485: 2012/04/03(火) 19:22:15.75 ID:jFf4TKGo0
ほむら「拳でワルプルギス倒す」【前編】
マミ「ダメね…こっちからの呼びかけに応じないわ」
ほむら「いついなくなったの?」
まどか「結界が消えてすぐに……あのね、関係ないかもしれないけど、なんだか思い詰めた顔してたの」
杏子「おい、もしかしてアイツ」
マミ「あの会話を、聞いていたのかもしれないわ」
ゆま「でも、ゆまたちテレパシー使ってないよ?」
ほむら「少し考えればわかることよ……あなたが教えたんでしょ」
QB「確かにあの会話を聞かせたのはボクだけど、それはさやかがお願いしたことさ」
杏子「テメェ…アタシ達をゾンビにしておいて、その態度はなんだ!」
QB「それについては寧ろ感謝してほしいな。非力な人間の身体のままで魔女と戦わなくて済んだじゃないか」
まどか「なに……何の話をしているの?」
QB「心臓を破られありったけの血を流そうと、四肢が引き千切られ様と、キミ達の本体であるソウルジェムさえ無事なら修復できる。それが魔法少女だ」
マミ「もういい…やめて……」
QB「この前の戦いだって、マミがソウルジェムを手放していれば首を食い千切られても生きて」
ズドン!
ほむら「黙れ…!」
杏子「ほむら……」
QB「やれやれ、無駄だってば」ヒョイ
ゆま「え、QB…?」
まどか「でも、QBは今ほむらちゃんが……」
QB「スペアがあるとはいえ、無駄に潰されるのは勘弁してほしいな」
ほむら「なら……今すぐ消えなさい」
QB「出て来いと言ったり、消えろと言ったり、我侭が過ぎるよ」スッ
ほむら「……ごめんなさい。約束、破ってしまったわ」
マミ「いいのよ……仕方ないわ」
まどか(どうなってるの……ソウルジェムが、魔法少女の本体…?)
杏子「それより、とっととボンクラの奴探すぞ」
マミ「協力してくれるの?」
杏子「同じ魔法少女のよしみだ。そん位、手伝ってやるよ」
486: 2012/04/03(火) 19:46:40.93 ID:jFf4TKGo0
廃墟の教会
さやか「………」フラフラ
コツ…ドサッ
さやか「こんな所に、教会なんてあったんだね……」
さやか『どういうこと…今の話、本当なの!?』
QB『本当だよ。魔法少女の本体はソウルジェム。そしてそれが濁り切ると、キミ達は魔女になる』
さやか『騙してたのね…あたし達を…!』
QB『騙してなんかないさ。姿と変貌に関しての説明は省略したけど、キミの望みは叶ったよね』
さやか『それは…』
QB『契約っていうのはお互いの了承を得て行われるものだ。それがあったからボクはキミの望みを叶え、キミは魔法少女になった』
QB『もし裏切ったとするなら、それはキミ自身の望みだよ』
さやか「……あたし、ゾンビになっちゃたんだ」
ポタッ
さやか「おかしいな……ゾンビなのに…化け物なのに……なんで涙が……」
ポタッ ポタッ
さやか「うぅ……どうしよう……こんな身体じゃ…恭介といられない……好きなんて言えない…キスしてなんて言えないよ……!」
さやか「助けて…誰か……助けて……」
さやか「………」フラフラ
コツ…ドサッ
さやか「こんな所に、教会なんてあったんだね……」
さやか『どういうこと…今の話、本当なの!?』
QB『本当だよ。魔法少女の本体はソウルジェム。そしてそれが濁り切ると、キミ達は魔女になる』
さやか『騙してたのね…あたし達を…!』
QB『騙してなんかないさ。姿と変貌に関しての説明は省略したけど、キミの望みは叶ったよね』
さやか『それは…』
QB『契約っていうのはお互いの了承を得て行われるものだ。それがあったからボクはキミの望みを叶え、キミは魔法少女になった』
QB『もし裏切ったとするなら、それはキミ自身の望みだよ』
さやか「……あたし、ゾンビになっちゃたんだ」
ポタッ
さやか「おかしいな……ゾンビなのに…化け物なのに……なんで涙が……」
ポタッ ポタッ
さやか「うぅ……どうしよう……こんな身体じゃ…恭介といられない……好きなんて言えない…キスしてなんて言えないよ……!」
さやか「助けて…誰か……助けて……」
487: 2012/04/03(火) 20:31:15.15 ID:jFf4TKGo0
ほむら『三人で手分けして探しましょう。私が思い当たるところを探すから、マミはまどかと美樹さやかが行きそうな場所を。杏子とゆまは魔女の気配を辿ってみて。自暴自棄になって無茶な戦いをしているかもしれないわ』
杏子「つっても、最近はアタシ達が狩りまくってたからな。魔女も使い魔もそうそう現われないだろうし……どこを探せば」
ゆま「……ふぁ~」
杏子「眠いなら先にホテルに帰ってな」
ゆま「大丈夫……」ボ~
杏子「無茶すんなっての。最後に傷ついた奴ら全員の治して疲れてるくせに」
ゆま「ゆま、役にたったでしょ」ニコー
杏子「はいはい。じゃあ途中で居眠りしたら置いてくから」
ゆま「キョーコのイジワルー」
杏子「だったら起きてる内に自分で帰りな。ボンクラの一人、アタシだけで十分だよ」
ゆま「うん…気をつけてね」ピョーン
杏子「ったく……さて、さっさとボンクラの奴見つけなきゃな」
ピカッ
杏子「いいタイミングでお出ましか。ん…?」
ピカッ ピカツ
杏子(この方角……)
杏子「チッ……メンドクセーとこに現れやがって」ダッ
杏子「つっても、最近はアタシ達が狩りまくってたからな。魔女も使い魔もそうそう現われないだろうし……どこを探せば」
ゆま「……ふぁ~」
杏子「眠いなら先にホテルに帰ってな」
ゆま「大丈夫……」ボ~
杏子「無茶すんなっての。最後に傷ついた奴ら全員の治して疲れてるくせに」
ゆま「ゆま、役にたったでしょ」ニコー
杏子「はいはい。じゃあ途中で居眠りしたら置いてくから」
ゆま「キョーコのイジワルー」
杏子「だったら起きてる内に自分で帰りな。ボンクラの一人、アタシだけで十分だよ」
ゆま「うん…気をつけてね」ピョーン
杏子「ったく……さて、さっさとボンクラの奴見つけなきゃな」
ピカッ
杏子「いいタイミングでお出ましか。ん…?」
ピカッ ピカツ
杏子(この方角……)
杏子「チッ……メンドクセーとこに現れやがって」ダッ
488: 2012/04/03(火) 20:57:01.58 ID:jFf4TKGo0
影の魔女の結界
ザシュッ!
さやか「ぐっ…!」
影の魔女「」シュンシュン
さやか「っ…!」
ザンッ!
さやか「……アンタ」
杏子「ったく、みてらんねーな。手本みしてやるよ」
さやか「邪魔しないで…一人でやれる……」ダッ
杏子「おい!」
ドスッ!
さやか「かはっ…!」ビチャ
杏子「バカ野郎!なにやって」
さやか「はは……」
杏子「お、おい…?」
さやか「あたし…本当にゾンビなんだ……こんなに傷だらけなのに……全然痛くない!!」
ドスッ!
影の魔女「」ブシャアアアア!
さやか「あは…はは……あははははははははははははははははははははははははははは!!!!」
ドス!ザク!ガンッ!ゴシャ!
杏子「やめろ……やめろ!!」
グチャ
コロン
ザシュッ!
さやか「ぐっ…!」
影の魔女「」シュンシュン
さやか「っ…!」
ザンッ!
さやか「……アンタ」
杏子「ったく、みてらんねーな。手本みしてやるよ」
さやか「邪魔しないで…一人でやれる……」ダッ
杏子「おい!」
ドスッ!
さやか「かはっ…!」ビチャ
杏子「バカ野郎!なにやって」
さやか「はは……」
杏子「お、おい…?」
さやか「あたし…本当にゾンビなんだ……こんなに傷だらけなのに……全然痛くない!!」
ドスッ!
影の魔女「」ブシャアアアア!
さやか「あは…はは……あははははははははははははははははははははははははははは!!!!」
ドス!ザク!ガンッ!ゴシャ!
杏子「やめろ……やめろ!!」
グチャ
コロン
489: 2012/04/03(火) 21:27:38.41 ID:jFf4TKGo0
ズズズッ……
さやか「痛みさえ消しちゃえばこっちのもんだわ……負ける気がしないよ…」シュゥゥ
パシッ
さやか「あげるよ。欲しかったんでしょ?」
杏子「ふざけんな!」グィ!
さやか「なによ…」
杏子「あんな戦い方して氏ぬつもりか!?」
さやか「関係ないでしょ…それに、もう氏んでるのと変わんないわよ!」
パシィッ!
さやか「それにいずれは魔女になって人を頃す!そんなことするぐらいなら氏んじゃったほうがマシよ!」
杏子「本気で言ってんのか」
さやか「そうよ……」
杏子「……チッ、勝手にしろ」
さやか「………」
数時間後
杏子「よう。まだいたのか」
さやか「何しにきたのよ……」
杏子「アタシはここに来ただけだ」
さやか「そう……」
ガサゴソ
杏子「食うかい?」
さやか「……いらない」
杏子「そうかよ」シャリ
さやか「……」
杏子「ここはね、アタシの親父の教会だったんだ」
さやか「痛みさえ消しちゃえばこっちのもんだわ……負ける気がしないよ…」シュゥゥ
パシッ
さやか「あげるよ。欲しかったんでしょ?」
杏子「ふざけんな!」グィ!
さやか「なによ…」
杏子「あんな戦い方して氏ぬつもりか!?」
さやか「関係ないでしょ…それに、もう氏んでるのと変わんないわよ!」
パシィッ!
さやか「それにいずれは魔女になって人を頃す!そんなことするぐらいなら氏んじゃったほうがマシよ!」
杏子「本気で言ってんのか」
さやか「そうよ……」
杏子「……チッ、勝手にしろ」
さやか「………」
数時間後
杏子「よう。まだいたのか」
さやか「何しにきたのよ……」
杏子「アタシはここに来ただけだ」
さやか「そう……」
ガサゴソ
杏子「食うかい?」
さやか「……いらない」
杏子「そうかよ」シャリ
さやか「……」
杏子「ここはね、アタシの親父の教会だったんだ」
502: 2012/04/04(水) 01:09:18.45 ID:+KPaPROk0
さやか「え……」
杏子「正直で優しすぎる人だった。新聞で悲しい事件を見るたびに涙を浮かべて、どうすれば世の中が良くなるのか真剣に考える人でね」シャリ
さやか「……」
杏子「それでさ、新しい時代を救うには新しい信仰が必要だって言って、ある時から教義ないことまで信者に説教するよになった。その結果、信者の足は途絶えた上に本部からは破門されたよ」
ポイ
杏子「アタシ達一家は食うのも事欠くありさま。でもアタシ達は親父を恨んだりしなかった。あの人は間違ったことなんか何一つ言ってなかった」
杏子「それでも誰も話を聞いてくれなかった。傍から見れば胡散臭い宗教だ。疎まれて当然さ……でも、悔しかった」
シャリ
杏子「そこに現れたのが、あの憎らしいQBさ」
さやか「……アンタの願いって、まさか」
杏子「みんなが親父の話を聞いてくれますように」
さやか「…!」
杏子「次の日から沢山の信者が来たよ。怖いくらいにね」
杏子「あの時は馬鹿みたいに意気込んでたよ。親父が人の心を、アタシが人の身を救うんだって」
杏子「マミと出会ったのも、その頃だね」
さやか「マミさんと…」
杏子「マミには色んなことを教えてもらった。今のアタシがあるのも、正直マミのおかげだ」
杏子「でもね、ある時親父にバレたのさ。突然信者が集まったカラクリが」
杏子「正直で優しすぎる人だった。新聞で悲しい事件を見るたびに涙を浮かべて、どうすれば世の中が良くなるのか真剣に考える人でね」シャリ
さやか「……」
杏子「それでさ、新しい時代を救うには新しい信仰が必要だって言って、ある時から教義ないことまで信者に説教するよになった。その結果、信者の足は途絶えた上に本部からは破門されたよ」
ポイ
杏子「アタシ達一家は食うのも事欠くありさま。でもアタシ達は親父を恨んだりしなかった。あの人は間違ったことなんか何一つ言ってなかった」
杏子「それでも誰も話を聞いてくれなかった。傍から見れば胡散臭い宗教だ。疎まれて当然さ……でも、悔しかった」
シャリ
杏子「そこに現れたのが、あの憎らしいQBさ」
さやか「……アンタの願いって、まさか」
杏子「みんなが親父の話を聞いてくれますように」
さやか「…!」
杏子「次の日から沢山の信者が来たよ。怖いくらいにね」
杏子「あの時は馬鹿みたいに意気込んでたよ。親父が人の心を、アタシが人の身を救うんだって」
杏子「マミと出会ったのも、その頃だね」
さやか「マミさんと…」
杏子「マミには色んなことを教えてもらった。今のアタシがあるのも、正直マミのおかげだ」
杏子「でもね、ある時親父にバレたのさ。突然信者が集まったカラクリが」
503: 2012/04/04(水) 01:26:39.84 ID:+KPaPROk0
杏子「信者が魔法の力で集まったことがわかると、親父はブチ切れた。アタシを人の心を惑わす魔女だって罵った」
さやか「そんな…」
杏子「それから親父は壊れた。酒に溺れて頭がイカれて、アタシ達に暴力を振るった挙句……」
杏子「家族と無理心中した。アタシを残して」
さやか「……!!」
杏子「アタシの祈りが、家族を壊した」
さやか「……」
杏子「アタシ達は同じ間違いから始まった。これ以上、アンタは後悔するような生き方はしなくていいんだ。もう奇跡の対価は十分すぎるくらい払ってんだから」
さやか「……う」
杏子「これからは好き勝って生きろ。もし綺麗事ぬかしてアンタを非難する奴がいたらアタシが」
さやか「違う!!」
杏子「!」
さやか「違う、違う!違う違う違う違う違う違う!!!」
杏子「お、おい!」
さやか「あたしは……アンタとは違う!!」
さやか「アンタみたいに……綺麗じゃない!!」
さやか「そんな…」
杏子「それから親父は壊れた。酒に溺れて頭がイカれて、アタシ達に暴力を振るった挙句……」
杏子「家族と無理心中した。アタシを残して」
さやか「……!!」
杏子「アタシの祈りが、家族を壊した」
さやか「……」
杏子「アタシ達は同じ間違いから始まった。これ以上、アンタは後悔するような生き方はしなくていいんだ。もう奇跡の対価は十分すぎるくらい払ってんだから」
さやか「……う」
杏子「これからは好き勝って生きろ。もし綺麗事ぬかしてアンタを非難する奴がいたらアタシが」
さやか「違う!!」
杏子「!」
さやか「違う、違う!違う違う違う違う違う違う!!!」
杏子「お、おい!」
さやか「あたしは……アンタとは違う!!」
さやか「アンタみたいに……綺麗じゃない!!」
504: 2012/04/04(水) 01:52:38.65 ID:+KPaPROk0
さやか「あたし…後悔してる……」
杏子「何言ってんだ。こんな身体にされたんだからそんなの当たり前だろ?」
さやか「違う…あたしは……アイツの腕が治った時、本当に嬉しかった。またアイツのヴァイオリンが聴ける。アイツが笑ってくれるって」
杏子「アンタ……」
さやか「でも、そんな気持ち嘘だった!QBから本当のことを聞かされて……思っちゃったの…」
さやか「どうして恭介の腕を治したんだろうって」
さやか「アンタは家族を不幸にしたことを後悔してる……でもあたしは違う!自分の不幸を恭介のせいした!」
杏子「……もういい」
さやか「あたし、最低な奴だ……魔女になったらきっと恭介を」
杏子「もういい、もういいんだ」
さやか「あたしなんか氏んじゃったほうが…!」
杏子「さやか!」
ギュッ
さやか「杏…子…」
杏子「アンタは最低じゃない。魔女にもならない。恭介って奴も殺さない」
さやか「うっ……う、うわあああああああああああ!!」
杏子「こんなになるまで自分を追い詰める奴があるか。バカ」
さやか「うあああああああああああああああ!!」
杏子「大丈夫だよ。アタシが一緒にいてやる」
杏子「独りぼっちは、寂しいもんな」
杏子「何言ってんだ。こんな身体にされたんだからそんなの当たり前だろ?」
さやか「違う…あたしは……アイツの腕が治った時、本当に嬉しかった。またアイツのヴァイオリンが聴ける。アイツが笑ってくれるって」
杏子「アンタ……」
さやか「でも、そんな気持ち嘘だった!QBから本当のことを聞かされて……思っちゃったの…」
さやか「どうして恭介の腕を治したんだろうって」
さやか「アンタは家族を不幸にしたことを後悔してる……でもあたしは違う!自分の不幸を恭介のせいした!」
杏子「……もういい」
さやか「あたし、最低な奴だ……魔女になったらきっと恭介を」
杏子「もういい、もういいんだ」
さやか「あたしなんか氏んじゃったほうが…!」
杏子「さやか!」
ギュッ
さやか「杏…子…」
杏子「アンタは最低じゃない。魔女にもならない。恭介って奴も殺さない」
さやか「うっ……う、うわあああああああああああ!!」
杏子「こんなになるまで自分を追い詰める奴があるか。バカ」
さやか「うあああああああああああああああ!!」
杏子「大丈夫だよ。アタシが一緒にいてやる」
杏子「独りぼっちは、寂しいもんな」
506: 2012/04/04(水) 02:54:46.77 ID:+KPaPROk0
さやか「すぅ……すぅ…」
杏子「泣き疲れて寝ちまったよ…いい年こいてガキかっつーの」
さやか「すぅ…」
サラッ
杏子「……綺麗なんかじゃねーよ。アタシは、とっくに汚れちまってんだから」
シュタッ
ほむら「見つけた」
杏子「よう。来るならもっと早く来て欲しかったよ」
ほむら「大変だったみたいね」
杏子「まあな。それより、起こした方がいいか?こんだけ遅いとコイツの親が騒ぎ出しそうだし」
ほむら「大丈夫よ。彼女の両親にはわたしの家に泊まると連絡しておいた」
杏子「よく信用したな」
ほむら「まどかにも手伝ってもらったわ」
杏子「ま、アタシには関係ないか」
杏子「なぁ、聞きたいことがあるんだけど」
ほむら「なにかしら」
杏子「ほむらは違う時間ってやつから来たんだよな」
ほむら「そうよ」
杏子「コイツ、魔女になったのか?」
ほむら「全ての時間軸ではないけれど、魔女になる頻度は多かったわね」
杏子「倒し…たのか…?」
ほむら「ええ。私であったり、あなたであったり」
杏子「そうか…世話のかかる奴だな」
ほむら「でも、この時間軸は大丈夫そうね」
杏子「何でだよ」
ほむら「あなたがさやかと一緒にいてくれるからよ」
杏子「なっ…なんで知ってんだよ!?」
ほむら「統計よ」
杏子「なんだそれ……」ハッ
杏子「まさか、別の時間でも…アタシはコイツの面倒みてたのか…?」
ほむら「ほぼ全ての時間軸でそうだったわ。よっぽど放っとけなかったのね」
杏子「あ……」カァアア
さやか「すぅ……」
杏子「い、いつまで寝てんだボンクラー!」デクシュ!
さやか「おうふ!?」
杏子「泣き疲れて寝ちまったよ…いい年こいてガキかっつーの」
さやか「すぅ…」
サラッ
杏子「……綺麗なんかじゃねーよ。アタシは、とっくに汚れちまってんだから」
シュタッ
ほむら「見つけた」
杏子「よう。来るならもっと早く来て欲しかったよ」
ほむら「大変だったみたいね」
杏子「まあな。それより、起こした方がいいか?こんだけ遅いとコイツの親が騒ぎ出しそうだし」
ほむら「大丈夫よ。彼女の両親にはわたしの家に泊まると連絡しておいた」
杏子「よく信用したな」
ほむら「まどかにも手伝ってもらったわ」
杏子「ま、アタシには関係ないか」
杏子「なぁ、聞きたいことがあるんだけど」
ほむら「なにかしら」
杏子「ほむらは違う時間ってやつから来たんだよな」
ほむら「そうよ」
杏子「コイツ、魔女になったのか?」
ほむら「全ての時間軸ではないけれど、魔女になる頻度は多かったわね」
杏子「倒し…たのか…?」
ほむら「ええ。私であったり、あなたであったり」
杏子「そうか…世話のかかる奴だな」
ほむら「でも、この時間軸は大丈夫そうね」
杏子「何でだよ」
ほむら「あなたがさやかと一緒にいてくれるからよ」
杏子「なっ…なんで知ってんだよ!?」
ほむら「統計よ」
杏子「なんだそれ……」ハッ
杏子「まさか、別の時間でも…アタシはコイツの面倒みてたのか…?」
ほむら「ほぼ全ての時間軸でそうだったわ。よっぽど放っとけなかったのね」
杏子「あ……」カァアア
さやか「すぅ……」
杏子「い、いつまで寝てんだボンクラー!」デクシュ!
