1: 2008/10/08(水) 11:47:55.47 ID:/NDOCPRf0
蒼星石「翠星石、僕なんだか吸いたくなってきちゃった」

翠星石「ま、またですか?あんまりやるとあの人間氏んじゃうですよ?」

蒼星石「マスター、血を吸わせてください」

俺「ああ、わかった」

蒼星石「では、いただきます」

ぺろぺろ
俺「ひゃ」

カプ
俺「ぉおうっ」

ぐっ
俺「あっ」

ちゅー
俺「あっあっあっあっあっおっあっ」

ぺろぺろ
蒼星石「ごちそうさまでした」

俺「ああ・・。ふぅ・・・おっと立ち眩み」

翠星石(このままではほんとに氏んじゃうですぅ・・。ここは翠星石が体を張って・・)

5: 2008/10/08(水) 11:57:26.92 ID:/NDOCPRf0
蒼星石「あぁ~、また吸いたくなってきちゃったなぁ」

翠星石「だ、だめですぅ!しばらく休ませてやらないと!」

蒼星石「でも・・体が・・血を求めてるんだ。止められないんだ」

翠星石「だったら翠星石の血を吸うですぅ!」

蒼星石「え?だって君には血なんて流れて・・」

翠星石「いいからさっさとやるですぅ!さぁ首筋にカプリときやがれですぅ!」

8: 2008/10/08(水) 12:06:42.36 ID:/NDOCPRf0
蒼星石「うぅーん、わかったよ。もう禁断症状がでかけてるから何か噛んで落ち着かないと」

翠星石(ドキドキ)

ぺろぺろ
翠星石「ひゃあぁんっ!」

蒼星石(あれ?なんか翠星石の首筋・・白くて・・柔らかくて・・)

カプ
翠星石「ふぇっ」

ぐっ
翠星石「いっ!」

蒼星石(あぁ・・綺麗な体に傷付けちゃった・・・なんか興奮してきた)

ちゅー
翠星石「ぎゅぁあああああああああああああああああ」

9: 2008/10/08(水) 12:15:28.78 ID:/NDOCPRf0
蒼星石「どうしたの?大丈夫?」

翠星石「いぇ、その、新感覚にビックリしただけです!つ、続けるですっ」

蒼星石「うん」

ちゅー

翠星石「あぁんっ」

翠星石(なんだか吸われるって・・最高・・ですぅ)

