1: 2016/03/06(日) 15:36:33.488 ID:JYD5zC900.net
夕方のラビットハウス…

カランカラン~

チノ「いらっしゃいませ!」

シャロ「こんにちは、チノちゃん。」

チノ「シャロさん、一人で来るなんて珍しいですね。」

シャロ「ココアがね、仕事終わってからのチノちゃんは暇そうにしてるっていうから遊びに誘おうと思って!」

チノ「(暇そうにしてるのではなくてただ疲れてるだけなのに)」

シャロ「あれ、ココアは?」

チノ「ココアさんなら、リゼさんとお買い物に行きましたよ。それで何をして遊ぶのですか?」

シャロ「パチOコ行かない?」
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4: 2016/03/06(日) 15:39:48.544 ID:JYD5zC900.net
チノ「しかし私は18歳来ていないしシャロさんもそうでしょう?」

シャロ「大丈夫、私の知ってる店の店員は可愛い女の子には年齢チェックとかしないから!」

チノ「そ、そうですか。」

シャロ「楽しいわよ!行こう、チノちゃん。」

チノ「(せっかくの誘いを断るわけにはいきません。)分かりました、お店を今閉めますね。」ガラガラ

6: 2016/03/06(日) 15:43:43.687 ID:JYD5zC900.net
パチOコ屋にチノとシャロが入店

チノ「!!」

シャロ「どうしたのチノちゃん?」

チノ「凄い音ですね。耳の鼓膜が破れそうです。」

シャロ「すぐ慣れるわよ、カフェスペースなら少しはうるさくないから行きましょ。」

カフェスペース

チノ「慣れてきたせいもあるのか少しは軽減されてきました。」

シャロ「でしょ?チノちゃんはパチOコ派?スロット派?」

チノ「やったことないので分かりませんが…。」

シャロ「ならスロットの方が初心者にオススメの台があるわ!」

シャロはチノの手を握ってスロットコーナーに向かった。

8: 2016/03/06(日) 15:48:27.264 ID:JYD5zC900.net
シャロ「この辺の台は全部初心者向けよ。」

チノ「どうなれば当たりなんですか?」

シャロ「左下のランプが光れば、当たり!目押し技術が必要だからもし光っても目押しができなかったら横の人にでも頼んでみて!」

チノの 「は、はぁ。」

シャロ「じゃあまず千円を右上の所に入れて、コインが出てくるから三枚掛けして、あとは適当に打つだけ。」

シャロに指導されながらチノはスロットを打ち込む。

チノ「(このような単純作業の何が面白いんでしょうか)」バシバシ

ピカッ…!

