1: 2009/04/25(土) 19:58:33.77 ID:DvapnD5X0
あちゃくら「え~と…それがこの姿ですか?」
長門「そう」
あちゃくら「そう、じゃないですよ!長門さん!」
あちゃくら「さっさと元の姿に戻してくださいよ!」
長門「それは無理…」
あちゃくら「なぜですか…?」
長門「あなたにかけた呪いはただの呪いじゃない」
長門「男の人とキスをしないと元の姿に戻ることができない」
あちゃくら「!?」
6: 2009/04/25(土) 20:00:44.09 ID:DvapnD5X0
長門「なのであなたはキスをするまで一生その姿…」
あちゃくら「そんな~酷いですよ長門さん!」
長門「大丈夫、キスをすればすぐに元に戻る。それだけの話…」
あちゃくら「それが問題なんですよ!」
あちゃくら「ううっ…困りましたね。私とキスをしてくれる男の人なんて身近に…」
あちゃくら「………キョンくん?」ポッ
長門「――というわけであなたがここに呼ばれた」
キョン「帰らせてもらう」
あちゃくら「ああっ帰らないでください!キョンくん!」
11: 2009/04/25(土) 20:07:14.87 ID:DvapnD5X0
キョン「ええいっ!ズボンの裾を掴むな!朝倉!」
あちゃくら「おっお願いです!キョンくん!私を見捨てないでください!」
長門「おおォ…まるでお宮と貫一」
あちゃくら「感心してないで長門さんもキョンくんを説得してくださいよ!」
長門「私からもお願いする。彼女の呪いを解いてほしい」
キョン「とはいってもな…キスをするんだろ?朝倉と」
長門「違う、今の彼女は朝倉涼子ではない。あちゃくらりょうこ…訂正して」
キョン「すまん。しかし、俺のファーストキスをあちゃくらに捧げることに抵抗があるんだ」
あちゃくら「(キョンくんのファーストキス!?)」
15: 2009/04/25(土) 20:15:06.13 ID:DvapnD5X0
キョン「そもそも、あちゃくらよ。どうして俺なんだ?」
キョン「俺以外の男でもいいじゃないか。たとえば古泉とか…」
あちゃくら「それはその…(うう~キョンくんが好きだからとは言えない)」
長門「それは彼女があなたのことをすk――」
あちゃくら「わっわっわぁぁ!!」
キョン「??」
あちゃくら「単純にキョンくんなら私の力になってくれると思ったからです!」
あちゃくら「そっそれだけです!本当にそれだけですよ、はい…」
キョン「そっそうか。とりあえず少しは落ち着け、あちゃくら」
あちゃくら「ううっ…(長門さん、あとで覚えておいてくださいよ!)」
18: 2009/04/25(土) 20:23:42.61 ID:DvapnD5X0
キョン「まぁなんだ…俺もあちゃくらの力にはなってやりたいと思う」
あちゃくら「はい…」
キョン「だがキスというのが…その…なんというか」
あちゃくら「……分かります、ファーストキスは大事にしたいですよね」
キョン「うん?ああっ…」
あちゃくら「もういいですキョンくん。ありがとうございました…」ペコッ
長門「……いいの?」
あちゃくら「はい、キョンくんに無理強いさせたくありません」
あちゃくら「(それにこれ以上キョンくんに嫌われたくないですし…)」
あちゃくら「だからもういいんですよ…」
22: 2009/04/25(土) 20:30:27.17 ID:DvapnD5X0
キョン「そうか、早く元の姿に戻れるようになるといいな」
あちゃくら「いえ、もう元の姿には戻りません」
キョン「あちゃくら…?」
長門「このままの姿だと日常生活に支障をきたすことになる」
キョン「長門の言うとおりだ。そんなちっこい姿なんだ、大変そのものじゃないか」
あちゃくら「はい、それでもかまいません。もう決めたんです」
キョン「おいっ!あちゃくら!自暴自棄になるな!」
キョン「お前とキスをしてくれる奴ならきっといるって!諦めるな」
