199: 2015/11/11(水) 23:42:28.36 ID:O48DaPjNo
シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ
最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」【2】
―執務室―
提督「今回は久しぶりに命の危険を感じた……」
提督「海が荒れてる最中だれかの叫び声が聞こえた気がするけど……まあ、気のせいということにしておこう」
↓2
201: 2015/11/11(水) 23:46:19.66 ID:dSTk6G2Po
艦娘集めて朝のラジオ体操
204: 2015/11/13(金) 00:42:32.11 ID:nzYwbXOco
提督「なんか、最近みんなが起きて来るの遅くなってる気がする」
霞「寒くなって来たし、皆布団から出たくないんじゃない? まあ、それで作戦に支障が出るようなら私からも言ってるけど」
提督「問題は無いというわけか」
霞「このままでいいというわけでもないけど」
提督「……なら、早起きできるようにちょっと作戦を練るか」
霞「ふうん、いいんじゃない」
提督「秘書官、何か作戦ないか?」
霞「って、私任せなわけね……強制力が無さそうで自主的に参加してくれそうな物が良いんじゃないかしら」
提督「で、具体的には?」
霞「少しくらい自分で考えなさい!」
提督「はーい……」
霞「寒くなって来たし、皆布団から出たくないんじゃない? まあ、それで作戦に支障が出るようなら私からも言ってるけど」
提督「問題は無いというわけか」
霞「このままでいいというわけでもないけど」
提督「……なら、早起きできるようにちょっと作戦を練るか」
霞「ふうん、いいんじゃない」
提督「秘書官、何か作戦ないか?」
霞「って、私任せなわけね……強制力が無さそうで自主的に参加してくれそうな物が良いんじゃないかしら」
提督「で、具体的には?」
霞「少しくらい自分で考えなさい!」
提督「はーい……」
205: 2015/11/13(金) 00:43:04.85 ID:nzYwbXOco
―早朝・庭―
提督「というわけで、ラジオ体操をするぞー!」
シ~ン
提督「……まずはラジオ体操第一いくぞー!」
吹雪「いや、止めて下さいよ」
提督「まさか誰一人来ないなんて思わなかったから動転して」
吹雪「司令官は相変わらずですね」
提督「何が相変わらずかは知らんが、みんなどこにいったんだ?」
吹雪「皆ですか? それなら、トレーニングルームで個々で体操してますけど」
提督「俺は庭だと伝えたはずだが?」
吹雪「寒いとのこと」
提督「……」
提督「というわけで、ラジオ体操をするぞー!」
シ~ン
提督「……まずはラジオ体操第一いくぞー!」
吹雪「いや、止めて下さいよ」
提督「まさか誰一人来ないなんて思わなかったから動転して」
吹雪「司令官は相変わらずですね」
提督「何が相変わらずかは知らんが、みんなどこにいったんだ?」
吹雪「皆ですか? それなら、トレーニングルームで個々で体操してますけど」
提督「俺は庭だと伝えたはずだが?」
吹雪「寒いとのこと」
提督「……」
206: 2015/11/13(金) 00:43:31.22 ID:nzYwbXOco
~~~~~~~~
提督「よし、ようやく集まったか」
吹雪「全員って訳では無いですけどね」
提督「自主参加だしょうがない」
山城「はぁ……折角来たのに、こんな寒い中でとか、不幸だわ……」
扶桑「まだ日が出たばかりだからしょうがないわ」
翔鶴「鳳翔さん達も早いですね」
鳳翔「お店の仕込みの事もありますから」
龍鳳「その合間で来ているだけですよね」
間宮「ほとんど私と同じですね。うふふ」
長良「これが終わったら走ってこよ!」
鬼怒「付き合うよ!」
提督「……あれ、これ元々起きてたやつしか付き合わないんじゃね」
吹雪「私も司令官直々に言われなかったら来なかったかも知れませんしね」
提督「よし、ようやく集まったか」
吹雪「全員って訳では無いですけどね」
提督「自主参加だしょうがない」
山城「はぁ……折角来たのに、こんな寒い中でとか、不幸だわ……」
扶桑「まだ日が出たばかりだからしょうがないわ」
翔鶴「鳳翔さん達も早いですね」
鳳翔「お店の仕込みの事もありますから」
龍鳳「その合間で来ているだけですよね」
間宮「ほとんど私と同じですね。うふふ」
長良「これが終わったら走ってこよ!」
鬼怒「付き合うよ!」
提督「……あれ、これ元々起きてたやつしか付き合わないんじゃね」
吹雪「私も司令官直々に言われなかったら来なかったかも知れませんしね」
207: 2015/11/13(金) 00:43:59.35 ID:nzYwbXOco
―執務室―
提督「なんか思ったより集まったけど、改善には至らなかった」
提督「今度は別の方法を考えるか……」
↓2
提督「なんか思ったより集まったけど、改善には至らなかった」
提督「今度は別の方法を考えるか……」
↓2
187: 2015/11/09(月) 23:45:35.74 ID:BcmSRLX3o
新聞で作った紙鉄砲で寝ている羽黒を驚かす
210: 2015/11/14(土) 00:18:10.67 ID:rCibp8N9o
―談話室―
提督「さーて、今日は誰か居ないかなーっと」
羽黒「……」
提督「羽黒さーん?」
羽黒「スゥスゥ……」
提督「……おや、ぐっすりお休みのようで。しめしめ、これを試すときが遂に来たか」ゴソゴソ
提督(じゃじゃーん、紙鉄砲だぞー!)
提督「新聞紙だから音の大きさは小さいが、羽黒をおこすのには十分だろう。せーの」
パァン!!
羽黒「ひゃあっ!? な、なんですか! 敵襲ですか!」
提督「さーて、今日は誰か居ないかなーっと」
羽黒「……」
提督「羽黒さーん?」
羽黒「スゥスゥ……」
提督「……おや、ぐっすりお休みのようで。しめしめ、これを試すときが遂に来たか」ゴソゴソ
提督(じゃじゃーん、紙鉄砲だぞー!)
提督「新聞紙だから音の大きさは小さいが、羽黒をおこすのには十分だろう。せーの」
パァン!!
