1: 2008/12/03(水) 21:59:05.89 ID:yCB7+b1z0
金「この天才策士、金糸雀が遊びにきたかしらー!」
真「・・・」
翠「・・・」
雛「・・・」
J「・・・」
金「(みんな無視してくんくん見てるかしらー)」
テクテク
金「(カナも見るかしら)」
金「(あ・・・ソファー空いてない・・・)」
金「(ここは効率よく、ジュンのひざの上に座るかしら)」
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
2: 2008/12/03(水) 21:59:49.47 ID:yCB7+b1z0
ぽすっ
J「・・・」
金「(座っても無反応とは・・・みんなくんくんに夢中すぎかしら)」
J「・・・」
モゾモゾ
金「(ん?なんかジュンがモゾモゾ動いてるかしら)」
金「!!(な、なんかお尻に硬いものがあたってるかしら・・・!)」
金「(これは何?硬いけどやわらかい・・・それに熱いかしら)」


3: 2008/12/03(水) 22:00:17.58 ID:yCB7+b1z0
ブルブル
金「(お、落ち着くかしらカナ!策士として冷静に物を判断しなくちゃならないかしら!)」
金「(とりあえず、お尻だけじゃよくわからないかしら。実際に見てみる必要があるかしら)」
ごそごそ
金「とりあえず降りたかしら・・・あ!」
真「・・・っ!」
翠「・・・」
雛「・・・!」
J「・・・」
金「声を出しても気づかないなら声出すかしら。別に作者がいちいち括弧をつけるのが面倒になったわけじゃないかしら」


5: 2008/12/03(水) 22:00:43.67 ID:yCB7+b1z0
金「とりあえず、お尻にナニかが当たった位置から推測するに、ジュンの足の付け根部分に何かがあるかしら」
金「硬くて熱いもの・・・そう、茹でたウインナーみたいだったかしら」
金「でもなんでジュンは股間にウインナーなんか持ってるのかしら?」
金「まぁ、まずはそれが本当にウインナーなのか確認するのが先かしら」
ちょんちょん
ビクッ
金「!!動いたかしらぁ!!」
J「・・・」


6: 2008/12/03(水) 22:01:13.15 ID:yCB7+b1z0
金「こ、これがウインナーじゃないかしら・・・生き物かしら!」
金「なんで股間に生き物を買ってるのかしら・・・人間はよくわからない生き物かしら」
金「・・・どんな生き物かしら?ジュンの股間に住めるほどの小ささなら、かわいい生き物かもしれないかしら♪」
そ~・・・
ガシッ!
J「!」
金「きゃ!さっきより強く跳ねたかしら!」


7: 2008/12/03(水) 22:01:58.47 ID:yCB7+b1z0
>>4
俺も愛してる

金「大きさ的には缶コーヒー・・・いや、布の厚さを考慮してソーセージくらいの太さかしら」
金「そのくらいの太さの生き物ってことは・・・へっ蛇かしら!?」
金「でも、蛇にしては短い気がするかしら」
金「うーん、掴んだ感じ、直径2センチ、長さ12センチっていったところかしら」
金「・・・こんな生き物いたかしら?」
金「やっぱり、直接見てみないとわからないかs」
コンコン


8: 2008/12/03(水) 22:02:34.16 ID:yCB7+b1z0
金「ん?」
銀「やっほ~、遊びに来たわよぉ」
真「・・・」
翠「・・・」
雛「・・・」
J「・・・」
銀「・・・みんな無視ぃ?」


10: 2008/12/03(水) 22:03:22.01 ID:yCB7+b1z0
金「あ、水銀燈かしら」
銀「あら、金糸雀いたの?」
金「カナも遊びに来たけど、みんなくんくんに夢中で無視されてるかしら」
銀「そう・・・お互い大変ね」
銀「ところで、なんで金糸雀はマエストロの股間に手を伸ばしてるわけぇ?」
金「ジュンが生き物を飼ってるかしら」


