595: 2017/02/22(水) 22:34:48.98 ID:ygeg9kg3o


シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でどんどんみんなと遊ぶ」【6】

―執務室―

提督「なんか、ここ数時間の記憶が無い」

提督「なんかまずい物でも食べたかな……」

下2

591: 2017/02/22(水) 01:23:37.30 ID:8ytdP91po
松風に色々な帽子をかぶらせる

600: 2017/02/24(金) 02:37:38.20 ID:o/mhopuR0
―神風型の部屋―

提督「帽子はファッション的にも大切だと思うんだ」

松風「どうしたんだい。海軍帽子にでも飽きた?」

提督「いや、これは飽きたっていうか、制服だし……そうじゃなくて、松風の帽子だ」

松風「僕の? ……あげないよ」

提督「貰おうとしているわけじゃないから」

松風「僕の帽子が目的でもないって、キミの目的がよくわからないな」

提督「たまには違う帽子でもどうかなってことだよ」

松風「姉貴に言われた……わけじゃなさそうだね」

提督「ふふん、朝風の言葉ごときで動くわけがないからな!」

松風「ごときは、さすがにひどい気がするけど」
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601: 2017/02/24(金) 02:38:04.70 ID:o/mhopuR0
提督「それで、どうだ、色々そろえてみたんだが」

松風「カンカン帽にチ口リアンハット、ニット帽にカウボーイハットって、本当に色々揃えてきたね」

提督「松風が普段付けているその帽子が最も気に入っているのはわかっている。しかし、たまにはこういうのもいいだろう?」

松風「うーん……そう、だね。姉貴みたいに、脱げといわれているわけでもないからね」

提督「むしろ、別の帽子をかぶることによって、自分の気に入っている帽子の良さを再確認できるいい機会でもあるぞ」

松風「キミは口が上手いね。いいよ、試してみようか」

提督「よしきた!」

松風「個人的にはシルクハットが気になるかな」

提督「日常じゃまず見かけない帽子だしな。少し大きいかもしれないけど」

松風「おっと……確かにそうだね。でも、こういう帽子もあるんだね」

602: 2017/02/24(金) 02:38:30.33 ID:o/mhopuR0
提督「次は王道の麦わら帽子はどうだ」

松風「この季節に麦わらはさすがに合ってないんじゃないかな」

提督「むしろそのアンバランスさがいい!」

松風「キミはなかなか趣味が濃いね」

提督「じゃあテンガロンハット!」

松風「カウボーイハットか……実は僕もちょっと気になってたんだよね」

提督「この形状がたまんないよな!」

松風「僕はそこまでカウボーイハットに思い入れはないけど、わかる気はするよ」

提督「二人で被って西部劇ごっことかしよーぜ!」

松風「いいね!」

提督「よーし、さっそく外へ出発!」

松風「おー!」

603: 2017/02/24(金) 02:49:11.16 ID:o/mhopuR0
―執務室―

提督「あれ、俺なにしに部屋に行ったんだっけ……」

提督「うーん……覚えてないってことは、どうでもいいってことだな!」

下2

605: 2017/02/24(金) 03:50:18.55 ID:J4K1+ZMgo
藤波と玉波の性格を勝手に妄想する

606: 2017/02/24(金) 22:54:48.39 ID:o/mhopuRo
―夕雲型の部屋―

夕雲「藤波さんも着任するのよ。うふふ、楽しみだわ」

提督「夕雲型も揃ってきたな」

夕雲「そうね、そろそろお部屋も狭く感じてきた頃かしら」

提督「なんだ、部屋の分割を望みか」

夕雲「うーん……そこまではまだいいかしら」

提督「そか」

夕雲「でも、本当に多くなってきたら頼もうかしら。私と提督が同じ部屋、とかどうかしら?」

提督「ははは、それは面白そうだ。しかし、他の子にばれた途端に部屋が崩壊させられそうだから遠慮しとくよ」

夕雲「そう、残念ね」

巻雲「でも、新しく入ってくる子ってどんな子なんでしょ~」

607: 2017/02/24(金) 22:55:15.55 ID:o/mhopuRo
夕雲「藤波さんのこと? そうねぇ……」

提督「俺みたいなんだと、馴染みやすいんじゃないか?」

夕雲「提督は唯一の存在でいてくださいな」

提督「む、そういわれると、やっぱり藤波は少し明るいくらいでとどめておいた方が良いか」

巻雲(夕雲姉さん、遠回しに嫌って言ってますね~)

夕雲「もうすぐ着任するというのに提督は藤波さんの事知らないんですか?」

提督「特殊な事でも無ければまず知らないな。その辺りも全部秘書官に任せてるし……」

夕雲「はぁ、そうですか」

提督「え、なんか失望したような声出すのやめてくれない」

夕雲「いえ、そんなことはないですよ」

608: 2017/02/24(金) 22:55:47.69 ID:o/mhopuRo
提督「えー……じゃあ、他の姉妹の話をしよう」

夕雲「他の姉妹……着任していない妹だと、玉波さんとかどうでしょう」

提督「玉波というと、主に護衛任務と勤めていた」

夕雲「そうですね。艦娘になってどうかは分からないですが、戦闘に不慣れだと思うんです」

提督「あー、なるほど。巻雲みたいなちょっとドジだったり」

巻雲「ま、巻雲はドジじゃないですよ!」

夕雲「潜水艦などは特に苦手かもしれません」

提督「潜水艦嫌い多いよな。しょうがないかもしれないが」

巻雲「巻雲は無視ですかぁ」

夕雲「ごめんなさい、巻雲さん。そういうつもりじゃないのよ。みかん食べます?」

巻雲「食べます~」

提督「結論からすると、夕雲型は夕雲がいる限りどんな子が来ても平気そうだな」

609: 2017/02/24(金) 22:56:26.87 ID:o/mhopuRo
―執務室―

提督「全員が艦娘として着任する訳じゃ無いと思うが、こういうのもたまにはいいかもな」

提督「でも、想像だけなら口からミサイル出すとか突飛な想像した方が良かったかも……」

下2

598: 2017/02/22(水) 23:14:18.82 ID:OLTHM05b0
艦娘のギリギリを見極める その2
~榛名に色々してもどこまで大丈夫かを検証~

