1: 2009/01/10(土) 22:46:52.69 ID:zM1WdBZ20
ジュン「今日もまた、欲望の中に埋もれた愛を紡ぎ出す……」
真紅「……」
ジュン「おはよう真紅。混沌とした夢の中を彷徨う旅は心地良かったかい?」
真紅「え、ええ……」
ジュン「それは良かった。睡眠とは一種の快楽。魔力を秘めた堕落の果実……」
真紅「…………」
ジュン「だが実に哀しいかな。世界はその快楽の享受を良しとしないのだから」
真紅「………………」
ジュン「さて、今日も変遷する愛にしがみ付くとするかな……」
ガチャンッ! ドタドタドタ……
ジュン「己の殻を破り下界へと旅立ったか。足枷を外し、存分に駆け巡るがいい」
真紅「……」
ジュン「おはよう真紅。混沌とした夢の中を彷徨う旅は心地良かったかい?」
真紅「え、ええ……」
ジュン「それは良かった。睡眠とは一種の快楽。魔力を秘めた堕落の果実……」
真紅「…………」
ジュン「だが実に哀しいかな。世界はその快楽の享受を良しとしないのだから」
真紅「………………」
ジュン「さて、今日も変遷する愛にしがみ付くとするかな……」
ガチャンッ! ドタドタドタ……
ジュン「己の殻を破り下界へと旅立ったか。足枷を外し、存分に駆け巡るがいい」
5: 2009/01/10(土) 22:51:45.63 ID:zM1WdBZ20
ドタドタドタ……バンッ!
真紅「二人とも下にいたのね……」
翠星石「し~ん~く~、朝っぱらからうるせーですぅ」
雛苺「真紅おはようなのー!」
真紅「二人とも……ああ、どうすればいいの……」
翠星石「どーしたです?」
真紅「ねぇ翠星石、私の額に手を当ててみて頂戴。熱は無い?」
翠星石「何を馬鹿な事言ってるです。ドールは風邪なんてひかんですぅ」
真紅「なら何だって言うの? 私? 私が悪いの?」
雛苺「真紅の目が怖いの……」
真紅「二人とも下にいたのね……」
翠星石「し~ん~く~、朝っぱらからうるせーですぅ」
雛苺「真紅おはようなのー!」
真紅「二人とも……ああ、どうすればいいの……」
翠星石「どーしたです?」
真紅「ねぇ翠星石、私の額に手を当ててみて頂戴。熱は無い?」
翠星石「何を馬鹿な事言ってるです。ドールは風邪なんてひかんですぅ」
真紅「なら何だって言うの? 私? 私が悪いの?」
雛苺「真紅の目が怖いの……」
6: 2009/01/10(土) 22:54:57.75 ID:zM1WdBZ20
翠星石「真紅落ち着くです。一体何があったですか?」
真紅「きっと私が悪いのよ。もっと普段からジュンに優しくしていれば……」
翠星石「ジュン? チビ人間と何かあったですか?」
真紅「きっとそうに違いないわ……私の我が侭で、わがま……はは……ははは」
雛苺「真紅しっかりするの!」
翠星石「真紅! 一体どうしちまったですか!」
真紅「まさに傑作だわ…………こんな愉快な事って無いわね……あはは……」
翠星石「この馬鹿たれ!」
バチンッ!
真紅「っ!」
真紅「きっと私が悪いのよ。もっと普段からジュンに優しくしていれば……」
翠星石「ジュン? チビ人間と何かあったですか?」
真紅「きっとそうに違いないわ……私の我が侭で、わがま……はは……ははは」
雛苺「真紅しっかりするの!」
翠星石「真紅! 一体どうしちまったですか!」
真紅「まさに傑作だわ…………こんな愉快な事って無いわね……あはは……」
翠星石「この馬鹿たれ!」
バチンッ!
真紅「っ!」
7: 2009/01/10(土) 22:59:16.90 ID:zM1WdBZ20
翠星石「馬鹿な事言ってんじゃねーです! しっかりしやがれですぅ!」
真紅「す……翠星石……」
雛苺「このばかたれ真紅ー!」
ゴンッ
真紅「ぎぁゅっ!」
雛苺「いつもの真紅らしく無いの! 元気出すの!」
真紅「翠星石……雛苺……」
翠星石「何があったか説明するです。チビ人間と喧嘩でもしたですか?」
真紅「みんな……ううっ、うっ……」
真紅「す……翠星石……」
雛苺「このばかたれ真紅ー!」
ゴンッ
真紅「ぎぁゅっ!」
雛苺「いつもの真紅らしく無いの! 元気出すの!」
真紅「翠星石……雛苺……」
翠星石「何があったか説明するです。チビ人間と喧嘩でもしたですか?」
真紅「みんな……ううっ、うっ……」
8: 2009/01/10(土) 23:03:23.92 ID:zM1WdBZ20
ヒソヒソ
雛苺「泣いちゃったの……」
ヒソヒソ
翠星石「あんなに強く殴るからですよ」
真紅「私はどうかしていたわ。そうね、こんな時こそ冷静に振舞わないと」
翠星石「そ、そうですそうです! その意気ですぅ!」
雛苺「何があったか知らないけど頑張るの!」
真紅「ありがとう……本当に……」
ガチャ
ジュン「や、おはよう皆」
真紅「!」
雛苺「泣いちゃったの……」
ヒソヒソ
翠星石「あんなに強く殴るからですよ」
真紅「私はどうかしていたわ。そうね、こんな時こそ冷静に振舞わないと」
翠星石「そ、そうですそうです! その意気ですぅ!」
雛苺「何があったか知らないけど頑張るの!」
真紅「ありがとう……本当に……」
ガチャ
ジュン「や、おはよう皆」
真紅「!」
13: 2009/01/10(土) 23:08:31.35 ID:zM1WdBZ20
翠星石「あ……このチビ人間!」
ジュン「どうした翠星石」
翠星石「一体真紅に何しやがったですか! 答えによっちゃ、ただじゃ済まさんですぅ!」
ジュン「真紅、泣いているのか?」
真紅「いえ別に……」
スッ
ジュン「すまない……僕には涙を拭う事しか……」
真紅「ジュン、指でそんな……私は平気よ……」
翠星石「し、真紅に触れるなですぅ!」
ジュン「翠星石……心ごと抱き締めてやろう」
ギュッ……
翠星石「zxrdctfvg!?」
ジュン「どうした翠星石」
翠星石「一体真紅に何しやがったですか! 答えによっちゃ、ただじゃ済まさんですぅ!」
ジュン「真紅、泣いているのか?」
真紅「いえ別に……」
スッ
ジュン「すまない……僕には涙を拭う事しか……」
真紅「ジュン、指でそんな……私は平気よ……」
翠星石「し、真紅に触れるなですぅ!」
ジュン「翠星石……心ごと抱き締めてやろう」
ギュッ……
翠星石「zxrdctfvg!?」
17: 2009/01/10(土) 23:12:32.22 ID:zM1WdBZ20
ジュン「愛の鎖に縛られた堕天使のソナタ……」
翠星石「(だっ抱き、抱き締め、め、めめ、めっ!)」
ジュン「翠星石……」
翠星石「(体温がががが、が、やばばばば)」
真紅「ジュン! 翠星石を放しなさい!」
翠星石「……ハッ! そうです放しやがれですぅ!」
スッ……
ジュン「体を触れ合わせる事で命の煌きが生まれる。新たな生命は、僕の心の庭園に芽吹いたのさ」
翠星石「(だっ抱き、抱き締め、め、めめ、めっ!)」
ジュン「翠星石……」
翠星石「(体温がががが、が、やばばばば)」
真紅「ジュン! 翠星石を放しなさい!」
翠星石「……ハッ! そうです放しやがれですぅ!」
スッ……
ジュン「体を触れ合わせる事で命の煌きが生まれる。新たな生命は、僕の心の庭園に芽吹いたのさ」
22: 2009/01/10(土) 23:18:26.20 ID:zM1WdBZ20
ジュン「真紅、もう泣くな。君はただ、愛の鎖に躓いただけ」
真紅「……」
ジュン「翠星石、君が背負う冷たい十字架は僕が引き継ごう」
翠星石「……」
ジュン「雛苺、二人を慰めてあげてくれ。その神々しく舞い踊る流星の様な笑顔で……」
雛苺「……」
ジュン「姉さんは確か部活だったな。それじゃあ真紅、翠星石、雛苺」
翠星石「な、何ですか……」
ジュン「君達に……happiness」
ガチャッ……スタスタ……
翠星石「……………………」
真紅「……ね?」
真紅「……」
ジュン「翠星石、君が背負う冷たい十字架は僕が引き継ごう」
翠星石「……」
ジュン「雛苺、二人を慰めてあげてくれ。その神々しく舞い踊る流星の様な笑顔で……」
雛苺「……」
ジュン「姉さんは確か部活だったな。それじゃあ真紅、翠星石、雛苺」
翠星石「な、何ですか……」
ジュン「君達に……happiness」
ガチャッ……スタスタ……
翠星石「……………………」
真紅「……ね?」
25: 2009/01/10(土) 23:23:33.44 ID:zM1WdBZ20
翠星石「ちょっと……落ち着く時間が欲しいですぅ……」
真紅「そうね。しばらくしてから考えましょう」
雛苺「うゆ……」
翠星石「とりあえず、とりあえず30分後です。それまで心の休養に努めるですぅ」
真紅「そうしましょうか」
雛苺「でもジュンの事が気になるの。ほっとけないの」
真紅「……」
翠星石「気にしたら負けです!」
真紅「雛苺……貴女のせいで気になってきたじゃないの……」
真紅「そうね。しばらくしてから考えましょう」
雛苺「うゆ……」
翠星石「とりあえず、とりあえず30分後です。それまで心の休養に努めるですぅ」
真紅「そうしましょうか」
雛苺「でもジュンの事が気になるの。ほっとけないの」
真紅「……」
翠星石「気にしたら負けです!」
真紅「雛苺……貴女のせいで気になってきたじゃないの……」
26: 2009/01/10(土) 23:29:21.74 ID:zM1WdBZ20
翠星石「やっぱ、行くしかねーですか?」
真紅「その様ね。不本意だけど」
翠星石「うう……心の傷がまだ癒えてねーですぅ……」
真紅「それは全員同じよ」
雛苺「みんなでジュンの部屋に行くのー!」
翠星石「……よし! ここはいっちょ気合い入れて行くですぅ!」
雛苺「うい!」
ガチャ ドタドタドタ……
真紅「ドアの前まで来たけれど……」
翠星石「ここまで来て怖気づくわけにはいかねーです!」
ガチャリッ!
真紅「その様ね。不本意だけど」
翠星石「うう……心の傷がまだ癒えてねーですぅ……」
真紅「それは全員同じよ」
雛苺「みんなでジュンの部屋に行くのー!」
翠星石「……よし! ここはいっちょ気合い入れて行くですぅ!」
雛苺「うい!」
ガチャ ドタドタドタ……
真紅「ドアの前まで来たけれど……」
翠星石「ここまで来て怖気づくわけにはいかねーです!」
ガチャリッ!
