～数週間後～

JUM「さてと、テレビでも見るか……」ﾋﾟｯ

みの『さあ、始まりました、クイズミリオネア！』

JUM「お、ミリオネアか。そういえば真紅が出場するとか言ってたけど……」

みの『今日最初の挑戦者は、東京都からお越しの真紅さんで～す！！』

JUM「ブーーーーーーーーーーッ！！」

のり「ちょっと、お茶噴き出さないでよ……って、テレビに出てるの真紅ちゃんじゃない！」

みの『一千万円獲ったら何に使いますか？』

真紅『もちろん、世界中のくんくんグッズを買い漁るのだわ！！』

みの『そ、それは素晴らしいですねぇ（苦笑）』

JUM「あのバカ…………」

みの『それでは参りましょう、真紅さんのクイズミリオネア！』






真紅『……………………』

みの『ど、どうされました？』

真紅『……！！べ、別に考え込んでいたわけではないのだわ！ただ、あまりのレベルの低さに呆気にとられていたのだわ！』

みの『そ、そうですか……』

真紅『これはもちろん、Ａの１＋１なのだわ！』

みの『Ａの１＋１…………ファイナルアンサー？』

真紅『ファ、ファイナルアンサー……』

みの『……………………』

真紅『……………………』

みの『……正解！！』

真紅『ふぅ……まずは１万円なのだわ』




JUM「こんな問題で溜めるなよ、みのさん……」

みの『続いて、２万円の問題！』




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TRIAL　\20,000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50:50　TEL　AUD

真紅『……………………』

みの『今度はどうされました？』

真紅（……普通に考えれば、Cの仏……でも、この中で普通に読んで「ふ」なのはD……）

みの『…………あの……』

真紅（……やっぱり、いくらなんでもフランス＝腐はないのだわ。腐乱したフランスだなんて、あまりにも失礼なのだわ……よし！）

真紅『Cのフランスなのだわ！！！』

みの『うわっ！びっくりしました……さて、Cのフランス、ファイナルアンサー？』

真紅『ファイナルアンサー！！！』

みの『…………正解！２万円獲得！！』

真紅『当然なのだわ！』




JUM「あいつ……あきらかに悩んでたぞ」

みの『それでは３万円の問題いきましょう』




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TRIAL　\30,000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50:50　TEL　AUD

スマソ、>>13の「Cのフランス」を「Cの仏」に補完してくれorz



真紅『……………………』

みの『……………………』

真紅（まず、Aの「かすがい」って何？愛知県春日井市？それとのれんがどう関係があるっていうのだわ）

真紅（Bの「腕押し」…………確かにのれんを腕で押しても、ペラッてなるだけで手ごたえがないのだわ）

真紅（Cの「茶袋」…………これに関しては全くの意味不明なのだわ……）

真紅（そしてDの「釘」……確かにのれんに釘を打とうとしても、ペラッとなって打てないのだわ）

真紅（……そうなると、答えはBかD……）

真紅（……悩むのだわ……ライフラインを使うか……いや、ここで使うのはあまりに勿体ないのだわ）

真紅（…………「のれんに腕押し」……しっくりくるのだわ）

真紅（…………「のれんに釘」……なんかしっくりこないわね……）

真紅（……よし、ここは腕押しでいくのだわ！）

真紅『決めたわ！Bの腕押しなのだわ！！』

みの『Bの腕押し、ファイナルアンサー？』

真紅『ファイナルアンサーなのだわ！』

みの『……………………』

真紅『……………………』

みの『……………………』

真紅『……………………』

みの『…………正解！３万円獲得！！』

真紅『ふぅぅ、よかったのだわ……』





JUM「たかが３万円の問題にここまで悩むかよ……」

みの『ところで真紅さん、今日は誰が応援に来てるんですか？』

真紅『今日は妹の雛苺が来ているのだわ』

雛苺『がんばれなのーーー！！』


JUM「雛苺もいたのかよ……」


みの『これはずいぶんと可愛らしい妹さんですねぇ』

真紅『……あなたが言うとなんだか危険に感じるのだわ』

みの『おっと、これは失礼。それでは気を取り直して、５万円の問題！』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TRIAL　\50,000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50:50　TEL　AUD





