1: 2009/02/15(日) 12:12:29.66 ID:gKye8mkW0
蒼星石「え?」

JUM「だから、今日一日翠星石に冷たくしてみようと」

蒼星石「なんで?」

JUM「いや、興味があるだけだよ。翠星石にそういう事したらどうなるんだろと思って」

蒼星石「それをなんで僕に話すのさ?」

JUM「決まってるだろ。協力してくれよ」

蒼星石「・・・JUM君」

JUM「何だ?」

2: 2009/02/15(日) 12:15:35.59 ID:gKye8mkW0
蒼星石「ローゼンメイデンとして、そして翠星石の妹としては反対だよ」

JUM「反対?」

蒼星石「翠星石はJUM君に少なからず好意を持ってるんだよ。そんな彼女の気持ちを無下に扱うようなことは許しがたいね」

蒼星石「もしこれで翠星石がショックを受けて立ち直れなくなったらどうするつもりだい?」

JUM「それは・・・」

蒼星石「そこまで考えてなかったでしょう?自分の興味本位で翠星石が傷つくんだよ?そこをもっと考えてほしい」

JUM「・・・」



3: 2009/02/15(日) 12:18:54.04 ID:gKye8mkW0
蒼星石「・・・しかし、蒼星石個人の意見としては」

JUM「ん?」

蒼星石「JUM君に冷たくされたら、翠星石きっと困るだろうな。きっと泣いちゃうかも・・・」

蒼星石「そんな翠星石・・・すごく見たいです・・・」

JUM「だろ!?」

蒼星石「協力しようじゃないかJUM君。いても立ってもいられないよ!」

JUM「流石だな蒼星石、話が分かる」

蒼星石「想像しただけでゾクゾクするよ・・・オッフゥ・・・」

JUM(なんだ変態か)

8: 2009/02/15(日) 12:21:29.88 ID:gKye8mkW0
―――・・・

JUM「この計画で一番の弊害はやっぱりアイツだな」

蒼星石「うん。あのだわだわ言ってるドールだね」

JUM「あいつは委員長みたいな存在だからな。きっとギャーギャー言ってくるはずだ」

蒼星石「ちょっと男子、ちゃんと歌ってよ!せんせー男子口パクですー!とか?」

JUM「そこまでは言わないだろ。別に歌の練習じゃないんだし」

蒼星石「冗談だよ。あなた達、翠星石をいじめて何が楽しいの!?だわだわだわ!!とか」

JUM「言いそうだな。どうしたもんか・・・」

蒼星石「その点は大丈夫だよ。助っ人を呼んでるから」

12: 2009/02/15(日) 12:24:13.37 ID:gKye8mkW0
JUM「助っ人?」

蒼星石「おーい、出てきていいよー」

スタッ

???「はいよ」

JUM「お・・・お前は!まさかッ!!組織の!!」

水銀燈「おいっす」

JUM「・・・なんだヤクルトか」

水銀燈「確かに好物はヤクルトだけど名前は水銀燈よぉ」

16: 2009/02/15(日) 12:27:16.88 ID:gKye8mkW0
蒼星石「水銀燈、さっき言ったように頼むよ」

水銀燈「えぇ、報酬さえ貰えるのならいくらでも協力するわよぉ」

JUM「報酬とな?」

蒼星石「うん。1ヶ月間ヤクルトを朝晩各一つずつ提供するってのが今回の報酬」

JUM「そんなんでいいのかよ・・・」

水銀燈「ま、真紅を一日こき使えるのならそれでいいわ。じゃ、行ってくるわぁ」

蒼星石「うん。頑張ってね」

JUM「あいつもなんだかんだでヒマなんだな」

蒼星石「それは言わないで」

18: 2009/02/15(日) 12:30:21.08 ID:gKye8mkW0
――――・・・

真紅「JOJO A GOGOが再販ですって!?」

雛苺「そうなのよー。真紅は買うの?」

翠星石「なんですかその少女はゴーゴーって」

真紅「蹴り頃すぞ。ジョジョの奇妙な冒険の画集よ。いろいろあって出荷停止になってたのよ」

雛苺「あ、6251も再販って聞いたの」

真紅「な、なんてこと・・・!あとで注文しなければいけないわね。もちろんJUMのお金で」

翠星石(ひどい奴ですぅ)

25: 2009/02/15(日) 12:33:21.92 ID:gKye8mkW0
ガチャ

水銀燈「はぁい真紅、ご機嫌よう」

真紅「水銀燈・・・今相手にしてるヒマは無いの。今日は帰って頂戴」

水銀燈「フフフ・・・これを見てもそんな事言えるのかしら?」

真紅「はぁ?・・・それは!!」

水銀燈「そう、実際に使用された第一期のくんくんの人形。超がつくほどのレアものよぉ?」

真紅「・・・何が望みなの?」ハァハァ

翠星石「なんてしまりの無い顔ですか」

雛苺「ハァハァ言って涎までたらしてだらしがないの」

28: 2009/02/15(日) 12:36:32.28 ID:gKye8mkW0
水銀燈「ここじゃなんだし、ついてきて頂戴」

真紅「えぇ、分かったわ。だわだわ」ハァハァ

水銀燈「いい子ね、真紅・・・nのフィールドに行くわよぉ」

パタパタパタ・・・

翠星石「行っちゃったですね」

雛苺「なのー」

水銀燈(本当なら貰いたいんだけど、ヤクルトにはかなわないわぁ)

