1: 2008/12/30(火) 05:07:36.27 ID:LHK0qF4z0 BE:322056443-2BP(1)

「水銀鐙の今宵もアンニュ~イ」





「ごきげんよう。そろそろ今年も終わりねぇ。私は誇り高きローゼンメイデン第一ドール、水銀鐙よ」

「今宵もはじまりました、水銀鐙の今宵もアンニュ~イ・・・この番組は、私が気が向いた時だけ適当にやっている番組よ」

「今年中に終わらせてすっきり新年迎えたいとか、そういうわけじゃないんだけど、ペース速いわぁ・・・」

「ま、いいわよね・・・じゃ、はじめましょうか」



シリーズ



水銀燈のアンニュ~イな一日

水銀燈の今宵もアンニュ~イvol4




3: 2008/12/30(火) 05:12:09.37 ID:LHK0qF4z0 BE:1690794397-2BP(1)

「早速おたより行くわよぉ。ミーディアムネーム[ゆきんこ]から。ありがとう」

「銀様こんばんは、・・・こんばんは。近頃銀様のジャンクにしてあげる宣言にはキレがありません、どうかこのおたよりでトレーニングしてください」

「嫌よ。言ってくれと言われると言いたくなくなるものよぉ?」

「まあ、しばらくは、アンニュイだったからね・・・今日はトバしていくわよ」

「次のおたよりはミーディアムネーム[コーヒーガム]さんからよ。ありがとう。」

「銀様、やふー、・・・やふー。このところ寒い日が続いていますが、銀様はあったかくなる工夫はしているのでしょうか?」

「銀様のドレスは他のドールと比べて寒そうな気がします」

「ま、たしかに、少々肌寒いけど・・・人間と比べてそのせいで具合が悪くなったり、動きが鈍くなったりはしないわ」

「寒いことは寒いからあんまり外出とかはしたくないのだけれどもね、それと特に暖かくなる工夫はしていないわ」

「重ね着とかはせっかくのドレスが台無しになるし、そもそもお父様の服以外はお断りだわぁ・・・」

4: 2008/12/30(火) 05:16:14.09 ID:LHK0qF4z0
「さて、次はミーディアムネーム[0.7馬力]のおたよりよ。ありがとう。」

「水銀燈様こんばんは・・・こんばんわぁ。鍋のおいしい季節になりました。水銀燈様は鍋を食べたことがあるのでしょうか?」

「鍋・・・鍋ねえ、たまに誘われるけど、サイズが違うからあんまり楽しめないのよねぇ・・・めぐは膝の上に乗せて何から何まで世話やこうとするし、鍋奉行ならぬ、鍋女中よねぇ」

