191: 2015/02/27(金) 02:16:21.34 ID:fRQxo+C1o


シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でつづけてみんなと遊ぶ」【2】

―執務室―

提督「何か悪い事でも言ったかな……機嫌が悪い訳じゃなかったけど」

提督「でも、事実触りがいのある髪は大好きだ」

下2

149: 2015/02/23(月) 23:47:04.54 ID:rjsjsqzz0
秋月 春雨 五月雨とマリオカートで勝負

195: 2015/02/28(土) 05:04:51.48 ID:j5ao7Sczo
―提督私室―

提督「第七回マリカー対決ー」

秋月『すでに六回もやっているんですか』

提督「そのつっこみは前回受けたなぁ」

五月雨『これが噂のマリカー対決ですか……楽しみです』

春雨『みんなで楽しめたらいいですね』

秋月『こんなことしてても良いんでしょうか……』

提督「言っただろ、肩の力を入れ過ぎだって。それを抜く一環ってやつだ」

秋月『提督……』

提督(肩のいれ過ぎとは言った記憶ないけど)
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
196: 2015/02/28(土) 05:05:23.63 ID:j5ao7Sczo
~ダイジェスト~

秋月『あれ、バイクですか』

提督「たまにはな」

五月雨『何時も重量と聞いていたんですけど……』

提督「たまにはな」

春雨『もしかして、手加減してくれてるんですか?』

提督「たまにはと言っているだろうが」


春雨『実はちょっと練習してきたんです。ほら、ここのショートカットもできるんですよ』

五月雨『上手ですね』

秋月『でもそこのショートカットって、あんまり意味が無いと聞きましたよ』

提督「でも難易度は高いんだよな。素直にすごいと思う」

197: 2015/02/28(土) 05:06:24.86 ID:j5ao7Sczo
五月雨『あっ、バナナでました』

提督(二位なら次のアイテムまで守りにするのが定石)

五月雨『えっと、えいっ』

春雨『あっ、今前に投げるところ見ました!』

秋月『あ、当たった!?』

提督「まじかよ。でも秋月、お前対空出来てないな……」

秋月『こ、これで避けろは無理ですって!』


提督「せめて最後は一位に……!」

秋月『そういえば、司令の順位が下ですね』

五月雨『本当ですね……とてもお上手だと聞いていたんですが』

提督「……気分を変えるべきじゃなかったんだ」

春雨『それって?』

提督「バイク」

秋月『あっ……』

198: 2015/02/28(土) 05:07:05.05 ID:j5ao7Sczo
提督「春雨一位で格差で秋月と五月雨が追従と言ったところか」

五月雨『司令官は……』

提督「触れないでくれ」

春雨『楽しかったです!』

秋月『司令の言っていた事、分かった気がします』

提督「楽しかったならよかった」


―執務室―

提督「マリカーやって何か理解しそうなこと、言ったかな……?」

提督「まあ、楽しかったならよかった。俺はぼろくそに負けたがな」

下2

199: 2015/02/28(土) 06:41:38.56 ID:Sd66UEJHo
胸部装甲の厚い子達に背筋をさせる

204: 2015/03/01(日) 03:20:27.86 ID:kBCZlO38o
―トレーニング場―

提督「背筋はスタイルの維持にも役に立つんだぞ」

浜風「そうなんですか?」

浦風「浜風も気にするんじゃな」

浜風「う、浦風だって、準備してるじゃない」

浦風「そりゃあ、まあ」

提督「ところで、他の姉妹は?」

浜風「後で来るって言ってました」

浦風「うーん、なかなかしづらい」

浜風「体が固いんじゃないですか?」

浦風「もうちーと柔軟が必要か……」

205: 2015/03/01(日) 03:21:05.97 ID:kBCZlO38o
~~~~~~~~

提督「背筋はスタイルの(ry」

千代田「千歳お姉はそんなのしなくても大丈夫だもん」

千歳「うーん、でも最近飲みが多い気がするのよねぇ。それに、背筋は確かに重要よ」

提督「そうだそうだ」

千代田「提督が言うと裏があるように見えるんだけど」

千歳「千代田もやってみればいいんじゃない?」

千代田「千歳お姉が言うなら……」

提督「千代田は千歳に言われたら素直だな」

千代田「私は千歳お姉一筋だし。……でも、けっこう難しい……」

千歳(千代だったら、足も上げる方をやってる……)

提督(邪魔になりそうなものを付けてその方法はな……)

206: 2015/03/01(日) 03:21:41.47 ID:kBCZlO38o
~~~~~~~~

