934: 2012/06/16(土) 00:29:46.93 ID:+4Az1GTx0


前回:P「あずささんの寝起きに『昨日は良かったよ』って言ってみる」



やよい「えへへ、お疲れ様でしたー!!」

P「おう、お疲れ」

やよい「うっうー!最近とっても調子がいいんですよー」

P「ああ、知ってるよ。一角の女優と言っても過言じゃない」

俺とやよいはドラマ撮影の為に温泉旅館に滞在している。しかしやよい、いつの間にこんな演技力を身に付けていたんだ…女優としてのオーラを感じたぞ

やよい「えへへ…これもプロデューサーのおかげです」ニコッ

P「いや、こればっかりはやよいの実力さ」
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935: 2012/06/16(土) 00:31:43.00 ID:+4Az1GTx0
やよい「うう…て、照れますよー」ガシッ

P「ん、やよい…それは」

やよい「ごくごくごくごく」ダンッ

P「おま…」

そう…照れた勢いでやよいが飲み干したのは…

俺の飲んでいたハイボール(濃い目)だ…

やよい「さー!明日も撮影れす、がんばりらすろー!!」ガルーン

P「や、やよい…」

936: 2012/06/16(土) 00:34:53.66 ID:+4Az1GTx0
やよい「はふっ…はふっ…からだ…あついれす…」

P「おい、大丈夫がやよい、少し横に…」ダキッ

ふと、俺の首に暖かい感触…まだ幼さの残る少女の腕が、まとわりついていた。

やよい「ふっ…ふっ…プロ…りゅーさー…」

P「やよ…」

やよい「ふにゃあ」バタンッ

まとわりつく腕は次第に胸、お腹としなだれ、最後は床に抱かれた。

P「あっちゃー……」

P「……んっ、そうだ」

937: 2012/06/16(土) 00:37:46.63 ID:ONhlWW0F0
ここまでPの計画通り

938: 2012/06/16(土) 00:37:48.00 ID:+4Az1GTx0
チュン…チュン…

やよい「ふわぁ…頭が痛いです…ん…?」

P「よう、やよい起きたか、おはよう」

やよい「プ、プロデューサー…?あれ…あれ?」サワサワ

P「どした?自分の身体撫で回して、どっか調子悪いのか?」

そう…撫で回る彼女の両手に触れるものは、彼女の肉体そのもの…つまり全裸だ。

やよい「~~~~~~~!!!???」

P「はっはっは、やよい、昨日は『良かった』よ」

939: 2012/06/16(土) 00:40:52.03 ID:+4Az1GTx0
やよい「なんで私ハダカなんですか!?ええええ!?」ダキッ

顔を真っ赤に染めながら布団を小さな胸に抱く少女、可愛いなぁ。

P「なんでって…昨日のこと、覚えてないのか?」

やよい「夜…たしか打ち上げでプロデューサーさんとお話して…」

P「お前が俺のお酒を飲んで、しなだれかかってきたんだよ」

やよい「……ハッ!!!!!」キュピーン

P「思い出したか」

やよい「で、でもでもでもでも!!私ハダカになんてなってません!!」

940: 2012/06/16(土) 00:44:09.01 ID:+4Az1GTx0
P「あれ?その後のこと覚えてないのか…」

やよい「え…う…、私、何かしましたか?」ギュウウウ

布団は今にもその綿を舞い散らさんとするほどに強く握られ、白い肌に収まっている。

うーむ…幼い幼いと思っていたやよいも、思春期の恥じらいが訪れたか…

P「その後やよいは俺に『好きです…抱いて下さい』なんて言って来たんだぞ」

やよい「だ…ダ…DA!?」

P「まぁ、俺も酔ってた勢いもあったんだが…」

やよい「……」

P「やよい?」

やよい「………ふぇ」


942: 2012/06/16(土) 00:48:25.37 ID:+4Az1GTx0
P「笛?」

やよい「ぇ…ぅ…ひぅ…」グスッ

涙ですと~~~~~!?やべえええええええええ