真紅(くんくんくんくん・・・)ハァハァ

30: 2009/02/15(日) 12:39:07.21 ID:gKye8mkW0
――――・・・

蒼星石「僕の力、見たかい?」

JUM「ああ。まさかあんなものまで用意してるとは・・・」

蒼星石「ま、何にせよ最大の弊害は消え去った」

JUM「雛苺はどうするんだ?」

蒼星石「雛苺はいつも通り接していいと思うよ。そうした方が翠星石も扱いの違いに違和感を持つと思うから」

JUM「良く考えるなお前は」

蒼星石「ふふ、全ては翠星石をデジカメに収めるためだよ」

JUM「不純すぎる・・・」

32: 2009/02/15(日) 12:42:29.18 ID:gKye8mkW0
――――・・・

真紅「ここは?」

水銀燈「まだ誰にも教えてないけれど、私のお城よぉ」

真紅「いや、どう見ても廃墟だわ」

水銀燈「うるさいわねぇ。だから今日はここを大掃除してレイアウトを替えようと思ってるのよ」

真紅「そう、頑張って頂戴。あと早くくんくん下さいお願いします」

水銀燈「おバカさぁん・・・これは私に一日付き合ってくれたらあげるわよぉ」

真紅「・・・はぁ、仕方ないのだわ」

水銀燈「物分りがいいわねぇ」

35: 2009/02/15(日) 12:45:37.33 ID:gKye8mkW0
真紅「じゃあちゃちゃっと掃除はじめるわよ!」

水銀燈「えぇ。・・・片付くのかしら?ココ」

真紅「誘っておいてそれはないのだわ」

水銀燈「じゃあこれはこっちに・・・」

真紅「ふんふんふんふん!」

ガチャガチャガチャガチャ

水銀燈「ちょっと!もうちょっと静かに・・・」

真紅「さっさとこのゴミは捨てるのだわ。良いゴミ捨て場があるじゃない」

水銀燈「へ?」

真紅「nのフィールド」

水銀燈「・・・」

37: 2009/02/15(日) 12:48:24.47 ID:gKye8mkW0
雪華綺晶「何もやることがなくてヒマ・・・一人しりとりでもしましょうか」

雪華綺晶「しりとり・・・りんご・・・ごはん・・・あ」

雪華綺晶「間違えました。ご、ご、・・・五目ごはん」

雪華綺晶「・・・グスッ」

ヒューー・・・

雪華綺晶「?」

ガラガラガラガラ!

雪華綺晶「あれは・・・ゴミの山が降ってくる!?」

キャアアアアーーーーーー!!!

水銀燈「今、何か聞こえたような・・・」

真紅「気のせいだわ」

40: 2009/02/15(日) 12:51:33.16 ID:gKye8mkW0
――――・・・

蒼星石「僕はフォローに回るよ。やばいと思ったらしれーっと翠星石の相手をするから」

JUM「ああ、頼んだぞ」

ガチャ

JUM(とりあえずDVDでも見るか。これと言ってやることもないし)

雛苺「JUMが来たのー!JUM登りなのー」

JUM「おい、前が見えないだろ!」

翠星石「あ、蒼星石。居たんですか?」

蒼星石「うん。JUM君の部屋に」

42: 2009/02/15(日) 12:55:22.76 ID:gKye8mkW0
翠星石「居るのなら居ると言えばいいじゃないですか・・・JUM、何で教えてくれないんですか!?」

JUM「・・・」

雛苺「何見るのー?」

JUM「ん?映画だよ」

雛苺「ヒナも見るのー」

翠星石「ちょっとJUM、聞いてるですか!?」

JUM「・・・」

蒼星石「まあまあ翠星石。お茶を淹れてあげるよ」

翠星石「え?・・・悪いですね」

翠星石(??)

45: 2009/02/15(日) 12:58:50.04 ID:gKye8mkW0
JUM(ふぅ、まさかいきなり突っかかって来るとは)

蒼星石(まだまだ始まったばかりだよ・・・ククク)

雛苺「JUM、今のは何なの?」

JUM「シスのダース・モールだよ」

雛苺「しす?」

JUM「悪い奴ってこと」

雛苺「悪者は滅するの!クワイ=ガン頑張るのよー!」

翠星石(なんか腑に落ちないです・・・)

50: 2009/02/15(日) 13:02:18.35 ID:gKye8mkW0
蒼星石「で、とうとうマスター振り込んじゃいそうになってね」

翠星石「いまさらそんなものに引っかかるモンですか?」

蒼星石「僕が止めなきゃ危なかったんだから」

翠星石「そーですかー・・・」チラ

雛苺「タトゥイーンから脱出成功なの」

JUM「やっぱり面白いなー。スターウォーズは」

蒼星石(ちょっとソワソワしだしたね)

翠星石(うぅ・・・なんか今日はJUMとの距離が遠い気がするです。モヤモヤするですねぇ)

