600: 2017/07/25(火) 02:47:48.79 ID:3T/9Anvn0
―執務室―
提督「反応がないのつまらん!」
提督「呼ばれなれない名前で顔を赤くするとか、そういう初々しい反応をするかと思っていたんだが……いや、今更想像できないわ」
下2
533: 2017/07/14(金) 03:08:44.00 ID:FrSdu48oO
肝試し以降怯えてしまった暁響の不安を払拭すべく、名探偵電と助手の提督コンビが怪異を解明する
603: 2017/07/26(水) 03:31:29.13 ID:R94WNK2M0
電「暁ちゃんと響ちゃんが心配なのです」
提督「まあ、夜にトイレ行けなくておねしょされても困るからな」
電「実は……」
提督「……え? まじ? そりゃやべえな。さすがになんとかしてやるか」
電「とりあえず、前に起きた現象を解明するのです」
提督「前に起きた? あー、そういえば誰かが鎮守府のドアを叩いたんだっけ」
電「なのです」
提督「不思議といえば不思議だけど、トイレに行けなくなるほどじゃなくないか」
電「それと、ドアを叩く前に誰かが外にいたらしいのです」
提督「ふうん」
電「一応聞いておくのですけど、司令官さんの仕込みじゃないですよね?」
提督「窓ガラスを叩いたのは俺だ。あれは普通に機械を利用して叩くようにしただけで特に何もないぞ」
電「外にいた人物は知らない……ですか」
提督「まあ、夜にトイレ行けなくておねしょされても困るからな」
電「実は……」
提督「……え? まじ? そりゃやべえな。さすがになんとかしてやるか」
電「とりあえず、前に起きた現象を解明するのです」
提督「前に起きた? あー、そういえば誰かが鎮守府のドアを叩いたんだっけ」
電「なのです」
提督「不思議といえば不思議だけど、トイレに行けなくなるほどじゃなくないか」
電「それと、ドアを叩く前に誰かが外にいたらしいのです」
提督「ふうん」
電「一応聞いておくのですけど、司令官さんの仕込みじゃないですよね?」
提督「窓ガラスを叩いたのは俺だ。あれは普通に機械を利用して叩くようにしただけで特に何もないぞ」
電「外にいた人物は知らない……ですか」
604: 2017/07/26(水) 03:51:34.34 ID:R94WNK2M0
―母港―
電「あの位置の窓から見えたのはここなのです」
提督「だが、今更じゃないか?」
電「そうですね……もう時間も過ぎているのです」
提督「正直証拠のようなものはもうない。だから、できるのは推測に過ぎない」
電「なんだか、今回は変にやる気なのですね」
提督「いつまでもおねしょさせ続けるのもかわいそうだしな」
電「……その、したとは一言も言っていないのですけど」
提督「そうだっけ? まあ些細なことだ。時間の問題だろう」
電「……」
提督「否定しないのか」
電「あの位置の窓から見えたのはここなのです」
提督「だが、今更じゃないか?」
電「そうですね……もう時間も過ぎているのです」
提督「正直証拠のようなものはもうない。だから、できるのは推測に過ぎない」
電「なんだか、今回は変にやる気なのですね」
提督「いつまでもおねしょさせ続けるのもかわいそうだしな」
電「……その、したとは一言も言っていないのですけど」
提督「そうだっけ? まあ些細なことだ。時間の問題だろう」
電「……」
提督「否定しないのか」
605: 2017/07/26(水) 03:52:01.92 ID:R94WNK2M0
電「司令官さん、ではどうやって結論付けるのがいいと思いますか?」
提督「納得できそうな内容を話すしかないだろう」
電「納得できそうな……夜戦帰りの川内さんだったとかですか?」
提督「それだと裏口を使う理由がわからんな。あと、本人に聞けば一発でわかる」
電「では、迷い込んできた人がいて、道を尋ねるためにドアを叩いた、ですか?」
提督「入口の監視カメラには誰も映っていなかった。それも調べたらバレるな」
電「敵さんが来た、はさすがに無理がありますよね……」
提督「だろうな。それはそれである意味怖いが」
電「……司令官さんの仕込みが一番納得しそうな気がするのです」
提督「仕方がないか。それが一番よさそうだ」
電「司令官さんは何が原因だと思うのです?」
提督「個人的な見立てだと、響の気のせい。かつ裏口の立て付けが悪くて風で音が鳴っただけだと思うんだけどな」
電「そうなのですか?」
提督「裏口の立て付けが悪かったのはマジだしな。ま、さっきので納得しておけ」
電「わかったのです」
提督(でも、あの日風はほとんど吹いてなかったと思うんだが……ま、いいか)
提督「納得できそうな内容を話すしかないだろう」
電「納得できそうな……夜戦帰りの川内さんだったとかですか?」
提督「それだと裏口を使う理由がわからんな。あと、本人に聞けば一発でわかる」
電「では、迷い込んできた人がいて、道を尋ねるためにドアを叩いた、ですか?」
提督「入口の監視カメラには誰も映っていなかった。それも調べたらバレるな」
電「敵さんが来た、はさすがに無理がありますよね……」
提督「だろうな。それはそれである意味怖いが」
電「……司令官さんの仕込みが一番納得しそうな気がするのです」
提督「仕方がないか。それが一番よさそうだ」
電「司令官さんは何が原因だと思うのです?」
提督「個人的な見立てだと、響の気のせい。かつ裏口の立て付けが悪くて風で音が鳴っただけだと思うんだけどな」
電「そうなのですか?」
提督「裏口の立て付けが悪かったのはマジだしな。ま、さっきので納得しておけ」
電「わかったのです」
提督(でも、あの日風はほとんど吹いてなかったと思うんだが……ま、いいか)
606: 2017/07/26(水) 03:52:51.79 ID:R94WNK2M0
―執務室―
提督「でも、暁のあの様子だと納得はしても一人でトイレは行けそうにないだろうな」
提督「あんまり気にしてもしょうがないのにな。そもそも妖精さんとか謎がいっぱいあるのに幽霊とか……」
下2
提督「でも、暁のあの様子だと納得はしても一人でトイレは行けそうにないだろうな」
提督「あんまり気にしてもしょうがないのにな。そもそも妖精さんとか謎がいっぱいあるのに幽霊とか……」
下2
608: 2017/07/26(水) 04:08:04.33 ID:ClzLf3vP0
綾波、敷波とさつま芋掘り
609: 2017/07/27(木) 01:18:31.20 ID:Z2LIu2Ot0
提督「さつまいもを掘りに行くぞ」
綾波「さつまいも、といえば秋の食べ物ですよね」
敷波「まだ夏なんだけど。早いんじゃないの?」
提督「ところが、今年は気温も高かったんで早めに植えたさつまいもができているみたいなんだ」
敷波「そういえば、今年は暑かったっけ」
綾波「できているみたいというのは?」
提督「懇意にしている近くの農家だ。そんな話を聞いたから、手伝いに堀に行こうと思ってな」
綾波「お手伝いですか。そういうことであれば、私も手伝います」
敷波「いつものじゃないみたいだしね」
提督「……まあ、来てくれるならいいんだけど」
綾波「さつまいも、といえば秋の食べ物ですよね」
敷波「まだ夏なんだけど。早いんじゃないの?」
提督「ところが、今年は気温も高かったんで早めに植えたさつまいもができているみたいなんだ」
敷波「そういえば、今年は暑かったっけ」
綾波「できているみたいというのは?」
提督「懇意にしている近くの農家だ。そんな話を聞いたから、手伝いに堀に行こうと思ってな」
綾波「お手伝いですか。そういうことであれば、私も手伝います」
敷波「いつものじゃないみたいだしね」
提督「……まあ、来てくれるならいいんだけど」
610: 2017/07/27(木) 01:19:12.09 ID:Z2LIu2Ot0
―畑―
提督「というわけで、このあたり一帯の収穫を任せられた」
敷波「……広すぎじゃない」
綾波「三人で終わる広さとは思えないのですけど……」
提督「さつまいもなんてコツがつかめれば収穫も簡単だから平気だ。最悪終わらなくていいといってくれてるしな」
敷波(多分終わると思っていないんじゃないの)
綾波(でも、司令官が言うと終わりそうですね)
提督「さて、芋ほりのコツは優しく、手早くだ」
綾波「難しくないですか?」
提督「さつまいもの形に添って掘っていくだけなんだが。まあ、初めてだと少し手間取るかもしれないからな。お前たちはゆっくりやってくれ」
敷波「えっと、傷つけてしまった場合はどうするの?」
提督「気にしなくていいぞ。一部はそのまま譲ってもらうことになってるから、そうなってるのをもらえばいい」
敷波「そう。わかった」
提督「というわけで、このあたり一帯の収穫を任せられた」
敷波「……広すぎじゃない」
綾波「三人で終わる広さとは思えないのですけど……」
提督「さつまいもなんてコツがつかめれば収穫も簡単だから平気だ。最悪終わらなくていいといってくれてるしな」
敷波(多分終わると思っていないんじゃないの)
綾波(でも、司令官が言うと終わりそうですね)
提督「さて、芋ほりのコツは優しく、手早くだ」
綾波「難しくないですか?」
