1: 2016/07/17(日) 23:48:48.81 ID:OK/2L2Vv0

2: 2016/07/17(日) 23:49:31.22 ID:OK/2L2Vv0
提督「なんか俺が地雷を踏む夢を見た」

霞「知らないわね。ほら、これで最後の書類よ」

提督「えー、でもこの報告書には地雷についての総評があるけど……」

霞「それとこれとは関係ないわ」

提督「秘書官がそういうなら気にしないが……」

霞「そうしなさい。……これで終りね。それじゃ、あまり羽目を外さないようにしなさいよ」バタン

提督「……まあいいか。さて、今回はどうしようかな」

下2
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
4: 2016/07/17(日) 23:53:39.84 ID:lwUO2BBDO
鎮守府囲碁トーナメント

7: 2016/07/19(火) 01:36:50.78 ID:z2Uj5q4zo
―談話室―

大和「では、これでアタリです」

扶桑「不幸だわ……」

大和「いえ、以後は運が絡まないものですけど」

提督「ほお、何やってるかと思えば囲碁か」

大和「はい。偶に集まってやってるんですよ。といっても、今日のトーナメントではもう負けたんですけど」

提督「盤面図見た感じだと大和は相当強く見えるんだが」

扶桑「私が弱いだけですよね……うふふ……」

大和「きょ、今日はたまたま読みが冴えていただけですよ。普段はここまで圧勝しませんよ」

提督「ふうん、で、誰に負けたんだ? 少なくとも、ここまで打てるなら相当強いだろ」

大和「今日の相手は鳳翔さんでした」

提督「うわ、強いのきたよ」

8: 2016/07/19(火) 01:38:47.62 ID:z2Uj5q4zo
大和「提督も打ったことが?」

提督「他に人居ないと付き合ってくれるからな。五子局でも勝てないんだよな……」

鳳翔「提督はお酒を嗜みながら打ってますからしょうがないですよ」

提督「酔ってたつもりは無いんだがな。てか鳳翔、トーナメントとかやっていたみたいだが」

鳳翔「負けました」

提督「あっさりだな……って、鳳翔が負けた!? 相手は誰だ?」

鳳翔「初春さんです」

大和「優勝候補の初春さんですか。それならしょうがないですね」

提督「……え、初春そんなに強いの?」

鳳翔「初春さんは荒らした後のフリカワリが上手なんですよ」

大和「もちろんサバキも上手ですから、序盤押していたと思っても、気付いたら押されていたということがよくあるんです」

提督「二人共定石を大事にするタイプだから、相性も悪そうだしな……」

9: 2016/07/19(火) 01:40:07.73 ID:z2Uj5q4zo
大和「荒らしに対して強い人なら逆に相性がいいんですけどね」

鳳翔「強い人……加賀さんはヨセも強いですし、得意なのではないでしょうか」

提督「ふうん。ちなみに、他の優勝候補は?」

鳳翔「そうですね……妙高さんはお強いですよ。攻撃的で手筋の発想が見事なんです」

大和「最近ですと春風さんも形がいいです。氏活問題の捌き方も上手ですし」

提督「なるほどな。ちなみに、その評し方で扶桑を評価するとどうなんだ?」

大和「えーっと……打ち回しは積極的でいいんですが……ポカが多くて……」

鳳翔「氏活判断も少々甘い所が……」

提督「だってさ、扶桑」

扶桑「わざわざ飛び火してくる……不幸だわ」

10: 2016/07/19(火) 01:40:33.58 ID:z2Uj5q4zo
―執務室―

提督「意外とやる人が多いみたいだったな」

提督「まあ、囲碁は色々な盤面を作りやすいからな。将棋とはまた違った良さがある」

↓2

12: 2016/07/19(火) 01:41:07.78 ID:YDCiRd4i0
工廠で眠ってるネ20使って噴式震電を作ってみる

14: 2016/07/20(水) 00:43:58.10 ID:DC5glUMio
―工廠―

提督「ネ式エンジンが埃を被ってる?」

明石「はい。大本営から送られたものですけど、現状利用できる方法が無いので、倉庫の肥やしになっている状況です」

提督「別に良いんじゃないか?」

夕張「何を言っているんですか提督! ジェットエンジンですよ! 夢が膨らむじゃないですか!」

明石「そうです、これを使って実際に橘花などの実戦投入が出来るんですよ!」

提督「な、なんだお前ら。……確かに、ジェットエンジンはなかなか夢があるな」

夕張「そうですよね!」

明石「なので提督、改造の許可を!」

提督「よし、ならばそれで何か作ってみろ。実際、使う機会の無い物なんてただの置物だしな」

15: 2016/07/20(水) 00:44:29.11 ID:DC5glUMio
~数日後~

提督「んで、何が出来た?」

明石「ふふふ、提督、聞いて驚かないでくださいね」

夕張「なんと、噴式震電が出来ました!」

提督「な、なんだってー! ……噴式震電てどんなのだ?」

明石「あのネ20をエンジンとした震電ですよ! 提督が命令したんじゃないですか」

提督「……なあ、それって震電改じゃないか?」

明石「ええ、まあそう言われていますね」

提督「ちょっと、倉庫の……えーと、どこだったっけな」