提督「背筋は(ry」

高雄「聞いた事はありますね。スタイルもですが、姿勢も綺麗になるとか」

愛宕「提督がためになりそうなことを言うなんて、珍しいわね~」

提督「珍しいとか、その通りではあるんだが。まあちょっとやってみろって」

高雄「トレーニングに来ましたし、やってみますけど……」

愛宕「よいしょ」

提督「……あー、胸が邪魔でうつ伏せがきついかー、こりゃ出来んなー」

高雄「それが言いたかっただけですね」

207: 2015/03/01(日) 03:22:09.73 ID:kBCZlO38o
~~~~~~~~

提督「背筋(ry」

大和「へぇ、そうなんですか」

武蔵「腹筋をした後は何時もやっている。当然だろう」

提督「武蔵なら何となくそう言うと思ってた」

大和「では、やってみましょうか」

武蔵「おい大和」

大和「なに?」

武蔵「PADは外しておいた方が良いぞ」

大和「PADじゃないですって!」

提督(俺が言いたかったことを……武蔵、流石だな)

208: 2015/03/01(日) 03:22:36.38 ID:kBCZlO38o
―執務室―

提督「苦しいって人は道具とか使うといいかも。バランスボールとか」

提督「武蔵は普段やってるだけあって綺麗だった」

下2

210: 2015/03/01(日) 06:09:49.27 ID:zCbBLQVDO
陽炎型といちゃいちゃ

212: 2015/03/02(月) 01:39:42.96 ID:eEomujgZo
―談話室―

提督「誰か居る――って、凄い人数だな」

陽炎「司令? あ、もしかしてうるさかった?」

提督「いや、楽しそうな声が聞こえて、混ぜて貰おうと思って」

不知火「姉妹の語らいを邪魔するんですか?」

黒潮「まあええやん。居て困ることもないやろ」

雪風「しれぇ! 雪風の隣、開いてますよ!」

提督「え……」

初風「……な、なんですか」

提督「……天津風、いいか?」

天津風「いや、素直に雪風の隣に座りなさいよ」

時津風「しれーは変わんないね」

初風「私としては変化してほしいんだけど……」

213: 2015/03/02(月) 01:40:15.52 ID:eEomujgZo
提督「それで何してんの? トランプ?」

雪風「はい! 雪風、ほとんど一位なんですよ。幸運の女神のキスを感じちゃいますっ」

提督「この人数で一位か……」

浦風「一応くじで三組に分けちょるんじゃけど」

磯風「それをふまえても、負けを見て無いな」

谷風「この連勝記録には谷風さんもびっくりさ」

提督「マジで幸運の女神がキスをしているかもしれないのか……よしよし、そんな雪風には撫でて褒めてやろう」ナデナデ

雪風「えへへ、ありがとうございます」

浜風「……提督は人によって態度が違う気がします」

初風「同感」

214: 2015/03/02(月) 01:40:43.66 ID:eEomujgZo
不知火「見ててそんな感じはありますね」

提督「おー、なんだ? 嫉妬か?」

不知火「は?」

提督「すいません」

陽炎「でも、他にかまって欲しい子もいると思うの」

時津風「天津風とか?」

提督「お、こんなところにポッキーが。天津風、あーん」

天津風「かまって欲しいわけじゃないわよ! ……あむ」

黒潮「でも食べるんやな」

舞風「秋雲、何かいてるの?」

秋雲「陽炎型に囲まれる提督の図」

舞風「平和よね~」

野分「ええ、そうね」

215: 2015/03/02(月) 01:41:12.93 ID:eEomujgZo
―執務室―

提督「ただ単にわちゃわちゃしてただけような……」

提督「まあ、あの姉妹は仲良さそうで良かったけど」

下2

217: 2015/03/02(月) 01:56:33.50 ID:drpqQklEO
トイレのドアを開けると天井からリアルな蛇のおもちゃが落ちてくる仕掛けをする
(引っかかるキャラは霞+αで)

219: 2015/03/02(月) 23:34:35.23 ID:eEomujgZo
―廊下・夜―

霞「はー……流石に夜は冷えるわね」

霞(そもそも、こんな時間まで仕事をしている方がおかしいのよ。艦娘の使い方間違ってないかしら)

清霜「あれ、霞ちゃん?」

霞「清霜、こんな時間に何してるの」

清霜「えへへ、ちょっとトイレにね」

霞「そう」

清霜「霞ちゃんは?」

霞「部屋に戻って寝るところよ。じゃあね、清霜」

清霜「うん。痛っ、うう、こんなところに壁が……」

霞「……心配だからついていくわ」

220: 2015/03/02(月) 23:35:02.95 ID:eEomujgZo
~~~~~~~~

