35: 2012/05/07(月) 22:17:38.24 ID:72mmk1Fi0


前回:P「事務所で寝た振りして響の反応を伺う」

貴音「お早う御座います」

P(お、貴音か)

P(さあどんな反応を見せてくれるかな……?)

貴音「……貴方様?」

P「……」

貴音「眠っておりますね……」
ぷちます!(14) (電撃コミックスEX)
42: 2012/05/07(月) 22:27:30.74 ID:72mmk1Fi0
貴音「日々の私達のぷろでゅうすの疲れでしょうか……」

貴音「よく寝ておりますね」クス

P「……」(どんな顔してるのか見たいな……これは撮っとくべきだった)

貴音「……しかしもう朝、このようなそふぁで寝ていると他のあいどる達に示しがつかぬやもしれません」

P「……」

貴音「……貴方様」

P「……」

貴音「貴方様」ゆさゆさ

P「……」すうすう

貴音「起きませんね」

P「……」(さあどんな反応を

貴音「ふぅ~」

P(!?……耳に息をああああ)ピクッ

46: 2012/05/07(月) 22:38:12.03 ID:72mmk1Fi0
貴音「起きませんね……」

P(ふおお貴音こんなもんどこで覚えたんだ)ゾクゾク

スッ

貴音「貴方様……」

P(見えないけどこれめちゃくちゃ近い、吐息が当たる!髪の匂いが!)ゾクゾククンクン

貴音「……」

貴音「これほどおつかれなさっているとは」スッ

P(ん?離れたなってうおおおお)ヒョイ

貴音「……少しでもぷろでゅうさあの癒しになれば良いのですね、私としたことが」

貴音「他のあいどる達も疲れ寝ているぷろでゅうさあを見て幻滅するような方はいませんか……」

P(柔らかい感触が右の頭に!いい匂い!そして温かいこれは!)

貴音「膝枕、ですね」

53: 2012/05/07(月) 22:49:28.14 ID:72mmk1Fi0
貴音「……」

P「……いつから気づいてた?貴音」

貴音「ふふ、今気づきました」

P「……そうか、いやもういいぞ膝枕」

貴音「私がしたいからしているのです、それは野暮というものですよ、貴方様」

P「あ、マジで寝そうこれすっごい気持ちいいわ」

貴音「ありがとうございます」クスクス

P「……」ウトウト

バン!!
やよい「おっはよーーございまーーす!」
バッスクッ

P「おはよう(キリ」

貴音「……本当に寝ていたら良かったのですが」

P「本当に寝ていても気遣ってくれただろ?貴音のそういうところ好きだぞ」

やよい「なに話してるんですかー?」

貴音「本当に貴方様は、いけずです」       
終わり

50: 2012/05/07(月) 22:45:28.53 ID:ANisYAHN0
貴音は天使やな

663: 2012/05/08(火) 13:42:29.78 ID:aezGeXYA0
貴音がもっとみたいなーって

667: 2012/05/08(火) 13:55:05.12 ID:FrjeuVBk0
冬馬「もどったぞ」

冬馬「…って、誰もいないのか。こんな広い事務所なのによ」

冬馬「北斗たちは別件で遅くなるっていうし…」

冬馬「やることも見つからねえ。いても仕方ないし、帰るとするか」

冬馬「…」

冬馬「一応、黒井のおっさんには挨拶してから帰るか」



コンコン

冬馬「おっさんいるか?入るぞ」

冬馬「…」

冬馬「…寝てる?」

672: 2012/05/08(火) 14:00:39.44 ID:FrjeuVBk0
冬馬「おい、おっさん、起きろ」

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「…」ツンツン

冬馬「…」ペシペシ

冬馬「ちっ、本当に寝てんのかよ」

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「机に突っ伏して眠るなんて、社長のする事じゃないぜ、全く」

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「まあ、おっさんも俺たちのために色々と頑張ってくれてるんだろうけどよ」