霞「第二倉庫の右手奥よ」

提督「そうだったそうだった。……秘書官、いつからそこに?」

霞「私に隠れて何かやろうとするなんて考えない事ね。そもそも、その辺りの管轄は私でしょうに」

提督「だっけ。まあいいや。とりあえず来い」

16: 2016/07/20(水) 00:44:56.55 ID:DC5glUMio
―第二倉庫―

夕張「色々あるけど、どれも使えそうにありませんねー」

明石「ここに何があるんですか?」

提督「震電改」

明石「……え?」

夕張「えっと……」

提督「実はお前ら二人が着任する前にすでに存在していたんだよ」

霞「たしか、夕張はギリギリ知らないタイミングね」

明石「いやいや! じゃあなんで使ってないんですか!」

提督「そりゃああれだ、これは封印するべきものだからな」

夕張「どういうことですか? こんな高性能な艦載機があるのなら、使った方が……」

提督「喧嘩するんだ」

明石「……あぁー」

提督「察してくれたようだな。この時五航戦も丁度入ってきた頃で、これだけ高性能な艦載機があるとな、うん……」

霞「今なら大丈夫だと思うけど。でも動くのかしら……」

明石「オーバーテクノロジーかと思ったんですけど、どうやら勘違いだったみたいですね……」

提督「妙な横文字使う程ショックなのか……」

17: 2016/07/20(水) 00:45:32.38 ID:DC5glUMio
―執務室―

提督「でも確かあれって普通にプロペラだった気もする。飛ばしたところ見た事無いから知らないけど」

提督「そうならば二人が作ったのは所謂震電改二か。元がジェット用じゃないから不安だが……」

↓2

19: 2016/07/20(水) 00:54:07.62 ID:n7f0zYG60
航空戦力びいきの提督のせいで?戦艦隊と機動艦隊の争いに発展

20: 2016/07/20(水) 23:49:01.40 ID:DC5glUMi0
―廊下―

武蔵「ふん、元は脆い上に中破したら役立たずの癖によくそんな口が利けるな」

加賀「無駄に資材を消費して鎮守府に負担を掛ける戦艦風情がなにを言っているの」

武蔵「前に出ない臆病者の癖に良く傷を負うのは誰かな」

加賀「無駄に前に出る蛮勇の阿呆は何処かしら」


提督「……なんぞあれ」

赤城「いえ、その……実は最近の部隊の編成に機動部隊が多いという話をしていたのですが……」

大和「それから、時代は航空戦力の時代ということですかねーって話で締めようとしたところ……」

瑞鶴「ぼそっと『大和さんの時もすぐに轟沈させられましたからね』という言葉を誰かがしゃべったのよ」

提督「なるほど、むしろその一言でこうなった原因が分かるな。しかし、加賀が相手にするというのは珍しいな。加賀が言った訳じゃ無いんだろ」

赤城「加賀さんは色々あって、よく部隊から外されていましたよね。それで、機動部隊が多いという実感がもてず、買い言葉に売り言葉でこのように」

提督「はー、面倒な奴らだな」

21: 2016/07/20(水) 23:49:46.25 ID:DC5glUMi0
翔鶴「そう言わずに止めてくれませんか? 先程から、喧嘩を遠巻きに見る人たちが増えているみたいで……」

提督「いいんじゃね。事実だし」

大和「て、提督。いくら昔のこととはいえ、それは傷つきます……」

提督「大和のことじゃないから! 最近、機動部隊が多いということについてだよ」

霧島「最近機動部隊の方が多いことは認める、と」

金剛「つまり、最近出番が少ないのは私達より赤城たちの方が良いからということネー……」

赤城「そういうこと……になるのでしょうか?」

長門「何を言う! 我々戦艦だって戦果をあげている!」

瑞鶴「でも、それ以上に航空部隊の方が戦果をあげているってことよね。提督からしたら」

榛名「そ、そうなのですか?」

提督「え? いや、そういうわけでもないようなあるような……」

陸奥「護衛がいなければ自分の身も守れないのよ」

飛龍「そっちだって、私達がいなきゃ自由に動けないくせに」

『…………』

22: 2016/07/20(水) 23:50:12.86 ID:DC5glUMi0
扶桑「あの、放っておいてもいいんですか?」

提督「事実は事実だし。だが、最近機動部隊が多いのは、戦艦を出すまでもない戦いが多いからなんだがな」

伊勢「でも、喧嘩をさせたままにしておくのは……」

提督「うちは仲良すぎるきらいがあるし、今のうちにケンカをさせておきたいってのもあるからな。また夏ごろに大規模な作戦があるだろうし」

日向「確かに、拳で語り合うことも重要だな」

伊勢「拳で語るのとは違うでしょ」

山城「今回は不幸じゃなくてよかったわ……痛っ」ポコン

提督「向こうから空き缶が飛んでくるとか……何かしら不幸が起こらなきゃ終わらないんだな」

山城「不幸だわ……」

23: 2016/07/20(水) 23:50:39.63 ID:DC5glUMi0
―執務室―

提督「なんか気づいたらあいつら勝手に演習してるし……」

提督「まあいいや。多分終わるころには風呂で仲良く語ってることだろう」

下2

25: 2016/07/21(木) 00:01:55.05 ID:+rk5QBZ40
Iowaにかき氷の洗礼を!