「それで、もしよろしければ当店自慢の・・・ってなにこれ、宣伝!?ふん、私の番組を宣伝に使おうなんて100万年早いわ!あとで店ごとジャンクにしてあげるわっ!!」

「まったく、私が自発的に宣伝するのは乳酸菌飲料だけってのがわかってないのかしら・・・?」

5: 2008/12/30(火) 05:19:57.36 ID:LHK0qF4z0
「次、ミーディアムネーム[くんくんの佃煮]からのお便り。ありがとう。」

「あーんにゅーい・・・あーんにゅーい。槐堂みてきました」

「はぁ?面白半分で行くんじゃないっつーの、常識って言うものが無いのかしら」

「キモイおっさんもいましたが、それ以上に凄い可愛いドールが接客してくれました。」

「ドールにお茶を入れてもらって、時々会話しながら人形を眺め幸せなひとときをすごせました」

「これで30分2000円は安いと思います、すばらしいお店を紹介してくださった銀様に感謝しつつ今日も通おうかと思います」

「って、はぁ?一体槐堂で何が起こっているのよ!?・・・まあ、ドールとかそう簡単に売れるものじゃないから副業もいいかも知れないけど・・・」

「こんどチェックしにいかなきゃ・・・変な客ばっかりだったらまとめてジャンクね・・・」

7: 2008/12/30(火) 05:23:45.14 ID:LHK0qF4z0

「水銀鐙の今宵もアンニュ~イ」




「さあ、引き続きいくわよぉ。私は誇り高きローゼンメイデンの第一ドール、水銀鐙。」

「この番組のメインパーソナリティを勤めているわ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?」

「ちょっとそこのAP!めぐはどうしたの?」

「定期検診で遅れる?・・・日をずらせばよかったかしら・・・じゃないわっ!」

「そうよ、もともとこの番組は私が!好き勝手に!やってる番組なのよ、これでようやく本来のあるべき姿に戻れたというものだわぁ」

「あ、でも一応何かあったら知らせなさいね、AP、他のスタッフもいいわね?」

「一応先に言って置くわ。ありがと」

「さて、じゃあ後で来るかもしれないし・・・ソロならやっぱりこのコーナーからよね」

9: 2008/12/30(火) 05:27:46.27 ID:LHK0qF4z0
「水銀鐙の・・・」
「ジャァンクにしてあげる!」





「このコーナーは、リスナーの皆様の悩みなどを大募集、私、水銀鐙が木っ端微塵、解決してあげるコーナーよぉ」

「めぐがいないし、ツッコミが入らないんでトバしていくわよ」

「ミーディアムネーム[りんごりらっぱ]さんからのおたより、ありがとう」

「本がたくさんになりすぎて部屋からあふれそうです、一体どうしたらいいのでしょうか」

「捨てれば?」

「次は、ミーディアムネーム[まるちぷるたいたんぱー]からよ、ありがとう」

「大事な季節だと言うのに銀様のことばかり考えて何も手に付きません、こうなったらあきらめて銀様とともに生きるべきでしょうか」

「いいわよ、こっちにいらっしゃい。すぐにあなたの人生終わらせてあげるからっ!メイメイ!!」

11: 2008/12/30(火) 05:31:01.87 ID:LHK0qF4z0
「ミーディアムネーム[命名Χ]さんからのおたより、ありがとう」

「銀ちゃんこんちゃわわ。・・・こ・・・こんちゃわわ?」

「銀ちゃんに相談したいことが無いかなと考えたのですが、何も思いつきません。何かいいアイディアありませんか?」

「知らないわよ!悩みが無いならとりあえず全財産募金でもしたら?悩みができるかもねぇ、その後のことは知らないけど!」

「追伸・・・まだあんの?・・・メイメイ様の鮮やかな手並みにあこがれています。弟子入りさせてください!!」

「ですってメイメイ?・・・ああ、そう、そうよねぇ。[命名Χ]ぅ?メイメイの言うには愚図を弟子にとるほど時間が無い。だってぇ、ざぁんねん」

「ミーディアムネーム[黒いうにゅー]さんから。ありがとう」

「今日のゲストは雛ちゃんだそうですが、家のババアがなんかいうにゅーを買って来いっっても豆大福とか変なものを買ってきます。何とかしてください」

「自分で買ってくればいいでしょう?それに家族をババアとか言うような人間は3回ほどジャンクになりなさぁい!!」