10: 2008/10/08(水) 12:19:31.51 ID:/NDOCPRf0
俺「ところで蒼星石、精0って血液からできてるんだぜ、知ってた?」

蒼星石「へぇ、知りませんでした」

俺「お前の好きな血だ。こっちもたまには吸ってくれないかな」

蒼星石「おk」

ぺろぺろ
俺「ぉぉぉおぅ」

カプ
俺「おっ?」










12: 2008/10/08(水) 13:45:34.14 ID:J6imYLi3O
保守

13: 2008/10/08(水) 13:58:36.40 ID:J6imYLi3O
蒼「ジュン君、ちょっと話があるんだ」

ジュン「何?」

蒼「僕は、マスターから多く力をもらうことができない」

ジュン「爺さんだもんな」

蒼「水銀燈が襲ってきたら、僕は力を出して戦えない」

ジュン「頑張った分だけ爺さんも川渡っちゃうからな」

蒼「そこで、ジュン君にお願いがあるんだ」

ジュン「……まさか」



蒼「ジュン君、君の血を、分けてくれないかな」

14: 2008/10/08(水) 14:00:09.43 ID:J6imYLi3O
ジュン「血を?」

蒼「そう」

ジュン「お前等、吸血人形なのか?」

蒼「いや、こんな試みは初めてだよ」

ジュン「なんで、血なんか……」
蒼「うん、まずはその話をした方が良いね」

15: 2008/10/08(水) 14:05:36.25 ID:J6imYLi3O
蒼「昨日、みんなで心霊特集のテレビ番組を見たんだ」

ジュン「真紅と翠星石がやたら震えてくっついてくると思ったら、そういう事か」

蒼「せの番組には、こんな話があってね……」

ジュン「まさか」

蒼「そう」



蒼「呪いの吸血人形さ」

16: 2008/10/08(水) 14:16:08.89 ID:J6imYLi3O
蒼「持ち主の悲惨な氏。氏体の血を啜る人形」

蒼「血を啜ることで、自らの呪いの力を強くする」

蒼「これだ!!」

蒼「僕は思ったよ。これこそが、新しい力を得るための方法」

蒼「そんなわけで、ジュン君、君の血を僕にくれないかい!!??」

ジュン「ははは、断る」

蒼「えー……」

17: 2008/10/08(水) 14:22:49.95 ID:J6imYLi3O
蒼「ちょっと、最初だからちょっとだけで良いんだ!!」

ジュン「お前、その内頻繁に吸うようになるだろ」

蒼「こんなこと、ジュン君にしか頼めないんだ」

ジュン「大体、血を吸って力なんて本当に得られるのか?」

星「僕はローゼンメイデンだよ!?呪い人形にできるなら、僕にだって!!」

ジュン「その根拠のない自信はどこから……」

18: 2008/10/08(水) 14:30:03.29 ID:J6imYLi3O
ジュン「そもそも、お前等は人間を傷つけるなって、お父様からいわれてるんだろ?」

蒼「大丈夫、僕は傷つけないよ」

ジュン「じゃあ、どうやって血を……」

蒼「あ、ジュン君、そこに画鋲落ちてるよ」

ジュン「本当だ」

蒼「危ないからね!!気を付けてね!!踏まないで、絶対踏まないで!!」

ジュン「………………」

21: 2008/10/08(水) 14:37:56.32 ID:J6imYLi3O
蒼「すみませんでした」

ジュン「もうおとなしくしてろよ」

蒼「でも、指とか怪我したときには、真っ先に僕に……」

ジュン「はいはい。さ、裁縫の続きだ……」


ちく ちく ちく ちく ぷちっ

ジュン「いたっ!!…………ったく……こんな凡ミス……ぶつぶつ」

ジュン「…………っは!!」

蒼「…………えへへ」ニコニコ

ジュン「うっ…………」

蒼「……刺したよね、指」

22: 2008/10/08(水) 14:44:58.57 ID:J6imYLi3O
蒼「ほら、つば付ければ治るっていうじゃない」

ジュン「…………」

蒼「…………だめ、なのかな?」

ジュン「……あぁあもう!!…………ほら」

蒼「…………良いの?」

ジュン「噛み付いたりすんなよ」

蒼「わぁい!!」

蒼「じゃぁ、えっと、舐めるね」


ちゅっ


ジュン「………………」

26: 2008/10/08(水) 14:52:53.88 ID:J6imYLi3O
蒼「はむっ……ちゅっ、ちゅっ……れろ……んっ」

ジュン(口、小さいな。当たり前か、人形なんだし)

蒼「ちゅぅ……ちゅっ」

ジュン(…………)

ジュン(…………なんか、ムズ痒くなってきた)