清霜「こんなところまで着いて来てくれてありがとね」

霞「いいから早く済ませなさい」

清霜「うん」ガチャ

ポトッ

清霜「きゃっ!? な、何か落ちてきた!」

霞「っ!? これは……蛇?」

清霜「へ、蛇!? ぁっ――」フラッ

霞「あっ、ちょっと……こんなこと考えるのは、一人しかいないわね」ガシッ

221: 2015/03/02(月) 23:35:33.90 ID:eEomujgZo
(……)

霞「……いるんでしょ。出てきなさい、カス司令官。出て来なきゃ……」ガシャン

提督「ちょ、待て待て! なんで艦装をつけてるんだよ!」

霞「あんたが変なことをしていたら、いつでも折檻できるようにね」

提督「折檻!? ちょっとマジ過ぎません!?」

霞「清霜にこんなことして、何もないと思っている訳?」

提督「そもそもあれは秘書官を狙って――」

ドーン

霞「ちっ、外したわね」

提督「ちょちょ、清霜については本当にまぐれだって」

霞「いいたいことはそれだけ?」

提督「……霞だって、落ちてきた瞬間はびくっとしてたくせに」

霞「っっ――!!」

ドガーン

222: 2015/03/02(月) 23:36:15.95 ID:eEomujgZo
―執務室―

提督「秘書官が動揺して無ければ即氏だった」

提督「明石には大規模な修復を夜中からまかせてしまうことになった。悪い事をした」

下2

224: 2015/03/02(月) 23:38:19.94 ID:W0J3NVx00
ワクワクさんのかっこうをして暁型と紙飛行機を作って遊ぶ

226: 2015/03/03(火) 22:47:53.08 ID:Vz/sCE5Zo
―暁型の部屋―

提督「作ってワクワク♪作ってワクワク♪」ガチャ

電「……」

提督「ゴ口リくん、今日は面白いものを作ろうか」

電「電なのです」

提督「……ゴ口リくん?」

響「響だよ。いや、艦名的にはヴェールヌイだけど」

暁「そんな事はいいから、何しにきたの?」

提督「紙飛行機を伝授しに来た」

雷「紙ヒコーキ? そのかっこうと関係あるの?」

提督「ああ。作るのは簡単だけど、奥が深いんだ。だからそれっぽくするため、ワクワクさんの格好で来たんだ」

電「今更古いのです」

227: 2015/03/03(火) 22:48:21.08 ID:Vz/sCE5Zo
提督「うるさい、とにかく紙飛行機だ。とりあえずこれを見てくれ」

暁「? ただの紙ヒコーキじゃない」

雷「そうね……」

提督「投げてみてくれ」

雷「いいの? えいっ」シュッ

暁「! すごい、長く飛んでる。しかも速い!」

響「ハラショー」

提督「雷が投げるのも上手だったみたいだな。しかし、それだけじゃないのがこの紙飛行機だ!」

雷「司令官、教えて貰ってもいいかしら!?」

響「興味深いね」

暁「わ、私も」

電(司令官さんの術中にはまってるのです)

