃうんだよ!」
みゆき「だから、こんなのダメだよ!みんな仲良く、ウルトラハッピーになろうよ、ね!?!?」
岡田「……」
木角「……」
みゆき「ねっ!?!?!?」
キャンディ「クルぅ……」
35: 2012/10/02(火) 23:58:01.76 ID:FR8TJXkA0
キーン、コーン、カーン、コーン
みゆき「あ……お昼休み、終わっちゃった」
岡田「……それじゃ。星空さん、どうも」
木角「……とっても素敵なお説教、ありがとう」
みゆき「あ、ちょ、ちょっと待って……教室から出て行っちゃった」
キャンディ「クルぅ……みゆきぃ、喧嘩クルぅ?」
みゆき「あ……うん、ちょっと……でも、きっと分かってくれる、はずだよ……あ」
藤川「……」
みゆき「ね、ねぇ!藤川さん、元気だs」
藤川「放っといて!!!」
みゆき「わぷっ!?あ、あの……あ……」
藤川「……寝てるから。話しかけないで」
みゆき「……はっぷ、ぷー」
みゆき「あ……お昼休み、終わっちゃった」
岡田「……それじゃ。星空さん、どうも」
木角「……とっても素敵なお説教、ありがとう」
みゆき「あ、ちょ、ちょっと待って……教室から出て行っちゃった」
キャンディ「クルぅ……みゆきぃ、喧嘩クルぅ?」
みゆき「あ……うん、ちょっと……でも、きっと分かってくれる、はずだよ……あ」
藤川「……」
みゆき「ね、ねぇ!藤川さん、元気だs」
藤川「放っといて!!!」
みゆき「わぷっ!?あ、あの……あ……」
藤川「……寝てるから。話しかけないで」
みゆき「……はっぷ、ぷー」
38: 2012/10/03(水) 00:01:02.07 ID:b894aZqz0
岡田「……」
木角「……」
岡田「なに、あれ」
木角「むっかつく……レベル高い人たちと、ちょっと仲がいいからって」
岡田「調子に乗ってるわよね……一番ちょろそうだから、声をかけてあげたのに」
木角「……これは、お仕置きするしかないわ」
岡田「えぇ、もちろん……星空さんを、徹底的にハブにしてやりましょ」
木角「……」
岡田「なに、あれ」
木角「むっかつく……レベル高い人たちと、ちょっと仲がいいからって」
岡田「調子に乗ってるわよね……一番ちょろそうだから、声をかけてあげたのに」
木角「……これは、お仕置きするしかないわ」
岡田「えぇ、もちろん……星空さんを、徹底的にハブにしてやりましょ」
41: 2012/10/03(水) 00:05:42.28 ID:b894aZqz0
翌日
みゆき「……おっはよーございまーす」
あかね「おー、みーゆき!おっはよーさーん!」
みゆき「! あっかねちゃーん!風邪治ったの!?」
あかね「おう、元気サンサンやでほんま!なーんもあらへんのに、こないな早く学校来てもーたしな!って、なんや。みゆきも偉く早いな今日は」
みゆき「あ、うん。昨日ちょっと遅刻しちゃって……それに、ちょっと言い過ぎちゃったから、謝らないとって……あれから放課後も、ちゃんと話せなかったし」
あかね「? なんやよーわからへんけど。みゆき、元気ないなー。なんかあったん?」
みゆき「……あのn」
岡田「あかね、ちょっといいー?」
みゆき「!?あ……岡田さん、木角さん!あn」
木角「ごめんなさい星空さん、私達、あかねに用があるの」
あかね「おー?なんやなんやうち病みあがりにモテモテやーん!なおのお株奪ってもーてなんか悪いわー、あっははー」
みゆき「……おっはよーございまーす」
あかね「おー、みーゆき!おっはよーさーん!」
みゆき「! あっかねちゃーん!風邪治ったの!?」
あかね「おう、元気サンサンやでほんま!なーんもあらへんのに、こないな早く学校来てもーたしな!って、なんや。みゆきも偉く早いな今日は」
みゆき「あ、うん。昨日ちょっと遅刻しちゃって……それに、ちょっと言い過ぎちゃったから、謝らないとって……あれから放課後も、ちゃんと話せなかったし」
あかね「? なんやよーわからへんけど。みゆき、元気ないなー。なんかあったん?」
みゆき「……あのn」
岡田「あかね、ちょっといいー?」
みゆき「!?あ……岡田さん、木角さん!あn」
木角「ごめんなさい星空さん、私達、あかねに用があるの」
あかね「おー?なんやなんやうち病みあがりにモテモテやーん!なおのお株奪ってもーてなんか悪いわー、あっははー」
43: 2012/10/03(水) 00:10:45.58 ID:b894aZqz0
あかね「んで、用ってなに?」
岡田「ちょっと私達だけで話したいの。来てもらえる?」
あかね「ん、えぇけど。なに?みゆきは?」
木角「あかねと、話したいの」
あかね「そうなん。みーゆき、ちょーっと待っとってな。ほな行こ」
みゆき「あっ……」
岡田「……」
木角「……」
みゆき「……いって、らっしゃい」
あかね「うん、すぐ戻るさかい、昨日のノートとか見せたってな……なんやその顔こらまさかとってないとか冗談やめぇよみゆき!?みゆ……もうえぇわ」
岡田「ちょっと私達だけで話したいの。来てもらえる?」
あかね「ん、えぇけど。なに?みゆきは?」
木角「あかねと、話したいの」
あかね「そうなん。みーゆき、ちょーっと待っとってな。ほな行こ」
みゆき「あっ……」
岡田「……」
木角「……」
みゆき「……いって、らっしゃい」
あかね「うん、すぐ戻るさかい、昨日のノートとか見せたってな……なんやその顔こらまさかとってないとか冗談やめぇよみゆき!?みゆ……もうえぇわ」
45: 2012/10/03(水) 00:15:25.96 ID:b894aZqz0
あかね「で、なんや?あんたらがうちに話って、珍しいな」
岡田「そうかもね。ねぇ、あかね。昨日、あかねとなおと青木さんと黄瀬さん、一緒に休んだのよ?」
あかね「へぇ、そうやったん!?あー、なんやみゆきには悪いことしたなぁ……」
木角「それで、私達ね。星空さんとお昼を食べたんだけど」
あかね「……へぇ。そかー、うちのハッピーがご迷惑おかけしましたー、ってな」
岡田「私達はいいのよ。でも、ね」
木角「星空さん……休んでるあなたたちの愚痴とか悪口ばかり、言ってたわ」
あかね「……へ?」
岡田「そうかもね。ねぇ、あかね。昨日、あかねとなおと青木さんと黄瀬さん、一緒に休んだのよ?」
あかね「へぇ、そうやったん!?あー、なんやみゆきには悪いことしたなぁ……」
木角「それで、私達ね。星空さんとお昼を食べたんだけど」
あかね「……へぇ。そかー、うちのハッピーがご迷惑おかけしましたー、ってな」
岡田「私達はいいのよ。でも、ね」
木角「星空さん……休んでるあなたたちの愚痴とか悪口ばかり、言ってたわ」
あかね「……へ?」
48: 2012/10/03(水) 00:19:06.24 ID:b894aZqz0
岡田「黄瀬さんは弱虫で泣き虫ー、とか」
木角「なおは肝心なところで役立たずー、とか」
岡田「青木さんは男に媚びる女ー、とか」
木角「あかねは、ソース臭い似非関西ー、とか」
あかね「な、なんやと!?うちは生粋の大阪人や!なんや似非て!似非て!」
岡田「そう、私達びっくりしちゃって」
木角「星空さんって、普段そういうこと言うキャラじゃないでしょ?もしかして、あかねたちにも見せたことないんじゃないか、って」
あかね「そうか……おおきにな。なんや、あいつ!!いままでうちらのこと、騙しくさりよったんか!!!あんの……!!!」
岡田「……(ふふっ)」
木角「……(上手くいったわ)」
あかね「って、なんでやねーーーーーん!!冗談きっついで、あっはははーーーー!!!」
岡田「!?」
木角「え、え……?」
木角「なおは肝心なところで役立たずー、とか」
岡田「青木さんは男に媚びる女ー、とか」
木角「あかねは、ソース臭い似非関西ー、とか」
あかね「な、なんやと!?うちは生粋の大阪人や!なんや似非て!似非て!」
岡田「そう、私達びっくりしちゃって」
木角「星空さんって、普段そういうこと言うキャラじゃないでしょ?もしかして、あかねたちにも見せたことないんじゃないか、って」
あかね「そうか……おおきにな。なんや、あいつ!!いままでうちらのこと、騙しくさりよったんか!!!あんの……!!!」
岡田「……(ふふっ)」
木角「……(上手くいったわ)」
あかね「って、なんでやねーーーーーん!!冗談きっついで、あっはははーーーー!!!」
岡田「!?」
木角「え、え……?」
55: 2012/10/03(水) 00:24:14.66 ID:b894aZqz0
あかね「みゆきがそないなこと、言うはずないやーん!ボケももーちっと現実味あるのにせんとあかんで?」
岡田「な、ぼ、ボケって!?」
木角「そうじゃなくて、あかね!ほんとに、星空さんが……」
あかね「みゆきが、うちらのことバカにしてゆーたん?あっはは、ないない!言いつつ泣き出すのが関の山やって」
岡田「……くっ」
木角「……」
あかね「……ん、で。そんなふざけたことは、みゆきがゆうはずないんやけども」
あかね「あんたらのそのふざけ腐った世迷いごとと、今日、みゆきが元気ないのが」
あかね「まさか関係してんとちゃうやろな、こら」
岡田「な、ぼ、ボケって!?」
木角「そうじゃなくて、あかね!ほんとに、星空さんが……」
あかね「みゆきが、うちらのことバカにしてゆーたん?あっはは、ないない!言いつつ泣き出すのが関の山やって」
岡田「……くっ」
木角「……」
あかね「……ん、で。そんなふざけたことは、みゆきがゆうはずないんやけども」
あかね「あんたらのそのふざけ腐った世迷いごとと、今日、みゆきが元気ないのが」
あかね「まさか関係してんとちゃうやろな、こら」
62: 2012/10/03(水) 00:32:11.63 ID:b894aZqz0
岡田「っ!?」
木角「あ、あぁあの」
あかね「うっさい。ゴタゴタ言い訳を聞きたない。頷くか首振るかで答えてくれへん?」
あかね「あんたら、昨日。うちんとこのみゆきに、何かしたん?」
岡田「……」
木角「……」
あかね「……だんまりか。あんたらの性根は知っとるで?うちも転校したて、よーくお世話になったからなぁ?え?」
あかね「せやからみゆきはうちらで、あんたらに近づけんよう気ぃつけとったのに……誤算やったわ」
あかね「みゆきに関わらんといて。えぇな?」
岡田「……」
木角「……」
あかね「喋らんでえぇゆうたけど、返事はしぃやーゆうとるやろが!!!」
岡田「!?」コクコクコクコク
木角「!」ウンウンウンウン
あかね「それでえぇねん……ほななー!みーゆき、終わったでー!」ガラガラッ
木角「あ、あぁあの」
あかね「うっさい。ゴタゴタ言い訳を聞きたない。頷くか首振るかで答えてくれへん?」
あかね「あんたら、昨日。うちんとこのみゆきに、何かしたん?」
岡田「……」
木角「……」
あかね「……だんまりか。あんたらの性根は知っとるで?うちも転校したて、よーくお世話になったからなぁ?え?」
あかね「せやからみゆきはうちらで、あんたらに近づけんよう気ぃつけとったのに……誤算やったわ」
あかね「みゆきに関わらんといて。えぇな?」
岡田「……」
木角「……」
あかね「喋らんでえぇゆうたけど、返事はしぃやーゆうとるやろが!!!」
岡田「!?」コクコクコクコク
木角「!」ウンウンウンウン
あかね「それでえぇねん……ほななー!みーゆき、終わったでー!」ガラガラッ
68: 2012/10/03(水) 00:38:05.49 ID:b894aZqz0
みゆき「あ、あかねちゃんお帰り……ふ、二人は何のお話だったの?」
あかね「んー?うちの秘伝のお好み焼き奥義教えたってー、とかゆうとった」
みゆき「お好み焼き?」
あかね「そ。まー、大事な大事なもんやから絶対無理やー、って断ったったけどな」
みゆき「そうなんだ……あの、あのね。私、あの二人と、仲良く……」
あかね「お、なんやキャンディあんたノートとってくれてたん!?助かるわー……みゆきより頭えぇんちゃうー?」
みゆき「え、えぇ!?酷いよあっかねちゃんはっぷっぷーー!!」
あかね「んー?うちの秘伝のお好み焼き奥義教えたってー、とかゆうとった」
みゆき「お好み焼き?」
あかね「そ。まー、大事な大事なもんやから絶対無理やー、って断ったったけどな」
みゆき「そうなんだ……あの、あのね。私、あの二人と、仲良く……」
あかね「お、なんやキャンディあんたノートとってくれてたん!?助かるわー……みゆきより頭えぇんちゃうー?」
みゆき「え、えぇ!?酷いよあっかねちゃんはっぷっぷーー!!」
70: 2012/10/03(水) 00:41:04.83 ID:b894aZqz0
岡田「……調子にのって」
木角「……やめましょう。あのあかねにこんな話を振ったのがまずかったわ」
岡田「……こっちに来たとき、あんなによくしてあげたのに」
木角「やめましょうったら。ほら……もうすぐ、なおが来る時間だわ」
岡田「そうね……正義感の強いなおのこと、あんな話しを聞けば頭に血が上って、すぐに星空さんを糾弾するはずだわ」
なお「おっはよー!いやー、けいたにうつしたらすっかり良くなったよ!」
あかね「姉としてどないやねんそれ!?」
木角「……やめましょう。あのあかねにこんな話を振ったのがまずかったわ」
岡田「……こっちに来たとき、あんなによくしてあげたのに」
木角「やめましょうったら。ほら……もうすぐ、なおが来る時間だわ」
岡田「そうね……正義感の強いなおのこと、あんな話しを聞けば頭に血が上って、すぐに星空さんを糾弾するはずだわ」
なお「おっはよー!いやー、けいたにうつしたらすっかり良くなったよ!」
あかね「姉としてどないやねんそれ!?」
74: 2012/10/03(水) 00:45:38.92 ID:b894aZqz0
岡田「よしっ、今日はすぐにあかねと星空さんの席に行かなかったわ!」
木角「宿題をするみたいね!あかねに気づかれないように、そーっと行きましょう」
岡田「えぇ、あかねもノートを写すのに手一杯みたいだし……そーっと」
木角「後ろからこっそり、近寄って……」
ドンッ!
