1: 2012/01/26(木) 16:03:53.98 ID:MBtKffzm0
――団室


長門「そう。BLと略されることもある」

ハルヒ「要するにホ〇でしょ?興味無いわ、気持ち悪いし」


長門「そんなことはない!!!」ダンッ


ハルヒ「!!!」ビクッ

長門「…………」

ハルヒ「……ご…ごめん…」ビクビク

長門「これを貸す…」スッ

ハルヒ「え…小説…?」

長門「そう。読めばあなたもBLのすばらしさが分かる」

ハルヒ「え…いらな…」

長門「………」ギロッ

ハルヒ「わっわかったわ!読めばいいんでしょ!」ビクビク

長門「そう」
「涼宮ハルヒの憂鬱 I」
3: 2012/01/26(木) 16:04:52.44 ID:MBtKffzm0
――ハルヒ家


ハルヒ「はぁ…今日の有希なんか恐かったわ…」

ハルヒ「BLねぇ。興味無いけど読まなかったら有希怒るだろうしなぁ…」ペラッ

ハルヒ「ふむ………(読書中)」


ハルヒ「男同士ってこんなところに挿れるのね…/////痛くないのかしら…////」

7: 2012/01/26(木) 16:06:38.01 ID:MBtKffzm0
――翌日


ハルヒ「有希!これ読んだわ!」

長門「そう。どうだった?」

ハルヒ「そ…そうね!思ってたより悪くなかったわ!////」

長門「そう」

ハルヒ「あ…あの、よかったらまた貸してくれない?////」


長門「そう言うと思って持ってきた」スッ

ハルヒ「!!!」

長門「どうぞ」

ハルヒ「あ…ありがとう!明日までに読んでおくわ!」

長門「了解した」

ハルヒ「じゃあね!」ダッ

長門「………」

9: 2012/01/26(木) 16:07:27.69 ID:v65cdwrp0
さすが長門さん、抜かりない

11: 2012/01/26(木) 16:08:02.92 ID:MBtKffzm0
みくる「あのぅ…長門さん…」

長門「何?」

みくる「さっき涼宮さんに渡してたのって…」

長門「そう。涼宮ハルヒに例のものを貸した」

みくる「やっぱり…。そんなことして大丈夫なんですか?」

長門「大丈夫。きっとすばらしいことが起きる」

みくる「?」

長門「………」ニヤリ

15: 2012/01/26(木) 16:09:08.03 ID:MBtKffzm0
――ハルヒ家


ハルヒ「ふむ…今日は漫画なのね」ガサッ


ハルヒ「絵でもぜんぜんイケるわ…」パラッ


ハルヒ「………」





ハルヒ「(キョンは挿れる方と挿れられる方…どっちかしら…////)」

18: 2012/01/26(木) 16:11:19.94 ID:MBtKffzm0
――翌日 教室



キョン「はぁ…今日も暑いな…」

国木田「キョンおはよう!今日もかわいいね!」

キョン「!?」

国木田「どうしたの?」

キョン「今かわいいとか何とか…」

国木田「うん。キョンは世界一かわいいよ」


キョン「」

20: 2012/01/26(木) 16:12:51.42 ID:MBtKffzm0
キョン「きっと国木田は暑さで頭がやられてしまったんだ。そうに違いない…」ブツブツ