613: 2017/02/25(土) 23:38:21.88 ID:mh/GnSme0
榛名「報告は以上です!」

提督「ああ。それより、報告の前にお風呂へいってよかったんだぞ」

榛名「榛名は大丈夫ですよ?」

提督「いや、長丁場の遠征だったんだ。傷は無くとも心の疲れは溜まっているはずだ」

榛名「提督……ありがとうございます。榛名、お風呂に入ってきますね」

提督「うむ」

バタン

提督「……へっへっへ、パンパカパーン! 榛名はどこまで大丈夫なのかギリギリを見極める回ー!」

青葉「撮影は、この青葉にお任せください!」

提督「最初はお風呂に後から突入しようかと考えたんだが」

青葉「絶対にやめた方が良いと思います」

提督「だよな。憲兵怖いもん」

青葉(怖いのは外より中なんですけどね)

提督「というわけで、悪戯方面で挑戦することにしました! 悪戯の監修は、すでに風呂場で待機しているうーちゃんだ!」

青葉「さて、そろそろ青葉も行きますね」

提督「俺も準備をしてこないと」

614: 2017/02/25(土) 23:38:57.02 ID:mh/GnSme0
―風呂場―

榛名「……あら?」

卯月「どーしたぴょん?」

榛名「その、榛名の下着が……」

卯月「榛名さんの? うーん、さっき誰かが掃除しに入ったみたいだから、落し物として持って行かれたのかもしれないぴょん」

榛名「そ、そう……」

卯月(ぷーっぷくぷー! 実は上下ともうーちゃんが持ってるぴょーん! その短いスカートで部屋に戻るまで恥ずかしい思いをするぴょん! ……あ、うーちゃんは榛名さんのことは嫌いじゃないぴょん。司令官に言われたからやってるだけぴょん)

榛名「……あの、部屋まで取ってきてもらうって、できない?」

卯月「申し訳ないけど、うーちゃんはこれからしれーかんに呼ばれてるぴょん。少しくらいなら良いかもしれないけど……」

榛名「そ、そうなの! だったら、そっちを優先してください」

卯月「わかったぴょん。じゃあね!」

榛名「……ど、どうしましょう」

615: 2017/02/25(土) 23:39:47.13 ID:mh/GnSme0
―廊下―

青葉『こちら青葉。榛名さんはそのまま部屋へ最短距離で向かっている模様』

提督「オーケー。廊下でバッタリ会うようにセット済みだ。こちらは任せておけ」

青葉『幸運を祈ります!』

提督「さて……おーっと、人の気配がしないし曲がり角を曲がっちゃうぞー」

榛名「えっ、ていと――」

ドン

提督「あいたたた、おや、榛名じゃないかー」

榛名「す、すみません提督、急いでいて……えっと……」モジモジ

提督「ニヤリ。うん、榛名くん。尻もちをついた上官に対して、手も差し伸べないのかね?」

榛名「えっ、は、はいっ! ……っ! す、すみません、ちょっと、今は」

提督(くくく、その位置だと抑えなければ見られそうで怖いのだろう。まあ、俺の位置管理はばっちりだから、抑えなくても見られることはないんだが)

榛名「……い、いえ、どうぞ、提督……」オズオズ

提督「おっ」

榛名「ど、どうかしましたか!?」

提督「いや、なんでもない。ちょっと驚いただけだ」

提督(おそらく、俺が盗んだ場合くらいまでは榛名の中ではセーフかな。ま、実験はこれくらいにしておこうか)

榛名「何に驚いたんですか!?」

提督「いや榛名には関係の無いことだあら心配するな。それじゃ、失礼して――」

島風「この乗り物はやーい!」ビュン

夕張「それ凄い風圧が出来るから、なるべく軽いものが多い場所は通らないようにしてねー!」ビュン

ブワッ

榛名「……」

提督「……」

<ブンッ パリーン

616: 2017/02/25(土) 23:40:28.44 ID:mh/GnSme0
―執務室―

提督「まさかあのまま窓を突き破って投げ飛ばされるとは。受け身を取らなければ即氏だった」

提督「夕張は謎の乗り物を開発して、実験で島風を乗せていたらしいが……建物の中で走らせるなよ……」

下2

610: 2017/02/24(金) 23:05:15.05 ID:VOfdlw9A0
時雨と雛人形屋さんにいく

619: 2017/02/26(日) 21:44:34.36 ID:mcMmnTfP0
―デパート―

提督「雛人形なんて、秘書官や明石に頼めば仕入れてくれるぞ」

時雨「それが、カタログの中にみんなが気に入るものがなかったらしいんだ」

提督「雛人形なんてどれも同じじゃないか?」

時雨「全然違うよ」

提督「お、おう」

時雨「全体として質はもちろん、表情の作り、衣装の模様、ひな壇にも多くの工夫がなされているんだよ」

提督「そういえばシルバニアも微妙に違いがあったりしたっけ……」

時雨「お内裏様とお雛様はもちろん、三人官女や五人囃子などの供揃いだって重要だ」

提督「わかった、わかったから、そろそろ抑えておこう、な?」

時雨「あ……ほ、本に書いてあったんだ」

提督「うんうん。しっかり調べてきたんだな」

時雨「うぅ……」

620: 2017/02/26(日) 21:45:03.81 ID:mcMmnTfP0
提督「さて、恥ずかしがってないでそろそろ選ぼうか。正直、雛人形はよくわからないんだ」

時雨「それはそれで意外だね」

提督「流石に女の子のお祭りについてはな……で、このお店はどうだ?」

時雨「……うん、いいね。ここなら気に入ってくれそうなものもありそうだ」

提督(衣装の違いくらいしかわからん……)

提督「えっと、どんなのを買うつもりなんだ?」

時雨「実際に買う前にみんなに相談をするつもりだけど、前提として七段飾りだよ」

提督「七段飾りって……こんな大きいのをか」

時雨「うん」

提督「あー、確かに白露型ならこういうのじゃないと駄目か。白露からして大きそうなのがすきそうだし」

時雨「そうだね」

621: 2017/02/26(日) 21:45:28.97 ID:mcMmnTfP0
提督「でも、そうなると……時雨が今日来た理由がわからないな。姉妹で来ればよかったんじゃないか?」

