1: 2008/12/03(水) 19:36:47.24 ID:N+JY1MAw0
翠星石「蒼星石が真紅のくんくんの首をちょん切ったですぅ!」

ガタン!!

真紅「なんですって!」

ドタドタドタドタドタ

バァン!(ドアを開けた音)

蒼星石「今日の夜は雨らしいね――」

JUM「へぇ――」
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
3: 2008/12/03(水) 19:48:16.71 ID:N+JY1MAw0
蒼星石「あ、真紅。お邪魔してr

バキィ

メキィ

ゴキッ

蒼星石「ぐわぁぁっお」

真紅「くんくんをどうしてくれたって!? 貴様もジャンクにしてやるのだわ!!!」

蒼星石「痛…な…なんのことだい…」

翠星石「ぷw」

真紅「何を笑っているの!?」

5: 2008/12/03(水) 19:56:37.67 ID:N+JY1MAw0
翠星石「真紅w 今日は4月1日ですよ!w 嘘をついていい日ですぅ!」

…。

真紅「あ…あら…。本当ね、くんくんも無事だわ。ごめんなさい蒼星石。私はもう下に行くわ」

蒼星石「待てよ」

真紅「う…蒼星石…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……―――――――

8: 2008/12/03(水) 20:02:30.94 ID:N+JY1MAw0
――――JUMの部屋

真紅「う…あんまりだわ…」

翠星石「まぁ、くよくよすんなです! くんくんのDVDくらいまた買えばいいです!」

真紅「何言ってるの!? あなたのせいでDVDは全部粉々にされてしまったのよ!」

JUM「初回限定版だったのにな」

雛苺「くんくんの首もホントにきられちゃったのー」

翠星石「しかも直せないように頭部だけ持って帰るとは鬼畜ですぅ…」

10: 2008/12/03(水) 20:09:19.18 ID:N+JY1MAw0
雛苺「翠星石もうちょっと気を使うべきだったの」

雛苺「真紅は今年の2月14日に『くんくんにチョコレートを渡すのだわ!!』」

雛苺「とか言ってくんくんの放送中にテレビの隙間というすべてに溶かしたチョコを流し込んで…」

翠星石「ぶっ壊してたですね…修理出してからまだテレビ戻ってこないですし…」

JUM「その間、くんくんがDVD含めて全く視聴できなかったわけだ、ピリピリしてただろうな」

雛苺「真紅はかなりウザかったけど、翠星石もやりすぎだったのよ」

16: 2008/12/03(水) 20:17:12.50 ID:N+JY1MAw0
一同「…」

JUM「ま…まぁ、せっかくエイプリルフールだしもっと楽しく嘘をつくべきだな!」

翠星石「そ、そうですぅ!」

雛苺「貴様に言う資格無いのー」

真紅「…」

JUM「な、なんかゲームでもするかぁーー!」

雛苺「わーい! みんなでゲームなのー!!」

翠星石「じゃあ、せっかくだしエイプリルフールっぽいゲームするですぅ!」

19: 2008/12/03(水) 20:24:03.99 ID:N+JY1MAw0
真紅「…」

JUM「真紅…もう元気出せよ…、ほら今度発売のくんくんのドラマCD買ってあげるからさ」

真紅「…そ、そうね。いつまでも沈んでいてもはじまらないのだわ。それでどんなゲームを?」

翠星石「よ、よかったですぅ!」

JUM「翠星石は、エイプリルフールにぜひやりたいゲームがあるって言ってたよな」

翠星石「そうですぅ。前どっかで読んだことがあって一回やってみたかったのがあるですぅ」

JUM「じゃ、さっそくそれをやろうか! どんなゲームなんだ?」

22: 2008/12/03(水) 20:31:42.00 ID:N+JY1MAw0
翠星石「ゲームのルールを説明するですぅ!」

翠星石「前どっかで読んだことのあるゲームをちょっと改造したルールにするですぅ」

翠星石「いいですか? 参加者は今から、そうですね…みんなが寝る21:00までの間に必ず "最低でも1つ" の嘘をつくです」