さやか「おうふ!?」
510: 2012/04/04(水) 03:32:00.41 ID:+KPaPROk0
さやか「痛いなー…なにするのよ杏子……あ…」
ほむら「おはよう」
さやか「う……」
杏子「おい。なに縮こまってんだよ」
さやか「いや、その……」
ほむら「……ご両親にはまどかと一緒に私の家に泊まっていると連絡しといたわ」
さやか「え…?」
ほむら「あとはあなたが上手く誤魔化しておいて。それじゃ」クルッ
さやか「待って!」
ほむら「?」
さやか「その……隠し事って、あの事だったんだよね」
ほむら「ええ。言えなかった理由、わかってくれたかしら」
さやか「痛いほどわかったよ……ごめん、責めるようなこと言ったりして」
ほむら「いいのよ。不信に思うのも無理はないもの」
さやか「………あたしって、ほんとバカ」
ほむら「そんなことないわ」
さやか「………ありがとう、ほむら」
ほむら「どう致しまして」
さやか「へへっ」
ほむら「フフッ」
杏子「仲良しごっこは帰ってからにしろっつーの」
さやか「杏子もありがとう」
杏子「なっ……」
さやか「アンタがいなかったらあたし、あのまま魔女になってたかも」
杏子「ったくもう。調子狂うよな、ホント」シャリ
さやか「おや~?もしかして杏子ちゃん照れちゃってますか?」ニヤニヤ
杏子「超うぜぇ!」
ほむら「おはよう」
さやか「う……」
杏子「おい。なに縮こまってんだよ」
さやか「いや、その……」
ほむら「……ご両親にはまどかと一緒に私の家に泊まっていると連絡しといたわ」
さやか「え…?」
ほむら「あとはあなたが上手く誤魔化しておいて。それじゃ」クルッ
さやか「待って!」
ほむら「?」
さやか「その……隠し事って、あの事だったんだよね」
ほむら「ええ。言えなかった理由、わかってくれたかしら」
さやか「痛いほどわかったよ……ごめん、責めるようなこと言ったりして」
ほむら「いいのよ。不信に思うのも無理はないもの」
さやか「………あたしって、ほんとバカ」
ほむら「そんなことないわ」
さやか「………ありがとう、ほむら」
ほむら「どう致しまして」
さやか「へへっ」
ほむら「フフッ」
杏子「仲良しごっこは帰ってからにしろっつーの」
さやか「杏子もありがとう」
杏子「なっ……」
さやか「アンタがいなかったらあたし、あのまま魔女になってたかも」
杏子「ったくもう。調子狂うよな、ホント」シャリ
さやか「おや~?もしかして杏子ちゃん照れちゃってますか?」ニヤニヤ
杏子「超うぜぇ!」
554: 2012/04/05(木) 01:14:13.79 ID:h1GGWIGH0
二日後 ほむホーム
ほむら「ワルプルギスがこの地点を通過する可能性は86%。どうかしら、織莉子」
織莉子「間違いないわ」
ほむら「決まりね。ここで一気に仕掛けましょう」
織莉子「けど、いささか火力が足りない……」
ほむら「その問題については心配しないで。どうにかできるから」
織莉子「! 大胆なことをしますわね…」
ほむら「もう視えたの?」
織莉子「確定した未来ならすぐに視ることができ、逆に不確定な未来は常に変化し続けるから視るのが困難なの」
ほむら「改めて、凄い魔法ね」
織莉子「あなたの時間操作と比べたら、霞んでしまうわ」
キリカ「織莉子~。まだ~?」グデェ~
織莉子「キリカ。あなたも少しは知恵を出したら?」
キリカ「そんな無茶言わないでよ。私の頭の容量はキミが一番知ってるだろ?ねぇ、ほむら。織莉子返してよ~」
織莉子「もう。子供じゃないんだからワガママ言わないの」
ほむら「……そうね。今日はこれくらいにしておきましょう」
キリカ「ホント!?やった!」
織莉子「いいのかしら?」
ほむら「ええ。私も準備があるから、その間は二人でゆっくりして」
キリカ「織莉子!クレープ食べに行こう!」グイグイ
織莉子「あ、ちょっと引っ張らないで!」
ほむら「いってらっしゃい」
バタン
ほむら「……羨ましいわ」
ほむら「ワルプルギスがこの地点を通過する可能性は86%。どうかしら、織莉子」
織莉子「間違いないわ」
ほむら「決まりね。ここで一気に仕掛けましょう」
織莉子「けど、いささか火力が足りない……」
ほむら「その問題については心配しないで。どうにかできるから」
織莉子「! 大胆なことをしますわね…」
ほむら「もう視えたの?」
織莉子「確定した未来ならすぐに視ることができ、逆に不確定な未来は常に変化し続けるから視るのが困難なの」
ほむら「改めて、凄い魔法ね」
織莉子「あなたの時間操作と比べたら、霞んでしまうわ」
キリカ「織莉子~。まだ~?」グデェ~
織莉子「キリカ。あなたも少しは知恵を出したら?」
キリカ「そんな無茶言わないでよ。私の頭の容量はキミが一番知ってるだろ?ねぇ、ほむら。織莉子返してよ~」
織莉子「もう。子供じゃないんだからワガママ言わないの」
ほむら「……そうね。今日はこれくらいにしておきましょう」
キリカ「ホント!?やった!」
織莉子「いいのかしら?」
ほむら「ええ。私も準備があるから、その間は二人でゆっくりして」
キリカ「織莉子!クレープ食べに行こう!」グイグイ
織莉子「あ、ちょっと引っ張らないで!」
ほむら「いってらっしゃい」
バタン
ほむら「……羨ましいわ」
555: 2012/04/05(木) 01:36:29.18 ID:h1GGWIGH0
数時間後 大橋
ほむら(あらかたの準備はこれで良し。あとはみんなと話し合いながら徐々に詰めた方がいいわね)
ヒョコ
QB「やあ。頑張っているようだね」
ほむら「何しに来たのかしら」
QB「そう邪険にしないでくれ。キミ達が心配で来たのさ」
ほむら「心にもないことを」
QB「ワルプルギスの夜に勝てる見込みは出たのかい?」
ほむら「概ね順調よ。もし邪魔をするなら、代わりの身体が無くなるまで頃してあげる」
QB「残念ながら、今のボクにそれを実行する手段は無いよ」
ほむら「喜ばしいことね」
QB「だが、まどかとの契約のチャンスはある。勝敗はまだわからないよ」
ほむら「負けないわ。お前にも、ワルプルギスの夜にも」
QB「ボクも負けるつもりは」
ザクッ
QB「ぎゅっぶい」
さやか「ちょっと杏子!いきなりなにしてんの!?」
杏子「いや、なんかムカついてつい」
さやか「通り魔か!」
ゆま「あ、新しいの来た」
QB「理由もなく頃すのはやめてくれないかな?勿体無いじゃないか」モグモグ
さやか「うわ、自分の氏体食ってるよ…」
杏子・ゆま「食べれるんだ…」ジュル
さやか「なに涎だしだしてんの!?ってコラ!食べようとするなぁぁあ!!」
ほむら(あらかたの準備はこれで良し。あとはみんなと話し合いながら徐々に詰めた方がいいわね)
ヒョコ
QB「やあ。頑張っているようだね」
ほむら「何しに来たのかしら」
QB「そう邪険にしないでくれ。キミ達が心配で来たのさ」
ほむら「心にもないことを」
QB「ワルプルギスの夜に勝てる見込みは出たのかい?」
ほむら「概ね順調よ。もし邪魔をするなら、代わりの身体が無くなるまで頃してあげる」
QB「残念ながら、今のボクにそれを実行する手段は無いよ」
ほむら「喜ばしいことね」
QB「だが、まどかとの契約のチャンスはある。勝敗はまだわからないよ」
ほむら「負けないわ。お前にも、ワルプルギスの夜にも」
QB「ボクも負けるつもりは」
ザクッ
QB「ぎゅっぶい」
さやか「ちょっと杏子!いきなりなにしてんの!?」
杏子「いや、なんかムカついてつい」
さやか「通り魔か!」
ゆま「あ、新しいの来た」
QB「理由もなく頃すのはやめてくれないかな?勿体無いじゃないか」モグモグ
さやか「うわ、自分の氏体食ってるよ…」
杏子・ゆま「食べれるんだ…」ジュル
さやか「なに涎だしだしてんの!?ってコラ!食べようとするなぁぁあ!!」
557: 2012/04/05(木) 02:16:15.60 ID:h1GGWIGH0
さやか「あ、ゴメンほむら。急に騒いじゃって」
杏子「よっ」
ゆま「こんにちわー」
ほむら「こんにちわ。学校の帰り?」
さやか「パトロールだよ。今のところ異常なし」
杏子「退屈で嫌になるぜ」モグモグ
さやか「ちょ…杏子、なに食べてるの……?」
杏子「ん?うんまい棒(ミートスパゲティ味)だけど」
さやか「お、おぅ」ホッ
ゆま「キョーコ。QBどっかいっちゃった」
杏子「チッ。今度見つけたら食ってやる」
さやか「冗談に聞こえないからやめて。ところでほむら。作戦はどう?」
ほむら「準備ともに順調よ。あなたの方はどうかしら」
さやか「バッチリ。もう一人前の魔法少女ですよ!」
杏子「どこがだよ。まだ動きが荒いっつーの」
さやか「なによ。マミさんは褒めてくれたもん」
杏子「マミは甘いからだよ。今のさやかじゃゆまに勝てねぇっつーの」
さやか「言ったわねー!」
杏子「何だよ」
ゆま「キョーコ!さやか!喧嘩しちゃダメー!」アワアワ
ほむら「あなた達、本当に仲が良いわね」
杏子・さやか「どこが!?」
ほむら「そこよ」
杏子「よっ」
ゆま「こんにちわー」
ほむら「こんにちわ。学校の帰り?」
さやか「パトロールだよ。今のところ異常なし」
杏子「退屈で嫌になるぜ」モグモグ
さやか「ちょ…杏子、なに食べてるの……?」
杏子「ん?うんまい棒(ミートスパゲティ味)だけど」
さやか「お、おぅ」ホッ
ゆま「キョーコ。QBどっかいっちゃった」
杏子「チッ。今度見つけたら食ってやる」
さやか「冗談に聞こえないからやめて。ところでほむら。作戦はどう?」
ほむら「準備ともに順調よ。あなたの方はどうかしら」
さやか「バッチリ。もう一人前の魔法少女ですよ!」
杏子「どこがだよ。まだ動きが荒いっつーの」
さやか「なによ。マミさんは褒めてくれたもん」
杏子「マミは甘いからだよ。今のさやかじゃゆまに勝てねぇっつーの」
さやか「言ったわねー!」
杏子「何だよ」
ゆま「キョーコ!さやか!喧嘩しちゃダメー!」アワアワ
ほむら「あなた達、本当に仲が良いわね」
杏子・さやか「どこが!?」
ほむら「そこよ」
558: 2012/04/05(木) 02:35:49.90 ID:h1GGWIGH0
ほむら「それじゃあ私は帰るわね。一応、病気で休んでることになってるから」
さやか「うん。またね、ほむら」
杏子「じゃあな」
ゆま「バイバイ」
ほむら「パトロール、頑張ってね」
ほむホーム
ほむら「37098回…」
ピンポーン
ほむら「誰かしら…?」
ガチャ
マミ「こんにちわ。暁美さん」
ほむら「マミ」
マミ「凄い汗…どうしたの?」
ほむら「腹筋をしていたのよ。それより用があって来たんでしょ?上がって」
マミ「お邪魔します」
ほむら「ここで待ってて。汗を流してくるわ」
マミ「ええ」
バタン
マミ「ワルプルギスの夜についての資料がこんなに……これ、全部暁美さんが書いたのかしら」
ヒョイ
マミ「出現ポイントから移動経緯まで……凄い情報量だわ」
ペラッ
マミ「でもこれ…一人で戦うことを前提に書かれてる。暁美さん、一体どれだけワルプルギスと一人で戦ってきたのかしら……」
さやか「うん。またね、ほむら」
杏子「じゃあな」
ゆま「バイバイ」
ほむら「パトロール、頑張ってね」
ほむホーム
ほむら「37098回…」
ピンポーン
ほむら「誰かしら…?」
ガチャ
マミ「こんにちわ。暁美さん」
ほむら「マミ」
マミ「凄い汗…どうしたの?」
ほむら「腹筋をしていたのよ。それより用があって来たんでしょ?上がって」
マミ「お邪魔します」
ほむら「ここで待ってて。汗を流してくるわ」
マミ「ええ」
バタン
マミ「ワルプルギスの夜についての資料がこんなに……これ、全部暁美さんが書いたのかしら」
ヒョイ
マミ「出現ポイントから移動経緯まで……凄い情報量だわ」
ペラッ
マミ「でもこれ…一人で戦うことを前提に書かれてる。暁美さん、一体どれだけワルプルギスと一人で戦ってきたのかしら……」
560: 2012/04/05(木) 02:59:52.25 ID:h1GGWIGH0
マミ(きっと沢山辛い事があった筈よね。それでも、必氏に戦ってきた)
マミ(鹿目さんを助ける為に……)
マミ「………いいな。ちょっと妬けちゃう」ボソッ
ほむら「待たせてごめんなさい」
マミ「ひょふ!?」
ほむら「マミ?」
マミ「あ、ごめんなさい!ちょっとビックリしちゃって」カァアア
ほむら「そう。あら?顔が赤いわね?」
マミ「え?」
ほむら「部屋が暑かったかしら?今冷房付けるわね」
マミ「だ、大丈夫よ!全然暑くないわ!」
ほむら「そう?もし暑かったら遠慮しないくていいから」
マミ「あ、ありがとう」
ほむら「それで、今日はどうしたの?」
マミ「暁美さんのことが心配になって見に来たの」
ほむら「大丈夫よ。作戦も準備も順調よ」
マミ「そうじゃなくて、身体の心配よ。でも、お節介だったわね」
ほむら「そんなことないわ。とても嬉しい」
マミ「ケーキ焼いてきたの。一緒にどうかしら?」
ほむら「頂くわ」
マミ(鹿目さんを助ける為に……)
マミ「………いいな。ちょっと妬けちゃう」ボソッ
ほむら「待たせてごめんなさい」
マミ「ひょふ!?」
ほむら「マミ?」
マミ「あ、ごめんなさい!ちょっとビックリしちゃって」カァアア
ほむら「そう。あら?顔が赤いわね?」
マミ「え?」
ほむら「部屋が暑かったかしら?今冷房付けるわね」
マミ「だ、大丈夫よ!全然暑くないわ!」
ほむら「そう?もし暑かったら遠慮しないくていいから」
マミ「あ、ありがとう」
ほむら「それで、今日はどうしたの?」
マミ「暁美さんのことが心配になって見に来たの」
ほむら「大丈夫よ。作戦も準備も順調よ」
マミ「そうじゃなくて、身体の心配よ。でも、お節介だったわね」
ほむら「そんなことないわ。とても嬉しい」
マミ「ケーキ焼いてきたの。一緒にどうかしら?」
ほむら「頂くわ」
561: 2012/04/05(木) 03:04:26.25 ID:h1GGWIGH0
ここまで。みんながおっOいの話で盛り上がるから次ぐらいにお風呂回やる
593: 2012/04/06(金) 02:34:08.25 ID:2CbxRwht0
マミ「紅茶を持ってきたの。台所借りてもいいかしら?」
ほむら「構わないわ」
マミ「それじゃあ、失礼するわね」
ピンポーン
ガチャ
まどか「こんにちわほむらちゃん」
ほむら「まどか。どうしたの?」
まどか「どうって訳じゃないけど、ほむらちゃんどうしてるかなって」
ほむら「とにかく上がって。マミも来ているわ」
まどか「マミさんが?」
数十分後
まどか「マミさん、本当にお菓子作り上手ですよね」
マミ「慣れれば簡単よ。鹿目さんも作ってみたらどうかしら」
まどか「今度パパに教わろうかな」
ほむら「楽しみにしているわ」
ピンポーン
ほむら「今日は来客が多いわね」
ガチャ
さやか「やっほーほむら」
杏子「暇だから遊びに来てやったぜ」
ゆま「お菓子持ってきたよー」
ほむら「あなた達も来たの」
さやか「え?他にも来てるの?」
杏子「ん?この匂い…マミのケーキだ」
ゆま「ケーキ!ゆまも食べたい!」
ワイワイガヤガヤ
織莉子「何だか賑やかですね」
ほむら「おかえりなさい」
キリカ「あれ?今日はパーティーでもするってだったの?」
ほむら「そうじゃないけど………まあ、それも良いわね」
ほむら「構わないわ」
マミ「それじゃあ、失礼するわね」
ピンポーン
ガチャ
まどか「こんにちわほむらちゃん」
ほむら「まどか。どうしたの?」
まどか「どうって訳じゃないけど、ほむらちゃんどうしてるかなって」
ほむら「とにかく上がって。マミも来ているわ」
まどか「マミさんが?」
数十分後
まどか「マミさん、本当にお菓子作り上手ですよね」
マミ「慣れれば簡単よ。鹿目さんも作ってみたらどうかしら」
まどか「今度パパに教わろうかな」
ほむら「楽しみにしているわ」
ピンポーン
ほむら「今日は来客が多いわね」
ガチャ
さやか「やっほーほむら」
杏子「暇だから遊びに来てやったぜ」
ゆま「お菓子持ってきたよー」
ほむら「あなた達も来たの」
さやか「え?他にも来てるの?」
杏子「ん?この匂い…マミのケーキだ」
ゆま「ケーキ!ゆまも食べたい!」
ワイワイガヤガヤ
織莉子「何だか賑やかですね」
ほむら「おかえりなさい」
キリカ「あれ?今日はパーティーでもするってだったの?」
ほむら「そうじゃないけど………まあ、それも良いわね」
594: 2012/04/06(金) 02:58:45.06 ID:2CbxRwht0
杏子「ん、このポテチうめぇな」
まどか「どんな味?」
さやか「ガーリックわさび…想像できない」
杏子「意外にいけるぞ。ホレ」ヒョイ
さやか「ん」パク
さやか「あ。ホントだ美味しい」
ゆま「ゆまも食べる!」
マミ(今のいいわね……)
マミ「あ、暁美さん。このお菓子美味しいわ。ど、どうかしら?」ドキドキ
ほむら「そうなの?それじゃあ一口」
キリカ「いただき!」パクッ!
マミ「」
キリカ「ん~さすがマミだ。いいチョイス」
織莉子「キリカ。意地汚いわよ」
キリカ「織莉子もどうだい?」
織莉子「もう、知らないわよ」
キリカ「?」
マミ「呉さん…」ドドドドドド
キリカ「わあ!?な、何だよマミ!一口くらい」
マミ「ティロ・フィナーレ!(物理)」
キリカ「なぜか殴られた!でも全然痛くない!」
さやか「妙な親近感を感じる」
ほむら「賑やかね」
まどか「うん。あ、ほむらちゃんてこういうの苦手だった?」
ほむら「以前はね。でも、今は好きよ」
まどか「良かった」
ほむら「フフッ」
まどか「えへへ」
まどか「どんな味?」
さやか「ガーリックわさび…想像できない」
杏子「意外にいけるぞ。ホレ」ヒョイ
さやか「ん」パク
さやか「あ。ホントだ美味しい」
ゆま「ゆまも食べる!」
マミ(今のいいわね……)
マミ「あ、暁美さん。このお菓子美味しいわ。ど、どうかしら?」ドキドキ
ほむら「そうなの?それじゃあ一口」
キリカ「いただき!」パクッ!
