102: 2015/10/30(金) 00:27:00.28 ID:UdPq38q8o


シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」【1】

―執務室―

提督「チケットはすでに買った。やっぱり、なんだかんだと一般で彼女たちを応援したいという気持ちはあった」

提督「舞台脇から見るより、そっちのほうが見やすいだろう」

↓2

74: 2015/10/26(月) 00:17:35.36 ID:B63iizlP0
浦風の捲ってる袖を下ろす

108: 2015/10/31(土) 01:47:47.08 ID:0qvSg2GYo
―廊下―

提督「浦風じゃん、着物似合ってるね」

浦風「前から着とったんじゃけど」

提督「そうなの? いやぁ、気付かなかった」

浦風「本当に気付かなかったん?」

提督「いや、似合ってるっていう機会が無かったから、改めて言うための口実だ」

浦風「はぁ……」

提督「まあまあ。それにしても、そろそろ冬になるな」

浦風「寒なってきたしなぁ」

提督「今寒いなら、まくっている袖を直せばいいんじゃないか」
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
109: 2015/10/31(土) 01:48:19.87 ID:0qvSg2GYo
浦風「袖? ああ、戻しとらんかったか」

提督「というか、なんで袖まくってたんだ」

浦風「さっき料理作っとったけえ、忘れとったわ」

提督「ふーん。浦風が作ったなら、さぞ美味しく出来たんだろうな」

浦風「ええがに出来たでぇ」

提督「それはなによりだ」

浦風「ほんじゃ、提督さん。うち今からおやつじゃけえ」

提督「おやつ? 付き合おう」

浦風「いや、来てほしいってわけじゃ……」

提督「行ったら駄目なのか!?」

浦風「……提督さんには叶わんなぁ。ええよ」

110: 2015/10/31(土) 01:49:05.82 ID:0qvSg2GYo
提督「じゃあ、ごちになりまーす」

浦風(このままゆうのも、なーんかなぁ。ちと、冗談ゆうてみるか)

浦風「でも、そのおやつ磯風が作ったゆうたら?」

提督「ぇ」

浦風「じょ、冗談じゃけぇ、そんな顔でみんといて」

提督「命にかかわる冗談いうなよ……」

浦風(大げさじゃなぁ)