時雨「みんなとはまた明日来る予定だよ」

提督「そうなのか? ……え、じゃあなんで今日わざわざ来たんだ」

時雨「えっと、それは……」

提督「……やっぱり、一番楽しみにしてるのって、もしかして」

時雨「だ、黙っててね? みんなに知られると、特に夕立とかが……」

提督「はは、時雨は可愛いな」

時雨「と、突然なんだい?」

提督「なんでもない。じゃあ、今日は二人が納得できるものを探そうか。個人的には、俺でもわかる衣装の仕立て方を重視したいんだが」

時雨「僕としては素体込みの造形かな。衣装に隠れるといっても、見逃しちゃいけないと思うんだ」

提督「なるほど、ならこっちの――」

622: 2017/02/26(日) 21:45:56.86 ID:mcMmnTfP0
―執務室―

提督「あの後真面目に選んだ。雛人形の良し悪しはよくわからんが……」

提督「どうせまた皆で行ったときに選びなおすだろうし、問題はないか」

下2

624: 2017/02/26(日) 21:49:28.21 ID:L6iubOa6o
朝潮と寝る

626: 2017/02/28(火) 00:39:12.43 ID:YuNxgPWTo
―朝潮型の部屋―

提督「お前の身体が忘れられないんだ、朝潮」

朝潮「え、ええっ!?」

提督「今日の夜も抱かせてくれないか?」

朝潮「えっ、そのっ、ど、どういう意味ですか!?」

提督「どういうって、そのままだが……」

満潮「何言ってるのよ!!」

荒潮「さすがにおいたは駄目よ?」

提督「おいた?」

朝潮「あわわわわわ」

大潮「ねえねえ、大潮にはよくわからないんだけど」

霞「え? そうねぇ……最近寒いから、温かくして寝たいって事じゃない」

大潮「なるほど!」

霰「さすが……」

627: 2017/02/28(火) 00:40:01.03 ID:YuNxgPWTo
朝雲「なんでこれだけで分かるのよ……まあ、なんとなくそんな気はしてたけど」

朝潮「つ、つまり、前の時のように、一緒に寝たいということですか?」

提督「むしろ、それ以外に何か意味があるのか」

朝潮「い、いえ! そのご命令、承りました!」

提督「なにか様子が変だが……また夜に潜り込みに来るからな」

朝潮「あわわ……」

満潮「嫌なら嫌ってバシッと言わなきゃ!」

朝潮「い、嫌ではないんですけど……」

大潮「大潮が変わっても良いよ?」

朝潮「だ、大丈夫です!」

荒潮「霞は落ち着いてるけど、内心穏やかじゃないんじゃないの~?」

霞「あいつが寝るって言った時は大体本当に寝るだけだから、朝潮が嫌じゃないなら特に関わらないわ」

荒潮「あら、クールね」

628: 2017/02/28(火) 00:40:26.98 ID:YuNxgPWTo
~夜~

朝潮(ドキドキ……)

満潮(ふん、皆が良くても、私は変な事しないように見張ってるんだから!)

ガチャ

朝潮(来ました!)

提督「……」ソロー ゴソゴソ

朝潮(し、司令官が、私の中に入ってきます……!)

満潮(ふ、布団よね、布団に入ってるだけよね!?)

朝潮(ふわっ! し、司令官が、私を包むように……こ、これじゃあ動けませんよぉ)

満潮(あいつの背中大きすぎてよく見えないじゃない! 蹴り倒す……と、朝潮の方にも衝撃がいっちゃうし……!)

朝潮「し、司令官――」

荒潮「もう寝ちゃってるわね~」

提督「zzz……」

朝潮「……あ、ほ、本当……」

荒潮「ちょーっと期待してたんだけど、少しだけ残念ね~。じゃあ、私も寝ようかしら」

満潮「た、狸寝入りじゃないでしょうね!」ガバッ

荒潮「ちゃんと見ればわかるわよ」

満潮「…………う、本当に寝てる」

朝潮「……寝ます」

荒潮「おやすみなさい」

満潮「おやすみ。はぁ……なんだかやりきれないわ」

629: 2017/02/28(火) 00:41:14.42 ID:YuNxgPWTo
―執務室―

提督「なぜか朝起きたら、よくわからない微妙な表情をされたんだが」

提督「個人的には凄く寝やすいんだけど、やっぱり邪魔に思われたか」

下2

631: 2017/02/28(火) 00:42:37.57 ID:OMuaqUxS0
龍驤、瑞鳳、瑞鶴、大鳳、葛城に例のセーターをあげる

633: 2017/03/01(水) 00:16:26.19 ID:iMf8pnFSo
―売店―

明石「お客さんお客さん、夜に燃え上がる例のセーターはいかがかい?」

提督「なんだその怪しい客寄せは」

明石「いつも同じだと味気ないかと思いまして」

提督「そもそも客寄せ自体しないだろ」

明石「そうなんですけどねー。あ、でもセーターを仕入れたのは本当ですよ」

提督「ふーん。どんなだ?」

明石「実はですね――」


―提督私室―

瑞鶴「私達に用事ってなあに、提督さん」

提督「面白そうな服を買ったから、プレゼントしようかと」

大鳳「え……」

龍驤「嫌な予感が……」

瑞鳳「うん……」

葛城「先輩たち、どうしたんですか?」

瑞鶴「葛城、きっと貴女も今にわかるわ」

葛城「?」

634: 2017/03/01(水) 00:16:53.53 ID:iMf8pnFSo
提督「ホルターネックのセーター、ベアバックが特徴だ!」

瑞鶴「こんなものプレゼントしないでほしいんだけど!?」

龍驤「キミぃ……」

提督「? 何か問題でもあったか」

龍驤「問題しかないわボケぇ!」

瑞鶴「提督さんは爆撃をくらいたいみたいね!」

提督「えええ……ちょ、ちょっとこの二人何で荒ぶってるんだ?」

瑞鳳「さあ……」

大鳳「ここに来るまでは何もありませんでしたが」

瑞鶴「何もって……ちょっと、葛城も何か言ってやりなさいよ!」

葛城「はい! 提督、これ本当にもらっても良いの?」

提督「そりゃプレゼントするために買ったんだから」

葛城「ありがと! さっそく着てみて良い?」

提督「もちろん」

635: 2017/03/01(水) 00:17:27.18 ID:iMf8pnFSo
龍驤「ちょいまちちょいまち! 何普通に着ようとしとるんや!」

葛城「えっ、何か問題が?」

龍驤「問題ちゅーか……ず、瑞鶴、先輩なんやろ。バシッといったれ!」

瑞鶴「私に任せるの!? ほ、ほら、こんなの着たら、その……丸見えになるじゃない?」

葛城「? よく分からないんですけど……こうやって着るんですよね。何か見えますか?」

龍驤「上から着おった……!」

瑞鶴「えぇ……」

瑞鳳「そうですよね! 私もそうかと思ってたんです!」

葛城「私は普段の格好だと寒いからさ、実はちょっと嬉しいのよね」

瑞鳳「私も着てみますね!」

瑞鶴「……はぁ」

大鳳「あの、ああやって着る物なの?」

龍驤「! や、やっぱ変やろ」

大鳳「変というか……てっきり、通気性もよさそうなので、寒い日のトレーニング用かと……」

龍驤「なあ、うちらが変なんか?」

瑞鶴「心が穢れているような気がしてくるわね……」

636: 2017/03/01(水) 00:17:56.92 ID:iMf8pnFSo
―執務室―

提督「微妙に喜んでもらえなかったような……いや、ああいうセーターは上から着る物だよな」

提督「瑞鶴と龍驤は多分なにかと勘違いしていたんだろう」

下2

632: 2017/02/28(火) 00:58:06.73 ID:z4j1X6xA0
犬ぽい艦娘(時津風・時雨・夕立・不知火・雪風・初月)の集いに多摩と潜入する