羽黒「ひゃあっ!? な、なんですか! 敵襲ですか!」
211: 2015/11/14(土) 00:18:36.81 ID:rCibp8N9o
提督「起きたか羽黒」
羽黒「あ……司令官さん? あの、敵は……」
提督「敵なんていないぞ。警報もなっていないしな」
羽黒「でも、今凄い音がしたような気がするんですけど……」
提督「これだろ?」パン
羽黒「あ……」
提督「羽黒が驚く姿、なかなかよかったぞ」
羽黒「もう、司令官さんはいじわるです」
提督「なんだ、知らなかったのか?」
羽黒「いえ、知ってましたけど」
提督「はっはっは、まあこんなところで寝たら風邪ひくからな。気を付けろよ」
羽黒「はい。心配してくれてありがとうございます」
提督「なに、当たり前の事だ」
羽黒「あ……司令官さん? あの、敵は……」
提督「敵なんていないぞ。警報もなっていないしな」
羽黒「でも、今凄い音がしたような気がするんですけど……」
提督「これだろ?」パン
羽黒「あ……」
提督「羽黒が驚く姿、なかなかよかったぞ」
羽黒「もう、司令官さんはいじわるです」
提督「なんだ、知らなかったのか?」
羽黒「いえ、知ってましたけど」
提督「はっはっは、まあこんなところで寝たら風邪ひくからな。気を付けろよ」
羽黒「はい。心配してくれてありがとうございます」
提督「なに、当たり前の事だ」
212: 2015/11/14(土) 00:19:03.05 ID:rCibp8N9o
羽黒「……ところで」
提督「ん?」
羽黒「それ、貸してもらっても良いですか?」
提督「いいけど……も、もしかして八つ当たりでびりびりに破く気じゃ……」
羽黒「そ、そんなことしません!」
提督「なんて冗談。ほれ」
羽黒「ありがとうございます」
提督「いやー、それ綺麗に折るのってなかなかないからさー」
羽黒「……はい、ありがとうございます」
提督「……で、えっと」
羽黒「……」
提督「何でじっくりみてるの」
羽黒「す、すみません、気になったものですから!」
提督「ん?」
羽黒「それ、貸してもらっても良いですか?」
提督「いいけど……も、もしかして八つ当たりでびりびりに破く気じゃ……」
羽黒「そ、そんなことしません!」
提督「なんて冗談。ほれ」
羽黒「ありがとうございます」
提督「いやー、それ綺麗に折るのってなかなかないからさー」
羽黒「……はい、ありがとうございます」
提督「……で、えっと」
羽黒「……」
提督「何でじっくりみてるの」
羽黒「す、すみません、気になったものですから!」
213: 2015/11/14(土) 00:19:29.19 ID:rCibp8N9o
―執務室―
提督「あれは羽黒に貸してあげた。まあ、変に使わないだろう」
提督「まあ、別に破かれたりとかしてもいいんだけど。作ればいいし」
下2
提督「あれは羽黒に貸してあげた。まあ、変に使わないだろう」
提督「まあ、別に破かれたりとかしてもいいんだけど。作ればいいし」
下2
215: 2015/11/14(土) 00:22:01.93 ID:XQd8xXLSo
神通に深海メイクを施す
217: 2015/11/15(日) 00:47:36.46 ID:WNiLapVto
―川内型の部屋―
提督「ほうほう、今の流行は深海メイクか」
神通「なんですか、それ」
提督「ほら、このファッション誌に書いてある」
神通「……これ、発禁書じゃないですか?」
提督「まあ敵の事について書かれてるしな。まあ、見た目にしか触れられてないしいいんじゃね」
神通「適当ですね……」
提督「……ふむ」
神通(また何か変な事を考えているみたいですね)
提督「ちょっと神通」
神通「嫌ですからね」
提督「ちょっとためしに……って、まだ言って無いだろ!」
神通「大体読めてましたから」
提督「ほうほう、今の流行は深海メイクか」
神通「なんですか、それ」
提督「ほら、このファッション誌に書いてある」
神通「……これ、発禁書じゃないですか?」
提督「まあ敵の事について書かれてるしな。まあ、見た目にしか触れられてないしいいんじゃね」
神通「適当ですね……」
提督「……ふむ」
神通(また何か変な事を考えているみたいですね)
提督「ちょっと神通」
神通「嫌ですからね」
提督「ちょっとためしに……って、まだ言って無いだろ!」
神通「大体読めてましたから」
218: 2015/11/15(日) 00:48:03.06 ID:WNiLapVto
提督「どうしてもだめか?」
神通「……」
提督「どうしても、だめか?」
神通「……はぁ、少しだけですよ」
提督(押しが弱い所は相変わらずだよな)
神通「それで、深海メイクってどんなのですか?」
提督「うーん……例えて言うならば…………」
神通「ならば?」
提督「……江戸時代の人みたいな」
神通「全く伝わらないんですけど」
提督「例えに困ったんだよ。というか、深海棲艦ならいつも見てるだろ?」
神通「それは確かにそうですけど」
提督「例えるならあんなのだ。やり方なら書いてあったから、そこに座ってくれ」
神通「あの、本当にするんですか?
提督「もちろんだ」
神通(不安しかないです……)
神通「……」
提督「どうしても、だめか?」
神通「……はぁ、少しだけですよ」
提督(押しが弱い所は相変わらずだよな)
神通「それで、深海メイクってどんなのですか?」
提督「うーん……例えて言うならば…………」
神通「ならば?」
提督「……江戸時代の人みたいな」
神通「全く伝わらないんですけど」
提督「例えに困ったんだよ。というか、深海棲艦ならいつも見てるだろ?」
神通「それは確かにそうですけど」
提督「例えるならあんなのだ。やり方なら書いてあったから、そこに座ってくれ」
神通「あの、本当にするんですか?
提督「もちろんだ」
神通(不安しかないです……)
219: 2015/11/15(日) 00:48:28.90 ID:WNiLapVto
~数十分後~
提督「はい、完成だ」
神通「……あの、鏡は要らないです」
提督「どうしてだ? 見てみたいだろ、深海棲艦になった自分の姿」
神通「敵の姿になった自分の姿を見たい人って、ほとんどいないと思うのですが……」
提督「そうでなくても気になるだろ?」
神通「いえ、あの……なんだか見るのが怖くて」
提督「そんなに躊躇しなくても良いんだがな」
神通(しない人はまれかと)
提督「しかし、自己満足とはいえ、誰にも見せずに終わるのは……」
ガチャ
那珂「やっほー! 那珂ちゃんが帰ってきた……よ……」
神通「……あの、これは」
那珂「……だ、誰かー! 那珂ちゃんの部屋で提督が敵に襲われてるー!」ダッ
神通「あっ」
提督「はい、メイク落とし。しかし、見間違えられるほどに完璧だったとはな」
神通「もう! 少しは慌ててくださいよ!」
提督「はい、完成だ」
神通「……あの、鏡は要らないです」
提督「どうしてだ? 見てみたいだろ、深海棲艦になった自分の姿」
神通「敵の姿になった自分の姿を見たい人って、ほとんどいないと思うのですが……」
提督「そうでなくても気になるだろ?」
神通「いえ、あの……なんだか見るのが怖くて」
提督「そんなに躊躇しなくても良いんだがな」
神通(しない人はまれかと)
提督「しかし、自己満足とはいえ、誰にも見せずに終わるのは……」
ガチャ
那珂「やっほー! 那珂ちゃんが帰ってきた……よ……」
神通「……あの、これは」
那珂「……だ、誰かー! 那珂ちゃんの部屋で提督が敵に襲われてるー!」ダッ
神通「あっ」
提督「はい、メイク落とし。しかし、見間違えられるほどに完璧だったとはな」
神通「もう! 少しは慌ててくださいよ!」
220: 2015/11/15(日) 00:49:00.52 ID:WNiLapVto
―執務室―
提督「メイクをした瞬間からああなることは予測できていた」
提督「まあ、那珂ちゃんが道化となってしまったことは可哀想だとは思うけど」
↓2
提督「メイクをした瞬間からああなることは予測できていた」
提督「まあ、那珂ちゃんが道化となってしまったことは可哀想だとは思うけど」
↓2
222: 2015/11/15(日) 00:50:28.86 ID:sL+iQIDg0
隼鷹 足柄 高雄と社交ダンスをする
223: 2015/11/15(日) 22:37:41.64 ID:WNiLapVt0
―鳳翔の店―
準鷹「一番、踊りまーす!」
足柄「いいわねいいわね!」
高雄「馬鹿め…と言って差し上げますわ!」