―談話室―

磯風「おお、丁度良い所に。クッキーが出来たんだが、いるか?」

提督「浦風」

浦風「うちは悪くない」

111: 2015/10/31(土) 01:49:39.57 ID:0qvSg2GYo
―執務室―

提督「口八丁でなんとか逃れることが出来た」

提督「予想外の出来事で命を失うところだった……命は言い過ぎだけど」

↓2

63: 2015/10/25(日) 01:00:43.18 ID:CWuSOKc50
榛名に向かって月が綺麗ですねといってみる

117: 2015/11/01(日) 00:33:02.97 ID:uANbq0cro
~深夜~

提督「んー、夜のコーヒーの一杯も、なかなか捨てがたい。そう思わないか、榛名」

榛名「はい、そう思います」

提督「こんな日は、執務室に閉じこもっていないで、外に出ようではないか」

榛名「こんな時間にですか?」

提督「こんな時間にだからこそだ。夜と深夜では、見れる物も違うだろう」

榛名「それもそうかもしれませんね」

提督「そうと決まれば、早速外へと……」

榛名「でも、霞ちゃんから頼まれているので、外出は駄目ですよ」

提督「……どうしても?」

榛名「はい」

提督「はあぁ……」

118: 2015/11/01(日) 00:33:39.20 ID:uANbq0cro
榛名「その、提督が早く片付ければいいものだと聞いていますが?」

提督「それもそうなんだが……まあ、いったん休憩しようじゃないか。榛名も疲れただろ」

榛名「いえ、榛名は大丈夫です!」

提督「俺が休みたいのだ。少々休んでも、遠征中の秘書官にはばれないって」

榛名「ですが……」

提督「休憩を挟む方が効率は良いって、絶対」

榛名「……ちょっとだけですよ」

提督「さすが榛名、優しいな!」

榛名「い、いえ」

119: 2015/11/01(日) 00:34:19.95 ID:uANbq0cro
提督「いやー、実はさっきから肩が凝ってなぁ」

榛名「では、肩をお揉みしましょうか?」

提督「いいのか? じゃあ、頼む」

榛名「はい」

提督「……あぁ~、結構上手だな~」

榛名「そうですか? 肩もみするのは初めてなので、あんまり自信が無いですけど」

提督「いやいや、十分上手だって」

榛名「そう言ってもらえると、榛名も嬉しいです」

提督「こんな時間だからこそも幸せもあるもんだな~」

榛名「はい、そうですね」

提督「ほら見ろ、月が綺麗だぞ」

榛名「はい、月が綺麗ですね」

提督「本当に、月が……」

120: 2015/11/01(日) 00:35:03.91 ID:uANbq0cro
~~~~~~~~

提督「……はっ、寝落ちしてた! あれ、書類出来てる……」

提督「榛名も居ないし、もしかして覚えてないだけか。そういうことにしておこう」

↓2

121: 2015/11/01(日) 00:36:16.06 ID:MzulNr5XO
鎮守府皆でハロウィン

125: 2015/11/02(月) 01:32:59.08 ID:xSXwAOTpo
―廊下―

雷「トリックオアトリート!」

暁「お菓子をくれないならイタズラするわよ!」

提督「暁の悪戯なら敢えて受けてやろう」

暁「えっ」

電「その返答は引くのです」

響「ちょっとどうかと思うよ」

提督「冗談だって。真に受けられるとこっちもやるせないんだが……ほら、お菓子だ」

雷「ありがと、しれーかん!」

暁「……さっきの、本当に冗談よね?」

提督「気になるんだったら、夜部屋に来ても何もしないから何処からか持ってきた銃口をこっちにむけないで」

電「イタズラ用のエアガンなのです」

響「一応用意して正解だったね」

提督(エアガンも撃たれると結構痛いんだぞ……)

126: 2015/11/02(月) 01:33:27.59 ID:xSXwAOTpo
雷「それじゃあ、司令官!」

提督「あんまりはしゃぐなよー」

金剛「仲良いですネー」

提督「まあな。それで金剛、お前もか」

金剛「ハーイ! トリックオアトリート! お菓子下さいネー!」

提督「はい、お菓子」

金剛「ノー! さっきと反応が違うデース!」

提督「だって、冗談でも金剛に悪戯が良い何て言ったら、シャレになりそうもない」

金剛「ムー、イジワルですネー」

霧島「金剛お姉様、逆に考えるのです。お姉様の事をよく理解しておられると」

金剛「ナルホド! さすが霧島、頼りになるネー!」

霧島「いえ」

提督(ナイスだ霧島!)

霧島(放っておくとこっちにも飛び火しかねませんので)

127: 2015/11/02(月) 01:33:53.83 ID:xSXwAOTpo
リベッチオ「あっ、提督さん! チャオ!」

提督「リベッチオ……おっ、ハロウィン服か。なかなかいいな」

リベッチオ「そう? えへへ、グラッチェ!」

提督「思ったより着替えてる奴も少ないから、ちょっとさびしく思ってたんだ」

リベッチオ「そうなんだ。でも、ローマさんも着替えてたよ」

提督「ほう、それは見に行かなくてはならないな」

ローマ「わざわざ見に来なくていいです」

提督「なるほど、自分から来るからと」

ローマ「そういうことではないですから」

リベッチオ「ローマさん、そう言えばなんて言うんだったっけ?」

ローマ「なんて……もしかして、トリックオアトリートの事?」

リベッチオ「うん! トリックオアトリート提督さん!」

提督「じゃあ、カボチャの服になぞらえて、カボチャのお菓子にしよう。あと、ローマにも」

リベッチオ「わーい!」

ローマ「……一応、貰っておきます」

128: 2015/11/02(月) 01:34:23.12 ID:xSXwAOTpo
―執務室―

提督「絶対言われると思って、お菓子を用意しておいてよかった」

提督「袋いっぱいに買っておいたのに、もうないよ。思ったより言ってくる人数いたんだなぁ……」

↓2

130: 2015/11/02(月) 01:34:38.41 ID:BZ6yaGWb0
HOI
艦娘ドイツvs提督米帝

132: 2015/11/03(火) 02:39:06.54 ID:4DVmwx/Xo
―談話室―

ビスマルク「……」カチカチ

提督「ビスマルクがパソコン使ってるなんて珍しいな。何やってるんだ?」

ビスマルク「HOI2よ。我らがドイツで敵国を粉砕してるの」

提督「ふーん、非同盟プレイな。まあ、ドイツ強いから別にむずかしくないか」

ビスマルク「あら、アトミラールも知ってるの?」

提督「フィンランドでクリアできるくらいにはな。……マルチしてやろうか?」

ビスマルク「つまり、私のドイツに粉砕されたいって事ね。いいわ、勝負してあげる!」

提督(ここでこういうことをするってことは、かまって欲しいって事だろうしなぁ)