真紅（……お寺といえばDの奈良県……でもこれは明らかにひっかけなのだわ……）

真紅（Cの埼玉県…………いまいちお寺ってイメージがしっくりこないわね……）

真紅（そうなると、答えは栃木県か群馬県……）

翠星石「まったく、こんな問題で悩むなんて、真紅もまだまだですぅ！」

蒼星石「じゃあ翠星石は答えがわかるのかい？」

翠星石「とーぜんですぅ！答えはお寺がいっぱいある、Dの奈良県ですぅ！！」

蒼星石「………………ﾊｧ」

翠星石「な、何ですか？翠星石は何か間違ってましたか？」

JUM「お前、ひっかけクイズにひっかかるタイプだな」

真紅（…………よし、ここは自分の勘に頼るしかないのだわ！）

真紅『決めたわ！Bの群馬け……』

雛苺『あ～～～～～～～～～～！！』

真紅『！！！』

みの『おやおや？応援の方がそんな声を上げるのは反則……』

雛苺『お……おしOこなの～～～～～～～～～～！！』

みの『ｽﾞｺ----ｰﾝ！！』

真紅（まったく…………ん？今、雛苺が去り際にウインクを…………そうか、そういうことなのだわ）

真紅『Aの栃木県なのだわ！！』

みの『おやおや？さっき貴方はBと答えたはず……』

真紅『そ、そんなことはないのだわ！貴方、そろそろボケてきてるのではないかしら？』

みの『そうですか……私もそろそろ年ですかねぇ……』



JUM「おいおい、みのさん誤魔化されるなよ……」

みの『それではAの栃木県、ファイナルアンサー？』

真紅『ファイナルアンサーなのだわ！』

みの『…………正解！５万円獲得！！』

真紅（ふぅ……雛苺、助かったのだわ…………あれ？雛苺のいた所にクマのぬいぐるみが……）






スタッフ「君、お菓子あげるからこっち来てくれない？」

雛苺「わーい、ありがとうなのー♪」

みの『それでは次は、１０万円の問題です』

真紅『ゴクリ……』

みの『この問題に正解さえすれば、貴方は確実に１０万円を手にすることができます』

真紅『ゴクリ……ゴクリゴクリゴクリグリコゴクリ……』





蒼星石「１０万円かぁ……できればここまでライフラインは使いたくないよね」

JUM「そうだね」

翠星石「と、当然ですぅ！たとえ分からない問題があっても、翠星石は勘で切り抜けるですぅ！！」

蒼星石「……たぶん翠星石にはライフラインが１００個あっても足りないだろうね」

JUM「そうだね」

みの『それでは参りましょう、ターニングポイント！１０万円の問題！！』$




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TRIAL　\100,000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50:50　TEL　AUD






真紅（…………まったくわからないのだわ……）

真紅（…………どれが答えか、まったく見当もつかない……）

真紅（……やはりここは、確実にいくべきなのだわ…………よし！）

真紅『ライフラインを使うのだわ！』

みの『ほほう、どのライフラインを使いますか？』

真紅（……フィフティ・フィフティは今使っても、見当もつかないのでは意味が無い……）

真紅（テレフォンはもっと先に行った時に使って、テレフォンブレーンをあっと言わせたいのだわ）

真紅（ここはやはり、オーディエンスを使うのだわ！）

真紅『オーディエンス！』

みの『わかりました、それでは会場の皆さん、正解だと思う選択肢に投票してください！！』



>>41-60

A　…………２６％
B　…………　５％
C　…………１１％
D　…………５８％


真紅『みんな、ありがとうなのだわ！Dのデルタ！！』

みの『Dのデルタ、ファイナルアンサー？』

真紅『ファイナルアンサーなのだわ！！』

みの『……………………』

真紅『……………………』

みの『…………正解！１０万円獲得！！』

真紅『やった！これで１０万円は確実なのだわ！！』

JUM「真紅のやつ、１０万円ゲットしちゃったよ」

蒼星石「まさかここまで来るとはね」

翠星石「もちろん賞金は山分けですぅ！」

蒼星石「そうしたいところだけど、あの真紅が山分けしてくれると思う？」

JUM「だよねぇ」

みの『さて、ここからは中盤戦、問題のレベルも段々と高くなっていきます』

真紅『どんな問題が来ようと、必ず正解してみせるのだわ！』

みの『いいでしょう！それでは１５万円の問題！！』



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TRIAL　\150,000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50:50　TEL　AUD
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ×


