1: ◆ckIk6zYgQI 2012/12/24(月) 20:09:27.59 ID:Gso4LINSO

13: 2012/12/25(火) 15:22:48.79 ID:2oIXp7oSO
~番外(クリスマス)編~



上条「……あれ? 何だここ?」


一方「気がついたか?」


上条「一方通行? なんだよここ??」


一方「知らン、俺だって何がどうなってるか理解出来てねェンだ」


削板「何だここは!?」


上条「あ、削板もきてたんだ」


削板「良く分からんがな!」ハッハッハ!



一方「にしてもだ、ここにアイツが居ねェって事は……」


垣根「メリ~メリメリクリスマ~~ス!!」


上条一方「「やっぱりおまえか……」」




14: 2012/12/25(火) 15:24:12.23 ID:2oIXp7oSO
垣根「なんだなんだ? テンション低いぞおまえら、もっとアゲてけ!ほっほぉ~う!!」


上条「……で?」


一方「説明しろ」


削板「ほっほぉ~う!」


垣根「いや今日クリスマスじゃん? 色んな所にプレゼント渡しに行こうと思ってよ」


上条「……で?」


一方「帰っていいか?」


削板「ほっほぉ~う!」


垣根「手伝うって考えはねーのかコンチキショウ」





15: 2012/12/25(火) 15:43:12.45 ID:2oIXp7oSO
垣根「てな訳でプレゼント配りに行くぞ。おまえらも早くサンタに変身しろ、服はそこの簡易更衣室にあっから」


上条「まさかサンタのコスプレする事になるとは……」ガチャ


一方「面倒くせェ」ガチャ


削板「世界一根性のあるサンタになるぞ!!」ガチャ



~着替え中~




16: 2012/12/25(火) 15:46:24.08 ID:2oIXp7oSO
垣根「着替えたか~?」


上条「意外に暖かいなこの服」ヌクヌク


削板「ちょっとキツイ」ムキムキ



垣根「なにやってんだ一方通行、早く出てこい!」ガンガン!!



>ガチャ……



一方「………オイ」


上条削板 「 」


一方「何で俺だけトナカイなンだコラァァァ!!!」


垣根「だって3人共サンタじゃ味気ねーだろ? 1人くらいトナカイにならねーとな……ブフッ!」


一方「だからって俺がトナカイになる必要はねェだろ!! ご丁寧に帽子まで用意しやがって!どー見てもチョッパーじゃねェかッ!!!」


上条(とか何とか言ってもしっかり付け鼻まで装着してる……プッ!)プルプル…


削板「良く似合うぞ!」


一方「よォし削板オマエは許す。が…俺見て笑ったそこの2人前に出ろ、あの世への片道切符をプレゼントしてやる」ゴゴゴ……




17: 2012/12/25(火) 15:49:18.43 ID:2oIXp7oSO
垣根「ソリでは早速ソリに乗ってプレゼント配りに行くぞ!」



上条「そのチョッパー……もといトナカイのコスも暖かそうだな」


一方「なら代われ、まだサンタさンの方がマシだ」


上条「御免こうむる」


削板「ほっほぉ~う!」←ノリノリ



垣根「え? 聞こえなかった? ソリではとソリでかけたんだけど」


上条「ソリってどこにあるんだ?」


一方「とっとと済ませて帰ンぞ」


削板「ソリは俺が引いていいか?」


垣根「クソッ、俺のギャグセンスはコイツらには早すぎたか」




18: 2012/12/25(火) 15:59:50.14 ID:2oIXp7oSO
垣根「よし全員乗れ」


上条「いや、これソリじゃ無いだろ……」


一方「どォ見てもヘリ(ハインド)じゃねェか」


削板「カッコイイな!」


垣根「だってソリだと寒いじゃん? これならソッコーで配りに行ける」



上条「ちなみに誰が操縦すんの?」


垣根「IT'S me」


上条「……免許持ってる?」


垣根「心配すんな、ちゃんとライセンス(そろばん2級)持ってっから」



削板「なら大丈夫だな! みんな乗るぞ!!」


上条「不安だなぁ…」


一方「オイこのミサイル本物かァ??」


垣根「あたぼうよ、そんじゃ行くぜ!」



>バラバラバラバラ……




19: 2012/12/25(火) 16:05:27.52 ID:2oIXp7oSO
~移動中~


削板「ところでまず何処に行くんだ?」


垣根「海原のとこ」


上条一方「…」ピクッ


垣根「は~いソコ恐い顔しない、マジ恐いから」


垣根「思えば俺達あいつに酷い仕打ちしたしな、一時的とは言えあの世に送っちまったし」



一方「上条が飛天御剣流のフルコースぶちかましたせいだろ」


上条「そのあと駄目押しでキン肉族3大奥義を繰り出した奴に言われたく無い」



垣根「とにかくだ、入院中もお見舞いしてなかったしクリスマスプレゼントでもと思った訳よ」


一方「いっその事ミサイルお見舞いしてキリストのもとに送っちまう手もあるぜェ?」


垣根「サラっと恐ろしい殺人計画を口にすんなっつの」


上条「…着くまでに結論をだそうぜ」


垣根「上条!?」


削板「お見舞いはちゃんとしないとな!」




20: 2012/12/25(火) 16:10:29.20 ID:2oIXp7oSO
一方「…で? あのクソ野郎何処に居やがるンだ?」

垣根「滞空回線で既に把握済みだ。確かこのあたり……あ、あれだな」



上条「一応寝てるか確認しようぜ、ミサイルはそれからで…」



一方「オマケに機銃で蜂の巣にするか」


垣根「おまえら殺る気満々かよ、滞空回線ONっと……」




21: 2012/12/25(火) 16:13:42.96 ID:2oIXp7oSO
海原「ふぅ、クリスマスだと言うのに一人とは辛いものですね。ショチトル、アステカの空が少し恋しいです……」



海原「さて、今日はこの等身大御坂さん抱き枕(サンタバージョン)と新たに制作した妹さん達の抱き枕で心を癒しますか」



海原「……ハァハァ……ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ……フゥ……ハァハァハァハァ……」

~機内~


上条一方垣根削板「……………………発射」



>チュドンッ!!

>ギャアァァァ……!!


垣根「……帰るか」


一方「…だな」


上条「みんなでクリスマスパーティーしようぜ、美琴も呼んで」


削板「あ、ならちょっと買い物したい、00003号や他のみんなにプレゼント買いたいしな」


垣根「あいよ」



………終わり。





22: 2012/12/25(火) 16:15:20.27 ID:2oIXp7oSO
思いつきで書いた話しなので特に続いたりはしません。


本編はまたいずれ…。




44: 2012/12/31(月) 19:54:46.18 ID:hjb2hjbSO
前レス>>979からの続きです。



45: 2012/12/31(月) 19:56:12.61 ID:hjb2hjbSO
~風呂場~



削板(どうしてこうなった……)


削板は心底後悔していた、何故あの場ですぐ冗談だと言わなかったのか……と。



削板(お、落ち着け削板軍覇! 00003号が入って来ても目を閉じてサッと洗ってパッと出れば良いんだ!!)



00003『軍覇さん?』


削板「はい!!」


00003『あの、もう入っても?』


削板「ちょっ!ちょっと待ってくれ!!」ザブンッ!!


削板「い…いいぞ」


00003「失礼します……」ガチャ…




46: 2012/12/31(月) 19:58:20.33 ID:hjb2hjbSO
00003(どうしてこんな事に……)



00003号は悔やんだ、何故あの時自分は安易に返事をしてしまったのか。 冷静に考えれば削板の言った事が冗談だと分かるハズなのに……。



00003(服は洗濯機に、下着は……ブラは汚れてしまっていますね、下が汚れなかったのは不幸中の幸いです)ヌギヌギ



00003(タオルを巻いて湯舟に浸かるのはマナー違反ですが最低限のガードとして止むなしです)



00003「軍覇さん?」


削板『はい!!』


00003「あの、もう入っても?」


削板『ちょっ!ちょっと待ってくれ!!』



削板『い…いいぞ』


00003(ここまで来たら後戻りは出来ません、いざっ!)


00003「……失礼します」




47: 2012/12/31(月) 20:04:30.69 ID:hjb2hjbSO
浴室に入って少し見渡す、思ったより広く身体を洗うスペースは充分あった。


削板は既に浴槽に入り壁の方を向いてブツブツと何かを呟いていた。



削板「心頭滅却 一意専心 煩悩退散 天魔降伏 天舞宝輪 六道輪廻 天空覇邪魑魅魍魎……」ブツブツ



00003「……軍覇さん?」


削板「見てない! 断じて見てないからなッ!?」


00003「いえそうでは無く……」


削板「じじじじゃあ何だ??!」



00003「ここで鼻血は我慢してくださいね、流石にミサカ一人では助けられません」



削板「根性で我慢する、自信無いけど……」




48: 2012/12/31(月) 20:08:50.22 ID:hjb2hjbSO
00003(とりあえずシャワーでサッと済ませて……あ…)



ここに来て問題に気付いた、身体を洗う、タオルを巻いたまま? どうやって?