冬馬「あんまり無理な事するなよな。いつまでも若いわけじゃないぜ」

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「…」

冬馬「それにしても、寝息までウィなんだな…」

676: 2012/05/08(火) 14:05:59.79 ID:FrjeuVBk0
冬馬「…」

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「高いスーツで寝て、しわがついてもしんねーぞ」

冬馬「…」

冬馬「エアコン付いてるけど、風邪でもひかれたら困るな」

冬馬「なんか、毛布みたいなもの探してくるか」


~~~~~


冬馬「ジュピターのバスタオルしかなかったけど、なにも無いよりマシだろ」ファサッ

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「寝てる時もポーズ決めてるなんて、器用だな」

677: 2012/05/08(火) 14:10:09.47 ID:FrjeuVBk0
冬馬「いつもいつも、カッコつけてばかりいるから疲れんだよ」

冬馬「眠る時くらい、カッコつけずにしっかり休めって」

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「なあおっさん、たまにはのんびりしてみたらどうだ?」

冬馬「…」

冬馬「なにやってんだ、俺。寝てる相手に話しかけても、意味ねーだろうが」

冬馬「…」

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「せっかくだし、写真撮っておくか」カシャ

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「北斗たちに送っておこう」

冬馬「おっさんは寝息までウィ と」

679: 2012/05/08(火) 14:14:35.65 ID:FrjeuVBk0
黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「…」

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「そうだ、俺、挨拶して帰るつもりだったんだよな」

冬馬「つー事で、今日はもう帰るぜ。明日もよろしくな、黒井のおっさん」

黒井「…」ウィー ウィー

冬馬「じゃあな。夢の中くらい、765プロの事は忘れろよ」

黒井「765プロだとおおぉおぉぉぉぉぉ!?」ガタン

冬馬「うおっ!!なんだよ!起きてたのか!?」

黒井「!?   冬馬か?なにをしている?」

冬馬「いや、おっさんこそなにやってんだよ…」

681: 2012/05/08(火) 14:18:30.90 ID:FrjeuVBk0
黒井「私は…   ここで、765プロへの対応を考えていたのだよ!」

冬馬「いや、完全に寝t」

黒井「私が!?机で寝るだと!そんな事、あるわけがない!セレブこんなところでは眠らん!」

黒井「それに、お前がどうしてここにいる!?」

冬馬「黙って帰るもの悪いと思って、おっさんに挨拶に来たんだ」

冬馬「そしたらおっさんが寝て…じゃなくて765プロへの対策を考えていたってわけだ」

黒井「そうか。今日はご苦労だったな。明日も頼むぞ」

冬馬「ああ。じゃあ俺は帰るぜ。じゃあな」ガチャ バタン

黒井「…」

黒井「…これはジュピターのバスタオル?」

黒井「…」

黒井「ふ…ふふふ…はーっはっはっはっはっは!冬馬の奴め!かわいいところもあるじゃあないか!」




冬馬「あーうるっせえ!全部丸聞こえなんだよ!」

685: 2012/05/08(火) 14:22:26.96 ID:FrjeuVBk0
翔太「ねえねえ冬馬くん!あのクロちゃんの写真、どうしたの!?」

冬馬「あ?おっさんが寝ていたから、いたずらで撮っただけだよ」

北斗「黒井社長の寝息も聞いたんだってね」

冬馬「ああ。寝息までウィって、筋金入りだな、社長は」

翔太「へー…」

北斗「冬馬、お前って…」

翔太「クロちゃんとそういう関係だったんだー…」

冬馬「なっ!お前ら、どんな勘違いしてんだよ!」

北斗「素晴らしいじゃないか。時に愛は性別を超えるものだからさ」

翔太「冬馬くん!応援してるからね!」

冬馬「だーっ!だから俺とおっさんはそんな関係じゃねえ!」



黒井「冬馬のかけてくれたタオル、寝心地がいいいじゃないか…」スリスリ



貴音編への期待をこめて、おわる

P「事務所で寝た振りして春香の反応を伺う」

引用: P「事務所で寝た振りしてアイドル達の反応を伺う」