498: 2017/07/09(日) 03:05:37.09 ID:c1J2hXxe0

―執務室― 

提督「めっちゃ早くに決まった! みんな同じ評価ってのが驚いた」

提督「しかし、結論からするとバランスはとれているのか。なるほど」

下2

500: 2017/07/09(日) 03:24:01.77 ID:n1o9nQby0
金剛型と流しそうめん

502: 2017/07/10(月) 02:25:39.64 ID:dAGJwhsD0
―庭―

提督「今年も流しそうめんするぞー」

金剛「楽しみデース」

榛名「榛名もお手伝いします!」

提督「それなら流すのをやってくれないか。たまにはとる側で参加したい」

榛名「はい!」

金剛「いくら提督でも負けませんヨー」

提督「ふっ、金剛だって自分が艦娘だからって油断しないようにな」

霧島「はいはい二人とも、まずは組み立てからですよ」

提督「はーい」
金剛「ハーイ」

503: 2017/07/10(月) 02:26:31.19 ID:dAGJwhsD0
~~~~~~~~

榛名「では、ながしますよ」

金剛「いつでもどうぞデース」

提督「かかってこーい」

霧島「二人とも子供みたいですね」

提督「流しそうめんは童心に戻るんだ」

霧島「司令はいつも童心に戻っているような気がするけど……」

金剛「細かいことを気にしちゃ楽しめまセーン」

霧島「まあ、いいですけどね」

榛名「えっと、流してもいいですか?」

504: 2017/07/10(月) 02:27:10.04 ID:dAGJwhsD0
提督「問題ない。流せ!」

榛名「では、榛名いきます!」スッ

金剛「もらいデース! ……あっ」

比叡「もぐもぐ……おいしいですねー」

提督「今回は先に取られたな」

金剛「次は油断しませんからネー」

榛名「では、次流しますね?」スッ

比叡「次来ましたね。んー……これもいいですね」

提督「くっ、またしても!」

金剛「比叡、なかなか侮れまセーン」

霧島「……」

霧島(先頭に比叡姉さまがいるからだと突っ込みたい! 場所を何故変えないかと突っ込みたい!)

505: 2017/07/10(月) 02:28:06.75 ID:dAGJwhsD0
―執務室―

提督「そもそも、あれだな、次やるときはそうめん流し機みたいな機械を夕張に作ってもらおう」

提督「やっぱ一人だけ流す役でハブられてるってよくないしな。うん」

下2

507: 2017/07/10(月) 03:29:38.19 ID:g+jTsK8G0
久しぶりに、第六駆逐隊と肝試し

508: 2017/07/11(火) 02:10:46.59 ID:d9Bep+Sc0
提督「肝試しするぞ」

暁「嫌!」

提督「……いきなり拒否とは何かあったのか?」

響「たぶん前のだよ」

提督「前の……心当たりが多すぎてわからん」

電「電も心当たり多すぎて、聞き返す方が変に感じるのです」

暁「とにかく、私は帰らせてもらうわ!」

雷「あっ、暁!」

提督「ふぅ……残念だが、そうはいかない」

ガシャン プシュー

暁「扉に鉄格子!?」

雷「それに、この煙は……?」

提督「お前たちには眠っていたもらおう。おっと、マスクマスク」

電(相変わらず無茶苦茶なのです……)

509: 2017/07/11(火) 02:11:13.71 ID:d9Bep+Sc0
~~~~~~~~

雷「……あら、もう、夜?」

響「みたいだね。これはまんまとハメられたって感じかな」

電「いつにもまして強引だったのです」

暁「むにゃむにゃ……いちにんまえの、れでぃーなんだから……」

雷「起きなさい!」

暁「はっ、え、こ、ここは?」

響「執務室。部屋に戻るまで強制肝試しだね」

暁「……ここでこのまま寝ないかしら?」

雷「ここで? でも、ここって司令官がいる部屋だから……」

コンコン コンコン

雷「あら、ノック?」

響「窓からだね」

電「……でもここ、一階じゃないのです。しかも、窓の影はどう見ても手から下が……」

暁「ひっ……きゃあああああああああ!!」ダッ

雷「待ちなさい暁!」ダッ

響「結構本格的だね」ダッ

電「そういいながら足はきちんと動いているのです」

510: 2017/07/11(火) 02:11:40.16 ID:d9Bep+Sc0
―廊下―

暁「ああああああああああ!!」ダダダッ

雷「足早っ」

響「今までので相当トラウマになっているのかもね」

電「そういう響ちゃんも顔色がよくないですよ」

響「……」

雷「でも、さっきのが司令官の仕込みだとしたらもうなにもないんじゃないかしら」

響「そ、そうだね。ほら、外に司令官らしい人もいるし……」

提督「俺がどうかしたか?」

響「!? え、あれ。司令官?」

提督「? そうだけど」

響「じゃあ、外にいるのは……」


???「……ニヤッ」ダッ


響「……!!?」

雷「どうかした?」

響「いい、今外に誰かがこっちに」

雷「? ちょっと落ち着いて話して」


ドンドン ドンドン


提督「ん? 誰だこんな時間に。裏口の方か?」

響「い、行っちゃだめ」

提督「え、なんで」

響「と、とにかく! 駄目だからね!」ギュッ

提督「お、おう。響がそこまで必氏になるなんて珍しいな」

電「……」

電(外に……誰かいたのですか?)

