222: 2010/11/29(月) 09:20:08.94 ID:9ALef6MU0
日曜日の平沢家
唯「うー、寒い寒い」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
憂「もうすぐ12月だもんね」
唯「憂がこたつ出してくれてなかったら…今頃凍えてたよ…」ﾇｸﾇｸ
憂「大袈裟だよー、お姉ちゃん」
唯「その上みかんもあるし！」
憂「おこたでみかんは定番だね」
唯「日本人でよかったよー」
唯「うー、寒い寒い」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
憂「もうすぐ12月だもんね」
唯「憂がこたつ出してくれてなかったら…今頃凍えてたよ…」ﾇｸﾇｸ
憂「大袈裟だよー、お姉ちゃん」
唯「その上みかんもあるし！」
憂「おこたでみかんは定番だね」
唯「日本人でよかったよー」
223: 2010/11/29(月) 09:22:27.25 ID:9ALef6MU0
唯「テレビ見よーっと」ﾋﾟｯﾋﾟｯ
憂「あ、音楽番組やってる」
唯「おっきいバイオリン…」
憂「あれはチェロだね」
唯「ギー太の何倍も大きいよー」
憂「お姉ちゃん、こういう音楽も好き？」
唯「うん、なんて言うか…かっこいい…！」
憂「（お姉ちゃん楽しそう…）」
唯「……」ｳｽﾞｳｽﾞ
憂「？」
唯「ギー太とってくるー！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
憂「（さっきまであんなに寒がってたのに…）」ｸｽｯ
憂「あ、音楽番組やってる」
唯「おっきいバイオリン…」
憂「あれはチェロだね」
唯「ギー太の何倍も大きいよー」
憂「お姉ちゃん、こういう音楽も好き？」
唯「うん、なんて言うか…かっこいい…！」
憂「（お姉ちゃん楽しそう…）」
唯「……」ｳｽﾞｳｽﾞ
憂「？」
唯「ギー太とってくるー！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
憂「（さっきまであんなに寒がってたのに…）」ｸｽｯ
225: 2010/11/29(月) 09:26:54.91 ID:9ALef6MU0
唯「♪～」
ギー太「♪～」
憂「わー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
唯「あ、テレビ終わっちゃった…」
憂「30分番組だもんねー」
唯「…そう言えば憂、さっき何作ってたの？」
憂「ちょっと待ってて。持ってくるから」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
唯「なんだろう…？」
憂「じゃーん♪」
唯「なにこれ？」
憂「しょうが湯だよ」
唯「しょうが湯？」
ギー太「♪～」
憂「わー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
唯「あ、テレビ終わっちゃった…」
憂「30分番組だもんねー」
唯「…そう言えば憂、さっき何作ってたの？」
憂「ちょっと待ってて。持ってくるから」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
唯「なんだろう…？」
憂「じゃーん♪」
唯「なにこれ？」
憂「しょうが湯だよ」
唯「しょうが湯？」
226: 2010/11/29(月) 09:30:49.39 ID:9ALef6MU0
憂「しょうが湯にはね、冷え性を改善したり、免疫力を強くする効果があるんだって」
唯「へぇー」
憂「お姉ちゃん、寒いの苦手でしょ？だから良いかなーと思って」
唯「憂…」ｳﾙｳﾙ
憂「飲んでみて？」
唯「うん！いただきまーす！」ｺﾞｸﾘ
憂「どうかな？」
唯「…うまい！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ
憂「良かったー」ﾆｺﾆｺ
唯「へぇー」
憂「お姉ちゃん、寒いの苦手でしょ？だから良いかなーと思って」
唯「憂…」ｳﾙｳﾙ
憂「飲んでみて？」
唯「うん！いただきまーす！」ｺﾞｸﾘ
憂「どうかな？」
唯「…うまい！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ
憂「良かったー」ﾆｺﾆｺ
227: 2010/11/29(月) 09:34:08.29 ID:9ALef6MU0
唯「ふぁー、憂のおかげであったかあったかだよー」
憂「どういたしまして」
唯「…そうだ、お父さんたち、何時頃に帰ってくるんだっけ？」
憂「ゆうべの電話じゃ『お昼前くらい』って言ってたよ？」
唯「お昼前かー」
憂「お姉ちゃん、午後から澪さんたちとお勉強会なんだよね？」
唯「うん、1時からー」
憂「それまでには帰ってくるんじゃないかな？」
唯「だといいなー」
憂「…本当なら昨日、帰ってきてるはずだったのにね」
唯「飛行機の都合はどうしようもないよー」
憂「どういたしまして」
唯「…そうだ、お父さんたち、何時頃に帰ってくるんだっけ？」