26: 2016/07/21(木) 23:07:14.51 ID:SjsYsZTt0
―提督私室―

アイオワ「ジャパンは暑いわね……」

提督「クーラーの効いてる部屋でゆっくりしたらどうだ」

アイオワ「そうそう、ちゃんと用意があってきたのよ」

提督「はあ、なんだね、日本語ペラペラのアイオワくん」

アイオワ「アドミラルはこういう時の対策はもちろんあるわよね。それを聞きに来たの」

提督「そんなの俺じゃなくても……どうせなら、あれを出すか」

アイオワ「アレ?」

27: 2016/07/21(木) 23:07:49.77 ID:SjsYsZTt0
~~~~~~~~

提督「ちょっと待ってろよ」シャリシャリ

アイオワ「あら、それはシェイブドアイスかしら?」

提督「……ああ、アメリカでのかき氷か。似たようなものだが、少し違うな」

アイオワ「どういうこと?」

提督「まあ待て……あとはシロップをかけて……よし、出来上がりだ!」

アイオワ「一色?」

提督「まあ食べてみなって。これが日本のかき氷ってやつだ」

アイオワ「それでは、イタダキマース。……サクッとしてるわ!」サクッ

提督「成程、そこからか。確か海外のアイスはふわっとしてないからな」

アイオワ「パク……ンー、食べやすくてすごくデリシャスね!」

28: 2016/07/21(木) 23:08:21.06 ID:SjsYsZTt0
提督「それならよかった。日本のかき氷は他と比べて味が薄いと言われるかと思ったが」

アイオワ「次々と口に運べてサイコーね!」パクパク

提督「おいおい、そんなに一気に食べると……」

アイオワ「うっ……!」キーン

提督「言わんこっちゃない」

アイオワ「これは……なんなの……」パクパク

提督「かき氷は口に運びやすいからそうやってキーンとよくするんだよな」

アイオワ「ネクスト、プリーズ……!」

提督「って、それでも食べるんかい!」

アイオワ「こんな素晴らしい食べ物、食べておかなければ損じゃない!」

提督「アイオワの日本文化のなじむスピードが半端ないんだが……というか、いつでも作ってやるから落ち着け」

29: 2016/07/21(木) 23:09:14.56 ID:SjsYsZTt0
―執務室―

提督「気持ちはわかる。だが食べすぎには気を付けよう」

提督「誰もが一度は通る道だがな……」

下2

31: 2016/07/21(木) 23:12:09.13 ID:L2aP/weJO
龍鳳とドールハウス作り

33: 2016/07/23(土) 02:25:07.27 ID:VMtzCEq30
―龍鳳の部屋―

龍鳳「ありがとうございます、料理の味見に付き合ってくださって」

提督「なにいってんだ、龍鳳の料理なら役得だ」

龍鳳「いえ、私はそこまで言われるほどでは……」

提督「謙遜するな。おいしかったぞ」

龍鳳「あ、ありがとうございます。で、では、私は洗い物をしておきますね」

提督「悪いな」

龍鳳「いえ、ゆっくりしていてください」

34: 2016/07/23(土) 02:25:34.64 ID:VMtzCEq30
提督「……お、なんだこれ」

龍鳳「? あ、す、すみません、出しっぱなしにしていましたね」

提督「それは構わないんだが、なんともファンシーなものを持ってるな」

龍鳳「ええと、お給料をもらったときに、鳳翔さんにほかの趣味も探してはどうですかといわれたので、その一環にドールハウスを作ってみたんです」

提督「なるほどねぇ。うーむ……」

龍鳳「何か気になることでも?」

提督「いや、やっぱりハウスっていうからには、もっと家族がほしいなと思って」

龍鳳「私もそう思って、追加の何体かがそちらの箱の中に」

35: 2016/07/23(土) 02:26:00.48 ID:VMtzCEq30
提督「これか。……やっぱ、二階は子供部屋だよな」

龍鳳「そのつもりで配置をしていますよ」

提督「しかし、部屋が足りないぞ」

龍鳳「あ、本当ですね……双子ってことにしませんか?」

提督「いいなそれ。じゃあ、ベッドを二つに増やして……」

龍鳳「棚も少し大きめのものを置いておきましょう」

提督「じゃあ、親の部屋はこの双子の下だな。様子がわかりやすいだろう」

龍鳳「いいですね! それでしたら、この子はその隣の部屋にしましょう」

提督「確かに見栄えがいいな。よーし、じゃあ、この小物もどこに置こうか」

龍鳳「そうですね……それなら下のリビングのところに――」

36: 2016/07/23(土) 02:26:34.71 ID:VMtzCEq30
―執務室―

提督「気づいたら夜ご飯の時間に……」

提督「ロールプレイとかまでやってたからな。意外となかなか楽しめるものだ」

下2

38: 2016/07/23(土) 02:30:24.70 ID:QIlD5hI90
ポケモンGOが鎮守府でも流行る

39: 2016/07/24(日) 01:36:48.82 ID:22VFwFuao
提督「休暇の申請多いな……申請していない奴も含めると結構な人数がオフだぞ」

168「そうなの? 大変ね」

提督「大変ねって、今まさに休暇を取ろうとしている奴が目の前にもいるんだが」

168「誰のことかしらね」

提督「お前のことだよ」

168「あはは……それはそれとして、大丈夫なの、そんなに休む人がでて」

提督「そこは秘書官がなんとかしてくれるから良いが、俺としては何の為に休暇を取っているかが知りたい」

168「あれ、司令官知らないの? 配信されたんだよ」

提督「何がだ?」

168「ポケモンGO」

40: 2016/07/24(日) 01:42:41.04 ID:22VFwFuao
提督「……ああ、あれか!」

168「司令官にしては珍しいわね。そういうのちゃんとチェックしているかと思ってたのに」

提督「なんだか俺が不真面目みたいな言い方だな」

168「違うの?」

提督「……それで、そのポケモンGOに皆ハマってるって訳か」

168「話逸らした……まあ、そういうわけ。司令官も、ポケモントレーナーになってみる?」

提督「そうだなぁ、流石にそうやって時間とられるゲームをするのはなぁ」

168「まあまあ、一日だけやってみたらどう? ほら、皆の間で流行ってるゲームがどんなものか確認しないと」

提督「うーん、わかった、そうしてみるか」

41: 2016/07/24(日) 01:43:06.60 ID:22VFwFuao
~次の日~

168「司令官、どうだった?」

提督「いやー、さすがに一日でCP1000は無理だったわ」

168「……廃課金?」

提督「どちらかといえば肉体行使だな」

58「イムヤー、近くの公園のジムリーダーが倒せないよ!」

168「あの人? 強いよね、すでにCP800近くあるし、海外組じゃない?」

提督「あ、それ俺」

168「…………廃課金?」

提督「なんどもいうが、肉体行使だ」

42: 2016/07/24(日) 01:47:28.11 ID:22VFwFuao
~~~~~~~~