マミ「」
キリカ「ん~さすがマミだ。いいチョイス」
織莉子「キリカ。意地汚いわよ」
キリカ「織莉子もどうだい?」
織莉子「もう、知らないわよ」
キリカ「?」
マミ「呉さん…」ドドドドドド
キリカ「わあ!?な、何だよマミ!一口くらい」
マミ「ティロ・フィナーレ!(物理)」
キリカ「なぜか殴られた!でも全然痛くない!」
さやか「妙な親近感を感じる」
ほむら「賑やかね」
まどか「うん。あ、ほむらちゃんてこういうの苦手だった?」
ほむら「以前はね。でも、今は好きよ」
まどか「良かった」
ほむら「フフッ」
まどか「えへへ」
595: 2012/04/06(金) 04:10:13.95 ID:2CbxRwht0
午後八時過ぎ
ほむら「いつの間にかこんな時間になってしまったわ」
杏子「はー食った食った」ぐでぇー
ゆま「美味しかったー」ぐでーん
マミ「二人とも、人のお家でだらけないの」
まどか「そろそろ解散かな?」
さやか「だねー」
織莉子「……あら」
キリカ「どうしたの?」
織莉子「今から一降り来るわ」
さやか「マジ!?」
まどか「でも天気予報じゃ晴れって言ってたけど」
ほむら「ハッキリ視えたの?」
織莉子「ええ。もうすぐよ」
ポツ……ポツポツ
ザザーッ
ほむら「大当たりね」
まどか「どうしよう。傘持って来てないよ」
マミ「困ったわね」
杏子「濡れて帰るのはめんどくせぇな。ほむら、今日泊まっても良いか?」
ほむら「構わないわ」
マミ「!?」
ほむら「いつの間にかこんな時間になってしまったわ」
杏子「はー食った食った」ぐでぇー
ゆま「美味しかったー」ぐでーん
マミ「二人とも、人のお家でだらけないの」
まどか「そろそろ解散かな?」
さやか「だねー」
織莉子「……あら」
キリカ「どうしたの?」
織莉子「今から一降り来るわ」
さやか「マジ!?」
まどか「でも天気予報じゃ晴れって言ってたけど」
ほむら「ハッキリ視えたの?」
織莉子「ええ。もうすぐよ」
ポツ……ポツポツ
ザザーッ
ほむら「大当たりね」
まどか「どうしよう。傘持って来てないよ」
マミ「困ったわね」
杏子「濡れて帰るのはめんどくせぇな。ほむら、今日泊まっても良いか?」
ほむら「構わないわ」
マミ「!?」
596: 2012/04/06(金) 04:26:27.85 ID:2CbxRwht0
マミ「さ、佐倉さん!そんな急に泊まるなんて暁美さんに悪いわ!」
杏子「なに怒ってるんだよ?本人が良いっていってんじゃん」
さやか「ほむら、あたしも良い?」
マミ「み、美樹さんまで!」
さやか「いいじゃないですかマミさん。明日はちょうど土曜日だから問題ないですし」
マミ「そういう問題じゃ」
まどか「マミさん。私達も泊まりましょうよ」
マミ「鹿目さん!?」ティローン
まどか「ほむらちゃんも良いよね?」
ほむら「元々二人いるから、今更増えた所で問題は無いわ」
キリカ「随分な言い方だね」
さやか「じゃあ決まりだね!あたし家に電話してくる」
まどか「あ、私も」
マミ「泊まるって…ええ~」カァアア
杏子「なにブツブツ言ってんだ?」
ほむら(あとで布団取りに行かなきゃ)
杏子「なに怒ってるんだよ?本人が良いっていってんじゃん」
さやか「ほむら、あたしも良い?」
マミ「み、美樹さんまで!」
さやか「いいじゃないですかマミさん。明日はちょうど土曜日だから問題ないですし」
マミ「そういう問題じゃ」
まどか「マミさん。私達も泊まりましょうよ」
マミ「鹿目さん!?」ティローン
まどか「ほむらちゃんも良いよね?」
ほむら「元々二人いるから、今更増えた所で問題は無いわ」
キリカ「随分な言い方だね」
さやか「じゃあ決まりだね!あたし家に電話してくる」
まどか「あ、私も」
マミ「泊まるって…ええ~」カァアア
杏子「なにブツブツ言ってんだ?」
ほむら(あとで布団取りに行かなきゃ)
607: 2012/04/07(土) 01:50:30.49 ID:NEafWvLG0
さやか「よーし、許可も下りたし何して遊ぼうか?」
杏子「アタシはもう眠いんだけど」
さやか「アンタねぇ、これからが楽しいってのに」
ほむら「遊ぶのも寝るのも良いけど、その前にやる事があるでしょ?」
まどか「やること?」
ほむら「お風呂よ」
マミ「」ガタッ
杏子「お前さっきから何やってんだ」
ほむら「家は二人までしか入れないから、ペアを決めて順番に入りましょう」
キリカ「私は織利子とじゃなきゃ嫌だよ」
ほむら「あなた達はいつも一緒に入ってるでしょ」
杏子「めんどくせぇ」
ほむら「ダメよ。女の子でしょ?」
杏子「チッ、しょうがねぇな。アタシはゆまと入るぞ」
さやか「じゃあ、あたしはまどかと入ろうかな」
まどか「一緒のお風呂って久しぶりだね」
ほむら「むっ…」ホム
マミ(こ、これは必然的に私と暁美さんが…!)
まどか「でも、折角ならみんなで入りたかったね」
ほむら「ならそうしましょう」
マミ「え?」
ほむら「少し待ってて」
杏子「アタシはもう眠いんだけど」
さやか「アンタねぇ、これからが楽しいってのに」
ほむら「遊ぶのも寝るのも良いけど、その前にやる事があるでしょ?」
まどか「やること?」
ほむら「お風呂よ」
マミ「」ガタッ
杏子「お前さっきから何やってんだ」
ほむら「家は二人までしか入れないから、ペアを決めて順番に入りましょう」
キリカ「私は織利子とじゃなきゃ嫌だよ」
ほむら「あなた達はいつも一緒に入ってるでしょ」
杏子「めんどくせぇ」
ほむら「ダメよ。女の子でしょ?」
杏子「チッ、しょうがねぇな。アタシはゆまと入るぞ」
さやか「じゃあ、あたしはまどかと入ろうかな」
まどか「一緒のお風呂って久しぶりだね」
ほむら「むっ…」ホム
マミ(こ、これは必然的に私と暁美さんが…!)
まどか「でも、折角ならみんなで入りたかったね」
ほむら「ならそうしましょう」
マミ「え?」
ほむら「少し待ってて」
610: 2012/04/07(土) 02:14:44.76 ID:NEafWvLG0
カポーン
ほむら「時間操作の応用で浴室を広くしたわ」
さやか「おおー!広い!」
ゆま「おっきいー!」
まどか「ほむらちゃん凄い!」
ほむら「それ程でもないわ」ファサァ
マミ「……」ズーン
キリカ「マミが落ち込んでるけど」
織莉子「放って置いて大丈夫よ」
杏子「そんじゃあ早速入るか」
ほむら「みんなで先に入ってて。私は着替えを用意しとくわ」
まどか「ええ!そんなの悪いよ」
ほむら「制服のまま布団に入られるよりマシよ。さ、遠慮しないで入ってて」
浴室(魔法拡大版)
杏子「ちゃんと目ぇ瞑れよ。染みるぞー」バシャー
ゆま「ん~」
まどか「杏子ちゃんとゆまちゃんって姉妹みたいだね」
さやか「何だかんだ言って、杏子って面倒見がいいからね」
さやか「…………それにしても」
キリカ「織莉子、洗いっこしよう」ボイーン
織莉子「キ、キリカ」ボボイーン
マミ「はぁ、そんな簡単にいく訳ないわよね…」ボボボーン
さやか「くぅ~。一歳しか離れてないのに何でこうも違うかな~」ボイーン
まどか(そういうさやかちゃんも結構大きいよ……私なんて……)チマッ
ほむら「時間操作の応用で浴室を広くしたわ」
さやか「おおー!広い!」
ゆま「おっきいー!」
まどか「ほむらちゃん凄い!」
ほむら「それ程でもないわ」ファサァ
マミ「……」ズーン
キリカ「マミが落ち込んでるけど」
織莉子「放って置いて大丈夫よ」
杏子「そんじゃあ早速入るか」
ほむら「みんなで先に入ってて。私は着替えを用意しとくわ」
まどか「ええ!そんなの悪いよ」
ほむら「制服のまま布団に入られるよりマシよ。さ、遠慮しないで入ってて」
浴室(魔法拡大版)
杏子「ちゃんと目ぇ瞑れよ。染みるぞー」バシャー
ゆま「ん~」
まどか「杏子ちゃんとゆまちゃんって姉妹みたいだね」
さやか「何だかんだ言って、杏子って面倒見がいいからね」
さやか「…………それにしても」
キリカ「織莉子、洗いっこしよう」ボイーン
織莉子「キ、キリカ」ボボイーン
マミ「はぁ、そんな簡単にいく訳ないわよね…」ボボボーン
さやか「くぅ~。一歳しか離れてないのに何でこうも違うかな~」ボイーン
まどか(そういうさやかちゃんも結構大きいよ……私なんて……)チマッ
613: 2012/04/07(土) 03:07:41.89 ID:NEafWvLG0
さやか「だが、あたしはそれよりも気になることが…」
まどか「どんなこと?」
さやか「ほむらの身体よ」
マミ「」ピクッ
杏子「おい。今あそこの黄色が反応したぞ」
さやか「やっぱりマミさんも気になりますよね?ほむらがどういう身体つきなのか」
マミ「わ、私は別に」
織莉子「確かに気になるわね」
杏子「アンタらは見たことないのか?」
キリカ「お風呂上りも着替えてる姿も、一度も見てないね」
織莉子「毎日あの凄まじいトレーニングしていながら、どうしてあんな華奢な身体つきなのかと気になっていたわ」
まどか「どんなことしてるんですか?」
織莉子「プロのアスリートが根を上げるレベルのことよ。時間とか物量的な問題は魔法でどうにかしてるようだけど」
さやか「物量?」
杏子「どんなトレーニングしてるんだ、アイツ」
ほむら「楽しそうね。みんなの着替えと布団も用意できたし、私も入ろうかしら」ヌギッ
まどか「どんなこと?」
さやか「ほむらの身体よ」
マミ「」ピクッ
杏子「おい。今あそこの黄色が反応したぞ」
さやか「やっぱりマミさんも気になりますよね?ほむらがどういう身体つきなのか」
マミ「わ、私は別に」
織莉子「確かに気になるわね」
杏子「アンタらは見たことないのか?」
キリカ「お風呂上りも着替えてる姿も、一度も見てないね」
織莉子「毎日あの凄まじいトレーニングしていながら、どうしてあんな華奢な身体つきなのかと気になっていたわ」
まどか「どんなことしてるんですか?」
織莉子「プロのアスリートが根を上げるレベルのことよ。時間とか物量的な問題は魔法でどうにかしてるようだけど」
さやか「物量?」
杏子「どんなトレーニングしてるんだ、アイツ」
ほむら「楽しそうね。みんなの着替えと布団も用意できたし、私も入ろうかしら」ヌギッ
617: 2012/04/07(土) 03:30:40.87 ID:NEafWvLG0
ガチャ
さやか(キタ!)
マミ(暁美さんの生まれたままの姿…!)
杏子(筋肉モリモリなのか…?)
まどか(ほむらちゃん…)
ほむら「湯加減はどうかしら?」スラー
さやか「……へ?」
キリカ「意外に普通だね」
まどか(私と同じぐらいだ)ホッ
ほむら「?」
マミ「」
ゆま「キョーコ。マミおねえちゃんが固まってるよ」
杏子「あー、もうめんどくさいから湯船に沈めとけ」
ほむら「何?みんなして人の身体をじろじろ見て」
まどか「な、何でもない…」
ツルッ
まどか「きゃ!?」
ほむら「危ない!」
ガバッ
まどか「!」ドキッ
ほむら「大丈夫?」
まどか「う、うん……」
まどか(ほむらちゃんの身体……こんなに細いのにしっかりしてる。それに良く見たら腕とか足とか凄い締ってて……)
ほむら「まどか?」
まどか「ウェヒ!?」
さやか(キタ!)
マミ(暁美さんの生まれたままの姿…!)
杏子(筋肉モリモリなのか…?)
まどか(ほむらちゃん…)
ほむら「湯加減はどうかしら?」スラー
さやか「……へ?」
キリカ「意外に普通だね」
まどか(私と同じぐらいだ)ホッ
ほむら「?」
マミ「」
ゆま「キョーコ。マミおねえちゃんが固まってるよ」
杏子「あー、もうめんどくさいから湯船に沈めとけ」
ほむら「何?みんなして人の身体をじろじろ見て」
まどか「な、何でもない…」
ツルッ
まどか「きゃ!?」
ほむら「危ない!」
ガバッ
まどか「!」ドキッ
ほむら「大丈夫?」
まどか「う、うん……」
まどか(ほむらちゃんの身体……こんなに細いのにしっかりしてる。それに良く見たら腕とか足とか凄い締ってて……)
ほむら「まどか?」
まどか「ウェヒ!?」
618: 2012/04/07(土) 03:56:06.14 ID:NEafWvLG0
ほむら「やっぱりどこかぶつけた?」
まどか「う、ううん大丈夫!ごめんね!」バッ
ほむら「それならいいけど、気を付けてね」
まどか「う、うん」
まどか(な、なんで私ドキドキしてるの?ほむらちゃんは女の子なのに……)
マミ(ハッ!鹿目さんのあの目は……ま、まさか鹿目さんも暁美さんを……!?)ブクブク
杏子(アタシがいない間、マミに何があったんだ)
さやか「むぅ~」ジーッ
ほむら「……さやか、あなたの視線が気になるのだけど」
さやか「え?あ、いや~ごめん。つい気になって」
ほむら「何がかしら?」
さやか「ほむらって凄い鍛えてるんだよね?」
ほむら「身体が武器だからね。鍛えないと魔女と戦えないわ」
さやか「にしてはあたし達と見た目そんなに変わらな~って」
ほむら「一応、筋肉はついてるわよ」
さやか「マジ?ちょっと触っていい?」
ほむら「どうぞ」
さやか「では……おお!?」
さやか(な、なにこの腕!?柔らかいのは表面だけで、中は凄い硬い!お母さんの指輪に付いてる小さなダイヤ……それを触った時と同じ感じがする……!)
まどか「う、ううん大丈夫!ごめんね!」バッ
ほむら「それならいいけど、気を付けてね」
まどか「う、うん」
まどか(な、なんで私ドキドキしてるの?ほむらちゃんは女の子なのに……)
マミ(ハッ!鹿目さんのあの目は……ま、まさか鹿目さんも暁美さんを……!?)ブクブク
杏子(アタシがいない間、マミに何があったんだ)
さやか「むぅ~」ジーッ
ほむら「……さやか、あなたの視線が気になるのだけど」
さやか「え?あ、いや~ごめん。つい気になって」
ほむら「何がかしら?」
さやか「ほむらって凄い鍛えてるんだよね?」
ほむら「身体が武器だからね。鍛えないと魔女と戦えないわ」
さやか「にしてはあたし達と見た目そんなに変わらな~って」
ほむら「一応、筋肉はついてるわよ」
さやか「マジ?ちょっと触っていい?」
ほむら「どうぞ」
さやか「では……おお!?」
さやか(な、なにこの腕!?柔らかいのは表面だけで、中は凄い硬い!お母さんの指輪に付いてる小さなダイヤ……それを触った時と同じ感じがする……!)
632: 2012/04/07(土) 14:11:47.41 ID:kvXE4TFK0
さやか「おおー…お……おお~」
杏子「アタシも触っていいか?」
ほむら「ええ」
杏子「うわ!すっげえ!お前どんだけ鍛えてんだよ!」
ほむら「腕立てと腹筋、背筋にスクワットを毎日十万回」
さやか・杏子「十万回!?」
ほむら「長く入院生活を送っていたから短期間で強靭な身体を作るにはそれぐらいしないとダメなのよ。魔法で時間を延ばすのも限界あるから」
杏子(織莉子が言ってたのはこのことか……)
ほむら「これだけやってもまだプロレスの人達と同じレベルよ」ホム
さやか「いやぁ…このまま続けたら確実に地上最強の生物になれると思うのはさやかちゃんだけかな……」
ほむら「そうかしら?ならもっと頑張らないと」
マミ「あ、暁美さん!」
ほむら「ど、どうしたのマミ」ビクッ
マミ「わ、わわわ私も触ってみたいのだけど」ティロティロティロ
杏子「おい誰か警察呼べ」
ほむら「ど、どうぞ」
マミ「し、失礼します!」
プニ
マミ(あれ…意外と柔らかい……?)
さやか「マ、マミさん!そこ胸!」
ほむら「………」プルプル
マミ「え…あ……ご、ごめんなさい!」アワアワ
ほむら「マミ……あなた……私には地盤(筋肉)はあれど膨らみ(おっOい)は皆無に等しいと教えたいのかしら……」ジワッ
マミ(ひぃぃぃい!なんか地雷踏んじゃったー!)
杏子「アタシも触っていいか?」
ほむら「ええ」
杏子「うわ!すっげえ!お前どんだけ鍛えてんだよ!」
ほむら「腕立てと腹筋、背筋にスクワットを毎日十万回」
さやか・杏子「十万回!?」
ほむら「長く入院生活を送っていたから短期間で強靭な身体を作るにはそれぐらいしないとダメなのよ。魔法で時間を延ばすのも限界あるから」
杏子(織莉子が言ってたのはこのことか……)
ほむら「これだけやってもまだプロレスの人達と同じレベルよ」ホム
さやか「いやぁ…このまま続けたら確実に地上最強の生物になれると思うのはさやかちゃんだけかな……」
ほむら「そうかしら?ならもっと頑張らないと」
マミ「あ、暁美さん!」
ほむら「ど、どうしたのマミ」ビクッ
マミ「わ、わわわ私も触ってみたいのだけど」ティロティロティロ
杏子「おい誰か警察呼べ」
ほむら「ど、どうぞ」
マミ「し、失礼します!」
プニ
マミ(あれ…意外と柔らかい……?)
さやか「マ、マミさん!そこ胸!」
ほむら「………」プルプル
マミ「え…あ……ご、ごめんなさい!」アワアワ
ほむら「マミ……あなた……私には地盤(筋肉)はあれど膨らみ(おっOい)は皆無に等しいと教えたいのかしら……」ジワッ
マミ(ひぃぃぃい!なんか地雷踏んじゃったー!)
634: 2012/04/07(土) 14:41:53.46 ID:kvXE4TFK0
ほむら「どうせ……私のはもうあなたみたいに育たないわよ……」
マミ「あ、暁美さん!違うのよ!今のは間違えて」
ほむら「でもいいのよ…脂肪なんてあっても邪魔だから……筋肉のほうが実用性があるもの……」グスッ
織莉子「いじけてしまったわ」
キリカ「あーマミ泣かしたー」
マミ「ど、どうしよう~」オロオロ
ゆま「大丈夫!ゆまもぺったもが」
杏子「よせゆま。それはフォローじゃなくて追い討ちになる」
まどか「ほむらちゃん。諦めないで」
ほむら「でも、私のはもう……」
まどか「ううん、きっと大きくなるよ。ほむらちゃんの頑張りが無駄に終わる筈ないもん」
まどか「私も諦めないから、一緒にマミさんやさやかちゃん達を見返そう」
ほむら「まどか…」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「まどかー!」
まどか「ほむらちゃん!」
ガシィ!
さやか「あの子さりげなくあたしも入れたよね」
マミ「鹿目さんに…負けた……」ズーン
杏子「いーち、にーい」マッタリ
ゆま「さーん♪しーい♪」ユッタリ
マミ「あ、暁美さん!違うのよ!今のは間違えて」
ほむら「でもいいのよ…脂肪なんてあっても邪魔だから……筋肉のほうが実用性があるもの……」グスッ
織莉子「いじけてしまったわ」
キリカ「あーマミ泣かしたー」
マミ「ど、どうしよう~」オロオロ
ゆま「大丈夫!ゆまもぺったもが」
杏子「よせゆま。それはフォローじゃなくて追い討ちになる」
まどか「ほむらちゃん。諦めないで」
ほむら「でも、私のはもう……」
まどか「ううん、きっと大きくなるよ。ほむらちゃんの頑張りが無駄に終わる筈ないもん」
まどか「私も諦めないから、一緒にマミさんやさやかちゃん達を見返そう」
ほむら「まどか…」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「まどかー!」
まどか「ほむらちゃん!」
ガシィ!
さやか「あの子さりげなくあたしも入れたよね」
マミ「鹿目さんに…負けた……」ズーン
杏子「いーち、にーい」マッタリ
ゆま「さーん♪しーい♪」ユッタリ
636: 2012/04/07(土) 15:08:04.04 ID:kvXE4TFK0
QB「騒がしいと思ったら魔法少女全員が揃っているとはね」
全員「!?」
QB「おや?みんな固まってどうし」ガシッ
ほむら「堂々と覗きとは、そんなに氏にたいのかしらこの淫獣」ギュウウウ
QB「淫獣って失礼だなキミ」
ほむら「とにかく出て行きなさい」
QB「キミ達はいつもそうだ。裸を見られたくらいで殺意を向けてくる。訳がわからないよ」
まどか「あなたの言ってることが理解できないよ!」
QB「やれやれ。それにしても、キミ達人間は本当に変わっているね」
ほむら「何がかしら?」
QB「一固体が別々の精神を持ち合わせてるだけでなく、似たような姿の人間なんてそうそういない。キミとマミなんて近い年齢なのに身体つきがまるで」
ほむら「ぬぅううううううううううう!!!」
QB「きゅぶううううううううううう」
さやか「QBが麺の生地みたいに伸ばされていく!」
杏子「おー伸びる伸びる」
全員「!?」
QB「おや?みんな固まってどうし」ガシッ
ほむら「堂々と覗きとは、そんなに氏にたいのかしらこの淫獣」ギュウウウ
QB「淫獣って失礼だなキミ」
ほむら「とにかく出て行きなさい」
QB「キミ達はいつもそうだ。裸を見られたくらいで殺意を向けてくる。訳がわからないよ」
まどか「あなたの言ってることが理解できないよ!」
QB「やれやれ。それにしても、キミ達人間は本当に変わっているね」
ほむら「何がかしら?」
QB「一固体が別々の精神を持ち合わせてるだけでなく、似たような姿の人間なんてそうそういない。キミとマミなんて近い年齢なのに身体つきがまるで」
ほむら「ぬぅううううううううううう!!!」
QB「きゅぶううううううううううう」
さやか「QBが麺の生地みたいに伸ばされていく!」
杏子「おー伸びる伸びる」
684: 2012/04/09(月) 01:37:48.71 ID:FsrZxN5s0
まどか「ほむらちゃんストップ!ストップ!!」
織莉子「そろそろ千切れるわね」
さやか「ほむら落ち着け!」ボイーン
マミ「暁美さん気を確かに!」ボボーン
杏子(火に油……)
ほむら「ぬううううううう!!」
QB「わーけーがーわーかーらーなーいーよー」ビヨーン
ブチッ
数分後
チャプン
ほむら「ごめんなさい。取り乱してしまったわ」
マミ「仕方ないわ。あれはデリカシーのないQBが悪いわ」
杏子「半分はマミにもあるだろ」
マミ「うっ…」
さやか「まー気にすることないって。その内大きくなるよ」
ほむら「嫌味にしか聞こえないわ。美樹さやか。」
さやか(まさかのフルネーム!?)