511: 2017/07/11(火) 02:12:07.38 ID:d9Bep+Sc0
―執務室―

提督「なんだか、肝試しをすると仕込み以上に驚いてくれるなぁ」

提督「ま、この時期になると色々噂もあるし、相乗効果かな」

下2

513: 2017/07/11(火) 03:01:46.58 ID:2/9a9nIy0
睦月型と水族館へ

515: 2017/07/12(水) 00:28:41.27 ID:6OV2ZGKC0

―水族館―

睦月「海の生き物ってこんなにいるんですにゃー」

提督「海上を移動しているくらいだと、水族館にいる生物は珍しいだろ」

長月「普段そこまで見ることはないからな」

三日月「潜水艦の子たちならもっと違うんでしょうけどね」

提督「あいつらは深海の生物は珍しいって言ってたな」

三日月「そうなんですか? 確かに、そこまで潜れませんしね……」

望月「そもそも、そこまで魚には興味がない……」

如月「それはもったいないわね。ほら、あっちにヒトデがいるの、見に行きましょ」

望月「ああ~、引きずられる……」

516: 2017/07/12(水) 00:29:06.07 ID:6OV2ZGKC0
弥生「司令官は、好きな魚はありますか……?」

提督「魚? うーん……魚なら熱帯魚だな」

弥生「いいですね……熱帯魚……。水族館のは、キラキラしていて、素敵だと思います……」

提督「種類もいろいろいるし、見ていて飽きないよな」

卯月「えー、うーちゃんはもっと派手なのがいいぴょん!」

提督「派手なの? サメとかか」

卯月「サメでもハンマーヘッドシャークだぴょん!」

弥生「派手……?」

提督「たぶん見た目だろうな……ちなみにうーちゃん、あのサメは何だ?」

卯月「ぴょん……? ……ジンベエザメ?」

弥生(シロワニってすぐそこに書いてあるのに)

517: 2017/07/12(水) 00:29:53.50 ID:6OV2ZGKC0
~~~~~~~~

提督「ああああああ!! ペンギン可愛いいいいい!!」

皐月「司令官がペンギン好きって本当だったんだね」

菊月「こちらが恥ずかしいくらいなのだが……」

文月「でも、ペンギンさんかわいいね~」

菊月「それには同意するが」

水無月「司令官は放っておいていいのかな」

皐月「止まるような性格じゃないしね」

長月「周りに迷惑をかけていないなら無視じゃないか」

三日月「どっちが保護者なのかわかりませんね……」

菊月(あとで撮っている動画を見せてもらおう)

518: 2017/07/12(水) 00:30:20.22 ID:6OV2ZGKC0
―執務室―

提督「ペンギンショーは最高だな! 水族館は最高だぜ!」

提督「しかし、お土産は買いすぎたな……必要ない分は配っておこう」

下2

520: 2017/07/12(水) 00:38:37.64 ID:hFGqTFir0
提督のデータを元に作られたパワードスーツ(メタルウルフカオスのアレ)の起動実験を行うためパワードスーツin提督vs金剛四姉妹で、演習を行う
終了後明石にあくまでも有事の際の提督の自衛手段だから、スーツを来て出撃しないように念を推される

522: 2017/07/12(水) 22:21:34.07 ID:6OV2ZGKC0
―演習場―

提督「レッツパーリィイイイイイイイ!!」


霧島「なんだかすごいものがいますけど!?」

比叡「ひえぇ……」

榛名「あ、明石さん、あれは?」

明石『ふっふっふ、あれは某大統領が装着しアメリカを救ったとされる伝説のスーツを元に提督に合わせて作り上げた特殊機動重装甲なんです!』

霧島「初めて聞きましたけど」

明石『質量を無視するボックスに破壊力甚大な兵器の数々。水上用に特化し、それでいて氏人を出さないスーパー兵器なんですよ!』

金剛「だ、大丈夫なんですカー?」

明石『一度味わってみればわかりますよ』

523: 2017/07/12(水) 22:22:08.10 ID:6OV2ZGKC0
提督「さて、楽しいトークタイムは終わりかな」

霧島「い、いくらよくわからない兵器といえども、司令と直接戦うのは……」

提督「これをみてまだそんなことを言い続けられるかな。くらえ!」

ドガーン

金剛「……!?」大破

比叡「お姉さまが一撃で!」

提督「傷はつけない。紳士的だろう」

霧島「紳士かどうかは知りませんが、油断はできそうもないですね」

比叡「お姉さまの仇は討ちます!」

金剛「轟沈はしてないですからネー?」

比叡「全力で! 行きます!」ドーン

提督「ふん!」ドーン

霧島「撃ちあってはじいた!?」

榛名「なんだか予想以上に強くありませんか!?」

提督「シャルウィダンス? ついてこれるかな」

榛名「そもそも少し性格変わっていませんか?」

霧島「いつも通りといえばいつも通りのような気もしますが……って、来ます!」

比叡「ま、負けませんから!」

524: 2017/07/12(水) 22:22:38.33 ID:6OV2ZGKC0
~~~~~~~~

