297: 2018/02/08(木) 22:55:24.52 ID:YrdnNKPR0


前回:【艦これ】提督「執務室が静かすぎる」【3】

 提督の部屋 夜


皐月「ほら、提督! もっと寄って!」

提督「はいはい……。こんなものでいいか?」

皐月「うーん……。後、↓2もして!」

299: 2018/02/08(木) 22:56:17.84 ID:Tw3JoyAq0
ちゅー
艦隊これくしょん -艦これ- 海色のアルトサックス(4) (角川コミックス・エース)
301: 2018/02/08(木) 22:58:49.39 ID:YrdnNKPR0
皐月「ちゅーもして!」

提督「はいは……。はい?」

皐月「ちゅーだよちゅー。僕の唇にちゅって!」

提督「……寝るのにそれは必要なのか?」

皐月「勿論だよ! だって↓1だから!」

提督「……それ、誰が言ってたんだ?」

皐月「↓3!」

304: 2018/02/08(木) 22:59:53.69 ID:84Sq8p9g0
夫婦のあかし

306: 2018/02/08(木) 23:14:04.00 ID:YrdnNKPR0
皐月「勿論だよ! だって将来旦那さんになってもらうんだから!」

提督「……それ、誰が言ってたんだ?」

皐月「長門さん!」

提督「長門おおおおおおおおおお!!」

皐月「ふぇ!?」

提督「いや、すまん……。ちょっと激昂してしまって……」

皐月「だっ、大丈夫?」

提督「もう大丈夫だ。それで、皐月は将来私のお嫁さんになりたいのか?」

皐月「うん! 司令官が旦那さんで、私がお嫁さん! きっと毎日楽しくて、幸せだよ!」

提督「皐月……」

皐月「ねえ、司令官! 僕の旦那さんになってよ!」


皐月の真っ直ぐな告白。提督はどう返す? ↓3

309: 2018/02/08(木) 23:16:44.18 ID:XB12Xhn8O
申し出に答える為ベロチュー

311: 2018/02/08(木) 23:32:47.68 ID:YrdnNKPR0
提督「皐月……。本気なんだな?」

皐月「うん……。司令官に、貰ってほしい!」

提督「分かった……。いいんだな」

皐月「うん、来て、司令官……。んっ!」

皐月「んっ!? んっ、ふぅ……んむっ……じゅる! んんぅ!」

皐月「ぷはっ……! 司令官……」

提督「皐月……」

皐月「んっ、もう一回、したいな……」


執務室 朝


提督「やっちまった……」

提督「皐月はウキウキで帰って行った。恐らく今頃色んな子達に話しているだろう」

提督「これあきつ丸や赤城や加賀や瑞鶴になんて言えばいいんだ……」

提督「やべえよやべえよ……」


色々やらかした提督。そんな提督の下にやってきたのは? ↓2

313: 2018/02/08(木) 23:33:51.48 ID:84Sq8p9g0
大鳳瑞鶴

315: 2018/02/08(木) 23:38:18.62 ID:YrdnNKPR0
バァン!