織莉子「そろそろ千切れるわね」
さやか「ほむら落ち着け!」ボイーン
マミ「暁美さん気を確かに!」ボボーン
杏子(火に油……)
ほむら「ぬううううううう!!」
QB「わーけーがーわーかーらーなーいーよー」ビヨーン
ブチッ
数分後
チャプン
ほむら「ごめんなさい。取り乱してしまったわ」
マミ「仕方ないわ。あれはデリカシーのないQBが悪いわ」
杏子「半分はマミにもあるだろ」
マミ「うっ…」
さやか「まー気にすることないって。その内大きくなるよ」
ほむら「嫌味にしか聞こえないわ。美樹さやか。」
さやか(まさかのフルネーム!?)
685: 2012/04/09(月) 02:29:50.85 ID:FsrZxN5s0
マミ「せ、折角だから普段しない話でもどうかしら?」
杏子「例えば?」
マミ「好きなこととか、趣味とか」
キリカ「私は織利子の紅茶が好きだな」
織莉子「ジャムと砂糖を三つずつ入れた甘い紅茶がね」
キリカ「ああ、またそーやって子供扱いする!」
さやか「甘いといえば、杏子はいつもお菓子食べてるよね」
杏子「なんか食ってねーと落ち着かないんだよ」
さやか「よく太らないなー。ほむらみたいに鍛えてるならまだしも」
杏子「体質かもな」
まどか「ほむらちゃんは趣味とかある?」
ほむら「そうね。最近になって少し興味が出たのは特撮かしら」
さやか「ええ?それって男の子向けの番組じゃん」
ほむら「そうバカに出来たものじゃないわ。単純に戦うだけでも、多彩な殺陣みれて面白いものよ」
杏子「そーいうのってマミとは気が合うんじゃないか?」
マミ「え?私?」
杏子「だってマミ、自分の技に名前付けてるじゃん」
杏子「例えば?」
マミ「好きなこととか、趣味とか」
キリカ「私は織利子の紅茶が好きだな」
織莉子「ジャムと砂糖を三つずつ入れた甘い紅茶がね」
キリカ「ああ、またそーやって子供扱いする!」
さやか「甘いといえば、杏子はいつもお菓子食べてるよね」
杏子「なんか食ってねーと落ち着かないんだよ」
さやか「よく太らないなー。ほむらみたいに鍛えてるならまだしも」
杏子「体質かもな」
まどか「ほむらちゃんは趣味とかある?」
ほむら「そうね。最近になって少し興味が出たのは特撮かしら」
さやか「ええ?それって男の子向けの番組じゃん」
ほむら「そうバカに出来たものじゃないわ。単純に戦うだけでも、多彩な殺陣みれて面白いものよ」
杏子「そーいうのってマミとは気が合うんじゃないか?」
マミ「え?私?」
杏子「だってマミ、自分の技に名前付けてるじゃん」
686: 2012/04/09(月) 03:25:39.40 ID:FsrZxN5s0
杏子「しかもそれを叫ぶとか、普通は恥ずかしくてでき」
マミ「佐倉さん。少しお話しましょう」
杏子「え?うわ、やめろ、離せ!」ズルズル
ゆま「キョーコ!」
さやか「行くちゃダメだよゆま。杏子は触れちゃいけないものに触れたんだ」
まどか「杏子ちゃん…」
ほむら「愚かね……」
織莉子「キリカも気を付けてね」
キリカ「うん。覚えとくよ」
入浴後
さやか「気持ちよかったー」
まどか「楽しかったね」
ほむら「喜んでもらえて何よりよ」
マミ「さて、そろそろ寝ましょうか」
さやか「えー?まだこれからじゃないですか」
キリカ「zZZ」
ゆま「むにゃむにゃ…」
織莉子「キリカ、こんなところで寝たらダメよ」
杏子「ったく」
さやか「お子様二人は脱落か」
まどか「さやかちゃんが元気すぎるんだよ」
マミ「佐倉さん。少しお話しましょう」
杏子「え?うわ、やめろ、離せ!」ズルズル
ゆま「キョーコ!」
さやか「行くちゃダメだよゆま。杏子は触れちゃいけないものに触れたんだ」
まどか「杏子ちゃん…」
ほむら「愚かね……」
織莉子「キリカも気を付けてね」
キリカ「うん。覚えとくよ」
入浴後
さやか「気持ちよかったー」
まどか「楽しかったね」
ほむら「喜んでもらえて何よりよ」
マミ「さて、そろそろ寝ましょうか」
さやか「えー?まだこれからじゃないですか」
キリカ「zZZ」
ゆま「むにゃむにゃ…」
織莉子「キリカ、こんなところで寝たらダメよ」
杏子「ったく」
さやか「お子様二人は脱落か」
まどか「さやかちゃんが元気すぎるんだよ」
687: 2012/04/09(月) 03:53:30.28 ID:FsrZxN5s0
寝室
さやか「zZZ」
杏子「速攻で寝たぞ」
マミ「美樹さんもお子様だったわね」
杏子「ふぁ…でも、アタシも限界だな」
織莉子「そうね、私達も寝ましょう」
まどか「おやすみ、ほむらちゃん」
ほむら「おやすみ、まどか」
ほむら(こんなに楽しかったのは……久々ね)
まどか「ほむらちゃん…起きてる?」
ほむら「ええ。どうかしたの?」
まどか「ううん、ただちょっとお話したくて…あ、眠いなら無理にとは言わないけど」
ほむら「大丈夫よ。でもみんなを起こしたら悪いから、別の部屋に行きましょう」
まどか「うん」
ほむら「ココアで良かったかしら?」
まどか「ありがとう」
ほむら「それじゃあ。何を話しましょうか」
まどか「ほむらちゃんのことじゃ、ダメかな?」
さやか「zZZ」
杏子「速攻で寝たぞ」
マミ「美樹さんもお子様だったわね」
杏子「ふぁ…でも、アタシも限界だな」
織莉子「そうね、私達も寝ましょう」
まどか「おやすみ、ほむらちゃん」
ほむら「おやすみ、まどか」
ほむら(こんなに楽しかったのは……久々ね)
まどか「ほむらちゃん…起きてる?」
ほむら「ええ。どうかしたの?」
まどか「ううん、ただちょっとお話したくて…あ、眠いなら無理にとは言わないけど」
ほむら「大丈夫よ。でもみんなを起こしたら悪いから、別の部屋に行きましょう」
まどか「うん」
ほむら「ココアで良かったかしら?」
まどか「ありがとう」
ほむら「それじゃあ。何を話しましょうか」
まどか「ほむらちゃんのことじゃ、ダメかな?」
688: 2012/04/09(月) 04:46:36.33 ID:FsrZxN5s0
ほむら「私の?」
まどか「ずっと気になってたの。ほむらちゃんはどういう子なんだろうって」
ほむら「……身の上話は、好きじゃないわ」
まどか「え?」
ほむら「昔の自分を思い出したくないの」
まどか「そうなんだ……ごめんね。嫌な事聞いちゃって」
ほむら「………でも、あなたになら話してもいいわ」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「長くなるけど、いいかしら」
まどか「うん。勿論だよ」
ほむら「昔の私は、人に迷惑を掛けてばかりだった」
ほむら「小さい頃から何かに怯えたように人の顔色ばかり伺って、いつも下を向いてた」
ほむら「身体も弱かったから学校も休みがちでね。心臓の病気に罹った時は、このまま氏んでしまうんだと毎晩泣いてたわ」
ほむら「見滝原市立病院に移ったのは小学五年生の時ね。同じ歳の子が後から入院してきて、先に退院していくのが辛かった」
ほむら「やっとの思い出退院出来た頃には、十四歳になってたわ」
ほむら「そして転校した先で出逢ったのが、あなただった」
まどか「え?わ、私?」
ほむら「一番初めの時間軸であなたは既に魔法少女になっていたわ。私が魔女に襲われた時に、マミと二人で助けてくれた」
まどか「私がほむらちゃんを助けるなんて……なんだか信じられないよ」
ほむら「付け加えると、その時の私は準備運動で貧血を起こすほど身体が弱かったわ」
まどか(想像できない……)
まどか「ずっと気になってたの。ほむらちゃんはどういう子なんだろうって」
ほむら「……身の上話は、好きじゃないわ」
まどか「え?」
ほむら「昔の自分を思い出したくないの」
まどか「そうなんだ……ごめんね。嫌な事聞いちゃって」
ほむら「………でも、あなたになら話してもいいわ」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「長くなるけど、いいかしら」
まどか「うん。勿論だよ」
ほむら「昔の私は、人に迷惑を掛けてばかりだった」
ほむら「小さい頃から何かに怯えたように人の顔色ばかり伺って、いつも下を向いてた」
ほむら「身体も弱かったから学校も休みがちでね。心臓の病気に罹った時は、このまま氏んでしまうんだと毎晩泣いてたわ」
ほむら「見滝原市立病院に移ったのは小学五年生の時ね。同じ歳の子が後から入院してきて、先に退院していくのが辛かった」
ほむら「やっとの思い出退院出来た頃には、十四歳になってたわ」
ほむら「そして転校した先で出逢ったのが、あなただった」
まどか「え?わ、私?」
ほむら「一番初めの時間軸であなたは既に魔法少女になっていたわ。私が魔女に襲われた時に、マミと二人で助けてくれた」
まどか「私がほむらちゃんを助けるなんて……なんだか信じられないよ」
ほむら「付け加えると、その時の私は準備運動で貧血を起こすほど身体が弱かったわ」
まどか(想像できない……)
697: 2012/04/09(月) 13:24:24.53 ID:/tV43lxD0
始めるよー
699: 2012/04/09(月) 13:57:54.52 ID:/tV43lxD0
ほむら「勉強も運動も出来ない私に、あなたは優しくしてくれた。明るくて友達もいて、みんなを守るために戦って……私の憧れだった」
ほむら「幸せだった。それが儚いものだとも知らずに」
まどか「どういうこと…?」
ほむら「ワルプルギスの夜。あいつのとの戦いで、あなたとマミは……氏んだ」
まどか「!」
ほむら「私はQBと契約を交わし、魔法少女になった」
ほむら「鹿目まどかとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私ではなく、彼女を守る私になりたい。そう願ってね」
まどか「! 私の…為に…」
ほむら「手に入れた時間操作の魔法で過去に戻り、あなたが氏なない方法を探したわ。でも、何度繰り返してもあなたを救うことはできなかった」
まどか「…………」
ほむら「それどころか、みんなとの距離も離れていったわね。未来を知ってる得体の知れない私を誰も信用しない。それなら、いっそ誰も頼らずに一人戦ったほうが良いと思ったりもしたわ」
ほむら「だから今、この時間がとても信じられないの。みんなと一緒に戦える、この時が」
ポタッ
まどか「ひっく……ぐすっ…」
ほむら「どうしてあなたが泣くのよ」
まどか「だって…ほむらちゃん……私のせいで…」
ほむら「あなたのせいなんて思ってないわ。私が望んだことよ」
まどか「ごめんね…ごめんね……」
ギュッ
ほむら「謝ることなんかないわ。あなたを救えれば、私はそれだけでいいの」
まどか「ほむらちゃん……!」
ほむら「今回はみんなもいる。大丈夫、必ず勝つわ」
ほむら「まどかを救う。今度こそ、私の願いを叶えるわ」
ほむら「幸せだった。それが儚いものだとも知らずに」
まどか「どういうこと…?」
ほむら「ワルプルギスの夜。あいつのとの戦いで、あなたとマミは……氏んだ」
まどか「!」
ほむら「私はQBと契約を交わし、魔法少女になった」
ほむら「鹿目まどかとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私ではなく、彼女を守る私になりたい。そう願ってね」
まどか「! 私の…為に…」
ほむら「手に入れた時間操作の魔法で過去に戻り、あなたが氏なない方法を探したわ。でも、何度繰り返してもあなたを救うことはできなかった」
まどか「…………」
ほむら「それどころか、みんなとの距離も離れていったわね。未来を知ってる得体の知れない私を誰も信用しない。それなら、いっそ誰も頼らずに一人戦ったほうが良いと思ったりもしたわ」
ほむら「だから今、この時間がとても信じられないの。みんなと一緒に戦える、この時が」
ポタッ
まどか「ひっく……ぐすっ…」
ほむら「どうしてあなたが泣くのよ」
まどか「だって…ほむらちゃん……私のせいで…」
ほむら「あなたのせいなんて思ってないわ。私が望んだことよ」
まどか「ごめんね…ごめんね……」
ギュッ
ほむら「謝ることなんかないわ。あなたを救えれば、私はそれだけでいいの」
まどか「ほむらちゃん……!」
ほむら「今回はみんなもいる。大丈夫、必ず勝つわ」
ほむら「まどかを救う。今度こそ、私の願いを叶えるわ」
700: 2012/04/09(月) 14:23:16.95 ID:/tV43lxD0
決戦日
マミ「遂にこの日来たわね」
さやか「まだ現れても無いのに凄い魔力……あしでもヤバイいってわかるよ」
杏子「ビビッてんなら帰ってもいいんだぜ?片思いの坊やの所にでも」
マミ「佐倉さん!そんな言い方」
さやか「いいんですよマミさん。こいつなりにあたしの心配してくれてるんですから」
杏子「し、心配なんかしてねーよ!」フンッ
さやか「でも、帰る気なんか無いよ。あたしは、アイツとその恋人を守らなきゃいけないんだから」
マミ「恋人…?」
さやか「あたしの親友です」
杏子「お前…まさか身を引いたとか言うんじゃないだろうな?」
さやか「結果的にはそうなるかな?」
杏子「なんでお前は…!」
さやか「あたし気付いたの。アイツのヴァイオリンが聴ければ、それだけで幸せだって。アイツの傍には、普通の女の子がいた方が良いって」
マミ「美樹さんは…それでいいの?」
さやか「スッキリ爽快大満足!…ってわけじゃないけど、あの二人が幸せならそれも良いかなって」
杏子「ホントに…救いようのねぇバカだよ」
さやか「ヒーローに伴侶は必要なし!あたしの嫁は世界平和なのだ!」
マミ「美樹さん…」
さやか「行こう。あたし達の街を守るために」
マミ「遂にこの日来たわね」
さやか「まだ現れても無いのに凄い魔力……あしでもヤバイいってわかるよ」
杏子「ビビッてんなら帰ってもいいんだぜ?片思いの坊やの所にでも」
マミ「佐倉さん!そんな言い方」
さやか「いいんですよマミさん。こいつなりにあたしの心配してくれてるんですから」
杏子「し、心配なんかしてねーよ!」フンッ
さやか「でも、帰る気なんか無いよ。あたしは、アイツとその恋人を守らなきゃいけないんだから」
マミ「恋人…?」
さやか「あたしの親友です」
杏子「お前…まさか身を引いたとか言うんじゃないだろうな?」
さやか「結果的にはそうなるかな?」
杏子「なんでお前は…!」
さやか「あたし気付いたの。アイツのヴァイオリンが聴ければ、それだけで幸せだって。アイツの傍には、普通の女の子がいた方が良いって」
マミ「美樹さんは…それでいいの?」
さやか「スッキリ爽快大満足!…ってわけじゃないけど、あの二人が幸せならそれも良いかなって」
杏子「ホントに…救いようのねぇバカだよ」
さやか「ヒーローに伴侶は必要なし!あたしの嫁は世界平和なのだ!」
マミ「美樹さん…」
さやか「行こう。あたし達の街を守るために」
701: 2012/04/09(月) 15:02:31.48 ID:/tV43lxD0
織莉子(準備はどう?)
ほむら(終わったわ。そっちは全員揃ったかしら?)
織莉子(もうすぐよ)
ほむら(それなら、作戦通りに)
織莉子(ええ。成功を祈ってるわ)
キリカ「どうだって?」
織莉子「終わったわ。あとは待つだけね」
キリカ「……勝てるよね?」
織莉子「弱気なんてあなたらしくないわね」
キリカ「一つ、告白するよ。私の秘密」
織莉子「何かしら」
キリカ「いつも明るくて陽気な呉キリカは、魔法少女の願いから生まれた。本当の呉キリカは、友達にも恋愛にも向き合えないいじけた子だなんだ」
織莉子「……どうして、今それを」
キリカ「もし氏んだら、キミに隠し事をしたままになっちゃうからね。今までごめん、私の嘘に付き合わせちゃって」
織莉子「……許さない」
キリカ「………」
織莉子「絶対に許さない。私を欺いた罪は必ず償ってもらう」
キリカ「どう償う…?」
織莉子「ずっと傍にいなさい。一生、永遠に私の傍に」
織莉子「勝手に氏ぬなんて…絶対に許さないわ……!」
キリカ「わかった。約束する」
キリカ「必ず生きて、キミの傍にいるよ」
ほむら(終わったわ。そっちは全員揃ったかしら?)
織莉子(もうすぐよ)
ほむら(それなら、作戦通りに)
織莉子(ええ。成功を祈ってるわ)
キリカ「どうだって?」
織莉子「終わったわ。あとは待つだけね」
キリカ「……勝てるよね?」
織莉子「弱気なんてあなたらしくないわね」
キリカ「一つ、告白するよ。私の秘密」
織莉子「何かしら」
キリカ「いつも明るくて陽気な呉キリカは、魔法少女の願いから生まれた。本当の呉キリカは、友達にも恋愛にも向き合えないいじけた子だなんだ」
織莉子「……どうして、今それを」
キリカ「もし氏んだら、キミに隠し事をしたままになっちゃうからね。今までごめん、私の嘘に付き合わせちゃって」
織莉子「……許さない」
キリカ「………」
織莉子「絶対に許さない。私を欺いた罪は必ず償ってもらう」
キリカ「どう償う…?」
織莉子「ずっと傍にいなさい。一生、永遠に私の傍に」
織莉子「勝手に氏ぬなんて…絶対に許さないわ……!」
キリカ「わかった。約束する」
キリカ「必ず生きて、キミの傍にいるよ」
702: 2012/04/09(月) 15:59:14.12 ID:/tV43lxD0
ゆま「キョーコまだかな」
詢子「こんなところで何してるんだ?」
タツヤ「なーしてる?」
ゆま「キョーコ待ってるの」
詢子「待ってるって…今からヤバい嵐が来るのに外にいたら危ねぇよ。この先に避難所があるから、そこで待った方がいいんじゃないの?」
ゆま「平気。ゆま強いもん」
詢子「なかなか良い根性だね。それなら、アタシもキョーコが来るのを待つかな」
タツヤ「たっくもー!」
ゆま「一人で大丈夫だよ?」
詢子「いいのさ。飲み物買ってくるけど、ココアでいいか?」
ゆま「うん」
詢子「タツヤ。ここで待ってるんだぞ」
タツヤ「あい!」
ゆま「ママのこと、好き?」
タツヤ「すきー」
ゆま「ふーん」
『お前が可愛くないからパパは帰ってこないんだよ』
『なんでお前なんか産んじゃったんだろうね』
『お前なんか何もできないんだよバカガキ!』
杏子『ありがとな。ゆま』
ゆま(寂しくない。キョーコがいるもん)
杏子(ゆま)
ゆま(キョーコ!)
杏子(もうすぐそっちに着くから、お前も向かってこい)
ゆま(わかった)
ゆま「ゆま、もう行くね」
タツヤ「ろこに?」
ゆま「キョーコのところ。バイバイ」シュタッ
タツヤ「ばいばーい」
詢子「買ってきたぞー。ってあれ?タツヤ、あの子は?」
タツヤ「とんでった」
詢子「ええ?」
詢子「こんなところで何してるんだ?」
タツヤ「なーしてる?」
ゆま「キョーコ待ってるの」
詢子「待ってるって…今からヤバい嵐が来るのに外にいたら危ねぇよ。この先に避難所があるから、そこで待った方がいいんじゃないの?」
ゆま「平気。ゆま強いもん」
詢子「なかなか良い根性だね。それなら、アタシもキョーコが来るのを待つかな」
タツヤ「たっくもー!」
ゆま「一人で大丈夫だよ?」
詢子「いいのさ。飲み物買ってくるけど、ココアでいいか?」
ゆま「うん」
詢子「タツヤ。ここで待ってるんだぞ」
タツヤ「あい!」
ゆま「ママのこと、好き?」
タツヤ「すきー」
ゆま「ふーん」
『お前が可愛くないからパパは帰ってこないんだよ』
『なんでお前なんか産んじゃったんだろうね』
『お前なんか何もできないんだよバカガキ!』
杏子『ありがとな。ゆま』
ゆま(寂しくない。キョーコがいるもん)
杏子(ゆま)
ゆま(キョーコ!)
