1: 2013/07/11(木) 20:57:48 ID:1Yt6R3OU
サシャ「見てわかんないんですか?」ムシャムシャ
ベルトルト「いや、ちょっと信じられなくてね....一応聞いてみたんだ」
サシャ「見ての通り4m級巨人です」ムシャムシャ
ベルトルト「.....どこで巨人を?」
サシャ「さっき壁外に行って引きずり込んできました」ムシャムシャ
ベルトルト「....」
ベルトルト「いや、ちょっと信じられなくてね....一応聞いてみたんだ」
サシャ「見ての通り4m級巨人です」ムシャムシャ
ベルトルト「.....どこで巨人を?」
サシャ「さっき壁外に行って引きずり込んできました」ムシャムシャ
ベルトルト「....」
3: 2013/07/11(木) 21:01:18 ID:1Yt6R3OU
サシャ「この巨人は脂身が多いですねぇ」ムシャムシャ
ベルトルト「よく捕まえられたね...」
サシャ「狩猟民族をナメないでもらいたいです」ムシャムシャ
ベルトルト「....強いんだね」
ベルトルト「よく捕まえられたね...」
サシャ「狩猟民族をナメないでもらいたいです」ムシャムシャ
ベルトルト「....強いんだね」
6: 2013/07/11(木) 21:05:03 ID:1Yt6R3OU
サシャ「さて.....と」ブチィイイ!
ベルトルト「うなじを!?」
サシャ「ここが一番美味しいんですよ」ムシャムシャ
サシャ「ふぅ....」ゴクン
巨人「」シュワ~
ベルトルト「.....氏んじゃった」
ベルトルト「うなじを!?」
サシャ「ここが一番美味しいんですよ」ムシャムシャ
サシャ「ふぅ....」ゴクン
巨人「」シュワ~
ベルトルト「.....氏んじゃった」
7: 2013/07/11(木) 21:08:27 ID:1Yt6R3OU
サシャ「ご馳走様です」
ベルトルト「.....」
サシャ「.....」
サシャ「超大型巨人の赤身肉....」
ベルトルト「!!!」
サシャ「....いつか食べてみたいですねぇ」
ベルトルト「.....」
サシャ「.....」
サシャ「超大型巨人の赤身肉....」
ベルトルト「!!!」
サシャ「....いつか食べてみたいですねぇ」
11: 2013/07/11(木) 21:12:57 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「さすがに勝てないんじゃないかな?」
サシャ「誰がですか?」
ベルトルト「君がだよ、超大型は強いと思うよ」
サシャ「....勝つか負けるかではありません」
サシャ「美味しいか不味いかです」
ベルトルト「いや、でもさすがに!」
サシャ「賭けますか?」
サシャ「誰がですか?」
ベルトルト「君がだよ、超大型は強いと思うよ」
サシャ「....勝つか負けるかではありません」
サシャ「美味しいか不味いかです」
ベルトルト「いや、でもさすがに!」
サシャ「賭けますか?」
15: 2013/07/11(木) 21:19:27 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「賭ける....何を?」
サシャ「またいつか超大型が現れた時、私が勝つか負けるか....」
ベルトルト「僕は....超大型に賭けるよ」
サシャ「そうですか....」
ベルトルト「うん...」
サシャ「ベルトルトさん....」
サシャ「私がどうやって巨人を引きずり込んだか....知りたくないですか?」
サシャ「またいつか超大型が現れた時、私が勝つか負けるか....」
ベルトルト「僕は....超大型に賭けるよ」
サシャ「そうですか....」
ベルトルト「うん...」
サシャ「ベルトルトさん....」
サシャ「私がどうやって巨人を引きずり込んだか....知りたくないですか?」
20: 2013/07/11(木) 21:27:57 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「あ、あぁ!知りたいよ!」
サシャ「.....ですよね」クス
ベルトルト「サシャ、目が怖いよ...」
サシャ「簡単な事なんですよ.....嫌がる巨人を力づくで引っ張るんです」
サシャ「うなじを噛むと少し大人しくなりますし....」
サシャ「とにかく簡単、とにかく余裕なんですよ」
サシャ「.....ですよね」クス
ベルトルト「サシャ、目が怖いよ...」
サシャ「簡単な事なんですよ.....嫌がる巨人を力づくで引っ張るんです」
サシャ「うなじを噛むと少し大人しくなりますし....」
サシャ「とにかく簡単、とにかく余裕なんですよ」