提督「さつまいもの形に添って掘っていくだけなんだが。まあ、初めてだと少し手間取るかもしれないからな。お前たちはゆっくりやってくれ」
敷波「えっと、傷つけてしまった場合はどうするの?」
提督「気にしなくていいぞ。一部はそのまま譲ってもらうことになってるから、そうなってるのをもらえばいい」
敷波「そう。わかった」
611: 2017/07/27(木) 01:20:00.63 ID:Z2LIu2Ot0
―畑―
提督「というわけで、このあたり一帯の収穫を任せられた」
敷波「……広すぎじゃない」
綾波「三人で終わる広さとは思えないのですけど……」
提督「さつまいもなんてコツがつかめれば収穫も簡単だから平気だ。最悪終わらなくていいといってくれてるしな」
敷波(多分終わると思っていないんじゃないの)
綾波(でも、司令官が言うと終わりそうですね)
提督「さて、芋ほりのコツは優しく、手早くだ」
綾波「難しくないですか?」
提督「さつまいもの形に添って掘っていくだけなんだが。まあ、初めてだと少し手間取るかもしれないからな。お前たちはゆっくりやってくれ」
敷波「えっと、傷つけてしまった場合はどうするの?」
提督「気にしなくていいぞ。一部はそのまま譲ってもらうことになってるから、そうなってるのをもらえばいい」
敷波「そう。わかった」
提督「というわけで、このあたり一帯の収穫を任せられた」
敷波「……広すぎじゃない」
綾波「三人で終わる広さとは思えないのですけど……」
提督「さつまいもなんてコツがつかめれば収穫も簡単だから平気だ。最悪終わらなくていいといってくれてるしな」
敷波(多分終わると思っていないんじゃないの)
綾波(でも、司令官が言うと終わりそうですね)
提督「さて、芋ほりのコツは優しく、手早くだ」
綾波「難しくないですか?」
提督「さつまいもの形に添って掘っていくだけなんだが。まあ、初めてだと少し手間取るかもしれないからな。お前たちはゆっくりやってくれ」
敷波「えっと、傷つけてしまった場合はどうするの?」
提督「気にしなくていいぞ。一部はそのまま譲ってもらうことになってるから、そうなってるのをもらえばいい」
敷波「そう。わかった」
612: 2017/07/27(木) 01:20:28.29 ID:Z2LIu2Ot0
綾波「お芋の形……手で掘るんですよね」
提督「ああ。スコップは芋を傷つける場合があるから、なるべく使用をしない方がいいな」
敷波「なかなか詳しいじゃん」
綾波「慣れているんですか?」
提督「昔はよく手伝いでやったものよ。さて、そろそろおしゃべりはここまでにして始めようか」
綾波「はい!」
~~~~~~~~
綾波「ふぅ、結構疲れるね」
敷波「確かに。思ったより深く掘らなきゃいけないこともあるし、本当にこの広さで終わる……の……」
綾波「敷波? ……!」
提督「芋ほり楽しいなぁ! さて、次!」
綾波「敷波、あのあたりも芋畑だったよね?」
敷波「本当、すごいね……」
提督「ああ。スコップは芋を傷つける場合があるから、なるべく使用をしない方がいいな」
敷波「なかなか詳しいじゃん」
綾波「慣れているんですか?」
提督「昔はよく手伝いでやったものよ。さて、そろそろおしゃべりはここまでにして始めようか」
綾波「はい!」
~~~~~~~~
綾波「ふぅ、結構疲れるね」
敷波「確かに。思ったより深く掘らなきゃいけないこともあるし、本当にこの広さで終わる……の……」
綾波「敷波? ……!」
提督「芋ほり楽しいなぁ! さて、次!」
綾波「敷波、あのあたりも芋畑だったよね?」
敷波「本当、すごいね……」
613: 2017/07/27(木) 01:20:54.38 ID:Z2LIu2Ot0
―執務室―
提督「いやぁ、手伝いの礼にトラック一台分貰ってしまった。もらいすぎたような気がしないでもない」
提督「綾波と敷波にも感謝しないとな。今度芋料理でも作ってやろう」
下2
提督「いやぁ、手伝いの礼にトラック一台分貰ってしまった。もらいすぎたような気がしないでもない」
提督「綾波と敷波にも感謝しないとな。今度芋料理でも作ってやろう」
下2
615: 2017/07/27(木) 01:32:09.99 ID:uOE7MT1/0
外国艦とかき氷を食べる
618: 2017/07/28(金) 02:50:09.48 ID:vaRQm4D00
サラトガ「夏に効くお手軽なアイスがあると聞きました」
提督「誰の入れ知恵だ?」
サラトガ「アイオワさんです」
提督「アイオワー! 多分扉の前にいるんだろう! 出てこないとおまえの分はないぞ!」
アイオワ「バレてはしょうがないわね」バターン
提督「なんでわざわざ遠回しなことをしたのかわからないが、お前が言っているのはかき氷のことだろう」
アイオワ「イグザクトリィ」
提督(最近アイオワもいろんな意味で日本かぶれてきたな……)
提督「誰の入れ知恵だ?」
サラトガ「アイオワさんです」
提督「アイオワー! 多分扉の前にいるんだろう! 出てこないとおまえの分はないぞ!」
アイオワ「バレてはしょうがないわね」バターン
提督「なんでわざわざ遠回しなことをしたのかわからないが、お前が言っているのはかき氷のことだろう」
アイオワ「イグザクトリィ」
提督(最近アイオワもいろんな意味で日本かぶれてきたな……)
619: 2017/07/28(金) 02:50:40.05 ID:vaRQm4D00
―提督私室―
提督「さーて、かき氷をするってことで誘ったら、思いのほか来たな」
アクィラ「かき氷、おいしいですよね!」
ウォースパイト「私も実は気になっていたものでして……来た時にはちょうど息が過ぎ去る時期でしたし」
ポーラ「お酒をかけてもおいしいと聞きました~」
ザラ「付き添いなんだけど……私も少し楽しみです」
リベッチオ「リベもかき氷好きだよ!」
提督「ドイツ艦ゼロとは珍しいな」
リベッチオ「ろーちゃんから、すでに食べ過ぎて寝込んでるって聞いたよ」
提督「ビスマルク、昨年も食べ過ぎで頭を通り越しておなかまで痛くなっていたというのに……」
リベッチオ「ビスマルクさんとは言ってなかったんだけど」
アイオワ「こっちもそんな愉快なことになればいいわね」
サラトガ「寝込むのが愉快なんですか!?」
提督「さーて、かき氷をするってことで誘ったら、思いのほか来たな」
アクィラ「かき氷、おいしいですよね!」
ウォースパイト「私も実は気になっていたものでして……来た時にはちょうど息が過ぎ去る時期でしたし」
ポーラ「お酒をかけてもおいしいと聞きました~」
ザラ「付き添いなんだけど……私も少し楽しみです」
リベッチオ「リベもかき氷好きだよ!」
提督「ドイツ艦ゼロとは珍しいな」
リベッチオ「ろーちゃんから、すでに食べ過ぎて寝込んでるって聞いたよ」
提督「ビスマルク、昨年も食べ過ぎで頭を通り越しておなかまで痛くなっていたというのに……」
リベッチオ「ビスマルクさんとは言ってなかったんだけど」
アイオワ「こっちもそんな愉快なことになればいいわね」
サラトガ「寝込むのが愉快なんですか!?」
620: 2017/07/28(金) 02:51:27.21 ID:vaRQm4D00
提督「さて、かき氷は簡単だ。この氷をこの機械で削っていって、最後にシロップをかけるだけだ」
ウォースパイト「あら、思ったより簡単ね」
アクィラ「この誰にでもできるところはいいですよね~。よしよしアクィラの分ができました」
ウォースパイト「しかもこんなに早くできるのね。……アクィラさん? 頭を押さえてどうしました?」
アクィラ「きーんときました……でも食べる手が止まら……うっ」
ポーラ「最初はお酒で行きましょ~」
ザラ「最初にお酒のほうがおかしいから!」
提督「まあポーラは止めてもかき氷を食べながら酒を飲みそうだから関係ないと思うが」
リベッチオ「リベは何にしようかな~」
アイオワ「ハワイアンブルーとかいいんじゃない?」
リベッチオ「これて何味なんだろ?」
アイオワ「ハワイの味ね!」
サラトガ「違うと思いますけど……」
ウォースパイト「あら、思ったより簡単ね」
アクィラ「この誰にでもできるところはいいですよね~。よしよしアクィラの分ができました」
ウォースパイト「しかもこんなに早くできるのね。……アクィラさん? 頭を押さえてどうしました?」
アクィラ「きーんときました……でも食べる手が止まら……うっ」
ポーラ「最初はお酒で行きましょ~」
ザラ「最初にお酒のほうがおかしいから!」
提督「まあポーラは止めてもかき氷を食べながら酒を飲みそうだから関係ないと思うが」
リベッチオ「リベは何にしようかな~」
アイオワ「ハワイアンブルーとかいいんじゃない?」
リベッチオ「これて何味なんだろ?」
アイオワ「ハワイの味ね!」
サラトガ「違うと思いますけど……」
621: 2017/07/28(金) 03:22:38.87 ID:vaRQm4D00
―執務室―
提督「なぜかブルーハワイのシロップが全部なくなった。気に入ったのか」
提督「ドイツ艦のみんなには後でいやがらせ半分にかき氷の倍プッシュをしてやろう。自作のうまく作れた奴だから多分再びお腹との戦いが始まる」
下2
提督「なぜかブルーハワイのシロップが全部なくなった。気に入ったのか」