瑞鶴「ちょっと提督さん!」

大鳳「皐月ちゃんに手を出したって本当ですか!?」

提督「いや、それはその……」

瑞鶴「結婚の約束したって聞いたんだけど!?」

大鳳「相手は駆逐艦ですよ!? 正気ですか!?」

提督「それは、その……」

瑞鶴「提督さんって口リコンだったの!? だからみんなからのアプローチを避けてたって訳!?」

大鳳「犯罪ですよ!? 何してんですか!?」

提督「あの………。それは……」


それぞれ別々のところにキレてる二人。どう言い訳する? ↓3

318: 2018/02/08(木) 23:41:21.09 ID:zTY2rJMlO
おまえらともケッコンするから許してクレメンス

319: 2018/02/08(木) 23:43:55.60 ID:YrdnNKPR0
提督「おっ、お前達とも結婚するから、許してくれ……」

瑞鳳「…………」

瑞鶴「↓2」

大鳳「↓3」

321: 2018/02/08(木) 23:44:55.65 ID:84Sq8p9g0
わかった・・・

322: 2018/02/08(木) 23:45:30.21 ID:Tw3JoyAq0
新婚旅行はタウイタウイで

325: 2018/02/08(木) 23:49:52.41 ID:YrdnNKPR0
瑞鶴「分かった……」

大鳳「新婚旅行はタウイタウイでお願いします」

提督「やったぜ」

提督「じゃない! お前達……!」

瑞鶴「早速みんなに報告してこないと!(ダッシュ」

大鳳「そうですね。こういう事は早くしないと!(ダッシュ」

提督「…………」

提督「これ、どんどん私が追い詰められていってないか……?」

提督「マズいマズいマズい! どうすれば……!」


どんどん墓穴を掘る提督。そんな彼の下にやってきた次の艦娘は? ↓1

327: 2018/02/08(木) 23:50:19.21 ID:w9pM9v2yo
龍田

330: 2018/02/08(木) 23:53:32.31 ID:YrdnNKPR0
龍田「提督~? おはようございます」

提督「たっ、龍田? どうした?こんな朝早くに」

龍田「実はねぇ……。↓2」

332: 2018/02/08(木) 23:55:56.62 ID:61/ZXNtB0
天龍ちゃんとも結婚してもらおうかと思って

335: 2018/02/09(金) 00:01:09.46 ID:2WG6fFqq0
龍田「実はねぇ……。天龍ちゃんとも結婚してもらおうかと思って」

提督「天龍? 何故天龍と? しかも結婚だと?」

龍田「そうよぉ。是非おねがいするわ~」

提督「何故だ? 理由を教えてくれ」


龍田が提督に天龍との結婚を迫る理由は? ↓3

338: 2018/02/09(金) 00:10:22.25 ID:DRakd7t+0
大好きな提督と天龍の間にできた子を養子に貰う為

339: 2018/02/09(金) 00:11:06.81 ID:b/CGx5Df0
歪んでるなぁ…

340: 2018/02/09(金) 00:23:26.15 ID:2WG6fFqq0
龍田「ほらぁ、私って天龍ちゃんの事が大好きでしょう?」

提督「ああ。そうだな……」

龍田「そして、提督の事も大好きでしょう?」

提督「ああ……。んっ?」

龍田「だからぁ、大好きな天龍ちゃんと提督の間に生まれた可愛い子供を、養子として貰いたいなあって」

提督「何だその歪んだ理由は!?」

龍田「大好きな二人の間に生まれた子ならぁ、心の底から愛せると思うの~」

提督「お前……。仮に天龍と私が結婚して、子供が生まれたとして、天龍がその子を養子に出すと思うか?」

龍田「天龍ちゃんなら私のお願いを絶対聞いてくれると思うわ~」

提督(どうしたんだ龍田は? こんな訳の分からん事を言い出すような奴ではなかったと思うが……)

提督「何かあったのか……? 悩みがあるなら聞くぞ?」


突然闇の深いことを言い出した龍田。何かあったのか? ↓2

342: 2018/02/09(金) 00:26:08.47 ID:wBK25Ypw0
な~んにもないわよぉ(これ以上深入りするな)

344: 2018/02/09(金) 00:31:07.87 ID:2WG6fFqq0
龍田「な~んにもないわよぉ」

提督「…………っ!」

提督(なっ、何だ? 今のは……。凄まじい殺気にも似た何か……。これ以上深入りすると、マズそうだな……)

提督「そっ、そうか……。まあ、天龍の事についてはすこし考えさせてもらえるか?」

龍田「どうして~?」

提督「言っても結婚だからな。そう易々と決めることは難しい物なんだ」

龍田「ふうん……」


提督の引き延ばし作戦。龍田に通じた? ↓3

347: 2018/02/09(金) 00:50:26.91 ID:XxM1UPM90
煮え切らないので我慢できなくて逆レ妊娠!妊娠しちゃいましたァァァ!