準鷹「あははははは」
提督「酔ってるなぁ……」
鳳翔「いつものことですけどね」
提督「それは知っているけどな」
鳳翔「提督も混ざればいいんじゃないでしょうか」
提督「もう少し酔ってからな」
準鷹「一番、踊りまーす!」
足柄「いいわねいいわね!」
高雄「馬鹿め…と言って差し上げますわ!」
準鷹「あははははは」
提督「酔ってるなぁ……」
鳳翔「いつものことですけどね」
提督「それは知っているけどな」
鳳翔「提督も混ざればいいんじゃないでしょうか」
提督「もう少し酔ってからな」
224: 2015/11/15(日) 22:39:24.76 ID:WNiLapVt0
足柄「あらぁ、そこで一人酒とはいただけないわね」
提督「げっ」
準鷹「ヒャッハー! 提督も踊ろうぜぇ!」
高雄「共に飲んでいるんですから、少しくらいどうでしょう」
提督「あー! わかったから引っ張るな!」
準鷹「ほら、一緒に踊るぞー」
提督「あんま素面でやりたくないんだが……お手を拝借」スッ
準鷹「お、おお?」
提督「~~♪」
準鷹「っと……なるほどな」
提督「げっ」
準鷹「ヒャッハー! 提督も踊ろうぜぇ!」
高雄「共に飲んでいるんですから、少しくらいどうでしょう」
提督「あー! わかったから引っ張るな!」
準鷹「ほら、一緒に踊るぞー」
提督「あんま素面でやりたくないんだが……お手を拝借」スッ
準鷹「お、おお?」
提督「~~♪」
準鷹「っと……なるほどな」
225: 2015/11/15(日) 22:39:56.37 ID:WNiLapVt0
足柄「ひゅー! これが社交ダンスね!」
高雄「あぁ、うらやましいわね……」
足柄「それは私もよ……」
提督「はいはい、俺でいいのなら踊ってやるから」
高雄「では次は私で!」
足柄「飢えたオオカミと呼ばれた私が先よ!」
提督「ははは、なら一緒にやってやろう!」
高雄「その手が!」
足柄「あったわね!」
提督「流石俺だろ!」
準鷹「お、三人と一緒に踊れるというのか」
提督「当たり前よぉ!」
準鷹「それ最高! ははははははは!!」
鳳翔「……提督、酔っていらっしゃるみたいですね」
高雄「あぁ、うらやましいわね……」
足柄「それは私もよ……」
提督「はいはい、俺でいいのなら踊ってやるから」
高雄「では次は私で!」
足柄「飢えたオオカミと呼ばれた私が先よ!」
提督「ははは、なら一緒にやってやろう!」
高雄「その手が!」
足柄「あったわね!」
提督「流石俺だろ!」
準鷹「お、三人と一緒に踊れるというのか」
提督「当たり前よぉ!」
準鷹「それ最高! ははははははは!!」
鳳翔「……提督、酔っていらっしゃるみたいですね」
226: 2015/11/15(日) 22:40:52.01 ID:WNiLapVt0
―執務室―
提督「あー、頭痛い……あいつらと飲むと記憶失ったり二日酔いになったりするんだよなぁ」
提督「まあ、なんとなく楽しかったことは覚えてるからいいんだけど」
下2
提督「あー、頭痛い……あいつらと飲むと記憶失ったり二日酔いになったりするんだよなぁ」
提督「まあ、なんとなく楽しかったことは覚えてるからいいんだけど」
下2
228: 2015/11/15(日) 22:45:58.56 ID:tS6gNATGo
村雨と海釣り
230: 2015/11/17(火) 00:13:35.15 ID:p8tPCaQ0o
―母港―
提督「……」
村雨「提督、釣れてる?」
提督「なんで俺が釣りをしているとみんなそれ聞いて来るの」
村雨「テンプレ的な?」
提督「……まあ、釣れてないよ」
村雨「餌つけて無いもんね」
提督「知ってて聞いたのかい」
村雨「うん」
提督「……まあ、いいけど」
村雨「ねえ、隣良い?」
提督「……かまわんが」
村雨「じゃあ、失礼しまーす」
提督「……」
村雨「提督、釣れてる?」
提督「なんで俺が釣りをしているとみんなそれ聞いて来るの」
村雨「テンプレ的な?」
提督「……まあ、釣れてないよ」
村雨「餌つけて無いもんね」
提督「知ってて聞いたのかい」
村雨「うん」
提督「……まあ、いいけど」
村雨「ねえ、隣良い?」
提督「……かまわんが」
村雨「じゃあ、失礼しまーす」
231: 2015/11/17(火) 00:14:06.13 ID:p8tPCaQ0o
提督「ついでに言っておくが、釣らないつりだからつまらんぞ」
村雨「いいのいいの。そういうつもりでいるわけじゃないから」
提督(村雨の思考が読めない……)
村雨「で、提督」
提督「なんだ?」
村雨「釣竿ある? 私もやってみたいの」
提督(本当に読めない……)
提督「予備のならそこに。餌も一応おいてるから、好きに使って構わんぞ」
村雨「さーんきゅっ」
提督「ちょっ、それは怒られるぞ」
村雨「うふふ、ごめんなさーい」
提督「特に咎めないとも思うけどさ……」
村雨「いいのいいの。そういうつもりでいるわけじゃないから」
提督(村雨の思考が読めない……)
村雨「で、提督」
提督「なんだ?」
村雨「釣竿ある? 私もやってみたいの」
提督(本当に読めない……)
提督「予備のならそこに。餌も一応おいてるから、好きに使って構わんぞ」
村雨「さーんきゅっ」
提督「ちょっ、それは怒られるぞ」
村雨「うふふ、ごめんなさーい」
提督「特に咎めないとも思うけどさ……」
232: 2015/11/17(火) 00:14:31.37 ID:p8tPCaQ0o
村雨「それじゃ、えいっ」
提督「あんま大物は期待するなよ」
村雨「それくらいわかってるわよ」
提督「……」
村雨「……あっ……釣れた」
提督「うっそだろお前。垂らしたばっかりだろ」
村雨「運がいいのかもねー」
提督「羨ましいもんだよ」
村雨「じゃあ、餌を付けたらいいじゃない」
提督「釣れないつりを楽しむのが好きなんだ」
村雨「変わってるのねー」
提督「よく言われる」
村雨「じゃあ、提督の分も私が釣ってあげるわね」
提督「お好きに」
村雨「はいはーい、じゃあ好きに釣らせてもらうわね」
提督(結局なんで唐突に釣りをする気になったんだろう)
提督「あんま大物は期待するなよ」
村雨「それくらいわかってるわよ」
提督「……」
村雨「……あっ……釣れた」
提督「うっそだろお前。垂らしたばっかりだろ」
村雨「運がいいのかもねー」
提督「羨ましいもんだよ」
村雨「じゃあ、餌を付けたらいいじゃない」
提督「釣れないつりを楽しむのが好きなんだ」
村雨「変わってるのねー」
提督「よく言われる」
村雨「じゃあ、提督の分も私が釣ってあげるわね」
提督「お好きに」
村雨「はいはーい、じゃあ好きに釣らせてもらうわね」
提督(結局なんで唐突に釣りをする気になったんだろう)
233: 2015/11/17(火) 00:15:09.25 ID:p8tPCaQ0o
―執務室―
霞「かまってもらいたかったんじゃないの。じゃあ、私は行くから」バタン
提督「はぁ、なるほど……釣る気ないときは淡泊になることも少なくないから、悪いことしたかもな」
提督「かわりに今度会う時はうんと可愛がってやるか」
↓2
霞「かまってもらいたかったんじゃないの。じゃあ、私は行くから」バタン
提督「はぁ、なるほど……釣る気ないときは淡泊になることも少なくないから、悪いことしたかもな」
提督「かわりに今度会う時はうんと可愛がってやるか」
↓2
235: 2015/11/17(火) 00:17:25.77 ID:qbwK1vcdO
武蔵と一緒に乾布摩擦
236: 2015/11/18(水) 00:31:20.87 ID:wEr0fdS+o
―大和型の部屋―
武蔵「最近はこたつにもぐる艦娘が増えているようだな」
提督「らしい。寒くなってきた今こそ、乾布摩擦をするべきだと思うんだが」
武蔵「なるほど、その意見には賛成だ。みな軟弱すぎる」
提督「では、さっそく次の朝からやってみるか」
武蔵「いいだろう。提督こそ、寒くて起きられないなんてことは無いようにしておけ」
提督「誰にそんなことを言っていると思っている」
武蔵「くくっ、確かに、余計なお世話だったな」
提督「そういう武蔵こそ大丈夫か?」
武蔵「冗談でも面白くないな。私がそんな軟弱とでも?」
提督「いや、ただの軽口だ。いずれも明日になればわかる事だしな」
武蔵「違いない」
武蔵「最近はこたつにもぐる艦娘が増えているようだな」
提督「らしい。寒くなってきた今こそ、乾布摩擦をするべきだと思うんだが」
