898: 2016/07/02(土) 22:24:49.25 ID:ejSN381C0


シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でますますみんなと遊ぶ」【9】

―執務室―

提督「姉妹で海に行くやつは機能性重視ということになった」

提督「……人に見せるための水着を選んだならどうなったんだろうか」

下2

899: 2016/07/02(土) 22:27:40.13 ID:/zaWM/SDO
睦月型をたかいたかいして遊ぶ

902: 2016/07/03(日) 23:22:27.03 ID:EP5EtFum0
―睦月型の部屋―

提督「睦月型の諸君ら、今ならたかいたかいをしてあげるぞ!」

長月「また司令官は変なことを……」

睦月「睦月、ちょっとしてもらいにゃしぃ」

如月「それなら、如月も頼もうかしら」

文月「文月も、してもらいたいなぁ~」

皐月「あ、じゃあボクも!」

卯月「じゃあうーちゃんもしてもうぴょーん!」

提督「はっはっは、しょうがないやつらだな。順番だぞ」
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
903: 2016/07/03(日) 23:22:52.57 ID:EP5EtFum0
菊月「……あれは放っておいてもいいのか?」

望月「司令官だから、相手してもしょうがないしー……」

三日月「ええと……」チラチラ

長月「はぁ……三日月も気になるのならされてきたらどうだ」

三日月「い、いえっ! そういうわけにも……」

望月「あんまり遠慮しても意味がないぞー。ほら、弥生だって並んでる」

三日月「あっ、本当……」

菊月「私としては、あんなことをしていていいものかと思うのだがな」

望月「あれで喜ぶ子がいるならいいんじゃなーい。私には関係ないしー」

長月「そもそも受け入れる子が多い状態で私達だけどうこう言えんしな」

三日月「そ、そうですよね。でも……」

長月「……しょうがないな。私もしてもらおう、だから、三日月も素直になれ」

三日月「は、はい!」

904: 2016/07/03(日) 23:23:18.83 ID:EP5EtFum0
提督「飛行機ー! ブーン!」

睦月「わー、すごーい!」

弥生「……!」

皐月「司令官すごいね! 二人を軽々と持ち上げて!」

提督「鍛えているからな。それに、お前たち位なら軽いものさ」

如月「あら、それなら人数を増やしていただけませんか?」

文月「順番待ちがながいのー」

提督「え、いやそれは……す、すぐに交代するから」

長月「微妙にかっこ悪いね」

提督「長月! いや、これは……」

長月「まあ、司令官が力あってもなくてもいいんだけど……三日月と望月にもやってあげてくれないか」

提督「二人にも? ……ははーん、いいぞ!」ガシッ

三日月「あっ! あ、えと……!」
望月「別にあたしはどうでもいいんだけど~……」

菊月「長月は良いのか?」

長月「まあ、後でやってもらうさ」

菊月「ふっ、そうか」

905: 2016/07/03(日) 23:23:51.30 ID:EP5EtFum0
―執務室―

提督「たかいたかい、大人気だったな」

提督「あれに喜んでいるうちはまだまだ子供だな」

下2

906: 2016/07/03(日) 23:26:01.92 ID:5gHah90yO
朝潮改二の成長っぷりを嘆く

908: 2016/07/05(火) 01:14:06.28 ID:C3IMoNxO0
―朝潮型の部屋―

提督「そういえば朝潮、改二になったんだっけ。どんな感じだ?」

朝潮「はい、これなら司令官との約束も守り通せます!」

提督「……親潮?」

朝潮「っ!」

提督「いやすまん、さすがに冗談だ……が、それにしても大人びたな」

朝潮「そ、そうですか? 実は妹たちにも言われたんです……」

提督「悪い変化じゃないし、悲観することなんて何もないんだが……ううむ」

朝潮「やっぱり、どこか変ですか?」

提督「いやいや、喜ぶべきことだ! うん、だがなぁ、なんというか、もったいないというか……」

朝潮「司令官のおっしゃりたいことがよくわかりません」

提督「俺自身よくわかってないからな。まあなんだ、女らしくなったなってことだ」

朝潮「司令官……」

909: 2016/07/05(火) 01:14:45.57 ID:C3IMoNxO0
満潮「あら、どこぞの口リコン司令官は前の方がよかったってことかしら」

霞「言葉に特別な意味がないところがクズっぽいわね」

提督「な、なんだお前ら。別にいいだろ、思ったことをそのまま口にしてるだけなんだから」

大潮「大潮わかります、天然ってやつですね!」

霰「リアルの天然は好まれない」

荒潮「あら、私は可愛いと思うわよ~」

山雲「私も~、そう思うわ~」

朝雲「みんな、話がずれてきてるわよ」

提督「それで、朝潮に対して素直な感想を言うのに、どこが悪いっていうんだ」