00003「軍覇さん」


削板「はいっ!」

壁を向いたままビクッと肩を揺らし返事をする、 いつもと違うオドオドした削板を見て可愛いと思ってしまい自分はもしかしてSなのだろうか? と思ってしまう



00003「その……身体を洗うのですがタオルをとらないと洗えないので……」

削板「洗ってる間潜ってればいいんだな!? 心配するな!肺活量には自信があるぞ!!」



そこまでは言っていないがこの人なら本気で実行するだろう、こう言った極端な性格も愛しいと思えるのだから心底自分は彼を好きなのだと再確認した、まさに恋は盲目である。




49: 2012/12/31(月) 20:14:44.22 ID:hjb2hjbSO
00003「壁の方を向いていてくれれば大丈夫です」


削板「わかった」


それだけ言ってタオルを取った、身体を洗い軽く浸かったら上がろう。

 削板もテンパっているが00003号とてテンパっている、これ以上何かイレギュラーが起これば対応出来ない程に…。




50: 2012/12/31(月) 20:19:23.02 ID:hjb2hjbSO
00003「……」ゴシゴシ


削板「……00003号」


00003「ひゃ、ひゃふぃ!」

なんとマヌケな声を出してしまった、しかも驚いた拍子にボディソープの泡が目に入るオマケ付き、転がって悶絶したいが出来る訳が無いのでそのまま会話を続ける



削板「俺はどうやって出れば良いんだろうか?」


00003「?」


削板「いや…だから……」



風呂場からでるのに何の問題があるのかと思ったが………大問題である。


唯一の防御であったタオルは既に取っている、再び巻いたところで透けてしまい意味を成さない。


自分も浴槽に入ってしまうか? それはそれで惨事を招いてしまう……


何か良い考えは無いものかと考え込むが思い付かない。


00003「とりあえず洗い終わってから考えましょう」

削板「そう……だな」



結局2人ともヘタレであった



65: 2013/01/04(金) 23:22:43.78 ID:jcwRvdRSO
~同時刻~


垣根「イキナリ滞空回線返せとか何だよアレイスター」



アレイ「仕方ないだろう、ちょっと使う用事が出来たんだ(あの二人の邪魔をするのは気が引けるからな……)」


番外「……あれ~?」


一方「どーかしたかァ?」ゴローン


番外「おっかしいなぁ、ミサカの下着が1組無いんだけど……一方通行知ってる?」


一方「俺がオマエの下着を把握してる訳ねェだろ」


番外「だって2人ってまだして無いんでしょ?」


一方「それが何だってンだァ!? 喧嘩売ってンのかッ!!」



番外「抑え切れない性欲をミサカの下着で発散してると思った」


一方「するかボケッ! 仮にそうだとしてもオマエのなンざ使うか! 00001号の使うわ!!」


番外「だってさ」


00001「い…今から脱いで来ます」イソイソ


一方「今のは例えだヤメろ! 本気にすンなァァ!!」ピューッ!!




66: 2013/01/04(金) 23:27:13.46 ID:jcwRvdRSO
番外「マジでミサカの下着どこいったんだろ?」


00001「実はミサカの下着も数日前に無くなっています」


00002「おや00001号もですか?」


00001「00002号も?」


00002「何日か前に……」


上条「言っときますが上条さんは無実ですのことよ?」


美琴「ホントに?」ピリッ

上条「ホントにホント!! 洗濯する時だって妹達の下着類はアレイスターに任せてんだから!」


一方「ポンコツコラァ!!」


「 」イネェ



打ち止め「アーちゃんならさっき『静まれ私の邪気眼!』って窓から飛び降りてったよ?ってミサカはミサカは指差してみたり」


一方「あのクズ鉄がァァァァァァ!!!」





67: 2013/01/04(金) 23:32:09.07 ID:jcwRvdRSO
垣根「やれやれ仕方ねーなアレイスターめ」


打ち止め「なんかポケットからはみ出てるよ?ってミサカはミサカは引っ張って……下着?」ズルッ


上条一方美琴1号2号番外 「「「「「「…………垣根(さん)」」」」」」



垣根「誤解だ聞いてくれ! コレは後で00002号にプレゼントしようと!!」


打ち止め「黒い紐Tを穿かせたかったの?ってミサカはミサカは若干引いてみる……」ジト~


00002「こ…コレはちょっと///」


上条一方「「そげぶ!!」」


垣根「ぷげらっ!」


美琴「何させようとしてんのよあんたは!!」


垣根「だって似合うと思ったんだもん! ちゃんとブラとセットで買った俺に隙はねえっ!!」


番外「自分の趣味全開じゃん、で……着けんの?」


00002「………///」コクコク


番外「は~いはいはいご馳走様~」




68: 2013/01/04(金) 23:36:00.14 ID:jcwRvdRSO
垣根「何だよオマエ等! 特に男子2人! どうせテメェ等も自分好みの下着着けさせてんだろ!?」


一方「するかアホッ!! 上条も何か言ってやれ!」


上条「………」プイッ

美琴「(///)」プイッ


一方「オマエ等は……」アタマイタイ


番外「つんつんの好みの下着ってさ、なに?」


上条「えぇ~~……白とか……」


番外「ふ~~~ん」チラッ


美琴「な、なによ」タジ…


番外「ちょっとカモンおねーたま」ズルズル


美琴「へ? え?? ちょっと―――ッ!!?」ズルラレ



………………。




69: 2013/01/04(金) 23:43:55.53 ID:jcwRvdRSO
番外「……つんつんの好みがまさか○○色と××柄だとは……」


美琴「待ちなさいこの変態妹!! まだ当麻にだって見せて無かったのに!!」ガァァ!!! シャキンッ!!



番外「謝るからとりあえず砂鉄剣しまってよ!?」ヒィィッ!!



垣根「よっ、同類♪」


上条「やめて肩に手乗せないで」ズーン…



一方「バカ共が」


00001「……」ジー


一方「な…なンだよ」


00001「今日はライトグリーンです」ボソッ


一方「………」


打ち止め「どうかしたの?」ハテ?



一方「なンでもねェし! あ…あァ~コーヒーうま……熱ッ!?」ブボッ!!


00002「思いっきり動揺してますねこのもやしwww」プークスクス




70: 2013/01/04(金) 23:46:47.21 ID:jcwRvdRSO
~削板の部屋~


削板「大丈夫か00003号?」

00003「なんとか……軍覇さんこそ大丈夫ですか?」

削板「ちょっとフラフラするな」


00003「お互いのぼせてしまいましたね」



あれから色々あった、結局どう上がるか考えたが思い浮かばずお互い背中合わせに浴槽に浸かり温まった

そして片方が目を閉じてその間に片方が上がると言う結論に至るまで1時間を要し……互いにのぼせた。




71: 2013/01/04(金) 23:47:56.84 ID:jcwRvdRSO
削板「ポカリあるけど、飲めそうか?」


00003「どうも」コクコク


削板「辛かったらベッドで横になるか?」


00003「ひぇ!? ベベベベベベベベベベッド!!??」


削板「?」


00003「あ……すみ…ません……なんでも無い……です……(落ち着けミサカ! 酒に酔った00001号じゃあるまいし!!)」



削板「少し横になれば楽になると思うし、手ぬぐい濡らして来るから」


00003「……はい(ミサカはムッツリじゃないムッツリじゃないムッツリじゃない……)」トボトボ




72: 2013/01/04(金) 23:52:49.43 ID:jcwRvdRSO
00003「……はぁ」ポフッ


00003(ベッド……軍覇さんの匂いが……ハッ!)


00003(危ない危ない、道を踏み外すところでした!)ブンブンッ!!



悪魔3号(いいじゃないですか、恋人同士何を遠慮するんです? 思う存分クンカクンカすればいいでしょう?)


00003(……)


天使3号(そんなバカな真似はいけません! ここは静かに寝たふりをして手を出させ既成事実を!)


00003(どっちもダメだろ!!)グァァァ!!



悪魔3号(我は汝…)ニヤ

天使3号(汝は我…)ニヤニヤ

00003(消え失せろ!!)



81: 2013/01/09(水) 23:14:34.58 ID:ReTRN3oSO
どうもこんばんは、今回は前スレ>>1000のネタと言う事で番外編(クリスマス)になります。



82: 2013/01/09(水) 23:18:23.22 ID:ReTRN3oSO
~マンション~


垣根「ジングルベ~ルジングルベ~ル鈴が鳴る~♪」ヨイヨイ


1号2号3号打ち止め「「「「今日は~楽しい~クリスマス~♪♪」」」」ヨイヨイ


削板「ヘーーイッ!!」


番外「……」ウズウズ


一方「ウズウズするくらいなら混ざればいいだろ」


番外「ハ、ハァ?? ミサカあんなガキッぽい真似しないし!」ツーン!!


一方「説得力皆無なンですけどォ? 足で小意気にリズム刻ンでるのは何処の誰ですかァ??」


番外「な……ッ!? 黙れクソモヤシ!」


一方「ンだとゴラァ!!」




83: 2013/01/09(水) 23:26:35.21 ID:ReTRN3oSO
美琴「七面鳥焼けたわよ~」


上条「ケーキも上手に出来ました」


アレイ「そのほかの料理もバッチリだ」


垣根「流石だな上条シェフ、ケーキも料理も美味そうだし、また腕上げたな」

上条「人数多いからちょっと大変だったけどな」


美琴「ちょろっと! 私もちゃんと手伝ったんだからね!?」



84: 2013/01/09(水) 23:31:47.97 ID:ReTRN3oSO
垣根「ほ~~ぅ? 手伝った?? どこを???」


美琴「ぅ…も、盛り付けたり……とか……」


垣根「調理に関与してねーのかよ!? なに? 将来上条をシェフから主夫にしてーの??」


美琴「だ…だって当麻とアレイスターがほとんどやっちゃって手出しが……」

上条「いやいや助かったよ、盛り付けだってセンスいるし」


アレイ「上条当麻の言う通りだ、やはり女の子の盛り付けには華やかさがある (笹切りをカエルにするのはどうかとおもうがね…)」


垣根「なら俺様に任せろよ! バッチリメルヘンに盛り付けてやったのによ!」

上条アレイ 「「断る」」


垣根「え? 即答とかヒドくね??!」




85: 2013/01/09(水) 23:37:39.67 ID:ReTRN3oSO
>ワイワイガヤガヤ…


垣根「ゲップ、よーーっし! そんじゃお待ちかね!! プレゼントタ~~~イム!!」


>ワーッ!!


垣根「てなわけで……よこせやセ口リ」クイクイッ


一方「用意してねェよカス」


垣根「ぬぁんだと!? めちゃんこ楽しみにしてたんだぞ!! 返せよ!俺の……俺の気持ちを!!」ブワッ!!



上条「はいはい騒がない、ほら…コレ」


垣根「え…ぁ……開けた方がいい?」モジモジ…


上条「開けない気かよ」




86: 2013/01/09(水) 23:41:34.60 ID:ReTRN3oSO
垣根「あ……グラサンだ」


上条「垣根に似合うと思ってさ」


垣根「上条……」ウルッ


上条「?」


垣根「お返しに…俺からは情熱的な熱ぅぅ~~いキッッスを!!」ドドドドッ!!