武蔵「なるほど、その意見には賛成だ。みな軟弱すぎる」
提督「では、さっそく次の朝からやってみるか」
武蔵「いいだろう。提督こそ、寒くて起きられないなんてことは無いようにしておけ」
提督「誰にそんなことを言っていると思っている」
武蔵「くくっ、確かに、余計なお世話だったな」
提督「そういう武蔵こそ大丈夫か?」
武蔵「冗談でも面白くないな。私がそんな軟弱とでも?」
提督「いや、ただの軽口だ。いずれも明日になればわかる事だしな」
武蔵「違いない」
237: 2015/11/18(水) 00:31:59.17 ID:wEr0fdS+o
~次の日・庭~
提督「庭に出て丁度良し。ちゃんとタオルは持ってきたか」
武蔵「ぬかりはない」
提督「よし。では、今から乾布摩擦を始める」
武蔵「うむ」
提督「では……はぁあああああああ!!」シュシュシュ
武蔵「ほう、目にも見えないスピードで摩擦をするとはな。ならばこの武蔵も負けていられないようだ。……はっ!」シュシュシュ
提督「なるほど、なかなかやるな」
武蔵「私も提督の事を少々侮っていたようだ」
提督「では、そろそろ本気を見せつけるとしようか」
武蔵「本気だと?」
提督「そう。これこそ真の最終奥義、超完封摩擦だ!!」
武蔵「ばかな、そんなに強く擦り付けると、逆に健康に悪いぞ!」
提督「そうまでしても、俺は武蔵を越えたいのだ!」
提督「庭に出て丁度良し。ちゃんとタオルは持ってきたか」
武蔵「ぬかりはない」
提督「よし。では、今から乾布摩擦を始める」
武蔵「うむ」
提督「では……はぁあああああああ!!」シュシュシュ
武蔵「ほう、目にも見えないスピードで摩擦をするとはな。ならばこの武蔵も負けていられないようだ。……はっ!」シュシュシュ
提督「なるほど、なかなかやるな」
武蔵「私も提督の事を少々侮っていたようだ」
提督「では、そろそろ本気を見せつけるとしようか」
武蔵「本気だと?」
提督「そう。これこそ真の最終奥義、超完封摩擦だ!!」
武蔵「ばかな、そんなに強く擦り付けると、逆に健康に悪いぞ!」
提督「そうまでしても、俺は武蔵を越えたいのだ!」
238: 2015/11/18(水) 00:32:25.58 ID:wEr0fdS+o
武蔵「そうか、提督の決意は固いようだな。ならば、こちらも同じように本気を出すしかないようだな」
提督「なんだと! まだ力を隠していたというのか!」
武蔵「ふっ、乾布摩擦に溺れるがいい」
提督「くそっ、俺もここまでか……!」
大和「あのー」
提督「なんだ大和。今良い所なんだが」
大和「普通に乾布摩擦しながら何を話しているんですか?」
提督「いや、なんか思ったより面白くないので、適当な寸劇でもと」
武蔵「私はこの程度何ともないのだがな」
大和「ま、まあお二人が楽しんでいるのであれば、いいと思いますけど」
提督「でもな、武蔵」
武蔵「なんだ?」
提督「ぶっちゃけ寒いからやめたい」
武蔵「軟弱物は提督もだったか」
提督「なんだと! まだ力を隠していたというのか!」
武蔵「ふっ、乾布摩擦に溺れるがいい」
提督「くそっ、俺もここまでか……!」
大和「あのー」
提督「なんだ大和。今良い所なんだが」
大和「普通に乾布摩擦しながら何を話しているんですか?」
提督「いや、なんか思ったより面白くないので、適当な寸劇でもと」
武蔵「私はこの程度何ともないのだがな」
大和「ま、まあお二人が楽しんでいるのであれば、いいと思いますけど」
提督「でもな、武蔵」
武蔵「なんだ?」
提督「ぶっちゃけ寒いからやめたい」
武蔵「軟弱物は提督もだったか」
239: 2015/11/18(水) 00:32:52.50 ID:wEr0fdS+o
―執務室―
提督「さすがに上半身裸で早朝は辛すぎる。しかも日陰とか」
提督「武蔵は兵器そうだったが、もしかしていつもやってるのか?」
↓2
提督「さすがに上半身裸で早朝は辛すぎる。しかも日陰とか」
提督「武蔵は兵器そうだったが、もしかしていつもやってるのか?」
↓2
185: 2015/11/09(月) 23:45:33.04 ID:Hb83ury3o
赤城と一緒に失せ物探し
242: 2015/11/19(木) 00:33:02.48 ID:EMGMZhs+o
提督「やっべー、あれ何処にやったっけなー」ガサゴソ
赤城「提督、報告に――何をしているんですか?」
提督「いや、ちょっと失くし物を」
赤城「何を失くしたんですか?」
提督「……ちょ、ちょっとこっちにこい」
赤城「? はい」スタスタ
提督「(結婚指輪)」
赤城「――! えぇええええええ!!」
提督「そ、そんなに驚くな! 正直ばれたらやばいって自分でもわかってるんだ」
赤城「ま、まあ、そんなことが知られれば、内戦がおこりかねませんからね」
提督「とにかく、探しておかねばならない。今ならまだばれてないからな」
赤城「何処かに落としたってことは無いんですか?」
提督「持ち出してはいない……が、置いていた場所にないのであれば、誰かが持って行った可能性も否めないな」
赤城「まずは情報通の青葉さんにそれとなく聞いてみませんか?」
提督「そうだな。ここでまごついていてもしょうがない事だしな」
赤城「提督、報告に――何をしているんですか?」
提督「いや、ちょっと失くし物を」
赤城「何を失くしたんですか?」
提督「……ちょ、ちょっとこっちにこい」
赤城「? はい」スタスタ
提督「(結婚指輪)」
赤城「――! えぇええええええ!!」
提督「そ、そんなに驚くな! 正直ばれたらやばいって自分でもわかってるんだ」
赤城「ま、まあ、そんなことが知られれば、内戦がおこりかねませんからね」
提督「とにかく、探しておかねばならない。今ならまだばれてないからな」
赤城「何処かに落としたってことは無いんですか?」
提督「持ち出してはいない……が、置いていた場所にないのであれば、誰かが持って行った可能性も否めないな」
赤城「まずは情報通の青葉さんにそれとなく聞いてみませんか?」
提督「そうだな。ここでまごついていてもしょうがない事だしな」
243: 2015/11/19(木) 00:34:08.44 ID:EMGMZhs+o
―青葉の部屋―
青葉「結婚指輪があったらですか?」
赤城「はい」
青葉「そりゃ新聞にしますよ! だって、凄く面白い事になりそうじゃないですか!」
赤城「(青葉さんは白みたいですね)」
提督「(だな。さて、他に知ってそうなのは……)」
青葉(赤城さんからそういう話題を振ってくるなんて珍しいですね……もしかして……)
―売店―
明石「売ってはいますけど、それがどうかしたんですか?」
提督「ちなみに、それを買ったとしたらどうする?」
明石「どうもしませんけど……あ、ただ青葉さん辺りには言いそうですね」
提督「(明石も白みたいだ)」
赤城「(耳が早い二人でも知らないとなれば……)」
青葉「結婚指輪があったらですか?」
赤城「はい」
青葉「そりゃ新聞にしますよ! だって、凄く面白い事になりそうじゃないですか!」
赤城「(青葉さんは白みたいですね)」
提督「(だな。さて、他に知ってそうなのは……)」
青葉(赤城さんからそういう話題を振ってくるなんて珍しいですね……もしかして……)
―売店―
明石「売ってはいますけど、それがどうかしたんですか?」
提督「ちなみに、それを買ったとしたらどうする?」
明石「どうもしませんけど……あ、ただ青葉さん辺りには言いそうですね」
提督「(明石も白みたいだ)」
赤城「(耳が早い二人でも知らないとなれば……)」
244: 2015/11/19(木) 00:34:37.11 ID:EMGMZhs+o
―朝潮型の部屋―
霞「指輪?」
提督「そうそう」
霞「落としたりでもしたの。はぁ、まったく面倒な事ばかりするわね」
赤城「正直に言って良かったんですか?」
提督「いや、なんか逆に怒られそうで」
霞「悪いけど知らないわ。他を当たって」
―執務室―
提督「うーん……打ち止めだな」
赤城「あんまり考えたくはないですけど、誰かが盗んだ可能性も浮上してきましたね……」
提督「それは嫌だな」
赤城「私もそう思います……あれ」
提督「如何した赤城」
赤城「いえ、箪笥の裏側が光ったような気がしまして」
提督「……いや、まさかな」ゴソゴソ
赤城「あっ、それ指輪です!」
提督「……まさかだった」
赤城「良かったですね提督。では、私も行きますね」
霞「指輪?」
提督「そうそう」