23: 2013/07/11(木) 21:33:15 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「でも超大型は壁より大きんだよ.....力じゃ勝てないはずだ!」
サシャ「雀でも鷲でも弓を射れば氏にますよ?」
サシャ「あなたも.....狩猟民族ナメると氏にますよ?」
ベルトルト「ひっ!!」ゾワ
サシャ「.....それでも超大型に賭けますか?」
サシャ「雀でも鷲でも弓を射れば氏にますよ?」
サシャ「あなたも.....狩猟民族ナメると氏にますよ?」
ベルトルト「ひっ!!」ゾワ
サシャ「.....それでも超大型に賭けますか?」
24: 2013/07/11(木) 21:39:14 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「まぁ.....サシャが勝つといいね、僕にはわかんないや」
ベルトルト「あ、そろそろ寮に戻らなきゃ....じゃあまた明日」
サシャ「......ライナーとアニにも伝えといて下さい」
ベルトルト「え!?」ビクッ
サシャ「超大型だろうが鎧だろうが.....」
サシャ「私にとってはパァンと同じなんですよ」ニコッ
ベルトルト「あ、そろそろ寮に戻らなきゃ....じゃあまた明日」
サシャ「......ライナーとアニにも伝えといて下さい」
ベルトルト「え!?」ビクッ
サシャ「超大型だろうが鎧だろうが.....」
サシャ「私にとってはパァンと同じなんですよ」ニコッ
26: 2013/07/11(木) 21:43:52 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「は...ははっ、何の事だいそれは?」
サシャ「ほら、私のお腹が満腹の内に行きなさい....」
ベルトルト「い....言ってる意味がry」
サシャ「走らんかい!!!」
ベルトルト「ひぃ~!!!」ダッ
サシャ「ほら、私のお腹が満腹の内に行きなさい....」
ベルトルト「い....言ってる意味がry」
サシャ「走らんかい!!!」
ベルトルト「ひぃ~!!!」ダッ
32: 2013/07/11(木) 21:51:21 ID:1Yt6R3OU
男子寮
ベルトルト「ライナー!壁外へ逃げよう!ここには恐ろしい奴がいる!!」
ライナー「な、何だいきなり!?」
ベルトルト「いいから!アニも連れて脱出するよ!!」
ライナー「(コイツ...目がマジだ!)」
ライナー「わかった行こう!」
ベルトルト「ライナー!壁外へ逃げよう!ここには恐ろしい奴がいる!!」
ライナー「な、何だいきなり!?」
ベルトルト「いいから!アニも連れて脱出するよ!!」
ライナー「(コイツ...目がマジだ!)」
ライナー「わかった行こう!」
38: 2013/07/11(木) 22:03:31 ID:1Yt6R3OU
女子寮
ライナー「アニ!突発ですまんが壁外へ脱出するぞ!緊急事態だ」
アニ「はぁ?いきなり何言ってるの?」
ベルトルト「説明してる暇はない!氏にたくないだろ!?」
アニ「何の冗談よ?ここまで作戦を進めといて今更....」
ライナー「ベルトルトが冗談を言うわけないだろ?早くっ!!」
その頃
サシャ「お腹空いてきました」グゥ~
ライナー「アニ!突発ですまんが壁外へ脱出するぞ!緊急事態だ」
アニ「はぁ?いきなり何言ってるの?」
ベルトルト「説明してる暇はない!氏にたくないだろ!?」
アニ「何の冗談よ?ここまで作戦を進めといて今更....」
ライナー「ベルトルトが冗談を言うわけないだろ?早くっ!!」
その頃
サシャ「お腹空いてきました」グゥ~
42: 2013/07/11(木) 22:31:06 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「時間がないんだ!!」グイッ
アニ「ちょっと!?引っ張んないでよ!」
ライナー「!?おい誰か来たぞ!」
サシャ「いただきます~」タタタッ
ベルトルト「うわぁ!アイツだ!逃げて!!」
ライナー「はぁ?サシャが?」
サシャ「鎧の肉!!」ガブッ
アニ「ちょっと!?引っ張んないでよ!」
ライナー「!?おい誰か来たぞ!」
サシャ「いただきます~」タタタッ
ベルトルト「うわぁ!アイツだ!逃げて!!」
ライナー「はぁ?サシャが?」
サシャ「鎧の肉!!」ガブッ
43: 2013/07/11(木) 22:35:35 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「うわぁああああ!!」
アニ「ライナー!!」
サシャ「ちょっと硬いですね...」ムシャムシャ
ライナー「う....ぐぇ...」
ベルトルト「ラ、ライナー!変身するんだ!サシャを倒せ!」
ライナー「この...女...ゆ.....許さん」
ピカッ!!