ビスマルク「でも、フィンランドとかそんな弱小国家はいいわ。本気で来なさい」

提督「え、そんなこと言って良いんだな?」

ビスマルク「もちろんよ。何がこようとも、簡単に殲滅してあげるわ!」

133: 2015/11/03(火) 02:39:37.96 ID:4DVmwx/Xo
―ビスマルク級の部屋―

プリンツ「なるほど、それでアトミラールと」

レーベ「アメリカ使ってるね」

マックス「勝てるんですか?」

ビスマルク「も、もちろんよ! ほら、今だってもうフランスを倒したのよ」

リットリオ「でもきついなら、私もイタリアで参戦しましょうか?」

ローマ「歴史無視ね」

ビスマルク「いえ、これはアトミラールとの一騎打ち、誰にも邪魔はさせないわ」

リベッチオ「でも提督さん動かないね?」

マックス「アメリカは序盤厳しいですからね」

レーベ「そうなの?」

リットリオ「孤高や平和が付いてて戦えないんですよね」

ローマ「……もしかして、知ってる?」

リットリオ「ちょっとだけよ」

134: 2015/11/03(火) 02:40:05.15 ID:4DVmwx/Xo
ビスマルク「とりあえず、最初のうちに広げなければ、大変なことになりかねないわね……あら」

プリンツ「どうかしましたか?」

ビスマルク「なんか、アメリカが動いているような……」

マックス「いえ、事実動いてますね。これは……日本が開戦したみたいね」

ビスマルク「なに足引っ張ってるのあの国!! 黄色い猿め!!」

ローマ「それここの艦娘に聞かれたら大変なことになりますよ」

リットリオ「これはアメリカの方から発破をかけたみたい」

ビスマルク「とりあえず、大戦をやってない元気なうちになんとか方法を考えなきゃ……」

マックス「まだ動けるようになったばかりでしょうから、戦力も整ってい無い筈です」

リットリオ「でも、チートと呼ばれるくらいにアメリカは強いし……」

ビスマルク「うーん……ん? あれ、なんか見えない?」

マックス「海軍……アメリカの」

ビスマルク「は、早すぎない!?」

リットリオ「もしかして、想像以上にあっち戦力が整っているんじゃ……」

マックス「アメリカが動くの見て無かったですしね」

ビスマルク「……やば」


レーベ「話しに付いていけなかったね」

リベッチオ「そうだね。あっ、持ってきたお菓子はどうだった?」

レーベ「美味しかったよ」

ローマ「貰ったお菓子をおすそ分けに来るだけのつもりだったんだけど……はぁ」

135: 2015/11/03(火) 03:01:08.97 ID:4DVmwx/Xo
―執務室―

提督「さて、こいつでドイツは殲滅と。アメリカならやっぱ楽勝だな」

提督「バグ以外縛らなけりゃ、動けない序盤をどうにかするだけだし」

↓2

136: 2015/11/03(火) 03:04:20.25 ID:x6mzfQaQo
コタツに立てこもってる望月を引っ張り出す

138: 2015/11/04(水) 00:45:58.42 ID:3bFhbDqVo
―睦月型の部屋―

提督「出て来い望月! 遠征はともかく出撃をサボる事は許さんぞ!」

望月「いやだ! あたしは働かないぞ!」

提督「何処かで聞いた事のあるセリフを吐いてるんじゃねーよ!」

望月「司令官が何といおうとも、このこたつの魔翌力から逃れるすべなどないぞ」

提督「いや我慢すればいいだけだろ」

望月「嫌だ」

提督「言うと思ったけど断るのは許さん」

望月「別に、あたしじゃなくても良いんでしょー」

提督「厳密に言えばそうかもしれないが、そういうわけにもいかんだろ」

望月「えー」

提督「それに、それを許したら俺が怒られる」

望月「へー」

139: 2015/11/04(水) 00:46:30.36 ID:3bFhbDqVo
提督「もうこうなったらこたつを剥がしてやる!」

望月「や、やめろ!」

提督「出ないなら撤去すればいい、それだけだ」

望月「いいのか、そんなことをしたら……」

提督「したら?」

望月「弥生や文月、三日月に嫌われるぞ」

提督「うっ、なんか普通に心に来る人選しやがって……」

望月「このこたつは聖域だよ。司令官だろうと、一切手を振れることを禁ずるね」

提督「ぐぬぬ……ならば、コンセントを抜けば……」

望月「そう来ると思って、コンセントは隠しておいた」

提督「くそ、無駄に知恵が回って……」

140: 2015/11/04(水) 00:46:59.91 ID:3bFhbDqVo
望月「ふふーん、だから言っただろう、此処は聖域だって」

睦月「およ、司令官どうかしたの?」

提督「いや、出撃だっていうのに望月がこたつの魔翌力に取りつかれたものだから」

睦月「あー、望月が動かないのは何時もの事だからにゃー」

望月「な、なんだ、何をされても私は動かないぞ」

睦月「こういってるけど、無視してこたつを片づければ……」

提督「他の姉妹に嫌われたりしないのか?」

睦月「いつものことだから、こんなことで怒る子は居ませんよー」

提督(普通に騙された)

望月「わ、分かったよ。まったく……」ノソノソ

提督「いや、ありがとう睦月。このままだとどんだけ時間かかるかわからんかったよ」

睦月「にゃはは、睦月もよくやられるのです」

提督(ああ、睦月型では珍しくないのか)

141: 2015/11/04(水) 00:47:38.85 ID:3bFhbDqVo
―執務室―

提督「睦月がいなかったら、もっと時間かかってたな」

提督「こたつでごろごろしたくなる気持ちも分からんではないんだがな」

↓2

143: 2015/11/04(水) 00:51:48.98 ID:qODYXbfEo
柿の種を飲み込んで苦しむ大潮を救助

146: 2015/11/05(木) 00:05:07.54 ID:8pMayIGVo
――朝潮型の部屋

提督「大潮、今日の占いでのどを詰まらせないように注意って話だ」

大潮「はい! でも、占いですか?」

山雲「山雲も~、それみたわ~」

朝雲「そういえば、ピンポイントで大潮と言う名前の人はのどを詰まらせないよう注意ってやってたわね」

提督「そういうわけだ。気を付けろよ」

大潮「分かりました!」

朝雲「あんなもの当たるとは思えないけどね。そもそも、大潮って名前がここ以外に居るのかしら」

提督「そんなことはわからんだろ。むしろ、個人を狙っているようで当たりそうだ」

大潮「だ、大丈夫です! そのくらいへっちゃらです!」

提督「大潮はいい子だなぁ。えーと、何かお菓子……柿ピーをあげよう」

大潮「ありがとうございます!」

提督(まあ、これくらいならのども詰まらせることも無いだろう)

147: 2015/11/05(木) 00:05:33.89 ID:8pMayIGVo
~~~~~~~~