岡田「あいたっ!?え、誰……」
木角「きゃぁ!?だ、誰かにぶつかって……」
金本ひろこ「……」
岡田「……」
木角「……」
金本ひろこ(通称スト子)「わ た し の な お に 、 何 か 用 ? ? ? 」
木角「宿題をするみたいね!あかねに気づかれないように、そーっと行きましょう」
岡田「えぇ、あかねもノートを写すのに手一杯みたいだし……そーっと」
木角「後ろからこっそり、近寄って……」
ドンッ!
岡田「あいたっ!?え、誰……」
木角「きゃぁ!?だ、誰かにぶつかって……」
金本ひろこ「……」
岡田「……」
木角「……」
金本ひろこ(通称スト子)「わ た し の な お に 、 何 か 用 ? ? ? 」
79: 2012/10/03(水) 00:56:10.00 ID:b894aZqz0
岡田「ひ、ひろこ!?いたの!?」
金本「当然よ。なおのいる影に私あり、私いるところになおの残り香あり、私がなおで、なおが私なの!」
木角「絶対違うわ……えぇっと、どいてくれる?私達、なおに用事が……」
金本「邪魔するって言うの?」
岡田「は?」
金本「私が!なおと!!青木さんが八時四〇分にやってくるまでのわずかな時間!!この至福の時を邪魔しようと言うの!?!?!?」
岡田「あっ、あの」
金本「いいえ邪魔させないわ!今日は折角なおが星空さんのところにもあかねのところにも行かないまたとないチャンスなのに!
絶対絶対絶対に邪魔させないもしも邪魔するのなら例えクラスメイトでもいいえ先生でも親でも天におわします神とやらでも
ハッなおは天使よねつまり天にいるのはなおということになるんじゃないかしらやったぁなお私はいつもあなたの下にいるわうふふえへへへへ」
木角「まゆ、やめよう。ひろこはやばいわ」
岡田「うん……やめましょう」
金本「ふっ、邪魔者はいなくなった、と。ねぇねぇなお!私のなお!」
なお「うん?あんたのじゃないけどなぁに、ひろこ」
金本「もしも星空さんに酷いことする女子がいたら、なおならどうする?」
なお「脳天マーチシュートかなぁ」
金本「当然よ。なおのいる影に私あり、私いるところになおの残り香あり、私がなおで、なおが私なの!」
木角「絶対違うわ……えぇっと、どいてくれる?私達、なおに用事が……」
金本「邪魔するって言うの?」
岡田「は?」
金本「私が!なおと!!青木さんが八時四〇分にやってくるまでのわずかな時間!!この至福の時を邪魔しようと言うの!?!?!?」
岡田「あっ、あの」
金本「いいえ邪魔させないわ!今日は折角なおが星空さんのところにもあかねのところにも行かないまたとないチャンスなのに!
絶対絶対絶対に邪魔させないもしも邪魔するのなら例えクラスメイトでもいいえ先生でも親でも天におわします神とやらでも
ハッなおは天使よねつまり天にいるのはなおということになるんじゃないかしらやったぁなお私はいつもあなたの下にいるわうふふえへへへへ」
木角「まゆ、やめよう。ひろこはやばいわ」
岡田「うん……やめましょう」
金本「ふっ、邪魔者はいなくなった、と。ねぇねぇなお!私のなお!」
なお「うん?あんたのじゃないけどなぁに、ひろこ」
金本「もしも星空さんに酷いことする女子がいたら、なおならどうする?」
なお「脳天マーチシュートかなぁ」
85: 2012/10/03(水) 01:02:18.16 ID:b894aZqz0
木角「はぁっ、はっ、っふ、はぁ」ゼェゼェ
岡田「なん、なんで、ひろこに、鬼の形相で、追いかけられないと、いけないの」ゼェ、ゼェ
木角「な、なおに何か、言われたんじゃない、の」
岡田「おかしいでしょ……なんなのよ、ひろこにはなにも、してないのに」
木角「多分、昨日私達がなおのこと、悪く言ってたの、実は聞いてたのよ、きっと」
岡田「なん、なの。上手く行かない……イライラしてきたわ、もう……あ」
やよい「ふんふっふーん、ふんふっふーん……ぴかぴか、ぴかりーん☆」
木角「……黄瀬さんね」
岡田「ちょうどいいわ。ウサ晴らししましょう」
岡田「なん、なんで、ひろこに、鬼の形相で、追いかけられないと、いけないの」ゼェ、ゼェ
木角「な、なおに何か、言われたんじゃない、の」
岡田「おかしいでしょ……なんなのよ、ひろこにはなにも、してないのに」
木角「多分、昨日私達がなおのこと、悪く言ってたの、実は聞いてたのよ、きっと」
岡田「なん、なの。上手く行かない……イライラしてきたわ、もう……あ」
やよい「ふんふっふーん、ふんふっふーん……ぴかぴか、ぴかりーん☆」
木角「……黄瀬さんね」
岡田「ちょうどいいわ。ウサ晴らししましょう」
89: 2012/10/03(水) 01:07:29.15 ID:b894aZqz0
やよい「うーん、やっぱりOPは変えないほうが良かったよね……そりゃぁ追加二人も歌詞に加えたかったのは分かるけど」
やよい「あれかな、最終回の最終局面でヒロムの掛け声とともに流れたり……っくぅー!あっつぅい!」
やよい「そう考えると、OP差し替えも悪くないっかぁ。スタイリッシュで良い曲なんだけどね、いかんせん前のがとっても……あ」
岡田「おはよう、黄瀬さん」
木角「なにか、とっても楽しそうね?」
やよい「あ……お、おはよう岡田さん、木角さん……や、べ、別に……?」
岡田「嘘よ、なんだか楽しそうに絵を描いてたじゃない」
木角「私達にも見せてよ、そのスケッチブック」
やよい「あれかな、最終回の最終局面でヒロムの掛け声とともに流れたり……っくぅー!あっつぅい!」
やよい「そう考えると、OP差し替えも悪くないっかぁ。スタイリッシュで良い曲なんだけどね、いかんせん前のがとっても……あ」
岡田「おはよう、黄瀬さん」
木角「なにか、とっても楽しそうね?」
やよい「あ……お、おはよう岡田さん、木角さん……や、べ、別に……?」
岡田「嘘よ、なんだか楽しそうに絵を描いてたじゃない」
木角「私達にも見せてよ、そのスケッチブック」
91: 2012/10/03(水) 01:11:24.27 ID:b894aZqz0
やよい「な、なんでもないの!なんでも、ただ、風景を……あっ!!」
岡田「へぇー、この町にこーんな、ヒーローみたいなのがいるの?へぇー」
やよい「うぅっ……フリフリ衣装の可愛い伝説の戦士、なら」
木角「聞こえないわよ、はっきり喋ってよ」
やよい「なん、なんで、も……ない。え、えへへ」
岡田「へらへらしないでよ。なに、これ。黄瀬さん、こういうのが好きなの?」
やよい「あ……あの、うん……特撮とか、えーっと」
木角「へぇ……男の子みたいね」
やよい「……」
岡田「へぇー、この町にこーんな、ヒーローみたいなのがいるの?へぇー」
やよい「うぅっ……フリフリ衣装の可愛い伝説の戦士、なら」
木角「聞こえないわよ、はっきり喋ってよ」
やよい「なん、なんで、も……ない。え、えへへ」
岡田「へらへらしないでよ。なに、これ。黄瀬さん、こういうのが好きなの?」
やよい「あ……あの、うん……特撮とか、えーっと」
木角「へぇ……男の子みたいね」
やよい「……」
95: 2012/10/03(水) 01:16:22.36 ID:b894aZqz0
岡田「でも知ってるわ。今、俳優のカッコイイのが出てたりして、女の子でも見る人がたまーにいる、って」
やよい「……ちっ」
木角「ちょっと、いま舌打ちしなかった!?」
やよい「え、えぇ!?ううん、全然、全然全然!!」
岡田「なんでもいいけど……でもね、黄瀬さんはそういう目的で見てるわけじゃないんでしょう?きっと」
やよい「……」
岡田「だって、こんな。あっはは!むっさいおじさんの、絵まd」
やよい「てつををバカにしないでっ!!!!!!!!!」
岡田「!?」
木角「こ、声大、えっ!?」
やよい「……ちっ」
木角「ちょっと、いま舌打ちしなかった!?」
やよい「え、えぇ!?ううん、全然、全然全然!!」
岡田「なんでもいいけど……でもね、黄瀬さんはそういう目的で見てるわけじゃないんでしょう?きっと」
やよい「……」
岡田「だって、こんな。あっはは!むっさいおじさんの、絵まd」
やよい「てつををバカにしないでっ!!!!!!!!!」
岡田「!?」
木角「こ、声大、えっ!?」
99: 2012/10/03(水) 01:27:54.67 ID:b894aZqz0
やよい「岡田さんにてつをの何が分かるの!?いくらなんでも言っていいことと悪いことがあるよ!?!?」
岡田「え、えっと、あの」
やよい「てつをはとってもカッコイイんだよ!?むさい!?!?どこに目がついてるの岡田さん正気!?」
やよい「特撮を愛して!作品を愛してBLACKを愛して最終回で涙まで流したっていうてつをの熱さ!」
やよい「石ノ森にてつをを越えるヒーローは現れないだろうとまで言わしめた特撮俳優の鑑!!」
やよい「てつをがむっさい!?!?おっさん!?!?老化してるのは岡田さんの目の方だよ!!」
やよい「はいっ、はいっ!ちょっとこれ見て!!私のiPod!!!てつをの全変身シーンと黄瀬やよい監修新・三大てつをの熱すぎる名演技流すから!!!」
岡田「……」
木角「……」
やよい「返事っ!!!!」
岡田「はい……」
木角「ごめんなさい……」
岡田「え、えっと、あの」
やよい「てつをはとってもカッコイイんだよ!?むさい!?!?どこに目がついてるの岡田さん正気!?」
やよい「特撮を愛して!作品を愛してBLACKを愛して最終回で涙まで流したっていうてつをの熱さ!」
やよい「石ノ森にてつをを越えるヒーローは現れないだろうとまで言わしめた特撮俳優の鑑!!」
やよい「てつをがむっさい!?!?おっさん!?!?老化してるのは岡田さんの目の方だよ!!」
やよい「はいっ、はいっ!ちょっとこれ見て!!私のiPod!!!てつをの全変身シーンと黄瀬やよい監修新・三大てつをの熱すぎる名演技流すから!!!」
岡田「……」
木角「……」
やよい「返事っ!!!!」
岡田「はい……」
木角「ごめんなさい……」
103: 2012/10/03(水) 01:34:36.07 ID:b894aZqz0
岡田「……」
木角「……」
岡田「触れちゃいけない部分に触れてしまったらしいわ……」
木角「黄瀬さんって、あんなに大きい声、出るんだ……」
岡田「いい子ぶって、猫かぶってたのね……ほんと、嫌な……」
れいか「お二人とも、大変でしたね?」
岡田「えっ!?あ、青木さん!?」
木角「い、いつから!?」
れいか「やよいさんが、熱いお話を始めた頃からでしょうか。ところで、岡田さん。木角さん?」
岡田「え、な、なに……?」
れいか「あかねさんから、連絡をもらいました」
木角「え、え……?」
れいか「ふふっ。随分とみゆきさんが……お世話になったようですね?」
木角「……」
岡田「触れちゃいけない部分に触れてしまったらしいわ……」
木角「黄瀬さんって、あんなに大きい声、出るんだ……」
岡田「いい子ぶって、猫かぶってたのね……ほんと、嫌な……」
れいか「お二人とも、大変でしたね?」
岡田「えっ!?あ、青木さん!?」
木角「い、いつから!?」
れいか「やよいさんが、熱いお話を始めた頃からでしょうか。ところで、岡田さん。木角さん?」
岡田「え、な、なに……?」
れいか「あかねさんから、連絡をもらいました」