29: 2009/01/10(土) 23:32:29.45 ID:zM1WdBZ20
ジュン「やぁ、よくぞここまで」
翠星石「……これからどうするか考えてなかったですぅ」
真紅「とりあえずスィドリームで眠らせて頂戴」
ジュン「何か知らないが落ち着きたまへ。皆にプレゼントがある」
雛苺「ジュンふとっぱらなの!」
ジュン「これ……僕がさっき書いた詩なんだけど」
真紅「私達に受け取れと?」
翠星石「真紅……口調がきつくなってるですぅ……」
ジュン「僕の世界を体感してご覧」
翠星石「しゃーないです。少しなら……………………うぐぅ!」
ガクッ!
真紅「(片ひざをついた!?)」
翠星石「……これからどうするか考えてなかったですぅ」
真紅「とりあえずスィドリームで眠らせて頂戴」
ジュン「何か知らないが落ち着きたまへ。皆にプレゼントがある」
雛苺「ジュンふとっぱらなの!」
ジュン「これ……僕がさっき書いた詩なんだけど」
真紅「私達に受け取れと?」
翠星石「真紅……口調がきつくなってるですぅ……」
ジュン「僕の世界を体感してご覧」
翠星石「しゃーないです。少しなら……………………うぐぅ!」
ガクッ!
真紅「(片ひざをついた!?)」
32: 2009/01/10(土) 23:37:01.08 ID:zM1WdBZ20
翠星石「とんでもない気持ち悪さですぅ……意識が飛びそうです……」
真紅「どれどれ」
~愛の堕天使~
僕は堕天使 愛に溺れた一匹の子羊
鎖が僕を締め上げる 愛と言う名の鎖が
それでも僕はもがき続けるだろう――――
それは、僕が翼無き堕天使ゆえ
愛こそ人の…………
真紅「あぐぅ!」
雛苺「真紅! しっかりするの!」
真紅「意識をもぎ取られるところだったわ……」
雛苺「ヒナはよく分かんないの。だから良かったのー!」
ジュン「ハハ、ここまで賞賛を浴びるとは」
真紅「どれどれ」
~愛の堕天使~
僕は堕天使 愛に溺れた一匹の子羊
鎖が僕を締め上げる 愛と言う名の鎖が
それでも僕はもがき続けるだろう――――
それは、僕が翼無き堕天使ゆえ
愛こそ人の…………
真紅「あぐぅ!」
雛苺「真紅! しっかりするの!」
真紅「意識をもぎ取られるところだったわ……」
雛苺「ヒナはよく分かんないの。だから良かったのー!」
ジュン「ハハ、ここまで賞賛を浴びるとは」
33: 2009/01/10(土) 23:38:37.34 ID:MSq6UDxuO
…何だろ。何故か肘掛け椅子にもたれて頬杖ついて微笑んでるJUMが見える。
36: 2009/01/10(土) 23:41:51.46 ID:zM1WdBZ20
真紅「スィドリームを早く! 間に合わなくなるわ!」
翠星石「がってん承知ですぅ!」
パァァ……
ジュン「ううっ……これは……僕を眠りへと誘う回旋曲……」
翠星石「ロンドでもポンドでもどうでもいいですぅ! とっとと眠りやがれです!」
ジュン「ああ……聴こえる……星の、導き手の詩が…………グゥ……グゥ……」
翠星石「やっと眠りやがったです」
真紅「これは想像を絶する重症の様ね」
雛苺「これからどうするの?」
翠星石「考え無しに来ちまったですけど」
真紅「ジュンがこんな無残な事になってしまった原因を探すのよ。必ずどこかにあるはずだから」
翠星石「がってん承知ですぅ!」
パァァ……
ジュン「ううっ……これは……僕を眠りへと誘う回旋曲……」
翠星石「ロンドでもポンドでもどうでもいいですぅ! とっとと眠りやがれです!」
ジュン「ああ……聴こえる……星の、導き手の詩が…………グゥ……グゥ……」
翠星石「やっと眠りやがったです」
真紅「これは想像を絶する重症の様ね」
雛苺「これからどうするの?」
翠星石「考え無しに来ちまったですけど」
真紅「ジュンがこんな無残な事になってしまった原因を探すのよ。必ずどこかにあるはずだから」
38: 2009/01/10(土) 23:47:02.59 ID:zM1WdBZ20
ジュン部屋 ガサ入れから30分後
ヒョコッ
雛苺「ヒナのくれよん見ーつけた!」
翠星石「チビチビ苺! 遊んでないで証拠を探すです!」
雛苺「でも、何にも無いの……」
真紅「何かあるかと思ったのだけれど」
翠星石「う~ん……」
真紅「他に何か無いかしら…………あっ!」
翠星石「どうしたです?」
真紅「一番の手掛かりを忘れていたわ! ジュンのパソコンよ!」
翠星石「パソコンですか?」
真紅「ええ、ジュンの一番の情報源だもの。きっと何か見つかるはずよ」
ヒョコッ
雛苺「ヒナのくれよん見ーつけた!」
翠星石「チビチビ苺! 遊んでないで証拠を探すです!」
雛苺「でも、何にも無いの……」
真紅「何かあるかと思ったのだけれど」
翠星石「う~ん……」
真紅「他に何か無いかしら…………あっ!」
翠星石「どうしたです?」
真紅「一番の手掛かりを忘れていたわ! ジュンのパソコンよ!」
翠星石「パソコンですか?」
真紅「ええ、ジュンの一番の情報源だもの。きっと何か見つかるはずよ」
41: 2009/01/10(土) 23:50:42.57 ID:zM1WdBZ20
雛苺「ヒナ、パソコンさんの起こし方分かんないの」
翠星石「ぷぷー! とんだ情報弱者ですぅ!」
雛苺「いじわる翠星石!」
真紅「貴女達二人とも出来ないでしょう。そこで見てなさい」
ボチッ ウィィィ……
雛苺「起きたの!」
真紅「相変わらず早い立ち上がりね。さて、始めましょうか」
翠星石「いきなりインター何とかに行くですか? パソコンの中は?」
真紅「上手く隠してあるかもしれないわ。だから、まずはお気に入りから攻めようと思うの」
雛苺「お気に入り?」
真紅「本に付けた付箋の様なものだと思えばいいわ」
翠星石「ぷぷー! とんだ情報弱者ですぅ!」
雛苺「いじわる翠星石!」
真紅「貴女達二人とも出来ないでしょう。そこで見てなさい」
ボチッ ウィィィ……
雛苺「起きたの!」
真紅「相変わらず早い立ち上がりね。さて、始めましょうか」
翠星石「いきなりインター何とかに行くですか? パソコンの中は?」
真紅「上手く隠してあるかもしれないわ。だから、まずはお気に入りから攻めようと思うの」
雛苺「お気に入り?」
真紅「本に付けた付箋の様なものだと思えばいいわ」
43: 2009/01/10(土) 23:53:55.69 ID:zM1WdBZ20
カチッ
翠星石「おおー、黄色の星からズラリと出やがったです。これがサイトとか言う奴ですか」
真紅「そうよ。もしかしたらこの中に、ジュンの秘密のサイトが……」
翠星石「さっそく調査開始ですぅ! 上から順にぶち込むですぅ!」
カチッ
真紅「何かしらこれは。うぃ、うぃ……」
雛苺「うぃ!」
翠星石「横から割り込むんじゃねーです!」
真紅「ウィキペディア、と言うのね。これは辞典の役割をするらしいわ」
翠星石「ほぉ……ネットって奴は便利なもんです」
真紅「特に怪しいところは無し……次」
カチッ
翠星石「おおー、黄色の星からズラリと出やがったです。これがサイトとか言う奴ですか」
真紅「そうよ。もしかしたらこの中に、ジュンの秘密のサイトが……」
翠星石「さっそく調査開始ですぅ! 上から順にぶち込むですぅ!」
カチッ
真紅「何かしらこれは。うぃ、うぃ……」
雛苺「うぃ!」
翠星石「横から割り込むんじゃねーです!」
真紅「ウィキペディア、と言うのね。これは辞典の役割をするらしいわ」
翠星石「ほぉ……ネットって奴は便利なもんです」
真紅「特に怪しいところは無し……次」
カチッ
44: 2009/01/10(土) 23:55:57.22 ID:zM1WdBZ20
………………
真紅「これも違うわね」
翠星石「なんか普通のばっかです……」
真紅「ドールの服を扱うサイトやドールに関するサイトばかり……意外と勉強していたのね」
雛苺「ジュンえらいの」
真紅「本当に意外ね……あら?」
翠星石「どーしたです?」
真紅「このサイト…………怪しいわ」
カチッ
翠星石「こいつは……何ともですぅ」
真紅「もしかしたら、私達は当たりを引いたのかもしれないわね」
真紅「これも違うわね」
翠星石「なんか普通のばっかです……」
真紅「ドールの服を扱うサイトやドールに関するサイトばかり……意外と勉強していたのね」
雛苺「ジュンえらいの」
真紅「本当に意外ね……あら?」
翠星石「どーしたです?」
真紅「このサイト…………怪しいわ」
カチッ
翠星石「こいつは……何ともですぅ」
真紅「もしかしたら、私達は当たりを引いたのかもしれないわね」
48: 2009/01/10(土) 23:58:46.82 ID:zM1WdBZ20
翠星石「これはジュンが作ったんですかね?」
真紅「分からないわ。でも今のジュンが作ったにしては地味な気もするわね」
雛苺「うゆ……」
翠星石「もしかしてジュンはこれに影響されたのかも知れねーです」
真紅「その可能性は否定出来ないわね」
翠星石「普通あそこまで変わるもんですかねぇ……」
真紅「私も疑問だわ」
雛苺「とにかくサイトを詳しく見てみるのよ」
真紅「分からないわ。でも今のジュンが作ったにしては地味な気もするわね」
雛苺「うゆ……」
翠星石「もしかしてジュンはこれに影響されたのかも知れねーです」
真紅「その可能性は否定出来ないわね」
翠星石「普通あそこまで変わるもんですかねぇ……」
真紅「私も疑問だわ」
雛苺「とにかくサイトを詳しく見てみるのよ」
51: 2009/01/11(日) 00:01:24.68 ID:C5uKBkzB0
雛苺「タイトルが分かんないの」
真紅「かなり崩した筆記体ね。ええと」
翠星石「『Silver Love Torch』ですかね?」
真紅「そうみたいね。変な名前だわ」
翠星石「背景が真っ黒で何とも見づらいです」
真紅「黒色と白色しか無いわね」
雛苺「あ! ここにメニューがあるの!」
真紅「上からProfile,Poem,Short Story,Novelの四つしか無いわ」
翠星石「下の三つは危険な感じがするですぅ」
真紅「まぁ……まずはProfileから」
カチッ
真紅「かなり崩した筆記体ね。ええと」
翠星石「『Silver Love Torch』ですかね?」
真紅「そうみたいね。変な名前だわ」
翠星石「背景が真っ黒で何とも見づらいです」
真紅「黒色と白色しか無いわね」
雛苺「あ! ここにメニューがあるの!」
真紅「上からProfile,Poem,Short Story,Novelの四つしか無いわ」
翠星石「下の三つは危険な感じがするですぅ」
真紅「まぁ……まずはProfileから」
カチッ