霞「落としたりでもしたの。はぁ、まったく面倒な事ばかりするわね」
赤城「正直に言って良かったんですか?」
提督「いや、なんか逆に怒られそうで」
霞「悪いけど知らないわ。他を当たって」
―執務室―
提督「うーん……打ち止めだな」
赤城「あんまり考えたくはないですけど、誰かが盗んだ可能性も浮上してきましたね……」
提督「それは嫌だな」
赤城「私もそう思います……あれ」
提督「如何した赤城」
赤城「いえ、箪笥の裏側が光ったような気がしまして」
提督「……いや、まさかな」ゴソゴソ
赤城「あっ、それ指輪です!」
提督「……まさかだった」
赤城「良かったですね提督。では、私も行きますね」
245: 2015/11/19(木) 00:35:03.25 ID:EMGMZhs+o
バタン
提督「……良かったんだが、動かした覚えのない指輪がどうやって移動したのか。記憶にないだけか?」
提督「最近は酔うことも多いから、もしかしたら無意識に投げ捨てたのかもしれない」
下2
提督「……良かったんだが、動かした覚えのない指輪がどうやって移動したのか。記憶にないだけか?」
提督「最近は酔うことも多いから、もしかしたら無意識に投げ捨てたのかもしれない」
下2
247: 2015/11/19(木) 00:37:45.18 ID:TqeXJ8ZrO
秋月とポッキーゲーム
248: 2015/11/19(木) 23:54:36.44 ID:EMGMZhs+o
―秋月型の部屋―
提督「ポッキーが特売してたから買って来たぞ!」
秋月「お菓子が特売なんて珍しいですね」
提督「数日前がポッキーの日だったからじゃないか?」
秋月「ポッキーの日なんてあるんですね、初めて知りました」
提督「そんなわけで一緒に食べよう」
秋月「はい」
~~~~~~~~
提督「……」モグモグ
秋月「……」ズズ
提督「……」パクパク
秋月「はぁ、お茶がおいしいです」
提督「……食べていいんだぞ?」
秋月「いえ、なんだか躊躇われてしまって……」
提督「ポッキーが特売してたから買って来たぞ!」
秋月「お菓子が特売なんて珍しいですね」
提督「数日前がポッキーの日だったからじゃないか?」
秋月「ポッキーの日なんてあるんですね、初めて知りました」
提督「そんなわけで一緒に食べよう」
秋月「はい」
~~~~~~~~
提督「……」モグモグ
秋月「……」ズズ
提督「……」パクパク
秋月「はぁ、お茶がおいしいです」
提督「……食べていいんだぞ?」
秋月「いえ、なんだか躊躇われてしまって……」
249: 2015/11/19(木) 23:55:02.91 ID:EMGMZhs+o
提督「うーん、まだ嗜好品は素直に受け取れないか」
秋月「元の性格からくるものですから、こればかりはどうにも……」
提督「そうだな……じゃあ、ゲーム風にしたら受け取りやすいか?」
秋月「ゲーム風ですか?」
提督「そうだ、これをポッキーゲームという」
秋月「なるほど。どういうゲームなんですか?」
提督「まず、このポッキーの片方を秋月が咥える」スッ
秋月「はむ」
提督「で、次に逆側を俺が咥える」
秋月「……!?」
提督「ふぉふぃふぇふぁいふぉふぃふぁなふぃふぁ……両側から食べ合って最初に離した方が負けってルールだ」
秋月「こ、これなんだか恥ずかしいですよ!」
秋月「元の性格からくるものですから、こればかりはどうにも……」
提督「そうだな……じゃあ、ゲーム風にしたら受け取りやすいか?」
秋月「ゲーム風ですか?」
提督「そうだ、これをポッキーゲームという」
秋月「なるほど。どういうゲームなんですか?」
提督「まず、このポッキーの片方を秋月が咥える」スッ
秋月「はむ」
提督「で、次に逆側を俺が咥える」
秋月「……!?」
提督「ふぉふぃふぇふぁいふぉふぃふぁなふぃふぁ……両側から食べ合って最初に離した方が負けってルールだ」
秋月「こ、これなんだか恥ずかしいですよ!」
250: 2015/11/19(木) 23:55:34.78 ID:EMGMZhs+o
提督「恥ずかしい?」
秋月「だって、そのまま食べたら、最終的には……」
提督「あー、そういえばそうだったか」
秋月「で、ですよね? だから、こういうのはその……」
提督「でもどうせなら一回やってみよう。はい」
秋月「ぅ……い、一回だけですよ。ん……」
提督「あむ」
秋月(て、提督の顔がこんなに近くに……! こ、このまま……なんてことは、ないです、よね)
提督「……」
秋月(~~~――――!)
提督「……ぽきっと。はい、俺が折ったから俺の負けな。はい、解散」
秋月「……は、え……?」
提督「残りのポッキーは好きにしていいからな」
秋月「……」ポケー
秋月「だって、そのまま食べたら、最終的には……」
提督「あー、そういえばそうだったか」
秋月「で、ですよね? だから、こういうのはその……」
提督「でもどうせなら一回やってみよう。はい」
秋月「ぅ……い、一回だけですよ。ん……」
提督「あむ」
秋月(て、提督の顔がこんなに近くに……! こ、このまま……なんてことは、ないです、よね)
提督「……」
秋月(~~~――――!)
提督「……ぽきっと。はい、俺が折ったから俺の負けな。はい、解散」
秋月「……は、え……?」
提督「残りのポッキーは好きにしていいからな」
秋月「……」ポケー
251: 2015/11/19(木) 23:56:21.13 ID:EMGMZhs+o
―執務室―
提督「反応見たさに続きをやってみたけど、なんか表情がやばい感じだったから中止した」
提督「トラウマになってなきゃいいんだが……」
下2
提督「反応見たさに続きをやってみたけど、なんか表情がやばい感じだったから中止した」
提督「トラウマになってなきゃいいんだが……」
下2
246: 2015/11/19(木) 00:37:31.60 ID:UB4O16Koo
練習艦仲間が増えるのでウキウキの香取さんとお喋り
255: 2015/11/21(土) 01:18:52.19 ID:pTDiTmPso
―廊下―
香取「~~♪」
提督「おや香取、何だかうれしそうだな」
香取「あら、ふふっ、そう見えますか?」
提督「ああ、なんだかすっごくご機嫌だ」
香取「新しく艦娘が着任するそうじゃないですか」
提督「よく知ってるなぁ。まだ書類上だっていうのに」
香取「霞ちゃんから教えて貰いましたから」
提督「そうか。秘書官は吉報についてはあんまり隠さないからな」
香取「はい、それで私と同じ練習艦……妹が来るんですよ」
提督「へー、香取みたいな妹…………」
香取「……何か失礼な想像しました?」
香取「~~♪」
提督「おや香取、何だかうれしそうだな」
香取「あら、ふふっ、そう見えますか?」
提督「ああ、なんだかすっごくご機嫌だ」
香取「新しく艦娘が着任するそうじゃないですか」
提督「よく知ってるなぁ。まだ書類上だっていうのに」
香取「霞ちゃんから教えて貰いましたから」
提督「そうか。秘書官は吉報についてはあんまり隠さないからな」
香取「はい、それで私と同じ練習艦……妹が来るんですよ」
提督「へー、香取みたいな妹…………」
香取「……何か失礼な想像しました?」
256: 2015/11/21(土) 01:19:18.36 ID:pTDiTmPso
提督「いやいや! 決して女王様みたいなものは想像してないぞ!」
香取「嘘ですよね」
提督「はい、ちょこっとだけ考えました」
香取「はぁ、いいですけどね、私もちょっと気の強いところがあるのは自覚していますし」
提督「ははは、冗談も入ってるから気にしなくて良いぞ。実際、姉と大違いな妹なんていくらでも見て来たしな」
香取「そうですね。ふふっ、でも本当に楽しみです」
提督「そうだな。どうせなら歓迎会みたいなこともしてみるか」
香取「いいんですか?」
提督「皆やってると思うぞ。俺もたまに参加するしな」
香取「ならさっそく準備しましょう。うふふ、楽しみが増えていきます」
提督(本当に楽しみなんだな)
香取「嘘ですよね」
提督「はい、ちょこっとだけ考えました」
香取「はぁ、いいですけどね、私もちょっと気の強いところがあるのは自覚していますし」
提督「ははは、冗談も入ってるから気にしなくて良いぞ。実際、姉と大違いな妹なんていくらでも見て来たしな」
香取「そうですね。ふふっ、でも本当に楽しみです」
提督「そうだな。どうせなら歓迎会みたいなこともしてみるか」
香取「いいんですか?」
提督「皆やってると思うぞ。俺もたまに参加するしな」
