1: 2017/06/16(金) 01:42:19.462 ID:WUeBHgpF0.net
博士「二つにひとつ……と言っても、答えはすでに決まっているようなものだけどねぇ……クククッ♪」

博士「キミがいけないんだぞ?キミがあまりにも、ワタシを挑発するから……あまりにもキミがワタシに思わせぶりな態度を取るから…。」

博士「だからこんな強硬手段を取らなくちゃいけなくなったんだ…。……ワタシの想いには、とっくに気づいていたくせに…!」

博士「キミのそういうところが……前から本ッ当に気に食わなかった…!本当、頃してやろうかと思ったよ……何度もね。」

博士「でも…………好きなんだぁぁ…♡頃してやりたいけどっ、気に食わないけどっ……キミのことが本気で好きなんだあっ…。」

博士「いつもいつもワタシのところに泣きついてきて、助けてやったらあんにかわいい笑顔で応えてくれて……そんなのっ、好きになるなという方が不自然じゃないかっ…。」

博士「キミだって、本当はワタシのことが好きなんだろう…?でなきゃ、ワタシみたいな人間のところ、来るわけがないもんなぁ…。」

博士「……クシシッ……そうだ……結局キミはワタシが大好きなんだ…。ワタシのことを愛しているから、今回だってなんの疑いも持たないまま、大人しく脳ミソに電極ブチ込まれたんだろうが…っ♪」

博士「だったら、とことん愛してやるよ…!お望み通りっ……このまま廃人にしてやろうかぁ…!?脳ミソ腐らせてさぁ……ックハハハハ!!」
ふらいんぐうぃっち(13) (週刊少年マガジンコミックス)
2: 2017/06/16(金) 01:43:56.868 ID:gtrtU8hd0.net
われわれはかしこいので

5: 2017/06/16(金) 01:48:22.458 ID:uTPN4Fsp0.net
ブッ腐るって表現好き

13: 2017/06/16(金) 01:54:10.227 ID:WUeBHgpF0.net
博士「……ああ…?……今、なにか、言ったか?……ワタシに対して、なにか偉そうな口を利いたかあっ!?」

博士「なあ……答えろ。でなきゃ電圧上げて脳ミソ焼き切るぞ…。ワタシに対して、どんなセリフを吐いたあっ!!」

博士「……狂ってるぅ…?……アハハハハッ!!なぁんだっ、そんなことかぁ!今さらなにかと思えばっ……クハハハハッ!!!」

博士「……ワタシが、なぜこんな地位にまで堕ちぶれたと思う…?……こんな、辺鄙な場所でわざわざ研究を続けている理由っ……分かるかなあ?」

博士「……ワタシはねぇ、昔っから人間が嫌いだったんだよ…。だから、実験と称して……何人もの人間を頃してきたよ…。」

博士「でも、その“副産物”の研究成果は、学会の連中には珍しいものだったらしくてねぇ。……あまりにも非人道的な実験を行っていたワタシだが、逮捕されるようなことはなかった。」

博士「ワタシは実験結果と引き換えに、身の保証をしてもらっていたんだよ。……だがまあ、それもついに限界が来たがね。」

博士「実験結果に満足がいった学会は、ついにワタシを学会から追放した。身寄りのなくなったワタシは……今度はワタシを散々利用した学会の連中に復讐するため、ここでこっそり実験を続けてきたというわけさ。」

博士「……そうして、キミがのこのことワタシの前に現れた。……嬉しかったよぉ…?実験材料が、自らの足でワタシのところにまで来てくれたんだから…。」

博士「…………まあ、今ではその実験材料に……本気で恋して、自分のモノにしようと……こうしているわけだけど…。」

博士「……クククッ……なんだか恥ずかしいなぁ…。……照れ隠しに……少し電極の電圧を上げようか…。」

博士「アッハハハハハ!!!目がグルグルと回って!壊れた安物のオモチャみたいで!!かわいいよ!!○○くぅぅううんっ!!!!」

20: 2017/06/16(金) 02:06:17.270 ID:WUeBHgpF0.net
博士「さあ~て、もうあまり時間は残されていないよ?……さあ、はやく答えを聞かせたまえっ……キミのその口から…!」