谷口「はよーっす。どうしたんだよキョン、変な顔して」

キョン「いや…なんでもない……」

谷口「なんでもないって…。心配だな…。キョンが元気ないと俺も…」

キョン「なにを言ってるんだお前…。気持ち悪いぞ…」

谷口「……キョンにそう言われると傷つくな…」フッ


キョン「」ゾワッ

26: 2012/01/26(木) 16:14:17.11 ID:MBtKffzm0
キョン「なんなんだ一体…。二人で俺をからかってるのか…?」ブツブツ

ハルヒ「さっきから何ブツブツ言ってるのよ、うるさいわね」

キョン「あぁ…なんでもないんだ…(ハルヒは普通だ…よかった…)」


ハルヒ「変なキョンー」

28: 2012/01/26(木) 16:15:13.02 ID:MBtKffzm0
――昼休み

国木田「キョン!一緒にお昼食べようよ!」

キョン「あぁ…」


谷口「俺はお前を食べたいなっ☆」キラッ



キョン「!!!」ゾワァッ

キョン「飲み物買ってくるから先食っててくれ!!!」ダッ



谷口「キョンは照れ屋だなぁ…」

国木田「そこがかわいいんじゃない」



ハルヒ「…………」

30: 2012/01/26(木) 16:16:01.75 ID:MBtKffzm0
――廊下


キョン「はぁ…はぁ……」

古泉「おや…どうしました?そんなに息を切らして」

キョン「げっ!(嫌な予感が…)」

古泉「よろしかったら僕と休憩しませんか?……そこの空き教室で…」

キョン「遠慮しとく!!!」ダッ


古泉「おや……逃げられてしまいました…」

31: 2012/01/26(木) 16:17:04.21 ID:MBtKffzm0
――団室


キョン「はぁ…はぁ……ここまで来れば大丈夫だろう…」バンッ


みくる「!!!」ビクゥッ

長門「………」

みくる「あ…あのぅ…」

キョン「あぁ、朝比奈さん。昼休みにここに居るなんて珍しいですね」

みくる「あ…はい。長門さんとちょっとお話を…」

長門「そう」

キョン「長門と……本当に珍しいですね…」

みくる「………」

32: 2012/01/26(木) 16:18:24.04 ID:MBtKffzm0
………


長門「今の状況は涼宮ハルヒの影響」

キョン「え………?」

長門「あなたは男子生徒達に迫られていた。違う?」

キョン「!!! あれはハルヒのせいなのか!?」

長門「そう。涼宮ハルヒの願望」

キョン「なんであいつがそんなことを…」

長門「涼宮ハルヒはあなたを《受け》とした。しかしどのカップリングが一番萌えるかわからなかった。だからいっそのこと《キョン総受け》にしてしまおうと…」

キョン「いや!待ってくれ!お前はなにを言っているんだ!受けとかカップリングとか…意味がわからん!」

長門「朝比奈みくる、説明を」

みくる「わっ私ですかぁ…!?」


……説明中

35: 2012/01/26(木) 16:20:27.75 ID:MBtKffzm0
キョン「つまり…ハルヒは俺と男をくっつけたいと…?(朝比奈さん詳しいな…)」