香取「ならさっそく準備しましょう。うふふ、楽しみが増えていきます」
提督(本当に楽しみなんだな)
257: 2015/11/21(土) 01:20:41.55 ID:pTDiTmPso
香取「部屋は私の部屋ですよね」
提督「そのつもりだ」
香取「なら、歓迎会とかも全部私の部屋で取り計らいますね」
提督「入室できる準備もしておけよ」
香取「はい、ちゃんと片づけておきますね」
提督「あと必要な物があれば経費でおとすから、そのあたりも頭に入れておいてくれ」
香取「はい、ありがとうございます」
提督「あとは……それくらいかな」
香取「重ね重ねありがとうございます。それでは、私は演習の準備がありますので」
提督「おう。……あ、そうだ」
香取「なんですか?」
提督「俺も歓迎会参加していい?」
香取「あら、もちろんいいですよ。いつでもいらっしゃってください」
提督「そのつもりだ」
香取「なら、歓迎会とかも全部私の部屋で取り計らいますね」
提督「入室できる準備もしておけよ」
香取「はい、ちゃんと片づけておきますね」
提督「あと必要な物があれば経費でおとすから、そのあたりも頭に入れておいてくれ」
香取「はい、ありがとうございます」
提督「あとは……それくらいかな」
香取「重ね重ねありがとうございます。それでは、私は演習の準備がありますので」
提督「おう。……あ、そうだ」
香取「なんですか?」
提督「俺も歓迎会参加していい?」
香取「あら、もちろんいいですよ。いつでもいらっしゃってください」
258: 2015/11/21(土) 01:21:08.77 ID:pTDiTmPso
―執務室―
提督「ああやって姉妹が来るのを心待ちにしている姿は、こちらも微笑ましく思える」
提督「特に今まで一人部屋の奴とか。……一生見ること出来なさそうな奴も居るが」
下2
提督「ああやって姉妹が来るのを心待ちにしている姿は、こちらも微笑ましく思える」
提督「特に今まで一人部屋の奴とか。……一生見ること出来なさそうな奴も居るが」
下2
260: 2015/11/21(土) 01:22:20.04 ID:d0dLzhy90
ジェリコのラッパを積んだ流星で出撃
265: 2015/11/22(日) 01:03:51.91 ID:8Np3U1C6o
提督「なに、知らない人がいたって?」
霞「正しくは鹿島を見たって話よ」
提督「かしま? だれそれ」
霞「書類見てるの?」
提督「あ、あー、香取の妹か。まだ今日じゃないよな。なのに見たって?」
霞「まあ、フライング気味に来る子なんて今までも居たから不思議じゃないんだけど」
提督「それでもまだ準備終わってないぞ……しょうがない、探してくる」
霞「頼んだわ」
提督「うーい」バタン
霞「私は今のうちにこっちの書類を片づけなきゃ」
霞「正しくは鹿島を見たって話よ」
提督「かしま? だれそれ」
霞「書類見てるの?」
提督「あ、あー、香取の妹か。まだ今日じゃないよな。なのに見たって?」
霞「まあ、フライング気味に来る子なんて今までも居たから不思議じゃないんだけど」
提督「それでもまだ準備終わってないぞ……しょうがない、探してくる」
霞「頼んだわ」
提督「うーい」バタン
霞「私は今のうちにこっちの書類を片づけなきゃ」
266: 2015/11/22(日) 01:05:19.23 ID:8Np3U1C6o
―廊下―
提督「役割が逆のような気もしたが、まあいいだろう。さて、目撃証言からすると、この辺りなんだが」
「……」コソコソ
提督「……ろーちゃん?」
呂500「ビクッ。あ、提督?」
提督「なんだ、いつもと違う服着てるから誰かと思ったぞ」
呂500「そんなに違うように見える?」
提督「違う違う。何か大人っぽくなった」
呂500「そっかー。えへへ」
提督「それで、その服はどうしたんだ? 髪型まで」
呂500「さっき会った人に貰ったの! 優しい人だったよー」
提督「はあ、優しい人……というか、その服何処かで見た事あるような……」
呂500「そうなの? でも、会った事無い人だったよ」
提督「役割が逆のような気もしたが、まあいいだろう。さて、目撃証言からすると、この辺りなんだが」
「……」コソコソ
提督「……ろーちゃん?」
呂500「ビクッ。あ、提督?」
提督「なんだ、いつもと違う服着てるから誰かと思ったぞ」
呂500「そんなに違うように見える?」
提督「違う違う。何か大人っぽくなった」
呂500「そっかー。えへへ」
提督「それで、その服はどうしたんだ? 髪型まで」
呂500「さっき会った人に貰ったの! 優しい人だったよー」
提督「はあ、優しい人……というか、その服何処かで見た事あるような……」
呂500「そうなの? でも、会った事無い人だったよ」
267: 2015/11/22(日) 01:05:45.35 ID:8Np3U1C6o
提督「むむむ……あ、思い出した。それ香取の服だ」
呂500「香取さんの?」
提督「ああ。でも知らない人と会ったんだろ?」
呂500「はい!」
提督「どっちにいった?」
呂500「見学は済んだからもう帰る、ですって」
提督「なんだ、もう帰ったか。……帰る?」
呂500「うん」
提督「……いや、まあいいか。それでろーちゃん」
呂500「んー? なにー?」
提督「その服のまま香取と会って、妹だって偽ってみたりとか……」
呂500「香取さん、怒るとすごく怖いんだよ?」
提督「ですよね。止めておくか」
呂500「香取さんの?」
提督「ああ。でも知らない人と会ったんだろ?」
呂500「はい!」
提督「どっちにいった?」
呂500「見学は済んだからもう帰る、ですって」
提督「なんだ、もう帰ったか。……帰る?」
呂500「うん」
提督「……いや、まあいいか。それでろーちゃん」
呂500「んー? なにー?」
提督「その服のまま香取と会って、妹だって偽ってみたりとか……」
呂500「香取さん、怒るとすごく怖いんだよ?」
提督「ですよね。止めておくか」
268: 2015/11/22(日) 01:06:11.58 ID:8Np3U1C6o
―執務室―
提督「服を着ただけで印象って変わるよね。ろーちゃんも本当に別人だと思った」
提督「……というか、本当に別人かと。ちょっとびっくりした」
下2
提督「服を着ただけで印象って変わるよね。ろーちゃんも本当に別人だと思った」
提督「……というか、本当に別人かと。ちょっとびっくりした」
下2
259: 2015/11/21(土) 01:21:47.30 ID:d0dLzhy90
裾の長い道行を作ろう
272: 2015/11/23(月) 01:31:31.70 ID:bxaupflqo
―工廠―
提督「頼んだものは出来たか?」
夕張「ああ、あれですか。一応できましたよ」
提督「ほうほう、これがあのジェリコのラッパと呼ばれたサイレンか」
夕張「いえ、ただのサイレンです。まあ、敵がジェリコのラッパと恐れるのなら話は違いますけど……」
提督「よし、ではこれを……六〇一空の妖精さん、頼む」
六〇一空「わっかりましたー」
提督「……何か不安になる妖精さんだな」
夕張「実力はそれなりに折り紙つきですから」
六〇一空「それなりって、ひどいですよー」
提督「まあいいや。とりあえず、これを配備して出撃に向かうよう葛城に伝えてくる」
夕張「分かりました」
夕張(……まあ、深海棲艦相手に通用するとは思えませんけど)
提督「頼んだものは出来たか?」
夕張「ああ、あれですか。一応できましたよ」
提督「ほうほう、これがあのジェリコのラッパと呼ばれたサイレンか」
夕張「いえ、ただのサイレンです。まあ、敵がジェリコのラッパと恐れるのなら話は違いますけど……」
提督「よし、ではこれを……六〇一空の妖精さん、頼む」
六〇一空「わっかりましたー」
提督「……何か不安になる妖精さんだな」
夕張「実力はそれなりに折り紙つきですから」
六〇一空「それなりって、ひどいですよー」
提督「まあいいや。とりあえず、これを配備して出撃に向かうよう葛城に伝えてくる」
夕張「分かりました」
夕張(……まあ、深海棲艦相手に通用するとは思えませんけど)
273: 2015/11/23(月) 01:32:10.54 ID:bxaupflqo
―ショートランド泊地沖―
駆逐棲姫「今日はピクニック日和ですね」
ヲ級「ですね、駆逐棲姫様」
ヲ級(既に奪還された後だけど、お忍びなら大丈夫、ですよね?)
