698: 2016/01/18(月) 22:52:28.35 ID:TonN+d79o
シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ
最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」【7】
~~~~~~~~
提督「さて、なんかすっごく居心地良くなってしまったな。布団とか持って来たら寝泊まり余裕なのではないだろうか」
提督「そこまでしたら間違いなく秘書官に怒られるけど」
↓2
700: 2016/01/18(月) 22:54:53.66 ID:1Nm93f9AO
秘書艦の改二祝い
702: 2016/01/19(火) 21:56:01.66 ID:Wr31qJmqo
霞「ほら、やっておいてあげたわよ。後は自分で確認しなさい」
提督「サンキュー」
霞「何か不備があったら知らせて頂戴」
提督「ほいほい」
バタン
霞「はぁー……」
大潮「司令官からなにかお祝い貰った!?」
満潮「こんなに働かせているんだもの、何かあって当然よね」
霞「は? 何もないわよ」
大潮「えっ!?」
朝雲「でもほら、改二になったでしょ」
霞「なったけど、それがどうしたのよ」
荒潮「あら、改二になって嬉しくないのかしら?」
霞「嬉しいに決まってるじゃない。それがどうしたのよ」
提督「サンキュー」
霞「何か不備があったら知らせて頂戴」
提督「ほいほい」
バタン
霞「はぁー……」
大潮「司令官からなにかお祝い貰った!?」
満潮「こんなに働かせているんだもの、何かあって当然よね」
霞「は? 何もないわよ」
大潮「えっ!?」
朝雲「でもほら、改二になったでしょ」
霞「なったけど、それがどうしたのよ」
荒潮「あら、改二になって嬉しくないのかしら?」
霞「嬉しいに決まってるじゃない。それがどうしたのよ」
703: 2016/01/19(火) 21:56:51.87 ID:Wr31qJmqo
荒潮「(あらー、何だか二人とも冷めてるわね)」
朝潮「(霞も嬉しいと思うけど……表に出ないから)」
霰「(どうするの……?)」
満潮「(司令官に物申すべきよ)」
山雲「(おせっかいにならにかしら~)」
朝潮「(霞の性格だと、それはあるかも)」
霞「なんだかしらないけど、先に部屋に戻ってるから」スタスタ
荒潮「……でも、何かするべきだと思うのよ~」
朝雲「まあ、司令から何かあっても良いと思うしね」
満潮「じゃあ、突撃ね」
朝潮「うーん……少し話すだけよ?」
大潮「はい、わかってます!」
満潮「ちょっと話し合いするだけよね、分かってるわ」
朝雲(分かってなさそう)
朝潮「(霞も嬉しいと思うけど……表に出ないから)」
霰「(どうするの……?)」
満潮「(司令官に物申すべきよ)」
山雲「(おせっかいにならにかしら~)」
朝潮「(霞の性格だと、それはあるかも)」
霞「なんだかしらないけど、先に部屋に戻ってるから」スタスタ
荒潮「……でも、何かするべきだと思うのよ~」
朝雲「まあ、司令から何かあっても良いと思うしね」
満潮「じゃあ、突撃ね」
朝潮「うーん……少し話すだけよ?」
大潮「はい、わかってます!」
満潮「ちょっと話し合いするだけよね、分かってるわ」
朝雲(分かってなさそう)
704: 2016/01/19(火) 21:57:28.66 ID:Wr31qJmqo
朝潮「では、失礼します、司令官」コンコン ガチャ
提督「お?」
満潮「司令官、あんた――あれ」
山雲「これは煌びやかな飾りですね~」
朝潮「司令官、これは……」
提督「あちゃあ、バレたか……ま、本人じゃないからいいか」
大潮「おおお、これはもしかして、霞ちゃんの為の飾りつけですか!」
霰「ツンデレ……」
提督「いきなり核心つかれたな。否定はせん」
朝雲「黙って一人で飾り付けなんて、水臭いわね」
満潮「本当よ、まったく」
提督「あー、うるさいうるさい。そっちはそっちで祝うんだろう。散れ散れ」
荒潮「うふふ、すぐにお祝いしていますから、そちらが終わったら来ていいですからね」
提督「わかった」
提督「お?」
満潮「司令官、あんた――あれ」
山雲「これは煌びやかな飾りですね~」
朝潮「司令官、これは……」
提督「あちゃあ、バレたか……ま、本人じゃないからいいか」
大潮「おおお、これはもしかして、霞ちゃんの為の飾りつけですか!」
霰「ツンデレ……」
提督「いきなり核心つかれたな。否定はせん」
朝雲「黙って一人で飾り付けなんて、水臭いわね」
満潮「本当よ、まったく」
提督「あー、うるさいうるさい。そっちはそっちで祝うんだろう。散れ散れ」
荒潮「うふふ、すぐにお祝いしていますから、そちらが終わったら来ていいですからね」
提督「わかった」
705: 2016/01/19(火) 21:58:09.01 ID:Wr31qJmqo
~~~~~~~~
霞「司令官、来たわよ」コンコン
提督「入れ」
霞「まったく、何か用があるなら、みんなが作ってくれた祝いの席で良いじゃない……あら」ガチャ
提督「ふっふっふ、よく来たな」
霞「……なんでクリスマスツリーの電飾を付けてるのよ。普通に電気を付けなさい」
提督「いやー、ついこの前模様替えしてすぐに変えるのはどうかと思って、つい手抜きに」
霞「司令官は変わらないわね」
提督「……そういうお前は、変わったな」
霞「改二になったわけだし、そりゃそうよ。なに、それが言いたくてこんな場を作ったの?」
提督「一応」
霞「ホントバカねぇ」カチッ
提督「あっ、おま、せっかく雰囲気作ってたのに!」
霞「司令官、来たわよ」コンコン
提督「入れ」
霞「まったく、何か用があるなら、みんなが作ってくれた祝いの席で良いじゃない……あら」ガチャ
提督「ふっふっふ、よく来たな」
霞「……なんでクリスマスツリーの電飾を付けてるのよ。普通に電気を付けなさい」
提督「いやー、ついこの前模様替えしてすぐに変えるのはどうかと思って、つい手抜きに」
霞「司令官は変わらないわね」
提督「……そういうお前は、変わったな」
霞「改二になったわけだし、そりゃそうよ。なに、それが言いたくてこんな場を作ったの?」
提督「一応」
霞「ホントバカねぇ」カチッ
提督「あっ、おま、せっかく雰囲気作ってたのに!」
706: 2016/01/19(火) 21:58:38.81 ID:Wr31qJmqo
霞「私とあんたの間でそんなもの要る?」
提督「しかしだな、こういうのには空気という物があって」
霞「うだうだ言ってないで、さっさと用件済ませなさい」
提督「秘書官はこんな日もきつい……用件はこれだ」
霞「これ……」
提督「まあ、いつも世話になってるし、な」
霞「……へぇ、まあ貰っておくわ」
提督「おいおい、貰っておいて何もなしか? せめてどんな気持ちかくらい言ってくれよ」
霞「……嫌いじゃないわ」
提督「秘書官らしいなぁ!」
霞「ああもう、うるさいわね!」ガチャ
『きゃっ!?』バタバタッ
霞「……何してるのよ」
提督「しかしだな、こういうのには空気という物があって」
霞「うだうだ言ってないで、さっさと用件済ませなさい」
提督「秘書官はこんな日もきつい……用件はこれだ」
霞「これ……」
提督「まあ、いつも世話になってるし、な」
霞「……へぇ、まあ貰っておくわ」
提督「おいおい、貰っておいて何もなしか? せめてどんな気持ちかくらい言ってくれよ」
霞「……嫌いじゃないわ」
提督「秘書官らしいなぁ!」
霞「ああもう、うるさいわね!」ガチャ
『きゃっ!?』バタバタッ
霞「……何してるのよ」