木角「え、え……?」
れいか「ふふっ。随分とみゆきさんが……お世話になったようですね?」
108: 2012/10/03(水) 01:39:52.35 ID:b894aZqz0
岡田「お、おせ、わ?な、なんのことかしら」
木角「そ、そうよ。私達、ただ星空さんと……お昼を、一緒に」
れいか「私の好きな言葉に、こんなものがあります」
れいか「『僕の前に道は無い 僕の後ろに道は出来る』
れいか「高村光太郎の道程の出だしの一説です。さて」
れいか「ですがこの道の定義には、少し誤りがある、と。私は思うんです」
岡田「な、なんで……?」
木角「自分で切り開く、っていう意味、でしょう?」
れいか「えぇ、ですが……」
れいか「その道の先が、何もなく真っ逆さまに堕ちてしまう崖になっていたとしたら、どうですか?」
岡田「」
木角「」
れいか「……これ以上の言葉はいらないだろうと、ご学友のお二人には期待させていただきます」
木角「そ、そうよ。私達、ただ星空さんと……お昼を、一緒に」
れいか「私の好きな言葉に、こんなものがあります」
れいか「『僕の前に道は無い 僕の後ろに道は出来る』
れいか「高村光太郎の道程の出だしの一説です。さて」
れいか「ですがこの道の定義には、少し誤りがある、と。私は思うんです」
岡田「な、なんで……?」
木角「自分で切り開く、っていう意味、でしょう?」
れいか「えぇ、ですが……」
れいか「その道の先が、何もなく真っ逆さまに堕ちてしまう崖になっていたとしたら、どうですか?」
岡田「」
木角「」
れいか「……これ以上の言葉はいらないだろうと、ご学友のお二人には期待させていただきます」
112: 2012/10/03(水) 01:48:15.00 ID:b894aZqz0
れいか「みゆきさんは私達の大事なお友達、仲間です。いいですね」
岡田「はい」
れいか「みゆきさんには、何があったのか詳しくは聞きません。思い出させたくないですから」
木角「はい」
れいか「あなた方お二人は、みゆきさんになさったことをあなた方の胸に秘めて、反省なさってください。あかねさんもおっしゃったでしょう、言い訳は無用です」
岡田「……」
木角「……」
佐々木先生「あら、青木さん。元気になったのね。岡田さんと木角さんもおはよう、HRを始めたいから中に入りなさい?何をしてたの?」
れいか「おはようございます、佐々木先生。いいえ、少し人の道を説いていたまでです」
岡田「はい」
れいか「みゆきさんには、何があったのか詳しくは聞きません。思い出させたくないですから」
木角「はい」
れいか「あなた方お二人は、みゆきさんになさったことをあなた方の胸に秘めて、反省なさってください。あかねさんもおっしゃったでしょう、言い訳は無用です」
岡田「……」
木角「……」
佐々木先生「あら、青木さん。元気になったのね。岡田さんと木角さんもおはよう、HRを始めたいから中に入りなさい?何をしてたの?」
れいか「おはようございます、佐々木先生。いいえ、少し人の道を説いていたまでです」
114: 2012/10/03(水) 01:54:44.30 ID:b894aZqz0
バッドエンド王国
魔女「ないない、ないだわさぁ~!」
狼「う~るるる~……あぁん?ババァ、何してやがんだそこらじゅうひっくり返しやがって」
魔女「あぁ、ウルフルン!あたしが発明した、この位の球をみなかったかい!?」
狼「球ぁ?そりゃ、何色だった?」
魔女「黒さね!あたしのすんばらしぃ発明で、その球が破裂した時の煙を吸うと!一番大事なものを心底嫌うようになっちまうんだわさ!その名も……」
狼「『ダイッキライニナール』とかかぁ?」
魔女「……当たってんのが悔しいだわさぁー!!」
狼「テメェのは分かりやすいからな」
魔女「ないない、ないだわさぁ~!」
狼「う~るるる~……あぁん?ババァ、何してやがんだそこらじゅうひっくり返しやがって」
魔女「あぁ、ウルフルン!あたしが発明した、この位の球をみなかったかい!?」
狼「球ぁ?そりゃ、何色だった?」
魔女「黒さね!あたしのすんばらしぃ発明で、その球が破裂した時の煙を吸うと!一番大事なものを心底嫌うようになっちまうんだわさ!その名も……」
狼「『ダイッキライニナール』とかかぁ?」
魔女「……当たってんのが悔しいだわさぁー!!」
狼「テメェのは分かりやすいからな」
121: 2012/10/03(水) 02:00:29.17 ID:b894aZqz0
狼「黒い球、なぁ?」
鬼「ふーぅ、いい汗かいたオニ!パンツがいい具合に湿ったオニー!」
狼「そういうのはいい、おぉアカオーニ。お前最近、何かぶん投げなかったか?」
鬼「オニ?なんでわかっちゃうオニ!?ウルフルンは千里眼でも持ってるオニぃ!?」
狼「ちげぇよ、ババァが何かなくしたときは大概俺かお前のせいだろうが」
魔女「これくらいの黒い球だわさ!『ダイッキライニナール』っていって!なんやらかんやらで一番大事なものを嫌うように……」
鬼「黒い球、あぁ!それならさっき、野球の練習しててホームランしちゃったオニー!」
魔女「なにしてくれてんだわさぁあああああ!!」
鬼「前にキュアマーチに負けたのが悔しくて。ごめんねごめんねオニ」
魔女「まぁた人間界に行かなくちゃいけないのかい……今回はあんたが自分でとりにいきな!」
鬼「『とってこい!』はウルフルンの役目オニ?」
狼「俺は犬じゃねぇよ孤高の狼様だぶっ飛ばすぞ。いいから行って来い赤ら面」
鬼「ふーぅ、いい汗かいたオニ!パンツがいい具合に湿ったオニー!」
狼「そういうのはいい、おぉアカオーニ。お前最近、何かぶん投げなかったか?」
鬼「オニ?なんでわかっちゃうオニ!?ウルフルンは千里眼でも持ってるオニぃ!?」
狼「ちげぇよ、ババァが何かなくしたときは大概俺かお前のせいだろうが」
魔女「これくらいの黒い球だわさ!『ダイッキライニナール』っていって!なんやらかんやらで一番大事なものを嫌うように……」
鬼「黒い球、あぁ!それならさっき、野球の練習しててホームランしちゃったオニー!」
魔女「なにしてくれてんだわさぁあああああ!!」
鬼「前にキュアマーチに負けたのが悔しくて。ごめんねごめんねオニ」
魔女「まぁた人間界に行かなくちゃいけないのかい……今回はあんたが自分でとりにいきな!」
鬼「『とってこい!』はウルフルンの役目オニ?」
狼「俺は犬じゃねぇよ孤高の狼様だぶっ飛ばすぞ。いいから行って来い赤ら面」
123: 2012/10/03(水) 02:06:42.47 ID:b894aZqz0
あかね「おっひるやーすみーやでー♪」
やよい「あっ、あかねちゃん今日もお好み焼きだね。美味しそう!」
みゆき「うん、ほんとだー……あー……」
岡田「……っ!行きましょ、まゆみ」
木角「え、えぇ、まゆ」
みゆき「……目も合わせて、くれないや」
なお「うん?みゆきちゃん、どうしたの?」
れいか「なにかされましたか、みゆきさん?」
みゆき「あ、ううん!大丈夫、大丈夫!ただ、えーっとね……私昨日、ちょっと悲しいことがあって」
みゆき「仲良くなりたいのに、なれなくて。助けてあげたいのに、助けてあげられなくて」
みゆき「なんだか私って……あ、あっはは。自分がハッピーなのをいいことに、そうじゃない人を見てあげられてなかったんだなぁ、って」
みゆき「おも、って」
やよい「あっ、あかねちゃん今日もお好み焼きだね。美味しそう!」
みゆき「うん、ほんとだー……あー……」
岡田「……っ!行きましょ、まゆみ」
木角「え、えぇ、まゆ」
みゆき「……目も合わせて、くれないや」
なお「うん?みゆきちゃん、どうしたの?」
れいか「なにかされましたか、みゆきさん?」
みゆき「あ、ううん!大丈夫、大丈夫!ただ、えーっとね……私昨日、ちょっと悲しいことがあって」
みゆき「仲良くなりたいのに、なれなくて。助けてあげたいのに、助けてあげられなくて」
みゆき「なんだか私って……あ、あっはは。自分がハッピーなのをいいことに、そうじゃない人を見てあげられてなかったんだなぁ、って」
みゆき「おも、って」
124: 2012/10/03(水) 02:11:40.92 ID:b894aZqz0
あかね「……みゆき」ギュッ
やよい「何があったのか知らないけど。みゆきちゃん、みゆきちゃんなら大丈夫だよ」ギュッ
なお「そうだよ。その人たちも、きっとみゆきちゃんのことを分かってくれる」ギュッ
れいか「みゆきさんの優しい気持ちは、きっと伝わるはずです。私達の大好きなみゆきさんなんですから。ね」ギュッ
みゆき「み、みんなぁ……」
キャンディ「キャンディも、みゆき大好きクル!ギューックルぅ!」ギューッ
みゆき「えへ、えへへ。苦しいよぉ、でも、ウルトラハッピー!」
やよい「何があったのか知らないけど。みゆきちゃん、みゆきちゃんなら大丈夫だよ」ギュッ
なお「そうだよ。その人たちも、きっとみゆきちゃんのことを分かってくれる」ギュッ
れいか「みゆきさんの優しい気持ちは、きっと伝わるはずです。私達の大好きなみゆきさんなんですから。ね」ギュッ
みゆき「み、みんなぁ……」
キャンディ「キャンディも、みゆき大好きクル!ギューックルぅ!」ギューッ
みゆき「えへ、えへへ。苦しいよぉ、でも、ウルトラハッピー!」
126: 2012/10/03(水) 02:16:16.83 ID:b894aZqz0
あかね「なんや、みゆきはご飯の前から顔グチャグチャやーん!」
みゆき「も、もぉー!みんなのせいだもん!えへへ……私、ちょっとトイレに行ってくるね!」
キャンディ「キャンディも行くクル!」
みゆき「うん!みんなは先に、食べてていいよー!」
やよい「はーい!……みゆきちゃん、少しは元気になったかな」
あかね「せやなぁ。みゆきは優しいで、まったく」
なお「だね。あんなこと言われて、聞かされた相手と、それでも仲良くなろうって言うんだから」
れいか「なおが金本さんから大体の事情を仕入れたのよね」
やよい「えへへ、私達のために一生懸命反論してくれてた、って。みゆきちゃん、本物のヒーローみたい」
みゆき「も、もぉー!みんなのせいだもん!えへへ……私、ちょっとトイレに行ってくるね!」
キャンディ「キャンディも行くクル!」
みゆき「うん!みんなは先に、食べてていいよー!」
やよい「はーい!……みゆきちゃん、少しは元気になったかな」
あかね「せやなぁ。みゆきは優しいで、まったく」
なお「だね。あんなこと言われて、聞かされた相手と、それでも仲良くなろうって言うんだから」
れいか「なおが金本さんから大体の事情を仕入れたのよね」
やよい「えへへ、私達のために一生懸命反論してくれてた、って。みゆきちゃん、本物のヒーローみたい」
128: 2012/10/03(水) 02:22:13.82 ID:b894aZqz0
あかね「優しすぎるのも考えものやけど、な。まぁみゆきが許すーゆうんならえぇねんけど」
なお「そうだね。まゆとまゆみのことは、許せないけど」
れいか「えぇ。私達にとって、一番大事なものは」
やよい「うん。私達を必氏に庇ってくれた。優しい優しい……」
あかね「みゆきやな」
なお「みゆきちゃんだね」
れいか「みゆきさんですね」
やよい「みゆきちゃんだもん!」
ヒューーー……ボンッ!!!