タ級「……」
ル級「どうした、タ級」
タ級「……王子様の臭いがする」
ル級「は?」
ヲ級「――今すぐ帰りましょう」
駆逐棲姫「どうしてですか?」
ヲ級「あの人が居て碌な目に遭ったことがありません。早く帰りましょう」
ル級「……しかも、何か聞こえる」
ヲ級「そういえば、先程からブーンと……」
駆逐棲姫「この音……聞いた事あります。たしか、飛行機のようなものが出す……」
ヲ級「……! そうでした、この音は急降下爆撃の! 皆さん、退避してください!」
駆逐棲姫「今日はピクニック日和ですね」
ヲ級「ですね、駆逐棲姫様」
ヲ級(既に奪還された後だけど、お忍びなら大丈夫、ですよね?)
タ級「……」
ル級「どうした、タ級」
タ級「……王子様の臭いがする」
ル級「は?」
ヲ級「――今すぐ帰りましょう」
駆逐棲姫「どうしてですか?」
ヲ級「あの人が居て碌な目に遭ったことがありません。早く帰りましょう」
ル級「……しかも、何か聞こえる」
ヲ級「そういえば、先程からブーンと……」
駆逐棲姫「この音……聞いた事あります。たしか、飛行機のようなものが出す……」
ヲ級「……! そうでした、この音は急降下爆撃の! 皆さん、退避してください!」
274: 2015/11/23(月) 01:32:48.79 ID:bxaupflqo
―少し離れた所―
提督「で、どんな感じだ、サイレンを付けて」
六〇一空『いいですねー。敵が蜘蛛の子を散らすかのように逃げてってますよー』
提督「敵?」
六〇一空『ヲ級っぽいのが見えますー。怖いから逆戻りしてますけどねー』
提督「まあ、爆撃も積んでないから攻撃も出来んしな。葛城」
葛城「話は聞こえてたわ。伝令は送ったから、すぐに艦隊が来ると思う」
提督「撤退しているらしいし、今更意味はあんまりないと思うがな」
六〇一空『それといいですかー?』
提督「ん?」
六〇一空『私は良いですけど、このサイレン江草さんとか嫌いそうですから、付けない方が良いと思いますよー』
提督「何か不備でも?」
六〇一空『サイレンの音で少しでも伝達が阻害されるというのがアウトですねー。あと、撤退はしていきましたが、これに対して怯えている様子は無かったので威嚇目的としては無意味かとー』
提督「なるほど。参考にしておこう」
提督「で、どんな感じだ、サイレンを付けて」
六〇一空『いいですねー。敵が蜘蛛の子を散らすかのように逃げてってますよー』
提督「敵?」
六〇一空『ヲ級っぽいのが見えますー。怖いから逆戻りしてますけどねー』
提督「まあ、爆撃も積んでないから攻撃も出来んしな。葛城」
葛城「話は聞こえてたわ。伝令は送ったから、すぐに艦隊が来ると思う」
提督「撤退しているらしいし、今更意味はあんまりないと思うがな」
六〇一空『それといいですかー?』
提督「ん?」
六〇一空『私は良いですけど、このサイレン江草さんとか嫌いそうですから、付けない方が良いと思いますよー』
提督「何か不備でも?」
六〇一空『サイレンの音で少しでも伝達が阻害されるというのがアウトですねー。あと、撤退はしていきましたが、これに対して怯えている様子は無かったので威嚇目的としては無意味かとー』
提督「なるほど。参考にしておこう」
275: 2015/11/23(月) 01:33:34.18 ID:bxaupflqo
―執務室―
提督「やっぱあいつらに威嚇って効かないのかな。何か苦手な物があれば面白いんだが」
提督「そもそも、なんで再び海域に現れたんだ……?」
下2
提督「やっぱあいつらに威嚇って効かないのかな。何か苦手な物があれば面白いんだが」
提督「そもそも、なんで再び海域に現れたんだ……?」
下2
277: 2015/11/23(月) 01:38:48.64 ID:vO9ugsdC0
香取と鹿島歓迎会
285: 2015/11/24(火) 01:39:59.31 ID:TBV2//nno
―香取型の部屋―
鹿島「練習巡洋艦鹿島、着任です。うふふっ」
提督「ひゅー! 待ってました!」
香取「はしゃぎ過ぎです、提督」
提督「いやー、色々寸止め食らわせられてたから、こうテンション上がっちゃって」
香取「寸止め?」
提督「いや、今となってはどうでもいいことだ。さて、歓迎会を始めるか」
香取「そうですね。鹿島、ここにきてくれて、本当にありがとう」
鹿島「はい、私もそう思います、香取姉。うふふっ」
提督「で、歓迎会って何をする? まだ何も準備してないよな」
鹿島「何も準備をしていない歓迎会、ですか?」
提督「さ、サボっていたわけじゃないぞ。なあ、香取」
香取「はい。どうせなら、鹿島がしたい事をさせてみよう、という助言を提督から受けたものですから」
鹿島「練習巡洋艦鹿島、着任です。うふふっ」
提督「ひゅー! 待ってました!」
香取「はしゃぎ過ぎです、提督」
提督「いやー、色々寸止め食らわせられてたから、こうテンション上がっちゃって」
香取「寸止め?」
提督「いや、今となってはどうでもいいことだ。さて、歓迎会を始めるか」
香取「そうですね。鹿島、ここにきてくれて、本当にありがとう」
鹿島「はい、私もそう思います、香取姉。うふふっ」
提督「で、歓迎会って何をする? まだ何も準備してないよな」
鹿島「何も準備をしていない歓迎会、ですか?」
提督「さ、サボっていたわけじゃないぞ。なあ、香取」
香取「はい。どうせなら、鹿島がしたい事をさせてみよう、という助言を提督から受けたものですから」
286: 2015/11/24(火) 01:40:25.81 ID:TBV2//nno
提督「え、その言い方だと考える気が無かったみたいにも受け取れるんだけど」
鹿島「してくれる、というだけでも嬉しいですよ提督さん。そんなに慌てなくても大丈夫です。うふふ」
提督「考える気ない方面でのフォローはいらないけどな! とりあえず、鹿島は何かしたいことは無いか?」
鹿島「でしたら……一緒に料理なんてどうでしょう」
香取「いい考えですね。では、キッチンの方に移動しましょう」
提督「よーし、腕がなるな」
鹿島「いえ、提督さんはここで待っていてください」
提督「……え?」
鹿島「鹿島が美味しい料理を作ってきますから。うふふ」スタスタ
提督「……なあ香取、嫌われては、ないよな?」
香取「そんな子ではないと思いますが……どうでしょうか」
提督「不安になる返しだな……」
鹿島「してくれる、というだけでも嬉しいですよ提督さん。そんなに慌てなくても大丈夫です。うふふ」
提督「考える気ない方面でのフォローはいらないけどな! とりあえず、鹿島は何かしたいことは無いか?」
鹿島「でしたら……一緒に料理なんてどうでしょう」
香取「いい考えですね。では、キッチンの方に移動しましょう」
提督「よーし、腕がなるな」
鹿島「いえ、提督さんはここで待っていてください」
提督「……え?」
鹿島「鹿島が美味しい料理を作ってきますから。うふふ」スタスタ
提督「……なあ香取、嫌われては、ないよな?」
香取「そんな子ではないと思いますが……どうでしょうか」
提督「不安になる返しだな……」
287: 2015/11/24(火) 01:40:52.00 ID:TBV2//nno
~数十分後~
鹿島「お待たせしました、提督さん」
香取「美味しく作れたと思いますから、どうぞいただいてください」
提督「なんか、歓迎対象が変わってる気がしないでもないんだが」
鹿島「気になさらずともいいですよ。これは鹿島がしたくてしている事ですから」
提督「腑には落ちんが……とりあえず食べるとするか。パクッ」
鹿島「鹿島と香取姉の料理はどうですか?」
提督「……驚いた、料理上手なんだな」
香取「自慢の妹ですから」
提督「なんか、本当に何もしていない俺が申し訳ない気分になるぞ」
香取「作戦を立案する時は失敗したときのことも考えるいい例ですね」
提督「うぐ……鹿島、悪いけど、今度また何かプレゼントするから、今は許してくれ」
鹿島「鹿島は料理を食べて貰えただけで満足ですから。うふふっ♪」
提督(これ、暗に期待されてないってこと?)