あちゃくら「ううん、違うんです…そういうことじゃないんですよ」
27: 2009/04/25(土) 20:38:01.76 ID:DvapnD5X0
キョン「じゃあどういうことなんだ!あちゃくら!」
あちゃくら「私もキョンくんと同じでファーストキスは大切にしたいんです」
あちゃくら「初めてキスをするならずっとキョンくんだって決めてました…」
キョン「あちゃくら…?」
あちゃくら「えへへっ…だからキョンくんとキスできないなら、私はこの姿でも平気です」
あちゃくら「ほんと…なんですよ…グスン」
キョン「………」
長門「ツンツン」
キョン「んっ?なんだ長門?」
長門「お願い、彼女にキスをしてあげてほしい…」
キョン「やれやれ…困った宇宙人だよ、まったく」
28: 2009/04/25(土) 20:46:47.10 ID:DvapnD5X0
キョン「おい、あちゃくら」
あちゃくら「なっなんですか…グスン…」
キョン「キス……するから涙をふきなさい」
あちゃくら「えっ?」
キョン「だっだから、キスをするからさっさと涙をふきなさいと言ったんだ!」
キョン「(恥かしいんだから何度も言わせんなよ…まったく)」
あちゃくら「キョンくん!キョンくん!キョンくん!」
あちゃくら「いいんですか!?ファーストキスの相手が私で本当にいいんですか!」
キョン「しょうがないだろ、キスしないとお前が元に戻らないんだから」
あちゃくら「でもでも!」
30: 2009/04/25(土) 20:53:52.55 ID:DvapnD5X0
キョン「いいからさっさと済ませるぞ。ほらっ早く目をつぶれ…」
あちゃくら「あっ私は目を開けても大丈夫な方ですよ~」
キョン「俺が恥かしいんだって!いいから目を閉じろ!」
あちゃくら「ひっひぃっ!」
キョン「……目を閉じたな?」
あちゃくら「はっはい…」
キョン「じゃあいくぞ」
あちゃくら「(キョンくんとファーストキス!感激すぎます~)」
キョン「……」
―チュッ―
あちゃくら「……んっ?」
あちゃくら「…んんっ!?ぎょぇぇぇ!ネギ臭っ!!」
キョン「なっ!」
あちゃくら「さてはキョンくんお昼におそばを食べましたね!
31: 2009/04/25(土) 21:00:04.30 ID:DvapnD5X0
あちゃくら「あ~もう!せっかくのキスが台無しです!」
あちゃくら「ちゃんと歯磨きして来てくださいよ!最悪のファーストキスですよ!」
キョン「おっ俺だってキスするって分かったらそばなんか食わなかったつーの!」
キョン「ってかなにお前!ファーストキスが台無しになったのは俺もなんですけど!」
長門「……ユニーク」
キョン・あちゃくら「笑うな!!」
長門「……ごめんなさい」
あちゃくら「はぁ…でもキスしてくれたのはありがとうございました。これでもとの身体に…」
あちゃくら「戻ってない!?なんでですかー!?」
35: 2009/04/25(土) 21:12:46.74 ID:DvapnD5X0
キョン「おいっ!長門!これはどういうことだ!」
キョン「これじゃあ俺は最悪の思い出を作っただけになっちまうぞ!」
あちゃくら「なんですか!なんでもとの姿に戻らないんですか!?長門さん!」
長門「……おそらく効力を発揮するまで数分かかると思われる」
あちゃくら「そうなんですか。それは安心しました…」
あちゃくら「良かったらキョンくん、私が戻るまでお茶を飲んで行きませんか?」
キョン「そうだな、そうさせてもらおうか」
―数分後―
キョン「おっ?新茶だな?」
あちゃくら「はい、静岡産のお茶なんですよ」
―一数時間後―
長門「ウノ…ストップ」
キョン「おいおい、また長門の勝ちかよ」
あちゃくら「う~長門さん強すぎです……ってあれ?」
キョン「これじゃあ俺は最悪の思い出を作っただけになっちまうぞ!」