大潮「~~♪ あ、そうだ」」

提督(動き無さそうだな。まあ、適当に本でも見て時間をつぶそうか)

大潮(あ、これ美味し……)

大潮「うっ……」

朝雲「あっ、な、なんかのどにつまらせちゃったみたい!」

提督「ふーん……ん? まじで!?」

朝雲「はやく医務室に連れて行かないと!」

提督「いや、そんな事をする必要は無い……ふんっ」ドスッ

朝雲「手刀!? そんなことをしても……!」

大潮「けほっ……ごほっ……」

山雲「大丈夫~? 息できる~?」

大潮「だ、大丈夫……けほっ」

朝雲「ど、どういうこと!?」

148: 2015/11/05(木) 00:06:01.97 ID:8pMayIGVo
提督「こう、角度を付ける事により……まあ、そんなことはどうでもいいか。衝撃で出しただけだ」

山雲「司令さんすごいわ~」

提督「というか、本当に柿の種でのどつまらせたのか? そんなに大きくないと思ったのだが」

大潮「い、いえ、実は柿の種で」

提督「やっぱり柿の種で!?」

大潮「す、すみません間違えました! 果物の方の柿を食べた所、種が詰まっちゃっただけです!」

朝雲「そういえば、すぐそこに柿の食べかけが転がってるわね」

提督「あ、あんまり驚かせるなよ」

大潮「すみません……」

提督「まあ、一回来たらもう来ないだろ。部屋に戻るとするよ」

バタン

大潮「もしかして……私のためにいてくれたんですかね!」

149: 2015/11/05(木) 00:06:58.72 ID:8pMayIGVo
―執務室―

提督「名指しだしちょっとは信頼できるかなーっと思ったら、マジで当たるとは思わなかった」

提督「いや、大潮がたまたま当たっただけの可能性もあるか……」

↓2

44: 2015/10/22(木) 01:11:30.63 ID:ZQBxO9ff0
深海組のとこに遊びに行ったら南方棲戦姫しかいなかった

154: 2015/11/06(金) 00:30:19.53 ID:6Do9kYrQo
―???―

提督「なんかプレゼントがあるとかで、ボトルメールが送られてきたけど……ここで合ってるのかな。失礼しまーす」

南方棲戦姫「ん?」

提督「……失礼しました」

南方棲戦姫「待て、貴様良い所に来たな」

提督(うっ、引きとめられてしまったか……今回は油断して何も準備をしていなかったからな……)

提督「な、なんでございましょうか?」

南方棲戦姫「なんだその気持ち悪い言葉遣いは。何時ものようにしろ」

提督(あれ、なんか今日機嫌いい? というか、どこか困っているような……)

南方棲戦姫「実は少し困ったことになっていてな。貴様の手を借りたい」

提督(あってた)

