302: 2014/06/13(金) 21:30:08.60 ID:txhS2vF30
前回:【艦これ】瑞鶴「目標、母港執務室の提督……と翔鶴姉ぇ!」【3】
・・-・・翔鶴ト瑞鶴6・・・
瑞鶴「突然だけど翔鶴姉ぇ、私たちに妹がいたらどんな名前になったかなあ?」
翔鶴「妹の名前? どうしたの急に」
瑞鶴「んー特に意味は無いんだけどさ。ふと考えてみた」
翔鶴「そうねぇ……慶鶴、なんてどうかしら?」
瑞鶴「慶鶴かあ」
翔鶴「めでたいこと、喜ぶことの慶に幸運や長寿の象徴の鶴だと、とても良い名前だと思わない?」
瑞鶴「まさに幸運艦って感じがするかも。……って、そうなると私と意味が被るような?」
翔鶴「あ……そう、ね」イワレテミレバ
瑞鶴「まあ被っても問題はないと思うけどね。おめでたい事に変わりないわけだし」
翔鶴「そう言う瑞鶴はなにか考えてたの?」
瑞鶴「んっとね。二人分になっちゃうけど、紅鶴と白鶴なんてどうかな。意味合い的には似通っちゃうんだけどね」
翔鶴「どちらもめでたい色ね。鶴の色とも合ってるし、やっぱり幸運艦になりそう」
瑞鶴「でしょう? 鶴型空母はみんな幸運の女神がついてるのよ!」
翔鶴「ふふっ……でも、そう考えると私って幸運でもなければ被弾してばかりだったような」アレ……?
瑞鶴「そ、それは違うよ! 翔鶴姉ぇが被弾が多かったのは、姉として私のことを庇ってくれたからだよ!」
翔鶴「瑞鶴……」
瑞鶴「現に翔鶴姉ぇがいなくなった後すぐに私も沈んじゃったし……」
瑞鶴「あれ、そうなると私って実は幸運艦じゃなかったり……?」ズーン
翔鶴・瑞鶴『(ああ、空気が……)』ドンヨリ
303: 2014/06/13(金) 21:35:12.37 ID:txhS2vF30
翔鶴「――と言う話を昨夜瑞鶴としてまして」
提督「なるほどなあ。でも、俺は翔鶴こそ幸運の象徴だって思うよ」
翔鶴「わ、私がですか?」ドウシテ……?
提督「考え方次第ってことだよ。翔鶴が被弾した時、瑞鶴は全て無傷だったんだろ? これは瑞鶴にとっての幸運の証でもある」
提督「かと言ってそれは翔鶴にとっての不運ではない。妹を護るっていう姉の勲章みたいなものさ」
翔鶴「勲章、ですか?」
提督「ああ。それに何度被弾しても翔鶴は挫けずに立ち上がったんだろう? 最終的には沈むことになったとはいえ、その不氏鳥ぶりたるや正にめでたきこと鶴のごとしってやつじゃないか」
翔鶴「不氏鳥……」
提督「めでたき象徴、鶴が大空を翔ける。こんな素晴らしいこと他にはないだろう? "翔鶴"」
翔鶴「提督……ありがとうございます。そう言って頂けると、嬉しいです」
提督「翔鶴は不幸艦なんかじゃない。それは俺が保証するよ。瑞鶴と二人、祝福されし姉妹だ」
翔鶴「……はい」
提督「そんな二人がいるこの鎮守府は、この先も安泰間違いなし……かな?」
翔鶴「ふふふっ」
瑞鶴「……あれ、私の出番最初だけ?」オーイ
鶴姉妹は、幸運の象徴なり
314: 2014/06/14(土) 11:12:42.31 ID:Gc2LifQv0
・・-・・鯨ト龍・・・
大鯨「本日よりこちらの鎮守府でお世話になります。大鯨と申します。不束者ですが、よろしくお願い致します」ペコリ
提督「ようこそ我が鎮守府へ。貴艦の活躍を大いに期待する」
大鯨「はい。精一杯頑張りますね」
提督「うむ。……しかしだな、君は何も知らされてないかもしれないが、ウチには潜水艦はまだいないんだ」
大鯨「まぁ。そうなのですか?」
提督「故にこちらも何故ここに配属になったのか不明なものでね。問い合わせはしているんだが……」
大鯨「あ、そう言えばここへ来る時にお手紙を預かってきました」ポンッ
提督「手紙?」
大鯨「こちらです」
提督「ふむ……」ドレドレ
『ぶっちゃけ使い方がわからないからそっちに任せるよ』←だいぶ要約
提督「………………」Oh...
大鯨「なにか、悪いことでも書いてありましたか?」
提督「いや、そうではないよ。将来ウチに潜水艦が配備された時に備えての先行配属だそうだ」
大鯨「なるほど。そうだったんですね」
提督「とりあえず、今日からこの鎮守府の一員として頑張って欲しい。後のことは翔鶴、任せるよ」
翔鶴「はい。かしこまりました」
315: 2014/06/14(土) 11:16:31.56 ID:Gc2LifQv0
瑞鶴「あのー、ちょっといい?」
提督「どうした瑞鶴」
瑞鶴「今思い出したんだけどさ……あなた、龍鳳よね?」クウボノ
翔鶴「りゅう――あぁっ!」ソウダ!