あちゃくら「なんですか!なんでもとの姿に戻らないんですか!?長門さん!」
長門「……おそらく効力を発揮するまで数分かかると思われる」
あちゃくら「そうなんですか。それは安心しました…」
あちゃくら「良かったらキョンくん、私が戻るまでお茶を飲んで行きませんか?」
キョン「そうだな、そうさせてもらおうか」
―数分後―
キョン「おっ?新茶だな?」
あちゃくら「はい、静岡産のお茶なんですよ」
―一数時間後―
長門「ウノ…ストップ」
キョン「おいおい、また長門の勝ちかよ」
あちゃくら「う~長門さん強すぎです……ってあれ?」
36: 2009/04/25(土) 21:19:28.23 ID:DvapnD5X0
キョン「よしっ!今度はトランプで勝負だ、長門!」
長門「臨むところ…」
あちゃくら「あのう~長門さん、長門さん」チョンチョン
長門「なに?いま勝負の最中…キラーン」
あちゃくら「あっ失礼しました」
あちゃくら「…………」
あちゃくら「ってちがーう!!」
あちゃくら「違いますよ長門さん!どうして私の身体はもとに戻らないんですか!」
あちゃくら「かれこれ一時間以上は経ってますよ!おかしいじゃないですか!」
キョン「そういえばそうだな…長門、これは一体?」
長門「おそらくあなたのキスに愛情が込められていなかったのが原因と思われる」
キョン「えっ?おれ?」
長門「臨むところ…」
あちゃくら「あのう~長門さん、長門さん」チョンチョン
長門「なに?いま勝負の最中…キラーン」
あちゃくら「あっ失礼しました」
あちゃくら「…………」
あちゃくら「ってちがーう!!」
あちゃくら「違いますよ長門さん!どうして私の身体はもとに戻らないんですか!」
あちゃくら「かれこれ一時間以上は経ってますよ!おかしいじゃないですか!」
キョン「そういえばそうだな…長門、これは一体?」
長門「おそらくあなたのキスに愛情が込められていなかったのが原因と思われる」
キョン「えっ?おれ?」
37: 2009/04/25(土) 21:22:04.20 ID:DvapnD5X0
失礼、お風呂
41: 2009/04/25(土) 21:43:55.77 ID:DvapnD5X0
長門「そう、あなたのキスは強要されて実行したもの…彼女に対する愛が不在していた」
キョン「それは……」
あちゃくら「(キョンくん…)」
キョン「それで呪いを解くためにはどうすればいいんだ…?」
長門「彼女を真剣に愛してキスをしないと呪いは解けない」
キョン「つまり俺にあちゃくらを好きなれと!?」
あちゃくら「!!」
長門「コクリ…そういうこと」
キョン「うっう~む…」
あちゃくら「(私のせいでキョンくんが困っている…)」
43: 2009/04/25(土) 21:53:58.51 ID:DvapnD5X0
あちゃくら「キョンくん、もういいわ…」
あちゃくら「せっかく私の為にファーストキスまでしてくれたのに」
あちゃくら「これ以上、キョンくんに迷惑かけたら申し訳が立たないわ」
キョン「………」
あちゃくら「わたしのことは心配しないで…後は自分で何とかするから、ねっ?」
キョン「バカか、お前は…」トンッ
あちゃくら「痛っ―!」
キョン「協力してやるよ、お前がちゃんと朝倉涼子に戻るまでな」
あちゃくら「キョンくん!」
あちゃくら「せっかく私の為にファーストキスまでしてくれたのに」
あちゃくら「これ以上、キョンくんに迷惑かけたら申し訳が立たないわ」
キョン「………」
あちゃくら「わたしのことは心配しないで…後は自分で何とかするから、ねっ?」
キョン「バカか、お前は…」トンッ
あちゃくら「痛っ―!」
キョン「協力してやるよ、お前がちゃんと朝倉涼子に戻るまでな」
あちゃくら「キョンくん!」
46: 2009/04/25(土) 22:02:45.19 ID:DvapnD5X0
キョン「とはいえ具体的にはどうしたものか…」