提督「ドイツ艦のみんなには後でいやがらせ半分にかき氷の倍プッシュをしてやろう。自作のうまく作れた奴だから多分再びお腹との戦いが始まる」
下2
623: 2017/07/28(金) 05:28:20.89 ID:4fA12G8I0
龍驤を抱き締めて耳元で囁く様に可愛いと誉め続ける
624: 2017/07/29(土) 02:51:56.34 ID:N9iHMZSL0
―龍驤の部屋―
提督「龍驤、今からお前を抱きしめて優しく囁いてやる」
龍驤「なんやて?」
提督「だから、抱きしめて囁いてやろうって」
龍驤「そういう意味で聞き返したんやないわ」
提督「つまりオーケーと」
龍驤「どうしてそうなるんやろなぁ……」
提督「拒否権はないということだな」
龍驤「なら聞くなや」
提督「……いや、本当に嫌なら逃げればいいだろ?」
龍驤「……」
提督「龍驤、今からお前を抱きしめて優しく囁いてやる」
龍驤「なんやて?」
提督「だから、抱きしめて囁いてやろうって」
龍驤「そういう意味で聞き返したんやないわ」
提督「つまりオーケーと」
龍驤「どうしてそうなるんやろなぁ……」
提督「拒否権はないということだな」
龍驤「なら聞くなや」
提督「……いや、本当に嫌なら逃げればいいだろ?」
龍驤「……」
625: 2017/07/29(土) 02:52:24.31 ID:N9iHMZSL0
提督「まあいいや。もう逃がさんぞ!」ギュー
龍驤「あ、あほ! もうちょい優しくせい!」
提督「わがままな奴め……じゃあこれくらいだな」ギュッ
龍驤「いい感じや」
提督「じゃあ早速、龍驤」
龍驤「……」ドキドキ
提督「可愛いぞ」
龍驤「お、おぉー、なんや、来るとわかっとってもドキドキするもんやな」
提督「そうやって照れ隠しするところもかわいいじゃないか」
龍驤「あ、あほ! もうちょい優しくせい!」
提督「わがままな奴め……じゃあこれくらいだな」ギュッ
龍驤「いい感じや」
提督「じゃあ早速、龍驤」
龍驤「……」ドキドキ
提督「可愛いぞ」
龍驤「お、おぉー、なんや、来るとわかっとってもドキドキするもんやな」
提督「そうやって照れ隠しするところもかわいいじゃないか」
626: 2017/07/29(土) 02:53:08.26 ID:N9iHMZSL0
龍驤「ん、も、もうええで?」
提督「一回で終わるかと思って予想外に終わらなくて動揺している龍驤可愛い」
龍驤「ちょ、は、離せぇ!」ジタバタ
提督「駄目、絶対離さない」
龍驤「う……今日のキミ、積極的やないか……」
提督「たまにはいいだろ? こうして可愛い龍驤の姿も見れたんだし」
龍驤「その可愛いいうのやめい!」
提督「だったら逃げればよかったのに。こうしているってことは、受け入れる覚悟はあったんだよな?」
龍驤「こう無茶苦茶やったこと、失念しとったわ……」
提督「今更だな。だが、そうやって抜けている龍驤も可愛いぞ」
龍驤「くっ……もうすきにせえや……」
提督「一回で終わるかと思って予想外に終わらなくて動揺している龍驤可愛い」
龍驤「ちょ、は、離せぇ!」ジタバタ
提督「駄目、絶対離さない」
龍驤「う……今日のキミ、積極的やないか……」
提督「たまにはいいだろ? こうして可愛い龍驤の姿も見れたんだし」
龍驤「その可愛いいうのやめい!」
提督「だったら逃げればよかったのに。こうしているってことは、受け入れる覚悟はあったんだよな?」
龍驤「こう無茶苦茶やったこと、失念しとったわ……」
提督「今更だな。だが、そうやって抜けている龍驤も可愛いぞ」
龍驤「くっ……もうすきにせえや……」
627: 2017/07/29(土) 02:54:00.61 ID:N9iHMZSL0
―執務室―
提督「大人しくなると小さい子みたいで可愛い……とかいうとぶっ飛ばされるので自重はした」
提督「可愛いということには手加減はしなかったがな!」
下2
提督「大人しくなると小さい子みたいで可愛い……とかいうとぶっ飛ばされるので自重はした」
提督「可愛いということには手加減はしなかったがな!」
下2
629: 2017/07/29(土) 04:40:19.82 ID:i9ZikR5LO
朧と漫才
630: 2017/07/30(日) 01:12:51.01 ID:7HmoY6Vu0
提督「正直朧って第七駆逐隊の中で影薄いよな」
朧「ええ? どうしてそう思うんですか?」
提督「ほら、曙はツンデレで潮は内気で漣はアレな感じじゃん」
朧「アレな感じって言われる漣……伝わりますけど」
提督「そう考えると朧は何系かって思うんだ」
朧「あの三人に比べると確かに薄いかもしれませんが……」
提督「ほら、良くも悪くもお姉ちゃん的な。つまり前にあまり出て来ない」
朧「う、人が気にしていることをズバッとついてきますね……」
提督「だから、新たなキャラを付け加えていきたい」
朧「まるで今からが本題かの言い方をしますね」
提督「事実だからな」
朧「提督……」
朧「ええ? どうしてそう思うんですか?」
提督「ほら、曙はツンデレで潮は内気で漣はアレな感じじゃん」
朧「アレな感じって言われる漣……伝わりますけど」
提督「そう考えると朧は何系かって思うんだ」
朧「あの三人に比べると確かに薄いかもしれませんが……」
提督「ほら、良くも悪くもお姉ちゃん的な。つまり前にあまり出て来ない」
朧「う、人が気にしていることをズバッとついてきますね……」
提督「だから、新たなキャラを付け加えていきたい」
朧「まるで今からが本題かの言い方をしますね」
提督「事実だからな」
朧「提督……」
631: 2017/07/30(日) 01:13:23.10 ID:7HmoY6Vu0
提督「というわけでドン。ツッコミキャラの確立だ」
朧「なんとなくこんな感じのが来るんじゃないかと思ってました」
提督「以心伝心だな」
朧「その以心伝心は嬉しくないですからね?」
提督「……ふっ、駄目じゃないか。其処は激しく突っ込まないと!」
朧「もう始まっているんですか!?」
提督「当たり前だろう。日常の中で使えるつっこみを鍛えなければならないんだから」
朧「無茶苦茶ですよ……」
提督「じゃあほら、とりあえずつっこんでみろ」
朧「つっこみですか? ……な、なんでやねん」
提督「…………」
朧「何か言ってくださいよ!」
提督「どうしてもわからなければ、漫才をみてみるか」
朧「漫才ですか……」
提督「ああ、それを見て学習するんだ。なんなら、一度真似てみるか」
朧「なんだか腑に落ちない展開ですけど……やってみます」
朧「なんとなくこんな感じのが来るんじゃないかと思ってました」
提督「以心伝心だな」
朧「その以心伝心は嬉しくないですからね?」
提督「……ふっ、駄目じゃないか。其処は激しく突っ込まないと!」
朧「もう始まっているんですか!?」
提督「当たり前だろう。日常の中で使えるつっこみを鍛えなければならないんだから」
朧「無茶苦茶ですよ……」
提督「じゃあほら、とりあえずつっこんでみろ」
朧「つっこみですか? ……な、なんでやねん」
提督「…………」
朧「何か言ってくださいよ!」
提督「どうしてもわからなければ、漫才をみてみるか」
朧「漫才ですか……」
提督「ああ、それを見て学習するんだ。なんなら、一度真似てみるか」
朧「なんだか腑に落ちない展開ですけど……やってみます」
632: 2017/07/30(日) 01:14:07.30 ID:7HmoY6Vu0
~~~~~~~~
提督「いやー、俺結婚するんだよ」
朧「何ですか急に!?」
提督「でも、多分結婚しない」
朧「……どういうこと!? なんでさっき結婚するって言って、結婚しないって話になるんですか!」
提督「いや、俺は結婚したいんだよ」
朧「結婚したいんですか」
提督「いやー、実は彼女に百万借りててさ、そのお義父さんにそれを返すまで許さないって言われて」
朧「そりゃそうですよ……自分の娘に百万借りている男と結婚させたいなんて思いませんって」
提督「うん。だから朧、百万貸して」
朧「やっぱり急ですね!」
潮(た、大変なことを聞いてしまいました……!)タタッ
曙(け、結婚? クソ提督が? ……!)タタッ
漣(あれ、二人ともいっちった。このコントはここからが面白いのにな~)
提督「いやー、俺結婚するんだよ」
朧「何ですか急に!?」
提督「でも、多分結婚しない」
朧「……どういうこと!? なんでさっき結婚するって言って、結婚しないって話になるんですか!」
提督「いや、俺は結婚したいんだよ」
朧「結婚したいんですか」
提督「いやー、実は彼女に百万借りててさ、そのお義父さんにそれを返すまで許さないって言われて」
朧「そりゃそうですよ……自分の娘に百万借りている男と結婚させたいなんて思いませんって」
提督「うん。だから朧、百万貸して」
朧「やっぱり急ですね!」
潮(た、大変なことを聞いてしまいました……!)タタッ
曙(け、結婚? クソ提督が? ……!)タタッ
漣(あれ、二人ともいっちった。このコントはここからが面白いのにな~)
633: 2017/07/30(日) 01:15:32.86 ID:7HmoY6Vu0
~~~~~~~~
提督「やっぱり、こう勢いが足りないな。朧には」