大鯨「それは私が空母改装された時の名前ですね」
瑞鶴「どうりで……なんか聞いこたとのある名前だと思ったら」
大鯨「翔鶴さんも瑞鶴さんも、この姿では初めましてですね。以前はお世話になりました」ペコリ
提督「うん? どういうことだ?」
翔鶴「大鯨さんは航空母艦へ改装されたのですが、その時に名前が龍鳳になったんです。私たちにとってはその方が馴染み深かったものですぐに気がつけませんでした」
提督「そうだったのか」
瑞鶴「なんにせよ、こうしてまた一緒になったんだから頑張りましょ」
大鯨「はい。よろしくおねがいしますね」ニコニコ
大鯨さんが仲間入りしました
321: 2014/06/15(日) 13:55:27.72 ID:zyFr2Nd10
・・-・・瑞鶴ト大鯨1・・・
瑞鶴「今日も楽しいご飯の時間ーっと」オナカスイター
加古「瑞鶴は元気だなあ」アタシャ ネムイ……
古鷹「出撃の後はお腹が空きますよね」
瑞鶴「補給とご飯は大事よ。特に鳳翔さんが作るご飯だったらもう」
古鷹「ふふっ。それはなんだかわかるかも」
加古「あれ、翔鶴は待たなくていいの?」
瑞鶴「翔鶴姉ぇは執務室に寄るって言ってたから先に食べてましょ。それじゃあ、いただきまーす」パクッ
古鷹・加古『いただきます』
瑞鶴「もぐもぐ……うん?」アレ?
加古「ん、どうかしたの?」
瑞鶴「いや、そう言うわけじゃないんだけど……?」ンー?
古鷹「……あら、鳳翔さん味付け変えたのかしら」
加古「えっ?」
瑞鶴「やっぱ古鷹もそう思う?」
古鷹「ええ。もちろんとても美味しいんだけど……なんか違うような」
加古「そっかなあ?」モグモグ
瑞鶴「もしかしたら勘違いかもしれないけどね」
古鷹「それか調味料を変えたのかも」
アー、ナルホドネー
マア アタシハ オイシケレバナンデモイイヤー
322: 2014/06/15(日) 14:00:09.65 ID:zyFr2Nd10
瑞鶴「――ごちそうさまー」
??「はーい。お粗末さまでしたあ」
瑞鶴「あれっ? りゅうほ……じゃなかった。大鯨?」ナニシテンノ?
大鯨「鳳翔さんと一緒に、みなさんのお昼を準備していました」
瑞鶴「じゃあ、今日作ったのは……」
鳳翔「はい。主菜は大鯨さんにお願いしました。私は副菜とお味噌汁を」
大鯨「お口に合いませんでしたか?」ウワメヅカイ……
瑞鶴「ううん。とても美味しかったわ。ただ、いつもと味が違うなって話してたから」
大鯨「なるほど……やはり私ではまだまだ鳳翔さんのように上手くいかないですね」
鳳翔「そんな事はありませんよ。味というものはそれぞれで変わるものですから、大鯨さんしか出せない味もあります」
大鯨「そう、ですか?」
鳳翔「はい」ニコニコ
瑞鶴「これからもご飯は分担するの?」
鳳翔「ええ。大鯨さんと間宮さんと三人で。もちろんここを離れている時は、残った方が作ります」
瑞鶴「それは楽しみかも。じゃ、ごちそうさま。大鯨も頑張ってね」
大鯨「はい!」
鎮守府の調理担当は、鳳翔・間宮・大鯨
329: 2014/06/15(日) 21:17:16.70 ID:zyFr2Nd10
・・-・・翔鶴ト瑞鶴7・・・
瑞鶴「そう言えば、私たちは姉妹ってことで同じ部屋にしてもらったけど、他のみんなも同じなの?」
翔鶴「えぇ。都合よく姉妹が揃ってるっていうのもあるけれどね」
瑞鶴「一人部屋は今のところ鳳翔さんと龍鳳……あいや、大鯨だけ?」
翔鶴「そうなるわね」
瑞鶴「となると、六人で使ってる吹雪と白露たちの部屋は大変そうだなぁ」ホカハ 二人部屋トカダシ
翔鶴「その分広く取っているから大丈夫よ。あ、ちなみに……」
瑞鶴「ん?」
翔鶴「川内さん達の部屋だけは改装してちょっと特殊な仕切りがあるの」
瑞鶴「仕切りって……まさか」センダイノ……
翔鶴「提督曰く、カラオケボックス並みの防音ですって」
瑞鶴「……あの夜戦馬鹿」
翔鶴「まあ、空き部屋はまだたくさんあるから別々にしようと思えば出来るんだけど」
瑞鶴「そこは、姉妹愛って?」
翔鶴「なんだかんだ言っても、みんな川内さんのことが好きなのね」
やせんしたっていいじゃない かんむすだもの せんだい
330: 2014/06/15(日) 21:23:13.52 ID:zyFr2Nd10
本日は以上ですが、今週もイベントの募集をいたします
艦娘達の希望により、提督とのコミュニケーションタイムが設けられることになりました
そこで『この艦娘とのイベントが欲しい』などありましたらお寄せください
募集した内容は週のどこかで載せます(いつ……と言えないのが社畜提督の悲しい所)
試しに、駆逐艦以外の艦娘も通常モードでやってみます
夜の席希望の場合は添えていただけると助かります
現在鎮守府に所属している艦娘
戦艦
・扶桑型 扶桑 山城
空母
・翔鶴型 翔鶴 瑞鶴
・鳳翔型 鳳翔
巡洋艦
・古鷹型 古鷹 加古
・川内型 川内 神通 那珂
