夜神月「どうやら第一ゲームは僕に有利すぎる･･･家から出なくても一人勝ち残れそうだよ」

リューク「そうか、名前が同封されてたんだっけな」

夜神月「まずはパワーが人間離れしている主人公から消して…」

「こらーっ！夜神ぃー！出てきやがりゃれら！」

リューク「ん？おい、家の外がうるさいぞ、お前呼ばれてるんじゃないか？」

夜神月「この言葉遣いはおそらく、『ろくでなしBLUES』の"前田太尊"だろう」

夜神月「こいつの住所は吉祥寺、参加者の中では僕の家と最も近い
だから単純に真っ先にここにきたんだろう」

リューク「へー･･･よく知ってんな」

夜神月「予定が狂ったが真っ先に氏んでもらおう」

デスノート『前田 太尊』ｻﾗｻﾗ

夜神月「よし、あと40秒であのうるさい昭和ヤンキーは氏ぬ
当初の予定通りまずはケンシロウ、孫悟空、殺せんせー、このへんから頃していこう」

ｼｭﾝｯ

夜神月「！？」

孫悟空「オス！おめえ夜神ライトだな？気が小せぇから探すのに苦労したぞ」

夜神月(くっ…！そうか･･･孫悟空には瞬間移動があったんだ･･･！万事休すか･･･)

孫悟空「どうやら参加者ん中じゃおめえが一番危険そうだかんな、真っ先に来ちまったぞ」

夜神月(こうなったら少しでも時間を稼いでなんとかノートに名前を書くしかない･･･)

夜神月「孫悟空･･･あなたは僕のいや僕たちの、子供の頃からのヒーローです
あなたの強さは充分存じてます、諦めました。最期に僕とお話してください。憧れのヒーローとお話をできるなんて…」

孫悟空「いやいや待ってくれ、なにもオラはおめえを頃してやろうっちゅうんじゃない」

夜神月「･･･？」

孫悟空「オラと手組まねえか？」

夜神月「僕と･･･悟空さんが･･･手を？」

孫悟空「ああ、たぶんだけどジャンプの中でトップとれんのはハッキリいってオラか、それかおめえかってとこだろう」

孫悟空「だからみんなはオラとおめえを真っ先に狙うだろう」

夜神月「それはそうですね」

孫悟空「さすがのオラもジャンプの強敵たちが一斉にかかってきたら敵いそうにはねえ、おめえだって武闘派じゃねえから同じだろ？」

夜神月「ええ」

孫悟空「だからまずおめえがそのノートの能力で強敵を消してってもらう
オラはその間おめえの身を護る」

夜神月「･･･」

孫悟空「どうだ？おめえにとっても悪い話じゃねえだろ？」

夜神月「･･････わかりました、とてもいい手です
やりましょう！」

夜神月(････････････くくく･･････！！馬鹿な奴だ･･･！このゲーム僕の勝ちだ！！)

夜神月(こいつの言う通り、僕がノートに名前を書いている間に誰かに襲われたんじゃ絶対に敵うはずがない！こいつと僕のタッグで猛者を消していったその後で頃合を見計らってこいつを殺せばいい！)

夜神月(神は僕の味方のようだ)

夜神月「まずは誰から消しましょうか？」

孫悟空「そうだな･･･オラとおめえのほかでトップを争うつったらラッキーマン、リョーツカンキチ、アラレ、ってとこかな
そのへんからやっていってくれ」

夜神月「なるほど･･･ギャグ主人公か･･･」

夜神月「ギャグ補正がかからないように氏の詳細も考えないと」

リューク「おいライト」

夜神月「ん？なんだ」

リューク「アラレって奴は機械なんだろ？機械はデスノートじゃ殺せない」

夜神月「･･････」

夜神月「そうか･･･」ﾆﾔ

リューク「？」

デスノート『両津 勘吉　失血氏　
知り合い全員に愛想を尽かされ全く相手にされなくなり、腹いせに自分に殴りかかってきた"則巻アラレ"という名称のロボットを破壊するも、"則巻アラレ"との戦いの時に負った傷からの出血が止まらず本日17:00に失血氏』

夜神月「これで2匹とも処理できた
アラレちゃんは人間じゃないから"他人を巻き込んだ氏"にも含まれない
そしてこの文なら両津勘吉側の神様とかいうチートキャラも出てこない」