提督「に、人間の手を借りるなんて、どうしたんだ」

南方棲戦姫「悔しいが、我だけではどうにもならないことが出来てな」

155: 2015/11/06(金) 00:30:45.75 ID:6Do9kYrQo
提督「どうにもならないこと?」

南方棲戦姫「これだ」

提督「湯呑……? 割れてるけどどうしたんだ」

南方棲戦姫「……たのだ」

提督「え?」

南方棲戦姫「我が、割ったのだ」

提督「……ちなみに、誰の?」

南方棲戦姫「ヲ級がレ級が気に入ったものだと言って包装してたものだ。おそらく……」

提督「ああー……やばそうだな」

南方棲戦姫「うむ」

提督「おそらく直せと言いたいんだろうが、無理だぞ」

南方棲戦姫「なんだと!」

提督「普通のコップならいざ知らず、湯呑となると道具無しで直すのは至難の業だぞ。完璧に直すとなれば、それこそ無謀だ」

南方棲戦姫「ぐっ……どうにもならないのか?」

提督「いやぁ、さすがに……」

156: 2015/11/06(金) 00:31:14.57 ID:6Do9kYrQo
ヲ級「すいません南方棲戦姫様、お留守番を任せてしまって」

南方棲戦姫「!?」
提督「!?」

ヲ級「あれ……」

南方棲戦姫「なな、なんでもないぞ! 壊したとかそういうことは無いぞ!」

ヲ級「壊した?」

南方棲戦姫「ぎくっ!」

南方棲戦姫「(な、なんとかしろ人間!)」

提督「(無茶言うなオイ)え、えーとヲ級さん? なにか用事があるとか聞いた気がするんだけど」

ヲ級「ああ、そのことでしたら、ここに置いてあった包みを渡す予定だったんですけど……」

南方棲戦姫「あ、あれならもう渡しておいたぞ!」

ヲ級「そうなんですか?」

提督「あ、ああ! それだけならもう帰るな! さよなら!」

南方棲戦姫「こ、今回のことは借りにしておいてやるからな!」

ヲ級(今日の二人はなんだか仲が良かったですけど……ま、まさか南方棲戦姫様まで掌握されたとか、はさすがに無い……よね?)

157: 2015/11/06(金) 00:31:45.70 ID:6Do9kYrQo
―執務室―

提督「なんかよく分からんが、割れた湯呑を貰った」

提督「……明石に頼めば修理してくれるかな」

↓2

150: 2015/11/05(木) 00:09:50.03 ID:QhsxaXOqO
伊168とスマホの買い替えを行う

162: 2015/11/07(土) 02:05:36.17 ID:2xZk3Rxmo
168「司令官、買い物に付き合って欲しいんだけど」

提督「買い物? わざわざ呼ぶなんて、何か重い物でも買うのか」

168「私の使っているスマホも型落ちしてきたし、新しいのを買う予定なの」

提督「型落ち……? まあ、いいけど。俺も行く意味あるのか」

168「だって、司令官も同じの使ってるじゃない」

提督「おう、そうだな」

168「だから、ついてきた方が良いじゃない?」

提督「……そうなのか?」

168「むー、良いじゃない、付き合ってくれても」

提督「別に断る理由もないから良いが……」

168「うんっ」

163: 2015/11/07(土) 02:06:14.15 ID:2xZk3Rxmo
―デパート―

168「新機種、楽しみにしてたのよねー」

提督「そうか……うーむ、俺も新調ようかな」

168「あ、やっぱり司令官も気になった?」

提督「まあ、型落ちしてるわけじゃ無いが前にも付き合っただろ。今回もどうせならってな」

168「あ、覚えててくれたんだ」

提督「そりゃ登録ナンバー一番にいるし、忘れることは無いだろう」

168「そういう意味じゃないんだけどね」

提督「そういう意味?」

168「な、なんでもない」

提督「なんでもないって……」

168「それより、新調するのよね?」

提督「あ、はい」

168「だったらまた一緒に買いましょ。割引されることもあるし、悪い話じゃないと思うの」

提督「あ、ああ、俺はよく分からないから、大まかな事は任せる」

168「分かったわ!」

164: 2015/11/07(土) 02:06:37.46 ID:2xZk3Rxmo
提督「合わせるつもりだが、イムヤはどういうのにしたいんだ?」

168「そうね……やっぱり、新しく出た6sかしらね。いろいろ高性能みたいだし」

提督「それもそうだ。だったら……こっちの方のか」

168「あ、本当……」

168(……あれ、なんだか一緒に携帯を選ぶのって……で、デートっぽい?)

提督「へー、3Dタッチなー」

168(な、なに急に変なこと考えてるの! こ、これはあくまでもスマホを見てるだけなんだから!)

提督「カメラ機能も高性能化か」

168(前にもあったんだし、来る前に見た少女漫画みたいな事は忘れるのよイムヤ!)

提督「ほうほう、パフォーマンスも増大と。なかなかいい進化だ」

168「うん、大丈夫大丈夫!」

提督「そうだな、これなら大丈夫そうだ」

168「え?」

提督「あ、悪いんだけど、ちょっと見て来たい物があるからひとまず任せておいても良いか?」

168「え、ええ」

提督「少ししたら戻ってくるからな!」

168「……選ぶの一瞬で終わったわね。司令官らしいけど」

165: 2015/11/07(土) 02:07:03.86 ID:2xZk3Rxmo
―執務室―

提督「しっかし、この前6が出た気がするのにもう6sか。進化するのも早いな」

提督「と言っても、6sも出たのは一ヶ月ほど前みたいだが」

↓2

161: 2015/11/06(金) 00:59:59.39 ID:Dufv0waW0
世界各国の急降下爆撃の音を被爆側から聴いてみる

168: 2015/11/07(土) 23:29:26.38 ID:2xZk3Rxmo
―談話室―

提督「いけー! 急降下爆撃だ!」

霞「またゲームやってる……」

提督「い、いいじゃないか。今日の分は終わらせたはずだぞ」

霞「やることやってれば私も文句言わないわよ」

提督「ほっ……」

霞「でも急降下爆撃ね……」

提督「……なんか嫌な思い出でもあるのか?」

霞「……さあ、記憶にはないわね」

提督「そっか」

霞(でも、たまに夢で見る、空を覆い尽くす黒いもの……まさか、関係ないわよね……)