明石『いかがでしたか? 提督専用のパワードスーツ』

提督「実践は初だが、なかなかの完成度だ。動きやすいまであった」

明石『それにしてもさすがです、提督』

提督「最高のおもてなしだったよ。いい運動にもなった」

明石『ですが、それを着て出撃なんてことはしないでくださいね?』

提督「なんでだ? やはりパーティはたまにやるからこそいいからか?」

明石『ご自分の立場を考えてくださいって!』

提督「ふぅ、みんな心配性だぞ」

明石『それはあくまで緊急用ですから! 絶対に勝手に使わないようにしてください!』

提督「オーケーオーケー。了解。緊急用って例えばどんな時だ?」

明石『え? それは……』

提督「……」

明石『……クーデターされたとき、ですかね?』

提督「これお蔵入りな」

525: 2017/07/12(水) 22:23:18.19 ID:6OV2ZGKC0
―執務室―

提督「というか、そもそもこれは敵に効くのだろうか。艦娘限定ってことないよな」

提督「最近謎技術ばかりだから把握しきれん……」

下2

527: 2017/07/12(水) 23:46:34.35 ID:mwY2V9dXo
NordschleifeをフェアレディZで走る那珂ちゃん達が報道される

529: 2017/07/14(金) 02:09:13.52 ID:NUPhPaG+0
―談話室―

ワイワイガヤガヤ

提督「ん? なんだか騒がしいが……」

長良「司令官? それが、ちょっと面白いものがあってね」

五十鈴「これを面白いと言えるのかしら……」

提督「??」

名取「テレビを見れば、わかります……」

提督「テレビ?」


『ニュブルクリンクを走った感想は?』

那珂『すごく楽しかったよ!』

『どんなところが?』

那珂『最初に来たときはこのフェアレディも大変だったんだけど、慣れるととても面白いコースだってことが分かったからね!』


提督「!?」

530: 2017/07/14(金) 02:09:40.79 ID:NUPhPaG+0
阿賀野「にゅぶるくりんくってどこ?」

能代「ドイツだったと思うわ」

阿賀野「そんなところまで旅行? いいなー」

提督「というか本当にびっくりなんだが!?」

球磨「後ろで川内が手を振っているクマ。多分神通もいるクマ」

天龍「かー、あいつらロックだな。いくら俺でも車をもって海外のサーキットまで行こうとは思わないぜ」

龍田「それにしても、報道されるほどなのね~」

名取「艦娘が走ったっていう事実がレアケースだったかと……」

提督「まったく、自分の立場も考えてほしいものだ」

球磨「そもそも、有名とはいえあそこのサーキットを知っている方が驚きクマ」

五十鈴「誰かに聞いたんじゃない? ……ううん、そういえば怪しそうな人もいたわね」

提督「あー! 那珂ちゃんが何か言おうとしているぞ!」

球磨「間違いないクマ」

五十鈴「はぁ……」

531: 2017/07/14(金) 02:10:10.79 ID:NUPhPaG+0
『では、何か伝えたいことはありますか』

那珂「えー、それじゃあ~、那珂ちゃんの新曲、よろしくね!』

『以上。インタビューでした』


提督「……まさか、宣伝のためだけに走ったのか?」

長良「そうだとしたらすごい営業方法だね」

天龍「真似できねえな」

提督「いや真似すんなよ。つか後で怒られるぞこれ……」

ドンドン ガチャ

霞「ちょっと! クズ!」

提督「逝ってくる……」

天龍「お、おう。頑張れよ」

532: 2017/07/14(金) 02:10:54.62 ID:NUPhPaG+0
―執務室―

提督「まさか走ってくるとは思わなかった……前に行ったときは一番乗り気じゃなかったのに」

提督「いや、川内が唆した可能性は高いな……」

下2

534: 2017/07/14(金) 03:27:22.64 ID:m6ErTsMqo
睦月型誰が次に改二になるか予想大会

535: 2017/07/15(土) 02:46:30.00 ID:l/wBrORJ0
―睦月型の部屋―

提督「次に改二になる睦月型を予想してみようー」

睦月「およ? もしかして、誰かの予定があるのかにゃ?」

提督「そういうわけではない。ただ、面白そうかなって」

卯月「姉妹順でうーちゃんだぴょん!」

弥生「それなら弥生のほうが先だけど……」

皐月「そもそもボクが先に改装できるようになったんだから、姉妹順じゃないんじゃないかな」

卯月「つまりうーちゃんの改二は……?」

提督「まだまだ先だな」

弥生「すぐではないって結論だと思いますけど……」

536: 2017/07/15(土) 02:47:33.85 ID:l/wBrORJ0
如月「やっぱり、戦果が大きい子じゃないかしら?」

菊月「しかし、そうであるならば如月が改装できた理由が乏しいぞ」

如月「それはどういう意味かしら?」

菊月「な、なんでもない」

三日月「でも、関係はしているんじゃない?」

望月「他の艦を見てもそうだしねー」

提督「睦月と如月はあの時代駆逐艦の象徴でもあったからな。そういう意味では存在として大きいぞ」

睦月「そ、そう? えへへ……」

卯月「でも後でうーちゃんの名前で上書きされちゃうぴょん」

弥生「卯月、余計なこと言わない……」

537: 2017/07/15(土) 02:48:08.60 ID:l/wBrORJ0
水無月「でも、それなら次に改装しそうなのはふみちゃんだね」

文月「あたし~?」

長月「同感だ」

提督「便乗したわけじゃなくてか」

長月「長月を何だと思っているんだ。単純に、皐月に次いで戦果もあり、姉妹順にしても可能性は高いだろう」

水無月「水無月たちは遅参だしね」

提督「なるほど、なかなか冷静な判断だな」

文月「あたしが改二……えへへ、そうだったら嬉しいな~」

菊月「なんにしてもまだ先の話だろう。今は自分にできることをしていくべきだ」

提督「菊月はストイックだな。しかし、実際にはその通りだからな。誰の改装ができるかなんてわからんしな」

望月(捕らぬ狸の皮算用……)

538: 2017/07/15(土) 02:49:20.57 ID:l/wBrORJ0
―執務室―

提督「やる気になっている文月可愛い」

提督「しかし、実際に次は誰が改装するのか……改造とかなら夕張とかできないかな。無理か」

下2

540: 2017/07/15(土) 03:54:20.38 ID:cPRGI+Fp0
霞の買い物に荷物持ちとして連れて行かれる
(拒否権は無し)