翠星石「誰かが嘘をついたと思ったら気づいた参加者はそれを指摘するです」

翠星石「21:00まで誰にも嘘を見破らなければその人の勝ちです」

翠星石「21:00になった時点で嘘をついていなければもちろん負けですぅ。この申告での嘘は許さんですよ」

翠星石「21:00まで全員が嘘を指摘された場合は勝者なしですぅ」

翠星石「ここまでのルール説明に嘘は絶対に入れてないです」

27: 2008/12/03(水) 20:38:58.91 ID:N+JY1MAw0
翠星石「だいたいわかったです?」

雛苺「把握した」

JUM「まぁ、だいたいわかったよ」

真紅「『ここまでのルール説明に嘘は絶対に入れてないです』ってのが嘘か気にしたら埒があかないけど、まあよしとするわ」

翠星石「よーし! ぜってー負けねーですよー!」

33: 2008/12/03(水) 20:44:52.79 ID:N+JY1MAw0
―――――数時間後

JUM「18:57か」

JUM「だれかいい加減しゃべろうぜ…」

JUM「だれも発言しないとか何なんだよ…」

翠星石「たしかに…勝負にならんですぅ…ホントのこと喋って負けることないんだからこんなに警戒するのはおかしいですね…」

雛苺「退屈で眠くなりそうなの…」

真紅「これではつまらないわね」



真紅「…こういうのはどうかしら」

36: 2008/12/03(水) 20:49:17.32 ID:N+JY1MAw0
真紅「全員が順番に"語り"をするの。内容は近況報告とか、身の上話がいいわね」

真紅「順番が来ても語りができなければその人は負け」

真紅「これなら強制的にしゃべる機会が巡ってくるわ」

真紅「今の時間なら全員がちょっと長い話をすれば21:00はすぐだろうし、21:00まで嘘をつかなければ負けなのだわ」

39: 2008/12/03(水) 20:55:06.31 ID:N+JY1MAw0
JUM「…つまり語りのなかに嘘を入れざるおえない状況にするってわけか」

雛苺「たしかに、全員語り終わって21:00ぎりぎりに発言しだしたら嘘の可能性が高いの。そんなこと普通しないのよ」

翠星石「じゃあ、その語りの中に嘘を混ぜ込むですぅ」

真紅「その通りよ。これで全員の語りの中に嘘がまぎれるわ」

雛苺「把握したのー」

JUM「よし、僕もそのルールでいいぞ」

真紅「じゃあ一番最初に語らせてもらうわ」

41: 2008/12/03(水) 21:00:25.94 ID:N+JY1MAw0
真紅「これは今年の3月3日のこと…」

――――― 1.真紅の語り ―――――

あの日、私がくんくんのDVDを見ていると金糸雀がやってきたのだわ…

金糸雀「真紅ー? いるかしらー?」

真紅「うるさいわ。今大事なところなのよ」

金糸雀「どうしてもみんなに聞いてほしいことがあるのかしら」

42: 2008/12/03(水) 21:05:52.50 ID:N+JY1MAw0
真紅「あと1話で終わるからそれまで待ってなさい」

金糸雀「…」



真紅「さて、用件は何?」

金糸雀「今日は3月3日、日本ではひなまつりという行事があるのは知ってるかしら?」

真紅「ええ、知っているわ」

44: 2008/12/03(水) 21:09:50.31 ID:N+JY1MAw0
真紅「言っておくけど、雛苺の名前とは何の関係もない行事なのだわ」

金糸雀「そんなこと言わなくていいかしら…でもひなまつりは女の子のお祭りかしらー! 私たち全員関係あるかしら!」

真紅「それと用件何が関係あるの?」

金糸雀「単刀直入に言うかしら、みっちゃんがみんなのために着物を用意したかしら」

金糸雀「それで、みっちゃんの家でみんなでさt

真紅「撮影会がしたいのね?」

48: 2008/12/03(水) 21:16:05.19 ID:N+JY1MAw0
金糸雀「話が早くて助かるかしら―! でも翠星石と雛苺が見当たらないかしら。蒼星石も家にいなかったし」