長門「二人で同じ時間を過ごすのが望ましい」
キョン「なるほどな……どうだ朝倉?しばらくウチに泊まらないか?」
あちゃくら「ええっ!?キョンくんのお家に!?」
キョン「ああっ、丁度うちの家族は連休を利用して旅行中だし…問題はないぞ」
あちゃくら「(はぁ~キョンくんと二人っきりで過ごす数日間~)」
あちゃくら「はっ!さてはキョンくん!私にエOチなことをするつもりですね!」
キョン「誰がこけしサイズの女に工口いことをするかよ!」
あちゃくら「ガーン!!……アハハッ、こけしですか…そうですか、私はこけしですか」
長門「…ユニーク」
長門「二人で同じ時間を過ごすのが望ましい」
キョン「なるほどな……どうだ朝倉?しばらくウチに泊まらないか?」
あちゃくら「ええっ!?キョンくんのお家に!?」
キョン「ああっ、丁度うちの家族は連休を利用して旅行中だし…問題はないぞ」
あちゃくら「(はぁ~キョンくんと二人っきりで過ごす数日間~)」
あちゃくら「はっ!さてはキョンくん!私にエOチなことをするつもりですね!」
キョン「誰がこけしサイズの女に工口いことをするかよ!」
あちゃくら「ガーン!!……アハハッ、こけしですか…そうですか、私はこけしですか」
長門「…ユニーク」
48: 2009/04/25(土) 22:14:02.64 ID:DvapnD5X0
長門「着替えおよび衣装、その他諸々をカバンの中に入れておいた」
あちゃくら「衣装ってのが気になりますが…とりあえずありがとうございます長門さん」
長門「彼にあなたに対する愛情が芽生えることを祈っている」
あちゃくら「なっ長門さん~!」
キョン「じゃあ長門、あちゃくらを借りていくぞ」
長門「コクリ…」
キョン「よしっ、とりあえずあちゃくらは自転車のカゴに乗れ」
あちゃくら「は~いです」
―二人の帰り道―
あちゃくら「あっ!キョンくん!夕日ですよ」
キョン「なんだあちゃくら、おまえ随分と陽気だな」
あちゃくら「衣装ってのが気になりますが…とりあえずありがとうございます長門さん」
長門「彼にあなたに対する愛情が芽生えることを祈っている」
あちゃくら「なっ長門さん~!」
キョン「じゃあ長門、あちゃくらを借りていくぞ」
長門「コクリ…」
キョン「よしっ、とりあえずあちゃくらは自転車のカゴに乗れ」
あちゃくら「は~いです」
―二人の帰り道―
あちゃくら「あっ!キョンくん!夕日ですよ」
キョン「なんだあちゃくら、おまえ随分と陽気だな」
51: 2009/04/25(土) 22:21:48.99 ID:DvapnD5X0
あちゃくら「だってこんなキレイな夕日をキョンくんと一緒に見れるんですよ?」
あちゃくら「とても素敵なことじゃないですか」
キョン「……そうだな。少し眺めていくか」
あちゃくら「いいんですか?」
キョン「こういう時間も時には必要さ。どれっ俺の膝に座るか?」
あちゃくら「うっうん…」
キョン「……キレイだな」
あちゃくら「……キレイですね」
あちゃくら「とても素敵なことじゃないですか」
キョン「……そうだな。少し眺めていくか」
あちゃくら「いいんですか?」
キョン「こういう時間も時には必要さ。どれっ俺の膝に座るか?」
あちゃくら「うっうん…」
キョン「……キレイだな」
あちゃくら「……キレイですね」
53: 2009/04/25(土) 22:28:01.36 ID:DvapnD5X0
キョン「夕日とか夜空を眺めてるとな…嫌なことなんざぁ忘れちまうんだ」
あちゃくら「……」
キョン「正直、そんな小っこい姿になっちまって不安で一杯だろ…」
キョン「そういう時はさ、何もかも忘れるまで空を見ているといいぞ」
あちゃくら「キョンくん…」
キョン「なんだったら俺も一緒に付いててやるから、なっ?」
あちゃくら「…グスン…キョンくん…ありがとう…」
キョン「バカ!なぜそこで泣くんだ、お前は」