憂「ゆうべの電話じゃ『お昼前くらい』って言ってたよ？」
唯「お昼前かー」
憂「お姉ちゃん、午後から澪さんたちとお勉強会なんだよね？」
唯「うん、1時からー」
憂「それまでには帰ってくるんじゃないかな？」
唯「だといいなー」
憂「…本当なら昨日、帰ってきてるはずだったのにね」
唯「飛行機の都合はどうしようもないよー」
228: 2010/11/29(月) 09:38:24.58 ID:9ALef6MU0
唯「…よし、決めた！」
憂「え？」
唯「私ももう18歳だし！」
憂「うん」
唯「来年は大学生だし！…たぶん」
憂「（断言しようよ！お姉ちゃん！）」
唯「だから作るよ！」
憂「何を？」
唯「さっきの『しょうが湯』！」
憂「え？」
唯「私ももう18歳だし！」
憂「うん」
唯「来年は大学生だし！…たぶん」
憂「（断言しようよ！お姉ちゃん！）」
唯「だから作るよ！」
憂「何を？」
唯「さっきの『しょうが湯』！」
229: 2010/11/29(月) 09:41:23.05 ID:9ALef6MU0
唯「憂と、お父さんとお母さんの分！」
憂「お姉ちゃん…（ｼﾞｰﾝ）…私も、お手伝いしていい？」
唯「うん！憂がいれば百人力だよ！」
憂「頑張ろ、お姉ちゃん！」
唯「えーっと、まずはどうすればいいのかな？しょうが？」
憂「そうだね。しょうがをおろし金ですりおろして…」
唯「んしょ、んしょ」ｺﾞｼｭｺﾞｼｭ
憂「それから、こし器でこすの」
唯「とりゃあああ」ｸﾞﾆｸﾞﾆ
憂「うん、それでおっけーだよ」
唯「…ちょっと多いかな？」
憂「お姉ちゃん…（ｼﾞｰﾝ）…私も、お手伝いしていい？」
唯「うん！憂がいれば百人力だよ！」
憂「頑張ろ、お姉ちゃん！」
唯「えーっと、まずはどうすればいいのかな？しょうが？」
憂「そうだね。しょうがをおろし金ですりおろして…」
唯「んしょ、んしょ」ｺﾞｼｭｺﾞｼｭ
憂「それから、こし器でこすの」
唯「とりゃあああ」ｸﾞﾆｸﾞﾆ
憂「うん、それでおっけーだよ」
唯「…ちょっと多いかな？」
230: 2010/11/29(月) 09:43:44.24 ID:9ALef6MU0
憂「大丈夫、冷凍してとっておけるから」
唯「そうなんだ、じゃあもう少し作っておいたほうがいいかな？」
憂「作っておけば飲みたい時に飲めるもんね」
唯「よーし」ｺﾞｼｭｺﾞｼｭｸﾞﾆｸﾞﾆ
憂「あとはこのおろし汁をカップに小さじ2杯と…」
唯「はちみつ？」
憂「そうそう。小さじ1杯ね」
唯「とろーり…っと」
憂「そこにお湯を」
唯「これくらい…かな？」
憂「わー！いい感じだね」
唯「で、まぜまぜして、最後にレモンをちょっと絞って…」
憂「できあがり！」
唯「そうなんだ、じゃあもう少し作っておいたほうがいいかな？」
憂「作っておけば飲みたい時に飲めるもんね」
唯「よーし」ｺﾞｼｭｺﾞｼｭｸﾞﾆｸﾞﾆ
憂「あとはこのおろし汁をカップに小さじ2杯と…」
唯「はちみつ？」
憂「そうそう。小さじ1杯ね」
唯「とろーり…っと」
憂「そこにお湯を」
唯「これくらい…かな？」
憂「わー！いい感じだね」
唯「で、まぜまぜして、最後にレモンをちょっと絞って…」
憂「できあがり！」
231: 2010/11/29(月) 09:46:43.40 ID:9ALef6MU0
唯「おおー♪ありがとー、憂のおかげだよ」
憂「どういたしまして。でも、頑張ったのはお姉ちゃんだよ」
唯「…憂、はい」ｽｯ
憂「いただきまーす」ｺﾞｸﾘ
唯「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
憂「…おいしい！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ
唯「やったぁ！」
憂「きっとお父さんたちも喜んで…」
ｶﾞﾁｬﾘ
「「ただいまー」」
唯「あ…！」
憂「！」
唯憂「…おかえりなさーい！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
おしまい！
憂「どういたしまして。でも、頑張ったのはお姉ちゃんだよ」
唯「…憂、はい」ｽｯ
憂「いただきまーす」ｺﾞｸﾘ
唯「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
憂「…おいしい！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ
唯「やったぁ！」
憂「きっとお父さんたちも喜んで…」
ｶﾞﾁｬﾘ
「「ただいまー」」
唯「あ…！」
憂「！」
唯憂「…おかえりなさーい！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
おしまい！
232: 2010/11/29(月) 09:50:57.43 ID:bG2GZ5qR0
ふむ、大変よろしい。
引用: 唯「私の妹は可愛くて当たり前」
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