541: 2017/07/16(日) 03:23:22.29 ID:+Vks4eeA0
霞「デパート行くわよ」

提督「……まさか、秘書官にその役割をとられるとはな」

霞「役割とか知らないけど、ただの荷物持ちよ」

提督「荷物持ちって、宅配便とか使えばいいだろ」

霞「荷物持ちにはほかにも意味があるのよ」

提督「?」

霞「とにかく来なさい」

提督「嫌と言ったら?」

霞「強制よ」

提督「ですよねー」

542: 2017/07/16(日) 03:23:55.57 ID:+Vks4eeA0
―デパート―

霞「これとこれとこれね」

提督「家具って……明石に仕入れてもらった方がいいんじゃないか」

霞「プライベートなものをわざわざ仕入れてもらうわけにはいかないでしょ」

提督「え?」

霞「え?」

提督「……そ、そうだな」

霞「……ま、いいけど」

提督「で、荷物持ちのもう一つの役割ってなんだ」

霞「あんたが頼まないと門前払いなの。ほら、店員呼んで」

提督「なるほど」

543: 2017/07/16(日) 03:24:30.48 ID:+Vks4eeA0
~~~~~~~~

提督「って油断していたら、本当に大量に買って……」

霞「荷物持ちをさせないとは言ってないでしょ」

提督「別にこのくらいかまわんが」

霞「流石にお礼位はするわよ」

提督「お礼なぁ……んじゃあ、何か料理を作ってくれないか」

霞「料理? ……」

提督「なんだ、ダメか?」

霞「……い、いいわよ、やってやろうじゃない」

提督「言ったな? よし、多少はやる気が出てきた。どんどん持ってこーい!」

霞「じゃあ、あの漬物石もついでに買おうかしら」

提督「勘弁してください」

544: 2017/07/16(日) 03:26:10.30 ID:+Vks4eeA0
―執務室―

提督「デパートの漬物石が売っているのか……びっくりした」

提督「しかs、秘書官が料理を作っている姿は見たことないが、大丈夫なのだろうか」

下2

521: 2017/07/12(水) 00:40:40.53 ID:uelG6b2No
ローソンコラボグッズ用の写真撮影見学
(浴衣姿の古鷹、藤波、朝霜、Libeccio、綾波、敷波、神威と、ローソンの制服姿のPola)

548: 2017/07/17(月) 02:30:10.66 ID:yt0j8uNc0
―会議室―

提督「営業のために撮影をする。詳細は書類の通りだ」

敷波「……とりあえず、話が進みすぎて拒否権がないことはわかったわ」

提督「大本営の指示なんだからしょうがない。今回はコンビニと提携することにより、より親密さを増していくというのが目的だ」

朝霜「ま、あの秘書官が許可したのなら大丈夫だろ」

藤波「そうね。特に拒否する理由もないし」

提督「……別にいいけどな。やってくれるのなら」

古鷹「質問です。この浴衣というのはなんですか?」

提督「ああ、衣装については既に用意してある。心配はしなくていい」

リベッチオ「用意してあるの! もってないから、楽しみ!」

綾波(既に用意してあるということは……)

神威(拒否する余裕も本当になかったみたい……)

ポーラ(お酒飲みながらでもいいですかね~)

549: 2017/07/17(月) 02:31:50.92 ID:yt0j8uNc0
~~~~~~~~

提督「リベッチオ、あー、いいよそれ、ほら、もうちょっとはだけさせて……そうそうそう、いい感じいい感じ。もうちょっと足あげて……」

敷波「セクハラか!」

綾波「私たちの時はそこまで指定はしてこなかったですよね」

提督「え? ほら、お前たち二人は自分たちの撮られ方をわかっているみたいなね?」

リベッチオ「リベには難しいかも……」

神威「だ、大丈夫です。私もきっとそれくらい厳しく言われますから」

提督「神威はもう取ったぞ」

神威「はい?」

提督「さっき焼トウモロコシ食べてただろ。そのとき」

神威「……き、気づきませんでした……」

藤波「盗撮技術のほうが高いんじゃない」

提督「そういう藤波ももう撮ってるからな」

藤波「いつ撮ったの!?」

550: 2017/07/17(月) 02:32:51.90 ID:yt0j8uNc0
ポーラ「ところで~、ポーラもいいですか~?」

提督「なんだ? あと酒は禁止な」

ポーラ「……」ガーン

提督「質問それだけか!」

ポーラ「あ、いえ~。ポーラだけ服が違うのが、気になって~」

古鷹「それってコンビニの制服ですよね。鹿島さんが着ているのを見たことあります」

ポーラ「これがですか~……」

朝霜「意外と似合ってるんじゃね。酔ってなければ店にいてもおかしくないぞ」

提督「イメクラにいそう」

藤波「それセクハラ!」

リベッチオ「イメクラってなに?」

提督「コスプレ喫茶みたいなものだったと思う」

藤波「……あー、そういえばそういう人だったっけ」

古鷹「と、ところで、撮影は?」

提督「あ、古鷹、手を顔の横にあてて少し笑ってくれないか」

古鷹「え? こ、こうですか?」

提督「激写! よし、これで大体完成だな」

綾波「雑ですね……あれ、でも撮った写真はきれいに撮れてます」

提督「ふはは、この俺の撮影技術を舐めるなよ! ではご協力感謝!」

朝霜「……まだ撮られてないんだが!」

551: 2017/07/17(月) 02:33:41.64 ID:yt0j8uNc0
―執務室―

提督「うむ、これならリテイクはないだろう」

提督「さて、この後長波のところにもいかないとな。炒飯のレシピ教えてもらおう」

下2

553: 2017/07/17(月) 06:04:11.30 ID:SbbuF3wF0
神通と新婚さんごっこ

555: 2017/07/18(火) 02:09:05.71 ID:yMa2eZDLo
神通「失礼します、提督」

提督「来たか。今日呼んだのは他でもない、七夕についてだ」

神通「七夕……?」

提督「そう、あれは匿名で書かれているものの、お前達の筆記の癖で解き明かすのはたやすい。つまり!」

ガシャン ゴゴゴゴゴ

神通「執務室が!」

バン

提督「新婚セットを用意した!」

神通「また夕張さんや明石さんに頼みましたね」

提督「まあ模様替えの一種だし? 問題は無い筈」

神通「はあ……それでこのセットと何の関係が?」

提督「おいおい、まだ隠すつもりか? お前だろう、七夕に新婚生活と書いたのは」

神通(違いますけど)

