318: 2013/07/28(日) 21:41:35 ID:PkAUVnIU

ジャン「オレはエレンだ!!」アルミン「」【前編】


ジャン(エレン)「さて、そろそろ上がって寝る準備するか」ザバァッ

口Oミカサ「うん!」ザバァッ


部屋の外

アルミン「僕たちも…寝る準備をしよう…」ツー

エレン(ジャン)「そう…だな…」ツー


メガネ教官(アイツら血涙してる…恐い…)
進撃の巨人マガジン15周年号 (週刊少年マガジンコミックス)
319: 2013/07/28(日) 22:16:52 ID:PkAUVnIU
医療室

医者「まったく…体が入れ替わったり幼くなったりするなんて人類史上初めてすぎてまだ信じられないよ」

ジャン(エレン)「でしょうね…今日は特別にこの部屋で寝ることを許してくれてありがとうございます」ペコリ

医者「構わないよ。1つ条件があるとすれば静かにしてもらっていいかな?急に体調が悪くなってここに来る人がいるかもしれないからね」

ジャン(エレン)「大丈夫です。それでは僕たちは寝ます…」

医者「うん。おやすみ、エレン君にミカサ君」

口Oミカサ「おやすみなさい…」ウトウト

医者(かわいいな…僕もこんな職業に就かなかったら今頃子供と一緒に寝てたのかな…?)

320: 2013/07/28(日) 23:07:48 ID:PkAUVnIU
夜中

ジャン(エレン)「ミカサと一緒に寝るなんて…子供の頃を思い出すな…」

口Oミカサ「むにゃむにゃ…」スヤスヤ

ジャン(エレン)「可愛いやつだな…」ナデナデ

口Oミカサ「♪」スヤスヤ

ジャン(エレン)「最近…ミカサに冷たくしすぎたな…オレのために思ってしてくれてるのにな…」

ジャン(エレン)「母さんは巨人に食い殺されて…父さんは今生きているのかどうかも分からない…2人しかいない家族だってのにオレはミカサに嫌な態度を取ることも多かった…」

ジャン(エレン)「まるでガキじゃねぇか…自分のバカさ加減に呆れてきたよ…」ポロポロ

ジャン(エレン)「あれ…?何で涙が…」ポロポロ

ジャン(エレン)「涙が…止まんねぇや…」ポロポロ

口Oミカサ「ん…どうしたのエレン…?泣いてるの…?」ムクッ

ジャン(エレン)「ミカサ…起きちまったか…ごめんな…起こしちまって…すぐ泣き止むからさ…」ポロポロ


医者「君たちはどうして顔中血だらけなんだい…!?」

アルミン「感情が高ぶってしまい…」ドボドボ

エレン(ジャン)「あり得ない程の量の鼻血が出てきました…」ドボドボ

322: 2013/07/28(日) 23:29:21 ID:PkAUVnIU
口Oミカサ「何か…悲しいことでもあったの…?」

ジャン(エレン)「いや、違うよ…」ポロポロ ギュッ

口Oミカサ「え…?」

ジャン(エレン)「ごめんミカサ…少しの間でいいから…このまま抱かせてくれ…」ポロポロ ギュッ

口Oミカサ「うん…わかった…」ギュッ


医者「一応君たちもここで寝なさい。ベッドを貸してあげるから」

アルミン「君たちもって…他にもここで寝てる人はいるんですか?」ドボドボ

医者「いるよ…エレン君とミカサ君だ」

エレン(ジャン)「いよっしゃああ!!」グッ ドボドボ!!

アルミン「ひゃっほおぉぉ!!」グッ ドボドボ

医者「静にせんかい」ドゴッ

アルミン「あへっ…」ドサァッ

エレン(ジャン)「うはっ…」ドサァッ

323: 2013/07/29(月) 00:38:36 ID:X5hcPuB6
ジャン(エレン)「…ありがとな。大分落ち着いてきた…」パッ

口Oミカサ「…眠いから寝ていい?」ウトウト

ジャン(エレン)「うん…起こしてごめんな…」

口Oミカサ「あやまらなくて良い…家族なんだから…」ウトウト

ジャン(エレン)「そう…だよな。それじゃあ…おやすみ…」

口Oミカサ「おやすみエレン…」スヤスヤ

ジャン(エレン)(明日からは…もっとミカサに優しく接しよう…!)


アルミン「良いなー良いなー」

エレン(ジャン)「ミカサと一緒に寝れて良いなー」

医者「だから静かにしろって」

324: 2013/07/29(月) 00:52:19 ID:X5hcPuB6
女子寮

アニ(今日は他人の心がずっと聞こえたから落ち着けなかった…それに男子の変態の多さには驚いたよ…)

アニ(アルミンが口Oコンでマルコがホ〇…ライナーが年上好きでダズがMだったなんてね…他にも変態は男子の8割近くがいた…)

アニ(でも…ベルトルトは普通だったな…まったく気づかなかった…まさかベルトルトが…)

アニ(私のことが好きだったとはね…)

325: 2013/07/29(月) 01:06:22 ID:X5hcPuB6
アニ(心の声を聞いたときはとてもビックリした…てっきり似た声の人がいるのかと思ったぐらい…)

アニ(私のことをライナーよりも大切に思っているようだった…正直とても嬉しかった…お父さん以外で異性に好きなんて思われたのは初めてだったから…)

アニ(だからこそなんか…卑怯なことをしてしまったと思う…ベルトルトとしてはこの事はあまり知られたくなかったはずだ…なのに知ってしまった…)

アニ(これからどうやってベルトルトと接しよう…気まずい感じになってしまう…)

326: 2013/07/29(月) 01:24:06 ID:X5hcPuB6
アニ(でも…ずっと避けたままだとベルトルトを不快な気持ちにしてしまうかもしれない…)

アニ(…明日の朝食、一緒に食べようかな…そこで今一度ベルトルトに対する気持ちを確かめる…)

アニ(ベルトルトは嫌いではない…頭もいいしかっこよく、運動もできて高身長で性格もよくて優しい…こんな人を嫌いになれるわけがない!)

アニ(…でも子供の時から一緒だから好きと言うよりも家族みたいな感じだ…だからあまりベルトルトを恋愛対象としては見れないな…)

328: 2013/07/29(月) 20:37:23 ID:GvSjuNb6


アニ(…ライナーにはあまり俺たちと接触するなって言われたけど構わない…やっぱり明日一緒にベルトルトとご飯を食べよう)

アニ(エレンとミカサみたいな感じにはしないけど仲良く食べれたらいいな…)

アルミン<ハァハァ…ミカサカワイイヨ…

アニ(この声はアルミンだな…)ドンビキ

ジャン<モウオサエラレナイ…イッパツヌコ…

アニ(この声はジャン…妄想でもしてるのか…)ドンビキ

ジャン<ア!イクゥッ!

アニ(早っ!)

329: 2013/07/29(月) 20:49:50 ID:GvSjuNb6
ジャン<ヤッパハヤイナコノカラダ…

アルミン<ジャンガチカラツキタヨウナカオヲシテル…ナニガアッタ…

アニ(…もうやだこいつら)

ジャン<フクニコスレタラデチャッタ…ベトベトスル…

アニ(早く寝たい…けどこいつらがうるさくて寝れない…)

アルミン<ヤケニズボンヲミテル…モラシタノカ?

アニ(本当もう静かにしてよ…)

330: 2013/07/29(月) 21:02:15 ID:GvSjuNb6
ジャン<マッタク…ハヤクモトノカラダニモドリタイゼ…

アルミン<ハァ…ミカサノロリハキョウデミオサメカ…マタノマセヨウトシタラエレンニトメラレチャウ…

アニ(もう無視無視!さっさと寝る!)

ミーナ(アニが荒ぶってるように見える…)

331: 2013/07/29(月) 21:20:54 ID:GvSjuNb6
次の日

医療室

ジャン(エレン)「……」ムクッ

ジャン(エレン)「昨日はミカサに恥ずかしいところを見せちまったな…あんな号泣したのは久しぶりだな…」

ジャン(エレン)「そろそろ飯の時間か。ミカサを起こそう…ってミカサがいねぇっ!?」

ジャン(エレン)「どこだ!?どこ行った!?」ダダダッ


アルミン「…うるさいなエレン…」ムクッ

アルミン「君もそう思うよねジャン…ってえ?ジャンがいない…」

アルミン「どこ行ったんだろう…」ムクッ トコトコ

332: 2013/07/29(月) 21:34:19 ID:GvSjuNb6
ジャン(エレン)「確か薬の効果は1日限りだ…!多分もう元の体に戻っているだろう…でも嫌な予感がする…!」ダダダッ

アルミン「エレンがものすごい勢いで走ってる…何があるんだ…!?」タッタッ


食堂

ジャン(エレン)「多分ここだろう…ってまた鼻血!?今度は誰だよ!?」

アルミン「エレン!どうしたんだ!?」

ジャン(エレン)「アルミンか…ミカサがどっか行ったんだ…!」

アルミン「…多分あそこの集まってるとこじゃない?あそこでジャンとライナーが鼻血出してるから」

ジャン(エレン)「何でライナーが!?」

333: 2013/07/29(月) 22:05:48 ID:GvSjuNb6
アルミン「エレンには言ってなかったね…ライナーは年上が大好きなんだ。美人だと鼻血を出すくらいね」

ジャン(エレン)「マジかよ…じゃあここに大人の女性がいるのか?」

アルミン「普通はいないよ…ここにいる大人は教官だけだし皆男だからね…でも今は特別だ」

ジャン(エレン)「特別って…まさか!?」

アルミン「そうさ、女子の誰かが「体が成長する薬」を使ったんだ」

334: 2013/07/29(月) 22:44:27 ID:GvSjuNb6
ジャン(エレン)「しかし誰が…!?」

アルミン「はぁー…君はバカなのかい?ジャンがいることに気づいてよ」

ジャン(エレン)「……え?それじゃあまた?」

アルミン「そうだよ、またミカサが薬を飲んだはずさ」

335: 2013/07/30(火) 00:28:00 ID:82Ynacow
ジャン(エレン)「…オレちょっと行ってくるわ」スタスタ

アルミン「行ってらっしゃい。僕は朝食を食べているよ」

ジャン(エレン)「お、おう…」スタスタ



大人ミカサ「エレンが見当たらないわね…もしかしてまた寝坊でもしているのかしら?」キョロキョロ

クリスタ「大人になってもエレンのことは心配なんですね…」

大人ミカサ「子供っぽいからよ。昨日の夜も私に抱きついて泣いてたわ」クスクス

ユミル「はっはっは!ウケるあいつ!この年で子供に抱きついて泣くとか!」ゲラゲラ

ジャン(エレン)「ストォォォップゥゥ!!」ズザァッ

サシャ「あ!泣き虫エレンが来ましたよ!」クスクス

ジャン(エレン)「笑うなァァ!!」

337: 2013/07/30(火) 00:42:23 ID:82Ynacow
ジャン(エレン)「どうして言っちまうんだよぉ…」

大人ミカサ「ゴメンなさいエレン…泣いてる姿がとても可愛くてつい…」ナデナデ

ジャン(エレン)「言うとしてもまずはオレに伝えてくれよ…」

大人ミカサ「ええ…今度からはそうするわ」ナデナデ


クリスタ「どう言うこと…!?」

ユミル「あのエレンがミカサに撫でられて嫌がってない…!」

サシャ「むしろ落ち着いてる…!」

エレン(ジャン)「良いなー!良いなー!」

ライナー「変わってほしいな!」

大人ミカサ「ジャン…ライナー…今は食事中よ。もう少し静かにしなさい」

エレン(ジャン) ライナー「は、はいっ!」

338: 2013/07/30(火) 01:03:13 ID:82Ynacow
ジャン(エレン)「じゃあさっさと飯食おうぜ。まぁ今日も休みだろうから焦る必要もないか」

ユミル「まあな、まだ外は…」チラッ

ザーザー!!ゴロゴロ…ピシャァァン!!

ユミル「…こんなんだからな」

クリスタ「一向に天気が良くなる気配がないね…」

大人ミカサ「3日間も休みが続くと筋トレしかやることは無くなるわね…外に出れたらいいけれども出たら氏んでしまうわ…」

サシャ「その通りですね…あ~訓練がしたいです!」

ジャン(エレン)「本当だよな…」

342: 2013/07/30(火) 21:03:44 ID:4JH6vY36



大人ミカサ「でも良いこともあるわ」

ジャン(エレン)「あるのか?」

大人ミカサ「エレンの夢に入るための体力が戻ってきたわ。あまり体を動かしてないからよ」

ジャン(エレン)「マジか!?もしかして今日戻れるのか!?」ガタッ

大人ミカサ「エレン落ち着いて…申し訳ないけど明日の夜になるかも…」

ジャン(エレン)「いや、それでも十分ありがたいよ!」

クリスタ「良かったね、早めに戻れて…!」

サシャ「ようやく慣れてきたところなんですけどね…」

ユミル「まぁジャンがミカサと馴れ馴れしいとこなんか慣れたくねぇけどな」

344: 2013/07/30(火) 21:12:50 ID:4JH6vY36
ベルトルト「はぁ…」ズルズル

ライナー「」ダラダラ

ベルトルト「重い…バカみたいに鼻血出して…本当に君は知能がゴリラ並みじゃないのか?」ズルズル ドサッ

コニー「頑張るな~ベルトルト。オレじゃ持てねーよ」

ベルトルト「ははっ…同郷だから仕方ないよ…」

マルコ「ライベルか…普通過ぎるな…何かもう一工夫欲しいな…」ブツブツ

ベルトルト「…僕あっちで食べてくる」ダッ

345: 2013/07/30(火) 22:05:24 ID:4JH6vY36
ベルトルト「あのホ〇野郎嫌だ…」スタスタ

ミーナ「あれ、ベルトルト?ライナーとかと一緒に食べてないの?」

ベルトルト「マルコがおかしなこと言ってさ…こっちに来たんだ…」

ミーナ「へぇ、それなら一緒に食べない?」

ベルトルト「え、どうしよう…」チラッ

アニ「……」(こっちを見てきた…意識してるのかな…?)

ベルトルト「じゃあ…一緒に食べさせてもらうよ」

ミーナ(やっぱり脈ありかなー?)

346: 2013/07/30(火) 22:18:13 ID:4JH6vY36
ベルトルト「…それでね、ライナーが急に鼻血を出してさ、とてもビックリしたよ」

ミーナ「大丈夫なのライナーは…!?」

ベルトルト「問題ないよ。幸せそうな顔をしてたからね」

アニ「気持ち悪いね…」

ベルトルト「うん、その通りだよ…ライナーの顔を見て鳥肌が立ったからね…」

ミーナ「逆に見てみたい気になってきたんだけど…」

ベルトルト「止めときな…トラウマになるよ…」

347: 2013/07/30(火) 22:29:30 ID:4JH6vY36
カンカンカン

ベルトルト「おっと…もう片付けか」カチャカチャ

ミーナ「…ベルトルトって意外と喋るんだね!」カチャカチャ

ベルトルト「うん…自分でも驚くぐらい喋ったよ」カチャカチャ

アニ「…ライナーといるときもそれぐらい喋るの?」

ベルトルト「いや…そんな喋んないな。ライナーが何か話しかけてくるけど殆ど無視することが多いよ」

ミーナ「…ライナーとベルトルトって同郷なんだよね?」

ベルトルト「そうだけど…どうかしたかい?」

ミーナ「ライナーの扱いが結構雑じゃない?」

ベルトルト「彼は変態だから気にする必要はないよ」

アニ「言い切るんだね…」

ベルトルト「うん」

348: 2013/07/30(火) 22:50:47 ID:4JH6vY36
ベルトルト「…自分の部屋に戻って寝ようかな…」

ミーナ「暇だから私は筋トレするよ」

アニ「寝不足だから私も寝る…」

ベルトルト「寝不足って…昨日体調が悪かったのと関係あるの?」

アニ「いや…ちょっと考え事をしてて…」

ベルトルト「そう、でもちゃんと寝ないとダメだよ。夜更かししたら体が成長しないからね」ナデナデ

アニ「!!」ゲシッゲシッ

ベルトルト「ちょっ、待って!ガチで痛い!」ドゴッドガッ

ミーナ「今のはベルトルトが悪いと思うな…」

349: 2013/07/30(火) 23:04:28 ID:4JH6vY36
ベルトルト「」チーン

コニー「重いっ!!」ズルズル

トーマス「コニー…何でベルトルトを運んでんだ?」

コニー「何かよぉ…アニが軽く蹴ってたら気を失ったんだって…」ズルズル

トーマス「スゴいなアニ…」スタスタ

コニー「おいっ!どこ行くんだよ!?」ズルズル

トーマス「自分の部屋だよ!寝るのさ!」ニコッ

コニー「手伝ってくれよ!」ズルズル

トーマス「今とても眠くて…」

コニー「それなら仕方ねぇな…」ズルズル

350: 2013/07/30(火) 23:43:33 ID:4JH6vY36
コニー「誰かぁ…手伝ってくれぇ…」ズルズル

ジャン(エレン)「お、コニー。ベルトルト運ぶの手伝うか?」

コニー「良いのか!?」

ジャン(エレン)「当然だ。じゃあオレは足持つからオマエは腕持ってくれ」ヒョイ

コニー「分かったぜ…!ってミカサは?いつも一緒にいるだろ?」ヒョイ

ジャン(エレン)「アイツは教官に事情を説明しに行ったよ」スタスタ

コニー「ふぅん…」スタスタ

351: 2013/07/30(火) 23:59:24 ID:4JH6vY36
ジャン(エレン)「よし、着いたぞ」ガチャ

コニー「ベルトルトの寝るところってどこだ?」

ジャン(エレン)「ここら辺だ、それじゃあ」スッ

コニー「重かったな~ベルトルト」スッ

ジャン(エレン)「体がでかいからな…大人よりでかいだろ」

コニー「羨ましいな~オレもこんな体になったみてぇよ」

ジャン(エレン)「どうやったらこんな体になるんだろうな?」

コニー「夜ぐっすり寝てんのかな」

ジャン(エレン)「寝る子は育つ…か。一理あるな…」

352: 2013/07/31(水) 00:07:02 ID:pUg/ISu6
コニー「でもオレいつも一番早く寝てるぞ」

ジャン(エレン)「……ドンマイ」ポンッ

コニー「うん…」

ジャン(エレン)「それじゃあこの後はどうする?」

コニー「暇だよなぁ…」

ジャン(エレン)「寝るか、オレ寝不足だし」

コニー「おやすみ、オレは筋トレしてるよ」

353: 2013/07/31(水) 00:36:25 ID:pUg/ISu6
数時間後

ジャン(エレン)「…思ったよりも寝ちまったな…昨日も昼寝したってのに」ムクッ

ベルトルト「あれ…?エレンもここで寝てたのか…」ムクッ

ジャン(エレン)「お、いつ起きたんだ?」

ベルトルト「ついさっきだよ。思ったよりも気を失っててね…」

ジャン(エレン)「アニのやつスゴいな…そういえばライナーは今医療室にでもいんのかな?スゴい量の鼻血が出てたろ」

ベルトルト「確かにあの量はね…それに顔も…」

ジャン(エレン)「子供の頃見てたら泣いてたぜ…ジャンも中々だったよな」

ベルトルト「うん、キモいを通り越してグロいだったよ…」

354: 2013/07/31(水) 00:44:05 ID:pUg/ISu6
今日はここまでです…短くてすいませんが眠いため許してください。
それではまた明日…

355: 2013/07/31(水) 21:10:47 ID:yheQjTGQ



ジャン(エレン)「…腹へったな」グー

ベルトルト「うん…一回食堂に行こうか」グー

ジャン(エレン)「その前に医療室行って良いか?」

ベルトルト「どうしてだい?」

ジャン(エレン)「確かジャンとライナーが鼻血出して医療室で寝てるらしいからな。起こしに行こうかなって」

ベルトルト「分かったよ…僕持つのジャンね」

ジャン(エレン)「オレはライナーか、重いな…まあ訓練と思えば良いや」

356: 2013/07/31(水) 21:39:41 ID:yheQjTGQ
医療室

ジャン(エレン)「失礼します」ガチャ

医者「ん、体調でも悪いのかい?」

ジャン(エレン)「いえ、キルシュタイン訓練兵とブラウン訓練兵がここで寝てると聞いたので大丈夫かどうか確かめに来ました」

医者「そうか、それなら良いんだ。彼らはもう治ってるから連れてっても良いよ。もうそろそろで昼食の時間だし…でも気を付けてね」

ベルトルト「何がですか?」

医者「今とてつもなく面倒臭い人もいてね」ヒソ…

ジャン(エレン)「それは誰ですか…?」

医者「…キース教官だよ」


エレン(ジャン)「大人になったミカサはやっぱ美人だったな!」

ライナー「ああ!あれこそ女神だ!」

キース「…………」

357: 2013/07/31(水) 22:37:04 ID:yheQjTGQ
ジャン(エレン)「…何で教官もいるんですか?」

医者「それがね…聞いた話によるとミカサ・アッカーマン訓練兵に求婚したんだって…」

ジャン(エレン)「はぁっ!?」

ベルトルト「えぇっ!?」


キース「…………」

358: 2013/07/31(水) 23:00:21 ID:yheQjTGQ
ジャン(エレン)「どういうことですかそれ!?」

医者「だからそのままだよ…教官がアッカーマンに求婚して断られてここですねてるんだ…」

ベルトルト「どうしてそうなったか説明してもらっても良いでしょうか…?」

医者「うん、良いよ」

360: 2013/07/31(水) 23:16:07 ID:yheQjTGQ
数時間前

大人ミカサ「……というわけでこの体になってしまいました」

キース「ふむ…貴様も大変だな…」

キース(しかし…やはり美人だな。東洋人の血も混ざってるためか他の女性とは違う良さがあるな…)

大人ミカサ「教官…どうかしましたか?」

キース(今まで生きてきた中でこれ程の美女は初めて見たな…イェーガーが羨ましく思えるほどだ…このような美女と結婚をしたら幸福だろう)

大人ミカサ「あのー…教官聞こえてますか?」

キース(ハッ!私は何を考えている!?相手は訓練兵だぞ!…しかし、今は年齢的には結婚をしても問題ないはずだ…)

キース(……………………)

大人ミカサ「私…部屋に戻ります」

キース「結婚しよ」ボソッ

大人ミカサ「…………へ?」

361: 2013/07/31(水) 23:36:20 ID:yheQjTGQ
キース「アッカーマン…今貴様はおよそ20代前半。それなら結婚出来るではないか」スタスタ

大人ミカサ「あの、教官、怖いので無表情でこっちに来ないでください…」

キース「緊張することはない。私に全てを預けろ」スタスタ

大人ミカサ「だから無表情で来ないでください!」

362: 2013/08/01(木) 00:01:33 ID:/Vfzvp4Y
キース「どうした…?なぜそんなに嫌がる…」ジリ…ジリ…

大人ミカサ「そ、それは…教官を、恋愛対象として見てないからです!」

キース「」フラァッ ドサッ

大人ミカサ「教官!?」

363: 2013/08/01(木) 00:31:30 ID:/Vfzvp4Y
医者「…というわけだ」

ジャン(エレン)「教官…何やってんだよあんた…」

ベルトルト「変態にもほどがあるよ…」

キース「聞こえてるぞ…」

ジャン(エレン)「あ、ヤベ!」

キース「いや、良い…まさかアッカーマンが照れてたとはな…」

ベルトルト「は?」

キース「両思いとはな…すばらしい…私がいきなり求婚したのが恥ずかしくてつい焦ったのだろう…」ブツブツ

ベルトルト「それはない」

364: 2013/08/01(木) 00:52:45 ID:/Vfzvp4Y
キース「」ショボーン

ベルトルト「ほら、ジャン。昼食の時間だよ」ヒョイ

エレン(ジャン)「…何で持ってんだ?」

ベルトルト「あ、本当だね」パッ

エレン(ジャン)「イテッ!」ドサッ

ジャン(エレン)「ライナーも行くぞ」

ライナー「ああ…」

キース「」ショボーン

ベルトルト「あれは…別にいいや」

365: 2013/08/01(木) 01:15:34 ID:/Vfzvp4Y
食堂

大人ミカサ「……」

ジャン(エレン)「おいミカサ!大丈夫か!?」

大人ミカサ「エレン…!私は大丈夫よ。でも教官が倒れて…」

ジャン(エレン)「それは心配しなくて良いぞ。自業自得だから」

大人ミカサ「そ、そう…」

クリスタ「でもいきなり求婚されるって大変だったよね…」

大人ミカサ「ええ…とても困惑したわ。最初何言ってるのか分からないぐらい…」

ジャン(エレン)「まあ…仕方ねぇよ。こんだけ綺麗だとさ」

サシャ「エレン…今なんて言いました?」

ジャン(エレン)「何度も言わせんなよ、恥ずかしい…ミカサはとても綺麗だって言ったんだよ///」

大人ミカサ「あ…ありがとう…!」

367: 2013/08/01(木) 11:54:51 ID:/Vfzvp4Y


エレン(ジャン)「テメェこのやろうッ!!」ガシッ!! グイッ!!