ジュン「もう良いだろ、蒼星……」

蒼「がじがじ……」

ジュン「いっでぇぇぇええ!!!!」

29: 2008/10/08(水) 15:13:45.64 ID:J6imYLi3O
蒼「すみませんでした」

ジュン「ったく。もう満足か?」

蒼「そうだね!!胸の奥から熱いものが込み上げてくるよ!!」

ジュン「気がするだけだろ」

蒼「いいや、今なら水銀燈も楽勝さ!!…………そんな気がする」

ジュン「おい」

蒼「よし、今から水銀燈のトコに行ってくるよ!!」ダッ 

ジュン「お、おい!?」

31: 2008/10/08(水) 15:29:22.02 ID:J6imYLi3O
教会

銀「………………」ぼ~

銀「……昨日したかしら?」←独り言

銀「………………」ぼ~

銀「……してないわね」←独り言


蒼「nのフィールドから、蒼星石、見参!!」

蒼「さぁ、水銀燈はどこかな?」

33: 2008/10/08(水) 15:43:05.01 ID:J6imYLi3O
蒼「…………いた」

銀「…………」

蒼「今だ!!背後から不意打ち!!うりゃぁぁぁぁああああああああ!!!!!!」










蒼「ぶびばべん……でじだ……」ボロッ

銀「暇つぶしにもならないわね……」

35: 2008/10/08(水) 15:58:12.45 ID:J6imYLi3O
銀「で、何か策があって私に仕掛けてきたんでしょ?」

蒼「く……くっそぉ……ぅぐっ!!」

銀「言ってみなさい、笑ってあげるから。うふふっ……」

蒼「力を、僕はミーディアムを媒介にしなくても力を手に入れることができたんだ……!!」

銀「なんですって?」

蒼「ふふふ、今回は失敗したようだけどね……」

銀「どうやって、ミーディアムを介さずに力を……?」

蒼「それは……」


かくかく しかじか


銀「………………」

銀(この子、アホの子なのね)ホロリ

36: 2008/10/08(水) 16:01:09.29 ID:J6imYLi3O
蒼「いまに見ていなよ水銀燈、君を追い越してみせる!!」

銀「そうね、頑張ればできるわよ。頑張ってね、アホい子」

蒼「僕を蒼い子って呼ぶな!!」

銀「呼んでないわぁ、アホい子」

蒼「バカにするな!!」

銀「してないわ、アホい子」

蒼「くっそぉぉぉおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!!!」

37: 2008/10/08(水) 16:02:58.83 ID:J6imYLi3O
結局ボコられました

蒼「………………」ボロッ

ジュン「………………」

蒼「………………」

ジュン「………………」

ジュン「飯できてるって」

蒼「いただきます」

41: 2008/10/08(水) 16:25:03.44 ID:J6imYLi3O
夜中


蒼「nのフィールドから蒼星石、侵入!!」

蒼「やることはただ一つ!!」

蒼「ジュン君の血を、いただくこと!!」

蒼「まっててね、ジュン君……君の首筋に噛み付いて、新鮮な血液を啜らせてもらうよ……」

45: 2008/10/08(水) 16:42:29.79 ID:J6imYLi3O
ジュン「すやすや…………」

蒼「ジュン君」

ジュン「むにゃ…………」

蒼「ごめんね」

蒼「レンピカ」

ちゃきっ

蒼「首筋に、切り傷を……」

すっ

蒼「あとは、血を…………」

蒼「…………はむっ」

47: 2008/10/08(水) 17:11:18.67 ID:J6imYLi3O
蒼「はむっ……ちゅっ……ちゅぅ、ちゅっ」

ジュン「んっ…………」

蒼「こくっ……ちゅっ、ちゅる」
ジュン「ぅぅ……」

蒼「こくっ……こくっ……」


翠「あああああぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!!!!!!!」

52: 2008/10/08(水) 17:40:51.68 ID:J6imYLi3O
蒼「す、翠星石!!」

翠「そ、そう、蒼星石が」

ガパッ ガパッ

紅「騒々しいわね」

雛「うゅ……うるさいの……」

翠「蒼星石が……蒼星石が……」

翠「ジュンにキスしてたですーー!!!!!!!!!!」

53: 2008/10/08(水) 17:52:21.67 ID:J6imYLi3O
蒼「なん……だと……?」

紅「なんですって!?」

雛「ちゅー?」

蒼「してないよ。全然してないよ」

翠「うぅぅ、うぇぇぇええええん…………!!」

紅「こんな……こんなことって……」

蒼「してないよ!!してないって!!」

雛「レモン味?」

蒼「血の味だよ!!」

紅「ジュンは確か、口内炎が痛いって……」

翠「うわああああぁぁぁぁぁんん!!!!」

蒼「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

54: 2008/10/08(水) 18:08:01.92 ID:J6imYLi3O
ジュン「なんだよ……うるさいな……」

蒼「寝てて!!」

ガンッ!! どさっ!!

ジュン「      」ピクッ ピクッ

蒼「…………あ」

紅「………………」

翠「………………」

雛「………………ぅゅ」

ジュン「      」ピクッ ピクッ

蒼「………………えへっ」

57: 2008/10/08(水) 18:35:40.37 ID:J6imYLi3O
蒼「すみませんでした」

ジュン「いって!!しみる!!」

翠「男なら我慢するですよ!!ほら、消毒できないから動くなです!!」

紅「雛苺、蒼星石の足に重しを追加して」

雛「了解!!」

ズシッ

蒼「うぐぅっ!!いつの時代の拷問を……」

ズシッ

蒼「いぎぃっ!!……っぁ!!」

ズシッ

蒼「あああああぁぁぁぁぁぁ!!」

翠「なんで喜ぶですか……」

59: 2008/10/08(水) 18:40:00.88 ID:J6imYLi3O
ジュン「まったく。いいか、血なんて飲んでも何もかわらないんだぞ」

蒼「はい。そのようで……」

ズシッ

蒼「すぅぅぅぅうううう!!!!」

ジュン「真紅、もうやめろ。いいか、蒼星石、お前には仲間がいるんだ」

ジュン「独りで戦おうとするな。真紅も翠星石も、雛苺だっているだろ」

ジュン「相談しろよ」

蒼「ジュンく……」

ズシッ

蒼「ひぎぃぃぃぃっ!!はあああああぁぁぁぁぁぁあああん!!!!」

ジュン「真紅やめれ」

紅「はっ!!私は何を!?」

61: 2008/10/08(水) 18:42:14.48 ID:J6imYLi3O
次の日

蒼「こんにちはー」

のり「あらいらっし……」

翠「そーせー………せー……」

蒼「どうかしました?」

のり「蒼星石ちゃん……」



のり「髪、すっごく伸びたわねぇ」

62: 2008/10/08(水) 18:46:09.58 ID:J6imYLi3O
雛「だーるまーさーんがー……」
蒼「…………」にじり にじり

雛「ころんだ!!」

蒼「!!」ぴたっ!!