11: 2008/12/03(水) 22:03:59.96 ID:yCB7+b1z0
銀「股間に生き物ぉ?人間ってつくづく意味のわからない人間だわぁ」
金「水銀燈のミーディアムは飼ってないのかしら?」
銀「特に育ててるようなそぶりは無かったわぁ」
金「みっちゃんもそんなそぶりは無かったかしら」
銀「てことはぁ、男しか飼ってない生き物ってことぉ?」
金「なるほど、さすが水銀燈かしら。いい推理かしら」
銀「ほめたってなにもでないわよぉ♪」


12: 2008/12/03(水) 22:05:09.37 ID:yCB7+b1z0
>>9
え、細かった?ごめん・・・

金「で、これからジュンの飼ってる生き物をちょっと見てみるかしら。水銀燈も見るかしら?」
銀「そうねぇ・・・ちょっと興味あるし」
金「じゃあちょっとズボンを脱がすのを手伝ってほしいかしら」
銀「わかったわぁ」
ずりずり
金「んんん・・・に、人間って重いかしらー!」
銀「そ、そうねぇ・・・金糸雀、私が羽を使ってマエストロを浮かすから、その間にズボンを一気に下ろしちゃいなさい」


13: 2008/12/03(水) 22:05:58.64 ID:yCB7+b1z0
金「わ、わかったかしら!」
J「・・・」
銀「ふぅー・・・そぉい!!」
ふわっ
金「今かしらー!」
バッ!
金・銀「よし!」
銀「ふぅー・・・重かったわぁ」
金「カナと水銀燈がこんなことしてるのに、ジュンはまったく動かないかしらー」
J「・・・」


14: 2008/12/03(水) 22:06:41.70 ID:yCB7+b1z0
銀「それはそうと、生き物はどこなの?」
金「あ、そうだったかしら。えーと・・・」
銀「・・・この肌色の細長いやつ?」
金「多分そうかしら・・・」
銀「ソーセージみたいね」
金「そうかしら」
銀「このちょっと赤い部分が頭?」
金「亀の頭みたいかしら。じゃあジュンは亀を飼っていたのかしら?」


16: 2008/12/03(水) 22:07:18.87 ID:yCB7+b1z0
銀「でも、毛が生えてみるわよぉ?亀って毛生えていたっけ?」
金「んー、新種の生き物かしら・・・」
銀「なんかぴくぴく動いてるわねぇ・・・この毛から出てる袋見たいのはなに?」
金「袋・・・もしかしたら子供かもしれないかしら!」
銀「なるほど・・・身ごもってるのね。だからこの亀みたいな生き物は泣いているのね」
金「泣いている?」
銀「ほら、頭からしずくが出てるじゃない。泣いているのよこれ」


17: 2008/12/03(水) 22:08:01.95 ID:yCB7+b1z0
金「そうかしら・・・かわいそうなことしたかしら」
銀「無事に子が生まれるように、私たちで応援しましょぉ」
金「いい考えかしら!とりあえず寒そうだからさすってあげるかしら!」
さすさす
J「!」
ビクビクッ!
金「す、水銀燈!さすってあげたとたんびくびく動いたかしら!」
銀「元気がでてきたのねぇ」


20: 2008/12/03(水) 22:08:47.92 ID:yCB7+b1z0

金「あっ!涙の量が多くなってきたかしら!」
銀「そうねぇ。拭いてあげましょぉ」
金「水銀燈、カナは亀みたいな生き物をさすっているから、水銀燈が拭いてあげるかしら」
銀「わかったわぁ・・・あれ、ティッシュが見当たらないわぁ」
金「えぇー!カナも今日はハンカチ忘れてきちゃったかしら」
銀「んー、仕方がないわぁ。涙だから汚くないでしょうし・・・舐めてあげるわぁ」