707: 2016/01/19(火) 21:59:05.90 ID:Wr31qJmqo
朝潮「あはは、ごめんなさい」
大潮「それより、何を貰ったの!?」
満潮「まさか、指輪とか……」
霞「なっ、ただのマフラーよ!」
荒潮「あら本当、つまんないわね~」
霞「別に楽しませる様なことしてたわけじゃないわよ! というより、片づけがあるんじゃないの」
朝潮「そうだった、みんな、もどろっか」
朝雲「様子は見れたわけだしね」
山雲「聞いてただけなら~ドキドキしたわ~」
霰「面白かった」
霞「まったく……」
提督「あ、待った秘書官」
霞「何よ」
提督「ちょっと一言……ごほん。これからも頼りにさせてもらうぞ、霞」
霞「ふん……こちらこそ、司令官」
大潮「それより、何を貰ったの!?」
満潮「まさか、指輪とか……」
霞「なっ、ただのマフラーよ!」
荒潮「あら本当、つまんないわね~」
霞「別に楽しませる様なことしてたわけじゃないわよ! というより、片づけがあるんじゃないの」
朝潮「そうだった、みんな、もどろっか」
朝雲「様子は見れたわけだしね」
山雲「聞いてただけなら~ドキドキしたわ~」
霰「面白かった」
霞「まったく……」
提督「あ、待った秘書官」
霞「何よ」
提督「ちょっと一言……ごほん。これからも頼りにさせてもらうぞ、霞」
霞「ふん……こちらこそ、司令官」
708: 2016/01/19(火) 21:59:33.04 ID:Wr31qJmqo
バタン
提督「……マフラー渡すだけだったのに、なんか妙に恥ずかしい展開になってしまった」
提督「なんというか、空気?みたいなものが甘酸っぱく感じた」
↓2
提督「……マフラー渡すだけだったのに、なんか妙に恥ずかしい展開になってしまった」
提督「なんというか、空気?みたいなものが甘酸っぱく感じた」
↓2
686: 2016/01/16(土) 22:34:21.02 ID:aTL62xcXO
お前の大和煮が食いたいと武蔵に直接懇願
712: 2016/01/21(木) 00:02:46.55 ID:U9LTTB8j0
―大和型の部屋―
提督「大和煮が食べたい」
武蔵「そうか」
提督「どうかお願いだ、大和煮を俺に作ってくれ!」
武蔵「ふん、嫌だな」
提督「なぜ!」
武蔵「私よりも大和の方が上手に作れるだろ。そっちを頼るんだな」
提督「だが、あえてお前の大和煮が食べたいんだ!」
武蔵「なぜそこまでこだわる」
提督「なんつーか……ネタ?」
武蔵「……」
提督「だ、だが、誠意だけは本物だぞ」
武蔵「……いいだろう、この武蔵が用意をしてこようじゃないか」
提督「マジか! ありがとな!」
提督「大和煮が食べたい」
武蔵「そうか」
提督「どうかお願いだ、大和煮を俺に作ってくれ!」
武蔵「ふん、嫌だな」
提督「なぜ!」
武蔵「私よりも大和の方が上手に作れるだろ。そっちを頼るんだな」
提督「だが、あえてお前の大和煮が食べたいんだ!」
武蔵「なぜそこまでこだわる」
提督「なんつーか……ネタ?」
武蔵「……」
提督「だ、だが、誠意だけは本物だぞ」
武蔵「……いいだろう、この武蔵が用意をしてこようじゃないか」
提督「マジか! ありがとな!」
713: 2016/01/21(木) 00:03:25.64 ID:U9LTTB8j0
~数十分後~
武蔵「ほら、大和煮だ」
提督「おお……」
武蔵「ふっ、味わって食べろよ」
提督「……いや、気持ちはわかるけど、なんで缶詰。料理じゃないだろ」
武蔵「細かいことを気にするんだな」
提督「細かくないけど!」
武蔵「やれやれ、我らの提督はわがままだな」
提督「いや、むしろあの話の流れで缶詰という結論に達する方が珍しいだろ」
武蔵「で、どうだ」
提督「缶詰だから最低限の味は保証されるだろ……うまいけど」
武蔵「仕方がないな。今度こそ作ってくるとする」
提督「ああうん、頼む……」
武蔵「ほら、大和煮だ」
提督「おお……」
武蔵「ふっ、味わって食べろよ」
提督「……いや、気持ちはわかるけど、なんで缶詰。料理じゃないだろ」
武蔵「細かいことを気にするんだな」
提督「細かくないけど!」
武蔵「やれやれ、我らの提督はわがままだな」
提督「いや、むしろあの話の流れで缶詰という結論に達する方が珍しいだろ」
武蔵「で、どうだ」
提督「缶詰だから最低限の味は保証されるだろ……うまいけど」
武蔵「仕方がないな。今度こそ作ってくるとする」
提督「ああうん、頼む……」
714: 2016/01/21(木) 00:03:54.93 ID:U9LTTB8j0
~またしても数十分後~
武蔵「どうだ、今度こそ作ってきたぞ」
提督「早くないか?」
武蔵「ふっ、まあな」
提督(手作りっぽいけど、多分これは今作ったわけじゃないな)
武蔵「どうしたんだ、食べないのか」
提督「いや、食べるよ。パクッ」
武蔵「どうだ」
提督「……おいしい。お、おい、これは誰が作ってくれたんだ」
武蔵「む、私以外のだれがいる」
提督「おいおい、こんなにおいしいものが武蔵に作れるわけないだろ」
武蔵「それはそうなんだがな」
提督「で、これは」
武蔵「大和が作ったものだ」
提督「やっぱりかー、大和って名前があるだけにおいしいなー」
武蔵(またしても缶詰なのだがな。ふん、やはり提督は何も考えていないな)
武蔵「どうだ、今度こそ作ってきたぞ」
提督「早くないか?」
武蔵「ふっ、まあな」
提督(手作りっぽいけど、多分これは今作ったわけじゃないな)
武蔵「どうしたんだ、食べないのか」
提督「いや、食べるよ。パクッ」
武蔵「どうだ」
提督「……おいしい。お、おい、これは誰が作ってくれたんだ」
武蔵「む、私以外のだれがいる」
提督「おいおい、こんなにおいしいものが武蔵に作れるわけないだろ」
武蔵「それはそうなんだがな」
提督「で、これは」
武蔵「大和が作ったものだ」
提督「やっぱりかー、大和って名前があるだけにおいしいなー」
武蔵(またしても缶詰なのだがな。ふん、やはり提督は何も考えていないな)
715: 2016/01/21(木) 00:04:37.64 ID:U9LTTB8j0
―執務室―
提督「最後の絶対缶詰出しただけの奴だったぞ、誤魔化せれると思ってたのか」
提督「まあ、あんまり無理させると台所吹っ飛びそうだから無理させなかったのだが」
下2
提督「最後の絶対缶詰出しただけの奴だったぞ、誤魔化せれると思ってたのか」
提督「まあ、あんまり無理させると台所吹っ飛びそうだから無理させなかったのだが」
下2
701: 2016/01/18(月) 22:59:28.18 ID:K53Qw5Ct0
雲龍の目の前で槍の演武を披露する
719: 2016/01/21(木) 23:26:15.96 ID:U9LTTB8j0
―トレーニング場―
雲龍「ふう……」
提督「お疲れさん。ほら、飲み物」
雲龍「ありがとうございます。提督はいつから?」
提督「ついさっきだ。通りがかったらたまたまな」
雲龍「そうですか」
提督「しかしなんだ、それ剣だったのな」
雲龍「白兵戦するものではないですけど」
提督「そりゃあな」
雲龍「……気になります?」
提督「おう!」
雲龍「どうぞ」
提督「おおお、サンキュー! ほうほう、なるほど、こうなっていたのか……」スッスッ
雲龍「荒く扱わないでくださいね」
提督「わかってるわかってる」
雲龍「ふう……」
提督「お疲れさん。ほら、飲み物」
雲龍「ありがとうございます。提督はいつから?」
提督「ついさっきだ。通りがかったらたまたまな」
雲龍「そうですか」
提督「しかしなんだ、それ剣だったのな」