満潮「言われなきゃわからないわけ?」

提督「言われなきゃ? うーん……」

910: 2016/07/05(火) 01:15:14.11 ID:C3IMoNxO0
朝潮「わ、私はさっきの言葉で十分うれしいですよ!」

霞「なに朝潮にフォローさせてんのよ。このクズ!」

提督「……ああ、なるほど。朝潮」

朝潮「はい!」

提督「綺麗になった、似合ってるぞ」

朝潮「は、はいっ……!」

大潮「あれ、顔が真っ赤だけど大丈夫?」

荒潮「だめよ、今はそっとしておいてあげましょ」

朝雲「相変わらず司令はジゴロね」

満潮「こんなんに振り回される子がかわいそうね」

霞「鈍感というより、何も考えていないというのが一層酷いわ」

提督「なんで更に罵倒されなきゃいけないんだ!?」

911: 2016/07/05(火) 01:16:33.25 ID:C3IMoNxO0
―執務室―

提督「あの部屋が一番厳しい言葉を投げかけられる気がする」

提督「しかし、あの変化だとほかの子もどう変わるのか、子供の成長を見るようで寂しくも楽しみだ」

下2

913: 2016/07/05(火) 01:19:00.95 ID:S8wtxBeDO
瑞穂の三方に色々載せてみる

915: 2016/07/05(火) 23:03:28.76 ID:C3IMoNxOo
―瑞穂型の部屋―

提督「へい瑞穂」

瑞穂「……? 私に何か用ですか」

提督「瑞穂って季節に合わせて三方に置く物を変えてるよな」

瑞穂「はい、そうですけど」

提督「なら、今の季節は何か置かないのか?」

瑞穂「と、言われましても……今の中途半端な時期に何を置いたらいいのでしょうか」

提督「初夏だろ? なら、夏に関係する物を置いても良いんじゃないか」

瑞穂「なるほど、たとえばどんなものでしょうか」

提督「カブトムシとか」

瑞穂「いえ、生き物は流石に……」

提督「ならセミの抜け殻とか!」

瑞穂「そういう物は置きませんって!」

916: 2016/07/05(火) 23:03:54.89 ID:C3IMoNxOo
提督「なに、冗談だ。さて、今の時期に相応しいものだろう……」

瑞穂「あの、無理に置く必要は無いですからね?」

提督「……海岸の砂とかどうだろうか」

瑞穂「三方に置くほどのものとは思えないのですけど……汚れますし」

提督「そうか? じゃあ、スイカとか」

瑞穂「重量的に難しいですよ」

提督「それもそうか。でも、牛丼を置いてたくらいだし、小さめのスイカなら」

瑞穂「いえ、あれもずっと持ってたわけじゃないですから……食べ物は粗末にできませんし」

提督「文句が多い奴だなー」

瑞穂「う……す、すみません」

提督「すまん、真面目に受け取られるとは思わなかった」

917: 2016/07/05(火) 23:04:21.28 ID:C3IMoNxOo
瑞穂「とりあえず、今はこのままでいいですよ」

提督「かねぇ……」

瑞穂「提督としては、やはり何かを持ってもらっておきたいということですか?」

提督「いや、実は話す前に一つ良いものを考えていたんだが、思い出せなくて」

瑞穂「……もしかして、ずっと冗談を口にしていたのも」

提督「時間稼ぎってやつだな」

瑞穂「提督、私は逃げませんから、思い付いたときで良いんですよ」

提督「そうだな。じゃあ、思い付いたら……思い出した」

瑞穂「は、早いですね。それで、何ですか?」

提督「短冊だ。小さな笹を乗せて、短冊を括りつけるんだ」

瑞穂「あ……なるほど、分かりました」

提督「時期的にちょうど良さそうだしな。ああ、もちろん無理そうなら……」

瑞穂「いえ、たしかにその案は良さそうですね。ありがとうございます、頑張ってみますね」

918: 2016/07/05(火) 23:04:56.13 ID:C3IMoNxOo
―執務室―

提督「季節に合わせて変えれるなんて、三方は便利だな」

提督「もともとそういう物でも無い気はするが……」

↓2

894: 2016/07/01(金) 23:10:01.37 ID:PoM6+9sAo
青葉にスカート履かせて撮影

922: 2016/07/07(木) 03:08:08.59 ID:eeuHxs/F0
―青葉型の部屋―

衣笠「ねえ、提督」

提督「んー?」

衣笠「青葉にスカート履かせてみたくない?」

提督「……あれ、青葉ってズボンだっけ」

衣笠「ハーフパンツね。提督、よく青葉と話すのに知らなかったんだ」

提督「逆に考えるんだ。服装を気にしない仲なんだって」

衣笠「気にしていなかったのは提督の方だけだと思うけど……知ったら青葉が拗ねるわよ」

提督「わざわざ言わなければいいんだ。それで、作戦はあるんだな」

衣笠「もちろん。やっぱり提督はこういうのノリノリね」

提督「まあな。どちらかといえば、衣笠の方が珍しいぞ」

衣笠「さすがに……ねぇ、私でも我慢ならないこともあるのよ」

提督(触れないようにしておこう)