提督「まあ恥ずかしがる気持ちは分かる。相手はレンタル彼氏を使おうと思ったが秘書官に止められてしまったので俺が相手をしよう」

神通(レンタル彼氏とは……斜め下の方向に行きましたね)

提督「じゃあ、今日一日俺とお前は夫婦な」

神通(そうして有無を言わせない展開ですね)

556: 2017/07/18(火) 02:09:37.07 ID:yMa2eZDLo
~~~~~~~~

提督「じーんつう」ダキッ

神通「きゃっ、もう提督、突然抱き付いてこないでください」

提督「おいおい、新婚なのに態度が冷たいぞ」

神通「あっ……えっと、なんですか、提督?」

提督「神通に触れたくなってな」

神通「もう、甘えん坊ですね」

提督「いいじゃないか。こうして一緒に居ることが何よりも幸せなんだ」

神通「お仕事はどうするんですか?」

提督「うーん、神通分を補給したら頑張る」

神通「はいはい、頑張ってください、提督」

557: 2017/07/18(火) 02:10:19.78 ID:yMa2eZDLo
提督「……でも、こうしていたらお前を愛する気持ちが止められなくなりそうだ」

神通「その、提督?」

提督「神通、今は夫婦だろう? もっと適した呼び方があるんじゃないか」

神通「あ、あなた……?」

提督「照れた顔の神通も可愛いな。本当、いつものギャップがそそる」

神通「あ、ちょっと、それ以上は……」

提督「駄目か?」

神通「……す、少しだけですよ」

提督「残念だが男は狼だ。そんなガードが甘いと、食べたくなる」

神通「今の私達は、その……夫婦、ですから」

提督「じゃあ、少しだけ可愛がっちゃう」

神通「あ――」

558: 2017/07/18(火) 02:10:57.43 ID:yMa2eZDLo
~~~~~~~~

提督「うーん、参考にする漫画、間違えたかなぁ」

提督「神通は顔を真っ赤にして止まったし。神通もまだまだ新婚までは程遠いな」

下2

560: 2017/07/18(火) 03:54:18.70 ID:BlywO67HO
神風と夏祭りに行く

561: 2017/07/19(水) 01:08:56.95 ID:Vy5NpURk0
―夏祭り―

神風「やっぱり原価が一番高いチョコバナナよね」

提督「そんなこと言いながらチョコバナナを食べる奴初めてみた」

神風「なによ、いいじゃない。気になるのよ」

提督「秋月型じゃあるまいに」

神風「あの子たちは節制しているだけでケチなわけじゃないわよ」

提督「今ケチだって認めたな!」

神風「別に私がケチだって言ってるわけじゃないわよ」

提督「ああ言えばこう言う……なら、型抜きでもやるか」

神風「型抜きねぇ。いいんじゃないかしら」

提督「ならやってみるか」

562: 2017/07/19(水) 01:09:27.48 ID:Vy5NpURk0
~~~~~~~~

神風「やっぱり綺麗にできないわね……」

提督「子供は評価がぬるくなるからマシだろう」

神風「子供じゃないわよ! というより、上手ね……」

提督「祭り好き舐めるなよ。おかげで一部の型抜き屋は出禁だ」

神風「手加減しなさい!」

提督「さて、いくらか稼いだし、今度はくじ屋を潰しにかかるか」

神風「まさか全部引く気?」

提督「たまにやると嫌がられて楽しいんだこれが。おかげで一部からは出禁に」

神風「ほとんど嫌がらせしかしていないじゃない!」

提督「じゃあ射的」

神風「どうせ出禁でしょ」

提督「……食べ物回るか!」

神風「図星なのね」

563: 2017/07/19(水) 01:10:00.14 ID:Vy5NpURk0
提督「今年はいろいろな屋台増えたよな」

神風「屋台自体は減っているような気がするのに不思議ね」

提督「きゅうり売ってるぞきゅうり」

神風「お祭りに来てきゅうりって……揚げアイスなんてものもあるわね」

提督「神戸牛にメロンって、普通に店に行くぞ……こう見たことない屋台があると、逆に買ってみたくなってきた」

神風「いいんじゃないかしら」

提督「ほう素直だな。どれどれ、神風の視線の先は……」

神風「ちょ、ちょっと」

提督「スティックワッフルか。神風が見とれるだけあっておいしそうだ」

神風「見とれていたわけじゃないから!」

提督「ははは、まあ今日はおごりだ。遠慮するな」

神風「ふん。なら、春風たちの分も合わせて思いっきり買うんだから」

提督「おう、どんどん買ってこい。……あ、神戸牛に行くのはやめて。一つ二つじゃないだろう」

564: 2017/07/19(水) 01:10:49.74 ID:Vy5NpURk0
―執務室―

提督「りんごあめとか見なかったなぁ。それ以外にもお面屋とかなくなってた気がする」

提督「屋台は入れ替わりも激しいな……」

下2

566: 2017/07/19(水) 02:05:22.41 ID:wWMbEQyM0
睦月型の干物妹、望月を観察する

567: 2017/07/20(木) 03:06:54.51 ID:oR/qD7Ex0
―睦月型の部屋―

提督「ちーっす、なんか面白いものない?」

望月「えぇ、ダル……そこの本棚適当に見ていいぞー」

提督「ほーい。ふーん、少女漫画ばかりかと思ったら意外といろいろあるな」

望月「意外とってわけじゃないと思うけど……」

提督「もっちーなら確かに」

望月「じゃあ、ここでゲームしながらゴロゴロしとくね~」

提督「うむ、ゆっくりしておけ」

望月「ここあたしの部屋なんだけど……」

568: 2017/07/20(木) 03:07:20.08 ID:oR/qD7Ex0
~~~~~~~~