55: 2009/01/11(日) 00:05:00.92 ID:C5uKBkzB0
~Profile~
name:Silver
愛を説く天使のサイトへようこそ…………
――――――――――――――――――――――
真紅「これだけ?」
翠星石「…………真紅、戻るなら今だと思うです」
真紅「せっかく見つけた手掛かりを手放すわけにはいかないわ」
翠星石「チャレンジ精神の塊ですぅ……」
真紅「もうヤケよ。さ、次はPoemへ」
~Poem~
・愛の翼
・堕天使の聖杯
・神へ
・アリス・ゲーム
name:Silver
愛を説く天使のサイトへようこそ…………
――――――――――――――――――――――
真紅「これだけ?」
翠星石「…………真紅、戻るなら今だと思うです」
真紅「せっかく見つけた手掛かりを手放すわけにはいかないわ」
翠星石「チャレンジ精神の塊ですぅ……」
真紅「もうヤケよ。さ、次はPoemへ」
~Poem~
・愛の翼
・堕天使の聖杯
・神へ
・アリス・ゲーム
58: 2009/01/11(日) 00:10:06.09 ID:C5uKBkzB0
翠星石「真紅! こっちに注目ですぅ!」
雛苺「最後のところにアリスゲームって書いてあるの!」
真紅「本当だわ……これは一体どういう事なの?」
翠星石「ちょっと見てみるです!」
~アリス・ゲーム~
黄色 緑色 青色 桃色
捻り潰したい赤色 そしてまだ見ぬ七番目
いつか必ず会うでしょう
捻り潰したい赤色
捻り潰したい赤色
真紅「……」
翠星石「このサイトを作ったのは……もしかして……」
雛苺「最後のところにアリスゲームって書いてあるの!」
真紅「本当だわ……これは一体どういう事なの?」
翠星石「ちょっと見てみるです!」
~アリス・ゲーム~
黄色 緑色 青色 桃色
捻り潰したい赤色 そしてまだ見ぬ七番目
いつか必ず会うでしょう
捻り潰したい赤色
捻り潰したい赤色
真紅「……」
翠星石「このサイトを作ったのは……もしかして……」
68: 2009/01/11(日) 00:15:23.75 ID:C5uKBkzB0
雛苺「作ったのはジュンじゃないの? うゆ?」
真紅「ホーリエ、そうよ。あそこに行って頂戴」
翠星石「……真紅?」
雛苺「顔が怖いの……」
真紅「ちょっと下に行ってくるわ」
翠星石「もしかしてnのフィールドに?」
真紅「そこまでは行かないわ。ただ、顔を合わせたいドールがいるから……」
翠星石「真紅、目つきがとんでもない事になってるですよ」
真紅「心配無いわ」
翠星石「(陰口叩かれたのがよっぽど悔しいみたいですぅ……)」
真紅「ホーリエ、そうよ。あそこに行って頂戴」
翠星石「……真紅?」
雛苺「顔が怖いの……」
真紅「ちょっと下に行ってくるわ」
翠星石「もしかしてnのフィールドに?」
真紅「そこまでは行かないわ。ただ、顔を合わせたいドールがいるから……」
翠星石「真紅、目つきがとんでもない事になってるですよ」
真紅「心配無いわ」
翠星石「(陰口叩かれたのがよっぽど悔しいみたいですぅ……)」
69: 2009/01/11(日) 00:18:01.08 ID:C5uKBkzB0
旧礼拝堂
???「へぁあ……ふあぁ…………よく寝たぁ」
???「何だか暇ねぇ。外にでも出ようかしら」
スウゥゥゥー
???「メイメイ?」
チカチカ
???「この光は……ホーリエ? なんでここにいるのよぉ」
スィィー
???「あ! 待ちなさいよぉ!」
シュンッ
???「nのフィールドに帰っちゃったわねぇ。何だったのかしら」
――とう
???「へぁあ……ふあぁ…………よく寝たぁ」
???「何だか暇ねぇ。外にでも出ようかしら」
スウゥゥゥー
???「メイメイ?」
チカチカ
???「この光は……ホーリエ? なんでここにいるのよぉ」
スィィー
???「あ! 待ちなさいよぉ!」
シュンッ
???「nのフィールドに帰っちゃったわねぇ。何だったのかしら」
――とう
71: 2009/01/11(日) 00:21:58.75 ID:C5uKBkzB0
――ぎん……水銀燈!
水銀燈「真紅! 一体何の用なのよぉ!」
真紅「ちょっと伝えたい事があって」
水銀燈「へぇ……ならこっちにいらっしゃいよぉ。すぐに潰してあげるから」
真紅「伝えたい事は一つよ」
水銀燈「フィールド越しにしか話せない怖がり真紅のくせに生意気ねぇ」
真紅「今すぐ私のところに来なさい。薄気味悪いポエムなんかをネットに晒してないで」
水銀燈「…………?………………えっ!?」
真紅「じゃ、そういう事だから。待っているわ」
水銀燈「ちょっと! 待ちなさぁい! 真紅ぅ!」
シュバァァ……
水銀燈「消えてしまった……」
水銀燈「真紅! 一体何の用なのよぉ!」
真紅「ちょっと伝えたい事があって」
水銀燈「へぇ……ならこっちにいらっしゃいよぉ。すぐに潰してあげるから」
真紅「伝えたい事は一つよ」
水銀燈「フィールド越しにしか話せない怖がり真紅のくせに生意気ねぇ」
真紅「今すぐ私のところに来なさい。薄気味悪いポエムなんかをネットに晒してないで」
水銀燈「…………?………………えっ!?」
真紅「じゃ、そういう事だから。待っているわ」
水銀燈「ちょっと! 待ちなさぁい! 真紅ぅ!」
シュバァァ……
水銀燈「消えてしまった……」
72: 2009/01/11(日) 00:25:25.56 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「まさか、嘘よねぇ。だってあれは随分前に閉鎖したしぃ……」
水銀燈「それにネット上には何千何万と似たようなものがあるのよぉ」
水銀燈「そんなピンポイントで当たるなんて事あるわけぇ……まして、あの真紅が……」
――――薄気味悪いポエムなんかをネットに晒してないで
――――薄気味悪いポエムなんかをネットに晒してないで
――――薄気味悪いポエムなんかをネットに晒してないで
水銀燈「ピンポイントで……当たるわけ……」
水銀燈「真紅うぅぅぅぅぅぅー!」
………………
ガチャ
翠星石「どーだったです?」
真紅「ばっちりよ。すぐに来るでしょうね」
水銀燈「それにネット上には何千何万と似たようなものがあるのよぉ」
水銀燈「そんなピンポイントで当たるなんて事あるわけぇ……まして、あの真紅が……」
――――薄気味悪いポエムなんかをネットに晒してないで
――――薄気味悪いポエムなんかをネットに晒してないで
――――薄気味悪いポエムなんかをネットに晒してないで
水銀燈「ピンポイントで……当たるわけ……」
水銀燈「真紅うぅぅぅぅぅぅー!」
………………
ガチャ
翠星石「どーだったです?」
真紅「ばっちりよ。すぐに来るでしょうね」
74: 2009/01/11(日) 00:30:13.23 ID:C5uKBkzB0
……ガシャンッ ガララ……
翠星石「下から何か聞こえたですね」
真紅「どうやら来たようね。それも相当慌てて」
翠星石「まさか水銀燈だったとは……」
雛苺「そうだったの?」
翠星石「チビ苺は馬鹿だから分からなくても仕方ねーですぅ」
雛苺「いじわる!」
真紅「二人とも遊んでいる暇は無いわよ」
ドガドガドガッ ガチャッ!
水銀燈「真紅ぅ……」
翠星石「本当に水銀燈だったですぅ……」
翠星石「下から何か聞こえたですね」
真紅「どうやら来たようね。それも相当慌てて」
翠星石「まさか水銀燈だったとは……」
雛苺「そうだったの?」
翠星石「チビ苺は馬鹿だから分からなくても仕方ねーですぅ」
雛苺「いじわる!」
真紅「二人とも遊んでいる暇は無いわよ」
ドガドガドガッ ガチャッ!
水銀燈「真紅ぅ……」
翠星石「本当に水銀燈だったですぅ……」
77: 2009/01/11(日) 00:36:27.91 ID:C5uKBkzB0
雛苺「水銀燈、髪の毛ボサボサなの」
水銀燈「急いで来たから仕方無いのよ……」
翠星石「服もヨレヨレですぅ。身だしなみくらいちゃんとするですぅ」
水銀燈「さっきまでちょっと休憩してたのよぉ! いちいちうるさいわねぇ!」
真紅「そんなだから気持ち悪いポエムを書いてしまうのでしょうね」
水銀燈「! 真紅ぅぅぅ……!」
翠星石「それにしても、このサイトは本当に水銀燈が作ったですか?」
水銀燈「何を馬鹿な……ちょっと見せてみなさいよぉ」
………………
真紅「どう?」
水銀燈「(ピ、ピンポイントで当たりよぉ……)」
水銀燈「急いで来たから仕方無いのよ……」
翠星石「服もヨレヨレですぅ。身だしなみくらいちゃんとするですぅ」
水銀燈「さっきまでちょっと休憩してたのよぉ! いちいちうるさいわねぇ!」
真紅「そんなだから気持ち悪いポエムを書いてしまうのでしょうね」
水銀燈「! 真紅ぅぅぅ……!」
翠星石「それにしても、このサイトは本当に水銀燈が作ったですか?」
水銀燈「何を馬鹿な……ちょっと見せてみなさいよぉ」
………………
真紅「どう?」
水銀燈「(ピ、ピンポイントで当たりよぉ……)」
80: 2009/01/11(日) 00:38:56.29 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「(何とかごまかすしか無いわぁ……)」
翠星石「で、どうなんですか?」
水銀燈「あ、あっはははは! 何よこれぇ! 私見た事も聞いた事も無いわぁ!」
真紅「……」
水銀燈「ポエムがどうとか言うから来てみたけどぉ、これじゃ時間の無駄じゃないのよぉ!」
翠星石「……」
水銀燈「こんなお騒がせったら無いわ。こんな下らない事で私を呼びつけないでくれるぅ?」
雛苺「……」
真紅「水銀燈」
水銀燈「何よぉ。私こんな事に構ってられなぁい……」
真紅「…………諦めなさい」
水銀燈「……………………はい」
翠星石「で、どうなんですか?」
水銀燈「あ、あっはははは! 何よこれぇ! 私見た事も聞いた事も無いわぁ!」
真紅「……」
水銀燈「ポエムがどうとか言うから来てみたけどぉ、これじゃ時間の無駄じゃないのよぉ!」
翠星石「……」
水銀燈「こんなお騒がせったら無いわ。こんな下らない事で私を呼びつけないでくれるぅ?」
雛苺「……」
真紅「水銀燈」
水銀燈「何よぉ。私こんな事に構ってられなぁい……」
真紅「…………諦めなさい」
水銀燈「……………………はい」
82: 2009/01/11(日) 00:41:57.95 ID:C5uKBkzB0
真紅「ふふ……久しぶりにいい気分だわ」
水銀燈「……/////////////////////」
翠星石「あれあれ~? 顔真っ赤ですよぉ~?」
水銀燈「恥ずかしいぃぃぃー!」
バタッ!