提督「ポケモンGOは、なんというか……虫取りをしていた子供の時のような感覚に近い気もする」

提督「まだ捕まえてないポケモンのために隣町まで自転車で行ったり、懐かしい気持ちになれた」

↓2

44: 2016/07/24(日) 01:47:56.36 ID:HQCxEQMO0
地雷は夢じゃなかった!用途を訊いてみる

46: 2016/07/25(月) 02:52:44.68 ID:XyDaFftC0
―工廠―

提督「明石ー!」

明石「はあ、なんでしょうか、そんなに慌てた様子で」

提督「この報告書、本当か」

明石「報告書? ……あー、そういえば、最終確認でも提督のもとに行くんでしたっけ」

提督「今更だって俺も思うぞ。だが、やはり気になってしょうがないんだ!」

明石「えっと、これはですね、陸軍からあきつ丸さんたちを通しての依頼で」

提督「いや、そういうことはどうでもいい」

明石「どうでもいいって……では、なにについて聞きたいんですか?」

提督「この地雷で何ができるのか」

47: 2016/07/25(月) 02:53:10.16 ID:XyDaFftC0
明石「……はあ」

提督「む、なんだそのため息は」

明石「提督はその地雷に当たりそうになったっていうのに、のんきですね」

提督「のんきのつもりはないぞ。だが、正直あの地雷は大したことなかっただろ」

明石「見た目だけは派手ですけど、確かに威力は抑えていましたが……別に大したことないわけではないですよ」

提督「いいや、俺が無傷だった以上、大したことはないはずだ」

明石(それって提督の運が良かっただけのような気もしますけど)