923: 2016/07/07(木) 03:08:59.92 ID:eeuHxs/F0
~~~~~~~~

青葉「あれ、あれれ?」

衣笠「……どうしたの、青葉」

青葉「青葉のハーパンの予備がないんだよ。あれー? おかしいなぁ……」

衣笠「探すのはいいけど、早くしないとお風呂の時間が過ぎちゃうわよ」

青葉「ガサは知らないの?」

衣笠「青葉の服に興味なんてないわよ。どうせ誰かのイタズラじゃないの」

青葉「イタズラ……ここの鎮守府には心当たりが多すぎる……」

衣笠「代わりの服は……私のスカートでも使う?」

青葉「着回し……は、青葉も嫌だし……うぅ、じゃあ、貸してくれる?」

衣笠「ええ」

青葉「……本当に知らないんだよね」

衣笠「な、なにを疑っているのよ。自分で心当たりが多いって言ったくせに」

青葉「はぁ……」

924: 2016/07/07(木) 03:09:39.96 ID:eeuHxs/F0
―廊下―

青葉「うぅ……なんだか、違和感がある……」

衣笠「……」

青葉「な、なんなの、そんな顔で青葉を見ないでよお……」

衣笠(なんだか恥ずかしがっている姿も相まって、いつもより……こ、女らしくなっているように見える)

提督「ほうほう、面白いものが見れると聞いてやってきたぞ。それ、一枚」パシャッ

青葉「し、司令官!」

提督「残念だが青葉、お前の姿は鎮守府内で拡散されている。今もこの写真を使って拡散しておいた」

青葉「な、なんてことしているんですか!? 今すぐやめてください!」

提督「嫌だね。誰かの陰謀が見えて、自分がスカート履いていることを意識しちゃっているんだろう。くくく、なかなか可愛いじゃないか」

青葉「もしかして、これは司令官の仕業ですか!」

提督「さてな。次の青葉新聞の一面は決まったな。報道記者青葉、恥ずかしそうに鎮守府内を歩く姿を目撃される、とな」

青葉「そ、そんな新聞が見てもらえるわけないじゃないですか!」

提督「それは間違いだ。なぜなら、俺は見るからな!」

青葉「う、うう……し、司令官が変態です!」ダッ

衣笠「……いいの? 主犯だって思われたと思うんだけど」

提督「間違いでもないだろう。それに、あんな顔を真っ赤にしている青葉が見れただけでそれだけの価値があった」

925: 2016/07/07(木) 03:10:24.27 ID:eeuHxs/F0
―執務室―

提督「自分が対象になると途端にテンパる青葉」

提督「……こっそり撮った写真使って、マジで記事にしようかな。こっそりとな」

下2

921: 2016/07/05(火) 23:07:36.33 ID:xdarM8ZDO
みんなで七夕祭り

928: 2016/07/08(金) 00:30:36.15 ID:lJSZHt3F0
―庭―

提督「今日は七夕だな。みんな、準備はしているか」

大和「飾りつけは準備完了しています。後は、短冊を付けるだけですね」

長門「ふむ、短冊の内容はどのようなものでもいいのか」

提督「公序良俗に違反しないのならな。匿名でもいいから、気軽に飾り付けとけ」

扶桑「なら来年はこれね……来年は、今年より少しでもいいことが起こりますように」

山城「私は……私も、姉さまと同じもので」

比叡「今年もいろいろなことが上手くいきますように」

霧島「比叡お姉さまが……真面目!?」

金剛「霧島、それは失礼ネー」

929: 2016/07/08(金) 00:31:11.41 ID:lJSZHt3F0
天龍「来年こそ、もっと俺の活躍を……!」

木曾「来年は、もっと歯ごたえのあるやつが出てきてもいいかもな」

天龍「! お、俺も強敵に出会いたい!」

龍田「天龍ちゃん、身の丈に合わない願い事はやめておいた方がいいわよ~」

球磨「あそこの妹は相変わらずきっついクマ」

川内「夜戦……夜戦……」

神通「二つも三つも飾り付けちゃダメです」

那珂「那珂ちゃんは……! もうちょっと出番がほしいかな」

五十鈴「提督の訪問をもう少し静かにしてほしいわ」

名取(なんだか本気の願いのような……)

930: 2016/07/08(金) 00:31:39.66 ID:lJSZHt3F0
暁「私はもっと立派なレディになることよ! 他の皆はどうかいたの?」

響「スパシーバ」

電「なのです」

暁「……あの、短冊に書いてあることとは違うよね」

響「細かいことは気にしちゃだめだよ。ほら、あっちをみてごらん」


白露「来年はもっと出番が……」

夕立「っぽい!」

時雨「もっと長い雨が続いてくれてもうれしいかな」

陽炎「来年もみんな仲良く、ね」

雪風「雪風の幸運が、みんなにも与えられたらいいな」

931: 2016/07/08(金) 00:32:25.10 ID:lJSZHt3F0
―執務室―

提督「……なんだかんだ、みんないるよなぁ。自由参加なのに」

提督「あんまり回る時間なかったから詳しくは知らないけど、みんな楽しんでいるようでよかった」

下2

801: 2016/06/19(日) 02:03:30.27 ID:ByqywFzOO
文月と交代でマッサージしあう

934: 2016/07/09(土) 02:13:43.63 ID:SiYV6WMFo
―睦月型の部屋―

文月「しれいかぁ~ん。マッサージが上手って聞いたのー」

提督「おお、大分前の話題のような気もするが、確かに自信はあるぞ」

文月「あたしにもしてほしいなぁ~」

提督「もちろんいいぞ。じゃあ、そこのベッドに寝転がってくれ」

文月「はぁ~い」ゴロッ

提督「さあて、どの辺りを重点的にやってほしい?」

文月「どういうことぉ?」

提督「ほら、凝ったところとか……いや、すまん。文月はそういうのとは無縁だよな」

文月「?」

935: 2016/07/09(土) 02:14:12.30 ID:SiYV6WMFo
~~~~~~~~