ジャン(エレン)「うわ!離せよジャン!オマエの服が破れちゃうだろうが!」

エレン(ジャン)「知るかそんなこと!!オマエ何ミカサ口説いてんだよ!!」グググ…

ジャン(エレン)「はぁっ!?家族を誉めて何が悪いんだよ!?」

エレン(ジャン)「なんだオマエ!?シスコンなのか!?いや、今のミカサは大人だからマザコンか!」グググ…

ジャン(エレン)「オマエ…いい加減にしろよ…」


サシャ「あれ、ミカサは止めなくて良いんですか?」モグモグ

大人ミカサ「…私は止めたいけど、もし止めたらエレンの成長を邪魔してしまう。エレンはまだまだ子供だから色んなことを体験して自分で乗り越えなければいけないわ」モグモグ

ユミル「…大人の言うことは違うねぇ」モグモグ

368: 2013/08/01(木) 12:23:11 ID:/Vfzvp4Y
大人ミカサ「それに最近休みが多かったから体も動かした方がいい気がするわ」モグモグ

クリスタ「そうだね…」モグモグ


ジャン(エレン)「…久々にやるか?教官は医療室だ。来ることはないはずだ」

エレン(ジャン)「いいのか?今オレはオマエの体なんだぜ」パッ

ジャン(エレン)「構わねぇよ。一瞬で倒してやるからな」

エレン(ジャン)「ふざけたこと抜かしやがって…!自分の体をボコるのは趣味じゃねえが仕方ねぇな…!」

ライナー「お、久々にやるのか」

マルコ「どっちが勝つかな?」

ベルトルト「僕はエレンに賭けるよ」

コニー「じゃあオレはジャンだ!」

ライナー「よし、それならどっちが勝つか皆で賭けようじゃねぇか」

トーマス「面白そうだな!オレはエレンに賭けるぜ!」

ライナー「それならパン一個をこっちの箱に入れてくれ。左がエレンで右がジャンな」スッ

トーマス「分かったぜ」スッ

369: 2013/08/01(木) 13:09:12 ID:/Vfzvp4Y
アルミン「面白そうなことしてるね」

ライナー「お、アルミンオマエどっちに投票する?勝った方は負けた方からパンを貰えるぜ」

アルミン「それなら…エレンにしようかな」

ベルトルト「やっぱり幼馴染みだから?」

アルミン「うん、それにエレンの方が体の動かし方は上手いからね」

コニー「あ、試合が始まるぜ!」


エレン(ジャン)「オラァッ!!」シュッ

ジャン(エレン)「うっ!」サッ

エレン(ジャン)「まだまだぁ!!」ビュッ

ジャン(エレン)(くそっ…こいつ足技を使ってきやがる…!ジャンって足技使えたか!?)サッ サッ


アルミン「多分エレンの体があの動きを覚えてるんだね…」

ベルトルト「でもエレンはそれを簡単にかわしてるね…」

370: 2013/08/01(木) 14:13:33 ID:/Vfzvp4Y
ジャン(エレン)(…流石は俺の体だな。一発食らったら倒れる…)

ジャン(エレン)(だが!動きが分かりやすい!そろそろ反撃するぜジャン!)ビュッ

エレン(ジャン)「ぐっ!」サッ

ジャン(エレン)「ハっ!オラッ!」ビュッ シュッ

エレン(ジャン)(くそっ…!攻撃できねぇ…!今は避け続けるしか…)サッ サッ ドン

エレン(ジャン)「やべぇっ!壁がッ…」ジャン(エレン)「終わりだッ!」ビュッ バキィッ

エレン(ジャン)「うぐぁぁっ!!」ドサァッ

371: 2013/08/01(木) 16:53:22 ID:/Vfzvp4Y
ジャン(エレン)「はぁ…疲れた…」

エレン(ジャン)「いってぇ…おまえ結構力入れたろ…」


ライナー「よっしゃ!これでパンゲット!」

アルミン「流石エレン!信じてたよ!」

コニー「くそぉ…でも惜しかったからな!次やったらジャンが勝つからな!」

マルコ「そうだよ!僕のジャンは絶対勝ってくれるよ!」

トーマス「ちょっと待て。今なんて言った?」

372: 2013/08/01(木) 17:16:41 ID:/Vfzvp4Y
マルコ「どうかしたかいトーマス?」

トーマス「マルコってさ、ホ〇なのか?」

マルコ「うん、そうだよ」

トーマス「ふーん、男子で誰が好きなんだ?」

マルコ「ライナーとベルトルトだよ」

トーマス「頼りがいがあるやつが好きなのか」

ライナー「お前らすごい会話してるな…」

ベルトルト「ドン引きだよ…」

ジャン(エレン)「何話してんだお前ら?」

アルミン「君は来ない方がいいよ…」

エレン(ジャン)「少しぐらい混ぜてくれてもいいじゃねぇか」

ベルトルト「そういう次元の話じゃないんだ…」

373: 2013/08/01(木) 17:51:37 ID:/Vfzvp4Y
大人ミカサ「エレン、ジャン、終わったなら昼食を食べて。私たちはもう食べ終わったわ」

ジャン(エレン)「早いな…じゃあ食うかジャン」

エレン(ジャン)「そうだな…久々に体動かしたらスッキリしたし」


サシャ「…前より仲良くなってると思うのは私だけでしょうか?」

大人ミカサ「いえ、間違いないわ。体が入れ替わってから仲良くなってる」

クリスタ「良かったね…犬猿の仲だった2人が仲良くなるなんて…」

ユミル「珍しいことが続くなぁ。体が入れ替わったり、性別が変わったり、子供になったり、大人になったり、バカ2人が仲良くなったりと…」

大人ミカサ「おかしなこともあるのね…」

ユミル「ほとんどお前が関わってるけどな」

377: 2013/08/01(木) 20:28:43 ID:/Vfzvp4Y


ジャン(エレン)「久々にお前とやり合ったな~」モグモグ

エレン(ジャン)「すまねぇな。ついむしゃくしゃしちまって…」モグモグ

ジャン(エレン)「いや、いいよ。楽しかったし。まぁ今後は気を付けようぜ。お互い嫌なことが合っても極力我慢するってことで」モグモグ

エレン(ジャン)「我慢するのは苦手だけどな…頑張るよ」モグモグ

ジャン(エレン)「じゃあ今日の夜やろうぜ?昨日、一昨日と抜けなくてもう限界なんだ」ゴチソウサマー

エレン(ジャン)「いいぜ、1分以上耐えてやるよ」ゴチソウサマー

ジャン(エレン)「ははっ。出来るかな…オレの体…」

エレン(ジャン)「自分で言ってて落ち込むなよ」

378: 2013/08/01(木) 20:44:52 ID:/Vfzvp4Y
ジャン(エレン)「どうやったら長くできるのかな…」

エレン(ジャン)「うーん…そんなの考えたことねーから分かんねぇな」

ジャン(エレン)「頑張るしかないのか…」

カンカンカン

エレン(ジャン)「おっと…じゃあオレは寝るよ」

ジャン(エレン)「オレは…本でも読もうかな…」

380: 2013/08/01(木) 20:58:59 ID:/Vfzvp4Y



エレン(ジャン)「お前が本?何か気になることでもあんのか?」

ジャン(エレン)「………早漏について」

エレン(ジャン)「…頑張って見つけろよ」ガタッ

ジャン(エレン)「ああ…何としても探し出す」ガタッ

387: 2013/08/01(木) 22:04:40 ID:/Vfzvp4Y

図書室

ジャン(エレン)「早漏…早漏っと」キョロキョロ


アルミン「あれ…?エレンが図書室に来るなんて珍しいな…何か探してるようだ。手伝おうかな」スタスタ

マルコ「どうしたんだいアルミン。あ、あっちにエレンがいるね。もしかして襲いにいくのかい?」

アルミン「えっと…もう話しかけないでねマルコ」スタスタ

390: 2013/08/01(木) 22:22:49 ID:/Vfzvp4Y
ジャン(エレン)「無いな…早漏について…」ボソ…

アルミン「エレン。何か探してるの?」スタッ

ジャン(エレン)「うおっ!」ビクッ

アルミン「エレン…図書室は大声を出したらダメだよ」

ジャン(エレン)「わ、悪い…」(大丈夫だよな…?聞かれてないよな…?)ドキドキ

アルミン「…何か探してるんだよね?手伝おうか?」

ジャン(エレン)「い、いやいいよ…!自分で探すからさ…!」ドキドキ

アルミン「ふーん…もし見つからなかったら言ってね。すぐ見つけてみせるよ」スタスタ

ジャン(エレン)「お、おう…」ドキドキ

アルミン(何か怪しいな…少し気になる…!)

391: 2013/08/01(木) 22:30:00 ID:/Vfzvp4Y
ジャン(エレン)(まず…さ行で探してみるか…)スタスタ

アルミン(おや、早速動いてきたな)スタスタ


マルコ(何だよ!アルミンがエレンをストーカーしてるってことは犯すんじゃないか!)


アルミン(マルコから腐った気配がする…)ゾクッ

392: 2013/08/01(木) 22:36:49 ID:/Vfzvp4Y
エレン(ジャン)(よし…さ行は見つけた…けど多いな。次は、そから始まる言葉を探さないと!)スタスタ

アルミン(何だろう…探したいものが全く分からない…)スタスタ


マルコ(あ~あ…ただ追いかけてるだけじゃないか…つまらない…部屋に戻ろう)ガタッ

394: 2013/08/01(木) 23:00:03 ID:/Vfzvp4Y
ジャン(エレン)(早から始まる言葉っと)キョロキョロ

アルミン(そから始まる言葉で止まった?そについてのことかな…)

ジャン(エレン)(お、見つけた!…けど…アルミンがこっちを見てる…どうしよう…!)

395: 2013/08/01(木) 23:31:17 ID:/Vfzvp4Y
アルミン(あそこで立ち止まった…見つけたのか。でも本を取らないな。僕が見ていることに気づいたのか?それとも目的の本が無いのか?)ジーッ

ジャン(エレン)(くそぉ…本は見つけたのに取れない…!どうすればいいんだ…!?)ドキドキ


コニー「あれ…?アルミンがエレンのことを見つめている…」

401: 2013/08/02(金) 20:57:57 ID:iwxJfDYY


コニー「この前のテストで点数が危なかったからな…アルミンに分からないところとか聞こ…!」スタスタ


ジャン(エレン)(まだアルミンがこっちを見てる…この事はあいつにだって知られたくないってのに…!)ドキドキ

アルミン(固まったままだな…なにか僕に見られたくない本なのか…?)ジーッ

402: 2013/08/02(金) 21:16:11 ID:iwxJfDYY
コニー「なぁアルミン」ポン

アルミン「ひっ!?」ビクッ

コニー「わ、悪い…!ちょっと頼み事があって…」アセアセ

アルミン「ビックリしたよコニー…心臓が止まるかと思っちゃった…」ドキドキ

コニー「本当ごめん!脅かす気は無かったんだ!」

アルミン「うん…わざとじゃないことは分かったから声を小さくしようか…ここは図書室だからね」

コニー「分かった…それで頼み事を言っていいか?」

アルミン「いいよ。僕ができる範囲ならね」

コニー「ありがとよ。オレこの前の座学のテストで赤点ギリギリの点数だったんだ…それで分からなかった問題をアルミンに教えてもらえたらな~って…」

アルミン「なんだ、そんなことか。それならお安いご用さ」

コニー「あ…ありがとよ…!恩に着るぜ…!」

アルミン「じゃあ今教えるよ。あそこの席で座って勉強しようか」チラッ

コニー「おう…!」スタスタ


ジャン(エレン)(助かったぁぁ…!)ホッ

403: 2013/08/02(金) 21:34:27 ID:iwxJfDYY
ジャン(エレン)(さてと…誰も見てないよな?)キョロキョロ

ジャン(エレン)(よし、いない!今だっ!)スッ

【早漏について】

ジャン(エレン)(誰にも見られないようにしないと…)コソコソ

ジャン(エレン)(……部屋に持ち帰ってもいいかな。今ならジャンしかいないはず…)

404: 2013/08/02(金) 21:51:56 ID:iwxJfDYY
ジャン(エレン)(そうと決まればさっさと部屋に戻ろう!)タッタッタ

ジャン(エレン)「あ、やべ!」サッ



クリスタ「そういえばあの薬教官室で厳重に保管されてるんだって」テクテク

ユミル「さっさと全部捨てちまえばいいじゃねぇか」テクテク

サシャ「それはもったいないですよ…使い方はどうあれ、あれは素晴らしい薬ですよ」テクテク

ユミル「へぇ、お前に飯以外に感心する脳があったとはな」テクテク

サシャ「それぐらいはありますよ…だって大人になれば今よりたくさん食べ物を食べれるじゃありませんか!」テクテク

クリスタ「結局ご飯の話になってるよ…」テクテク



ジャン(エレン)「あいつらに見られたら…とてつもなくヤバイ!」

405: 2013/08/02(金) 22:12:56 ID:iwxJfDYY
ジャン(エレン)(くそぉ…こっちに近づいてきてる…どうすれば…)ガクガク…



サシャ「ん…そこで誰か震えてますね」テクテク

ユミル「何で分かんだよそんなこと…」テクテク

サシャ「私は狩猟民俗でしたからね。音には敏感なんですよ」テクテク

クリスタ「スゴい…!」テクテク

サシャ「そうでしょうか…?とにかくそこにいる人は誰ですかー?」ピタッ



ジャン(エレン)(ヤバイッ!!どうする!?どうすれば助かるんだオレ!?)ガクガク

ジャン(エレン)(こんな本持ってるの見られたら社会的に氏ぬッ!)ガクガク

406: 2013/08/03(土) 20:25:14 ID:gq1cbGuk



ジャン(エレン)(…活路が見いだせない…多分立ち去ろうとしたら怪しまれて追いかけられるだろうな…服の中にこの本を隠してもサシャに気づかれそうだ…)ガクガク

ジャン(エレン)(一応本は隠しとくか…はぁ…誰か助けてくれ…)ガクガク


ベルトルト「どうしたんだいエレン?とても震えてるよ」スタスタ

アニ「何やってんのアンタ…?」スタスタ

ジャン(エレン)(挟み撃ちだと!?)

407: 2013/08/03(土) 20:41:55 ID:gq1cbGuk
サシャ「あれ、エレンだったんですか」ヒョコ

クリスタ「こんなとこで何してるの?」ヒョコ

ユミル「お前何で震えてたんだよ」ヒョコ

ジャン(エレン)(終った…もう…色々終った…)ツー

ベルトルト「エレン!?どうして泣いてるんだい!?」

ジャン(エレン)(こんなことで友達を失うのか…最悪だ…)ツー

クリスタ「も、もしかして私たち嫌なことした!?」

ジャン(エレン)(いや、待てよ!普通早漏だからって嫌うか!?それはない!それならバレても大丈夫だ!)

ジャン(エレン)(それにコイツらは誰かに言いふらすような奴じゃない!)

ユミル「お前大丈夫か…?」

409: 2013/08/03(土) 20:51:54 ID:gq1cbGuk
ジャン(エレン)(もう堂々としろ!早漏の何が悪い!?良いじゃないか!早漏バンザイ!」

クリスタ「…え?」

ベルトルト「君は今…何て言ったんだい…!?」

ジャン(エレン)「え?オレ何か言ったか?」キョトン

アニ「何言ってんの…その…あの…いきなり変な言葉言って…///」カァァ

ジャン(エレン)「?」キョトン

ユミル「何でお前はとぼけてんだよ!?」

410: 2013/08/03(土) 21:14:23 ID:gq1cbGuk
ジャン(エレン)「どうしたお前ら?アニに至っては顔が赤いぞ」グイッ

アニ「!?近寄らないで変態!」ゲシッ

ジャン(エレン)「いつっ!久しぶりに喰らったな…」

クリスタ「ねぇユミル…そうろうって何…?」

ユミル「…お前にはまだ早ぇよ」

サシャ「そうです!クリスタは純情でいて欲しいんです!」

ジャン(エレン)「えっ!?オレ口に出してたか!?」

ベルトルト「気づいてなかったのか…」

ジャン(エレン)(やべぇ…恥ずかしい…)

411: 2013/08/03(土) 21:27:44 ID:gq1cbGuk
ベルトルト「エレン…どうしてそんな言葉が出てきたんだい…?」

ジャン(エレン)「いや…ちょっと考え事をしててな…」アセアセ

アニ「そんなこと考えるなんて…やっぱり変態…」

ユミル「…なぁ何でそんなこと考えてたんだ?」

ジャン(エレン)「……言えねぇ」

サシャ「隠してもエレンが変態だと言うことは覆りませんよ…」

ジャン(エレン)(だからって言えるかよ!オレが早漏だってこと!!)

413: 2013/08/03(土) 21:34:40 ID:gq1cbGuk
ジャン(エレン)(くそ…冷静になると何であんなこと考えたんだ…早漏なんて他人にバレたらヤバイことじゃねぇか!何が早漏バンザイだ!バカじゃねぇの!?)

クリスタ(話が全く分からないよ…)

ユミル「…お前もしかして早漏なのか?」

ジャン(エレン)「は、はぁぁ!?ち、ちげぇよ!!オレがそ、そ、早漏なわけないだろうがぁ!!」アセアセ

ベルトルト(あーこれは…)

サシャ(分かりやすいですねぇ…)

アニ(違ったんだ…何となく安心した…)

ユミル「お前本当バカだな…」

414: 2013/08/03(土) 21:49:15 ID:gq1cbGuk
ジャン(エレン)「オ、オ、オレは早漏じゃねーからな!」ダッ

サシャ「…逃げちゃいましたね」

ベルトルト「あれはもう自分が早漏だって言ってるようなもんだよ…」

ユミル「…これは秘密にしとくか」

アニ「……」

クリスタ(むー…誰も教えてくれない…)

415: 2013/08/03(土) 22:02:57 ID:gq1cbGuk
夜飯

エレン(ジャン)「エレン。飯食おうぜ」

ジャン(エレン)「あ、ああ…」


サシャ「……」チラッ モグモグ

ユミル「……」チラッ モグモグ

大人ミカサ「2人とも。行儀悪いわよ」モグモグ

サシャ「……」チラッ モグモグ

ユミル「……」チラッ モグモグ

クリスタ「ごめんねミカサ…2人ともさっきからこういう感じなの…」

大人ミカサ「何があったの…?」

アルミン「僕にも教えてよ」

クリスタ「ごめん…それは…ちょっと言えない…」

大人ミカサ「あなたが謝る必要はないわ」ナデナデ

アルミン(いいなぁ…)

416: 2013/08/03(土) 22:16:41 ID:gq1cbGuk
エレン(ジャン)「なぁエレン…合ったのか?例の本…」モグモグ

ジャン(エレン)「合ったよ…だけど…早漏ということを知られたかもしれない…」モグモグ

エレン(ジャン)「それどういうことだよ…!?まさか本を見られたのか…!?」モグモグ

ジャン(エレン)「違う…口に出した…早漏バンザイって…」モグモグ

エレン(ジャン)「」モグッ…

ジャン(エレン)「そしたらお前何考えてんだって言われて…さらに、もしかしたら早漏なんじゃねーの?とも言われて…」モグモグ

エレン(ジャン)「…それは茶化してるだけじゃないのか?」モグモグ

417: 2013/08/03(土) 22:46:41 ID:gq1cbGuk
ジャン(エレン)「そ、そうか!そうだよな!」モグモグ

エレン(ジャン)「まったく…驚かせやがって…他人に知られたらめっちゃけなされるぞ…」モグモグ

ジャン(エレン)「オレもそれ思った…まぁバレてないからいいや」モグモグ

418: 2013/08/03(土) 22:57:43 ID:gq1cbGuk
ジャン(エレン)「じゃあ…風呂入ったあとやるか」モグモグ

エレン(ジャン)「分かったぜ。またライナー達に部屋の外で待ってるよう頼むか」モグモグ

ジャン(エレン)「オレ言っとくよ。お前は本読んでてくれ」モグモグ

エレン(ジャン)「ああ…」モグモグ

ジャン(エレン)「今渡すよ、ほら」スッ

エレン(ジャン)「待て待て!ここで渡したらバレるだろ!」アセアセ

ジャン(エレン)「ご、ごめんな。それじゃあ食い終わったらトイレ行こうぜ。そこで渡すよ」ゴチソウサマー

エレン(ジャン)「それでいいぜ。もうそろそろで鐘が鳴るからすぐ出るか」ゴチソウサマー

カンカンカン

ジャン(エレン)「よし出るぞ!」ガタッ

エレン(ジャン)「誰かに見られたらヤバイから個室に入るぞ!」ガタッ

419: 2013/08/03(土) 23:07:35 ID:gq1cbGuk
<ヨシ!デルゾ!

<ダレカニミラレタラヤバイカラコシツニハイルゾ!

アルミン「ぶはっ!」

大人ミカサ「い…今の会話は何…」ブルブル

クリスタ「ど、どういうこと…?」

ユミル「あいつら…ホ〇だったか…」

サシャ「あの2人…最近仲が良いと思ったら…そういう関係だったんですね…」

420: 2013/08/03(土) 23:20:51 ID:gq1cbGuk
トイレの個室

ジャン(エレン)「ふぅ…ほらよ」スッ

エレン(ジャン)「これ読んで何とか対策するぜ…」

ジャン(エレン)「じゃあオレはライナー達に言ってくるよ」ガチャ

マルコ「ん、やぁエレン」チョロチョロ

ジャン(エレン)「お、丁度いいところに…今日ジャンとまたやるから少しの間部屋の外で待っててくれないか?」

マルコ「いいよ、どうせなら僕も混ぜてほしいけど」チョロチョロ

ジャン(エレン)「それは無理」

421: 2013/08/03(土) 23:34:48 ID:gq1cbGuk
ジャン(エレン)「おーいライナー。ベルトルトー。アルミーン…」

ジャン(エレン)「来ねぇな…」ポツン…


物陰

ライナー「どうする…行くか…?」

ベルトルト「僕はどっちでもいいよ…」

アルミン「一応行ってみようよ…そして彼がホ〇かどうか確かめよう…」

422: 2013/08/03(土) 23:48:05 ID:gq1cbGuk
アルミン「やぁエレン」スタッ

ライナー「オレらを呼んでどうしたんだ?」スタッ

ベルトルト「もしかしてジャンといっしょに僕らを犯す気かい?」スタッ

ジャン(エレン)「来てくれたか!今日ジャンとまたやるから少しの間部屋の外で待っててくれるか?」

ベルトルト「それは…何をだい?」

アルミン「過激なことをするなら止めるよ…」

ジャン(エレン)「何言ってんだ?普通にシコリあうだけだぞ」

ライナー「なんだそっちのほうか。安心したぜ」

ジャン(エレン)「そっち…?」

423: 2013/08/03(土) 23:59:19 ID:gq1cbGuk
ライナー「頑張れよ。オレらは風呂入ってくるぜ」

アルミン「エレンも入るかい?」

ジャン(エレン)「いや…オレはジャンを待つよ」

ベルトルト「そう…じゃあまた後でね…」スタスタ


ジャン(エレン)「あいつ…読み終ったかな?」スタスタ

424: 2013/08/04(日) 00:07:31 ID:fE68U.AI
トイレ

ジャン(エレン)「おいジャン。風呂入るぞ…」ガチャ


エレン(ジャン)「やめろっ!!離してくれっ!!」ジタバタ

マルコ「無理だよもう!我慢できないんだ!!」ヌギヌギ

エレン(ジャン)「待って!!オレのズボンを脱がそうとするな!!」ジタバタ

マルコ「その表情も最高だよ!」ゾクゾク


ジャン(エレン)「うわぁ…」バタン

425: 2013/08/04(日) 00:39:02 ID:fE68U.AI
ジャン(エレン)「……」トボトボ

ジャン(エレン)「…可哀想だったな、ジャン」トボトボ

ジャン(エレン)「でもあのマルコには近づきたくなかった…ごめんな」トボトボ

エレン(ジャン)「なに謝ってんだ?」スタッ

ジャン(エレン)「ジャ、ジャン!?お前なんでここに!?」

エレン(ジャン)「マルコを気絶させた。お前の体だから1発ぶん殴ったら気絶したよ」

ジャン(エレン)「良かったな…貞操を守れて…」ジーン

エレン(ジャン)「おい待て。何が良かっただ。1回オレのこと見捨てたろ」ガシッ

ジャン(エレン)「マルコが怖くてな…すまねぇ…」

エレン(ジャン)「お前そんなビビりだったっけ?」

427: 2013/08/04(日) 00:47:34 ID:fE68U.AI
ジャン(エレン)「……それにこの体だと極力面倒ごとには首を出さないようになってて…」

エレン(ジャン)「これお前の体だよ。自分の体がボロボロになっても良かったのか?」

ジャン(エレン)「……忘れてた」

エレン(ジャン)「そこまで怖かったのかよ…」

428: 2013/08/04(日) 01:02:45 ID:fE68U.AI
ジャン(エレン)「風呂…入りに行くか」ジッ

エレン(ジャン)「オレはまだ許したわけじゃ…」

ジャン(エレン)「風呂…入りに行くか」ジッ

エレン(ジャン)「ほ、本閉まってからな」

ジャン(エレン)「風呂…入りに行くか」ジッ

エレン(ジャン)「…分かった」(オレって睨むとこんなに怖いのかよ…!!)

429: 2013/08/04(日) 01:20:37 ID:fE68U.AI
風呂

アルミン「エレンはノーマルみたいだね」

ライナー「ああ。ホ〇じゃなくてよかったぜ」

ベルトルト「でも体が入れ替わってからすごく仲良くなったよね」

ライナー「確かになぁ…可能性はまだあるってことか…」

アルミン「今後彼らの行動には気を付けようね」

ガラッ

ジャン(エレン)「お、お前らまだ入ってたのか」

エレン(ジャン)「夜は頼むぜお前ら」

アルミン「うん…」(やはり腰巻きは外さないか…)

432: 2013/08/04(日) 21:00:27 ID:2yXMbBcA


ライナー「そういやお前ら明日の夜戻れるんだってな」

ジャン(エレン)「ああ。訓練がないお陰でな。助かったぜ」

ベルトルト「早く明後日にならないかな…」

エレン(ジャン)「その通りだな…さっさとこの氏に急ぎ野郎から離れたいぜ」

アルミン「…でも僕はこの騒動があって良かったと思うよ」

ジャン(エレン)「何でだ?」

433: 2013/08/04(日) 21:07:54 ID:2yXMbBcA
アルミン「だってさ、今までエレンとジャンの中の悪さは凄かったろ」

ライナー「まあな」

アルミン「しかし今回の一件でとても仲良くなったじゃないか」

ベルトルト「確かにね…犬猿の仲だった2人が今や一緒にオXXーをする仲だからね」

エレン(ジャン)「…それを聞くと凄い進歩だな…」

ジャン(エレン)「…なんか恥ずかしい…」

434: 2013/08/04(日) 21:20:16 ID:2yXMbBcA
アルミン「さらに…思い出したくないがジャンが女体化したじゃないか」

ライナー「…あったな」

ベルトルト「…トラウマを思い出させるなんて…君は悪魔なのか…」ゴゴゴゴ

アルミン「ちょっと待って!この話はすぐ終わるから!」

ベルトルト「………………分かった」フッ

エレン(ジャン)(コイツら…どんだけ嫌いなんだよ…)

ジャン(エレン)(オレはアリだと思うんだけどな)

435: 2013/08/04(日) 21:36:23 ID:2yXMbBcA
アルミン「ゴホン…それであれからジャンは女子と仲良くなったんだ。今までは友達と言えばマルコぐらいしかいなかったのにね。いや、ホ〇達か」

エレン(ジャン)「…オレはホ〇じゃねーぞ」

ライナー「でもお前…エレンと一緒にトイレの個室に入ったろ」

ジャン(エレン)「あれは…本を貸しただけだぞ」

ベルトルト「トイレの個室で本を渡すって…凄くシュールだね…」

アルミン「後でその本見してねエレン。じゃあ次に移るよ」

ライナー「まだあんのか…」

436: 2013/08/04(日) 21:57:04 ID:2yXMbBcA
アルミン「次はミカサが子供になったときの話だ」フーッフーッ

ベルトルト「落ち着いてアルミン…」ナデナデ

アルミン「わ、分かった。それでそのお陰で僕とジャンは気分がハイになった。だろ?」

エレン(ジャン)「ああ!!」

アルミン「そしてエレンがミカサの言うことに素直になったんだ。これは凄い進歩じゃないか?」

ライナー「そうだな…絶対無いと思ってたことが起こったからな…」

ジャン(エレン)「酷いな…」

アルミン「さて続きを話すけど…この話は次で終わりだよ」

437: 2013/08/04(日) 22:28:09 ID:2yXMbBcA
アルミン「最後はミカサが大人になった話だ。ここでエレンとジャンの仲が深まったんだ」

ライナー「この数日間で凄いことが続けて起こったな…」

ベルトルト「まるで夢みたいだな…」

ジャン(エレン)「元はと言えばミカサがオレの夢の中に入ったことなんだよな…」

エレン(ジャン)「なんか…現実離れした4日間だったな…振り返ってみると…」

アルミン「ジャン…まだ明日あるよ。明日もなにか起こるかもね…」

ジャン(エレン)「面倒ごとじゃないと良いけどな…」

ベルトルト「大分入ったね…もう上がろうか」ザバッ

ライナー「…そうだな」ザバッ

438: 2013/08/04(日) 22:35:11 ID:2yXMbBcA
男子部屋

アルミン「僕らは…ここで待ってるよ…!」

ライナー「頑張れよお前ら…!」

エレン(ジャン)「ああ…!執心時間前に絶対終わらせるからな…!」

ジャン(エレン)「それじゃあ…行くぞジャン…!」ガチャ バタン

ベルトルト(何でこんな気合い入ってんの…?)