望月「ふわぁ……あー、この時間帯は強い奴いないなー」

提督「……」ジー

望月「……なに?」

提督「干物妹ってもっちーにも言えるよな」

望月「漫画の影響?」

提督「まあ。でも見ていたらそんな感じがして」

望月「ふーん。でも全然違うけど」

提督「なぜだ? だらだらゴロゴロしているところはまさに一緒じゃないか」

望月「……いや、そうなんだけど。うーむ……微妙な心境だわ……」

提督「褒め言葉じゃないし」

望月「それもそっか」

569: 2017/07/20(木) 03:07:46.59 ID:oR/qD7Ex0
提督「で、これとは違うとは?」

望月「立てば芍薬歩けば牡丹歩く姿は百合の花」

提督「?」

望月「あると思うか?」

提督「あー、違うな」

望月「だから、それとは違うんだって。はぁ、自分でこんな否定するなんてさー」

提督「もっちーは美人より可愛いからな。その言葉には確かに当てはまらないか」

望月「……なに、ギャルゲーでもやってきた?」

提督「どういうこと!?」

望月「はぁ、ま、いいけどさ」

提督「? よくわからんな」

望月「もうわからなくていいぞー……ゲーム、一緒にやるか?」

提督「これの最後まで読んでから」

望月「やっぱわかれ」

570: 2017/07/20(木) 03:08:27.72 ID:oR/qD7Ex0
―執務室―

提督「機嫌がころころ変わって……やっぱりあの漫画のキャラっぽかったぞ」

提督「まあ、もっちーはダルダル系だからなんかちょっと違う感じはする。ゲームは上手いけど」

下2

571: 2017/07/20(木) 04:52:50.09 ID:uaM5PpdN0
鎮守府の空調が壊れた!
優待券があったので、プールで非番のフラット5とオーバーヒート気味の霞と遊ぶ