13: 2008/12/30(火) 05:35:46.58 ID:LHK0qF4z0
「さて、次のおたよりは、ミーディアムネーム[アイツに勝てない]さんからのおたより。ありがとう」

「エアーマンが何回やっても倒せません、ちなみにウッドマンも倒せません、ヒートマンはボスまでいけません、何とかしてアルゴマン!」

「はぁ!?誰よアルゴマン?なんか勘違いしてるんじゃないの?・・・ま、メタルブレードはウッドマンにそこそこきくわ・・・とだけ言っておくわぁ」

「あとは自力でジャンクになさい・・・次行くわね」

「ミーディアムネーム[りゅー]さんから。ありがとう」

「ギンギンはろー・・・ギンギン・・・まあ、いいけど、なんか気分的にねえ・・・はろー」

「暖房が壊れてしまって凍えそうです、ギンギン助けて!」

「そのまま凍え氏んで、ジャンクになればぁ?あ、私の羽で包んであげるのもいいわねぇ、もちろんジャンクにするけど」

15: 2008/12/30(火) 05:39:25.16 ID:LHK0qF4z0
「ミーディアムネーム[ああっ真紅様]さんから、・・・名前が気に入らないわね」

「困りましたよ、お義姉さん。・・・お義姉さん?・・・僕、ネコ3匹飼ってるんですけどね、」

「あなたの妹さん、ネコ嫌いじゃないですか。・・・真紅のこと・・・?お義姉さんって、アンタとか義弟にしたくないからその場合は縁を切るわ」

「そうすると、真紅様を家に呼んで、ティーバックを穿いた真紅様にティーパックでぶたれるっていう僕の夢が叶わないんですよ。」

「変態枠の上にただの駄洒落じゃないの!馬鹿じゃないのかしら・・・あれ・・・まだ続きあるの・・・?」

「その類稀なる美貌と明晰な頭脳でアリスに最も近いお義姉さん、この問題を解決する良策はないですかね?」

「ん・・・まあ、当たり前のことを言われてもうれしくもなんともないんだけどぉ・・・」

「猫、すてちゃえばぁ?捨てるのが可愛そうなら、私がジャンクにしてあげるわっ!!」

「ふう、みえみえのお世辞は腹だたしいだけねえ・・・次のおたよりは、ミーディアムネーム[うの]からいただいたわ、ありがとう」

「銀様あんにゅーい・・・あんにゅーい。ドールをたくさん揃えたのですが動いてくれません、どうやったら動くのでしょうか?」

「ざぁんねん、ローザミスティカが無いから動かないわぁ、ま、そこらの凡庸な人形師の作ったものじゃあそもそも無理だけど。」

16: 2008/12/30(火) 05:43:27.64 ID:LHK0qF4z0
「最後ね、ミーディアムネーム[なる]さんからいただきました、ありがとう」

「近頃眠れません、何とかしてください!」

「ふぅん、じゃあ、私が眠らせてあげるわ、二度と目覚めないジャンクになるけどっ!」

「めぐがいないと突っ込み無いからたくさん読めるわぁ」

「突っ込み無くて寂しいとか思ってないわよ?」

「相変わらずたいした悩みは来ないけど、あなたの悩みを送ってきなさぁい。気が向けば解決してあげるわ」

「CMの時間よ」

17: 2008/12/30(火) 05:48:39.08 ID:LHK0qF4z0
<CM中>                             /そーれそーれ乳酸菌飲料、ほい!\



「めぐ、遅いわぁ・・・それにゲストも・・・」

「ちょっとAP!いったいどうなってるのよ!ち、違うわよ。べ、別に一人だと寂しいとかそういうのじゃないんだからね!」

「でめぐは?・・・病院で検査全部終わってから消えた!?・・・鏡に・・・あー・・・またnのフィールド通ってくるつもりね・・・」

「いいかげん、人間離れしたことやめて欲しいわぁ、そのうち本当にめぐビーム出しそうでいやだわぁ・・・」

「ゲストは・・・?受付で?大分前に通った?おかしいわね・・・まだ・・・あら?」

「あのー・・・ごめんくださーい・・・ここで水銀燈の今宵もアンニュ~イの収録してるって聞いたんですけど」

「誰よ!これで単なるファンとかだったらつまみ出すわよ!」

20: 2008/12/30(火) 05:52:29.82 ID:LHK0qF4z0
「なんだよ、呼ばれたからわざわざ来たのに、今日は家で一日中ネットする予定だったんだぞ」