228: 2015/03/03(火) 22:48:48.93 ID:Vz/sCE5Zo
~~~~~~~~

提督「じゃあ、投げてみようか。それー」

雷「えいっ」シュッ
暁「それっ」シュッ
響「ウラー」シュッ

電「……やっ」シュッ

提督「見てみなよゴ口リくん、まだまだ飛んでいくよ」

暁「わー、すごーい!」

雷「私のもどんどん飛んでいくわ!」

響「ハラショー」

電「意外と楽しいのです」

提督(超珍しい一言が電の口から!)

229: 2015/03/03(火) 22:49:21.96 ID:Vz/sCE5Zo
―執務室―

提督「最終的に一番飛ばせたのは雷だった。最初投げた時点で上手とは思ったけど」

提督「まあ、今回は大成功だった。ワクワクさんのかっこうした意味は無かったけど」

下2

171: 2015/02/24(火) 22:42:56.27 ID:rI/EDQKGo
磯風をふみふみ

233: 2015/03/05(木) 01:11:33.89 ID:ADB0L2mGo
提督「磯風! 新しいマッサージを試してやろう!」

磯風「いや、遠慮しておこう」

提督「ズコー。そこは素直に受け取る場面だろ!?」

磯風「寧ろなぜ受け取ると思った」

提督「俺のマッサージの噂くらい聞いた事があるだろう」

磯風「いや……?」

提督「えー……まじで?」

磯風「知らないものは知らんな」

提督「……ええい、知っていなくてもいい! とにかく横になれ!」

234: 2015/03/05(木) 01:12:01.44 ID:ADB0L2mGo
磯風「強引だな。とはいえ少しは興味もある、素直に従おうか」

提督「いい子だ。では」フミ

磯風「!? 司令、もし謀ったのであれば、それ相応のお返しはするぞ」

提督「待て待て、これは足で相手のツボを押すマッサージでな」

磯風「……」ジトッ

提督「うっ……わ、分かった。もし五分たって全く気持ちよくなかった場合、俺を一日椅子にしても良いぞ」

磯風「……ふん、その言葉、覚えておけ」

提督「その澄ました顔をトロ顔にしてやるわ」

235: 2015/03/05(木) 01:14:29.30 ID:ADB0L2mGo
~三分後~

磯風「あぁ……そこだ、そこ」

提督「……」フミフミ

磯風「確かに、噂は誇張ではなかったらしいな」

提督「噂知ってるんじゃん。しかし、何かいまいち効いている気がしない」

磯風「そうか? 十分堪能しているが」

提督「なんつーか、いままでの相手は気持ちよさそうに表情を変えていたのに、磯風はポーカーフェイスというか」フミフミ

磯風「それは司令がその程度の腕という事だな」

236: 2015/03/05(木) 01:15:02.76 ID:ADB0L2mGo
提督「ほう?」フミィ

磯風「まあ、このくらいなら確かに自慢にはなるだろうがぁっ……!? し、司令」

提督「んん? 一体なんだね?」ニヤニヤ

磯風「な、何だ今の……急に大きな波が来たぞ……」

提督「ふふふ、今までの踏み方が、本気だと思っていたのか?」フミィ

磯風「うぁっ……! ま、待て、それを何回もやられてしまうと……」

提督「くくく」フミィ

磯風「っっ!!」ビクッ

提督「で、なんだって?」フミィ

磯風「ぅっ……こ、壊れてしまう……っ!」

提督「ははは、俺を侮った罰だと思え!」

237: 2015/03/05(木) 01:15:28.75 ID:ADB0L2mGo
ー執務室―

提督「プライドを刺激されたばかりに、やりすぎてしまった」

提督「まあ、挑発してきたのは磯風だし? ちょっとやり返しただけだし?」

提督「……次からはもっとマイルドにしよう」

下2