アニ「ライナー!!」
サシャ「ちょっと硬いですね...」ムシャムシャ
ライナー「う....ぐぇ...」
ベルトルト「ラ、ライナー!変身するんだ!サシャを倒せ!」
ライナー「この...女...ゆ.....許さん」
ピカッ!!
44: 2013/07/11(木) 22:39:19 ID:1Yt6R3OU
サシャ「!?」
ベルトルト「勝った、鎧巨人ならさすがに....」
バキッ!メキ!ボキ!!
鎧巨人「」シュワ~
アニ「ひっ!」
ベルトルト「.....嘘だろ」
サシャ「ふぅ....」ゴクン
ベルトルト「勝った、鎧巨人ならさすがに....」
バキッ!メキ!ボキ!!
鎧巨人「」シュワ~
アニ「ひっ!」
ベルトルト「.....嘘だろ」
サシャ「ふぅ....」ゴクン
45: 2013/07/11(木) 22:42:43 ID:1Yt6R3OU
サシャ「まだ.....満腹になりませんねぇ」チラ
アニ「やめ...て」ガタガタ
ベルトルト「くださ....い」ガタガタ
サシャ「いただきます~」ダダッ
ベルトルト「やめろぉおおお!!」
アニ「やめ...て」ガタガタ
ベルトルト「くださ....い」ガタガタ
サシャ「いただきます~」ダダッ
ベルトルト「やめろぉおおお!!」
46: 2013/07/11(木) 22:47:21 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「.........はっ!?」
アニ「あんた何一人で寝てんのよ?」
ベルトルト「夢......か...良かった」
ベルトルト「それにしても、ここはどこだ?」
アニ「食料庫だよ、今日は私とアンタが掃除当番だったでしょ?」
アニ「あんた何一人で寝てんのよ?」
ベルトルト「夢......か...良かった」
ベルトルト「それにしても、ここはどこだ?」
アニ「食料庫だよ、今日は私とアンタが掃除当番だったでしょ?」
47: 2013/07/11(木) 22:51:29 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「そうか....そうだったね」
アニ「ったく、アンタが寝てる間に私が全部掃除しちゃったよ」
ベルトルト「ごめん......ありがとう」
ムシャムシャ....
ベルトルト「!?」
アニ「ったく、アンタが寝てる間に私が全部掃除しちゃったよ」
ベルトルト「ごめん......ありがとう」
ムシャムシャ....
ベルトルト「!?」
50: 2013/07/11(木) 22:59:02 ID:1Yt6R3OU
ベルトルト「何の.....音だ?」
アニ「私が見てくるよ....どうせサシャでしょ」タタタッ
サシャ「うまい」ムシャムシャ
アニ「やっぱりね....サシャ、いい加減にしないと教官に報告す....!!」
サシャ「鎧の巨人美味しい」ムシャムシャ
その時、巨人達は思い出した
サシャに支配されていた恐怖を....
食糧庫に囚われいた屈辱を....
おわり
アニ「私が見てくるよ....どうせサシャでしょ」タタタッ
サシャ「うまい」ムシャムシャ
アニ「やっぱりね....サシャ、いい加減にしないと教官に報告す....!!」
サシャ「鎧の巨人美味しい」ムシャムシャ
その時、巨人達は思い出した
サシャに支配されていた恐怖を....
食糧庫に囚われいた屈辱を....
おわり
51: 2013/07/11(木) 23:01:04 ID:LhW6iIeQ
うはぁ
52: 2013/07/11(木) 23:01:53 ID:YcMs6FjE
乙
怖いけど面白かった
怖いけど面白かった
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