なお「そうだね。まゆとまゆみのことは、許せないけど」
れいか「えぇ。私達にとって、一番大事なものは」
やよい「うん。私達を必氏に庇ってくれた。優しい優しい……」
あかね「みゆきやな」
なお「みゆきちゃんだね」
れいか「みゆきさんですね」
やよい「みゆきちゃんだもん!」
ヒューーー……ボンッ!!!
131: 2012/10/03(水) 02:27:56.13 ID:b894aZqz0
あかね「げっほ、ごほっ!な、なんやこの煙ぃ!?」
やよい「ば、バディロイドは下がって!この水蒸気に触れると錆びちゃうよぉ!けほっ、けほっ!」
なお「やよいちゃん何を言ってるのかわからないよ!?ごほっ、な、なんだろこれ、れいか」
れいか「わ、分からない、わ!コホッ、みんな、とにかく、この煙から、出て……」
あかね「……あ、お、おさまった、わ。なんやったんやろ……あれ。うちらって、なんでわざわざ校舎裏で飯食おうとしとんの?」
やよい「え?えーっと、それは……みゆきちゃんが、キャンディが見られないようにしなきゃ、って」
なお「……なんで、みゆきちゃんなんかの我侭に付き合ってるんだろう」
れいか「教室に行きましょう、冷房も効いていますし」
あかね「せやな。戻ろか。みゆきは、まぁなんやどうにかなるやろ」
みゆき「ごっめんみんなー!あっはは、ハンカチ忘れちゃって……あれ??」
キャンディ「みゆきぃ、キャンディの耳はハンカチじゃ……あり?みんな、いないクルぅ???」
やよい「ば、バディロイドは下がって!この水蒸気に触れると錆びちゃうよぉ!けほっ、けほっ!」
なお「やよいちゃん何を言ってるのかわからないよ!?ごほっ、な、なんだろこれ、れいか」
れいか「わ、分からない、わ!コホッ、みんな、とにかく、この煙から、出て……」
あかね「……あ、お、おさまった、わ。なんやったんやろ……あれ。うちらって、なんでわざわざ校舎裏で飯食おうとしとんの?」
やよい「え?えーっと、それは……みゆきちゃんが、キャンディが見られないようにしなきゃ、って」
なお「……なんで、みゆきちゃんなんかの我侭に付き合ってるんだろう」
れいか「教室に行きましょう、冷房も効いていますし」
あかね「せやな。戻ろか。みゆきは、まぁなんやどうにかなるやろ」
みゆき「ごっめんみんなー!あっはは、ハンカチ忘れちゃって……あれ??」
キャンディ「みゆきぃ、キャンディの耳はハンカチじゃ……あり?みんな、いないクルぅ???」
134: 2012/10/03(水) 02:35:11.71 ID:b894aZqz0
みゆき「あれぇ?どこ行っちゃったんだろう……さっきまでここにいたよね、キャンディ?」
キャンディ「そのはずクルぅ」
みゆき「うーん……あ、そうだ!こんな時は、っと……レッツ・ゴー・バ・ナ・ナ!」
キャンディ「クル!バナナデコルの力でスマイルパクトからバナナが出てきたクルぅ!」
みゆき「えーっと、バナナを立ててぇ……えいっ!あ、こっちにいるってさ、キャンディ!」
キャンディ「……みゆきはたまーに、頭の中にキャンディの故郷がある気がするクルぅ」
みゆき「? なんのこと?それじゃ、行ってみよ!」
キャンディ「そのはずクルぅ」
みゆき「うーん……あ、そうだ!こんな時は、っと……レッツ・ゴー・バ・ナ・ナ!」
キャンディ「クル!バナナデコルの力でスマイルパクトからバナナが出てきたクルぅ!」
みゆき「えーっと、バナナを立ててぇ……えいっ!あ、こっちにいるってさ、キャンディ!」
キャンディ「……みゆきはたまーに、頭の中にキャンディの故郷がある気がするクルぅ」
みゆき「? なんのこと?それじゃ、行ってみよ!」
138: 2012/10/03(水) 02:40:56.10 ID:b894aZqz0
みゆき「うーん、いないなぁ……教室まで戻ってきちゃったよぉ……あ!」
あかね「あっはは、それなんやねんやーよいー!」
やよい「ほんとだよ!?あのね、ベルトの部分に手形があってぇ」
みゆき「も、もー!みんな教室に戻るなら言ってくれればいいのに!探したよぉ!」
なお「あ、みゆきちゃん。来たんだ」
みゆき「そ、そりゃそうだよなおちゃん!?みんなと一緒に、お昼ごはん食べたいもん!」
れいか「私達はそうでもないですけどね」
みゆき「えへへ、だよね、れいかちゃん……あれ?」
れいか「なんですか?呆けたお顔ですが……あ、いつものことでしたね、すみません」
みゆき「……え?あ、うん?あれ?」
あかね「あっはは、それなんやねんやーよいー!」
やよい「ほんとだよ!?あのね、ベルトの部分に手形があってぇ」
みゆき「も、もー!みんな教室に戻るなら言ってくれればいいのに!探したよぉ!」
なお「あ、みゆきちゃん。来たんだ」
みゆき「そ、そりゃそうだよなおちゃん!?みんなと一緒に、お昼ごはん食べたいもん!」
れいか「私達はそうでもないですけどね」
みゆき「えへへ、だよね、れいかちゃん……あれ?」
れいか「なんですか?呆けたお顔ですが……あ、いつものことでしたね、すみません」
みゆき「……え?あ、うん?あれ?」
139: 2012/10/03(水) 02:46:50.20 ID:b894aZqz0
あかね「なんや、なにれいかに謝らせとんのみゆき。まーたなんかゆうたん?」
みゆき「えっ、ち、ちがっ、れいかちゃん?あれ?聞き間違いだよね?あの、今なんか、私のこと……」
やよい「本当のことを言ったのに、れいかちゃんが間違えたことにするの?みゆきちゃん卑怯すぎー」
なお「筋が通ってないよ、筋が」
みゆき「えっ、えっ!?ほ、本当のことって……」
れいか「みゆきさんがいつもお気楽そうなお顔で何も考えてらっしゃらないんだろうなぁ、という感想を抱いたまでですが。違ったかしら」
みゆき「あ、あー……そ、そうだよねー!あっは、あははははー!私って、うん!いっつも何m」
やよい「あかねちゃん、今日のお好み焼きの具はなぁに?」
あかね「豚玉スペシャルや。なんや、誰かが寒い自虐ゆうたせいでまずくなってもーたけどな」
みゆき「あ、ご……ごめん、なさい」
みゆき「えっ、ち、ちがっ、れいかちゃん?あれ?聞き間違いだよね?あの、今なんか、私のこと……」
やよい「本当のことを言ったのに、れいかちゃんが間違えたことにするの?みゆきちゃん卑怯すぎー」
なお「筋が通ってないよ、筋が」
みゆき「えっ、えっ!?ほ、本当のことって……」
れいか「みゆきさんがいつもお気楽そうなお顔で何も考えてらっしゃらないんだろうなぁ、という感想を抱いたまでですが。違ったかしら」
みゆき「あ、あー……そ、そうだよねー!あっは、あははははー!私って、うん!いっつも何m」
やよい「あかねちゃん、今日のお好み焼きの具はなぁに?」
あかね「豚玉スペシャルや。なんや、誰かが寒い自虐ゆうたせいでまずくなってもーたけどな」
みゆき「あ、ご……ごめん、なさい」
141: 2012/10/03(水) 02:49:28.11 ID:b894aZqz0
あかね「何を謝ったん?」
みゆき「えっ?」
あかね「だから、今なにに対して謝ったんやー、ゆうとんの」
みゆき「えっ、あの……あかねちゃんに、嫌な想いさせたかr」
あかね「その前にれいかを嘘つき呼ばわりしたこと謝るべきやろアホか自分」
なお「筋が通ってないよ、筋が!」
みゆき「あっ……あの、れいかちゃんごめんなさい!れいかちゃんは、何も……」
れいか「いいんですよ、みゆきさん。どうでも」
みゆき「…………」
みゆき「えっ?」
あかね「だから、今なにに対して謝ったんやー、ゆうとんの」
みゆき「えっ、あの……あかねちゃんに、嫌な想いさせたかr」
あかね「その前にれいかを嘘つき呼ばわりしたこと謝るべきやろアホか自分」
なお「筋が通ってないよ、筋が!」
みゆき「あっ……あの、れいかちゃんごめんなさい!れいかちゃんは、何も……」
れいか「いいんですよ、みゆきさん。どうでも」
みゆき「…………」
142: 2012/10/03(水) 02:55:55.49 ID:b894aZqz0
みゆき「えっと、みんな急に……どうしたの?」
あかね「どうもせんけど。なに?いつもの『はっぷっぷー』が出るんか?あのさむーいやつ」
みゆき「さ、さむい、って」
やよい「正直あれやめて欲しいよ、反応に困るから」
みゆき「ごめん……き、気をつけます」
なお「やよいちゃんがこんなにお願いしてるのに、気をつけます、なんだ」
みゆき「! あ、あの!もう言わないね、うん!」
れいか「そうですね……このさいです、みゆきさんにやめていただきたいことをあげていきましょうか」
みゆき「……え?」
あかね「せやなぁ。なーんや、めんどくさいもんでうちら繋がっとるからつるまなあかんけど、イヤなとこ我慢する道理はないもんなー」
みゆき「め、めんどくさいって……プリキュアのこと、言ってるの……?」
れいか「みゆきさん!往来の場でその言葉を言うなんて何を考えているんですかあぁ考えてないんですねすみません!」
みゆき「!?こ、こっちこそごめんなさいほんとごめんなさい!」
あかね「どうもせんけど。なに?いつもの『はっぷっぷー』が出るんか?あのさむーいやつ」
みゆき「さ、さむい、って」
やよい「正直あれやめて欲しいよ、反応に困るから」
みゆき「ごめん……き、気をつけます」
なお「やよいちゃんがこんなにお願いしてるのに、気をつけます、なんだ」
みゆき「! あ、あの!もう言わないね、うん!」
れいか「そうですね……このさいです、みゆきさんにやめていただきたいことをあげていきましょうか」
みゆき「……え?」
あかね「せやなぁ。なーんや、めんどくさいもんでうちら繋がっとるからつるまなあかんけど、イヤなとこ我慢する道理はないもんなー」
みゆき「め、めんどくさいって……プリキュアのこと、言ってるの……?」
れいか「みゆきさん!往来の場でその言葉を言うなんて何を考えているんですかあぁ考えてないんですねすみません!」
みゆき「!?こ、こっちこそごめんなさいほんとごめんなさい!」
144: 2012/10/03(水) 03:00:21.12 ID:b894aZqz0
あかね「まず、なんやベタベタ触ってくんのやめてんか。女同士で気色悪い」
みゆき「そ、それって私からかないつも……あ、うん……」
やよい「みゆきちゃんがなんでセンターなのか、意味が分からないの。ここは赤に近いあかねちゃんに譲るべきじゃないかな、みゆきちゃんってリーダーって器でもないし」
みゆき「あっ、うん……否定できない、から。うん。今度から、そうするね……?」
なお「筋を通して欲しい」
みゆき「で、出来れば具体的に……」
れいか「なおに指図しないでください」
みゆき「ご、ごめん、なさい……」
岡田「……あれ、なぁに?」
木角「……私達の計画通りになっちゃってってこと、かしら」
みゆき「そ、それって私からかないつも……あ、うん……」