杏子(もうすぐそっちに着くから、お前も向かってこい)
ゆま(わかった)
ゆま「ゆま、もう行くね」
タツヤ「ろこに?」
ゆま「キョーコのところ。バイバイ」シュタッ
タツヤ「ばいばーい」
詢子「買ってきたぞー。ってあれ?タツヤ、あの子は?」
タツヤ「とんでった」
詢子「ええ?」
716: 2012/04/10(火) 00:53:45.75 ID:gBItE4/G0
始めよう。一気にいくぞおおおお!!
717: 2012/04/10(火) 01:17:07.58 ID:gBItE4/G0
避難所
まどか「ほむらちゃん……」
QB「やあ、まどか」
まどか「QB…」
QB「みんなの戦いが心配かい?」
まどか「……うん」
QB「ここでボクと契約して魔法少女になれば、確実にワルプルギスの夜は倒せるよ」
まどか「ううん、私は魔法少女にはならない。みんなが必ず勝つから」
QB「どうしてそう言い切れるんだい?」
まどか「信じてるから。みんなを、ほむらちゃんを」
QB「他人を信じる。ボクには理解できないけど、それが君達人間の強さの一つなのは認めるよ。今のキミが契約しないのもわかってたからね」
まどか「それならどうして、私のところに来たの?」
QB「キミに教えようと思ってね。時間遡行者、暁美ほむらの最後の秘密とその末路を」
まどか「え…?」
ワルプルギスの夜出現ポイント
ほむら「……来る」
3
ほむら「今度こそ決着を付ける」ヘンシン
2
ほむら「みんなと未来と」
1
ほむら「まどかの未来を」
0
ほむら「救ってみせる!」
ゴォオオオオオオオ!!
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ!!!」
まどか「ほむらちゃん……」
QB「やあ、まどか」
まどか「QB…」
QB「みんなの戦いが心配かい?」
まどか「……うん」
QB「ここでボクと契約して魔法少女になれば、確実にワルプルギスの夜は倒せるよ」
まどか「ううん、私は魔法少女にはならない。みんなが必ず勝つから」
QB「どうしてそう言い切れるんだい?」
まどか「信じてるから。みんなを、ほむらちゃんを」
QB「他人を信じる。ボクには理解できないけど、それが君達人間の強さの一つなのは認めるよ。今のキミが契約しないのもわかってたからね」
まどか「それならどうして、私のところに来たの?」
QB「キミに教えようと思ってね。時間遡行者、暁美ほむらの最後の秘密とその末路を」
まどか「え…?」
ワルプルギスの夜出現ポイント
ほむら「……来る」
3
ほむら「今度こそ決着を付ける」ヘンシン
2
ほむら「みんなと未来と」
1
ほむら「まどかの未来を」
0
ほむら「救ってみせる!」
ゴォオオオオオオオ!!
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ!!!」
718: 2012/04/10(火) 01:42:45.75 ID:gBItE4/G0
集合場所 街外れの港
さやか「え!?な、なんであそこにワルプルギスが!?」
マミ「どうなってるの!?」
織莉子「問題ないわ。出現ポイントはあそこよ」
杏子「テメェ!騙したのか!」
織莉子「静かに、始まるわ」
バアアアアアン!!
ゆま「わあ!?」
さやか「ば、爆発!?」
キリカ「始まったね」
杏子「あのトラック……ワルプルギスに突っ込むぞ!」
ドドーン!
ザバァ!
さやか「こ、今度はミサイル!?」
ドドドドドドド!!!
マミ「ミサイルで…!」
杏子「ワルプルギスがこっちに…!」
さやか「ぶっ飛んできたああああああ!?」
ズドォオオオオオン!!
シュタッ
ほむら「街外れへの誘導」
織莉子「成功ね」
さやか「え!?な、なんであそこにワルプルギスが!?」
マミ「どうなってるの!?」
織莉子「問題ないわ。出現ポイントはあそこよ」
杏子「テメェ!騙したのか!」
織莉子「静かに、始まるわ」
バアアアアアン!!
ゆま「わあ!?」
さやか「ば、爆発!?」
キリカ「始まったね」
杏子「あのトラック……ワルプルギスに突っ込むぞ!」
ドドーン!
ザバァ!
さやか「こ、今度はミサイル!?」
ドドドドドドド!!!
マミ「ミサイルで…!」
杏子「ワルプルギスがこっちに…!」
さやか「ぶっ飛んできたああああああ!?」
ズドォオオオオオン!!
シュタッ
ほむら「街外れへの誘導」
織莉子「成功ね」
719: 2012/04/10(火) 02:03:07.02 ID:gBItE4/G0
さやか・杏子「ほむらぁああああああああ!!!」
ほむら「どうしたの?」
さやか「どうしたのじゃない!何なのさ今の!」
ほむら「近くの自衛隊から借りたものよ。少しでも避難所から離れさせるために使わせてもらったの」
杏子「それならそうと前もって言え!心臓が止まりかけたじゃねーか!」
ほむら「織莉子から聞いてないの?」
織莉子「必要ないと思って黙ってたわ」
キリカ「私は知ってたけどね」
さやか・杏子「お前ら…」ジャキ
マミ「落ち着いて二人とも!」
ガラッ
ほむら「遊びはそこまでよ」
バアアン!
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ!!」
さやか「うそ…無傷…!?」
杏子「なんて奴だ…!」
マミ「最初から全力でいくわよ!」
ゆま「うん!」
織莉子「常に私の声に耳を傾けて!攻撃のタイミングを教えるわ!」
キリカ「りょーかい!」
ほむら「はあああ!!」
ほむら「どうしたの?」
さやか「どうしたのじゃない!何なのさ今の!」
ほむら「近くの自衛隊から借りたものよ。少しでも避難所から離れさせるために使わせてもらったの」
杏子「それならそうと前もって言え!心臓が止まりかけたじゃねーか!」
ほむら「織莉子から聞いてないの?」
織莉子「必要ないと思って黙ってたわ」
キリカ「私は知ってたけどね」
さやか・杏子「お前ら…」ジャキ
マミ「落ち着いて二人とも!」
ガラッ
ほむら「遊びはそこまでよ」
バアアン!
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ!!」
さやか「うそ…無傷…!?」
杏子「なんて奴だ…!」
マミ「最初から全力でいくわよ!」
ゆま「うん!」
織莉子「常に私の声に耳を傾けて!攻撃のタイミングを教えるわ!」
キリカ「りょーかい!」
ほむら「はあああ!!」
720: 2012/04/10(火) 03:49:20.55 ID:gBItE4/G0
ズズズ……
シモテ「キャハハ」
ソデ「ウフフフ」
カミテ「キヒヒヒ」
杏子「なんだこいつら!」
マミ「魔法少女…!?」
ほむら「ヤツの使い魔よ!気をつけて!」
シモテ「キャハハ!」ドドド!
マミ「くっ!なんて弾幕なの!」
ソデ「ウフフフ」パアアア
キリカ「倍速魔法…!私と反対の魔法か!」
シモテ「キヒヒヒ!」シュッ!シュッ!
さやか「こいつ、ほむらと同じ肉弾攻撃を…!」
ほむら(―時間停止!)
カチッ
ドッ!ドッ!ドッ!
ほむら(―解除)
カチッ
シモテ「キャハ!?」
ソデ「ウフ!?」
カミテ「キヒ!?」
さやか「え…いきなりぶっ飛んだ」
杏子「ほむらのヤツ、時間を止めやがったな」
ほむら「こいつらは倒してもすぐに復活するわ!極力避けてワルプルギス本体を!」
マミ「ええ!ティロ・フィナーレ!」ドーン!
さやか「いっけええええ!」カシュン!
杏子「おらあああああ!」ブォン!
ドドドドドドドドド!!!
シュタ!
ほむら「うりゃぁあああああああああ!!!」
ドン!!
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ!」
杏子「チッ!全然効いてね!」
さやか「まだまだぁ!」
ゆま「ええーい!」
シモテ「キャハハ」
ソデ「ウフフフ」
カミテ「キヒヒヒ」
杏子「なんだこいつら!」
マミ「魔法少女…!?」
ほむら「ヤツの使い魔よ!気をつけて!」
シモテ「キャハハ!」ドドド!
マミ「くっ!なんて弾幕なの!」
ソデ「ウフフフ」パアアア
キリカ「倍速魔法…!私と反対の魔法か!」
シモテ「キヒヒヒ!」シュッ!シュッ!
さやか「こいつ、ほむらと同じ肉弾攻撃を…!」
ほむら(―時間停止!)
カチッ
ドッ!ドッ!ドッ!
ほむら(―解除)
カチッ
シモテ「キャハ!?」
ソデ「ウフ!?」
カミテ「キヒ!?」
さやか「え…いきなりぶっ飛んだ」
杏子「ほむらのヤツ、時間を止めやがったな」
ほむら「こいつらは倒してもすぐに復活するわ!極力避けてワルプルギス本体を!」
マミ「ええ!ティロ・フィナーレ!」ドーン!
さやか「いっけええええ!」カシュン!
杏子「おらあああああ!」ブォン!
ドドドドドドドドド!!!
シュタ!
ほむら「うりゃぁあああああああああ!!!」
ドン!!
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ!」
杏子「チッ!全然効いてね!」
さやか「まだまだぁ!」
ゆま「ええーい!」
721: 2012/04/10(火) 04:27:48.82 ID:gBItE4/G0
ワルプルギスの夜「キャハハハハ!」
織莉子「まずい…!来るわ!火炎魔法よ!」
ゴォオオ!!
さやか「でかい…!」
杏子「避け切れねぇぞ!」
キリカ(速度低下!)
ゴォオ…オオ…!
キリカ「今だ!散れ!」
ババッ!
マミ「ナイスよ!呉さん!」
キリカ「今度ケーキでも奢ってね!」
杏子「そん時はアタシも呼べよな!」
ゆま「ゆまもね!」
さやか「無駄話してる場合かー!」
ほむら「攻撃範囲が広いわ!みんなは二人一組で散らばって!」
マミ「暁美さんはどうするの!?」
ほむら「時間操作があるから大丈夫!さあ早く!」
タッタッタッタ!
まどか「はぁ…!はぁ…!」
ドドドーン!
まどか(あっちだ。お願い、間に合って!)
織莉子「まずい…!来るわ!火炎魔法よ!」
ゴォオオ!!
さやか「でかい…!」
杏子「避け切れねぇぞ!」
キリカ(速度低下!)
ゴォオ…オオ…!
キリカ「今だ!散れ!」
ババッ!
マミ「ナイスよ!呉さん!」
キリカ「今度ケーキでも奢ってね!」
杏子「そん時はアタシも呼べよな!」
ゆま「ゆまもね!」
さやか「無駄話してる場合かー!」
ほむら「攻撃範囲が広いわ!みんなは二人一組で散らばって!」
マミ「暁美さんはどうするの!?」
ほむら「時間操作があるから大丈夫!さあ早く!」
タッタッタッタ!
まどか「はぁ…!はぁ…!」
ドドドーン!
まどか(あっちだ。お願い、間に合って!)
722: 2012/04/10(火) 04:46:51.14 ID:gBItE4/G0
ズドオオオン!!
マミ「きゃあああ!」
ほむら「マミ!」
杏子「ゆま!マミに治癒魔法を!」
ゆま「うん!」パァアアア
マミ「ありがとう。でも、まずいわね……」
さやか「街まで押し切られた…この先には避難所があるのに…」
織莉子「ダメージは蓄積されてる。けど、決め手となる攻撃がない」
キリカ「グリーフシードも少ない。このままじゃ、魔力も底を尽きる」
ほむら「……ここまでね」
マミ「暁美さん!?」
さやか「ほむら…あんた諦めるの……!?」
織莉子「………」
ほむら「いいえ。そういう意味じゃないわ」
杏子「過去に戻る気か…」
ほむら「それもハズレ」
さやか「じゃあ何なのさ!」
ほむら「みんなと戦うのが、ここまでってことよ」
杏子「どういう、ことだ…?」
ほむら「みんながいなければ、きっとここまで来れなかった」
マミ「暁美さん…何をするつもりなの」
ほむら「まどかには、私は街を去ったって言っといて。あの子には、幸せでいて欲しいの」
さやか「ほむら!」
ほむら「ありがとう。元気でね」
マミ「きゃあああ!」
ほむら「マミ!」
杏子「ゆま!マミに治癒魔法を!」
ゆま「うん!」パァアアア
マミ「ありがとう。でも、まずいわね……」
さやか「街まで押し切られた…この先には避難所があるのに…」
織莉子「ダメージは蓄積されてる。けど、決め手となる攻撃がない」
キリカ「グリーフシードも少ない。このままじゃ、魔力も底を尽きる」
ほむら「……ここまでね」
マミ「暁美さん!?」
さやか「ほむら…あんた諦めるの……!?」
織莉子「………」
ほむら「いいえ。そういう意味じゃないわ」
杏子「過去に戻る気か…」
ほむら「それもハズレ」
さやか「じゃあ何なのさ!」
ほむら「みんなと戦うのが、ここまでってことよ」
杏子「どういう、ことだ…?」
ほむら「みんながいなければ、きっとここまで来れなかった」
マミ「暁美さん…何をするつもりなの」
ほむら「まどかには、私は街を去ったって言っといて。あの子には、幸せでいて欲しいの」
さやか「ほむら!」
ほむら「ありがとう。元気でね」
733: 2012/04/11(水) 01:23:11.94 ID:Iv1OYbfe0
シュタ!
マミ「待って!暁美さん!」
ザッ
織莉子「待つのはあなた達よ」
さやか「あんた達…どういうつもりよ」
キリカ「ほむらとの約束だ。ここから先は彼女だけを戦わせる」
ゆま「ダメ!そんなの氏んじゃうよ!」
杏子「退きやがれ!アイツを氏なせるつもりか!?」
織莉子「……ええ。そうよ」
マミ「なんですって…!?」
織莉子「彼女の命と引き換えにワルプルギスの夜は倒される」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ!!」
ほむら「行かせない…!」
ズォオオオ…!
ほむら「ぐっ……最初から、全開よ……」
グッ
ほむら「喰らいなさい!!」
マミ「待って!暁美さん!」
ザッ
織莉子「待つのはあなた達よ」
さやか「あんた達…どういうつもりよ」
キリカ「ほむらとの約束だ。ここから先は彼女だけを戦わせる」
ゆま「ダメ!そんなの氏んじゃうよ!」
杏子「退きやがれ!アイツを氏なせるつもりか!?」
織莉子「……ええ。そうよ」
マミ「なんですって…!?」
織莉子「彼女の命と引き換えにワルプルギスの夜は倒される」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ!!」
ほむら「行かせない…!」
ズォオオオ…!
ほむら「ぐっ……最初から、全開よ……」
グッ
ほむら「喰らいなさい!!」
734: 2012/04/11(水) 02:54:03.50 ID:Iv1OYbfe0
織莉子「見えるかしら。ワルプルギスの夜と戦う、紫黒色の光……暁美ほむらの、命の灯火が」
さやか「どういう意味だよ……」
織莉子「あの光は全て彼女の魔力。鎧の様に纏いことで、肉弾攻撃を魔法攻撃として相手に与えているの」
杏子「そうじゃねぇ!あの光がほむらの命ってのどういう意味だって聞いてんだ!」
キリカ「あれはただの魔力じゃないんだ。ソウルジェムの中にある魂を、魔力に変えてるのさ」
織莉子「ただ魔力を使うだけでは、ソウルジェムは濁りやがて魔女になる。それを防ぐ為に彼女は希望も絶望も残らない、魂を燃やし戦う方法を見つけた」
マミ「そんな……!」
さやか「燃え尽きたら、ほむらはどうなるの……?」
織莉子「氏ぬわ」
杏子「バカ…野郎…!」
さやか「あんた達、知っててどうして止めなかったの!」
織莉子「この作戦を決めたのが、他でもない彼女だからよ」
マミ「止めないと!」
ドオオオオオン!!
ゆま「キョーコ、あれ!」
杏子「ワルプルギスが……地面に叩き付けられた……」
さやか「ほむらが……押してる…?」
ズォ…オォオ…!
ほむら「まだよ……まだ、燃え尽きないで……あいつを…倒すまで!」
ガラァ!!
ワルプルギスの夜「アハハハ……ハハハ…!」
ほむら「あああああああああ!!」
ズドン!!
ワルプルギスの夜「アハ…ハ、ハ…」
ほむら「はああああ!」
ギュオ! ドスッ!
ほむら「か、はっ…!」メリッ
ドサッ
ほむら「はぁ……はぁ……まど…かぁ……」
さやか「どういう意味だよ……」
織莉子「あの光は全て彼女の魔力。鎧の様に纏いことで、肉弾攻撃を魔法攻撃として相手に与えているの」
杏子「そうじゃねぇ!あの光がほむらの命ってのどういう意味だって聞いてんだ!」
キリカ「あれはただの魔力じゃないんだ。ソウルジェムの中にある魂を、魔力に変えてるのさ」
織莉子「ただ魔力を使うだけでは、ソウルジェムは濁りやがて魔女になる。それを防ぐ為に彼女は希望も絶望も残らない、魂を燃やし戦う方法を見つけた」
マミ「そんな……!」
さやか「燃え尽きたら、ほむらはどうなるの……?」
織莉子「氏ぬわ」
杏子「バカ…野郎…!」
さやか「あんた達、知っててどうして止めなかったの!」
織莉子「この作戦を決めたのが、他でもない彼女だからよ」
マミ「止めないと!」
ドオオオオオン!!
ゆま「キョーコ、あれ!」
杏子「ワルプルギスが……地面に叩き付けられた……」
さやか「ほむらが……押してる…?」
ズォ…オォオ…!
ほむら「まだよ……まだ、燃え尽きないで……あいつを…倒すまで!」
ガラァ!!
ワルプルギスの夜「アハハハ……ハハハ…!」
ほむら「あああああああああ!!」
ズドン!!
ワルプルギスの夜「アハ…ハ、ハ…」
ほむら「はああああ!」
ギュオ! ドスッ!
ほむら「か、はっ…!」メリッ
ドサッ
ほむら「はぁ……はぁ……まど…かぁ……」
735: 2012/04/11(水) 03:22:55.45 ID:Iv1OYbfe0
ほむら(限界…ね……でも)
ワルプルギスの夜「アハ…ハ……」
ほむら「お前も、そうみたいね…」ググッ…!
ズォ…オォ…オオオオオオオオオオオオオオオオ!!
ほむら「私の全て、あなたにあげるわ」
ドン!!!
ワルプルギスの夜「ア……ハ…」
―サァアアア
ほむら「まどか……みんな……終わった……よ…」
ドサッ
ほむら(ごめん…疲れちゃった………ちょっとだけ、眠るね……)
シュゥウウウ……
マミ「暁美さん!起きて!起きなさい!」
さやか「起きろってば!ねぇ!」
杏子「よせ、二人とも」
さやか「そうだ!あたしとゆまの二人で治癒魔法を掛ければ…!」
杏子「もう、手遅れだ」
さやか「うるさい!やってみなきゃわからないでしょ!」
杏子「ほむらのソウルジェムを見ろ!透明だ!コイツの魂はないんだよ!」
ワルプルギスの夜「アハ…ハ……」
ほむら「お前も、そうみたいね…」ググッ…!
ズォ…オォ…オオオオオオオオオオオオオオオオ!!
ほむら「私の全て、あなたにあげるわ」
ドン!!!
ワルプルギスの夜「ア……ハ…」
―サァアアア
ほむら「まどか……みんな……終わった……よ…」
ドサッ
ほむら(ごめん…疲れちゃった………ちょっとだけ、眠るね……)
シュゥウウウ……
マミ「暁美さん!起きて!起きなさい!」
さやか「起きろってば!ねぇ!」
杏子「よせ、二人とも」
さやか「そうだ!あたしとゆまの二人で治癒魔法を掛ければ…!」
杏子「もう、手遅れだ」
さやか「うるさい!やってみなきゃわからないでしょ!」
杏子「ほむらのソウルジェムを見ろ!透明だ!コイツの魂はないんだよ!」
736: 2012/04/11(水) 03:50:52.70 ID:Iv1OYbfe0
杏子「どうやっても…生き返らないんだよ……!」
マミ「暁美さん…いやだよ……目を開けてよぉ……」
ゆま「ほむら…ひっく……お姉ちゃん…」
織莉子「これでいいのよ。彼女の望みは、これで叶った」
さやか「何だよそれ……ふざけんな!」ガバッ!
さやか「こんなのが…こんなのがほむらが望んだ結末だって言うの!?」
織莉子「離して」
さやか「あんた達が無理にでも止めてればほむらは氏なずに済んだ!あんた達のせいだ!」
杏子「やめろさやか!」
さやか「離して!ほむらが…ほむらがぁ……」
杏子「ちくしょう……」
織莉子「……」
キリカ「織莉子……」
織莉子「大丈夫。気にしていないわ」
キリカ「でも、涙が…」
織莉子「あなたも、出ているわよ」
キリカ「え?あ…っ」
織莉子「間違っていなかった。これで良かったの」
織莉子「良かった…筈なのに……!」
キリカ「キミのせいじゃない……誰のせいでもないんだ……」
まどか「ほむら…ちゃん……」
マミ「暁美さん…いやだよ……目を開けてよぉ……」
ゆま「ほむら…ひっく……お姉ちゃん…」
織莉子「これでいいのよ。彼女の望みは、これで叶った」
さやか「何だよそれ……ふざけんな!」ガバッ!