上条「いるかそんなの! うわっ!!来るな――――ッ!!!」




87: 2013/01/09(水) 23:50:21.48 ID:ReTRN3oSO
美琴「……」ジー--


上条「全く垣根の奴、んで次はっと…」ゴソゴソ


美琴「!!」パァァァ!!


上条「ほい、一方通行」


美琴「…」ズーン…




88: 2013/01/09(水) 23:51:35.05 ID:ReTRN3oSO
一方「あ? お…俺?」


上条「新しいコーヒーカップ、安物だけどな」


一方「……貰っとく(クソッ、地味に嬉しいじゃねェか)」


上条「そんで次が…」


美琴「!!」ワタシ!ワタシッ!!


上条「はい削板」

美琴「orz」チーン


削板「俺にもか?」


上条「なんか日の丸のTシャツ」


削板「最高だ!!」




89: 2013/01/09(水) 23:55:27.63 ID:ReTRN3oSO
上条「んでもって……」ゴソゴソ


美琴「…!!…ッ!!!!」コッチコッチ!!



上条「はい、妹達みんな並んで~」


妹達「「「「「は~い♪♪」」」」」



美琴 「 」


アレイ「……ジュース飲むかい?」


美琴「……うん」グスッ




90: 2013/01/10(木) 00:02:09.89 ID:2RAKzxdSO
垣根「全員なに貰った?」


00001「セーターとマフラーです」


00002「同じく」


00003「ミサカも同じです」

番外「なーんだ、みんな一緒じゃん」




91: 2013/01/10(木) 00:03:49.59 ID:2RAKzxdSO
打ち止め「ふっふっふ! ミサカは手袋と耳当てもあるよ?ってミサカはミサカは勝ち誇ってみたり」フフンッ!


番外「なんでおちびだけ?? ずるい!ずるいよ!!」


上条「ごめんごめん、毛糸足りなくてさ」


00001「え……毛糸?」

上条「あ、ソレ俺の手作りだから」


00002「な、なんと!?」


00003「手作りに見えません、凄い……」スゲェ…


番外「つんつんスキル高すぎない?」


上条「お金が無い上条さんはこうでもしないと全員分のプレゼントは無理なんです」



アレイ「わ! 私には無いのかい??」


上条「洗い流し不要のトリートメント」


アレイ「やっほい!!」


美琴「いいわよいいわよ…私なんか…私なんか…」ジュースグビグビ




92: 2013/01/10(木) 00:17:18.95 ID:2RAKzxdSO
上条「あ……あれ? 美琴? 美琴さ~ん?」


美琴「……」ガツガツゴクゴク


上条「……怒ってる?」


美琴「別に」プイッ


上条「怒ってるだろ?」


美琴「怒って無い!」ビリッ!

上条「怒ってるじゃん……はいコレ、プレゼント」


美琴「な……なによ今さら///」エヘエヘゴソゴソ


上条(と、言いつつも顔がにやけている)




93: 2013/01/10(木) 00:32:59.83 ID:2RAKzxdSO
美琴「……指輪……」


上条「似合うといいけど」


美琴「似合わない訳ないでしょ、当麻が選んでくれたんだもん」キュッ


上条「あ、そっち左手の……」


美琴「いいの! コッチに付けたい///」


上条「さ、左様ですか///」




94: 2013/01/10(木) 00:33:47.36 ID:2RAKzxdSO
番外「おねーたま、ミサカのと交換しよーよ」


美琴「絶対イヤ」


番外「ケチケチケチケチケーチッ!!」


美琴「ふーんだッ」ベー


一方「……オイ」


00001「?」


一方「…ほらよ」

00001「??」キョトン

一方「プレゼントだよ察しろ! キョトンとしてねェで受け取れ!!」


00001「あ、開けてもいいですか??」


一方「好きにしろ」


00001「……ネックレス」


一方「言っとくが返品不可だ、気に入ったンなら付けろ、そうじゃ無けりゃ……オイ聞け」


00001「似合いますか?」


一方「似合って……無くもねェ」


垣根「素直じゃないねこの子は」ヤレヤレ


一方「黙れクソメルヘンッ!!」



95: 2013/01/10(木) 00:34:28.68 ID:2RAKzxdSO
海原「ふっふっふ……ついにこの日が来ました」


海原「そう! クリスマス!!」


海原「この日に限っては問答無用で御坂さんと妹さん達に会いに行ける!」


海原「サンタコスチュームにその辺のオッサンから剥ぎ取った皮膚もバッチリ、生活費を削りに削って厳選したプレゼントも用意万端、抜かりはありません!」


海原「後の4人には……チロルチョコ(賞味期限切れ)でもくれてやりますか」



海原「それでは御坂さんと妹さん達の所へいざ行かん!!」




100: 2013/01/13(日) 18:37:21.24 ID:ZOgD9AmSO
>ピンポ~ン



00001「おや、お客様でしょうか?」



打ち止め「ミサカが出る!ってミサカはミサカは駆け出してみたり!」トテテッ!!


打ち止め「どちらさまですか?ってミサカはミサカはドアを開けてみる」ガチャ



101: 2013/01/13(日) 18:38:34.36 ID:ZOgD9AmSO
サンタ(海)「メリークリスマス(あぁ、小さな妹さん、お持ち帰りしたい)」ジュルリ



打ち止め「……」


サンタ(海)(無反応? ま、まさか自分だとバレて??!)



打ち止め「さ……」プルプル…


サンタ(海)「?」


打ち止め「サンタさんだーッ!!ってミサカはミサカは抱き着いてみたり!!」ピョン!!


サンタ(海)(我が生涯に悔い無し)




102: 2013/01/13(日) 18:42:45.43 ID:ZOgD9AmSO
打ち止め「みんなーッ! サンタさんが来たよーっ!てミサカはミサカは大はしゃぎ!!」


妹達「…ッ!?」


サンタ(海)「メリークリスマス♪クォックォックォッ」



上条「だ!誰だオマエ!? 変な笑い方しやがって! ドコのヘル・ミッショネルズだッ??!」




103: 2013/01/13(日) 18:48:23.94 ID:ZOgD9AmSO
00001「ハイ!ドーーンッ!!」バチーンッ!!



上条「むぶばっ!!」ビターン

00002「サンタさんに向かって何て事を!!」


00003「見損ないました!!」


上条「ええっ!? だ…だってサンタなんて実在しな…」


美琴番外「「ハイ!ドーーン!!」」バチーンッ!!


上条「グボッ! な、なんで……」


美琴「サンタさんに失礼でしょ!」


番外「いくらつんつんでも許さないよ!」






104: 2013/01/13(日) 19:08:17.23 ID:ZOgD9AmSO
00001「さあサンタさん、こちらへどうぞ」


00002「今飲み物を用意しますので」


サンタ(海)「あ、お構いなく」


00003「そうおっしゃらずに」


打ち止め「あのね!あのね! ミサカはずっと良い子にしてたよ!ってミサカはミサカはアピールしてみる!」


番外「ミ!ミサカだって!!」



美琴「うわっ! うわぁ…サンタさんってホントに髭がフサフサ……触っていいですか??」


サンタ(海)「構いませ…ゲフンッ! 構わんよ」ホッホッホ


美琴「わぁ、なんかクセになりそう」ワシャワシャ


サンタ(海)(あぁ…御坂さんが自分に……)




105: 2013/01/13(日) 19:29:36.61 ID:ZOgD9AmSO
一方「コラァ!!!」


美琴&妹達「!?」ビクッ!!


一方「ギャーギャー騒ぐンじゃねェェェ!!」


垣根「静まれ静まれぃ!!」


上条(そうだ言ってやってくれ2人共!!)


一方「さっきからなンだオマエらァ…」


サンタ(海)(クッ、流石は第一位、自分の正体に気付いて……)


上条(イケッ!もうひと声!)


一方垣根「「サンタさん(ン)が迷惑に思うだろ!!」」


上条 「 」


削板「ケーキ美味い♪」




106: 2013/01/13(日) 19:32:03.34 ID:ZOgD9AmSO
一方「いやァすみませンねェ、わざわざ来てもらって」


サンタ(海)「え? あぁ、いやいやなんのなんの」


垣根「あの、サインとか貰えません? 『ていとくんへ』って」



サンタ(海)「いや…サインはちょっと、1枚書くとみんなして欲しがってしまうのでのぉ」


垣根「じゃあ写メだけでも、絶対誰にも見せないんで」


一方「抜け駆けすンな! 俺が最初だァ!!」



上条「なぁ削板、俺がおかしいのかなぁ……」


削板「楽しければそれで良いじゃないか!」ハッハッハ!



アレイ(あのサンタ……少し泳がせて見るか、面白いし)




116: 2013/01/17(木) 01:00:00.26 ID:sShroBVSO
残り投下します。番外(クリスマス)編ラスト。



117: 2013/01/17(木) 01:00:36.44 ID:sShroBVSO
垣根「サンタさん、1杯どう?」サカビン


サンタ(海)「いや、お酒はちょっと」


一方「コーヒーは大丈夫ですよねェ? ちょうど通販で買った良いのがあるンで」


サンタ(海)「あ、どうも」



垣根「ところでサンタさん」



サンタ(海)「なにかね?」


垣根「そろそろぉ、プレゼント的な物が出るかな~とか思ったりなんかしちゃったりして」ゴマスリゴマスリ

一方「俺ェ、実は業務用エスプレッソマシンが欲しくてェ」ニマニマ



垣根「俺はエリック・クラプトン愛用のBlackieが欲しい」




上条「なあアレイスター、2人が言ってるのっていくら位?」


アレイ「うむ、業務用のエスプレッソマシンは高い物なら\2,621,850ほど、垣根の言っているBlackieとはエレキギターなのだが……」



削板「高いのか?」


アレイ「959,500ドル、当時のレートだと1億520万円だったらしいが、現在のレートで計算すると7400万円程になるハズだ」


上条「クリスマスプレゼントのレベルじゃねぇ……」


アレイ「もっともあの2人なら自分で買えるがね」



118: 2013/01/17(木) 01:01:41.22 ID:sShroBVSO
サンタ(海)「まあまあ落ち着きなさい、ここはレディーファーストじゃ」


一方垣根「「ちっ」」


サンタ(海)「なにかね?」


一方垣根「「いえいえ」」


サンタ(海)「さあどうぞ」


美琴「どうも……わ! なんか高そうな服」


サンタ(海)「妹さんがたのプレゼントじゃよ」


妹達「♪♪」キャッキャッ!