あちゃくら「だっだって~すごくうれしいんだもん~」
キョン「やれやれ…宇宙人ってのは小さくなると涙もろくなるのか?」
あちゃくら「……」
キョン「正直、そんな小っこい姿になっちまって不安で一杯だろ…」
キョン「そういう時はさ、何もかも忘れるまで空を見ているといいぞ」
あちゃくら「キョンくん…」
キョン「なんだったら俺も一緒に付いててやるから、なっ?」
あちゃくら「…グスン…キョンくん…ありがとう…」
キョン「バカ!なぜそこで泣くんだ、お前は」
あちゃくら「だっだって~すごくうれしいんだもん~」
キョン「やれやれ…宇宙人ってのは小さくなると涙もろくなるのか?」
56: 2009/04/25(土) 22:36:18.60 ID:DvapnD5X0
キョン「ただいま…」
あちゃくら「へ~ここがキョンくんのお部屋なんですね」
あちゃくら「ほうほう、なかなかキレイにしてますね~」
キョン「そっそうか?とりあえずお前の寝床はここでいいよな?」
あちゃくら「えっ?キョンくんのお部屋と一緒なんですか!?」
キョン「そりゃ当然だろ。お前は小さいんだから俺の目の届く所にいなきゃ」
あちゃくら「ううっ…キョンくん私に変なことをしませんよね?」
キョン「誰がするかーっ!ってか同じことを何回も言わせんなっつーの!」
あちゃくら「あ~分かりました。お部屋はキョンくんと共同でいいですよ…」
キョン「(こいつなんでちょっと不満げなの!?)」
あちゃくら「へ~ここがキョンくんのお部屋なんですね」
あちゃくら「ほうほう、なかなかキレイにしてますね~」
キョン「そっそうか?とりあえずお前の寝床はここでいいよな?」
あちゃくら「えっ?キョンくんのお部屋と一緒なんですか!?」
キョン「そりゃ当然だろ。お前は小さいんだから俺の目の届く所にいなきゃ」
あちゃくら「ううっ…キョンくん私に変なことをしませんよね?」
キョン「誰がするかーっ!ってか同じことを何回も言わせんなっつーの!」
あちゃくら「あ~分かりました。お部屋はキョンくんと共同でいいですよ…」
キョン「(こいつなんでちょっと不満げなの!?)」
60: 2009/04/25(土) 22:46:56.26 ID:DvapnD5X0
キョン「そういえば腹が減ったな…なにか出前でも頼むか?」
あちゃくら「あっ料理なら私が作りますよ」
キョン「えっ?おまえが…?その身体で?」
あちゃくら「そうでした…今の私はキッチンにさえとどかないんでした…」
あちゃくら「すみませんがキョンくん、手伝ってもらえますか?」
キョン「まぁしょうがないわな……ところで何ご馳走してくれるんだ?」
あちゃくら「う~ん…冷蔵庫が空っぽなのでインスタントラーメンしか作れませんね」
キョン「……おまえ必要ないじゃん」
あちゃくら「はい…?」
あちゃくら「あっ料理なら私が作りますよ」
キョン「えっ?おまえが…?その身体で?」
あちゃくら「そうでした…今の私はキッチンにさえとどかないんでした…」
あちゃくら「すみませんがキョンくん、手伝ってもらえますか?」
キョン「まぁしょうがないわな……ところで何ご馳走してくれるんだ?」
あちゃくら「う~ん…冷蔵庫が空っぽなのでインスタントラーメンしか作れませんね」
キョン「……おまえ必要ないじゃん」
あちゃくら「はい…?」
65: 2009/04/25(土) 22:57:36.86 ID:DvapnD5X0
あちゃくら「ラーメンできましたよ~」
キョン「おおっ!煮たまごとチャーシューが入ってるぞ」
あちゃくら「はい、冷蔵庫に入ってましたので使わせていただきました」
キョン「んじゃ食べるとするか」
あちゃ・キョン「いただきます」
キョン「チュルチュル…」
あちゃくら「チュルチュル…」
あちゃくら「キョンくん、これどうぞ」
キョン「俺にチャーシューをくれるのか?」
あちゃくら「はい、良かったら食べてください」