博士「……チッ!あーあーうるさいんだよっ……口からそんなにヨダレを垂らして……汚いなあっ…。」

博士「でもまあ、仕方がないなぁ……んっ……じゅるっ…んじゅっ、ちゅるっ……っく…ごくっ…………っぁああ~~っっ♡……お、おいしいなぁ…!」

博士「頭に電極ブッ刺さってる人間の唾液って、甘くておいしいんだねぇ?……本当は舌を舐ってもっと味わっていたいけど……」

博士「クククッ…それはキミをワタシのモノにしてからのお楽しみってことで…♪……ねぇ、○○くぅん?」

博士「だからさぁ、はやくワタシに唾液を飲ませてくれよぉ…!はやくワタシの恋人になってさぁ……ワタシにもっとキミの味をくれよっ……なあっ…!」

博士「…………チッ……本ッ当にイライラするなぁぁぁっっ…!!たったこれだけの電圧で喋ることすらままならなくなるなんてっ……嫌いだっ…だから人間はぁあっ…!!!」

博士「でも……キミにイライラさせられてるこの時間さえ……愛おしいよ…。ぁあああもっとっ、もっとワタシの脳ミソを支配してくれぇっ!!!」

22: 2017/06/16(金) 02:10:57.818 ID:WUeBHgpF0.net
博士「…………好きって……言おっか…♡その一言さえ言ってくれたら、ワタシはキミの天使になってあげようじゃないか!素敵な素敵な、キミだけの天使にっ…♡」

博士「ほらぁ、はやくぅ……まずは“す”の形に口をつくって……息を……っ♡そうそうっ、ちゃんと“す”って言えたねぇっ♡」

博士「こ、今度はねっ?今度はぁ……口端を引き伸ばして……“き”の形にしよう…?………ぁああもうっ!!口をカタカタ痙攣させてたら“き”って言えないだろうがああッ!!!」

博士「ほら!“き”だよ!!“き”!!“き”って言えばキミは助かるの!!生かしてやるっつってんだよおッ!!なんで分っかんねぇかなぁこれくらいのことがあぁぁ…ッ!!」

博士「あああでもでもっ、脳ミソ焼き切れそうなのに、必氏に“き”って……ワタシのこと、“好き”って言おうとしてくれてるねぇっ…!?……ぁぁああチクショウッ、クソクソクソッ……どうしてこんなに愛おしいんだああっっ……♡♡」

27: 2017/06/16(金) 02:18:46.326 ID:WUeBHgpF0.net
博士「さあ、さあっ、もうすぐだよっ?もうすぐで助かるよっ?もうすぐでワタシの恋人になれるよっ?そうしたらまず、なにをしよっかなぁ…♪」

博士「おてて繋いで、街でデートするのもいいなあ……目に付いたカップルを全員ブチ頃して、クスリで蘇生して性欲だけの獣にしたりしてっ…♪」

博士「……なぁんて♪キミがそういう、人間を貶めるようなことが嫌いってことは知ってるよ。だから、キミがワタシの恋人になってくれるのなら、ワタシは“普通の女性”になってあげよう。」

博士「人並みにキミと愛を育んで、人並みに子供を作って、人並みに母としての幸せを享受し、人並みに人生を終えよう。」

博士「もちろん学会への復讐なんて馬鹿げた真似はしないさ。……どうだい?キミが恋人になれば、多くの人間の命が守られるよ…!?」

博士「そうなればキミはもう、ワタシの恋人になるしかないっ…!だって知っているぞ?キミはそういう人間だものなあっ♪」

博士「……さあ……そろそろ痙攣の勝手も分かってきただろう。……“き”……って、言え…♡言え、言え…!言え、言え言え言え言え言え言え言ええええええええッッッッ……!!!」

博士「…………あ………ぁ、あ……あっ…!………ぁああぁぁあぁあああぁぁああああああああッッ♡♡♡♡」

博士「す、好きだあッ!!わ、ワタシもっ!ワタシも好きぃっ!!!ワタシもキミを愛しているとも!!!神に誓って!!キミに誓って愛しているともおっ!!!」

博士「あ、ぁあぁぁあ~~もうっ……ぁああぁぁああああ~~~っっ…♡♡♡」

30: 2017/06/16(金) 02:20:30.590 ID:WUeBHgpF0.net
こうして俺と博士は愛を誓い、子宝にも恵まれ、人並みながらも幸せな人生を送りましたとさ
おしり

31: 2017/06/16(金) 02:20:52.595 ID:WUeBHgpF0.net
みたいなのどうよ

引用: 博士(♀)「さあ、選びたまえよ。このまま電極で脳ミソがブッ腐るのを待つか……それともワタシの恋人になるか…♪」