639: 2017/03/02(木) 01:25:37.30 ID:/K2aL3Bqo
―談話室―

提督「何を集まってるんだ?」

時津風「しれーじゃん。しれーこそ、何か用?」

提督「なかなか珍しい組み合わせだし、混ぜて貰おうと思って。こいつと」

多摩「ふしゃー! 多摩は部屋でゆっくりするにゃ! なんだか、場違いな感じもするし!」

時雨「場違いだなんて、そんなことはないけど」

不知火「艦種のことでしょうか。司令官も混ざるのであれば、気にすることはないかと」

多摩「そんな事はないにゃ、こう、多摩の中にある野生が離れるべきと囁いているにゃ」

提督「動物みたいだな」

多摩「猫じゃないにゃ!」

提督「言ってないけど」

640: 2017/03/02(木) 01:26:27.88 ID:/K2aL3Bqo
夕立「提督さん、提督さんもいるっぽい?」

時雨「あ、実は今日お菓子を買いすぎちゃってね。みんなにおすそ分けをしているところなんだよ」

雪風「こんなにお菓子があるんですよ!」

提督「なるほど。じゃあ、一つ貰おうかな」

夕立「はい、提督さん!」

提督「ああ。ほれ、あーん」

夕立「あむっ! むぐむぐ……美味しいっぽい!」

時津風「って、しれーがあげるんだ」

提督「いや、何となくやりたくなって。ほら、初月」

初月「何だい」

提督「ほいっ」ポイ

初月「おっと……あむっ」

641: 2017/03/02(木) 01:26:54.80 ID:/K2aL3Bqo
雪風「凄いです! 口の中に吸い寄せられるみたいでした!」

初月「おとしたら……ん……どうするつもりなんだい?」

提督「初月ならやってくれると信じていた」

不知火「どういう信頼ですか」

多摩「なんにゃこれ……」

提督「多摩もやってみるか?」

多摩「やらないにゃ!」

提督「えー、ここにいる皆はなんだかんだやってくれそうなのに、多摩はしてくれないのか?」

不知火「いえ、不知火はしませんが」

多摩「不知火は最終的にやるけど、多摩はしないにゃ!」

不知火「……」

時津風「なんで視線そらしたの?」

不知火「言い切られると、ちょっと自信が……」

時雨「そこはしっかりした方が良いと思うけど」

提督「……つまり、さっきの多摩の野生の勘は、この集まりが餌を相手から受け取るかどうかって事を見ぬいてたんだな」

初月「僕としてはその餌って言い方は止めてほしいんだけど……」

642: 2017/03/02(木) 01:27:48.51 ID:/K2aL3Bqo
―執務室―

提督「なんか、動物っぽい感じは似てると思うんだが」

提督「話す分には全然仲良いんだけど。ムードメーカーも多いし当然かもだが」

下2

644: 2017/03/02(木) 02:10:17.16 ID:fdS63EUF0
八重歯の娘にそれなりの太さのウインナーに横から齧り付いてもらって吸血鬼っぽく見えるか見てみる

645: 2017/03/02(木) 23:11:37.66 ID:/K2aL3Bqo
提督「あまつん、ちょっと八重歯触らせて」

天津風「嫌」

提督「あまつん厳しいー」

天津風「触らせるって人の方が珍しいと思うわ。それと、あまつんってなによ」

提督「ふん、なら雷に頼むから」

天津風「あの子なら触らせそうだけど……はあ、まあいいわ」

提督「やったぜ。じゃあ、目をつぶって口を開けてくれるか」

天津風「え、なにそれ。すっごく嫌な予感がするんだけど……」

提督「まあまあ」

天津風「……わ、わかったわ」

提督(じゃあ、この魚肉ソーセージを口にセットして)

天津風(……? な、なによこの太いの)