119: 2013/01/17(木) 01:02:14.26 ID:sShroBVSO
一方「サンタさァン、俺らのプレゼントはァ?」


サンタ(海)「コレじゃ」ポイッ


一方「……」


垣根「ギャーハハハッ!! チロルチョコ1個とかwww」



垣根「日頃の行いが悪いからそれっぽっちなんだよ、その点俺はいい子にしてたからな、さぞかし豪華なプレゼントが…」


サンタ(海)「君のじゃよ」ポイッ


垣根「……」




120: 2013/01/17(木) 01:03:18.94 ID:sShroBVSO
一方「ッッざけンなァ――ッ!!」



垣根「ごますってりゃいい気になりやがって! まともなプレゼント寄越せや!!」



サンタ(海)「ひっ!助けて!」


美琴「ちょっとやめなさいよ!」


00001「サンタさんをいじめないでください!」


00002「そうです! 例え垣根さんでも許しません!」


打ち止め「いじめちゃダメッ!ってミサカはミサカは立ちはだかってみたり!」




121: 2013/01/17(木) 01:04:02.07 ID:sShroBVSO
上条(……なあアレイスター)ヒソヒソ


アレイ(なんだね?)


上条(あのサンタ、何者だ?)ヒソヒソ


アレイ(気になるなら君の右手であのサンタの顔を触って見るといい)


上条(……わかった)




122: 2013/01/17(木) 01:04:49.07 ID:sShroBVSO
上条「あの、サンタさん?」


サンタ(海)「なんだね?」


上条「顔に糸クズが付いてますよ」


サンタ(海)「ん? ドコにだね?」


上条「ちょっと失礼……」ピトッ



>パキンッ



全員「…………」


海原「取れましたかな?」



上条「あぁ取れたよ、って言うか剥がれたな……化けの皮が」


海原「?」


アレイ「鏡を見てみたまえ」


差し出された鏡を見て海原はハッとする、そしてゆっくりと全員の顔を見た。




123: 2013/01/17(木) 01:05:54.40 ID:sShroBVSO
垣根「テメェ……海原ぁ……」バサァ!


一方「やってくれるじゃねェか、氏ぬ覚悟は出来てンだろォなァ?」ゴゴゴ…


海原「ち!ちょっと待って下さい! 自分はただ御坂さん達にプレゼントを!!」



上条「だってさ」チラッ


削板「みんなの判決を聞こうじゃないか」チラッ


美琴1号2号3号番外打ち止め 「「「「「「氏刑」」」」」」


海原 「 」


上条一方垣根削板「「「だそうだ」」」ゴゴゴ…



海原「た……退却!」


アレイ「髪ロック!」モジャ~ン!!


海原「うわっ!?」


アレイ「髪(ヘア)ロックだ、貴様の動きは封じた」


124: 2013/01/17(木) 01:06:52.73 ID:sShroBVSO
上条「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!!」


海原「ブフォッ!!」


垣根「ドラララララララララララララララララララララララッ!!!」



海原「へぶしっ!」


一方「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラァ!!!」


海原「ぐぶへっ」


削板「オーラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ……オラァ!!!!」



>ガシャーーン!!>ギャァァァ……☆



上条「アリーヴェデルチ(さようならだ)」


一方「ボラーレ・ブィーア(飛ンで行きな)」


削板「やれやれだぜ」


垣根「グレート」




125: 2013/01/17(木) 01:08:30.02 ID:sShroBVSO
打ち止め「うぅ、サンタさんが偽者だったなんて…ってミサカはミサカは落ち込んでみたり……」


番外「ミ、ミサカは気付いてたよ? 騙されてなんか、騙されてなん……か…グスッ…」



00001「ショックです……」ズーン


00002「ええーいっ!こんな物! とミサカは貰ったプレゼントを投げ捨てます!!」ブンッ!!



00003「本物だと思っていたのに……」ズーン


美琴「あんの変態ストーカー……ちょっとトドメ刺してくるわ」ビリビリ


上条「はいはい落ち着いて、ショックなのはわかったから」ヨシヨシ


美琴「当麻ぁぁぁ……」シクシク




126: 2013/01/17(木) 01:09:41.74 ID:sShroBVSO
削板「…なんか暗い雰囲気になったな」


上条「サンタ到来と思ったら偽者ってオチじゃ流石にな」


垣根「チッ、仕方ねえ、垣根サンタがなんとかしてやるぜ! ちょっと手伝え一方サンタ」


一方「あァ?」


垣根「ベクトル変換で雲を集めろ、後は俺がやる」


一方「ン」ベクトル~



>モクモク…



垣根「んでもって未元物質!」シャララン!



00002「垣根さん、一体なにを?」


垣根「まあ見てなって、そ~ら降ってきた」


打ち止め「あ! 雪だよ!ってミサカはミサカは窓の外を指差してみたり!!」




127: 2013/01/17(木) 01:10:58.26 ID:sShroBVSO
垣根「やっぱクリスマスには雪降らねーとな、どうよ?」


一方「オマエにしちゃ上出来だ」


垣根「もっと褒めてもいいのよ?」チラッチラッ


一方「前言撤回だバカ」


00001「雪! 実物は初めて見ました!」キャッ!キャッ!


00002「綺麗です…」


00003「これは幻想的な…」

美琴「凄い、もう積もりはじめてる……みんな! 外でるわよ!」


000010000200003打ち止め「「「おーっ!」」」


番外「みんなガキだね」ヤレヤレ


美琴「じゃあアンタは来ないのね?」


番外「行かないとは言ってないよ!!」


垣根「おっしゃ行くぞ! みんなで雪合戦じゃ!!」


アレイ「全員先に行っててくれ、私は窓の修理をしてから行くよ(修理費はあの男に請求するか、100億円くらい)」トーンテーンカーン




128: 2013/01/17(木) 01:12:48.10 ID:sShroBVSO
  『海原の末路』

インデックス「わぁ! おっきなケーキなんだよ!!」


ステイル「君の為に用意した特注さ、このナイフで一緒に切ろう(将来の予行練習として)」ハァハァ


インデックス「うん!」


神裂「七閃!!」スパパパッ!!



ステイル「な!? 何をするんだ神裂! 僕と彼女の共同作業を!!」


神裂「これは失礼、何やらイヤラシイ思念を感じたもので」



インデックス「イヤラシイ?」


ステイル「ななななななななななななななななななにをいいいいいいいいいいい言ってるるんだい? そんな思惑は一切ないよ?」




129: 2013/01/17(木) 01:16:08.60 ID:sShroBVSO
インデックス「それより早く食べよ?」


ステイル「そうだね、では……」


>ピンポ~ン


神裂「誰か来たようですね」



土御門「にゃ~んにゃにゃ~~ん! メリークリスマスだぜい♪」


ステイル「帰れ」


土御門「冷たいにゃ~、せっかくのクリスマスを一緒に祝いに来たってのに」


神裂「義理の妹さんとすごすのではなかったのですか?」


土御門「それが聞いてくれねーちん……友達とパーティーする事になったってメールがきたんだにゃ~、だから仲間に入れて欲しいんですたい」



ステイル「邪魔だ帰れ」


インデックス「迷える子羊は助けるべきなんだよステイル」


土御門「流石は禁書目録! そこのニコチンロン毛野郎とは器が違うぜい! あ、コレお土産、GODIVAのチョコ」



インデックス「最高なんだよ!!」




130: 2013/01/17(木) 01:17:43.52 ID:sShroBVSO
神裂「では改めて…メリークリスマス!」


ステイル土御門インデックス「「「メリークリスマ……」」」



>……ぁぁぁぁぁああああ!!!



>ガシャーーン!>グシャ!!


一同 「 」



海原「あ痛たたたた、何やらクッションになって助かりましたね……ん?」



ケーキ 「 」グッシャリ……


インデックス「ケーキ……ケーキが……グスン……」


海原「え……あ、あの……」


ステイル「貴様……」ゴゴゴ…


神裂「……」チャキッ


土御門「ぶち頃す」ゴゴゴ…


海原 「 」




131: 2013/01/17(木) 01:23:40.66 ID:sShroBVSO
ステイル「Fortis931(我が名が最強である理由をここに証明する)!!」


神裂「Salvere000(救われぬ者に救いの手を)!!」


土御門「Fallere825(背中刺す刃)!!」



海原「聞いてくださいコレは事故なんです! だから魔法名を名乗らないで!!」



ステイル「イノケンティウス!」


神裂「唯閃!!」


土御門「朱雀!青龍!玄武!白虎! 働けバカ共!! ゴフッ…」ボタボタ



海原「うぎゃああああああああああああああああああああ………!!」



インデックス「良かった、味は変わってないんだよ♪」モチャモチャ



土御門「もしもし淡希か? 今から言う場所まで来い、ゴミを処理してくれ、報酬はシOタ本だ」



淡希『すぐに行くわ』



~完~




132: 2013/01/17(木) 01:24:58.03 ID:sShroBVSO
駆け足で投下しましたが番外編はこれで終了。


おやすみなさい。

145: 2013/01/20(日) 21:36:45.50 ID:xv47O03SO
こんばんは。

本編>>72からの続きです。

146: 2013/01/20(日) 21:39:07.81 ID:xv47O03SO
削板「00003号、気分は……」


00003「…Zzz…」スピスピ


削板「寝ちゃったか、とりあえず手ぬぐいをおでこに当てて…」ピト


00003「…Zzz…」スヤスヤ


削板「寝顔、かわいいな…」


削板「……いかん、俺も眠……く……」



削板「…Zzz…」




147: 2013/01/20(日) 21:45:54.16 ID:xv47O03SO
~深夜~


00003「……ん……んん?」パチッ


00003「あれ? ミサカは……え~っと……」ポケ~



削板「…Zzz…」


00003「……あぁ、夢ですねコレは」


00003「軍覇さんがミサカの隣で寝てるなんて夢に決まっています」


削板「…Zzz…Zzz……」


00003「……」

00003(夢なら……いいですよね、抱き着いても)ギュウ



00003「えへ……えへへ///」ギュウ-




148: 2013/01/20(日) 21:56:34.12 ID:xv47O03SO
>…チュン…チュン…



00003「…Zzz……んにゅ……」


削板「……」


00003「……ハッ!?」パチクリ!!


削板「お、おはよう」


00003「……え?」


削板「2人してあのまま寝ちまったみたいだな」


00003「………はいいいいいいいいいいいいいいッ!?」



00003(とととととと言う事はアレは夢では無くげげげ現実??!)アワアワ……ブルブル…





149: 2013/01/20(日) 22:03:01.85 ID:xv47O03SO
削板「ところで00003号」


00003(うわああああ!! 寝ぼけて何やらかしてんだミサカあああああ!!!!)


削板「00003号?」


00003(夢と現実の区別もつかずあまつさえ抱き着いたりとか! 嫌あああああぁぁぁぁぁ!!)



削板「……大丈夫か?」


00003「大丈夫で……やっぱり大丈夫じゃないです(氏にたい……)」シクシク…




150: 2013/01/20(日) 22:13:27.52 ID:xv47O03SO
削板「悪かったな起こさなくて、気持ち良さそうに寝てたから」


00003「軍覇さんは悪くありません、眠ってしまったミサカが悪いんです……」


削板「でも、いいもんだな」


00003「?」


削板「目が覚めたら好きな子が横に居るってだけでこんなにも幸せな気持ちになる」


00003「…ッ///」ボンッ!


削板「とりあえず朝飯にしよう、その後送って行くから」


00003「はい(まずいです、幸せ過ぎて脳みそとろける)」




151: 2013/01/21(月) 07:14:10.46 ID:7t4wiGJSO
~マンション前~


00003「軍覇さんこれからどうされますか?」


削板「せっかく来たしな、垣根とカバティで勝負する、肺活量で勝ちたいんだ」カバティカバティ



00003(カバティ?)



00003「みんなまだ寝ているかも知れませんが入りましょう」



削板「そうだな」



>ガチャ……




152: 2013/01/21(月) 07:15:11.03 ID:7t4wiGJSO
(クラッカー)パンッ! パンパンッ!!


00003「???」


垣根「朝帰りおめでとう――ッFooooooooo!!」



00003「………は?」


00002「いやいやまさか00003号が朝帰りとは」ニヤニヤ


00001「ミサカ達の中で最初に大人の階段を登ったのが00003号とは……痛かったですか?」


番外「ねね! ソギーのアレってどんだけデカかった?」


00003「いや……ちょっと待て、何故お祝いムードに?」


打ち止め「あなた! はやくはやく!ってミサカはミサカは急かしてみたり!!」


一方「うっせェよ、オラこれでいいだろォ?」カキカキ…



打ち止め「バッチリだね!ってミサカはミサカはサムズアップしてみる」('∇^d)



☆祝!00003号ソギーの家にお泊り&朝帰り記念☆


00003 「 」




153: 2013/01/21(月) 07:17:21.63 ID:7t4wiGJSO
00003「な……なんじゃあこりゃあァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」



上条「こう言う時ってやっぱり……お赤飯?」ツクレルヨ


美琴「ちょっと違うんじゃない?」ワタシツクレナイ…


アレイ「いやいや女の子にとっては重要な事態だ、お赤飯は間違いでは無い(面白いから乗っておこう)」ニヤニヤ



00003「そこッ! 何をありがた迷惑な話をしとるんじゃコラ!!」


垣根「やるじゃん削板、先越されちまったな」


削板「?」


一方「どうやって行為に持って行ったかアドバイスくれ……先輩」キラキラ



削板「行為?」



00003「黙れそこのバカ2人ィィィィィィィィ!!!!!!!!」バンバンバンッ!!!



垣根「メルヘンガード」キンキン


一方「ベクトル変換」カンキン


上条「弾丸こっちに跳ね返すなよ!?」マトリックス!!




154: 2013/01/21(月) 07:33:14.45 ID:7t4wiGJSO
とりあえずここまで。

162: 2013/01/23(水) 21:21:00.67 ID:xtyFWGmSO
00003「全員正座!!」

垣根「だが断る」

00003「あ゙?」ギロッ!

垣根(恐い…)チョコン

一方「今ちょっと膝痛いンですけどォ?」


00003「膝の皿ブチ割るぞゴラ」ギロッ!


一方(恐ェ…)チョコン




163: 2013/01/23(水) 21:24:04.07 ID:xtyFWGmSO
1号2号打ち止め番外「横暴だーっ!! Booo!! Booo!!」


00003「……」チャキッ…


00001「ごめんなさい正座しますから無言で銃を向けないで下さい」チョコン


00002「00003号が恐い…」チョコン


番外「ちぇ~」チョコン

打ち止め(上位個体より00003号へ、直ちにミサカを解放せよ。繰り返す、上位個体より……)


00003(1度しか言わんぞ、だ・ま・れ)


打ち止め 「 」チョコン


アレイ「今日は大事な会議があるので失礼する!」ピューッ!!


00003「あっ!! 逃がしましたか」チッ



164: 2013/01/23(水) 21:53:34.97 ID:xtyFWGmSO
上条「やっぱり俺も? 食事の用意あるんだけど…」


00003「……仕方ないので免除です」


上条「ども」ソソクサ

美琴「あ、私も…」ソロリ

00003「ダメです」ギロッ!

美琴「…」チョコン


00003「…いいですか? 確かにミサカは軍覇さんの部屋に泊まりました、これは否定しません」


00003「しかし!! みんなが思う様な不純な行為は一切していません!!」


垣根「またまた~、別にごまかさなくっても」


>バキュンッ!!


00003「してねェんだよ」


垣根「……はい(カスった、カスったぞ今…)」




165: 2013/01/23(水) 22:06:34.63 ID:xtyFWGmSO
一方「ホントに何もしてねェの?」


00003「当然です、そこのお姉様とは違います」


美琴「ちょっと!? 何で私を例えにするのよ??!」



00003「黙れ淫乱レールガン! 変なDVD見せられたこっちの身にもなって下さい!!」


美琴「それは垣根のバカのせいでしょ!?」





166: 2013/01/23(水) 22:22:16.77 ID:xtyFWGmSO
番外「てかさ、実際マジでどうなのソギー?」


削板「ん? 一緒に風呂には入ったな」ウン



00003 「ぐ! 軍覇さっ…!!」



一同「ほほ~~ぅ」ニヤニヤ


00003「ニヤニヤするなァァァァ―――ッ!!!!!!」


垣根「お前……漢だな」


一方「マジ先輩って呼ンでいいかァ?」


削板「色々あってな、ちなみにずっと目をつむってたから何も見てないぞ?」



167: 2013/01/23(水) 22:30:27.82 ID:xtyFWGmSO
00002「つまり00003号からしてみれば一緒にお風呂に入るのは不純では無い…と」ニヤニヤ


00003「う…ぐ……」タジ…


番外「見た? 見たの? 見たんでしょ?」


00003「見てません!」

打ち止め「一緒にお風呂入ったらおかしいの?ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」


00001「時と場合によります」





169: 2013/01/23(水) 22:52:09.18 ID:xtyFWGmSO
美琴「言っとくケド、私はまだ一緒に入ったこと無いわよ」


番外「お掃除フェ○はしてんのに?」


美琴「……アンタちょっと頭貸しなさい脳みそチンしてあげるから」ビリビリ


番外「冗談! 冗談だってば!! あ!ヤメて!助けてつんつn…ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙~~~……!!!!」


上条「誰か呼んだ?」


美琴「別になんでもないわよ?」ポイッ


番外 「 」ベチャ


打ち止め「……大丈夫?ってミサカはミサカは突いてみたり」ツンツン


番外 「 」チーン



170: 2013/01/23(水) 23:06:40.38 ID:xtyFWGmSO
上条「食事の用意出来たんだけど……」


00003「貴様らァァァ――ッ!!」ドドドドッ!!!


0000100002「「なんの回避!」」ヒラリッ


00003「避けるなァァァァ!!!」ドドドドッ!!



上条「00003号、もうその辺で……」


垣根「そうだぞ、飯にしようぜ」


00003「そこかァァァァ!!」ドドドドッ!!


上条垣根「「耐えろ俺達のATフィールド!!」」シュバッ!


一方「うおォォォ!?」カキカキカンキン




173: 2013/01/23(水) 23:22:26.22 ID:xtyFWGmSO
上条「危ないところだった…」


垣根「危うく蜂の巣だったぜ……」


一方「オマエらァァァァ!! よくも人を盾代わりにしやがったな! ぶっ頃す!!」



>マテェェェェッ!!! カミジョウ!オトリニナレ! フザケンナ!!



削板「落ち着いたか? 00003号」



00003「軍覇さぁぁん…みんながミサカをいじめるんです……」


削板「よしよし」ナデナデ


00003「ふにゃぁぁ///」



垣根「オイ削板! ストロベリってねぇでヘルペスミー!!」


一方「スクラップの時間だコラァァァァ!!!」


垣根「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」


上条「垣根―――っ!!」




192: 2013/01/28(月) 01:04:47.50 ID:IOFu9t1SO
~数日後~


垣根「さて、全員集まったな」


美琴「用件なら早くしてよね、私だって暇じゃないんだから」


垣根「ほぅ? 旅行しようって話し合いだったんだが忙しいんなら御坂は留守番だな」


美琴「暇っ! 暇だから!!」


垣根「最初からそう言え」


上条「……」カキカキ


垣根「夏休みも残り僅かになった、最後の夏の思い出作りに旅行に行くぞ野郎共!!」


一同「イェーーイッ!!」


上条「……」モクモク

垣根「……オイ上条、さっきから何してんだ?」


上条「……課題」カキカキ

垣根「そんなの後にしろよ旅行だぞ?」


上条「7割近く終わってねーんだよ!! 頼むから集中させてくれ!!!」




193: 2013/01/28(月) 01:06:52.32 ID:IOFu9t1SO
垣根「んな怒んなよ、貸してみろ、俺が10分で終わらせてやる」


一方「最初に約束したからな、俺も手ェ貸してやる」


上条「いや10分は無理だろ」


垣根「ほおあぁぁぁぁぁ!!!!」ジュババババッ!!!!