349: 2018/02/09(金) 01:03:21.35 ID:2WG6fFqq0
龍田「もういいや~。えーい!」

提督「いたっ……! たつ、た……?」

龍田「あんまりそういう煮え切らない態度を取られると、我慢できなくなっちゃうの~」

提督「どういう事だ……?」

龍田「もう天龍ちゃんとの子じゃなくてもいいかな~」

提督「龍田! ともかく上から退い……(ガキンッ!」

龍田「動かないでくださいね~、下手に動くと首無くなっちゃうから~」

提督(槍が顔の横に……!?)

提督「……たつ……」

龍田「それじゃあ、頂きま~す♡」




龍田「それじゃあねえ。提督。この子は私が責任を持って育てるからね~」


   ガチャ バタンッ


提督「……まったく抵抗できなかった……」

提督「男性に襲われる女性というのは、あんな気持ちなのだろうか……」

提督「龍田……。お前は本当にそれでいいのか……?」


襲われた提督。そんな彼に、更に何が起こった? ↓2

351: 2018/02/09(金) 01:04:42.76 ID:qiJ2c4vAo
青葉見ちゃいました

352: 2018/02/09(金) 01:07:35.80 ID:2WG6fFqq0
提督「……んっ?」

提督「誰か、そこにいるな?」

青葉「うえっ!? 何でバレ……」

提督「青葉……。いつからそこにいた?」

青葉「えっ、ええっと……」


パパラッチ青葉。彼女は提督の身に起きたことをどこまで知っている? ↓2

354: 2018/02/09(金) 01:10:57.72 ID:wBK25Ypw0
全部
さらに皐月や龍田が空母戦艦にこれから八つ裂きにされることも

356: 2018/02/09(金) 01:24:12.26 ID:2WG6fFqq0
青葉「いつからっていうか……全部知ってます」

提督「全部?」

青葉「司令官がみんなと仲良くなりたくて交流を始めた所から、今までの全部です」

提督「……お前な」

青葉「そして、皐月ちゃんや龍田さんが危険な事も、知ってます」

提督「なっ、どういう事だ!?」

青葉「司令官は空母達の提督共有私財法については聞いていましたよね」

提督「ああ……。あの妙ちきりんな話か」

青葉「実は似たようなものが全艦娘の間で取り決められていまして……。それを破った者は……」

提督「どうなるというんだ?」

青葉「私刑に遭います……。だから、皐月ちゃんや龍田さんも……」

提督「チッ……!」

青葉「司令官! 行くんですか? 皐月ちゃんはともかく、龍田さんは司令官を襲った人ですよ?」

提督「当然だ。嫁と、私の子を宿しているかもしれない女性の身が危険なんだ。行くに決まっている」

青葉「司令官も、危険な目に遭うかもしれませんよ……?」

提督「構わん。嫁達の身を守れるなら、この命くらいくれてやる!」

青葉「……分かりました。では、争いを止められるかもしれない、たった一つの方法をお伝えしておきます」


青葉の言う、たった一つの冴えたやり方とは? ↓3

359: 2018/02/09(金) 01:31:10.60 ID:VK32t+7A0
全艦娘懐胎宣言

360: 2018/02/09(金) 01:37:29.88 ID:2WG6fFqq0
青葉「全艦娘懐胎宣言をするんです」

提督「……全艦娘……何だって……?」

青葉「全艦娘を孕ませる宣言を……」

提督「よりストレートに言ってどうする! 大体そんな事出来るか!」

青葉「ですが、事の発端は、言ってしまえば全て提督への好意です! だからこそ、全艦娘を平等に愛すると宣言すれば争いは治まります!」

提督「出来るかっ! 新たな争いの火種を生むだけだぞ!」

青葉「では、何か司令官に考えがあるんですか!?」

提督「そっ、それは……」


提督の考える、たった一つの冴えたやり方とは? ↓2

362: 2018/02/09(金) 01:45:06.09 ID:GyOz/nI3O
最初に承諾した皐月に絞る

363: 2018/02/09(金) 02:06:11.50 ID:2WG6fFqq0
提督「そもそも、私がその場しのぎや流された事によって話が複雑になったのだ……」