長門「そう」

キョン「なんだってそんなことを…。そもそもあいつは誰に影響されたんだ。今までそんなのに興味なかっただろう」

みくる「………あわわ」

長門「私には見当もつかない」

キョン「そうか…」

36: 2012/01/26(木) 16:21:32.95 ID:MBtKffzm0
………

キョン「そろそろ昼休み終わるな。気は進まないが教室に戻るか…」

長門「待って。あなたに言い忘れていたことがある」

キョン「なんだ?」


長門「私と朝比奈みくるは 古キョン派 」


みくる「!?」

キョン「!?」


ガラッ


古泉「おや、こんなところにいたんですね」

38: 2012/01/26(木) 16:22:30.61 ID:MBtKffzm0
キョン「古泉!?なんでここに!?」

長門「私が呼び出した」

キョン「!? なんで!?」

長門「さっきも言った。私は古キョン派」

キョン「こきょん…って何のことだよ!?」

みくる「…古泉×キョンの略ですぅ……」ボソッ

キョン「朝比奈さん!?」

長門「そういうこと。私と朝比奈みくるは退室する。あとは二人でごゆっくり」スタスタ

みくる「あ…あの…!…すみません!失礼します!」


バタンッ


古泉「…んっふ……」

キョン「え…なにこの状況」

39: 2012/01/26(木) 16:23:52.78 ID:MBtKffzm0
――廊下


みくる「キョン君ごめんなさい…」

長門「朝比奈みくる、4人分の午後の授業欠席の連絡を」

みくる「え?」

長門「別室で二人の様子を観察する」

みくる「そんなことできるんですかぁ?」

長門「私の能力はこういうときのためにある」キリッ

みくる「長門さん!ナイスです!!!」グッ

長門「………」グッ

42: 2012/01/26(木) 16:25:12.88 ID:MBtKffzm0
――団室


キョン「………」

古泉「………」

キョン「……(この状況を打破するには…!考えろ!俺の頭!!!)」

古泉「あの…」

キョン「!!!」ビクッ


古泉「そんなに警戒しないで下さい。僕は何もしませんよ」

キョン「え?」

45: 2012/01/26(木) 16:26:28.67 ID:MBtKffzm0
古泉「状況は把握しています。機関から連絡がありました」

キョン「そ…そうか」ホッ

古泉「さっきもそれを伝えようと思ったのですが…逃げられてしまいました」フッ

キョン「そうだったのか…。悪かったな」

古泉「いえいえ、お気になさらず」

キョン「…………」

46: 2012/01/26(木) 16:27:08.25 ID:MBtKffzm0
………

古泉「現在涼宮さんの力が及んでいるのは谷口さん、国木田さん、岡部教諭、新川さん、生徒会長、コンピ研部長の6名です」

キョン「そんなにいるのか!?」

古泉「……はい…。今の彼らは欲望のままに何をするかわかりません。新川さんと生徒会長は機関の方で拘束していますが…あとの4名は…」

キョン「襲ってくるかもしれない…か」

古泉「残念ながらそういうことです。…そこであなたには身を守るために2、3日学校を休んでほしいのです」

キョン「それは構わんが…2、3日で元に戻るのか?それにそんなに休んだらハルヒが何をするか…」

古泉「……長門さんたちと協力して何とかしてみますよ」

キョン「………」

古泉「とにかく、あなたはしばらく家から出ないで下さい」



そのとき、俺は気づいてしまった。

古泉の異変に…。

49: 2012/01/26(木) 16:29:26.33 ID:S9UlN+R8O
逃げろキョン

53: 2012/01/26(木) 16:32:11.49 ID:MBtKffzm0
※このへんから苦手な人注意!

54: 2012/01/26(木) 16:32:49.42 ID:MBtKffzm0
・・・・・・・・・

「なぁ…古泉。お前の家に泊まらせてくれないか?」

「!?」

俺はかまをかけてみることにした。

古泉は…とんでもなく驚いた顔をしてる。お前のこんな顔見るのは初めてかもな。

「な…何故です?あなたが何を考えているのかよくわからないのですが…」

必氏に平常なふりをしてる・・・が、握りしめた手は震えていて顔もいつもより赤い。

「考えてもみろ。もし俺の父親までハルヒの力でどうにかなってたら…?それこそ笑えない状況になる」

嘘だ。本当はこんなこと心配していない。ハルヒもそこまで常識外れではないだろう。

「で…ですが…。もし…もしもの話です。僕が涼宮さんの力に影響を受けてしまったら?もし…僕があなたを……」

「その時はお前をぶっ飛ばすさ。父親よりは罪悪感がなさそうだしな」

俺は笑った。


その時だった。

62: 2012/01/26(木) 16:35:05.77 ID:MBtKffzm0
ガンッと大きな音がした。

頭がくらくらする。何が起きたのかわからない。


「あなたは…!これでもそんなことが言えますか!?僕をどかすことなんてできないでしょう!?非力なあなたに!!!」


あぁ…やっと頭が回るようになってきた。俺は床に押し倒されたのか。

両腕は古泉の片手で拘束されている。古泉が馬乗りになっているせいで足も動かせない。


「僕はね・・・3年前・・・機関に入ったときからずっと厳しい訓練を受けてきたんですよ。あなたが力で僕に勝てるはずがない!」


そうだな。たしかに腕も1ミリも動かせない。たいしたもんだ。

しかしなんで俺じゃなくてお前が泣きそうな顔してんだよ。おかしな奴だな。

65: 2012/01/26(木) 16:36:18.22 ID:MBtKffzm0
――別室

みくる「ktkrktkrktkr」キマシタワー

長門「・・・・・・・・・・・・」カキカキ

みくる「ちょwwwwwww長門さんスケッチうますぎwwwwwwwもはや写真wwwwzipでくれwwww」

長門「………………」カキカキ

みくる「むひょwwwwww抵抗できないキョン君wwwwwwカワイソスwwwwだがしかしwwwwwwww」

長門「・・・・・・・・・(うるさい・・・)」カキカキ

みくる「古泉くん泣いちゃうーwwwwwwwうぇwwwwうぇwwwww」


長門「うるさい。少し黙って」

みくる「ひゃい・・・wwwwwwwwww」

67: 2012/01/26(木) 16:36:46.54 ID:MBtKffzm0
「どうです?自分がどれだけ非力か分かったでしょう。大人しく家に帰ってください。」