573: 2017/07/21(金) 01:52:30.22 ID:AcTtdJ7W0
―プール―

瑞鳳「プールです! 広いですね!」

提督「懸賞に送ったら当たったので適当な面子を連れてきたが……」

大鳳「? なんですか、こっちを見て」

提督「いや、なんか寂しいなって」

龍驤「それはうちに向かっていっとるんか? お?」

瑞鶴「誰に言っていたとしても爆撃ね」

葛城「艦載機はここですよ」

提督「ちょ、待てよ。もうちょっと人数を連れて来たかったってだけだ。他意はない」

龍驤「ギルティ」

提督「!?」

霞「何でも良いから早く入るわよ!! あー!」ドパーン

<トビコミハオヤメクダサイ

574: 2017/07/21(金) 01:52:57.55 ID:AcTtdJ7W0
瑞鳳「な、なんだか荒れてますね」

提督「まあ、風通しのほとんどない部屋でずっと書類と格闘してたから……」

大鳳「そ、それは大変ですね……提督は?」

提督「秘書官の仕事部屋よりも風通しはいいからな。それに、執務の時間が違う」

瑞鶴「霞ちゃんじゃないけどクズね」

葛城「部下の扱いが最悪すぎるわ」

提督「大丈夫って言って意地張ったの秘書官のほうなんだが……」

瑞鳳「ま、まあまあその辺りにして、そろそろ私たちも泳ごう?」

大鳳「そうね。もう準備体操も終わったから……」

提督「だな、よし、俺も秘書官みたいに……」

瑞鳳「提督がやったら本気で怒られますよ!」

575: 2017/07/21(金) 01:53:30.88 ID:AcTtdJ7W0
~~~~~~~~

霞「頭が冷えたわ」

提督「お、おう」

霞「早く私を解体して」

提督「それはさすがに行きすぎだろ」

瑞鶴「そ、そうよ。あんまり暑いと頭のねじが取れることくらいあるから!」

大鳳「ほら、提督はいつもあんな感じでしょう?」

霞「頭のねじが取れていた上にあんなんと比べられるのね……最悪だわ……」

提督「あんなん!?」

龍驤「当然の扱いやな」

瑞鳳「あ、ほら、かき氷もあるよ! 元気出して?」

霞「ありがとう……」

葛城「でも、帰ったらまたあのサウナ鎮守府に戻ると思ったら嫌よね……」

霞「……今日はここで仕事をするわ」

提督「まだ治ってないじゃないか」

龍驤「そもそもキミがやればいい話やないか」

提督「さーて、帰ったときのことは忘れて泳ぐか!」

576: 2017/07/21(金) 01:54:04.51 ID:AcTtdJ7W0
―執務室―

提督「冷風機を五台くらい秘書官にあげることにした」

提督「あと、あのメンバーに気にしていることを突っ込みすぎるのはやめよう。命にかかわる」

下2

578: 2017/07/21(金) 02:45:55.52 ID:GJneg8750
時津風と色んな物や事を叩いてみよう

579: 2017/07/22(土) 02:24:08.75 ID:uuqMqaUz0
―陽炎型の部屋二号室―

提督「物を叩くというのには他の意味がある」

時津風「他の意味? というよりしれー、突然何?」

提督「普通に殴るだけではなく侮辱する意味合いもある」

時津風「それが?」

提督「だから早速叩くぞ!」

時津風「こっちの疑問には何も答えてくれないんだねー、こっちとしてはしれーのその態度を叩きたいかな」

提督「まず第一に青葉新聞だ」

時津風「あー、いろいろ困らされてるもんね」

提督「ああ。最近はそうでもないが、一時期はプライベートなんてないに等しかったからな」

時津風(今も一面じゃないだけでこまごまと書かれているんだけど、黙っていた方がいっか)

580: 2017/07/22(土) 02:24:40.21 ID:uuqMqaUz0
提督「第二に明石だな」

時津風「明石さんに何か問題ってあるの?」

提督「仕入れが趣味に走りすぎる点だな」

時津風「あー……確かにそうかも」

提督「それで世話になることもあるが、なんとなくあいつの収入になるのは気に入らん」

時津風「買わなきゃいいんじゃない?」

提督「面白いものや珍しいものがあると買っちゃうだろ、男なら!」

時津風「女だからわかんない」

提督「とにかく、好き勝手やっているのは気に食わない! 売店を自分の者にしているようだ!」

時津風(でもあれってちゃんと許可をとっているんじゃなかったっけ……)

581: 2017/07/22(土) 02:25:11.82 ID:uuqMqaUz0
提督「第三にこの鎮守府の雰囲気だだ」

時津風「へー、どこか嫌な要素でもあるの?」

提督「俺が突拍子もないことを言ってもおかしくないと思われている点だ!」

時津風「自分で突拍子もないって言っている時点でねー」

提督「いや、これは威厳の問題だ!」

時津風「あー、じゃあこっちからもいい?」

提督「お、なんだ?」

時津風「しれーが必要以上に自分に威厳があると思っている事」

提督「!?」

582: 2017/07/22(土) 02:40:22.61 ID:uuqMqaUz0
―執務室―

提督「俺ってもしかして威厳がない……?」

提督「いや、自分で言うのもなんだけど敬われているとは思うんだけど……」

下2

584: 2017/07/22(土) 03:46:03.42 ID:D3sgL5co0
漣、春日丸と川の中にある石を拾いに行く

585: 2017/07/23(日) 01:36:28.52 ID:QcKfvAOx0
―河川敷―

提督「ここからの夕日は最高なんだぞ」

漣「それ二度目ですよ、ご主人様」

大鷹「前みたいなことは勘弁してくださいね……?」

提督「前?」

大鷹「あの時……」

~数週間前~

提督「ここからの夕日は最高なんだぞ」

春日丸「あ、本当ですね……」

漣「川も綺麗ですなー」

提督「だからこそ鏡のように販社をしてキラキラしているように……お」

春日丸「どうかしましたか?」

提督「川の中に石がある」

漣「……ほほう」

586: 2017/07/23(日) 01:36:58.91 ID:QcKfvAOx0
提督「拾いに行ってくる」

春日丸「えっ、な、なぜですか?」

漣「ご主人様はきれいな意思を集めるのが趣味ですもんね」

提督「その通りだ」

春日丸「そうなんですか? でも、そんな話……」

提督「じゃあ、行ってくる」

漣「いってらー」

春日丸「気を付けてくださいね?」

提督「このくらい…………あっ、この川、深い! ガボッ!」

漣(早い)

提督「ゴボボボボ……! っぷあ! ブボボボ!」

漣(でも演技はすごい上手い)

春日丸「提督! も、もしかして!?」

提督「ゴボッ! ぷふぁっ! だずげっ! ながさブブブ!」

春日丸「すぐに助けに行きます!」

漣「でも春日丸さん、ご主人様でおぼれるくらいですから、春日丸さんが行っても!」ガシッ

春日丸「ですが提督が!」

漣(ご主人様は多分余裕ですよ)

587: 2017/07/23(日) 01:37:49.44 ID:QcKfvAOx0
提督「たすけ……! ふぶきっ! たすっ! ぶはっ! いなづま! むらくも! さざなみ!」

春日丸「助けを呼んでいます! だから離してください!」

漣(いやー、これで漣としては本気でおぼれていないって確信できるんですがー)

提督「たすけて! ブボボボボ! ひしょかん!」

漣(そこくらいは名前で呼んであげれば……いや、これはこれで面白いからいっか)

春日丸「もう我慢できません!」ダッ

漣「あっ」

春日丸「提督、今助けます!」ダッ

提督「まだ氏に……おっと」ガシッ

春日丸「……? あれ、どうして私は提督に横抱きに……?」

提督「漣ー、もうちょっと抑えておけよ」

漣「すみませーん。でも、ご主人様も趣味悪いですよ」

提督「改装前にドッキリをしたくて」

春日丸「あの、提督? 溺れていたのでは……」

提督「うん? いや、海を遠泳するような人物が河川敷の川くらいでおぼれるわけないだろ?」

春日丸「……何か言うことは?」

提督「え、えーと……この川、深いから深い」

バシーン

~~~~~~~~

提督「いやー、同じようなことはしないって」

大鷹「絶対ですよ」

漣(実は次は足がつったバージョンもするつもりだったらしいですけどね)