雛苺「寝ちゃったの」
真紅「クッションで顔を隠しても無駄よ。恥ずかしさは消えたりしないのよ」
水銀燈「っ~~~~~~!」
翠星石「そんなにしたら窒息しちまうですよ!」
真紅「水銀燈、頼むから足をバタバタさせないで頂戴。うるさくて堪らないわ」
水銀燈「うううううぅぅぅー//////」
真紅「大丈夫よ。まだPoemしか見ていないから」
水銀燈「……/////////////////////」
翠星石「あれあれ~? 顔真っ赤ですよぉ~?」
水銀燈「恥ずかしいぃぃぃー!」
バタッ!
雛苺「寝ちゃったの」
真紅「クッションで顔を隠しても無駄よ。恥ずかしさは消えたりしないのよ」
水銀燈「っ~~~~~~!」
翠星石「そんなにしたら窒息しちまうですよ!」
真紅「水銀燈、頼むから足をバタバタさせないで頂戴。うるさくて堪らないわ」
水銀燈「うううううぅぅぅー//////」
真紅「大丈夫よ。まだPoemしか見ていないから」
87: 2009/01/11(日) 00:45:05.38 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「そうなのぉ!?」
真紅「ええ、今のところは」
水銀燈「そうなの……」
真紅「本当ならもっと辱めるところだけど、また次の機会にしておくわ」
翠星石「そうだったです。すっかり大事な事を忘れてたですぅ」
雛苺「水銀燈にいじわるする為に呼んだわけじゃないのよ」
水銀燈「……そうなのぉ?」
真紅「まだ確信は得ていないけれど、貴女のサイトがある問題を引き起こした可能性があるのよ」
水銀燈「?」
翠星石「あれを見るです」
水銀燈「あれは……真紅の媒介じゃないの。寝てる様だけど」
真紅「翠星石の力で無理矢理に寝かせているのよ」
真紅「ええ、今のところは」
水銀燈「そうなの……」
真紅「本当ならもっと辱めるところだけど、また次の機会にしておくわ」
翠星石「そうだったです。すっかり大事な事を忘れてたですぅ」
雛苺「水銀燈にいじわるする為に呼んだわけじゃないのよ」
水銀燈「……そうなのぉ?」
真紅「まだ確信は得ていないけれど、貴女のサイトがある問題を引き起こした可能性があるのよ」
水銀燈「?」
翠星石「あれを見るです」
水銀燈「あれは……真紅の媒介じゃないの。寝てる様だけど」
真紅「翠星石の力で無理矢理に寝かせているのよ」
91: 2009/01/11(日) 00:47:54.33 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「それで、あの人間と私に何の関係があるのよぉ」
真紅「さっきも言った通り、貴女のサイトが関わっているのよ」
翠星石「あのチビ、ジュンが水銀燈のサイトを見たせいで変になっちまったです!」
水銀燈「変ですってぇ?」
雛苺「気持ち悪いお話ばっかりするの」
真紅「それで、もしかしたら何かの影響を受けたのかもしれないと思ってジュンのパソコンを調べたら……」
水銀燈「私のサイトが出て来たってわけぇ?」
真紅「その通りよ」
翠星石「チビ人間が起きる前に、何とか元の状態に戻す方法を考えないといけねーです」
真紅「その為に、貴女に協力して欲しいのよ」
真紅「さっきも言った通り、貴女のサイトが関わっているのよ」
翠星石「あのチビ、ジュンが水銀燈のサイトを見たせいで変になっちまったです!」
水銀燈「変ですってぇ?」
雛苺「気持ち悪いお話ばっかりするの」
真紅「それで、もしかしたら何かの影響を受けたのかもしれないと思ってジュンのパソコンを調べたら……」
水銀燈「私のサイトが出て来たってわけぇ?」
真紅「その通りよ」
翠星石「チビ人間が起きる前に、何とか元の状態に戻す方法を考えないといけねーです」
真紅「その為に、貴女に協力して欲しいのよ」
92: 2009/01/11(日) 00:51:15.67 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「ちょっと待ちなさいよぉ!」
真紅「何?」
水銀燈「私のせいかどうかなんて分からないじゃないのよぉ!」
真紅「確かにそうね。でもここまで来たのだし、折角だから手を貸して頂戴」
水銀燈「……私は嫌よぉ」
真紅「翠星石。蒼星石を呼んでくれない?」
翠星石「蒼星石ですかぁ?」
真紅「水銀燈が手伝ってくれない様だから、代わりに」
水銀燈「(蒼星石ですってぇ……あの子に知られたら……)」
翠星石「それじゃあちょいと……」
水銀燈「じゃあ折角だから手伝ってあげようかしらねぇ」
真紅「あら優しい」
真紅「何?」
水銀燈「私のせいかどうかなんて分からないじゃないのよぉ!」
真紅「確かにそうね。でもここまで来たのだし、折角だから手を貸して頂戴」
水銀燈「……私は嫌よぉ」
真紅「翠星石。蒼星石を呼んでくれない?」
翠星石「蒼星石ですかぁ?」
真紅「水銀燈が手伝ってくれない様だから、代わりに」
水銀燈「(蒼星石ですってぇ……あの子に知られたら……)」
翠星石「それじゃあちょいと……」
水銀燈「じゃあ折角だから手伝ってあげようかしらねぇ」
真紅「あら優しい」
97: 2009/01/11(日) 00:54:59.91 ID:C5uKBkzB0
ボソボソ
水銀燈「後で覚えてなさいよぉ真紅。必ずローザミスティカを引きずり出してやるから」
ボソボソ
真紅「あら。愛の翼とやらで私を倒すつもりなのかしら」
ボソボソ
水銀燈「真紅ぅ……!」
翠星石「ケンカしてねーで、そろそろ真剣に考えるですぅ」
真紅「失礼。それじゃ、始めましょうか」
水銀燈「解決方法なんて無いと思うけどぉ」
真紅「水銀燈、貴女はどうだったの?」
水銀燈「何が?」
真紅「貴女はジュンの様にはならなかったの?」
水銀燈「私があの人間みたいになるわけ無いじゃない。現実との区別くらいは出来たわよ」
水銀燈「後で覚えてなさいよぉ真紅。必ずローザミスティカを引きずり出してやるから」
ボソボソ
真紅「あら。愛の翼とやらで私を倒すつもりなのかしら」
ボソボソ
水銀燈「真紅ぅ……!」
翠星石「ケンカしてねーで、そろそろ真剣に考えるですぅ」
真紅「失礼。それじゃ、始めましょうか」
水銀燈「解決方法なんて無いと思うけどぉ」
真紅「水銀燈、貴女はどうだったの?」
水銀燈「何が?」
真紅「貴女はジュンの様にはならなかったの?」
水銀燈「私があの人間みたいになるわけ無いじゃない。現実との区別くらいは出来たわよ」
98: 2009/01/11(日) 00:57:06.56 ID:C5uKBkzB0
真紅「…………」
翠星石「どーしたです?」
真紅「水銀燈の言う通りだわ。現実との区別ね……」
翠星石「治す方法を思いついたですか?」
真紅「ジュンに、きっちり現実を見つめる様に仕向ければあるいは……」
水銀燈「そう上手く行くかしらねぇ」
真紅「やってみせるわ。何としても」
雛苺「ヒナも手伝うの!」
水銀燈「よくそこまで必氏になれるわねぇ……」
真紅「皆、元のジュンに戻って欲しいだけよ」
水銀燈「……」
翠星石「どーしたです?」
真紅「水銀燈の言う通りだわ。現実との区別ね……」
翠星石「治す方法を思いついたですか?」
真紅「ジュンに、きっちり現実を見つめる様に仕向ければあるいは……」
水銀燈「そう上手く行くかしらねぇ」
真紅「やってみせるわ。何としても」
雛苺「ヒナも手伝うの!」
水銀燈「よくそこまで必氏になれるわねぇ……」
真紅「皆、元のジュンに戻って欲しいだけよ」
水銀燈「……」
100: 2009/01/11(日) 00:59:14.38 ID:C5uKBkzB0
真紅「翠星石、お願い」
翠星石「何とも気が進まんですけど……てぇいっ!」
ゴツッ!
水銀燈「起こすときは普通に起こすのねぇ……」
雛苺「普通の起こし方じゃ無いと思うの」
ジュン「うう……誰だ……」
翠星石「ほら、とっとと起きやがれですぅ!」
ジュン「翠星石か……おはよう」
水銀燈「(変には思えないけど……?)」
ジュン「夢を見ていたよ。黒い薔薇が咲く哀しき煉獄の夢を……」
水銀燈「(変ねぇ)」
翠星石「何とも気が進まんですけど……てぇいっ!」
ゴツッ!