雛「うゅ……」

雛「だるまさんがー……」

蒼「…………」にじり にじり

雛「ころんだ!!」

蒼「!!」ぴたっ!!

雛「にゅ……」

雛「だるまさんがころんだ!!」

蒼「!!!!」ぴたあぁぁぁ!!!!

雛「ふ、振り向く度に髪が伸びてるのー!!!!」

64: 2008/10/08(水) 18:49:55.89 ID:J6imYLi3O
紅「蒼星石……あなた、ちゃんと髪を切りなさい」

蒼「え?」

紅「みってもないわよ。乙女なら、髪の手入れくらい……」

蒼「おかしいなぁ、さっき雛苺と遊んだあとに切ったのに」

紅「……え?」

蒼「成長期なのかな?あはは。……こっち、おっきくならないかなぁ……?」ペタペタ

紅「………………」

65: 2008/10/08(水) 18:55:21.16 ID:J6imYLi3O
蒼「………………っ!!」ガクガクブルブル

ジュン「さっきの話……本当か?」

紅「そうとしか考えられないわ」

蒼「……ジュン……くん……?」キリキリ

ジュン「あーあ、口の端から血垂らして……」

ジュン「…………まさか血飲んで本当に呪い人形になるなんてな」

蒼「ひぃっ!!」バサバサ

翠「髪がまたのびたです……」

68: 2008/10/08(水) 19:08:57.78 ID:J6imYLi3O
ジュン「正真正銘の呪い人形」

翠「髪が伸びる呪い人形」

雛「口から血を流す呪い人形」

真紅「毎晩血に濡れたはさみで、誰かを…………」

蒼「うわぁぁぁぁぁああ!!!!」

翠「ひぃっ!!目を見開いて叫ぶなです!!」

紅「       」←失神

雛「こわいの……」

ジュン「呪い……かぁ……」

69: 2008/10/08(水) 19:20:59.00 ID:J6imYLi3O
ジュン「呪いとか、使えるんじゃないか?」

蒼「の……ろ……い?」

ジュン「そうそう。痛め付けたい奴を、呪いの力で……」

ジュン「ほら、新しい力欲しがっていたじゃないか」

蒼「のろい……痛め付けたい……奴……」

蒼「う……うぅ……う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!!!!」

ジュン「怖…………」

70: 2008/10/08(水) 19:27:47.93 ID:J6imYLi3O
蒼「すい……ギんどヴ……」

ジュン「雛苺、水銀燈の様子を見てきてくれ」

雛「はいなの!!」

蒼「ズイギんどう!!すいぎぎぎぎぎぎぎがががががが!!!!!!!!」カタカタカタカタカタカタ

翠「蒼星石じゃない蒼星石じゃない蒼星石じゃない蒼星石じゃない蒼星石じゃない蒼星石じゃないあれはちがうですちがうです……」

71: 2008/10/08(水) 19:33:30.60 ID:J6imYLi3O
雛「nのフィールドから雛苺、登場なの!!」 

雛「水銀燈……水銀燈……いた♪」

銀「………………」ぼ~

銀「…………空が青いわね」←独り言

銀「…………私、どこまで飛べるかしら……」

雛「…………さみしいの……」

73: 2008/10/08(水) 19:42:06.75 ID:J6imYLi3O
銀「………………」

銀「………………っ!!」ピクッ

雛「っ!!」

銀「………………いったぁ……」

雛「っ!!!!!!??????」

雛(痛い……呪いは成功なの!!さっそく報告なの!!)

たっ たっ たっ たっ

銀「なに?」

猫「にゃん……」

銀「あなた、私に爪たてたの?」

猫「にゃぁ……」

銀「…………いけない子ね」ぎゅっ

猫「ふにゃぁん…………」スリスリ

74: 2008/10/08(水) 19:45:17.37 ID:J6imYLi3O
蒼「ふふ、あははははは!!」

ジュン「なんてことだ……」

翠「蒼星石……」

紅「      」←失神

雛「すごいの!!すごいの!!」

蒼「僕は、幸運だ、こんな力が手に入るのだから」

ジュン「蒼星石……」

蒼「さあ、ジュン君。君の血を、すこしいただけないかな?」

75: 2008/10/08(水) 19:47:41.14 ID:J6imYLi3O
蒼「僕は呪われた人形……血を吸えば吸うほど力は増す……はず」

ジュン「や、やめろよ蒼星石」

蒼「少しで良いんだ……ジュン君……首筋を……」

ジュン「………………」ガクガクブルブル

蒼「……いただきます」

はむっ

蒼「ちゅっ……はむっ、んっ……ちゅぅっ、ちゅ、ん、ん……」


76: 2008/10/08(水) 19:50:03.52 ID:J6imYLi3O
ジュン(な、……なんだこれ……?)