雲龍「白兵戦するものではないですけど」
提督「そりゃあな」
雲龍「……気になります?」
提督「おう!」
雲龍「どうぞ」
提督「おおお、サンキュー! ほうほう、なるほど、こうなっていたのか……」スッスッ
雲龍「荒く扱わないでくださいね」
提督「わかってるわかってる」
720: 2016/01/21(木) 23:26:54.14 ID:U9LTTB8j0
~~~~~~~~
雲龍「……そろそろいいですか」
提督「ふーん、ありがとな」
雲龍「いえ。それにしても、これのどこに興味を?」
提督「なんつーか、こういう武器は珍しくてな」
雲龍「なるほど……」
提督「そうだな、ちょっと気がむいた。何かお礼をしようか」
雲龍「いいんですか?」
提督(どうせ装備なんだろう)
雲龍「では、一つなにか武術の形を見せてください」
提督「……え、いいのか?」
雲龍「実は提督も武術の心得があると聞いてから気になって……」
提督「はぁ、なるほど……いいぞ、何が見たいんだ?」
雲龍「では槍を」
雲龍「……そろそろいいですか」
提督「ふーん、ありがとな」
雲龍「いえ。それにしても、これのどこに興味を?」
提督「なんつーか、こういう武器は珍しくてな」
雲龍「なるほど……」
提督「そうだな、ちょっと気がむいた。何かお礼をしようか」
雲龍「いいんですか?」
提督(どうせ装備なんだろう)
雲龍「では、一つなにか武術の形を見せてください」
提督「……え、いいのか?」
雲龍「実は提督も武術の心得があると聞いてから気になって……」
提督「はぁ、なるほど……いいぞ、何が見たいんだ?」
雲龍「では槍を」
721: 2016/01/21(木) 23:27:22.31 ID:U9LTTB8j0
提督「なぜ槍……まあいいが。では」スチャ
雲龍「わくわく」
提督「ふぅ――」
雲龍(その瞬間、提督はまるで可憐な蝶のように舞い、蜂のような鋭さを見せる煌めきを存分に披露しだした)
雲龍(なんの流派かはわからない。だが、そのしっかりとした槍捌きと足捌き、その両方は混在することが当たり前のように思えた)
雲龍(思わず見惚れ、終わった瞬間も私はその場を動けずにいた)
提督「――おわりだ。おーい、雲龍ー」
雲龍「……」
提督「あれ、おーい」ユサユサ
雲龍「……スー」
提督「……えっ、せっかく演武見せたのに、まさかの呆れ」
雲龍(別に呆れているわけじゃないのだけど……)
雲龍「わくわく」
提督「ふぅ――」
雲龍(その瞬間、提督はまるで可憐な蝶のように舞い、蜂のような鋭さを見せる煌めきを存分に披露しだした)
雲龍(なんの流派かはわからない。だが、そのしっかりとした槍捌きと足捌き、その両方は混在することが当たり前のように思えた)
雲龍(思わず見惚れ、終わった瞬間も私はその場を動けずにいた)
提督「――おわりだ。おーい、雲龍ー」
雲龍「……」
提督「あれ、おーい」ユサユサ
雲龍「……スー」
提督「……えっ、せっかく演武見せたのに、まさかの呆れ」
雲龍(別に呆れているわけじゃないのだけど……)
722: 2016/01/21(木) 23:27:48.24 ID:U9LTTB8j0
―執務室―
提督「まさか寝ているとは……まあ、それだけ退屈だったのかもしれない」
提督「一応型はできていたんだと思うんだがなー。やっぱ無双のまねをしたのがダメだったか」
下2
提督「まさか寝ているとは……まあ、それだけ退屈だったのかもしれない」
提督「一応型はできていたんだと思うんだがなー。やっぱ無双のまねをしたのがダメだったか」
下2
724: 2016/01/21(木) 23:28:42.60 ID:pZ5ewYCqo
神通に節分の鬼役を依頼
727: 2016/01/23(土) 01:54:31.31 ID:9gmHVWrS0
―川内型の部屋―
提督「そろそろ節分だな」
神通「そうですね」
提督「節分と言えば豆まき……ああ、そういえば神通に頼みたいことがあったんだった」
神通「はい、なんですか?」
提督「鬼やってくれ」
神通「……すみません、詳しくお願いしますか」
提督「節分の日に皆の前で鬼役をやってくれ」
神通「その……何故私なんですか?」
提督「アンケートを取っ……ああいや、神通だったら快く承諾してくると思って」
神通「アンケート……?」
提督「いや、聞き流してくれ、唯のひとりごとだ」
神通「はあ……」
提督(さすがにアンケートで上位なんて言ったら、神通も良い顔をしないだろう)
提督「そろそろ節分だな」
神通「そうですね」
提督「節分と言えば豆まき……ああ、そういえば神通に頼みたいことがあったんだった」
神通「はい、なんですか?」
提督「鬼やってくれ」
神通「……すみません、詳しくお願いしますか」
提督「節分の日に皆の前で鬼役をやってくれ」
神通「その……何故私なんですか?」
提督「アンケートを取っ……ああいや、神通だったら快く承諾してくると思って」
神通「アンケート……?」
提督「いや、聞き流してくれ、唯のひとりごとだ」
神通「はあ……」
提督(さすがにアンケートで上位なんて言ったら、神通も良い顔をしないだろう)
728: 2016/01/23(土) 01:55:03.12 ID:9gmHVWrS0
川内「アンケートって、あの誰が鬼っぽいかっていう奴?」
提督「あっ、ばかっ」
神通「提督……」
提督「ああいや、ははは……」
神通「……そのくらい慣れたものですから、いいですよ」
提督「いやぁ、悪いな。それでどうだ、引き受けてくれるか」
神通「その……それくらいのことでしたら、お引き受けします」
提督「そうか、よかった」
神通「そういえば、ほかの方は?」
提督「候補はあるが、とりあえず声をかけたのは神通だけだ」
神通「私が最初だったんですか?」
提督「おう」
神通「そうですか……」
提督「(……何か地雷踏んだか)」
川内「(今の受け答えのことなら怒ってないと思うよ)」
提督「(そうなのか? まあ、ほかの誰でもない姉の言葉だし、信じるか)」
提督「あっ、ばかっ」
神通「提督……」
提督「ああいや、ははは……」
神通「……そのくらい慣れたものですから、いいですよ」
提督「いやぁ、悪いな。それでどうだ、引き受けてくれるか」
神通「その……それくらいのことでしたら、お引き受けします」
提督「そうか、よかった」
神通「そういえば、ほかの方は?」
提督「候補はあるが、とりあえず声をかけたのは神通だけだ」
神通「私が最初だったんですか?」
提督「おう」
神通「そうですか……」
提督「(……何か地雷踏んだか)」
川内「(今の受け答えのことなら怒ってないと思うよ)」
提督「(そうなのか? まあ、ほかの誰でもない姉の言葉だし、信じるか)」
729: 2016/01/23(土) 01:55:29.21 ID:9gmHVWrS0
神通「では、当日までに楽しみにしておきます」
提督「鬼になるのって楽しみか?」
神通「鬼になるのが、ではなく行事が行われることに対してです」
提督「そうか、神通らしいな」
神通「はいっ」
提督「さーて、用事も済んだし、俺はさっさと部屋に……」
川内「今思い出したんだけど、たしか提督も上位に入ってたような」
提督「……さてはて、何のことかわからんな」
川内「というより、神通より上だったよーな……」
提督「なんだと」
神通「提督が鬼にぴったり、ですか……」
川内「フリーダムだからとか理由付けもされてたっけ」
神通「そういわれてみると……」
提督「まあ、俺は当日は鬼になってる暇なんてないし、神通、任せぞ」
神通「はい」
提督「鬼になるのって楽しみか?」