真紅「翠星石と蒼星石は今、JUMと一緒に新しくできた屋内温水プールに遊びに行っているわ」

真紅「近くのホテルで宿泊の予定だから今日は帰らないわね」

真紅「雛苺は巴の家に泊まりに行って、そこでひな祭りしてるわ」

真紅「そういうわけで今日暇なのは私だけよ」

50: 2008/12/03(水) 21:20:29.15 ID:N+JY1MAw0
金糸雀「なんてことかしら…」

真紅「…私は行ってあげるわ」

金糸雀「まあ枯れ木も山の賑わいと言うかしら…」

…というわけで、私は金糸雀のマスターの家で撮影会をすることになったのだわ

みつ「キャー!みんな連れてきてくれたのね!…って……」

金糸雀「申し訳ないかしらー…」

真紅「…」

みつ「まぁ…しかたないわ! 二人だけでも撮っちゃいましょう!」

カシャ カシャ …

――――――――――――――――――――――

54: 2008/12/03(水) 21:25:56.52 ID:N+JY1MAw0
真紅「…私の語りはここまでなのだわ、それにしても着物というものはなかなか風情があっていいものね」

翠星石「真紅なめてるです? …簡単すぎですよ」

JUM「まったくだな」

雛苺「嘘は冒頭の『あの日、私がくんくんのDVDを見ていると金糸雀がやってきたのだわ…』ってとこなの」

翠星石「2月14日から今日まで桜田家の者でテレビ・DVDを視聴できたやつはいないはずですぅ」

JUM「だれがうちのテレビぶっ壊したか忘れたとは言わせないぞ」

真紅「う…完敗なのだわ…」

雛苺「クソがっ テレビのこと思い出させやがって…DVD観えねーのはてめぇだけじゃねぇってんだよ、全く…」ブツブツ

58: 2008/12/03(水) 21:31:50.22 ID:N+JY1MAw0
翠星石「正直なとこ、ホントに金糸雀の家に行ったかすら怪しい気がしてくるですぅ…」

JUM「僕たちや雛苺が泊まりで出かけて留守の間のことなら嘘言ってもわからないと思ったんだろう?」

雛苺「阿呆真紅」

真紅「そ、それなら雛苺! つぎはあなたが語りなさい!」

雛苺「まってましたなのー!」

63: 2008/12/03(水) 21:36:26.50 ID:N+JY1MAw0
―――――2.雛苺の語り―――――

えーっと… ヒナは昔のマスターのお話をするのよ

あのときのヒナのマスターは、…名前は忘れちゃったけどカッコいいおじさんだったのー


昔のマスター「雛苺、今日のご飯はウミガメのスープだよ」

雛苺「わぁ! おいしそうなのー!!ボス!」


あっ、思い出したの…あの時のマスターは周りの人たちみんなボスって呼んでたからヒナもボスって呼んでたの

66: 2008/12/03(水) 21:40:17.25 ID:N+JY1MAw0
ボス「雛苺、どこか行きたいところはあるかい?」

雛苺「公園に行ってボスと一緒に遊びたいのー」

ボス「よしよし、わかったぞ」

男A「ボス! 襲撃です!」

タタタタタタタタタタタタタ

男B「うわぁーーーーーーーー!ぃ」

ドサ

男A「男B! 男Bーーーー!」

69: 2008/12/03(水) 21:45:26.00 ID:N+JY1MAw0
>>67
一応マフィアとか、そういうのイメージしてた



ボス「雛苺下がってるんだ! あぶねぇ!」

パァン! パァン!