439: 2013/08/04(日) 22:40:57 ID:2yXMbBcA
アルミン「これも…明日で終わりか…」

ライナー「今思えば…オレら何でここにいるんだろうな…?」

ベルトルト「他に行くところがないからじゃない…?」

<アッ!!…デチャッタ…

アルミン「あ、あれー…?変な声が聞こえたよー…?」

440: 2013/08/04(日) 23:06:22 ID:2yXMbBcA
<オ…オレモ!

ライナー「…おかしいなぁ。なんだか幻聴が聞こえるぞ?」

ベルトルト「2人とも早過ぎやしないかい?」

ガチャ

ジャン(エレン)「手ぇ洗いに行く…」トボトボ

エレン(ジャン)「トイレ行ってくるわ…」トボトボ

バタン

441: 2013/08/04(日) 23:15:48 ID:2yXMbBcA
ガチャ

マルコ「あれ?こんなところでなに突っ立ってるんだい?」スタッ

アルミン「……」

ベルトルト「……」

ライナー「……」

マルコ「様子がおかしいな…」



444: 2013/08/08(木) 20:42:29 ID:MzR/7vE6



アルミン「…はっ!?どうしてマルコがここにいるんだい!?」

マルコ「え…?ただ普通に部屋から出てきただけだよ」

ライナー「部屋って…オレらの部屋か…?」

マルコ「当然。だって僕ここの部屋じゃん」

ベルトルト「ということは…見たのかい?エレンとジャンのオXXー…」

マルコ「うん」

445: 2013/08/08(木) 20:46:34 ID:MzR/7vE6
アルミン「今日の彼等…何故か早かったんだがどうしてだい?」

マルコ「それは僕が手伝ったからだよ」

アルミン「」

ライナー「」

ベルトルト「」

446: 2013/08/08(木) 21:01:29 ID:MzR/7vE6
アルミン「え、えっと…何を手伝ったのかな…?」

マルコ「だからオXXーのだよ」

ライナー「…何をしたんだお前は…?」

マルコ「手コキとフェラを、僕は上手だからね。あっという間にイカせたよ」

ベルトルト「だから今日は早かったのか…」

マルコ「ジャンはそこまでだったんだけどエレンが大分溜まっててね、激しく飛び散って色んなところに飛んじゃったよ」

アルミン「そんなこと聞きたくないよ…」

447: 2013/08/08(木) 21:46:04 ID:MzR/7vE6
ジャン(エレン)「お前らまだ部屋に戻ってなかったのか…」トボトボ

エレン(ジャン)「オレらはもう寝るから…マルコ、お前夜襲うなよ」トボトボ

マルコ「ははは、僕無理矢理は嫌なんだよ」

ジャン(エレン)「いきなりオレのチOコをフェラしてきた奴が何言ってんだ…」

アルミン「エレン…ジャン…大丈夫?」

エレン(ジャン)「いいや…今まで一番仲良かった奴に襲われかけたんだぞ…大丈夫なわけあるか…」

ジャン(エレン)「ガチでショック受けてるからな…」

ライナー「…ドンマイ」

448: 2013/08/08(木) 22:06:36 ID:MzR/7vE6
ジャン(エレン)「おやすみ、ジャン…」スヤスヤ

エレン(ジャン)「おう…おやすみ…」スヤスヤ


アルミン「…僕らも寝ようか」

ライナー「そうだな…」

ベルトルト「その前に一つやることがあるよ」

マルコ「なんだい?」

ベルトルト「このホ〇をヒモで縛るんだ」スッ

マルコ「えぇ!?」

ライナー「…分かった」

アルミン「襲われたくないからね…」

マルコ「ちょっ、ちょっと待ってぇ!」

449: 2013/08/08(木) 22:17:09 ID:MzR/7vE6
5分後

アルミン「皆おやすみ…」

ライナー「ああ… 」

ベルトルト「zzz…」

マルコ「くそっ抜け出せないっ」ジタバタ

マルコ「くそぉ…zzz…」スヤスヤ

450: 2013/08/08(木) 22:36:46 ID:MzR/7vE6
次の日

エレン(ジャン)「ふぁーあ…よく寝た…」ムクッ

エレン(ジャン)「今日でこの体ともおさらばか…長かった…!」

アルミン「あ、ジャンおはよ」スッ スッ

エレン(ジャン)「アルミンか、おはよう。何やってんだ?」

アルミン「マルコのヒモをほどいてるんだ」スッ スッ

エレン(ジャン)「縛ってたのか…意外と酷いことするな…」

アルミン「貞操の危機だったからね。仕方ないよ」スッ スッ

マルコ「アルミンは食べないから安心してね」

エレン(ジャン)「起きてたのかよ…てか信用できねー…」

451: 2013/08/08(木) 23:31:31 ID:MzR/7vE6
マルコ「ほどいてくれたね…ありがとうアルミン」

アルミン「うん…それじゃあ食堂に行こうか。ほら行くよ、ジャン」ガチャ

エレン(ジャン)「ああ、分かった」スタスタ

452: 2013/08/09(金) 00:28:45 ID:Zl7upzFk
食堂

ジャン(エレン)「お、やっと起きたかジャン」

ミカサ「アルミンもおはよう」

アルミン「おやすみミカサ、エレン」

エレン(ジャン)「今日は何ともないみたいだな…良かったなミカサ」

ミカサ「ええ…あの2日間は大変だった…」(その分いい思い出がたくさんあるけど…///)

ジャン(エレン)「そういやあの薬厳重に保管されたらしいぞ」

エレン(ジャン)「そうなのか?まああんな危なっかしい薬はもう使わない方がいいだろうな」

アルミン「色々とスゴいものだから壊さなかったんだね…」

ジャン(エレン)「これから使うことは一切無いだろうけどなぁ…」

455: 2013/08/09(金) 20:38:43 ID:dGPeF97o



アニ「……」モグモグ

ミーナ「残念だったねアニ。もう薬が使えないみたいだよ」モグモグ

ライナー「一時的に大きくなることはもうできないようだな」モグモグ

アニ「べ…別にこれから大きくなるからあんな薬要らないよ…」モグモグ

ベルトルト「そうだよ、アニの成長はこれからさ」モグモグ

アニ「…ベルトルトに言われるとバカにされてる感じがする…」モグモグ

ベルトルト「なんで!?」

ライナー(そりゃあ仕方ないだろ)モグモグ

ミーナ(伸長差40㎝もあるからね)モグモグ

456: 2013/08/09(金) 20:52:54 ID:dGPeF97o
ベルトルト「そういえば今日も訓練は休みなのかな…?」

ライナー「まだだろ。天気は良くなってきてるけどな」

ミーナ「じゃああと何日かしたら再開するのかな?それだったらそろそろ筋トレしといた方がいいよね」

アニ「そうだね…」

ベルトルト「なんか…休んだって感じはしないね」

ライナー「ああ、絶えずエレンとジャンが何かしてたから慌ただしかったよな」

アニ「入れ替わっただけでもめんどくさいのにね…」

ミーナ「でもミカサも大変だったよね。子供になったり大人になったりしたんだから」

ライナー「確かになぁ…」

457: 2013/08/09(金) 21:26:16 ID:dGPeF97o
カンカンカン

ライナー「…片付けるか」カチャカチャ

ベルトルト「そうだね、片付け終わったら筋トレでもしようか」カチャカチャ

アニ「私は…寝てるよ」カチャカチャ

ミーナ「ダメだよアニ、寝てばっかじゃん。ちゃんと体を動かさないと」カチャカチャ

アニ「分かったよミーナ…」カチャカチャ

ベルトルト「じゃあ一緒にする?多い方が楽しいよ」カチャカチャ

ミーナ「そうだね、そうしよっか」カチャカチャ

458: 2013/08/09(金) 22:03:08 ID:dGPeF97o
ジャン(エレン)「ジャン、立体起動装置の整備をしに行こうぜ」ガタッ

エレン(ジャン)「分かった、けどちょっと用があるから先行っててもらってもいいか?」

ジャン(エレン)「ああ、いいけど用って何だ?」

エレン(ジャン)「あの本をしまいに行くんだよ」ヒソ…

ジャン(エレン)「そうか…助かるぜ」ヒソ…

アルミン「…僕は図書室に行こうかな」

ジャン(エレン)(何ッ!?それはヤバイ!バレてしまう!)

エレン(ジャン)「そうか、じゃあ一緒に行くか」

アルミン「うん。ジャンにはちょっと聞きたいこともあるしね」

459: 2013/08/09(金) 22:31:20 ID:dGPeF97o
ジャン(エレン)「じゃ…じゃあまた後でな…」

エレン(ジャン)「おう」

ミカサ「エレン。私も一緒に行っていい?」

ジャン(エレン)「ん、いいに決まってるだろ。断る理由なんかねーよ」

ミカサ「うん…分かった…!」


エレン(ジャン)「…さて、しまいに行こうぜ」スタスタ

アルミン「…ねぇ、ジャンが借りた本ってどんな本なの?」

エレン(ジャン)(言えるわけがねぇっ!)

460: 2013/08/09(金) 22:52:58 ID:dGPeF97o
エレン(ジャン)(エレンがビビってたのはこの事か…何としても隠さねぇとな…!)

アルミン「早く教えてよ。僕焦らされるのあまり好きじゃないんだ」

エレン(ジャン)「…立体起動についての本だ」

アルミン「そうなんだ…!やっぱりジャンが立体起動上手いのは教官に教えてもらうだけじゃなく本とかも読んで成長してたんだ…スゴいな…!」

エレン(ジャン)「そ、そうか?」(セーフッ!何とかなった!)

アルミン「…僕も見てみたいな…1回貸してくれる?」

エレン(ジャン)(な…何ぃぃぃッ!?)アセアセ

461: 2013/08/10(土) 21:11:17 ID:TOiC4SxA




エレン(ジャン)「…へ、部屋にあるからさ!今取ってくるよ!」ダダッ

アルミン「あーあ…行っちゃった…もしかして見られたくない本なのかな…」(…そういえばエレンも昨日 本を探してる最中慌ててたけど…何か関連してるのか…?)

462: 2013/08/10(土) 21:18:32 ID:TOiC4SxA
部屋

エレン(ジャン)「ヤバイヤバイヤバイ!立体起動の本なんて持ってねぇ!何であんな嘘ついちまったんだ!」ガサゴソ

エレン(ジャン)「誰か持ってねーか!?」ガサゴソ

エレン(ジャン)「あっ!見つけたァ!」ガシッ

エレン(ジャン)「よし…これで安心だ…あとは早漏の本を持って…」ガシッ

エレン(ジャン)「待ってろよアルミン!」ダダッ

463: 2013/08/10(土) 21:38:51 ID:TOiC4SxA
エレン(ジャン)「アルミーン!持ってきたぞぉ!」ダダッ

アルミン「早いな…まだ1分も経ってないよ…」

エレン(ジャン)「走ったからな…それで、これが今日返す本だ」スッ

アルミン「ふむふむ…」ペラッ

エレン(ジャン)(ライナーの所にあったのを持ってきたが…大丈夫か…!?あ、表情が険しくなった)

アルミン「…これ、本当に図書室にあったの?」パタン

エレン(ジャン)「ああ!もちろんだ!」(何だ…!?何かおかしいところでもあったか…!?)アセアセ

アルミン「これ…一応表紙は【立体起動の上達法】って書いてるけどさ…中身は【★夜の立体起動★】っていう薄い本になってるよ…」

エレン(ジャン)「」

464: 2013/08/10(土) 21:56:50 ID:TOiC4SxA
アルミン「君はミカサ一筋だと思っていたが…工口本なんか読んでるんだね…」

エレン(ジャン)(は?は?どういうこと?何であの中に工口本が入ってんの?そして何でライナーが持ってたの?)

アルミン「まったく…どうしてこんな本を持ってるって言ってくれなかったんだ…」

エレン(ジャン)(なんか…普通に早漏本を出しときゃよかった…)

アルミン「ちょっとトイレ行ってくるね」タッ

エレン(ジャン)「あ…!アイツ本持って行きやがった…」

465: 2013/08/10(土) 22:10:43 ID:TOiC4SxA
数分後

アルミン「ふぅ…図書室に行こっか!」

エレン(ジャン)「あ、ああ…おう…」(イカ臭せぇ…)

466: 2013/08/10(土) 22:23:00 ID:TOiC4SxA
図書室

アルミン「じゃあこの本返してくるね」スタスタ

エレン(ジャン)「オレも返すか…」スタスタ

エレン(ジャン)「ここら辺か?さっさとしまおう」スッ

アルミン「終わったの?それじゃあ整備しに行こうか」

エレン(ジャン)「そうだな…その前に手ぇ洗っとけよ。臭うぞ」

アルミン「あ、本当だ。洗ってくるね」クンクン タッ

467: 2013/08/10(土) 22:37:37 ID:TOiC4SxA
整備室

ジャン(エレン)「アイツら遅いな~」

ミカサ「仲良く談笑してるのかも…」

ジャン(エレン)「そうだといいけどなぁ」

ミカサ「大丈夫。最近のアルミンとジャンは仲がいい気がする」

ジャン(エレン)「うーん…そうかなぁ?」

ガチャ

エレン(ジャン)「すまん、遅れた」

アルミン「ごめんね、本をしまうのに時間がかかって…」

ジャン(エレン)「別にいいよ。さっさと終わらせて昼飯食う準備しようぜ」

エレン(ジャン)「分かった、お前ら大体終わってるだろ?全部終わったら少し手伝ってくれ」

ミカサ「分かった…」

ジャン(エレン)「いいぜジャン」

468: 2013/08/10(土) 22:54:05 ID:TOiC4SxA
数分後

エレン(ジャン)「手伝ってくれてありがとな、エレン」

ジャン(エレン)「構わねぇよ、その代わり1つ頼みがあるんだ」

エレン(ジャン)「何だ?昼食のパンをくれってか?」

ジャン(エレン)「ちげぇよ。今度の訓練の時に立体起動装置を上手く扱う方法を教えてくれないか?」

エレン(ジャン)「なんだそんなことか。分かったぜ」

ジャン(エレン)「ありがとよ、助かるぜ」



アルミン「あの2人スゴく仲良くなったよねぇ」

ミカサ「とても仲の悪かった2人があそこまでの仲になるなんて普通はできない…」

アルミン「奇跡って起こるんだね…」

469: 2013/08/10(土) 23:16:44 ID:TOiC4SxA
ミカサ「アルミン…私はスゴく心配だった…私のせいでエレンとジャンの仲がより悪くなるんじゃないかって…」

アルミン「…そんなことはなかったね。無事に済んでよかったよ」

ミカサ「…あとは夜になって2人の体を戻すだけ。エレンギーも十分すぎるほどに溜まってるから問題ない」

アルミン「ははっ…やっぱりミカサはスゴいね…」

ミカサ「そんなことはない…お母さんからこの技を学んだだけ…」

アルミン(前言撤回。東洋人ってスゴい)

470: 2013/08/10(土) 23:31:04 ID:TOiC4SxA
ジャン(エレン)「そろそろ食堂行くか」スタスタ

エレン(ジャン)「昼食まで30分あるか…暇だな」スタスタ

アルミン「僕は本でも読むよ」スタスタ

ミカサ「私は…少し寝る」スタスタ

ジャン(エレン)「オレも寝ようかな。マルコのせいで昨日何回か起きたから眠いや…」スタスタ

エレン(ジャン)「オレもだ…あれはトラウマだな…」

ミカサ「アルミン…何の話?」

アルミン「ミカサは知らない方がいいよ…」

474: 2013/08/11(日) 00:46:42 ID:LRvDMLa6

ミカサ「そう…分かった…」

アルミン「あ、着いたよ」

ジャン(エレン)「オレら以外に誰かいるかな」ガチャ


ライナー「お、エレン達じゃねーか」

ベルトルト「君たちもお腹が空いたのかい?」

エレン(ジャン)「ああ、もうペコペコなんだ」グー

ミーナ「ジャンって意外と食いしん坊なんだね」クスクス

エレン(ジャン)「今日だけなんだけどな…」グー

アニ「アンタ朝食食べなかったの?それぐらいうるさいんだけど…」

ジャン(エレン)「そうだぞジャン」グー

エレン(ジャン)「お前もじゃねーか!!」

475: 2013/08/11(日) 08:13:51 ID:LRvDMLa6



ライナー「オレらも腹が減ってきたな…」グー

ベルトルト「そりゃあ筋トレを長時間してたからね」グー

ジャン(エレン)「はははっ、お前らも結構でかい音出してんじゃねーか」グー

アルミン(うるさくて本に集中できない…)ペラッ

476: 2013/08/11(日) 08:32:34 ID:LRvDMLa6
ミーナ「何の本読んでるのアルミン?」

アルミン「これはね、ジャンに貸してもらった本さ」ペラッ

エレン(ジャン)「えっ!?さっきしまったんじゃないのか!?」

アルミン「実はハマっちゃってね…もう1回読みたくなったんだ」ペラッ


ジャン(エレン)「ホント早くしてくれよなー」グー

ベルトルト「もう限界だよ…」グー

ライナー「休日なんだから早く出してくれてもいいだr…って、えぇぇッ!?」(何であの本がここに…!?まさかアルミンが持ってきたのか…!?)サー

ジャン(エレン)「どうしたライナー!?顔真っ青だぞ!?」

ベルトルト「体調悪いの!?今医療室連れていくからね!」

ライナー「いや……大丈夫だ…」アセアセ

477: 2013/08/11(日) 08:43:39 ID:LRvDMLa6
ライナー「アルミン…その本貸してくれないか…?」ヨロヨロ

アルミン「いいけど…ライナーは立体起動を上手く扱えてるじゃないか」

ライナー(くそっ…コイツどんだけ貸したくないんだよ…!)

ライナー「そ、そうかもしれないけどよ。最近ちょっとしたミスがあるからさ。改めて基礎から学ぼうと思ったんだ」(どうだ!)

478: 2013/08/11(日) 08:45:56 ID:LRvDMLa6

アルミン「分かったよ。はい」スッ

ライナー(あ、あれ?意外とすんなりことが進んだぞ…)パシッ

479: 2013/08/11(日) 08:57:46 ID:LRvDMLa6
ライナー(読むか…)ペラッ

ジャン(エレン)「ライナーその本なんだ?」

ベルトルト「ああ、あれはね……」ヒソヒソ

ジャン(エレン)「………マジかよ」

ライナー(え?まさかベルトルトこの本のこと知ってたのか!?)アセアセ

ベルトルト(君が毎晩その本で抜いてるから知ってるに決まってるだろ)

ジャン(エレン)(スゲェ…よくここで読めるな…)

480: 2013/08/11(日) 09:12:57 ID:LRvDMLa6
ガヤガヤ

ライナー「人も来たな…」(そろそろ読むの止めるか)スッ

ベルトルト「しまった方がいいよ。あのホ〇が来たらめんどくさいからね…」

マルコ「呼んだかい?」

ジャン(エレン)「呼んでねぇよ」

ライナー「…トイレ行ってくる」ガタッ

ベルトルト「フリーダム過ぎるだろ…」

481: 2013/08/11(日) 09:14:12 ID:LRvDMLa6
今から朝御飯食べるので続きは10時ぐらいからになります

482: 2013/08/11(日) 10:09:17 ID:LRvDMLa6
コニー「おーいベルトルトー」スタスタ

ベルトルト「どうしたんだいコニー?」

コニー「ライナーが前屈みで小走りしてたんだけど…何かあったのか?」

ベルトルト「いや、何もないよ…」

ジャン(エレン)「いつも通りだったぞコニー」

コニー「そうか。にやけてたから怖かったんだ」

ベルトルト「ふーん…」

483: 2013/08/11(日) 12:16:53 ID:LRvDMLa6
ライナー「飯食うぞお前ら」ガチャ

コニー「うわっ。何でお前悟ったような顔してんだよ」

ライナー「絶頂に達したからだ」

ジャン(エレン)「気持ち悪いからスルーしとこう。一緒に飯食うぞコニー」

コニー「おう」

ベルトルト「僕もいいかな?」

ジャン(エレン)「いいぞ。あんな変態と一緒に食うのはキツいだろ」

ベルトルト「そうだね」

ライナー「」

485: 2013/08/11(日) 13:10:13 ID:LRvDMLa6
ライナー「オレが…オレが何か悪いことしたか!?」

ベルトルト「だって…工口本片手に持って股間からイカの臭いがするんだよ」

コニー「そしてテントも張ってるんだ」

ジャン(エレン)「ドン引きしない方がおかしいぞ」

ライナー「」

486: 2013/08/11(日) 13:18:32 ID:LRvDMLa6
ライナー「うぅ…」シクシク


エレン(ジャン)「おいエレン、ライナーが泣いてるけど何したんだ」

ジャン(エレン)「変態とは一緒に食べたくないと言ったんだ」

エレン(ジャン)「…随分と酷いこと言ったんだな」

ジャン(エレン)「そりゃあお前…見てみろよ。ライナーの股間」

エレン(ジャン)「何があんだよ…」ジーッ


ライナー「うぐっ…えぐっ…」シクシク

ライナーのブラウン「ズボンが爆発してしまいそうだ」ギンギン



エレン(ジャン)「うわぁ…泣きながら勃ってやがる…」

ジャン(エレン)「あ、アルミンが慰めに行った」

487: 2013/08/11(日) 13:38:20 ID:LRvDMLa6
アルミン「ライナー……大丈夫?」

ライナー「うるせぇ…口Oコンにオレの辛さが分かるもんか…」シクシクギンギン

アルミン「分かるよ…僕だってベルトルトに変態って言われたんだ…」

ライナー「…復讐すっか」

アルミン「そうだね。ターゲットはベルトルトだ。彼も変態軍団の一員にしよう」

ライナー「仲間を増やそうぜ。2人だけじゃ足りない」

アルミン「僕はマルコを誘うよ」

ライナー「オレはここで待機する」

488: 2013/08/11(日) 13:46:19 ID:LRvDMLa6
アルミン「マルコー!」スタスタ

マルコ「何?」モグモグ

アルミン「頼みがあるんだ…ここじゃ話せない…」

マルコ「期待…していいのかな?」

アルミン「もちろん、僕について来て」

489: 2013/08/11(日) 14:03:36 ID:LRvDMLa6
ライナー「……」モグモグシクシクギンギン

アルミン「連れてきたよー」

マルコ「やぁライナー。スゴく器用だね」

ライナー「そうか…?」モグモグシクシクギンギン

アルミン「ライナーはいいや。他にも仲間は必要かな?」

マルコ「その前に…何をするんだい?」

アルミン「ベルトルトをこの変態軍団に入れるのさ」

マルコ「へぇ…確かにここのメンバーは面構えが違うね。性欲と復讐が交じったいい表情だ」

アルミン「誉めてくれてありがとう。どうやって陥れるかはまだ決まってないからとにかく人数を増やそう。」

マルコ「でも…自ら変態だって言う人いるのかな…?」

アルミン「そこはこれを使う…」スッ

マルコ「それは…!?」

アルミン「人の心を読む薬さ…」

490: 2013/08/11(日) 14:14:34 ID:LRvDMLa6
マルコ「そんな…!薬は教官が厳重に保管してるって…!」

アルミン「フフフ…こんなこともあろうかと隠し持ってのさ…」

ライナー「スゲェな」モグモグギンギン

アルミン「この薬をライナーが飲んで仲間を増やすのさ」

ライナー「え!?何でオレ!?」

マルコ「もしかしたら変態なのを知られて隠滅のために襲われるかもしれないじゃないか」

アルミン「そこで僕らよりも頑丈なライナーの役目さ」

ライナー「…鬼共め」モグモグギンギン

アルミン「違うよ。僕たちは…」ニヤリ

マルコ「変態さ」ニヤリ

491: 2013/08/11(日) 14:30:45 ID:LRvDMLa6
ライナー「仕方ねぇ…」パクッ

アルミン「この薬は人体には影響しないから光ることはないハズだよ」

マルコ「大人になったり、子供になるのは光るんだ…」

ライナー「早速聞こえてきた…」

アルミン「ホント!?教えてくれ!」

ライナー「待ってろよ…」

<アニカワイイナ…
<ライナーガナンカミオボエノアルクスリヲノンダナ…
<アナルヲオカシタイ…
<ロリノチッパイヲモミタイ…

ライナー「ベルトルトとエレンとアルミンとマルコの心の声が聞こえた」

アルミン「ベルトルトは何て言ってたんだ!?」

ライナー「アニが可愛いと言ってたな」

アルミン「あー確かにね。口Oコンの僕でも分かるな」

マルコ「ホ〇の僕でもそう思うよ」

492: 2013/08/11(日) 14:40:47 ID:LRvDMLa6
ライナー「しかし問題はエレンだ…アイツオレが薬を飲んだことに気づいてる…」

アルミン「彼は…僕らが派手な動きをしない限り動かないよ」

マルコ「ほら、早く変態を探してよ」

ライナー「ちょっと待てよ…」

<アニニケラレタイ…
<フランツカッコイイ…
<ハンナガトテモカワイイ…
<ムラムラガオサマラナイ…キノウノエレントジャンノハダカヲミタセイダ…

ライナー「…ダズとバカ夫婦とマルコ…お前だ」

マルコ「また?」

アルミン「残りの3人の中に変態はいたかい?」

ライナー「ああ、ダズが変態だった。Mのようだ」

マルコ「よし!誘ってくるよ!」ダダッ

493: 2013/08/11(日) 14:53:42 ID:LRvDMLa6
マルコ「連れてきたよ。意外とすんなり来てくれた」

ダズ「だって報酬でアニに蹴ってもらえるんだぞ。来ないわけがないだろ」

アルミン(絶対嘘だね)

マルコ(うん)

ライナー「よし次来た!」

<イモオンナノヤツ…サンザンメシクッタクセニマダマンプクジャナサソウダ…
<キノウノアッカーマンニマタアッテミタイナ…
<ヘンタイドモガアツマッテル…ナンカアヤシイナ…
<エレンノイキガオハコウフンシタナー、ヤバイタッテキタ!

