1: 2009/01/23(金) 18:11:15.64 ID:n5HAuCzLO
雛苺「あっぷ、あっぷ…誰か…助けて…」

(みんな…何で見てるだけで助けてくれないの?)

(ジュン…真紅…………………)



「…はっ!?」

「………夢?」

「なーんだ、夢だったなの。よかった♪」

「………」

「!?」

「…おねしょしちゃったの」
人形師

4: 2009/01/23(金) 18:21:31.18 ID:n5HAuCzLO
「どーしよう…」

「鞄の中のクッション(?)がびしゃびしゃなの」

「…………」

「みんなはもう起きて下に行ってるみたいね」

「翠星石の鞄のクッションとヒナのクッションを入れ替えておくの」

7: 2009/01/23(金) 18:24:35.16 ID:n5HAuCzLO
「鞄の中のクッションはおそろいだから、これでヒナのおねしょがバレずにすむの」

「それに翠星石はいつもヒナの事いじめるからおかえしなの」

ガパッ  ←翠星石の鞄を開けた

「さーて、早速…」

「………」

「翠星石のクッションも濡れてるの」

9: 2009/01/23(金) 18:31:25.40 ID:n5HAuCzLO
「翠星石もおねしょしちゃったの?」

「これじゃあクッション交換しても意味ないの」

「真紅のクッションと交換するのは流石に気が引けちゃうし」

「とりあえずジュンのタンスからひよこシャツをだしてお着替えするの。ドレスが濡れてて気持ち悪いの」

10: 2009/01/23(金) 18:36:18.05 ID:n5HAuCzLO
「下にはくものも何か欲しいの…」

ゴソゴソ

「あっヒナこれ知ってるの!〝ぶるまー〟ってやつなの!女の子がはく物なの。
ちょうど良いからちょっとかりるの…ちょぴり大きいけどまあいいかなの」

15: 2009/01/23(金) 18:41:39.50 ID:n5HAuCzLO
「お着替えはすんだけど…」

「このドレス(と下着)とクッションどうしよう…」

「みんなにバレるのは恥ずかしいし…」

「そうだ!トモエにお洗濯してもらうの!今日はにちようびだからきっとお家にいるの」

「゙トモエのところにいってきます〟ってお手紙書いておいて…」

「早速nのフィールドからトモエのお家に出かけるの」

16: 2009/01/23(金) 18:47:06.52 ID:n5HAuCzLO
巴の部屋

「トモエ~」

巴「雛苺?どうしたの突然。それにその格好…」

雛苺「実は…」

雛苺は巴に事情を説明した

17: 2009/01/23(金) 18:49:32.66 ID:n5HAuCzLO
雛苺「…だから皆に内緒でトモエにお洋服とクッションをお洗濯して欲しいの」

巴「雛苺のおねしょドレスとクッション…ゴクリッ!」

雛苺「巴…?どうしたの?なんだか眼が怖いの」

巴「ふぇっ!?ああっだ、大丈夫よ!?何でもない、何でもない!そうねっ!お洗濯しなきゃねっ!私に任せて!」

22: 2009/01/23(金) 18:55:37.36 ID:n5HAuCzLO
雛苺「わーい、ありがとうなの!トモエ大好きなの!」

巴「フフフッどういたしまして」

雛苺「じゃあお洗濯が終わるまでトモエと一緒に遊ぶの」

巴「だっだだだ駄目よっ!?それは駄目!」

24: 2009/01/23(金) 18:59:54.04 ID:n5HAuCzLO
雛苺「うゆ?どーしてトモエ?」

巴「どっどーしても一人でやらなくちゃいけない用事があるのっ!お洗濯はやっておくから
 雛苺は一旦帰ってちょうだい!ねっ!ねっ!?」

雛苺「うぃ…分かったの。それじゃあトモエよろしくお願いなの」

巴「えっええ、任せて雛苺。また後でね。バイバ~イ♪」

雛苺「バイバ~イなの」

29: 2009/01/23(金) 19:04:14.91 ID:n5HAuCzLO
nのフィールド内

雛苺「トモエずいぶんあわててたの。そんなに大変な用事があったなの?」

「…それにしてもこの格好で帰ったら皆に怪しまれちゃうの」

「そうだ!お洗濯が終わるまでカナリアの所に行くの。たまにはこっちから遊びに行くのもいいの!」

32: 2009/01/23(金) 19:09:05.04 ID:n5HAuCzLO
草笛家

雛苺「こんにちは~なの」

金糸雀「雛苺?どうしたかしら、いきなり。それにその格好…
「きゃあああああっ!!!雛苺ちゃんじゃない!!!いらっしゃーーーーーいっ!!!」