一方「はいはいはいはいィィィィ!!!」シュバババッ!!


~5分後~



垣根「終わったぜ? 5分余っちまった」


一方「簡単過ぎて逆に難しかったぜェ」


垣根「全問正解じゃ怪しまれるからな、上条が間違えそうな問題はわざと間違えといた」


上条「……」




195: 2013/01/28(月) 01:08:11.09 ID:IOFu9t1SO
上条「垣根様……イケメンであらせられる」キラキラ


垣根「よせやい照れるぜ」


美琴「コラッ!当麻のためにならないでしょ!」


垣根「旅行」


美琴「私が勉強教えれば問題ないわね」ウン


一方「で? 問題が解決したところでどこ行くンだ?」




196: 2013/01/28(月) 01:09:08.38 ID:IOFu9t1SO
垣根「行き先は…」


>♪♪~♪~♪


上条「あ、悪い俺だ、もしもし?」


刀夜『おぉ当麻、元気にしてるか?』


上条「父さん? なんだよ急に」


刀夜『いやなに、夏休みに1度くらい家族ですごそうと思ってな』


上条「……へ?」


刀夜『旅館の予約は済ませてるからな、後で詳しい場所をメールで送っておくから』


上条「ち!ちょっと待てよ! そんな急に!!」


刀夜『プライベートビーチがあるから水着を持って来なさい、母さんの水着に興奮するんじゃないぞ息子よ』


上条「話し聞けってんだよクソ親父!!」


刀夜『じゃあそう言う事で、現地で落ち合おう』


>プッ…ツー…ツー


上条「………」





197: 2013/01/28(月) 01:11:01.68 ID:IOFu9t1SO
上条「ゴメン、予定が入ってしまいました……」


垣根「はあっ!? ふざけんな!なんの予定だ!!」


上条「親父が家族で旅館に泊まろうって言いだしたんだよ!!」


美琴(お義父様!?)


削板「家族は大切にした方がいいぞ、頻繁に会う機会もないしな」


一方「なら上条は別行動かァ?」





198: 2013/01/28(月) 01:11:50.12 ID:IOFu9t1SO
美琴「私は当麻に着いて行くわよ、ご両親にきちんと挨拶しないと!」



番外「じゃあミサカも行きたい!」


アレイ「統括理事長たる私も挨拶はしなければな」


上条「いや、アレイスターは挨拶しなくていい」


アレイ「何故だ!?」


上条「自分の見た目考えろ!! 俺達以外の人間からしたらホラーだろ!」


アレイ「いいじゃないかトースターが理事長でも!」



199: 2013/01/28(月) 01:13:20.20 ID:IOFu9t1SO
00001「しかし上条さんが参加しないのは寂しいです……」


00002「上条さん抜きは嫌です」


上条「う~んそう言われてもなぁ……」


一方「上条くゥゥン?」

上条「?」


一方「いつの間にフラグ立てやがったンですかァァァァ!!!」


上条「ハァ!?」


垣根「俺の女に手ェ出そうってか!?氏にてぇらしいなこの野郎!」


上条「意味わからんわ!!」




200: 2013/01/28(月) 01:15:40.99 ID:IOFu9t1SO
削板「なにかいい解決策はないかな?」


00003「そうですねえ……」

打ち止め「みんなで上条さんに着いて行けばいいんじゃないかな?ってミサカはミサカは提案してみたり」


削板「おお! その手があったか!!」


00003「ナイスです上位個体!」


打ち止め「もっとほめてほめて!ってミサカはミサカはえらそうにしてみたり」エッヘン




201: 2013/01/28(月) 01:16:47.21 ID:IOFu9t1SO
アレイ「最終信号がアイディアを出したがどうかね?」


一方「オラオラオラァ!」


垣根「シュール・ストレミングを口に流し込んだるわ!」


上条「ヤメ!グボァ!?臭ぁぁぁ!!!」



美琴「やめなさいコラ――ッ!!」



アレイ「全く聞いてないな、臭いから窓を開けたまえ」




202: 2013/01/28(月) 01:19:03.74 ID:IOFu9t1SO
垣根「てな訳で、上条の家族旅行に着いて行くそ!」

一同「おぉーーっ!」


上条「はぁ、なら友達も来るってメールしとくぞ、美琴もそれでいいよな?」

美琴「うん、ねえ当麻」


上条「?」


美琴「ごめん、歯磨きしてきて……臭いが……」


上条「……」ウルル



アレイ「シュールストレミングの臭いは強烈だからな、素人が手を出してはいけない」



番外「腐った生ゴミを更に放置したみたいな臭いだよコレ……」




215: 2013/01/31(木) 00:53:25.21 ID:y+ObU0+SO
~旅行当日~


垣根「よーしそろそろ行くぞ」


上条「火元よし、戸締まりよし、忘れ物……無し」


打ち止め「バッチリだね、出発進行!ってミサカはミサカは号令をかけてみたり!」


削板「楽しみだな」


00003「上条さんのご両親はどんな方でしょうか?」


番外「どっちかはつんつんと同じでフラグ建築士だね多分」


00002「まさかの遺伝ですか?」


美琴(もしお義父様がそうだとしたら苦労したんだろうなお義母様……)




216: 2013/01/31(木) 00:57:25.71 ID:y+ObU0+SO
一方「レッツパァリィ-ッ! ヒィィアウィィゴォォォ!!」


00001「一方通行! 奥州筆頭の真似はやめてください! 眼帯も外して!!」



美琴「どうしたのあいつ?」


上条「昨日遅くまでBASASAやってた弊害」


美琴「あ~……」ナットク


>ガヤガヤ……




アレイ「みんな待って! 私を忘れるな--ッ!!」カサカサ!!!




217: 2013/01/31(木) 01:00:04.85 ID:y+ObU0+SO
ミスった。


BASASA→×

BASARA→○



218: 2013/01/31(木) 01:00:38.45 ID:y+ObU0+SO
~電車(新幹線)内~


垣根「は~~い突然ていとくんの日本昔話~~」


一同「わ~~」パチパチ


垣根「タイトル『桃太郎。Rebellion」


一同(……???)


垣根「むか~しむかし、とあるところにお爺さんとお爺さんと……やっぱりお爺さんがいました」


一同(お爺さんばっかりだ--?!)




219: 2013/01/31(木) 01:03:42.09 ID:y+ObU0+SO
垣根「お爺さんはさて置き、そげぶ大好き上条は村へ日課のそげぶをしに行きました……」


一同(お爺さん出番終了……)


上条『今日も下らない幻想をぶち頃しに行ってくるぜ!』ズンズン



上条「別に大好きじゃねーよ!!」


垣根「シャラップ! 黙って聞いてろ」




220: 2013/01/31(木) 01:07:10.00 ID:y+ObU0+SO
垣根「そしてツンデレな御坂は上条を心配しつつ川へ洗濯に行きました」



美琴『ふぅ~、洗濯も楽じゃないわね、全自動洗濯機買おうかしら。それよりあいつ、またフラグ立ててボインな女と仲良くなって来たりって……べ! 別にあいつがフラグ立てたって私には関係無いし?? ただ最近かまってくれないからちょび~~っとだけさみしいかな~~なんて思ったり思わなかったり……って何で私がかまって欲しいなんて思ってるのよ!!』ツンツンソワソワアウアウ



垣根「などと改行と文字数を考えず自問自答していると上流から大きな桃が流れて来ました」



美琴「私ツンデレじゃないわよ!」


一同「いいえツンデレです」


美琴「そ、そんなハモるほど!?」




221: 2013/01/31(木) 01:09:10.05 ID:y+ObU0+SO
垣根「桃はドンブラコッコ~ドンブラコッコと流れてきます、普通なら気が付きますが……」



美琴『あ--もうっ! どうせあいつの事だからまたろくでもない事に巻き込まれてるに違いないわ! やっぱり私がしっかり見張ってないと!!』シュタタタッ!!



垣根「……と、かまってちゃんなツンデレ御坂は上条を追って桃には目もくれず一目散に村へ走りだし、桃はそのままドンブラコッコ~ドンブラコッコ……」



垣根「ドンブラコッコ~ドンブラコッコ……」


垣根「その後、桃の姿を見た者は誰一人居なかったそうな……」



一同(遭難しちゃった--!!)




222: 2013/01/31(木) 01:13:28.08 ID:y+ObU0+SO
打ち止め「それで桃太郎さんはどうなったの?ってミサカはミサカは聞いてみる」



垣根「拾い上げもらえず漂流した桃太郎は運良くモンゴルに流れ着き、復讐の二文字を心に刻み数十年後名前を変えて日本に侵攻する、実はこの桃太郎がかの有名なチンギスハーンだったんだ」



1号2号3号番外打ち止め「へぇ~~」



一方「デタラメぬかすな」



削板「モンゴルまで生きて流れ着くとは根性があるな」



アレイ「削板、君は仮にもレベル5だろう? 少しは勉強したまえ」


削板「勉強は苦手だ!」ハッハッハ!


アレイ「まったく…」


削板「それより小腹が空いたな、何か買ってくるか」


アレイ「なら私も同行しよう」




223: 2013/01/31(木) 01:16:34.59 ID:y+ObU0+SO
打ち止め「ねえねえゲームしよう!ってミサカはミサカはお願いしてみる」


美琴「いいわよ」


00001「何のゲームですか?」


打ち止め「桃鉄だよってミサカはミサカはゲーム機を取り出してみたり」


00003「暇潰しには持ってこいですね」


00002「…っ!? 説明書に何やらモヤシに似た真っ白な化け物が!!」


打ち止め「それキングボンビーだよってミサカはミサカはアドバイス」


番外「どうせなら何か賭けようよ」


海原「一位になった者が指名した相手からキッスのご褒美と言うのはどうです?」


美琴&妹達「!?」ビクッ!!