「ジュン・・・だったわね、相変わらず不健康な生活してるわね、真紅が心配していたわよ?で、雛苺は?」

「雛苺は食堂で苺大福たべてる。売店にいっぱいあったからな、多分食べ終わるまで動かないと思う」

「本当にあのお馬鹿苺は・・・困ったわね・・・めぐが来るまで姉妹のコーナーでしのごうと思ったのだけど・・・」

「ん、アシスタントの人来ていないのか?」

「病院で検査うけてからだからもう少しかかるようね(終わってるのだけど常識はずれな行動は黙っておいた方がいいわぁ)」

「ふーん、でもどうするんだ。もうCM終わるぞ」

「・・・!そうだ、ジュン、あなた変わりにアシスタントしなさい。やった事あるのでしょう?」

「大分前だけど・・・あんまりやりたくないんだけどな、口下手だし」

「いいからやりなさいよぉ!」

「はぁ・・・しょうがないなあ、うまく出来なくても文句言うなよ」

「ありがと、上手に出来たら今度は唇にキスしてあげるわぁ」

「ちょっ・・・ば、何言うんだお前!」

「光栄に思いなさぁい、あと私はお前じゃなくて水銀燈。さ、CM明けよ」

「・・・はぁ、結局押し切られるのか・・・強引だなあ・・・」

21: 2008/12/30(火) 05:55:58.77 ID:LHK0qF4z0
「水銀鐙の今宵もアンニュ~イ」


「再びこんばんは、引き続き水銀燈よ、いまからふつおたのコーナーなのだけれど・・・めぐがまだ来ていないの、だから助っ人を用意したわ」

「どうも・・・真紅のミーディアム、桜田ジュンです。今日は雛苺の保護者として来たはずなんだけど・・・」

「急遽アシスタントに大抜擢よぉ、それじゃあ、ふつおた読むわぁ・・・それとも、あなた読んでみる?」

「遠慮しとくよ」

「覇気が足りないわぁ・・・それじゃあ最初のお便り・・・ミーディアムネーム[今宵も一人身]さんから、二回目ね。ありがとう」

「銀様の羽はバンバン飛ばせるみたいですけどどれくらいで生え変わるんですか?」

「あ、それは僕もちょっと気になっていた、なんかどう考えても圧倒的に多いよな、元の羽より。」

「ああ、あれはスイドリームの水とか真紅の花びらとかと同じで沸いて出てくるものだから、強いて言えば一瞬で生え変わるってとこね」

「ふーん、そうなのか、いちいちちゃんと抜けるのか?・・・よっ」

「ひゃうん!?ちょっと、あなた!何勝手に人の羽根抜いてるのよ!ジャンクにするわよ!」

「引っ張ると痛くて、飛ばしても痛くないのか・・・本当にお前たち呪い人形は謎が多いよな」

「誇り高きローゼ・・・ちょっとあなた、何羽根しまいこんでるのよ」

「あ、綺麗だったから後でかざっとこうかと思って」

「ふん、まあいいわ、大事になさい」

22: 2008/12/30(火) 05:59:35.59 ID:LHK0qF4z0
「次、ミーディアムネーム[人形師の弟子]さんから、ありがとう」

「銀様にゅいにゅーい。・・・にゅいにゅーい。うちのドールに銀様とお揃いのドレスを着せようと思ってるんですが細かいところのデザインがよくわかりません。」

「というわけで銀様、そのドレスを脱いで家に送って下さい。もちろん下着も。」

「嫌よ! 変態枠[人形師の弟子]のことだからいかがわしいことに使うのでしょう?お見通しよ、私があなたにあげるのはメイメ・・・あなた何書いてるの?」

「ちょっとまってな・・・・ん、たしかこんな感じだな、ほら、水銀燈、これでデザインあってるか?送ってやれよ」

「・・・!ちょ・・・ちょっとあなた!なんで下着のデザインまで完璧なのよ!まさか覗いて・・・・」

「いっ!?・・・いいがかりはよせよ!まったく、基本的なデザインってのは共通だし・・・まあ、そりゃ、このまえチラッと見えたのも・・・」

「それで、こんな細かいとこまで覚えてるの!?・・・へんたぁい。夜な夜な思いだして・・・」

「なななななっ!?なんてこと言うんだよ!お前ら呪い人形なんかにそんな気分とか・・・なるわけ・・・ないだろっ!!」

「あら?夜な夜な思いだしてデザインの勉強って言うつもりだったのだけど・・・他に何かあるのかしらぁ?」

「!!ない!ない!ないったらない!ほら、次行くぞ、よし、僕が読んでやるよ!」

25: 2008/12/30(火) 06:05:42.71 ID:LHK0qF4z0

「次のおたよりはミーディアムネーム[ロシナンテ]さんからのおたよりだ、ありがとう」

「ありがとう」

「銀様よろれいひー・・・よろれいひ?」

「よろれいひー、いちおう挨拶ね・・・たぶん」

「銀様の剣って材質は何ですか?あと名前はなんと言うのですか?水銀で出来ていて、水銀刀とかだったらウケます」

「えっ!?・・・・・・・・・・・えっとちょっとまっててね・・・えーと」

「おい、水銀燈、まさか図星か?」

「ちちちち違うわよっ!・・・材質はクヴェクズィルバー。名前は・・・メルクールよ」

「聞いた事無い材質だな・・まあいいや、こんどググるよ」

「ググる・・?」

「インターネットで調べることをそう言うんだよ」

「だめよっ!ググるとかそういうのはなんか・・・そう、邪道だわっ!!」

「でも気になるし・・・」

「いいから忘れなさいっ!次読むわよ」

26: 2008/12/30(火) 06:11:58.91 ID:LHK0qF4z0
「ミーディアムネーム[徹マンアコム]さんからよ、ありがとう」

「あんにゅ~いギンギン・・・あんにゅ~い・・・ギンギンすっかり浸透したわあ・・・」

「ギンギンはゲームとかするんですか?もしするんなら、どんなゲームをするのでしょうか?」

「そうね、据え置き以外のゲームは一通り、鞄の中でもできるしね。」

「おいおい、目を悪く・・・・・・ならないのか、便利な体だな。それで、何をやってるんだ?」

「DSをよくやるわね、PSPは大きすぎて・・・ちょっと疲れるわぁ」

「へえ、DSっていうと・・・脳トレとか?」

「やらないわよ!あなたまで私を年増扱いするの!?」

「いや・・・なんとなくだけど、水銀燈ってむきになって最高記録の更新に励みそうな性格だし」

「う、ちょっと否定できないわぁ・・・とある親子三代ゲームで全モンスター仲間にしたりは普通にやるわよね?」

「普通はしないと思うよ・・・(ぼくはチートしたけど)」

「そ。そうなのかしら・・・手術ゲームで全部完璧になるまでやったりとかは?」

「たぶん、普通はそこそこでやめると思うよ」

「完璧主義な自分が憎いわ・・・」

「・・・次読もうか?」

28: 2008/12/30(火) 06:16:21.04 ID:LHK0qF4z0
「次はミーディアムネーム[骨骨ロック]さんからだね、ありがとう」

「ありがとう」

「今回のゲストはズバリJUM君ですね!・・・なあ、確かにHNとかMNではJUMだけど・・・ジュンだぞ、一応」

「そういえば何回かあったわね、おたより」

「アリスになるにはJUM君を手にするのが一番近道ではないでしょうか?銀様の魅力でめろめろにして虜にしてはどうでしょうか?・・・ってなんだよこれ」

「あら?あながち間違いではなくてよ?ミーディアムを直接狙うのがどれほど有効か・・・あなたも知っているでしょう?」

「それは・・・知ってるけどさ・・・でもありえないね、僕が人形にめろめろにされるとか、ないね」

「あら?ざぁんねん、・・・それじゃあ、めぐはどうかしら?」

「めぐ?水銀燈のミーディアムのことか?」

「そうよぉ、病弱お嬢様でけなげに生きてる綺麗な子よぉ」

「へえ・・・っと、想像とかして無いぞ!だいたい僕なんかじゃ可愛そうだろ!」

「あなたはもう少し自分の魅力に気づくべきだわぁ・・・ま、あとから嫌でも会えるのだし、楽しみにしていることね」

「別に楽しみとか、柏葉とどっちが可愛いかとか考えて無いけど・・・」

「お、ば、か、さぁん。じゃ、次」

29: 2008/12/30(火) 06:18:12.53 ID:LHK0qF4z0
「最後よぉ、ミーディアムネーム[何のとりえも無い一般人]さんからよ、ありがとう」