文月「ふみぃ~……」

提督「どうだ文月。気持ちいいか?」

文月「これが、てくにしゃんってやつだねぇ~」

提督「微妙に文月に似つかわしくない言葉が出てきたな」

文月「あたしだって成長してるんだよぉ」

提督「口でプンスカ言うレディよりかは成長してるかもな。でも俺にとってはまだまだ子供だ」

文月「むぅ~」

提督「ほれほれ、今はマッサージの方に集中しろ」

文月「ん……ねぇねぇ、あたしにもさせて?」

提督「何をだ?」

文月「まっさーじ。司令官にしてあげたいの~」

936: 2016/07/09(土) 02:14:43.68 ID:SiYV6WMFo
提督「なるほど。じゃあ、好意を無下にするのも何だし、してもらおうかな」

文月「じゃあ、そこに横になって~」

提督(さて、文月はどんなマッサージをしてくれるのかな)

文月「じゃあ、いっくよぉ~」フミッ

提督「!」

文月「えい、えい」フミフミ

提督(文月だけに足踏みマッサージだと!)

文月「司令官、どんな感じ~?」

提督「な、なんか上手だな……あれか、体重が丁度良いのか」

文月「そうなのぉ?」

提督「少なくとも、俺にとっては丁度良いぞ」

文月「えへへ~、じゃあ、文月は司令官専用だねぇ」フミフミ

提督「専用、なるほど、なかなかいいではないか」

文月「文月、もっと頑張るよぉ~」フミフミ

提督「あ゛~」

937: 2016/07/09(土) 02:15:25.49 ID:SiYV6WMFo
―執務室―

提督「意外な才能というか、相性ばっちりというか」

提督「でも、あの場面を誰かに見られてたらいろいろ誤解されてたかもな。ずっといたもっちーは気にも留めてなかったけど」

↓2

939: 2016/07/09(土) 02:47:22.30 ID:xpbVYy9+o
春風神風にドレスを着せて撮影

941: 2016/07/10(日) 00:21:56.57 ID:FClFh0qU0
―神風型の部屋―

提督「お前たちは和服なんだな、めずらしい」

神風「そう? 私からすると普通なんだけど」

春風「空母の方たちも着ていますしね」

提督「それはそうだが、駆逐艦では初めてだろう」

神風「まあ、そうみたいね」

提督「だからこそ、お前たちに頼みがある」

神風「なにかしら」

提督「ドレスを着てくれ」

春風「……えーっと、どういうことでしょうか?」

提督「そのままの意味だ。和服少女のドレスを着る姿が見てみたい」

神風「訳が分からないわね……でも、ドレスは遠慮するわ」

春風「私も少し……」

942: 2016/07/10(日) 00:22:30.50 ID:FClFh0qU0
提督「ふむ、そういうとは思っていたぞ。だが、俺はそのパターンを何回も見てきた」

神風「何回もやってるんだ……」

提督「そのドレスな、もうすでに用意してあるんだ」

神風「は……早いわね」

提督「そして、お前たちが着ないのなら、○○万円かかったこのドレスは……ごみ行きだ!」

春風「や、やめておいたほうがいいですよ」

提督「いいや、お前たちのためにとオーダーメイドした分だ。二人が着ないのであれば、価値などない」

神風「そ、そういわれると断りづらいじゃない……」

提督「そりゃ断れない状況を作っているわけだしな」

神風「……はぁ、わかったわ、着てあげる。いいわね、春風」

春風「着なければ捨てるのなら、着ないわけにもいきませんからね」

943: 2016/07/10(日) 00:22:56.26 ID:FClFh0qU0
~~~~~~~~

神風「き、着替えてきたわよ……」

春風「どうでしょうか?」

提督「素晴らしい! 普段と着慣れない服に恥じらう姿、ドレスから醸し出される煌びやかな雰囲気! 二人ともいいとこのお嬢さんみたいだぞ!」

神風「ほ、褒めすぎよ!」

春風「悪い気はしませんけどね……」

提督「やはり、俺の目には狂いはなかった。じゃあ、ついでに」パシャパシャ

神風「あっ、撮影!」

春風「お恥ずかしいですから、消してください!」

提督「やだね! じゃあな!」ダッ

神風「あ、もう……これがしたかっただけ?」

944: 2016/07/10(日) 00:25:04.14 ID:FClFh0qU0
―執務室―

提督「流石に洋服と和服だと印象が違いすぎるな」

提督「ま、いつも通りの服装は服装でもちろんいいけど」

下2

946: 2016/07/10(日) 00:26:33.66 ID:IS+bWsF00
大潮・深雪と声が枯れるまでカラオケ

947: 2016/07/11(月) 00:13:01.78 ID:sIo/6BJr0
―カラオケ―

提督「まず誰入れる?」

深雪「それより先にドリンク入れてこよーぜ。せっかくのフリードリンクなんだからさ」

大潮「じゃあ、大潮が入れてきます!」

提督「三人分だぞ。大丈夫か?」

大潮「はい!」ダダッ

深雪「行動するの早いな……まて、大潮コップを忘れてるぞ」

提督「結局全員行くのか……」

948: 2016/07/11(月) 00:13:28.95 ID:sIo/6BJr0
~~~~~~~~