マルコ「トイレ行ってくるね」スタスタ

ライナー「お、おう…今回はユミルと教官とジャンとマルコだ」

ダズ「何でそんなマルコ出てくんだよ…」

アルミン「もうマルコの心を読む薬だよ…」

494: 2013/08/11(日) 15:11:45 ID:LRvDMLa6
ライナー「てかもう必要ないだろ。これ以上人数は」

アルミン「うん…僕もそう思った」

ダズ「ベルトルトをどうするんだ?」

アルミン「マルコがいる時点で決まってるじゃないか」

ダズ「オレはマルコの性癖を知らないんだが…」

ライナー「ホ〇だ」

ダズ「ベルトルトをどうするかは大体分かった…」

495: 2013/08/11(日) 15:21:38 ID:LRvDMLa6
カンカンカン

ジャン(エレン)「片付けるか」ガタッ

ベルトルト「そうだね…」ガタッ

コニー「なぁ…あそこでライナーとアルミンとダズが怖い顔で話してるんだが…」

ジャン(エレン)「気をつけといた方がいいな…」

ベルトルト「変態の行動力は侮れないからね…」

496: 2013/08/11(日) 15:31:12 ID:LRvDMLa6
アルミン「今日行おう」

ライナー「分かった。夕食前にやるか」

ダズ「作戦は?」

アルミン「まずどこかの部屋にベルトルトを誘う。そこで待ち構えてるのはマルコだ。後ろから僕たちが彼の手や足を抑えてゆっくりとマルコに犯してもらう」

ダズ「…でもよぉ。多分オレ達は怪しまれてるぜ。オレ達の誰かが誘ったところで断られるに決まってる」

ライナー「そこんところはオレが新しく仲間を見つける」

アルミン「だってさ。他に聞きたいことは?」

ダズ「後ろから襲うのはマルコの方がいいんじゃないか?」

アルミン「それに関してはね、まずマルコは裸だ。それを見れば誰だって驚く。そして体が固まるからそっちの方が抑え込みやすいんだ」

アルミン「後ろにマルコだとね。裏拳とか食らいそうじゃないか。そしたら1発でアウト。だから他のやられてもいいやつが後ろ側をやるんだ」

ダズ「なるほどぉ…」

497: 2013/08/11(日) 15:34:17 ID:LRvDMLa6
アルミン「決行は4時だ。それまでバラバラに動いてくれ。集合場所は僕たちの部屋だ。いいね?」

ライナー「おう、また後でな」タッ

ダズ「頑張って仲間を集めてくれよ」タッ

アルミン「さて…僕は図書室にでも行って心を落ち着かせようかな」スタスタ

498: 2013/08/11(日) 15:41:32 ID:LRvDMLa6
4時

エレン達の部屋

アルミン「集まったね皆…」

ライナー「ワクワクしてきたぜ…」

マルコ「僕も…ムラムラしてきたよ…!!」

ダズ「上手くいけば…アニのご褒美が…!!」

アルミン「そして新入りさんどうぞ!」

ガチャ

トーマス「何でオレがここに…」

ライナー「オレの変態センサーに引っ掛かったんだから大人しくしろ」

マルコ「何でトーマスが?」

ライナー「それはコイツがバイでドSだからだ」

ダズ「…見た目とは裏腹な性癖してんな」

アルミン「それにダブルとはね…協力な味方だ」

499: 2013/08/11(日) 15:48:00 ID:LRvDMLa6
トーマス「じゃあ…誘ってくるよ…」

アルミン「よし!皆各々の場所でスタンバイをするんだ!!」

変態軍団「ウオオーー!!!」


図書室

ベルトルト「…何も起こらないね」

ジャン(エレン)「そうだな、杞憂だったか」スタスタ

ベルトルト「どこ行くんだい?」

ジャン(エレン)「トイレだよ。アイツらとは違ってちゃんとした方だ」

500: 2013/08/11(日) 16:05:05 ID:LRvDMLa6
トーマス「ベルトルトー!助けてくれー!」ダダダッ

ベルトルト「トーマス…1回落ち着いて…」(回りに誰もいなくてよかった…誰かいたらアイツうるせぇ!って思われたかもしれない…)

トーマス「オレ…何でか分かんないけどマルコに襲われそうになって…」

ベルトルト「それは怖かっただろうね…」

トーマス「それで…アイツは次にアニを襲おうとしてる…」

ベルトルト「それは本当なのか!?」

トーマス「ああ…どうやらアイツはバイらしく…」

ベルトルト「あのホ〇野郎…!!ブチのめす…!!」ダダダッ

トーマス「ふぅ…これでいいんだよなアルミン…」

501: 2013/08/11(日) 16:18:52 ID:LRvDMLa6
ベルトルト「急がないと…!!アニが…!!」ダダダッ

トーマス「早っ…追いつけねぇ…」


アルミン(まだかなまだかな♪)

ライナー(マルコ頑張ってくれよ♪)

ダズ(お、来た来た)

マルコ(走ってくる音が聞こえる…そんなに僕に会いたいのか…!!)

502: 2013/08/11(日) 16:35:16 ID:LRvDMLa6
ベルトルト「マルコォー!!」ガチャ!!

マルコ「待ってたよ!」

マルコのボット「いい男じゃねーか!!」ギンギン

ベルトルト「」

アルミン「全員かかれぇ!」ダッ

ベルトルト「」ブンッ

アルミン「ぐはぁっ!!」ドサァッ!!

アルミン「」チーン

ライナー「…………は?」

ダズ「何が………起こった?」

トーマス「アルミンが…一瞬で倒れた…」

マルコ「あ、あれ?おかしいぞ……」

マルコのボット「話が違うじゃねーか…」ギンギン

503: 2013/08/11(日) 16:43:08 ID:LRvDMLa6
ベルトルト「」ゴゴゴゴ…

ライナー「た、退却!!退却しろぉ!!」

ベルトルト「」ガシッ

ライナー「へ?」バキイッ

ライナー「」チーン

トーマス「ライナァァア!!」ダッ

ダズ「後ろを向くな!殺されr…」ガシッ

ダズ「あ…」ゴキャ

ダズ「」

トーマス「ダズ!!」ガシッ

トーマス「やば…」グシャ

トーマス「」チーン

マルコ「や、やばい…殺される…」ビクビク

マルコのボット「ど、どうすんだよ、旦那ぁ…」ビクンビクン

504: 2013/08/11(日) 17:05:54 ID:LRvDMLa6
ベルトルト「」スタスタ

マルコ「ご、ごめんなさい!!」ズザァ

マルコのボット「旦那…まさか土下座をするとはな…亀頭が床に当たって痛いぜ…」ヒリヒリ

ベルトルト「…分かってくれたならいいんだ」フッ

マルコ(な…何とかなったぁ…)ホッ

ベルトルト「一つ、言いたいことがあるんだ」ガシッ

マルコ「え?」

ベルトルト「次、同じようなことをしたら……」

ベルトルト「この程度じゃ済まさないからね」ニコッ

マルコ「…は、はい…」

マルコのボット「恐ろしい…」シュンシュン…

ベルトルト「それと」ニギッ

マルコ「あひぃ!」ビクン

マルコのボット「いてぇ!!」ビクン

ベルトルト「次やったらこれも削ぎ落とすよ」

505: 2013/08/11(日) 17:19:44 ID:LRvDMLa6
ベルトルト「あと、これ片付けてね」

アルミン「」

ライナー「」

ダズ「」

トーマス「」

マルコ「…わ、分かりました…」


廊下

ベルトルト「ふぅ…疲れた…」ダラダラ

ジャン(エレン)「どうしたベルトルト?すごい量の汗出てるぞ」

ベルトルト「ちょっと運動したんだ」

エレン(ジャン)「おーいお前らー。そろそろ夕食の時間だぞ」

ベルトルト「分かったよ。少し急ごっかエレン」

ジャン(エレン)「そうだな。…どっちが先に着くか勝負しないか?」

ベルトルト「いいよ。ジャンもやろう」

エレン(ジャン)「いいぜ。オレが一番乗りだ!」ダッ

506: 2013/08/11(日) 17:38:17 ID:LRvDMLa6
食堂

ジャン(エレン)「はぁ…はぁ…」ゼェゼェ

ベルトルト「疲れたね」

エレン(ジャン)「何で一番最初に着いたのに疲れてないんだよ…」ゼェゼェ

ジャン(エレン)「羨ましいぜ…」

ベルトルト「2人ともあまり運動してなかったからだと思うよ。久々に動くとキツいからね」

ジャン(エレン)「そうか…はぁ…疲れた…」ゼェゼェ

エレン(ジャン)「あーくそっ…まるで子供みたいだな…こんなことで本気出すなんてよ…」ゼェゼェ

ベルトルト「童心に帰るってことでいいんじゃない?」

508: 2013/08/11(日) 20:08:25 ID:LRvDMLa6
食べ終わりました。続きを書きます


エレン(ジャン)「そういやあの変態共どこ行った?」モグモグ

ジャン(エレン)「まさかまたトイレ行ってんのか?」モグモグ

コニー「アイツらなら医療室にいるぞ」モグモグ

エレン(ジャン)「何でだ?」モグモグ

コニー「気を失ってるってよ。マルコが付き添いでいたぞ」モグモグ

エレン(ジャン)「じゃあこのあとはホ〇の心配をしなくていいってことだな…」モグモグ

ジャン(エレン)「…アルミンは大丈夫かな」モグモグ

コニー「大丈夫だぞ。アルミンも気を失ってるだけだったからな」モグモグ

ジャン(エレン)「いや、そういう問題じゃなくて…」モグモグ

エレン(ジャン)「…マルコか」モグモグ

509: 2013/08/11(日) 20:16:19 ID:LRvDMLa6
コニー「そういえばマルコは変だったぞ」モグモグ

ジャン(エレン)「変って…何が?」モグモグ

コニー「ずっと謝ってたんだ。ごめんなさい…ごめんなさい…ってな」モグモグ

エレン(ジャン)「怖いなそれ…」モグモグ

コニー「ホントだよ…今日夢に出てくるかもしれねぇな」モグモグ

ベルトルト(僕がやったことは秘密にしとこ)モグモグ

510: 2013/08/11(日) 20:27:43 ID:LRvDMLa6
ジャン(エレン)「それならアルミンに手を出さないだろ。まあ一応大丈夫だろうけど行くか」モグモグ

エレン(ジャン)「オレはマルコを慰めておくよ…友達だからな」モグモグ

ベルトルト「僕はお風呂に入るよ」モグモグ

コニー「いいのか?ライナーは同郷なんだろ?」モグモグ

ベルトルト「いいんだ。たまには厳しくしないとね」モグモグ

ジャン(エレン)「ミカサも誘った方がいいな」

コニー「飯食い終わってから誘ったら?」モグモグ

ジャン(エレン)「そうだな。今クリスタ達と仲良く食べてるようだから水差すのもあれだしな」モグモグ

511: 2013/08/11(日) 20:36:27 ID:LRvDMLa6
カンカンカン

ジャン(エレン)「片付けるか」カチャカチャ

コニー「ちょっ、ちょっと待ってくれよ!まだオレ食べ終わってないんだ!」モグモグ

エレン(ジャン)「おせぇぞコニー。いつもならオレより早く食べ終わるじゃねぇか」カチャカチャ

コニー「それはサシャに飯を取られて食う量が少ないからだ!今日は珍しく来なかったらゆっくり食べちまってたんだ!」モグモグ

ベルトルト「暇だから僕は待ってるよ」カチャカチャ

コニー「助かるぜベルトルト…」モグモグ

ジャン(エレン)「オレらは先に片付けてるぞ~」カチャカチャ

512: 2013/08/11(日) 20:46:13 ID:LRvDMLa6
クリスタ「じゃあミカサ、またお風呂でね」カチャカチャ

ミカサ「ええ…」カチャカチャ

サシャ「ミカサの話を聞くのは面白いですね~」カチャカチャ

ユミル「エレンの子供話は笑えるな~」カチャカチャ

ジャン(エレン)「なぁミカサ。アルミンが気を失って医療室に行ったらしいからさ。大丈夫かどうか確かめに行こうぜ」

ミカサ「分かったけど…アルミンが気を失うって何があったの…!?」

ジャン(エレン)「そこのところはオレも知らないんだ。だからアルミンに聞こうかなって思ってな」

513: 2013/08/11(日) 20:52:05 ID:LRvDMLa6
医療室

アルミン「……ここは…どこだ?」パチッ

医者「あ、起きたようだね。気分はどうかな?」

アルミン「身体中が痛いです…」

トーマス「お前もか…オレも痛いぞ…」

アルミン「トーマス…どうして君も…?」

ダズ「オレもいるぞ…」

アルミン「ダズまで…!ライナーは…?」

ライナー「」チーン

514: 2013/08/11(日) 21:03:23 ID:LRvDMLa6
医者「ブラウン君はまだ気を失ってるんだ。彼だけ異様に強くぶつけられてたんだ」

アルミン「そうなんですか…」(なんだ…?気を失う前が全く思い出せない…)

ガチャ

ジャン(エレン)「失礼します。アルレルト訓練兵はいますか?」

アルミン「あ、ここだよエレン」

ジャン(エレン)「そこか…ってお前スゴいことになってるぞ…!」

アルミン「ああ、スゴい傷だよね…」

ミカサ「一体何があったの…?」

アルミン「それがね…思い出せないんだ…いや、思い出したくないんだ…」

ジャン(エレン)「よっぽど恐ろしいことだったのか…」

515: 2013/08/11(日) 21:17:45 ID:LRvDMLa6
エレン(ジャン)「おい、マルコ大丈夫か?」

マルコ「ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…はっ!?ジャンか…!ビックリさせないでよ…」

エレン(ジャン)「いや、オレの方がビックリしたんだが…まあいい、大丈夫なのかお前?」

マルコ「いや…トラウマを作られてね…」

エレン(ジャン)「マジかよ…何があったんだ…!?」

マルコ「それが…あまりにも怖くて思い出せないんだ…」

エレン(ジャン)「そうか…それなら一つだけ言う」

マルコ「…何だい?変態なのを侮辱でもする気…?」

エレン(ジャン)「違う。色々あったがやっぱりお前とは友達でいたいってことを言いたかったんだ。お前がホ〇って聞いたとき1回引いちまったけどよ…それは本当にすまなかった…!」バッ

マルコ「そんな…頭を上げてよ…」

エレン(ジャン)「…もしかしてよ、オレ達がお前らの悪口を言っちまったからこんなことが起こったのか?」

516: 2013/08/11(日) 21:27:21 ID:LRvDMLa6
マルコ「!……うん、そうだよ」

エレン(ジャン)「ごめんな…オレらが悪ふざけをしたせいでこんなボロボロになっちまって…」

エレン(ジャン)「こんな屑野郎だけども…また、友達になってくれるか?」

マルコ「それは…僕の台詞だよ…僕の方こそ…よろしくお願いします…」



医者「青春だね~」

ジャン(エレン)「無事仲直りできてよかったな…」

アルミン「本当だね…」

517: 2013/08/11(日) 21:36:25 ID:LRvDMLa6
エレン(ジャン)「なぁマルコ…お前は怪我してないんだよな?」

マルコ「うん…」

エレン(ジャン)「じゃあ…風呂入りに行こうぜ…ほとんどの奴らが起きたようだから付き添わなくても大丈夫じゃないか?」

マルコ「うん…」



ジャン(エレン)「アルミンはまだ無理か…」

アルミン「今日はもう入れないよ…それぐらい痛いんだ」

医者「今日はもう寝た方がいいよ。他の子達もね」

トーマス「はい…」

ダズ「はい…」

ライナー「」チーン

518: 2013/08/11(日) 21:46:44 ID:LRvDMLa6
風呂

エレン(ジャン)「ふぅ…」

マルコ「……」

エレン(ジャン)「なぁ…一つ疑問なんだけどよ。今まではホ〇ってことを隠してたんだろ?何でこの数日間こんなさらけだしてたんだよ…」

マルコ「それはね…ある薬を飲んでしまったのさ…」

エレン(ジャン)「薬って…あの薬か!?」

マルコ「いや、それとは違うんだ…5日前、部屋を掃除していたらある一粒の薬を見つけたんだ…その薬の名は「性欲を膨張する薬」…」

エレン(ジャン)「何だよそれ…?」

519: 2013/08/11(日) 22:03:14 ID:LRvDMLa6
マルコ「その薬の効果はね、男性器がいつもよりでかくなったり、包茎が治ったり、早漏じゃなくなるって近くに落ちてた紙に書いてあったんだ…他にも書いてあったよ…」

エレン(ジャン)「……それってさ、エレンのベッドの近くに落ちてたか…?」

マルコ「うーん…確か近くだったはずだよ」

エレン(ジャン)(その薬ってエレンのじゃないのか!?)

520: 2013/08/11(日) 22:15:04 ID:LRvDMLa6
マルコ「誰のだろうと思ってね。その薬のことを他の人に言ったらお前が貰っとけって言われて…」

エレン(ジャン)「ちょっと待て。オレ聞かれてないぞ」

マルコ「ジャンには必要ないと思ってね」

エレン(ジャン)「な、何でだ…?」

マルコ「1回だけ腰巻きが外れたときがあったろ。その時数人がジャンのを見たんだよ」

エレン(ジャン)「そ、その数人って誰だ…?」

マルコ「トーマスとサムエルとフランツだよ。それでジャンのでかさに驚いてね…それを思い出したらこれはジャンのじゃないなと思って聞かなかったんだ」

521: 2013/08/11(日) 22:21:58 ID:LRvDMLa6
エレン(ジャン)「そうか…じゃあ上がるか」ザバァッ

マルコ「そうだね、今日は疲れたから早く寝よう」ザバァッ

エレン(ジャン)「もうそろそろだ…もうそろそろで元の体に戻れるっ!」

エレン(ジャン)「待ってろよオレの体!」

マルコ「明日が楽しみだ…これで戻ってなかったら笑い者だね」

エレン(ジャン)「そ、そんなことはない!ミカサに限って出来ないなんてことはない!」

マルコ「ははは、ちょっとふざけただけさ」

522: 2013/08/11(日) 22:33:05 ID:LRvDMLa6
エレン達の部屋

エレン(ジャン)「あー眠い…」ガチャ

ベルトルト「あ、ようやく来たか…ずっと一人だったから寂しかったよ」

エレン(ジャン)「悪い悪い。ちょっと風呂入ったあと少し話しててな」

マルコ「あれ?エレンは?」

ベルトルト「まだ来てないよ。多分今ごろ風呂入ってるんだろうね」

エレン(ジャン)「…じゃあもう寝ようぜ」

マルコ「そうだね…」

ベルトルト「おやすみ…zzz…」

523: 2013/08/11(日) 22:38:59 ID:LRvDMLa6
数分後

ジャン(エレン)「ギリギリだったな…!就寝時間まであと5分もない…!」ガチャ

ジャン(エレン)「皆寝てる…起こさないように気をつけよ…」スタ…スタ…

ジャン(エレン)「よし、オレのベッドに着いた…zzz…」

524: 2013/08/11(日) 22:45:55 ID:LRvDMLa6
エレンの夢の中

エレン『来たか…この日が…!!』

エレン『…ミカサはもう寝たんだろうか?もしかしたらまだ寝てないとか…』

ミカサ『エレン。私ならここにいる』

エレン『来てくれたか!じゃあ次はジャン待ちか!』

ミカサ『上手く来れるといいんだけど…』

525: 2013/08/11(日) 22:49:04 ID:LRvDMLa6
<オーイオレハココダー!

エレン『ジャンの声だ!』

ミカサ『行こうエレン!』ダダダッ

エレン『もちろんだ!』ダダダッ

526: 2013/08/11(日) 22:53:35 ID:LRvDMLa6
ジャン『おーい!』

エレン『来たぞジャン!』

ジャン『やっと来たかぁ!』

ミカサ『じゃあエレンはこっちの夢の世界に行って、ジャンはこの世界に残って、私の役目は終わったから自分の夢の中に戻る』ダダダッ

ジャン『これで明日から!』

エレン『元の体だー!』

527: 2013/08/11(日) 23:03:42 ID:LRvDMLa6
1年後

旧調査兵団本部

エレン「……ということがあったんですよ」

ペトラ「…ねぇ、それ本当なの?」

エルド「話としては面白いが現実味がないな…」

エレン「事実ですって!何で信じてくれないんですか!?」

グンタ「体が入れ替わるって聞いて普通は信じられないぞ!」

オルオ「まあ暇潰しにはなったな。途中で薬とか出てきてから嘘だなと思ったぜ」

エレン「くそ…どうして信じてくれない…リヴァイ兵長!今の話本当だと思いましたか!?」

リヴァイ「……最初の方は創作だと思っていたが、薬が出てきてから本当だと分かったな」

リヴァイ班「「えっ!!?」」

528: 2013/08/11(日) 23:13:17 ID:LRvDMLa6
オルオ「へ、兵長!?どういうことですか!?」

グンタ「オルオと真逆のことを言いましたね…」

リヴァイ「…数日前にエルヴィンから一つの話を聞いた…体が成長する薬等を訓練兵団のキース教官から受け取ったとな…」

エルド「そ、それってまさか!?」

リヴァイ「そうだ…そいつがさっき話してた薬のことだ」

ペトラ「じ、じゃあ…本当にあった話だったの!?」

エレン「さっきから言ってましたよ!本当だって!」

529: 2013/08/11(日) 23:20:42 ID:LRvDMLa6
リヴァイ「おい…うるせぇぞ」

エレン「は、はい…すいませんでした…」

リヴァイ「それと明日あのクソメガネが来ることは言ってたな」

ペトラ「はい。珍しい薬が見つかったので持ってくるとか言ってましたね」

グンタ「その薬って…あの人何する気だよ!?」

エレン「恐ろしいことしか想像できませんね…」

リヴァイ「…エレン、そろそろ就寝時刻だ。お前らもさっさと寝ろ」

エレン「分かりました…!」(なーんか他にも嫌な予感が…)

リヴァイ班「はい…!」(明日憂鬱だ…)

530: 2013/08/11(日) 23:24:44 ID:LRvDMLa6
エレンの夢の中

エレン『ああ…明日オレも実験されんされるんだろうか…?』

エレン『あれ?あそこの壁が割れている…行ってみよ』スタスタ

531: 2013/08/11(日) 23:32:50 ID:LRvDMLa6
リヴァイの夢の中

リヴァイ『これは…夢か…久しぶりだな。夢なんか見るのは…』

エレン『兵長ーー!』ダダダッ

リヴァイ『…悪夢だ』

532: 2013/08/11(日) 23:38:23 ID:LRvDMLa6
エレン『何でオレの夢の中にいるんですか!?』

リヴァイ『あ"ぁん…何言ってんだ?』

エレン『す、すいません!少しテンパってしまい…』

リヴァイ『これは…お前がさっき言ってた話の一部か…』

エレン『え…?じゃあまさか…!?』

リヴァイ『あそこにいるぞ』


ミカサ『エレンギーが尽きそう…なのにエレンが見当たらない…』ヨロヨロ

533: 2013/08/11(日) 23:43:59 ID:LRvDMLa6
リヴァイ『…アイツは何しに来たんだ?』

エレン『何か補給するとか言ってました。ここは兵長の出る幕ではありません!オレに任せてください!』ダッ

リヴァイ『……捕まったな』

<ハナセーー!!

534: 2013/08/11(日) 23:58:19 ID:LRvDMLa6
リヴァイ『…アイツの話通り骨が砕ける音がするな…』

<ヤメテクレー!!

リヴァイ『…離した。もう補給したのか…何でこっち来てんだ…?』

<ニゲテクダサイヘイチョー!

リヴァイ『何か言ってんな…』

ミカサ『…!』ダッ

リヴァイ『まさかエレンを蹴ったの根にもってんのか…?』

535: 2013/08/12(月) 00:02:13 ID:9VX5J9XA
リヴァイ『まあ…来たら倒せばいいだろ』

<イマノミカサハナンデモアリナノデニゲテクダサイ!!