169: 2015/11/07(土) 23:29:53.00 ID:2xZk3Rxmo
提督「まあ、急降下爆撃って言ったら今は妖精さんがやってくれてるから、思い出に差はないか」

響「轟沈一歩手前まで追い詰められた子とかは違うだろうけどね」

提督「それはどういうことだ?」

響「どういうことというか、私たちは今も戦争しているんだよ」

提督「あー……そういや深海棲艦も使ってくるか」

響「だから、人によっては違う感想が返ってくるかもね」

提督「なるほど。そこのところはどうだ、ビスマルクとリットリオ」

ビスマルク「現在進行形で最悪よ! 悪魔の音よ!」

リットリオ「どうして二国相手にして優勢を保っていられるんですか……」

提督「お前たちがきっちり協力したらわからんが、お互い出し抜こうとしているのが付け入る隙だからな」

ビスマルク「そりゃあ、ねえ」

リットリオ「少し手加減してくれてもいいんじゃないですか?」

提督「ドイツとイタリアって手加減できる相手じゃないだろ」

170: 2015/11/07(土) 23:30:19.73 ID:2xZk3Rxmo
ビスマルク「はぁ……この世界で生きてたら、最悪な思い出だったでしょうね」

リットリオ「でも、ドイツではシュトゥーカがあるじゃない。あの悪魔のサイレンともいわれた」

ビスマルク「一方的にやられてるこっちとしては、この国の方が恐れてるかもね。アハハ」

リットリオ(大変、やられすぎてSUN値がピンチみたい)

響「まあ、それは末期頃には型落ちにもなったけどね。急降下爆撃を神格化し過ぎたのが問題みたいだけど」

ビスマルク「なによ……追い打ちかける気?」

響「ふふ、まあ私と司令官が揃えば海も空もお手の物ってわけだよ」

ビスマルク「……まさか」

響「実は参加してるんだ」

リットリオ「ソ連と日本って、そりゃ勝てなくて当たり前ですよね」

響「いや、私はフランスだよ。だから、ドイツ対策に空軍を強化していたんだ」

ビスマルク「……爆撃、トラウマになりそう」

171: 2015/11/07(土) 23:30:46.61 ID:2xZk3Rxmo
―執務室―

提督「一般的には音はブーンみたいらしいな。妖精さんも同じような音出してるし」

提督「あの頃はリアルで恐ろしい音だったろうな……みんなあんまり記憶がないのは幸いといったところか」

下2

158: 2015/11/06(金) 00:37:30.83 ID:w7WwHHEzo
明石に湯呑の修理を依頼

174: 2015/11/09(月) 01:28:38.42 ID:NxcMKKa8o
―工廠―

提督「明石よ明石」

明石「なに提督。工廠で話しかけるってことは、何かの修理?」

提督「うむ。これなんだが……」

明石「これ……湯呑ですか。これをどこで?」

提督「ええと、もらったものなんだが、手違いで割れてしまってな」

明石「なるほど、貰い物を割ってしまうのはちょっと残念ですね」

提督「だから、何とか直してほしいんだが。できるか?」

明石「もちろん大丈夫です。あんまり私をなめないでくださいね」

提督「改修はしてるけど、修理しているところを見たところはあんまりないからな」

明石「提督が修理に関する仕事をくれないからじゃないですか!」

提督「すまんな」

175: 2015/11/09(月) 01:29:12.44 ID:NxcMKKa8o
明石「もう……きっちり直しておきますから、心配しないでください」

提督「おう、まかせたぞ」スタスタ

明石「……はぁ、提督もまったく……」

明石(そういえば、貰ったといっても誰からもらったんだろう?)