敵男A「くっ!!」

ドサ

ボス「こんなとこまで乗り込んでくるとは!」

雛苺「ボスのビンタ強いのー…」

72: 2008/12/03(水) 21:50:24.04 ID:N+JY1MAw0
男A「はやくここから逃げましょう!」

男C「だめだ! 出口がすべてふさがれている!」

ボス「下水だ! 下水を通って逃げるぞ!」

男A・C「!」



ボス「よし、ここから下水にいける!」

男A「まずはおれが行きます!!」

75: 2008/12/03(水) 21:54:11.71 ID:N+JY1MAw0
ぶしゃー!

漢A「うぎゃあああああ!」

男C「どうした! …あれはワニ!?」

雛苺「下水にワニとは定番の都市伝説なのー!」

男J「はっ! 見たことがある…。 このワニは別名真実のワニといって(ry」

パァン! パァン!

ワニ・男J「う!」

ボス「オラ! ワニは氏んだ! 先に進むぜ!」

――――――――――――――――――――――

81: 2008/12/03(水) 21:58:51.50 ID:N+JY1MAw0
雛苺「というわけで辛くもピンチをきりぬけたのよー」

翠星石「う…話は壮絶ですけど、全然嘘が見抜けんです…」

JUM (男Jよ…)

真紅「悔しいけれど、なかなかレベルが高いわね。かなり自然な語りで嘘が分からないのだわ…」

雛苺 (はっ…、嘘いれるの忘れちゃったなの…。このゲーム、ヒナの負けは99%決まったの…)

86: 2008/12/03(水) 22:04:47.35 ID:N+JY1MAw0
JUM「はぁダメだ、ぜんぜんわからない…」

雛苺「…」

翠星石「チビ苺のはあとで考えるとして、チビ人間さっさと話すです」

JUM「お前が最後か」

翠星石「ゲーム発案者が最後を難題で締めくくってやるですぅ。ザコはさっさと話して下がるですぅ」

真紅「不本意だけど、ゲームを進めたほうがいいわね。時間は限られているわ」

88: 2008/12/03(水) 22:09:25.76 ID:N+JY1MAw0
JUM「まぁ…そうだな。じゃあ僕の話だ。」

―――――3.JUMの語り―――――

あれは忘れもしない今年の2月14日のことだった…


のり「どう?」

翠星石「だだだ…大丈夫ですぅ、ち、ちゃんと固まってるですぅ」

雛苺「翠星石なにしてるのなの?」

翠星石「チチチチビ苺! …な、なんでもないですぅ」

89: 2008/12/03(水) 22:14:20.05 ID:N+JY1MAw0
雛苺「あ!チョコレートなのー!」

真紅「独り占めはよくないわ翠星石」

翠星石「ちがうですー! これは…その…」

のり「これはJUM君にあげるチョコなのよねー?」

翠星石「いうなですぅー!!」

JUM「全部聞こえてるっつーの」

92: 2008/12/03(水) 22:18:44.82 ID:N+JY1MAw0
真紅「なんで突然チョコをあげるの?」

のり「今日は大切な男の人にチョコをあげる日なのよー」

真紅「えっ! なぜそれを早く言わないのだわ」

真紅「翠星石そのチョコをよこすのだわ! 早くしないとくんくんが終わってしまうのだわ!」

バッ!

翠星石「あっ!」

94: 2008/12/03(水) 22:23:34.82 ID:N+JY1MAw0
ゴリゴリゴリ… ベキッ

真紅「だめね…いくら画面に押し付けても入っていかないわ…」

翠星石「あぁぁ…翠星石のチョコが……う…ぅぅ…」ガク

JUM「テレビがぁぁぁぁぁぁ!」

真紅「こうなったら…」



真紅「よし、溶けたのだわ」

翠星石「…ぁ…ぁ原型すらなくなってしまったですぅーーー!!!!!!!」

102: 2008/12/03(水) 22:29:07.38 ID:N+JY1MAw0
だらだらだらだら

JUM「うおおおおおおテレビにかけんじゃねーーーーーっぇええ!」

真紅「くんくんにチョコレートを渡すのだわ!!」

バチバチバチ!