提督「で、誰から入れる?」

深雪「開幕はまかせろ」

提督「ほお、何を歌うんだ」

深雪「吹雪」

~歌唱中~

深雪「ふう……」

提督「肝心な場所がカットされたような気がしたが、よかったぞ」

大潮「すごかった!」

深雪「やっぱ全力で歌える曲に限るよな」

提督「そういう曲じゃない気もするがな。で、次は大潮か」

大潮「海色です!」

~歌唱中~

大潮「大潮、歌い切りました!」

提督「もはや勢いだけだったな。へたではなかったけど」

深雪「カラオケってこういうもんだろ。ほら、次は司令官だろ」

提督「二人がその気なら、こっちだって考えがある」

大潮「何を歌うんですか?」

提督「粉雪」

949: 2016/07/11(月) 00:14:43.93 ID:sIo/6BJr0
~~~~~~~~

提督「こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

深雪「やっぱここだよな!」

大潮「全力投球ですね!」

~~~~~~~~

深雪「積み上げたものぶっ壊して! 身に着けたもの取っ払って!」

提督「これ叫ぶような曲だっけ」

大潮「それもまたいいと思います!」

~~~~~~~~

大潮「どーんーなー運命が待ってーいーるんだーろ!!」

深雪「くーやーみーたーくーなーいーよー!」

提督「うーまーれたーこーと!」

~~~~~~~~

提督「あいまいみーでゴー!」

深雪・大潮「「ごー!」」

提督「まいまいんみんでズー!」

深雪・大潮「「ずー!」」

提督・深雪・大潮「「「気分爽快 あぁそーですかい!」」」

~数時間後~

提督「ごほっ……やばい、声は張り上げすぎた」

大潮「大潮、充実しました……」

深雪「……」

提督「喉指さして首を横に振っても伝わら……いや、伝わるわ」

950: 2016/07/11(月) 00:15:58.42 ID:sIo/6BJr0
―執務室―

提督「メンバーがよすぎた……ストップかからないどころか、お互いに加速しあってしまった」

提督「そもそも休憩を入れない時点でやばい。数時間持っただけでもいい方だ」

下2

914: 2016/07/05(火) 01:26:07.94 ID:RipBZcys0
明石に石仮面の修繕を依頼

956: 2016/07/11(月) 23:02:34.41 ID:sIo/6BJr0
―工廠―

提督「明石ー」

明石「はいはい、なんですか」

提督「これ、直せるか?」

明石「これって……石仮面ですか? なんでこんなところに……」

提督「いや、それタダのおもちゃだぞ」

明石「そりゃおもちゃでしょう。私が言いたいのは、どうしておもちゃの修繕を私に頼んだということです」

提督「そういうの得意分野だろ?」

明石「それはそうですけども」

提督「だったらまかせた!」

957: 2016/07/11(月) 23:03:03.25 ID:sIo/6BJr0
明石「はあ、別にいいですけど、どうしてこんなふうになったんですか?」

提督「親潮がパニックになってな。それでそのままパリンと」

明石「はぁー、そんなこともあるんですね。てっきり提督が壊したのかと」

提督「なんでも俺のせいにすればいいってもんじゃないぞ」

明石「それを提督が言いますか?」

提督「……さ、最近はましだし」

明石「信頼できる要素はゼロですね」

提督「ええい! とにかく、修理は任せたぞ!」

明石「それくらいならおやすい御用です」

958: 2016/07/11(月) 23:03:29.31 ID:sIo/6BJr0
―執務室―

提督「本当に頼むだけになってしまった」

提督「しかし、工廠なんかにもっていったらいろいろ改造されそうな気もするが……」

下2

945: 2016/07/10(日) 00:25:57.54 ID:vPujWh37O
阿賀野型と昼ドラごっこ

964: 2016/07/13(水) 01:47:51.32 ID:lzy+Jad20
―阿賀野型の部屋―

提督「好きだ、能代」

能代「だ、ダメです、貴方には阿賀野姉が……」

提督「阿賀野のことは関係ない。今はお前と、俺との関係だろ」

能代「そ、それは……」

提督「それとも、俺のことが嫌いか」

能代「そんなことは、ないですけど……」

提督「じゃあ、いいだろ」

能代「あっ……」

965: 2016/07/13(水) 01:48:26.71 ID:lzy+Jad20
矢矧「な、なんてこと……二人がそういう関係だったなんて」

矢矧(こうしちゃいられないわ、阿賀野姉に伝わらないようにしないと……)

阿賀野「……」

矢矧「! い、いつからそこに……」

阿賀野「阿賀野ね、二人がこういう関係だったの、しってたんだ」

矢矧「そ、そうなの?」

阿賀野「うん。でも、提督さんはもう浮気なんてできないから」

矢矧「どういうこと?」

阿賀野「阿賀野のお腹にはね、提督さんとの愛の結晶があるから」

矢矧「!?」

阿賀野「うふふ、能代にはちゃんと教えてあげないとね」

矢矧(な、なんてこと……もう二人はそんな関係まで進んでいたなんて)