提督「今天津風の口にあるものを噛んでみて」

天津風「あむっ……」

提督「うーん……何か違うな」

天津風「……ん。それで、何でこんな事させたのよ」

提督「もうちょっとそれっぽそうな奴を探してくる」

天津風「な、なんなのよ、もう」

646: 2017/03/02(木) 23:12:04.61 ID:/K2aL3Bqo
―球磨型の部屋―

提督「かくかくしかじか」

球磨「それで伝わる人は居ないクマ」

提督「このソーセージをかじってみてほしいって事だ」

球磨「分かりやすいクマ」

多摩「さっぱりにゃぁ……」

提督「ほら、多摩とか好きだろ。どうだ」

多摩「そりゃ、にゃあ……」

球磨「貰えるのなら損はないクマ。やってあげたらどうクマ」

多摩「……一回だけにゃ。はぐっ」

提督「うーん……違うな。なんか、猫っぽい」

球磨「球磨もそう思うクマ」

多摩「猫じゃないにゃ!」

647: 2017/03/02(木) 23:13:09.55 ID:/K2aL3Bqo
―妙高型の部屋―

提督「足柄とか意外としっかりしてるよな」

足柄「あら、突然何かしら」

提督「実はさっきから八重歯持ちの子にソーセージを噛んでもらって、吸血鬼っぽくなるかってのを試しているんだが」

足柄「上手くいかないって? そりゃ、八重歯をつき立てなきゃ、そんな風にならないわよ」

提督「はっ、確かに!」

足柄「折角だから、私がやってみましょうか?」

提督「本当か! よろしく頼む」

足柄「じゃあ、いくわよ……カプッ」

提督「お、おおお! そんな感じだ!」

足柄「ふふん、痕も完璧に付けたわ」

提督「いやー、意外とこういうのみないから新鮮だわ」

足柄「結局、どうしてこれをさせたかったの?」

提督「八重歯っ子ってみるけど、それを活かした芸を見ないと思って」

足柄「芸呼ばわりされてもちょっと微妙な気分ね……」

648: 2017/03/02(木) 23:14:22.67 ID:/K2aL3Bqo
―執務室―

提督「ちゃんとした八重歯でもないと突き立てるのが難しそうだな」

提督「まあ、満足したししばらくはいいや」

下2

650: 2017/03/02(木) 23:25:49.09 ID:E+REt0JQ0
鹿島とスライディングの練習

651: 2017/03/04(土) 00:47:27.50 ID:IkS5tNDj0
提督「今日はスライディングの練習をしたいと思う」

鹿島「スライディングですか。それは何か重要な意味が?」

提督「スライディングが上手くなるぞ」

鹿島「……必要、ですかね?」

提督「馬鹿者! 必要か不必要かなんて関係ない! 時としてそれが必要になる場面が出るかもしれないという事実だけで価値があるのだ!」

鹿島「……! そうですね。経験は人生の糧になる、といいますしね!」

提督「芸は身を救うという言葉もある。スライディングを覚えたことで明日笑っているのは自分かもしれない」

鹿島「そうと決まれば、早速練習しましょう」

提督「ああ!」

652: 2017/03/04(土) 00:47:54.16 ID:IkS5tNDj0
―トレーニング場―

提督「スライディングは素早く体重移動をしなければ、速度も遅い上、相手の不意をつくことも難しくなる。それに行った後に安定もしなくなる」

鹿島「そういわれると、なかなか難しいですね……」

提督「だからこそ、完璧なスライディングは実践においても有用に活用することができる」

鹿島「例えばどういう場面で使えるんでしょうか」

提督「スポーツではないのだから、それこそ敵が目の前にいる時だな。そして相手の懐に瞬間的に入り込む場合」

鹿島「入り込む場合ですか?」

提督「一歩足を踏み込むより、足全体を使った移動の方が長いだろう。確実に相手の間合いを混乱させることができる」

鹿島「なるほど……」

提督「そのまま足をとってもいいし、体勢を戻して攻撃に転じてもいい。とはいえ、一発芸ではあるが」

鹿島「でも、そう聞くとやはり習得が必須に感じてきました。提督さん、ご指導お願いいたします」

653: 2017/03/04(土) 00:48:30.27 ID:IkS5tNDj0
提督「よし、まずは体勢を崩さず、素早くスライディングに移る練習だ」

鹿島「はい。……はっ!」ズザァ

提督「なるほど、動きは才能を感じさせるな。しかし、まだ実戦の仕様には至らんな」

鹿島「体勢を崩さない、というのがなかなか難しいですね……」

提督「あえて崩すことで別の動きにつなげる方法もある。しかし、まずは基礎からだ」

鹿島「はい、完璧にスライディングができるように頑張ってみます」

提督「よーし、俺も練習だ。ふっ……!」ズザァ

鹿島「さすが提督さんです。私も、できるように頑張りますね」

提督「なに、鹿島ならきっとすぐにできるはずだ」

鹿島「うふふ、そういっていただけるのはなんだか嬉しいです」


陸奥(二人でスライディングしている姿っていうのは、こう……そう、これがシュールっていうのね)

654: 2017/03/04(土) 00:49:15.63 ID:IkS5tNDj0
―執務室―

提督「今考えてみると、海の上でスライディングなんて使わないだろ……」

提督「ま、まあ草野球とかでも転用できるから、いつかそういう日が来たら役に立つだろう」

下2

637: 2017/03/01(水) 00:21:36.83 ID:1qlWX8hA0
冬イベお疲れ様大慰労会をする

656: 2017/03/04(土) 00:54:23.60 ID:D9Pt9d8A0
>>637
なお功労者の潜水艦sはオリョクルで不在

658: 2017/03/05(日) 02:51:00.49 ID:psYFcSFr0
―食堂―

提督「後日のごたごたも終わって、今日がようやく慰労会だ!」

霞「あんたの仕事が滞ってたからでしょ、このクズ」

提督「真面目なトーンで言うのはやめて」

日向「今回の作戦は私にも実りあるものだった。礼を言う」

提督「あれ、今回日向は哨戒程度だったと思うんだが……」

日向「特別な瑞雲が手に入ったのだ。これは私にとって最も最高に近い結果といえる」

提督「あ、はい」

日向「しかし、できれば自分自身の戦果によって手に入れたかったところだ」

大和「今回の作戦では速力の問題で出番が回ってきませんでしたからね」

日向「くっ……こうなったら、次の作戦を考えて高速にしてもらうしかないか……!」

提督「妖精さんでも無理だぞ」

659: 2017/03/05(日) 02:51:33.51 ID:psYFcSFr0
アイオワ「オペレーションといえば、今回はミーがMVPよね!」

ビスマルク「一番敵を沈めたのは私よ!」

リットリオ「私だって、旗艦として頑張りました!」

提督「残念だが、MVPはもう決めてある」

アイオワ「残念? つまりミーたちではないということ?」

提督「今回のMVPは潜水艦の子たちだ」

ビスマルク「戦闘に出ていなかったじゃないの。どうしてなのか、説明をいただけるかしら」

提督「物資を運んでたのはほとんどあいつらだからだ。輸送ルートの確保までしてくれたし」

リットリオ「そういえば、きちんと物資の供給はできてましたね」

提督「つーか、ビスマルクは駆逐艦ばかりを狙うのをやめろ。スコア稼ぎか」

ビスマルク「か、確実に倒してるんだからいいじゃない!」

アイオワ「それで、MVPの子たちはどこに?」

提督「そういえばいないな。秘書官、どこに行ったか知らないか?」

霞「潜水艦の子たちならオリョールでバカンス中よ」

提督「バカンス!?」

660: 2017/03/05(日) 02:52:02.47 ID:psYFcSFr0
霞「MVPだって伝えたら、休暇がほしいといわれたからあげたわ」

提督「ええ……いや、いいんだけど……慰労会にMVPがいないって」

ビスマルク「つまり、この場における暫定MVPを決めるべきね!」

リットリオ「あ、それなら今度こそ私がMVPですよ!」

アイオワ「スコア稼ぎのビスマルクじゃなくて、敵の旗艦を倒したミーこそがMVPね!」

ビスマルク「スコア稼ぎじゃないわよ!」

提督「ここで決めてもMVPではないからな。せいぜい二位どまりだから」


―オリョール海域―

26「提督には言わなくていいの?」

58「別に言わなくても誰も困らないでち」

13「それでいいの……?」

19「全然問題ないの」

168「むしろ、言ったことで『俺も行く!』みたいなこと言われる方が困るわよね」

14「そうそう、姉貴ももうちょっと楽になってもいいんだよ」

8(今回の子、馴染むの早すぎ)

401(一応出しておいてよかったのかも)

