リビング

雛「苺大福おいしいの～♪」

金「卵焼きのほうがおいしいかしら～♪」

真紅「ちょっと雛苺に金糸雀。聞きたいことがあるのだけれど・・・」

雛「なにー？真ｋ・・・ブッヒョホェェ！！！」

金「ベブヒュックシュエンッ！！」

真紅「ちょ、ちょっと・・・！大丈夫？雛苺、金糸雀」

雛「ぎゃああああああ！びえええええええ！！い、いや・・・こないでええええええ！！」

金「あがががががががが・・・」

真紅「あ、あなた達まで・・・何？いったい何なの！？」

雛「うんにゅああああああああああああ！！」

金「はんじゅくあああああああああああ！！」

ダダダダダッ！

真紅「あ・・・待って！！・・・く！・・逃がしてしまったわ・・・何だっていうのかしら・・・？」

ピンポーン・・・ピポピポピンポーン！

真紅「だれかしら？」

翠「遊びに来てやったですよ～！」

真紅「翠星石・・・彼女に聞いてみましょう」

ドンドン！

翠「おらおら～！早く開けやがれですぅ～！」

真紅「今開けるわ・・・・あ、ちょっとまって」

翠「なんですか？早くしやがれですぅ」

真紅「開けてもいいけど・・・ひとつ約束してくれないかしら？」

翠「何ですか・・・？」

真紅「私を見ても叫んだり逃げ出したりしないこと。それが守れるならこのドアを開けてもいいわ」

翠「はぁ？何ですかそれ？妙なヤローですね・・・それくらい別に守れるですよ」

真紅「そう、それを聞いて安心したわ。じゃあドアを開けるわね」

ガチャッ

真紅「いらっしゃい、翠星石」

翠「・・・・・・」

真紅「・・・・・・」

翠「・・・・・・」

真紅「・・・・翠星石？」

バタンッ！ヒューン！」

真紅「ちょ、ちょっと！翠星石！またしても・・・皆してなんだっていうのよ！？」

ヒューン！ガパッ

蒼「やあ、真紅。翠星石はもうこっちにきｔ・・・・はわ、はわわわわわわわ・・・」

バタンッ！ヒューン！

真紅「・・・・・・」

真紅「顔に何かついてるのかしら・・・鏡で見てみましょう」

真紅「・・・・別になにもついてないわね・・・いつもの私だわ」

真紅「こうなったらＪＵＭに聞いてみましょう」

ＪＵＭの部屋

ＪＵＭ「買い・・・これも買い！買い買い買い買い」

ガチャッ

真紅「ちょっとＪＵＭ！いいかしら」

ＪＵＭ「あ？なんだよ僕は今通販で忙し・・・え！？・・・ひ、ひぅわああああああ！？っぅおぇゲロゲロ」

真紅「やはりあなたも同じ反応なのね・・・まぁもうなれたわ。ＪＵＭ、教えてちょうだい。私にいったい何が・・・」

ＪＵＭ「こ、ここここっち、こっっち、こっちに来るな・・・！ヒェハァ・・・カハァ・・・」

真紅「ＪＵＭ！ダメ！そっちは窓よ！」

ＪＵＭ「はひ・・ひ、ひは・・・・ガタガタガタ」

ズルッ！

真紅「ＪＵＭ！！」

ＪＵＭ「ひ！？・・・あわあああああああっあぁぁぁ！！」

ヒューーー！ドグチャッ！！

真紅「ＪＵーーーーーーＭ！！」

真紅「大変だわ！早く外に・・・！」

ダダダダッ！

外

真紅「ＪＵＭ！大丈夫！？」

ＪＵＭ「ぎぃぃ・・・い、いだいぃ・・・いだいよぉ・・・」

真紅「ＪＵＭ！あなた足を骨折してるわ！今直してあげるから・・・」

ＪＵＭ「ひ！？し、真紅！？い、いやぎゃああああ！あぎゃあああああ！！」

ズルズル・・・

真紅「ちょ、ちょっと落ち着いて！傷が悪化するわ！どこにいくの！？」

ＪＵＭ「ど、どこだ・・・どこにあるマ、マン・・・マンホゥ・・ル・・・・あった！あったぞ！・・・んぐっ・・・！ふがっ！ぬおああああああ！よいしょやっふんぬりゃっ！！しぇあ！！」