さやか「こんなのが…こんなのがほむらが望んだ結末だって言うの!?」
織莉子「離して」
さやか「あんた達が無理にでも止めてればほむらは氏なずに済んだ!あんた達のせいだ!」
杏子「やめろさやか!」
さやか「離して!ほむらが…ほむらがぁ……」
杏子「ちくしょう……」
織莉子「……」
キリカ「織莉子……」
織莉子「大丈夫。気にしていないわ」
キリカ「でも、涙が…」
織莉子「あなたも、出ているわよ」
キリカ「え?あ…っ」
織莉子「間違っていなかった。これで良かったの」
織莉子「良かった…筈なのに……!」
キリカ「キミのせいじゃない……誰のせいでもないんだ……」
まどか「ほむら…ちゃん……」
737: 2012/04/11(水) 04:14:35.28 ID:Iv1OYbfe0
さやか「まどか……」
まどか「うぁ…うぁあああっ!」
まどか「どうして……氏んじゃうってわかってたのに…」
マミ「鹿目さん……」
まどか「私なんか助けるより…あなたに生きていて欲しかったのに……!」
QB「その言葉は本当かい?」
織莉子「QB…!」
QB「鹿目まどか。その祈りの為にキミは魂を掛けられるかい?」
さやか「この期に及んで…!」
杏子「聞くなまどか!ほむらの願いを守り通せ!」
QB「暁美ほむらの願いか。残念だけど、それは守り通せそうにないね」
キリカ「どういう意味さ」
QB「まだ気付かないのかい?自分達と周りの異変に」
……ォオオ
キリカ「な、なんだ…!?」
織莉子「そんな……どうして…!?」
ォオオオオオ
ゆま「キョーコ……これって…」
杏子「どうなってんだ…!?」
ゴォオオオオオ!!!
さやか「何でよ…何でなのよ!?」
マミ「うそ…でしょ…?」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハ!!!」
まどか「うぁ…うぁあああっ!」
まどか「どうして……氏んじゃうってわかってたのに…」
マミ「鹿目さん……」
まどか「私なんか助けるより…あなたに生きていて欲しかったのに……!」
QB「その言葉は本当かい?」
織莉子「QB…!」
QB「鹿目まどか。その祈りの為にキミは魂を掛けられるかい?」
さやか「この期に及んで…!」
杏子「聞くなまどか!ほむらの願いを守り通せ!」
QB「暁美ほむらの願いか。残念だけど、それは守り通せそうにないね」
キリカ「どういう意味さ」
QB「まだ気付かないのかい?自分達と周りの異変に」
……ォオオ
キリカ「な、なんだ…!?」
織莉子「そんな……どうして…!?」
ォオオオオオ
ゆま「キョーコ……これって…」
杏子「どうなってんだ…!?」
ゴォオオオオオ!!!
さやか「何でよ…何でなのよ!?」
マミ「うそ…でしょ…?」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハ!!!」
750: 2012/04/11(水) 15:42:45.03 ID:Dwxfgt5n0
マミ「どうして…暁美さんが倒した筈じゃ」
QB「簡単なことだよ。ワルプルギスの夜のグリーフシードが孵化に必要な穢れを溜めきり、新たに誕生した」
杏子「おい待て、使うどころか…そもそもアタシ達はグリーフシードを回収すらしてなかったぞ!」
QB「極稀なことだけど、グリーフシードが勝手に穢れを吸収したのさ。その証拠に、キミ達のソウルジェムは濁りが無いだろ?」
さやか「ホントだ……ソウルジェム、綺麗になってる……」
QB「魂を燃やすことで手に入れた力でワルプルギスの夜を倒し、なおかつ魔女の呪いごと燃やし尽くし魔女になるのを防ぐ。そこまでは良かったけど、暁美ほむらはこの事態は予測できなかったみたいだ」
織莉子「無駄氏にと言いたいの…」
QB「いや、寧ろお手柄だ。暁美ほむらを失った今、ワルプルギスの夜を倒せる方法はただ一つ」
杏子「うるせぇ!必要ない!」
さやか「今度こそ、あたし達でアイツを倒す!」
QB「それは無理だ。ソウルジェムが全快でも、キミ達にワルプルギスの夜は倒せない。それこそ無駄氏にだ」
マミ「だからって、引く訳にはいかないわ」
ゆま「負けないよ!」
織莉子「昏い未来しか視えないのなら、陽を灯すまでよ」
キリカ「そーいうことだ」
さやか「いくぞ!」
まどか「待ってみんな!」
まどか「私、QBと契約する」
QB「簡単なことだよ。ワルプルギスの夜のグリーフシードが孵化に必要な穢れを溜めきり、新たに誕生した」
杏子「おい待て、使うどころか…そもそもアタシ達はグリーフシードを回収すらしてなかったぞ!」
QB「極稀なことだけど、グリーフシードが勝手に穢れを吸収したのさ。その証拠に、キミ達のソウルジェムは濁りが無いだろ?」
さやか「ホントだ……ソウルジェム、綺麗になってる……」
QB「魂を燃やすことで手に入れた力でワルプルギスの夜を倒し、なおかつ魔女の呪いごと燃やし尽くし魔女になるのを防ぐ。そこまでは良かったけど、暁美ほむらはこの事態は予測できなかったみたいだ」
織莉子「無駄氏にと言いたいの…」
QB「いや、寧ろお手柄だ。暁美ほむらを失った今、ワルプルギスの夜を倒せる方法はただ一つ」
杏子「うるせぇ!必要ない!」
さやか「今度こそ、あたし達でアイツを倒す!」
QB「それは無理だ。ソウルジェムが全快でも、キミ達にワルプルギスの夜は倒せない。それこそ無駄氏にだ」
マミ「だからって、引く訳にはいかないわ」
ゆま「負けないよ!」
織莉子「昏い未来しか視えないのなら、陽を灯すまでよ」
キリカ「そーいうことだ」
さやか「いくぞ!」
まどか「待ってみんな!」
まどか「私、QBと契約する」
751: 2012/04/11(水) 17:22:31.40 ID:Dwxfgt5n0
まどか「ほむらちゃんが護ったもの、今度は私が護る。私の力は全部ほむらちゃんがくれたものだから」
さやか「まどか…あんた…!」
織莉子「彼女の願いの対象であるあなたは、束ねられた数多の平行世界の運命を背負い因果の特異点となった」
キリカ「皮肉にも、ほむらが頑張った分、キミの因果はより強くなっていった」
まどか「私の為にほむらちゃんは沢山傷ついた。だから今度は、私がほむらちゃんを助ける番なの」
杏子「だったら魔法少女なんかになるな!それがほむらの救いだ!」
まどか「ううん、違う。そんなの救いじゃない」
マミ「鹿目さん…」
まどか「希望を懐いて、信じて、絶望に負けずに戦ってきた人が幸せに救われないなんて間違ってる」
ゆま「まどかお姉ちゃん……」
織莉子「あなたが魔女になったら、どうなるかは知っているわね」
まどか「……QBから聞きました。ワルプルギスを超える魔女になるって」
織莉子「その時は世界を終わる。あなたの独善でみんなが氏ぬ。それでも、契約を交わすのね」
まどか「はい」
織莉子「……いきなさい。もう止めないわ」
キリカ「織莉子…」
織莉子「その代わりに約束して。必ず、みんなを救うと」
まどか「約束します」
さやか「まどか……」
まどか「信じて。私と、ほむらちゃんの頑張りを」
QB「さあ、鹿目まどか。魂を対価に、キミは何を希う?」
まどか「私の希いは」
さやか「まどか…あんた…!」
織莉子「彼女の願いの対象であるあなたは、束ねられた数多の平行世界の運命を背負い因果の特異点となった」
キリカ「皮肉にも、ほむらが頑張った分、キミの因果はより強くなっていった」
まどか「私の為にほむらちゃんは沢山傷ついた。だから今度は、私がほむらちゃんを助ける番なの」
杏子「だったら魔法少女なんかになるな!それがほむらの救いだ!」
まどか「ううん、違う。そんなの救いじゃない」
マミ「鹿目さん…」
まどか「希望を懐いて、信じて、絶望に負けずに戦ってきた人が幸せに救われないなんて間違ってる」
ゆま「まどかお姉ちゃん……」
織莉子「あなたが魔女になったら、どうなるかは知っているわね」
まどか「……QBから聞きました。ワルプルギスを超える魔女になるって」
織莉子「その時は世界を終わる。あなたの独善でみんなが氏ぬ。それでも、契約を交わすのね」
まどか「はい」
織莉子「……いきなさい。もう止めないわ」
キリカ「織莉子…」
織莉子「その代わりに約束して。必ず、みんなを救うと」
まどか「約束します」
さやか「まどか……」
まどか「信じて。私と、ほむらちゃんの頑張りを」
QB「さあ、鹿目まどか。魂を対価に、キミは何を希う?」
まどか「私の希いは」
756: 2012/04/11(水) 17:59:38.47 ID:Dwxfgt5n0
まどか「全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙……過去と未来の全ての魔女を」
まどか「私の手と!ほむらちゃんの拳で!」
パァアアアアアア!!
さやか「ほむらのソウルジェムが…!」
QB「その祈りは…そんな祈りが叶うとするなら、それは時間干渉なんてレベルじゃない!因果律そのものに対する反逆だ!まさか…キミは本当に神なるつもりなのか…!?」
まどか「言ったでしょ?みんなを救うって。その為なら神様でもなんでもいい。希望を信じてきたみんなを泣かせたくない。最後まで笑顔でいて欲しい」
まどか「それを邪魔するルールなんて…私達が壊してやる!変えてやる!」
フワッ
マミ「暁美さんの身体が…」
杏子「まどかの所に…」
まどか「さあ叶えてよ!インキュベーター!」
パシュウウウウウウ!!!
マミ「あれが鹿目さんの、魔法少女の姿…」
さやか「あの時書いてた衣装のまんまじゃん」
杏子「でも、何だか見慣れた感じがするな」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「まど…か…」
まどか「ごめんね。約束、破っちゃった」
ほむら「……いいのよ。全部、見ていたわ」
まどか「うん。じゃあ、行こうか」
ほむら「ええ」
まどか「私の手と!ほむらちゃんの拳で!」
パァアアアアアア!!
さやか「ほむらのソウルジェムが…!」
QB「その祈りは…そんな祈りが叶うとするなら、それは時間干渉なんてレベルじゃない!因果律そのものに対する反逆だ!まさか…キミは本当に神なるつもりなのか…!?」
まどか「言ったでしょ?みんなを救うって。その為なら神様でもなんでもいい。希望を信じてきたみんなを泣かせたくない。最後まで笑顔でいて欲しい」
まどか「それを邪魔するルールなんて…私達が壊してやる!変えてやる!」
フワッ
マミ「暁美さんの身体が…」
杏子「まどかの所に…」
まどか「さあ叶えてよ!インキュベーター!」
パシュウウウウウウ!!!
マミ「あれが鹿目さんの、魔法少女の姿…」
さやか「あの時書いてた衣装のまんまじゃん」
杏子「でも、何だか見慣れた感じがするな」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「まど…か…」
まどか「ごめんね。約束、破っちゃった」
ほむら「……いいのよ。全部、見ていたわ」
まどか「うん。じゃあ、行こうか」
ほむら「ええ」
758: 2012/04/11(水) 18:44:05.57 ID:Dwxfgt5n0
パアアアアアア!!
さやか「なにが起きてるの」
マミ「全ての宇宙、全ての時間軸、全ての平行世界のグリーフシードが、二人に浄化されてるのよ」
キリカ「こうなるって、知ってたの?」
織莉子「いいえ。ただ、あの二人を信じただけよ」
ゆま「綺麗だね」
杏子「ああ。綺麗で優しい光だ」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハ!」
まどか「もういいんだよ」
ほむら「そんな姿になる前に、私達が受け止めてあげるから」
まどか・ほむら「あなたはもう、誰も呪わなくていいんだよ」
パアアアアアアアア!!
ほむら(ここは……?)
QB(新しい法則に基づいて、宇宙が再構成されているのさ)
ゴォオオオオオオオ!!
QB(あれが何だか解るかい?ひとつの宇宙を創るに等しい希望は、ひとつの宇宙を終わらせる絶望をもたらす。その絶望があれだ)
ほむら(終わるのね……全てが)
QB(当然の結果さ)
ほむら(ええ…でも)
まどか(大丈夫だよ)
まどか(私の願いは、全ての魔女を消し去ること)
ほむら(本当にその願いが叶ったんだとしたら)
バサァ―!
私達も、絶望する必要なんて―無い!!!
さやか「なにが起きてるの」
マミ「全ての宇宙、全ての時間軸、全ての平行世界のグリーフシードが、二人に浄化されてるのよ」
キリカ「こうなるって、知ってたの?」
織莉子「いいえ。ただ、あの二人を信じただけよ」
ゆま「綺麗だね」
杏子「ああ。綺麗で優しい光だ」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハ!」
まどか「もういいんだよ」
ほむら「そんな姿になる前に、私達が受け止めてあげるから」
まどか・ほむら「あなたはもう、誰も呪わなくていいんだよ」
パアアアアアアアア!!
ほむら(ここは……?)
QB(新しい法則に基づいて、宇宙が再構成されているのさ)
ゴォオオオオオオオ!!
QB(あれが何だか解るかい?ひとつの宇宙を創るに等しい希望は、ひとつの宇宙を終わらせる絶望をもたらす。その絶望があれだ)
ほむら(終わるのね……全てが)
QB(当然の結果さ)
ほむら(ええ…でも)
まどか(大丈夫だよ)
まどか(私の願いは、全ての魔女を消し去ること)
ほむら(本当にその願いが叶ったんだとしたら)
バサァ―!
私達も、絶望する必要なんて―無い!!!
759: 2012/04/11(水) 19:06:06.87 ID:Dwxfgt5n0
パシュウ!
ドン!
ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
ほむら「終わったわね」
まどか「うん」
ほむら「フフッ」
まどか「どうしたの?」
ほむら「さっきのまどかの姿、とっても綺麗だったわよ」
まどか「ええ!?」
ほむら「純白の翼と衣装。髪も長くなって、女神様みたいだったわ」
まどか「ほ、ほむらちゃんだって黒い翼が生えてとってもカッコ良かったよ!」
ほむら「あら?私が魔王みたいだって言いたいの?」
まどか「ち、違うよ~!」
ほむら「冗談よ。ありがとう」
まどか「……こっちこそありがとう。ずっと私の為に戦ってくれて」
ほむら「まどか……」
まどか「今の私は、過去と未来全ての宇宙が視えるの。だからほむらちゃんが私の為に頑張ったこと、全部わかったよ」
まどか「何度も泣いて、傷だらけになりながらそれでも私の為に戦い続けた」
ほむら「まどかぁ……」
まどか「こんなにも大切で強い友達が、私にはいたんだね」
ギュッ
まどか「今の私になったから、本当のあなたを知ることが出来た。ずっと気づいてあげられなくてごめんね」
ほむら「まどか…まどか!」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん」
まどか「私の最強の友達」
ドン!
ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
ほむら「終わったわね」
まどか「うん」
ほむら「フフッ」
まどか「どうしたの?」
ほむら「さっきのまどかの姿、とっても綺麗だったわよ」
まどか「ええ!?」
ほむら「純白の翼と衣装。髪も長くなって、女神様みたいだったわ」
まどか「ほ、ほむらちゃんだって黒い翼が生えてとってもカッコ良かったよ!」
ほむら「あら?私が魔王みたいだって言いたいの?」
まどか「ち、違うよ~!」
ほむら「冗談よ。ありがとう」
まどか「……こっちこそありがとう。ずっと私の為に戦ってくれて」
ほむら「まどか……」
まどか「今の私は、過去と未来全ての宇宙が視えるの。だからほむらちゃんが私の為に頑張ったこと、全部わかったよ」
まどか「何度も泣いて、傷だらけになりながらそれでも私の為に戦い続けた」
ほむら「まどかぁ……」
まどか「こんなにも大切で強い友達が、私にはいたんだね」
ギュッ
まどか「今の私になったから、本当のあなたを知ることが出来た。ずっと気づいてあげられなくてごめんね」
ほむら「まどか…まどか!」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん」
まどか「私の最強の友達」
766: 2012/04/11(水) 20:18:29.31 ID:Dwxfgt5n0
ほむら「最強ってあなた…」
まどか「本当のことだもん」ティヒヒヒ
ほむら「もう…」
まどか「………そろそろお別れだね」
ほむら「え…?」
フワッ
ほむら「な、なに…まどか?」
まどか「ほむらちゃんはもう戻らなきゃ。ここには、私だけ残れば大丈夫だから」
ほむら「そんな…!」
まどか「向こうに戻ったら、みんなと幸せにね」
ほむら「嫌!せっかくあなたを救えたのに…!」
まどか「ほむらちゃん。大好きだよ」
ほむら「待って…!」
まどか「ごめんね。さようなら」
ほむら「まどかああああああああああああああああああああ!!!」
さやか「ほむら……ほむら!」
ほむら「……ん」
さやか「良かった!もう、心配させないでよ」
ほむら「さやか…ここは…?」
マミ「覚えてないの?魔獣にやられて気を失ってたのよ」
ほむら「魔獣…?」
杏子「おいおい、本当に大丈夫か?」
ほむら(……そっか。ここは新しく創られた世界なんだ)
まどか「本当のことだもん」ティヒヒヒ
ほむら「もう…」
まどか「………そろそろお別れだね」
ほむら「え…?」
フワッ
ほむら「な、なに…まどか?」
まどか「ほむらちゃんはもう戻らなきゃ。ここには、私だけ残れば大丈夫だから」
ほむら「そんな…!」
まどか「向こうに戻ったら、みんなと幸せにね」
ほむら「嫌!せっかくあなたを救えたのに…!」
まどか「ほむらちゃん。大好きだよ」
ほむら「待って…!」
まどか「ごめんね。さようなら」
ほむら「まどかああああああああああああああああああああ!!!」
さやか「ほむら……ほむら!」
ほむら「……ん」
さやか「良かった!もう、心配させないでよ」
ほむら「さやか…ここは…?」
マミ「覚えてないの?魔獣にやられて気を失ってたのよ」
ほむら「魔獣…?」
杏子「おいおい、本当に大丈夫か?」
ほむら(……そっか。ここは新しく創られた世界なんだ)
778: 2012/04/12(木) 00:54:51.35 ID:CAGRxFUB0
ほむら「大丈夫よ。少し意識が朦朧としてただけ」
マミ「無理しちゃダメよ?」
ほむら「心配かけてごめんなさい。それより魔獣は?」
さやか「もう片付けたよ。にしても、今日は数が多かったなー」
QB「確かに。瘴気の濃さもさる事ながら、強さも普段の倍近かったね」
杏子「アタシらに掛かれば、なんてことねーけどな」
マミ「そうね。みんなで戦えば怖くないものね」
ほむら「………まどか」
さやか「ほむら、何か言った?」
ほむら「何でもないわ」
杏子「お、ゆま達の方も終わったみたいだぜ」
さやか「そんじゃあ迎えに行きますか」
杏子「いや、もうすぐ着くってよ」
シュタッ
ゆま「キョーコ!終わったよー!」
杏子「はいはいご苦労さん」ナデナデ
織莉子「お疲れ様」
マミ「そっちもね」
キリカ「うーん、疲れた。こんな時は紅茶が飲みたいね」
さやか「そんなら、この後みんなでお茶会ってのはどう?」
マミ「いいわね。場所は私の家で良いかしら?」
杏子「ケーキあるか?」
ゆま「ケーキ!」
マミ「はいはい、帰りに買っていきましょうね」
マミ「無理しちゃダメよ?」
ほむら「心配かけてごめんなさい。それより魔獣は?」
さやか「もう片付けたよ。にしても、今日は数が多かったなー」
QB「確かに。瘴気の濃さもさる事ながら、強さも普段の倍近かったね」
杏子「アタシらに掛かれば、なんてことねーけどな」
マミ「そうね。みんなで戦えば怖くないものね」
ほむら「………まどか」
さやか「ほむら、何か言った?」
ほむら「何でもないわ」
杏子「お、ゆま達の方も終わったみたいだぜ」
さやか「そんじゃあ迎えに行きますか」
杏子「いや、もうすぐ着くってよ」
シュタッ
ゆま「キョーコ!終わったよー!」
杏子「はいはいご苦労さん」ナデナデ
織莉子「お疲れ様」
マミ「そっちもね」
キリカ「うーん、疲れた。こんな時は紅茶が飲みたいね」
さやか「そんなら、この後みんなでお茶会ってのはどう?」
マミ「いいわね。場所は私の家で良いかしら?」
杏子「ケーキあるか?」
ゆま「ケーキ!」
マミ「はいはい、帰りに買っていきましょうね」
780: 2012/04/12(木) 01:24:03.14 ID:CAGRxFUB0
ほむら(まどかのこと…誰も覚えてないのね。当然よね、あの子は魔女を消滅させる概念へと昇華した)
ほむら(この世界いた証の全てが消え去った……あの子の事を誰も覚えてる筈がない……もう、いないの……)
ポタッ
さやか「ほむら…?」
ほむら「うっ……ひっく…」
マミ「あ、暁美さん?」
杏子「おい、らしくねぇな」
ほむら(どうしてなの…あなたと一緒なら、私はそれだけで良かったのに……)
ゆま「ほむらお姉ちゃん、どこか痛いの?」
織莉子「一体何を悲しんでるの?」
キリカ「どうしたのさ」
ほむら「ひっく……ごめん、なさい…何でも…ないの……」
ほむら(まどか……まどか……)
バサァ―
まどか「みんなー!遅れてごめーん!」
ほむら「え…?」
さやか「あ、遅いぞまどかー!」
杏子「ちょうどいいや。まどかー!ほむらのヤツが泣いてんだー!」
マミ「鹿目さーん!どうにかしてちょうだーい!」
まどか「ええ!?」
シュタッ
まどか「ど、どうしたのほむらちゃん!?どこか怪我したの!?」アセアセ
ほむら「まど…か…?」
キリカ「あ、泣き止んだ」
織莉子「どうやら、まどかが心配だけだったようね」
杏子「はぁ?なんだよそれ」
さやか「そんだけで泣いたの?」
マミ「でも良かったわ。怪我とかじゃなくて。ね?」
ゆま「うん」
ほむら(この世界いた証の全てが消え去った……あの子の事を誰も覚えてる筈がない……もう、いないの……)
ポタッ
さやか「ほむら…?」
ほむら「うっ……ひっく…」
マミ「あ、暁美さん?」
杏子「おい、らしくねぇな」
ほむら(どうしてなの…あなたと一緒なら、私はそれだけで良かったのに……)
ゆま「ほむらお姉ちゃん、どこか痛いの?」
織莉子「一体何を悲しんでるの?」
キリカ「どうしたのさ」
ほむら「ひっく……ごめん、なさい…何でも…ないの……」
ほむら(まどか……まどか……)
バサァ―
まどか「みんなー!遅れてごめーん!」
ほむら「え…?」
さやか「あ、遅いぞまどかー!」
杏子「ちょうどいいや。まどかー!ほむらのヤツが泣いてんだー!」
マミ「鹿目さーん!どうにかしてちょうだーい!」
まどか「ええ!?」
シュタッ
まどか「ど、どうしたのほむらちゃん!?どこか怪我したの!?」アセアセ
ほむら「まど…か…?」
キリカ「あ、泣き止んだ」
織莉子「どうやら、まどかが心配だけだったようね」
杏子「はぁ?なんだよそれ」
さやか「そんだけで泣いたの?」
マミ「でも良かったわ。怪我とかじゃなくて。ね?」
ゆま「うん」
783: 2012/04/12(木) 01:42:51.83 ID:CAGRxFUB0
さやか「ほむらのまどか好きにも困ったもんだねぇ」
杏子「自分だって一人で魔獣と戦ってたくせに、」
マミ「仕方ないわ。不意打ちとはいえ、今日は暁美さんがやられたんだもの」
まどか「ほむらちゃんが!?」
さやか「まあ確かに、あたし達の中でまどかとほむらがズバ抜けて強いからね」
キリカ「そりゃ心配もするか」
まどか「ほほほ、ほむらちゃん本当に大丈夫!?痛いところない!?」
杏子「まどかのほむら好きも大概だけどな」
織莉子「どっちもどっちね」
ゆま「杏子とさやかみたいだね」
杏子・さやか「どこがだ!」
ほむら「まどか…なの?」
まどか「え?」
ほむら「本当に…まどかなの…?」
まどか「………そっか。今日だったね、『私が生まれた日』は」
ほむら「まどか……」
まどか「うーん、色々説明しなきゃいけないけど、その前に言わなきゃね」
まどか「ただいま。ほむらちゃん」
杏子「自分だって一人で魔獣と戦ってたくせに、」
マミ「仕方ないわ。不意打ちとはいえ、今日は暁美さんがやられたんだもの」
まどか「ほむらちゃんが!?」
さやか「まあ確かに、あたし達の中でまどかとほむらがズバ抜けて強いからね」
キリカ「そりゃ心配もするか」
まどか「ほほほ、ほむらちゃん本当に大丈夫!?痛いところない!?」
杏子「まどかのほむら好きも大概だけどな」
織莉子「どっちもどっちね」
ゆま「杏子とさやかみたいだね」
杏子・さやか「どこがだ!」
ほむら「まどか…なの?」
まどか「え?」
ほむら「本当に…まどかなの…?」
まどか「………そっか。今日だったね、『私が生まれた日』は」
ほむら「まどか……」
まどか「うーん、色々説明しなきゃいけないけど、その前に言わなきゃね」
まどか「ただいま。ほむらちゃん」
784: 2012/04/12(木) 03:04:58.26 ID:CAGRxFUB0
建設途中のビル
ほむら「ごめんなさい、せっかくのお茶会を断らせて」
まどか「いいよ。ほむらちゃんには、ちゃんと説明しなきゃいけないからね」
ほむら「夢……じゃないよね……?」
まどか「怯えなくていいよ。私はちゃんとここにいるから」ギュッ
ほむら「……うん」
まどか「ほむらちゃんを帰した後、本当なら私は概念として永遠にあの場所に固定される筈だったの」
まどか「でもね、二つの矛盾がそれを解いてくれた」
ほむら「矛盾…?」
まどか「ひとつ目は私の願い。ほむらちゃんと一緒に全ての魔女を消し去ることの矛盾」
まどか「ふたつ目はほむらちゃんの願い。私を護ることの矛盾」
まどか「私と一緒に概念になる筈だったほむらちゃんを戻したことで、あの場所はとても不安定なものになったの。元々は二人で支えるはずだったから、当然なんだけどね」
まどか「そこにほむらちゃんの願い、私を護ることの矛盾がきた」
まどか「ほむらちゃんは、私が救えなかったて後悔したよね?」
ほむら「当たり前よ……あんな所で永遠に独りぼっちなんて、氏ぬより酷いじゃない」
まどか「その優しい想いのおかげで、私は戻ってこれた」
まどか「不安定だった空間はとうとう概念を縛り付ける力を失った。そこで、私はあることをやってみた」
ほむら「どんなことなの…?」
まどか「あの空間を、私の存在の一部として取り込んだの」
ほむら「ごめんなさい、せっかくのお茶会を断らせて」
まどか「いいよ。ほむらちゃんには、ちゃんと説明しなきゃいけないからね」
ほむら「夢……じゃないよね……?」
まどか「怯えなくていいよ。私はちゃんとここにいるから」ギュッ
ほむら「……うん」
まどか「ほむらちゃんを帰した後、本当なら私は概念として永遠にあの場所に固定される筈だったの」
まどか「でもね、二つの矛盾がそれを解いてくれた」
ほむら「矛盾…?」
まどか「ひとつ目は私の願い。ほむらちゃんと一緒に全ての魔女を消し去ることの矛盾」
まどか「ふたつ目はほむらちゃんの願い。私を護ることの矛盾」
まどか「私と一緒に概念になる筈だったほむらちゃんを戻したことで、あの場所はとても不安定なものになったの。元々は二人で支えるはずだったから、当然なんだけどね」
まどか「そこにほむらちゃんの願い、私を護ることの矛盾がきた」
まどか「ほむらちゃんは、私が救えなかったて後悔したよね?」
ほむら「当たり前よ……あんな所で永遠に独りぼっちなんて、氏ぬより酷いじゃない」
まどか「その優しい想いのおかげで、私は戻ってこれた」
まどか「不安定だった空間はとうとう概念を縛り付ける力を失った。そこで、私はあることをやってみた」
ほむら「どんなことなの…?」
まどか「あの空間を、私の存在の一部として取り込んだの」
785: 2012/04/12(木) 03:38:17.09 ID:CAGRxFUB0
まどか「縛り付けるものが無くなった私はこの世界に戻ってこれた。けど、今度は二つの問題が起きたの」
ほむら「どんなこと?」
まどか「戻ってきた時間がほむらちゃんが転校してきた日だった事と、ほむらちゃんが今までのこと覚えてなかったこと」
ほむら「え?私、覚えてなかったの…?」
まどか「うん。しかも契約する前の性格じゃなくて今の性格だったから、あっという間にマミさんやさやかちゃんと険悪な仲になって大変だったんだよ」
ほむら「そ、そういえばあなた過去と未来全てが視えるんだったわね……」
まどか「今は使わないようにしてるけどね」
ほむら「それで、どうなったの?」
まどか「みんなが仲良くなるように毎日頑張ってました。あ、一番初めに仲良くなったのは私だからね?」
ほむら「強調しなくていいわよ」カァアア
まどか「それからQBに新しい世界の仕組みについて聞いたの。魔獣のことや、魔法少女のこと」
ほむら「あなたの願いは……」
まどか「大丈夫。私が自由になっただけで、私の願いは今も叶い続けてる。もう魔女は生まれないよ」
ほむら「良かった」
まどか「そうそう。何も覚えてないQBにこの事を話したら、目を丸くしてたよ」
ほむら「途方も無い話だものね」
まどか「それでね。QB曰く、私はあの場所を取り込んだことで宇宙そのものになったんだって」
ほむら「ええ!?」
ほむら「どんなこと?」
まどか「戻ってきた時間がほむらちゃんが転校してきた日だった事と、ほむらちゃんが今までのこと覚えてなかったこと」
ほむら「え?私、覚えてなかったの…?」
まどか「うん。しかも契約する前の性格じゃなくて今の性格だったから、あっという間にマミさんやさやかちゃんと険悪な仲になって大変だったんだよ」
ほむら「そ、そういえばあなた過去と未来全てが視えるんだったわね……」
まどか「今は使わないようにしてるけどね」
ほむら「それで、どうなったの?」
まどか「みんなが仲良くなるように毎日頑張ってました。あ、一番初めに仲良くなったのは私だからね?」
ほむら「強調しなくていいわよ」カァアア
まどか「それからQBに新しい世界の仕組みについて聞いたの。魔獣のことや、魔法少女のこと」
ほむら「あなたの願いは……」
まどか「大丈夫。私が自由になっただけで、私の願いは今も叶い続けてる。もう魔女は生まれないよ」
ほむら「良かった」
まどか「そうそう。何も覚えてないQBにこの事を話したら、目を丸くしてたよ」
ほむら「途方も無い話だものね」
まどか「それでね。QB曰く、私はあの場所を取り込んだことで宇宙そのものになったんだって」
ほむら「ええ!?」
786: 2012/04/12(木) 04:05:24.44 ID:CAGRxFUB0
まどか「これが私とほむらちゃんが別れてからの出来事の全部だよ」
ほむら「ひとついいかしら?さっき『私が生まれた日』って言ってたけど」
まどか「それはね。実は、あの時私は氏んでたの」
ほむら「氏ん…でた…?」
まどか「ほむらちゃんと一緒に倒したあの大きな絶望は、私のソウルジェムが生み出したもの……つまりは私」
ほむら「!」
まどか「一緒に戦った私は正確には私の願いでね、氏んだ私はその願いと一体化して概念として生まれ変わった。だから、今日は私が生まれた日」
ほむら「私、またあなたを頃したのね……」
まどか「コラ」
コツン
ほむら「あうっ」
まどか「そんな顔しないの。それに頃したじゃなくて、助けてくれたの」
ほむら「まどか……」
まどか「ね?」ニコッ
サァアア
ほむら「良い風ね」
まどか「うん」
ほむら「私、今幸せよ」
まどか「私もだよ」
ほむら「この先、あなたはどうなるの?」
まどか「身体がなくなっても、魂が概念として永遠に残ると思うの」
ほむら「その時は、私も一緒にいさせて。もう勝手にどこかに行かせるなんて無しよ?」
まどか「どうしよっかなー?」
ほむら「まどかぁ!」
まどか「冗談だよ。いつもからかってるお返し」ティヒヒヒ
ほむら「ひとついいかしら?さっき『私が生まれた日』って言ってたけど」
まどか「それはね。実は、あの時私は氏んでたの」
ほむら「氏ん…でた…?」
まどか「ほむらちゃんと一緒に倒したあの大きな絶望は、私のソウルジェムが生み出したもの……つまりは私」
ほむら「!」
まどか「一緒に戦った私は正確には私の願いでね、氏んだ私はその願いと一体化して概念として生まれ変わった。だから、今日は私が生まれた日」
ほむら「私、またあなたを頃したのね……」
まどか「コラ」
コツン
ほむら「あうっ」
まどか「そんな顔しないの。それに頃したじゃなくて、助けてくれたの」
ほむら「まどか……」
まどか「ね?」ニコッ
サァアア
ほむら「良い風ね」
まどか「うん」
ほむら「私、今幸せよ」
まどか「私もだよ」
ほむら「この先、あなたはどうなるの?」
まどか「身体がなくなっても、魂が概念として永遠に残ると思うの」
ほむら「その時は、私も一緒にいさせて。もう勝手にどこかに行かせるなんて無しよ?」
まどか「どうしよっかなー?」
ほむら「まどかぁ!」
まどか「冗談だよ。いつもからかってるお返し」ティヒヒヒ
787: 2012/04/12(木) 04:21:57.67 ID:CAGRxFUB0
ほむら「お茶会、間に合うかしら」
まどか「うーん。そうだ!こうすれば…」
バサァ!
まどか「じゃーん!翼を生やしてみました!」
ほむら「とっても綺麗よ」
まどか「え?も、もう!そういうこと言わないの!」カァアア
ほむら(なんで怒られたのかしら……?)
ピカッ!ピカッ!
まどか「あ、ソウルジェムが…」
ほむら「魔獣が出たようね」
まどか「もう、タイミング悪いよー」
ほむら「仕方ないわ。行きましょう」バサァ!
まどか「って、ほむらちゃん自然に出したね……」
ほむら「意外と簡単ね」
まどか(お姫様抱っこして運ぶつもりだったのに…)
魔獣「ォオオオオオオ」
ほむら「はあ!」
ズドン!!
まどか「えい!」
パシュン!パシュン!
ほむら「いい狙いよ。まどか」
まどか「ほむらちゃんも凄い威力だよ」
魔獣「オォオオオオ!!」
まどか「私もほむらちゃんみたいに素手で戦ってみようかな」
ほむら「それなら私もまどかみたいに弓を扱ってみようかしら」
ズドドドドドドドド!!
まどか「そじゃあ今度お互いに教えてながら特訓してみようよ」
ほむら「なら、アレを用意しなきゃね」
まどか「アレって何?」
ほむら「プロテインよ」
END
まどか「うーん。そうだ!こうすれば…」
バサァ!
まどか「じゃーん!翼を生やしてみました!」
ほむら「とっても綺麗よ」
まどか「え?も、もう!そういうこと言わないの!」カァアア
ほむら(なんで怒られたのかしら……?)
ピカッ!ピカッ!
まどか「あ、ソウルジェムが…」
ほむら「魔獣が出たようね」
まどか「もう、タイミング悪いよー」
ほむら「仕方ないわ。行きましょう」バサァ!
まどか「って、ほむらちゃん自然に出したね……」
ほむら「意外と簡単ね」
まどか(お姫様抱っこして運ぶつもりだったのに…)
魔獣「ォオオオオオオ」
ほむら「はあ!」
ズドン!!
まどか「えい!」
パシュン!パシュン!
ほむら「いい狙いよ。まどか」
まどか「ほむらちゃんも凄い威力だよ」
魔獣「オォオオオオ!!」
まどか「私もほむらちゃんみたいに素手で戦ってみようかな」
ほむら「それなら私もまどかみたいに弓を扱ってみようかしら」
ズドドドドドドドド!!
まどか「そじゃあ今度お互いに教えてながら特訓してみようよ」
ほむら「なら、アレを用意しなきゃね」
まどか「アレって何?」
ほむら「プロテインよ」
END
788: 2012/04/12(木) 04:26:23.19 ID:EXbARqzSO
乙!
良いプロテインスレだった!
良いプロテインスレだった!
789: 2012/04/12(木) 04:28:22.70 ID:Kfr8WB+8o
乙
かつてないほど壮大で感動的なプロテインの販促スレだった
かつてないほど壮大で感動的なプロテインの販促スレだった
790: 2012/04/12(木) 04:36:37.33 ID:CAGRxFUB0
ここまでありがとうございました。正直途中からむちゃくちゃやりすぎて展開に困ってたけど、何とか終わらせることが出来ました。
色々指摘があったり、誤字脱字が多かったことをここで謝罪します。
それと素敵な絵を描いてくれた方にお礼を言ってなかったこともここで謝罪します。絵は既に消えててますが(保存してない…)
一応頭にはまどマギで別の話もありますが、もしまたここに書く様な事があればその時はまた生暖かかく読んでやってください。
それではお疲れ様でした。プロテインもいいけどちゃんと飯食って鍛えてね!
色々指摘があったり、誤字脱字が多かったことをここで謝罪します。
それと素敵な絵を描いてくれた方にお礼を言ってなかったこともここで謝罪します。絵は既に消えててますが(保存してない…)
一応頭にはまどマギで別の話もありますが、もしまたここに書く様な事があればその時はまた生暖かかく読んでやってください。
それではお疲れ様でした。プロテインもいいけどちゃんと飯食って鍛えてね!
836: 2012/04/13(金) 01:17:34.38 ID:Hfku3ur60
壁│ω・)ミンナイナイネ? オマケヲダスナライマノウチ…
841: 2012/04/13(金) 01:45:46.79 ID:Hfku3ur60
おまけその1 マミの恋心
ほむら「マミ。大丈夫?」
マミ「ええ、ありがとう暁美さん」
ほむら「そんな余所余所しい呼び方はやめて」
マミ「え?」
ほむら「ほむらって呼んで。ね?」グイ
マミ「ま、待って暁美さん……女の子同士でそんな…」
ほむら「マミ…」
マミ「暁美さん、ダメ……あっ」
マミ「ハッ…!」
チュンチュン
マミ「ゆ、夢だったのね……」
通学路
マミ「はぁ……なんて夢を見てるのよ私。暁美さんとあんなこと……」
マミ(魔獣の不意打ちから助けられて以来、私は暁美さんのことを意識するようになった)
マミ(初めはただの憧れに近かった。臆病で見栄っ張りな私は彼女の美しい強さと優しさを欲していた筈が、いつの間にか彼女からの好意を求めるようになっていた)
マミ「だからって、あの夢は極端すぎよね……そもそも女の子同士なのに…」
さやか「なにブツブツ言ってるんですか?」
マミ「ひゃい!?」
さやか「おわ!?」
マミ「み、美樹さん!?ビックリさせないで!」
さやか「それあたしのセリフですよ……」
ほむら「マミ。大丈夫?」
マミ「ええ、ありがとう暁美さん」
ほむら「そんな余所余所しい呼び方はやめて」
マミ「え?」
ほむら「ほむらって呼んで。ね?」グイ
マミ「ま、待って暁美さん……女の子同士でそんな…」
ほむら「マミ…」
マミ「暁美さん、ダメ……あっ」
マミ「ハッ…!」
チュンチュン
マミ「ゆ、夢だったのね……」
通学路
マミ「はぁ……なんて夢を見てるのよ私。暁美さんとあんなこと……」
マミ(魔獣の不意打ちから助けられて以来、私は暁美さんのことを意識するようになった)
マミ(初めはただの憧れに近かった。臆病で見栄っ張りな私は彼女の美しい強さと優しさを欲していた筈が、いつの間にか彼女からの好意を求めるようになっていた)
マミ「だからって、あの夢は極端すぎよね……そもそも女の子同士なのに…」
さやか「なにブツブツ言ってるんですか?」
マミ「ひゃい!?」
さやか「おわ!?」
マミ「み、美樹さん!?ビックリさせないで!」
さやか「それあたしのセリフですよ……」
843: 2012/04/13(金) 02:30:56.18 ID:Hfku3ur60
さやか「ところで悩み事ですか?それならこのさやかちゃんが聞いてあげましょう!」
マミ「だ、大丈夫よ。ひとりでどうにか出来るから」
さやか「ほほう。その様子だと悩みは悩みでも恋の悩みですな?」
マミ「そ、そんなこと」ドキーン!
さやか「マミさんって解りやすいですね」
さやか「そんでもってその相手はほむらってとこですか」
マミ「どどどどど、どうしてそこでああああ暁美さんがでて」
さやか「ぶっちゃけ普段の態度でバレバレです。てか今ので確定しました」
マミ「」
さやか「まぁまぁ、別にあたしは気にしませんから。というか身近にオープンなやつ知ってますし(織莉子とキリカ)」
マミ「ううっ……美樹さんは鋭すぎるわ……」
さやか(ほむら以外のみんなにバレてるのは言わない方がいいな)
さやか「それでどういった感じで悩んでるんですか?」
マミ「実は…夢で……」ゴニョゴニョ
さやか「欲求不満ですね」
マミ「そんなバッサリと!?」ティローン
さやか「冗談は置いといて、それは仕方ないですよ。あたしも経験ありますから」
マミ「そうなの?」
さやか「同姓のは知りませんが」
マミ「あなた悩みを解決する気あるの?」
マミ「だ、大丈夫よ。ひとりでどうにか出来るから」
さやか「ほほう。その様子だと悩みは悩みでも恋の悩みですな?」
マミ「そ、そんなこと」ドキーン!