真紅「くんくんが喜んで電撃がほとばしっているのだわ!!///」

プツッ

真紅「あ…あら? どうしたの!?」

真紅「…」

JUM「おい」

翠星石「…」


108: 2008/12/03(水) 22:34:01.42 ID:N+JY1MAw0
JUM「結局修理には僕が出しに行くのかよ…」

JUM (ったく…加減ってものを知れよ…)

JUM「ふー…やっと着いたよ」



――電器店X

JUM「これ…修理できますかね…」

店員「これはものすごいことになってますね…できるだけやってみましょう」

店員 (バレンタインデーにチョコレートのかかったテレビ持ってくるとか何があったんだよ…)

JUM「どのくらいかかりますか…?」

店員「かなりかかりそうですね…修理できたらこちらから連絡いたします」

JUM「はい」

――――――――――――――――――――――

109: 2008/12/03(水) 22:39:04.30 ID:N+JY1MAw0
JUM「以上だ」

翠星石「チビ人間…」

翠星石「その日、電器店Xは定休日ですぅ…」

雛苺「ヒッキーには知りえない情報だったのー」

翠星石「まぁ電器店Xはなかなか見どころのある店ですぅ」

真紅「でも」

翠星石「ん……ちょっと待つです、電器店に行ったことが嘘なら…テレビはどうなったです? ほかの電器店まで行ったんじゃないですか?」

JUM「う!!!!」

112: 2008/12/03(水) 22:44:42.35 ID:N+JY1MAw0
JUM「実は…」

―――――JUM回想 2/14

JUM「結局修理には僕が出しに行くのね…行ってきまーす…」

JUM「しかしXまでは遠いな…、ってあれは!」

JUM (くっそ…ちょうど下校時間と重なっちゃったか…)

JUM (ううう…)

ズル

JUM「わっ コケた!」

113: 2008/12/03(水) 22:48:20.77 ID:N+JY1MAw0
グシャァァン

JUM「あ…」

――――回想終わり

翠星石「テレビは真のジャンクになったわけですか…」

雛苺「だっさ」

真紅「しかも全くひねりのないつまらん話ね。明日には新しいテレビを買ってきなさい」

翠星石「というか…なんで真紅が直さなかったです…? まぁいいです。これでいよいよ翠星石の番がきたです」

117: 2008/12/03(水) 22:54:09.18 ID:N+JY1MAw0
ピカッ ゴロゴロゴロゴロ…

ザァァァァァァァ…

翠星石「雨が降ってきたみたいですね…」

翠星石「ふふふ……」

―――――4.翠星石の語り―――――

短めの話になると思うです

翠星石がアリスゲームに対して消極的であることはみんな知ってると思うです

確かにこれまではそうでした…蒼星石や他の姉妹を倒してまでお父様に会いたいとは思わなかったです

でも、今の翠星石にはそれよりも欲しいものができてしまったですぅ…

それは…JUMです…。最初は頼れんただのチビ人間だとしか思ってなかったです

120: 2008/12/03(水) 22:59:21.80 ID:N+JY1MAw0
そして長く一緒に過ごすうちに自分の考えが少しずつ変わっていくのがわかったです

でもJUMはいつも真紅や雛苺と一緒にいて翠星石が割り込む隙は全然なかったです…

翠星石は真紅と雛苺を倒したい衝動と姉妹を守らなければという義務感のはざまで戦っていたです

そんなとき翠星石の決心を固く決める事件が起きたです… そうです…2月14日のあの事件ですぅ

もう我慢の限界だったです…でも真っ向から真紅に向かっても勝てないと思ったです

しかし神は翠星石を見放さなかったです、技術の進歩は弱い者にも力を与えたです

124: 2008/12/03(水) 23:03:38.95 ID:N+JY1MAw0
それは日付・時間をセットしておくだけで爆音とともに対象を粉砕してくれる魔法のような機械だったです……