提督「もしかして曙を見ている方が勉強できるかもしれん」
下2
提督「やっぱり、こう勢いが足りないな。朧には」
提督「もしかして曙を見ている方が勉強できるかもしれん」
下2
635: 2017/07/30(日) 01:41:11.63 ID:TNSPknxS0
九九艦爆にロータリーエンジン積む
636: 2017/07/31(月) 02:44:07.18 ID:mSMkXjnx0
―工廠―
提督「九九艦爆にロータリーはどうだ?」
夕張「また唐突なお話ですね。ロータリーエンジンといえば、初期型ではなくローターを使う方のエンジンですね?」
提督「うむ。そうすれば高出力に高い性能を期待できるんじゃないかと思ってな」
夕張「あー、まあ、確かに今よりは間違いなく高性能になりますね」
提督「つまり!?」
夕張「いえ、無理ですよ」
提督「なんだと!?」
夕張「驚きすぎですよ。そもそも、サイズを考えてくださいよ」
提督「……いまさらそんなこと言う? さんざんいろいろ改造しておいて」
夕張「うぐ……い、いえ、それは置いておいたとしても、単純に操縦の難易度が上がることも懸念されます!」
提督「言われてみれば、アクロバティックな操作には向いてないか」
夕張「それだけではないですけど……とにかく、いろいろな理由で無理です」
提督「むぅ……」
夕張(本当は興味ないから遠慮したいだけですけどね)
提督「九九艦爆にロータリーはどうだ?」
夕張「また唐突なお話ですね。ロータリーエンジンといえば、初期型ではなくローターを使う方のエンジンですね?」
提督「うむ。そうすれば高出力に高い性能を期待できるんじゃないかと思ってな」
夕張「あー、まあ、確かに今よりは間違いなく高性能になりますね」
提督「つまり!?」
夕張「いえ、無理ですよ」
提督「なんだと!?」
夕張「驚きすぎですよ。そもそも、サイズを考えてくださいよ」
提督「……いまさらそんなこと言う? さんざんいろいろ改造しておいて」
夕張「うぐ……い、いえ、それは置いておいたとしても、単純に操縦の難易度が上がることも懸念されます!」
提督「言われてみれば、アクロバティックな操作には向いてないか」
夕張「それだけではないですけど……とにかく、いろいろな理由で無理です」
提督「むぅ……」
夕張(本当は興味ないから遠慮したいだけですけどね)
637: 2017/07/31(月) 02:44:34.54 ID:mSMkXjnx0
江草隊「あら~、あんまり私たちを舐めないでほしいですね~」
夕張「え、江草さん! もしかして、聞いてました?」
江草隊「機体の可能性をあげられるなら、大歓迎ですよ~。むしろ、腕が鳴りますね~」
提督「と、言っているが?」
夕張「うー、わかりましたよ! でも経費でちゃんと落としてくださいね」
提督「それくらいわかっている。さて、楽しみだな」
~~~~~~~~
夕張「できました」
提督「さっすが夕張! さーて、さっそく出撃してみるぞ!」
蒼龍「それじゃあ……江草隊、発艦!」
夕張「え、江草さん! もしかして、聞いてました?」
江草隊「機体の可能性をあげられるなら、大歓迎ですよ~。むしろ、腕が鳴りますね~」
提督「と、言っているが?」
夕張「うー、わかりましたよ! でも経費でちゃんと落としてくださいね」
提督「それくらいわかっている。さて、楽しみだな」
~~~~~~~~
夕張「できました」
提督「さっすが夕張! さーて、さっそく出撃してみるぞ!」
蒼龍「それじゃあ……江草隊、発艦!」
638: 2017/07/31(月) 02:45:00.91 ID:mSMkXjnx0
提督「おー、さすが豪語しただけあって安定しているじゃないか」
夕張「妖精さんにも手伝ってもらいましたから、予想以上に安定が図れてますね」
蒼龍「そもそも見た目をほとんど変えずにエンジンの改装ってどうやったんですか……」
提督「細かいことはいいんだよ!」
蒼龍「適当ですね……江草隊、どんな感じ?」
江草隊『なかなかいいですね~。これ一つで十機分は働けますよ~』
蒼龍「そんなに? やっぱりすごいのね……」
提督「こりゃ増産決定じゃないか?」
夕張「いえ、そうともいえないんですよ」
提督「なぜだ?」
夕張「かかった経費が……ゴニョゴニョ……」
提督「……うん、やめよう! ていうか無理だ!」
夕張「妖精さんにも手伝ってもらいましたから、予想以上に安定が図れてますね」
蒼龍「そもそも見た目をほとんど変えずにエンジンの改装ってどうやったんですか……」
提督「細かいことはいいんだよ!」
蒼龍「適当ですね……江草隊、どんな感じ?」
江草隊『なかなかいいですね~。これ一つで十機分は働けますよ~』
蒼龍「そんなに? やっぱりすごいのね……」
提督「こりゃ増産決定じゃないか?」
夕張「いえ、そうともいえないんですよ」
提督「なぜだ?」
夕張「かかった経費が……ゴニョゴニョ……」
提督「……うん、やめよう! ていうか無理だ!」
639: 2017/07/31(月) 02:45:27.72 ID:mSMkXjnx0
―執務室―
提督「まあ未来型エンジンとか言われるだけあるな。まだ実用には至らんな」
提督「でも、みててすごかったからまた今度見せてもらおう」
下2
提督「まあ未来型エンジンとか言われるだけあるな。まだ実用には至らんな」
提督「でも、みててすごかったからまた今度見せてもらおう」
下2
641: 2017/07/31(月) 04:53:40.29 ID:A7+uOiGP0
伊勢日向とラジコン飛行機レースとかどうでしょう
642: 2017/08/01(火) 02:23:11.28 ID:8NZLtrr+0
―母港―
提督「来たな。ラジコンはきちんと作ってきたか?」
日向「完璧だ。今回は自作できるからな。私の瑞雲が最強だということを知らしめることができる」
伊勢「一応作ってきましたけど……あの、もしかして二人とも自作?」
提督「そりゃそうだろ。セット商品じゃ好きな機体は作れないし、レースには勝てない」
日向「もしかして伊勢はそれで勝てると思っているのか?」
伊勢「正直思ってなかったけど……本当に無理そうですね」
提督「だが、これ以上は時間は与えないぞ」
日向「そうだな。私の瑞雲も早く空に飛び立ちたくてうずうずしているみたいだ」
伊勢「いつも以上についていけない展開になりそう……」
提督「来たな。ラジコンはきちんと作ってきたか?」
日向「完璧だ。今回は自作できるからな。私の瑞雲が最強だということを知らしめることができる」
伊勢「一応作ってきましたけど……あの、もしかして二人とも自作?」
提督「そりゃそうだろ。セット商品じゃ好きな機体は作れないし、レースには勝てない」
日向「もしかして伊勢はそれで勝てると思っているのか?」
伊勢「正直思ってなかったけど……本当に無理そうですね」
提督「だが、これ以上は時間は与えないぞ」
日向「そうだな。私の瑞雲も早く空に飛び立ちたくてうずうずしているみたいだ」
伊勢「いつも以上についていけない展開になりそう……」
643: 2017/08/01(火) 02:23:38.04 ID:8NZLtrr+0
~~~~~~~~
提督「さて始まったな」
日向「なるほど、あの速度を制御するとは、提督もなかなかじゃないか」
提督「日向だってな。瑞雲でその速度。そして運動性能。勝ちに来ているじゃないか」
日向「当然だ」
伊勢「いえ、あの、一つ聞いてもいいですか?」
提督「なんだ?」
伊勢「エンジンの音からして違うのですけど……」
提督「そりゃジェットだしな」
伊勢「ジェット!?」
日向「当然だろう?」
伊勢「当然なの!?」
提督「さて始まったな」
日向「なるほど、あの速度を制御するとは、提督もなかなかじゃないか」
提督「日向だってな。瑞雲でその速度。そして運動性能。勝ちに来ているじゃないか」
日向「当然だ」
伊勢「いえ、あの、一つ聞いてもいいですか?」
提督「なんだ?」
伊勢「エンジンの音からして違うのですけど……」
提督「そりゃジェットだしな」
伊勢「ジェット!?」
日向「当然だろう?」
伊勢「当然なの!?」
644: 2017/08/01(火) 02:24:05.63 ID:8NZLtrr+0
提督「とにかく、これならば伊勢は敵ではないな!」
日向「事実上一対一だな」
提督「ふっふっふ、だが、俺はまだまだ本気ではないぞ」
日向「それはこちらの瑞雲も同じこと」
提督「いいだろう、ならば、ついてこれるかな!」
日向「それはこちらのセリフだ」
伊勢「……」
伊勢(あれ、二人ともルートから外れて行ってるけど……)
提督「くくく、なかなかやるではないか! だが、この動きはどうだ!」
日向「宙返りか。だが、その程度!」
伊勢(二人で盛り上がっちゃってる。……私はコース通りに進んでおこう)
日向「事実上一対一だな」
提督「ふっふっふ、だが、俺はまだまだ本気ではないぞ」
日向「それはこちらの瑞雲も同じこと」
提督「いいだろう、ならば、ついてこれるかな!」
日向「それはこちらのセリフだ」
伊勢「……」
伊勢(あれ、二人ともルートから外れて行ってるけど……)
提督「くくく、なかなかやるではないか! だが、この動きはどうだ!」