588: 2017/07/23(日) 01:38:30.75 ID:QcKfvAOx0
―執務室―

提督「流石に泣くほど心配されたらもうやらない」

提督「実際におぼれている人を助けるときは何も準備なしに飛び込むのはやめた方がいいぞ。引き込まれる危険もあるしな」

下2

590: 2017/07/23(日) 01:52:08.82 ID:H9jFZIj7O
間宮、鳳翔、龍鳳と市販されてる中で一番美味しいティッシュを探す

591: 2017/07/24(月) 02:53:23.95 ID:c5ELRLEY0
―食堂―

提督「ティッシュの食べ比べをしてみようと思う」

間宮「……ティッシュですか?」

提督「そうだ」

鳳翔「聞き間違えではないのですね……」

龍鳳「ティッシュって食べられるんですか?」

間宮「食べ物ではないです」

提督「食べ物ではない。確かにそうだ。だが、だからこそあえて食べてみたいと思わないか」

鳳翔「いえ……」

間宮「食べ物ではないですし……」

龍鳳「私も遠慮したいです……」

592: 2017/07/24(月) 02:53:56.81 ID:c5ELRLEY0
提督「むむ、料理人のくせに食材を差別するとは」

間宮「食材ではないですよね」

鳳翔「区別ですよね」

提督「その通りだ」

龍鳳「認めるんですね」

提督「ふん、お前らが食べないなら一人で食べるからな。モグモグ」

龍鳳「本当に食べました!」

間宮「だ、大丈夫ですか?」

提督「……ティッシュだこれ!」

鳳翔「エリエールのスタンダードですね。食べるものではないので当然だと思うのですが」

提督「しかし、この硬さは癖になるな。噛みごたえだけなら悪くないかもしれん」

龍鳳「悪くないんですか……」

593: 2017/07/24(月) 02:54:24.38 ID:c5ELRLEY0
提督「さて、ここで一つ置いたところで、最もおいしいと有名な鼻セレブを試してみよう」

間宮「最もおいしい……ですか」

鳳翔「ティッシュがおいしいってあるんですか?」

提督「だから試してみるんだろう。モグモグ」

間宮「ためらいもなく口に入れるのはすごいと思いますが……」

提督「……本当に甘い!」

龍鳳「えっ!」

提督「まじまじ。ちょっと食べてみろよ」

鳳翔「そういわれましても……」

提督「いや本当、騙されたと思って」

龍鳳「……提督が言うのであれば、行きます!」

鳳翔「龍鳳さん?」

龍鳳「飲むこむわけではないですし、確かめてみます。ムグッ」

鳳翔「……龍鳳さんだけというわけにはいきませんしね。私もいただいてみますね」

間宮「仕方ないですね……では、いただきます」

提督「……どうだ?」

龍鳳「……本当に甘みがあります」

鳳翔「少し驚きですね」

提督「だろう!」

間宮「ですけど、ティッシュですね」

提督「まあな」

594: 2017/07/24(月) 02:55:12.46 ID:c5ELRLEY0
―執務室―

提督「甘いといっても、食べるほどではないんだよなぁ」

提督「実際に飲み込むと消化されないらしいから、飲み込むのはやめた方がいいしその方がいいかもだが」

下2

596: 2017/07/24(月) 03:40:17.76 ID:O73mQtIc0
一日だけ秘書官を霞と呼んでみる

597: 2017/07/25(火) 02:44:39.79 ID:3T/9Anvn0
霞「はい、今月の報告のまとめよ」

提督「おお、すまないな」

霞「ファイリングは任せるから、ちゃんとしておきなさいよ」

提督「覚えていたらな」

霞「一発ほしいみたいね」

提督「冗談だ」

霞「はあ……」

提督「そうだ霞、ちょっと相談があるんだが」

霞「……」

提督「霞?」

霞「……続けてちょうだい。相談って何かしら」

提督「相談といっても大したことではないのだが、売店の品ぞろえを変えようと思ってな」

霞「夏真っ盛りだものね。いいわ、こっちで調整しておく」

598: 2017/07/25(火) 02:45:28.09 ID:3T/9Anvn0
提督「そうか。……そろそろ昼だな。霞、一緒に昼食はどうだ」

霞「構わないわ。こっちも一段落しているし」

提督「なら、向かうか」


―食堂―

提督「あそこで霞が邪魔しなければなぁ」

霞「変なメニューを追加しようとするからよ」

朝潮「あ、霞……と司令官。一緒に食事ですか?」

提督「見ての通りだな。朝潮もどうだ?」

朝潮「い、いいんですか?」

霞「本人がいいといっているのだし、遠慮しなくても大丈夫よ」

朝潮「では、失礼します」

提督「それで、さっき霞に邪魔された話をしていたんだが」

霞「それを話しても朝潮が味方になることはないわよ」

提督「む、そうか」

599: 2017/07/25(火) 02:46:45.06 ID:3T/9Anvn0
朝潮「……? あれ、なんだかいつもと違うような……」

提督「なら、霞の恥部になりそうな話を……」

霞「どう考えてもあんたのほうが恥部が多いんだからあきらめなさい」

朝潮「……! あっ、司令官、霞のことを名前で呼んでいます!」

提督「まさか朝潮が最初に気が付くとは!」

霞「いや、わかっていて流していたんだけれど」

提督「え、なんで?」

霞「それをネタに茶化してくる未来しか見えないからよ」

提督「バレてただと!?」

朝潮「あの、そういえば、どうして司令官は霞のことを名前で呼ばないんですか?」

提督「そりゃ……なんでだっけ」

霞「冗談で言い始めてから定着したんでしょ。別に深い意味はないんじゃない」

朝潮「そうなの……」

600: 2017/07/25(火) 02:47:48.79 ID:3T/9Anvn0
―執務室―

提督「反応がないのつまらん!」

提督「呼ばれなれない名前で顔を赤くするとか、そういう初々しい反応をするかと思っていたんだが……いや、今更想像できないわ」

引用: 提督「安価でいくどもみんなと遊ぶ」