雛苺「あっみっちゃんもいるの。こんにちはなの」

35: 2009/01/23(金) 19:14:14.94 ID:n5HAuCzLO
みつ「こんにちは、雛苺ちゃん。他のみんなは!?」

雛苺「今日はヒナだけで遊びにきたの。みんなはお家にいるの」

みつ「そっかあ、残念。でも、雛苺ちゃんが来てくれただけでも嬉しいわ♪
  …って雛苺ちゃんその格好どうしたの?」

金糸雀「みっちゃん今頃気づいたかしら」

雛苺「ヒナの服は今お洗濯してるの」

36: 2009/01/23(金) 19:19:56.33 ID:n5HAuCzLO
みつ「ふーん。それでブルマなんてジュンジュンもなかなかマニアックねー」

みつ「あっそうだ!雛苺ちゃんこの服着てみない?雛苺ちゃんにとーってもよく似合うと思うんだー♪」

雛苺「わー、スゴいのー!ヒナ着てみたいのー!」

みつ「よーし、カナもこの服に着替えて!今日はカナと雛苺ちゃんの撮影会よ!!!」

金糸雀「みっちゃん…眼がスッゴク輝いてるかしら」

みつ「今日はいい休日になりそうねーーーっ!!!」

38: 2009/01/23(金) 19:26:22.20 ID:n5HAuCzLO
その頃、柏葉家では

巴「それじゃあ早いとこ始めますか」

「まずはドレスから」

「いただきます」

「ズズズズゾゾォォォォォ」

「……………ゴクンッ」

「うーん甘露、甘露♪」

42: 2009/01/23(金) 19:33:23.44 ID:n5HAuCzLO
「次は下着ね」

「いただきます」

「ズズズズゾゾォォォォォ」

「……………ゴクンッ」

「ぷはぁ、やっぱり下着の方が直接だけあってきもちフレッシュな感じかするわね」

44: 2009/01/23(金) 19:39:19.46 ID:n5HAuCzLO
「さて、クッションに行く前に先に服を洗濯しましょうか」

「さすがに服は返してあげなきゃマズイもんね」

「クッションの方は…くふふふふっ」

「さあ~忙しくなってきたわよ~!」

53: 2009/01/23(金) 19:47:14.30 ID:n5HAuCzLO
草笛家、撮影会終了

みつ「今日はいい写真がいっぱい撮れてよかったわー!雛苺ちゃん、ありがとうねっ!」

金糸雀「みっちゃん…鼻血ふくかしら」

雛苺「ヒナも看護婦さんやトモエが学校に着ていくみたいな服が着れて楽しかったの」

雛苺「でも、赤いローソクやはたきみたいな物をもって着た、黒い水着みたいな服は変だったの」

みつ「フフフっあれは水着じゃないし、はたきでもじゃないのよ雛苺ちゃん。
  雛苺ちゃんもそのうちクセになるわよ」

金糸雀「最近みっちゃんが買ってくる服はこんなのばかりかしら…」

金糸雀「みっちゃんの趣味がだんだんいけない方向に行ってる気がするかしら…」

56: 2009/01/23(金) 19:52:58.77 ID:n5HAuCzLO
雛苺「あっもうこんな時間なの。きっともうお洗濯終わってるの。ヒナはもう行くの」

みつ「え~っもう帰っちゃうの~残念。また来てね雛苺ちゃん」

雛苺「うん、また来るの。金糸雀、みっちゃん、バイバイなのー」

金糸雀「気をつけて帰るかしらー」

61: 2009/01/23(金) 19:58:54.70 ID:n5HAuCzLO
巴の部屋

雛苺「トモエー、来たのー」

巴「あら、雛苺。待ってたわ」

雛苺「…トモエなんだか顔がツヤツヤしてるの」

巴「あらそう?」

65: 2009/01/23(金) 20:04:46.65 ID:n5HAuCzLO
雛苺「もうお洗濯終わったの?」

巴「ええ、もう服はお洗濯して乾いてるわ。ハイ」

雛苺「ありがとうなのー。あれ?クッションはトモエ?」

巴「ごめんなさい、クッションはまだなの。その代わりよく似ている物を用意したんだけどダメかな?」

雛苺「ううん、ヒナこれでいいの。ありがとうなのトモエ♪」

巴「どういたしまして」

67: 2009/01/23(金) 20:09:31.28 ID:n5HAuCzLO
雛苺「早速お着替えするの」

巴「ええ…そういえば雛苺。そのブルマはどうしたの?」

雛苺「これ?これはジュンのタンスの奥にあったの。ちょっと借りたの」

巴「へえ…ちょっと見せてもらってもいい?」

雛苺「うゆ?いいよ、はい」
巴「ありがとう」

巴(このブルマ…間違いない。昔、私が無くしたものだ…あのクソメガネ今度コロスッ!!!)