神通「鬼になるのが、ではなく行事が行われることに対してです」
提督「そうか、神通らしいな」
神通「はいっ」
提督「さーて、用事も済んだし、俺はさっさと部屋に……」
川内「今思い出したんだけど、たしか提督も上位に入ってたような」
提督「……さてはて、何のことかわからんな」
川内「というより、神通より上だったよーな……」
提督「なんだと」
神通「提督が鬼にぴったり、ですか……」
川内「フリーダムだからとか理由付けもされてたっけ」
神通「そういわれてみると……」
提督「まあ、俺は当日は鬼になってる暇なんてないし、神通、任せぞ」
神通「はい」
730: 2016/01/23(土) 01:56:20.41 ID:9gmHVWrS0
―執務室―
提督「節分で一番大変なのは片づけだよなぁ」
提督「うちでする場合場所決めは必須かもな……」
下2
提督「節分で一番大変なのは片づけだよなぁ」
提督「うちでする場合場所決めは必須かもな……」
下2
726: 2016/01/21(木) 23:30:16.06 ID:MCJxqodYO
今日の当番である高雄型と一緒に雪かき
733: 2016/01/24(日) 02:22:32.41 ID:AvE5CWn/o
―母港―
提督「では今から雪かきを始める!」
高雄「まさか今年はこんなに降るとは思いませんでしたね」
提督「確かになぁ」
愛宕「高雄ー、これどうすればいいの?」
高雄「それは……愛宕、つるはしは今日はいらない」
愛宕「そうなの?」
提督「というより誰が持ってきた」
鳥海「必要そうなものを調べて持ってきたのですが……」
摩耶「だから言っただろ、庇切りのほうがかっこいいからそっちにしろって」
提督「いやいやいや、ここでそこまでしないから!」
高雄「一度、雪かきというものを説明しておいた方がいいみたいですね」
提督「では今から雪かきを始める!」
高雄「まさか今年はこんなに降るとは思いませんでしたね」
提督「確かになぁ」
愛宕「高雄ー、これどうすればいいの?」
高雄「それは……愛宕、つるはしは今日はいらない」
愛宕「そうなの?」
提督「というより誰が持ってきた」
鳥海「必要そうなものを調べて持ってきたのですが……」
摩耶「だから言っただろ、庇切りのほうがかっこいいからそっちにしろって」
提督「いやいやいや、ここでそこまでしないから!」
高雄「一度、雪かきというものを説明しておいた方がいいみたいですね」
734: 2016/01/24(日) 02:23:02.23 ID:AvE5CWn/o
~~~~~~~~
提督「――というわけで、雪かきの仕方はわかったな」
愛宕「はーい」
摩耶「ふん、それくらい楽勝だ」
鳥海「楽勝、ですかね」
摩耶「雪を掘るだけだろ、簡単じゃねーか」
提督「やったことない初心者はみんなそういうんだよな……」
高雄「そういう提督はどうなんですか?」
提督「子どもの頃は楽しかったなぁー……」
鳥海「司令官さんが遠い目をしているけれど、雪かきってそんなに大変な物なの?」
摩耶「思い出にふけっているだけって可能性もあるけどな」
高雄「実際にやってみればわかると思うわよ」
摩耶「確かに、ごちゃごちゃ言ってても始まらねえしな」
愛宕「じゃあ、雪かき開始ねー」
提督「いや、もうそれ俺が言ったんだけど」
提督「――というわけで、雪かきの仕方はわかったな」
愛宕「はーい」
摩耶「ふん、それくらい楽勝だ」
鳥海「楽勝、ですかね」
摩耶「雪を掘るだけだろ、簡単じゃねーか」
提督「やったことない初心者はみんなそういうんだよな……」
高雄「そういう提督はどうなんですか?」
提督「子どもの頃は楽しかったなぁー……」
鳥海「司令官さんが遠い目をしているけれど、雪かきってそんなに大変な物なの?」
摩耶「思い出にふけっているだけって可能性もあるけどな」
高雄「実際にやってみればわかると思うわよ」
摩耶「確かに、ごちゃごちゃ言ってても始まらねえしな」
愛宕「じゃあ、雪かき開始ねー」
提督「いや、もうそれ俺が言ったんだけど」
735: 2016/01/24(日) 02:27:18.33 ID:AvE5CWn/o
~数時間後~
鳥海「こ、腰が……」
摩耶「もうへばったのか? ははっ、まだまだだな」プルプル
提督「口では余裕そうだが、腕がプルプルしてるぞ」
摩耶「そもそも量が多すぎだろ!」
提督「そりゃ除雪なのに適当にポイポイしてたら逆に作業量も増えるし。そもそも、作業の仕方が下手くそだし」
愛宕「疲れたわねー、そろそろ休憩にしない?」
高雄「それ十分おきに言ってるわよ」
提督「しかし、高雄は上手に雪かきするよな。前にやった事でもあるのか?」
高雄「まあ、部屋に片づける人が少ないですから、そこはですね」
愛宕「私だって少しは片づけるわよ~?」
高雄「……」サクッドシャ
鳥海「そ、そろそろ……休憩、を……」
摩耶「鳥海もこう言ってる事だしな、休憩を挟んでも良いんじゃないか」プルプル
提督「……高雄型はいつもはまともなのに、プライベートになると途端にポンコツ化するな……」
鳥海「こ、腰が……」
摩耶「もうへばったのか? ははっ、まだまだだな」プルプル
提督「口では余裕そうだが、腕がプルプルしてるぞ」
摩耶「そもそも量が多すぎだろ!」
提督「そりゃ除雪なのに適当にポイポイしてたら逆に作業量も増えるし。そもそも、作業の仕方が下手くそだし」
愛宕「疲れたわねー、そろそろ休憩にしない?」
高雄「それ十分おきに言ってるわよ」
提督「しかし、高雄は上手に雪かきするよな。前にやった事でもあるのか?」
高雄「まあ、部屋に片づける人が少ないですから、そこはですね」
愛宕「私だって少しは片づけるわよ~?」
高雄「……」サクッドシャ
鳥海「そ、そろそろ……休憩、を……」
摩耶「鳥海もこう言ってる事だしな、休憩を挟んでも良いんじゃないか」プルプル
提督「……高雄型はいつもはまともなのに、プライベートになると途端にポンコツ化するな……」
736: 2016/01/24(日) 02:27:53.52 ID:AvE5CWn/o
―執務室―
提督「久しぶりに雪かきすると疲れるなぁ……」
提督「ああ、鳥海と摩耶は多分しばらくダウンだな。出撃および遠征は控えさせることを秘書官に伝えておこう」
↓2
提督「久しぶりに雪かきすると疲れるなぁ……」
提督「ああ、鳥海と摩耶は多分しばらくダウンだな。出撃および遠征は控えさせることを秘書官に伝えておこう」
↓2
723: 2016/01/21(木) 23:28:39.58 ID:z3/TokSK0
流行りの卵黄醤油漬けを楽しむ
740: 2016/01/24(日) 23:27:10.85 ID:AvE5CWn/0
提督「あー、腹減ったな……」
瑞鳳「だったら私の卵焼き、食べる?」
提督「食べりゅ……っと、そういえば卵で思い出した」
瑞鳳「何を?}
提督「三日間漬けていた卵の存在だ」
瑞鳳「?」
―談話室―
提督「そんんわけで、じゃじゃーん、卵の黄身ー」
漣「あ、漣それ聞いたことあります。TKGの上位互換ですね!」
曙「なによ、TKGって……」
提督「卵かけごはんの略だ、ぼのちゃんよ」
曙「ぼのちゃんっていうな!」
瑞鳳「つまり、それをご飯にかけることで……」
提督「ああそうだ、最高においしいご飯が食べられる!」
瑞鳳「だったら私の卵焼き、食べる?」
提督「食べりゅ……っと、そういえば卵で思い出した」
瑞鳳「何を?}
提督「三日間漬けていた卵の存在だ」
瑞鳳「?」
―談話室―
提督「そんんわけで、じゃじゃーん、卵の黄身ー」
漣「あ、漣それ聞いたことあります。TKGの上位互換ですね!」