「なんかもう・・・ホント頑張ってください・・・めぐの黒さのことをジュンに悟られるのはまずいわ・・・」

「そ、そうね、ちかごろ寒いしくたびれてるけどがんばるわぁ」

「水銀燈にしては普通なコメントだな、なんかあったのか?」

「無い、無いわ!じゃあ、ほら、CMいくわよ!」

「このスイッチか?、ぽちっとな」

30: 2008/12/30(火) 06:20:57.85 ID:LHK0qF4z0

<CM中>                             /乳酸菌足りてますかぁ?\



「久しぶりだとやっぱり疲れるよなあ・・・」

「そう?それなりに上手に出来ていたわよ?キスとヤクルトとどっ・・・」「ヤクルト」

「・・・もう少し会話を楽しめるようになればいい男になれるわよ、まだまだ遠いけど!!」

「なにぶんむくれてるんだよ。丁度飲み物ほしかったんだよ」

「私の唇はヤクルト以下ってことに頭に来てるのよ!まったく、真紅はキスなんかしてくれないでしょう?」

「ごふっ!・・・げほっ・・・げほっ・・・な、ないよ!そんなこと!!」

「どうだか?今のリアクション怪しいわぁ・・・」

「ないって・・・」「ジューーン!!」

「?雛苺、おそかったじゃわぷっ!?」「ジュン登りーっ!!」

「っく・・・ぷはっ。いきなり何するんだよ!」

「あのね、ヒナね、たっくさんうにゅー食べたの!とっても幸せだったのよ、でもなくなっちゃったから次に幸せになれるジュンに登るのーっ!」


35: 2008/12/30(火) 06:25:47.94 ID:LHK0qF4z0
「コホン・・・雛苺!挨拶もなしかしらぁ?」

「ほえ・・・?あ、水銀燈なの。今日はうにゅーいっぱい食べれて雛とっても幸せなの、ありがとなの水銀燈」

「それじゃばいばいな」「待ちなさい!」「ほえ?」

「苺大福はギャラの代わりと言う約束だったでしょう?ちゃんと仕事なさい?」

「???」

「ジュン?」

「な、なにかな・・・水銀燈?」

「ちゃんと説明したの?」

「一応おたよりにコメントすることは、でも細かい内容までは・・・苺大福食べ放題の当たりで大騒ぎして・・・たぶん、伝わってない」

「・・・はぁ・・・遊びじゃないのよ・・・」

36: 2008/12/30(火) 06:28:55.35 ID:LHK0qF4z0
「ま、素直なコメント欲しいのだからそれもいいでしょう・・・」

「そうね、素直が一番だわね」

「めぐ!?遅いわよ!」

「ごめんなさい、水銀燈、それから・・・雛苺ちゃんと、桜田ジュン君ね、始めまして、水銀燈のミーディあむ、柿崎めぐです。・・・あ・・・」

「どうしたの、めぐ?」

「失敗しちゃった・・・男の子がいるのにパジャマなんて、ちょっと恥ずかしいかなって・・・」

「だ、大丈夫、なるべく見ないから」

「・・・私は鑑賞できないほど容姿が悪いのかしら・・・ちょっとショック・・・」

「ちちちちち。ちがうよ・・・そんな事無いから!」

「じゃあ、どう思った?」

「そ、その・・・とても・・・綺麗だなって・・・」

「ありがとう、ジュン君。あ、水銀燈もう始まっちゃう」

「さあ、行くわよぉ・・・打ち合わせできてないのが不安だわ・・・それにしてもめぐ・・・いきなり有利なポジションとりにいったわぁ・・・」

38: 2008/12/30(火) 06:32:05.13 ID:LHK0qF4z0
「水銀鐙の今宵もアンニュ~イ」


「ストロベリー」「ジャムなのーっ!!」



「さ、今日の姉妹のコーナーはストロベリージャム。甘酸っぱいコイバナを私と雛苺、それと思春期真っ盛りの少年少女がコメントするわ」

「おい、なんだよ、その紹介」

「ごめんなさいね、ジュン君、水銀燈に悪気は無いの」

「や・・・その、まあ、いいけど」

「アシスタントの柿崎めぐです、今日はちょっと遅れちゃったんで、おとなしくしてい」「おとなしくぅ!?」

「ど、どうしたんだよ、水銀燈。すっとんきょうな声出して!」

「うぃ、ヒナもびっくりしたのー」

「ちょ、ちょっと驚くことがあっただけよ・・・まあいいわ、めぐ読んで」

39: 2008/12/30(火) 06:35:06.33 ID:LHK0qF4z0
「ええ、わかったわ・・・ミーディアムネーム[そばん]さんからのおたよりです」

「ありがとう」

「ありがとなのー」

「私はいま、恋をしています。この前電車でコンタクトを落としてしまい途方にくれていたところをわざわざ周囲の人間に謝りながら一緒に探してくれたあの人」

「名前もわからない人、同じ時間に何度も電車に乗ったけど一向に会えません。かろうじて学校だけはわかりました」

「この後どうしたらいいのでしょうか?皆さんの知恵を貸してください」

「うわ、あまずっぺぇ・・・私からはそうねぇ・・・あきらめたらぁ?」

「酷いの水銀燈ーっ!ヒナだったら同じ服の人に話を聞くの、それでね、さがしてきてもらうの!」

「私は・・・もう一度会えるまで電車に乗って見る・・・てのはどうかな、会えたらそれが運命って、素敵じゃない?桜田君は?」

「・・・うん、僕はよくわからないんだけど・・・そうだね、運命とやらに託してみるのもいいかもな」

「・・・なんか普通ね、まあいいわ、次・・・そこの読んで」

40: 2008/12/30(火) 06:39:33.33 ID:LHK0qF4z0
「僕かよ!えっと、次は・・・ミーディアムネーム[落とし豚]さんから、ありがとな」

「ありがとう」

「ありがとなのーっ!」

「この秋に彼女が出来ました、彼女は皆の人気者でとてもかわいらしく、僕はとてもハッピーです・・・が」

「彼女は壊滅的に料理が下手でこの間は危うく意識を失うところでした、甲斐甲斐しく作ってくれる弁当が緩慢な氏を運んでくる恐怖、僕はどうしたらよいのでしょうか?」

「フン、食べ物食べれるだけありがたいと思いなさぁい?あなた少し贅沢よ、あまりわがまま言うとジャンクにするわよ?」

「ヒナだったらー・・・ヒナだったらー・・・うん、頑張って食べるの、真紅もたまに凄い味のクッキー作るけど、一生懸命作ってくれたのよ、だからヒナは笑顔で食べるの!」

「水銀燈、なんか雛苺に負けてるぞ」

「うっさいわね!アンタはどうなのよ!」

「僕・・・だったら・・・食べながらダメだしするかなあ」

「うわ、小姑根性」

「いいだろ、別に、おいしいもの食べれるようになったら問題ないんだし、なんなら一緒に料理するとかいいんじゃないかな・・・」

「私も、そう思う。一方的に文句を言う人はダメだけど、二人一緒なら、それはすばらしい時間になると思うの・・・ね、水銀燈」

「・・・そういうことにして置いてあげるわぁ、次は私が読むわね」

41: 2008/12/30(火) 06:43:02.89 ID:LHK0qF4z0
「次は・・・ミーディアムネーム[カオル]さんから、ありがと」

「ありがとう」

「ありがとなのー」

「銀様、私の恋の悩みを聞いてください、私は部活の先輩に恋をしてしまいました、たくましい腕、澄んだ瞳、さわやかな性格・・・自分修正入って無い?」

「こほん、最初は秘めておこうと思ったのだけど、日に日に思いは募るばかり、もうどうしようもないのです」

「銀様、ヒナちゃん、私はどうしたらいいのでしょうか?」

「なんか、自分修正入ってるみたいだし、さくっと告白してみたらぁ?あんがいうまく行くかもよ」

「うーんと、ヒナはも水銀燈とにてるけどー、もーすこし、じっくり考えるべきだと思うのー。ヒナもトモエとはなれていろいろ分かったのよ」

「私は・・・そうね、可愛い恋を応援したいかなって・・・だから告白したほうがいいかなって思うの」

「僕は・・・あれ?水銀燈、まだ続きあるぞ?」

42: 2008/12/30(火) 06:46:34.36 ID:LHK0qF4z0
「あら・・・本当だわぁ、続き読むわよ。追伸 あのたくましい腕に捕まれると何も考えられなくなります。安部高校男子柔道部2年3組山内カオル」