シャロ「チノちゃん凄い!たった5回回しただけで光るなんて!」

9: 2016/03/06(日) 15:52:30.283 ID:JYD5zC900.net
シャロ「じゃあ私は他の台見てくるから!」タッタッタッ

チノ「行ってしまいました。目押しなどは出来ないので横の人にやってもらいましょうか。」

チノ「あの、目押しできますか?やって欲しいのですが?」

おっさん「あん!?(お、可愛い…)よっしゃ、揃えたる!」

おっさんはチノと手をいやらしく握りながら5秒もあれば揃えるものを1分程かけて教え込んだ。

チノ「あ、ありがとうございます。」

チノ「7が3つ、これが所謂ビッグボーナスですね。」

2時間後…

11: 2016/03/06(日) 15:56:19.527 ID:N50loNOq0.net
木組みの街にパチ屋があるという風潮

12: 2016/03/06(日) 15:57:59.307 ID:f1dTqTrA0.net
木組みの街は裏カジノがありそう

13: 2016/03/06(日) 15:59:40.393 ID:NXWkU+era.net
>>12
リゼパパが経営してそう

15: 2016/03/06(日) 16:01:42.264 ID:JYD5zC900.net
シャロ「なんで当たらないのよ!」台パン

シャロ「またお金、なくなっちゃった。リゼ先輩に借りて千夜にはご飯を食べさせてもらおうかしら。あ、チノちゃんどうなったかしら。」タッタッタッ

シャロが駆け寄るとチノの台の上には並々盛られたドル箱が3箱あった。

シャロ「ちょ、チノちゃん!これ全部チノちゃんの?」

チノ「はい、あれから面白いくらい沢山当たってて。」

シャロ「そうなんだ…。(羨ましい)」

客A「お嬢ちゃん、そろそろハマりそうやし下皿も無くなってきたし辞めたら?」

チノ「あ、もうこんな時間、それもそうですね。シャロさん、そろそろ帰りましょう。」

シャロ「そ、そうね。」

店員を呼んでメダルを精算機いれて計数してもらう。

店員「2075枚になりますね。」

店員がレシートをチノに渡す。

チノ「シャロさん、この紙切れをどうするんですか?」

シャロ「カウンターに持っていくと景品と交換してくれるわよ。」

カウンター…

店員「41,500ですね。」

チノ「こんなに沢山の万年筆の先を頂きました!青山さんにでも売りましょうか。」

シャロ「チノちゃん、これはお金と交換できる景品だから青山さんにあげちゃダメよw」

チノ「これが、お金になるんですか。」

17: 2016/03/06(日) 16:05:28.789 ID:JYD5zC900.net
2人は換金所に向かい41,500円を受け取った。

チノ「たった、2時間でこんなに稼げるなんて…シャロさんは打たなかったんですか?」

シャロ「えへへ、負けちゃった。1万円ストレートで。」

チノ「なら、どうぞ」スッ

シャロ「え、いいの!?」

チノは一万円をシャロに渡した。

チノ「こんなに沢山持ってても危ないので。大きな買い物をする予定もありませんし。」

シャロ「ありがとー!」チノちゃんギュー

チノ「ココアさんみたいなことやめて下さいよ。」

19: 2016/03/06(日) 16:10:02.168 ID:JYD5zC900.net
2人はそれぞれ分かれチノはラビットハウスに到着した。

ココア「チノちゃん、どこ行ってたの?買い物はもう終わらせてきたよ?」

チノ「そうですか、ちょっと散歩へ行ってました。」

ココア「なんだ、お姉ちゃん寂しかったよ!チノちゃんギュー!!」抱き抱き

チノ「やめてください、鬱陶しいです。」

ココア「あれ、、チノちゃんタバコの臭いが酷いよ…。」

チノ「ほ、ほかの喫茶店に視察で行った時にお客さんのほとんどが煙草を吸ってましたので…。」

ココア「なーんだ、チノちゃんがグレたかと思ったよー。」

チノ「そんな訳ありません。夜ご飯を食べてお風呂に入って寝ましょう。」

21: 2016/03/06(日) 16:17:32.084 ID:JYD5zC900.net
次の日…

チノ「今日はキラビットハウスも学校もお休みで暇です…。昨日のパチOコ屋に行ってみましょうか。帰り際に置いてあったリセッシュをかけておくのを忘れないようにしないと。」