上条一方垣根「「「おい」」」




225: 2013/01/31(木) 01:20:52.10 ID:y+ObU0+SO
上条「なんでお前がここに居る……」


海原「ふっ、愚問ですね、御坂さん在る所必ず現れ、御坂さん在る所必ず行く、それくらい分かっている筈ですが?」



垣根「テメェはキカイダー01か? ご丁寧に妙なルール付け加えやがって」


一方「1回2回頃した位じゃ物足りねェらしいなこの生ゴミ」


垣根「生ゴミは臭いが移らねーうちに捨てねーとな、て事でちょっと来いや」


海原 「 」




226: 2013/01/31(木) 01:26:19.82 ID:y+ObU0+SO
垣根「一方通行、ドア開けろ」


一方「ン」バキャ


海原「ちょっ!勘弁してください! 次の駅で降りますから!!」


垣根「テメェに次はねーよ」


海原「……冗談ですよね?」



一方「あァ、新ネタだ」ゲシッ!!



>ァァァァァ~!!………



一方「今度こそ氏ンだか?」



垣根「いや、あいつは生きてるさ、俺達の……心のゴミ箱に」



削板「ん? 何かあったのか?」


垣根「気にすんな、ゴミ捨てただけだ」


アレイ「新幹線のドアをこじ開けてまで捨てる物だったのかい?」


一方「あァ、ゴミ箱じゃ入りきらねェからな」




236: 2013/02/01(金) 23:52:30.82 ID:k0vb9bUSO
削板「お待たせ、お菓子とか買って来たぞ」


00003「ありがとございます軍覇さん」


アレイ「飲み物もあるぞ私のイチオシだ」


番外「げっ! 何で豆乳なのさ!?」


アレイ「好き嫌いはいかん、身体にいいんだぞ豆乳は」



打ち止め「ふふん、ミサカは飲めるよってミサカはミサカは豪快に一気飲み!」ゴクゴク!



アレイ「……最終信号、それは豆乳ではなく練乳バルサミコ酢ドリンクだぞ?」



打ち止め「……ゴフッ」パタリ




237: 2013/02/01(金) 23:58:50.04 ID:k0vb9bUSO
番外「ちぇ~~、ミサカ今コーラ飲みたい気分なのに豆乳とか無いし~」ブーブー



上条「ワースト、俺のコーラと交換するか? 飲みかけだけど」



番外「むしろウェルカム、いただきま~……」



美琴「…ふんっ!」ヨコドリ!!


番外「あ…」


美琴「ング!ング!ング!ング! プハァ! けぷっ…」





238: 2013/02/02(土) 00:14:49.02 ID:EiIyY6CSO
番外「おねーたま横取りとかずるい!!」


美琴「残念だったわね、あんたには私のコーラあげるわよ、まだ開けてないから」


番外「くそぅ、つんつんとの間接キッスが……」



00003「軍覇さん、飲み物は何になさいますか?」


削板「俺は持参したプロテインだ」


00003「え……」

削板「ん?」

00003「いえ…あの……これ…お茶…一緒…に…」ウルウル



削板「なら一緒に飲もう、プロテインは後で飲めばいいしな」


00003「グスッ……あ」パァァァ



00001「イチャイチャいいなぁちくしょう……」グビグビ



00002「最近イチャイチャしてないなぁ……お茶がしょっぱいです……」ゴクゴク




239: 2013/02/02(土) 00:20:45.66 ID:EiIyY6CSO
00001「そう言えば一方通行は?」※意訳※(あの2人に負けじとイチャイチャしたい)



00002「垣根さんも戻って来ません……」※意訳※(イチャイチャしたい)



アレイ「あの2人ならドアをこじ開けた事を駅員に見られて叱られている」



打ち止め「あ、本当に怒られてるってミサカはミサカは除きこんでみる」ピョコ



駅員「ガミガミガミッ!!」ガァァ!!!



一方垣根 「「…!?…!!…」」ペコペコペコペコ!!



番外「カッコ悪! あっひゃひゃひゃっ!!」ゲラゲラ!!



上条(でも素直に頭下げてるんだから丸くなったよなあの2人……)




260: 2013/02/05(火) 21:05:32.40 ID:6qInBLbSO
垣根「おのれあの駅員め、今度出くわしたら下の毛丸剃りにしてやる!」


一方「ドアこじ開けたくらいであンなに怒るか普通?」


上条「いや普通に大事だから」


垣根「本心は?」


一同「2人共GJ」


一方「それより何か飲む物ねェか?」


垣根「俺も俺も、喉渇いちった」


00001「一方通行、コーヒーありますよ! 一緒に飲みましょう!」ズイッ!


00002「垣根さんもミサカと一緒にお茶を!」ズズイッ!!


一方「な、なンだァ? 何かあったのかァ??」


垣根「さあ?」




262: 2013/02/05(火) 21:07:00.60 ID:6qInBLbSO
美琴「それにしても学園都市の外に出るのが随分楽になったわよね」


削板「そうか?」


美琴「だって普通ならかなり前から手続きして許可貰って、貰えたら貰えたで身体にチップ埋め込んで……そりゃもう面倒だったわ、特にレベル5になってからは……」シミジミ…



一方「それ以前にレベル5が4人同時に、しかも同じ場所に行くなンざ許可どころか申請すら出来ねェだろうな」




265: 2013/02/05(火) 21:10:47.00 ID:6qInBLbSO
アレイ「それも一重に私の権力によるものだ」フフン


垣根「つ~か~、その権力が無かったらお前なんか購入してねーし」


アレイ「ひ、ひどい……」グスン



上条「俺はそんなに地元に帰らないからなぁ…」


番外「んにゃ?なんで?」


上条「……ちょっとな」




266: 2013/02/05(火) 21:12:41.09 ID:6qInBLbSO
打ち止め「アーちゃん泣かないでってミサカはミサカはハンカチを手渡してみる」


アレイ「心配要らない、これはオイル漏れさ」


垣根「お前はドラえもんのび太の海底鬼岩城に出てくるバギーちゃんか?」


アレイ「あんな最後に自爆してネジ1本になる車と一緒にしないでくれたまえ」



番外「あんたの場合自爆以前に自力でポセイドン倒しそうだもんね」



アレイ「たかがポセイドンごとき、このねじくれた銀の杖で粉微塵にしてやるさ」フフン





267: 2013/02/05(火) 21:14:01.79 ID:6qInBLbSO
上条「へぇ~、銀の杖って凄いな……」つ∫ピトッ


>パキン デデーン!!


アレイ「 」

上条「 」


アレイ「あぁ、うん大丈夫。気にして無い……」


上条「何か本っ当にごめんなさい…」




268: 2013/02/05(火) 21:27:00.12 ID:6qInBLbSO
打ち止め「ねえねえまだ着かないの?ってミサカはミサカは上条さんの膝の上に乗って聞いてみる」チョコン


美琴(いいなぁ……)


上条「次の駅で降りるから忘れ物無いようにな」


垣根「え、マジで!? あと1組でトランプタワー完成するのに!」


一方「崩せ、旅館に着いてから続きしろ」


垣根「なんだよ、ここまで積み上げた俺の苦労はどうなんだよ」シブシブ


番外「うりゃ!」ガシャンッ!

垣根「Noooooo!!!」



番外「あっひゃひゃ!! あ~快感☆ 色んなとこ勃っちゃいそう♪」





269: 2013/02/05(火) 21:30:18.29 ID:6qInBLbSO
上条「え? 何が立ったって?」


番外「にゃっ!? あ…ぁ…な…な…ん…でも…な……ぃ…///」モジモジ



一方「いやオマエ、どうせハッチャけンならつらぬけよ」


番外「う! うるさい!うるさい!うるさ--いっ!!! このクソモヤシ! 肉食ウサギ! 本名性別年齢不詳野郎!!」



一方「オォォォしッ! わかったァァァ! 素っ裸にして新幹線に吊るしてやるから表出ろやァァァァ!!!!」



美琴「ハイハイもう着くから、バカ言ってないで降りる準備しなさい」



一方「……チッ、後で絶対ケリ付けてやるから覚悟しとけよビXチ」


番外「こっちのセリフだよ白髪ネギ」



270: 2013/02/05(火) 21:41:42.62 ID:6qInBLbSO
00001「お姉様、まるでお母さんのようですね」


00002「小姑www」プークスクス!


00003「鬼嫁www」ケラケラ!



美琴「な・に・か・言った・か・し・ら?」ギロロン

0000200003 「「イイエ」」




271: 2013/02/05(火) 21:45:24.81 ID:6qInBLbSO
垣根「にゅるんと着いたぜ」



削板「旅館って何処だ?」



上条「え~と、ここからもうちょい歩いたとこ」



アレイ「最終信号、疲れたら私に乗るかい?」


打ち止め「ありがとアーちゃん、まだ大丈夫だよってミサカはミサカは(ry」



一方「お仕置きだこらァァァァ!!」


番外「1億ボルトを喰らえ!!」


美琴「やめなさいってば!!」


00001「一方通行!頑張ってください!!」


00002「やれ末妹! 今こそモヤシに引導を!!」


>ザワザワ……


00003「あ、ドラマの撮影ですので皆さんお気になさらずに」



272: 2013/02/05(火) 22:13:30.49 ID:6qInBLbSO
~移動中~


垣根「な~まだ~?」

00002「少々疲れました…」


上条「もう少し……のハズ」


美琴「ちょっと携帯見せて……あ、もうすぐ見えるわよ」



番外「うぅ…お尻痛いよぅ……」


一方「オリジナルに免じて尻叩き500発で勘弁してやったンだ、むしろ感謝しやがれ」


00001「まったくです」


削板「00003号、荷物持とうか?」


00003「あ、どうも///」


アレイ「やはりこうなったか」カサカサ


打ち止め「zzz……」←歩き疲れてダウン




273: 2013/02/05(火) 22:17:53.57 ID:6qInBLbSO
美琴「あ、ここね」


アレイ「ふむ、中々赴きのある旅館じゃないか」


垣根「ちょっと古めかしいけど、キライじゃないわ!」



一方「オマエは何ドーパントだ?」


垣根「……メルヘン?」


番外「そこ疑問形ってどうなのさ?」


上条(まだ来て無いのかな、父さん…母さん)



>トウマサーン


上条「あ……」


美琴「どうしたの当麻?」


上条「悪い、ちょっと!」タタタッ!!