51: 2009/02/15(日) 13:05:53.68 ID:gKye8mkW0
翠星石「蒼星石、今日のJUMは何かおかしくないですか?」

蒼星石「そうかな?そうには見えないけど・・・」

翠星石「うーん・・・」

蒼星石「分かった、僕がちょっと聞いてきてあげる」

トコトコ・・・

翠星石「あ・・・翠星石が聞きたかったのに」

蒼星石「JUM君ちょっといいかな?」

JUM「んー、何?」

53: 2009/02/15(日) 13:09:15.85 ID:gKye8mkW0
蒼星石「何かあったの?翠星石が様子がおかしいからって・・・」

JUM「別に、何もないけど」

JUM(どうだ、首尾は)

蒼星石(上々だね。翠星石がソワソワしだした)

JUM(おk。引き続きよろしく)

蒼星石(そっちこそね。結構踏み込んでいいかも)

JUM(踏み込んで、ね)

蒼星石(あんまりだったらフォローするよ)

蒼星石「そう。変なこと聞いてゴメンね?」

JUM「いーよ別に。気にしてない」

55: 2009/02/15(日) 13:11:45.83 ID:gKye8mkW0
トコトコトコ・・・

翠星石「JUMは何て?」

蒼星石「いつも通りだったよ。考えすぎじゃないかな?」

翠星石「えー・・・ホントですか?」

蒼星石「ホントだって」

翠星石「そうですか・・・紅茶を淹れてやるです」

蒼星石「頂くよ」

58: 2009/02/15(日) 13:16:04.22 ID:gKye8mkW0
――――・・・

水銀燈「よいしょ!」

ポイポイ

真紅「ふぅ、これで大体片付いたわね」

水銀燈「こうしてみると結構広いのねぇ」

真紅「・・・さあ、例の物を」ハァハァ

水銀燈「ダメよぉ。まだレイアウト変更が残ってるじゃない」

真紅「えー・・・」

水銀燈「見取り図があるからじっくり考えましょう」

真紅「分かったわ・・・付き合ってあげるわよ」

60: 2009/02/15(日) 13:19:52.13 ID:gKye8mkW0
――――・・・

翠星石「はい、ジョルジです。ストレートでどうぞ」

蒼星石「ありがとう」

翠星石「JUM、紅茶が入ったから取りにくるですぅ」

JUM「・・・」

雛苺「ドロイドがいっぱいなのー」

JUM「いまから戦いが始まるんだよ」

翠星石「JUM、聞いてるんですか?」

JUM(正直いまいいとこだからほっといてほしいな)

65: 2009/02/15(日) 13:25:36.09 ID:gKye8mkW0
蒼星石「翠星石、持っていってあげたら?」

翠星石「ふん、仕方のない野郎です」

トコトコ・・・

翠星石「JUM、翠星石が紅茶を淹れてやったんですからありがたく飲みやがれですぅ!」

JUM「・・・」

雛苺「JUM?」

JUM「ん?」

雛苺「翠星石が紅茶を持ってきたのよ?」

JUM「知ってるよ」

翠星石「!?」

74: 2009/02/15(日) 13:28:34.54 ID:gKye8mkW0
JUM「飲むから置いといて。他に何かあるの?」

翠星石「え・・・いや、何も」

蒼星石(困ってる困ってる)

トコトコ・・・

翠星石「うぅ・・・」

蒼星石「どうかした?」

翠星石「やっぱり何か変です。心ここにあらずというか・・・」

蒼星石「そうかな?映画を見てるからじゃないかな」

翠星石「映画・・・そうですよね。そりゃ仕方がねえです、映画が終わるまで待つですよ!」

JUM(変な希望持っちゃって・・・)

79: 2009/02/15(日) 13:31:29.83 ID:gKye8mkW0
雛苺「グンガン族つおいのー・・・」

JUM「雛苺」

雛苺「うゆ?」

JUM「僕の分の紅茶も飲んでくれよ。お腹一杯なんだ」

雛苺「そういう事なら仕方がないの。いただくのー」

翠星石「・・・」ソワソワ

蒼星石「何か変だよ?今日の翠星石」

翠星石「へ?いや、別に翠星石は変じゃないですよ??」

蒼星石「だって、さっきから落ち着きが無いじゃない」

翠星石「そんなことねえですよ・・・」

86: 2009/02/15(日) 13:34:34.55 ID:gKye8mkW0
翠星石(JUM、飲んでくれてるですかね?)チラ

雛苺「ズズ・・・二杯目も美味しいの」

JUM「もうそろそろ見せ場だよなー」

翠星石「!!!!」

蒼星石「?」

翠星石(なんでJUMじゃなくて雛苺が飲んでるですか!?あんまりですぅ!!)

蒼星石(JUM君、大きく出たね。僕もちょっとビックリしたよ)

翠星石(あ、あうぅ・・・?)プルプル

蒼星石(いい具合に混乱してるね。可愛いなぁ翠星石)

91: 2009/02/15(日) 13:37:29.81 ID:gKye8mkW0
雛苺「けぷ。おいしかったのー」

JUM「翠星石」

翠星石「な、なんですか?」

JUM「ティーカップ片付けて。邪魔だよ」

翠星石「・・・」

カチャカチャ・・・

翠星石「JUM」

JUM「んー?」

97: 2009/02/15(日) 13:40:26.90 ID:gKye8mkW0
翠星石「その・・・紅茶、どうだったですか?美味しかったですか?」

JUM「ああ、紅茶の気分じゃなかったから雛苺にあげた」

雛苺「おいしかったのよ、翠星石」

翠星石「そ、そうですか。でもそれならそうと言ってほ「翠星石」」

JUM「今いいところなんだ。邪魔しないでくれ」

翠星石「・・・そうですか」

トボトボ・・・

蒼星石(良いよJUM君、その調子だ!)ゾクゾク

103: 2009/02/15(日) 13:43:33.10 ID:gKye8mkW0
翠星石「なんか凹むです・・・いや、きっと映画に夢中だからです。うん。きっとそーです」