チノはパチOコへ向かった。

チノ「そういえば皆さん色々考えてから台に座って居ますがどれも平等に当たり外れがある訳じゃないんですね。」

チノの周りでボーナス確定の音やファンファーレが鳴り響く…

チノ「昨日と同じ台にしましょう。昨日より沢山出るといいのですが。」

しかしいくら打てども打てども当たりは巡ってこなかった。丁度一万円ほど飲み込まれた時に…

チノ「これでビッグ2連です。やっと取り返しました。」ハァハァ

チノ「しかしもっと当たるはずです!」バシバシ

夕方5時頃…

チノはパチOコ屋を出て一人家路に向かっていた。

チノ「昨日の買ったお金は何処へやら、無くなってしまいました。」トボトボ

23: 2016/03/06(日) 16:20:44.263 ID:JYD5zC900.net
ラビットハウス…

チノ「ただいま。」

ココア「あ、また散歩?」

チノ「(あ、リセッシュを忘れていました。)今日も喫茶店の視察です。」

ココア「お休みの日なのに偉いね!」

チノ「とりあえず今日はもう寝ます!」タッタッタッ

ココア「チノちゃんなんだか元気ないな…。」

26: 2016/03/06(日) 16:25:56.808 ID:JYD5zC90H.net
チノ部屋

チノ「よく考えてみればシャロさんと初めて行った時の全財産は財布に入っていた3千円と、貯金箱の中の3千円のみ。今はもう貯金箱の3千円しかありません。」

チノ「しかもお店の収入は父が管理していますし、お小遣いはこの前もらったばかり。ココアさんに頼みましょう!」


ココア「そろそろお風呂はいらなくちゃ!」

チノ「ココアさん、お風呂一緒に入ってあげてもいいですよ。」ツンツン

ココア「いいよー!一緒に入ろうね!」チャプン…

チノ「あの、お願いがあるのですが…。」

28: 2016/03/06(日) 16:31:20.761 ID:JYD5zC900.net
ココア「何かな!何かな!お姉ちゃんに任せなさい!」

チノ「その、、ココアさんからお小遣いが欲しいんですが…。」

ココア「何それ?シャロちゃんの真似?」クスクス

チノ「いえ、真面目な話です。」

ココア「そっか、、いくらくらい?」

チノ「3千円ほどでいいのですが…。」

ココア「(チノちゃんも年頃だし色々欲しいものあるよね。)分かった、後でチノちゃんの財布の中に入れておくから先にお風呂でておくね!」

チノ「ココアお姉ちゃんは頼りになりますね。///」

ココア「妹の頼みなら仕方ないなー、もう。」デレデレ

ココアはお風呂を先に上がり3千円をチノの財布に入れた。

ココア「喫茶店の視察のはずがついつい美味しいものが沢山あってチノちゃん食べ過ぎちゃったのかな?そんなチノちゃんも可愛いな~!」スッ

35: 2016/03/06(日) 16:35:43.268 ID:JYD5zC900.net
チノもお風呂を上がり部屋で財布の中身を確認した。

チノ「明日、全財産の6千円をかけて勝負です!」

一回からチノを呼ぶココアの声が聞こえる。

チノ「今、いきます。」タッタッタッ

ココア「夜ご飯のカレーできてるよ?」

チノ「あ、その…今日は食欲がないので結構です。」タッタッタッ

ココア「やっぱりチノちゃん他の喫茶店で食べ過ぎたんだ、もうチノちゃんったらおっちょこちょいだな~///」

チノ部屋

チノ「今日は早く寝て、明日の学校帰りに打ちましょう。私服も用意しておかないと流石に制服はまずいです。」スヤァ

38: 2016/03/06(日) 16:44:20.476 ID:JYD5zC900.net
後日学校帰りにパチOコ屋へ

チノ「今日こそこの台で勝ちます。」バシバシ

1時間後…

チノ「どうして…今日も負けてしまいました。これではココアさんに合わせる顔がありません。」

おっさん「お?」

45: 2016/03/06(日) 16:47:50.872 ID:JYD5zC900.net
おっさん「この前の娘じゃないか。なんや負けたんかいな?」