真紅も雛苺もいつも夜9時には寝ちまうですから仕掛けるのはびっくりするほど簡単だったですぅ

ローザミスティカもぶっ飛ぶかもしれんと思ったですがそんなもんいらんです…お前ら二人が消えればいいです

そして翠星石はタイマーをセットしたです…日付けは今日、そして21:00ジャストですぅ

――――――――――――――――――――――

翠星石「短く済ませたですよ、これで終わりですぅ いまは20:49…ですね」

JUM「っぷw」

JUM「人のこといえない下手な嘘だなぁw」

128: 2008/12/03(水) 23:07:37.41 ID:N+JY1MAw0
雛苺「怖がらせようったってそうはいかないのよー!」

雛苺「今回の翠星石の語りの嘘… ズバリ最初から最後まで全部嘘なのよー…いや、翠星石がJUMのこと好きなのはホントなのー!」

真紅「そうね…翠星石にアリスゲームをする覚悟などないのだわ」

JUM「嘘は下手だったけど、なかなか嬉しかったぞw 性悪人形w」

翠星石「ちょっとひどいですぅ!」

真紅「クスw ホントに爆弾があればJUMを独り占めできたけど…残念だったわね」

134: 2008/12/03(水) 23:11:36.04 ID:N+JY1MAw0
JUM「ははは…しかし雛苺のはわからないなぁ…」

雛苺(まだ21:00じゃないの…勝負はついてないの…どこで嘘をつくかが鍵なの……)

翠星石「雛苺も真紅も、あと数分の命ですからJUMとたっぷりベタベタしとくべきですよ」

JUM「もういいよ、同じネタは飽きるぞ」

雛苺「翠星石が爆弾なんて持ってるわけないのー」

翠星石「ふふふ…チビ苺、600000時間もすると便利になるものですよ…? ほしいものがボタン一つで手に入るなんて…!」

139: 2008/12/03(水) 23:16:31.90 ID:N+JY1MAw0
真紅「……なんだか本筋から外れてるから言うけれど…このゲームでは "最低1つ" の嘘がいるのよ」

真紅「"語りルール" が始まるまでみんな黙りこんでたんだから、語りの中にあなたの嘘があるはずよ」

翠星石「ヒヒ…ヒ…イヒヒイヒヒヒヒイヒイヒヒ…ヒヒ…イヒヒヒヒイヒヒイヒヒヒ化ヒヒイヒヒイヒヒヒヒヒヒヒイヒヒヒヒヒイヒイヒヒ…」

JUM「翠…星石…?」

翠星石「真紅 ……翠星石はルールを破ってなどいないのです……。」

真紅「えっ?」

翠星石「まだ気づかないです…? 翠星石はちゃんと嘘をついたですよ……?」

146: 2008/12/03(水) 23:20:48.80 ID:N+JY1MAw0
――――――――――――― 『じゃあ、その語りの中に嘘を混ぜ込むですぅ』





まだ寒さの残る4月の空気のなか

割れた窓の外では雨は小降りになって、遠くの雲の隙間から月が覗いていた


【おわり】

150: 2008/12/03(水) 23:22:33.69 ID:ewPaniMuO
こえぇぇぇぇ!!!!
乙!!

151: 2008/12/03(水) 23:22:33.66 ID:XmeMCgPqO
ヤンデレかよ

154: 2008/12/03(水) 23:23:26.62 ID:N+JY1MAw0
初SSでしたー
とりあえず最後までいけてよかったけど… 
スッキリしませんかやっぱりorz

164: 2008/12/03(水) 23:26:53.82 ID:N+JY1MAw0
みんな感想ありがとう!
じゃあ、風呂に行くので ノシ

165: 2008/12/03(水) 23:27:44.04 ID:N+JY1MAw0
>>162
ご名答

引用: 翠星石「ちょっと!ただごとじゃねぇです!!!!」