22: 2008/12/03(水) 22:09:47.98 ID:yCB7+b1z0
金「大丈夫かしら?」
銀「大丈夫でしょぉ?ぺろっ・・・」
銀「ん?涙にしては妙に粘液性があるわねぇ・・・」
金「きっと、涙が乾かないように粘液性になってるかしら」
銀「なるほどねぇ」
銀「あらぁ?舐めてあげたのにまだ涙がでてくるわぁ」
ぺろぺろ


25: 2008/12/03(水) 22:10:31.21 ID:yCB7+b1z0

金「水銀燈!この子さっきより大きくなってるような気がするかしら・・・」
銀「!ひゅっはんはひははんひゃひゃぁい?」
金「何言ってるかわからないかしら」
銀「ぷはっ・・・出産間近なんじゃなぁい?」
金「なるほどかしら!亀みたいな生き物さん、がんばるかしら!」
こしこし
銀「がんばるのよぉ」
ぺろぺろ
J「・・・!?」


28: 2008/12/03(水) 22:11:35.36 ID:yCB7+b1z0
ビクッビクッ!
金・銀「?」
ドプッ!!
金・銀「!?」
金「な、なんか白いのが出たかしらー!」
銀「なにこれぇ・・・栗の花のにおいがするわぁ」
金「栗?じゃあ食べられるのかしら?」
銀「でも変な味がするわぁ」
金「どれどれ」
ぺろっ


29: 2008/12/03(水) 22:12:58.70 ID:yCB7+b1z0
金「んー、まずいかしら・・・」
銀「というかこれ、この子の子供でしょ?」
金「あ!た、食べちゃったかしら!」
銀「でも・・・まったく子供に見えないわぁ」
金「スライムに近いかしら」
銀「あー・・・顔にいっぱいかかっちゃったわぁ・・・」
金「ティッシュがないから、とりあえず翠星石のスカートでぬぐうかしら」
フキフキ


31: 2008/12/03(水) 22:13:39.47 ID:yCB7+b1z0
銀「これでよしっと」
金「あ、もうすぐくんくんが終わるかしら」
銀「ほんとだわぁ」
金「あ、ジュンのズボンどうしようかしら」
銀「そのままでいいんじゃなぁい?この子も外に出てた方がいいだろうし」
金「生んだあとにさすがに疲れたのか、しぼんじゃったかしらー」
銀「ほんとねぇ。顔まで隠しちゃって」


32: 2008/12/03(水) 22:14:27.43 ID:yCB7+b1z0
銀「さて、私は帰るわぁ。ちょっとめぐに聞きたい事あるしぃ」
金「わかったかしら。カナも一回帰るかしら」
銀「(あの生き物、めぐも本当は飼ってるんじゃないかしら?)」
金「(あの生き物のこと、みっちゃんなら何か知ってるかしら?)」
銀「じゃぁねぇ」
バサバサ
金「カナも帰るかしらー」


34: 2008/12/03(水) 22:15:18.22 ID:yCB7+b1z0
く『来週も、よろしくんくん!』
真「ふぅ・・・今日もくんくんの名推理がきまったのだわ」
翠「まさかあいつが犯人だったとは思わなかったですぅ」
雛「雛は最初からわかっていたのよ」
J「人形劇にしてはなかなかだったな・・・へくしゅっ!」
真「あら、ジュン風邪引いたの?」
J「なんか寒いな・・・あれ!?なんで僕のズボンが脱げてるんだ!?」
翠「なななななに脱いでるですかこの変態!!」
雛「そう言いつつガン見してるのー」


35: 2008/12/03(水) 22:15:56.88 ID:yCB7+b1z0
真「それよりも、早くズボンはきなさい!」
J「あれー・・・なんで脱げてるんだろ・・・それに、なぜか半勃ちだし」
ヌトーッ
雛「うよ?ジュンー、これなんなのー?」
翠「なんですかこの白いねばねばは?」
J「・・・!?(どう見ても精0です。本当にありがとうございました)な、なんだろうな・・・」
真「それに、なんか栗の花のにおいがするのだわ」
J「!?」