チノ「まぁそんな所です。(早く逃げないと)」

おっさん「今日は3万勝てたわ~!」

チノ「そうですか、では私はこれで…」

おっさん「一万円欲しくないか?」

チノ「え?」

おっさん「ちょっとだけいうこと聞いてくれたら一万やる。」

チノ「(チャンスはこれしかありません。)わ、分かりました。」

おっさん「なら外のトイレに行こうか」グイグイ

チノ「…」

70: 2016/03/06(日) 17:08:47.721 ID:JYD5zC900.net
チノ「酷い目にあいました。」

チノ「トイレに居たから外の明るさが分からなくなって居ましたがもう真っ暗です。」トボトボ

チノ「ココアさんやお父さんにはとにかくお金がなくなった事はしられないようにしないと。」

チノはできるだけ早歩きでラビットハウスに戻った。

72: 2016/03/06(日) 17:14:10.409 ID:JYD5zC900.net
ラビットハウス…

ココア「チノちゃん、最近帰り遅いよ?学校帰りに何処かへ行ってたの?」

チノ「ウサギが居たんです。追いかけていたら隣町まで行ってしまって迷子になってしまいました。」

ココア「チノちゃん…。(絶対嘘だ)」

チノ「とりあえずお風呂に入ったら寝ます、晩御飯は食べてきたので要りません。」

ココア「ダーメ!今日はお姉ちゃんと寝なきゃダメだよ!」

チノ「仕方ないですねぇ。では私は先にお風呂を済ましココアさんのベッドで寝てますね。」チャプン

ココア部屋

チノ「それよりお金はどうしましょうか。マヤさんたちと学校が早く終わるときには一緒にお昼ご飯を食べる約束をしてたのに…。」

76: 2016/03/06(日) 17:19:20.772 ID:JYD5zC900.net
チノ「そうだ、今日は朝から新聞が届く時間位に早く起きて金庫からお金を出しましょう。どうせ父の事なので暗証番号は私の誕生日なはずです。」

チノ「これで安心して寝れます。」スヤァ

ガチャ…

ココア「色々聞きたかったけどチノちゃん寝ちゃったか、、最近のチノちゃんなんだか変だよ。」

そして夜は更けそろそろ日が昇ってきそうな時間に…

チノ「ハッ!こうしては要られません。お金を出してこないと。」ファサ

81: 2016/03/06(日) 17:23:37.650 ID:JYD5zC900.net
屋根裏部屋の金庫

チノ「…」カチカチカチ

金庫「ピピッ」

チノ「私の誕生日ではなくココアさんの誕生日でした。父はココアさんの事が好きですからね。」

チノ「軽く300万はありますね。バレない程度に2枚くらい抜いておきましょう。」

ココア「チノちゃん何してるの?」

チノ「ココアさん!どうして?」

ココア「チノちゃんがベッドから出てから寒くなってきたから目が覚めちゃって…。」

89: 2016/03/06(日) 17:30:54.272 ID:JYD5zC900.net
ココア「それはラビットハウスとお父さんが稼いだお金だよ?勝手に使っちゃダメだよ。」

チノ「…。」

ココア「お姉ちゃんに何があったか話してよ!」

チノ「分かりました…ではお部屋に戻りましょうか。」

ココア部屋

チノ「実は数日前にシャロさんにパチOコ屋に連れて行ってもらったんです。その時に大勝ちして今度もまた勝てるんじゃないかって…。」

ココア「そんなぁ…。それでどんどんお金が無くなって金庫にまで手を出したの?」

チノ「すみません。」

ココア「この前私があげた3千円も?」

チノ「飲み込まれてしまいました。」

ココア「私、チノちゃんに騙されてたなんて…。もう、もうチノちゃんなんか知らない!出て行って!」

チノ「ココアさん!」

ココア「もういいから!」バンッ

チノはココアから部屋を追い出された…

94: 2016/03/06(日) 17:36:01.492 ID:JYD5zC900.net
チノ「これではきっとココアさんは父にも話すでしょうね。家から出た方が良さそうですね。」ガチャン