リヴァイ『何言ってんだ…?』

ミカサ『チビに然るべき報いを…!』ブゥン

リヴァイ『分身しただと…!?』

536: 2013/08/12(月) 00:08:10 ID:9VX5J9XA
ミカサ1『然るべき…報いを!』ジャキッ

リヴァイ『コイツ何でブレード持ってんだ!?』ダッ

ミカサ2『遅い!』ゴオォォ…

リヴァイ『立体起動装置まで…!?』

ミカサ3『捕まえたぁ!!』ガシッ ヒョイ

リヴァイ『くそっ…話せ…!』ジタバタ

537: 2013/08/12(月) 00:10:51 ID:9VX5J9XA
ミカサ4『このチビをあっちの世界に投げよう!』

ミカサ3『分かった!』ポイッ

リヴァイ『うおっ!』ヒュー

エレン『あ、ああ…兵長が…』ガクッ

538: 2013/08/12(月) 00:14:06 ID:9VX5J9XA
エレン『い、意識が…薄れて…く』

ミカサ『十分補給できた…!ありがとうエレン…!!』フッ

エレン『消えるのか…本当…何でもアリ…だな…』ドサッ

539: 2013/08/12(月) 00:17:11 ID:9VX5J9XA
次の日

とある部屋1

???(???)「ああ…眠い…それに小さくなった感じがする…何でだ…?」


とある部屋2

???(???)「…体がでけぇ…」ムクッ

540: 2013/08/12(月) 00:20:31 ID:9VX5J9XA
???(???)「体が重い…1回食堂に行こう…」スタスタ


???(???)「体が軽いな…まず食堂に行くか」スタスタ

541: 2013/08/12(月) 00:37:05 ID:9VX5J9XA
食堂前

???(???)「何か声が聞こえるな…もうハンジさん来てるのか?」ガチャ


大人オルオ「随分と遅いのぉ…新入りぃ…」ヨボヨボ

子供グンタ「あははは!オルオ爺いみたいだ!」

エルド(性格逆)「何なんだよこれぇー…皆どうしたんだよぉ…」ビクビク

エレン(リヴァイ)「おい、クソメガネ。どうしてくれんだ、この状況」

ハンジ「あはは!待って!今笑いすぎてお腹が痛い!」

ペトラ「何よこれ…何で皆の心の声が聞こえるのよ…」


リヴァイ(エレン)「…何だよこれ…」

終わり

542: 2013/08/12(月) 00:42:16 ID:9VX5J9XA
以上で終わりです。1ヶ月近く続いたけど終わることが出来ました。
おまけとか読みたい人は明日の12時までに書いといてください
ない場合は書きません。

543: 2013/08/12(月) 02:45:44 ID:KkWCusbo
乙乙!
ずっと見てたよ!
おまけは書いてくれるんなら見たい

549: 2013/08/12(月) 13:01:37 ID:9VX5J9XA
2人の体が戻った日の朝

チュンチュン

エレン「…ん、朝か」ムクッ

ジャン「やっと起きたかエレン」

エレン「ジャン!と言うことは…!!」

ジャン「そうだ…無事戻ったんだ!」

エレン「よっしゃぁ!!懐かしいぜこの体!」グッ

ジャン「…朝食食いに行くぞ。もう皆起きてるからな」

エレン「そうだな…!それに体がちゃんと戻ったことをミカサに言わねぇと!」

550: 2013/08/12(月) 13:08:20 ID:9VX5J9XA
食堂

ミカサ「…エレン達が来ない…!」ウズウズ

クリスタ「ちゃんと戻ったのかな…?」

ユミル「もしかしたら戻ってなくて私たちに会うのが恥ずかしいのか?」ニヤニヤ

ミカサ「…ッ!そんなのは嫌だッ…!」ガタッ

サシャ「あ、来ましたよ2人とも!」



エレン「何か違和感があるな…」スタスタ

ジャン「5日間も違う体だったからな…」スタスタ

551: 2013/08/12(月) 13:24:23 ID:9VX5J9XA
ミカサ「よかった…!ちゃんと戻ってる…!」

ユミル「何で分かんだ…?声聞こえないだろ…」

ミカサ「動作で分かる…それに雰囲気も戻ってる…!」

クリスタ「スゴい…」


エレン「ミカサ!ちゃんと戻れたぜ!」

ミカサ「本当によかった…!無事に戻れて…!」ウルッ

エレン「おいおい、泣くなよ。お前のお陰で戻れたんだからさ…」ダキッ

ミカサ「エ、エレン!?きゅ、急に抱きついてどうしたの!?」アセアセ

エレン「…体が入れ替わったときに支えてくれてありがとな。それと…今まで素っ気ない態度取っててごめんな。これからはお互い…頑張ろうぜ…!」ギュッ

ミカサ「うん…うん…!」


ジャン「……飯食うかマルコ…」

マルコ「そんな悲しい顔しないでよ…」

552: 2013/08/12(月) 14:01:06 ID:9VX5J9XA
エレン「アルミンがいないけど…流石にあの傷は1日では治らないか」

アルミン「呼んだかいエレン?」スタッ

エレン「えっ!?大丈夫なのか!?」

ミカサ「傷が癒えてるけど…本当に大丈夫なの…!?」

アルミン「大丈夫だよ!ねぇ皆!」

ダズ「ああ!バッチリ回復したぜ!」

トーマス「今日から訓練あるらしいけど問題ないぜ!」

エレン「すげぇなお前ら…あれ、ライナーは?」

ライナー「呼んだか?」スタッ

ベルトルト「全身骨折したらしいのに1日で治るなんて…化け物だよ」

ライナー「いやぁ、照れるぜ!」

ベルトルト「誉めてないよ…」

553: 2013/08/12(月) 14:09:10 ID:9VX5J9XA
アルミン「ライナーに比べたらそこまで怪我はしてなかったんだ。肋骨が2本折れたりとか腕が砕ける程度だったんだ」

エレン「…お前ら不氏身なんじゃねぇの?」

アルミン「そんなことあるわけないじゃないか。面白いこと言うな~」

トーマス「ホントだな」ハハハ

ダズ「じゃあオレらはあっちで食うからエレンはミカサと食べてな」

アルミン「今日はこのメンバーで食べたい気分だからね」

エレン「そうか…分かったよアルミン」

554: 2013/08/12(月) 14:23:17 ID:9VX5J9XA
エレン「アイツらすげぇな…骨が折れて1日で治るって…」

ミカサ「アルミン達なら何でも出来そうな気がしてきた…」

エレン「飯食うか…朝から衝撃的なのを見ちまったから食欲沸かねぇけど…」

ミカサ「ええ…」



ジャン「」モグモグ

マルコ「ジャン…何か見ててとても切ないよ…」モグモグ

555: 2013/08/12(月) 15:17:40 ID:9VX5J9XA
アルミン「今日は久々の訓練だからね。気を引き閉めていこう」モグモグ

トーマス「確か格闘訓練と座学と立体起動訓練だよな」モグモグ

ライナー「怪我しないように頑張ろうぜ」モグモグ

ダズ「そうだな……って何だあれ!?皆見てみろよ!」モグッ

アルミン「あ…あれは…!」


ジャン「」モグモグ

クリスタ「ジャン…元気出して…」

サシャ「一体どうしたんですか…!?」

マルコ「…エレンとミカサが抱き合ってるのを見たんだ…童O(ジャン)にはキツかったよ…」

ユミル「まったく…せっかく戻ったってのに…」


アルミン「…羨ましいですね」ワナワナ

ライナー「そうですね…!」ワナワナ

ダズ「オレは関わんねーぞ」モグモグ

トーマス「オレも」モグモグ

556: 2013/08/12(月) 15:48:12 ID:9VX5J9XA
ライナー「あのジャンの周りにクリスタがいるなんて信じられん…」モグモグ

アルミン「何とかして彼を変態軍団に入れたいね…」モグモグ

トーマス「お前らまだそんなこと言ってたのか…」モグモグ

ダズ「もう諦めようぜ…あそこには近づけない…」モグモグ

ライナー「…それでもお前ら変態なのか?」

ダズ「うん」

トーマス「そうだぞ」

アルミン「何言ってるのライナー?」

557: 2013/08/12(月) 16:00:03 ID:9VX5J9XA
ライナー「あれ?アルミンまでトーマス達側につく?」モグモグ

アルミン「当然だよ。だってライナーはもう皆に変態ということは知られてるけど、僕はまだ気づかれてないからね」モグモグ

トーマス「ライナーはこれ以上堕落してもいいけどオレ達はダメなんだよ」モグモグ

ダズ「だからもうオレ達は変態軍団を辞めるよ。変態はお前だけだ…」モグモグ

ライナー「…口OコンにドMにバイが変態軍団から逃れられるとでも…?」

アルミン「うん、じゃあ僕たちは食べ終わったから片付けるね」

ライナー「…女子領にお前らの性癖を書いた紙を貼ってやるよ…」

トーマス「はぁ!?何だよそれ!?」

ダズ「完全な逆恨みじゃねぇか!」

ライナー「それをされたくなかったら変態軍団でいるんだな…」ニヤァ

558: 2013/08/12(月) 16:19:23 ID:9VX5J9XA
アルミン「くそ…君はもう兵士じゃない…」

ライナー「そうだ。オレは戦士であり…変態だ!」モグモグ

トーマス(なぁダズ…コイツもうどうしようもないな…)

ダズ(ホントだな…吐き気がするぜ…)

ライナー「お前らもちゃんと協力しろよ!」モグモグ

変態軍団「「はーい…」」

559: 2013/08/12(月) 16:50:40 ID:9VX5J9XA
カンカンカン

ライナー「まずは格闘訓練だ。オレがアイツとやる」カチャカチャ

アルミン「上手くいければいいけどね~…」カチャカチャ

トーマス「オレ達は離れたところから多分見守ってるよ」カチャカチャ

ダズ「期待してないけど頑張れよ」カチャカチャ

ライナー「もちろんだ!」カチャカチャ



エレン「なぁミカサ。格闘訓練一緒にやろうぜ」カチャカチャ

ミカサ「分かったけど…いつもはアニとやってるのにどうして?」カチャカチャ

エレン「今日はミカサとやりたい気分なんだ。それにそろそろお前に勝ちたいしな」カチャカチャ

ミカサ「…それはできない。何故なら私はエレンよりずーっと強いから」カチャカチャ

エレン「言ったなミカサ!絶対勝ってやる!」カチャカチャ

ミカサ「ふふっ、それは楽しみ…」カチャカチャ

560: 2013/08/12(月) 17:13:49 ID:9VX5J9XA
格闘訓練

ライナー「おいジャン!一緒にやらないか!?」

ジャン「…分かった」

ライナー「よし…じゃあオレが暴漢役やるぜ…!」(これで…ジャンに痛い目見してやる!)



エレン「」チーン

ミカサ「エレン…前やったときよりもとても強くなってる…けど、まだ私には勝てない」

エレン「くそぉ…強すぎる…」



562: 2013/08/12(月) 17:37:42 ID:9VX5J9XA
マルコ「ジャンはどこでやってるんだろう…?」キョロキョロ

アルミン「あ、マルコ。少し手伝ってくれないか?」

マルコ「手伝うって…何を?」

アルミン「ライナーを医療室に連れてくんだ」

ライナー「」チーン

マルコ「…どうしてそうなったの?」

アルミン「…ライナーがジャンとやっててね、ライナーの圧勝だったんだ。そこまではよかったんだけど、クリスタはお前に渡さん!とか抜かして更に止めを刺そうとしたところにミカサが来たんだ」

563: 2013/08/12(月) 18:21:53 ID:9VX5J9XA
今から飯食います。その後も色々あるので戻ってこれるのは20時半すぎです。

564: 2013/08/12(月) 20:39:55 ID:wfcEicDA
オマケ書く必要ってあるんですか…?誰も見てないようなんですが…まぁ最後まで書きますけど…



ジャン「すまねぇなミカサ…助けてもらって…」

ミカサ「…ライナーの目が危なかったからジャンが危険だと思って…」

エレン「あのライナーは危ないな…気を付けた方がいいぞジャン」

ジャン「そうだな…イテッ!」フラッ

エレン「大丈夫か!?肩貸すぞ!」

ジャン「いや大丈夫だ…」

566: 2013/08/12(月) 20:54:06 ID:wfcEicDA
立体起動訓練

ジャン「…上手くできっかな…?」

エレン「今日は極力怪我しないように頑張ろうぜ。それよりも問題は…」チラッ

ジャン「アイツだな…」チラッ


ライナー「さっきは失敗しちまったが今回は成功してやる!」

アルミン「その前に君がなんでここにいるか教えてよ」

マルコ「医療室には運んだはずだよ」

ベルトルト「ミカサにボコられて何ともないって…本物の化け物じゃないか」

ライナー「はははっ、ただ傷が治るのが早いだけさ」

ダズ「早すぎるよ…今のコイツなら何やっても氏なない気がしてきた…」

ライナー「それはねぇよ。バラバラになったら氏んじまうよ」


ミカサ「…今日は私たちと一緒に行動しよう」

ジャン「おう…怖いよアイツ…」ビクビク

エレン「そろそろ始まるぞ。行くぞ…!」バシュッ

567: 2013/08/12(月) 21:01:17 ID:wfcEicDA
ミカサ「…ッ!」ズバァッ バシュッ

エレン「くそっ…!」ズバッ バシュッ

ジャン「久々にやると…!キツいな…!」ズバッ バシュッ


ライナー「見つけたぞ!目標はエレン、ミカサと共にいる!」バシュッ

ベルトルト「うるさい」ズバァッ バシュ

マルコ「静かにして」ズバッ バシュッ

ライナー「……」ズバァッ バシュッ

568: 2013/08/12(月) 21:13:21 ID:wfcEicDA
ミカサ「…後ろにライナーがいる」バシュッ

エレン「気を付けろよジャン…」バシュッ

ジャン「ああ…もしかしたら切られるかもしれないからな…」バシュッ


ライナー「……」バシュッ

ベルトルト「やっと静かになった…」バシュッ

マルコ「さっきまではゴリラみたいにウホウホ五月蝿かったからね…」バシュッ

アルミン「でも無言も怖いな…」バシュッ

トーマス「ずっとジャンを見てるからホ〇みたいだよ…」バシュッ

ダズ「でかい男が男の穴を見てるって気持ち悪いな…」バシュッ

569: 2013/08/12(月) 21:23:31 ID:wfcEicDA
訓練終了

ジャン「…何ともなかったな」

エレン「でもずっとお前のこと見てたぞ…」

ミカサ「ライナーは変態と聞いた…もしかしたらジャンも変態にさせられるかもしれない…」

エレン「そんなことは絶対にさせねぇよ…!」

ジャン「ありがたいぜ…でも他の奴らが何もしてないのが気がかりなんだよな…」


ライナー「何でだよ!?何で誰もジャンを襲わないんだよ!?ちゃんと襲うって言ったろお前ら!?」

ベルトルト「誰もそんなこと言ってないよ」

マルコ「妄想は止めてほしいな…」

アルミン「一応言っとくけどあそこにはミカサがいたんだよ。何かしようとしたら絶対削がれるよ」

ライナー「そうか…まあ次は昼食だ。一緒に作戦立てるぞ」

トーマス「やだよ。オレ、サムエル達と飯食う約束してんだ」

ダズ「オレもだ」

ライナー「」

570: 2013/08/12(月) 21:33:56 ID:wfcEicDA
ライナー「じゃ、じゃあお前ら一緒に食おうぜ」

ベルトルト「僕はアニと食べるんだ」

マルコ「僕はまぁ…ジャンと食べるよ」

ライナー「」

アルミン「僕はさっきクリスタ達に一緒に食べようって誘われたから無理だな~」ニヤリ

ライナー「このやろぉぉぉッ!!!羨ましいぃぃぃ!!!」ガシッ!

アルミン「は、離してよライナー!どうしてそんな怒ってるんだ!?」ジタバタ

571: 2013/08/12(月) 21:51:07 ID:wfcEicDA
ライナー「何が「一緒に食べようって誘われた」だぁぁ!?ふざけやがってぇ!お前はもう変態じゃねぇぇ!!ただのリア充だぁ!!」グググ

アルミン「く、苦しい…!」

ライナー「はっはっは!!童O嘗めんな!!」ガシッ

ライナー「ん?」クルッ

ミカサ「何をしているのライナー…!」ゴゴゴゴゴ

ライナー「ベルトルトぉ!助けてくれぇぇ!!」ズルズル

ベルトルト「無理だよ…」

573: 2013/08/12(月) 22:13:01 ID:wfcEicDA



ライナー「」チーン

ミカサ「エレン。昼食を食べに行こう」

エレン「う、うん…」(ライナーのいろんなところの骨が砕けてるのが目で見える…何本か飛び出てるし…)

ジャン「もう心配ないな。あれじゃ医療室行きだろ」

ベルトルト「じゃあ食堂に行こっかりアルミン達はもう行ったらしいし」

ライナー「そうだな。結構動いたから腹へったし」

ミカサ「」

エレン「」

ジャン「」

ベルトルト「」

ライナー「??」キョトン

574: 2013/08/12(月) 22:21:54 ID:wfcEicDA
ミカサ「どうして…?どうして普通に動いてるの…?」

ライナー「??どうしたお前ら。さっさと飯食いに行くぞ」スタスタ

ジャン「何だよあれ…!敵うわけがない…!」

エレン「アイツ巨人より絶対強いだろ…!」

ベルトルト「規格外過ぎるよ…」

575: 2013/08/12(月) 22:35:47 ID:wfcEicDA
食堂

ライナー「……」ポツン モグモグ


エレン「アイツは1人か…」モグモグ

ジャン「ライナーには本当に気を付けないとな…下手したら殺されるかもしれん…」モグモグ

ミカサ「それは私がなんとしてでも阻止する」モグモグ

マルコ「スゴく安心できる言葉だね…」モグモグ

ジャン「できるのか…?阻止することなんて…あの怪物を…」モグモグ

マルコ「怪物って……あながち間違ってないや…」モグモグ

576: 2013/08/12(月) 22:48:51 ID:wfcEicDA
アルミン「クリスタ…ライナーには気を付けた方がいいよ」モグモグ

クリスタ「どうして?」モグモグ

ユミル「変態だからだろ」モグモグ

アルミン「いや…そうじゃないんだ…そういう次元じゃないんだ…」モグモグ

サシャ「…どんな感じなんですか?」モグモグ

アルミン「クリスタは聞かないでね……ミカサが本気でライナーを血祭りにあげても余裕で甦ってくるんだ…」ヒソヒソ

サシャ「…それ人間じゃないですよ」モグモグ

ユミル「本当だとしたら化け物だろ…」モグモグ チラッ


ライナー「……」モグモグ ジーッ


アルミン「こっちを見てるよ…」モグモグ

577: 2013/08/12(月) 23:01:36 ID:wfcEicDA
アルミン「何であんなことになったんだろうね…」モグモグ

クリスタ「…ねぇ、どうしてライナーは1人で食べてるの?」モグモグ

ユミル「…ちょっと度が過ぎた悪ふざけをしてな。反省してる最中なんだ」モグモグ

アルミン(ファインプレーだユミル!さっきはさらっと変態発言しちゃったけど…スルーされてたからいいや)

ユミル(クリスタにホ〇とか教えるにはまだ早いからな…)

クリスタ「そうなんだ…てっきりアルミンと喧嘩したのかと思って…」モグモグ

アルミン「? 何でそう思うの?」

クリスタ「だって…ずっとこっち見てるから、何かアルミンに悪いことしていつ謝ろうか悩んでたのかと思って…」

アルミン(うーん…あながち間違ってないな…喧嘩したことに関しては…)

580: 2013/08/13(火) 21:33:01 ID:qkZdi1nQ




アニ「…ねぇベルトルト」モグモグ

ベルトルト「何だい?」モグモグ

アニ「どうしてさ、ライナーは1人で食べてるの?」モグモグ

ベルトルト「…今は一人になりたい気分だって言ってたんだ。」(嘘だけどね…本当のこと言ったらアニはライナーのことを毛嫌うかもしれないし…)モグモグ

アニ「そう…珍しいね…」モグモグ

ベルトルト「一体どうしたんだろうね…?」モグモグ チラッ


ライナー「……」モグモグ ジーッ


ベルトルト(何でこっち見てんだ…?)モグモグ

581: 2013/08/13(火) 21:41:01 ID:qkZdi1nQ
ライナー「……」モグモグ ジーッ


ベルトルト(…目で何か訴えてる…)モグモグ

アニ「…アイツ何でこっち見てんの…?」モグモグ

ベルトルト「分からない…だけど何か伝えようとしてる感じなんだ…多分」モグモグ


ライナー「……」(こっちに来てくれ…!)ジーッ


ベルトルト「遂には食べるのを止めたよ」モグモグ

アニ「ライナーは何を言ってるの…?」モグモグ

ベルトルト「うーん………」モグモグ

ベルトルト「分かんないや」モグモグ

582: 2013/08/13(火) 21:54:12 ID:qkZdi1nQ
ベルトルト「彼は放っといても問題ないよ。それよりご飯を食べる方が大事だ」モグモグ

アニ「…ライナーの扱いが雑じゃない…?」モグモグ

ベルトルト「いいんだ。彼には昨日襲われたし」モグモグ

アニ「襲われたって…何されたの…?」モグモグ

ベルトルト「確か…(マルコに)犯されそうになったんだ」モグモグ

ガターン

ベルトルト「ア、アニ!?スゴい転びかたしたけど大丈夫!?」モグモグ

アニ「だ、だっていきなりそんなこと言うから///」カァァ

ベルトルト(そんなこと…ご飯の方が大事ってことかな?)モグモグ

583: 2013/08/13(火) 22:09:43 ID:qkZdi1nQ
ベルトルト「起き上がれる?手ぇ貸そうか?」モグモグ

アニ「…本当にそう思ってるなら食べるの止めなよ…」

ベルトルト「あ、そうだね。ちょっと待ってて、今苦手なピーマン食べ終わるから」モグモグ

アニ「いや、いいよ」スクッ

ベルトルト「よし食べ終わった。後ろ向いてもらっていい?ゴミ付いてるかもしれないからほろうよ」

アニ「分かった…だけどお尻は触らないでね…」

ベルトルト「そんなことしないよ。ライナーじゃないんだから」

アニ(ライナーの性癖が分からない…)

584: 2013/08/13(火) 22:23:02 ID:qkZdi1nQ
ベルトルト「……」パッパッ

アニ「…もう取れた?」

ベルトルト「まだ…背中らへんに結構付いてて…それに下半身の方にも付いてるからそっちは自分でほろってね」パッパッ

アニ「当然でしょ…」


ライナー「羨ましい…女子の体を触れるなんて…!!」ジーッ


ベルトルト(ライナーからの視線が痛いな…)パッパッ

585: 2013/08/13(火) 22:41:17 ID:qkZdi1nQ
ベルトルト「…これであらかた取れたよ。後は自分で取ってね」

アニ「うん…」パッパッ

ベルトルト(…何で僕は彼に睨まれてるんだろう…)


ライナー「…ッ!」ジーッ


ベルトルト「もう直接聞いた方が早いな」ガタッ スタスタ

アニ「あ、ちょっと待って。ちゃんと取れた?」

ベルトルト「…まだ付いてるよ。もう僕が払った方が早いかな」パッパッ

アニ「ッ!ちょっと///いきなり触らないでよ///」ゲシッ

ベルトルト「イテッ!ゴミをほろっただけじゃないか」

アニ「て」

586: 2013/08/13(火) 22:50:28 ID:qkZdi1nQ
最後のアニは誤爆しました…恥ずかしすぎる…氏にたい…


アニ「でも、お尻は触らないでって言ったでしょ///」カァァ

ベルトルト「あ、それはごめんね。ライナーが強烈で忘れてたからつい…」


ライナー「ああ…オレもクリスタにあんなことしてみたいな…」ジーッ


ベルトルト「…すいませんでした」ドゲザ

アニ「せめてやるとしても言ってよ…急にやるからビックリした…」

ベルトルト「ごめん…」


ライナー「あれはしたくないな…」ジーッ

587: 2013/08/13(火) 23:05:14 ID:qkZdi1nQ
エレン「…何でベルトルトは土下座してるんだ?」

ミカサ「分からない…いつの間にかしていた…」

ジャン「アニに何かやったのか?アニの顔が赤いが…」

エレン「そして遠くではその2人を見ているライナーがいる…」

ジャン「ベルトルトが頭を下げる度笑ってるな…性格悪すぎるだろ」

ミカサ「前までは頼れる兄貴分だったのに…」

589: 2013/08/13(火) 23:22:45 ID:qkZdi1nQ
カンカンカン

アニ「…まだ説教は終わってないけど…先に片付けるよ」

ベルトルト「はい…」スクッ


ライナー「…片付けよ」カチャカチャ


アルミン「次は座学だったね。準備しなきゃ」カチャカチャ

サシャ「久しぶりの座学ですね。休みのお陰でたっぷり寝れたので途中で居眠りすることは無さそうです」カチャカチャ

クリスタ「…寝てたんだサシャ」カチャカチャ

サシャ「あ!この事は教官には秘密にしてください!」カチャカチャ

ユミル「別に言わねぇよ。言っても何にも得しないからな」カチャカチャ


エレン「…何度も言うが…気を付けろよジャン」カチャカチャ

ジャン「分かってるよ…アイツとは席離れてるから座学の間は大丈夫だと思うがな」カチャカチャ

ミカサ「今のライナーは何をしでかすか分からないから十分注意した方がいい…」カチャカチャ

595: 2013/08/14(水) 12:57:57 ID:wHph6XhU



座学

メガネ教官「それでは今日は前の時間にやった巨人の生命力について復習する」


ジャン「ライナーとは席が離れてるから大丈夫だろ…」

エレン「…今日のライナーは様子がおかしいから常識は通用しねーぞ」


ライナー「……」ジーッ


ミカサ「また誰かを見てる…今度は誰…?」

マルコ「あの位置は…ベルトルト付近だね」

ジャン「そういやお前昼食の時間どこで食べてたんだ?」

マルコ「ああ…トーマス達と食べてたよ」


メガネ教官(あそこ五月蝿いな…)「……個体差はあるがなくなった頭部は1~2分ほどで元通りになってしまう…」ペラペラ

596: 2013/08/14(水) 13:12:36 ID:wHph6XhU
アルミン「サシャ…寝ちゃダメだよ」ユサユサ

サシャ「うぅ…どうしてもこの時間は眠気が襲ってきます…」グテー

ユミル「…寝たきゃ寝ていいぞ」

クリスタ「ユ、ユミル!?」

サシャ「いいんですか!?それでは…」

ユミル「その代わり夕食の飯のおかずは貰うぞ」

サシャ「…起きます」

アルミン「寝ることよりも食べることの方が大事なんだ…」


メガネ教官(私語が多いな…誰かに問題を当てるか)「……巨人を倒す方法があることはこの前の時間にいったな。その方法を…ブラウン、答えろ」

ライナー「はい。2本の刃を使ってうなじを削ぎ落とす方法です。これにより巨人を頃すことができます」ジーッ

メガネ教官「うむ…正解だ」(何で他のところを見てるんだ…?)

597: 2013/08/14(水) 13:47:06 ID:wHph6XhU
エレン「アイツ…ベルトルトを見ながら答えたぞ…」

ジャン「…というか何でベルトルトを見てるんだ?標的はオレじゃなかったのか?」

ミカサ「もしかしたら…ジャンからベルトルトに代わったのかも…」

マルコ「それならもう安心だね…」


ベルトルト(…何でこっち見てんだよ…!?席離れたのがそんなに寂しかったのか…!?)


ライナー「……」ジーッ


メガネ教官(ブラウン…なぜ貴様はフーバーを見ている…?まさかフーバーのことが好きなのか…?)