そう言って古泉は俺の上からどいた。


「あなたのお父様が涼宮さんの力が及んでいる確立は低いでしょう。僕よりは・・・ね・・・。」


まだこんなことを言うのか、こいつは。なんかもう笑えてくる。

「いい加減に白状しろよ。気付いてないとでも思ったか?お前もとっくにハルヒの力でどうにかなってんだろ?」

「・・・!!!」

そう。俺はさっきからお前の異変に気付いてたんだ。



「お前・・・さっきから勃起してるだろ?」

70: 2012/01/26(木) 16:39:05.21 ID:MBtKffzm0
――別室


みくる「うはwwwwwぼっwwwwwwっきwwwwwww」

長門「そう。彼の肉棒は私たちが部室を出たあたりから硬度を増していた」

みくる「にwwwくwwwぼwwwうwww古泉くんあんな真面目な顔しながらテント張ってたんすかwwwwwwwwww」


みくる「うひゃwwwwwつかwwwwwキョン君なんでそんなとこ見たのwwwwwwwww」

長門「彼も少なからず涼宮ハルヒの力に影響されていたからだと思われる」

みくる「涼宮さんwwwwwぐっwwwwwじょぶwwwwwwww」

長門「・・・・・・・・・(どうしようこいつキモい)」

72: 2012/01/26(木) 16:39:37.68 ID:MBtKffzm0
「・・・。ばれてしまいましたか。そうですよ、僕は嘘をついてました」

古泉が自嘲気味に笑う。

「本当は僕にも影響が及んでいたんですよ。必氏で我慢したのですが・・・まさか気付かれてしまうとは・・・」

「なんで嘘なんかついたんだ?」

「あなたに一刻も早く帰宅をするように言いたかったからです。まぁ・・・結局こんな時間になってしまいましたが・・・」

「それは機関からの命令か?」

「違います・・・。僕は機関にも嘘をついでいます。正直に言ったら新川さんたちのように拘束されてしまうでしょうから」

「ほう。機関に嘘をついてまで俺を襲いたかったのか?」

「・・・!違います!あなたを守りたかったから・・・!」

そんなこと分かってるがな。すまん古泉、こんな意地悪な聞き方して。

「それなら他の人に頼めばよかったじゃないか?新川さんやお前がだめなら森さんにでも頼めばいい」

「森さんは学校関係者ではないので放課後まで校内に入れません。もしそれまでにあなたが・・・」

「そんなことお前に関係ないだろう。もし俺に何かあったとしてもハルヒのせいにすればいい。お前のせいじゃない」

「関係なくなんかない!!!」

古泉は急に大声を出した。お前もこんなに大きな声を出すことがあるんだな。

77: 2012/01/26(木) 16:42:28.46 ID:MBtKffzm0
「・・・なんでお前は俺のためにそこまでするんだ?」

「それは・・・」

早く言え古泉。流石に俺でももう理由なんか分かってるから。

「僕は・・・ずっと・・・」

「・・・・・・・・・」


「僕は・・・ずっとあなたのことが・・・・・・

               
            ・・・・・・好きだったんです」

79: 2012/01/26(木) 16:43:40.47 ID:MBtKffzm0
――別室


みくる・長門「ktkrーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」


みくる「きましたきましたきましたよこれ!!!長門さぁん!!!」ダキッ

長門「朝比奈みくる、ようやくこの時が来た。私はとても感動している」ダキッ

80: 2012/01/26(木) 16:43:54.53 ID:APk0N0600
キマシタワー

81: 2012/01/26(木) 16:44:20.95 ID:MBtKffzm0
「ありがとな、古泉」

「・・・・・・・・・」

「でも俺は・・・俺は正直お前のことが好きなのかどうかわからない」

「・・・・・・・・・」

「でもさ、お前がそんな状態なのに必氏で我慢してくれてるのを見て思ったんだよ。お前のことをもっと知りたいって。」

「・・・!」

「だから・・・ずっとお前と一緒にいてお前のことを知っていきたい。それでもいいか?」

「はい・・・!よろしく・・・お願いします・・・!」


泣くなよ古泉。せっかくのイケメンが台無しだぞ。

107: 2012/01/26(木) 16:56:24.95 ID:MBtKffzm0
「長門さんも・・・・・・興奮することってあるんですね」

「・・・!」

さらに顔を赤くする。かわいい。

「ねぇ・・・今から長門さんの家に行っても良いですか?」

「・・・いい」

「ふふっ。年上なのにやられっぱなしは悔しいですから。覚悟してくださいね」

「・・・・・・」








114: 2012/01/26(木) 16:58:39.21 ID:MBtKffzm0
――エピローグ


「けっきょくのところBLって少女漫画と大して変わんないのよね」

数日後、ハルヒが長門に言った言葉である。相変わらず飽きっぽい。

こうして谷口たちも元に戻り、またいつもと変わらない日々が戻ってきた。


いや、SOS団は2つほど変わったな。

1つは長門と朝比奈さんだ。

たまに団活中に見つめ合ってピンクなオーラを放っている。


2つ目は・・・


「おや。待たせてしまいましたか」

「いや、そんなに待ってない。ハルヒに見つからないうちに早く帰ろう」


俺の隣にはいつも恋人が・・・古泉がいるってことだ!

                               完

117: 2012/01/26(木) 16:59:11.10 ID:MBtKffzm0
 次回 ハルヒ「最近疎外感がハンパない」

123: 2012/01/26(木) 17:03:54.77 ID:MBtKffzm0
>>119
>>117はノリで書いただけで書く予定はないんだ…


初SSでめっちゃ緊張したwww
読んでくれた人ありがとな!

引用: ハルヒ「…ぼーいず…らぶ?」