真紅（……………………）

真紅（……私の記憶が正しければ、答えはBかC……）

真紅（どちらかが「１１７」で、どちらかが「１７７」だったはず……）

真紅（そもそも、今時電話で天気予報を聞く人っているのかしら……？）

真紅（いや、それよりも時報の使い道が分からない……ただ時間を聞くだけだなんて……）

真紅（………………悩むのだわ……）

蒼星石「これってよくどっちがどっちだか分からなくなるんだよね」

JUM「うんうん」

翠星石「フン、こんなもの知ってたって得することなんか何一つねぇです！」

蒼星石「やれやれ……」

真紅（…………！！「明日天気になればいいな」……いいな……１１７……）

真紅（……いや、いくらなんでもそれはないわね…………たぶん）

真紅（…………ああああああああああああああああああああ）


みの『だ、大丈夫ですか？頭から煙が出てますけど……』

真紅『…………ハッ！だ、大丈夫なのだわ！！』

みの『そ、そうですか』

真紅『申し訳ないけど、お水を一杯もらえるかしら？』

みの『はい、どうぞ』

真紅『ゴギュゴキュゴキュ…………プハァ～～～～～！』

みの『落ち着きましたか？』

真紅『ええ…………やはり天気がいいな＝１１７ではあまりにもあからさますぎる！よって、Cの時報！！』

みの『Cの時報、ファイナルアンサー？』

真紅『ファイナルアンサーなのだわ！！！』

みの『…………………………』

真紅『…………………………』

みの『…………………………』

真紅『…………………………』

みの『…………正解！１５万円獲得！！』

真紅『ふぅぅぅ～～～～、一時はどうなる事かと思ったのだわ……』

みの『さて、次は２５万円の問題です』

真紅『かかってくるがいいのだわ！』

みの『わかりました、それではまいりましょう、２５万円！！』









翠星石「次で失敗するに１億ジンバブエドルですぅ」

JUM「おいおい……」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TRIAL　\250,000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50:50　TEL　AUD
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ×


真紅（……………………ジーザス）

真紅（三大栄養素…………選択肢の４つはどれも大切な栄養素よね……）

真紅（この中で一番重要そうじゃないもの…………）

真紅（…………やはり乙女の大敵、脂肪かしら…………）

真紅（……いや、この問題はそんな単純じゃないはず…………）

真紅（…………やむをえないのだわ。ここは……）

真紅『……テレフォンを使うのだわ！！』

みの『わかりました。誰に電話をかけますか？』

真紅『私の姉なのだわ』

PLLLLLLLLL…………ｶﾞﾁｬ

水銀燈『はぁい、だぁれ？』

みの『どうも、クイズミリオネアのみのもんたです』

水銀燈『えええええええええええええええ！？』

みの『実はあなたの妹さんが、ただいま２５万円の問題に挑戦中なんですよ』

水銀燈『そ、そうなの……』

みの『それでは、３０秒以内に答えを教えてあげてください。どうぞ！』


真紅『次のうち、「三大栄養素」に……』

水銀燈『ちょっと真紅！あなたがミリオネアに出るなんて聞いてないわよ！！』

真紅『……C：ビタミン　D：脂肪　　さあ、どれ？早く、時間が無いのよ！』

水銀燈『フン、あんたなんかに教えないわよぉ』

真紅『仕方ないわね……もし私が一千万とったら、半分あげるのだわ』

水銀燈『正解はCのビタミンよぉ』

真紅『そう、ありがとうなのだわ。ではごきげんよう』

水銀燈『お姉ちゃん応援するから、頑張ってねぇ～♪』



みの『……仲がいいんだか、悪いんだか…………ところで、いいんですか？半分もあげちゃって』

真紅『ああ、あれ嘘よ。あいつには一円もあげないのだわ』

みの『なんという策士…………では、回答の方を』

真紅『Cのビタミン！』

みの『ファイナルアンサー？』

真紅『ファイナルアンサーなのだわ！！！！』



みの『………………正解！２５万円獲得！！』

真紅『ちょろいもんだわ』

みの『さて、お次は倍の５０万円です！』



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TRIAL　\500,000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50:50　TEL　AUD
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　　　　×　　×



真紅（………………Oh my God……）

真紅（まずAのグローバル……たかが８桁のコードに「地球」なんて大それた名前つけるかしら……）

真紅（Bのジェムスター…………これが発明した人の名前とかだったら辻褄が合う……）

真紅（Cのジェネラル…………一般とかそういう意味よね……特に違和感は感じない……）

真紅（Dのグレフェンベルグ…………これも人の名前っぽいわね）

真紅（……まずAは違うとして…………残る選択肢は３つ……）

真紅（ここでフィフティフィフティを使って、Aと正解が残ってくれれば……）

真紅（でも、まだ５０万円……最後のライフラインを使うには、あまりに早すぎる……）

真紅（しかし……勘で答えて失敗するよりは、少しでも賞金を増やしたほうがいい…………よし）


真紅『最後のライフライン、フィフティフィフティを使うのだわ！』

みの『わかりました。コンピューターが答えを２つに絞ります！』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TRIAL　\500,000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50:50　TEL　AUD
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　× 　　×　　×