JUM(クックック・・・)

雛苺「ふおお・・・カッコいいのー」

JUM「ライトセイバーのチャンバラはカッコいいよな」

蒼星石「どうしたの、翠星石・・・ホントに変だよ?」

翠星石「い、いや・・・JUMが・・・」

蒼星石「JUM君が?」

JUM「おい、翠星石」

翠星石「!!」

110: 2009/02/15(日) 13:46:15.79 ID:gKye8mkW0
JUM「さっきの紅茶・・・やっぱり淹れてくれないか」

翠星石「え、ああ・・・しゃ、しゃーねーです、待ってろですぅ!」

翠星石「♪~」

蒼星石(これくらいで喜ぶなんて・・・相当JUM君に好意を持ってるのかな)

雛苺「クワイ=ガンがやられちゃったの・・・!」

翠星石(JUMが頼んでくれた・・・嬉しいですぅ)

翠星石(せっかくだから心を込めて淹れてやるです)

蒼星石(すんごいニヤニヤ顔・・・)

117: 2009/02/15(日) 13:49:35.33 ID:gKye8mkW0
――――・・・

翠星石「JUM、持ってきてあげたですよ。感謝しやがれですぅ」

JUM「ん?ああ・・・雛苺、できたってよ」

雛苺「うわーい!ありがとうなの、翠星石!」

翠星石「!!!!」

蒼星石(やるじゃないかJUM君・・・これは堪えるね)

翠星石「え・・・JUMが飲むんじゃなかったんですか??」

JUM「はぁ?なんで僕が飲まなきゃいけないんだよ」

翠星石「あ・・・う、だ、だって・・・」

121: 2009/02/15(日) 13:52:15.34 ID:gKye8mkW0
UM「いいから早く戻ってくれよ。映画に集中できない」

雛苺「ズズズ・・・」

翠星石(翠星石、何かJUMに嫌われるような事しましたか・・・??)

翠星石「蒼星石、やっぱりJUMおかしいです」

蒼星石「そうかなー・・・それじゃあ」

翠星石「?」

トコトコ・・・

翠星石(蒼星石が紅茶を持っていったです・・・)

124: 2009/02/15(日) 13:55:26.62 ID:gKye8mkW0
蒼星石「JUM君、紅茶が入ったんだけど飲むかい?」

JUM「お、ありがとう。頂くよ」

翠星石(え・・・?)

JUM「・・・うまいな。ちょっと甘い感じで」

蒼星石(ニタリ)

JUM(ニタリ)

蒼星石「JUM君、普通だったよ?」

翠星石(くぁwせdrftぎゅjこl@「)

136: 2009/02/15(日) 13:59:19.97 ID:gKye8mkW0
蒼星石「翠星石?」

翠星石「・・・え?」

蒼星石「大丈夫?具合が悪いんなら休んだ方が・・・」

翠星石「そういうわけじゃなくてですね、その・・・」

翠星石(JUM・・・JUM・・・翠星石が何をしたっていうんですか?教えて下さい・・・!)

蒼星石「・・・JUM君と喧嘩でもしたの?」

翠星石「いや、そんなはずは・・・」

141: 2009/02/15(日) 14:02:46.85 ID:gKye8mkW0
蒼星石「じゃあ翠星石がワケを聞けばいいんじゃない?おかしいと思うところの」

翠星石「そ、そうですよね・・・スー・・・ハァー・・・」

翠星石「深呼吸して・・・いざ!」

翠星石(理由があるはずです。そうですよね、JUM!)

雛苺「クワイ=ガン氏んじゃったけどおもしろかったの!」

JUM「あぁ、面白かったな」

翠星石「あの・・・JUM」

JUM「・・・何だ?」

150: 2009/02/15(日) 14:06:13.32 ID:gKye8mkW0
翠星石「なんか今日のJUM、翠星石のこと避けてませんか?」

雛苺「これも見たいのー!」

JUM「暗黒タマタマか。これも面白いよなー」

雛苺「すたーと!なの」

翠星石「JUM!」

JUM「ん?ああ、なんの話だっけ」

翠星石「・・・」

158: 2009/02/15(日) 14:10:01.76 ID:gKye8mkW0
翠星石「いや、JUMが冷たいみたいですから・・・」

JUM「そんなことないぞ。あ、このティーカップ下げて」

翠星石「あ・・・はいですぅ」

カチャカチャ

翠星石「・・・」

蒼星石(マズいな、そろそろ秘密兵器投入の頃合・・・)

蒼星石(そろそろ、おねがい・・・っと、送信)

翠星石「なんだかどうでも良くなってきたです・・・」ウルウル

蒼星石(あふぅ!可愛いよ翠星石・・・)