キョン「……そういえば思い出したんだが」
あちゃくら「んっ?」
キョン「おおっ!煮たまごとチャーシューが入ってるぞ」
あちゃくら「はい、冷蔵庫に入ってましたので使わせていただきました」
キョン「んじゃ食べるとするか」
あちゃ・キョン「いただきます」
キョン「チュルチュル…」
あちゃくら「チュルチュル…」
あちゃくら「キョンくん、これどうぞ」
キョン「俺にチャーシューをくれるのか?」
あちゃくら「はい、良かったら食べてください」
キョン「……そういえば思い出したんだが」
あちゃくら「んっ?」
69: 2009/04/25(土) 23:04:50.81 ID:DvapnD5X0
キョン「幼い頃よく家族でラーメン屋さんに行くとさ…」
キョン「母親が自分のチャーシューを俺によくくれたんだ」
あちゃくら「ふーん…そうなんですか」
キョン「ああっ…」
あちゃくら「えっと…それだけですか?」
キョン「いや、つまりお前からそういう優しさを感じたって話だ」
あちゃくら「はぁ…(なんだかよく分かりませんね…)」
あちゃくら「(でもキョンくんなんだかうれしそうですし、まあ良いとしますか)」
キョン「そういえばあちゃくら、おまえ風呂に入るか?」
キョン「母親が自分のチャーシューを俺によくくれたんだ」
あちゃくら「ふーん…そうなんですか」
キョン「ああっ…」
あちゃくら「えっと…それだけですか?」
キョン「いや、つまりお前からそういう優しさを感じたって話だ」
あちゃくら「はぁ…(なんだかよく分かりませんね…)」
あちゃくら「(でもキョンくんなんだかうれしそうですし、まあ良いとしますか)」
キョン「そういえばあちゃくら、おまえ風呂に入るか?」
73: 2009/04/25(土) 23:15:19.74 ID:DvapnD5X0
あちゃくら「そうですね~浴びてさっぱりしたいですね…お湯借りてもいいですか?」
キョン「構わんよ。夕食も済ませたし、それじゃあ一緒にお風呂に入るとするか」
あちゃくら「はぁ~い?」
キョン「いや、だから俺と一緒に風呂に入るんだよ、これから」
あちゃくら「だっダメですよ!混浴なんて!破廉恥すぎます!」
キョン「じゃあおまえ何か?一人で風呂に入れるのか?浴槽で溺れたりしないんだな?」
あちゃくら「それは……でも混浴なんてダメです!」
あちゃくら「仮にこんな姿になったといえ私は立派なレディなんですよ!」
キョン「おいおい、早とちりするな。お前も俺も水着を着て入るに決まってるだろ」
あちゃくら「水着…ですか?」
キョン「長門に入れてもらった着替えにあるだろ?水着」
あちゃくら「ううっ…」
キョン「構わんよ。夕食も済ませたし、それじゃあ一緒にお風呂に入るとするか」
あちゃくら「はぁ~い?」
キョン「いや、だから俺と一緒に風呂に入るんだよ、これから」
あちゃくら「だっダメですよ!混浴なんて!破廉恥すぎます!」
キョン「じゃあおまえ何か?一人で風呂に入れるのか?浴槽で溺れたりしないんだな?」
あちゃくら「それは……でも混浴なんてダメです!」
あちゃくら「仮にこんな姿になったといえ私は立派なレディなんですよ!」
キョン「おいおい、早とちりするな。お前も俺も水着を着て入るに決まってるだろ」
あちゃくら「水着…ですか?」
キョン「長門に入れてもらった着替えにあるだろ?水着」
あちゃくら「ううっ…」
77: 2009/04/25(土) 23:24:03.16 ID:DvapnD5X0
続きを書きたいんですが睡魔に負けました。
79: 2009/04/25(土) 23:25:59.57 ID:tdgbb+MnO
なん…だと…?
88: 2009/04/26(日) 00:24:56.84 ID:evY79iZX0
あさくらさんはかわいいなあ
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります