1: 2008/12/23(火) 09:21:09.46 ID:mGAz4SYBO
ジュン「うん」
4: 2008/12/23(火) 09:27:37.86 ID:3408/O790
JUM「当然だろ。だって、お前は家族みたいなもんだからな」
真紅「家族……何だか温かい気持ちになれる言葉ね」
翠星石「す、翠星石もそうですよね~?」
JUM「当たり前だろ。変な事聞くなよな」
雛苺「ねえねえ、ヒナは? ヒナは~?」
JUM「勿論家族さ」
蒼星石「あはは、それじゃあ僕は?」
JUM「言うまでもなく余所ん家の子だぞ」
蒼星石「……」
蒼星石「えっ?」
真紅「家族……何だか温かい気持ちになれる言葉ね」
翠星石「す、翠星石もそうですよね~?」
JUM「当たり前だろ。変な事聞くなよな」
雛苺「ねえねえ、ヒナは? ヒナは~?」
JUM「勿論家族さ」
蒼星石「あはは、それじゃあ僕は?」
JUM「言うまでもなく余所ん家の子だぞ」
蒼星石「……」
蒼星石「えっ?」
7: 2008/12/23(火) 09:32:48.03 ID:3408/O790
JUM「あれ? 今僕変な事言ったか?」
蒼星石「あ、いや……」
真紅「そうね。わたしはさしずめジュンの姉という所かしら」
JUM「お前が姉~?」
翠星石「おおっと、姉の座は譲れねーですぅ!」
JUM「おいおい、勘弁してくれよ……」
雛苺「ヒナは妹が良いー!」
JUM「ははっ、今でも似たようなもんだけどな」
蒼星石「それじゃあ僕も妹、かな?」
JUM「家族水入らず、って知ってるか?」
蒼星石「……」
蒼星石「あ、はい。言葉は知ってます」
蒼星石「あ、いや……」
真紅「そうね。わたしはさしずめジュンの姉という所かしら」
JUM「お前が姉~?」
翠星石「おおっと、姉の座は譲れねーですぅ!」
JUM「おいおい、勘弁してくれよ……」
雛苺「ヒナは妹が良いー!」
JUM「ははっ、今でも似たようなもんだけどな」
蒼星石「それじゃあ僕も妹、かな?」
JUM「家族水入らず、って知ってるか?」
蒼星石「……」
蒼星石「あ、はい。言葉は知ってます」
9: 2008/12/23(火) 09:36:41.40 ID:3408/O790
JUM「しっかりしてくれよな」
蒼星石「うん……」
真紅「寝る場所を取り合ったりするのかしら」
JUM「お前らは皆鞄で寝るだろ」
翠星石「いい、一緒の部屋で寝るのはいつまでアリですか!?」
JUM「別にいつまでだっていいさ。家族なんだし」
雛苺「じゃあ、ヒナはジュンと一緒のお布団が良いのー!」
JUM「鞄で寝ないとお前達は疲れちゃうから、昼寝の時にな」
蒼星石「……僕は、たまに部屋の隅っこで鞄で寝るよ」
JUM「お泊りの許可は?」
蒼星石「……」
蒼星石「貰ってきます」
蒼星石「うん……」
真紅「寝る場所を取り合ったりするのかしら」
JUM「お前らは皆鞄で寝るだろ」
翠星石「いい、一緒の部屋で寝るのはいつまでアリですか!?」
JUM「別にいつまでだっていいさ。家族なんだし」
雛苺「じゃあ、ヒナはジュンと一緒のお布団が良いのー!」
JUM「鞄で寝ないとお前達は疲れちゃうから、昼寝の時にな」
蒼星石「……僕は、たまに部屋の隅っこで鞄で寝るよ」
JUM「お泊りの許可は?」
蒼星石「……」
蒼星石「貰ってきます」
11: 2008/12/23(火) 09:40:37.89 ID:3408/O790
JUM「頼むぞ。騒ぎになると面倒だし」
蒼星石「うん……」
真紅「ジュン、紅茶をいれて頂戴」
JUM「たまには自分でやれよな……ったく」
翠星石「しょ、しょーがねーから手伝ってやるですぅ!」
JUM「ありがとな」
雛苺「ヒナも! ヒナもー!」
JUM「それじゃあ、せっかくだからお願いするか」
蒼星石「僕にも手伝える事はない?」
JUM「お客様にそんな事させられないって。気遣い無用だ」
蒼星石「……」
蒼星石「はい」
蒼星石「うん……」
真紅「ジュン、紅茶をいれて頂戴」
JUM「たまには自分でやれよな……ったく」
翠星石「しょ、しょーがねーから手伝ってやるですぅ!」
JUM「ありがとな」
雛苺「ヒナも! ヒナもー!」
JUM「それじゃあ、せっかくだからお願いするか」
蒼星石「僕にも手伝える事はない?」
JUM「お客様にそんな事させられないって。気遣い無用だ」
蒼星石「……」
蒼星石「はい」
12: 2008/12/23(火) 09:44:27.93 ID:3408/O790
JUM「お待たせ」
蒼星石「……」
真紅「早かったわね」
JUM「二人も手伝いがいたからな」
翠星石「翠星石がカップを出したおかげですね!」
JUM「ああ、助かったよ」
雛苺「ヒナも手伝ったの! 褒めてー!」
JUM「偉い偉い」
蒼星石「……」
JUM「悪い。お客様用のカップが全部洗中だったから家族用のしかなくて……」
蒼星石「……」
蒼星石「美味しいなあ。お茶、美味しいなあ」
蒼星石「……」
真紅「早かったわね」
JUM「二人も手伝いがいたからな」
翠星石「翠星石がカップを出したおかげですね!」
JUM「ああ、助かったよ」
雛苺「ヒナも手伝ったの! 褒めてー!」
JUM「偉い偉い」
蒼星石「……」
JUM「悪い。お客様用のカップが全部洗中だったから家族用のしかなくて……」
蒼星石「……」
蒼星石「美味しいなあ。お茶、美味しいなあ」
13: 2008/12/23(火) 09:48:33.12 ID:3408/O790
JUM「喜んで貰えて何よりだ」
蒼星石「うん、すっごく美味しいよ!」
真紅「まだまだね」
JUM「厳しいなぁ、真紅は」
翠星石「まあ、チビ人間にしては頑張ってると思いますよ」
JUM「なんだよ、偉そうに」
雛苺「美味しいのー!」
JUM「お前だけだよ、そう言ってくれるのは」
蒼星石「美味しいよ! このお茶すっごく美味しいよ!」
JUM「……ごめんな、お世辞とか言わせちゃって」
蒼星石「……」
蒼星石「ぽ」
蒼星石「うん、すっごく美味しいよ!」
真紅「まだまだね」
JUM「厳しいなぁ、真紅は」
翠星石「まあ、チビ人間にしては頑張ってると思いますよ」
JUM「なんだよ、偉そうに」
雛苺「美味しいのー!」
JUM「お前だけだよ、そう言ってくれるのは」
蒼星石「美味しいよ! このお茶すっごく美味しいよ!」
JUM「……ごめんな、お世辞とか言わせちゃって」
蒼星石「……」
蒼星石「ぽ」
16: 2008/12/23(火) 09:52:34.72 ID:3408/O790
JUM「なんだよ、“ぽ”って」
蒼星石「あ、あはは、気にしないで」
真紅「……けれど、最初に比べて随分上達したわ」
JUM「褒めてるのか? それ……」
翠星石「真紅は素直じゃねーですから」
JUM「お前が言うか、それを」
雛苺「うーにゅ、うーにゅ」
JUM「もう飲んだのか? 注ぐ時にこぼすなよ」
蒼星石「……僕もいただいちゃおうかな」
JUM「ほら、カップ。お客様にそんな真似をさせるわけにいかない」
蒼星石「……」
蒼星石「どうも、ありがとうございます」
蒼星石「あ、あはは、気にしないで」
真紅「……けれど、最初に比べて随分上達したわ」
JUM「褒めてるのか? それ……」
翠星石「真紅は素直じゃねーですから」
JUM「お前が言うか、それを」
雛苺「うーにゅ、うーにゅ」
JUM「もう飲んだのか? 注ぐ時にこぼすなよ」
蒼星石「……僕もいただいちゃおうかな」
JUM「ほら、カップ。お客様にそんな真似をさせるわけにいかない」
蒼星石「……」
蒼星石「どうも、ありがとうございます」
20: 2008/12/23(火) 09:56:18.84 ID:3408/O790
JUM「もっとさ、自分の家のようにくつろいでくれていいんだぞ」
蒼星石「出来ればそうしたいなぁ……」
真紅「ジュン。今日は“アレ”の日じゃなかった?」
JUM「“アレ”?」
翠星石「忘れちまったんですか?」
JUM「……ああ、“アレ”ね!」
雛苺「もー、忘れちゃめーなのよ!」
JUM「悪い悪い、ついウッカリ」
蒼星石「ねえ、“アレ”って何のこと?」
JUM「ああ、気にしないでくれ。大した事じゃないから」
蒼星石「……」
蒼星石「わかりました」
蒼星石「出来ればそうしたいなぁ……」
真紅「ジュン。今日は“アレ”の日じゃなかった?」
JUM「“アレ”?」
翠星石「忘れちまったんですか?」
JUM「……ああ、“アレ”ね!」
雛苺「もー、忘れちゃめーなのよ!」
JUM「悪い悪い、ついウッカリ」
蒼星石「ねえ、“アレ”って何のこと?」
JUM「ああ、気にしないでくれ。大した事じゃないから」
蒼星石「……」
蒼星石「わかりました」
27: 2008/12/23(火) 10:00:11.79 ID:3408/O790
JUM「悪いな。お前が来てるっていうのに身内話をしちゃって」
蒼星石「……」
真紅「そうね。今する話題では無かったわ」
JUM「気をつけろよ。人によっては嫌な気持ちになるんだから」
翠星石「忘れてた事を誤魔化そうとしてませんか?」
JUM「そんな訳ないだろ。それに、すぐ思い出したじゃないか」
雛苺「楽しみなのー!」
JUM「はは、まあな」
蒼星石「ねえ、“アレ”って何か聞いてもいいかな」
JUM「いやいや、ホント大した事じゃないから」
蒼星石「……」
蒼星石「そうですか」
蒼星石「……」
真紅「そうね。今する話題では無かったわ」
JUM「気をつけろよ。人によっては嫌な気持ちになるんだから」
翠星石「忘れてた事を誤魔化そうとしてませんか?」
JUM「そんな訳ないだろ。それに、すぐ思い出したじゃないか」
雛苺「楽しみなのー!」
JUM「はは、まあな」
蒼星石「ねえ、“アレ”って何か聞いてもいいかな」
JUM「いやいや、ホント大した事じゃないから」
蒼星石「……」
蒼星石「そうですか」
31: 2008/12/23(火) 10:04:16.02 ID:3408/O790
JUM「気にしないでくれ、な?」
蒼星石「うん……うん」
真紅「そういえばジュン。貴方、洗濯はもうしたの?」
JUM「とっくにやったよ」
翠星石「翠星石もお皿洗いをやりましたよ!」
JUM「この前は忘れてたけどな」
雛苺「ヒナは晩御飯の支度のお手伝いー!」
JUM「しっかり頼むぞ」
蒼星石「……」
JUM「ん? どうかしたか?」
蒼星石「……」
蒼星石「別に、なんでもありません」
蒼星石「うん……うん」
真紅「そういえばジュン。貴方、洗濯はもうしたの?」
JUM「とっくにやったよ」
翠星石「翠星石もお皿洗いをやりましたよ!」
JUM「この前は忘れてたけどな」
雛苺「ヒナは晩御飯の支度のお手伝いー!」
JUM「しっかり頼むぞ」
蒼星石「……」
JUM「ん? どうかしたか?」
蒼星石「……」
蒼星石「別に、なんでもありません」
33: 2008/12/23(火) 10:09:17.34 ID:3408/O790
JUM「家ではお手伝いをするのか?」
蒼星石「するよ! 凄く得意だよ!」
真紅「……誰にでも得手不得手はあるわ」
JUM「お前、最近頑張ってるよ。偉いぞ」
翠星石「むっ、翠星石の事は褒めないんですか?」
JUM「毎回褒めてるじゃないか」
雛苺「ジュンに褒められると、心がポワッってするのー……」
JUM「ははは、そうか」
蒼星石「僕はかなりのレベルで家事が出来るよ。どう思う、ジュンくん?」
JUM「あ、うん」
蒼星石「……」
蒼星石「調子に乗るのはよくないよね、反省します」
蒼星石「するよ! 凄く得意だよ!」
真紅「……誰にでも得手不得手はあるわ」
JUM「お前、最近頑張ってるよ。偉いぞ」
翠星石「むっ、翠星石の事は褒めないんですか?」
JUM「毎回褒めてるじゃないか」
雛苺「ジュンに褒められると、心がポワッってするのー……」
JUM「ははは、そうか」
蒼星石「僕はかなりのレベルで家事が出来るよ。どう思う、ジュンくん?」
JUM「あ、うん」
蒼星石「……」
蒼星石「調子に乗るのはよくないよね、反省します」
36: 2008/12/23(火) 10:13:45.75 ID:3408/O790
JUM「反省するのは良い事だよな」
蒼星石「……褒めてはくれないんだね」
真紅「人は、そうやって成長していくものだわ」
JUM「うん、お前達と一緒に暮らしてるとそう思えるよ」
翠星石「そりゃどういう意味ですかねぇ?」
JUM「別にひねった意味じゃないぞ。そのままの意味だ」
雛苺「ジュンは、ヒナ達と一緒で幸せ?」
JUM「は、恥ずかしい事をいきなり聞くなよな!……まあ、幸せ……かな」
蒼星石「僕も、おじいさん達と一緒で幸せだよ」
JUM「良かったな。良いマスターに恵まれて」
蒼星石「……」
蒼星石「そうですね。そうですよね」
蒼星石「……褒めてはくれないんだね」
真紅「人は、そうやって成長していくものだわ」
JUM「うん、お前達と一緒に暮らしてるとそう思えるよ」
翠星石「そりゃどういう意味ですかねぇ?」
JUM「別にひねった意味じゃないぞ。そのままの意味だ」
雛苺「ジュンは、ヒナ達と一緒で幸せ?」
JUM「は、恥ずかしい事をいきなり聞くなよな!……まあ、幸せ……かな」
蒼星石「僕も、おじいさん達と一緒で幸せだよ」
JUM「良かったな。良いマスターに恵まれて」
蒼星石「……」
蒼星石「そうですね。そうですよね」
40: 2008/12/23(火) 10:19:07.63 ID:3408/O790
JUM「そろそろ帰らなくて良いのか? 家の人が心配するぞ」
蒼星石「あ、うん……もう少し平気」
真紅「そろそろのりが帰ってくる時間ね」
JUM「あ、そういえばお土産買って来るって言ってたな」
翠星石「あー、確かケーキを買って来るって言ってましたね」
JUM「夕飯前の時間になっちゃうのにな」
雛苺「ケーキっ♪ ケーキっ♪」
JUM「デザートにすれば良い、か」
蒼星石「……僕は、そろそろ帰ろうかな」
JUM「あれ? まだ時間は平気なんじゃなかったのか?」
蒼星石「……」
蒼星石「時間は平気だよ。けど、とても嫌な予感がするんだ」
蒼星石「あ、うん……もう少し平気」
真紅「そろそろのりが帰ってくる時間ね」
JUM「あ、そういえばお土産買って来るって言ってたな」
翠星石「あー、確かケーキを買って来るって言ってましたね」
JUM「夕飯前の時間になっちゃうのにな」
雛苺「ケーキっ♪ ケーキっ♪」
JUM「デザートにすれば良い、か」
蒼星石「……僕は、そろそろ帰ろうかな」
JUM「あれ? まだ時間は平気なんじゃなかったのか?」
蒼星石「……」
蒼星石「時間は平気だよ。けど、とても嫌な予感がするんだ」
44: 2008/12/23(火) 10:23:22.33 ID:3408/O790
JUM「そっか、残念だな……」
蒼星石「うん……」
真紅「あら、もう帰ってしまうの蒼星石」
JUM「おいおい、呼び止めちゃ悪いだろ」
翠星石「また遊びに来なさい。いつでも待ってますよ」
JUM「ああ」
雛苺「またね、蒼星石!」
蒼星石「……またね」
JUM「それじゃあな」
蒼星石「……」
蒼星石「お邪魔しました」
蒼星石「うん……」
真紅「あら、もう帰ってしまうの蒼星石」
JUM「おいおい、呼び止めちゃ悪いだろ」
翠星石「また遊びに来なさい。いつでも待ってますよ」
JUM「ああ」
雛苺「またね、蒼星石!」
蒼星石「……またね」
JUM「それじゃあな」
蒼星石「……」
蒼星石「お邪魔しました」
48: 2008/12/23(火) 10:27:51.14 ID:3408/O790
JUM「玄関まで送るよ」
蒼星石「えっ、い、いいよそんな……」
真紅「気にする事はないわ。ジュン、抱っこして頂戴」
JUM「玄関位まであるけよな。……ほら」ヒョイッ
翠星石「あ、あの……そのですね……」
JUM「……やれやれ、素直じゃないんだから」ヒョイッ
雛苺「ヒナはここ~!」ヨジヨジ
JUM「いてて! 髪を引っ張るなよ、ったく……」
蒼星石「……」
JUM「? どうした、変な顔をして」
蒼星石「……」
蒼星石「僕の入り込む隙間が無いなぁ、って思っただけだよ」
蒼星石「えっ、い、いいよそんな……」
真紅「気にする事はないわ。ジュン、抱っこして頂戴」
JUM「玄関位まであるけよな。……ほら」ヒョイッ
翠星石「あ、あの……そのですね……」
JUM「……やれやれ、素直じゃないんだから」ヒョイッ
雛苺「ヒナはここ~!」ヨジヨジ
JUM「いてて! 髪を引っ張るなよ、ったく……」
蒼星石「……」
JUM「? どうした、変な顔をして」
蒼星石「……」
蒼星石「僕の入り込む隙間が無いなぁ、って思っただけだよ」
54: 2008/12/23(火) 10:33:34.14 ID:3408/O790
JUM「それじゃ、また来いよな」
蒼星石「……」
真紅「遠慮することはないのよ」
JUM「そうだな。その通りだ」
翠星石「また来るですよ! 待ってますからね!」
JUM「ああ、今度はお茶菓子も用意しておこう」
雛苺「ばいばーい、蒼星石!」
JUM「じゃあな。帰り道には気をつけるんだぞ」
蒼星石「ねえ」
JUM「ん?……ああ、悪い。お土産はさすがに用意しきれなかった」
蒼星石「……」
蒼星石「皆って絶対僕の事嫌いだよね」
おわり
蒼星石「……」
真紅「遠慮することはないのよ」
JUM「そうだな。その通りだ」
翠星石「また来るですよ! 待ってますからね!」
JUM「ああ、今度はお茶菓子も用意しておこう」
雛苺「ばいばーい、蒼星石!」
JUM「じゃあな。帰り道には気をつけるんだぞ」
蒼星石「ねえ」
JUM「ん?……ああ、悪い。お土産はさすがに用意しきれなかった」
蒼星石「……」
蒼星石「皆って絶対僕の事嫌いだよね」
おわり
58: 2008/12/23(火) 10:36:10.71 ID:LBk4n7Qn0
なんというやっつけwwwwwwww
66: 2008/12/23(火) 11:31:22.65 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「うぐっ…えうっ……酷いよ、みんな…うっ…うっ…」ポロポロ
水銀燈「あらぁ~、面白いもの見ぃ~ちゃったぁ~」
蒼星石「す、水銀燈!」ゴシゴシ
水銀燈「男の子が泣いちゃ駄目でしょぉ?」
蒼星石「……僕は女だよ」
水銀燈「あらぁ~そうだったわねぇ、くすくす」
蒼星石「……」
水銀燈「あらぁ~、面白いもの見ぃ~ちゃったぁ~」
蒼星石「す、水銀燈!」ゴシゴシ
水銀燈「男の子が泣いちゃ駄目でしょぉ?」
蒼星石「……僕は女だよ」
水銀燈「あらぁ~そうだったわねぇ、くすくす」
蒼星石「……」
70: 2008/12/23(火) 11:42:32.53 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「アリスゲームでもやろうっていうのかい…?」ギロッ
水銀燈「強がるのはやめなさい。そんなくしゃくしゃの顔で睨んだって怖くないわよぉ」
蒼星石「……だったら何の用だい?」
水銀燈「そうねぇ…姉として今のあなたを見過ごせなくってねぇ……」
蒼星石「はっ、姉だって? いつも僕達をいじめる君が、今更姉面をするのかい?」
水銀燈「あなた……家族が欲しいんでしょぉ?」
蒼星石「!?」
水銀燈「強がるのはやめなさい。そんなくしゃくしゃの顔で睨んだって怖くないわよぉ」
蒼星石「……だったら何の用だい?」
水銀燈「そうねぇ…姉として今のあなたを見過ごせなくってねぇ……」
蒼星石「はっ、姉だって? いつも僕達をいじめる君が、今更姉面をするのかい?」
水銀燈「あなた……家族が欲しいんでしょぉ?」
蒼星石「!?」
72: 2008/12/23(火) 11:52:01.88 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「何を言うのかと思えば…僕には翠星石達がいるしやさしいマスターもいる。一人だけ反抗期な姉もいるけどね」
水銀燈「くすくす…」
蒼星石「……何がおかしいんだい?」
水銀燈「だってぇ…わざわざ目を逸らしてから言うんだもの。そんなに自分の言葉に自信がないのぉ?」
蒼星石「……」
水銀燈「ねぇ…蒼星石。少しお姉さんの話を聞いてみない? 反抗期なお姉さんのね……」
水銀燈「くすくす…」
蒼星石「……何がおかしいんだい?」
水銀燈「だってぇ…わざわざ目を逸らしてから言うんだもの。そんなに自分の言葉に自信がないのぉ?」
蒼星石「……」
水銀燈「ねぇ…蒼星石。少しお姉さんの話を聞いてみない? 反抗期なお姉さんのね……」
75: 2008/12/23(火) 12:37:17.65 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「……」
水銀燈「あらあら~、かわいい弟に無視されちゃったぁ~。お姉さぁん悲しい~」
蒼星石「僕は…」
水銀燈「くすくす、分かってるわよぉ。【お ん な の こ】でしょぉ?」
蒼星石「……」
水銀燈「女の子はねぇ……もっと素直にならなきゃ」
水銀燈「あらあら~、かわいい弟に無視されちゃったぁ~。お姉さぁん悲しい~」
蒼星石「僕は…」
水銀燈「くすくす、分かってるわよぉ。【お ん な の こ】でしょぉ?」
蒼星石「……」
水銀燈「女の子はねぇ……もっと素直にならなきゃ」
78: 2008/12/23(火) 12:48:51.33 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「……それで…」
水銀燈「はぁい?」
蒼星石「話って何だい…」
水銀燈「もっと”お姉ちゃ~ん”みたいな懇願を期待したんだけどねぇ」
蒼星石「……」
水銀燈「ん~まぁいいわぁ。あなた、真紅のマスターと家族に…もっと親密な関係になりたいのよねぇ」
蒼星石「なっ!?」
水銀燈「隠さなくったて分かるわぁ。さっき窓から一部始終見させて貰ったんだものぉ」
蒼星石「……覗き見とは趣味が悪いね」
水銀燈「だって反抗期なんだものぉ、くすくす」
水銀燈「はぁい?」
蒼星石「話って何だい…」
水銀燈「もっと”お姉ちゃ~ん”みたいな懇願を期待したんだけどねぇ」
蒼星石「……」
水銀燈「ん~まぁいいわぁ。あなた、真紅のマスターと家族に…もっと親密な関係になりたいのよねぇ」
蒼星石「なっ!?」
水銀燈「隠さなくったて分かるわぁ。さっき窓から一部始終見させて貰ったんだものぉ」
蒼星石「……覗き見とは趣味が悪いね」
水銀燈「だって反抗期なんだものぉ、くすくす」
80: 2008/12/23(火) 13:00:11.99 ID:uEj5Js+K0
水銀燈「かわいそうなかわいそうな蒼星石…大好きな姉妹達からはお客さん扱い」
蒼星石「……」
水銀燈「姉妹達がベッタリな真紅のマスターは自分と距離を置いちゃうしぃ~」
蒼星石「……っ」ウルウル
水銀燈「一人で寂しくおうちへお帰り……あぁ~なんてかわいそうな蒼星石なんでしょぉ~」
蒼星石「うっ……」ポロポロ
蒼星石「……」
水銀燈「姉妹達がベッタリな真紅のマスターは自分と距離を置いちゃうしぃ~」
蒼星石「……っ」ウルウル
水銀燈「一人で寂しくおうちへお帰り……あぁ~なんてかわいそうな蒼星石なんでしょぉ~」
蒼星石「うっ……」ポロポロ
82: 2008/12/23(火) 13:07:43.40 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「うっ…うっ…」ポロポロ
水銀燈「泣かないでぇ~お姉さんも悲しくなっちゃう~…くすくす」
蒼星石「だって…だって……もうジュン君には姉も…妹も…家族はいっぱいなんだよ…うぐっ……」ポロポロ
水銀燈「くすくす…姉や妹だけが家族って訳じゃないのよぉ」
蒼星石「えっ……?」
水銀燈「そぉ……弟とかぁ」
蒼星石「……」
水銀燈「くすくす…冗談よぉ」
水銀燈「泣かないでぇ~お姉さんも悲しくなっちゃう~…くすくす」
蒼星石「だって…だって……もうジュン君には姉も…妹も…家族はいっぱいなんだよ…うぐっ……」ポロポロ
水銀燈「くすくす…姉や妹だけが家族って訳じゃないのよぉ」
蒼星石「えっ……?」
水銀燈「そぉ……弟とかぁ」
蒼星石「……」
水銀燈「くすくす…冗談よぉ」
84: 2008/12/23(火) 13:15:19.22 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「……真面目に話を聴こうとした僕が馬鹿だったよ」
水銀燈「待ちなさぁいって、まだ話は終わってないのよぉ」
蒼星石「まだ何かあるのかい……言いたいことがあるなら早く言いなよ」
水銀燈「もぉせっかちねぇ。そぉ…家族なんかよりも、もっと親密になれる方法があるのよぉ」
蒼星石「……それは?」
水銀燈「恋人よぉ」
蒼星石「は?」
水銀燈「真紅のマスターと恋仲になればいいのよぉ」
水銀燈「待ちなさぁいって、まだ話は終わってないのよぉ」
蒼星石「まだ何かあるのかい……言いたいことがあるなら早く言いなよ」
水銀燈「もぉせっかちねぇ。そぉ…家族なんかよりも、もっと親密になれる方法があるのよぉ」
蒼星石「……それは?」
水銀燈「恋人よぉ」
蒼星石「は?」
水銀燈「真紅のマスターと恋仲になればいいのよぉ」
94: 2008/12/23(火) 13:52:03.20 ID:CXtCVtxVO
蒼星石「こ、恋仲って…いきなり何言い出すんだよ…」
水銀燈「だってそれが一番手っ取り早いじゃなぁい?」
蒼星石「で、でも僕は完全に他人扱いなんだよ?それに雛苺はまだしも
真紅や翠星石にバレたらなんて言われるか…」
水銀燈「はぁ…あなたまさかこんな状況で正攻法で仕掛けるつもりぃ?」
蒼星石「他にどんな方法があるんだよ…」
水銀燈「あなた鏡を見たことないの?その可愛いお顔があるじゃなあぃ」
蒼星石「っ!…べっ別に可愛くなんか…」
水銀燈「あなたは私の妹なのよ?可愛いに決まってるじゃなあぃ」
蒼星石「…」
水銀燈「とにかく、私が言いたいことはそのお顔と体を最大限に使いなさいってことよぉ。
まあ、せいぜい頑張りなさぁい」バサッ
蒼星石「顔と…体…」
水銀燈「だってそれが一番手っ取り早いじゃなぁい?」
蒼星石「で、でも僕は完全に他人扱いなんだよ?それに雛苺はまだしも
真紅や翠星石にバレたらなんて言われるか…」
水銀燈「はぁ…あなたまさかこんな状況で正攻法で仕掛けるつもりぃ?」
蒼星石「他にどんな方法があるんだよ…」
水銀燈「あなた鏡を見たことないの?その可愛いお顔があるじゃなあぃ」
蒼星石「っ!…べっ別に可愛くなんか…」
水銀燈「あなたは私の妹なのよ?可愛いに決まってるじゃなあぃ」
蒼星石「…」
水銀燈「とにかく、私が言いたいことはそのお顔と体を最大限に使いなさいってことよぉ。
まあ、せいぜい頑張りなさぁい」バサッ
蒼星石「顔と…体…」
97: 2008/12/23(火) 14:06:12.01 ID:CXtCVtxVO
蒼星石「こんにちはー」
JUM「お、遊びに来たのか」
蒼星石「うん、まあね」
真紅「ジュン、お客様が来たのだわ。何か出してあげないと」
JUM「分かってるよ」
蒼星石「…」
JUM「今日は何時まで大丈夫なんだ?」
蒼星石「いや、今日はおじいさんに許可を貰ったから泊まることにするよ」
JUM「そうか、なら心配ないな。お茶持ってくるよ」
JUM「お、遊びに来たのか」
蒼星石「うん、まあね」
真紅「ジュン、お客様が来たのだわ。何か出してあげないと」
JUM「分かってるよ」
蒼星石「…」
JUM「今日は何時まで大丈夫なんだ?」
蒼星石「いや、今日はおじいさんに許可を貰ったから泊まることにするよ」
JUM「そうか、なら心配ないな。お茶持ってくるよ」
101: 2008/12/23(火) 14:22:20.29 ID:CXtCVtxVO
ちょっと待てまさか携帯厨+即興の俺に書けとな?
蒼「よし…と、取り敢えず昨日練習した通りに…」
JUM「お茶持ってきたぞー」
蒼「あ、ありがとうジュン君!」ニコッ
JUM「おう」
蒼「(無反応…)」
紅「今日のはいつもより美味しいのだわ」
JUM「ああ、お客様に出すのに手を抜く訳にはいかないだろ」
蒼「…」ウルウル
JUM「ん、どうした?ちょっと熱かったかな」
蒼「いや…何でもない…何でもないよ…」
蒼「よし…と、取り敢えず昨日練習した通りに…」
JUM「お茶持ってきたぞー」
蒼「あ、ありがとうジュン君!」ニコッ
JUM「おう」
蒼「(無反応…)」
紅「今日のはいつもより美味しいのだわ」
JUM「ああ、お客様に出すのに手を抜く訳にはいかないだろ」
蒼「…」ウルウル
JUM「ん、どうした?ちょっと熱かったかな」
蒼「いや…何でもない…何でもないよ…」
105: 2008/12/23(火) 14:44:34.50 ID:CXtCVtxVO
JUM「そういえばもうすぐクリスマスかぁ」
雛「そういえばそうだったのー」
翠「今年はサンタさんくるですかねぇ」ニヤニヤ
JUM「…何だその物欲しそうな目は」
翠「べっつにー?ですぅ。まぁいつもチビ人間にはお世話になってないこともないから、
今年は特別に翠星石がチビ人間のサンタさんになってやってもいいですよ?」
雛「素直じゃないのー」
翠「ちっ違うですぅ!そう言うなら雛苺も何かお礼ぐらいしてみろですぅ!」
雛「雛は毎日ジュンに感謝してるのよー」
紅「立派ね雛苺」
JUM「…まあ、僕は三人がいるだけで充実してるよ。気使ってくれてありがとな」
紅・翠・雛「…///」
蒼「…三人…か…」
疲れてきたぜ
雛「そういえばそうだったのー」
翠「今年はサンタさんくるですかねぇ」ニヤニヤ
JUM「…何だその物欲しそうな目は」
翠「べっつにー?ですぅ。まぁいつもチビ人間にはお世話になってないこともないから、
今年は特別に翠星石がチビ人間のサンタさんになってやってもいいですよ?」
雛「素直じゃないのー」
翠「ちっ違うですぅ!そう言うなら雛苺も何かお礼ぐらいしてみろですぅ!」
雛「雛は毎日ジュンに感謝してるのよー」
紅「立派ね雛苺」
JUM「…まあ、僕は三人がいるだけで充実してるよ。気使ってくれてありがとな」
紅・翠・雛「…///」
蒼「…三人…か…」
疲れてきたぜ
118: 2008/12/23(火) 15:40:07.77 ID:uEj5Js+K0
水銀燈「くすくすくす…あの子ったら張り切っちゃって…かわいいわぁ……」
水銀燈「真紅が自分の男を他の女に……しかも実の姉妹に取られたなんて知ったらどんな顔するかしらぁ?」
水銀燈「うふふ…いぃっぱぁい私を楽しませてねぇ……かわいい私の妹達…」
水銀燈「真紅が自分の男を他の女に……しかも実の姉妹に取られたなんて知ったらどんな顔するかしらぁ?」
水銀燈「うふふ…いぃっぱぁい私を楽しませてねぇ……かわいい私の妹達…」
125: 2008/12/23(火) 16:22:50.88 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「ね、ねえ…ジュン君はクリスマスに何か欲しいものあるの?」
JUM「ん? そうだなあ…」
翠星石「べ、別にチビ人間の欲しいものなんか興味はねぇーですけど、サンタに伝えるために聞いといてやるです」
真紅「私も自分の家来が何を欲しがっているのか知っておく必要があるわね」
雛苺「雛も雛も知りたいのー!」
蒼星石(あう……)
水銀燈「駄目ねぇ……あの子。こういうのはこっそり聴いておくのが常套でしょうに……」
JUM「ん? そうだなあ…」
翠星石「べ、別にチビ人間の欲しいものなんか興味はねぇーですけど、サンタに伝えるために聞いといてやるです」
真紅「私も自分の家来が何を欲しがっているのか知っておく必要があるわね」
雛苺「雛も雛も知りたいのー!」
蒼星石(あう……)
水銀燈「駄目ねぇ……あの子。こういうのはこっそり聴いておくのが常套でしょうに……」
129: 2008/12/23(火) 16:47:52.82 ID:uEj5Js+K0
JUM「一人でいられる時間……かな?」
雛苺「ふぇ?」
翠星石「な、なんですかそれは!?」
真紅「ジュン、あなた私達と一緒にいるのが嫌って言うの?」
JUM「僕だって一人になりたい時ぐらいあるさ」
蒼星石(ひとりの時間かあ……)
雛苺「ふぇ?」
翠星石「な、なんですかそれは!?」
真紅「ジュン、あなた私達と一緒にいるのが嫌って言うの?」
JUM「僕だって一人になりたい時ぐらいあるさ」
蒼星石(ひとりの時間かあ……)
134: 2008/12/23(火) 17:12:16.30 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「駄目だよ、水銀燈……さりげなくジュン君の欲しいものを聞き出してみたけど好意を引くような物は無かったよ」
水銀燈「(あれでさりげなくぅ……?)……で、真紅のマスターは何がお望みかしら?」
蒼星石「……一人の時間だって」
水銀燈「ふぅん……それで何であなたはしょげてるの?」
蒼星石「え……? だ、だって一人の時間なんて僕にはどうしようも…」
水銀燈「お馬鹿さぁん! そこが他の姉妹を出し抜くチャンスじゃなぁい!!」
蒼星石「……チャンス?」
水銀燈「あなたがnのフィールドに連れ出してあげればぁ? 真紅達と違ってあなたは一歩引いた立場だからぁ……自分に配慮してくれるって思ってくれるんじゃないの?」
蒼星石「そうか! これでジュン君の願いを聞いてあげれるね!」
水銀燈「本当にお馬鹿さぁん!! 馬鹿正直に一人にしてどうするつもり? 私言ったわよねぇ…お顔と体を使いなさいって……」
140: 2008/12/23(火) 18:24:46.50 ID:uEj5Js+K0
水銀燈「たとえばぁ……二人っきりで愛を語り合うなんてのもロマンチックよねぇ」
蒼星石「……」
水銀燈「どうしたの? まさか怖気ついたんじゃあ…」
蒼星石「ぼ、僕…二人っきりになったら何をしていいのか分からないよ……」
水銀燈「はぁ……ホント、世話の焼ける妹ねぇ。……いいわぁ私がいろいろと助けてあげるから、あなたは真紅のマスターを連れ出すことに集中しなさぁい」
蒼星石「本当!? ありがとう水銀燈……こんなに頼れる姉だったなんて、僕今まで誤解してたよ…」
水銀燈「ばっ…ばっかじゃないのぉ……いきなり何を言い出すのよぉ…(…私の本当の考えも知らずに…)」
蒼星石「……」
水銀燈「どうしたの? まさか怖気ついたんじゃあ…」
蒼星石「ぼ、僕…二人っきりになったら何をしていいのか分からないよ……」
水銀燈「はぁ……ホント、世話の焼ける妹ねぇ。……いいわぁ私がいろいろと助けてあげるから、あなたは真紅のマスターを連れ出すことに集中しなさぁい」
蒼星石「本当!? ありがとう水銀燈……こんなに頼れる姉だったなんて、僕今まで誤解してたよ…」
水銀燈「ばっ…ばっかじゃないのぉ……いきなり何を言い出すのよぉ…(…私の本当の考えも知らずに…)」
152: 2008/12/23(火) 20:14:26.22 ID:uEj5Js+K0
蒼星石「必ず…水銀燈の期待に応えれる様に頑張るよ!」
水銀燈「ふふふ……その調子よぉ…(人間と人形がどう転んだって家族なんてなれる訳無いじゃない…ましてや恋仲だなんて……ホント、お馬鹿さぁん…)」
水銀燈「真紅達に感付かれないように厳重に注意してねぇ…あの子、こういうのには人一倍敏感だから…」
蒼星石「うん、注意するよ!」
水銀燈「うふっ…いい返事ねぇ…(目の前であの子の言う”絆”が崩れるのを見るのが楽しみだわぁ…)」
水銀燈「ふふふ……その調子よぉ…(人間と人形がどう転んだって家族なんてなれる訳無いじゃない…ましてや恋仲だなんて……ホント、お馬鹿さぁん…)」
水銀燈「真紅達に感付かれないように厳重に注意してねぇ…あの子、こういうのには人一倍敏感だから…」
蒼星石「うん、注意するよ!」
水銀燈「うふっ…いい返事ねぇ…(目の前であの子の言う”絆”が崩れるのを見るのが楽しみだわぁ…)」
154: 2008/12/23(火) 20:16:46.71 ID:CXtCVtxVO
飲み会…だと…?
リア充氏ね
リア充氏ね
183: 2008/12/23(火) 23:48:55.14 ID:CXtCVtxVO
蒼「ね、ねぇジュン君」
JUM「ん、どうした?」
蒼「さっき1人になりたいって言ってたよね…?」
JUM「あぁ、そうだな。あいつらといるのは楽しいけど、やっぱたまには自分の時間が欲しくてね」
蒼「そのことなんだけど…あの…ぼ、僕のnのフィールドじゃ駄目かな?」
JUM「蒼星石の?」
蒼「あ、いや、別に無理に連れて行こうって訳じゃないんだ。
ただ、僕は真紅達と違ってジュン君と一緒に住んでないから、ちょっとした
気分転換ぐらいにはなるんじゃないかなー…と思って…」
JUM「…」
蒼「駄目…かな…?」
JUM「…そうだな、頼むよ。真紅達のフィールドじゃ気分転換にはならないだろうし」
蒼「あ、ありがとうジュン君!」
JUM「何で蒼星石が御礼を言うんだ?」
蒼「あ、いや、こっちの話だよ。何でもない」
JUM「?」
JUM「ん、どうした?」
蒼「さっき1人になりたいって言ってたよね…?」
JUM「あぁ、そうだな。あいつらといるのは楽しいけど、やっぱたまには自分の時間が欲しくてね」
蒼「そのことなんだけど…あの…ぼ、僕のnのフィールドじゃ駄目かな?」
JUM「蒼星石の?」
蒼「あ、いや、別に無理に連れて行こうって訳じゃないんだ。
ただ、僕は真紅達と違ってジュン君と一緒に住んでないから、ちょっとした
気分転換ぐらいにはなるんじゃないかなー…と思って…」
JUM「…」
蒼「駄目…かな…?」
JUM「…そうだな、頼むよ。真紅達のフィールドじゃ気分転換にはならないだろうし」
蒼「あ、ありがとうジュン君!」
JUM「何で蒼星石が御礼を言うんだ?」
蒼「あ、いや、こっちの話だよ。何でもない」
JUM「?」
185: 2008/12/24(水) 00:06:06.74 ID:U643iT30O
~nのフィールド~
JUM「ふぅ、やっぱり広くて静かだと落ち着くな」
蒼「あ、ありがとう」
JUM「悪いな、わざわざ僕のために」
蒼「ううん、気にしなくていいよ。それに、どちらかと言えば僕の方が…」
JUM「? …まあ、せっかくだし少し蒼星石と話していこうかな。普段あまり話さないし」
蒼「うん!」
190: 2008/12/24(水) 00:26:48.79 ID:U643iT30O
蒼「~だったんだ」
JUM「へえ、そんなことがあったのか。…しかし、蒼星石って意外と喋るんだな」
蒼「え!?そ、そうかな」
JUM「普段はおとなしいからな」
蒼「…やっぱり、ジュン君はあの三人みたいに元気な方が好きなのかな?」
JUM「好きって言うか…あいつらは家族みたいなもんだしなあ。
まあ、好きか嫌いかで言ったら間違いなく好きなんだけどさ」
蒼「…じゃあ…ぼ、僕はどう?」
JUM「え?」
蒼「その、好きか嫌いかで言ったら」
JUM「そうだなあ…まあ、嫌いになる理由もないし、どちらかと言うと好きになるのかな?」
蒼「…(良かった…嫌われてはいないみたいだね)」
JUM「…というか、何で急にそんなこと聞くんだ」
蒼「え!?あ、いや、その…なんと言うか…」
JUM「へえ、そんなことがあったのか。…しかし、蒼星石って意外と喋るんだな」
蒼「え!?そ、そうかな」
JUM「普段はおとなしいからな」
蒼「…やっぱり、ジュン君はあの三人みたいに元気な方が好きなのかな?」
JUM「好きって言うか…あいつらは家族みたいなもんだしなあ。
まあ、好きか嫌いかで言ったら間違いなく好きなんだけどさ」
蒼「…じゃあ…ぼ、僕はどう?」
JUM「え?」
蒼「その、好きか嫌いかで言ったら」
JUM「そうだなあ…まあ、嫌いになる理由もないし、どちらかと言うと好きになるのかな?」
蒼「…(良かった…嫌われてはいないみたいだね)」
JUM「…というか、何で急にそんなこと聞くんだ」
蒼「え!?あ、いや、その…なんと言うか…」
192: 2008/12/24(水) 00:52:19.12 ID:U643iT30O
銀「はぁい、三人とも」
翠「いきなりなにしにきたですか?まあ、大方嫌がらせだと思いますけど」
銀「失礼ねぇ。今日はわざわざあなた達の為に来たのにぃ」
紅「珍しいわね。あなたが私達の為に来るなんて。で、要件はなんなの?」
銀「ちょっと教えたいことがあるのよねぇ」
雛「早く教えるのー」
銀「ふふふ。…あらぁ?今日はいつもの人間はいないのねぇ?」
翠「…そういえばさっきからジュンがいないですぅ。水銀燈は知ってるですか?」
銀「蒼星石のnのフィールドよぉ。勿論、二人っきりで」
翠「ふ、二人っきり…」
紅「…ジュンはなにをしてるの?教えて。早く!」
銀「ちょっとは考えなさぁい。そうねぇ…、可愛いお顔と穢れなき体を持つ乙女と、
お年頃で盛った男の子を2人っきりにしたら…間違いがあっても…おかしくはないわよねぇ…?ふふふ」
翠「…まさか蒼星石…」
紅「…」
翠「いきなりなにしにきたですか?まあ、大方嫌がらせだと思いますけど」
銀「失礼ねぇ。今日はわざわざあなた達の為に来たのにぃ」
紅「珍しいわね。あなたが私達の為に来るなんて。で、要件はなんなの?」
銀「ちょっと教えたいことがあるのよねぇ」
雛「早く教えるのー」
銀「ふふふ。…あらぁ?今日はいつもの人間はいないのねぇ?」
翠「…そういえばさっきからジュンがいないですぅ。水銀燈は知ってるですか?」
銀「蒼星石のnのフィールドよぉ。勿論、二人っきりで」
翠「ふ、二人っきり…」
紅「…ジュンはなにをしてるの?教えて。早く!」
銀「ちょっとは考えなさぁい。そうねぇ…、可愛いお顔と穢れなき体を持つ乙女と、
お年頃で盛った男の子を2人っきりにしたら…間違いがあっても…おかしくはないわよねぇ…?ふふふ」
翠「…まさか蒼星石…」
紅「…」
277: 2008/12/24(水) 07:54:02.34 ID:U643iT30O
じゃあ続き
蒼「そ、それは…その…ジュン君ともっと仲良くお話出来たらなぁ…と思って…」
J「え…?」
蒼「あ、いや、分かってるんだ。ジュン君は二人と契約してるしね…。
ただ、僕もみんなと同じように…その…撫でられたり…抱っこして貰えたらなぁ…みたいな…」
J「…」
蒼「や、やっぱり駄目だよね!もう契約してるのに…。
あはは、なに言ってるんだろう僕…」
J「…………」
蒼「…………」
J「…いいよ」
蒼「え…?」
J「ここにはあいつらもいないし、少しぐらいならいいだろ」
蒼「ほんとに…良いの?」
J「ああ…」
蒼「そ、それは…その…ジュン君ともっと仲良くお話出来たらなぁ…と思って…」
J「え…?」
蒼「あ、いや、分かってるんだ。ジュン君は二人と契約してるしね…。
ただ、僕もみんなと同じように…その…撫でられたり…抱っこして貰えたらなぁ…みたいな…」
J「…」
蒼「や、やっぱり駄目だよね!もう契約してるのに…。
あはは、なに言ってるんだろう僕…」
J「…………」
蒼「…………」
J「…いいよ」
蒼「え…?」
J「ここにはあいつらもいないし、少しぐらいならいいだろ」
蒼「ほんとに…良いの?」
J「ああ…」
279: 2008/12/24(水) 08:18:29.54 ID:U643iT30O
銀「ほら、いたわよぉ」翠「ほんとに2人っきりですぅ…」
紅「…」
翠「あれは…まさか抱っこじゃ…」
銀「そうねぇ…蒼星石がジュンに抱っこされてるわぁ…
それも、とぉっても幸せそうな顔してねぇ」
翠「そういうことは言わなくていいですぅ!」
銀「あらあら、ごめんなさぁい」クスクス
紅「…」
銀「さて、確認したことだし帰るわよぉ」
翠「も、もう帰っちまうですか?このままじゃジュンが…」
銀「別に残っても構わないわよぉ?普段ジュンの見せない「男」が見たいのならねぇ…」
翠「それは…」
銀「気に病むことはないわぁ。悪いのはジュンじゃないものねぇ…。
全てはジュンをたぶらかした蒼星石のせいなんだからぁ」
紅「蒼星石の…」
銀「そうよぉ。ジュンは男の子だものぉ。仕方ないわぁ」
翠「…」
銀「さぁ、早く」
紅「ジュン…」
紅「…」
翠「あれは…まさか抱っこじゃ…」
銀「そうねぇ…蒼星石がジュンに抱っこされてるわぁ…
それも、とぉっても幸せそうな顔してねぇ」
翠「そういうことは言わなくていいですぅ!」
銀「あらあら、ごめんなさぁい」クスクス
紅「…」
銀「さて、確認したことだし帰るわよぉ」
翠「も、もう帰っちまうですか?このままじゃジュンが…」
銀「別に残っても構わないわよぉ?普段ジュンの見せない「男」が見たいのならねぇ…」
翠「それは…」
銀「気に病むことはないわぁ。悪いのはジュンじゃないものねぇ…。
全てはジュンをたぶらかした蒼星石のせいなんだからぁ」
紅「蒼星石の…」
銀「そうよぉ。ジュンは男の子だものぉ。仕方ないわぁ」
翠「…」
銀「さぁ、早く」
紅「ジュン…」
288: 2008/12/24(水) 11:32:24.48 ID:U643iT30O
J「本当にあれだけで良かったのか?」
蒼「うん!」
J「そんなもんなのかなぁ…」
蒼「(流石に恋仲までは無理だったけど、ここまで出来れば充分だよね!
これから少しずつ仲良くなっていけば…)」
銀「はぁい、蒼星石」
蒼「あ、水銀燈!水銀燈のお陰で上手くいったよ!」
銀「私も嬉しいわぁ(計画が上手くいって、だけどねぇ)
じゃあ私は帰るわぁ、取り敢えず上手くいったみたいだしねぇ」
蒼「本当にありがとう!」
銀「(お馬鹿さぁん…)」
取り敢えず1レス分投下
蒼「うん!」
J「そんなもんなのかなぁ…」
蒼「(流石に恋仲までは無理だったけど、ここまで出来れば充分だよね!
これから少しずつ仲良くなっていけば…)」
銀「はぁい、蒼星石」
蒼「あ、水銀燈!水銀燈のお陰で上手くいったよ!」
銀「私も嬉しいわぁ(計画が上手くいって、だけどねぇ)
じゃあ私は帰るわぁ、取り敢えず上手くいったみたいだしねぇ」
蒼「本当にありがとう!」
銀「(お馬鹿さぁん…)」
取り敢えず1レス分投下
290: 2008/12/24(水) 12:22:59.80 ID:U643iT30O
紅「蒼星石、ちょっといいかしら」
蒼「?」
翠「ちょっと話があるですぅ」
蒼「まあいいけど…」
紅「…単刀直入に訊くわ。あなたはジュンと何をしていたの?」
蒼「っ…別に何もしてないよ」
翠「とぼけるなですぅ!翠星石は見たですぅ。
蒼星石がジュンに抱っこされてるところを!」
蒼「!……ああ、そのことか。したさ。でも、君達はいつもしてもらってるんだろう?
僕にだってたまに抱いてもらう権利ぐらい…」
紅「黙りなさい!!」
蒼「!」
蒼「?」
翠「ちょっと話があるですぅ」
蒼「まあいいけど…」
紅「…単刀直入に訊くわ。あなたはジュンと何をしていたの?」
蒼「っ…別に何もしてないよ」
翠「とぼけるなですぅ!翠星石は見たですぅ。
蒼星石がジュンに抱っこされてるところを!」
蒼「!……ああ、そのことか。したさ。でも、君達はいつもしてもらってるんだろう?
僕にだってたまに抱いてもらう権利ぐらい…」
紅「黙りなさい!!」
蒼「!」
298: 2008/12/24(水) 12:50:59.60 ID:U643iT30O
紅「あなたと私達は違う!!私達はあなたと違ってジュンと契約してるのよ?
ジュンは私の下僕でありマスターなのよ?
それをたぶらかすなんて何を考えてるの?」
翠「し、真紅…?」
紅「ジュンは私のものなのよ?それに…純潔を失ったあなたは
もうローゼンメイデンですらないわ。
そんなあなたが権利だなんて…笑わせないで頂戴!!」
蒼「べ、別に僕は純潔を失ってなんか…」
紅「まだそんなことを言うの?水銀燈が言ってたわ。
あなたのような可愛いお顔と綺麗な体があればジュンが我慢出来ないのは無理ないって。
あなたはそれがわかっていてnのフィールドに連れ込んだんでしょう?」
蒼「僕は…僕はただ…」
翠「蒼星石、もういいです。蒼星石がジュンと近づきたかったのはわかっているです。
ただ、その方法を間違えただけですぅ。
だから…だから、後は蒼星石が翠星石達の前から消えてくれればもう終わりにするです…」
ジュンは私の下僕でありマスターなのよ?
それをたぶらかすなんて何を考えてるの?」
翠「し、真紅…?」
紅「ジュンは私のものなのよ?それに…純潔を失ったあなたは
もうローゼンメイデンですらないわ。
そんなあなたが権利だなんて…笑わせないで頂戴!!」
蒼「べ、別に僕は純潔を失ってなんか…」
紅「まだそんなことを言うの?水銀燈が言ってたわ。
あなたのような可愛いお顔と綺麗な体があればジュンが我慢出来ないのは無理ないって。
あなたはそれがわかっていてnのフィールドに連れ込んだんでしょう?」
蒼「僕は…僕はただ…」
翠「蒼星石、もういいです。蒼星石がジュンと近づきたかったのはわかっているです。
ただ、その方法を間違えただけですぅ。
だから…だから、後は蒼星石が翠星石達の前から消えてくれればもう終わりにするです…」
299: 2008/12/24(水) 13:16:57.50 ID:U643iT30O
蒼「…そうだね…そうするよ…」
紅「賢明な判断ね」
蒼「そうさ…所詮僕には無理だったんだ…ジュン君に近づきたいだなんてね…
大人しくお爺さんと暮らすよ…」
紅「いい子ね。さあ、早く帰って頂戴」
翠「…」
――――――――――――――――――――――
J「あれ?蒼星石は?」
紅「帰ったわ」
J「おかしいな、確か今日は泊まるって言ってたと思うんだけど」
紅「…」
紅「賢明な判断ね」
蒼「そうさ…所詮僕には無理だったんだ…ジュン君に近づきたいだなんてね…
大人しくお爺さんと暮らすよ…」
紅「いい子ね。さあ、早く帰って頂戴」
翠「…」
――――――――――――――――――――――
J「あれ?蒼星石は?」
紅「帰ったわ」
J「おかしいな、確か今日は泊まるって言ってたと思うんだけど」
紅「…」
310: 2008/12/24(水) 14:45:20.96 ID:U643iT30O
J「そう言えば最近蒼星石来てないよな」
紅「………そうね」
J「何かあったのか?」
紅「何もないわ。何故あなたがそんなことを訊くの?」
J「いや、特に理由はないけどさ」
翠「…」
――――――――――――――――――――――
翠「…真紅、ちょっといいですか」
紅「なに?」
翠「蒼星石のことですけど…」
紅「…まだあの子のことを気にしてるの?もう終わったことよ」
翠「…翠星石の中では終わってねぇです」
紅「え…?」
紅「………そうね」
J「何かあったのか?」
紅「何もないわ。何故あなたがそんなことを訊くの?」
J「いや、特に理由はないけどさ」
翠「…」
――――――――――――――――――――――
翠「…真紅、ちょっといいですか」
紅「なに?」
翠「蒼星石のことですけど…」
紅「…まだあの子のことを気にしてるの?もう終わったことよ」
翠「…翠星石の中では終わってねぇです」
紅「え…?」
313: 2008/12/24(水) 15:09:11.31 ID:U643iT30O
翠「…あれからいろいろ考えたですぅ。蒼星石のこと…ジュンのこと…真紅のことも…」
紅「…」
翠「真紅の気持ちはわかるです。ジュンは翠星石のマスターでもあるですから…。
翠星石だってマスターを盗られたら嫌です…嫌ですけど、今なら
蒼星石の気持ちが少しは分かる気がするんですぅ」
紅「あなたマスターを盗る人の気持ちが分かるって言うの?」
翠「多分…寂しかったんですぅ」
紅「…」
翠「一緒に住んでいないって理由だけでいつも
お客様扱い…私達にも非はあると思うです」
紅「…そうね。あるかも知れないわね」
翠「あの時、ろくに話も聞かずに追い返しちまったです…
きっと蒼星石にだっていいたいことがあるですぅ。それに…」
紅「…」
翠「翠星石達は姉妹です。翠星石は姉妹を…蒼星石を、
心から嫌いになることなんて出来ないですぅ…」
紅「…」
翠「真紅の気持ちはわかるです。ジュンは翠星石のマスターでもあるですから…。
翠星石だってマスターを盗られたら嫌です…嫌ですけど、今なら
蒼星石の気持ちが少しは分かる気がするんですぅ」
紅「あなたマスターを盗る人の気持ちが分かるって言うの?」
翠「多分…寂しかったんですぅ」
紅「…」
翠「一緒に住んでいないって理由だけでいつも
お客様扱い…私達にも非はあると思うです」
紅「…そうね。あるかも知れないわね」
翠「あの時、ろくに話も聞かずに追い返しちまったです…
きっと蒼星石にだっていいたいことがあるですぅ。それに…」
紅「…」
翠「翠星石達は姉妹です。翠星石は姉妹を…蒼星石を、
心から嫌いになることなんて出来ないですぅ…」
316: 2008/12/24(水) 15:28:22.60 ID:U643iT30O
翠「翠星石はいまから蒼星石に会いにいくです。真紅はどうするですか?」
紅「…私も行くわ。追い返したのは事実だし」
翠「話してくれるといいですけどねぇ…」
――――――――――――――――――――――
蒼「…やあ、君達が僕に会いに来るなんて意外だな。何しに来たんだい」
翠「…あの時の話をしに来たです」
蒼「今更かい?あの時は聞こうともしなかったじゃないか」
紅「…それは謝るわ。でも、こういう話はきちんとするべきだと思うの」
蒼「…………そうだね。入ってよ」
紅「…私も行くわ。追い返したのは事実だし」
翠「話してくれるといいですけどねぇ…」
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蒼「…やあ、君達が僕に会いに来るなんて意外だな。何しに来たんだい」
翠「…あの時の話をしに来たです」
蒼「今更かい?あの時は聞こうともしなかったじゃないか」
紅「…それは謝るわ。でも、こういう話はきちんとするべきだと思うの」
蒼「…………そうだね。入ってよ」
320: 2008/12/24(水) 16:03:35.08 ID:U643iT30O
蒼「~だったんだ」
紅「そう…だったの…」
翠「ごめんですぅ…」
蒼「さあ、こっちは全部吐いたんだ。今度はそっちがフィールドにいた理由を教えてよ」
翠「それは…水銀燈が二人はnのフィールドにいるって…」
蒼「水銀燈が?僕は水銀燈にジュン君をnのフィールドに連れ出せば二人になれるって…」
翠「…」
紅「…」
蒼「…」
翠・紅・蒼「まさか」
322: 2008/12/24(水) 16:46:22.18 ID:U643iT30O
銀「なにぃ?わざわざ私を呼び出すなんてぇ」
蒼「前にジュン君と仲良くなるために助言して貰ったことがあったろう?」
銀「ああ、あのことぉ?大成功だったわよねぇ?今日はそのお礼かしらぁ」クスクス
蒼「うん。みんなで考えたんだ。そうだよね?」
紅「だわ」
翠「ですぅ」
雛「なのー」
銀「え…?絶交したはずじゃ…」
蒼「そうだね。少し前までそうだった。でも、僕達の「絆」は、水銀燈が思っていたより強かったらしい」
銀「じゃ、じゃあ、私の計画は…」
蒼「そう、見事に失敗したわけだ」
銀「そんなぁ…」
蒼「じゃあ、話すことはそれだけだよ。次はお礼だね」
銀「え…?ちょっと、やめ…………いやああああああぁあぁあ!!!!」
蒼「前にジュン君と仲良くなるために助言して貰ったことがあったろう?」
銀「ああ、あのことぉ?大成功だったわよねぇ?今日はそのお礼かしらぁ」クスクス
蒼「うん。みんなで考えたんだ。そうだよね?」
紅「だわ」
翠「ですぅ」
雛「なのー」
銀「え…?絶交したはずじゃ…」
蒼「そうだね。少し前までそうだった。でも、僕達の「絆」は、水銀燈が思っていたより強かったらしい」
銀「じゃ、じゃあ、私の計画は…」
蒼「そう、見事に失敗したわけだ」
銀「そんなぁ…」
蒼「じゃあ、話すことはそれだけだよ。次はお礼だね」
銀「え…?ちょっと、やめ…………いやああああああぁあぁあ!!!!」
324: 2008/12/24(水) 17:01:17.88 ID:U643iT30O
翠「ったく、やっぱりいつもの水銀燈だったですぅ!」
蒼「しっかり騙されてたけどね」
翠「う…」
蒼「ははは、もう気にしてないよ。誤解も解けたしね」
紅「本当に良かったのだわ…」
蒼「それはそうと、誤解も解けたことだし早速遊びに行ってもいいかな…?」
紅「勿論よ、歓迎するわ」
蒼「やった!」
翠「よーし、久々に揃ったことだし、みんなまとめてジュンに抱っこしてもらうですぅ!」
終わり
蒼「しっかり騙されてたけどね」
翠「う…」
蒼「ははは、もう気にしてないよ。誤解も解けたしね」
紅「本当に良かったのだわ…」
蒼「それはそうと、誤解も解けたことだし早速遊びに行ってもいいかな…?」
紅「勿論よ、歓迎するわ」
蒼「やった!」
翠「よーし、久々に揃ったことだし、みんなまとめてジュンに抱っこしてもらうですぅ!」
終わり
326: 2008/12/24(水) 17:02:21.21 ID:U643iT30O
やっと終わったぜえええええ!!!!
327: 2008/12/24(水) 17:05:07.00 ID:rifsSxYJ0
>>326
乙!
乙!
330: 2008/12/24(水) 17:10:36.17 ID:U643iT30O
携帯厨の即興長&駄文に付き合ってくれた人達みんなに感謝します
しかし保守と支援の書き込みがこんなに嬉しいとは思ってなかったw
取り敢えず読んでくれたみんな乙!そしてありがとう!
しかし保守と支援の書き込みがこんなに嬉しいとは思ってなかったw
取り敢えず読んでくれたみんな乙!そしてありがとう!
362: 2008/12/24(水) 20:56:42.84 ID:U643iT30O
嫌いじゃない
374: 2008/12/24(水) 21:50:37.15 ID:U643iT30O
フェイトとか党員は悪銀燈おkなのか?
381: 2008/12/24(水) 22:15:06.53 ID:U643iT30O
④
コメント
コメント一覧 (1)
esusokuhou
が
しました
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