966: 2016/07/13(水) 01:49:18.80 ID:lzy+Jad20
酒匂「……ぴゃー、なにやってるの?」

提督「昼ドラごっこ」

阿賀野「どうだった酒匂! 阿賀野、名演技だったと思わない!?」

矢矧「なんで私はこんな役回りなのかしら……」

酒匂「うーん……よくわかんない」

提督「あちゃー、お子様な酒匂には伝わらなかったか」

酒匂「お子様じゃないもん!」

能代「前後の展開もやってないから、わかるわけないと思いますけどね」

阿賀野「えー? 阿賀野が提督さんとお付き合いしていたってだけでしょ?」

矢矧「私の台本には、提督が阿賀野姉と付き合ったのは能代姉との接点を増やすためって注釈があるけど」

能代「何その昼ドラ!?」

提督「だから昼ドラごっこだろ」

967: 2016/07/13(水) 01:50:20.64 ID:lzy+Jad20
―執務室―

提督「こういうドロドロ感が昼ドラらしい感じがする」

提督「最近の流行はよく知らないけど」

下2

969: 2016/07/13(水) 01:53:10.64 ID:sUNQze9B0
第十六駆逐隊と夜空を見に行こう

970: 2016/07/13(水) 23:50:13.00 ID:lzy+Jad20
―夜・波止場―

天津風「今日もいい風が吹いてるわね。あなたもそう思わない?」

提督「そうだな、それに空模様もいい。星がきれいに瞬いてるぞ」

時津風「しれー、臭い台詞だね」

雪風「雪風はいい言葉だと思いますよ!」

提督「なんだろう、雪風のフォローは気を使われているように感じる」

初風「フォローってそういうものでしょ」

提督「そうなんかね……」

971: 2016/07/13(水) 23:50:43.37 ID:lzy+Jad20
天津風「でも、そうね、星もきれい」

時津風「ねえしれー、星座ってわかる?」

提督「それなりにはな」

雪風「じゃあ、あの星はわかりますか!」

提督「あれはデネブ、それとアルタイル、ベガ。夏の大三角形ってやつだ」

初風「全部有名なものじゃない。星座の名前ではないし」

提督「だからそれなりって言っただろ」

初風「聞きかじった情報を見せびらかしてるだけじゃないの」

時津風「しれーって雑誌の言葉とかよく覚えてるからねー」

天津風「悪いことではないのだけど、たまに間違った情報もそのままだから」

提督「な、なんで星座を言っただけでここまで突っ込まれなきゃならんのだ」

雪風「だ、大丈夫ですよ!」

提督「うん、フォローありがとう」

972: 2016/07/13(水) 23:51:11.05 ID:lzy+Jad20
~~~~~~~~~

天津風「でも、綺麗ね」

提督「お気に召したようで何より」

雪風「ほかにどんな星座があるんですか!」

提督「んー、あっちがはくちょう座。明るいから見やすいだろ」

雪風「はい!」

天津風「それで、わし座とこと座でしょ」

時津風「三つで夏の大三角形だね」

提督「ネタバレされた!」

初風「むしろ同じネタを使おうとしていたことが驚きよ」

973: 2016/07/13(水) 23:51:43.26 ID:lzy+Jad20
―執務室―

提督「星座って意外と難しいんだぞ。町中じゃ一等星くらいしか見えないことも多いし」

提督「今日はいろいろ状態が良かったからかよく見えたけど」

下2

975: 2016/07/13(水) 23:55:47.46 ID:+rzZK5HDO
大井っちに愛を囁こう

976: 2016/07/15(金) 00:31:22.08 ID:qttD8D2s0
―球磨型の部屋―

提督「愛ってなんだ」

大井「それを私に聞くんですか」

提督「お前常日頃から北上北言ってるだろ」

大井「それがどうかしたんですか?」

提督「否定しないのか……でだ、それなら大井は愛というものを知っているんじゃないかと」

大井「……たまに頭のおかしいことを言うのもいつものことでしたね」

提督「辛辣だなぁ」

大井「そもそも、そういうのはむしろ提督の方が教えてくれるべきではないんですか?」

提督「と、いうと」

大井「私たちは兵器なんですから。人間である提督が感情を兵器に聞くというのもおかしな話でしょうに」

977: 2016/07/15(金) 00:32:16.30 ID:qttD8D2s0
提督「なーにが兵器だ。そんな悪感情をガンガンに向けてきて」

大井「別に、そんなつもりはありませんけど」

提督「だが、正直愛とかどうでもいいとはいえ、部下に聞くのは恥ずかしいことではあるな」

大井「そういう意味で言ったんじゃないんですけど」

提督「そうだ、ならここで試してみようではないか」

大井「はぁ?」

提督「だから、愛というものを確認するために、大井に愛をささやいてみようかと」

大井「今日の提督はいつにも増して頭がおかしいですね」

提督「ふふふ、実は最初からこのつもりだったのさ」

大井「はぁ……だったら早くやってください。一言で切り捨てますので」

提督「いいだろう、やってみるがいい。……大井」

大井「……」

提督「まだ声をかけただけだぞ、期待しているのか」

大井「なっ、そ、そんなわけないじゃあにですか!」

提督「顔真っ赤にして、口も回ってないぞ。フフ、可愛いな」

大井「い、怒りですから!」

978: 2016/07/15(金) 00:32:44.19 ID:qttD8D2s0
提督「そういうわりには、大人しくしているじゃないか。そうやって、虚勢を張っているところも可愛いぞ」