239: 2015/03/05(木) 01:29:53.91 ID:GgjvFQ2dO
三日月となぞなぞで対決

245: 2015/03/10(火) 22:45:21.01 ID:gcXnomVIo
三日月「司令官、報告書どうぞ」

提督「ありがと。そのまま秘書官に渡しておいて」

三日月「もう、司令官はいつもそうなんですから」

提督「今回は損害も無いし……いや、なら三日月、なぞなぞで勝負しないか」

三日月「これが噂の思い付き……」

提督「まあまあ、そう言うなって。三日月だって、俺が真面目にしていた方が良いだろう?」

三日月「それはまあ、司令官が仕事をしている姿、その……き、ですし」

提督「え、なんだって?」

三日月「な、なんでもないですっ。私がなぞなぞに答えたら、真面目にしてくれるんですか?」

提督「約束してやろう」

246: 2015/03/10(火) 22:46:03.62 ID:gcXnomVIo
三日月「では、いつでもどうぞ」

提督「じゃあ問題。睦月型駆逐艦の中で一番運が無いのは?」

三日月「え?」

提督「制限時間は十分」

三日月「ちょ、ちょっと待ってください。ええと……」

三日月(確か、皆大体同じくらいで、低いで言えば何人もいるよね……その中で低い?)

三日月「……司令官、その、ヒントは?」

提督「えー、正直これ温いんだけど」

三日月「そ、そうなんですか?」

三日月(じゃあやっぱり、考え過ぎない方が良いのかな……)

247: 2015/03/10(火) 22:47:00.71 ID:gcXnomVIo
~十分後~

三日月「うーん……うーん……」

提督「……はい、終了。十分たったぞ」

三日月「えっ、もうですか?」

提督「時計見てみたら分かると思うぞ」

三日月「あ……本当です」

提督「元々報告に来ただけだろ? そろそろ部屋に戻らないと、みんな心配するぞ」

三日月「そうですね。あの……その前に、答えを聞かせてもらっても良いですか?」

提督「……皆で考えたら答えが出るかもよ? まあ、部屋に戻って考えてみろ。せっかくだしたんだし」

三日月「司令官意地悪です……」

提督「ま、そんな難しいものじゃないからさ」

三日月「……分かりました、また今度教えてくださいね」

248: 2015/03/10(火) 22:47:34.62 ID:gcXnomVIo
バタン

提督「……さて、三日月は疑っていたけど、一応本当になぞなぞにはしてるんだよ」

提督「納得のいく答えかは別にしてな」

下2

250: 2015/03/10(火) 22:53:56.39 ID:bb4dqZQX0
戦艦タ級に百味ビーンズを渡す

256: 2015/03/12(木) 01:26:36.82 ID:GSeWMyggo
タ級「みんな~、飴貰ったわー」

ル級「飴? 貰ったって、いったい誰から」

タ級「王子様よ」

ヲ級(英語で書かれてて……あれ、これ何処かで見た事あるような……)

レ級「わー、美味しそうな飴。食べていいの?」

ル級「ま、待て。人間は何と言っていた?」

タ級「ええと、そうね……」

257: 2015/03/12(木) 01:27:19.48 ID:GSeWMyggo
~数十分前~

提督「これをやろう」

タ級「わぁ、王子様これは何?」

提督「百味ビーンズと言って……まあ、飴だ」

タ級「本当にもらっていいの?」

提督「もちろんだ。みんなで分けて食べるといい」

タ級「はい!」

提督(外国版だし、調べるまでやばい味があるとは分かるまい。これで何とか好意が下がるといいのだが)

258: 2015/03/12(木) 01:27:52.48 ID:GSeWMyggo
~~~~~~~~