外は少し明るくなり町のパン屋はもう明かりが点いている。

チノ「リゼさんの家に行ってみましょうか。」

リゼ宅…

チノ「リゼさん居ますか?」ピンポーン

リゼ「チノ?こんな時間にどうした?今門をあけるよ。」

95: 2016/03/06(日) 17:40:54.318 ID:JYD5zC900.net
リゼ「どうしたんだ?訳ありか?」

チノ「ええ、私がラビットハウスの金庫に手をかけてココアさんまでも騙してお金を手にいれてそれをスロットに使ってしまって。」

リゼ「そんなことがあったのか。」

チノ「もうどうしたらいいのか…。」

リゼ「もう反省してるのか?」

チノ「ええ、もうイヤな思い出も出来たので…。」

リゼ「なら大丈夫だ。私と謝りに行こう。」ギュ

チノ「リゼさん…///」

98: 2016/03/06(日) 17:44:11.572 ID:JYD5zC900.net
チノ「リゼさんは頼り甲斐があって本当のお姉ちゃんみたいです。」

リゼ「そ、そうか///」

チノ「ありがとうございます、リゼお姉ちゃん。」

リゼ「(可愛いな///)」

リゼ「とりあえずラビットハウスに向かおう。」

チノ「ありがとうございます。」

2人はラビットハウスに向かった。

102: 2016/03/06(日) 17:49:37.579 ID:JYD5zC900.net
ラビットハウス

リゼ「あ、ココアおはよう。タカヒロさんもおはようございます。」

ココア・タカヒロ「おはよう」

リゼ「チノを連れてきたんだが。」


ココア「…。」プイッ

タカヒロ「もうチノは私達の家族ではない。」

チノ「お願いします!本当に反省してます。許してください!」ペコッ

リゼ「私からもお願いします!」ペコッ

タカヒロ「私達の暮らしていくお金にまで手を付けたのならもう遅い。リゼくん、悪いがチノを連れて帰ってくれ。」

リゼ「そんな…。」

107: 2016/03/06(日) 17:54:00.286 ID:JYD5zC900.net
チノ「仕方ないですよ。私が悪いんです。」

リゼ「とりあえずは私の家で過ごして行ってくれ。そのうち仲直りできるはずだ!」

チノ「そうですか…。」

タカヒロ「荷物はまとめてポストの下に置いておいたから持っていくといい。」

チノ「今までありがとうございました。」タッタッタッ

リゼ「おい、待ってくれ!」タッタッタッ

112: 2016/03/06(日) 17:59:04.123 ID:JYD5zC900.net
リゼ宅の前についたチノ

チノ「うっ…うぅ…」グスン

リゼ「チノ…。(そりゃショックだよな)」

リゼ「朝ごはんは私の家で食べて行ってくれ。」

チノ「すみません。ありがとうございます。これからお願いします。」

リゼ「いいって!」

114: 2016/03/06(日) 18:05:36.559 ID:JYD5zC900.net
リゼ「チノ、、私の家で過ごしてもらう代わりにお願いがあるんだが…。」