美琴「あ……」



274: 2013/02/05(火) 22:33:48.32 ID:6qInBLbSO
詩菜「久しぶりですね当麻さん」


上条「うん、かあs「そこの可憐でお美しいお姉さん!!」……は?」



詩菜「あらあら?」


垣根「どうも初めまして、俺……ボク上条くんの親友で垣根帝督って言います!」キリリッ!



詩菜「あらあら、どうもご丁寧に」ペコリ


垣根「そんな顔をあげてください、ボクの事は垣根、もしくは気さくにていとくんって呼んでくださいお姉さん」キリーン!


詩菜「あらあら、垣根さん的には歳上が好みなのかしら?」


垣根「ハッハッハ、またご冗談を、そんなに離れてる様には見えませんよ」


上条「おい、そろそろ突っこんでいいか?」




275: 2013/02/05(火) 22:43:04.36 ID:6qInBLbSO
垣根「何だよ上条くん水くさいじゃないか、こんな綺麗な人と知り合いなんて」


上条「いや、だからこの人は俺の……」


>ドドドドドッ!!


美琴「俺の何じゃああああああああ!!!」ドシーン!


上条「久しぶりガマッ!」




276: 2013/02/05(火) 22:46:07.55 ID:6qInBLbSO
美琴「誰よこの人! どういう関係!? さあ! 一切合切話しなさい--!!」ガクガク!!



上条「苦しい苦しい!! ま、まずは落ち着きませう!!」



垣根「なあ~。いい加減教えろよ、従姉? 親戚?」



上条「ゲホッ…違う違う、この人は……」


上条「俺の母さん」


垣根「」

美琴 「」

00001「」

00002「」

00003「」

番外「」


打ち止め「zzz」

削板「若いな」

アレイ(内に底知れない何かを感じる……)



277: 2013/02/05(火) 22:48:25.69 ID:6qInBLbSO
上条「あれ? お~い?」

一同「………えええええええええええええええええええ----っ!?」



上条「リアクション遅いな」



垣根「嘘だろ!? ビックリし過ぎて時が止まったわ!!」


美琴(終わった、お義理母様の前でタックルかましちゃった………氏にたい)ズーン



番外「いやいや!いくらなんでも若すぎでしょ!?」



00002「見たところ20代……」


上条「いや、確か母さん今年でさn」


詩菜「……当麻さん?」ニッコリ


上条「ごめんなさい!!」シュバッ!!




281: 2013/02/05(火) 22:57:52.01 ID:6qInBLbSO
00001「一方通行は驚かないのですか?」


一方「俺ァ1度写真で見てるからな、最初に見た時は流石にド肝抜かれたがよ」


上条「ところで母さん、父さんは?」


詩菜「今車を停めて……あらあら噂をすれば、刀夜さ―ん」



垣根(クソがッ! どんな面してやがんだ? こんなパーフェクト美人を物にした野郎は!!)バッ!



刀夜「やあ、お待たせ母さん」


垣根「 」ウソーン



詩菜「遅かったですね刀夜さん」


刀夜「いやぁ、駐車場で車の鍵を落とした女性がいてね」


詩菜「あらあら、刀夜さん……『また』ですか?」ゴゴゴ…


刀夜「ええっ!?」




283: 2013/02/06(水) 04:36:06.13 ID:GDGOu/ZSO
垣根「う…嘘だァァァァ----っ!!!」orz


一方「派手なリアクションだなオイ」


垣根「嘘だ! こんな世界間違ってる! ああ奥さん! もっと早く貴女にお会いしたかった!!!」ガシッ!!



詩菜「あらあら///」


刀夜「か、母さん!?」


上条「垣根! 人の親をナンパするな!!」


垣根「黙れコンチクショウ! 俺は断じて認めんぞ!!」


一方「その辺にしとけ、あと……お待ちかねだぞ」クイッ


垣根「?」クル


00002「か・き・ねさん」ゴゴゴ…


垣根「あ……」


00002「ちょっとこちらへ」ズルズル



垣根「ごめんなさ~い!許してえぇぇぇ~~!!」ズルラレ




>ミサカトイウモノガイナガラ! ヤメテユルシテ……アッ---!!!




293: 2013/02/07(木) 20:57:27.34 ID:de+Brr2SO
刀夜「迷わずに来れたみたいだし、偉いぞ当麻」


当麻「子供扱いやめてくれよ父さん、俺もう高1なんだからさ」


刀夜「ハハハッ、父さん達にとってはずっと子供さ、なあ母さん?」


詩菜「ええ、そうですよ当麻さん」


当麻「なんだよそれ~」


削板「上条が普通に子供の反応だな」


00003「何だか新鮮です、とミサカは感想を述べます」




294: 2013/02/07(木) 21:00:36.57 ID:de+Brr2SO
刀夜「それより当麻、この人達が例のお友達かい?」


当麻「うん」


削板「初めまして! 削板軍覇です! 好きな言葉は根性! 座右の銘は根性です!!」


一方「一方通行……です」


垣根「あらはめへ……垣根帝督…れふ……」ボロ…

一方「今回はまた随分と派手にやられたみてェだな」


垣根「大丈夫だ問題ない、最近なんだかこの痛みと苦しみが悦びに……」


当麻「ダメだ!踏みとどまれ垣根!!」


一方「目覚めるンじゃねェ!!」




295: 2013/02/07(木) 21:03:02.87 ID:de+Brr2SO
アレイ「そして私が学園都市統括理事長のアレイスター=クロウリーです」


刀夜「なんと理事長ですか!?」


詩菜「あらあら、当麻さんの学園都市での生活はどうですか?」


アレイ「ご子息は良く頑張っていますよ奥さん、私生活は問題ありませんが勉強の方ははもう少し努力が必要かと」



刀夜「ふむ……だそうだぞ当麻、もっと頑張らないとな」


詩菜「あらあら、でも刀夜さん、刀夜さんも学生の頃はあまり勉強が出来た方では無かったんじゃありません?」


刀夜「か、母さん…それを言われると父親としての威厳が……」




296: 2013/02/07(木) 21:04:06.42 ID:de+Brr2SO
当麻「……あのさ2人共、何か違和感ないの?」


刀夜詩菜「?」ハテ


当麻「いやだからさ、こう……何これ?って思ったりしないの??」



刀夜詩菜「??」ハテナ


当麻「だーかーらーっ!!」


当麻「そもそも何でトースターが喋ってんだとか何でトースターが統括理事長なんだとか何でトースターに髪の毛生えてんだキモッ!とかあるだろ!? なにスーパーナチュラルに会話してるんだよ!!」




297: 2013/02/07(木) 21:15:08.43 ID:de+Brr2SO
刀夜「こら当麻! 人を見かけで判断するのはいかんぞ!」


詩菜「そうですよ当麻さん、それにとっても綺麗な髪の毛じゃありませんか、お手入れが大変でしょう?」



アレイ「良質なコンディショナーとトリートメントを欠かさずしていますから、よろしかったら学園都市製の最高級品をお譲りしますよ奥さん」



詩菜「あらあら♪ 聞きました刀夜さん」キャッキャッ


刀夜「いやぁすみません、催促したみたいで」


アレイ「ハッハッハなんのなんの」



当麻「家の両親が天然なのか俺が気にしすぎなのか……」




298: 2013/02/07(木) 21:36:47.73 ID:de+Brr2SO
刀夜「あ、そうだ当麻、メールで言っていた彼女さんはどの子だい?」


詩菜「刀夜さんと一緒にずっと気になっていたんですよ、どんな子だろうって」



美琴(来た! さっきのタックルの汚名返上のチャンス! ビシッ!と挨拶して好印象を!!)



当麻「ああ、うん。じゃあ紹介するよ、この子が……」


番外「つんつんの彼女のミサワでーす☆ よろしく~~☆」ズズイッ!!



美琴 「 」ピシ…




299: 2013/02/07(木) 21:53:03.38 ID:de+Brr2SO
刀夜「おやおや活発なお嬢さんだ、それに顔立ちもスタイルも良いし、良くやったな息子よ!」


詩菜「あらあら、当麻さん的には少し歳上くらいが直球なのかしら?」


当麻「ち!違う違うって!! 俺の彼女はこっちの……」


番外「ち・な・み・に、つんつんとはベロちゅーまでいった仲だよパパさんママさん☆」


刀夜「おおっ!」

詩菜「今夜はお赤飯ですね刀夜さん♪」


当麻「だから違うんだって!!」


当麻「美琴! 早く挨拶………」



美琴「……」バチバチバチ…ジジッ…ジジジ…ヒュンヒュン…


当麻「(や、やべぇ…怒りが頂点を超えてまるでスーパーサ○ヤ人2みたいになってる………)」




300: 2013/02/07(木) 21:55:37.93 ID:de+Brr2SO
当麻「ワースト! 今すぐ逃げろ!」


番外「へ?」


スーパー美琴2「あ・ん・た・は……」ヒュンヒュン


番外「………」


番外「おにぇ…おにぇちゃま……ミサ……冗…談……」ガクガクプルプル…



スーパー美琴2「……ねえワースト……」


番外「は、はひ……」プルプル…



スーパー美琴2「なにか、言い残すことはある?」


番外「…許して」プルプル


スーパー美琴2「………ダメ」


番外 「 」プルプル…チョロロ…



>ァァァァァァァァァァァ~~……




301: 2013/02/07(木) 22:01:23.31 ID:de+Brr2SO
ちょっと半端ですがワーストがもら…ゲフンッ、お仕置きされたところでここまで。

次回は妹達の自己紹介からですがその際に仮の名前を付けます、あくまで仮の名前なのでご了承してもらえると幸いです。

303: 2013/02/07(木) 22:39:10.34 ID:6o30SAKVo

ワーストww

引用: 上条「幸せは」 美琴「歩いて来ない」 垣根「だから自分で」 一方「つかみ取る」