71: 2009/01/23(金) 20:13:04.03 ID:n5HAuCzLO
雛苺「着替え終わったわ」

巴「やっぱり雛苺にはその服が一番似合うわね」

雛苺「ありがとうなの。でも今日みっちゃんに着せてもらった服もとっても似合うって言ってくれたのよ」

巴「みっちゃん?」

雛苺「みっちゃんはカナリアのマスターなの。それでね…」

雛苺は今日のみっちゃんの家での出来事をすべて巴に話した。

もちろん着た服の内容まで

75: 2009/01/23(金) 20:16:51.26 ID:n5HAuCzLO
雛苺「…と言うわけなの」

巴「そう、良かったわね雛苺(どこの馬の骨だか知らないけど私の雛苺を使ってそんな遊びをするなんて…
 そのクソアマも今度頃しとかなきゃならないわね。)」

雛苺「うんなの(トモエ…顔は笑ってるけどなんだかすごい迫力を感じるの)」

雛苺「それじゃあそろそろ帰るの」

巴「ええ」

巴「…ねえ雛苺。これからもおねしょしちゃった時はまず私に言うのよ?」

巴「絶対よ絶対!分かった!?ねえ、分かったっ!?」

雛苺「わ、分かったの。トモエ…眼が怖いの」

79: 2009/01/23(金) 20:21:05.71 ID:n5HAuCzLO
巴「ご、ごめんなさい。気をつけて帰るのよ」

雛苺「うん、トモエ。それじゃあブルマ返してなの」

巴「駄目。これは私が預かっておくわ。これは男の子が持っててはいけないものなの。警察に捕まっちゃうのよ」

雛苺「うゆ…でも…」

巴「 い い か ら 」

雛苺「わ、分かったなの…トモエバイバイなの!」

巴「バイバイ雛苺」

80: 2009/01/23(金) 20:25:08.37 ID:n5HAuCzLO
巴「行ったわね…さてと」

巴「それじゃあ再び雛苺のおねしょクッションに顔をうずめて、もふもふするとしますか」

巴「このブルマは…アイツが持ってたとは言え雛苺の使用済み(直穿き)か…とりあえずこれは保留ね」

83: 2009/01/23(金) 20:30:32.00 ID:n5HAuCzLO
桜田家

雛苺「帰ってきたの」

雛苺「誰にもバレないうちひよこシャツをタンスにしまってにトモエにもらったクッションを鞄にセットするの」

雛苺「…それにしても今日のトモエは時々すごい迫力だったの。水銀燈以上だったの」

雛苺「…よし、これでオッケーなの」

84: 2009/01/23(金) 20:33:40.71 ID:n5HAuCzLO
翠星石「あれ?雛苺…帰ってたですか」

雛苺「あっ翠星石。ただいまなの…あれ?」

翠星石「? どうしたですか?」

雛苺「うっううん、なんでもないの!」

雛苺(翠星石…いつものドレス着てるの。ドレスは濡れなかったの?)

89: 2009/01/23(金) 20:40:32.63 ID:n5HAuCzLO
真紅「あら、雛苺。帰ってきてたの」

雛苺「うん、ただいま真紅…ってなんで真紅、ジュンのセーター着てるの?」

真紅「へっ!?ここここれは今朝ドレスに紅茶をこぼしてしまって洗濯してもらっているの!」

翠星石「そそっかしいやつですぅ」

真紅「わ、私としたことがウッカリしてたわ、ほほほほほっ」

翠星石「しっかりしてる様で案外ぬけてるんですよね真紅は」

真紅「そ、そうね、これからは気をつけるわ、ふふふふふふっ」

雛苺「………………」

雛苺「………」

雛苺「そう」



 完

101: 2009/01/23(金) 20:58:19.84 ID:n5HAuCzLO
真紅おねしょ→翠星石のクッションと交換→ドレスに紅茶をこぼしたとうそをつく→雛苺起床→翠星石のクッションと交換をたくらむ
も翠星石もおねしょをしたと思い込み失敗

ていう流れだったんだけど

104: 2009/01/23(金) 21:10:26.87 ID:n5HAuCzLO
うーん、やっぱり最後まできちんとトバシまくった方がよかったね。

まだまだ修行が足りないな。

ゴッドハンドプレスを読んで出直してくるよ ノシ

ちなみに俺はノーマルだからね

105: 2009/01/23(金) 21:16:32.47 ID:0rp8sUAn0
乙!

引用: 雛苺「い、いやーっ!溺れちゃうの!」