「ってはぁ!?男!?そして男同士!?キモっ!!メイメイ!」

「僕は・・・ちょっとコメントを差し控えさせてもらおうかな・・・って」

「うにゅ?男同士でも愛があれば問題ないのよ?ヒナはいっぱい見てきたもの、そこに信実の愛があるなら問題ないと思うのよ」

「うげっ!?雛苺!?・・・あー、そう言えばあなたフランスとか結構長かったからねえ」

「そうなの、だからヒナはありだと思うの、[カオル]、あいとー!」

「そうね・・・私も、性別とかはくだらない事だと思うわ・・・ねえ桜田君?」

「なっ・・・なにかな」

「私は水銀燈が大好きだわ、これはおかしいことかしら?女同士である以前に水銀燈は人間ですらないわ」

「そう・・・か。そうだよな、ごめん、僕が考えなしだった。まあ、でも僕は男は勘弁して欲しいけどさ」

「じゃあ、私は?」「えっ!?」

「ふふ、冗談。次、読むわね」

43: 2008/12/30(火) 06:48:31.50 ID:LHK0qF4z0
「次は・・・ミーディアムネーム[桜田のり]さんから」

「ありがとう」

「ありがとなのー・・・ってはにゅ?のり?」

「ちょ、姉ちゃんかよ!!」

「コイバナっていうか男女の悩みなんですけど、家の弟はもういい年頃なのに、性欲と言うものが薄いように思えます」

「うぉい!」

「えOちな本とかも全然持っていないし、お姉ちゃんの下着にも興味を示さないし、この先心配です」

「僕はねえちゃんの頭が心配だ!」

「姉としてどうするべきでしょうか?」

44: 2008/12/30(火) 06:50:56.29 ID:LHK0qF4z0
「桜田君・・・」

「い、いや、僕の姉ちゃんは普段はまともなんだけど、時々なんか変なスイッチ入るときがあってその・・・」

「まえも変態枠であったわよね、なんなら裸になってベッドに引っ張り込めばぁ?」

「やめて水銀燈!姉ちゃんならやりかねないから!!」

「ヒナはしってるのー。Dドライブなのよ、時々ジュンが夜に」

「ちょ・・・雛苺!?」

「パソコン・・・桜田君・・・ううん、大丈夫、ほら男の子って、そういうものだろうし、ね?」

「う・・・うわああああああああああっ!!」

「あーっ!ジュン待つのーっ!あ、水銀燈、めぐ、ばいばいなのーっ!!」

「うふふ・・・CDかけましょう、水銀燈」

46: 2008/12/30(火) 06:55:29.40 ID:LHK0qF4z0
「CD演奏中」


「で、何のつもりなの?めぐ」

「何が?」

「ジュンとやけに親しくなりたそうだったじゃない?あんなのがタイプなの?」

「ふふ、妬いてるの?水銀燈」

「べ、別にめぐが誰を好きになっても私はなんとも思わないのだけど」

「大丈夫よ、彼、女の子に免疫なさそうだったから・・・ほら、印象付けとくと後々有利かなって」

「あ・・・あいかわらず真っ黒だわ・・・」

「それに、少しは興味あったってのもあるかしら・・・」

「あら・・・珍しいのね?」

「だって水銀燈もジュン君好きでしょう?」

「なっ!・・・お馬鹿さぁん!好きとかそう言うんじゃないわ!・・・まあ、いい男にはなりそうね、真紅の仕込みと言うのが癪だけれど」

「そうね、水銀燈がそこまで言うなら相当のものだわ・・・ちょっと焼餅やいちゃおうかな」

「馬鹿言ってないで、歌明け、久しぶりのまともな尺の天使様よ!」

「はぁーい」

52: 2008/12/30(火) 07:00:12.81 ID:LHK0qF4z0
「水銀燈の今宵もアンニュ~イ」


「私の黒い天使様」







「このコーナーは私へのいわゆる口説き文句を募集するコーナーよぉ」

「私が思わずミーディアムにしてしまいたくなるような、心を揺るがすような名文句を大募集」

「今回久しぶりのまともな尺よぉたっぷり聞かせて頂戴。ジャンクにする方が多いだろうけど!」

「アシスタントの柿崎めぐです・・・私を越えれるかしら」

「どこの中ボス!?」

54: 2008/12/30(火) 07:03:56.65 ID:LHK0qF4z0
「最初のおたよりです。ミーディアムネーム[でーぶいでー]さんから」

「ありがとう」

「水銀燈の踏み台になりたい」

「いきなりきたわぁ、踏み台どころかぐっちゃぐちゃのジャンクになりなさぁい!メイメェイ!!」

「次のおたよりはミーディアムネーム[中華の炎]さんからいただきました」

「ありがとう」

「銀ちゃん、俺の創作料理ヤクルトチャーハンを食べないか!」

「嫌よ!やってみたけどおいしく無かったわ!」

「あるんだ・・・」

「チャーハンの命であるぱらっとした食感がすべて殺されてにんにくの味のヤクルトが・・・うぇっぷ」

「無理に思いださなくていいわよ、水銀燈」

57: 2008/12/30(火) 07:06:56.19 ID:LHK0qF4z0
「次はミーディアムネーム[便所のつまりはラバーカップで]さんからいただきました」