171: 2009/02/15(日) 14:14:35.58 ID:gKye8mkW0
蒼星石「翠星石!僕、もう一杯紅茶が飲みたいな!」

翠星石「ふぇ?」

蒼星石「いやーなんだかんだ言ってこの紅茶は格別だよ。さすがは僕の姉だよ!」

翠星石「そ、そこまで言うのならなら仕方がねぇです。待ってるですよ」

蒼星石(これでいい・・・そろそろ来るはずだ)

ガチャ

金糸雀「んちゃ!」

蒼星石「あ、金糸雀じゃないか」

187: 2009/02/15(日) 14:17:31.55 ID:gKye8mkW0
翠星石「金糸雀ぁ?」

金糸雀「ヒマだったから遊びに来ちゃったかしら!JUM、お邪魔するかしら」

JUM「お、いらっしゃい」

雛苺「なのー」

JUM(金糸雀が来たということは・・・結構参ってきてるな?翠星石)

蒼星石(いいかい?手はず通りに頼むよ)

金糸雀(ええ。翠星石を励ましつつJUMと仲良くする・・・かしら)

金糸雀「翠星石、ウェルカムティーはまだかしら?」

翠星石「・・・ふん、ちょっと待つですよ」

192: 2009/02/15(日) 14:20:34.77 ID:gKye8mkW0
蒼星石(よし、金糸雀が来たことによって場の空気が和んだ)

JUM(蒼星石、良い仕事してるじゃないか)

翠星石(不本意だけど金糸雀に感謝するです。今ので少し心に余裕ができたです)

雛苺「たまゆら!たまゆら!」

JUM「踊るなwwwwww」

金糸雀「なんかお菓子はないかしら?」

翠星石「えーっと・・・クッキーがあるですよ」

蒼星石(デジカメは容量も電池も余裕・・・クックック)

205: 2009/02/15(日) 14:23:30.12 ID:gKye8mkW0
――――・・・

雪華綺晶「ぐぬぬぬぬ・・・はいっ!!」

スポッ

雪華綺晶「や、やっと抜け出せました・・・ケホッ」

雪華綺晶「しかし、なんでゴミが降ってきたのでしょうか?」

――この机もいらないのだわ

――そうねぇ、捨てちゃいましょう

雪華綺晶「今の声は・・・?」


217: 2009/02/15(日) 14:27:26.78 ID:gKye8mkW0
ヒューーー・・・

雪華綺晶「・・・うそぉ」

ドグシャア!!

雪華綺晶「グハァッ!!」

雪華綺晶「・・・あれ、抜け出せない・・・」

雪華綺晶「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ・・・」

 ・ ・ ・ 

雪華綺晶「あ、考えることをやめれば良かったんですね」

223: 2009/02/15(日) 14:30:45.17 ID:gKye8mkW0
水銀燈「また誰かの声が?」

真紅「だから気のせいよ。まずは壁紙から・・・」

水銀燈「そうね、地道に貼っていきましょう」

真紅「・・・てかこんな大きい本棚いらないでしょ?」

水銀燈「あ、それ荒木飛呂彦専用棚だから」

真紅「・・・そう」

水銀燈「さぁ、頑張りましょう。くんくんの為に!」

真紅「ええ!」

227: 2009/02/15(日) 14:33:37.63 ID:gKye8mkW0
――――・・・

金糸雀「またみっちゃんがみんなに来てほしいって」

蒼星石「えー、あそこにいったら女装しなきゃいけないからね・・・」

翠星石「いや、蒼星石は女ですよ」

蒼星石「・・・ホントにそう思ってるのかい??」

翠星石「え」

金糸雀「まさか」

蒼星石「・・・ふふっ、冗談だよ!」

JUM(ホントかよ・・・?)

230: 2009/02/15(日) 14:36:21.34 ID:gKye8mkW0
雛苺「オカマさんつおいのー」

JUM「今はオカマって言っちゃダメなんだぞ?」

雛苺「うゆ!?ふむむ、もう言わないのー」

金糸雀「あ、そうそう。カナも最近紅茶の淹れ方を覚えたのかしら!」

蒼星石「へぇ?」

JUM「じゃあ淹れてくれよ、金糸雀」

金糸雀「ふふーん、仕方がないかしら」

翠星石(・・・いや、どうせ雛苺にーってオチですよ)

JUM「一番は僕にくれよ。紅茶が飲みたくてたまらないんだ」

翠星石(!!)

235: 2009/02/15(日) 14:39:29.20 ID:gKye8mkW0
金糸雀「わかったかしらー」

翠星石「・・・じゃ、じゃあ翠星石もいれてやるですから飲み比べるです、JUM」

JUM「はぁ?なんで二敗も飲まなきゃいけないんだよ」

翠星石「・・・そうですよね」

翠星石(・・・翠星石にどうしろというんですか)

金糸雀(結構きついこと言ってるのかしら。ありゃ翠星石じゃなくても凹むかしら)

蒼星石(いいぞ・・・金糸雀とJUM君の抜群のコンビネーション!)