曙「なによ、TKGって……」
提督「卵かけごはんの略だ、ぼのちゃんよ」
曙「ぼのちゃんっていうな!」
瑞鳳「つまり、それをご飯にかけることで……」
提督「ああそうだ、最高においしいご飯が食べられる!」
741: 2016/01/24(日) 23:27:52.94 ID:AvE5CWn/0
―食堂―
提督「というわけで食べてみるがいい!」
ビスマルク「こ、これがかの有名なTKG……」
グラーフ「馬鹿な、卵をそのままなど、正気の沙汰ではない」
リットリオ「お、おなか壊しませんよね?」
提督「……不評だな!」
響「しょうがないよ、ほかの国では卵は調理しないと食べられたものじゃないから」
提督「そういえばそうか……ん? もしや響……」
響「……いや、聞いた話だから、この体になって食べたことないからわからないからね」
プリンツ「で、では姉さま……私からいかせてもらいます!」
ビスマルク「や、やるというの?」
プリンツ「は、はい! 大丈夫です!」
マックス(まるで戦場に向かうかのようだけど)
ローマ(納豆を食べるときもこんな感じだった気がするわ)
リットリオ「……そちらが行くというのなら、私もこうしているわけにはいきませんね」
グラーフ「アトミラールからの行為だ、受け取るほかないだろう」
提督「……俺もしかして、とんでもない人たちにおすそ分けしたかな」
提督「というわけで食べてみるがいい!」
ビスマルク「こ、これがかの有名なTKG……」
グラーフ「馬鹿な、卵をそのままなど、正気の沙汰ではない」
リットリオ「お、おなか壊しませんよね?」
提督「……不評だな!」
響「しょうがないよ、ほかの国では卵は調理しないと食べられたものじゃないから」
提督「そういえばそうか……ん? もしや響……」
響「……いや、聞いた話だから、この体になって食べたことないからわからないからね」
プリンツ「で、では姉さま……私からいかせてもらいます!」
ビスマルク「や、やるというの?」
プリンツ「は、はい! 大丈夫です!」
マックス(まるで戦場に向かうかのようだけど)
ローマ(納豆を食べるときもこんな感じだった気がするわ)
リットリオ「……そちらが行くというのなら、私もこうしているわけにはいきませんね」
グラーフ「アトミラールからの行為だ、受け取るほかないだろう」
提督「……俺もしかして、とんでもない人たちにおすそ分けしたかな」
742: 2016/01/24(日) 23:28:18.36 ID:AvE5CWn/0
リベッチオ「あ、これおいしい!」
『!!』
ビスマルク「ほ、本当に!?」
呂500「不思議ー、卵をかけたご飯と変わらないように見えるのに、あれよりおいしいよ!」
レーベ「そうなの? ……うん、たしかにだね」
マックス「少し味が違うように思いますね」
ビスマルク「次々と手を付けてる……わ、私もいくわ!」
プリンツ「卵ってこんな味なんですね」
グラーフ「これが卵とごはんか……」
リットリオ「二つだけでいいなんて、手軽ですね」
響「一転して高評価だね」
提督「はーっはっは! これがTKGの力だ!」
『!!』
ビスマルク「ほ、本当に!?」
呂500「不思議ー、卵をかけたご飯と変わらないように見えるのに、あれよりおいしいよ!」
レーベ「そうなの? ……うん、たしかにだね」
マックス「少し味が違うように思いますね」
ビスマルク「次々と手を付けてる……わ、私もいくわ!」
プリンツ「卵ってこんな味なんですね」
グラーフ「これが卵とごはんか……」
リットリオ「二つだけでいいなんて、手軽ですね」
響「一転して高評価だね」
提督「はーっはっは! これがTKGの力だ!」
743: 2016/01/24(日) 23:28:51.28 ID:AvE5CWn/0
―執務室―
提督「ちなみにご飯にかけたけど、そのままでも十分おいしい。あくまでアクセントの一つ」
提督「醤油だけでもいいし、黄身だけにするのもペットボトルでいいし、本当に手軽に作れるからもっと触れ回っておこう」
下2
提督「ちなみにご飯にかけたけど、そのままでも十分おいしい。あくまでアクセントの一つ」
提督「醤油だけでもいいし、黄身だけにするのもペットボトルでいいし、本当に手軽に作れるからもっと触れ回っておこう」
下2
745: 2016/01/24(日) 23:32:49.57 ID:8rZ/IC0fo
川内に付き合って思う存分夜戦
746: 2016/01/25(月) 21:36:45.23 ID:KX6fQk3Ro
『夜だ! 夜戦だー!』ダダダダ
提督「……」
霞「相変わらず騒がしいわね……ちょっといってこようかしら」
提督「いや、いい」
霞「そう? でも邪魔じゃない」
提督「いや、俺も行く」
霞「は?」
提督「俺も夜戦に行くぞー!」ダッ
霞「あっ、ちょ……あーもう! このクズ!」
―廊下―
提督「川内、俺も行くぜ」
川内「やせ……提督も来るの?」
提督「おう!」
川内「……いいね! テンションあがってきた!」
神通(これはまた大変なことになりますね)
提督「……」
霞「相変わらず騒がしいわね……ちょっといってこようかしら」
提督「いや、いい」
霞「そう? でも邪魔じゃない」
提督「いや、俺も行く」
霞「は?」
提督「俺も夜戦に行くぞー!」ダッ
霞「あっ、ちょ……あーもう! このクズ!」
―廊下―
提督「川内、俺も行くぜ」
川内「やせ……提督も来るの?」
提督「おう!」
川内「……いいね! テンションあがってきた!」
神通(これはまた大変なことになりますね)
747: 2016/01/25(月) 21:37:30.76 ID:KX6fQk3Ro
―鎮守府近海―
川内「さーて、今日の生贄は誰かな~」
提督「どんな奴が出て来てもワンパン大破させてやる」
神通(提督はどうやって攻撃するつもりなんでしょうか)
那珂「う~……まだ眠い……」
川内「……! 今何か音がした」
提督「これは西の方か……よし、警戒しつつ移動するぞ」
神通(今回は誘導するのも難しそうですね……)
カ級「今日のご飯は小魚とハマグリ~」
川内「見つけた!」
提督「さっそく夜戦だー!」
神通「ちょっと待ってください! 相手は潜水艦ですよ!?」
川内「それが?」
提督「夜戦は出来るだろ?」
神通「できますけど、夜戦で潜水艦相手が分が悪すぎます! ね、那珂ちゃん」
那珂「あれ、魚雷も機銃も無い……もしかして那珂ちゃんまた装備忘れた!?」
神通「那珂ちゃん……」
川内「さーて、今日の生贄は誰かな~」
提督「どんな奴が出て来てもワンパン大破させてやる」
神通(提督はどうやって攻撃するつもりなんでしょうか)
那珂「う~……まだ眠い……」
川内「……! 今何か音がした」
提督「これは西の方か……よし、警戒しつつ移動するぞ」
神通(今回は誘導するのも難しそうですね……)
カ級「今日のご飯は小魚とハマグリ~」
川内「見つけた!」
提督「さっそく夜戦だー!」
神通「ちょっと待ってください! 相手は潜水艦ですよ!?」
川内「それが?」
提督「夜戦は出来るだろ?」
神通「できますけど、夜戦で潜水艦相手が分が悪すぎます! ね、那珂ちゃん」
那珂「あれ、魚雷も機銃も無い……もしかして那珂ちゃんまた装備忘れた!?」
神通「那珂ちゃん……」
748: 2016/01/25(月) 21:38:00.15 ID:KX6fQk3Ro
提督「探照灯の準備ばっちり! 行くぞ川内!」
川内「もちろん!」
神通「ど、どうしましょう……と、とりあえずとめないと!」
カ級「ふふふ~ん……あれ、何か声が聞こえる。わっ、まぶしっ」ピカッ