真紅（…………嗚呼、天は我を見放したのだわ……）

真紅（BかD……ジェムスターかグレフェンベルグ…………）

真紅（ジェムスターコード……グレフェンベルグコード……）

真紅（……何故かしら……さっきからグレフェンベルグのことを考えると、なぜか体が疼く……）

真紅『ん…………あっ……』

みの『ど、どうされましたか？』

真紅『いや……なんでもないのだわ…………』

真紅（どういうことかしら……グレフェンベルグには、何か別の意味が……？）

真紅（だとしたら、答えはBのジェムスター…………これに賭ける！）

真紅『Bのジェムスターなのだわ！』

みの『Bのジェムスター、ファイナルアンサー？』

真紅『ファイナルアンサー！！！』

みの『………………………………』

真紅『………………………………』

みの『……………………正解！５０万円獲得！！』

真紅『ふぅぅぅぅ、よかったのだわ…………ところで、グレフェンベルグとは何なの？』

みの『それはさすがに此処では言えませんな～』

真紅『なによ……まあ、いいのだわ。帰ってから自分で調べるのだわ』

みの『そうしてくれると助かります』






翠星石「グレフェンベルグ、検索っと………………な、何ですかこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」

　～そして～


みの『さあ、とうとうここまでやって来ました……１千万円の問題！！』

真紅『こ……ここまで勘で切り抜けたのだわ……』



蒼星石「まさか、本当にここまで来るとはね……」

JUM「これはもう、応援せざるをえないな……」

翠星石「山分け……山分け……」

ｽﾏｿ、このままｇｄｇｄな展開になるよりはいいと思ってorz


みの『既にライフラインは使い切りました！もはや頼れるのは自分のみ！！参りましょう、一千万円！！』





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 TRIAL　\10,000,000

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50:50　TEL　AUD
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　× 　　×　　×

真紅（……………………これが一千万円の問題……）

真紅（…………これに正解さえすれば、一千万円…………ゴクリ）

真紅（でも、不正解だったら一千万が１００万に…………ゴクリ）

真紅（ドロップアウトすることで、７５０万は確実に…………ゴクリ）

真紅（２５％の確率で一千万…………７５％の確率で１００万…………大きすぎる……）

真紅（降参さえすれば１００％の確率で７５０万……でもそんなことは、私のプライドが許さない……）

真紅（…………あああああああああああ悩むわああああああああああああ！！！）

JUM「真紅、頑張れ！！」

蒼星石「自分を信じて！！」

翠星石「せいぜい頑張るがいいですぅ！！」





水銀燈「真紅……頑張るのよぉ！！」





金糸雀「真紅、頑張るのかしら！私の出番はこれで終了かしら！！」

真紅（……何かしら…………みんなが私を応援しているような気がする……）

真紅（…………そう、私はここまで来た……もう恐れるものなど何もない……！）

真紅（ここまで来たのなら、最後まで自分を信じるべき…………！！）





真紅『…………決めたのだわ……！！』

みの『そうですか…………では真紅さん、最終問題の答えを……！』

真紅『ええ……答えは………………』

真紅「うう…………ﾋｯｸ……ﾋｯｸ……」

JUM「まあ、なんだ。真紅はよく頑張ったよ！」

蒼星石「うんうん、最後の問題まで到達しただけでも、誇りに思うべきだと思う。きっとお父様も喜んでるよ」

翠星石「ま、今回ばかりは褒めてやるですぅ！だからさっさと泣きやめですぅ！」

真紅「ﾋｯｸ…………みんな、ありがとうなのだわ……！」

水銀燈「あ～あ、これで私には１円も入らないわねぇ…………ま、今回ばかりは許してあげるわぁ」

真紅「水銀燈…………」






JUM「ま、１００万でもすごい大金だよなぁ」

真紅「JUM……私の挑戦はまだ終わらないわよ……」

JUM「え？」

真紅「次は…………アタック２５に出場するのだわ！！！」

JUM「えええええ～～～～～！？」



次回・真紅「アタック２５に出場するのだわ」！！　　　ヒマがあったら投下します




　　　　　　　　　　　　　　　　　　完

取ったのかよｗｗｗ

なんか後半投げやりチックになってｽﾏｿorz
まあ、次回はヒマがあったらやるんで、あまり期待しないでくれよ



ちなみに最終問題の答えはCの敏達天皇だぞい

支援してくれたみんな、ﾄﾝｸｽ！！それじゃあﾉｼ