駆逐艦
・吹雪型 吹雪 白雪 初雪 深雪 叢雲 磯波
・白露型 白露 時雨 村雨 夕立 五月雨 涼風
潜水母艦
・大鯨型 大鯨←NEW
↓2 ↓5 の方お願いします
鎮守府に所属しない艦娘や関係無かった場合は更に↓の方となります
よろしければモノは試しと放り込んでいってみてください
艦娘達の希望により、提督とのコミュニケーションタイムが設けられることになりました
そこで『この艦娘とのイベントが欲しい』などありましたらお寄せください
募集した内容は週のどこかで載せます(いつ……と言えないのが社畜提督の悲しい所)
試しに、駆逐艦以外の艦娘も通常モードでやってみます
夜の席希望の場合は添えていただけると助かります
現在鎮守府に所属している艦娘
戦艦
・扶桑型 扶桑 山城
空母
・翔鶴型 翔鶴 瑞鶴
・鳳翔型 鳳翔
巡洋艦
・古鷹型 古鷹 加古
・川内型 川内 神通 那珂
駆逐艦
・吹雪型 吹雪 白雪 初雪 深雪 叢雲 磯波
・白露型 白露 時雨 村雨 夕立 五月雨 涼風
潜水母艦
・大鯨型 大鯨←NEW
↓2 ↓5 の方お願いします
鎮守府に所属しない艦娘や関係無かった場合は更に↓の方となります
よろしければモノは試しと放り込んでいってみてください
332: 2014/06/15(日) 21:29:12.84 ID:T8Nh50czo
夕立主催の白露型ドーナツパーティwith提督
335: 2014/06/15(日) 21:32:28.14 ID:ieZUITklo
川内
342: 2014/06/16(月) 21:33:04.49 ID:0EdCAaub0
・・-・・瑞鶴ト提督3・・・
瑞鶴「提督さん。翔鶴姉ぇどこ?」
提督「ん? 翔鶴なら今は工廠の方に行ってもらってるが」
瑞鶴「あちゃー。入れ違っちゃったかぁ」
提督「なにか急ぎの用事でもあるのか?」
瑞鶴「急ぎってワケじゃあないんだけどさ。一緒に艦載機の整備をしようと思って」
提督「すまんな。秘書艦として時間を取っちまって」
瑞鶴「ううん。いいの。ここにいる時の翔鶴姉ぇは楽しそうだから、むしろ邪魔しちゃ悪いもん」
提督「……と言ってる割には毎日ここにいる気がするのだが」
瑞鶴「それはソレ。これはコレ」ワタシダッテ ココニイタイモン
提督「さいですか。まあ、仕事の邪魔をしなければ好きにしててくれ」アッチミタイニ
扶桑「瑞鶴と翔鶴って、仲良いわよねぇ」ホノボノ
山城「私と扶桑姉さまの仲には敵いませんわ」ネエサマー
夕立「時雨、今の手はタンマっぽい!」
時雨「タンマは三回までって最初に言ったよ」ハイ、イチレツモライット
夕立「あー……夕立の白コマが真っ黒に」ポイ……
時雨「これで、今日の提督の膝の上は僕のだね」
夕立「あ、明日は負けないっぽい!」
瑞鶴「……まあ、いつものこと、よねえ」
とても普通の執務室の雰囲気ではないが、とっくに慣れた瑞鶴でした
348: 2014/06/18(水) 22:05:27.28 ID:Qt5TXdl90
・・-・・扶桑ト提督2・・・
―鎮守府工廠―
扶桑「提督。扶桑・山城両名、参りました」
山城「こんな所まで扶桑姉さまを呼んだんだから、ちゃんとした理由なんでしょうね?」
提督「もちろんだとも。実はな、兵器開発の過程でイイものが作れたんだ」
扶桑「イイもの、ですか?」
提督「ああ。しかも戦艦用だから二人にしか扱えない。まあ見てくれ。あの大和が誇る主砲、46センチ砲だ」
扶桑「まあ……!」
山城「これを、私たちに?」
提督「妖精さんが久しぶりに本気を出したっていう逸品だ。是非使いこなしてほしい」
工廠妖精1『気合、入れちゃいました!』
工廠妖精2『(46センチ砲なだけに) パパパッパッパッパ、パァウァー!!』
工廠妖精3『(威力も段違いですよ!) ドォン!』
山城「やりましたね、姉さま!」
扶桑「ええ……これでまた、活躍できるわ」フコウジャナイワ
提督「今使ってる35.6センチ砲と比べると身体に掛かる衝撃も段違いだが……大改装を経た二人にならきっと大丈夫だろう」
扶桑「提督……ありがとうございます」
提督「更なる戦果を期待しているよ」
山城「まあ、扶桑姉さまが喜んでるから、こちらが出向いた件については不問にしてあげるわ」
提督「そうしてくれると助かるな」
山城「ふんっ……あ、ありがと」
提督「それじゃあ、換装と個々の調整があると思うから少しだけドック入りしてもらえるか。後のことは妖精さんに頼んであるから」
工廠妖精1『バッチリお任せください!』
工廠妖精2『(作業開始的な意味で) パパパパパウワードドン』
工廠妖精3『ドォン! ……って、アレ?』
妖精さんは気まぐれ
351: 2014/06/19(木) 21:20:18.21 ID:LRkWFKlr0
お題:夕立主催の白露型ドーナツパーティwith提督 ……に父の日要素を加えたもの(もう過ぎてるけど!)