川内「ひゃっはー! 夜戦だぁ!」ガシャン
カ級「か、艦娘!? ど、どうしよ、今はハマグリしか持って無いよ~!」
川内「ゼロ距離から撃てば相手が何であろうと関係ないって誰か言ってた!」
カ級「あ、だめ、逃げるのも間に合わな――」
神通「いい加減にしてください!」ゴスッ
川内「ぐふっ。じ、神通!? 目の前に敵いるんだけど!?」
神通「ハマグリしか持って無い敵が何かしてくるわけないじゃない!」
カ級(あ、きこえてたんだ)
神通「倒しきれなかった場合は仲間を呼ばれるかもしれないのだし、今の内に撤退しましょう」
川内「うー、神通がそう言うならしょうがないか」
提督「そうだぞ。まったく、突然飛び出して」
神通「提督?」
提督「すみません」
那珂「あれ、那珂ちゃんを連れてきた意味は?」
カ級(とりあえず、今の内に逃げておこう)コソコソ
川内「もちろん!」
神通「ど、どうしましょう……と、とりあえずとめないと!」
カ級「ふふふ~ん……あれ、何か声が聞こえる。わっ、まぶしっ」ピカッ
川内「ひゃっはー! 夜戦だぁ!」ガシャン
カ級「か、艦娘!? ど、どうしよ、今はハマグリしか持って無いよ~!」
川内「ゼロ距離から撃てば相手が何であろうと関係ないって誰か言ってた!」
カ級「あ、だめ、逃げるのも間に合わな――」
神通「いい加減にしてください!」ゴスッ
川内「ぐふっ。じ、神通!? 目の前に敵いるんだけど!?」
神通「ハマグリしか持って無い敵が何かしてくるわけないじゃない!」
カ級(あ、きこえてたんだ)
神通「倒しきれなかった場合は仲間を呼ばれるかもしれないのだし、今の内に撤退しましょう」
川内「うー、神通がそう言うならしょうがないか」
提督「そうだぞ。まったく、突然飛び出して」
神通「提督?」
提督「すみません」
那珂「あれ、那珂ちゃんを連れてきた意味は?」
カ級(とりあえず、今の内に逃げておこう)コソコソ
749: 2016/01/25(月) 21:38:27.21 ID:KX6fQk3Ro
―執務室―
提督「久しぶりの夜の海は楽しかったなぁ」
提督「まあ、流石に武器も持たない相手に攻撃するのはなんか悪い気がするし、止めてくれて丁度良いかもしれない」
↓2
提督「久しぶりの夜の海は楽しかったなぁ」
提督「まあ、流石に武器も持たない相手に攻撃するのはなんか悪い気がするし、止めてくれて丁度良いかもしれない」
↓2
744: 2016/01/24(日) 23:32:36.89 ID:dcZlhMDDo
酒匂とコンビニへ
752: 2016/01/26(火) 23:36:38.55 ID:QCRuiuP4o
―深夜・廊下―
提督「流石に夜は冷え込むなぁ……」
酒匂「あれー、司令?」
提督「酒匂か。どうした、子供はもう寝る時間だぞ」
酒匂「ぴゃー! 酒匂もう子供じゃないよ!」
提督「暁と同じでこういう言葉に反応しているうちはまだまだだな」
酒匂「ぴゃー……」
提督「まあ、眠れないのならついて来るか?」
酒匂「どこに行くの?」
提督「コンビニ。嫌ならいいが」
酒匂「ううん、あたしも行く!」
提督「なら、準備して来い。ちゃんと服着ないと寒いぞ」
酒匂「はーい!」
提督「流石に夜は冷え込むなぁ……」
酒匂「あれー、司令?」
提督「酒匂か。どうした、子供はもう寝る時間だぞ」
酒匂「ぴゃー! 酒匂もう子供じゃないよ!」
提督「暁と同じでこういう言葉に反応しているうちはまだまだだな」
酒匂「ぴゃー……」
提督「まあ、眠れないのならついて来るか?」
酒匂「どこに行くの?」
提督「コンビニ。嫌ならいいが」
酒匂「ううん、あたしも行く!」
提督「なら、準備して来い。ちゃんと服着ないと寒いぞ」
酒匂「はーい!」
753: 2016/01/26(火) 23:37:18.31 ID:QCRuiuP4o
―コンビニ―
ピロリンピロリン
「らっしゃーせー」
酒匂「ぴゃー! これがコンビニ!」
提督「来るの初めてか?」
酒匂「そうだよ。夜に出ることも無いからね!」
提督「それもそうか。鎮守府にも明石の店があるわけだしな」
酒匂「皆と行く時は大きいお店に行くから!」
提督「デパートか。それもそうか」
酒匂「ぴゃー、ここも色々売ってあるね」
提督「……なら五百円までなら好きな物を買ってやろう」
酒匂「ぴゃっ! 本当?」
提督「このくらいじゃ嘘はつかんよ」
酒匂「えーっとねー、だったら探して来るね!」
ピロリンピロリン
「らっしゃーせー」
酒匂「ぴゃー! これがコンビニ!」
提督「来るの初めてか?」
酒匂「そうだよ。夜に出ることも無いからね!」
提督「それもそうか。鎮守府にも明石の店があるわけだしな」
酒匂「皆と行く時は大きいお店に行くから!」
提督「デパートか。それもそうか」
酒匂「ぴゃー、ここも色々売ってあるね」
提督「……なら五百円までなら好きな物を買ってやろう」
酒匂「ぴゃっ! 本当?」
提督「このくらいじゃ嘘はつかんよ」
酒匂「えーっとねー、だったら探して来るね!」
754: 2016/01/26(火) 23:37:44.74 ID:QCRuiuP4o
提督「さて、こちらはこちらで夜の友である栄養ドリンクとホッカイロを買っておくか」
酒匂『ぴゃー! こんなにお菓子もある!』
提督「お菓子コーナーに目を付けたみたいだな、数自体は少ないが、五百円だと結構悩むんだよな」
酒匂『あいどるかーど? ぴゃ、これって戦艦と軽巡の……いいなー』
提督「カード付きのあるなー。一度集め出すと止まらないんだよな」
酒匂『五百円だから……十円のチョコが五十個も買えちゃう!』
提督「だが消費税で五十個だとオーバーするんだよなぁ」
酒匂「……司令! 決まったよー!」
提督「お、どうするんだ?」
酒匂「一緒に肉まん食べて帰ろー!」
提督「よしきた、やっぱり冬のコンビニと言えば肉まんだよな! ついでにおでんも買って帰るか」
酒匂「ぴゃー、わーい!」
酒匂『ぴゃー! こんなにお菓子もある!』
提督「お菓子コーナーに目を付けたみたいだな、数自体は少ないが、五百円だと結構悩むんだよな」
酒匂『あいどるかーど? ぴゃ、これって戦艦と軽巡の……いいなー』
提督「カード付きのあるなー。一度集め出すと止まらないんだよな」
酒匂『五百円だから……十円のチョコが五十個も買えちゃう!』
提督「だが消費税で五十個だとオーバーするんだよなぁ」
酒匂「……司令! 決まったよー!」
提督「お、どうするんだ?」
酒匂「一緒に肉まん食べて帰ろー!」
提督「よしきた、やっぱり冬のコンビニと言えば肉まんだよな! ついでにおでんも買って帰るか」
酒匂「ぴゃー、わーい!」
755: 2016/01/26(火) 23:41:39.18 ID:QCRuiuP4o
―執務室―
提督「色々買って、分け合いながら帰った」
提督「やっぱ、なんだかんだレジの横にある食べ物が最強だと思う」
↓2
提督「色々買って、分け合いながら帰った」
提督「やっぱ、なんだかんだレジの横にある食べ物が最強だと思う」
↓2
757: 2016/01/26(火) 23:41:52.75 ID:V3+oUoUsO
秋月の長10cm砲ちゃんの整備を手伝う
761: 2016/01/27(水) 22:49:18.68 ID:xkxFTBAOo
―工廠―
秋月「いつもありがとね、長10cm砲ちゃん」ナデナデ
長10cm砲ちゃん「~♪」
提督「なんだ秋月、自ら手入れか」
秋月「はい、いつも頑張ってくれてますし」
提督「へー、そうか」
秋月「……」ナデナデ
提督「……」ジー
秋月「……なんですか、司令」