大井「虚勢って……!」

提督「さあ、俺の目を見ろ。伝わってくるだろ」

大井「な、なにがよ」

提督「大井に対しての、熱い気持ちだよ」

大井「……っ!」

ガラッ

北上「提督ー、大井っちの反応どうだ……あ、ごめーん。最中だったんだ」

提督「来るの早いぞ北上。もうちょっとでオチそうだったのに」

北上「面白い冗談言うね。大井っちー、これは……提督、後ろ後ろ」

提督「うん?」

大井「て・い・と・く? 一遍、氏んでみますか?」

提督「待って、その武器、どこから取り出し――」

979: 2016/07/15(金) 00:33:11.43 ID:qttD8D2s0
―執務室―

提督「知っていた、知っていたが……あれは確実に殺意がこもっていた。あれだけさんざん気持ち悪い台詞を吐いてたから当たり前とも思うが」

提督「というかいつも怒らしてばかりだな。次会ったとき、マジで魚雷撃たれるんじゃないか。誤射で」

下2

981: 2016/07/15(金) 00:36:55.78 ID:+emR715Eo
皆と二人一組で向かい合ってラジオ体操

983: 2016/07/15(金) 22:29:11.51 ID:qttD8D2s0
―母港―

提督「今日はラジオ体操をするぞ!」

大和「今日はいつにも増して元気ですね」

長門「ラジオ体操は悪いことではないが、突然すぎはしないか」

提督「何を言う、毎日きちんとしている人からすると、むしろ日常だぞ」

夕張「ふわぁ……毎日朝に運動する人なんているんですかぁ?」

提督「眠そうだな。だが、そういうやつもいるぞ。ほら、軽巡なんかは多いんじゃないか」

長良「え? そりゃあ、ねえ」

五十鈴「別ん健康に気を使ってるわけじゃないわよ。訓練の一環」

鬼怒「朝に体動かすの、楽しいよ?」

夕張「あれと同じにしないでください」

984: 2016/07/15(金) 22:29:43.81 ID:qttD8D2s0
提督「とにかく、お前らもせっかく集まったんだ、今からラジオ体操を行う」

望月(面倒だな……こっそりさぼろう)

提督「さぼろうとか考える奴のために、二人で向かい合ってやってもらう。やり方が悪かったら相方を指導してやってくれ」

初雪(ちゃっかりしてる……)

吹雪「はい! 相手は好きに選んでもいいんですか?」

提督「二人組作ってはトラウマがあるやつがいるかもしれないからなしだ」

ビスマルク「ちょっと待って、私達はそのラジオタイソウとなるものを知らないんだけど」

プリンツ「そうなんですか? 私はたまに参加しているから知ってますけど……」

ビスマルク「……し、知らない子もいるから、その場合はどうするの? 私はもちろん知ってるけどね!」

提督「知ってるやつと組め。いないなら俺のところに来い」

985: 2016/07/15(金) 22:30:11.40 ID:qttD8D2s0
金剛「提督ー! 私ラジオ体操がなにかわかりまセーン!」

提督「嘘つくな。仮に知らなくてもお前の姉妹は知ってるからそっちと組め」

アイオワ「じゃあミーと組んでくれるかしら、アドミラル。相手もいないから困ってるの」

提督「そういや同じ国籍の艦もいないか……ああ、いいぞ」

金剛「……アイオワ、私が教えてあげマース」

アイオワ「本当? コンゴウって優しいわね」

提督「あー、じゃあ始めるぞ」

青葉「あの、司令官」

提督「今度はなんだ!?」

青葉「いえ、ラジオ体操自体は覚えていても、順番とか怪しい子はたくさんいるんですけど……」

提督「……さっさと始めたいから、そういうやつはそこに並んどけ! 直々に指導してやらぁ!」

986: 2016/07/15(金) 22:30:51.26 ID:qttD8D2s0
金剛「提督ー! 私ラジオ体操がなにかわかりまセーン!」

提督「嘘つくな。仮に知らなくてもお前の姉妹は知ってるからそっちと組め」

アイオワ「じゃあミーと組んでくれるかしら、アドミラル。相手もいないから困ってるの」

提督「そういや同じ国籍の艦もいないか……ああ、いいぞ」

金剛「……アイオワ、私が教えてあげマース」

アイオワ「本当? コンゴウって優しいわね」

提督「あー、じゃあ始めるぞ」

青葉「あの、司令官」

提督「今度はなんだ!?」

青葉「いえ、ラジオ体操自体は覚えていても、順番とか怪しい子はたくさんいるんですけど……」

提督「……さっさと始めたいから、そういうやつはそこに並んどけ! 直々に指導してやらぁ!」

987: 2016/07/15(金) 22:31:26.57 ID:qttD8D2s0
―執務室―

提督「結局結構な数を指導してしまった……わかってるやつも絶対いただろう……」

提督「今度やるときは集まったやつだけでいいや……全員は時間がかかる」

下2

968: 2016/07/13(水) 01:50:40.72 ID:pJjoesGAo
割と薄い本でありそう

末っ子に姉達自慢させる

991: 2016/07/17(日) 03:01:12.85 ID:OK/2L2Vv0
―会議室―

提督「――そんなわけで、各人には姉の自慢をしてもらう」

霧島「質問良いですか?」

提督「どうぞ」

霧島「提督のことですから、理由は問いません。ですけど、末っ子というには少々人数が足りないようですが……それに、末っ子ではない子も混じっているようですが」

提督「四人以上の姉妹で、艦娘となっているもので末っ子だ。細かいことは気にするな」

58「なら、ゴーヤは違うでち」