36: 2008/12/03(水) 22:16:38.76 ID:yCB7+b1z0
J「(僕がくんくんを見ている間に何があったんだ・・・?ズボンは脱げてるしなぜか射精してるし・・・何がなんだか)」
翠「あれ・・・なんかスカートがアイロンかけたみたいにカピカピになってるですぅ」
J「(えぇー!?翠星石のスカートにまで飛んだの!?どんだけ元気なの僕の息子は!)」
J「(僕は無意識のうちにズボンを下ろしてシコシコしていたのか・・・おかずは・・・くんくん!?)」
J「ぼ、僕は認めないぞぉぉぉぉ!!」
真「ジュン!?どうしたの!?」


37: 2008/12/03(水) 22:17:21.86 ID:yCB7+b1z0
─その後1
金「みっちゃん、ひとつ聞きたいことがあるかしら」
み「なに、カナ?」
金「今日ジュンのところに遊びに行ったら、ジュンが生き物を飼っていたかしら」
み「へぇ、何を飼っていたの?」
金「それがカナにもわからない生き物かしら」
み「どんな生き物だったの?」
金「ジュンの股間にいたんだけど」
み「・・・は?」


38: 2008/12/03(水) 22:17:52.25 ID:yCB7+b1z0
金「肌色で、頭が亀に似ていてちょっと赤かったかしら」
み「そ、それで?」
金「カナが触るとびくってなって、握るとちょっと温かかったかしら」
み「お、大きさはどのくらい?」
ハァハァ
金「みっちゃんがよく買ってくるソーセージくらいかしら」
み「な、なるほどね・・・」
ゴクリ
金「それで、子供が生まれそうだったから手でさすって暖めてあげたかしら」
み「!?」


39: 2008/12/03(水) 22:18:31.54 ID:yCB7+b1z0
金「そしたら最後、白いスライムみたいな子供を生んだかしら!」
み「・・・」
ハァハァ
金「みっちゃん、なんて生き物なのかしら?」
み「そ、それはね・・・(なんて答えればいいんだろう?)」
金「そうだ!今度ジュンから直接見たほうがいいかしら!」
み「!?そ、それはいい案ね・・・ふふふ」
ハァハァ


40: 2008/12/03(水) 22:19:14.77 ID:yCB7+b1z0
─その後2
銀「ねぇ、めぐ。聞きたいことがあるんだけど」
め「なに、水銀燈」
銀「人間のオスって、股間に生き物を飼うのが当たり前なの?」
め「!?な、何を聞いてくるの水銀燈」
銀「?私何か変なこと言ったぁ?」
め「い、いや別に・・・」


42: 2008/12/03(水) 22:20:01.92 ID:yCB7+b1z0
め「なんでそんなこと聞くの?」
銀「今日マエストロの家に行ったら、マエストロが飼っていたのよ、生き物を」
め「(ジュンくん・・・だっけ?一体何をしているの?)」
銀「亀みたいな生き物だったわぁ・・・あれ、なんて生き物なの?」
め「(ジュンくんは露出癖があるのかしら?今度近づかせないようにしないと)」
銀「今度マエストロにきてもらって、めぐに直接見てもらったほうがいいかしら?」
め「!?お、Oされるぅぅぅぅ!!」
ガタガタ
銀「め、めぐ!?どうしたの!?めぐぅぅぅぅ!!」


47: 2008/12/03(水) 22:22:42.78 ID:yCB7+b1z0
書きためは以上で、ストーリーも以上です
つまらない文章でしたがありがとうございました


48: 2008/12/03(水) 22:23:20.52 ID:SmCV4FfbO

64: 2008/12/03(水) 22:41:02.82 ID:yCB7+b1z0
金「またまた遊びに来たかしらー」
真「あら、カナ・・・なんとか、来たの?」
金「(ほら、名前覚えてもらってない)」
翠「というか、『また』ってどういう意味です?」
雛「まるで前も来ていたかのような言い方なのー」
金「実際に来ていたかしら、昨日」
真「え?」
翠「え?」
雛「え?」
J「え?」