明石「……ま、誰でもいいけど」

夕張「本当にそう思ってます?」

明石「……」

青葉「正直になった方が身のためですよ」

明石「な、なに二人とも」

夕張「私は純粋に聞いてるだけですけど」

青葉「青葉は違いますけどね!」

176: 2015/11/09(月) 01:29:41.52 ID:NxcMKKa8o
明石「そうはいっても、わかる方法とかあるんですか?」

青葉「このことを新聞で広めましょう。それで不審な行動をした人が犯人です!」

夕張「雑!」

明石「というより、新聞にしたいだけですよね」

青葉「はい!」

明石「今日は正直ですね」

青葉「司令官や霞ちゃん相手じゃないですから!」

明石「……まあ、好きにればいいんじゃないですかね?」

青葉「はい! さっそく文字をおこしてきますね!」ダッ

夕張「い、いいんですか?」

明石「事実を報道するのは別に悪いことじゃないから」

夕張「本音では?」

明石「気になりました」

夕張「今日は素直ですね。かくゆう私も止めませんけど」

177: 2015/11/09(月) 01:30:07.73 ID:NxcMKKa8o
明石「そうはいっても、わかる方法とかあるんですか?」

青葉「このことを新聞で広めましょう。それで不審な行動をした人が犯人です!」

夕張「雑!」

明石「というより、新聞にしたいだけですよね」

青葉「はい!」

明石「今日は正直ですね」

青葉「司令官や霞ちゃん相手じゃないですから!」

明石「……まあ、好きにればいいんじゃないですかね?」

青葉「はい! さっそく文字をおこしてきますね!」ダッ

夕張「い、いいんですか?」

明石「事実を報道するのは別に悪いことじゃないから」

夕張「本音では?」

明石「気になりました」

夕張「今日は素直ですね。かくゆう私も止めませんけど」

178: 2015/11/09(月) 01:32:46.15 ID:NxcMKKa8o
―執務室―

提督「『謎の女性からのプレゼント』? えっ、何この新聞」

提督「……まあ、内容からしてばれてなさそうだ。人の噂も七十五日というし、放っておいておこう」

下2

180: 2015/11/09(月) 01:37:04.78 ID:dM2rMImeo
長門型と一緒にデリバリーピザのチラシをにらめっこ

181: 2015/11/09(月) 23:36:19.24 ID:NxcMKKa8o
―談話室―

提督「誰だー、こんな所に新聞を置きっぱなしにしたの」

長門「私がここに来るときには既においてあったぞ」

陸奥「チラシも挟まってるし未読みたいね。置いておけば取りに来るんじゃないかしら」

提督「それもそうか。じゃあ、そのまま置いて……おっと、チラシが」

長門「そそっかしいな。……ん?」

提督「なんか気になる者でも落ちたか?」

長門「……ピザ半額だと」

提督「あー、最近やってるよな。二つ買えばひとつ無料とか、値段統一で大きさ自由とか」

長門「ほう」

提督「頼むなら頼んでいいと思うぞ。クーポンじゃないし、文句は言われんだろう」

陸奥「だって、姉さん」

182: 2015/11/09(月) 23:36:51.04 ID:NxcMKKa8o
長門「う、うむ。しかし、何が良いだろうか」

陸奥「好きなのでいいと思うけど」

長門「順当に選べばこのテリヤキが乗っているやつなのだが……」

陸奥「他に気になるものがあるの?」

長門「……このパイナップルが乗っているピザ、美味しそうだと思わないか?」

陸奥「パイナップルねぇ……あんまりあいそうな気はしないけど」

提督「ああ、確かに美味しいな」

陸奥「提督は食べたことあるの?」

提督「そりゃ、ここのピザは一通り食べたからな。もちが入ってるものなんかも美味しかったぞ」

長門「なるほど、流石我らの提督。既に一足先を歩いているわけか」

提督「そりゃ昔は出前に頼ってた時期もあったし……まあ、んなことはどうでもいい。問題は何にするかだ」

長門「そうだな」

183: 2015/11/09(月) 23:37:26.82 ID:NxcMKKa8o
陸奥「あ、シーフードピザも美味しそうね」

長門「あまりこういう物は悩む性質ではないが、これだけ選択の余地があるとなかなか選べないものだな」

陸奥(パイナップルが気になっているんでしょうね)

提督(長門に関してはプライドを取るかどうかってところのような気がするがな)

長門「むぅ……」

陸奥「……はぁ、なんだか私も気になってきたわ。このパイナップルの入ってるピザ」

提督「探せば少なくは無いと思うんだがな。じゃあ、これにするか」

長門「そ、そうだな」

陸奥「……でも、やっぱりシーフードも頼みましょ」

提督「はいはい。どうせ余ったって食べる奴がここにはいるんだから。頼み過ぎても気にしなくても良いからな」

長門「そうか。それなら、これも頼んでみるか」

陸奥「こっちのもいいんじゃない?」

提督(……なんか、まだ増えそうだな)