タ級「――ですって」

ル級「そうか。……毒とか入ってないよな」

レ級「あーん。んー……青リンゴだ!」

ル級「って、おい!」

レ級「えー、美味しいよ?」

タ級「そうなの? ……ん、本当」

ル級(凄く怪しいし、あたしはこのまま様子を見る事にしよう)

ヲ級(……そうだ、これが何か思い出した)

259: 2015/03/12(木) 01:28:28.47 ID:GSeWMyggo
南方棲戦姫「美味しいそうなものを食べているようだな。どれ、この私ももらおう」

タ級「ええ、お好きなのをどうぞ」

ヲ級「確か一番やばいのは……あっ、南方棲戦姫様、それは……」

南方棲戦姫「ん? ……うぐっ! な、何だこの腐ったような味は! こ、こっちは……うげぇ!」大破

ル級「突然大破されたぞ!?」

ヲ級(まさか一番のはずれレベルの物を選ばれるなんて……なんてかわいそうな人)

タ級「あ、こっちはチェリーねー」

レ級「レモン味ー」

260: 2015/03/12(木) 01:29:22.93 ID:GSeWMyggo
―執務室―

提督「……今考えてみたら、反応分かんないから、好意が無くなったか確認できない」

提督「またこっそり様子を見に行くか……何となくだけど、効果なかったような気がするけど」

下2

262: 2015/03/12(木) 01:41:45.17 ID:LDlLwfWJ0
大井にデレるまで接する

265: 2015/03/13(金) 01:28:15.07 ID:BNDGUjboo
―廊下―

大井「提督、明日は早朝演習ですから、早めに寝た方が良いと思いますよ」

提督「……大井が心配してくれた!?」

大井「酷い指揮をさらに酷くさせる理由はどこにもないですからね」」

提督「あっ、何時もの大井だな」


―球磨型の部屋―

提督「って言う事があってさー」

球磨「寝なくていいクマ?」

提督「ばっか。大井が微かなデレを見せたんだぞ? 明日は嵐で演習は中止だ」

木曾「大概ひどい反応だが、納得できない訳じゃ無いのがな」

266: 2015/03/13(金) 01:30:18.08 ID:BNDGUjboo
北上「大井っちが提督にねー。嫌っている訳では無いと思うんだけど」

提督「あれは好かれてもいないと思う。これまでもいろいろやっちゃってるしな」

球磨「それで、何でわざわざ球磨達に知らせたクマ?」

木曾「まさか、本気で明日嵐が来るとは思っているわけではないだろう」

提督「そうだ、大井は熱があるかもしれないから、明日の演習は不参加だ。絶対に引き止めるように」

北上「それって、私は参加するから、是が非でもついていきそうって事?」

提督「まあな。それに、大井は意地っ張りだしな」

球磨「関係あるクマ? というか、ちょっと心配しただけで不参加はどうかと思うクマ」

提督「念には念を入れて、だ。さて、明日の事もあるから部屋に戻る。じゃあな」

267: 2015/03/13(金) 01:34:38.10 ID:BNDGUjboo
~次の日~

大井「……それで、三人で監視ですか」

木曾「監視って程のものじゃないけどな。とりあえず寝とけ」

大井「大げさ。それに、北上さんが出るなら私も行かなくては」

多摩「残念だけど、もう代わりの子は選出されてるにゃ」

大井「余計な事を……」

球磨「そもそも、本当に熱があるんだから寝ておくクマ」

大井「うー……」

木曾「そうやって意地張るところも、予想されていたぞ」

大井「……ふん、どんな人も、時折冴えることがあるってだけです」

球磨(確かに棘が少し丸いクマ)

多摩(まさかのデレにゃー)

268: 2015/03/13(金) 01:35:04.82 ID:BNDGUjboo
―執務室―

提督「後から聞いた話だが、大井は本当に熱があったらしい」

提督「わ、分かってた。うん、分かってたぞ、もちろん」

提督「……誰に言い訳しているんだろう」

下2

261: 2015/03/12(木) 01:41:11.38 ID:whCJR4Z70
妙高型と だるまさんがころんだ をする

272: 2015/03/14(土) 01:50:30.52 ID:QGQWsfkWo
―庭―

提督「だるまさんがこーろんだ」

足柄「……」

羽黒「……」

那智「……これには何の意味があるのだ?」

提督「あー、那智動いた。今度は那智が鬼な」

那智「我らが姉と秘書官を呼ばれるのはどっちがいい」

提督「氏刑宣告だ!」

那智「ならば説明をしてくれ」

提督「特に意味は無い。ただ、何となくしたくなっただけだ」

那智「……」

273: 2015/03/14(土) 01:51:28.11 ID:QGQWsfkWo
足柄「やりたくないなら抜けてもいいのよ?」

那智「逆に、なぜそんなにやる気なのだ」

足柄「あら、たまにはこういうのも良いじゃない。それに……」

那智「それに?」

足柄「子どもの遊びをすると、何となく若返った気がするでしょ」

那智「……」

羽黒「そ、それは……」

足柄「じょ、冗談よ。素面の時にその表情は傷つくわ」

提督「とにかく、やるのなら、ちゃんとルールに則って行動しろよ。だーるまさんが……」

妙高「あら、面白そうなことやっていますね」

274: 2015/03/14(土) 01:52:58.98 ID:QGQWsfkWo
提督「――」

羽黒「司令官さんが綺麗に固まっています……」

足柄「鬼が止まっちゃダメじゃない」

提督「みょ、妙高、これはそのだな」

那智「……そもそも、何故妙高姉さんを呼んでいなかったのだ?」

足柄「真面目だからじゃない?」

那智(私は不真面目だと思われていたのか……)