日向「宙返りか。だが、その程度!」
伊勢(二人で盛り上がっちゃってる。……私はコース通りに進んでおこう)
645: 2017/08/01(火) 02:24:59.38 ID:8NZLtrr+0
―執務室―
提督「ふっ、試合にも負けたし勝負にも負けた」
提督「いや、あれ瑞雲じゃないだろ。完全に見た目だけだったぞ」
下2
提督「ふっ、試合にも負けたし勝負にも負けた」
提督「いや、あれ瑞雲じゃないだろ。完全に見た目だけだったぞ」
下2
647: 2017/08/01(火) 05:19:06.03 ID:Gdk78N5K0
天龍田+特Ⅲ型駆逐艦と川で泳いだりBBQしたり
649: 2017/08/01(火) 23:52:58.37 ID:8NZLtrr+0
―河原―
雷「本当に川があるわ」
響「山の中だから人もいないね」
暁「なかなかいい場所じゃない!」
提督「上流だからこその自然のままのきれいな水。まさに遊ぶのにうってつけの場所だ」
天龍「なんで俺まで」
提督「引率的な?」
天龍「はん、ガキの御守りなんて」
提督「この後バーベキューだぞ」
天龍「しゃあねえな。川の遊び方を教えてやっか」
提督「もはや株様式だな」
龍田「いつもの天龍ちゃんね~」
雷「本当に川があるわ」
響「山の中だから人もいないね」
暁「なかなかいい場所じゃない!」
提督「上流だからこその自然のままのきれいな水。まさに遊ぶのにうってつけの場所だ」
天龍「なんで俺まで」
提督「引率的な?」
天龍「はん、ガキの御守りなんて」
提督「この後バーベキューだぞ」
天龍「しゃあねえな。川の遊び方を教えてやっか」
提督「もはや株様式だな」
龍田「いつもの天龍ちゃんね~」
650: 2017/08/01(火) 23:53:23.86 ID:8NZLtrr+0
天龍「川に入る前にきちんと準備運動をするんだぞ」
暁「遊ぶだけよ?」
天龍「川を舐めちゃいけねえ。海だってそうだが、急に深くなったり、危険な足元だってたくさんある」
提督「足をつかまれて引きずり込まれるかもしれないしな」
暁「ひっ!」
電「やめるのです」スッ
提督「いたたた! カニのはさみ痛い!」
天龍「とにかく、咄嗟の回避のためにも準備運動は必須だ。わかったな」
暁「はーい」
龍田「天龍ちゃんがちゃんと見てくれているみたいだから、こっちはバーベキューの準備をしておきますね~」
提督「じゃあ俺は寝ていようかな」
龍田「……」スッ
提督「無言でカニを出さないでくれ。というか、この辺はそんなにカニが取れるのか」
暁「遊ぶだけよ?」
天龍「川を舐めちゃいけねえ。海だってそうだが、急に深くなったり、危険な足元だってたくさんある」
提督「足をつかまれて引きずり込まれるかもしれないしな」
暁「ひっ!」
電「やめるのです」スッ
提督「いたたた! カニのはさみ痛い!」
天龍「とにかく、咄嗟の回避のためにも準備運動は必須だ。わかったな」
暁「はーい」
龍田「天龍ちゃんがちゃんと見てくれているみたいだから、こっちはバーベキューの準備をしておきますね~」
提督「じゃあ俺は寝ていようかな」
龍田「……」スッ
提督「無言でカニを出さないでくれ。というか、この辺はそんなにカニが取れるのか」
651: 2017/08/01(火) 23:54:04.77 ID:8NZLtrr+0
~~~~~~~~
暁「やっぱり天龍さんは速いわ」
雷「形も綺麗だったわね」
天龍「このくらいは軽いぜ」
龍田「そろそろ準備できるわよ~」
天龍「お、ちょうど休憩しようと思ってたところだったんだ」
雷「私もお手伝いするわ」
提督「座っとけ座っとけ。肉を育てるのは男の仕事だ」
響「司令官、いつにもまして真剣だね」
提督「ふっふっふ、バーベキュー将軍と呼ばれた俺の実力を見せるときが来たみたいだからな。どれ、そろそろ」
電「お疲れさまなのです。この当たりのお肉はもう焼けているのでどうぞです」
天龍「お、さんきゅー」
提督「俺が育てていた肉が!?」
雷「元気出して司令官! 私がちゃんと育ててあげるから!」
提督「あ、うん。いや、ありがたいけど男の仕事だって……まあいいや」
暁「やっぱり天龍さんは速いわ」
雷「形も綺麗だったわね」
天龍「このくらいは軽いぜ」
龍田「そろそろ準備できるわよ~」
天龍「お、ちょうど休憩しようと思ってたところだったんだ」
雷「私もお手伝いするわ」
提督「座っとけ座っとけ。肉を育てるのは男の仕事だ」
響「司令官、いつにもまして真剣だね」
提督「ふっふっふ、バーベキュー将軍と呼ばれた俺の実力を見せるときが来たみたいだからな。どれ、そろそろ」
電「お疲れさまなのです。この当たりのお肉はもう焼けているのでどうぞです」
天龍「お、さんきゅー」
提督「俺が育てていた肉が!?」
雷「元気出して司令官! 私がちゃんと育ててあげるから!」
提督「あ、うん。いや、ありがたいけど男の仕事だって……まあいいや」
652: 2017/08/01(火) 23:54:57.84 ID:8NZLtrr+0
―執務室―
提督「天龍のやつめ肉ばかりとって……というか、龍田が俺の皿に野菜ばかり乗っけてくるのも……」
提督「まあ楽しかったからいいんだけど。いいんだけどな!」
下2
提督「天龍のやつめ肉ばかりとって……というか、龍田が俺の皿に野菜ばかり乗っけてくるのも……」
提督「まあ楽しかったからいいんだけど。いいんだけどな!」
下2
654: 2017/08/01(火) 23:58:55.34 ID:YX1R85TS0
白雪、磯波とトランプタワーをつくる
656: 2017/08/03(木) 02:17:39.48 ID:unx2yXoM0
―談話室―
白雪「ゆっくり……ゆっくり……」
バササ
磯波「……あ、あぁ、また崩れた……」
白雪「なかなか難しいのね……」
提督「何やっているんだ?」
磯波「提督、その、トランプタワーです」
白雪「ここに綺麗に作ってあったんですが、崩してしまって……」
提督「へー、何段のだ?」
白雪「えっと、五十七枚だから……六段です」
提督「そりゃけっこうなもので……」
白雪「ゆっくり……ゆっくり……」
バササ
磯波「……あ、あぁ、また崩れた……」
白雪「なかなか難しいのね……」
提督「何やっているんだ?」
磯波「提督、その、トランプタワーです」
白雪「ここに綺麗に作ってあったんですが、崩してしまって……」
提督「へー、何段のだ?」
白雪「えっと、五十七枚だから……六段です」
提督「そりゃけっこうなもので……」
657: 2017/08/03(木) 02:18:06.78 ID:unx2yXoM0
磯波「でも、私たちでは三段も組み立てられなくて……」
提督「まあ、トランプタワーは意外と難しいからな。六段で安定となると綺麗に組み立てなければならないしな」
白雪「うぅ、どうしましょう……」
提督「おいおい、俺が来たんだ。六段くらい楽勝に組み立ててやろう」
磯波「そんな、迷惑かけられませんよ!」
白雪「そ、そうです。崩したのは私たちなんですから」
提督「気にしなくてもいいんだがな。うーん、それならアドバイスだけにしよう」
磯波「アドバイスだなんて……」
提督「気にするな。テレビを見るついでだし、目的の番組以外は暇だしな」
白雪「えっと……では、お願いします!」
提督「まあ、トランプタワーは意外と難しいからな。六段で安定となると綺麗に組み立てなければならないしな」
白雪「うぅ、どうしましょう……」
提督「おいおい、俺が来たんだ。六段くらい楽勝に組み立ててやろう」
磯波「そんな、迷惑かけられませんよ!」
白雪「そ、そうです。崩したのは私たちなんですから」
提督「気にしなくてもいいんだがな。うーん、それならアドバイスだけにしよう」
磯波「アドバイスだなんて……」
提督「気にするな。テレビを見るついでだし、目的の番組以外は暇だしな」
白雪「えっと……では、お願いします!」
658: 2017/08/03(木) 02:18:41.68 ID:unx2yXoM0
提督「まずは土台だ。これが駄目だと六段は厳しい」
白雪「机の上で作ってましたけど……」
提督「少し湿らせておくと摩擦ができていい感じになる」
磯波「組み立て方のコツはありますか?」
提督「トランプの足と頭の位置はそろえる。あと角度もなるべく同じように。高くなってくると前後のずれも大きくなるからそこにも気を付けるかな」
磯波「なるほど……さすが提督ですね」
提督「別にさすがと言われるほどのアドバイスではないんだが」
白雪「でも、これで一歩前進できそうです」
磯波「ではさっそく…………次は、二段目……」
白雪「き、気を付けて」
バサァ
磯波「……! や、やっぱり難しい……」
提督(そもそも緊張かなんかで腕がプルプルしているしな。まずは平常心を鍛えるところからかもしれん)
白雪「机の上で作ってましたけど……」
提督「少し湿らせておくと摩擦ができていい感じになる」
磯波「組み立て方のコツはありますか?」
提督「トランプの足と頭の位置はそろえる。あと角度もなるべく同じように。高くなってくると前後のずれも大きくなるからそこにも気を付けるかな」
磯波「なるほど……さすが提督ですね」
提督「別にさすがと言われるほどのアドバイスではないんだが」