やよい「みゆきちゃんがなんでセンターなのか、意味が分からないの。ここは赤に近いあかねちゃんに譲るべきじゃないかな、みゆきちゃんってリーダーって器でもないし」
みゆき「あっ、うん……否定できない、から。うん。今度から、そうするね……?」
なお「筋を通して欲しい」
みゆき「で、出来れば具体的に……」
れいか「なおに指図しないでください」
みゆき「ご、ごめん、なさい……」
岡田「……あれ、なぁに?」
木角「……私達の計画通りになっちゃってってこと、かしら」
145: 2012/10/03(水) 03:07:27.11 ID:b894aZqz0
あかね「がっこに絵本もってくんのもやめーや」
みゆき「え……だ、だってお昼ご飯のあとはウルトラハッピーな絵本を読むのがずーっと……うん、分かった、それじゃあ」
やよい「あと、図書館で絵本とか童話を読むのも。一緒にいてこっちが恥ずかしいよ」
みゆき「え、えぇ……それじゃ私、どうやって……うん、わ、わかった」
なお「正直、前にあたしのお弁当からおかずを一つ獲られた時、脳天マーチシュートしようかと思った」
みゆき「あ、あの時は交換したんじゃ……ごめんなさい」
れいか「その髪型は、どうにかなりませんか?食事時に見ると不愉快です」
みゆき「……ちがうもん、美味しいチョココロネと、クロワッサン、だもん……」
みゆき「え……だ、だってお昼ご飯のあとはウルトラハッピーな絵本を読むのがずーっと……うん、分かった、それじゃあ」
やよい「あと、図書館で絵本とか童話を読むのも。一緒にいてこっちが恥ずかしいよ」
みゆき「え、えぇ……それじゃ私、どうやって……うん、わ、わかった」
なお「正直、前にあたしのお弁当からおかずを一つ獲られた時、脳天マーチシュートしようかと思った」
みゆき「あ、あの時は交換したんじゃ……ごめんなさい」
れいか「その髪型は、どうにかなりませんか?食事時に見ると不愉快です」
みゆき「……ちがうもん、美味しいチョココロネと、クロワッサン、だもん……」
148: 2012/10/03(水) 03:10:47.90 ID:b894aZqz0
れいか「何か?」
あかね「れいかの言うことに文句があるんか?」
やよい「え?みゆきちゃんが?れいかちゃんに?え?」
なお「何様のつもりなのさ」
みゆき「っ、ご、ごめん!分かった、から。あの、みんなに言われたこと、うん!私、頑張ってなおすね!えへへ!」
みゆき「だ、だって大好きなみんなが注意してくれたんだもん!えっと、きっと……私、本当に、ほん、とに……」
あかね「……あー、これだけははっきりさせとくで、みゆき」
みゆき「え……?」
あかね「うちらは、あんたが。みゆきが……大っきらいや」
あかね「れいかの言うことに文句があるんか?」
やよい「え?みゆきちゃんが?れいかちゃんに?え?」
なお「何様のつもりなのさ」
みゆき「っ、ご、ごめん!分かった、から。あの、みんなに言われたこと、うん!私、頑張ってなおすね!えへへ!」
みゆき「だ、だって大好きなみんなが注意してくれたんだもん!えっと、きっと……私、本当に、ほん、とに……」
あかね「……あー、これだけははっきりさせとくで、みゆき」
みゆき「え……?」
あかね「うちらは、あんたが。みゆきが……大っきらいや」
149: 2012/10/03(水) 03:17:20.33 ID:b894aZqz0
星空家
みゆき「……」
キャンディ「……みゆきぃ」
みゆき「……あれ。私、どうやって帰って……きたんだっけ」
キャンディ「……」
みゆき「あ、そうだ。あれから、すぐに授業になって……放課後に、みんなで帰ろう、って言ったら……」
みゆき「みんなは、私みたいに暇じゃない、って……怒られて……」
みゆき「……あかねちゃん、本気で……怒ってた」
みゆき「やよいちゃんも、なおちゃんも……れいかちゃん、も。見たことない目で、私のこと、見てた」
みゆき「……ねぇ、キャンディ。私、何、しちゃったのかなぁ」
みゆき「みんなに、あんなに……っ、あんな風に言われちゃう、なんて」
みゆき「私、なに、っ、なんてこと、しちゃったの、かなぁ」
みゆき「……」
キャンディ「……みゆきぃ」
みゆき「……あれ。私、どうやって帰って……きたんだっけ」
キャンディ「……」
みゆき「あ、そうだ。あれから、すぐに授業になって……放課後に、みんなで帰ろう、って言ったら……」
みゆき「みんなは、私みたいに暇じゃない、って……怒られて……」
みゆき「……あかねちゃん、本気で……怒ってた」
みゆき「やよいちゃんも、なおちゃんも……れいかちゃん、も。見たことない目で、私のこと、見てた」
みゆき「……ねぇ、キャンディ。私、何、しちゃったのかなぁ」
みゆき「みんなに、あんなに……っ、あんな風に言われちゃう、なんて」
みゆき「私、なに、っ、なんてこと、しちゃったの、かなぁ」
154: 2012/10/03(水) 03:27:24.85 ID:b894aZqz0
キャンディ「……みゆきぃ」
みゆき「うっ、っ、ぐすっ、うぅ、うぅ……」
みゆき「う、わ……っ、っ!!!」ブンブンブン!!
みゆき「……泣いて、なんか。いられない。泣いてちゃ、ダメだ」
みゆき「みんな、ちょっとおかしくなっちゃっただけ!そう、だよね」
キャンディ「クル。みんなから、バッドエナジーの気配がしたクル。だから、きっともとに戻る方法があるはずクル!みゆき、だから……」
みゆき「うん……私は、みんなを。みんなを、信じる……そうだよ。きっと、大丈夫……それまで、は」
みゆき「……」
ガチャッ
みゆき「おかあさーん!あのねー!新しい髪形――――」
みゆき「うっ、っ、ぐすっ、うぅ、うぅ……」
みゆき「う、わ……っ、っ!!!」ブンブンブン!!
みゆき「……泣いて、なんか。いられない。泣いてちゃ、ダメだ」
みゆき「みんな、ちょっとおかしくなっちゃっただけ!そう、だよね」
キャンディ「クル。みんなから、バッドエナジーの気配がしたクル。だから、きっともとに戻る方法があるはずクル!みゆき、だから……」
みゆき「うん……私は、みんなを。みんなを、信じる……そうだよ。きっと、大丈夫……それまで、は」
みゆき「……」
ガチャッ
みゆき「おかあさーん!あのねー!新しい髪形――――」
157: 2012/10/03(水) 03:34:34.02 ID:b894aZqz0
翌日
みゆき「おっはよー!」
金本「あら、星空さんおはよう。あれ?髪型変えたの?似合ってるね」
みゆき「うん!下ろしてみたのー、えへへ!ひろこちゃんもなおちゃんの椅子の臭いかぎにせいがでるね!」
金本「えぇ、とっても」
みゆき「よーし、今日は、これで……あ!」
あかね「せーやーかーらー、きっと来年には戻ってくるんやって」
なお「でもあんな引退会見までしたくせに、そんなの筋が……あ」
やよい「みゆきちゃんだ。うわぁ」
れいか「?なんだか、印象が……」
みゆき「みんな、おっはよう!……あ、あれ?みんなで一緒に……学校来たの?」
あかね「そーやー?一人かき混ぜよるのがおるから、うちらだけでも日頃から一致団結しよー、ってな。で……その髪はー?」
みゆき「そ、そうなんだ……あっ!えへへ、気づいた!?みんなに、言われて!新しくしてみたのー!」
みゆき「おっはよー!」
金本「あら、星空さんおはよう。あれ?髪型変えたの?似合ってるね」
みゆき「うん!下ろしてみたのー、えへへ!ひろこちゃんもなおちゃんの椅子の臭いかぎにせいがでるね!」
金本「えぇ、とっても」
みゆき「よーし、今日は、これで……あ!」
あかね「せーやーかーらー、きっと来年には戻ってくるんやって」
なお「でもあんな引退会見までしたくせに、そんなの筋が……あ」
やよい「みゆきちゃんだ。うわぁ」
れいか「?なんだか、印象が……」
みゆき「みんな、おっはよう!……あ、あれ?みんなで一緒に……学校来たの?」
あかね「そーやー?一人かき混ぜよるのがおるから、うちらだけでも日頃から一致団結しよー、ってな。で……その髪はー?」
みゆき「そ、そうなんだ……あっ!えへへ、気づいた!?みんなに、言われて!新しくしてみたのー!」
159: 2012/10/03(水) 03:43:29.03 ID:b894aZqz0
やよい「……おっもーい」
みゆき「……へ?」
あかね「あかんわ、あかん子やわぁ……普通、ちょーっとゆわれたからゆうて、それまでの髪型変えよるー?」
なお「ないね、うん。それに、もしかして少し切った?」
みゆき「あ、うん。下ろすとあの、長すぎるかな、って。お母さんに……」
やよい「ほら、重い、重いよみゆきちゃーん。怖いよー」
みゆき「え……あ、あれ?」
れいか「形を変えるという手段をとれなかったんですか?どうしてそうまでして、私達に責任を負わせるようなことをするんですか?」
みゆき「えっ、ち、ちがっ、切ったのは私の、私が勝手にしたことだから、みんなh」
あかね「当たり前や、何ゆうとんの自分」
みゆき「あ……ご、ごめん、ね……」
みゆき「……へ?」
あかね「あかんわ、あかん子やわぁ……普通、ちょーっとゆわれたからゆうて、それまでの髪型変えよるー?」
なお「ないね、うん。それに、もしかして少し切った?」
みゆき「あ、うん。下ろすとあの、長すぎるかな、って。お母さんに……」
やよい「ほら、重い、重いよみゆきちゃーん。怖いよー」
みゆき「え……あ、あれ?」
れいか「形を変えるという手段をとれなかったんですか?どうしてそうまでして、私達に責任を負わせるようなことをするんですか?」
みゆき「えっ、ち、ちがっ、切ったのは私の、私が勝手にしたことだから、みんなh」
あかね「当たり前や、何ゆうとんの自分」
みゆき「あ……ご、ごめん、ね……」
161: 2012/10/03(水) 03:49:31.00 ID:b894aZqz0
あかね「あー、なんや朝から重いわー気分」
みゆき「……」
やよい「ねぇ、キャンディを頭に乗っけておけば?そうすればほら、目立たないかも」
みゆき「……」
なお「あっははは、確かに前のあの変なのに比べればマシかもね」
みゆき「……」
れいか「……無視は関心しませんよ、みゆきさん?」
みゆき「っ!あ、あの……ご、ごめんね!わた、わたし、ちょっと、っ、トイレ!」
あかね「おー、なんやなんや漏らしなやー!だぁれも手伝わへんからなー!」
アハハハハハハハハ!
みゆき「……」
やよい「ねぇ、キャンディを頭に乗っけておけば?そうすればほら、目立たないかも」
みゆき「……」
なお「あっははは、確かに前のあの変なのに比べればマシかもね」
みゆき「……」
れいか「……無視は関心しませんよ、みゆきさん?」
みゆき「っ!あ、あの……ご、ごめんね!わた、わたし、ちょっと、っ、トイレ!」
あかね「おー、なんやなんや漏らしなやー!だぁれも手伝わへんからなー!」
アハハハハハハハハ!