598: 2013/08/14(水) 14:06:24 ID:wHph6XhU
メガネ教官「さて…これで終了だ」(今日は私語が多かったな…後半は無くなったが。その代わり眠る奴はいなかったな)

ライナー「……」ガタッ スタスタ

エレン「じゃあ夕食食いに行くか」

ジャン「…オレ寄りたい所があるんだ。皆は食堂に向かっててくれ」

マルコ「分かったよ。それじゃあ行こう」スタスタ

ミカサ「……」スタスタ

599: 2013/08/14(水) 14:35:23 ID:wHph6XhU
トイレ

ライナー「……」(くそ…オレは一体何がしたいんだ!?)ジョロロロロ

ライナー(怒りのままに動いて…これじゃあ兵士失格じゃないか!前エレンに兵士について説教したってのに…オレができなくてどうするんだ!)ジョロロロロ

ライナー「…後でジャンとアルミンに謝ろう」ジョロロロロ…

ライナー「結構溜まってたな…手ぇ洗って食堂行こ」スタスタ

サシャ「あれ!?どうしてここにライナーがいるんですか!?」バッタリ

ユミル「お前…マジで変態かよ…!」

ライナー「な、何でお前らがここに…!?」

クリスタ「だって…ここ女子トイレだよ!」

ライナー(通りで便座しか無いわけだ)

600: 2013/08/14(水) 15:33:03 ID:wHph6XhU
ライナー(オレとしたことが…まさか男子トイレと女子トイレを間違えるなんてな)

ユミル「なあ…ボコられる準備はできてんだろうな…」コキコキ

ライナー(そこまでジャンとアルミンに対して集中してたのか…)「すまない!わざとではないんだ!」

クリスタ「ねぇ…どうして女子トイレに入ったの…?」

ライナー「考え事をしていてだな。それで女子トイレを男子トイレと間違えって入ってしまったんだ」

サシャ「…何を考えてたんですか?」

ライナー「アルミンとジャンのことを考えてた」

601: 2013/08/14(水) 15:55:56 ID:wHph6XhU
ユミル「クリスタ…お前は食堂に行ってろ」

クリスタ「?…分かった」スタスタ


ユミル「おいライナー…お前が本当のことを言ったとは思えねーんだ…お前は超がつくほどの変態だからよ…」

ライナー「言っとくがオレは一切嘘をついてねーぞ」

サシャ「でも普通は間違えませんよ!」

ライナー「だから…考え事をしてたって言ったろ」

ユミル「話が進まねーな…ライナー、女子トイレに入ったことをバラされたくなかったらサシャにパンを一個渡せ」

ライナー「それだけでいいのか?」

ユミル「ああ、別にお前にしてほしいことなんてないからな」

サシャ「あの…本当にいいんですか?貰っても…」

ライナー「いいぞ。これ以上変態扱いされるならこっちの方が幾分マシだ」

602: 2013/08/14(水) 16:13:22 ID:wHph6XhU
ライナー「もしこれで許してくれるのなら…オレはここを出ていっていいか?」

ユミル「当然だろ。お前はここにいちゃいけないんだからよ」

ライナー「じゃあ…」スタスタ

サシャ「今日のライナー…何かおかしいですね」

ユミル「座学の時間もずっとどこかを見てたからな…」

603: 2013/08/14(水) 16:30:41 ID:wHph6XhU
ライナー「はぁ…」スタスタ

ジャン「ここにいたかライナー」ザッ

ライナー「ジャン…お前に言いたいことがある」

ジャン「オレはお前に聞きたいことがある」

ライナー「オレから先でいいか…?」

ジャン「別にいいぞ…」

ライナー「すまなかった…朝の格闘訓練でお前を殴り続けて…お前が女子に囲まれてるのを見たらオレの中の何かが爆発して…」

ジャン「お…おう…そうだったのか…」(まさか謝ってくるとはな…意外だ…)

ライナー「このあとアルミンにも謝るつもりだ…それでお前の聞きたいことって何だ…?」

ジャン「いや…何でオレのことを殴り続けたのか聞きたくてな…」(もしかして…普通のライナーに戻ったのか…?)

604: 2013/08/14(水) 16:57:11 ID:wHph6XhU
ライナー「じゃあ…また食堂でな」スタスタ

ジャン「あ、ああ…」

ジャン「オレはもう襲われないのか…って一番大事なこと聞き忘れてんじゃねーか!!何ですぐ体が元通りになるのか聞くべきだった!!」

???「きゃっ!」ビクッ ズルッ ドサッ

ジャン「あ、大声だしてすまない…」

クリスタ「もう…ビックリして転んじゃった…」

ジャン「悪い悪い…ってかまだ食堂行ってなかったのか?」

クリスタ「うん…座学で忘れ物しちゃってそれを取りに行ってたの…」

ジャン「はははっ意外にクリスタも天然だな」ニヤニヤ

クリスタ「もう…バカにしないでよ…!」ムスッ

ジャン(可愛いな…)「ほら、早く立ち上がれよ。手ぇ貸すからさ」スッ

クリスタ「うん…」ギュッ

ジャン(小さいな…クリスタの手)グイッ

クリスタ(ジャンの手大きい…男らしいな…)スクッ

606: 2013/08/14(水) 17:52:24 ID:wHph6XhU
ジャン「…何か足りないと思ったらユミルがいねぇな。どこ行ってんだ?」

クリスタ「あ、ユミルならトイレに行ってて…」

ジャン「ふーん…なぁ夕食一緒に食っていいか?」

クリスタ「うん、いいよ。…でもジャンはエレン達と食べるんじゃなかったっけ?」

ジャン「クリスタに頼みたいことがあってよ。…馬術を少し教えてくれないか?オレ若干苦手だからさ…」

クリスタ「私…そこまで上手じゃないけどジャンのために頑張って教えるね!」

ジャン「…ありがとよ」(天使だ…)

607: 2013/08/14(水) 18:51:51 ID:wHph6XhU
食堂

エレン「ジャン遅いな」モグモグ

アルミン「何してるんだろうね?」モグモグ

マルコ「どこかに寄るって行ってたけど…」モグモグ

ミカサ「もしかしたらライナー関連かも…」モグモグ

エレン「襲われてなければいいが……眠い」モグモグ

アルミン「久々に動いたからかな?僕も眠くなってきたよ…」モグモグ

マルコ「まったく…こんなところで寝たら風邪引いちゃうよ」モグモグ

ミカサ「もし寝たら私が部屋に運ぶ」モグモグ

マルコ「…本当にやりそうだね」モグモグ

608: 2013/08/14(水) 20:56:29 ID:wHph6XhU
ガチャ

ライナー「……」キョロキョロ

エレン「誰か探してんのか…?」モグモグ

ミカサ「…ジャンを探しているのかも」モグモグ

アルミン「じゃあ安心できるね。ジャンは今ここにはいないからこっちに来ないよ」モグモグ

ライナー「!」ピタッ

マルコ「…ねぇアルミン…どうしてライナーはこっちを見てるのかな…?」

609: 2013/08/14(水) 21:19:00 ID:wHph6XhU
ライナー「……」スタスタ

アルミン「僕たち悪いことしたっけ…?」

マルコ「…アルミンはライナーに挑発したよね」

アルミン「そんな…!冗談のつもりで言ったのに…」

エレン「でも首絞められてただろ…」

ライナー「アルミン…」ザッ

アルミン「な、何だい…?」

ライナー「すまない!」バッ

アルミン「へ?え?な、何のこと?」

ライナー「立体起動訓練が終わったあと…首を絞めてしまって本当にすまない!」ドゲザ

アルミン「うん…うん、分かったから顔を上げて。汚れちゃうよ」

610: 2013/08/14(水) 21:54:42 ID:wHph6XhU
ライナー「すまない…!」スクッ

アルミン「いや…僕も悪かったよ。あんなことをしたらライナーが怒ることぐらい分かってたのに…僕の方こそごめんなさい」ペコリ

エレン(ライナー…もしかして正気に戻ったのか…!)

マルコ「…雰囲気をぶち壊すようで悪いけど…ライナー、ジャンを見てない?」

ライナー「ああ、見たぞ。ついさっき謝ったばっかりだ」

ミカサ「そう…どこら辺で見たの…?」

ライナー「今言うのは無理だな…」(トイレの近くであったなんて食事の最中に言えるわけがねぇよ…)

611: 2013/08/14(水) 22:10:44 ID:wHph6XhU
マルコ「そういえばクリスタもいないね。ユミルが切ない雰囲気を出してるよ」

ライナー「そうだ!忘れてた!」ダッ

エレン「アイツ…どうした?」モグモグ

ミカサ「何かを思い出したようだけど…」

ガチャ

クリスタ「大分遅くなっちゃったね…」

ジャン「オレも忘れ物してたせいだな…」ドンヨリ

クリスタ「ふふふっ、ジャンも結構な天然じゃない。人のこと言えないよ」クスクス

ジャン「ホントだよな…でも何でついてきたんだ?さっさと飯食いに行けば良かったのに」

クリスタ「だって…そしたらジャン1人で食べることになっちゃうから……1人でご飯食べるのは寂しいよ」

ジャン「そうか…ありがとよ」ナデナデ

クリスタ「もう…早くご飯食べよ///」


ライナー「」

アルミン「」

エレン「何だ…ありゃあ…」

612: 2013/08/14(水) 22:46:27 ID:wHph6XhU
マルコ「そんな…バカな…ジャンが女子と話せてるだと…!?」

アルミン「」

エレン「おーいアルミン…目を覚ませー」ユサユサ

ミカサ「起きてアルミン…」ユサユサ



ライナー「」

サシャ「何でライナーは私の目の前で固まってるんでしょうか?」

ユミル「」

サシャ「ユミルー…目を覚ましてください」ユサユサ


クリスタ「…皆放心してるけど…大丈夫かな…?」

ジャン「今日の訓練で疲れたんだろ。放っといても問題ねーよ」

613: 2013/08/14(水) 23:30:50 ID:wHph6XhU
エレン「アルミン…起き…ろ…zzz」スヤスヤ

ミカサ「エレン!ここで寝たら風邪を引いてしまう!」ユサユサ

エレン「ん…ミカサぁ…」グテッ

ミカサ「そんな…寄りかかるなんて…それに寝顔が可愛いから起こすなんて出来ない!」

アルミン「」

マルコ「ああ、もう早く起きてよ!ご飯が冷めちゃうよ!」ユサユサ


サシャ「それでは…貰いますよ」モグモグ

ライナー「」

サシャ「流石に…ユミルのを貰うのは怖いですね…」モグモグ

ユミル「」


コニー「何か騒がしいなー」モグモグ

トーマス「」

フランツ「」

コニー「お前らは静かだよなー」モグモグ

614: 2013/08/14(水) 23:51:33 ID:wHph6XhU
ベルトルト「…うるさいな」モグモグ

アニ「ライナーが固まってる…」モグモグ

ベルトルト「あ、本当だ。まぁいいや」モグモグ

ミーナ「…やっぱりライナーに厳しいね」モグモグ


クリスタ「皆様子がおかしいね…」モグモグ

ジャン(…どうしてこうなった…)


終わり

621: 2013/08/15(木) 14:38:23 ID:J0HcxOIc
オマケ②

訓練終了後

アルミン「ねぇアニ。話があるんだ」

アニ「何…?私は早くご飯食べに行きたいんだけど…」

アルミン「…今から話すことはアニにとって悪くない話だ。ちょっとあそこの物陰で話そう」

アニ「…他の人には聞かれたくないような話なの?」

アルミン「うん…もしかしたら邪魔されるかもしれないからね」

アニ(邪魔…?)

622: 2013/08/15(木) 14:52:26 ID:J0HcxOIc
アルミン「それと他の皆に僕とアニは用事があって遅れるって言っといたからね」

アニ「…はぁ、分かったよ。でも下らない話だとすぐ食堂に行くからね」

アルミン「大丈夫だよ。僕の予測だと絶対アニは僕の話に乗るさ。じゃあ物陰に行くよ。教官に聞かれたくないからね」スタスタ

アニ「……」スタスタ

623: 2013/08/15(木) 15:12:11 ID:J0HcxOIc
アルミン「…今から話すことは誰にも言わないでね」

アニ「分かったから…勿体ぶらないで早く言ってよ」

アルミン「ごめんごめん、それでね。…今日の深夜に教官室に潜入しよう」

アニ「…食堂に行く」スタスタ

アルミン「ちょっと待ってぇ!」ガシッ

アニ「何でそんな危ないこと…バレたら営倉行きだよ…」

アルミン「これには理由があるんだ…アニは薬のことを覚えてる…?」

アニ「ああ…懐かしいね。で、それがどうしたんだい?」

アルミン「あの中に……体が成長する薬があったのを覚えているかなぁ?」

アニ「……何をするのか大体分かった」

アルミン「理解が早くて助かるよ。そう、薬を取りに行くために教官室に潜入するのさ」

626: 2013/08/15(木) 21:35:00 ID:a9pCLwCE
頭痛薬を飲み4時間寝たらなんとか治りました。


アルミン「アニが前に薬をこっそり飲んだことはライナーから聞いたよ」

アニ「……」

アルミン「そこまでして飲みたかった薬はもう飲めない…でも僕と協力すれば薬を飲めるよ…!」

アニ「…アンタは子供になる薬を取るの?」

アルミン「当然だよ。口Oクリスタを見るまで僕は氏ねないからね」

アニ(どうする…ここでこの変態に協力してもし薬を得たとしてもクリスタに被害が及ぶ…)

アニ(でも…大人になったら160㎝を越えてるかもしれない…!)

アニ「…少しの間考えさせてほしい…」

アルミン「うん、分かった。じゃあもしやると決めたら就寝時間前に男子寮に来てね」

627: 2013/08/15(木) 21:50:03 ID:a9pCLwCE
アニ「これで話は終わり…?」

アルミン「そうだよ。あ、1つ言うとしたら薬を飲むとしたら明日使った方がいいよ」

アニ「何で…?」

アルミン「明日はこの前の暴風雨による長期休暇から2ヶ月ぶりの休みだ。訓練がある日に使ったら教官にバレるに決まってるから休みぐらいでしか使えないからね」

アニ「そう…そこまで考えてるんだね」

アルミン「当たり前だよ。僕の念願の夢が叶うかもしれないんだ…!」キラキラ

アニ(目が輝いてる…子供みたいだ…)

628: 2013/08/15(木) 22:07:05 ID:a9pCLwCE
アルミン「おっと話が脱線してしまった。それじゃあ食堂に行こうか」スタスタ

アニ「……」スタスタ

アルミン(……)スタスタ

629: 2013/08/15(木) 22:26:44 ID:a9pCLwCE
アルミン(ふっふっふ…!ちゃんと信じ込んでるな…ちなみに言っとくが僕は今回クリスタを口Oにする気はない!今回のターゲットは……アニ・レオンハートだ!!)スタスタ

アルミン(確かに口Oクリスタは見たい…でも今僕の中で一番人気なのは口Oアニなんだ!最近ツンデレにハマってね…毎晩口Oツンデレで5発抜くほどだ…)スタスタ

アルミン(あぁ~早く明日の朝にならないかな~!)ウズウズ スタスタ

アルミン(それと、大事なことを言うが僕は嘘をついてないよ。僕は薬を手に入れるよう協力するとしか言ってないからね……まぁこれから嘘をつくんだけど)スタスタ

アニ(薬は飲みたいけど…そしたらクリスタに被害が…)スタスタ

630: 2013/08/15(木) 22:51:52 ID:a9pCLwCE
食堂

エレン「明日は一緒に町に出ようぜミカサ」モグモグ

ミカサ「ええ…アルミンは誘ったの?」モグモグ

エレン「いや、まだだ。何かアニと用事があるって言っててな」モグモグ

ガチャ

エレン「お、噂をすれば影だ。おーいアルミーン!」フリフリ

アルミン「エレン、ミカサ、ごめんね遅れて」スタスタ

エレン「要事があったんだろ?それじゃあ仕方ねぇよ」モグモグ

ミカサ「エレンの言う通り」モグモグ

アルミン「…2人はスゴく仲が良くなったね」ガタッ

エレン「そうか?」モグモグ

アルミン「そうだよ。まさに姉弟みたいだ」モグモグ

エレン「ちょっと待て。何かおかしいぞ」モグモグ

ミカサ「? 何もおかしくない」モグモグ

631: 2013/08/15(木) 23:23:44 ID:a9pCLwCE
エレン「何でオレが弟なんだ…」モグモグ

アルミン「はははっ、エレンとミカサは地の繋がった家族ではないからそういうところは曖昧でいいんじゃない?」モグモグ

ミカサ「それにエレンは兄らしいところがあまりない…」モグモグ

エレン「うぐっ…言い返せない…」モグモグ

ミカサ「そうだ、アルミン。明日私とエレンは町に出掛けるけどアルミンも行く?」モグモグ

アルミン「……いや、僕はいいよ。読みたい本があって…」モグモグ

エレン「そうか…残念だな」モグモグ

ミカサ「久々に3人で休日を楽しめると思っていたのに…」モグモグ

アルミン「本当にごめん。次の休暇は絶対に3人で町に出ようね」モグモグ

632: 2013/08/15(木) 23:36:44 ID:a9pCLwCE
ライナー「なぁベルトルト。明日街にでも出掛けないか?」モグモグ

ベルトルト「いいよ。君にしてはいい考えだね」モグモグ

ライナー「それでよ……アニを誘うか悩んでるんだ…」モグモグ

ベルトルト「まぁね…僕としては誘いたいけど…」モグモグ

アニ「何の話してんの?」ガタッ

ライナー「遅かったなアニ」モグモグ

ベルトルト「もし明日暇ならさ。一緒に街に出掛けない?」モグモグ

アニ「…………明日の朝までに考えとくよ」モグモグ

ライナー(随分と長考したな…)モグモグ

635: 2013/08/16(金) 20:36:24 ID:z8ZQZFK6



カンカンカン

ライナー「もう片付けか」カチャカチャ

アニ「…私まだ全然食べてない」

ベルトルト「用事があったんだよね。それならまだ食べてていいんじゃない?」カチャカチャ

アニ「そうだね…」モグモグ


エレン「オレら待ってた方がいいか?」カチャカチャ

アルミン「いや、いいよ。僕のせいで2人を遅らせたくないからね」モグモグ

ミカサ「分かった…」カチャカチャ

アルミン「明日は2人とも楽しんでね」モグモグ

エレン「おう…アルミンの分まで楽しんでくるぜ!」カチャカチャ

ミカサ「そのためには明日は早く起きて外出申請しないといけない。エレン、夜更かしして寝坊するなんてない?」カチャカチャ

エレン「…そんなことするわけねーだろ」カチャカチャ

636: 2013/08/16(金) 20:51:48 ID:z8ZQZFK6
エレン「久しぶりに家族で休日を過ごすんだぞ。寝坊なんかしてられるか」カチャカチャ

ミカサ「…じゃあ明日は朝の7時にここ集合でいい?」カチャカチャ

エレン「いいぜ」カチャカチャ

アルミン(僕のこと忘れてるだろうな…)モグモグ

エレン「じゃあ先風呂入ってるぞアルミン」スタスタ

ミカサ「おやすみアルミン」スタスタ

アルミン「うん…おやすみ」モグモグ

637: 2013/08/16(金) 21:02:03 ID:z8ZQZFK6
アニ(どうしよう…薬を飲むべきか飲まないべきか…)モグモグ

アニ(…子供になる薬を私に使えって言えばクリスタに被害は及ばないはず)モグモグ

アニ(って私はどんだけ大きくなりたいの…!?…でもライナー達は大人になった私を見てどう思うんだろう…?)モグモグ

アニ(……)モグモグ


アルミン「…深夜が楽しみだな~」モグモグ

638: 2013/08/16(金) 21:16:34 ID:z8ZQZFK6
風呂

エレン「ふぅ…」ザバッ

ジャン「おいエレン。明日ミカサと街に出掛けるんだって?」

エレン「そうだが…何かあんのか?」


ライナー「おいおい…まさか喧嘩したりしないよな?」

ベルトルト「ジャンなら羨ましいぃー!って言って殴りかかってきてもおかしくないよね」

マルコ「大丈夫…今の彼は以前とは違うさ」


ジャン「…あとで話がある。少し付き合ってくれないか?」

エレン「…いいぞ」


ライナー「殴らない…だと…!?」

ベルトルト「いや、ここでは自分の恥部をさらけ出してしまうためあとで殴ろうとしてるんじゃない?」

コニー「お前らジャンを何だと思ってるんだよ…」

639: 2013/08/16(金) 21:25:18 ID:z8ZQZFK6
ジャン「オレは先上がってるからな」ザバッ

エレン「おう。オレはあと数分したら上がるつもりだから待っててくれ」


トーマス「何だよ。普通に仲良いじゃないか」

ベルトルト「もう上がるよ…」ザバッ

ライナー「オレも上がる…」ザバッ

トーマス(…2人ともでかいな)キラキラ

マルコ「トーマス、何で目が光ってるの?」

トーマス「そりゃあ素晴らしいものが目の前にあるからだ…!」キラキラ

640: 2013/08/16(金) 21:44:46 ID:z8ZQZFK6
5分後

食堂

エレン「もしかしたらここら辺か…?」スタスタ

ジャン「よぉ、やっと来たか」

エレン「…オレを呼び出して何のようだ?」

ジャン「渡したいものがあってよ…ほらこれだ」ポイッ

エレン「これは…」パシッ

エレン「お金だと…!?」

ジャン「それでミカサを楽しませてやれよ」スタスタ

エレン「ちょっと待てよ!何でこれを…!?」

ジャン「……お前のお陰でよ、オレはあれからマルコ意外の奴とも話せるようになったんだ。まぁ今回は恩返しみたいなものだと思ってくれ」

ジャン「……ホントありがとな、エレン」ボソッ

エレン「? 何か言ったか?」

ジャン「……何も言ってねぇよ、話はこれで終わりだ。さっさと寝るぞ」スタスタ

エレン(ありがとよ…ジャン…!!)

641: 2013/08/16(金) 21:55:22 ID:z8ZQZFK6
エレン達の部屋

ガチャ

エレン「もう寝たか…?」

ライナー「バリバリ起きてるぞ。マルコが寝たけどな」

マルコ「zzz…」スヤスヤ

ベルトルト「そういえば…マルコがホ〇だったのは一時的だったよね…」

ジャン「…そうだったな」(最近はちゃんと我慢できてるんだよな…)

エレン「オレ明日早く起きたいから眠る」

ライナー「そうだな。オレらも寝るぞ」

ベルトルト「そうだね。明日は朝早いからね」

ジャン「じゃあオレも寝ようかな…」

642: 2013/08/16(金) 22:06:55 ID:z8ZQZFK6
エレン「そういや…アルミンは?」

ライナー「……」

ベルトルト「……」

ジャン「アイツまだ風呂入ってんのか?もうそろそろで就寝時間だぞ」

ベルトルト「あ、ちょっと待って。部屋の外から声が聞こえるよ」

<ジャア…ヤッテクレルンダネ…?

<…ウン

ライナー「これは…アルミンの声と…女子か?」

ジャン「マジか…」

ガチャ

アルミン「ごめんね遅くなって。もう寝ようか」

エレン「そうだ。早く寝ようぜ」

ジャン「あ、ああ…」

643: 2013/08/16(金) 22:29:43 ID:z8ZQZFK6
深夜

教官室前

アルミン「来てくれて嬉しいよアニ…」

アニ「……」

アルミン「それじゃあ潜入する前に確認するよ」

アルミン「アニが取るのは体が成長する薬。僕が取るのは体が退化する薬」

アルミン「そしてあの薬にはそれぞれ色があり紙に書いといたよ」ペラッ

ーーーーーーー
|大 子 心 性|
|人 供 が 格|
|に に 聞 が|
|な な こ 変|
|る る え わ|
| る る|
|| | | ||
|赤 青 緑 紫|
ーーーーーーー

アニ「…ありがと」パシッ

644: 2013/08/16(金) 22:36:29 ID:z8ZQZFK6
読みづらくてすいません…

ーーーーー
|大 子 心 性|
|人 供 が 格|
|に に 聞 が|
|な な こ 変|
|る る え わ|
| 。 。る る|
|| | | ||
|赤 青 緑 紫| (縦読み)
ーーーーー

これで良いでしょうか?

645: 2013/08/16(金) 22:48:02 ID:z8ZQZFK6
アニ「…私は赤い薬を取れば良いんだね…」

アルミン「うん、僕は青い薬を取りに行くよ」(……実はこの紙に書いてある大人になる薬と子供になる薬の色は逆なんだ。だから実際には)

ーーーーー
|大 子 心 性|
|人 供 が 格|
|に に 聞 が|
|な な こ 変|
|る る え わ|
| 。 。る る|
|| | | ||
|青 赤 緑 紫| (縦読み)
ーーーーー

アルミン(これが正しいんだ…!さらにだめ押しで…)

アルミン「ねぇアニ…どうせだから性格が変わる薬も取らない?」

アニ「…何で?」

アルミン「アニは体だけが大人で良いのかい?心も大人にならないとバカにされちゃうよ。見た目は大人なのに頭は子供だって」

アニ「…ッ!………分かったよ。その薬も取る…!」

アルミン(よぉし!これで作戦の大体が完了した…!)