・・-・・イザ ススメヤ キッチン・・・
―白露型の部屋―
『もうすぐ父の日ということで、各地で様々な催し物が予定されており―――』
夕立「………………」ジー
白露「そんなに真剣に見てどうかしたの?」
夕立「んっと、父の日ってなあに?」
白露「ほえ? まさかそんな質問が飛んでくるとは思ってもみなかった」
村雨「はいはーい。こういう時こそ村雨さんの出番よね! 私にまっかせなさーい」
村雨「父の日って言うのは、お父さんにいつもありがとうって感謝する日のことよ。ちなみに先月は、母の日があったの」
夕立「ふーん。お父さんか……お父さん?」ムムム?
白露「あたしたちの場合は誰になるんだろうね?」
村雨「フネだった頃ならいざ知らず、今は提督がお父さんみたいなものじゃない?」
白露「確かにそうかも」
夕立「じゃあ、みんなで提督さんに父の日するっぽい!」
白露「するのはいいんだけど……何するの?」
村雨「テレビだと何かを買ったりプレゼントしたりするのが多いみたいだけれど、そんな簡単には出かけられないし……」
ウーン……
ガチャッ
時雨「戻ったよ」
五月雨「もどりました―」
涼風「たっだいまー! おやつ買ってきたから、みんなで食べようぜ」ホラ、ドーナツ
!!
夕立「それっぽい!」ガタンッ
白露「ちょっ、びっくりしたぁー。一体何がソレなの夕立」
夕立「みんなでドーナツをプレゼントする!」ッポイ!
・・-・・イザ ススメヤ キッチン・・・
―白露型の部屋―
『もうすぐ父の日ということで、各地で様々な催し物が予定されており―――』
夕立「………………」ジー
白露「そんなに真剣に見てどうかしたの?」
夕立「んっと、父の日ってなあに?」
白露「ほえ? まさかそんな質問が飛んでくるとは思ってもみなかった」
村雨「はいはーい。こういう時こそ村雨さんの出番よね! 私にまっかせなさーい」
村雨「父の日って言うのは、お父さんにいつもありがとうって感謝する日のことよ。ちなみに先月は、母の日があったの」
夕立「ふーん。お父さんか……お父さん?」ムムム?
白露「あたしたちの場合は誰になるんだろうね?」
村雨「フネだった頃ならいざ知らず、今は提督がお父さんみたいなものじゃない?」
白露「確かにそうかも」
夕立「じゃあ、みんなで提督さんに父の日するっぽい!」
白露「するのはいいんだけど……何するの?」
村雨「テレビだと何かを買ったりプレゼントしたりするのが多いみたいだけれど、そんな簡単には出かけられないし……」
ウーン……
ガチャッ
時雨「戻ったよ」
五月雨「もどりました―」
涼風「たっだいまー! おやつ買ってきたから、みんなで食べようぜ」ホラ、ドーナツ
!!
夕立「それっぽい!」ガタンッ
白露「ちょっ、びっくりしたぁー。一体何がソレなの夕立」
夕立「みんなでドーナツをプレゼントする!」ッポイ!
352: 2014/06/19(木) 21:25:07.37 ID:LRkWFKlr0
・・-・・・・-・・・・-・・
―父の日当日 一ニ○○ 執務室―
提督「ふむ。もう昼の時間だなあ」
翔鶴「休憩にしましょうか」
提督「そうしよう。いい加減文字を見るのが嫌になってきた所だ」
knock knock
提督「ん? 誰だろう。 どうぞー!」
ガチャッ
鳳翔「失礼いたします」
提督「鳳翔か。どうかしたのか?」
鳳翔「お昼ごはんをお持ちいたしました」ガラガラ
提督「えっ?」
鳳翔「こちらに用意いたしますので、少々お待ちください」
翔鶴「鳳翔さん。手伝いますね」
提督「あ、あぁ……?」エッ?
鳳翔「ちなみに提督」
提督「な、なに?」
鳳翔「先にお答えいたしますと、本日は諸事情により食堂周辺は男子禁制となっております。くれぐれもお近づきにならないようにお願いしますね?」
提督「え、あ。うん……了解した」デモ、ナゼニ……?