163: 2012/10/03(水) 03:55:04.91 ID:b894aZqz0
女子トイレ
みゆき「……うぅ、う、う」
キャンディ「みゆき、大丈夫クル。メルヘンランドに、いい薬草があるクル。それで元に戻せばいいクル?だから……」
みゆき「うん、あり、がと。でも、あのね……みんなのために、って。思ったんだけど、なぁ」
みゆき「うまく、うまくいかないねっ!えへ、へ……っ、うぅ……」
ガチャッ
キャンディ「クルっ!?」シュバッ
みゆき「! ……あ、藤川さん」
藤川「……」
みゆき「……」
藤川「……なんでいじめられてるのか、知らないけど。さっきみたいに、無視し続けてたら……いいんだよ」
みゆき「……え?」
藤川「……そのうちあっちも飽きて、終わるから」
みゆき「……」
みゆき「……うぅ、う、う」
キャンディ「みゆき、大丈夫クル。メルヘンランドに、いい薬草があるクル。それで元に戻せばいいクル?だから……」
みゆき「うん、あり、がと。でも、あのね……みんなのために、って。思ったんだけど、なぁ」
みゆき「うまく、うまくいかないねっ!えへ、へ……っ、うぅ……」
ガチャッ
キャンディ「クルっ!?」シュバッ
みゆき「! ……あ、藤川さん」
藤川「……」
みゆき「……」
藤川「……なんでいじめられてるのか、知らないけど。さっきみたいに、無視し続けてたら……いいんだよ」
みゆき「……え?」
藤川「……そのうちあっちも飽きて、終わるから」
みゆき「……」
164: 2012/10/03(水) 03:59:53.68 ID:b894aZqz0
みゆき「あり、がと」
藤川「ううん……私も、この前はごめんなさい。せっかく慰めようとしてくれたのに」
みゆき「うん……でも、私も、ごめん。嬉しいけど……藤川さんの提案には、乗れないの」
藤川「……どうして?」
みゆき「……私、みんなと一緒にいたいから。酷いこと言われても、何をされても……みんなのこと、諦めたくない、から」
藤川「……強いね」
みゆき「えへへ。でもずっと一人で頑張ってた藤川さんの方が、凄いと思うな、私!今度はきっと、一緒に食べようね!」
藤川「……うん」
藤川「ううん……私も、この前はごめんなさい。せっかく慰めようとしてくれたのに」
みゆき「うん……でも、私も、ごめん。嬉しいけど……藤川さんの提案には、乗れないの」
藤川「……どうして?」
みゆき「……私、みんなと一緒にいたいから。酷いこと言われても、何をされても……みんなのこと、諦めたくない、から」
藤川「……強いね」
みゆき「えへへ。でもずっと一人で頑張ってた藤川さんの方が、凄いと思うな、私!今度はきっと、一緒に食べようね!」
藤川「……うん」
166: 2012/10/03(水) 04:08:41.29 ID:b894aZqz0
あかね「なんやねんほんま、みゆきのやつ」
やよい「ちょっと常識はずれすぎー」
なお「あたしもさすがにあそこまでされると……どん引きだよ」
れいか「女性にとって髪はとても大事なはずなのに、なぜあんなまねをなさるのでしょう」
岡田「……なんだか、昨日の感じ。まだ続いてるみたいよ?」
木角「そ、そうね……ねぇ、チャンスじゃない?」
岡田「え?……あぁ、そっか!私達も、あかねたちと一緒に星空さんを!」
木角「うん!悪口言い合えば、あのグループに溶け込めるかも!」
岡田「……ね、ねぇあかね。なんだか星空さんがどう、って話してるの?」
あかね「おー、まぁせやな」
木角「あ、あの髪型、全然似合ってなかったわね!」
岡田「そうよねー!なんだか、子共みたいな……」
あかね「……なんであんたらがみゆきの悪口ゆうとんの?」
岡田「……え?」
木角「あ、あれ……?」
やよい「ちょっと常識はずれすぎー」
なお「あたしもさすがにあそこまでされると……どん引きだよ」
れいか「女性にとって髪はとても大事なはずなのに、なぜあんなまねをなさるのでしょう」
岡田「……なんだか、昨日の感じ。まだ続いてるみたいよ?」
木角「そ、そうね……ねぇ、チャンスじゃない?」
岡田「え?……あぁ、そっか!私達も、あかねたちと一緒に星空さんを!」
木角「うん!悪口言い合えば、あのグループに溶け込めるかも!」
岡田「……ね、ねぇあかね。なんだか星空さんがどう、って話してるの?」
あかね「おー、まぁせやな」
木角「あ、あの髪型、全然似合ってなかったわね!」
岡田「そうよねー!なんだか、子共みたいな……」
あかね「……なんであんたらがみゆきの悪口ゆうとんの?」
岡田「……え?」
木角「あ、あれ……?」
168: 2012/10/03(水) 04:14:10.86 ID:b894aZqz0
あかね「え?なに?あんたらまさか忘れとんと違う?うち、ゆうたよな?みゆきに関わらんといて、って」
やよい「てつをの生き方を少しも理解してないの!?」
なお「……ちょっとスパイクもってくる」
岡田「な、え?だって、あかねたちだって……」
あかね「うちらはみゆきとごっつ近くにおってからにゆう権利あんねや!なんや、自分らは何かみゆきにされたんか!?え!?おかしいのぉ関わるなーゆうてんけど!?」
木角「あ、あの……だ、って」
れいか「お二人は賢いと思っていたのですが。残念です」
岡田「っ!?な、なんでもないわ、忘れて!忘れてちょうだい!!」
木角「ご、ごめんなさい!!!」
あかね「ふーっ、ふーっ……なんや、アホらしい。なんでみゆきなんかのためにこないな熱くならんといかんねん」
やよい「ねーっ」
なお「無駄な運動だよ」
れいか「全くです」
やよい「てつをの生き方を少しも理解してないの!?」
なお「……ちょっとスパイクもってくる」
岡田「な、え?だって、あかねたちだって……」
あかね「うちらはみゆきとごっつ近くにおってからにゆう権利あんねや!なんや、自分らは何かみゆきにされたんか!?え!?おかしいのぉ関わるなーゆうてんけど!?」
木角「あ、あの……だ、って」
れいか「お二人は賢いと思っていたのですが。残念です」
岡田「っ!?な、なんでもないわ、忘れて!忘れてちょうだい!!」
木角「ご、ごめんなさい!!!」
あかね「ふーっ、ふーっ……なんや、アホらしい。なんでみゆきなんかのためにこないな熱くならんといかんねん」
やよい「ねーっ」
なお「無駄な運動だよ」
れいか「全くです」
172: 2012/10/03(水) 04:19:18.05 ID:b894aZqz0
みゆき「藤川さん、本当にありがとう。私、忘れるとこだった」
みゆき「私だけは、みんなを諦めちゃいけない」
みゆき「私がどれだけうちのめされたって、何をされたって。みんなのことを諦めちゃ、ダメ」
みゆき「……」
みゆき「ごっめーん!あははー、またハンカチ忘れて、キャンディの耳借りちゃったー!」
あかね「いや、別に待ってへんし」
やよい「ばっちぃよみゆきちゃん」
なお「なんでそうおっちょこちょいなのかな」
れいか「呆れます、心から」
みゆき「え、えへへ。ごめんね、みんな」
みゆき「私だけは、みんなを諦めちゃいけない」
みゆき「私がどれだけうちのめされたって、何をされたって。みんなのことを諦めちゃ、ダメ」
みゆき「……」
みゆき「ごっめーん!あははー、またハンカチ忘れて、キャンディの耳借りちゃったー!」
あかね「いや、別に待ってへんし」
やよい「ばっちぃよみゆきちゃん」
なお「なんでそうおっちょこちょいなのかな」
れいか「呆れます、心から」
みゆき「え、えへへ。ごめんね、みんな」
173: 2012/10/03(水) 04:23:26.81 ID:b894aZqz0
鬼「良い子はいねーがー!……なーんて元気もないオニ……」
鬼「もう三日も探し回ってるオニ……なんでどこにもないオニ!?俺様の打球大きく大きく跳びすぎオニー……」
鬼「なんだかむしゃくしゃしてきたオニ……こういう時は、悪いことに限るオニ!」
鬼「マジョリーナも、取り分の半分くらいあげればきっと許してくれるオニ!そうと決まれば!」
鬼「世界よ!最悪の結末、バッドエンドに染まるオニ!」
鬼「白紙の未来を、黒く塗りつぶすオニー!!!」
鬼「もう三日も探し回ってるオニ……なんでどこにもないオニ!?俺様の打球大きく大きく跳びすぎオニー……」
鬼「なんだかむしゃくしゃしてきたオニ……こういう時は、悪いことに限るオニ!」
鬼「マジョリーナも、取り分の半分くらいあげればきっと許してくれるオニ!そうと決まれば!」
鬼「世界よ!最悪の結末、バッドエンドに染まるオニ!」
鬼「白紙の未来を、黒く塗りつぶすオニー!!!」
176: 2012/10/03(水) 04:28:07.12 ID:b894aZqz0
キャンディ「クルぅ……みんないい加減にするクrクル!?」
あかね「なんやキャンディ、うちらはずーっとこんな感じやったやん……なっ!?」
みゆき「キャンディ、大丈夫だから……あっ!!」
やよい「これって……バッドエンド空間!?あ!あそこ!」
なお「! アカオーニ!」
れいか「生徒の、みなさんが……!」
「もう十月とかありえない……」「文化祭の準備だるい……」
「青木さん怖い……」
みゆき「みんなを、守らなきゃ!みんな、行く……あ、えっと。あかねちゃん、どうぞ」
やよい「うん、ちゃんと覚えてたねみゆきちゃん。たまには偉いね。隅っこでお願い」
あかね「よっしゃ、行くでぇみんな!!」
プリキュア・スマイルチャージ!
あかね「なんやキャンディ、うちらはずーっとこんな感じやったやん……なっ!?」
みゆき「キャンディ、大丈夫だから……あっ!!」
やよい「これって……バッドエンド空間!?あ!あそこ!」
なお「! アカオーニ!」
れいか「生徒の、みなさんが……!」
「もう十月とかありえない……」「文化祭の準備だるい……」
「青木さん怖い……」
みゆき「みんなを、守らなきゃ!みんな、行く……あ、えっと。あかねちゃん、どうぞ」
やよい「うん、ちゃんと覚えてたねみゆきちゃん。たまには偉いね。隅っこでお願い」
あかね「よっしゃ、行くでぇみんな!!」
プリキュア・スマイルチャージ!
178: 2012/10/03(水) 04:31:08.37 ID:b894aZqz0
サニー「太陽サンサン、熱血パワゥァ!キュアサニェー!」
ピース「ぴかぴかぴかりん☆じゃん、けん、ぽん!キュアピース!」
マーチ「勇気凛々、直球勝負!キュアマーチッッ!」
ビューティ「深々と降り積もる、清き心。キュアビューティ!」
ハッピー「キラキラ輝く、未来の光!キュアハップィー!」
五つの光が導く未来!
輝け!スマイルプリキュア!
ピース「ぴかぴかぴかりん☆じゃん、けん、ぽん!キュアピース!」
マーチ「勇気凛々、直球勝負!キュアマーチッッ!」
ビューティ「深々と降り積もる、清き心。キュアビューティ!」
ハッピー「キラキラ輝く、未来の光!キュアハップィー!」
五つの光が導く未来!
輝け!スマイルプリキュア!