蒼「んむっ、ん、ちゅぱっ、ちゅる……ちゅぅ……」

翠「ああ……ジュンが……」

雛「すごく気持ちよさそうなの……」

ジュン「あぁ……ん、……はぁぁ……」

蒼「んっ……こくっ、こくっ、……ちゅるる……」

77: 2008/10/08(水) 19:53:09.91 ID:J6imYLi3O
ジュン「はぁ……、はぁ……」クタァ

蒼「ごちそうさま、ジュン君」

翠「ジュン!!大丈夫ですか!?」

ジュン「下着……下着を……かえさせてくれ」

翠「意味がわからんです」

蒼「さぁ、僕は行くよ!!」

雛「どこに?」

蒼「水銀燈のところに!!」







真紅「      」←失神

86: 2008/10/08(水) 21:29:14.39 ID:J6imYLi3O
蒼「nのフィールドから蒼星石、君臨……」

蒼「水銀燈……どこに……」



猫「ごろごろ…………」

銀「………………」←喉撫でてる

猫「ふみゃぁ…………」

銀「………………」ぼー

蒼「もらったぞ!!水銀燈!!」







蒼「ずびばぜんでじだ……」

銀「………………」

87: 2008/10/08(水) 21:31:52.58 ID:J6imYLi3O
蒼「くそっ……なら、これでもくらえ!!」

銀「…………?」

蒼「………………ぶつぶつぶつぶつ」

銀「……何よぉ?」

蒼「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ…………」

銀「きもちわるぅい……」

猫「にゃぁぁあ!!」バリバリッ

蒼「ああっ!!もっと!!!!」

91: 2008/10/08(水) 21:59:38.88 ID:J6imYLi3O
蒼「うぐっ……げほっげほっ!!」ビチャビチャ

銀「く、口から血が……!!」

蒼「あばぅぁあ……」カタン

銀「白目!!」

蒼「おおおおおぉぉぉぉぉぉ……」カタカタカタカタカタカタ

銀「いやぁぁぁぁあああああ!!」

猫「にゃっ!!」バリバリ

蒼「はぁん!!」

92: 2008/10/08(水) 22:06:30.62 ID:J6imYLi3O
蒼「というわけで、負けたよ」

翠「なんでうれしそうですか……」

雛「猫さん猫さん!!」

紅「いやっ!!猫!!」

銀「ほらマリア、真紅に食い付くのよ!!」

猫「にゃ♪」

紅「      」←失神

ジュン「なぜ増えた……」

94: 2008/10/08(水) 22:20:41.47 ID:J6imYLi3O
翠「戻すです!!」

ジュン「何を?」

銀「どう考えても、蒼星石じゃない……」

翠「蒼星石を、元の可愛い蒼星石に戻すです!!」

蒼「髪の長さを自由に調節できるようになったよ!!」シュルシュル

ジュン「よく見ると、髪長い蒼星石、かわいいな……」

蒼「や、やだな……ジュン君冗談言わないで……」

ジュン「かわいいよ、蒼星石……」

蒼「ジュン君」ギョロン←白目

雛「蒼星石、お顔まっか!!」

翠「もどすですぅぅう!!!!!!」

101: 2008/10/08(水) 23:07:15.36 ID:J6imYLi3O
銀「血を吸って呪われたなら、血を出せば良いんじゃない?」

蒼「えいっ!!」ボタタタタッ

翠「ひっ!!血の涙です!?」

銀「もっとよ。そうね、みんなで蒼星石を吸っちゃいなさい」

雛「うゅ?」

翠「蒼星……石を……」カアァァ

ジュン(……こいつ)

銀「~~♪」

ジュン(楽しんでやがる)