65: 2008/12/03(水) 22:43:10.64 ID:yCB7+b1z0
金「水銀燈も来てたかしら!」
真「あら、全く気づかなかったわ。声をかけてくれればよかったのに」
金「ちゃんと呼んだかしら!」
翠「声がちっちゃかったんじゃねぇですか?」
J「お前ら、くんくん見出すと周りが見えなくなるからなあ」
金「ジュンも全く持って周りが見えていなかったかしら」

67: 2008/12/03(水) 22:46:22.46 ID:yCB7+b1z0

J「確かに昨日はくんくん見てたけど」
J「そういえば、お前あのときいたのか?」
金「めちゃくちゃいたかしら」
真「なら金糸雀、あなたもあのとき見ていたと思うけど」
金「(今度は間違えないで名前言ってくれたかしら)」
真「くんくんが終わった後、カーペットに謎の白いねばねばがあったんだけど、何か知らない?」
金「(やっと・・・やっとかしら。他のSSでは名前を間違われることが多々・・・でも今回は、今回はちゃんと名前が、しかも漢字で呼ばれた・・・!)」

68: 2008/12/03(水) 22:49:23.84 ID:yCB7+b1z0
真「金糸雀、聞いてるの?」
金「・・・はっ!?な、何かしら?」
翠「ちゃんと話を聞けですぅ!白いねばねばを知らないかって聞いたんです!」
雛「なんかちょっと臭かったのー。それもジュンの前に落ちていたの」
J「(!?そ、そうか。金糸雀なら僕が射精した瞬間を見ていたかもしれない!)」
金「あー、あれは・・・」
J[ちょっと来い金糸雀!!」
ガシッ
金「あ~れ~かしら~」
真「ちょっと、ジュン!?どこいくの!?」

70: 2008/12/03(水) 22:52:13.23 ID:yCB7+b1z0

バタン!
J「はぁ・・・はぁ・・・」
金「(なんだかよくわからないけど、ジュンの部屋に連れてこられたかしらー)」
真『ちょっとジュン!開けなさい!』
ドンドン
金「真紅が呼んでるかしら」
J「開けなくていい!それより金糸雀・・・昨日見たのか!?(射精の瞬間を)」
金「見たかしら(出産の瞬間を)」

73: 2008/12/03(水) 22:55:07.48 ID:yCB7+b1z0
J「なん・・・だと・・・?」
金「感動的だったかしらー」
J「(射精が感動的?僕の射精が芸術的だったのか?)」
金「カナと水銀燈ががんばったかいがあったかしら」
J「・・・ん?どういうことだ?」
金「ジュンが股間に生き物を飼っていたのは知ってるかしらー」
金「その生き物が、昨日ちょうど出産時期だったかしら」
金「全く、飼い主なら生き物の出産時期ぐらい見極めるかしら!」
J「(話が読めない)」

74: 2008/12/03(水) 22:58:03.53 ID:yCB7+b1z0
>>69
ここは金糸雀スレです
>>71支援ありがとう
>>72
鬼畜ルートはちょっと・・・

J「おまえ、おちOちんを知らないのか?」
金「日本古来の犬のことかしら?」
J「(それは狆だ。どうやらこいつらは男の象徴を知らないようだな)」
金「それよりも、昨日は無事出産したみたいだけど、生き物は今元気かしら?」
J「(そして射精を出産と勘違いしている・・・これは使える!)」

75: 2008/12/03(水) 23:00:10.70 ID:yCB7+b1z0
J「ところで、さっきの話だと水銀燈も来ていたようだが」
金「水銀燈も出産を手伝ったのかしら!」
J「ど、どうやって?」
金「生き物があまりにも泣くから、水銀燈が涙を拭いてあげたのかしら」
J「(なんだ、どうせなら舐めてくれればよかったのに)」
金「舌で」
J「なん・・・だと・・・?」
ムクムク