鳳翔「ふふっ。あとでちゃんとわかりますよ」ニコニコ
353: 2014/06/19(木) 21:30:35.18 ID:LRkWFKlr0
時雨「――それにしても、僕たちがドーナツを作って提督にプレゼントとは驚いたよ」
白露「夕立がドーナツ好きなのと合わさったみたい」
涼風「なるほどなあ……って五月雨! そんな勢い良く割ったら卵の殻ごt <<クシャッ>> ……あー」オソカッタ
五月雨「うわあぁん。またやっちゃったよ……」
村雨「はいはい。もう一回やってあげるから、しっかり見ててね」
五月雨「うん……」
夕立「ふんふ~ん。ドーナツドーナツ―♪」コネコネ クルクル
白露「でも、さすがは間宮さんよねえ。材料も揃えてくれたし、作り方もすっごく丁寧に教えてくれたし」
時雨「やっぱりアイスクリームも作ってるからお菓子系は得意なんじゃないかな」
夕立「ねえ時雨、これはもう揚げちゃってもいいっぽい?」
時雨「揚げるのは最後だよ。まだ他のが全部出来てないじゃないか」
夕立「じゃあ、クリームとかチョコも?」
時雨「その後だね」トケチャウシ
夕立「じゃあじゃあ、まだ生地が余ってるからもっと作るっぽい」
ポイポーイ!
白露「……いくつ作るんだろう?」オオクナイ?
時雨「余ったら他のみんなにも分けてあげようよ。なんだか期待の眼差しがあっちから飛んでくるんだ」チラリ
期待の眼差しを向ける皆さん『ワクワク』
白露「これは失敗できないなあ」
時雨「あはは。頑張ろうかな」
354: 2014/06/19(木) 21:35:22.81 ID:LRkWFKlr0
― 一五三○ ―
ガチャッ
彩雲妖精『――ッ』パタパタ
提督「おや、彩雲の妖精さんか。こんな所にどうしたんだろう?」
翔鶴「あ、私の彩雲ですね。と言うことは、そろそろ……?」
彩雲妖精『(コクコク)』
翔鶴「ありがとう。では提督、こちらをどうぞ」スッ
提督「ん? なんだこの封筒は」
翔鶴「可愛い子供たちからの招待状です」ニコニコ
提督「子供たち……?」
翔鶴「食堂が立入禁止だった理由も、行ったらわかりますよ」
提督「……と言うことは、さっきのは翔鶴もグルか?」
翔鶴「えぇ。まあ」ニコニコ
提督「ふむ……」パラリ
『提督さんへ ドーナツパーティへのお誘い っぽい! 白露型より』
355: 2014/06/19(木) 21:41:16.00 ID:LRkWFKlr0
―白露型の部屋前―
提督「と言うわけでやって来たわけだが……」コンコン
『はーい?』
提督「俺だ」
『どーぞ!』ゴソゴソ
提督「入るぞ―」ガチャッ
パーン! パパーン!
白露型『提督(さん)、いつもありがとう(っぽい)!!』
提督「おっおぉっ?!」
涼風「ささー。こっち来てこっち」
時雨「提督はこの一番真ん中の席だよ」
五月雨「うぅー。やっぱり隣が良かった……」
白露「じゃんけん勝負だからしょうがないよ。あたしも負けちゃったしー」
夕立「提督さんの隣は夕立がもらったっぽい!」
村雨「はいはーい。村雨さんもいるわよー」
提督「ははは。みんな賑やかだなあ」
夕立「今日は提督さんが主役っぽい。だから、夕立たちがおもてなししてあげる!」
提督「ありがとう。でもどうして急に?」
夕立「父の日のお祝いっぽい!」
提督「父の日? ……ああ、そう言えば今日はそんな日だったっけ」
夕立「だから、夕立たちのお父さんみたいな提督さんに、ありがとうを言う日っぽい」
白露型『ありがとう!』
提督「みんな……ははっこれはいかん。俺の方こそ感謝するべきなのに、嬉しさのあまり涙が出そうだ……」クゥーッ!
356: 2014/06/19(木) 21:50:12.16 ID:LRkWFKlr0
夕立「さー提督さん、このドーナツもどーぞ。ぜーんぶみんなで作ったっぽい!」
提督「なるほどな……。だから食堂は立入禁止だったのか」
五月雨「秘密にしておきたかったので……」
提督「みんな本当にありがとう。じゃあさっそく食べてみようかな」
夕立「このドーナツは夕立が作ったの。クルーラーっていうっぽい!」
提督「おぉ……! ふわふわしてて美味しいな。チョコもコーティングしてあって上手に出来てるじゃないか」ウマウマ
夕立「結構頑張ったっぽい! 提督さん、褒めて褒めてー♪」
提督「ありがとう。夕立」ナデナデ
夕立「わふー♪」
白露「あー、夕立だけずるい!」
時雨「提督、僕が作ったのも食べてみてよ。これなんだ」
村雨「私たちは三人でこっちのを作りました―」
五月雨「た、卵の殻が混ざってないか心配……」
涼風「大丈夫だって。ちゃんとザルに通して確認したんだから」
提督「ああ。みんなのもちゃんと食べるよ。こんなに美味しい物を残すなんてもったいないからね。みんなも一緒に食べよう。その方がもっと美味しくなる」
わいわい
提督「(まだ父親なんて柄じゃないと思ったけど、こう言うのもなんか、いいなあ)」ホッコリ
夕立「提督さん。夕立に食べさせてー」アーン
白露「だからさっきから夕立ばっかりずるいー!」アタシガ イチバンナノニー!