184: 2015/11/09(月) 23:37:53.90 ID:NxcMKKa8o
―執務室―

提督「結局五枚くらい頼んだんだが……」

提督「まあ、長門型も結構食べる事を忘れていたよ。うん」

↓2

186: 2015/11/09(月) 23:45:35.31 ID:oRbDXrzpo
秘書官と川内型ライブに行く

188: 2015/11/10(火) 22:38:41.77 ID:qGZR7Gzbo
提督「秘書官、どうやらようやくライブが開かれるみたいだ」

霞「ライブって……ああ、あれね」

提督「そしてここに二枚のチケットがある」

霞「なに、わざわざ買ったの」

提督「そりゃ、アイドル誕生の瞬間を目にしない訳にはいかないだろ」

霞「その日用事があるとか聞いた気もするけど」

提督「観客席で見るための方便に決まってるだろ」

霞「カス司令官は相変わらずね……」

提督「そんな褒められても照れるな。じゃあ、時間も迫って来たし行こうか」

霞「別に私は行きたいわけじゃ……」

提督「へー、俺を一人で行かせていいんだな?」

霞「……」

189: 2015/11/10(火) 22:39:08.33 ID:qGZR7Gzbo
―ライブ会場―

ワーワーパチパチキャーキャー

提督「はぁ、やっぱりライブってのは良いな」

霞「いつの間にあんなにパフォーマンスが上手く……そういえば、単独じゃないのね」

提督「客の入りは分からないから、初ライブで単独は厳しいだろ」

霞「ふーん、そういうものなのね」

提督「まあ、いつの間にか全国展開してたあいつは別だから」

霞「その話は止めなさい」

提督「個人的に不安なのは那珂ちゃんだな」

霞「そう?」

提督「川内は結構肝が据わってるところがあるし、神通もいざとなったら空気に呑まれる事無く普段通りで居られるだろう。那珂ちゃんはほら、いわゆる地方アイドルだから」

霞「なんだか、そう言われると急に不安になってきたわ」

提督「まあ、あいつらでフォローし合うだろ。そういう風にレッスンをさせた」

霞「そうね。それが理想的ね。ま、私もあの三人なら心配いらないと思うわよ」

提督「だな」

190: 2015/11/10(火) 22:39:34.82 ID:qGZR7Gzbo
―舞台裏―

神通「大丈夫?」

川内「本番直前に緊張する気持ちもわかるから、ゆっくりでいいよ」

那珂「ちょ、ちょっと呼吸が乱れてるだけだから……すー、はー……だ、大丈夫」

神通「ゆっくりでいいから、ね」

川内「しかし意外だったなー。那珂ちゃんが一番緊張するなんて」

那珂「な、那珂ちゃん、個人営業はしてたけど大舞台は未経験だから」

神通(個人営業って、食堂でのゲリラライブとか?)

川内(外での営業ってCDを売るくらいしかしてなかったと思うんだけど)

那珂「な、何その顔」

川内「いや、那珂ちゃんもそういうことがあるんだって思ってさ」

那珂「も、もー!」

神通「ふふ、ほら、そろそろ出番ですよ。行きましょう、私達の舞台に」

川内「分かった。ほら那珂ちゃん、手がいる?」

那珂「もー! 那珂ちゃんだってプロなんだから! 大丈夫っ」

191: 2015/11/10(火) 22:40:01.69 ID:qGZR7Gzbo
―執務室―

提督「大盛況のままにライブは終わった。ついでに秘書官もそれなりに楽しんでくれたみたいだ」

提督「まあ、秘書官もなんだかんだでああいうの嫌いじゃないみたいだし。口では文句いうものの」

↓2

193: 2015/11/10(火) 22:41:36.09 ID:YPF1iO9r0
南方棲戦姫が湯呑みを割ったことをヲ級にチクる

196: 2015/11/11(水) 23:40:31.32 ID:O48DaPjNo
―???―

ヲ級「ところで、湯呑はどうでしたか?」

提督「ん? あー……」

ヲ級「?」

提督「……まあ、言っちゃってもいいか。あれは南方棲戦姫が割った」

ヲ級「へぇ……へ!?」

提督「いや大丈夫大丈夫。今修理に出してるから」

ヲ級「全然大丈夫じゃないんですけど……レ級が聞いたらなんて思うか……」

レ級「……」

ヲ級(い、いた……)

レ級「わっちゃったの?」

提督「お、俺じゃあないから。で、でもほら、修理出してるから!」

197: 2015/11/11(水) 23:41:02.27 ID:O48DaPjNo
レ級「……」

提督「……ヲ級、タッチ」

ヲ級「いえ、私も被害者なんですけど」

レ級「……へー、そうなんだ」

提督「れ、レ級?」

レ級「そうだ、用事おもいだしたから、ちょっとでるね」バッ

ヲ級「は、はい」

提督「……あれ、怒ってたと思う?」

ヲ級「人間って無表情が一番怖いそうですね」

提督「艦娘も似たようなものだから、お前らも同じなのかもしれないな」

<ドシャーン

ヲ級「……今日の海はちょっと荒れそうですね」

提督「だな」

198: 2015/11/11(水) 23:41:36.97 ID:O48DaPjNo
~~~~~~~~

レ級「ちょっとすっきりしてきた」

提督(返り血ついてませんか)

ヲ級(色のおかしいオイルですね)

レ級「それで」

提督「はい!」

レ級「しゅうりしてるの? 捨ててないよね?」

提督「もちろんです! 決してお気持ちを無駄にすることなど致しません!」

レ級「えへへ、それならよかった」

提督(あっぶねー! もし捨ててたら命が失われるところだった!)

ヲ級(捨ててたら如何したんでしょう……考えるだけでも恐ろしい)

199: 2015/11/11(水) 23:42:28.36 ID:O48DaPjNo
―執務室―

提督「今回は久しぶりに命の危険を感じた……」

提督「海が荒れてる最中だれかの叫び声が聞こえた気がするけど……まあ、気のせいということにしておこう」

次回:提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」【3】


引用: 提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」