提督「でだ、そんな地雷は一体何に使うつもりだったんだ?」

明石「……深海棲艦に効く地雷ですよ」

48: 2016/07/25(月) 02:54:00.76 ID:XyDaFftC0
提督「あいつら海だろ。地雷なんか効かないだろ」

明石「本土に攻めてきた場合を想定してのことらしいです」

提督「ふーん、まあ、警戒を怠らないのはよいことだ」

明石「提督はそれでいいんですか?」

提督「別にいいもなにもない。どうせその地雷はずっと倉庫が決まったから、関係なくなったしな」

明石「……自信満々ですね」

提督「だって、結局その地雷深海棲艦に効かないだろ」

明石「……そうですけど」

49: 2016/07/25(月) 02:54:45.16 ID:XyDaFftC0
―執務室―

提督「ある程度満足させることのできるものができればそれでよかったみたいだな」

提督「実は全部報告書で知ってたんだけど」

下2

51: 2016/07/25(月) 04:57:20.22 ID:Iy79KcBp0
明石と夕張が艦娘GOを開発

52: 2016/07/25(月) 23:29:52.83 ID:XyDaFftCo
夕張「人気にあやかって、艦娘GOというものを作ってみました!」

明石「リリースするわけにもいきませんから、鎮守府内だけですけどね」

提督「へー、どんなものだ?」

夕張「システムはそのまま、ですが、出てくるキャラがみんなになっているの!」

青葉「行動範囲は青葉の調査を反映したものになります」

提督「青葉もいたのか。……ふむ、ならすこしやってみてもいいか?」

夕張「元より提督にデータを取ってもらうつもり」

明石「じゃあ、私はお店の方に戻ってるから、なにか修理が必要な事が有れば呼んでちょうだい」

53: 2016/07/25(月) 23:30:27.71 ID:XyDaFftCo
提督「んー、まあ、俺もついでに歩き回ってみるか。システムは同じなんだな」

夕張「はい! 強いて言えば、全体的に感知範囲が狭いくらいでしょうか」

提督「そっか。それじゃあ、行って来るな」


―工廠―

提督「おい」

夕張「あれ、早い。何か問題でもありました?」

提督「なんでどこに言っても俺がいるんだ。艦娘じゃないだろ」

夕張「鎮守府内でのみのリリースの予定だったから、少しはそういう要素があっても良いかなと」

54: 2016/07/25(月) 23:30:55.54 ID:XyDaFftCo
提督「まあ、百歩譲って俺の出現は許そう。だが、なぜ俺はどこにでも出て来るんだ」

夕張「青葉さんが、『司令官さんは何処にでも出現するから、そのままにしちゃいましょう』って」

提督「青葉か!」

夕張「でも、間違いじゃないですよね。どこにでも提督の姿ってあるし」

提督「お風呂にもか」

夕張「……あー」

提督「いいか、鎮守府内で完結するならとやかく言わん。だが、変な燃料だけは投下するな」

夕張「分かりました」

夕張(でも、このままでもそれはそれで美味しいような気も……)