金糸雀「ふんふーん、お待ちどう様かしら」

JUM「お、ありがとう」

242: 2009/02/15(日) 14:43:50.87 ID:gKye8mkW0
金糸雀「はい、アフタヌーンティーかしら。」

JUM「ブレンドか」

金糸雀「召し上がれ」

JUM「・・・うん、うまいな!」

金糸雀「どう?感想は?」

JUM「ああ、翠星石のそれより断然上だな。これなら何杯でもいける」

翠星石(そ、そんな・・・)

蒼星石(あ、また凹み出した)


249: 2009/02/15(日) 14:51:52.14 ID:gKye8mkW0
蒼星石(JUM君・・・)

JUM(ああ)

金糸雀「そんなに褒められたら照れちゃうかしら・・・///」

JUM「金糸雀」

金糸雀「え?」

なでなで

金糸雀「うひゃあ!JUM!?」

JUM「ご褒美だ」

金糸雀「は、恥ずかしいかしら・・・」

翠星石「          」

254: 2009/02/15(日) 14:53:23.78 ID:gKye8mkW0
翠星石の心理状態
no title

257: 2009/02/15(日) 14:56:13.52 ID:gKye8mkW0
金糸雀(ニタリ)

JUM(ニタリ)

蒼星石(ニタリ)

雛苺「おもしろいのー」

翠星石(     )

金糸雀「翠星石?」

翠星石「はっ!?え?何ですか??」

金糸雀「みんなの分も淹れたから飲むかしら」

翠星石「・・・」ズズズ・・・

259: 2009/02/15(日) 14:59:03.44 ID:gKye8mkW0
翠星石「!!!」

翠星石「めちゃくちゃ美味しいです・・・」

蒼星石「ホントだ・・・」

雛苺「まろやかでそれでいてしつこくないの!」

蒼星石(本当に練習したんだね?)

金糸雀(あったり前かしら。カナの辞書に妥協の二文字は無いのかしら)

JUM(冗談抜きでもう一杯飲みたいな)

JUM「金糸雀、もう一杯頼めるかな?」

金糸雀「あ、はーい」

翠星石(・・・)プルプル

263: 2009/02/15(日) 15:02:55.96 ID:gKye8mkW0
翠星石(悔しいけれど完敗です。でもでも、なでなではあんまりじゃないですか!?)

翠星石「JUM、二杯は飲まないんじゃなかったんですか?」

JUM「そりゃ翠星石のは二杯もいらないってことだよ。金糸雀のならもう一杯飲みたい」

翠星石「・・・そ、それなら翠星石も淹れるです。一杯、一杯だけいいですから!」

JUM「あ?」

翠星石「お願いですから、飲んでください・・・」

JUM「・・・分かったよ。淹れるんなら早くしてくれ」

翠星石「!」パァァァ・・・

翠星石「ちょ、ちょっと待ってて欲しいです!」

269: 2009/02/15(日) 15:06:29.13 ID:gKye8mkW0
――――・・・

翠星石「出来たです。」

JUM「ブレンドか?」

翠星石「そうです。クラシックブレンド です」

JUM「ズズズ・・・」

翠星石「・・・」ドキドキ

JUM「うん」

翠星石「ど、どうですか?」

JUM「へ?金糸雀の圧勝だけど」

翠星石「    」

276: 2009/02/15(日) 15:09:29.22 ID:gKye8mkW0
翠星石「どどどどどどどうしてですか!?」

JUM「えぇ?そんなことまで言わなきゃいけないのか?」

翠星石「お願いですぅ!悪い所は直しますから!」

JUM「はぁ・・・じゃあ言うぞ?」

翠星石「お、お願いするですぅ」




JUM「翠星石が淹れたからだよ」




蒼星石(これは・・・尊敬するよ、JUM君)

金糸雀(凄いこと言うかしら、JUM・・・)

283: 2009/02/15(日) 15:11:17.97 ID:gKye8mkW0
「翠星石が淹れたからだよ」

「翠星石が淹れたからだよ」

「翠星石が淹れたからだよ」

「翠星石が淹れたからだよ」

「翠星石が淹れたからだよ」

「翠星石が淹れたからだよ」

「翠星石が淹れたからだよ」

「翠星石が淹れたからだよ」

「翠星石が淹れたからだよ」

「翠星石が淹れたからだよ」



翠星石「・・・」フラフラ・・・

蒼星石「あ、翠星石!」

バタン!

292: 2009/02/15(日) 15:13:41.00 ID:gKye8mkW0
JUM「・・・」

蒼星石「JUM君・・・!!」

JUM「悪い、言い過ぎた」

金糸雀「さすがに今のはちょっと・・・」

蒼星石「・・・」プルプル

金糸雀「蒼星石?」

蒼星石「凄く、興奮しました」ゾクゾク

JUM「・・・やっぱりお前は一筋縄ではいかないみたいだな」

金糸雀(なんだ、蒼星石は筋金入りの変態かしら)

299: 2009/02/15(日) 15:17:55.03 ID:gKye8mkW0
――――・・・

翠星石「ごちそうさまですぅ・・・」

のり「あら、もういいの?」

翠星石「お風呂にはいってくるです・・・」

JUM「残しやがって・・・勿体無い」

蒼星石「まあまあ、具合でも悪いんじゃないの?」

金糸雀「ガツガツガツガツ・・・」

雛苺「しんちゃんシリーズもっと見たいの!」

JUM「また明日な」

雛苺「ぶー!」

蒼星石(落ち込んだ翠星石もかわいいなぁ・・・)ゾクゾク

304: 2009/02/15(日) 15:21:14.41 ID:gKye8mkW0
翠星石「どうしてJUMはあそこまで冷たいんですか?」

翠星石「翠星石、何かやりましたか?」

翠星石「そりゃあスネを蹴ったり、ぶん殴ったり、モノを壊したり、ラジバンダリ・・・」

翠星石「・・・」

翠星石「思い当たる節がいっぱいあるですぅ・・・」

カポ~ン・・・

翠星石「・・・やっぱり、もう一回ワケを聞いてみるです」

翠星石「翠星石のせいなら、許してもらうまで謝るです」



翠星石「このままはイヤですぅ・・・JUM・・・」

311: 2009/02/15(日) 15:24:57.05 ID:gKye8mkW0
蒼星石「JUM君のパソコンのデータを片っ端から消していいかい?」

JUM「怖いこと言うなよ・・・」

コンコン・・・

JUM「誰だ?」

翠星石「あの、翠星石です・・・」

JUM・蒼(!!)