78: 2008/12/03(水) 23:03:12.38 ID:yCB7+b1z0
金「あっ!生き物かしら!ねえジュン、この生き物なんて名前なのかしら?」
J「えーと・・・ボッキーだ」
金「なるほどー、ボッキーって名前だったのかしら。どうりで知らないはずかしら」
J「・・・金糸雀」
金「なにかしら?」
J「もう一度・・・こいつに会うか?」

83: 2008/12/03(水) 23:04:58.91 ID:yCB7+b1z0
金「!のもちろん会いたいかしらー!」
J「そうか、ち、ちょっと待ってろ」
かちゃかちゃ
コンコン
J「!?」
銀「はろぉ」
金「あ、水銀燈かしら!いいタイミングかしら!」
J「(本当にいいタイミングだよ・・・フヒヒwwwwww)」

85: 2008/12/03(水) 23:07:14.88 ID:yCB7+b1z0
銀「どうしたの?」
金「ジュンがボッキーを見せてくれるかしら!」
銀「ボッキー?」
金「昨日カナ達が見た、ジュンの股間にいる生き物の名前かしら」
銀「へぇ・・・ボッキーっていうのねぇ・・・初めて聞く名前だわ」
J「す、水銀燈・・・昨日はボッキーの涙を舌で拭いてあげたんだって?」
銀「え、えぇそうよ」
J「そうか。こいつもすごい喜んでたよ(ついさっき知ったんですけどね)」
銀「あらそう?よかったわぁ」

87: 2008/12/03(水) 23:09:30.84 ID:yCB7+b1z0
J「じゃあ、見せるぞ・・・?」
バサッ
金「!!まさしく昨日のボッキーかしら!」
銀「ふふ、元気になったみたいね」
金「すごいかしら!天を見上げるかのように立っているかしら!」
銀「お顔もこんにちはしてるわね」
J「(あぁ・・・見られてる!こんな人形に僕の息子が見られてる!)」

88: 2008/12/03(水) 23:12:16.20 ID:yCB7+b1z0
金「ねぇジュン、さわってもいいかしら?」
J「!!あ、ああもちろんだとも!思う存分さわるといい!」
金「そうかしら。じゃあ遠慮無く」
さわさわ
J「(フヒョウ!!なんと新鮮な感覚!右手や左手じゃ味わえない感触・・・!)」
銀「ちょっとぉ、金糸雀ばかりずるいわよぉ」
ギュッ
J「(んゅっふ!!二人同時とは!なにこれへんな感じ!おまたがじんじんするよぉ!)」

90: 2008/12/03(水) 23:14:57.18 ID:yCB7+b1z0
銀「ふふっ、硬ぁい」
金「あ!水銀燈!昨日みたいにまた涙流してるかしら!」
銀「ちょっと強くさわりすぎたかもねぇ・・・」
J「!!いや違う!うれし涙さ!うれしさのあまり泣いてるんだよ!」
銀「そうなの?」
J「ああっ!」
金「ジュンがこんなにもさわやかに答えてるから、きっとそうなのかしら」
J「か、金糸雀。もっとこいつをかわいがるなら、頭をなでてあげるといいぞ・・・?」

92: 2008/12/03(水) 23:17:31.51 ID:yCB7+b1z0
金「頭かしら?」
J「あぁ、この赤いところとか、そこから裏すj・・・のどのあたりとか」
金「ここかしら?」
さわさわ
J「(ああああああwせdrftgyふじこlp;@)」
銀「さっきより涙が多くなったわぁ。本当にうれしがってるようね」
金「んふふっいい子いい子かしら」

94: 2008/12/03(水) 23:20:24.08 ID:yCB7+b1z0
─その頃─

翠「真紅!何か聞こえるですか!?」
真「・・・よく聞き取れないけど、『かわいがる』とか聞こえてくるわ」
雛「何か動物でもいるの~?」
翠「翠星石たちに隠れてなにペット飼っていやがるですか!翠星石にも見せるですぅ!」
真「落ち着いて翠星石。しばらく様子見よ・・・」
真「(猫だったらどうしましょ。とてもじゃないけど敵わないわ)」