661: 2017/03/05(日) 02:52:30.45 ID:psYFcSFr0
―執務室―

提督「別にバカンスにいくのはいいんだけど、一言ぐらいあってもさあ……」

提督「……よく見たら申請の書類もあったわ」

下2

663: 2017/03/05(日) 02:58:07.35 ID:qXqA69wUO
第六駆逐隊と雪遊び

665: 2017/03/06(月) 02:26:25.09 ID:UhRxl7K00
―庭―

提督「多分今年最後の雪だし遊ぼうぜ!」

雷「もう、司令官ってばいきなり走らないで」

提督「ははは、ついテンションが上がってな」

暁「雪くらいではしゃぐなんて、司令官もまだまだ子供ね」

響「暁、雪兎だよ」

暁「かわいい! ねえ響、暁にも作り方教えて……はっ」

提督「暁もまだまだ子供だな」

暁「ひ、卑怯よ!」

電「みんな子供なのです」

666: 2017/03/06(月) 02:26:53.94 ID:UhRxl7K00
提督「かまくら作ったぞ!」

雷「多分みんなが入れるくらいの大きさになったと思うんだけど」

響「スパシーバ。よくできているね」

暁「な、中に入ってもいい?」

提督「んん? 暁は子供じゃないんだから入らなくてもいいよなぁ」

暁「れ、レディーでもかまくらに入りたいときくらいあるわ!」

雷「それってどんな時なのかしら」

響「暁の中のレディーはちょっと特殊だからね」

暁「う、うるさい!」

667: 2017/03/06(月) 02:27:31.10 ID:UhRxl7K00
提督「まあ、さっき雷が言ったように全員は入れるくらいの大きさにしたから、入るのに問題はない」

暁「じゃ、じゃあ入ってもいいのね?」

提督「しかし! 素直に入るだけじゃ面白くない。ここは勝負で優先順位を決めようじゃないか」

暁「勝負……乗ったわ!」

提督「勝負内容は雪合戦! 全員でバトルロワイヤルだ! ぶふぁ!」バスッ

響「勝負はもう始まってるよ、司令官」

雷「何の合図もなかったのに躊躇なく投げて……響、司令官の仇をうつんだから!」

響「ふふふ、私に勝てるかな」

暁「わ、私だって負けないんだから!」

提督「ていうか流石に今のはノーカンだ! ええい、もう手加減しないからな!」

<ワーワーギャーギャー

電「……電はかまくらさんの中でゆっくりしておくのです」

668: 2017/03/06(月) 02:28:00.99 ID:UhRxl7K00
―執務室―

提督「気が付けば二体二になってた。電はかまくらでゆっくりしていたし」

提督「しかし言うだけあって響は強かった。暁という足手まといを背負いながらあそこまで戦うなんて」

下2

670: 2017/03/06(月) 02:36:55.21 ID:6ULIV9QFO
伊13の瞳をじっと見つめる

671: 2017/03/07(火) 03:01:48.57 ID:H8DmYRk1o
―伊号潜水艦の部屋―

提督「ちわー、誰か居る?」

13「今みなさんは、お出かけしていますが……」

提督「ヒトミだけか。いや、これはこれでタイミングが良かったかもな」

13「良かった……?」

提督「だってヒトミが鎮守府に着任してからまともに話したことはなかっただろ」

13「作戦中でしたから……仕方ないと思いますよ……?」

提督「終わってからも特に何もアプローチをかけなかったんだから、それは言い訳に過ぎない」

13「そ、そうですか……」

提督「だから、今日は付きっきりで会話をしようじゃないか」

13「その……はい」

672: 2017/03/07(火) 03:02:14.50 ID:H8DmYRk1o
提督「というわけで目は口ほどにものを言うという諺から、お互いを見ることで知り合っていきたいと思う」

13「会話は……?」

提督「目で話せるようになれれば、会話できるだろう」

13(目で話すって、そういうことじゃない気が……)

提督「……」ジー

13「そ、そんなに見詰めないで、下さい……は、恥ずかしいです……」

提督「恥ずかしがってないでヒトミも俺を見るんだ! ハリーハリー!」

13「そんなじっと見つめられて……見つめ返すなんて、むり……です」

提督「そんな事じゃ先輩たちには勝てないぞ!」

13「え、みんなやってるんですか……?」

提督「イムヤやゴーヤとはすでに視線だけで会話をできるようになってるぞ。ヒトミも負けていられないからな!」

673: 2017/03/07(火) 03:02:55.73 ID:H8DmYRk1o
13「そ、そう言われると……は、はい……!」

提督「よーし、良い感じだ。まるでヒトミの瞳に吸い込まれそうだ。心にヒットミーってな。あはは」

13「……」

提督「そんな気まずそうに目を背けるならスルーしていいから。何か反応しようとして表情を歪めなくていいから」

13「イヨちゃんなら……多分良い返しをしたのに……すみません」

提督「だから無視して。こっちだってちょっとした出来心なんだから」

13「いえ、提督の瞳から、辛い気持ちが伝わりますから……」

提督「目で心を読み取れるようになったのはいいけど、本当に気を遣わなくて良いからな?」

13「で、では、続けますか?」

提督「うん……」


14(姉貴と提督が面白いことになってる! 録画して後でみんなに回しておこっと)

674: 2017/03/07(火) 03:03:24.34 ID:H8DmYRk1o
―執務室―

提督「一日でお互いのことが分かり合えた気がするが、あくまで気がするだけかもしれない」

提督「ていうか、視線だけで会話を交わすのは無理だな。言葉は必要だわ。うん」

下2

676: 2017/03/07(火) 04:39:39.84 ID:DKvvmEPbO
若葉と散歩しながら春の到来を実感する

677: 2017/03/08(水) 00:06:22.12 ID:B/oIvHms0
提督「若葉、散歩に行かないか?」

若葉「散歩か。そうだな、たまにはいいかもしれない」

提督「それじゃ、早速出かけようか」

若葉「今からか? それはなんとも、急だな」

提督「善は急げというだろう」

若葉「善……か。そうだな、そうしようか」


―公園―

提督「うーん、まだまだ寒いな」

若葉「だが、じきにそろそろ暖かくなる」

提督「春になるもんな。この辺りは桜が咲くから、人も増えるだろうし」

若葉「閑散としているのも、味があるように感じるよ」

提督「若葉は感性があるな」

若葉「これを感性があると断定していいものか」

678: 2017/03/08(水) 00:06:48.93 ID:B/oIvHms0
提督「あくまで俺が思っただけだから。ほら、新芽が見えるぞ」

若葉「本当だ。ふふ、やはりこういう季節も悪くない」

提督「冬の終わりは同時に春の息吹も感じることができて、いい季節だと思うよ」

若葉「提督の場合、春になったら季節の始まりが感じることができて、いい季節だと思いそうだ」

提督「まさにその通り」

若葉「提督は素直だな」

提督「わざわざ隠すことでもない。だが、春の訪れを感じるのは自然だけじゃないぞ」

若葉「どういうことだ?」

提督「若葉の格好だってそうだろう。コートを羽織ったりしていたのに、今はそこまで防寒をしていないじゃないか」

若葉「突然連れ出されたからというのもあるのだが。しかし、必要ないと感じたのは確かだ」

679: 2017/03/08(水) 00:07:18.31 ID:B/oIvHms0
提督「人だって季節に合わせて変わっていく。うちはコスプレする奴も多いしな」