提督「俺にも手伝わせてくれないか」
秋月「う゛……」
秋月「いつもありがとね、長10cm砲ちゃん」ナデナデ
長10cm砲ちゃん「~♪」
提督「なんだ秋月、自ら手入れか」
秋月「はい、いつも頑張ってくれてますし」
提督「へー、そうか」
秋月「……」ナデナデ
提督「……」ジー
秋月「……なんですか、司令」
提督「俺にも手伝わせてくれないか」
秋月「う゛……」
762: 2016/01/27(水) 22:49:44.12 ID:xkxFTBAOo
提督「なんだ、嫌そうな顔をして」
秋月「いえ、その……」
提督「ははーん、もしかして、長10cm砲ちゃん俺に取られたくないんだろ」
秋月「当たらずとも遠からず、です」
提督「大丈夫だ。ほんのちょっといじらせてもらうだけだから」
秋月(それが不安なんですけど)
提督「長10cm砲ちゃんだって、たまには他の人の整備受けてみたいよなー?」
長10cm砲ちゃん「!」バシッ
秋月「あっ」
提督「……手をはたかれるほど嫌われるようなことしたっけ」
秋月「八頭身が問題かと」
提督「あれ、そんなに嫌だったかー……」
秋月「いえ、その……」
提督「ははーん、もしかして、長10cm砲ちゃん俺に取られたくないんだろ」
秋月「当たらずとも遠からず、です」
提督「大丈夫だ。ほんのちょっといじらせてもらうだけだから」
秋月(それが不安なんですけど)
提督「長10cm砲ちゃんだって、たまには他の人の整備受けてみたいよなー?」
長10cm砲ちゃん「!」バシッ
秋月「あっ」
提督「……手をはたかれるほど嫌われるようなことしたっけ」
秋月「八頭身が問題かと」
提督「あれ、そんなに嫌だったかー……」
763: 2016/01/27(水) 22:50:33.39 ID:xkxFTBAOo
秋月「どうするんですか?」
提督「こうなれば……長10cm砲ちゃんお願いですから整備させてください!」ガバッ
秋月「土下座!? そこまで触りたいんですか!」
長10cm砲ちゃん「!」バシッ
提督「ありがとうございます!」
秋月「司令!?」
提督「……と、見せかけて」ガシッ
長10cm砲ちゃん「!?」
提督「ここまで接近を許すとは甘いなぁ! じっくりメンテしてやるからなぁ!」
長10cm砲ちゃん「!」ジタバタ
秋月「あの、あんまり変な事はしないでくださいね?」
提督「安心しろ、これでも明石からはため息つかれるくらいに整備の心得はある」
秋月(悪い意味じゃないですよね?)
提督「こうなれば……長10cm砲ちゃんお願いですから整備させてください!」ガバッ
秋月「土下座!? そこまで触りたいんですか!」
長10cm砲ちゃん「!」バシッ
提督「ありがとうございます!」
秋月「司令!?」
提督「……と、見せかけて」ガシッ
長10cm砲ちゃん「!?」
提督「ここまで接近を許すとは甘いなぁ! じっくりメンテしてやるからなぁ!」
長10cm砲ちゃん「!」ジタバタ
秋月「あの、あんまり変な事はしないでくださいね?」
提督「安心しろ、これでも明石からはため息つかれるくらいに整備の心得はある」
秋月(悪い意味じゃないですよね?)
764: 2016/01/27(水) 22:56:40.27 ID:xkxFTBAOo
―執務室―
提督「秋月がこまめに見ているだけあって特になし」
提督「そもそも、来た時には既に終えていた可能性もあった」
↓2
提督「秋月がこまめに見ているだけあって特になし」
提督「そもそも、来た時には既に終えていた可能性もあった」
↓2
758: 2016/01/26(火) 23:45:49.68 ID:MmH3Kw310
龍驤、瑞鳳、大鳳、瑞鶴、葛城とスノーボードをしに行く
769: 2016/01/29(金) 00:47:56.03 ID:9J21OE4mo
―談話室―
提督「今年はよく雪が降ったな」
大鳳「大寒波らしいですからね。さすがにもう来ないと思いますけど」
瑞鳳「深海棲艦も静かだったからねー。あむっ、みかん美味しー」
瑞鶴「で、それがどうしたの提督さん」
提督「なんか今年もいい感じの雪が積もってるらしいんだ、山に」
龍驤「……」
提督「スノボに行こうかと思って」
龍驤「今年もか!」
葛城「今年も?」
大鳳「昨年も行ったんですか?」
瑞鳳「そうなの? 羨ましいな」
龍驤「あれは今思えば地獄や……ハイテンションにならなければやっとられんかったんや……」
瑞鶴「いったい何があったのよ……」
提督「行けばわかる」
提督「今年はよく雪が降ったな」
大鳳「大寒波らしいですからね。さすがにもう来ないと思いますけど」
瑞鳳「深海棲艦も静かだったからねー。あむっ、みかん美味しー」
瑞鶴「で、それがどうしたの提督さん」
提督「なんか今年もいい感じの雪が積もってるらしいんだ、山に」
龍驤「……」
提督「スノボに行こうかと思って」
龍驤「今年もか!」
葛城「今年も?」
大鳳「昨年も行ったんですか?」
瑞鳳「そうなの? 羨ましいな」
龍驤「あれは今思えば地獄や……ハイテンションにならなければやっとられんかったんや……」
瑞鶴「いったい何があったのよ……」
提督「行けばわかる」
770: 2016/01/29(金) 00:48:23.35 ID:9J21OE4mo
―山―
龍驤「やっぱここかぁ……」
提督「うむ、今年もよく積もっている!」
葛城「はぁ……はぁ……すっごい大変だったんだけど……」
大鳳「普段雪山に登らないので、いい訓練になりました」
瑞鳳「前向きだね……まさかこんなに大変だと思わなかったよ……」
瑞鶴「むしろ思いつきでよく此処まで来たわね、私達」
提督「さて、誰が一番最初に行く?」
龍驤「うちは絶対お断りや」
大鳳「こういう場合はやはり上官である提督かと」
提督「いやいや、むしろ上官である俺こそが一番最後だろ」
瑞鶴「もしかして提督さん、最初に滑るの怖いの?」
提督「そんなわけないだろ! いいか、見てろよ!」
龍驤「乗せられやすいなぁ」
葛城「全員で一気にと言うのは駄目なの?」
提督「! それだ」
瑞鶴(うっ、気付かなければ滑らず帰ろうと思ったのに……)
龍驤「やっぱここかぁ……」
提督「うむ、今年もよく積もっている!」
葛城「はぁ……はぁ……すっごい大変だったんだけど……」
大鳳「普段雪山に登らないので、いい訓練になりました」
瑞鳳「前向きだね……まさかこんなに大変だと思わなかったよ……」
瑞鶴「むしろ思いつきでよく此処まで来たわね、私達」
提督「さて、誰が一番最初に行く?」
龍驤「うちは絶対お断りや」
大鳳「こういう場合はやはり上官である提督かと」
提督「いやいや、むしろ上官である俺こそが一番最後だろ」
瑞鶴「もしかして提督さん、最初に滑るの怖いの?」
提督「そんなわけないだろ! いいか、見てろよ!」
龍驤「乗せられやすいなぁ」
葛城「全員で一気にと言うのは駄目なの?」
提督「! それだ」
瑞鶴(うっ、気付かなければ滑らず帰ろうと思ったのに……)
771: 2016/01/29(金) 00:49:02.43 ID:9J21OE4mo
~~~~~~~~
ズザァアアア
提督「ひゃっほーう!」
瑞鶴「これ意外と楽しい!」
提督「さっきまであった嫌なこと全部忘れられるぜーーー!」
龍驤「デジャヴ感じるなぁ! そのセリフ!」
大鳳「た、確かに滑りやすいですね」
瑞鳳「あはは、初めてだから、ちょっと腰引けちゃうよね」
提督「初めてでそれなら才能あるぜ! でも山登るの面倒だから一回きりな!」
大鳳「ならば素直にスキー場に行けば良かったのでは……」
瑞鳳「それは、言わないお約束だと、思いますよ」