96: 2008/12/03(水) 23:24:11.01 ID:yCB7+b1z0
J「(うっ・・・そろそろやばいな・・・)」
銀「あら?ここって・・・」
つんつん
J「ひゃん!何するんだ!」
銀「えぇ!?ご、ごめんなさぁい・・・ここって、ボッキーの子供がいる場所じゃなぁい?」
J「(タマタマが?まぁある意味子供だが)」
金「まだ子供がいるのかしらー?」
銀「それなら、また生ませましょ」
金「確か、カナがさすって暖めてあげたら生まれたかしら」
銀「私が涙を舐めてあげたら生まれたと思ったわぁ」
J「(水銀燈は本当に僕の息子を舐めたのか・・・)」

97: 2008/12/03(水) 23:27:21.69 ID:yCB7+b1z0
金「どうかしらジュン、もうすぐ生まれそうかしら?」
J「あ、あぁもうすぐだ・・・」
銀「そう、大変だけど、がんばってねぇ」
J「(あぁやばいやばいいくよいくよいくよいくよ!!)」
金「ビクビクしてきたかしら!もうすぐかしら!」
J「(僕って今この世界で一番の幸せ者かもしれない。そう感じたとき、僕はもうすぐ悟りを迎えることを知る)」
バタン!

98: 2008/12/03(水) 23:29:18.08 ID:yCB7+b1z0
J「え」
ドプッ!
金「きゃっ!また生まれたかしら!」
銀「昨日と変わらないくらいの量ねぇ」
金「あーん、カナにもかかったかしら」
銀「ボッキーの子供よ、大切にしなさぁい」
真「・・・何をしているのあなたたち」

99: 2008/12/03(水) 23:31:38.88 ID:yCB7+b1z0
金「あ、真紅!見るかしら、ボッキーから子供が生まれたかしら!」
真「ボッキー・・・?」
金「この生き物かしら!あ、また縮んじゃったかしら」
翠「何が起きてるんですか、ジュン!」
J「僕はただ、彼女たちに生き物の尊さを教えていただけ・・・命とははかなく散ってしまう物なのです」
雛「ジュンが意味のわからないこと口走ってるのー」

101: 2008/12/03(水) 23:34:38.02 ID:yCB7+b1z0
真「ジュン、何か生き物を飼っているそうね(猫じゃなくてよかったぁ)」
翠「さっきボッキーっていいましたね?このウインナーですか?」
金「そうかしら!ジュンが飼っている生き物かしら!」
銀「人間のオスって不思議な生き物を飼うのねぇ」
雛「水銀燈にカナ、なんか臭いのー」
金「ボッキーから子供が生まれたからかしら」
翠「そういえば、昨日カーペットにあった白いねばねばとそっくりですねぇ」
真「じゃあ昨日のも、このボッキーって生き物の子供だったのね?」

103: 2008/12/03(水) 23:38:45.11 ID:yCB7+b1z0
真「ジュン、なんで生き物を飼っていたことを私たちに言わなかったの?」
J「そのとき彼はこう答えた『ブルータス、お前もか』と・・・」
雛「ジュンはさっきからぶつぶつと何か言ってるのー」
金「カナだって昨日ジュンの膝の上に座って気づいたのかしらー」
翠「ななな!ジュンの膝の上に座った!?誰に断って座ってるんですか!?」
真「翠星石、今はそれよりこのボッキーという生き物についてよ」
真「それで、あなたたちはこのボッキーの出産を手伝っていたわけね」
金「そうかしら」
銀「命があるってすばらしいと思わない?真紅」