646: 2013/08/16(金) 23:11:23 ID:z8ZQZFK6
アルミン「じゃあ入るよ…教官は別室で寝てるはずだから誰もいないはず…」

ガチャ

アルミン「……」キョロキョロ

アルミン「よし…誰もいない。では健闘を祈るよアニ」

アニ「え…?アンタは入らないの…?」

アルミン「うん、見張り役は必要だし、アニの方が動きは早いからね。あ、薬は金庫の中に入っていて、その金庫はそこの本棚の上から3段目の奥にあり、金庫を開けるための鍵は僕が持ってるから渡すよ」スッ

アニ「……アンタ一人でやれたんじゃないの?」パシッ

647: 2013/08/16(金) 23:24:08 ID:z8ZQZFK6
アルミン「さっきも言った通り見張り役が必要なんだ。教官はたまにここに来るから気を付けないといけないんだ…」

アニ「分かったよ…それじゃ…」タッ シュバババババババ

アニ「終わったよ…」

アルミン「流石アニ…!1分もかからなかったね…!」

アニ「一応性格が変わる薬は2つ持ってきたから…」

アルミン「本当に助かるよ…!」

アニ「……もう部屋に戻る…眠い」

アルミン「寝る直前に薬を飲んでもらっていいかな?」

アニ「うん……分かった……」

648: 2013/08/16(金) 23:31:39 ID:z8ZQZFK6
アニ達の部屋

アニ「すごく眠い……でも薬飲まなきゃ……」

アニ「水持って…準備OK…」スッ

アニ「ん……」ゴクン ゴクゴク

アニ「あ…どんどん…眠く…なっ…zzz…」

ピカッ

649: 2013/08/16(金) 23:42:57 ID:z8ZQZFK6
次の日の朝

ミカサ「……」ムクッ

ミカサ「まだ6時…でも早めに行って損はない…」スタスタ

ミカサ「?…アニが小さいような気が…」

ミカサ「…いや、いつも通りの身長…それより早く行こう」スタスタ

口Oアニ「zzz……」スヤスヤ

650: 2013/08/16(金) 23:50:15 ID:z8ZQZFK6
エレン達の部屋

エレン「…ん」ムクッ

エレン「6時半か…一応行っとくか」スタスタ


アルミン「口Oアニ最高…むにゃむにゃ…」スヤスヤ


エレン「何か言ったかアルミン?」ガチャ スタスタ

651: 2013/08/17(土) 00:33:26 ID:TNzPg2ak
食堂

ライナー「来ないな…アニのやつ」

ベルトルト「まだ寝てるんじゃない?」

エレン「お、お前ら早いな」ガチャ

ライナー「遅かったなエレン。ミカサはとっくのとうに来てるぜ」

エレン「え、まじで!?」

ベルトルト「ほら、あそこに…」

ミカサ「……エレンっ!やっと来た…!」ダッ

エレン「悪い少し遅れた…でも30分前に来たんだがな…」

ミカサ「私は6時に来た」

エレン「早いぞ…1時間前って…」

ミカサ「そんなことより準備はもうできた?」

エレン「もちろんだ。早速申請しに行くぞ」スタスタ

ライナー「…一眠りしていいか?」

ベルトルト「ダメ、アニが来る前に寝たら吹っ飛ばすよ」

652: 2013/08/17(土) 00:48:17 ID:TNzPg2ak
今日はこれで終わりにします。オマケが結構長引いてますね…まぁ頑張ります。
それではまた明日…

654: 2013/08/17(土) 13:04:40 ID:TNzPg2ak


エレン達の部屋

アルミン「ふぁ~あ……」ムクッ

アルミン「…アニはちゃんと薬を2つとも飲んでくれたかなぁ…」

アルミン「食堂行こ…」ガチャ

ジャン「zzz…」

マルコ「zzz…」

アルミン「彼らはまだ寝かしといた方がいいか…」バタン

655: 2013/08/17(土) 13:15:01 ID:TNzPg2ak
アニ達の部屋

クリスタ「ん……」ムクッ

クリスタ「今何時だろう…?」チラッ

ユミル「7時だぞ~…」

クリスタ「ユミル、もう起きてたの?」

ユミル「何か昨日一瞬光ってから寝付けなくてな…」

クリスタ「…?昨日光ったっけ?」

ユミル「光ったはずだぞ…」

クリスタ「どういうことだろう……あ、そういえばアニは…?」

ユミル「アニがどうかしたか?」

クリスタ「今日ライナー達と街に出掛けるって言ってたような気が…」

ユミル「アニは私の隣でまだ寝てるぞ」

クリスタ「…起こした方がいいかな…?」

656: 2013/08/17(土) 13:25:20 ID:TNzPg2ak
ユミル「…起こすか。アイツらのことだからもう起きてるだろ」

クリスタ「そうだね…アニー起きてー」ユサユサ

クリスタ「あれ?」ピタッ

ユミル「どうした?」

クリスタ「…私の気のせいかな?アニが小さく感じるんだけど…」

ユミル「はははっ…!それはねぇよ…!だってアニはお前よりはでかいだろ…!」

クリスタ「もう…頭まで布団被ってるから取るよ」

バサァッ

口Oアニ「むにゃむにゃ…」スヤスヤ

クリスタ「」

ユミル「」

657: 2013/08/17(土) 13:43:49 ID:TNzPg2ak
クリスタ「…こ、これは何が起きてるの…?教えてユミル…」

ユミル「わ、私も分からないよ…」

クリスタ「アニの布団に…アニに似た女の子がいる…」

口Oアニ「むにゃむにゃ……」

658: 2013/08/17(土) 13:57:39 ID:TNzPg2ak
ミーナ「どうしたの2人とも…?」ムクッ

クリスタ「あ、ごめんねミーナ…起こしちゃって」

ミーナ「うん、それより…この子誰?」

ユミル「…知らん」

ミーナ「……もしかしたらさ、その子アニなんじゃない?」

クリスタ「え?」

ユミル「そうか…それがあったか…」

クリスタ「え?え?どういうこと?」

ミーナ「簡単に言うとね、アニが子供になっちゃったの」

クリスタ「」

659: 2013/08/17(土) 14:42:45 ID:TNzPg2ak
ミーナ「ほら、2ヶ月前のこと覚えてる?」

クリスタ「え~っと……あ!エレンとジャンが入れ替わった!」

ユミル「それもあるが…もう1つあったろ」

クリスタ「確か……変な薬もあったね」

ミーナ「よく思い出したね。それでその中に子供になる薬があったよね」

クリスタ「もしかして…それを飲んじゃったの…?」

ユミル「多分な。それ以外考えられないし」

クリスタ「…ライナー達にこの事を伝えないと」

660: 2013/08/17(土) 19:50:44 ID:iIRtu5EQ

食堂

ライナー「遅い……」

ベルトルト「まだ寝ているのかな…」

ライナー「もしかしたら街に出掛けないことにしたんじゃないのか?」

ベルトルト「そんな…こんな変態と2人で街に出掛けるなんて拷問受けたくないよ…」

ライナー「吹っ飛ばすぞお前」

661: 2013/08/17(土) 19:56:16 ID:iIRtu5EQ
ガチャ

クリスタ「あ、やっぱり2人ともいた」

ライナー「クリスタか、おはよう」

ベルトルト「あのさ、クリスタはアニと同じ部屋だったよね?アニは今寝てるのかい?」

クリスタ「うーん……一応寝てるよ…」

ベルトルト「一応?」

ライナー「どういうことだ?」

ユミル「こういうことだよ」スッ

口Oアニ「むにゃむにゃ……」

ベルトルト「」

ライナー「」

662: 2013/08/17(土) 20:09:25 ID:iIRtu5EQ
ベルトルト「……………ハッ!どうやら僕たちは幻覚を見ていたようだ…目を覚まそうライナー」

ライナー「」

ミーナ「残念だけどね…本当なのよ」

ベルトルト「一体…誰がこんなことを…」

ガチャ

アルミン「アニー、いるー?」

ベルトルト「アイツか」

663: 2013/08/17(土) 20:23:49 ID:iIRtu5EQ
アルミン「あれれ?ベルトルトがすごい形相でこっちを見ているよ」


ベルトルト「ライナー起きて、元凶が来たよ」ユサユサ

ライナー「ハッ!ベルトルト、子供の頃のアニの姿が見えたんだが…」

ベルトルト「アイツのせいだから殺りに行くよ」ガタッ

ライナー「分かった」ガタッ


アルミン「何でだろう?ベルトルトとライナーがこっちに来てるよ」

ベルトルト「アルミン、外出るよ」ガシッ

ライナー「なぁに、怖いのは一瞬さ」ガシッ

アルミン「え?え?えー!?」ズルズル


ミーナ「…何でアルミンが連れていかれたの?」

ユミル「知らん」

664: 2013/08/17(土) 20:34:25 ID:iIRtu5EQ
廊下

ベルトルト「分かってるよね?何でこんなところに呼ばれたか」

アルミン「分からないよ。僕は何もしてないってのに」シラー

ライナー「ベルトルト…マルコを起こしに行くぞ。躾の時間だ」

アルミン「すいませんでしたぁぁ!!」ドゲザ

ベルトルト「ライナー頼んだよ」

ライナー「任せとけ!」ダダダッ

アルミン「何でだよぉぉ!?」

665: 2013/08/17(土) 20:45:56 ID:iIRtu5EQ
ライナー「連れてきたぞ」スタッ

マルコ「何だよもう…眠いってのに…」

ベルトルト「マルコ、コイツ犯していいよ」

アルミン「待って待って!!今度何か奢るからさ!!止まってくれぇぇ!!」

マルコ「僕…アルミンを犯す趣味無いから」

アルミン「よっしゃぁぁ!!ありがとぉぉマルコぉぉぉ!!」ダキッ

マルコ(あ、ありかも)ムラッ

666: 2013/08/17(土) 21:02:19 ID:iIRtu5EQ
マルコ「…ベルトルト、ライナー。ちょっとアルミンと倉庫に行ってくるね」ガシッ

アルミン「え?」

ライナー「頑張れよー!」

ベルトルト「たっぷりと楽しんでいいよー」

アルミン「いやぁぁぁ!!」ズルズル


ベルトルト「さて、これからどうしよう…」

ライナー「…何でアイツ小さくなったんだ?」

ベルトルト「あの薬を飲んだからだよ」

ライナー「そうか、そういうことだったのか」

ベルトルト「…もしかしてその事を知らずに怒ってたの?」

ライナー「ああ」

667: 2013/08/17(土) 21:13:45 ID:iIRtu5EQ
ベルトルト「まったく…理由もなく人を怒るのはダメだよ」

ライナー「悪い…」

ベルトルト「食堂に戻るよ」

アッーーーーーーー!!!

ベルトルト「…何も聞こえない」スタスタ

ライナー(アルミン…お気の毒に)

668: 2013/08/17(土) 21:28:59 ID:iIRtu5EQ
食堂

クリスタ「ライナー達…遅いね」

ミーナ「何してるんだろう…?」

アッーーーーーーー!!!

ユミル「何だこの声…!?」

クリスタ「誰かの悲鳴…!?」

口Oアニ「ん……」パチッ

ガチャ

ライナー「アイツ声でかいな…」

ベルトルト「本当だよ、鼓膜破れるかと思うぐらいうるさい…」

口Oアニ「あ…ベルトルトとライナー…」

ユミル「起きたようだな、下ろすか」スッ

669: 2013/08/17(土) 22:01:23 ID:iIRtu5EQ
口Oアニ「あれ…?ここどこ…?お姉ちゃん達だれ?」

ミーナ「あらら…記憶まで子供の頃に戻っちゃった」

クリスタ「…アニちゃん、ここは訓練兵団と言う場所で私達は兵士なの…」

ベルトルト(随分とざっくりとした説明だなぁ…)

アニ「兵士……ライナーやベルトルトもそうなの?」

ライナー「そうだ」

ベルトルト「そうだよ」

ユミル(何で私達のことは忘れててライナー達のことは覚えてんだ…?)

670: 2013/08/17(土) 22:15:01 ID:iIRtu5EQ
ガチャ

アルミン「はぁ……」トボトボ

ベルトルト「どうだったアルミン?」ボソッ

ライナー「後ろの処Oを犯された気分はよぉ…」ボソッ

アルミン「ふふっ…」ニヤッ

ガチャ

マルコ「いてて……」ヨロヨロ

ライナー「!?」

ベルトルト「マルコ…どうしてお尻を押さえてるんだい…!!?」

671: 2013/08/17(土) 22:29:40 ID:iIRtu5EQ
マルコ「うぅ……」ドサッ

ベルトルト「大丈夫か!?」ガシッ

マルコ「ベルトルト……聞いてくれ……アルミンに…逆レOプされた…」ガクッ

ベルトルト「マルコぉぉぉ!!」


クリスタ「……どうなってるの?」

アニ「……ベルトルトうるさい…」

アルミン「あっ!口Oアニキターーーーー!!!」(やったーーー!!!この日をどれだけ待ち望んだことかッ!!)

アニ「ひっ!」ビクッ

ユミル「…アルミン、今なんて言ったんだ?あまりにも声が大きすぎて聞こえなかった…」

アルミン「え、やだよ。恥ずかしい」

672: 2013/08/17(土) 23:04:50 ID:iIRtu5EQ
アルミン「はぁ…大変なことになったねぇ~」

ベルトルト「何他人事みたいに言ってるんだ」

ライナー「お前のせいだろ」

口Oアニ「ベルトルト…この人怖い」ギュッ

アルミン「」

ベルトルト「うん、この人は危ないから近づかない方がいいよ」ナデナデ


ライナー「…アルミン、お前がとても可哀想だから一言言うよ」

アルミン「ライナー…!」

ライナー「次…アニに変なことしたらブッ頃すぞ」ポンッ スタスタ

アルミン「」

673: 2013/08/18(日) 00:07:27 ID:/ygoruhk
ベルトルト「あの…ちょっと悪いけどクリスタ達は席を外してもらっていいかな?」

クリスタ「…うん、分かったよ」スタスタ

ユミル「ッチ…仕方ねぇな…」スタスタ

ミーナ「またあとで話をさせてね」スタスタ


ライナー「…これからどうする?」

口Oアニ「…お腹空いた」グー

ベルトルト「少し待っててね、今ご飯持ってくるから」スタスタ

ライナー「おう、ありがとよ」

口Oアニ「……何でライナーとベルトルトはそんなにでかいの?」

ライナー(……今アニに体が小さくなったことを言っても信じないだろうな…少し無理があるが)「…ここに来たら体が急にでかくなったんだ」

674: 2013/08/18(日) 00:59:05 ID:/ygoruhk
アニ「……」

ライナー(う……流石に信じてくれないか…)

アニ「…ならなんで私は大きくならないの?」

ライナー(信じたっ!?)「そ…それは……」アセダラダラ

ベルトルト「人によって大きくなる時期が違うんだよ」スタッ

ライナー「お、やっと来たか」(ベルトルトぉ!ナイスなタイミングで来てくれた!)

ベルトルト(嘘つくならもっとましなのにしなよ)ガタッ

675: 2013/08/18(日) 01:18:18 ID:/ygoruhk
ベルトルト「僕たちは大きくなるのが他の人に比べてとても早かったんだ。ここに来てからもう1年ほど経つからそろそろアニも大きくなるよ……」ペラペラ

口Oアニ「」プシュー

ライナー「ダメだ、全く理解できてない」

ベルトルト「おっと…僕としたことが」

口Oアニ「……ぜんぜん分かんないよぉ…」

ベルトルト「ごめんね、これからライナーが分かりやすく説明するから」

ライナー「え、オレ!?」

676: 2013/08/18(日) 01:43:01 ID:/ygoruhk
ベルトルト(頼むよ…所々補足するの手伝うからさ)

ライナー(…仕方無いな)「ごほん…ここ過ごしているとな、急に大きくなることがあるんだ」

口Oアニ「うん…」

ライナー「そして人によって大きくなるのにばらつきがあるんだ。例えばさっきの大声出した奴はまだ大きくなってない。ここまで分かるか?」

口Oアニ「…何とか分かる」

ライナー(あれ?これなら普通に薬のこと言った方が早くないか?)

ベルトルト(ライナー、気にしたらダメだよ!)

ライナー(でもよ、オレ何言ってるのか分かんなくなってきたよ…)

ベルトルト(諦めるな!勢いで何とかするんだ!!)

ライナー(そんな無茶な)

678: 2013/08/18(日) 10:57:07 ID:/ygoruhk


ライナー「…飯食うか」(もう話すこともないだろ)

ベルトルト「そうだね」モグモグ

口Oアニ「……」モグモグ

ライナー「どうだアニ?食えるか?」モグモグ

口Oアニ「…うん」モグモグ

ライナー(ちゃんと食えるようだな。ここの飯は故郷の飯と違ってあまり旨くないから心配したが…)モグモグ

ベルトルト(あ、アニの苦手なニンジンがある)モグモグ

口Oアニ「……ニンジンだ」ボソッ

680: 2013/08/18(日) 13:13:31 ID:/ygoruhk
ライナー「なぁアニ、どこか行きたいところでもあるか?」モグモグ

口Oアニ「……」モグモグ

ベルトルト「ライナーダメだよ!アニは今ニンジンに悪戦苦闘してるんだから!」ヒソヒソ

ライナー「す、すまん!アニはニンジンが苦手だったな!」ヒソヒソ

ベルトルト「ここで僕らが食べてもいいけどそしたらアニは子供扱いされて怒るよ」ヒソヒソ

ライナー「そうだな…今オレ達は同い年って言う設定だからバカにされたと思うかもしれん…」ヒソヒソ

口Oアニ「…何話してるの?」モグモグ

ベルトルト「これ食べ終わったあとどうするか話してたんだ」モグモグ

ライナー(ナイス、ベルトルト!)

681: 2013/08/18(日) 14:44:47 ID:/ygoruhk
口Oアニ「…外に出掛けたい」モグモグ

ベルトルト「じゃあこれ食べ終わったら外出申請を……あ!」

ライナー「どうしたベルトルト?」

ベルトルト「…教官室には勝手に入ってはいけなかったよね」ヒソヒソ

ライナー「あ、ああ…それがどうかしたか?」ヒソヒソ

ベルトルト「あの薬は教官室に合った。それをアニが飲んだということは教官室に入ったはず…そして外出をする際には教官に申請しなくてはならない…」ヒソヒソ

ライナー「…もし教官に今のアニの姿を見られたら営倉行きだろうな…」ヒソヒソ

口Oアニ「……」ジーッ

ベルトルト「どうやって潜り抜けようか…」ヒソヒソ

682: 2013/08/18(日) 15:27:40 ID:/ygoruhk
ベルトルト「ごちそうさま、先に片付けてるね」カチャカチャ

ライナー「少し待っててくれ。オレもすぐ食べ終わる」モグモグ

口Oアニ「……」

ベルトルト「アニも もうそろそろ食べ終わるね……」(…まだニンジンを食べ終わってない…)

ライナー(アニはニンジンが大の苦手だから助け船だした方がいいか…?)

口Oアニ「……ライナー…ベルトルト…」

ライナー「ん?」

ベルトルト「何だい?」

口Oアニ「…あの…苦手だから…ニンジンを…食べてください……」ウルッ

ライナー「…どうする?」ヒソヒソ

ベルトルト「食べるに決まってるじゃないか」ヒソヒソ

683: 2013/08/18(日) 16:31:11 ID:/ygoruhk
ライナー「待て、オレが食べる」ガシッ

ベルトルト「ライナーはまだ残ってるだろう。そっちを食べなよ」ブンッ

ライナー「お前食器片付けたんだからフォーク使えないだろ。と言うわけでオレが食べる」

ベルトルト「待て待て、まだ片付けてる最中だから問題ないよ」ガシッ

ライナー「…女々しい男は嫌われるぞ」ブンッ

ベルトルト「ゴリラに嫌われても問題ないね」


口Oアニ「……えいっ!」パクッ

ベルトルト「あ…食べちゃった…」

口Oアニ「……ッ!」

ライナー「やっぱ無理だったか…」

684: 2013/08/18(日) 16:58:54 ID:/ygoruhk
口Oアニ「うぅ…やっぱり無理…」グスッ

ベルトルト「ライナー!君が止めなければアニが泣くことはなかったぞ!」ガシッ

ライナー「うるせぇ!お前がしつこいからだろ!」ガシッ

ミーナ「2人とも…いい加減にしなさい!」パァンッパァンッ

ベルトルト「ぶはぁっ!」ドサッ

ライナー「ぐべっ!」ドサッ



686: 2013/08/18(日) 18:58:21 ID:/ygoruhk
ミーナ「まったくもう……大声を出すからアニが怯えてるじゃない!」

口Oアニ「……」ビクビク

ライナー「わ、悪い…」

ベルトルト「すいませんでした…」


アルミン(はっはっは、いい気分だ)ニヤニヤ


クリスタ「アルミンがこっちを見て笑ってる…」

ベルトルト「…ライナー」

ライナー「おう…」

ミーナ「おう、じゃないでしょ」ペチン

ライナー「イテッ…叩くなよ…」

687: 2013/08/18(日) 19:20:04 ID:/ygoruhk
ミーナ「あんたら2人に任せてると危ないからアニは私達と一緒にいてもらうわ」

ベルトルト(ヤバい!もしアニが口を滑らしたら…!)

ライナー「…それだけは譲れないな…!」

ユミル「…それならアニにどっちがいいか選んでもらえばいいだろ」

クリスタ「そうだね、ねぇアニちゃん。アニちゃんは私達といるのとライナー達といるのどっちの方がいい?」

口Oアニ「………」

ライナー「…オレはクリスタ達の方がいい」ヒソヒソ

ベルトルト「お前もう戦士じゃねーよ」ヒソヒソ

688: 2013/08/18(日) 20:14:07 ID:/ygoruhk
口Oアニ「…ライナー達の方がいい」

ライナー「だってよミーナ」ポンッ

ベルトルト「僕らの勝ちだね」ポンッ

ミーナ「…すっごくイライラする」

ユミル「見てる私達も腹立ってるから心配するな…」

ベルトルト「アニは外に出掛けたいんだよね?」

口Oアニ「うん…!」コクッ

ベルトルト「……バトンタッチ、ライナー」スッ

ライナー「おいベルトルト、どこ行く?」

ベルトルト「…トイレ行ってくる」ヨロヨロ

口Oアニ「…何でベルトルトは前屈みなの?」

ライナー「聞くな…」

690: 2013/08/19(月) 00:59:31 ID:.eetGg9I
ライナー「…さて、どうしよう」

クリスタ「どうしようって……町に出掛けるんじゃないの?」

ライナー「この姿のアニを教官に見せるわけにはいかないだろ」ヒソヒソ

ユミル「そうだったな…外出申請するには教官に会うことになる…」ヒソヒソ

ライナー「どうすればいいか一緒に考えてくれないか…?」ヒソヒソ


口Oアニ「…3人は何を話してるの?」

ミーナ「これからどうするか話し合ってるのよ、あなたの事でね」ナデナデ

口Oアニ「ひゃ///撫でないで///」カァァ

ミーナ「……その反応と~っても可愛いっ!」ナデナデ

口Oアニ「や、やめて///」カァァ


アルミン「羨ましい…!」

691: 2013/08/19(月) 01:18:34 ID:.eetGg9I
ユミル「う~ん……1つ思い付いたぞ」

ライナー「マジか、言ってくれ」

ユミル「アニをベルトルトの服の中に隠すんだよ」

ライナー「……冗談じゃねぇよな?」

ユミル「うるせー…私もこんなのしか思い付かなかったんだよ…」

ベルトルト「それアリだと僕は思うよ」スッ

クリスタ「!遅かったねベルトルト」

ライナー「それよりベルトルト…お前本気か…!?」

ベルトルト「うん」ニコッ

693: 2013/08/19(月) 22:22:20 ID:hYnEhuqA



ライナー「バレるに決まってるだろ…」

ベルトルト「あ、確かに…というかわざわざ申請する場所にアニを連れてく必要はないな」

ユミル「…何でそんなことに気がつかなかったんだ…」

ベルトルト「それならアニを外に連れ出すのは簡単じゃないか。確か訓練兵団の街への出入り口には見張りがいるはずだけど1人だから問題ないよ」

クリスタ「今のアニは小さいからベルトルトの体で隠せちゃうね」

ライナー「じゃあ申請しに行くぞベルトルト」

ベルトルト「うん」スタスタ

694: 2013/08/19(月) 22:37:25 ID:hYnEhuqA
5分後

ベルトルト「申請終わったから行こうか」

ライナー「アニ行くぞー」

口Oアニ「うん、分かった」トコトコ

ベルトルト「街に行ったら何する?」

ライナー「アニの言うことを優先するか」

口Oアニ「私は……甘いものが食べたい…!」キラキラ

ベルトルト「甘いもの…ライナー」チラッ

ライナー「何言ってる?お前の方が金持ってるだろ」

ベルトルト「うぅ…分かった…けどライナーの分は払わないよ」

695: 2013/08/19(月) 23:09:26 ID:hYnEhuqA
ライナー「はははっ、面白い冗談を言うなぁベルトルト」

ベルトルト「…行くよアニ」スタスタ

口Oアニ「うんっ」トコトコ

ライナー「久しぶりに3人で出掛けるなぁ…」スタスタ

ベルトルト「懐かしいねぇ…」スタスタ

696: 2013/08/19(月) 23:28:33 ID:hYnEhuqA
教官「お、君達も外出か」

ベルトルト「はい、たまにはガス抜きしないとキツいので…」

教官「そうだよな、兵士にも休みは必要だからな。だからといってはしゃぎすぎるなよ…その責任背負うのオレ達なんだからな」

ライナー「分かってますよ、それぐらい」

教官「悪い悪い、まぁ2ヶ月ぶりの休日をたっぷりと満喫しろよー」

ベルトルト「分かりました」(この人はアルミンが言うにはノーマルなんだよな…)

697: 2013/08/19(月) 23:47:07 ID:hYnEhuqA
教官「ちゃんと門限までには戻ってこいよー」

ベルトルト「はい、それじゃ行ってきます」スタスタ


教官「…ん、あれ?」(何か…あの2人の腰辺りから金髪が見える…)

教官「……レンズ訓練兵かな、あの子小さいし」

698: 2013/08/20(火) 00:03:42 ID:e2my8R6U


ライナー「何か食うにしてもまだ早いな、それまで時間潰そうぜ」スタスタ

ベルトルト「そうだね、アニもまだお腹一杯だろうし」スタスタ

口Oアニ「うん…」トコトコ

ライナー「どこ行きたいアニ?」スタスタ

口Oアニ「え~っと……雑貨屋さん行ってみたい」

ベルトルト「何か買いたいものが合ったらライナーに言ってね」

ライナー「…何でオレ?」

ベルトルト「別にいいだろ、僕は超高いスイーツなんてものを2つ買うんだ。それに比べれば安いもんじゃないか」

ライナー「2つ?3つじゃないのか?」

ベルトルト「…180㎝以上の男が甘えると気持ち悪いよ」

ライナー「…すまん」

口Oアニ「早く行こうよ~」ギュッ ギュッ

ライナー「そうだな、さっさと雑貨屋に入るぞ」

ベルトルト「あ、あそこにあるよ!」

699: 2013/08/20(火) 00:25:17 ID:e2my8R6U
雑貨屋

ベルトルト「色んなものが売ってるな~」スタスタ

ライナー「欲しいものあったら言えよ。何でも買ってやるからさ!」スタスタ

口Oアニ「じゃあこれっ」スッ

ライナー「早い…って指輪か…」

ライナー「値段は~…!?………じゃ、じゃあ買ってくるよ…」ガクガク

ベルトルト「ライナーが震えてる…よっぽどの値段だったのか…」

口Oアニ「あ、まだ買いにいかないで…他にも見たいから…」

ライナー(…オレの財布から金が消え失せる気がしてきた…)

700: 2013/08/20(火) 01:10:48 ID:e2my8R6U
口Oアニ「…このくまさんの人形可愛い…!」ジーッ

ライナー「…はぁ、それも買うよ」ヒョイ

口Oアニ「やった!」ピョンピョン

ライナー(可愛いな…これが天使か…!)