白雪「でも、これで一歩前進できそうです」
磯波「ではさっそく…………次は、二段目……」
白雪「き、気を付けて」
バサァ
磯波「……! や、やっぱり難しい……」
提督(そもそも緊張かなんかで腕がプルプルしているしな。まずは平常心を鍛えるところからかもしれん)
659: 2017/08/03(木) 02:19:08.67 ID:unx2yXoM0
―執務室―
提督「三十回くらい失敗したのでさすがに手伝ってあげた」
提督「二人は不器用じゃないんだが、プレッシャーに弱いな。そう考えると、意外とトランプタワーは訓練になるか?」
下2
提督「三十回くらい失敗したのでさすがに手伝ってあげた」
提督「二人は不器用じゃないんだが、プレッシャーに弱いな。そう考えると、意外とトランプタワーは訓練になるか?」
下2
661: 2017/08/03(木) 05:30:36.28 ID:SA4AOJvM0
第六駆逐と花火を楽しむ
662: 2017/08/04(金) 03:52:55.04 ID:ikMej0Jm0
―母港―
提督「花火だ花火だ!」
暁「まず打ち上げからよね!」
響「いや、まずは手持ちの吹き出しからやるべきじゃないかな」
雷「火と水の準備はできたわ!」
電「花火を種類ごとに並べておいたのです」
提督「……みんなノリいいな!」
暁「べ、別に! 楽しみにしているわけじゃないんだから!」
雷「え? 数が少ないからって、追加で買ってきたのは暁じゃなかった?」
暁「な、なんで知ってるのよ!」
響「……」フイッ
暁「響ぃ!」
提督「テンション上がってるなぁ。電は?」
電「なんです?」シャバー
提督「もうやってる!」
提督「花火だ花火だ!」
暁「まず打ち上げからよね!」
響「いや、まずは手持ちの吹き出しからやるべきじゃないかな」
雷「火と水の準備はできたわ!」
電「花火を種類ごとに並べておいたのです」
提督「……みんなノリいいな!」
暁「べ、別に! 楽しみにしているわけじゃないんだから!」
雷「え? 数が少ないからって、追加で買ってきたのは暁じゃなかった?」
暁「な、なんで知ってるのよ!」
響「……」フイッ
暁「響ぃ!」
提督「テンション上がってるなぁ。電は?」
電「なんです?」シャバー
提督「もうやってる!」
663: 2017/08/04(金) 03:53:22.74 ID:ikMej0Jm0
響「さてと、何からしようかな」
提督「電と同じのでいいんじゃないか?」
響「同じ色の花火じゃないほうがいいよね?」
提督「言われてみればそうか。じゃあ、俺はすすきかな」
雷「スパークにするわ」
提督「名前の通りだな」
雷「そうなの? ……あっ、ほ、本当」
響「私はそういうのがないから……手筒、かな」
暁「……」
提督「暁は絵付きのやつだろ」
暁「しょ、しょうがないわね。それしかないからね!」
提督(うれしそうにしてる……)
提督「電と同じのでいいんじゃないか?」
響「同じ色の花火じゃないほうがいいよね?」
提督「言われてみればそうか。じゃあ、俺はすすきかな」
雷「スパークにするわ」
提督「名前の通りだな」
雷「そうなの? ……あっ、ほ、本当」
響「私はそういうのがないから……手筒、かな」
暁「……」
提督「暁は絵付きのやつだろ」
暁「しょ、しょうがないわね。それしかないからね!」
提督(うれしそうにしてる……)
664: 2017/08/04(金) 03:53:51.94 ID:ikMej0Jm0
~~~~~~~~
提督「それじゃ、打ち上げるぞ!」
電「十個同時とは、ずいぶん豪快なのです」
響「暁が買いすぎたからね」
暁「わ、私ひとりじゃなかったじゃない!」
雷「打ち上げ花火は司令官もいっぱい用意していたのよね」
提督「着火!」
ヒュー パン パン
暁「? これだけかしら?」
提督「いや、安全性のために最初は弱めのものも多いからな。そろそろ本格的に来るぞ」
暁「……! なな、なんかすごいんだけど!」
響「華やかには華やかなんだけど……」
雷「むしろ、いろいろ混ざって大変なことになってないかしら?」
電「綺麗というか、混沌としているのです」
提督「ははは、まあこういうのもいいじゃないか。まだまだあるわけだからな」
暁「次は暁が準備するわ!」
響「いいね。私もするよ」
雷「じゃあ、私がつける番かしら」
電「電も手伝うのです!」
提督(こうしてみると、本当に子供がはしゃいでいるみたいだな)
提督「それじゃ、打ち上げるぞ!」
電「十個同時とは、ずいぶん豪快なのです」
響「暁が買いすぎたからね」
暁「わ、私ひとりじゃなかったじゃない!」
雷「打ち上げ花火は司令官もいっぱい用意していたのよね」
提督「着火!」
ヒュー パン パン
暁「? これだけかしら?」
提督「いや、安全性のために最初は弱めのものも多いからな。そろそろ本格的に来るぞ」
暁「……! なな、なんかすごいんだけど!」
響「華やかには華やかなんだけど……」
雷「むしろ、いろいろ混ざって大変なことになってないかしら?」
電「綺麗というか、混沌としているのです」
提督「ははは、まあこういうのもいいじゃないか。まだまだあるわけだからな」
暁「次は暁が準備するわ!」
響「いいね。私もするよ」
雷「じゃあ、私がつける番かしら」
電「電も手伝うのです!」
提督(こうしてみると、本当に子供がはしゃいでいるみたいだな)
665: 2017/08/04(金) 03:54:28.89 ID:ikMej0Jm0
―執務室―
提督「……セットを買いすぎて最後には大量の線香花火が……」
提督「好きとはいえいくらなんでも余り過ぎたな。九個同時に持つ日が来るとは思わなかった」
下2
提督「……セットを買いすぎて最後には大量の線香花火が……」
提督「好きとはいえいくらなんでも余り過ぎたな。九個同時に持つ日が来るとは思わなかった」
下2
667: 2017/08/04(金) 04:20:08.50 ID:cVUClL+9O
鈴谷熊野と一緒にショッピング
668: 2017/08/05(土) 03:31:45.88 ID:ZjP3Whyy0
―デパート―
提督「今日は何を買いに来たんだ?」
鈴谷「ウィンドウショッピングだけど」
提督「帰る」
熊野「提督らしくありませんわよ」
鈴谷「こういうの提督も好きじゃなかった?」
提督「お前らのウィンドウショッピングってなんかやりずらいんだよ」
鈴谷「そう?」
熊野「さて?」
提督「……わかった。付き合おう」
提督「今日は何を買いに来たんだ?」
鈴谷「ウィンドウショッピングだけど」
提督「帰る」
熊野「提督らしくありませんわよ」
鈴谷「こういうの提督も好きじゃなかった?」
提督「お前らのウィンドウショッピングってなんかやりずらいんだよ」
鈴谷「そう?」
熊野「さて?」
提督「……わかった。付き合おう」
669: 2017/08/05(土) 03:32:17.45 ID:ZjP3Whyy0
~~~~~~~~
熊野「こっちの服もなかなかですわね」
鈴谷「ねー。あ、こっちとかもいいんじゃない?」
熊野「あら、可愛いですわ」
鈴谷「こっちのほうも!」
提督「……」
鈴谷「どうかした?}
提督「商品を眺めるのは良い。服を見るのだって好きだ。だかお前たち二人で服を見るとギャルトークをする!」
熊野「狭量ですわね」
提督「いやいや、荷物持ちでもなく放置されているんだからしょうがないだろう」
鈴谷「じゃあ試着までしたら提督も喜ぶってコト?」
提督「……だな!」
熊野「この場合は現金というべきなのですかね」
熊野「こっちの服もなかなかですわね」
鈴谷「ねー。あ、こっちとかもいいんじゃない?」
熊野「あら、可愛いですわ」
鈴谷「こっちのほうも!」
提督「……」
鈴谷「どうかした?}
提督「商品を眺めるのは良い。服を見るのだって好きだ。だかお前たち二人で服を見るとギャルトークをする!」
熊野「狭量ですわね」
提督「いやいや、荷物持ちでもなく放置されているんだからしょうがないだろう」
鈴谷「じゃあ試着までしたら提督も喜ぶってコト?」
提督「……だな!」
熊野「この場合は現金というべきなのですかね」
670: 2017/08/05(土) 03:33:19.16 ID:ZjP3Whyy0
提督「さあて、何を着る!」
鈴谷「うーん、提督はどんなのが好き?」
提督「俺? どんなのでも鈴谷なら似合うと思うが、強いて言うならばさっき鈴谷が手にしていた服かな」
鈴谷「へー、提督はこういう服が好きなんだ」
提督「強いて言うなら、だ」
鈴谷「じゃ、着てくるね!」
提督「はいはい」
熊野「……わ、わたくしも選んでくださいません?」
提督「熊野も? それはいいんだが、熊野の場合自分で選んだほうがセンスいいんじゃないか?」
熊野「暇だからいやだといったのは提督のほうですわよ」
提督「そうだが……んじゃ、熊野はその手に持っているのがいいと思うぞ」
熊野「適当ですわね」
提督「お前のセンスのほうがいいって言っただろ!」
鈴谷「うーん、提督はどんなのが好き?」
提督「俺? どんなのでも鈴谷なら似合うと思うが、強いて言うならばさっき鈴谷が手にしていた服かな」
鈴谷「へー、提督はこういう服が好きなんだ」