リューク「なるほどね」

パリーン！！

夜神月「！？」

孫悟空「いきなしすげえのが来やがったな･･･」

殺せんせー「ヌルフフフ、まずは危険なあなた方から手入れさせていただきますよ」

殺せんせー「もっとも、私は"人間"ではないので氏神のノートじゃ殺されませんけどねぇ」

夜神月「くっ･･･悟空さん、おねがいできますか」

孫悟空「ああ、久々にワクワクしてきたぞ任してくれ」

夜神月(奴自身も言っていた通り、殺せんせーも"人間ではない"からアラレちゃんと同じ方法で消すことはできるが･･･)

夜神月(孫悟空にはまだ生きていてもらわないと困るし、かといってここにもう一人強敵を呼んでも街ごと破壊されかねない)

夜神月「ここは本当に孫悟空の強さに頼ろう」

《じゃあ僕達は"普通の"人間同士、決着をつけるか》

夜神月「っ…！！？」

夜神月「斉木楠雄･･･！」

斉木楠雄《そのノートのルールだと僕も殺されかねないからな》

夜神月(くっ･･･！ここにきてまた厄介な奴が･･･)

斉木楠雄《ああ、"ギャグ漫画超能力"と"超天才設定氏神ノート所持者"ほど厄介な奴はそうそういない》

夜神月(孫悟空に頼るしか･･･！)

斉木楠雄《おや？さっきは"悟空さん"と呼んでたじゃないか
なんで急に呼び捨てなんだ？突発的に親しくなったのか？》

夜神月「だまれっ！心を読むな！」

斉木楠雄《そのノートは価値が測定不能らしいからテレポートアポートが発動しなかった》

斉木楠雄《つまりお前自身に消えてもらうほかないんだ、すまないな》

夜神月「くっ…悟空さーーんっ･･････！！！」

　
　

　
殺せんせー「ヌルフフフフフフ」ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

孫悟空「くっ…！さすがにっ…速えな！」

殺せんせー「スピードには特に自信があるんですよ」

孫悟空「くっ…でぇい！！」ブンッ

殺せんせー「にゅやっ！」ビチャッ！

孫悟空「･･･おまけに魔人ブウみてえに攻撃が全然通んねえな」

殺せんせー「"対せんせー弾"以外は効かない体になってしまったのでねぇ…」

孫悟空「しょうがねえ、久々に本気出すか！」グッ

孫悟空「かあああああっ･･････！！」ｽﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

カッ

殺せんせー「ほう、それが"超サイヤ人3"ですか」

孫悟空「ああ、まだスタミナのコントロールに慣れちゃいねえんだ
さっさとやろうぜ」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ…