103: 2008/10/08(水) 23:16:43.16 ID:J6imYLi3O
雛「蒼星石のほっぺにちゅー!!」ちゅっ

蒼「あはは、くすぐったいよ、雛苺」

翠「う~……しかた無いですね……」ちゅっ

蒼「あはははっ!!」

ジュン「微笑ましい光景なのに……」

銀「口付けた場所から血がしたたるのは問題ね……」

ジュン「血の涙もだしてるしな。白目で」





猫「にゃあ……」ペロペロ

真紅「      」ビクッ ビクッ

117: 2008/10/09(木) 00:04:51.51 ID:tOhK+fshO
銀「ほぉら、ここからは女の子の時間よぉ」

ジュン「いやいや、僕女の子になるよ」

銀「本当に女の子にするわよ」

ジュン「すみませんでした」


バタン

蒼「ふぁっ!!、あはは、くすぐったい!!」ダクダク

雛「ちゅー♪」ちゅぅちゅぅ

翠「ほら言うですよ蒼星石!!ここですか?ここがいいですか!?おほほほほ!!」

猫「にゃにゃ!!」ペロペロ

真紅「      」ピクピク…

119: 2008/10/09(木) 00:29:13.22 ID:tOhK+fshO
ジュン「………………」

銀「ドアに耳あてるのやめなさいよ……」



おらおらここがいいですか!?

ふぁぁ!!ちょっと、そこはだめだよ!!

翠星石やりすぎなの……

言うですよ!!どこが良いか言いやがれです!!

や、やめっ!!あぁ!!

正直引くの……


銀「………………」

ジュン「壁に耳当てるなよ」

121: 2008/10/09(木) 00:37:32.42 ID:tOhK+fshO
蒼「はぁっ……はぁっ……んっく……んぁ……」

ジュン「こんなに色っぽい蒼星石だけど、血溜りのなかにいます」
銀「服もはだけて、よだれまで流していても、血塗れ白目」

翠「す、翠星石は何を……」

雛「ちゅー楽しかったの♪」

ジュン「コイツ等も血塗れで……」

猫「ふにゃん」ペロペロ

真紅「      」

銀「しぃんくはよだれ塗れ。くすっ♪」

123: 2008/10/09(木) 01:06:48.47 ID:tOhK+fshO
蒼「……あれ?」

ジュン「どうした?」

蒼「髪の毛が伸びない!!目から血も流れない!!」

翠「ということは……」

銀「解呪!!」

雛「おめでとー!!」

蒼「やった!!やったよー!!」


あははは うふふふ えへへ





真紅「     」

125: 2008/10/09(木) 01:19:44.57 ID:tOhK+fshO
紅「……………………」ガクガクブルブル

ジュン「……し、しんく」

紅「ひっ!!!!」ビクッ!!

ジュン「ほ、ほったらかしにして、わるかったよ……」

紅「うぁぅ!!うぁぁぁ!!いゃぁぁぁ!!」

ジュン「真紅……」

紅「ぅぃあ!!いあぁぁあ!!」



銀「あっはははははは!!おもしろぉい!!」

128: 2008/10/09(木) 01:35:12.51 ID:tOhK+fshO
ごはん

雛「はい、あーん」

紅「あぁ……ん……んー♪」

翠「おぉ、かわいいですね」

銀「あっははははは!!おっかしぃ!!」

ジュン「お前まだいるのかよ」

蒼「なんだか……水分とっても喉が渇く……」

ジュン「ダメだ、ダメだぞ!!」

130: 2008/10/09(木) 01:44:01.16 ID:tOhK+fshO
食後

翠「ほら、アレがお姉ちゃんですよー」

銀「アレなんて言わないでほしいわね」

紅「おぇぃ……ちゃん?」

銀「~~~~っっ!!!!!!」ドキーーン!!!!