妙高「提督、そういう仲間はずれはいけないと思いますよ」

提督「……だって、妙高こういう遊びには付き合わないだろう?」

妙高「妹達がするのなら、私もしますよ」

提督(……よく見たら拗ねてる? なんというか、意外な表情だ)

275: 2015/03/14(土) 01:53:37.23 ID:QGQWsfkWo
―執務室―

提督「其の後皆で楽しく遊んだ」

提督「でもだるまさんがころんだは動きが無さすぎて盛り上がりに欠ける気がする」

提督「まあ、盛り上がるようなことしてないから、当然と言えば当然なんだが」

下2

277: 2015/03/14(土) 02:38:16.16 ID:29NN5uAQO
改造した艦はでかいぞう発言について舞風本人と共に糞真面目に考察する

279: 2015/03/15(日) 02:21:50.99 ID:KeAQjSmlo
―工廠―

提督「――というわけで、次の作戦のための装備だ。軽い改造といった感じかな」

舞風「改造した艦はでかいぞう……なんてね」

提督「……」

舞風「……いえ、そのー……すみません。そんなに考え込まれると困るんですけど……」

提督「果たして、改造した艦は本当に大きくなっているのか」

舞風「ええと?」

280: 2015/03/15(日) 02:22:22.13 ID:KeAQjSmlo
提督「今回のように装備を変えた例でも、ある意味改造と言えるのかもしれない」

舞風「広義的にとらえたら、そうなりますかね」

提督「対空砲を主砲に変えたりすると寸法的に大きくなるかもしれないけど、でかいとは言い難いのではないか」

舞風「真面目に考えると大きくなったとまでは言えませんよね」

提督「さらに、いわゆる改では皆大きくなったところはほとんどない」

舞風「装備を変えたり持てる量を増やしているので、大きくなったと言えばそうかもしれませんよ?」

提督「ところがどっこい、伊勢型などの航空戦艦は飛行甲板を作るために主砲を犠牲にしている」

舞風「純粋な威力は下がってますね~」

281: 2015/03/15(日) 02:23:45.08 ID:KeAQjSmlo
提督「これは大きくなったと言えるのか。というより、扶桑は小さくなっている気さえする」