若葉「なるほど。季節の変わり目だからこそ、提督もこの若葉を連れだしたというわけか」

提督「ま、そういうことだな」

若葉「なら、悪くないという言葉は撤回しよう」

提督「撤回?」

若葉「良いものだ。季節というのは」

提督「ふっ、同感だ」

若葉「さて、そろそろお腹もすいてきたな。どこかで食事でもとらないか」

提督「そうだな。この辺りならラーメン屋とかが……」

ビュウウウッ

提督「おっと、すごい風。これが春一番……お」

若葉「…………みたか」

提督「ラブコメのプロローグにありそうだよな。色を見てまさに春一番ってな、あはは――」

680: 2017/03/08(水) 00:07:45.34 ID:B/oIvHms0
―執務室―

提督「せっかく笑い飛ばそうと思ったのにグーだぞ、グー」

提督「いや、自分でもデリカシーのない言葉だって思ったけど」

下2

664: 2017/03/05(日) 02:58:38.43 ID:OypbYPR4O
ギリギリを見極める その3
雷にどこまで甘えてもいいか?

685: 2017/03/09(木) 00:05:40.36 ID:O1v6pFXW0
提督「書類整理が終わらない……」

雷「司令官、困っているみたいね!」

提督「い、雷! そうだ、悪いんだが、手伝ってくれないだろうか」

雷「もちろんよ。私に任せて!」

提督「さすが頼りになるぅ!」

雷「もーっと私を頼ってもいいんだからね!」

提督「じゃあ、雷はこちらの書類をファイリングしておいてくれ」

雷「わかったわ!」

686: 2017/03/09(木) 00:06:11.08 ID:O1v6pFXW0
~~~~~~~~

提督「ふう、雷のおかげで思ったより早く終わったよ」

雷「司令官のお手伝いができて、私もうれしいわ」

提督「いや、本当に助かった。ありがとう」

雷「えへへ、ねえ、もっとすることはないのかしら?」

提督「そういや、そろそろご飯の時間だな。じゃあ、お言葉に甘えて……」

雷「食事の用意ね! 私に任せて!」

提督「じゃあ、任せるよ」

雷「美味しいご飯を作ってくるからね!」

提督「つ、作るんだ」

雷「私の手料理じゃいやかしら……?」

提督「いや、むしろ嬉しいぞ!」

雷「じゃあ、司令官が満足するものを必ず作ってあげるわ!」

687: 2017/03/09(木) 00:06:42.50 ID:O1v6pFXW0
―提督私室―

提督「なんやかんや、いろいろ頼んでしまって申し訳ないな」

雷「話し相手や掃除、耳掃除くらいなんでもないわ。司令官が喜んでくれるだけでうれしいの」

提督「そうか?」

雷「ええ。むしろまだまだ頼ってくれてもいいのよ」

提督「こ、ここまでしてまだ頼ってほしいと思うのか……」

提督(ここまでくると、どこで断られるのか気になってくるな……)

提督「じゃ、じゃあこの後風呂に入るんだけど、背中を洗ってもらっても……」

雷「ええ、もちろんいいわ!」

提督「……そのあと、今日は寒いらしいから。湯たんぽ代わりに添い寝してくれないかなー」

雷「添い寝……」

提督「さ、さすがに無理か! うん、無理にとは言わないからな」

雷「無理じゃないわ。暁たちにも言っておかないとって思っただけなの」

提督「えぇ……じゃあ、明日早いから起こしてくれたりとか?」

雷「何時に起こせばいいのかしら。あまり早すぎると、私も起きれるか心配なんだけど……」

提督(頼みごとに限界がない!?)

688: 2017/03/09(木) 00:07:08.95 ID:O1v6pFXW0
―執務室―

提督「本当に朝まで起こしてもらった……ついでに朝食まで……」

提督「雷いれば他に何もいらない気が……はっ、だ、ダメだ。堕落していく……!」

下2

690: 2017/03/09(木) 00:10:32.42 ID:XDBu5qnYO
舞風のスカートを捲る

691: 2017/03/10(金) 01:02:29.63 ID:Wt0RupPso
秋雲「提督って女性に興味はないの?」

提督「入渠するなら入って来ていいぞ」

秋雲「いきなり人が壊れてるみたいなこと言わないで!?」

提督「はぁ……お前達は部下なんだから、大切に扱わない方がおかしいんだ」

秋雲「嘘だね。だって、提督は夜な夜な倉庫で……」

提督「……どこのネタだ」

秋雲「きのう書いた新刊。憲兵攻め提督受けの三冊目だよ」

提督「聞きたくなかったんだけど!!?」

秋雲「あはは、冗談だって」

提督(俺をネタにしているのは冗談じゃないんだろうな……)

秋雲「でも、ここまで女の子に言わせて、何も無しってわけにはいかないよね」

提督「……で、何をしてほしいんだ」

秋雲「さすが提督。話しがわっかるー!」

提督(たぶん最後に説教くらうな……)

692: 2017/03/10(金) 01:02:55.79 ID:Wt0RupPso
―庭―

提督「よお、舞風」

舞風「あ、提督。どうかしましたか?」

提督「どうかしたというか、秋雲から聞いてな」

舞風「そうですか。秋雲はおせっかいだなぁ……」

提督(さて、どうやら舞風はダンスのことで悩んでいることがあるらしい)

提督「困ったことがあるなら話し相手になるぞ。手伝えることがあるなら、手伝うつもりだ」

舞風「……その、実は一人では踊りにくいところがあって……でも、みんなに頼むのはちょっと引けちゃうなって思ってて」

提督「なんだ、そういうことなら俺が相手になろう」

舞風「え、本当ですか。……って、こんなふうに言っちゃえば、付き合ってくれると思ってたんですけどね」

提督「そのくらいのことなら誰も嫌がらないと思うから、次からは皆にも遠慮なく言って大丈夫だからな」

舞風「提督がそういうのなら、もっとみんなも誘いますね」

提督(しかし、俺に課せられた指令は舞風を元気づける訳では無く、舞風のスカートをめくる事。秋雲がそうしなければBL本を本当に三冊作るって言ってたからな!)

693: 2017/03/10(金) 01:03:42.21 ID:Wt0RupPso
~~~~~~~~