180: 2012/10/03(水) 04:39:46.00 ID:b894aZqz0
鬼「むっ、プリキュアオニ!……れ?なんだか様子が変オニ?」
ビューティ「ハッピー、その位置でそのポーズですと私と手が被ります」
ハッピー「あ、ご、ごめんね!」
ピース「というか、前口上もちょっと私と被ってるよね」
ハッピー「わぷっ!?こ、今度から変えるよピース!」
マーチ「いいから、敵に集中して!」
ハッピー「ご、ごめんねマーチ」
鬼「……ははぁん、なんだかあの球は偶然、連中のところに落ちたらしいオニ?俺様、野球の才能あるオニ」
鬼「この様子なら今日は楽勝オニ!こいつで今日こそプリキュアを……来いっ、ハイパーアカンベェ!」
粘土「」ギュワンッ
ハイパーアカンベェ「アッカンベェ~~~、ベェ~!」バクンッ
サニー「アカオーニを食べよった……また黒っぱなかい!」
ハイパーアカンベェ「ウッホォー!力が溢れるオニーーーー!!!」
ビューティ「ハッピー、その位置でそのポーズですと私と手が被ります」
ハッピー「あ、ご、ごめんね!」
ピース「というか、前口上もちょっと私と被ってるよね」
ハッピー「わぷっ!?こ、今度から変えるよピース!」
マーチ「いいから、敵に集中して!」
ハッピー「ご、ごめんねマーチ」
鬼「……ははぁん、なんだかあの球は偶然、連中のところに落ちたらしいオニ?俺様、野球の才能あるオニ」
鬼「この様子なら今日は楽勝オニ!こいつで今日こそプリキュアを……来いっ、ハイパーアカンベェ!」
粘土「」ギュワンッ
ハイパーアカンベェ「アッカンベェ~~~、ベェ~!」バクンッ
サニー「アカオーニを食べよった……また黒っぱなかい!」
ハイパーアカンベェ「ウッホォー!力が溢れるオニーーーー!!!」
182: 2012/10/03(水) 04:46:11.91 ID:b894aZqz0
ピース「あ、あれ、文化祭の小道具で使う用の粘土!むー、こっそりウィザードリング作ろうと思ってたのに!」
サニー「それこっそり出来てへんやろ!いくで、みんな!」
マーチ「うん!……でも、そうだ!ねぇ、最初からペガサスの力で直球勝負すればいいんじゃないの?」
ハイパーアカンベェ「オニ!?!?」
ビューティ「それもそうね、さすがだわマーチ!」
ピース「お、お約束を破るのはちょっとあれだけど……せっかく作った文化祭の道具とかを壊されたくないもんね!」
サニー「よっしゃ!ハッピー、さっさとやってくれへん。あんたがいつも独占しよったから、勝手がわからへん」
ハッピー「え、あ、うん!えっと……開け!ロイヤルクロック!!」
ロイヤルクロック「」
ハッピー「……あ、あれ?」
サニー「なにしとんねん!」
ハッピー「え、あ、あのね!いつもは、これで……」
キャンディ「……みんなの力の前に、みんなの心が一つになっていないからクルっ!!!」
サニー「それこっそり出来てへんやろ!いくで、みんな!」
マーチ「うん!……でも、そうだ!ねぇ、最初からペガサスの力で直球勝負すればいいんじゃないの?」
ハイパーアカンベェ「オニ!?!?」
ビューティ「それもそうね、さすがだわマーチ!」
ピース「お、お約束を破るのはちょっとあれだけど……せっかく作った文化祭の道具とかを壊されたくないもんね!」
サニー「よっしゃ!ハッピー、さっさとやってくれへん。あんたがいつも独占しよったから、勝手がわからへん」
ハッピー「え、あ、うん!えっと……開け!ロイヤルクロック!!」
ロイヤルクロック「」
ハッピー「……あ、あれ?」
サニー「なにしとんねん!」
ハッピー「え、あ、あのね!いつもは、これで……」
キャンディ「……みんなの力の前に、みんなの心が一つになっていないからクルっ!!!」
184: 2012/10/03(水) 04:58:21.02 ID:b894aZqz0
ピース「こ、心……?」
キャンディ「そうクル!みんな、みゆきに何をしてたか思い出すクル!」
サニー「何を、って……」
ハッピー「きゃ、キャンディ。あの……」
マーチ「それじゃ、ペガサスの力が使えないのは」
ビューティ「……ハッピーのせい、ということなの?キャンディ」
キャンディ「く、クル!?」
サニー「っ、また、あんたのせいかこら!ハッピー!」
ハッピー「えっ、え……?」
ハイパーアカンベェ「仲間割れオニ!?ガーッハッハッハ!とってもとっても悪いことオニー!」
キャンディ「そうクル!みんな、みゆきに何をしてたか思い出すクル!」
サニー「何を、って……」
ハッピー「きゃ、キャンディ。あの……」
マーチ「それじゃ、ペガサスの力が使えないのは」
ビューティ「……ハッピーのせい、ということなの?キャンディ」
キャンディ「く、クル!?」
サニー「っ、また、あんたのせいかこら!ハッピー!」
ハッピー「えっ、え……?」
ハイパーアカンベェ「仲間割れオニ!?ガーッハッハッハ!とってもとっても悪いことオニー!」
186: 2012/10/03(水) 05:05:42.61 ID:b894aZqz0
ハイパーアカンベェ「そうだ。前にジョーカーからもらった資料でいいものがあったオニ」グネグネグネ
ピース「あっ、粘土のアカンベェが形を変えて……あれって、ハッピー?」
サニー「……ピースが転校するって勘違いしよったところ」
マーチ「……飛び出していって、失敗したところ」
ビューティ「……必殺技は聞かないと言っているのに使って、ピンチになったところ。様々な今までの失態の場面が、再現されていきますね」
ハッピー「あ……あ……みんな、ごめん。あの、私……」
サニー「ごめんで、すむかい!どんだけうちらに迷惑かければ気が済むねん、自分!!」
ハイパーアカンベェ「ガーッハッハハハハハ!上手くいった、上手くいったオニ!おぉいお前さんたち、俺様は手出ししないから、もっともっとキュアハッピーを攻めてやるといいオニ!」
ピース「敵さんになんて感謝したくないけど、ここはのっかっておこうね」
マーチ「まったく、もう面倒みきれないよ!ハッピーは!」
ビューティ「プリキュアの和だけはせめて乱さないでください、ハッピー」
ハッピー「……ごめん、ね。えへへ……私……わた、し」
キャンディ「クルぅ、クルゥ!違うクル!みんな、目を覚ますクルぅ!!!」
ピース「あっ、粘土のアカンベェが形を変えて……あれって、ハッピー?」
サニー「……ピースが転校するって勘違いしよったところ」
マーチ「……飛び出していって、失敗したところ」
ビューティ「……必殺技は聞かないと言っているのに使って、ピンチになったところ。様々な今までの失態の場面が、再現されていきますね」
ハッピー「あ……あ……みんな、ごめん。あの、私……」
サニー「ごめんで、すむかい!どんだけうちらに迷惑かければ気が済むねん、自分!!」
ハイパーアカンベェ「ガーッハッハハハハハ!上手くいった、上手くいったオニ!おぉいお前さんたち、俺様は手出ししないから、もっともっとキュアハッピーを攻めてやるといいオニ!」
ピース「敵さんになんて感謝したくないけど、ここはのっかっておこうね」
マーチ「まったく、もう面倒みきれないよ!ハッピーは!」
ビューティ「プリキュアの和だけはせめて乱さないでください、ハッピー」
ハッピー「……ごめん、ね。えへへ……私……わた、し」
キャンディ「クルぅ、クルゥ!違うクル!みんな、目を覚ますクルぅ!!!」
189: 2012/10/03(水) 05:13:58.94 ID:b894aZqz0
サニー「うちらが苦労すんのも、ハッピーのせいや」
ピース「足ひっぱりすぎー」
マーチ「私達の邪魔ばっかりして」
ビューティ「代わりはいないのですから、しっかりしてください」
ハッピー「……ごめん、ごめんね、みんな。ごめん……」
ハイパーアカンベェ「ガーッハハハハハハーッハハハハハハァ!無様オニ、ざまぁみろオニキュアハッピー!」
ハイパーアカンベェ「そうオニ!お前さん、キュア『ハッピー』オニ!?今はどんぞこのどんぞこにハッピーじゃないみたいオニ!」
ハイパーアカンベェ「でも、みろオニ!俺様はとーっても、とってもハッピーオニ!敵のお前さんが打ちのめされて!うなだれるすがたが滑稽でハッピーでしかたないオニー!」
ハイパーアカンベェ「きっと、そいつらもオニ!お前さんがハッピーから遠ざかれば遠ざかるほど!お前さんを嫌うそいつらはハッピーになるオニー!」
ハイパーアカンベェ「ガーッハハハハハ!!ざまぁないオニーーー!!!!!」
ピース「足ひっぱりすぎー」
マーチ「私達の邪魔ばっかりして」
ビューティ「代わりはいないのですから、しっかりしてください」
ハッピー「……ごめん、ごめんね、みんな。ごめん……」
ハイパーアカンベェ「ガーッハハハハハハーッハハハハハハァ!無様オニ、ざまぁみろオニキュアハッピー!」
ハイパーアカンベェ「そうオニ!お前さん、キュア『ハッピー』オニ!?今はどんぞこのどんぞこにハッピーじゃないみたいオニ!」
ハイパーアカンベェ「でも、みろオニ!俺様はとーっても、とってもハッピーオニ!敵のお前さんが打ちのめされて!うなだれるすがたが滑稽でハッピーでしかたないオニー!」
ハイパーアカンベェ「きっと、そいつらもオニ!お前さんがハッピーから遠ざかれば遠ざかるほど!お前さんを嫌うそいつらはハッピーになるオニー!」
ハイパーアカンベェ「ガーッハハハハハ!!ざまぁないオニーーー!!!!!」
191: 2012/10/03(水) 05:20:59.34 ID:b894aZqz0
ハッピー「……そうなのかな」
ハッピー「きっと、そうかもしれない。私、知らなかった」
ハッピー「ううん、知らないフリをしてた。でもずっとずっと、気づいてた」
ハッピー「だから、もう逃げない。逃げちゃいけない、そうだよ。私は、キュア“ハッピー”なんだ!!」
ハッピー「誰かの幸福が、誰かの不幸!!」
ハッピー「誰かの不幸が、誰かの幸福!!!」
ハッピー「そんな文句はもう聞き飽きた!!!!分かってる!!!ハッピーの裏で誰かが悲しんでいることくらい!!!傷ついていることくらい!!!」
ハッピー「私は、そんな“ハッピー”はいらない!!!そんな“ハッピー”なら必要ない!!!!」
ハッピー「きっと、そうかもしれない。私、知らなかった」
ハッピー「ううん、知らないフリをしてた。でもずっとずっと、気づいてた」
ハッピー「だから、もう逃げない。逃げちゃいけない、そうだよ。私は、キュア“ハッピー”なんだ!!」
ハッピー「誰かの幸福が、誰かの不幸!!」
ハッピー「誰かの不幸が、誰かの幸福!!!」
ハッピー「そんな文句はもう聞き飽きた!!!!分かってる!!!ハッピーの裏で誰かが悲しんでいることくらい!!!傷ついていることくらい!!!」
ハッピー「私は、そんな“ハッピー”はいらない!!!そんな“ハッピー”なら必要ない!!!!」
194: 2012/10/03(水) 05:26:33.78 ID:b894aZqz0
ハッピー「私のハッピーのために誰かが不幸になるなんて嫌だ!!」
ハッピー「そんな私はキュア“ハッピー”なんかじゃない!ただの“ラッキー”だよ!!」
ハッピー「私は、キュアハッピーでいたい!キラキラ輝く未来を、みんなのために照らしたい!!」
ハッピー「だから……だから、みんなを信じる!!たとえどんなに傷ついたって……みんなが今、ハッピーなら!!」
サニー「……」
ピース「……」
マーチ「……」
ビューティ「……」
ハッピー「……えへへ。それだけで、私はハッピーでいられる!!みんなのハッピーのためにいられるなら!!」
ハッピー「そんな私はキュア“ハッピー”なんかじゃない!ただの“ラッキー”だよ!!」
ハッピー「私は、キュアハッピーでいたい!キラキラ輝く未来を、みんなのために照らしたい!!」
ハッピー「だから……だから、みんなを信じる!!たとえどんなに傷ついたって……みんなが今、ハッピーなら!!」
サニー「……」
ピース「……」
マーチ「……」
ビューティ「……」
ハッピー「……えへへ。それだけで、私はハッピーでいられる!!みんなのハッピーのためにいられるなら!!」
196: 2012/10/03(水) 05:30:05.99 ID:b894aZqz0
ハッピー「今のたった少しの不幸なんて知らない!みんなのハッピーのためなら頑張れる!」
ハッピー「みんなは元に戻る!!みんなは、私のことを大好きって言ってくれたみんなは、心の底から変わったわけじゃない!」
ハッピー「マザー・テレサが言ってた!大好きの反対は、無視しちゃうことなんだ、って!」
ハッピー「みんなは、私を無視しなかった!たとえ酷いことを言っても、私を蔑ろになんてしなかった!!」
ハッピー「ウルトラハッピーだよ!もっともっとみんなといられる!だいっきらいって、っ、言われても!一緒に、いてくれる!」
ハッピー「だから、アカオーニ!あなたの言うことなんて、少しも堪えないんだから!!」
ハッピー「私はみんなと、っ、誰も傷つかないっ、ウルトラハッピーに、なるんだからぁあああああああ!!」
ハッピー「みんなは元に戻る!!みんなは、私のことを大好きって言ってくれたみんなは、心の底から変わったわけじゃない!」
ハッピー「マザー・テレサが言ってた!大好きの反対は、無視しちゃうことなんだ、って!」
ハッピー「みんなは、私を無視しなかった!たとえ酷いことを言っても、私を蔑ろになんてしなかった!!」
ハッピー「ウルトラハッピーだよ!もっともっとみんなといられる!だいっきらいって、っ、言われても!一緒に、いてくれる!」
ハッピー「だから、アカオーニ!あなたの言うことなんて、少しも堪えないんだから!!」
ハッピー「私はみんなと、っ、誰も傷つかないっ、ウルトラハッピーに、なるんだからぁあああああああ!!」
200: 2012/10/03(水) 05:38:52.29 ID:b894aZqz0
サニー「……そんなもん、知らん」
サァァァァァッ
サニー「あんたがそんな顔で、そんな泣き顔で言うハッピーなんか、知らん。うち、うちは、なにを、何をしとるんや!?ハッピーを……みゆきに、なにを!?」
ピース「ハッピー……ハッピーは……」
サァァァァァァッ
ピース「みゆきちゃんは、私のことを認めてくれて……私、みゆきちゃんに、なんて、こと」
マーチ「ハッピー……失敗が多くて、おっちょこちょいなハッピー」
サァァァァッ
マーチ「みんなを明るく導いてくれる、光みたいな、みゆきちゃん……みゆき、ちゃん!」
ビューティ「疎ましく感じても、突き放せませんでした。ハッピーの心が、私達、に」
サァァァァァァッ
ビューティ「みゆきさん、は……私達のこと。ずっと、ずっと信じて……」
サニー「みゆき!!」ピース「みゆきちゃん!」マーチ「みゆきちゃん!」ビューティ「みゆきさん!」
ハッピー「っ、ふ、ぇ?みん、な……わぷっ!?っちょ、っとま、って!?ぷ、プリキュアの力で抱きしめられるのはさすがにいたいよぉーーー!?!?」
サァァァァァッ
サニー「あんたがそんな顔で、そんな泣き顔で言うハッピーなんか、知らん。うち、うちは、なにを、何をしとるんや!?ハッピーを……みゆきに、なにを!?」
ピース「ハッピー……ハッピーは……」
サァァァァァァッ
ピース「みゆきちゃんは、私のことを認めてくれて……私、みゆきちゃんに、なんて、こと」
マーチ「ハッピー……失敗が多くて、おっちょこちょいなハッピー」
サァァァァッ
マーチ「みんなを明るく導いてくれる、光みたいな、みゆきちゃん……みゆき、ちゃん!」
ビューティ「疎ましく感じても、突き放せませんでした。ハッピーの心が、私達、に」
サァァァァァァッ
ビューティ「みゆきさん、は……私達のこと。ずっと、ずっと信じて……」
サニー「みゆき!!」ピース「みゆきちゃん!」マーチ「みゆきちゃん!」ビューティ「みゆきさん!」
ハッピー「っ、ふ、ぇ?みん、な……わぷっ!?っちょ、っとま、って!?ぷ、プリキュアの力で抱きしめられるのはさすがにいたいよぉーーー!?!?」
204: 2012/10/03(水) 05:45:14.64 ID:b894aZqz0
ハイパーアカンベェ「お、オニー!?なんてこったオニ、連中の、洗脳がぁああ!……あ」
サニー「大好きや、大好きやでみゆき、堪忍、堪忍な……洗脳?」
ピース「ごめんね、みゆきちゃん、ごめんなさい、ごめんなさい……鬼さん?」
マーチ「許してなんて言わない、言えない、けど。あたしを、これからもみゆきちゃんといさせて欲しい……おいそこの赤ら面」
ビューティ「謝罪の言葉が見当たりません。私、青木れいか。今後の生涯全てをもって、みゆきさんに謝罪を……今、なんと?」
ハッピー「え、えへへ。いいよ、私、信じてたもん!……あー、アカオーニのせいだったんだぁ」
ハイパーアカンベェ「オニ!?ち、ちがうオニ!その、洗脳した道具はあの、マジョリーナのぉおおおお!」
ペガサスよ!私達に力を!!!!