香取(なんとなく提督が悪い方に考えている気がします。予想通りの反応が来ないと無駄に勘ぐるところは悪癖ですね)
鹿島「お待たせしました、提督さん」
香取「美味しく作れたと思いますから、どうぞいただいてください」
提督「なんか、歓迎対象が変わってる気がしないでもないんだが」
鹿島「気になさらずともいいですよ。これは鹿島がしたくてしている事ですから」
提督「腑には落ちんが……とりあえず食べるとするか。パクッ」
鹿島「鹿島と香取姉の料理はどうですか?」
提督「……驚いた、料理上手なんだな」
香取「自慢の妹ですから」
提督「なんか、本当に何もしていない俺が申し訳ない気分になるぞ」
香取「作戦を立案する時は失敗したときのことも考えるいい例ですね」
提督「うぐ……鹿島、悪いけど、今度また何かプレゼントするから、今は許してくれ」
鹿島「鹿島は料理を食べて貰えただけで満足ですから。うふふっ♪」
提督(これ、暗に期待されてないってこと?)
香取(なんとなく提督が悪い方に考えている気がします。予想通りの反応が来ないと無駄に勘ぐるところは悪癖ですね)
288: 2015/11/24(火) 01:41:20.01 ID:TBV2//nno
―執務室―
提督「なんか考えている事が読めない……さすがにあれだから片付けとかおやつ作りはしたが」
提督「うーむ、表情がきつめに見えるから、てっきりたまに香取が見せる黒いところが表に出たような子だと思ったんだが……」
下2
提督「なんか考えている事が読めない……さすがにあれだから片付けとかおやつ作りはしたが」
提督「うーむ、表情がきつめに見えるから、てっきりたまに香取が見せる黒いところが表に出たような子だと思ったんだが……」
下2
280: 2015/11/23(月) 01:38:59.56 ID:IzC13WDYo
龍田に耳かき
293: 2015/11/24(火) 23:46:23.35 ID:TBV2//nno
―天龍型の部屋―
提督「ヘーイ龍田。カモンカモン」
龍田「あら~、提督の方から来るなんて珍しいですね~。何の用事ですか?」
提督「ふふふ、今回は龍田に耳かきしてやるからな」
龍田「お断りしますね~」
提督「そう言うと思った。だが、それを予想してすでに用意はしてある。ぽちっとな」
龍田「はい?」ガシャン
提督「はっはっは! 実はこっそり改造して、ボタン一つで縄ががまとわりつくようにしておいたのだ! 両手両足が縄で」
龍田「……今なら、手首一本で許してあげますよ?」
提督「ヒッ! ……と今までなら驚いたが、動けない龍田など怖くも無いわ! むしろかわいいくらいだね!」
龍田「変態的な趣味をしていますね~」
提督「何とでも言うがいいさ。さあて、その形の良いお耳を見せて貰おうかなぁ~」
龍田(今日の提督、本当に気持ち悪いわね~……)
提督「ヘーイ龍田。カモンカモン」
龍田「あら~、提督の方から来るなんて珍しいですね~。何の用事ですか?」
提督「ふふふ、今回は龍田に耳かきしてやるからな」
龍田「お断りしますね~」
提督「そう言うと思った。だが、それを予想してすでに用意はしてある。ぽちっとな」
龍田「はい?」ガシャン
提督「はっはっは! 実はこっそり改造して、ボタン一つで縄ががまとわりつくようにしておいたのだ! 両手両足が縄で」
龍田「……今なら、手首一本で許してあげますよ?」
提督「ヒッ! ……と今までなら驚いたが、動けない龍田など怖くも無いわ! むしろかわいいくらいだね!」
龍田「変態的な趣味をしていますね~」
提督「何とでも言うがいいさ。さあて、その形の良いお耳を見せて貰おうかなぁ~」
龍田(今日の提督、本当に気持ち悪いわね~……)
294: 2015/11/24(火) 23:46:55.96 ID:TBV2//nno
提督「さて、中はどうなってるかな」
龍田「……あの、せめて電気を消してくれませんか~?」
提督「駄目だ」
龍田「本当に意地悪な人……」
提督(電気消したら耳かきできないじゃん)
提督「そうはいうが、龍田だって期待してるんだろ?」
龍田「そんなことありません」
提督「いつもの口調が抜けてるな。動揺してるのが手に取るようにわかるぞ」
龍田「……」
提督「……ほう、たくさん溜まってるじゃないか」
龍田「嘘です、よね~」
提督「嘘なんてついてないさ。なんなら、みせてやってもいいんだぞ?」
龍田「……っ」
提督「そう睨むな。ちゃんと気持ちよくしてやるから」
龍田「……あの、せめて電気を消してくれませんか~?」
提督「駄目だ」
龍田「本当に意地悪な人……」
提督(電気消したら耳かきできないじゃん)
提督「そうはいうが、龍田だって期待してるんだろ?」
龍田「そんなことありません」
提督「いつもの口調が抜けてるな。動揺してるのが手に取るようにわかるぞ」
龍田「……」
提督「……ほう、たくさん溜まってるじゃないか」
龍田「嘘です、よね~」
提督「嘘なんてついてないさ。なんなら、みせてやってもいいんだぞ?」
龍田「……っ」
提督「そう睨むな。ちゃんと気持ちよくしてやるから」
295: 2015/11/24(火) 23:47:56.85 ID:TBV2//nno
龍田「提督に、出来ればですけどね~」
提督「その言葉、すぐに後悔することになるさ。ほれ」スッ
龍田「っ……」ピクッ
提督「ふふ……」コスコス
龍田「ぁ……ていと……」プルプル
提督「さっきまでの威勢はどうした?」
龍田(提督、思ったよりも上手……っ)
提督「声をだ無いよう必氏みたいだな。だが、それも今に無駄になる……ぞ!」コリッ
龍田「んっ……あっ!」
バンッ
天龍「な、何やってんだお前ら!?」
提督「え?」
龍田「はっ……天龍ちゃん……?」
天龍「……勘違いじゃ無かった! うわぁああああああ!!」ダッ
提督「……そうか、拘束してるから誤解を受けたままなのか!」
龍田「提督~?」ユラリ
提督「あれ、龍田。どうして縄を抜けて……いやまて、それはシャレにならな……離脱!」バッ
ザシュッ
提督「その言葉、すぐに後悔することになるさ。ほれ」スッ
龍田「っ……」ピクッ
提督「ふふ……」コスコス
龍田「ぁ……ていと……」プルプル
提督「さっきまでの威勢はどうした?」
龍田(提督、思ったよりも上手……っ)
提督「声をだ無いよう必氏みたいだな。だが、それも今に無駄になる……ぞ!」コリッ
龍田「んっ……あっ!」
バンッ
天龍「な、何やってんだお前ら!?」
提督「え?」
龍田「はっ……天龍ちゃん……?」
天龍「……勘違いじゃ無かった! うわぁああああああ!!」ダッ
提督「……そうか、拘束してるから誤解を受けたままなのか!」
龍田「提督~?」ユラリ
提督「あれ、龍田。どうして縄を抜けて……いやまて、それはシャレにならな……離脱!」バッ
ザシュッ
296: 2015/11/24(火) 23:48:35.40 ID:TBV2//nno
―執務室―
提督「マジで背中の薄皮一枚切られた。本気で頃しに来てた」
提督「一応天龍の誤解を解くことで許してもらえたが……あの笑って無い目は許しているとはとても思えないな……」
次回:提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」【4】
提督「マジで背中の薄皮一枚切られた。本気で頃しに来てた」
提督「一応天龍の誤解を解くことで許してもらえたが……あの笑って無い目は許しているとはとても思えないな……」
次回:提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」【4】
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