舞風「言われてみれば……」

提督「そもそも艦娘は改造しても大きさは変わらないだろう。装備が無かったら」

舞風「それもそうなんですけどねー」

提督「さて、これらのことを踏まえて、そのギャグは本当に当たっているのか」

舞風「ん~……というより、そろそろ真面目に考えるのやめてくれませんか? その、さすがに恥ずかしくなって来たんですけど……」

提督「えー」

舞風「もぅ、そんな事言うと、夜な夜な提督のベッドの上で踊りますよ?」

提督「なにそれ怖い」

282: 2015/03/15(日) 02:34:07.39 ID:KeAQjSmlo
―執務室―

提督「改造したからって大きくなる訳では無い。まあ、コンパクトにする方法もあるだろうし」

提督「というより、ベッドの上で踊るってなんだ。何か地味に迷惑なんだけど」

下2

209: 2015/03/01(日) 05:56:46.44 ID:uguozj3Oo
睦月型とメイド・イン・ワリオで遊ぶ

287: 2015/03/16(月) 02:10:14.95 ID:+FqNE0JHo
―睦月型の部屋―

提督「うお、またしくじった。ハイスコア目指すのくせになるな……」

睦月「なにしているんですか、提督?」

提督「メイドインワリオのPYORO2。これが久しぶりにするとハマってな。睦月もやってみるか?」

睦月「いいの? じゃあ、やってみますねー」

提督「……と、そういえばこの書類を秘書官に渡しておかなければ。睦月、しばらくやっていていいからな」

睦月「わかったにゃー」

288: 2015/03/16(月) 02:10:54.36 ID:+FqNE0JHo
~~~~~~~~

提督「さて、様子は……」

文月「十回までしかできない~」

菊月「ちょ、ちょっと貸してくれないか?」

長月「なんだ、菊月も気になるのか」

皐月「僕はナインボルトのミニゲームしたいな」

望月「なかなか通だね」

提督「……GCまで出してることに驚きだよ」

睦月「皆で見れるようにしたら、こうなっちゃった」

提督「皆で遊べているならいいんだけど」

289: 2015/03/16(月) 02:11:23.94 ID:+FqNE0JHo
卯月「うーちゃん全然できてないぴょん」

弥生「だって、すぐにゲームオーバーするし……」

卯月「げきむず難しすぎぴょん!」

提督「いや、あれをまともにクリアしようとする方がやばいだろ」

弥生(でも、あれのハイスコア100以上あった気が……)

如月「なわとびの曲、けっこう好きだわー」

睦月「ゲームしてたら、聞いている余裕あまりないけどね」

三日月「カミヒコーキも結構楽しいですね」

菊月「むぅ……とことんボスもなかなかきついな……」

長月「野球が高難易度だな」

望月「……司令官、これしばらく続きそうだよ」

提督「あー……しばらく貸す」

290: 2015/03/16(月) 02:12:12.91 ID:+FqNE0JHo
―執務室―

提督「ゲーマーを増やしている気がする。果たして良い事なのか」

提督「……まあ、やりすぎないならいいだろう。俺と違って自制は聞くだろうし」

下2

292: 2015/03/16(月) 02:16:50.76 ID:JoHhSLwmO
秋月とお風呂

295: 2015/03/17(火) 00:10:47.38 ID:UnsPc1ffo
―大浴場―

提督「~~♪」

提督(広いお風呂は良いなぁ。秘書官に頼んだかいが有ったってもんだ)

提督「一つ不安なのは、えてしてこういう状況に人が乱入してくるって事だけど……そんなことあるわけないか、ははは」

ガラッ

秋月「ふぅ、こんな時間になってしま……い……」

提督「……」

秋月「……」

提督「……」

秋月「……な、な、なんで司令がここに?」

296: 2015/03/17(火) 00:11:14.62 ID:UnsPc1ffo
提督「たまには広い風呂も使ってみたくなった。だから、秘書官に許可を貰って入っているんだ」

秋月「そ、そうなんですか? それなら、何かお伝えしてくれてもよかったのでは……」

提督「朝からずっと掲示板で知らせていたんだがな。青葉にも伝えていたし。浴場の扉にも張り紙をしていたはず」

秋月「そういえば、何か紙が落ちていたような気がします……」

提督「剥がれたか……すまないな、秋月が入るというのなら、俺は早く上がろう」

秋月「い、いえ、元々は私の確認不足でしたから、司令に手を煩わせるわけには!」

提督「なら、一緒に入るか? それならお互い遠慮しなくていいだろう」

秋月「……っ!?」

提督「いや、嫌ならいいんだ。変なことを言って悪かったな」

297: 2015/03/17(火) 00:11:57.75 ID:UnsPc1ffo
秋月「いえ……それで司令が、気にされないというのなら、それでも……です」

提督「そうか」

秋月「で、では、失礼しますね」

提督「ああ」

秋月「……司令、おちついていますね」

提督「風呂は、身と共に心を清めることが出来る。今は、その心に流されているだけだ」

秋月「そう、なんですか?」

提督「秋月だって、じきに湯の暖かさに身を委ねることになる。そうすれば、分かるだろう」

秋月(よく分からないけど……分かる気も、します)

提督「……」

秋月(こうしていると、確かに暖かさを感じられる気がする……だから、私も……)

298: 2015/03/17(火) 00:12:27.20 ID:UnsPc1ffo
―執務室―

提督「くっっっそ驚いた。驚きのあまり、何言っていたか覚えてない。そもそも頭真っ白で何したかすら覚えてない」

提督「気が付けば秋月居なかったし、なんてことも無く終わったんだろう。無意識の自分を信じる」
次回:提督「安価でつづけてみんなと遊ぶ」【4】

引用: 提督「安価でつづけてみんなと遊ぶ」