サニー「大好きや、大好きやでみゆき、堪忍、堪忍な……洗脳?」
ピース「ごめんね、みゆきちゃん、ごめんなさい、ごめんなさい……鬼さん?」
マーチ「許してなんて言わない、言えない、けど。あたしを、これからもみゆきちゃんといさせて欲しい……おいそこの赤ら面」
ビューティ「謝罪の言葉が見当たりません。私、青木れいか。今後の生涯全てをもって、みゆきさんに謝罪を……今、なんと?」
ハッピー「え、えへへ。いいよ、私、信じてたもん!……あー、アカオーニのせいだったんだぁ」
ハイパーアカンベェ「オニ!?ち、ちがうオニ!その、洗脳した道具はあの、マジョリーナのぉおおおお!」
ペガサスよ!私達に力を!!!!
206: 2012/10/03(水) 05:47:25.91 ID:b894aZqz0
プリンセスハッピー「プリンセスハップィ!」シャキーン
プリンセスサニー「プリンセスサニィー!」バーン
プリンセスピース「プリンセスピース!」キリッ
プリンセスマーチ「プリンセス」ヒュルヒュルジャキッ「マーチッッ!」
プリンセスビューティ「プリンセスビューティ!」バシィーン
プリキュア!プリンセスフォーム!!
プリンセスハッピー「開け、ロイヤルクロック!」
キャンディ「ふぁあ!みんなの力をひとつにするクルぅ!ティン!」
プリンセスハッピー「とどけ!希望の光!」
はばたけ!光り輝く未来へ!!
プリキュア!ロイヤルレインボーバーストォオオオオオオオオ!!!
ハイパーアカンベェ「俺様は悪くないオニぃぃぃぃぃいいいいい………」
プリンセスハッピー「フッ……輝け!」
ハッピースマイル!!!
プリンセスサニー「プリンセスサニィー!」バーン
プリンセスピース「プリンセスピース!」キリッ
プリンセスマーチ「プリンセス」ヒュルヒュルジャキッ「マーチッッ!」
プリンセスビューティ「プリンセスビューティ!」バシィーン
プリキュア!プリンセスフォーム!!
プリンセスハッピー「開け、ロイヤルクロック!」
キャンディ「ふぁあ!みんなの力をひとつにするクルぅ!ティン!」
プリンセスハッピー「とどけ!希望の光!」
はばたけ!光り輝く未来へ!!
プリキュア!ロイヤルレインボーバーストォオオオオオオオオ!!!
ハイパーアカンベェ「俺様は悪くないオニぃぃぃぃぃいいいいい………」
プリンセスハッピー「フッ……輝け!」
ハッピースマイル!!!
207: 2012/10/03(水) 05:52:51.02 ID:b894aZqz0
みゆき「あ、あのぉ……」
あかね「すまんかった、ほんまに」
やよい「ごめんなざい、ごべんなさい」
なお「……ごめん、ごめん」
れいか「……申し訳ありません」
みゆき「あ、頭上げてよぉ!私気にしてないってば!髪もその、ポップがすぐに元に戻る薬を送ってくれるって言ってたし」
あかね「ごっつ似合ってる!」
やよい「惚れ直しちゃう!!」
なお「抱いて!」
れいか「むしろ抱けます!」
みゆき「後半二人落ち着いて!?嬉しいけどね!?嬉しいけどそういうことじゃないんだってばー!」
あかね「すまんかった、ほんまに」
やよい「ごめんなざい、ごべんなさい」
なお「……ごめん、ごめん」
れいか「……申し訳ありません」
みゆき「あ、頭上げてよぉ!私気にしてないってば!髪もその、ポップがすぐに元に戻る薬を送ってくれるって言ってたし」
あかね「ごっつ似合ってる!」
やよい「惚れ直しちゃう!!」
なお「抱いて!」
れいか「むしろ抱けます!」
みゆき「後半二人落ち着いて!?嬉しいけどね!?嬉しいけどそういうことじゃないんだってばー!」
211: 2012/10/03(水) 05:59:27.76 ID:b894aZqz0
あかね「どうしたら許してくれよる!?うちらのしたこと……ほんま、取り返しのつかないことしてもーた」
やよい「あのね、あの。私達が嫌いっていったところ、全部みゆきちゃんの大好きで大好きでたまらないところなの!ほ、ほんとなのぉ」
なお「そうなんだ!みゆきちゃんのことが、一番大事だからきっとあんなことに……あっ、い、言い訳に聞こえたらごめん!ごめんなさい!」
れいか「みゆきさん、何なりと申し付けてください。私達は、それだけのことをしてしまったんです……」
みゆき「えぇ……えっと、じゃぁ。お願い、きいてもらおっかな……とっても大変だよ?できる?」
あかね「なんでも!みゆきのためなら火の中でも」
やよい「雷の中でも!」
なお「草の中だって!あ、む、虫がいそうだけど、が、がんばる!!」
れいか「水の中でだってどこだって行きます」
みゆき「えーっと、ね……まずは、私にいつも通りにしてください。それ、と」
みゆき「みんな、ずーっと。ずっと、一緒ね?えへへ」
やよい「あのね、あの。私達が嫌いっていったところ、全部みゆきちゃんの大好きで大好きでたまらないところなの!ほ、ほんとなのぉ」
なお「そうなんだ!みゆきちゃんのことが、一番大事だからきっとあんなことに……あっ、い、言い訳に聞こえたらごめん!ごめんなさい!」
れいか「みゆきさん、何なりと申し付けてください。私達は、それだけのことをしてしまったんです……」
みゆき「えぇ……えっと、じゃぁ。お願い、きいてもらおっかな……とっても大変だよ?できる?」
あかね「なんでも!みゆきのためなら火の中でも」
やよい「雷の中でも!」
なお「草の中だって!あ、む、虫がいそうだけど、が、がんばる!!」
れいか「水の中でだってどこだって行きます」
みゆき「えーっと、ね……まずは、私にいつも通りにしてください。それ、と」
みゆき「みんな、ずーっと。ずっと、一緒ね?えへへ」
212: 2012/10/03(水) 06:05:20.03 ID:b894aZqz0
キーン、コーン、カーン、コーン
藤川「……」
みゆき「ふーじかーわさん!一緒に食べよー!」
藤川「えっ、あっ……星空さん」
あかね「一緒してえぇ?なんや、みゆきがあんたとどーしても、ってな」
藤川「……あなたたち、それじゃ。仲直りできたんだ」
やよい「うんっ♪前以上に仲良しだよ!」
なお「なんだか手伝ってくれたんだってね。ありがとう」
れいか「藤川さんは、文化祭の準備も真面目にしてくださる優しい方ですから。いつも助かっています」
藤川「あ……ううん。私こそ、緑川さんと青木さんに、いつも庇ってもらってた、から」
みゆき「ねぇ、難しいお話はやめにしよーよー、はっぷっぷー!」
藤川「……」
みゆき「ふーじかーわさん!一緒に食べよー!」
藤川「えっ、あっ……星空さん」
あかね「一緒してえぇ?なんや、みゆきがあんたとどーしても、ってな」
藤川「……あなたたち、それじゃ。仲直りできたんだ」
やよい「うんっ♪前以上に仲良しだよ!」
なお「なんだか手伝ってくれたんだってね。ありがとう」
れいか「藤川さんは、文化祭の準備も真面目にしてくださる優しい方ですから。いつも助かっています」
藤川「あ……ううん。私こそ、緑川さんと青木さんに、いつも庇ってもらってた、から」
みゆき「ねぇ、難しいお話はやめにしよーよー、はっぷっぷー!」
215: 2012/10/03(水) 06:11:27.18 ID:b894aZqz0
藤川「……ふふっ、なにそれ」
あかね「みゆきの変顔、その1やー。なんや、ひゃくやっつあるらしいで?ほらみゆきー、次やってやー次ー」
みゆき「え、えぇ!?無茶振りやめてよーあかねちゃーん!えへへ、あのねー藤川さん」
あみ「あ……あみ、で。いいよ。みゆ、みゆき、ちゃん」
みゆき「……うん!あみちゃん!あのね!」
みゆき「いじめられても、ウルトラハッピー!」
完
岡田「なによ、星空さんたち元通りだし……やってられないわ」
木角「ほんとよね……悪態もつきたくなるわ。でも、なんだっけ?星空さん曰く、怖い鬼が罰をしにくる?」
岡田「頭のなかメルヘンなのよ、あの子。何が鬼よ、そんなもの……」
鬼「うー、パンツが飛ばされたせいで力がでなくて、瞬間移動で帰れないオニ……ジョーカーが助けてくれるまで、この建物の裏で隠れて……」
岡田・木角「「」」
鬼「……あ」
キャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
今度こそ、完
あかね「みゆきの変顔、その1やー。なんや、ひゃくやっつあるらしいで?ほらみゆきー、次やってやー次ー」
みゆき「え、えぇ!?無茶振りやめてよーあかねちゃーん!えへへ、あのねー藤川さん」
あみ「あ……あみ、で。いいよ。みゆ、みゆき、ちゃん」
みゆき「……うん!あみちゃん!あのね!」
みゆき「いじめられても、ウルトラハッピー!」
完
岡田「なによ、星空さんたち元通りだし……やってられないわ」
木角「ほんとよね……悪態もつきたくなるわ。でも、なんだっけ?星空さん曰く、怖い鬼が罰をしにくる?」
岡田「頭のなかメルヘンなのよ、あの子。何が鬼よ、そんなもの……」
鬼「うー、パンツが飛ばされたせいで力がでなくて、瞬間移動で帰れないオニ……ジョーカーが助けてくれるまで、この建物の裏で隠れて……」
岡田・木角「「」」
鬼「……あ」
キャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
今度こそ、完
216: 2012/10/03(水) 06:15:16.27 ID:b894aZqz0
今度の日曜はクラスメイト回やけ、ここまで酷い子らやないって分かる思うで!
岡田ちゃんはリレー回のことがあったからこんな役回りやったけどな!堪忍な!
じゃあの!
ABC朝日放送 日曜朝八時半
スマイルプリキュア!
大好評放送中!
関連グッズも続々発売中!!
岡田ちゃんはリレー回のことがあったからこんな役回りやったけどな!堪忍な!
じゃあの!
ABC朝日放送 日曜朝八時半
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218: 2012/10/03(水) 06:19:43.72 ID:+KzEW6UH0
乙
やっぱモブはいいのう
スト子がまともなの初めて見た
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スト子がまともなの初めて見た
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