ドーナツをもふもふ食べる夕立をもふもふし隊
358: 2014/06/19(木) 22:41:58.54 ID:LRkWFKlr0
・・-・・ハルカ過ギシ日ヲ想フ -June 19, 1944- ・・・
瑞鶴「あれー翔鶴姉ぇがいない」キョロキョロ
鳳翔「どうかしましたか?」
瑞鶴「翔鶴姉ぇ知らない? さっきから見当たらなくて」
鳳翔「翔鶴さんでしたら、さきほど外で見かけましたよ」
瑞鶴「そと? もうすぐ夜なのに何してるんだろ……。ありがとっ鳳翔さん」
鳳翔「はい」ニコニコ
瑞鶴「――あ、いたいた。おーい翔鶴姉ぇ」タッタッタッタッタ
翔鶴「あら瑞鶴。どうかしたの?」
瑞鶴「それはこっちのセリフだよ。翔鶴姉ぇこそこんな所に一人でどうしたの?」
翔鶴「……海をね、見ていたの。遠い遠い海を」
瑞鶴「うみ?」
翔鶴「今日は、私の……フネだった私の命日だから」
瑞鶴「あっ……」
翔鶴「もうこの時間には沈んでしまったけれど、戦闘は続いていたでしょう? だから、せめて夕日が沈むまではここにいようと思って」
瑞鶴「翔鶴姉ぇは知ってたっけ? あの後のこととか、戦闘とか」
翔鶴「伝え聞いてはいるわ。無事を祈り送り出した攻撃隊はほぼ全滅……一緒にいた大鳳さんや飛鷹さんも相次いで私の後を追ったって。そして……作戦自体も」
瑞鶴「……そっか」
翔鶴「あなたに攻撃がいかなかった事は幸いだけれど、その後の結果だけで見たのなら今か後かの違いでしかなかったのよね」
瑞鶴「たぶん、あの作戦で翔鶴姉ぇが生き残っても……きっとエンガノで私と一緒に」
翔鶴「………………」
瑞鶴「………………」
359: 2014/06/19(木) 22:46:47.15 ID:LRkWFKlr0
翔鶴「……あの時の私はモノ言わぬ鋼鉄のフネ。だけど今は艦娘としてここにいる。記憶もあるから、なんとも不思議な気分ね」
瑞鶴「……うん」
翔鶴「確か、ここに来た日に瑞鶴は言ったわね。今度こそ勝とうねって」
瑞鶴「うん。言った」
翔鶴「今だから言えるけれど、こんな場所だからすぐに答えられなかったわ。一応戦ってはいるけれど、決して主力じゃあないから」
瑞鶴「天下の翔鶴型を揃って隅に避けておくなんて、あの時だったら考えられないよね」
翔鶴「そうね」フフッ
瑞鶴「……夕日、沈んじゃうね」
翔鶴「もう辺りもすっかり暗くなって、瑞鶴の顔も見えにくくなったわ」
瑞鶴「帰る?」
翔鶴「もうちょっとしたらね。でも……こんな空気は鎮守府へは持ち帰らないわよ。提督にも、見せたくないもの」
瑞鶴「今だけ?」
翔鶴「そう。遠い過去を偲んで暗い気持ちになるのはここにいる時だけ。帰ったら、またいつもの私に戻るわ」
瑞鶴「じゃあ、私もそうする」
翔鶴「……えぇ。ありがとう」
瑞鶴「だからさ、今だけ……手、繋いでもいい?」
翔鶴「手を?」
瑞鶴「うん。翔鶴姉ぇの命日ってことは、私にとっても大切な日だもん。だから……」
翔鶴「瑞鶴もまだまだ甘えん坊ね」ギュッ
瑞鶴「姉想いって言って欲しいなぁ」ギュッ
翔鶴「………………」
瑞鶴「………………」
翔鶴に、そして共にマリアナの海へ沈んだ大鳳・飛鷹に……
370: 2014/06/21(土) 14:45:10.85 ID:Q21NkD0d0
・・-・・月下の海原・・・
??「夜戦……そこは最後のフロンティア。闇を友として敵陣深く突撃し一撃のもとに葬り去り、新しい戦術と艦娘を求め海原を往く……」
??「っかぁー! やっぱ夜戦はカッコイイなあー!!」
??「夜戦はいいよねえ。夜戦は」
提督「……取り敢えず一言いいか? 川内、ウルサイ」
川内「えぇー。だって夜はこれからだよ? 夜戦するならこれからだよ?」
提督「このやりとりで何回夜戦って言うつもりだよ」
川内「提督、私と一緒に夜戦しよ!」
提督「お願いだから他の男に同じことを言うなよ? 絶対だぞ?」
夜戦内「やせんー!!」ヤセンー!!