提督「え? ……なんでここにいるの?」

58「てーとくが呼んだんでしょ!」

提督「冗談冗談。58は潜水艦内でどうなっているのか聞くために呼んだんだ。軽空母はよく話を聞いてるから呼ばなかったがな」

992: 2016/07/17(日) 03:01:51.88 ID:OK/2L2Vv0
霞「そもそも、こんなことをして何の意味があるのよ」

提督「前シスコン共に自慢させあったらなかなかこれが人気でな」

霞「人気?」

提督「はいはい、じゃあまずは……今にも寝そうなもっちーからね」

望月「んー? といっても、特に何もないけど。まあ、強いて言うならあたしのことをよく知ってるから、色々気をまわしてくれるってところかな」

清霜「気をまわしてくれるっていえば、私の姉さんたちは、選管になる夢を応援してくれたりするの!」

秋雲「そういえば、こっちも本当の姉妹のように接してくれるんだよね」

提督「秋雲のそれは自分の勘違いだろ。でも、駆逐艦達も姉らしいことはしてるんだな」チラッ

電「どうしてこっちを見るんです?」

提督「まあ、全員ではなさそうだって思っただけだ」

電「暁ちゃんのことなのです? 結果は伴わなくても、姉らしいことはよくしてくれているのです」

提督「一言余計な言葉がついていなければ素直に感心したんだがな……」

993: 2016/07/17(日) 03:02:28.05 ID:OK/2L2Vv0
涼風「まあ、そういうのも珍しいことじゃないと思うね。あたいの姉なんて、姉らしいことした記憶がないからさ」

熊野「わたくしたちみたいに、姉妹というより友達みたいな感じであれば、そうおかしくもないと思いますわ」

阿武隈「そうですねぇ。あたしたちも姉妹という感覚は薄いですね」

提督「ふーん、じゃあ、逆にちゃんと姉をしている奴とかいるのか」

霧島「それこそ金剛お姉さまは姉としてよくしてくれてますよ」

木曾「俺の方も意外かもしれないが、面倒見がいいぞ」

提督「へー、木曾は意外だな。球磨とか寝っ転がってクマーといってる印象しかないわ」

木曾「リラックマじゃねえんだから。ま、気が向いたときに頼ってみな。意外とちゃんと応えてくれるぜ」

酒匂「能代ちゃんはお姉ちゃんって感じがするよ! お部屋の掃除とかもしてくれたり!」

提督「そこ阿賀野じゃないのか」

994: 2016/07/17(日) 03:02:59.28 ID:OK/2L2Vv0
鳥海「まあ、同型艦どいっても、それぞれの関係は違いますから。私も摩耶とは友人のような感じですし。喧嘩とかよくしますしね」

羽黒「えと……提督さんも知っているでしょうけど、私の方はしっかりした姉です」

提督「半々ってところか。磯波はどうだっけか。潮も」

磯波「えっと、どうでしょう……友人、ですかね。叢雲ちゃんはしっかりしてますけど」

潮「みんなにはとってもお世話になってます! えっと、でも、ちょっと困ったところもある、かな?」

提督「はー、まさに十人十色の姉像ってやつだな」

58「とりあえず、ゴーヤの方は呂500が部屋に入り浸るのをやめてほしいでち」

提督「そういや、妹分のことを考えたらゴーヤは姉みたいなもんか。ちゃんとお姉ちゃんしてるか?」

58「勝手に姉にしないでほしいでち!」

995: 2016/07/17(日) 03:03:27.41 ID:OK/2L2Vv0
提督「しかし、シスコン共と違って、これといったエピソードがないな」

鳥海「どのような話があったんですか?」

提督「姉さまが幸運のお守りを買ってきたり、お姉さまが専用のカップを買ってくれたり、お姉と夜酒をしたりとか」

木曾「思ったより普通の内容だな」

提督「こんなんが何百個と話されたのがな……ん、どうした秘書官」

霞「……どうりで、おかしいと思った」

提督「? ……!」

霞「こんなところに隠しカメラを置いて……まったく」

提督「くっ……見つかってしまうとは」

霞「今日の話、記事にするつもりでしょう。しかも、外向けに」

提督「そこまでばれてしまったか……ならば仕方ない」ガラッ

霧島「? 窓を開けて何を……」

提督「逃亡あるのみ! さらばだ!」バッ

木曾「おい! ……逃げる必要あったか?」

霞「いえ、破棄したらそれで終わりのつもりだったのだけど」

996: 2016/07/17(日) 03:05:07.59 ID:OK/2L2Vv0
羽黒「……そういえば、あっちの方で新作地雷の実験をするって明石さんが言っていたような……」

霞「……まさか、さすがにあいつもわかって――」

爆発


997: 2016/07/17(日) 03:07:10.70 ID:OK/2L2Vv0
あきつ丸「ん? 今提督殿の声が聞こえなかったでありますか?」

明石「まさか」

夕張「流石の提督も、自分から地雷を踏むはずがないですよ」

まるゆ「あれ、でも、まだ起爆ボタン押してないですよ? これって、センサーで爆発した分じゃ……」

明石「どうせネズミか何かですよ」

夕張「そうです、気にしないでおきましょう」

まるゆ(いいのかな……)

終わり

998: 2016/07/17(日) 03:08:07.67 ID:OK/2L2Vv0
オチが思いつかなかったので無理矢理感

続く:提督「安価でなおもみんなと遊ぶ」【1】

999: 2016/07/17(日) 03:36:52.90 ID:0LIiX9Lco
おつ

1000: 2016/07/17(日) 03:38:04.87 ID:crHW+4Py0
乙~

引用: 提督「安価でますますみんなと遊ぶ」