55: 2016/07/25(月) 23:32:55.52 ID:XyDaFftCo
>>54 ×『司令官さん~ ○『司令官~

―執務室―

提督「なんだか不穏な雰囲気があったな……信頼ならないから、あとで明石にも言っておこう」

提督「そもそもは青葉か。あいつ、また後でお仕置きしてやる」

↓2

57: 2016/07/25(月) 23:33:09.97 ID:kBbsFUTXo
雲龍型三人と日がな1日ひなたぼっこ

60: 2016/07/27(水) 00:48:59.95 ID:/154DiSCo
―庭―

葛城「……何やってるの」

提督「日向ぼっこ」

葛城「そういえば、いつしか前にもそんな事やってたわね。今度は姉さんたちがいないけど」

提督「今回は葛城が最初に会ったんだ」

葛城「そう」

提督「葛城もするか? 日向ぼっこ」

葛城「だ、誰がするっていうのよ。私は今から自己鍛錬なの」

提督「どうせ一人で発艦練習だろ。偶にはのんびりしても良いじゃないか」

葛城「ひ、ひとりじゃないから! たまたま、たまたま姉さんたちに用事があるって……まさか」

61: 2016/07/27(水) 00:49:32.04 ID:/154DiSCo
~~~~~~~~

天城「遅くなってすみません」

雲龍「少し遅れました。天城が気にするから……」

天城「今回は突然じゃないから、ちゃんと準備するに決まってます」

提督「ふーん、まあ、そんなことより、お前達の妹はもう来てるぞ」

天城「葛城が? あら、まあ……」

葛城「姉さんたち、どこに行く用事なのかと思ったら……何で黙っていたの?」

天城「その、やる気に満ちていた葛城を邪魔するのはどうかって……」

雲龍「私が言ったの」

葛城「うー……私だって、姉さんたちが行く気の中、わざわざ断らないわよ」

提督「つまり寂しいからついてくるんだな」

葛城「寂しいからじゃない!」

62: 2016/07/27(水) 00:52:27.77 ID:/154DiSCo
雲龍「それじゃあ、先に失礼します」

提督「失礼って……」

雲龍「……zz」

提督「寝てる。早いな」

天城「今日はずっと眠そうにしてましたから」

提督「そんなに楽しみにしていたのか。もしかして、天城もか?」

天城「提督はどう思いますか?」

提督「……まったく、分かりやすい問いかけだ」

天城「ふふ、では、私もお隣失礼します」

提督「ああ。葛城は何処で寝る? 実は、今回そこにハンモックを掛けたんだが」

葛城「ハンモック?」

提督「……なんて、わざわざハンモックで寝るなんて」
葛城「いいわね! 初体験!」

提督「……ああ、喜んでくれたのならなにより」

葛城「お休み、邪魔しないでよ」

提督「いや、精々温かい目で見守っておく」

葛城「そう?」

提督「……ま、今日は風も良い感じに吹いてるし、そっちの方が涼しいかもな。今日ものんびりするとしますか……」

63: 2016/07/27(水) 00:52:55.25 ID:/154DiSCo
―執務室―

提督「前は突発的だったし、今回は準備してみた」

提督「ハンモックに乗って楽しそうにしていた葛城が印象的だった」

↓2

65: 2016/07/27(水) 00:56:26.15 ID:r5iTdlP20
アイオワと一緒に日本の観光名所をまわる

67: 2016/07/28(木) 00:54:14.92 ID:S0TrRNOBo
提督「そういえばアイオワ、お前観光とかしたか?」

アイオワ「してないわよ」

提督「そうなのか。なんか、お前ならさっさと長期休暇でもとって観光に行きそうなものだと思ったが」

アイオワ「あら、てっきりアドミラルが連れて行ってくれるものだと思っていたのだけど?」

提督「……こりゃ言われてしまったな。わかった、あんまり長いこと空けられないから、軽くだぞ」

アイオワ「ワオ! 太っ腹ってやつね!」

提督「ちょっと使い方が違うな」

68: 2016/07/28(木) 00:54:44.30 ID:S0TrRNOBo
―京都―

アイオワ「……キョート?」

提督「ああ」

アイオワ「てっきりトーキョーやオオサカを案内してくれるのだと思ったのだけど」

提督「普通はそこだが、どうせ誰かが誘って遊びに行くだろう。だから、今回は観光は出来るが若い子があまり来ない京都に来た」

アイオワ「それってキョートが好きな人を敵に回してないかしら?」

提督「いや、俺は好きだし、全然そんな意図はない。そもそも好きじゃないなら連れて来ない」

アイオワ「それもそうね。それじゃあ、どこに行くの?」

提督「そうだなぁ……いろいろおすすめの場所はあるが……嵐山でも見に行くか」

アイオワ「案外普通ね」

提督「そっちに行けば良い事が起こる予感がするんだ。へい、タクシー!」

アイオワ「あら、何だか人だかりが……」

69: 2016/07/28(木) 00:55:10.40 ID:S0TrRNOBo
―嵐山―

アイオワ「ビックリしたわ、ニホンのタクシーは記念品なんてもらえるのね」

提督「俺も驚きだ。まさかかの有名な四つ葉のクローバータクシーに乗れるとは……こりゃ良い事が起こりそうだ」

アイオワ「でも、んー……ここ、すごいわね!」

提督「この伸びる竹林は、まさに話の中のように幻想的だ」

アイオワ「そうね……」

提督「……さて、ここでボーっと立っているんじゃ無く、歩こうか」

アイオワ「ええ、そうね。時間も限られているものね」

提督「今度は冬に来たらいい。その時は竹林もライトアップされて凄いぞ」

アイオワ「そうなの! 冬も楽しみね、アドミラル」

提督「だな。……ん? ナチュラルに冬も行くことになってないか」

アイオワ「いいじゃない。アドミラルもキョート好きでしょう?」

提督「ああ……今日はやられてばかりだな。いいぞ、冬も付き合ってやろう」

アイオワ「約束よ!」

70: 2016/07/28(木) 00:56:39.80 ID:S0TrRNOBo
※ここのアイオワさんはがっつり日本語をしゃべります(遅い)

―執務室―

提督「時間が足りないな……一応、清水寺や映画村、祇園祭に参加したりはしたんだが」

提督「しかし、そう考えるとまだまだ行ってない場所も多い。次は二条城やかやぶきの里、愛宕念仏寺なんかも行ってみたいな」

↓2

72: 2016/07/28(木) 01:03:35.82 ID:eXZYCdBDO
軽空母達と晩酌

73: 2016/07/29(金) 01:09:14.66 ID:GtJLkRDGo
―鳳翔の店―

提督「ん、なんだ、今日も飲んでるのか」

隼鷹「あたしにとって酒は水みたいなもんだからねぇ。提督も一杯どうだい?」

提督「そうだな、付き合おう」

鳳翔「でしたら、こちらのお酒はいかがですか? たまたま良い物が手に入ったので」

隼鷹「あ、ずり、あたしにもそういう良いお酒を出して欲しかったなー」

鳳翔「あら、水のように飲む人に飲ませたら、味も分からず飲み干してしまいますよね」

提督「そりゃ言えてるな」

隼鷹「提督もひでぇよな」

飛鷹「それは日ごろの行いを恨みなさい」

提督「なんだ、飛鷹も来たのか」

飛鷹「そりゃあ、放っておくとまた酔いつぶれて迷惑を掛けかねないから……」

提督「お疲れさん」

74: 2016/07/29(金) 01:09:40.52 ID:GtJLkRDGo
千歳「あら、今日は提督もいらっしゃっていたんですか」

提督「千歳も珍しいじゃないか。大体部屋で飲んでいるだろうに」

千歳「今日は千代田も一緒ですので、どうせならと」

千代田「たまには千歳お姉と飲むのもいいかなって」

提督「そっか。なんだ、今日は嫌に人が集まるな」

鳳翔「しかも軽空母の子ばかりですね」

提督「おや、その口ぶりだと他にもいるのか?」

鳳翔「裏の厨房で、龍鳳さんと瑞鳳さんが料理を勉強してますよ」

提督「へー」

75: 2016/07/29(金) 01:10:10.07 ID:GtJLkRDGo
龍驤「なんや、ならうちも丁度良かったって事なんやな」

提督「……鳳翔、ミルク一つ」

龍驤「なんでや! せっかく晩酌の一つでもしようと思っとったのに」

隼鷹「わざわざこの時間に来たんだもんな。よし、これはお姉さんからのおごりさ!」グイッ

龍驤「おっとっと……って、子供扱いするなや!」

提督「今日は騒がしいな。晩酌は静かにゆっくり派だというのに」

鳳翔「ふふ、たまにはいいではありませんか。では、始めの一杯注がせて頂きますね」

提督「……ま、それもそうか。……ん、美味い」