舞風「はいっ、わん、つー」

提督「はっ、はっ……」

舞風「やっぱり、提督の身のこなしっていいですね。この際ですからダンサーになったりとかどう?」

提督「お世辞か。舞風が凄すぎて自分なんて霞んでしまうよ」

舞風「お世辞のつもりじゃないんですけどね」

提督(しかし、踊っていればチャンスがあると思っていたが、意外とスカートめくりってのは難易度が高いな。悪ガキってすごい)

舞風「そろそろ疲れちゃった?」

提督「え? あ、ああ、ずっと踊り続けだったしな」

舞風「じゃあ、そろそろ休憩しましょうか。そこに腰を下ろして……」

提督(はっ、座られると捲りにくくなる……! ならば、無理矢理でも今しかない!)バッ

舞風「え、提督――」

提督「……スパッツ?」

舞風「踊る時、見えちゃいますし……その、それを確認するために?」

提督「ああ、うん」

舞風「視界に入ってたのかなぁ……でも、こういうのは他の人には絶対やめてくださいね」

提督「はい」

694: 2017/03/10(金) 01:04:14.13 ID:Wt0RupPso
―執務室―

提督「よく考えたら当然だった」

提督「そりゃ、秋雲だって本気でスカート捲って修羅場にしようとか考えてないはずだし。……だよな?」

下2

684: 2017/03/08(水) 18:18:05.07 ID:wVpQfP/A0
>>659でスコア稼ぎ呼ばわりされて以来ビス子が病んだ

プリンツ「お姉様が氏んでしまいます!」
長門「無理に戦艦、空母を墜とそうとして陣形が崩れて被害が増している」
明石「むちゃくちゃな装備改修を強要してくる」

お前のせいだろ!なんとかしろ、と提督に批判殺到

697: 2017/03/11(土) 02:27:31.83 ID:ck/hXQb00
提督「……なんとかしろ、かぁ」

プリンツ「あんな姿のお姉様を見るのは辛いです……」

長門「実際に被害が出ている以上、対策は練らなければならないだろう」

提督「いずれ落ち着くとは思うんだがな。だが、被害が出ている以上は動かざるを得ないか」

プリンツ「お願いします、アトミラール」

提督「うむ。ああ、あと明石」

明石「なんですか?」

提督「その装備改修、喜んでやったらしいな。あとで始末書な」

明石「わ、私は言われただけですしー」

提督「今秘書官がお前の店に向かってるらしいから、逃げられないぞ」

明石「殺生な!」

698: 2017/03/11(土) 02:28:01.93 ID:ck/hXQb00
―ビスマルク級の部屋―

ビスマルク「あら、アトミラールじゃない。入っていいわよ」

提督「お邪魔しまーす。……なんか、思ったより普通だな」

ビスマルク「何がかしら」

提督「いや、オイゲンや長門が言ってくるくらいだから、真っ暗な部屋でなにかを呟いていたりするものかと」

ビスマルク「それは精神が病みすぎじゃないかしら」

提督「しかし、スコア稼ぎといわれてから、陣形を崩すほどに無茶な特攻をしたりするそうじゃないか」

ビスマルク「うぐ……」

提督「平時の作戦でそうそう危険なことにはならないと思うが、あんまり無理をされるともしもということがある」

ビスマルク「……わ、わかってるわよ」

提督「オイゲンだって心配してた。グラーフだって言葉には出さなかったが、不安そうにしていたぞ」

ビスマルク「それはレアね。ちょっと今から見てくるわ」

提督「おい」

699: 2017/03/11(土) 02:31:47.13 ID:ck/hXQb00
ビスマルク「……はぁ。一応、本当にわかっているのよ。このままじゃみんなに迷惑をかけることも」

提督「頭でわかっていても気持ちが追い付かないパターンか。理由を聞いてもいいか?」

ビスマルク「他の国の子にね、最近差が付けられているように思うの」

提督「他の国……リットリオやアイオワ、ウォースパイトか? ああ、大和たちも含めるかもしれんが」

ビスマルク「あの二人よりは私の方が早くに着任した。でも、彼女らの方が今や多く戦果を挙げている」

提督(そうだっけ。やべ、気にしたことなかった)

ビスマルク「オイゲンやグラーフは自分のライバルが出てきても先輩として自分の存在を確立させているわ」

提督(だって運用違うしなぁ……)

ビスマルク「でも、私にはそれがない。それが、私として……ビスマルク級のネームシップとして悔しいのよ……!」

提督(しかし、思ったより真面目に悩んでたんだなぁ……雷撃できる戦艦としては唯一なんだし、自分がとってかわられるわけないのに)

提督「ふむ、ビスマルクが言いたいことはわかった」

ビスマルク「ごめんなさい。変なことを聞かせちゃったわね……」

提督「上官として、そういった悩み事は大歓迎だ。そうだな……じゃあ、高速戦艦部隊で演習させるか」

ビスマルク「……え?」

提督「いわゆる自分の価値に悩んでるんだろ。だったら、思いっきり競ってこい」

ビスマルク「自分で言うのもなんだけど、そういう競うのが駄目だからこうして来たんじゃないかしら?」

提督「相手は大和型二隻、赤城と加賀。あとは暇そうな潜水艦もいれて……最近書類仕事ばかりでストレスたまってそうな秘書官を旗艦に据えるか」

ビスマルク「いえちょっと待って。それって勝てなくないかしら」

提督「うるさい。ついでに見世物にしてやろう。明日の一面は決まりだな」

ビスマルク「わかったわ! アトミラールは私に恥をかかせたいだけね!」

提督「ははは。大丈夫、お互いの連携さえうまくいけば引き分けくらいには持っていけるさ」

ビスマルク「勝てるとは言わないのね!」

700: 2017/03/11(土) 02:33:02.73 ID:ck/hXQb00
―執務室―

提督「見事に負けてた。そりゃ相手が相手なうえ、前回の作戦で特に出番がなくてフラストレーションがたまっててそうだったし」

提督「まあ、役割が全員同じなわけじゃないのに勘違いして暴走するビスマルクが悪い」

続く:提督「安価でどんどんみんなと遊ぶ」【8】

引用: 提督「安価でどんどんみんなと遊ぶ」