水銀燈「起こすときは普通に起こすのねぇ……」
雛苺「普通の起こし方じゃ無いと思うの」
ジュン「うう……誰だ……」
翠星石「ほら、とっとと起きやがれですぅ!」
ジュン「翠星石か……おはよう」
水銀燈「(変には思えないけど……?)」
ジュン「夢を見ていたよ。黒い薔薇が咲く哀しき煉獄の夢を……」
水銀燈「(変ねぇ)」
103: 2009/01/11(日) 01:02:12.96 ID:C5uKBkzB0
真紅「寝かせただけで元に戻るわけは無いわね」
翠星石「うぅ……さっさと治しちまうですよ」
真紅「ジュン、ちょっといいかしら?」
ジュン「どうした……ん? そこにいるのはまさか」
翠星石「きっと水銀燈の事言ってるですよ」
水銀燈「私ぃ?」
ジュン「水銀燈、来ていたのか。これも……運命なんだろうな」
水銀燈「はあ……」
ジュン「君もそう思うだろう? 僕達を取り巻く瑠璃色の光を感じるだろう?」
翠星石「相手してやるですよ水銀燈」
水銀燈「嫌よぉ気持ち悪い……」
翠星石「うぅ……さっさと治しちまうですよ」
真紅「ジュン、ちょっといいかしら?」
ジュン「どうした……ん? そこにいるのはまさか」
翠星石「きっと水銀燈の事言ってるですよ」
水銀燈「私ぃ?」
ジュン「水銀燈、来ていたのか。これも……運命なんだろうな」
水銀燈「はあ……」
ジュン「君もそう思うだろう? 僕達を取り巻く瑠璃色の光を感じるだろう?」
翠星石「相手してやるですよ水銀燈」
水銀燈「嫌よぉ気持ち悪い……」
105: 2009/01/11(日) 01:04:55.90 ID:C5uKBkzB0
真紅「ジュン、いいかしら」
ジュン「ああすまない。何だい紅の子」
真紅「貴方に伝えなくてはいけない事があるのよ」
ジュン「もったいぶらずに言ってみるといい。君の背負いし深き業を曝け出してみるといい」
水銀燈「(めぐがこんなのじゃ無くてよかったぁ)」
真紅「貴方、このサイトを見ていたのでは無くて?」
ジュン「ん? ……これは!」
真紅「このサイトを見てからおかしく……いえ、ユニークになってしまったのでしょう?」
ジュン「僕の意識を宇宙と地上の狭間に閉じ込めた隙に、こんな事を調べていたのか」
真紅「という事は認めるのね」
ジュン「認めたくはないがね。僕はこのサイトで己が世界を悟ったんだ」
ジュン「ああすまない。何だい紅の子」
真紅「貴方に伝えなくてはいけない事があるのよ」
ジュン「もったいぶらずに言ってみるといい。君の背負いし深き業を曝け出してみるといい」
水銀燈「(めぐがこんなのじゃ無くてよかったぁ)」
真紅「貴方、このサイトを見ていたのでは無くて?」
ジュン「ん? ……これは!」
真紅「このサイトを見てからおかしく……いえ、ユニークになってしまったのでしょう?」
ジュン「僕の意識を宇宙と地上の狭間に閉じ込めた隙に、こんな事を調べていたのか」
真紅「という事は認めるのね」
ジュン「認めたくはないがね。僕はこのサイトで己が世界を悟ったんだ」
108: 2009/01/11(日) 01:08:21.79 ID:C5uKBkzB0
翠星石「やっぱりそうだったです」
ジュン「で、それがどうした?」
真紅「実はね、私は誰がこのサイトを作ったのか知っているの」
水銀燈「!?」
ジュン「何……!? このサイトの創造主はSilver様じゃないのか?」
真紅「そういう意味では無いわ。このサイトの管理人と知り合いという事よ」
ジュン「何だと!? そんな馬鹿な!」
水銀燈「真紅ぅぅぅ……最初からこうするつもりだったのねぇぇぇ……!」
ジュン「貴様があのサイトの創造主、神を知っているはずがない!」
雛苺「そうぞうしゅって何?」
翠星石「今度のりに訊いてみるですぅ」
ジュン「で、それがどうした?」
真紅「実はね、私は誰がこのサイトを作ったのか知っているの」
水銀燈「!?」
ジュン「何……!? このサイトの創造主はSilver様じゃないのか?」
真紅「そういう意味では無いわ。このサイトの管理人と知り合いという事よ」
ジュン「何だと!? そんな馬鹿な!」
水銀燈「真紅ぅぅぅ……最初からこうするつもりだったのねぇぇぇ……!」
ジュン「貴様があのサイトの創造主、神を知っているはずがない!」
雛苺「そうぞうしゅって何?」
翠星石「今度のりに訊いてみるですぅ」
112: 2009/01/11(日) 01:14:26.47 ID:C5uKBkzB0
真紅「本当に知っているわ。ジュン、会ってみたくはない?」
ジュン「まさかそんな……本当なのか」
真紅「会いたい? 会いたくない?」
ジュン「会いたいに決まっているだろう! いや、だが今の僕では神に対して失礼なのでは……」
真紅「もうどっちでもいいわ。あのサイトを作ったのは……この人物よ!」
ビシッ!
水銀燈「あう……」
ジュン「何を馬鹿な……! ふざけるのもいい加減にしろ真紅っ!」
雛苺「ジュンの顔怖いの」
真紅「真実は本人の口から聞けばいいのだわ!」
ジュン「まさかそんな……本当なのか」
真紅「会いたい? 会いたくない?」
ジュン「会いたいに決まっているだろう! いや、だが今の僕では神に対して失礼なのでは……」
真紅「もうどっちでもいいわ。あのサイトを作ったのは……この人物よ!」
ビシッ!
水銀燈「あう……」
ジュン「何を馬鹿な……! ふざけるのもいい加減にしろ真紅っ!」
雛苺「ジュンの顔怖いの」
真紅「真実は本人の口から聞けばいいのだわ!」
116: 2009/01/11(日) 01:17:44.60 ID:C5uKBkzB0
ヒソヒソ
真紅「水銀燈。本当の事をジュンに話して頂戴」
ヒソヒソ
水銀燈「真紅……あとでバラバラにしてあげるから」
ヒソヒソ
真紅「貴方の口から伝えるの。元に戻りなさいと。貴方の言葉なら、従うはずよ」
ヒソヒソ
水銀燈「それが狙いだったわけね……」
ジュン「まさか、本当に、水銀燈が、本当に?」
ヒソヒソ
真紅「本当の事を話してくれたら、この件について全て忘れてあげるわ」
ヒソヒソ
水銀燈「何ですってぇ?」
ヒソヒソ
真紅「他の子達にも言わないわ。綺麗さっぱり無かった事にするつもりよ」
ヒソヒソ
水銀燈「……」
真紅「水銀燈。本当の事をジュンに話して頂戴」
ヒソヒソ
水銀燈「真紅……あとでバラバラにしてあげるから」
ヒソヒソ
真紅「貴方の口から伝えるの。元に戻りなさいと。貴方の言葉なら、従うはずよ」
ヒソヒソ
水銀燈「それが狙いだったわけね……」
ジュン「まさか、本当に、水銀燈が、本当に?」
ヒソヒソ
真紅「本当の事を話してくれたら、この件について全て忘れてあげるわ」
ヒソヒソ
水銀燈「何ですってぇ?」
ヒソヒソ
真紅「他の子達にも言わないわ。綺麗さっぱり無かった事にするつもりよ」
ヒソヒソ
水銀燈「……」
118: 2009/01/11(日) 01:20:30.42 ID:C5uKBkzB0
ジュン「まさか本当に…………答えてくれ!」
真紅「さ、水銀燈。賢明な判断を期待するわ」
水銀燈「うう……もう…………」
ジュン「?」
水銀燈「そうよぉ……『Silver Love Torch』の管理人は私だったのよぉ!」
ジュン「証拠は! 証拠はあるのかっ!」
水銀燈「Novelのところに『五月雨の堕天使』っていうのがあるでしょう?」
真紅「五月雨って貴女……」
水銀燈「うううるさいわねぇ! とにかく、それを見て頂戴よ」
真紅「さ、水銀燈。賢明な判断を期待するわ」
水銀燈「うう……もう…………」
ジュン「?」
水銀燈「そうよぉ……『Silver Love Torch』の管理人は私だったのよぉ!」
ジュン「証拠は! 証拠はあるのかっ!」
水銀燈「Novelのところに『五月雨の堕天使』っていうのがあるでしょう?」
真紅「五月雨って貴女……」
水銀燈「うううるさいわねぇ! とにかく、それを見て頂戴よ」
119: 2009/01/11(日) 01:25:22.25 ID:C5uKBkzB0
ジュン「何があるんだ? 何百回と見ているが何も……」
水銀燈「その冒頭部分、それぞれ文の頭を取って並べてみて欲しいのよぉ」
翠星石「えーどれどれ……」
雛苺「真、紅、の、髪、は、臭、う」
ジュン「一つの文になっている……こんな細やかな仕掛けが出来るのはSilver様だけ……」
水銀燈「これを知っているという事は、私が管理人である証拠にならない?」
ジュン「不十分なところはあるが……その瞳を見れば分かる。嘘はついていない……」
水銀燈「信じてもらえて嬉しいわぁ」
翠星石「こりゃ中々面白い仕掛けですぅ。真紅の髪は臭かったですか」
雛苺「ずっと一緒にいたから気づかなかったの」
真紅「ホーリエ、そうよ。超特急で行って来て頂戴」
水銀燈「その冒頭部分、それぞれ文の頭を取って並べてみて欲しいのよぉ」
翠星石「えーどれどれ……」
雛苺「真、紅、の、髪、は、臭、う」
ジュン「一つの文になっている……こんな細やかな仕掛けが出来るのはSilver様だけ……」
水銀燈「これを知っているという事は、私が管理人である証拠にならない?」
ジュン「不十分なところはあるが……その瞳を見れば分かる。嘘はついていない……」
水銀燈「信じてもらえて嬉しいわぁ」
翠星石「こりゃ中々面白い仕掛けですぅ。真紅の髪は臭かったですか」
雛苺「ずっと一緒にいたから気づかなかったの」
真紅「ホーリエ、そうよ。超特急で行って来て頂戴」
122: 2009/01/11(日) 01:27:44.48 ID:C5uKBkzB0
翠星石「水銀燈、ジュンは話を信じたですぅ。で、これからどうするですか?」
水銀燈「(真紅の話じゃあ、この後は元に戻れと言えばいいのよねぇ)」
水銀燈「ねぇ貴方……」
バダンッ!
ジュン「貴女が神であるとは露知らず数々の無礼な言動……どうかお許しください!」
翠星石「土下座……」
雛苺「おでこ痛そうなの」
ジュン「謝罪の言葉も見当たりません! 神、どうかお許しを……」
水銀燈「ちょっとぉ、別に私は……」
ジュン「まさか、許して頂けるのですか!?」
水銀燈「(真紅の話じゃあ、この後は元に戻れと言えばいいのよねぇ)」
水銀燈「ねぇ貴方……」
バダンッ!
ジュン「貴女が神であるとは露知らず数々の無礼な言動……どうかお許しください!」
翠星石「土下座……」
雛苺「おでこ痛そうなの」
ジュン「謝罪の言葉も見当たりません! 神、どうかお許しを……」
水銀燈「ちょっとぉ、別に私は……」
ジュン「まさか、許して頂けるのですか!?」
124: 2009/01/11(日) 01:29:54.24 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「そもそも許さないなんて言ってないからぁ……あの、頭上げなさいよぉ……」
ジュン「おおお……何と言う事だ! やはり貴女は神……我が世界を創造した女神であられたか!」
水銀燈「そ、そうなの?」
ジュン「これ程、これ程の事があっていいのでしょうか!? まさに至幸……」
翠星石「泣いている……」
真紅「ホーリエどうだったかしら。もうすぐ? そう、それは良かったわ」
ジュン「女神様……何と言う奇跡……」
水銀燈「泣きすぎよぉ……」
ジュン「この腐り切った虚無の現代を生き抜いてきた甲斐があったというものです」
翠星石「うーん、余計に悪化した気がするですぅ」
水銀燈「(さっさと言って終わりにしようかしらね)」
ジュン「おおお……何と言う事だ! やはり貴女は神……我が世界を創造した女神であられたか!」
水銀燈「そ、そうなの?」
ジュン「これ程、これ程の事があっていいのでしょうか!? まさに至幸……」
翠星石「泣いている……」
真紅「ホーリエどうだったかしら。もうすぐ? そう、それは良かったわ」
ジュン「女神様……何と言う奇跡……」
水銀燈「泣きすぎよぉ……」
ジュン「この腐り切った虚無の現代を生き抜いてきた甲斐があったというものです」
翠星石「うーん、余計に悪化した気がするですぅ」
水銀燈「(さっさと言って終わりにしようかしらね)」
128: 2009/01/11(日) 01:32:56.30 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「ねぇ貴方、私の事尊敬してる?」
ジュン「は、はっ! もちろんです! 僕にとって女神様を尊敬する事は、呼吸をする事と同じく……」
水銀燈「ふぅん。なら、一つ私の言う事を聞いてくれなぁい?」
ジュン「この地の獄へ堕ちた哀れな僕を未だ頼ってくださるとは……何と言う慈悲、何と言う慈愛」
水銀燈「簡単な事よぉ。実はねぇ、あのサイトを見る前の貴方に」
ガラッ!
蒼星石「やあっ! 皆おはよう!」
真紅「待っていたわよ蒼星石。おはよう」
水銀燈「え?」
翠星石「蒼星石! 来るなら連絡くらいして欲しかったですぅ」
蒼星石「真紅にいきなり呼ばれたからね。連絡する暇も無かったんだよ」
ジュン「は、はっ! もちろんです! 僕にとって女神様を尊敬する事は、呼吸をする事と同じく……」
水銀燈「ふぅん。なら、一つ私の言う事を聞いてくれなぁい?」
ジュン「この地の獄へ堕ちた哀れな僕を未だ頼ってくださるとは……何と言う慈悲、何と言う慈愛」
水銀燈「簡単な事よぉ。実はねぇ、あのサイトを見る前の貴方に」
ガラッ!
蒼星石「やあっ! 皆おはよう!」
真紅「待っていたわよ蒼星石。おはよう」
水銀燈「え?」
翠星石「蒼星石! 来るなら連絡くらいして欲しかったですぅ」
蒼星石「真紅にいきなり呼ばれたからね。連絡する暇も無かったんだよ」
131: 2009/01/11(日) 01:35:18.05 ID:C5uKBkzB0
真紅「(ホーリエから私に関する事は口止めされているはずなのに……)」
水銀燈「真紅、ちょっといいかしら」
真紅「何かしら? 私は今忙しいから……」
水銀燈「まぁちょっとこっちに来なさいな。悪くはしないから」
真紅「放して頂戴。服が傷んで……痛たたっ!」
水銀燈「あの子は呼ばないと約束したわよね。貴女、頭の中に綿でも詰まってるの?」
真紅「ふん! 貴女の約束なんて知らないわ。私は何も知らないわ」
水銀燈「真紅」
真紅「痛たたたっ!」
蒼星石「何だか楽しそうだなぁ」
水銀燈「真紅、ちょっといいかしら」
真紅「何かしら? 私は今忙しいから……」
水銀燈「まぁちょっとこっちに来なさいな。悪くはしないから」
真紅「放して頂戴。服が傷んで……痛たたっ!」
水銀燈「あの子は呼ばないと約束したわよね。貴女、頭の中に綿でも詰まってるの?」
真紅「ふん! 貴女の約束なんて知らないわ。私は何も知らないわ」
水銀燈「真紅」
真紅「痛たたたっ!」
蒼星石「何だか楽しそうだなぁ」
136: 2009/01/11(日) 01:38:34.22 ID:C5uKBkzB0
蒼星石「雛苺、パソコンはどこ?」
雛苺「これなの」
水銀燈「ほら、ちょっとこっちに来なさいよ。大丈夫だから」
真紅「放してったら! あ痛たたっ!」
カチッ カチッ
蒼星石「堕天使が多いね、全体的に。ははっ」
水銀燈「あ! それ……」
蒼星石「知っているよ。水銀燈、君がこれを作ったんだって?」
水銀燈「それは……」
蒼星石「こんなサイトを作っていたとは。ま、今は更新していないみたいだけど」
雛苺「これなの」
水銀燈「ほら、ちょっとこっちに来なさいよ。大丈夫だから」
真紅「放してったら! あ痛たたっ!」
カチッ カチッ
蒼星石「堕天使が多いね、全体的に。ははっ」
水銀燈「あ! それ……」
蒼星石「知っているよ。水銀燈、君がこれを作ったんだって?」
水銀燈「それは……」
蒼星石「こんなサイトを作っていたとは。ま、今は更新していないみたいだけど」
139: 2009/01/11(日) 01:42:32.37 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「(もう何もかも終わりよぉ……これからは事ある毎に馬鹿にされるんだわぁ……)」
蒼星石「水銀燈にこんな趣味があったなんてね」
水銀燈「あうう……」
ジュン「蒼星石! 女神のなさった世界の変革を馬鹿にするのなら、僕は貴様を許しはしないぞ!」
蒼星石「ふふ……」
水銀燈「(何もかも終わった……この前のめぐの言葉を思い出すわ……)」
~この前のめぐの言葉~
めぐ「壁に耳あり障子にメアリー。なんちゃって、えへへ……」
水銀燈「(本当に誰が見ているか分からないものよね……ネットの恐ろしさ…………)」
翠星石「蒼星石、あんまり水銀燈をいじめないでやって欲しいですぅ」
水銀燈「!」
蒼星石「水銀燈にこんな趣味があったなんてね」
水銀燈「あうう……」
ジュン「蒼星石! 女神のなさった世界の変革を馬鹿にするのなら、僕は貴様を許しはしないぞ!」
蒼星石「ふふ……」
水銀燈「(何もかも終わった……この前のめぐの言葉を思い出すわ……)」
~この前のめぐの言葉~
めぐ「壁に耳あり障子にメアリー。なんちゃって、えへへ……」
水銀燈「(本当に誰が見ているか分からないものよね……ネットの恐ろしさ…………)」
翠星石「蒼星石、あんまり水銀燈をいじめないでやって欲しいですぅ」
水銀燈「!」
143: 2009/01/11(日) 01:45:00.00 ID:C5uKBkzB0
翠星石「水銀燈は別に悪い事はしてねーです。だからあんまり馬鹿にしないであげて欲しいですぅ」
水銀燈「翠星石ぃ……」
蒼星石「翠星石、僕は水銀燈をいじめるつもりなんか全く無いよ」
翠星石「そうだったんですか?」
蒼星石「そんな事で馬鹿にしたりしないよ。僕だって今、似合わない事をしているからね」
水銀燈「?」
蒼星石「実は最近編み物の勉強をしているんだ。ちょっとずつだけど、上達しているんだよ」
雛苺「あみあみ楽しそうなのー!」
蒼星石「男の子みたいな僕には似合わないと思うんだけどね」
水銀燈「そんな事無い! そんな事無いわよぉ!」
水銀燈「翠星石ぃ……」
蒼星石「翠星石、僕は水銀燈をいじめるつもりなんか全く無いよ」
翠星石「そうだったんですか?」
蒼星石「そんな事で馬鹿にしたりしないよ。僕だって今、似合わない事をしているからね」
水銀燈「?」
蒼星石「実は最近編み物の勉強をしているんだ。ちょっとずつだけど、上達しているんだよ」
雛苺「あみあみ楽しそうなのー!」
蒼星石「男の子みたいな僕には似合わないと思うんだけどね」
水銀燈「そんな事無い! そんな事無いわよぉ!」
148: 2009/01/11(日) 01:48:18.81 ID:C5uKBkzB0
蒼星石「そう言ってくれると嬉しいよ。ねぇ水銀燈?」
水銀燈「……何かしら」
蒼星石「誰かに言えない事なんて、皆一つや二つ持っているよ。だから無理に隠す事なんて無いんじゃないかな」
水銀燈「蒼星石ぃ……」
蒼星石「恥ずかしくてもいいじゃない。自分の好きな事ならさ」
水銀燈「……」
翠星石「我が妹はやっぱり出来た妹ですぅ」
ジュン「成る程ね。己が運命は己が腕で切り開いて行けという事か」
雛苺「おのが! おのが!」
水銀燈「ねぇ貴方、さっきの話だけど……」
水銀燈「……何かしら」
蒼星石「誰かに言えない事なんて、皆一つや二つ持っているよ。だから無理に隠す事なんて無いんじゃないかな」
水銀燈「蒼星石ぃ……」
蒼星石「恥ずかしくてもいいじゃない。自分の好きな事ならさ」
水銀燈「……」
翠星石「我が妹はやっぱり出来た妹ですぅ」
ジュン「成る程ね。己が運命は己が腕で切り開いて行けという事か」
雛苺「おのが! おのが!」
水銀燈「ねぇ貴方、さっきの話だけど……」
153: 2009/01/11(日) 01:53:35.55 ID:C5uKBkzB0
ジュン「すいません女神様っ! 何も聴きませんで!」
水銀燈「私のサイトを見て、今の様になったのよねぇ?」
ジュン「はいっ! 自らの全てを捧げる覚悟でございますっ!」
水銀燈「私はそれを責めはしないわぁ。でもね、周りの子達の事も見てあげて欲しいのよ」
翠星石「水銀燈……」
水銀燈「無理に自分を変えなくてもいいのよぉ。貴方は昔のままで十分なのよぉ」
ジュン「女神……」
水銀燈「そのままじゃ何かと不便でしょう? 昔に戻りなさい。昔の貴方に」
ジュン「女神がそう言うのなら……分かりました。ですが、一つだけ」
水銀燈「私のサイトを見て、今の様になったのよねぇ?」
ジュン「はいっ! 自らの全てを捧げる覚悟でございますっ!」
水銀燈「私はそれを責めはしないわぁ。でもね、周りの子達の事も見てあげて欲しいのよ」
翠星石「水銀燈……」
水銀燈「無理に自分を変えなくてもいいのよぉ。貴方は昔のままで十分なのよぉ」
ジュン「女神……」
水銀燈「そのままじゃ何かと不便でしょう? 昔に戻りなさい。昔の貴方に」
ジュン「女神がそう言うのなら……分かりました。ですが、一つだけ」
156: 2009/01/11(日) 01:55:47.27 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「なぁに?」
ジュン「僕に……命令して欲しいのです。それで、決心出来ます」
水銀燈「……分かったわぁ」
ジュン「ありがとうございます女神……僕は堕天使だけれど、まだ翼が動いて良かった……」
水銀燈「貴方、名前は?」
ジュン「桜田……桜田ジュンです」
水銀燈「命令するわ。桜田ジュン、皆に心配をかけない様なかつての貴方に戻りなさい」
ジュン「……これで、もはや思い残す事は無し…………」
バタッ!
雛苺「ジュン!?」
ジュン「僕に……命令して欲しいのです。それで、決心出来ます」
水銀燈「……分かったわぁ」
ジュン「ありがとうございます女神……僕は堕天使だけれど、まだ翼が動いて良かった……」
水銀燈「貴方、名前は?」
ジュン「桜田……桜田ジュンです」
水銀燈「命令するわ。桜田ジュン、皆に心配をかけない様なかつての貴方に戻りなさい」
ジュン「……これで、もはや思い残す事は無し…………」
バタッ!
雛苺「ジュン!?」
161: 2009/01/11(日) 01:59:00.48 ID:C5uKBkzB0
水銀燈「寝たみたいね……」
翠星石「あ……涙が流れてるですぅ」
蒼星石「無理をした心がジュン君の代わりに泣いているんだよ」
水銀燈「詩人なのねぇ」
蒼星石「水銀燈もね」
翠星石「ふぃ~、これで何とか一件落着ですかぁ」
水銀燈「蒼星石、今回だけは貴女に礼を言わないといけないわねぇ」
蒼星石「いや、いいよ。勝手に来て勝手に喋っただけだから」
雛苺「水銀燈、ジュンの事ありがとなのー!」
水銀燈「まだ治ったとは限らないけどねぇ」
真紅「ま、何はともあれ一件落着じゃないかしら。貴方達は良くやった方だと思うわ」
翠星石「あ……涙が流れてるですぅ」
蒼星石「無理をした心がジュン君の代わりに泣いているんだよ」
水銀燈「詩人なのねぇ」
蒼星石「水銀燈もね」
翠星石「ふぃ~、これで何とか一件落着ですかぁ」
水銀燈「蒼星石、今回だけは貴女に礼を言わないといけないわねぇ」
蒼星石「いや、いいよ。勝手に来て勝手に喋っただけだから」
雛苺「水銀燈、ジュンの事ありがとなのー!」
水銀燈「まだ治ったとは限らないけどねぇ」
真紅「ま、何はともあれ一件落着じゃないかしら。貴方達は良くやった方だと思うわ」
166: 2009/01/11(日) 02:02:15.91 ID:C5uKBkzB0
真紅「一時はどうなる事かと思ったものだわ。全員の力で見事解決ね」
水銀燈「……」
真紅「それじゃ、私は下に行くから。後はよろしくね」
蒼星石「待ちなよ真紅」
真紅「!」
蒼星石「分かるよね?」
真紅「蒼星石、私は下に行きたいのよ。何でだか分かる?」
蒼星石「質問を質問で返さないでよ」
水銀燈「そうよ真紅! 貴女を許してはいけないんだったわぁ!」
真紅「(この流れは危険ね……)」
水銀燈「……」
真紅「それじゃ、私は下に行くから。後はよろしくね」
蒼星石「待ちなよ真紅」
真紅「!」
蒼星石「分かるよね?」
真紅「蒼星石、私は下に行きたいのよ。何でだか分かる?」
蒼星石「質問を質問で返さないでよ」
水銀燈「そうよ真紅! 貴女を許してはいけないんだったわぁ!」
真紅「(この流れは危険ね……)」
171: 2009/01/11(日) 02:05:31.91 ID:C5uKBkzB0
真紅「(こうなったら、ごまかすしか無いわね)」
蒼星石「真紅。君は水銀燈を馬鹿にする為に、僕を呼んだんだね?」
真紅「まさか。単純に人手が欲しかっただけよ」
水銀燈「嘘つきなさいよぉ! 蒼星石を呼ばれたくなかったら言う事聞けって脅したくせにぃ!」
蒼星石「何だって?」
真紅「水銀燈、戯言はいい加減にしなさい! さっきのジュンに対する貴女の姿は偽物だったの!?」
蒼星石「真紅、水銀燈が嘘をついている様には見えないんだけど」
真紅「なら、私は嘘をついているように見えると言うの?」
蒼星石「見えるよ」
真紅「……そう言われるとどうしようも無いわね」
蒼星石「真紅。君は水銀燈を馬鹿にする為に、僕を呼んだんだね?」
真紅「まさか。単純に人手が欲しかっただけよ」
水銀燈「嘘つきなさいよぉ! 蒼星石を呼ばれたくなかったら言う事聞けって脅したくせにぃ!」
蒼星石「何だって?」
真紅「水銀燈、戯言はいい加減にしなさい! さっきのジュンに対する貴女の姿は偽物だったの!?」
蒼星石「真紅、水銀燈が嘘をついている様には見えないんだけど」
真紅「なら、私は嘘をついているように見えると言うの?」
蒼星石「見えるよ」
真紅「……そう言われるとどうしようも無いわね」
174: 2009/01/11(日) 02:09:16.42 ID:C5uKBkzB0
真紅「だけど聞いて頂戴。最初に馬鹿にされたのは私なのよ!?」
翠星石「確かにそうだったです」
真紅「そもそもの原因を作ったのは水銀燈なのよ。私だけが一方的に責められるなんておかしいわ」
蒼星石「……」
真紅「私は悪い事はしていないわ。これは本当よ。真実なの」
蒼星石「……水銀燈には、このサイトの内容で傷つけられたと言う事かい?」
真紅「ええそうよ。私はひどく傷つけられたわ」
蒼星石「ちょっとパソコンを」
カチッカチカチッ
翠星石「これと……これが、真紅の言ってるやつですぅ」
蒼星石「……なるほどね」
翠星石「確かにそうだったです」
真紅「そもそもの原因を作ったのは水銀燈なのよ。私だけが一方的に責められるなんておかしいわ」
蒼星石「……」
真紅「私は悪い事はしていないわ。これは本当よ。真実なの」
蒼星石「……水銀燈には、このサイトの内容で傷つけられたと言う事かい?」
真紅「ええそうよ。私はひどく傷つけられたわ」
蒼星石「ちょっとパソコンを」
カチッカチカチッ
翠星石「これと……これが、真紅の言ってるやつですぅ」
蒼星石「……なるほどね」
179: 2009/01/11(日) 02:14:50.08 ID:C5uKBkzB0
真紅「どう? それを見てもなお私の事が責められて?」
水銀燈「いい気になるんじゃ無いわよ真紅ぅ!」
真紅「お黙りなさい! 全ての元凶じゃないの貴女は!」
水銀燈「うう……」
蒼星石「……真紅、やっぱり悪いのは君だよ」
真紅「何ですって!? 蒼星石、貴女ほど聡明なドールがどうして……」
蒼星石「このサイトには確かに真紅への悪口が書かれている。これは疑いようのない事実だ」
水銀燈「あう……」
真紅「そこまで解っていながら、何故結論を間違ってしまうの!?」
蒼星石「説明するよ」
水銀燈「いい気になるんじゃ無いわよ真紅ぅ!」
真紅「お黙りなさい! 全ての元凶じゃないの貴女は!」
水銀燈「うう……」
蒼星石「……真紅、やっぱり悪いのは君だよ」
真紅「何ですって!? 蒼星石、貴女ほど聡明なドールがどうして……」
蒼星石「このサイトには確かに真紅への悪口が書かれている。これは疑いようのない事実だ」
水銀燈「あう……」
真紅「そこまで解っていながら、何故結論を間違ってしまうの!?」
蒼星石「説明するよ」
181: 2009/01/11(日) 02:17:31.25 ID:C5uKBkzB0
蒼星石「水銀燈は、真紅の悪口を『詩』という形で表現している」
翠星石「確かにそうですね」
蒼星石「他人に対する文句や皮肉を作品に紛れ込ませる……何だか遊び心があるじゃないか」
水銀燈「蒼星石……」
蒼星石「だけど真紅、君の行動は水銀燈に仕返ししたいという思いだけだ」
真紅「うっ……」
蒼星石「そこには遊び心も何も無い! ただ、君の浅ましく狭い心の醜さがあるだけさ!」
真紅「それでも悪口は悪口! 正当化なんて出来はしないわ!」
蒼星石「どちらも悪い。けれど、真紅の方がより悪いと言う事さ」
翠星石「確かにそうですね」
蒼星石「他人に対する文句や皮肉を作品に紛れ込ませる……何だか遊び心があるじゃないか」
水銀燈「蒼星石……」
蒼星石「だけど真紅、君の行動は水銀燈に仕返ししたいという思いだけだ」
真紅「うっ……」
蒼星石「そこには遊び心も何も無い! ただ、君の浅ましく狭い心の醜さがあるだけさ!」
真紅「それでも悪口は悪口! 正当化なんて出来はしないわ!」
蒼星石「どちらも悪い。けれど、真紅の方がより悪いと言う事さ」
184: 2009/01/11(日) 02:20:29.19 ID:C5uKBkzB0
翠星石「水銀燈は自分のサイトで悪口を書いていたです。直接的な表現は避けて」
雛苺「真紅は最後の最後で、蒼星石にいじめてもらおうとしたの」
真紅「誤解よ! 何度も言っている通り、人手が足りないと思ったから……」
ジュン「見苦しい言い訳はよせ真紅!」
翠星石「ジュン!? 目が覚めたですか!」
ジュン「皆の熱い思いを感じて、舞い戻ったのさ!」
翠星石「(あれ? 治ってないんですかね?)」
ジュン「真紅! お前のその罪深き心、僕が粛清してやる!」
雛苺「真紅は最後の最後で、蒼星石にいじめてもらおうとしたの」
真紅「誤解よ! 何度も言っている通り、人手が足りないと思ったから……」
ジュン「見苦しい言い訳はよせ真紅!」
翠星石「ジュン!? 目が覚めたですか!」
ジュン「皆の熱い思いを感じて、舞い戻ったのさ!」
翠星石「(あれ? 治ってないんですかね?)」
ジュン「真紅! お前のその罪深き心、僕が粛清してやる!」
193: 2009/01/11(日) 02:25:17.35 ID:C5uKBkzB0
雛苺「ジュン変なままなの……」
水銀燈「さっきの様子に、暑苦しさが加わったみたいねぇ……」
真紅「(もう限界ね。逃げましょう)」
蒼星石「(真紅の動きが怪しい……)」
ダッ!
翠星石「逃げるつもりですぅ!」
真紅「こんな茶番に付き合っていられないのだわ! 馬鹿同士仲良く馴れ合っていなさい!」
蒼星石「甘い! とりゃっ!」
ジュン「ナイスタックルだ蒼星石!」
水銀燈「さっきの様子に、暑苦しさが加わったみたいねぇ……」
真紅「(もう限界ね。逃げましょう)」
蒼星石「(真紅の動きが怪しい……)」
ダッ!