提督「ほらもういろいろおかしくなってる」
川内「私から夜戦取ったら何も残らないじゃん―」
提督「そんなに夜戦がいいのか? 昼戦じゃダメ?」
川内「いや、別にそんな事はないけどさ。でもやっぱり夜戦がいいんだよねえ。小五月蝿い飛行機も飛んでこないしさ―」
371: 2014/06/21(土) 14:50:20.55 ID:Q21NkD0d0
提督「……ようするに、川内はガツンと派手に戦いたいのか?」
川内「それもあるかな。でも、昼だと戦艦や空母には敵いっこないでしょ? 私たちが一番輝けるのが夜だからってのもあるんだ」
提督「まあ、確かにな」
川内「と言うわけで提督。夜戦を……」
提督「だから無いって言ってるだろうに。……それより今何時だと思ってるんだ。消灯時間は過ぎてるんだぞ?」
川内「でも提督は起きてるよ?」
提督「俺は仕事があるんだよ」
川内「翔鶴は?」
提督「先に休んでもらった。夜更かしは敵だからな」
川内「なんか言ってることが違う気がするなあ」
提督「男はいいんだよ」
川内「ぶーぶー」
提督「本当に川内は夜が……夜戦が好きだなあ」
川内「まあね! 夜戦にはちょーっとウルサイよ」
提督「(ちょっと……?)」
372: 2014/06/21(土) 14:55:36.91 ID:Q21NkD0d0
川内「たださー。悔しいって部分もあるんだよね」
提督「悔しいって?」
川内「神通と那珂いるでしょ? あの子達は改装で更に強化されて、すっごく活躍してる。でも、私はさ……」
提督「………………」
川内「実力は誰にも負けないつもりだよ? でもさ、能力的な部分はどうしようもなくて……」
提督「だからこそ、大好きな夜戦でってか?」
川内「うん。……でも、それも怪しいけどね。ああー妹に抜かれると姉の立場って無いなあってさ」
提督「……川内も、ここでは十分に古参だよな」
川内「そりゃあ、私たち三人が一番最初に揃ってたからね」
提督「たまにぶっ飛ぶ夜戦グセがなければもっと早くに知らせたんだが……やっぱり申し訳なかったかな」
川内「ん?」オシラセ?
提督「いやなに。胸に秘めたる川内の気持ちを知ったら、これ以上引っ張るのは悪いと思ったんだよ」
川内「???」
提督「えっと、この中にしまっておいたな……ああ、あったあった。ほら、これをあげよう」ハイ
川内「えっ、これは……?」
提督「望み通り、強化してあげるということさ」
川内「強化……?」エッ?
提督「川内は明日からドック入りし更なる改装を受けてもらう。夜戦グセが酷くならない事を祈るばかりだが……な」
川内「第二次改装案……?」
373: 2014/06/21(土) 15:00:17.92 ID:Q21NkD0d0
・・-・・・・-・・・・-・・
川内「夜戦……そこは最後のフロンティア。闇を友として敵陣深く突撃し一撃のもとに葬り去り、新しい戦術と艦娘を求め海原を往く……」
川内「うん。やっぱり夜はいいよねえ……夜はさ」
那珂「川内ちゃん、なにを一人で言ってるのー?」
川内「ん? なんでもない。それじゃあ、みんな準備はいいかな?」
神通「はい。いつでもいけます」
那珂「ナカチャン、今日も元気に頑張っちゃうぞ☆」
時雨「いつでもいけるよ」
夕立「素敵なパーティーの開始っぽい?」
大鯨「あの……私はどうして……?」オロオロ
川内「早く戦闘にも慣れてもらわないとね。なら実戦が一番だよ」
大鯨「で、でも私じゃあ戦力になりませんよ?」
川内「大丈夫だって。大鯨には指一本触れさせないから。遠慮せず動き回っちゃって」
那珂「そうだよー。いざとなったら川内ちゃんがこっそり片付けちゃうから」
川内「突っ込むだけが夜戦じゃないってわかったからね。新しい私、見せてあげる」
神通「! 敵です。駆逐艦三、軽巡二。接近してます」
川内「左右に散開後、夜偵射出して照明弾を打つから、誤射に気をつけてね」
『はいっ!』
川内「――よーし。じゃあいっちょ……夜戦やっちゃいますか」
ドーモ 提督=サン センダイデス
381: 2014/06/21(土) 21:06:04.51 ID:Q21NkD0d0
・・-・・月夜ノ双鶴2・・・
瑞鶴「第二回よ」
提督「今日は翔鶴お酒なし! 瑞鶴と一緒にサイダーにしなさい」
翔鶴「私はお酒でも構わないのですが……」
提督「今日の所は、な?」ナ? ナ?!