ベルトルト(浮かれてるような顔してるけど…それとは裏腹に財布のお金は減っていくんだなぁ…)

ライナー「はっはっは!こうなったらやけだ!なんでも買うぞ!」

701: 2013/08/20(火) 01:20:33 ID:e2my8R6U
1時間後

ライナー「」

ベルトルト「荷物は僕が持つよ…」スッ

口Oアニ「ライナー…大丈夫…?」ユサユサ

ライナー「!! 夢を見ていた…女神の夢を…」

口Oアニ「やった、起きたっ」

ベルトルト(クリスタの夢を見ていたのか…呑気だなぁ…財布はすっからかんだってのに)

ライナー「じゃあそろそろ飯食うか、腹減ってきたし」グー

口Oアニ「さんせい!」

ベルトルト「僕も……店はあそこでいいよね?」チラッ

ライナー「カフェか…あそこならスイーツもありそうだな」(今度はお前の番だ…ベルトルト)

703: 2013/08/20(火) 20:50:11 ID:1eweC.DE


カフェ

ベルトルト「なんだか…高そうな店だね…」

ライナー「子供はオレ達だけだぞ…」

口Oアニ「何食べようかな…♪」ワクワク

ベルトルト「ライナー…この店でお金が尽きても何も後悔しないと僕は思う…」

ライナー「…最後までそう言えるか…?」

ベルトルト「…言い切ってみせるさ」

ライナー「そうか、じゃあ何食うか決めるぞ」

704: 2013/08/20(火) 21:21:28 ID:1eweC.DE
ベルトルト「僕は…サラダにしようかな」

ライナー「比較的安いのを選んだな、オレはパスタってやつで」

口Oアニ「私は…サンドイッチっていうのを食べてみたい」

ベルトルト「決まったね、じゃあ食べ終わったらスイーツを頼もうか」

口Oアニ「分かった♪」

ライナー「お、店員が近くにいるな。すいませーん」

店員「はいっ」スタスタ

705: 2013/08/20(火) 21:38:39 ID:1eweC.DE
ベルトルト「あの、サラダとパスタとサンドイッチをそれぞれ1つずつで」

店員「はいっ」カキカキ

ライナー「すいません、コーヒーもお願いします」

ベルトルト「あ、僕も」

店員「かしこまりました」カキカキ

店員「サラダとパスタとサンドイッチが1つずつ。コーヒーが2つでよろしいですか?」

ベルトルト「はい…」(一応スイーツの値段を見とこ)ペラッ

ベルトルト「……」

706: 2013/08/20(火) 22:06:29 ID:1eweC.DE
ベルトルト(…アニが2つ食べたいって言わなければ大丈夫……な気がする。いざとなれば僕は食べるのを我慢すれば…)ダラダラ

ライナー「大丈夫かベルトルト?すごい量の汗だぞ…」

ベルトルト「大丈夫だよ…多分」

口Oアニ「本当に…?」

ベルトルト「うん…」

ライナー「お、飯来たぞ」

店員「こちらサラダとサンドイッチです」スッ

ベルトルト「美味しそうだな…どっちも…」

ライナー「オレのはまだか…」

口Oアニ「…いただきますっ」モグッ

口Oアニ「おいしいっ!」モグモグ

ベルトルト「よかったねぇ…」(サラダ結構うまいな…)モグモグ

ライナー「そのサラダうまそうだな…少しくれよ」

ベルトルト「いいよ、君のも少しくれるならね」スッ

707: 2013/08/20(火) 22:25:22 ID:1eweC.DE
ライナー「へへっ、ありがとよ」モグモグ

ベルトルト「ライナー、君のも来たよ」モグモグ

店員「こちらパスタとコーヒーです」スッ

ライナー「」

ベルトルト「どうしたのライナー?」ゴクゴク

ライナー「オレのパスタ…小さすぎる……こんなの5口で食べ終わっちまうよ…」

ベルトルト「一口もらうよ」スッ モグッ

ライナー「あ!」

ベルトルト「うまいね」モグモグ

ライナー「…少ねぇよ」モグモグ

708: 2013/08/20(火) 23:34:08 ID:1eweC.DE
ベルトルト「意外にこのサラダ量が多いな…」ハハッ

口Oアニ「私はもう食べ終わった」

ライナー「オレも…」グー

ベルトルト「…少しあげるよ」モグモグ

ライナー「!本当にいいのか!?」

ベルトルト「いいよ、これ全部食べきれるか分かんないから」モグモグ

ライナー「ありがたい…!」モグモグ

ベルトルト「アニも少し食べてみる?結構おいしいよ」モグモグ

口Oアニ「…うん、食べる」

ライナー「じゃ、取り皿に入れるか。確かサラダ来たときにあったよな?」

ベルトルト「うん、これに入れてあげて」スッ

ライナー「分かった」ヒョイヒョイ

709: 2013/08/20(火) 23:46:56 ID:1eweC.DE
ライナー「ほいっ」スッ

口Oアニ「ありがとっ」パシッ

ベルトルト「ニンジンは入ってないから安心してね」モグモグ

口Oアニ「…本当だ。ではいただきます」モグモグ

口Oアニ「……おいしい」モグモグ

ベルトルト「次の休日も来ようね」モグモグ

ライナー「そうだな…」(スイーツ以外は大体安いため兵団の給料でも十分食べれるから気に入ったのか…)モグモグ

ベルトルト(さて…そろそろ食べ終わる。やっぱり皆で食べると早いなぁ…)モグモグ

710: 2013/08/21(水) 00:43:02 ID:ccSKz/aw
ベルトルト「完食…っと」

ライナー「さて…ここからが本番だぞベルトルト」ヒソヒソ

ベルトルト「分かってるよライナー…」ヒソヒソ

ベルトルト「ねぇアニ、君が言ってたスイーツはこのケーキってやつでいいかな?」

口Oアニ「うん♪」ワクワク

ライナー「1つ頼むか」(食べようと思ってたが雑貨屋で金はほぼ消えたからな、アニが食べるのを見て和むか)

ベルトルト「あのー、すいませーん」

店員「あ、今行きますっ」タタタッ

711: 2013/08/21(水) 00:57:58 ID:ccSKz/aw
店員「はい、何でしょう」

ベルトルト「ケーキを1つお願いします」

店員「かしこまりました」カキカキ

店員「……」スタスタ

ライナー「ケーキってどんなのなんだ?オレは見たことも聞いたこともないんだが…」

ベルトルト「僕は聞いたことならあるよ、卵を使ってできたスポンジケーキというものに牛乳と砂糖でできたクリームっていう甘いのを塗りたくるんだって」

ライナー「…随分と豪華だな」

ベルトルト「…高い理由がよく分かるよ」

口Oアニ「???」

ライナー「難しかったのか…理解できてない…」

712: 2013/08/21(水) 22:21:13 ID:stL9xhSU



ベルトルト「あ、あれがケーキだよ」

店員「こちらショートケーキです」スッ

ライナー「…すごい形だな、三角形って…」

ベルトルト「予想以上にカラフルな色をしてる…」

口Oアニ「…美味しそう…!」

ベルトルト(どんな味なんだろうな…?)ジーッ

ライナー(甘いと言っていたが…どれくらいの甘さなんだろう…?)ジーッ

口Oアニ「じゃあ…いただきますっ」パクッ

口Oアニ「…美味しいっ♪」ニコッ

ベルトルト(よかった…気に入ってくれて…)

ライナー(可愛い…天使の微笑みだ)

713: 2013/08/21(水) 22:32:49 ID:stL9xhSU
口Oアニ「……」ピタッ

ベルトルト(あれ、食べる手を止めた)

ライナー(もう腹一杯だったのか?)

口Oアニ「…ライナーとベルトルトも食べようよっ」

ベルトルト「えっ僕らも?」

ライナー「良いのか?」

口Oアニ「だって…1人で食べるより皆で食べた方が美味しいよ♪」ニコッ

ベルトルト(癒されるなぁ~)

ライナー(アルミンお前のおかげだ…こんなにアニの笑顔を見れるなんて…なんかお土産でも買って帰るよ…)

714: 2013/08/21(水) 22:46:09 ID:stL9xhSU
ベルトルト「じゃあ…お言葉に甘えて」スッ パクッ

ライナー「オレもっ」スッ パクッ

ベルトルト「…甘くてすごく美味しい…!」

ライナー「こんなものがあったなんて…!」

口Oアニ「♪♪」パクパク

ライナー(今日は良い日だ…)

ベルトルト(…こんなアニが見れるのもアルミンのおかげか…帰ったら謝ろ)

715: 2013/08/21(水) 23:28:00 ID:stL9xhSU
口Oアニ「食べ終わったよ♪」

ベルトルト「…じゃあ出ようか」ガタッ

ライナー「…ここ出たら店寄っていいか?」

ベルトルト「いいけど…どこの店によるの?」

ライナー「…本屋だ」

口Oアニ「私も行ってみたいっ」

ベルトルト「ならここ出たあとは本屋寄ろうか」

ベルトルト「2人は先外出てて良いよ、支払いは僕がしとくから」

ライナー「あ、待て。それならパスタ分渡しとく」ゴソゴソ

ライナー「ほいっ」スッ

ベルトルト「どうもっ」パシッ

718: 2013/08/22(木) 22:33:55 ID:lyQBbK02



ライナー「…3人で休日を過ごすなんて久し振りだな…」ボソッ

口Oアニ「? 何か言った?」

ライナー「いや、独り言だ…」

口Oアニ「ふーん…」

ガチャ

ベルトルト「ごめんね、遅くなった」

ライナー「…ちゃんと金は足りたか?」

ベルトルト「大丈夫だったよ、1つ言うとしたらコーヒー分も払って欲しかったな」

ライナー「……すまん」

ベルトルト「ははっ、冗談だよ。それじゃ本屋行こうか」スタスタ

口Oアニ「うん」トコトコ

719: 2013/08/23(金) 01:11:09 ID:x70RrUI6

本屋

ライナー「買いたい本あったら言えよアニ」

ベルトルト「あ、ライナーは買いたい本探してていいよ。僕がアニと一緒にいるから」

ライナー「おう分かった、じゃまたあとでな」スタスタ

ベルトルト(これで…ゆっくりとアニとの時間を過ごせる)「…アニはどんな本が欲しいの?」

口Oアニ「…格闘術の本」

ベルトルト「へ、へぇ…」(…一気に現実に戻された)

720: 2013/08/23(金) 01:18:17 ID:x70RrUI6
ライナー「アルミンが喜ぶ本はどれだ~?」ウロウロ

ライナー「これでいいか」スッ

【子供の正しい育て方】

ライナー「あいつ子供好きだからな、気に入るはずだ」

721: 2013/08/23(金) 21:54:01 ID:IYwmdQtE


口Oアニ「…見つからない」

ベルトルト「ここには無いかもね、そういえばどうして格闘術の本が欲しいの?」

口Oアニ「…おとうさんに本をよく読んで体を鍛えろって言われたから」

口Oアニ「正直面倒くさいけど…大切な人を守るためには大事なことだから仕方ないし…」

ベルトルト「…その大切な人の中に僕達も入ってるかな?」

口Oアニ「…うん」コクッ


ライナー「ここにいたか…!」スタッ

ベルトルト「あ、ライナー。買いたい本はあった?」

ライナー「ああ、ちゃんと売ってあったぜ」

ベルトルト「じゃあ買ってきて。僕らは外で待ってるから」

ライナー「おうっ」スタスタ

722: 2013/08/23(金) 22:40:45 ID:IYwmdQtE
ベルトルト「ねぇアニ…まだ兵団に戻るには時間があるからどこか寄る?」

口Oアニ「…どこでもいい」

ライナー「じゃあオレが決めていいか?」スッ

ベルトルト「買ってくるの早かったね」

ライナー「列が短かったからな、それでよ。オレの行きたいところは野原だ」

ベルトルト「…何で?」

ライナー「ひなたぼっこをしたいからだ」

ベルトルト「…アニはしたい?」

口Oアニ「…する」

ライナー「よしっ!それじゃあ行くぞ!」

723: 2013/08/23(金) 23:46:00 ID:IYwmdQtE
野原

ライナー「ふぅー…気持ちいい…」ゴロッ

ベルトルト「何か…心が安らぐね」ゴロッ

口Oアニ「zzz……」スヤスヤ

ライナー「はははっ、アニはもう寝たか」

ベルトルト「結構動き回ったからね…」

ライナー「…何年ぶりだろうな、3人で休日を過ごすなんて」

ベルトルト「……思い出せないや」

ライナー「……」ゴロゴロ

724: 2013/08/24(土) 00:13:21 ID:u0Pvpo5c
ライナー「ここ…良い街だよな」

ベルトルト「……」

ライナー「食べ物は美味しいし人は優しいし…兵士になってよかったな」

ベルトルト「ライナー…」ガシッ

ベルトルト「…君は…戦士だろ…」

ライナー「……すまん」

ベルトルト「君がここでどれだけ楽しんでも構わない…ちゃんと役割を果たしてくれるなら…」

ライナー「…分かっている、故郷に帰るためだ…」

ライナー「…でもよ、最近疲れてるんだ。少し寝かせてくれ…」

ベルトルト「…おやすみ、ライナー」

726: 2013/08/24(土) 20:32:21 ID:.hHrrySU


エレン「お、あそこでライナー達が寝てるぞ」スタスタ

ミカサ「気持ち良さそう…だけど見知らぬ子がいる」スタスタ

エレン「…今日知り合ったのか?」スタスタ

ミカサ「…それはないと思う。初対面であの2人を見て一緒に寝るのは厳しい…」ピタッ

エレン「…確かにな。じゃあ何で一緒に寝てるんだろうな…?誰かに似てる気がするが…」ピタッ

ミカサ「…変なことをされなければいいけど」

エレン「…一応オレ達もここにいるか。少し横になろうぜ」

ミカサ「…分かった」ゴロッ

エレン「…はぁ…気持ちいいな…」ゴロッ

728: 2013/08/24(土) 20:48:20 ID:.hHrrySU
2時間後

ライナー「…結構寝たな」ムクッ

ベルトルト「zzz…」スヤスヤ

口Oアニ「zzz…」スヤスヤ

ライナー「まだコイツらは寝てるか」

エレン「…よぉ、起きたか」ナデナデ

ライナー「なんだ…お前らもここで寝てたのかよ」

エレン「たまたまお前らを見かけてな。気になってここで寝たんだ」ナデナデ

ライナー「…気になるって?」

エレン「ああ、お前らが女の子と寝てるとこを見てな。お前らのことだから危ないことはしてないだろうけど少し気になって…」ナデナデ

ライナー「そうか…」(まぁ…兵士以外と一緒にいるなんて中々無いからな。それに女の子だ、怪しまれても仕方ないな)

エレン「見覚えがあるんだが…ま、気のせいか」ナデナデ

730: 2013/08/24(土) 22:14:41 ID:.hHrrySU
ライナー「…ってか何でミカサをずっと撫でてんだ?」

エレン「…寝顔が可愛くてな、つい…」ナデナデ

ライナー「…確かに可愛いな」

ミカサ「……」スヤスヤ

エレン「…なぁ、その子名前なんて言うんだ?」ナデナデ

ライナー「…それは言えない」(もしコイツが教官に言ったらヤバイからな…)

エレン「……分かったよ」(なんか事情でもあんのかな)ナデナデ

731: 2013/08/24(土) 22:22:23 ID:.hHrrySU
ベルトルト「…あー、よく寝た」ゴロッ

エレン「お、起きたか」ナデナデ

ベルトルト「あれ…?何でここにエレンがいるの?」

エレン「あー…たまたまお前らを見かけてたらオレらも寝たくなってな」

ベルトルト「そう…」

ライナー「やっぱお前…寝相悪いな」

ベルトルト「あ、ライナーのこと蹴ってたね。ごめんごめん」ムクッ

エレン「さっき見たときに比べて向きが180度変わってるなぁ…」

ライナー「何でそんなに動くんだ?」

ベルトルト「…さぁ?」

732: 2013/08/24(土) 22:52:47 ID:.hHrrySU
エレン「そろそろ門限の時間か、ミカサを起こすとしよう」ユサユサ

ミカサ「ん…」ムクッ

ベルトルト「…僕らも彼女を起こすか」

ライナー「そうだな…」ユサユサ

口Oアニ「zzz…」スヤスヤ

ベルトルト「ダメだ…全く起きない…」ユサユサ

ライナー「どうする…?おんぶするか?」

ベルトルト「…そうしよっか、よいしょっ」ヒョイ

ライナー「え?お前が運ぶの?」

ベルトルト「ダメなの?」

733: 2013/08/24(土) 23:49:22 ID:.hHrrySU
エレン「そろそろ帰るぞミカサ」

ミカサ「うん…分かった…」

エレン「ライナー達はその子を家に帰してから戻るのか?」

ライナー「あ、ああ…そうだ」

ベルトルト「じゃ、行こっか」スタスタ


エレン「今日は楽しかったなミカサ」

ミカサ「…今度の休みも街に出掛けよう、アルミンを誘って…」

エレン「そうだな、良い店見つけたからあいつも喜ぶだろ」

ミカサ「そういえば…結構なお金使ってたけど大丈夫なの…?」

エレン「ん、ああ……貯金は全部使っちまったけどいいや。ミカサと楽しめたし」

ミカサ「…ありがとうエレン」ギュッ

エレン「おいおいくっつくなよ…歩きづらいぞ」

734: 2013/08/25(日) 00:00:17 ID:3YmzyA2I
ミカサ「これは…私なりの感謝…」ギューッ

エレン「…兵団までならいいぞ」ナデナデ

エレン(…想像以上に周りからの視線がキツいな…)スタスタ



ベルトルト「はぁ…」トボトボ

ライナー「どうしたベルトルト?」スタスタ

ベルトルト「晩御飯を食べたくないんだ…昼食があんな美味しいものだったから落差が激しくて…」トボトボ

ライナー「…同感だ、でも我慢するしかないだろ」スタスタ

ベルトルト「……はぁ」トボトボ

737: 2013/08/25(日) 00:54:00 ID:3YmzyA2I
エレン「よし、着いたぞ」スタスタ

ミカサ「…うん」スタスタ

教官「あ、お帰り」

エレン「…エレン・イェーガーとミカサ・アッカーマン、ただいま戻りました」

教官「門限まで結構ギリギリだったぞ、危なかったな」

エレン「すいません…ゆっくり歩いてたので…」

教官「まぁいい、それよりブラウン訓練兵達を見なかったか?」

エレン「見ましたよ、多分もうそろそろで帰ってくるはずです」

教官「分かった、ありがとう」

738: 2013/08/25(日) 01:09:11 ID:3YmzyA2I
教官「…門限まであと5分か」

教官「あ、遠くから何かが走ってきてる…」


ライナー「うおおぉぉ!!」ダダダッ

教官「うおっ!なんだ…ブラウンか…」

ベルトルト「あの…ライナー・ブラウンとベルトルト・フーバー、ただいま戻りました」

教官「ああ……君達とてもギリギリだったよ」

ベルトルト「すいません…次からは気を付けます」スタスタ

740: 2013/08/25(日) 20:17:05 ID:qbREkq0o


ベルトルト「まったく…ライナーの作戦は雑だよ」スタスタ

ライナー「すまない、これしか思い付かなくて…」スタスタ

ベルトルト「ライナーが思い切り走って教官が驚いてる内に僕とアニが教官の横を歩く…雑にもほどがあるよ」スタスタ

ライナー「でも成功したから良いだろ、教官はオレの方を見てたから気づかれなかったし」スタスタ

口Oアニ「…ライナーうるさい…」トコトコ

ライナー「す、すまない…」(寝起き悪いな…さっき起きたばっかだから仕方ねぇか)スタスタ

741: 2013/08/25(日) 20:31:23 ID:qbREkq0o
ライナー「…夕食食うか」スタスタ

ベルトルト「そうだね、正直食べたくないけど…」スタスタ

口Oアニ「…それなら私が食べようか?」トコトコ

ベルトルト「…それは困るな…そもそもアニはそこまで食べれないよね」スタスタ

ライナー「それならオレが食おうか?」スタスタ

ベルトルト「君はバナナでも食べてな」スタスタ

742: 2013/08/25(日) 20:47:21 ID:qbREkq0o
ライナー「ははっ、オレはゴリラじゃねーぞベルトルト」スタスタ

ベルトルト「分かってるよ…あ、食堂に着いたよ」ガチャ

ライナー「あ、クリスタがオレに対して手を振ってる」

ベルトルト「バカだな…アニに対してやってるに決まってるじゃないか」

口Oアニ「…ライナーはいつも思い込みが激しい」

ライナー「うぐっ…アニまで冷たい…」

743: 2013/08/25(日) 20:58:34 ID:qbREkq0o
ベルトルト「多分アニと話させてくれってことだろうね」

ライナー「飯食ってるやつらは談笑中だからアニには気づかないだろ」

ベルトルト「だね、もしバレたとしても口封じすれば良いや」

ライナー「じゃクリスタ達のとこ行くぞアニ」

ベルトルト「あの人達がいい人だってことは朝知ったから大丈夫だよね?」

口Oアニ「……」コクッ

744: 2013/08/25(日) 21:13:27 ID:qbREkq0o
クリスタ「遅かったね3人とも」モグモグ

ライナー「ちょっと昼寝をしててな、ギリギリ間に合ったんだ」ガタッ

ベルトルト「2時間も寝ちゃってね」ガタッ

ミーナ「ちょっと待った。何で2人は当たり前のようにそこに座ろうとしてるの」モグモグ

ライナー「えっ?」

ベルトルト「ダメなの?」

ユミル「誰もお前らなんて呼んでねーよ」モグモグ

ベルトルト「あ、確かに」

ライナー「呼ばれてなかったな」

745: 2013/08/25(日) 21:22:21 ID:qbREkq0o
ユミル「だからお前らはあそこで食ってろ」モグモグ

ベルトルト「あそこって…」

ライナー「アルミンのとこか、丁度良い。渡したい物があるから今渡そ」ガタッ

ベルトルト「僕も行くよ」ガタッ

ミーナ「あれっ?すんなり行ってくれた」モグモグ

ユミル「ライナーならもっと引き下がると思ったんだがな…」モグモグ

746: 2013/08/25(日) 21:31:36 ID:qbREkq0o
ミーナ「ま、いいや。それでアニ…あの2人と何したの…?」モグモグ

口Oアニ「別に…一緒に雑貨屋さん寄ったり昼ご飯食べたり昼寝しただけ…」モグモグ

ユミル「欲しいものとかはちゃんと買ってくれたか?」モグモグ

口Oアニ「うん、沢山買ってくれた…」モグモグ

クリスタ「もしかして…今ライナーが持ってるの全部…?」モグモグ

口Oアニ「……」コクッ

ミーナ「…あの量って…どれだけ買ったのよ…!?」モグモグ

747: 2013/08/25(日) 21:42:12 ID:qbREkq0o
ライナー「アニ上手く本性を隠してるな…」スタスタ

ベルトルト「人見知りってのもあるけどね」スタスタ

ライナー「おいアルミン、隣座らせてもらうぜ」ガタッ

アルミン「…僕をリンチするのかい?」

ベルトルト「違うよ、一言言いに来たんだ」ガタッ

アルミン「嫌だよ!だって今日の朝ライナーがそう言ってきて頃すって言ったんだよ!」

ライナー「…すまない」

748: 2013/08/25(日) 21:53:26 ID:qbREkq0o
アルミン「…僕の方こそ言い過ぎたよ、ごめんね」

ライナー「いや、オレが100%悪いから謝る必要はないぞ」

ベルトルト「僕もごめんね…」

アルミン「うん…じゃご飯食べよっか」

749: 2013/08/25(日) 21:59:10 ID:qbREkq0o
ライナー「そうだ、渡したい物があるんだ」ゴソゴソ

アルミン「…期待してもいいの?」

ライナー「もちろんだ、必ず気に入ってくれるはずだ」スッ

アルミン「ありがとうライナー…!」パシッ

【子供の正しい育て方】

アルミン「…何これ?」

750: 2013/08/25(日) 22:08:26 ID:qbREkq0o
ライナー「? だってお前子供好きだろ」モグモグ

アルミン「そういう意味じゃない…そういう意味じゃないんだよ…」モグモグ

ベルトルト「ダメだなぁライナーは、まったくアルミンの気持ちを理解してないよ」モグモグ

アルミン「も、もしかしてベルトルトも買ってくれたの…!?」

ベルトルト「いや、僕は何も買ってないよ」モグモグ

アルミン「……」

751: 2013/08/25(日) 22:14:08 ID:qbREkq0o
アルミン「…ごちそうさま」カチャカチャ

ライナー「ん、まだ少し余ってるぞ」モグモグ

アルミン「今食欲がなくなって…」

ベルトルト「? そう」モグモグ

ライナー「それならオレが代わりに食っとくよ、いいか?」

アルミン「うん…いいよ」

752: 2013/08/25(日) 22:21:17 ID:qbREkq0o
ライナー「どうして機嫌悪くなったんだ?」モグモグ

ベルトルト「…君が本を間違えたからじゃない?」モグモグ

ライナー「お前が何も買わなかったのもあるんじゃないか?」モグモグ

ベルトルト「…あとで土下座しにいこうか」モグモグ

ライナー「そうだな」モグモグ

753: 2013/08/25(日) 22:33:38 ID:qbREkq0o
カンカンカン

ライナー「よし、片付けるぞ」カチャカチャ

ベルトルト「食べるの早いねライナー」カチャカチャ

ライナー「昼飯があのパスタだったからな」カチャカチャ

ベルトルト「はははっ、確かにね」カチャカチャ

ライナー「じゃあ風呂入りに行くぞ」

ベルトルト「うん、分かった……」

754: 2013/08/25(日) 22:41:30 ID:qbREkq0o
風呂

ベルトルト「……」プカー

ライナー「はぁ…疲れが取れる…」

ベルトルト「お風呂はやっぱり良いね…」

ライナー「あぁ~眠い、オレもう上がるわ。それでそのあと寝る」ザバァッ

ベルトルト「…僕も上がるよ」ザバァッ

755: 2013/08/25(日) 22:50:19 ID:qbREkq0o
エレン達の部屋

エレン「今日はありがとなジャン」

ジャン「礼なんていらねぇよ、大したことしてねぇから」

マルコ「いや、十分したしょ、エレンのためにお金をあげたりとか」

ジャン「はっ、あれはミカサのためだ。エレンには何もしてねぇ」

エレン「…まったく、お前は素直じゃねーな」

ガチャ

ライナー「寝みぃ…」スタスタ

ベルトルト「僕らもう寝るから…」スタスタ

エレン「お、おう…」

アルミン「おやすみ2人とも…」

756: 2013/08/25(日) 23:02:16 ID:qbREkq0o
ベルトルト(やっぱり…僕はアニのことが好きだ…!)ウトウト

ベルトルト(これは誰にも譲れない…!)スヤスヤ

ベルトルト(だからっ、明日からもうアピールしよう!)ゴロゴロ


エレン「いてっ…ベルトルト蹴るなよ…zzz」スヤスヤ

757: 2013/08/25(日) 23:09:50 ID:qbREkq0o
次の日

朝食

ベルトルト「ねぇアニ!一緒にごは」ミーナ「アニー!ご飯食べよー!」グイグイ

アニ「…分かった、分かったから離して」ズルズル

ベルトルト「」

758: 2013/08/25(日) 23:14:29 ID:qbREkq0o
格闘訓練

アニ「……」スタスタ

ベルトルト「アニー!やる人いないなら僕と」エレン「おーいアニ、今日もやろうぜ!今度こそ勝ってやる!」

アニ「…いいよ、アンタとやるのは少し面白いからね」

ベルトルト「」

759: 2013/08/25(日) 23:17:43 ID:qbREkq0o
座学

アニ「……」

ベルトルト(あ、分からないところがあるようだ)「アニ、ここは」アニ「アルミンここ分からないんだけど…」

アルミン「あ、ここ?ここはね……」ペラペラ

ベルトルト「」

760: 2013/08/25(日) 23:21:25 ID:qbREkq0o


ベッドの中

ベルトルト「……」

ベルトルト「明日頑張ろう」ボソッ



終わり

761: 2013/08/25(日) 23:28:33 ID:qbREkq0o
これで完全終了となります
いや~本当に長かった…深夜のテンションでスレを建てるもんじゃないですね。深く痛感しました

それでこれを書き終わったら書くと言ってた進撃×キングダムは明日書きます。あと今 他に書いているやつも明日再開します


1つ大事なことを言い忘れてました。


キャラ崩壊注意です

それではさようなら…

引用: ジャン「オレはエレンだ!!」アルミン「」