殺せんせー「では私も本気を出すとしますか」


　
　
　
斉木楠雄《あっちはあっちでいそがしそうだな》

夜神月「くっ…！大体おかしいじゃないか！暗殺教室の主人公は潮田 渚だろ！」

斉木楠雄《バカ言うな『ドラえもん』の主人公は野比のび太か？ちがうだろ》

夜神月「ドラえもんの主人公はのび太だろっ･･･！」

斉木楠雄《･･････時間稼ぎをしようったって無駄だぞ》

───────別の場所

日々野晴矢「」

左門「」

ケンシロウ「悪く思うなよ」

ケンシロウ「む･･･貴様もオレの道を妨げるのか･･･」

剣心「それ以上無益な殺生はやめるでござる
さもなくば拙者が許さん」

ケンシロウ「無益･･････きさま、いまの闘いを見ていなかったのか？」

剣心「闘い方の問題ではござらん、殺生は殺生でござる」

ケンシロウ「････････････お前は頃す気にはならぬ･･･去ってくれ」

剣心「去らぬ、去ったらお主はまた誰かを頃す」

ケンシロウ「北斗神拳は殺人拳だ」

剣心「･････････」

ケンシロウ「闘うしかないようだな」

───────また別の場所

磯兵衛「ひぇぇぇえええぇぇえぇ…た、たすけ…たすけて母上！」

母上「あら･･･どうしたの磯兵衛？」

磯兵衛「そとで！そとでまふぃあとはんたぁがたたかってる！」

母上「マフィンとハンガー？あらやだ磯兵衛ケガない？」

磯兵衛「うんケガない…ケガないけど超こわい…母上とめてきて！マジで！」

母上「え？でも主人公以外が加勢したら失格になるんじゃない？」

磯兵衛「え？なになに主人公…？なにそれ！しらない！はやく！とめてきてヤバイ！」

母上「しょうがないわね･･･」

母上『磯兵衛のくらしを脅かすものは･･･消す！』

　
超ツナ「はぁ…はぁ……」

ゴン「くっ…！」

ゴン「ジャン！ケン！パー！！」

バッ！

超ツナ「！！」

超ツナ「零地点突破・改！」

ギュオオオオ･･･

超ツナ「ふぅ･･･」

ゴン「ハ、ハハ･･･吸収しちゃった･･･」

超ツナ「決着をつけよう…」

「ちょっとあんたたち！！」

ゴン「！？」

超ツナ「！？」

母上「磯兵衛の･･･」　バギィッ！！　ゴン「がはっ！！？」バタッ

母上「平和を･･･」　ドゴオッッ！！　超ツナ「あがァっ！！？」ドザッ

母上「妨げるんじゃないわよ！！」　ドガァァーーー･･････ン


リボーン「こりゃちょっと敵わねーな」


磯兵衛、失格
沢田綱吉、敗北
ゴン=フリークス、敗北

斉木楠雄《とまあここからの夜神月の脱出方法が浮かばないもんだから場面を変えて時間稼ぎしてたんだぞ･･･はやくなんか思いつけ》

夜神月「くっ･･･！」

斉木楠雄《じゃあここからはこのssの主人公を変更してお送りすることになるぞ》キィィ･･･

斉木楠雄《…っ！？》

ドガガガーン！！

斉木楠雄《くっ･･･》

孫悟空「大丈夫かライト！」

斉木楠雄《普通に悟空が気弾で攻撃すんのかよ！単純すぎるぞ･･･初めからそれやれよ･･･》

殺せんせー「余所見してるヒマはないんじゃないですか？」ｼｬﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

孫悟空「ぐ･･･でぇい！！」バッ！


斉木楠雄《さて･･･あっちでは戦いが再開してしまったぞ
どうする気だ･･･ん？》

デスノート『斉木楠雄　爆氏
体に突然異変が生じ、超能力がつかえなくな』カキカキカキカキッ！

斉木楠雄《あっ！よせ！》

斉木楠雄《パイロキネシス！》

ボオッ！

夜神月「あっ！！」

リューク「あっ！」

斉木楠雄《さてデスノートは燃え尽きた･･･これでお前はただの人だ》

夜神月「･････････っ！」

夜神月「フ･･･フフ･･･ハッハッハッハッハ！！」

斉木楠雄《なんだ？何が可笑しい》

夜神月「馬鹿め！もう遅い！氏の状況は書ききれなかったがお前の名前はしっかり書いた！お前は氏ぬ！！たとえノートが燃え尽きてもな！そうだろ？リューク」

リューク「ん？あ、ああ」

斉木楠雄《なんだと！？》

夜神月「ハーーーッハッハッハッハッハッハッハ！！！」

斉木楠雄《なぁんてな》

斉木楠雄《どうやら僕は爆氏するらしいがそれなら僕が爆散する瞬間に》

悟空「波ァァァーーーー！！！」

殺せんせー「にゅやっ！」バッ

悟空「あっ！あぶねえ！！」

ドガーーーーーーーーーーーーン！！！

斉木楠雄《自分自身に"復元能力"を使えばいい》

夜神月「な･･････なんだと･･･？」

斉木楠雄《もっとも、これは僕の体を一日前の状態に戻しただけだがな
明日からの日課が増えただけだ》

斉木楠雄《どうやらこの超能力者対決は僕の勝ちだ》

夜神月「」

斉木楠雄《さて終わったな、こいつさえ始末すればあとはラッキーマン以外なんとかなりそうだ》

悟空「いっけぇーーー！！」

殺せんせー「ヌゥゥッ」ｽﾞｽﾞｽﾞ…

斉木楠雄《なんかあっちじゃ元気玉撃ってるし》


斉木楠雄《夜神月も氏んだし作者も飽きたしそろそろ潮時だな》


殺せんせー「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁぁ･･･…………」

悟空「ふぅっ、終わった･･･」

　

ケンシロウ「殺人剣飛天御剣流、しかと受け取った
お前との闘いは忘れん」

剣心「」

　

ネウロ「」

ラッキーマン「あり？勝手に寿命で氏んじゃった･･･ラッキー！」

　

則巻千兵衛「お前を壊しちまうなんてよっぽどのおまわりさんだったんだなぁ･･･」

アラレ「うん！すっごくつおかった！！」

則巻千兵衛「あと30分くらいで修理が完了するから待っとれ」

アラレ「ほーい」


　
麗子「いつものことながらほんとにどうしようもないのね！両ちゃんは！」

両津「やれやれひどい目にあった！」

部長「馬鹿は氏んでもわからんからな！もう何度も愛想つかしとるよ」

　

第二ゲーム通過者:孫悟空、斉木楠雄、ケンシロウ、則巻アラレ、ラッキーマン、ルフィ、トリコ、両津 他12名(内訳:ギャグ漫画13、バトル漫画7)

第三ゲーム通過者:10人

優勝者:ラッキーマン


なんだこの打ち切りエンド

えぇ…