瑞鶴「あれ、そういえば葛城がいないけど……」
提督「それならあっちの方に転がっていったぞ」
葛城『助けてーーーー!!』
瑞鶴「何で放っておいてるの!?」
ズザァアアア
提督「ひゃっほーう!」
瑞鶴「これ意外と楽しい!」
提督「さっきまであった嫌なこと全部忘れられるぜーーー!」
龍驤「デジャヴ感じるなぁ! そのセリフ!」
大鳳「た、確かに滑りやすいですね」
瑞鳳「あはは、初めてだから、ちょっと腰引けちゃうよね」
提督「初めてでそれなら才能あるぜ! でも山登るの面倒だから一回きりな!」
大鳳「ならば素直にスキー場に行けば良かったのでは……」
瑞鳳「それは、言わないお約束だと、思いますよ」
瑞鶴「あれ、そういえば葛城がいないけど……」
提督「それならあっちの方に転がっていったぞ」
葛城『助けてーーーー!!』
瑞鶴「何で放っておいてるの!?」
772: 2016/01/29(金) 00:49:28.84 ID:9J21OE4mo
―執務室―
提督「やっぱ滑るとテンション上がるな」
提督「まあ、大分個人差はあったけど。葛城に関してはトラウマになったような気も……まあ大丈夫だろ」
↓2
提督「やっぱ滑るとテンション上がるな」
提督「まあ、大分個人差はあったけど。葛城に関してはトラウマになったような気も……まあ大丈夫だろ」
↓2
774: 2016/01/29(金) 00:51:11.84 ID:rOJL8YNfO
遠征中に寒さでダウンした伊58を愉快に真面目に看病
777: 2016/01/30(土) 00:49:23.52 ID:5tumN5zOo
58「報告書でち……」
提督「ああ。……どうしたでち公、何だか顔色が悪いぞ」
58「そうでちか? ごほっ……少し寒いだけだよぉ」
提督「いや、この部屋かなり気温高いんだが、外から戻ったのなら、なおさら寒いとは思わないはずなんだが」
58「でも寒いような……へくちっ」
提督「あー……ちょっと失礼するな」コツン
58「んん……」
提督「やっぱ熱っぽいな。こんな寒いのにそんな格好で北方に遠征なんて行くから」
58「その言い分は流石におかしいってゴーヤでもわかるでち」
提督「はっはっは、とりあえずさっさと温かくして寝ておけ。あとで様子見に向かおう」
58「そうするでち……」
バタン
提督「……さて、用意をしてくるか」
提督「ああ。……どうしたでち公、何だか顔色が悪いぞ」
58「そうでちか? ごほっ……少し寒いだけだよぉ」
提督「いや、この部屋かなり気温高いんだが、外から戻ったのなら、なおさら寒いとは思わないはずなんだが」
58「でも寒いような……へくちっ」
提督「あー……ちょっと失礼するな」コツン
58「んん……」
提督「やっぱ熱っぽいな。こんな寒いのにそんな格好で北方に遠征なんて行くから」
58「その言い分は流石におかしいってゴーヤでもわかるでち」
提督「はっはっは、とりあえずさっさと温かくして寝ておけ。あとで様子見に向かおう」
58「そうするでち……」
バタン
提督「……さて、用意をしてくるか」
778: 2016/01/30(土) 00:50:00.23 ID:5tumN5zOo
―伊号潜水艦の部屋―
ガチャ
58「ぁー……ていとく?」
提督「熱はどうだった」
58「ううん……39℃くらいだったでち……」
提督「でち公がそんな格好で北半球に向かうから」
58「それまだ引っ張る……?」
提督「ジョークだジョーク。一応真面目に看病しに来たんだ」
58「てーとくが、かんびょう……?」
提督「ああ、そんなわけで……」
58(なんだか……嫌な予感しかしないでち……)
提督「ネギを用意した」
58「ねぎ?」
提督「たしか、これを尻に突っ込めば風邪が治るとか」
58「……!?!? せ、せくはらでちか!?」ガバッ
提督「いや、これは純粋にお前のためを思ってだな」
58「だったらそんなこといわないでよ! ぁっ……」フラッ
提督「おいおい、いきなり力むなよ。よっと」ガシッ
58「う~……」
ガチャ
58「ぁー……ていとく?」
提督「熱はどうだった」
58「ううん……39℃くらいだったでち……」
提督「でち公がそんな格好で北半球に向かうから」
58「それまだ引っ張る……?」
提督「ジョークだジョーク。一応真面目に看病しに来たんだ」
58「てーとくが、かんびょう……?」
提督「ああ、そんなわけで……」
58(なんだか……嫌な予感しかしないでち……)
提督「ネギを用意した」
58「ねぎ?」
提督「たしか、これを尻に突っ込めば風邪が治るとか」
58「……!?!? せ、せくはらでちか!?」ガバッ
提督「いや、これは純粋にお前のためを思ってだな」
58「だったらそんなこといわないでよ! ぁっ……」フラッ
提督「おいおい、いきなり力むなよ。よっと」ガシッ
58「う~……」
779: 2016/01/30(土) 00:50:58.80 ID:5tumN5zOo
提督「冗談はここまでだ。さて、まずはこの梅干し」
58「おかゆでち……?」
提督「おへそに付けます」スッ
58「それもぜったいちがうでち」
提督「舌が回ってないのに的確なツッコミ。やるな!」
58「いろいろおかしいでち!」
提督「次はそこら辺で拾ってきたたんぽぽ」
58「な、なんでち……」
提督「たべりゅ?」
58「たべ……ないよ!」
提督「そうか……せっかくきんぴらにしたのに」
58「なんでむだにちからをいれてるでち!」
提督「凄いなゴーヤ、よく39℃の熱がでてつっこめるな」
58「てーとくのせーでしょー……」
提督「……そうか、まあゆっくり休め。ほら、ひえピタだ」
58「ぅん……」
提督「じゃあでち公、ゆっくり休めよ。おかゆは作っておくから……って」
58「zzz……」
提督「寝ちゃったか。いい感じに体力減らしたし、とりあえず睡眠確認。きちんと療養しろよ」ナデナデ
58「おかゆでち……?」
提督「おへそに付けます」スッ
58「それもぜったいちがうでち」
提督「舌が回ってないのに的確なツッコミ。やるな!」
58「いろいろおかしいでち!」
提督「次はそこら辺で拾ってきたたんぽぽ」
58「な、なんでち……」
提督「たべりゅ?」
58「たべ……ないよ!」
提督「そうか……せっかくきんぴらにしたのに」
58「なんでむだにちからをいれてるでち!」
提督「凄いなゴーヤ、よく39℃の熱がでてつっこめるな」
58「てーとくのせーでしょー……」
提督「……そうか、まあゆっくり休め。ほら、ひえピタだ」
58「ぅん……」
提督「じゃあでち公、ゆっくり休めよ。おかゆは作っておくから……って」
58「zzz……」
提督「寝ちゃったか。いい感じに体力減らしたし、とりあえず睡眠確認。きちんと療養しろよ」ナデナデ
780: 2016/01/30(土) 00:54:31.35 ID:5tumN5zOo
―執務室―
提督「今思えば普通に世話すりゃよかったかも。まあ、ゴーヤはあれでも結構周り気にするからなぁ」
提督「というか、艦娘も病気になるのか……ドック入れたら直ったりして」
次回:提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」【9】
提督「今思えば普通に世話すりゃよかったかも。まあ、ゴーヤはあれでも結構周り気にするからなぁ」
提督「というか、艦娘も病気になるのか……ドック入れたら直ったりして」
次回:提督「安価でいっそうみんなと遊ぶ」【9】
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