翠星石「逃げるつもりですぅ!」
真紅「こんな茶番に付き合っていられないのだわ! 馬鹿同士仲良く馴れ合っていなさい!」
蒼星石「甘い! とりゃっ!」
ジュン「ナイスタックルだ蒼星石!」
200: 2009/01/11(日) 02:27:29.53 ID:C5uKBkzB0
真紅「うう……どうしてここまで責められなくてはいけないの!」
ジュン「自分を安全な場所に置いて他人を利用する……その発想が小汚いんだよ」
真紅「貴方だけには言われたく無いわ!」
水銀燈「蒼星石! そのまま放しちゃ駄目よぉ!」
真紅「お黙り! 放しなさい、このっ……」
ジュン「ラガーマンは一度掴んだボールを放さない……償いの瞬間だな真紅」
翠星石「(蒼星石がラガーマンとかいう得体の知れないものにされてしまったですぅ……)」
真紅「ひっ……近づかないで…………許して……」
ジュン「反省しろ! 食らえっ!」
ジュン「自分を安全な場所に置いて他人を利用する……その発想が小汚いんだよ」
真紅「貴方だけには言われたく無いわ!」
水銀燈「蒼星石! そのまま放しちゃ駄目よぉ!」
真紅「お黙り! 放しなさい、このっ……」
ジュン「ラガーマンは一度掴んだボールを放さない……償いの瞬間だな真紅」
翠星石「(蒼星石がラガーマンとかいう得体の知れないものにされてしまったですぅ……)」
真紅「ひっ……近づかないで…………許して……」
ジュン「反省しろ! 食らえっ!」
205: 2009/01/11(日) 02:29:18.17 ID:C5uKBkzB0
ジュン「ジュンパンチ!」
ゴツッ!
真紅「痛い! グーは止めて頂戴!」
ゴツッ! ゴツッ!
真紅「痛い痛い! 止めて止めて!」
水銀燈「ね、ねぇ……もういいんじゃない?」
ジュン「うるさいっ! 事の発端はお前だろうがっ!」
水銀燈「痛っ! 何するのよぉ! 貴方ねぇ……」
ゴツンッ!
水銀燈「きゃんっ!」
ゴツッ!
真紅「痛い! グーは止めて頂戴!」
ゴツッ! ゴツッ!
真紅「痛い痛い! 止めて止めて!」
水銀燈「ね、ねぇ……もういいんじゃない?」
ジュン「うるさいっ! 事の発端はお前だろうがっ!」
水銀燈「痛っ! 何するのよぉ! 貴方ねぇ……」
ゴツンッ!
水銀燈「きゃんっ!」
212: 2009/01/11(日) 02:32:13.37 ID:C5uKBkzB0
ジュン「そもそもお前らが普段から真紅を甘やかしているのが問題なんだ!」
翠星石「別に甘やかしてるなんて事無いですよ」
ジュン「うるさいっ! 口答えはゲンコツだ!」
ゴツッ!
翠星石「ぎゃいんっ!」
雛苺「翠星石が倒れちゃったの! ジュンひどいの!」
ジュン「雛苺ぉ……お前は桃色過ぎる! 目が痛いんだよっ!」
ゴチンッ!
雛苺「うゆぁっ!」
蒼星石「(皆がやられて……真紅と水銀燈も既に意識を失っている……)」
翠星石「別に甘やかしてるなんて事無いですよ」
ジュン「うるさいっ! 口答えはゲンコツだ!」
ゴツッ!
翠星石「ぎゃいんっ!」
雛苺「翠星石が倒れちゃったの! ジュンひどいの!」
ジュン「雛苺ぉ……お前は桃色過ぎる! 目が痛いんだよっ!」
ゴチンッ!
雛苺「うゆぁっ!」
蒼星石「(皆がやられて……真紅と水銀燈も既に意識を失っている……)」
214: 2009/01/11(日) 02:34:05.35 ID:C5uKBkzB0
ジュン「蒼星石ぃ! こっち来い!」
蒼星石「何……かな……」
ジュン「ここに座れ。僕と顔を見合わせろ!」
蒼星石「うん……」
ジュン「ジー……」
蒼星石「(ち、近い……顔が近いよジュン君……)」
ジュン「蒼星石」
蒼星石「何……?」
蒼星石「何……かな……」
ジュン「ここに座れ。僕と顔を見合わせろ!」
蒼星石「うん……」
ジュン「ジー……」
蒼星石「(ち、近い……顔が近いよジュン君……)」
ジュン「蒼星石」
蒼星石「何……?」
220: 2009/01/11(日) 02:35:30.60 ID:C5uKBkzB0
ジュン「可愛いなチクショウ! 僕を惑わす気かっ!」
ガツンッ!
蒼星石「(そんな…………駄目だ、意識が……)」
ドサッ
ジュン「全員倒れたか。やはり一番は僕だったな」
ジュン「はははは! 見ろ、やっぱり僕が最強じゃないか!」
ジュン「僕はオンリーワンでナンバーワンなんだ! この世で一番の」
バリーン! ゴツンッ!
ジュン「うぐぅっ!?」
ドサッ……
ガツンッ!
蒼星石「(そんな…………駄目だ、意識が……)」
ドサッ
ジュン「全員倒れたか。やはり一番は僕だったな」
ジュン「はははは! 見ろ、やっぱり僕が最強じゃないか!」
ジュン「僕はオンリーワンでナンバーワンなんだ! この世で一番の」
バリーン! ゴツンッ!
ジュン「うぐぅっ!?」
ドサッ……
226: 2009/01/11(日) 02:37:16.88 ID:C5uKBkzB0
金糸雀「とりあえず殴っちゃったけど、良かったかしら?」
金糸雀「(皆が倒れてる中ジュンが叫んでるから驚いたかしら。せっかく遊びに来たのに)」
ガシィッ!
ジュン「へっへ……」
金糸雀「ひぃっ! 放すかしらジュン!」
ジュン「ラガーマンは掴んだ獲物を逃さないのだよ……」
金糸雀「気持ち悪いかしら! えいっ!」
ドスッ!
ジュン「あがっ! うぅん……」
金糸雀「(傘で刺しちゃったけど大丈夫よね……多分)」
金糸雀「(皆が倒れてる中ジュンが叫んでるから驚いたかしら。せっかく遊びに来たのに)」
ガシィッ!
ジュン「へっへ……」
金糸雀「ひぃっ! 放すかしらジュン!」
ジュン「ラガーマンは掴んだ獲物を逃さないのだよ……」
金糸雀「気持ち悪いかしら! えいっ!」
ドスッ!
ジュン「あがっ! うぅん……」
金糸雀「(傘で刺しちゃったけど大丈夫よね……多分)」
231: 2009/01/11(日) 02:39:55.86 ID:C5uKBkzB0
金糸雀「どうしよう……黙って帰るわけにも……」
――ガチャッ
のり「ただいま~。あれ? 皆、ジュンくんの部屋にいるの?」
金糸雀「(あれはのりの声! チャンスかしら!)」
ガチャッ! ドタタタタタ……
金糸雀「ハァ……ハァ……のり、お邪魔してますかしら……」
のり「カナちゃん来てたのねぇ。どうしたの一体?」
金糸雀「えっと……その……ジュンがラガーマンがどうとか言ってたかしら!」
のり「えぇ? えぇえぇ?」
金糸雀「そう言う事だから失礼するかしらー!」
――ガチャッ
のり「ただいま~。あれ? 皆、ジュンくんの部屋にいるの?」
金糸雀「(あれはのりの声! チャンスかしら!)」
ガチャッ! ドタタタタタ……
金糸雀「ハァ……ハァ……のり、お邪魔してますかしら……」
のり「カナちゃん来てたのねぇ。どうしたの一体?」
金糸雀「えっと……その……ジュンがラガーマンがどうとか言ってたかしら!」
のり「えぇ? えぇえぇ?」
金糸雀「そう言う事だから失礼するかしらー!」
235: 2009/01/11(日) 02:43:42.42 ID:C5uKBkzB0
のり「変なカナちゃん……」
のり「ジュンくんがラガーマン……ラガーマンかぁ」
……………………
ジュン「うう……ん、僕は寝てたのか……?」
ジュン「何だか頭が痛いな。一体どういう事…………うわぁっ!」
ジュン「何でこいつら倒れてるんだ!? おい、しっかりしろ!」
ジュン「水銀燈や蒼星石までいるぞ。何が起こったんだこの部屋で……」
のり「ジュンくんがラガーマン……ラガーマンかぁ」
……………………
ジュン「うう……ん、僕は寝てたのか……?」
ジュン「何だか頭が痛いな。一体どういう事…………うわぁっ!」
ジュン「何でこいつら倒れてるんだ!? おい、しっかりしろ!」
ジュン「水銀燈や蒼星石までいるぞ。何が起こったんだこの部屋で……」
243: 2009/01/11(日) 02:46:49.66 ID:C5uKBkzB0
ジュン「ん? パソコンの電源が入れっぱなしになってる」
ジュン「僕パソコンしてたかなぁ……はっ! もしや!」
ジュン「(家に何者かが侵入したのか? それで抵抗した僕達は殴られて……)
ジュン「今の時間は!?」
ジュン「(この時間だと姉ちゃんが帰って来ている! 姉ちゃんは無事なのか!?)」
ガチャンッ! ドタドタドタドタッ!
ジュン「姉ちゃん! 無事かっ!?」
のり「あ、ジュンくん」
ジュン「僕パソコンしてたかなぁ……はっ! もしや!」
ジュン「(家に何者かが侵入したのか? それで抵抗した僕達は殴られて……)
ジュン「今の時間は!?」
ジュン「(この時間だと姉ちゃんが帰って来ている! 姉ちゃんは無事なのか!?)」
ガチャンッ! ドタドタドタドタッ!
ジュン「姉ちゃん! 無事かっ!?」
のり「あ、ジュンくん」
249: 2009/01/11(日) 02:52:40.76 ID:C5uKBkzB0
ジュン「大丈夫か!? 何か変な事されて無いか!?」
のり「? 何の事?」
ジュン「(あれ……? じゃあ違ったのかな……)」
のり「それよりジュンくん。お姉ちゃん調べてみたんだけど……」
ジュン「何だコレ。パンフレットか?」
のり「ラグビーのクラブチームをまとめてみたの。ジュン君の気に入るところあるかなぁ」
ジュン「…………はぁ?」
終わり
のり「? 何の事?」
ジュン「(あれ……? じゃあ違ったのかな……)」
のり「それよりジュンくん。お姉ちゃん調べてみたんだけど……」
ジュン「何だコレ。パンフレットか?」
のり「ラグビーのクラブチームをまとめてみたの。ジュン君の気に入るところあるかなぁ」
ジュン「…………はぁ?」
終わり
251: 2009/01/11(日) 02:53:29.81 ID:VA0weKAh0
唐突だなwww
乙
乙
258: 2009/01/11(日) 02:56:04.48 ID:C5uKBkzB0
こんな時間までありが㌧
ちなみに、ジュンはゲンコツをしていたので
ドールズの顔は傷ついていないです
のり姉ちゃんから「顔は止めな。ボディーにしなボディーに」
と教育されているのです
ちなみに、ジュンはゲンコツをしていたので
ドールズの顔は傷ついていないです
のり姉ちゃんから「顔は止めな。ボディーにしなボディーに」
と教育されているのです



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