紅「おね……おね……」ヨタ…ヨタ…

銀「あぁ…………あぁぁぁ……!!!!」

ぽふっ

紅「おねぇ……ちゃん♪」

銀「あぁぁぁあああああぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」

銀「うちに来なさい!!うちの子になるのよ!!」

紅「あぅあ♪」

翠「うわぁ……」

131: 2008/10/09(木) 01:55:23.08 ID:tOhK+fshO
蒼「欲しい……喉が渇いた……血が……血がぁぁぁあああ!!」

のり「いったぁい……指怪我しちゃった……」

蒼「血ぃぃぃぃぃ!!」

ジュン「だめだって」ガシッ

蒼「離してジュン君!!血が飲みたい!!動脈から弾けるびゅくびゅく鮮血のみたいぃぃぃい!!!!」

ジュン「うわ、きたな変態」

蒼「血をよこせぇぇ!!」


翠「はーい、アレもお姉ちゃんですよー」

紅「ふぇ……うぇぇぇえん!!」

銀「ちょっと泣かさないでよ!!よしよし、怖かったわねー」

133: 2008/10/09(木) 02:12:08.75 ID:tOhK+fshO
ジュン「突然ですが御覧のとおり、蒼星石がこわれてます」

蒼「血……ひくっ……かふっ……ぅぅぅぅうううああああああ!!!!」

翠「禁煙とかも、こんな感じなんですかね?」

雛「蒼星石かわいそう……」

蒼「血をよこせぇ!!動脈を食い破るぞ!!血がががああああ!!!!」

ジュン「そこで、吸血人形の蒼星石を普通の人形にもどすため、あれやこれや、何かやります」

翠「何するです?」

ジュン「これから考えます」

135: 2008/10/09(木) 02:26:24.11 ID:tOhK+fshO
雛「きゅーけつきさんは、ニンニクが嫌いなの!!」

ジュン「翠星石、ニンニクだ!!」

翠「これですか?」

ジュン「それに間違いはないが、なぜ持ち歩いている……」

ジュン「ほら、蒼星石、ニンニクだよー」

蒼「むぐっ!!ご飯がほしい!!」

ジュン「失敗だ」

雛「えー」

136: 2008/10/09(木) 02:30:39.96 ID:tOhK+fshO
翠「吸血鬼といえば、でかい木の杭が嫌いですよ」

ジュン「なるほど。雛苺、木の杭だ」

雛「これね」

ジュン「確かにそうだけど、なぜ持ち歩いている……」

ジュン「ほら、蒼星石、木の杭だよー」

蒼「そ、それ……どこに挿すの?」

蒼「ねぇ!!どこ!!言って!!できるだけ汚い言葉で罵りながら言って!!」

ジュン「失敗だ」

翠「えー」

144: 2008/10/09(木) 02:57:02.77 ID:tOhK+fshO
今から家帰ります。

146: 2008/10/09(木) 03:10:06.86 ID:tOhK+fshO
翠「あとは……」

雛「十字架!!」

ジュン「なるほど。しかし、十字架なんて……」

翠「………………」

雛「………………」

ジュン「………………」

151: 2008/10/09(木) 03:55:32.05 ID:tOhK+fshO
銀「ほら真紅、もうおやすみの時間よ……」

紅「うゅ……ふぁぁ……」

銀「ね~んね~ん、ころ~り~よ~……」

紅「ぅ…………すー……すー」

翠「水銀燈確保!!」

雛「確保!!」

銀「な、何!?」

ジュン「つれていけ」

翠・雛「らじゃ!!」

銀「いやっ!!やめて!!真紅のそばに!!真紅!!しんくぅぅぅ!!!!」

紅「すやすや…………」

153: 2008/10/09(木) 03:59:43.60 ID:tOhK+fshO
ジュン「ほら、十字架だよ蒼星石」

銀「やめて!!縄を解いて!!」

蒼「………………」

蒼「……血……純潔の乙女の血」

翠「雲行きが怪しいです」

蒼「血すわせろぉぉお!!!!!!」

銀「いやぁぁぁぁあああああ!!!!」

雛「人形だから血はでないのに……」

ジュン「見境無いなぁ」

152: 2008/10/09(木) 03:56:19.27 ID:O7l4ltUrO

銀「イヤッ……あぁ、くっ!!」

ジュン「こ、これは……!!」


翠「早くビデオカメラを!!」

雛「はいなの!!」

銀「ふぁっ!!……鎖骨……、触らないでっ……ぁっ!!」


ジュン「鎖骨が弱点っと」

翠「なんでメモするですか?」 

155: 2008/10/09(木) 04:07:02.27 ID:tOhK+fshO
蒼「ちゅぅぅ……ちゅくっ、ぺろ、れろ……ちゅっ」

銀「汚され……るぅ!!……あぁ、お父様……お父様ぁぁ!!」

翠「見ているこっちまで変な気分ですぅ……」

ジュン「いくら吸い付いても血はでない。渇きは癒えず、只吸い続ける……」

雛「ヒナはもう飽きたから寝るの。おやすみなさい……」

翠「ふんっ!!お子さまは寝てるですよ!!」

銀「いやぁ……いやぁぁあ!!お父様……お父様…………し」



銀「しんくぅ…………」

157: 2008/10/09(木) 04:10:23.49 ID:tOhK+fshO
紅「………………ぅ」パチッ