「ギンギン、俺のギンギンを優しく触ってくれ」

「嫌よ!汚らわしい!メイメイ!執拗にアタックしてきなさい!え、いや?わがまま言わないでやりなさ・・・」

「メイメイ、私からもお願い、いい子ね」

「・・・なんでめぐの言う事はあっさり聞くのよ」

「人徳、かしら。次」

60: 2008/12/30(火) 07:11:40.60 ID:LHK0qF4z0
「ミーディアムネーム[フロン]さんからいただきました」

「ありがとう」

「水銀燈。君の心の支えになりたい、めぐみたいに決して君を虐げたりしない、僕をミーディアムにしてくれ!・・・はっ!」

「ちょ、いま、めぐ凄い冷笑した!クイーンオブ冷笑って感じの!」

「苛めるだけじゃあ、水銀燈とここまで仲良くなれるわけ無いわ・・・本当、ばっかみたい」

「怖い、怖いわぁ・・・まあ、めぐは駄々甘とイジって来るときのギャップが凄いわよね。それなりに楽しいしね、[フロン]はお呼びじゃないわぁ」

「飴と鞭」「え?めぐ何か言った?」

「なんでもないわ、次読むわ」

「次のおたよりはミーディアムネーム[めぐめぐ]さんからのおたよりです」

「めぐ、愛してる」

「ちょーっとまったーっ!ここ、黒い天使様よね?私、私への口説き文句よね?なんでめぐに!?」

「ごめんなさい、でも、せっかくだから、メイメイがもどってきたらジャンクにしてあげる」

「私のキメ台詞までぇっ!?」

「落ち着いて、水銀燈、私も十分に黒くなったってことよ」

「綺麗なめぐに会いたいわぁ・・・」

61: 2008/12/30(火) 07:16:14.67 ID:LHK0qF4z0
「次のおたよりはミーディアムネーム[ワンコインクリア]さんからです」

「ありがとう」

「君のハートをワンコインでゲットしてみせる」

「あんたのハートを一撃でジャンクにしてあげるわっ!次っ!」

「次のおたよりはミーディアムネーム[絆パンチ]さんからのおたよりです」

62: 2008/12/30(火) 07:16:40.33 ID:LHK0qF4z0
「ありがと」

「水銀燈、今君は何してるのかな、僕は君のことを考えています。この広い世界のどこかでめぐり合えた奇跡、僕をミーディアムにしてください」

「はぁ?嫌よ、こんなナルっぽいの!アイツのほうがまだましだわ」

「!アイツって?」

「え・・なに食いつくところそこ!?」

「アイツって桜田君?」

「え、まあ、ほら、さっきまでいたしね」

「ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・・・・・・」

「な、なによ」

「なんでもない。じゃあ、私からもひとつ。水銀燈、私はいつまでも待ってるから。だって、私と水銀燈は一緒に生きる同志ですもの」

「ふ・・・ふん、わかってるわよそんなこと」

64: 2008/12/30(火) 07:20:37.73 ID:LHK0qF4z0
「ぐっと来た?」

「おばかさぁん!ちゃっちゃっとあなたのお馬鹿な占いやってしまいなさぁい!!」

「それじゃあ、お言葉に甘えて。幸せのキーワード・・・星座占いのコーナーをやらせていただきますね」

「おひつじ座のあなた・・・クリア。おうし座のあなた・・・IDの数だけ腹筋。ふたご座のあなた・・・そう。」

「かに座のあなた・・・海で。しし座のあなた・・・絶対領域。おとめ座のあなた・・・ドM」

「てんびん座のあなた・・・スキップ、一日中。さそり座のあなた・・・地に埋めるる。いて座のあなた・・・キャンセル。」

「やぎ座のあなた・・・練乳、ジョッキで。みずがめ座のあなた・・・冷凍、あ、常温保存。うお座のあなた・・・チャイナ。」

「最後まで立ってたの久しぶりだわぁ・・・」


67: 2008/12/30(火) 07:24:26.49 ID:LHK0qF4z0
「水銀燈の今宵もアンニュ~イ」





「水銀燈の今宵もアンニュ~イ、そろそろ終わりの時間が近づいて来ました」

「始めてちゃんと終わった気がするわぁ・・・」

「さあ、いよいよ第一期最終回。次回の姉妹のコーナーは、ばらきらのなんでもぺろり」

「いろんな料理のレシピを大募集、薔薇水晶はレシピに忠実に料理を作りる、雪華綺晶がそれを食べる」

「一応、雪華綺晶を泣かせる料理にはなにかプレゼントあげるわよぉ」

「それでは、また、私の気が向いたときにお会いしましょう・・・」

「スポンサーはぷん太のニュース。それと8>>10>>18>>32>>34>>45>>49>>50>>58>>59の方々よ、ありがとう」

「水銀燈の今宵もアンニュ~イ  終わり」

70: 2008/12/30(火) 07:27:53.11 ID:LHK0qF4z0
#あとがき

想像以上にジュンが使いやすい
受身なんだが。
雛苺。もっと使いたいんだが幼いので断念。やっぱり仕事は大人よね
ちなみにめぐはジュンが嫌いです(酷
理由はわかりますね(w

108: 2008/12/30(火) 08:31:17.15 ID:kdRp0AdpO
おつ

79: 2008/12/30(火) 07:35:05.09 ID:LHK0qF4z0
苺大福の作り方

ちょっと次回作のためにちょっと壊れたキャラの練習、(今回は雛と巴)