105: 2008/12/03(水) 23:41:25.20 ID:yCB7+b1z0
真「それもそうね・・・ジュン」
J「なんだ」
真「なんで今まで黙ってたの?」
J「(黙ってるもなにも、生まれたときから付いてきてるんだもん)」
翠「生き物を飼ってるんだったら、翠星石達も手伝うことができたのにですぅ」
雛「雛は生き物だーいすきなの~!」
金「も、もちろんカナもかしら!」
銀「うふふ、私もよぉ?」
J「お、おまえたち・・・(全員おちOちんを知らないのか。薔薇乙女って意外と無知だな)」

108: 2008/12/03(水) 23:45:55.25 ID:yCB7+b1z0
J「なら・・・」
銀・金・翠・真・雛「?」
J「おまえたち、定期的にこいつの出産を手伝ってくれるか?」
真「もちろんだわ」
翠「翠星石にまかせるですぅ!」
雛「雛も手伝うのー!」
金「カナだってがんばるかしらー!」
銀「将来は保母さんもいいわねぇ」
J「(ラッキー!これでこれからのおかずには困らねぇぜ!人形とはいえ、見た目は幼女!たまんねぇなぁ!)」
金「あ!またボッキーが元気を取り戻したかしら!」
J「(しかし、このままだとずーっと手コキばかりだな・・・なんかうまい具合に本番に持ち込めないかなぁ)」


110: 2008/12/03(水) 23:49:15.98 ID:yCB7+b1z0
J「(本番・・・って、こいつら人形だから、あそこは無いかぁ。あったとしても小さいだろうなぁ)」
翠「あれ、さっき白いねばねばがあったところがぱりぱりに固まってるですぅ」
J「(本番は諦めるとして、うまくいけば変態プレイできそうだなぁ・・・)」
金「あ、カナの髪にかかった子供達も乾いてぱりぱりになってるかしら~」
J「(うお!まぶし!金糸雀それ以上額を拭くな・・・)」
J「・・・待てよ」
金「?」

111: 2008/12/03(水) 23:52:36.12 ID:yCB7+b1z0
眠いなぁ・・・明日仕事なんだよなぁ・・・
>>109
わかった、下げる

金「どうしたのかしら、ジュン?」
J「(金糸雀の額、てかてかしてて、なんかお尻みたいだな)」
J「みんな、聞いてくれ」
銀・金・翠・真・雛「?」
J「お前達が子供といってるやつだが・・・子供じゃない」
銀「な」
金「ん」
翠「だ」
真「っ」
雛「てー!なの」
銀「じゃあ、なんなのこれぇ?」
J「・・・ミルクだ!」

115: 2008/12/03(水) 23:55:56.18 ID:yCB7+b1z0
金「ミルク?」
J「あぁ、しかもすごい健康にいいミルクなんだ!」
真「ボッキーはミルクを作るの?」
J「牛だってミルクを毎日絞っているだろ?それと同じさ!」
翠「なるほど、確かに同じ白色ですし、子供は毎日生まれないですぅ」
J「においと粘りけが、体にいいんだよ!」
雛「確かに、納豆やオクラといったねばねばは体にいいって聞くのー!」
J「これをな、飲んだり、塗ったりすると美肌にいいんだよ!」
銀「!それはいいことを聞いたわぁ」
J「(いいぞ、実にこれはいいぞ!)」

116: 2008/12/03(水) 23:59:25.49 ID:yCB7+b1z0
J「とりあえず金糸雀、お前のおでこを使ってやってみるぞ」
金「ふぇ?何をするかしら?」
J「これはボッキーがミルクを出すために必要な行為だ」
コスコス
金「ボッキーがカナの額をこすってるかしらー」
J「あぁ・・・さっき金糸雀が手でさすっていただろ?それと同じだ」
金「額がぬるぬるしてきたかしらー」
J「あぁ・・・より円滑にさする行為をするために、涙を流すんだ」
金「すごい・・・額が熱いかしら・・・」
J「あぁ・・・わかるわかるよ君の気持ち!効果が出てきた証拠だ!」

引用: 金糸雀「ジュンが生き物を飼ってるかしら」