JUM「雑誌雑誌・・・よし」

蒼星石「翠星石、いいってよー」

ガチャ

翠星石「あ、蒼星石・・・」

317: 2009/02/15(日) 15:27:43.70 ID:gKye8mkW0
JUM「・・・」ペラ

翠星石「あの、JUMに話があるんです」

JUM「何?」

蒼星石「僕は出ていった方がいいかな?」

翠星石「いえ、出来ればそこにいてほしいです」

蒼星石(まあこのチャンスを目の前に部屋から出ていくバカはいないね)

JUM「・・・」ペラ

翠星石「JUM・・・雑誌を読みながらでいいから聞いてほしいです」

JUM「ああ」

323: 2009/02/15(日) 15:30:31.07 ID:gKye8mkW0
翠星石「あの・・・今日のJUMは怒ってるんですか?」

JUM「別に」

翠星石「じゃあなんであんなに冷たかったんですか?紅茶のときも、翠星石が淹れたのは金糸雀にかなわないって・・・」

JUM「だって、そう思っただけだから」

翠星石「うぅ・・・」

JUM「で、話は?それだけか?」

蒼星石「ちょっと、JUM君・・・」

蒼星石(いいぞもっとやれ)

335: 2009/02/15(日) 15:35:27.06 ID:gKye8mkW0
翠星石「いつも翠星石がJUMを蹴っ飛ばしてるから怒ってるんですか?」

翠星石「それともいつも窓ガラスを割ってることですか?」

翠星石「それとも言葉遣いが乱暴だからですか?」

JUM「だから怒ってないって」

翠星石「悪い所を言って下さい、JUM!」

JUM「だから・・・」

翠星石「JUMが気に食わない所は直します。もう蹴ったりもしません」

翠星石「ガラスも、わ、わりませんから・・・ひぐっ」ポロポロ

JUM・蒼(!)

翠星石「翠星石のこ、こと・・・嫌いに、な、ならないで下さいぃ・・・う・・・うぇぇ・・・」ポロポロ

354: 2009/02/15(日) 15:40:00.45 ID:gKye8mkW0
JUM「おいおい、勝手に泣くんじゃないよ」

翠星石「ご、ごめんなさいですぅ・・・ヒック・・・」ポロポロ

JUM(蒼星石・・・)

蒼星石(あぅ・・・ん?何?)ビクビクッ

JUM(さすがの僕も胸が痛い・・・もういいか?)

蒼星石(えー・・・これからでしょ)

JUM(お前と一緒にするな!)

蒼星石(仕方ないなぁ・・・いいよ)

翠星石「うえぇぇぇ・・・JUM・・・」ポロポロ

JUM「翠星石・・・泣かないでくれ」

翠星石「・・・え?JUM・・・?」

369: 2009/02/15(日) 15:43:13.38 ID:gKye8mkW0
JUM「実はな・・・ドッキリだったんだよ」

翠星石「・・・グスッ」

JUM「今日一日翠星石に冷たくしてみたらどうなんだろうと思って」

翠星石「・・・ドッキリ?」

JUM「ああ。でもここまで引っかかるとは思わなかったんだ」

蒼星石「ホントだね」

翠星石「・・・」

JUM「すまんかった!」

翠星石「・・・・・・・・・」

no title

383: 2009/02/15(日) 15:45:22.99 ID:gKye8mkW0
翠星石「JUM!JUM!JUM!」

ガッシ!ボカッ!

JUM「ぐはぁ!!」

翠星石「ふざけんなです!こんのクソメガネ!」

蒼星石「K-1よりすごい・・・」ゴクリ

JUM「ちょ、タンマ!」

翠星石「ふん!」

JUM「ぎゃああああ!!」

蒼星石(これはこれで・・・)

395: 2009/02/15(日) 15:49:23.96 ID:gKye8mkW0
翠星石「どれだけ!どれだけ翠星石が心細かったと思ってるんですか!」

JUM「ふぐぅ!」

翠星石「ホントに、ホントに嫌われたと思っちゃったじゃないですか!!」

JUM「ホントにゴメンなさい!だから、ね?」

翠星石「嫌われたらと思って、思って・・・」ポロポロ

JUM「・・・翠星石?」

翠星石「グス・・う・・・うええぇぇぇぇぇぇん!」

ドサッ!

翠星石「ひぐっ・・・JUM、JUM・・・!」

JUM「す、翠星石さん?」

翠星石「う、う、ううぅぅぅ・・・!」

411: 2009/02/15(日) 15:52:34.95 ID:gKye8mkW0
蒼星石(可愛いよ翠星石・・・!じゃなくて!)