まだ壊れたキャラの書き分けできないから台本形式(個人的には嫌い)で

超短いです、こういうと気はAA使う方がいいのカナと思う

80: 2008/12/30(火) 07:35:58.13 ID:LHK0qF4z0
巴「ごめんくださーい」

のり「あら?巴ちゃん、ヒナちゃーん!巴ちゃんが来たわよーッ!」

ドドドドドドドッ

雛「トッ!モッ!エーッ!」

巴「きゃっ、雛苺はいつも元気ね」

雛「ねえねえトモエ!うにゅーは?うにゅーは?うにゅーはっ?」

巴「あ、ごめんなさい雛苺、お小遣い無くなっちゃって買ってこれなかったの」

雛「チッ、使えねえ。ジューン!遊ぼうなのーっ!!」

81: 2008/12/30(火) 07:37:02.31 ID:LHK0qF4z0
巴「・・・・・・」

のり「と、巴ちゃん、顔が能面のようになっているわよ」

巴「大丈夫・・・」

JUM「あ、柏葉・・・うわっ!なんで殺せそうな視線でにらむんだよ!」

雛「雛はトモエがうにゅー買ってこなかったから使えねえ奴って言っただけなのよ」

JUM「どう考えてもそれだよ!雛苺、柏葉に謝れよ」

雛「うにゅーが手に入るまでいやなのーっ!」

JUM「クッキーとかじゃダメなのか?翠星石が作ってたぞ?」

雛「いまはうにゅーの気分なのーっ!」

83: 2008/12/30(火) 07:39:01.33 ID:LHK0qF4z0
翠「やれやれ、騒々しいですねぇ、なんですかいったい」

のり「雛ちゃんがね、苺大福を食べたいって・・・でも」

JUM「しょうがないな、ちょっと買ってくるよ」

翠「ちょいと待つです!のり、餅はあるですか?」

のり「お正月の雑煮にしようかと思っていた分があるけど・・・」

翠「じゃあ、餡子はあるですか?」

のり「お汁粉用に取っておいたのがあるわ」

翠「しゃーねーです、ちょっくら翠星石が腕を振るってやるですよ、JUMは後で翠星石に感謝するですよ?」

JUM「まあ、感謝はするけど」

翠「ちょっとだけ抱っこもするですよ?」

JUM「へーへー」

84: 2008/12/30(火) 07:40:45.01 ID:LHK0qF4z0
翠「じゃあ、準備です!のり、蒸し機に餅をいれるです!つきたてならこの作業はいらねーですけど」

のり「えっと、どのくらい?」

翠「やわらかくなるまでだから5-7分ぐらいですね、その間に翠星石はうにゅーの元を作るですぅ」

翠「砂糖と、そのグラムと等しい体積の水を鍋に入れて・・・たとえば砂糖100グラムなら水100ccですぅ」

翠「火にかけてよくかき混ぜてシロップ作るですよ。焦がしちゃダメですよ?」

翠「そしたら、別の鍋に・・・のり、出来たですか?」

のり「うん、翠星石ちゃんこれでいい?」

翠「ちっと固めですけどまあいいです、餅を鍋に入れて、弱火から中火にかけてシロップをちょっとづづ入れて木のしゃもじで練って行くです」

85: 2008/12/30(火) 07:41:57.97 ID:LHK0qF4z0

翠「ここが難しいですよ、硬いときは水を足した方が無難です。十分に柔らかく練れたら・・・チビチビ!」

雛「ほえ?出来たの?」

翠「まだできてねーですよ、チビチビ!あっちにむかって苺わだち打つです」

雛「ほえ?」

翠「やらねーと苺大福はできねーですよ」

雛「それは困るの~。えっと・・・えい!なの!」

翠「スイドリーム、すこやかに~(略)ですぅ!」

JUM「苺わだちが成長した!?」

翠「のり、わだちについてる苺収穫して、洗うですよ」

JUM「ちょ、なんて自己循環」

88: 2008/12/30(火) 07:44:44.60 ID:LHK0qF4z0
翠「あとはまな板とかに片栗粉まぶしてその上でちぎっていくです、のり、トモエ、翠星石は手が小さいから任せたですよ」

のり「えっと、うん、大体わかった」

巴「うんしょ。・・・あれ、うまくできない」

雛「ホント使えねえ」

JUM「だから僕をにらむなってば!」

翠「餡子は欲張っちゃダメですよ?皮が破れるですから・・・苺を軽く包んで、それから皮をなるべく薄く、・・・のりうまいですねえ」

のり「皮の扱いはJUM君でなれてるか・・・えっと、これで出来上がりかしら?」

JUM「ちょ、ねえ、何を言おうとしたの?そして翠星石までなんで冷たい目で見るの!?」

89: 2008/12/30(火) 07:46:44.66 ID:LHK0qF4z0
巴「あ・・・苺つぶれちゃった」

雛「切腹して詫びろ」

翠「へたっぴはほおっておいて、完成です」

雛「うにゅーなのーっ!翠星石たべていい?」

翠「べつにかまわねーですけど、あっちの食べた方がいいんじゃねーですか?」

雛「トモエのはうにゅーじゃなくて似て異なる何かなの」

巴「・・・今日は引く・・・いずれ決着を・・・」

JUM「だから、なんで宿命のライバルみたいに!?」

翠「ふー・・・オチはねーですよ?」

93: 2008/12/30(火) 07:50:52.98 ID:LHK0qF4z0
ちなみに自己流ですが十分うまいうにゅーが出来ます

知ってる人は知ってますが、(原作の)ミーディアムは名前の一部+餅で実在する餅になります

引用: 水銀鐙の今宵もアンニュ~イvol5