提督「だが、私が愛していると心から言えるのは皐月だけだ」

提督「皆にはキチンとそう説明する。そうする事が、私の見せられる精一杯の誠意のはずだ」

青葉「……世の中そんな綺麗事で何とかなるものじゃないですよ?」

提督「それでも、やるしかないさ……」

青葉「そうですか……。まあ、青葉の言った方法も覚えておいてくださいね」

提督「分かった。最終手段として、どうにもならなくなったら使わせてもらおう」


鎮守府 廊下


戦艦&空母達「…………」

皐月「いっ、一体何なのさ! 僕に何か用!?」

龍田「あらぁ、雁首揃えてどうしたのかしら~」

赤城「貴方達二人は、全艦娘が共通の決まり事を破りました」

加賀「ルールを破った者がどうなるか。知ってるわね?」

皐月「うっ……。でも、僕は司令官にちゃんと選んで貰ったんだ! 誰からも文句を言われる筋合いはないよ!」

龍田「あなた達がどれだけ喚いても、もうこのお腹には提督の子供がいるんだからぁ。手遅れよ~」

瑞鶴「何言ってんのよ! それ言ったら私だって提督さんに結婚しようって言われたし!」

大鳳「私だって言われました! 新婚旅行先も決めましたしね!」

加賀「私は提督に指輪を頂きました。これが証拠です」

あきつ丸「自分は提督殿と接吻まで済ませているであります!」

皐月「うううう……! うるさいうるさーい!! 誰が何と言おうと司令官は僕の旦那さんになって、僕が司令官のお嫁さんになるんだ!」

全員「ハッ?」

皐月「うぅ……!」

提督「その通りだ皐月!」

皐月「司令官!」

提督「皆が知っての通り、私は皐月と婚約すると宣言した。私が愛していると心から言えるのは皐月だけだ!」

提督「それでも私の嫁に手を上げようというなら、お前達は全員私の敵だ! その覚悟があるのなら掛かってくるがいい!」


提督の皐月は俺の嫁宣言! みんなはどんな反応をした ↓2

365: 2018/02/09(金) 02:13:44.90 ID:DRakd7t+0
愛とは奪い取るもの宣言をした

366: 2018/02/09(金) 02:21:19.30 ID:2WG6fFqq0
提督の決氏の演説も空しく、艦娘達は逆に愛とは奪い取るもの宣言を逆に宣言。

こうして提督争奪戦争が勃発したのだった。

鎮守府に所属する艦娘全員が参戦したその戦争は、長きに渡り多くの犠牲を出しながら進行していった。

既に愛する提督の意思すら無視した戦いの末、最後に残った勝者は……。↓3

369: 2018/02/09(金) 02:25:33.84 ID:VK32t+7A0
瑞鳳

370: 2018/02/09(金) 02:33:36.37 ID:2WG6fFqq0
瑞鳳「やったー! 勝ちましたー!」

提督「ああ……そうですか……」

瑞鳳「えへへっ。これで私が提督のお嫁さんですね!」

提督「はい……もう、何でもいいです……」

瑞鳳「えっと、とりあえず、瑞鳳の卵焼き、食べりゅ?」


崩壊し廃墟のようになった鎮守府で、艦娘達が倒れる中、提督に向けて卵焼きを差し出す瑞鳳の姿は、それはそれは狂気的であったと言われている。


瑞鳳END

371: 2018/02/09(金) 02:36:12.69 ID:2WG6fFqq0
という訳で丸二日間お付き合いいただいたこちらのSSは、これにて終了とさせて頂きます。

感想としましては、どうしてこうなったの一言です。最初のちょっとほのぼのしていたムードは何だったのでしょうか。

では、ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

372: 2018/02/09(金) 02:39:57.88 ID:ElMluJn80
おつー

377: 2018/02/09(金) 11:00:41.64 ID:prEKNTUOO
唐突な古鷹の病みから流れが変わった。
安価スレではまれに良くある事だ。乙。


引用: 【艦これ】提督「執務室が静かすぎる」【安価】