~~~~~~~~

祥鳳「――はあ、それで終わった瑞鳳も巻き込んでこうなったと」

鳳翔「すみません。私も少し楽しんでいたみたいで……」

祥鳳「本当です。……鳳翔さん、私にもいただけますか」

鳳翔「あら、でも祥鳳さんは瑞鳳さんを迎えにいらしたのでは?」

祥鳳「私一人じゃ寂しいじゃないですか。ですから、鳳翔さんも、ね」

鳳翔「……分かりました、私も付き合わせてもらいますね」

76: 2016/07/29(金) 01:10:47.48 ID:GtJLkRDGo
―執務室―

提督「あー、テンション上がると量を忘れるな」

提督「しかし、一部軽空母のあの酒豪っぷりよ」

↓2

78: 2016/07/29(金) 01:26:13.32 ID:wqZkzf3d0
青葉とセグウェイを乗り回す

80: 2016/07/29(金) 23:00:26.50 ID:GtJLkRDGo
―母港―

青葉「司令官!」ザザッ

提督「お、青葉じゃないか……なんだそれ」

青葉「セグウェイですよ! 取材に便利そうだから、少し奮発したんです」

提督「奮発って、通信販売か?」

青葉「いえ、いつもの売店です」

提督「あそこ本当に何でも売ってるな……」

青葉「司令官もどうですか?」

提督「そうだな……」

81: 2016/07/29(金) 23:00:52.52 ID:GtJLkRDGo
~~~~~~~~

提督「まあ、悩むまでも無かったな」

青葉「じゃあ、これから少し乗り回しましょう! 私有地なら、好きに乗り回しても良いそうですし」

提督「速度はあまり早くないらしいが気を付けろよ」

青葉「当たり前じゃないですか」

提督「目の前にスクープがあったら」

青葉「全速力で向かいます」

提督(危なそうだな……)

青葉「司令官こそ、いっつも無茶ばかりするんですから気を付けて下さいよ」

提督「無駄に運動が出来るのが自慢なのに、そんなミスするかよ。セグウェイ自体もバランスを取るし」

青葉「司令官はいっつもそういうこと言って、オチを付けるんですから」

提督「お? 言ったな」

青葉「はい、言いましたとも」

「「……」」

82: 2016/07/29(金) 23:01:18.97 ID:GtJLkRDGo
~~~~~~~