翔鶴「……提督がそうおっしゃるなら」
『乾杯』
瑞鶴「……ふぅ。お風呂あがりだっていうのもあるからかなー。夜風にあたりながらのサイダーが特別美味しい気がする」
提督「そういえば二人とも今は浴衣姿だな」
瑞鶴「どぉよ提督さん。新鮮でしょ?」ホラホラ
翔鶴「瑞鶴、はしたないわよ」
瑞鶴「ちぇー」
提督「ははは。湯あがり美人を二人も前にして酒を飲むというのもなかなか幸せなものだよ」
瑞鶴「ほら、提督さんはわかってくれてるよ。嬉しいからくっ付いちゃおっと」ピタッ
翔鶴「むっ……」ピタッ
提督「おっとっと」
瑞鶴「良かったじゃん提督さん。両手に花だよ? あ、でもこの場合は鶴かなあ」
提督「二人とも賑やかなのは結構だけど、ここの本来の目的も忘れないでくれよ」
瑞鶴「あれ? 提督さんとお喋りする時間じゃなかったっけ?」
提督「まあお喋りでも違わないが……もっとこう、場の雰囲気をだなあ」
瑞鶴「雰囲気? んじゃあ、こんな感じかな?」ギュット ウデクミ
提督「!」
翔鶴「?!」
瑞鶴「私も翔鶴姉ぇみたいだったら良かったのになあ」ナゼ チイサイ……
提督「ず、瑞鶴さんや……? これはちょっと大胆ではないかね?」
翔鶴「……むぅっ」グイット ウデクミ
提督「し、翔鶴まで……」
瑞鶴「ちょっと翔鶴姉ぇ。あんまりそっちに引っ張らないでよー」グイグイ
翔鶴「……瑞鶴には負けないもん」グイグイ
提督「お、おい引っ張り合うな……! お酒が、雰囲気が!」ソシテ フタツノ カンショクガ!
だいたいこんな、賑やかな夜
389: 2014/06/22(日) 22:08:25.18 ID:2vp1xxiE0
・・-・・艦隊ノアイドル(物理)・・・
那珂「みんなー、今日は忙しい中来てくれてありがとぉー!」カチャッ
那珂「那珂ちゃん、すっごく嬉しいよ!」ダダダダダダダッ
那珂「みんなのために、張り切って頑張っちゃうから!」ドーン、ドーン!
那珂「最後まで楽しんでいってね!」ズバババババッ
那珂「じゃあまずは最初の曲から、いってみよぉー!」カッ―――ドカーンッ!!
那珂「――って、あれれ? 那珂ちゃんのファン(深海棲艦)はどこー?」
瑞鶴「いや、アンタが全部木っ端微塵にしたでしょ」
那珂「えぇーっ?! 盛り上がるのはこれからなのに」ブーブー
瑞鶴「言ってることとやってることの違和感が!」
那珂「まぁーいいやっ。それじゃ、次のお仕事に行こうかなー。ファンある所に那珂ちゃんありっ。きゃはっ♪」キラーン☆
瑞鶴「……ねえ、どうして川内型ってみんな一癖も二癖もあるの?」
神通「えっ? ……あの、私……そ、そんなに……ヘンですか?」オロオロ
瑞鶴「あー聞く相手間違えた―」
戦闘面でもナカチャンは艦隊のアイドル
394: 2014/06/24(火) 21:55:18.52 ID:BfLqasSe0
・・-・・那珂チャント提督1・・・
那珂「提督ー。那珂ちゃん、今度はこっちの方に巡業に行きたいなー」
提督「だから巡業言うなって。それに、この海域は情報が不明瞭で立ち入りが制限されてるだろうが」
那珂「つまり、それって大掛かりなライブが開催されるってことだよねっ? 那珂ちゃんも出たーい」ライブー
提督「……あー、まあなんだ。いいか那珂。アリーナライブが出来るのは一握りの人気アイドルだけだ」
那珂「!」ティン
提督「そしてそのライブは基本向こうから招待されてこそ箔がつくモノ……那珂程の実力者が自らを売り込みに行くなんて安売りするな」※提督の個人見解です
那珂「!!」ティティン
提督「もし那珂がトップアイドルだと胸を張れるのならば止はしない。どうだ? もう頂点を極めたか?」
那珂「……ううん。まだまだ全然。上には上がいるってこと、頂点に立つのは簡単じゃないって那珂ちゃん知ってるから!」
提督「分かってくれたか。ローマは一日にして成らず、アイドルの道もまた同じだ」
那珂「うん! もっともっと頑張っちゃうから!」
提督「じゃあ、その勢いで今夜駆逐艦の子たちに歌を披露してもらえるか? みんな楽しみにしているんだ」
那珂「りょうかーい☆ 那珂ちゃんの歌でみんなを元気にしちゃうぞー」ニパー☆
瑞鶴「……やっぱり川内型って」
川内「ん? 夜戦がどうしたって?」スル? シチャウ?
瑞鶴「そんなことは言ってない」
那珂ちゃんの歌は子供たちにも大人気です
395: 2014/06/24(火) 21:59:23.44 ID:BfLqasSe0
本日は以上です
よろしければまたお付き合いください
そろそろ翔鶴メインでなんかやりたいなーと
よろしければまたお付き合いください
そろそろ翔鶴メインでなんかやりたいなーと
396: 2014/06/24(火) 22:32:19.53 ID:v3MGCHy3o
乙です
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