ガパッ！！

真紅「ＪＵＭ！」

ＪＵＭ「ヒィヒィ・・・ガハッ」

ズル・・・・ヒュー・・・・

真紅「ＪＵーーーーーーＭ！」

真紅「そんな・・・そこまでして逃げたがるなんて・・・さすがにマンホールの中は暗くて怖いから探せないわ」

真紅「これからどうすればいいのかしら・・・・そうだわ！ラプラスの魔ならきっと！」

ｎのフィールド

真紅「居ないようね・・・いつもなら呼ばれなくても出てくるのに・・・」

？？？「うふふふ・・・珍しいお客様・・・」

真紅「だれ！？」

雪「私はローゼンメイデン第７ドール雪華ｋ・・・いやああああああ！」

真紅「はぁ・・・またその反応ですか、やれやれなのだわ。まぁいいわ。ウサギはいないようだしあなたでいいわ。今度こそ絶対逃がさないわよ」

雪「ひぎっ！・・・ひぃ・・・・あっああぁぁぁ・・・！」

じょろ・・・じょろろろろろろ・・・・

真紅「お、お漏らし！？」

雪「やだぁ・・・ひっ・・・ひぐっ・・・」

真紅「ちょ、ちょっと！汚いのだわ！！今着替えとか拭くものとか持ってきてあげるから・・・話はそれからよ！
　　　それまで絶対そこを動いちゃダメよ！？いい？絶対よ！」

ダダダダッ

桜田家

真紅「着替え着替え・・・」

ゴソゴソ

のり「ただいまぁー・・・あらぁ？真紅ちゃんいったい何を探して・・・ひ！？・・・はにゃああああああ！ブクブク・・・」

バターンッ

真紅「のり、あなたの相手をしている暇はないわ。・・・よしこれで準備ＯＫよ！ｎのフィールドへ・・・」

ｎのフィールド

真紅「・・・・・・いないのだわ」

真紅「くっ！・・・なんてこと！・・・・ハッ！そうだわ！のりに聞けばいいのよ！」

桜田家

真紅「・・・・・・いないのだわ」

真紅「ふふ・・・あははははは！あは、あは、あははははははは！！」

蒼「あちゃー・・・真紅とうとうおかしくなっちゃったよｗ」

翠「ホントですかー？翠星石にも見せやがれですぅ♪」

雛「真紅ったらホントにお馬鹿さんなのー♪」

金「かしらー♪ホントは何にもついてないのにねー♪」

銀「ふふ・・・いい気味だわぁ真紅♪」

蒼「・・・にしてもよくこんなこと思いついたね水銀燈」

銀「この前、小学生が似たようなことをやってるのをみて思い付いたのよぉ」

ＪＵＭ「僕が小学校のときにも流行ったいたずらだよ。ホントは何にもおかしいところなんてないのに
　　　　さもおかしいところがあるような反応をして相手を動揺させるんだ。大人数でやればやるほど効果的だね」

のり「うふふ♪ＪＵＭくんはよくターゲットにされてたもんねぇ♪」

ＪＵＭ「うっうるさいぞ！馬鹿のり！！・・・いてて！足が・・・」

翠「だ、大丈夫ですか！？ＪＵＭ、お前は体を張りすぎなんですよ！２階から落ちてさらにマンホールにまで落ちるなんて・・・」

ＪＵＭ「いてて・・・だってあそこまでしないと真紅を騙せないと思ったしさ・・・それにしてもまさか雪華綺晶まで体を張ってくれるとは思わなかったよ。お漏らしはさすがの僕でも無理だ」