提督「強いて言うなら、だ」
鈴谷「じゃ、着てくるね!」
提督「はいはい」
熊野「……わ、わたくしも選んでくださいません?」
提督「熊野も? それはいいんだが、熊野の場合自分で選んだほうがセンスいいんじゃないか?」
熊野「暇だからいやだといったのは提督のほうですわよ」
提督「そうだが……んじゃ、熊野はその手に持っているのがいいと思うぞ」
熊野「適当ですわね」
提督「お前のセンスのほうがいいって言っただろ!」
671: 2017/08/05(土) 03:33:46.30 ID:ZjP3Whyy0
―執務室―
提督「長くなったりするのはいいんだけど、蚊帳の外になるのはちょっとな」
提督「あの二人は普通にセンスもいいから口出しできないのももどかしい」
下2
提督「長くなったりするのはいいんだけど、蚊帳の外になるのはちょっとな」
提督「あの二人は普通にセンスもいいから口出しできないのももどかしい」
下2
673: 2017/08/05(土) 03:57:13.70 ID:a0wXKZ7jo
零戦のプロペラを4翅にして速度など検証
674: 2017/08/06(日) 03:09:39.41 ID:a2NHtILt0
―工廠―
夕張「プロペラを増やしてみる、ですか?」
提督「うむ」
夕張「……意味あるんでしょうか」
提督「わからんからつけてみるのだ!」
夕張「まあいいですけど。それくらいならそんなにかかりませんし」
提督「できればかっこいいので頼むぞ!」
夕張「無理です」
提督「ええ」
夕張「プロペラを増やしてみる、ですか?」
提督「うむ」
夕張「……意味あるんでしょうか」
提督「わからんからつけてみるのだ!」
夕張「まあいいですけど。それくらいならそんなにかかりませんし」
提督「できればかっこいいので頼むぞ!」
夕張「無理です」
提督「ええ」
675: 2017/08/06(日) 03:11:07.86 ID:a2NHtILt0
―母港―
夕張「できましたよ提督!」
提督「おお! ……なんかダサくない?」
夕張「まあプロペラ増やしただけですからね」
提督「うーむ、まあそんなもんか」
夕張「じゃあ早速飛ばしてみますか?」
提督「おう! じゃあ赤城頼んだぞ」
赤城「はい。それでは発艦いたします」
提督「さて、どんなゼロ戦が出来上がっているのか……」
夕張「できましたよ提督!」
提督「おお! ……なんかダサくない?」
夕張「まあプロペラ増やしただけですからね」
提督「うーむ、まあそんなもんか」
夕張「じゃあ早速飛ばしてみますか?」
提督「おう! じゃあ赤城頼んだぞ」
赤城「はい。それでは発艦いたします」
提督「さて、どんなゼロ戦が出来上がっているのか……」
676: 2017/08/06(日) 03:12:19.31 ID:a2NHtILt0
~~~~~~~~
提督「変わらんな」
夕張「そうですねー」
提督「プロペラ増やしても速度アップとかするわけじゃないんだな」
夕張「エンジンの換装したわけでもないですし、速度事態に変化はないですよ」
提督「でも、なんか安定しているように見えるな」
夕張「馬力を吸収する効果がありますしね。扱いは上昇したのではないですか」
提督「……あんまり意味なくない?」
夕張「まあ、そうかもしれませんね」
提督「……あ、じゃあジェットエンジン乗っけてみるか」
夕張「どれだけ改造したいんですか!?」
提督「変わらんな」
夕張「そうですねー」
提督「プロペラ増やしても速度アップとかするわけじゃないんだな」
夕張「エンジンの換装したわけでもないですし、速度事態に変化はないですよ」
提督「でも、なんか安定しているように見えるな」
夕張「馬力を吸収する効果がありますしね。扱いは上昇したのではないですか」
提督「……あんまり意味なくない?」
夕張「まあ、そうかもしれませんね」
提督「……あ、じゃあジェットエンジン乗っけてみるか」
夕張「どれだけ改造したいんですか!?」
677: 2017/08/06(日) 03:23:13.47 ID:a2NHtILt0
―執務室―
提督「機体の改造はなかなか面白いんだが、効果がいまいちなんだよな」
提督「まそう簡単にできたら妖精さんの出る幕はないか」
下2
提督「機体の改造はなかなか面白いんだが、効果がいまいちなんだよな」
提督「まそう簡単にできたら妖精さんの出る幕はないか」
下2
680: 2017/08/06(日) 04:05:39.04 ID:kDBhwFoU0
白露型とスイカ割り
681: 2017/08/07(月) 02:35:27.53 ID:DCqbILLa0
―母港―
提督「やっぱり夏といえばスイカ! スイカといえばスイカ割り!」
白露「海じゃないけどね!」
提督「それは言わない約束だ!」
時雨「近くに海があるという意味では間違ってはないんだけどね」
村雨「でも、なんとなく風情がないわよね」
夕立「スイカがもったいないっぽい」
提督「一応割っても食べられるようにシートは敷くぞ。それに、そもそもあんまり甘くないやつだし」
夕立「そうなの?」
提督「おう。数は用意してあるから一つ切ってみるといい」
海風「では、海風がやりますね」
~~~~~~~~
江風「確かにあんまりおいしくないな……」
涼風「これがスイカ割用のスイカってやつか」
提督「やっぱり夏といえばスイカ! スイカといえばスイカ割り!」
白露「海じゃないけどね!」
提督「それは言わない約束だ!」
時雨「近くに海があるという意味では間違ってはないんだけどね」
村雨「でも、なんとなく風情がないわよね」
夕立「スイカがもったいないっぽい」
提督「一応割っても食べられるようにシートは敷くぞ。それに、そもそもあんまり甘くないやつだし」
夕立「そうなの?」
提督「おう。数は用意してあるから一つ切ってみるといい」
海風「では、海風がやりますね」
~~~~~~~~
江風「確かにあんまりおいしくないな……」
涼風「これがスイカ割用のスイカってやつか」
682: 2017/08/07(月) 02:36:07.83 ID:DCqbILLa0
提督「納得したのなら早速やるか。やりたいやつは……」
五月雨「あ、私やってみたいです!」
提督「面白そうだからいいぞ」
五月雨「ありがとうございます!」
時雨(多分司令官の面白そうはドジに対していっているんだろうね……)
春雨「では、目隠しして回しますね」
五月雨「どんどんやってください!」
提督「別方向に歩くな。間違いない」
涼風「こけて失敗するかもよ?」
白露「棒がすっぽ抜けるハプニングとか!」
村雨「とりあえず、当たる気がしないということは伝わったわ」
五月雨「むー、見ていてください! 当てちゃいますから!」
海風「いきなり違う方向に歩いているけれど……」
五月雨「えっ?」
五月雨「あ、私やってみたいです!」
提督「面白そうだからいいぞ」
五月雨「ありがとうございます!」
時雨(多分司令官の面白そうはドジに対していっているんだろうね……)
春雨「では、目隠しして回しますね」
五月雨「どんどんやってください!」
提督「別方向に歩くな。間違いない」
涼風「こけて失敗するかもよ?」
白露「棒がすっぽ抜けるハプニングとか!」
村雨「とりあえず、当たる気がしないということは伝わったわ」
五月雨「むー、見ていてください! 当てちゃいますから!」
海風「いきなり違う方向に歩いているけれど……」
五月雨「えっ?」
683: 2017/08/07(月) 02:37:02.17 ID:DCqbILLa0
~~~~~~~~
夕立「シャクシャク……それなりっぽい」
提督「まさかこけて棒がすっぽ抜けて飛んで行った棒がきれいにヒットするとはな」
春雨「ちょっとびっくりしちゃいました」
時雨「ああいうこともあるんだね」
提督「んで次は、さっきから会話には入れていない山風な」
山風「え……か、構わないでください……」
白露「そういうわずにね! ほら、目隠し目隠し」
江風「そして回転!」
山風「あああ~……」
提督「じゃあはじめ」
白露「……あっ、そのまままっすぐ!」
夕立「右っぽい!」
涼風「左だってば!」
山風「え? え? ……うぅ、も、もう適当に……!」テクテク シュッ
パカッ
提督「すげぇ!」
村雨「まるで場所が分かっているかのよう……」
時雨「勘とはいえ、称賛できる動きだったね」
山風「て、適当だったし……」
春雨「綺麗に割れた分はみなさんに配りますね」
夕立「次、次は夕立がするっぽい!」
提督「よーし待ってろ。すぐに用意をするからな」
夕立「シャクシャク……それなりっぽい」
提督「まさかこけて棒がすっぽ抜けて飛んで行った棒がきれいにヒットするとはな」
春雨「ちょっとびっくりしちゃいました」
時雨「ああいうこともあるんだね」
提督「んで次は、さっきから会話には入れていない山風な」
山風「え……か、構わないでください……」
白露「そういうわずにね! ほら、目隠し目隠し」
江風「そして回転!」
山風「あああ~……」
提督「じゃあはじめ」
白露「……あっ、そのまままっすぐ!」
夕立「右っぽい!」
涼風「左だってば!」
山風「え? え? ……うぅ、も、もう適当に……!」テクテク シュッ
パカッ
提督「すげぇ!」