提督「オラ邪魔だ!」ガタッ

青葉「くっ! ぶつかってくるのは反則ですよ!」

提督「何が反則だ! バナナの皮置いたりフラッシュたいて来たりしやがって! マリカじゃねーんだぞ!」

青葉「その程度でこける位なら最初から乗らない方が良いですよ!」

提督「何だと! なら、こいつでもくらえ!」ブンッ

青葉「危ないですね! ブーメラン何て、そっちだってマリカと勘違いしてるんじゃないですか! それっ!」ポイ

提督「おわっ! またバナナの皮落としやがって!」


明石「なーんで買ったセグウェイでレースしてるんですかね……あれ、霞ちゃん? あ……ご愁傷様です」

83: 2016/07/29(金) 23:01:46.13 ID:GtJLkRDGo
―執務室―

提督「折角かったセグウェイが木端微塵だ、もったいない」

提督「でも、なかなか楽しかった。意外と乗りやすいし、公道も走れたら文句なかったんだが」

↓2

84: 2016/07/29(金) 23:02:52.41 ID:O5qM1cBiO
響と一緒に扇風機に向かいながら会話

86: 2016/07/31(日) 00:19:35.75 ID:ttQPh/bv0
―暁型の部屋―

提督「暑……なんで空調機止まってんの……」

響「点検らしいね」

提督「……響は涼しそうだな」

響「そう見える?」

提督「……いや、よく見るとすごい汗だな」

響「あ、あんまりじっと見ないでほしいよ」

提督「すまんな。さて、こんな時はあれだな」

響「あれ?」

提督「扇風機だ」

87: 2016/07/31(日) 00:20:06.86 ID:ttQPh/bv0
~~~~~~~~

提督「あ゛ー」

響「司令官は子供っぽいことするね」

提督「でも、やらないか?」

響「まあ、そうだね」

提督「ワ゛レ゛ワ゛レ゛ハ゛ー」

響「ウ゛チュ゛ウ゛ジン゛ダー」

提督「うん、基本だな」(゛以下略

響「あとほかに何かあるかな」

提督「……あいつはいつかやるやつだと思ってました」

響「犯人の知り合いの叙述かな」

88: 2016/07/31(日) 00:21:24.93 ID:ttQPh/bv0
提督「そんな感じ。でも最近暑いよなー」

響「普段室内は涼しいからね。余計にそう感じるんだと思うよ」

提督「もうまさに扇風機様様だよ。はぁー、もう扇風機と結婚する」ガシッ

響「やめてよ司令官。スイングにしてるから首がゴキゴキいってる」

提督「これ意外と大丈夫だから。そう簡単に壊れないから」

響「でも駄目だよ。仮に壊れたら電が怒るよ」

提督「電がかー……それはなかなか恐ろしいな」

響「それに、私にも当たらない」

提督「しょうがないな……」スッ

響「懸命だね」

89: 2016/07/31(日) 00:21:51.85 ID:ttQPh/bv0
―執務室―

提督「空調機も復活したから戻ってきた」

提督「クーラーとかもいいけど、たまには扇風機もいいと思う」

下2

91: 2016/07/31(日) 00:31:16.56 ID:sTiNpiBR0
長門型に浴衣着せて花火見に行こう

93: 2016/08/01(月) 00:22:35.94 ID:Rl14cJc+0
―長門型の部屋―

提督「花火やってんだって、行こうぜ」

長門「……はぁ、そんな不真面目なのだから秘書官殿にも怒られるのだろう」

提督「息抜きも重要だろう?」

長門「提督も息抜きばかりのような気がするが」

提督「いやいや、そんなことはない。ほら、長門も花火、気になるだろう」

長門「この私がそんなもの……」

陸奥「あら、浴衣を買ってからいつ着ようか毎日頭を悩ませている癖に何言ってるのよ」

長門「! 陸奥、それは!」

陸奥「たまにはいいじゃない。浴衣を着る機会にもなるわよ」

長門「くっ……だが」

提督「あー、行かないなら俺暇になるなー。こりゃついつい青葉と何か話したりするかもしれないなー。暇すぎて」

長門「ぐぅ……!」

94: 2016/08/01(月) 00:23:02.75 ID:Rl14cJc+0
―花火会場―

提督「正直になればよかったんだ」

長門「どの口が言っている。はむっ」

陸奥「あ、その綿あめ一口ちょうだい」

長門「別にいいぞ。ほれ」

陸奥「ありがと。……んー、甘くていいわね」

長門「代わりにそのたこ焼きをもらってもいいか」

陸奥「ええ、いいわよ」

長門「ありがたい」

提督「……っていうか、本当に馴染んでるな。わざわざ反発した理由はなんだ……」

陸奥「恥ずかしかったんじゃない? これでも照れ屋さんだし」

長門「陸奥……! 余計なことばかり……」

提督「姉と妹が逆に見えてくる」

95: 2016/08/01(月) 00:23:31.44 ID:Rl14cJc+0
~~~~~~~~

長門「ここが、その穴場か」

提督「都合よく青葉から穴場の情報をもらってな。まあ、だからこそ確認てがら来たわけなんだが」

陸奥「なら、私達が来なくても提督一人でも来たってことね」

提督「それは……お、花火が上がったぞ!」パァーン

長門「たーまやー!」

陸奥「かーぎやー♪」

提督「……まぁ、いいや。俺も楽しもう」

長門「提督。……こうして誘われなければ花火も見ることがなかった。感謝する」

提督「……陸奥! 長門がデレたぞ!」

陸奥「あらあら、でも、長門は意外と素直よ?」

提督「なるほど」

長門「陸奥!」

96: 2016/08/01(月) 00:23:58.36 ID:Rl14cJc+0
―執務室―

提督「花火は綺麗だった。穴場も、人がいなくていい感じだったし」

提督「二人もああして楽しんでくれてよかった」

下2

98: 2016/08/01(月) 00:24:13.18 ID:mbwmIIZt0
青葉に協力してもらい艦娘全員の集合写真を撮る

99: 2016/08/02(火) 00:29:40.68 ID:9keu/YyE0
提督「青葉、写真撮影しようぜ」

青葉「えー、青葉は撮られるのは少し……」

提督「集合写真だよ。何だかんだで撮ってなかっただろ」

青葉「あー、そうですね。言われてみれば、全員で撮ったことはありませんね」

提督「だろ。そんなわけで、青葉は撮影の準備をしてほしんだ」

青葉「わかりました! でも、みんなを集めるのはどうするんですか?」

提督「全員時間があくように調整してある。後は集めるだけだな」

青葉「では、放送とかで呼ぶんですか?」

100: 2016/08/02(火) 00:30:06.60 ID:9keu/YyE0
提督「そうだな。だが、その前に青葉が広報をしておいてほしいと思ってな」

青葉「ああ、そうですね、前もってちゃんと伝えておかなければいけませんからね」

提督「いろいろ問題が出るかもしれないが、その時はアシスタントとして頼むぞ」

青葉「秘書官の方には頼まないんですか?」

提督「こういったことは青葉の方が詳しいだろ。プロの写真家を呼ぶのは良いが、アルバムに入れるならやはり自家製が一番かなって」

青葉「そうですね。青葉も、それがいいと思います」

提督「ああ。じゃあ、早めに頼むぞ」

青葉「了解しました!」

101: 2016/08/02(火) 00:30:43.30 ID:9keu/YyE0
~~~~~~~~

ワイワイガヤガヤ

提督「みんな並んだな……青葉」

青葉「はい、こちらも準備はばっちりです」

提督(なんか、こんなに人数がいたのかって感慨深くなるな。叶うなら、この雰囲気が続いてほしい)

提督「じゃあ、撮るぞー!」

青葉「何言ってるんですか。早くこっちに来てくださいよ!」

提督「え? でも、なら誰が撮るんだ」

青葉「それタイマーにしてますから! 早く来てください!」

提督「え、マジで? やばっ……!」

パシャ

102: 2016/08/02(火) 00:31:10.18 ID:9keu/YyE0
―執務室―

提督「うん、綺麗に撮れてる」

提督「まあ、何度か取り直したが……これもまた一つの思いでになるだろう」

続く:提督「安価でなおもみんなと遊ぶ」【2】

引用: 提督「安価でなおもみんなと遊ぶ」