雪「ふふ・・・私、こういうのは本気でやらないと気が済まないんです♪」

金「恐ろしい子・・・！」

蒼「ねぇ、もうそろそろネタばらししてあげない？さすがに可哀想になってきたよ」

銀「そうねぇ、じゃあ真紅のところに行きましょうか♪」

真紅「あは、あはあはは、あははははは・・・」

銀「はぁい、真紅ぅ♪」

真紅「す、水銀燈！？」

銀「ふふ、ごめんねぇ真紅ぅ♪実はこれ全部・・・」

真紅「い、いやああああああ！！」

銀「え？」

真紅「いやあああ！！あっち行ってええええ！」

銀「ちょ、ちょっと落ち着きなさい！真紅！いったいどうしたのよ？」

真紅「いやああああああああああ！！」

ダダダダッ！

銀「あ、どこいくのよぉ！・・・まったく・・・面倒ね、皆追うわよぉ」

皆「・・・・・」

銀「え？な、なに？なによぉ、皆して黙りだして・・・」

蒼「はは・・・す、水銀燈・・・僕先に帰らしてもらうね・・・」

翠「す、翠星石も・・・ちょっと用事が・・・」

雪「私も・・・」

銀「え？ちょ、ちょっとぉ、３人とも待ちなさいよぉ・・・！」

蒼「うわああああああ！こないで！うわああああああ！！」

翠「いや、いやああああああ！！こないでええええええ！！」

雪「きゃあああああああ！！やだやだやだあああああああああ！！」

ダダダダッ！

銀「え！？な、なんなの！？」

雛「ヒ、ヒナも・・・くんくんみたいから・・・帰るの・・」

金「カ、カナも・・・かしらー・・・」

銀「え？な、なんでよぉ・・・まって！」

雛「うんにゅああああああああ！！」

金「はんじゅくあああああああ！！」

すたたたたっ！

銀「え？なに？これどういうことよぉ！？ちょ、ちょっとそこの人間二人！」

ＪＵＭ「姉ちゃん・・・」

のり「えぇ・・・しっかりつかまってるのよＪＵＭくん・・・」

銀「え！？ちょ、ちょっと・・・！」

ＪＵＭ、のり「逃げろおおおおおおおおおお！！！」

ダダダダダッ！！

銀「あぁぁぁ！待ってぇ！待ってよぉぉぉぉ！！なんなのよいったい！？ねええぇぇぇぇ！！」




銀「・・・・・・・なんなのよこれええぇぇぇぇぇぇぇええ！！」

真紅「・・・・ふふ、逆ドッキリ成功よ・・・私をハメようなんて１００年はやいのよ水銀燈」

蒼「この話を水銀燈に持ちかけられたときどうしようかと思ったけど・・・やっぱり真紅に話しといて正解だったね」

翠「ですぅ♪」

雛「自分のほうが騙されていたとも知らずに実に哀れなのー！」

金「カナ、笑いを堪えるのに必氏だったかしらー！」

雪「黒薔薇のお姉さま・・・・プッｗｗｗクククｗｗｗウフフフフフフｗｗｗｗ」

ＪＵＭ「なあ真紅。早いとこ僕の足直してくれよ」

真紅「そうだったわね。それっ！はい、直ったわよ」

ＪＵＭ「おお、戻った戻った」

蒼「あ・・・水銀燈泣き出しちゃったよ」

翠「さすがにやりすぎましたかね・・・」

銀「うえ゛ぇぇぇ・・・・ひっぐ・・・ひっ・・・」

真紅「水銀燈」

銀「真紅！？・・・それにあなたたちまで・・・よぐも゛・・・よ゛ぐも゛わだじをだま゛じでぐれだわね！！うわああああああん！」

金「悪かったかしらー・・・」

雛「ごめんくちゃ～いなのー・・・」

銀「うぅ゛・・・許ざない・・・ゆ゛る゛ざないわ゛よぉ・・・！！」

雪「お姉さま・・・どうか機嫌を・・・」

銀「うるさいうるさいう゛る゛ざーーい゛！！うわあああん！！」

真紅「ねえ・・・お願いだから機嫌を直して・・・今度私のくんくん変身セットを貸してあげるわ」

銀「ホントに゛！？いっだわよぉ゛！？絶対よぉ！！」

真紅「ええ、絶対貸してあげるから」

銀「うぅぅ・・・しょうがないから許してあげるわぁ・・・」

のり「はーい、じゃあ皆仲直りできたところで晩御飯にしましょうか♪今日はなんとッ！花丸ハンバーグよォォッ！！」

皆「やったー！！」

終わり

雛謝る気ねーだろｗｗｗ

乙