村雨「まるで場所が分かっているかのよう……」
時雨「勘とはいえ、称賛できる動きだったね」
山風「て、適当だったし……」
春雨「綺麗に割れた分はみなさんに配りますね」
夕立「次、次は夕立がするっぽい!」
提督「よーし待ってろ。すぐに用意をするからな」
684: 2017/08/07(月) 02:37:55.55 ID:DCqbILLa0
―執務室―
提督「思いのほか盛り上がった」
提督「スイカ自体の味が微妙だったのが悔やまれる」
下2
提督「思いのほか盛り上がった」
提督「スイカ自体の味が微妙だったのが悔やまれる」
下2
686: 2017/08/07(月) 03:36:05.24 ID:9A/Y/TVx0
鳳翔と一緒に芋料理を作ってパーティを開く
687: 2017/08/08(火) 02:21:25.78 ID:d3n+pVjQ0
―鳳翔の店―
鳳翔「お手伝いですか?」
提督「サツマイモが余りすぎてな。芋パーティにしようかと思って」
鳳翔「そういえば、前に結構な量をもらいましたね。もしかして、あれ以上ですか?」
提督「うむ」
鳳翔「それは大変ですね……わかりました。微力ながらお手伝いします」
提督「鳳翔がいれば百人力だ。しかし、実は料理すら決めていないありさまでな」
鳳翔「さつまいもですよね。色々なものに使えますし、確かに悩みますね」
提督「大学芋やコロッケ、天ぷらあたりは王道だな」
鳳翔「お味噌汁やサラダ、煮物にも使えますね」
提督「そう考えるとさつまいもって万能だな」
鳳翔「お手伝いですか?」
提督「サツマイモが余りすぎてな。芋パーティにしようかと思って」
鳳翔「そういえば、前に結構な量をもらいましたね。もしかして、あれ以上ですか?」
提督「うむ」
鳳翔「それは大変ですね……わかりました。微力ながらお手伝いします」
提督「鳳翔がいれば百人力だ。しかし、実は料理すら決めていないありさまでな」
鳳翔「さつまいもですよね。色々なものに使えますし、確かに悩みますね」
提督「大学芋やコロッケ、天ぷらあたりは王道だな」
鳳翔「お味噌汁やサラダ、煮物にも使えますね」
提督「そう考えるとさつまいもって万能だな」
688: 2017/08/08(火) 02:22:18.40 ID:d3n+pVjQ0
鳳翔「パーティという形にするのであれば、それぞれいろいろなものを作ってもいいと思います」
提督「うーん、そうするか。作りながら考えてもいいわけだしな」
鳳翔「では、こちらは準備をしておきますね」
提督「おう。さて、さつまいもを運んでくるか」
鳳翔「そういえば、量を聞いていませんでしたね。どれくらいあるんですか?」
提督「ダンボール十個分」
鳳翔「……はい?」
~~~~~~~~
提督「机いっぱいに広がる芋料理の数々。さすがだな」
鳳翔「でも、まだあるんですよね」
提督「まあな」
提督「うーん、そうするか。作りながら考えてもいいわけだしな」
鳳翔「では、こちらは準備をしておきますね」
提督「おう。さて、さつまいもを運んでくるか」
鳳翔「そういえば、量を聞いていませんでしたね。どれくらいあるんですか?」
提督「ダンボール十個分」
鳳翔「……はい?」
~~~~~~~~
提督「机いっぱいに広がる芋料理の数々。さすがだな」
鳳翔「でも、まだあるんですよね」
提督「まあな」
689: 2017/08/08(火) 02:23:19.02 ID:d3n+pVjQ0
鳳翔「……始まるとしばらく時間が取れないでしょうし、先にいただいておきましょうか」
提督「だな。しかし、これだけ色々あると目移りするな」
鳳翔「さつまいもが主役になるようなものばかりですけどね」
提督「できたものは全然違うだろう。よし、ならば鳳翔の十八番ともいえる煮物だ!」
鳳翔「お味はいかがですか?」
提督「……鳳翔って、和食に関してはプロを超えている気さえする」
鳳翔「あ、ありがとうございます」
提督「やばい。手が止まらん。モグモグ……本当においしい!」
鳳翔「なくなっても次を作るので大丈夫ですよ」
提督「なら全部食べてやる! うめーーー!」
提督「だな。しかし、これだけ色々あると目移りするな」
鳳翔「さつまいもが主役になるようなものばかりですけどね」
提督「できたものは全然違うだろう。よし、ならば鳳翔の十八番ともいえる煮物だ!」
鳳翔「お味はいかがですか?」
提督「……鳳翔って、和食に関してはプロを超えている気さえする」
鳳翔「あ、ありがとうございます」
提督「やばい。手が止まらん。モグモグ……本当においしい!」
鳳翔「なくなっても次を作るので大丈夫ですよ」
提督「なら全部食べてやる! うめーーー!」
690: 2017/08/08(火) 02:24:13.92 ID:d3n+pVjQ0
―執務室―
提督「やっぱ鳳翔を誘って間違いはなかった」
提督「というか、目に見えて俺の作った料理より鳳翔の作ったやつのほうが減っていた。さすがに素直に敬意を覚える」
下2
提督「やっぱ鳳翔を誘って間違いはなかった」
提督「というか、目に見えて俺の作った料理より鳳翔の作ったやつのほうが減っていた。さすがに素直に敬意を覚える」
下2
692: 2017/08/08(火) 02:46:49.98 ID:c82D3gDg0
利根筑摩と花火遊び
693: 2017/08/09(水) 03:23:08.28 ID:2ndhB9jW0
―母港―
利根「花火じゃ!」
提督「俺はこの前やったんだがな」
筑摩「すみません。それを聞いて姉さんがどうしてもしたいといったもので」
提督「なるほど。だが俺を呼ぶ必要はなかったんじゃないか」
筑摩「姉さん直々の指名ですよ」
提督「……えっ、今のが理由!?」
筑摩「これ以上ないほどわかりやすいと思いますが」
提督「俺にはわからないことだらけだ……」
利根「二人とも、そこで話してないで準備をするのじゃ!」
筑摩「はい。姉さん、火の扱いには気を付けてくださいね」
利根「心得ておる」
利根「花火じゃ!」
提督「俺はこの前やったんだがな」
筑摩「すみません。それを聞いて姉さんがどうしてもしたいといったもので」
提督「なるほど。だが俺を呼ぶ必要はなかったんじゃないか」
筑摩「姉さん直々の指名ですよ」
提督「……えっ、今のが理由!?」
筑摩「これ以上ないほどわかりやすいと思いますが」
提督「俺にはわからないことだらけだ……」
利根「二人とも、そこで話してないで準備をするのじゃ!」
筑摩「はい。姉さん、火の扱いには気を付けてくださいね」
利根「心得ておる」
694: 2017/08/09(水) 03:23:34.60 ID:2ndhB9jW0
提督「……まあ、いいか。ちゃんとバケツも用意しろよ」
利根「うむ!」
筑摩「火をつけるのは提督がやってくださいね」
提督「まあ利根に任せるのは不安だしな……」
利根「む、それぐらいできるぞ!」
筑摩「では姉さん、花火をどうぞ」
利根「む?」
提督「ほいチャッカマン。あ、あっちの方に向けてな」
利根「うむ。……おお、綺麗だぞ筑摩!」
提督「チョロイな」
筑摩「可愛いですね」
利根「うむ!」
筑摩「火をつけるのは提督がやってくださいね」
提督「まあ利根に任せるのは不安だしな……」
利根「む、それぐらいできるぞ!」
筑摩「では姉さん、花火をどうぞ」
利根「む?」
提督「ほいチャッカマン。あ、あっちの方に向けてな」
利根「うむ。……おお、綺麗だぞ筑摩!」
提督「チョロイな」
筑摩「可愛いですね」
695: 2017/08/09(水) 03:24:15.49 ID:2ndhB9jW0
~~~~~~~~
提督「これで全部か。なんか少なく感じるな」
利根「満足じゃ!」
筑摩「姉さんが満足と言っているのでちょうどよかったですね」
提督「本当に利根第一なんだな。というか、筑摩はずっと線香花火をしていたがよかったのか?」
筑摩「ええ。私、線香花火も好きですから」
提督「なるほど。利根、線香花火は好きか」
利根「嫌いではないぞ」
提督「納得」
筑摩「さて、片付けましょうか。姉さんは先に戻っていてもいいですよ」
利根「筑摩だけには任せないのじゃ。手伝うぞ」
筑摩「では姉さんはこちらのごみをお願いします。提督はバケツを持ってくださいね」
提督(明らかに労力に差があるんだよなぁ。別にいいんだが)
提督「これで全部か。なんか少なく感じるな」
利根「満足じゃ!」
筑摩「姉さんが満足と言っているのでちょうどよかったですね」
提督「本当に利根第一なんだな。というか、筑摩はずっと線香花火をしていたがよかったのか?」
筑摩「ええ。私、線香花火も好きですから」
提督「なるほど。利根、線香花火は好きか」
利根「嫌いではないぞ」
提督「納得」
筑摩「さて、片付けましょうか。姉さんは先に戻っていてもいいですよ」
利根「筑摩だけには任せないのじゃ。手伝うぞ」
筑摩「では姉さんはこちらのごみをお願いします。提督はバケツを持ってくださいね」
提督(明らかに労力に差があるんだよなぁ。別にいいんだが)
696: 2017/08/09(水) 03:26:17.23 ID:2ndhB9jW0
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