紅「………………ぇ」キョロキョロ

紅「…………ぉ……ぇ」

紅「おね…………おねぇちゃ……」

紅「………………」 

紅「………………」

紅「………………ぐすっ」ジワリ

紅「ぉ……ぅぅ……おねぇちゃん……」



紅「お゛ね゛え゛ぢゃぁぁぁぁん!!!!!!!!」

紅「うわぁぁぁぁぁああああん!!!!!!」

158: 2008/10/09(木) 04:12:52.52 ID:tOhK+fshO
銀「真紅…………?」

ジュン「今何か聞こえた?」

翠「しらんです」

銀「呼んでる……真紅が呼んでる……」

蒼「ぅ………………ぁ?」

銀「真紅が呼んでるのよぉ!!」ボッ

ジュン「ロープが燃えた!!」

翠「そういえばそんな力ありましたね」

159: 2008/10/09(木) 04:19:46.08 ID:tOhK+fshO
蒼「うががぁぁぁぁあああ!!!!」

銀「いかせてもらうわ……真紅のもとへ……」

蒼「そんなことより血をよこせぇぇええ!!!!」

銀「あなたにも解るはずよ……私と真紅は姉妹……行かなければならない……」

銀「たとえどんな邪魔が、壁が立ちふさがったとしても、私はそれを乗り越える」

銀「そんなつながりが、私と真紅にはあるから!!」

蒼「あああああぁぁぁぁぁぁああああああああぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」

銀「人はそれを……」

銀「絆とも呼ぶのよ!!!!」

どがぁぁああ!!!!



翠「お前が言うなです」

160: 2008/10/09(木) 04:22:18.41 ID:tOhK+fshO
蒼「うぐっ……ぐぅ……ぁぁ……」

銀「もちろん、あなたと私にも、あるわ」

銀「私たち……姉妹なんですもの」





ジュン「すごい違和感」

翠「なに調子にのってるですか、水銀燈……」

161: 2008/10/09(木) 04:24:19.31 ID:tOhK+fshO
ジュン「よし、茶番劇はおわり。蒼星石を縛り上げるよー」

翠「スィドリーム、丈夫なツタをつくるですよ」

しゅるしゅる

ぎちぃぃぃっ!!!!

蒼「ああぁぁん!!もっと!!」

ジュン「こいつ、全部わざとやってね?」

163: 2008/10/09(木) 04:29:16.42 ID:tOhK+fshO
翌日


蒼「…………ん……ここは……」
ジュン「おはよ、っても昼だけど」

蒼「え……ん、な、何これ!!何で僕縛られてるの!!」

ジュン「覚えてないのか?」

蒼「な、なんのこと?それより、すごく締め付けて、体が壊れちゃうよ!!」

ジュン「器用に自分で締め付けてたのに」

蒼「ジュン君、痛いのはいやだよ……やさしくしてよ……」

ジュン「………………」ズキン

165: 2008/10/09(木) 04:37:22.76 ID:tOhK+fshO
ジュン「ほ、ほら蒼星石……ほどいたぞ」

蒼「ジュン君!!」ガシッ

ジュン「ど、どうしたんだよ、急に抱きついて……」

蒼「……すっごく、怖い夢を見たんだ……」

蒼「僕が、大好きな人みんなの血に塗れて、笑っていたんだ……」

ジュン「蒼星石……」

166: 2008/10/09(木) 04:40:00.06 ID:tOhK+fshO
蒼「たくさんの人が氏んでいて、たくさんの人形が壊れていた」

蒼「みんなはニンニクや木の杭、十字架で僕を壊しちゃうんだ」

蒼「ものすごく……こわかった……」

ジュン「…………大丈夫。大丈夫だから」

蒼「だって……だって……」










蒼「せっかく力を手に入れたのに、退治されちゃうなんてさ」

167: 2008/10/09(木) 04:42:52.28 ID:tOhK+fshO
ジュン「…………え、蒼星石、おま……んぐっ」

蒼「んっ……ちゅっ、ちゅ……ぷはっ」

蒼「ジュン君。ジュン君は特別だから、口から、血を吸おうと思う」

蒼「ちゅ……ん、れろ……くちゅっ……」

ジュン(体が、動かない……蒼星石……髪が、伸びて……)

ジュン(だめだ…………いしきが……)

ジュン(………………)








蒼「…………あははっ」ニタァ


終わり

170: 2008/10/09(木) 04:46:49.92 ID:tOhK+fshO
>>169
おわり。

174: 2008/10/09(木) 04:53:25.04 ID:tOhK+fshO
お疲れさまでした。またのっとりました。せっかくスレあるんだし、落ちるより誰か一人でも楽しめたら良いなと思ってやってます。
楽しめる人がたくさんいればいるほど、みんな楽しくなる。それがVIPだとおもう。



ほんとは、ゆぴちゅぱやら、首筋ちゅぱとか傷口ちゅぱにかこつけて、イチャイチャさせたかった。
どうしてこうなったのか、僕には解りません。頭の中の蒼星石が自由すぎて、もう……。

というわけで、お疲れさまでした。おやすみなさい。


スレの『血』を『おちんぽみるく』に読みかえると卑猥なことに気付いた。いやぁ……。

引用: もしも蒼星石に吸血癖があったなら