チノ「何でしょうか?私にできることなら。」

リゼ「じゃあ私のことをリゼお姉ちゃんと呼んでくれないか?///」

チノ「そのくらいなら、お安い御用ですよ。リゼお姉ちゃん。」

リゼ「ありがとう///」

使用人「お嬢、朝のご飯の用意が出来ました。」

リゼ「ありがと、それと今日からここで暮らすことになった私の友達のチノだ!くれぐれも粗相のないようにな。」

使用人「そうですか、お父さんにも伝えておきますね。ではチノさん、何かあればいつでもお申し付けくだせぇ。」

チノ「あ、ありがとうございます。でも私無理言ってリゼさんの家に来ているのに…。」

リゼ「大丈夫、チノは家族の一員だ!」ギュー

117: 2016/03/06(日) 18:09:37.057 ID:JYD5zC900.net
食事を終えたチノは学校へ

チノ「メグさんマヤさんおはようございます。」

メグ「チノちゃんおはよう~」

マヤ「おっす、チノ!」

チノ「実は色々ありまして私はリゼさんの家で暮らすことになりました。」

メグマヤ「本当!?」

チノ「ええ、詳しくは話せませんが。こんど遊びに来る際はリゼさんの家へお願いします。」

メグ「羨ましいな~!」

マヤ「リゼに感謝しないとな!」

チノ「ええ、全くです。」

119: 2016/03/06(日) 18:14:44.918 ID:JYD5zC900.net
そしてまた学校が終わり

メグマヤ「じゃあね~」

チノ「また明日!リゼさんの家に帰るのを忘れないようにしないと。」

シャロ「あら、チノちゃん!今学校の帰り?」

チノ「ええ、そうですよ。私はあれからパチOコにハマってしまって家のお金に手を出してしまって家を追い出されました。」

シャロ「あら、何だか悪いわね。」

チノ「ハマってしまった私も悪いので…。それで今はリゼさんの家で妹として住ませてもらってます。」

シャロ「ピャッ!」

123: 2016/03/06(日) 18:19:03.038 ID:JYD5zC900.net
チノ「それではこれで!」ソソクサ

シャロ「じゃあね!今日はリゼ先輩に会えなかったから話を聞けてないけどそんなことがあったんだ。」

シャロ「私もパチOコでお金を無くして反省すればリゼ先輩と暮らせるかもぉ/// リゼ先輩が帰ってくるのを待ち伏せしてみよう。」

シャロは建物にもたれかかりリゼが通ってくるのを待っている。

129: 2016/03/06(日) 18:24:41.459 ID:JYD5zC900.net
リゼ「チノにお姉ちゃんなんて呼ばれる日がくるなんて、、ココアの気持ちが分かるな~///」

シャロ「あ、リゼ先輩!」

リゼ「シャロ、こんなことろでどうした?」

シャロ「実はこの前パチOコでお金を溶かしてしまって…今はもう反省してるんです!でも家の家賃が払えなくて…。」チラッ

リゼ「シャロ…私はお前がそんな奴だと思っていなかったよ…。悪いがもう二度と私には話しかけないでくれ。私の目の前からも消えてくれ。学校もくるなよ。」

シャロ「え、?そ、そんな…。」

リゼ「じゃあな、もう二度と会うことはないようにしてくれ。」

シャロ「…退学の手続ってどうするんだろう…。」

136: 2016/03/06(日) 18:32:47.171 ID:JYD5zC900.net
リゼ宅

リゼ「チノ、ただいま!」

チノ「リゼさんお帰りなさい!」

リゼ「リゼお姉ちゃんだろ?」

チノ「あ、すみません。リゼお姉ちゃん!」

リゼ「うんうん!可愛いぞチノ!」ギュー

チノ「ココアさんよりも温かい…。」

リゼ「チノも温かいよ。なんだか体を温めたらねむくなってきたな。」

チノ「ダメですよ、リゼお姉ちゃん。ちゃんと制服から着替えないと。」

リゼ「いいじゃないか、一緒に寝るぞ!チノ!」ガバッ

リゼは制服のままチノとベットで眠りについた。

チノ「(リゼお姉ちゃんとずっと暮らしていきたいな。どうせココアさんもお父さんも私が居なくなっていいと思っているでしょうし。私にはリゼお姉ちゃんがいるだけで幸せです!)」

チノ「リゼお姉ちゃん、ありがとう」チュ

END...

オマケもあるよ

141: 2016/03/06(日) 18:38:15.484 ID:JYD5zC900.net
オマケ

ラビットハウス

ココア「今日も学校楽しかった~、千夜ちゃんともたくさん話せたし!」

タカヒロ「良かったね、ココア君。」

ココア「今日もバータイムまで私とギューってしたい?」

タカヒロ「ああ、頼むよ。」

ココア「じゃあ脱ぐね///」

タカヒロ「いや、今日は制服姿のココア君と楽しもうかな。」

ココア「汚さないでね?」ギュー


一方シャロは…

パチOコ屋

シャロ「やっぱり今月も厳しくなりそうね…。」トボトボ

おっさん「可愛い子発見!」hshs


END

142: 2016/03/06(日) 18:39:19.746 ID:hXPwqnxp0.net
おっさんいい仕事しすぎ

144: 2016/03/06(日) 18:39:33.037 ID:G6sSCNmW0.net
おっさん大勝利

引用: シャロ「チノちゃん、パチンコ行かない?」