P「おいおいおいやよい、な、何で泣くんだよ」

やよい「らって…ぐ…ら、らって…」

やよい「せっか…せっかく…せっかく思…おも…おもい…」

P「あぅ…わ、悪い。俺も酔った勢いに任せてなんて…」

やよい「えぅ…わた…し…は…」

P「俺はやよいが大好きだ、な?だから泣き止んで…」

やよい「!!ひぅ…えぅ…ふぅう…」

真っ白な肩を震わせ号泣する『少女』に、『男』はただただ…

943: 2012/06/16(土) 00:51:33.28 ID:+4Az1GTx0
P「……すまん、やよい!!」

やよい「ふぅ…ぅ…」

P「ドッキリなんだよこれ!ドッキリ!」

やよい「ぅぅ…ひぅ…」

P「な?全部これ嘘なんだよ…」

そう、昨日の夜、あの後俺はノックダウンしたやよいを布団に寝かせたところで、このドッキリを思いついた。
悪いとは思ったが服を脱がさせてもらい、後は横に寝るだけ。睡眠学習は泥酔したやよいには通じないだろう、そう思ったのだ。

944: 2012/06/16(土) 00:53:48.42 ID:+4Az1GTx0
P「服を勝手に脱がせたのは謝る、だから…」

やよい「う…ひぅ…ぐすっ…ぐすっ…」

P「泣き止んで…くれよ…」

部屋に木霊する少女の泣き声…なぜ…

なぜ泣き止んでくれない…?

P「やよい…悪かった…この通りだ」

無垢な少女を冒涜した罪だ、土下座程度で済むとは思っていないが…

P「許してくれ…」

やよい「ぐすっ…わ…わたし…」

947: 2012/06/16(土) 00:57:02.76 ID:juzmtRPA0
やよい「わた…し…おぼ…おぼえ…ます」

P「…え?」

やよい「おぼえて…ます」

やよい「プロ…デューサー…に」

P「やよい…?」

やよい「言った…こと…ぐすっ」


やよい「『好きです』…って…」

949: 2012/06/16(土) 00:59:59.95 ID:juzmtRPA0
P「……」

そう、やよいは確かに発していた。

~~~~
やよい「えへへー」

P「あーもう、何で酒癖悪いかなこの娘は」

やよい「プロデューサー…好きですよ?」

P「はいはい、ありがと、俺もだよ」

やよい「…好きです…あなたのことが」
~~~~

P「…やよい」

P「俺もやよいの事が・・・」


977: 2012/06/16(土) 05:01:13.53 ID:h6sWW+NL0
P「……ん……んん?」

高木「おや、起きたかね?」

P「ええ、はい……?」

P「……!?」ガバッ ハンラッ

ホノカナシリアナノイワカンソシテヨインッ

高木「いやあ、君の穴はよかったよ」

P「」

高木「ん? どうしたのかね?」

P「」

高木「そうだせっかくだ、朝の一発でもしてから仕事へ行こう」コシカクカク

P「」

978: 2012/06/16(土) 05:01:52.86 ID:h6sWW+NL0
高木「……」チラッ

天井裏・春香「ね!」

ソファーの中・やよい「お!」

カーペットの下・雪歩「き!」

袖机の後ろ・あずさ「ど!」

壁・千早「……くっ」

本棚の裏・伊織「き!」

窓枠・真「り!」

ベッドの下・響「だ!」

クローゼット・亜美「い!」

クローゼット・真美「せ!」

テーブルの下・律子「い!」

ベッドの中・美希「こ!」

月・貴音「う!」

窓の外・小鳥「ピヨピヨ」
                  NINJA END

979: 2012/06/16(土) 05:04:24.90 ID:0qmkdNrn0
>>978
最後に社長編見れて良かったよ

980: 2012/06/16(土) 05:06:11.79 ID:OukGUm9MP
いいオチだ

981: 2012/06/16(土) 05:06:28.61 ID:njj38Esti
lw ' ヮ'ノv 乙ですぅー

引用: P「アイドル達の寝起きに『昨日は良かったよ』って言ってみる」