JUM(今のうちに逃げな)

蒼星石(済まない、JUM君・・・!)

ダッ!

JUM「翠星石・・・ホントに悪かったよ」

翠星石「こんのおバカ野郎!・・・グスッ」

翠星石「次からこんなドッキリはやめるです。絶対ですよ!」

JUM「・・・」

なでなで

翠星石「!!」

418: 2009/02/15(日) 15:55:02.27 ID:gKye8mkW0
――――・・・ 

蒼星石「こりゃあ一生もののお宝映像だなぁ・・・しばらくオナネタのは困らない」

蒼星石「ドゥフフフフフフフンマッンッン・・・」

蒼星石「さーて一旦引くとしますか!」

ポンポン

蒼星石「?」

真紅「いーもんもんじゃんじょん」

蒼星石「       」

431: 2009/02/15(日) 15:58:34.56 ID:gKye8mkW0
少しばかり時間を遡りましょう

――――・・・

水銀燈「うーん、真紅もなかなか良い仕事するじゃなぁい・・・」

真紅「くんくんの為だわ。こんなもんでいい?」

水銀燈「じゃ、これがお約束のものよ。受け取りなさい」

真紅「ええ、ありがたく受け取るわ」

真紅「ああくんくんくんk・・・ん?」

水銀燈「?どうしたの??」

真紅「こ・・・これは!」

438: 2009/02/15(日) 16:01:57.27 ID:gKye8mkW0
真紅「だわだわだわだわだわだわ!!!!」

水銀燈「え?どうしたのよぉ・・・」

真紅「これ!」

水銀燈「ん?・・・くんくんじゃない」

真紅「これはパチモノだわ!良くできてるわね・・・手に取らないと分からなかった!」

水銀燈「あらそう・・・文句は蒼星石に言って頂戴」

真紅「蒼星石?」

水銀燈「ええ。これなら十中八九だわだわさんを釣れるって・・・」

真紅「ふ、ふふふ・・・蒼星石・・・!」

448: 2009/02/15(日) 16:05:01.91 ID:gKye8mkW0
そして現在に至る

――――・・・

蒼星石「あ、あの・・・真紅さん??」

真紅「 い ー も ん も ん じ ゃ ん じ ょ ん 」

蒼星石「・・・どうぞ」

真紅「・・・なるほどね。まんまとしてやられたのだわ」

蒼星石「ヤバイ・・・」

真紅「雛苺」パチン

雛苺「お呼びなの?」

454: 2009/02/15(日) 16:07:33.78 ID:gKye8mkW0
真紅「はい」ポイッ

雛苺「キャッチ!なの」

蒼星石「ああ、あんまり乱暴に扱わないで!!」

真紅「関係ない、やれ」

雛苺「はいなのー・・・んしょ・・・」

蒼星石「そ、その金槌はなんだい?」

真紅「やるのだわ!!」




蒼星石「うわあああああああああああああああ!!!」



ガシャーーーン!!

460: 2009/02/15(日) 16:10:02.54 ID:gKye8mkW0
翠星石「JUM」

JUM「ん?なんだ?」

翠星石「明日は翠星石の紅茶を飲んできちんと評価してほしいのです」

JUM「紅茶をか?」

翠星石「そうです。そうしなかったらこの件はゆるさんですよ!」

JUM「分かったよ。楽しみにしてる」

翠星石「・・・///」


478: 2009/02/15(日) 16:16:27.49 ID:gKye8mkW0
真紅「ふぅ・・・結局私は何の得にもならなかったのだわ」

金糸雀「蒼星石、一応報酬はもらうかしら」

水銀燈「私もよぉ。今回一番得したのは私ねぇ」

翠星石「蒼星石、どうですか?」

蒼星石「ああ、ぐるぐる巻きになって宙ぶらりんは堪えるね・・・」

JUM(あいつも哀れだな・・・)

蒼星石「だが覚えてなよ、みんな・・・僕の脳裏にはあの映像は鮮明に記録されている!!」

真紅「うるさい、反省しなさい!」

バシィ!

蒼星石「石を投げないで!うわぁぁぁ!!」

JUM「懲りろよ・・・」

おしまい

485: 2009/02/15(日) 16:18:21.31 ID:S7vgVDmU0

いい日曜

488: 2009/02/15(日) 16:19:06.11 ID:S5TyF+SaO

502: 2009/02/15(日) 16:22:17.08 ID:gKye8mkW0
もっといじめるなんて・・・お前らみんな蒼星石じゃね?

512: 2009/02/15(日) 16:28:57.31 ID:gKye8mkW0
雪華綺晶「ふんぬぬぬぬぬぬぬ・・・てやぁ!」

スポッ・・・

雪華綺晶「ぜぇ、ぜぇ・・・」

雪華綺晶「やっと抜け出せました・・・」

雪華綺晶「もうこんな目はこりごり・・・」

――じゃ、とどめね。ここに捨てとくわ

――うそ!?真紅・・・落ち着いて

――じゃあね、反省するのだわ

ヒューー・・・

雪華綺晶「え?」

蒼星石「うわあああああ!!」

ゴチィィィン!!

雪華綺晶(も、もういや・・・)バタッ


忘れてた雪華綺晶編 おしまい

引用: JUM「翠星石に冷たくしてみようと思う」