さやか「マミさんって解りやすいですね」
さやか「そんでもってその相手はほむらってとこですか」
マミ「どどどどど、どうしてそこでああああ暁美さんがでて」
さやか「ぶっちゃけ普段の態度でバレバレです。てか今ので確定しました」
マミ「」
さやか「まぁまぁ、別にあたしは気にしませんから。というか身近にオープンなやつ知ってますし(織莉子とキリカ)」
マミ「ううっ……美樹さんは鋭すぎるわ……」
さやか(ほむら以外のみんなにバレてるのは言わない方がいいな)
さやか「それでどういった感じで悩んでるんですか?」
マミ「実は…夢で……」ゴニョゴニョ
さやか「欲求不満ですね」
マミ「そんなバッサリと!?」ティローン
さやか「冗談は置いといて、それは仕方ないですよ。あたしも経験ありますから」
マミ「そうなの?」
さやか「同姓のは知りませんが」
マミ「あなた悩みを解決する気あるの?」
845: 2012/04/13(金) 03:28:04.47 ID:Hfku3ur60
さやか「じゃあ聞きますけど、マミさんは結局ほむらとどうなりたいんですか?」
マミ「どうって…」
さやか「恋人になりたいのか、友達のままいたいのか。そこをハッキリしないと、一生解決なんか出来ません」
マミ「私は……」
さやか「……まぁ、偉そうな事言ってますけど、あたしも似たようなもんでしたから気持ちはわかりますけどね」
さやか「怖いですよね。今までの関係が壊れるんじゃないかって」
マミ「……」コクン
さやか「でも、気持ちは伝えたほうが断然良いです。あたしは、伝えなくて後悔しましたから」
マミ「美樹さん……」
さやか「もう一度聞きます。マミさんはほむらとどうなりたいんですか?」
マミ「私は……」
ほむら『マミ』
マミ「暁美さんが……好き」
マミ「どうって…」
さやか「恋人になりたいのか、友達のままいたいのか。そこをハッキリしないと、一生解決なんか出来ません」
マミ「私は……」
さやか「……まぁ、偉そうな事言ってますけど、あたしも似たようなもんでしたから気持ちはわかりますけどね」
さやか「怖いですよね。今までの関係が壊れるんじゃないかって」
マミ「……」コクン
さやか「でも、気持ちは伝えたほうが断然良いです。あたしは、伝えなくて後悔しましたから」
マミ「美樹さん……」
さやか「もう一度聞きます。マミさんはほむらとどうなりたいんですか?」
マミ「私は……」
ほむら『マミ』
マミ「暁美さんが……好き」
846: 2012/04/13(金) 03:56:53.84 ID:Hfku3ur60
放課後
さやか(という訳でほむらに大事な話があるから、マミさんの家に行くように言っときました)
マミ(美樹さあああああああああああああああん!?)←家にいる
さやか(女は度胸、当てって砕けろ!)テヘッ
杏子「テヘッじゃねぇ!」デクシュ!
さやか「アウチ!」
杏子「ったく。人が気持ちよく昼寝してたのに、くだらねぇ事で連れ出しやがって」
さやか「そんなこと言って、杏子だって心配なくせに」
杏子「超うぜぇー。頃したいくらいうぜぇー」ジャキ
さやか「ちょ、槍しまえ」
マミ(美樹さんどうしたの!?今のアウチってなに!?)
杏子(こっちの事は気にするな。マミはとにかく頑張って来い)
マミ(佐倉さん……)
杏子(なんかあっても話ぐらい聞いてやるから、そん時はお菓子でも食わせてくれよ。じゃあな)
さやか(マミさん助け…)
プツ
マミ「…………美樹さんの身に一体何が」
ほむら「マミ」
マミ「ひょわあああ!?あ、暁美さん、いいいいつの間に…!?」
ほむら「驚かしてごめんなさい。さやかから勝手に入って良いて聞いてたから」
マミ「そ、そうなの……私こそごめんなさい、大声なんか出して」
ほむら「気にしてないわ。それより、大事な話があるって聞いたのだけど」
マミ「そ、その前にお茶を出すわね!ここで待ってて!」
ほむら「わかったわ」
マミ(が、頑張れ私…!)
さやか(という訳でほむらに大事な話があるから、マミさんの家に行くように言っときました)
マミ(美樹さあああああああああああああああん!?)←家にいる
さやか(女は度胸、当てって砕けろ!)テヘッ
杏子「テヘッじゃねぇ!」デクシュ!
さやか「アウチ!」
杏子「ったく。人が気持ちよく昼寝してたのに、くだらねぇ事で連れ出しやがって」
さやか「そんなこと言って、杏子だって心配なくせに」
杏子「超うぜぇー。頃したいくらいうぜぇー」ジャキ
さやか「ちょ、槍しまえ」
マミ(美樹さんどうしたの!?今のアウチってなに!?)
杏子(こっちの事は気にするな。マミはとにかく頑張って来い)
マミ(佐倉さん……)
杏子(なんかあっても話ぐらい聞いてやるから、そん時はお菓子でも食わせてくれよ。じゃあな)
さやか(マミさん助け…)
プツ
マミ「…………美樹さんの身に一体何が」
ほむら「マミ」
マミ「ひょわあああ!?あ、暁美さん、いいいいつの間に…!?」
ほむら「驚かしてごめんなさい。さやかから勝手に入って良いて聞いてたから」
マミ「そ、そうなの……私こそごめんなさい、大声なんか出して」
ほむら「気にしてないわ。それより、大事な話があるって聞いたのだけど」
マミ「そ、その前にお茶を出すわね!ここで待ってて!」
ほむら「わかったわ」
マミ(が、頑張れ私…!)
847: 2012/04/13(金) 04:13:30.42 ID:Hfku3ur60
ほむら「良い香りね」
マミ「気に入ってもらえて良かった」
ほむら「それで、話ってのは何かしら?」
マミ「そ、それは…その……」
ほむら「?」
マミ「あ、暁美さんは……好きな人はいるのかなーって」
ほむら「え?」
マミ(何聞いてるのよ私!違うでしょ!)
ほむら「い、いるには……いるわ……」カァアアア
マミ「え……」
ほむら「あなたにだけ言うけど……私、まどかが好きなの」
マミ「そうだったの」
ほむら「へ、変よね。女の子同士なのに」
―ああ
マミ「そんなことないわ。好きな気持ちに性別は関係ないもの」
―そうだった
ほむら「そうかしら…」
マミ「ええ。きっと、鹿目さんも貴方が好きなはずよ」
―私の一番は彼女でも
ほむら「そ、それは無いわ!」
マミ「どうして?いつもあなたにベッタリじゃない」
―彼女の一番は
ほむら「か、からかわないでちょうだい」
マミ「本当のことよ」
―私じゃない
ポツッ
マミ「気に入ってもらえて良かった」
ほむら「それで、話ってのは何かしら?」
マミ「そ、それは…その……」
ほむら「?」
マミ「あ、暁美さんは……好きな人はいるのかなーって」
ほむら「え?」
マミ(何聞いてるのよ私!違うでしょ!)
ほむら「い、いるには……いるわ……」カァアアア
マミ「え……」
ほむら「あなたにだけ言うけど……私、まどかが好きなの」
マミ「そうだったの」
ほむら「へ、変よね。女の子同士なのに」
―ああ
マミ「そんなことないわ。好きな気持ちに性別は関係ないもの」
―そうだった
ほむら「そうかしら…」
マミ「ええ。きっと、鹿目さんも貴方が好きなはずよ」
―私の一番は彼女でも
ほむら「そ、それは無いわ!」
マミ「どうして?いつもあなたにベッタリじゃない」
―彼女の一番は
ほむら「か、からかわないでちょうだい」
マミ「本当のことよ」
―私じゃない
ポツッ
848: 2012/04/13(金) 04:28:48.66 ID:Hfku3ur60
ほむら「マミ?」
マミ「あれ?どうしたのかな」
ダメ
マミ「目にゴミでも入ったのかしら」
止まって
マミ「さっきからごめんなさい、すぐに」
お願い
マミ「とめ…るから……」
ほむら「マミ、なにかあったの?」
言わないで
ほむら「大事な話ってもしかして悩み事の相談?」
このままでいいの
ほむら「私でよければいくらでも聞いてあげるから」
彼女を困らせたくない
ほむら「マミ」
マミ「好き……なの…」
ほむら「え?」
マミ「私、暁美さんが…好きなの…!」
マミ「あれ?どうしたのかな」
ダメ
マミ「目にゴミでも入ったのかしら」
止まって
マミ「さっきからごめんなさい、すぐに」
お願い
マミ「とめ…るから……」
ほむら「マミ、なにかあったの?」
言わないで
ほむら「大事な話ってもしかして悩み事の相談?」
このままでいいの
ほむら「私でよければいくらでも聞いてあげるから」
彼女を困らせたくない
ほむら「マミ」
マミ「好き……なの…」
ほむら「え?」
マミ「私、暁美さんが…好きなの…!」
850: 2012/04/13(金) 04:50:56.26 ID:Hfku3ur60
ほむら「好きって……マミが、私を?」
マミ「……」コクン
ほむら「……いつから?」
マミ「病院の…戦いで……魔獣から、助けてくれた時から……」
ほむら「そうだったの……」
マミ「ごめん、なさい…迷惑…よね……」
ほむら「そんなことない。嬉しいわ」
マミ「暁美さん…優しいね……」
ほむら「………ごめんなさい。知らなかったとはいえ、傷つけてしまって」
マミ「暁美さんの……せいじゃない…」
ほむら「マミ……」
マミ「お願いが…あるの……」
ほむら「なにかしら」
マミ「返事…聞かせて……」
ほむら「………わかったわ」
ほむら「ごめんなさい。あなたの想いに、応えられないわ」
マミ「えへ、へ……フラれちゃった…」
ゴシゴシ
マミ「……うん。スッキリした」
ほむら「マミ…」
マミ「ありがとう暁美さん。ちゃんと答えてくれて」
ほむら「いえ……それより、今日はもう帰ったほうが良さそうね」
マミ「今日はごめんなさい。また明日ね」
ほむら「ええ。また明日」
バタン
マミ「うっ……ひっく……う、うわぁああああん」
マミ「……」コクン
ほむら「……いつから?」
マミ「病院の…戦いで……魔獣から、助けてくれた時から……」
ほむら「そうだったの……」
マミ「ごめん、なさい…迷惑…よね……」
ほむら「そんなことない。嬉しいわ」
マミ「暁美さん…優しいね……」
ほむら「………ごめんなさい。知らなかったとはいえ、傷つけてしまって」
マミ「暁美さんの……せいじゃない…」
ほむら「マミ……」
マミ「お願いが…あるの……」
ほむら「なにかしら」
マミ「返事…聞かせて……」
ほむら「………わかったわ」
ほむら「ごめんなさい。あなたの想いに、応えられないわ」
マミ「えへ、へ……フラれちゃった…」
ゴシゴシ
マミ「……うん。スッキリした」
ほむら「マミ…」
マミ「ありがとう暁美さん。ちゃんと答えてくれて」
ほむら「いえ……それより、今日はもう帰ったほうが良さそうね」
マミ「今日はごめんなさい。また明日ね」
ほむら「ええ。また明日」
バタン
マミ「うっ……ひっく……う、うわぁああああん」
851: 2012/04/13(金) 05:37:43.66 ID:Hfku3ur60
マミ(私の恋は、こうして終わった)
マミ(しばらくは美樹さんと佐倉さんが何も言わずに私の傍にいてくれていた。二人なりに、気を使ってくれてたんだと思う)
マミ(暁美さんとは今まで通りの関係が続いている。最初がどこか気まずかったけど、今は以前と変わらない感じで接することが出来るようになった)
マミ(あの日告白したことを私は後悔していない。悲しかったけど、新しい恋は怯えずに進むことが出来るから)
マミ(それに……)
ほむら「まどか!そっちに行ったわ!」
まどか「この!」
スカッ
まどか「あっ…!」
ほむら「まどか!」
ドーン!
マミ「危なかったわね」
まどか「マミさん!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドドーン!!
ほむら「まどか!大丈夫!?」
まどか「マミさんのおかげで助かったよ」
マミ「油断しちゃダメよ?」
まどか「はい。ごめんなさい…」
マミ「さて、今日はもう遅いから帰りましょう。暁美さん、鹿目さんを家まで送ってあげて」
ほむら「え?」
マミ「お姫様を送るのも、騎士(ナイト)の役目だぞ」ボソッ
ほむら「マ、マミ!」
マミ「さあ、先輩命令よ!」
ほむら「仕方ないわね……行きましょう、まどか」
まどか「う、うん」
マミ「あ、ちゃんと手を繋ぐのよ」
ほむら「~~~~~~!」
まどか「ほむらちゃんの顔が真っ赤に!」
マミ「フフッ」
マミ(二人の幸せを、私は心から祝福できるとわかったのだから)
おまけその1 マミの恋心 END
マミ(しばらくは美樹さんと佐倉さんが何も言わずに私の傍にいてくれていた。二人なりに、気を使ってくれてたんだと思う)
マミ(暁美さんとは今まで通りの関係が続いている。最初がどこか気まずかったけど、今は以前と変わらない感じで接することが出来るようになった)
マミ(あの日告白したことを私は後悔していない。悲しかったけど、新しい恋は怯えずに進むことが出来るから)
マミ(それに……)
ほむら「まどか!そっちに行ったわ!」
まどか「この!」
スカッ
まどか「あっ…!」
ほむら「まどか!」
ドーン!
マミ「危なかったわね」
まどか「マミさん!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドドーン!!
ほむら「まどか!大丈夫!?」
まどか「マミさんのおかげで助かったよ」
マミ「油断しちゃダメよ?」
まどか「はい。ごめんなさい…」
マミ「さて、今日はもう遅いから帰りましょう。暁美さん、鹿目さんを家まで送ってあげて」
ほむら「え?」
マミ「お姫様を送るのも、騎士(ナイト)の役目だぞ」ボソッ
ほむら「マ、マミ!」
マミ「さあ、先輩命令よ!」
ほむら「仕方ないわね……行きましょう、まどか」
まどか「う、うん」
マミ「あ、ちゃんと手を繋ぐのよ」
ほむら「~~~~~~!」
まどか「ほむらちゃんの顔が真っ赤に!」
マミ「フフッ」
マミ(二人の幸せを、私は心から祝福できるとわかったのだから)
おまけその1 マミの恋心 END
852: 2012/04/13(金) 05:41:05.98 ID:Hfku3ur60
続きは期待しないでね!‥…━━━タタタタヘ( ´Д`)ノ
868: 2012/04/15(日) 02:09:29.42 ID:6q1gPpRg0
おまけその2 ほむらと故郷のない男
ドドーン!
ほむら「これで終わりね」
ほむら(それにしても、今日の魔獣たちは何かおかしかったわね。まるで何かに怯えたような……)
―チリン
ほむら「!」バッ
「すまない。驚かせてしまったようだな」
ほむら(………あれは、僧だったかしら?けどなぜこんな場所に)
「拳を下げてもらえないか?」
ほむら「……ごめんなさい。いきなり構えたりして」
「今のような時代だ、見知らぬ相手を警戒するのは仕方ない。それにしても良い構えだ。だが、まだ未熟さが残っている」
ほむら「なにか拳法を?」
「そうだな。宇宙拳法というべきか」
ほむら「宇宙拳法?」
ヒョコ
QB「ほむら。魔獣退治お疲れさま」
ほむら(QB、今人がいるから不用意に話しかけないで)チラッ
QB「ボクの姿は見えないから大丈夫なんだけどな。でも、どこに人がいるんだい?」
ほむら「え?あれ、いない…」
QB「疲れてるのかい?幻覚をみるなんて珍しい……ん?」
ほむら「どうしたの?」
QB「いや、なんでもないよ」
ほむら「そう。それにしても、疲れてるのかしら……?」
QB「………今のは、まさか」
ドドーン!
ほむら「これで終わりね」
ほむら(それにしても、今日の魔獣たちは何かおかしかったわね。まるで何かに怯えたような……)
―チリン
ほむら「!」バッ
「すまない。驚かせてしまったようだな」
ほむら(………あれは、僧だったかしら?けどなぜこんな場所に)
「拳を下げてもらえないか?」
ほむら「……ごめんなさい。いきなり構えたりして」
「今のような時代だ、見知らぬ相手を警戒するのは仕方ない。それにしても良い構えだ。だが、まだ未熟さが残っている」
ほむら「なにか拳法を?」
「そうだな。宇宙拳法というべきか」
ほむら「宇宙拳法?」
ヒョコ
QB「ほむら。魔獣退治お疲れさま」
ほむら(QB、今人がいるから不用意に話しかけないで)チラッ
QB「ボクの姿は見えないから大丈夫なんだけどな。でも、どこに人がいるんだい?」
ほむら「え?あれ、いない…」
QB「疲れてるのかい?幻覚をみるなんて珍しい……ん?」
ほむら「どうしたの?」
QB「いや、なんでもないよ」
ほむら「そう。それにしても、疲れてるのかしら……?」
QB「………今のは、まさか」
869: 2012/04/15(日) 02:53:15.39 ID:6q1gPpRg0
翌日
ほむら「……」
杏子「どうした?ボーっとして」
ほむら「いえ。ただ少し疲れてるようだから何も考えずに頭を休めてるだけ」
杏子「ようって、自覚はないのか?」
ほむら「ええ」
杏子「気を付けろよ。戦ってるときにそんなんじゃ氏ぬぜ?」
ほむら「ええ。肝に銘じるわ」
ズズズズ
杏子「来たぜ」ジャキ
ほむら「ええ」グッ
ズル…ズル…
魔獣「オォオ……」
杏子「なんだあいつ……いきなりボロボロじゃねーか」
ほむら「誰か他に魔獣と戦っているの…?」
魔獣「オオ…オ…」
ズドォン!!
ほむら・杏子「!?」
レッドギラス「グオオオオオ!!」
ブラックギラス「ゴォオオオ!!」
杏子「な、なんだアレ!?怪獣!?」
ほむら「でかい…ワルプルギスの比じゃない…!?」
ブオン!
ほむら「危ない!」
ズドオオオオン!!
杏子「くそっ…なんだよあいつ等!?」
レッドギラス「グオオオオ!」
ほむら「また来るわ!」
まどか「二人とも!動かないで!」
ほむら「……」
杏子「どうした?ボーっとして」
ほむら「いえ。ただ少し疲れてるようだから何も考えずに頭を休めてるだけ」
杏子「ようって、自覚はないのか?」
ほむら「ええ」
杏子「気を付けろよ。戦ってるときにそんなんじゃ氏ぬぜ?」
ほむら「ええ。肝に銘じるわ」
ズズズズ
杏子「来たぜ」ジャキ
ほむら「ええ」グッ
ズル…ズル…
魔獣「オォオ……」
杏子「なんだあいつ……いきなりボロボロじゃねーか」
ほむら「誰か他に魔獣と戦っているの…?」
魔獣「オオ…オ…」
ズドォン!!
ほむら・杏子「!?」
レッドギラス「グオオオオオ!!」
ブラックギラス「ゴォオオオ!!」
杏子「な、なんだアレ!?怪獣!?」
ほむら「でかい…ワルプルギスの比じゃない…!?」
ブオン!
ほむら「危ない!」
ズドオオオオン!!
杏子「くそっ…なんだよあいつ等!?」
レッドギラス「グオオオオ!」
ほむら「また来るわ!」
まどか「二人とも!動かないで!」
872: 2012/04/15(日) 03:23:08.96 ID:6q1gPpRg0
おまけだから滅茶苦茶やるよ。本編とは関係ないと割り切って
874: 2012/04/15(日) 03:41:10.87 ID:6q1gPpRg0
パシュウ!
レッドギラス「グオオオ!」
ブラックギラス「ゴオオオ!」
シュゥゥゥゥゥ……
ほむら「矢が怪獣を吸い込んで……消えた」
杏子「た、倒したのか?」
まどか「ううん、元いた場所に送り返しただけ。そのうちまた来るよ」
QB「まずい事になった」
ほむら「QB。今のは一体なんなの…?」
QB「それについては、一度みんなを集めてから説明するよ」
ほむら「別の宇宙?」
QB「そう。あの二体の巨大生物は、この宇宙とは異なった宇宙から来た」
さやか「なんか嘘くさいな」
織莉子「けど事実ね。三日後に、ほむらと杏子のいう赤と黒の怪獣が街を襲うのが視えたわ」
マミ「でも、どうして突然…」
QB「なんらかの原因で境界が壊れたんだろう。もっとも、両方の宇宙が崩壊しないだけマシなのかもね」
まどか「アンバランスゾーン。向こうの宇宙は、そう呼ばれています」
さやか「アンバランスゾーン?」
まどか「簡単にいうと何でも起こる世界かな」
杏子「その宇宙の影響か。あのデカ物どもが動いたのに騒ぎにならないのは」
さやか「え?どういうこと?」
杏子「アレは少なくとも五十メートルはあった。そんなのが一歩でも動いてみろ、たちまち大地震だ」
織莉子「少なくとも、あの辺り一帯の建物は崩壊したでしょうね」
マミ「皮肉にも壁が壊れたおかげってわけね」
ほむら「……」
キリカ「どうしたのほむら?」
ほむら「……いえ、あの怪獣どこかでみたような」
さやか「もしかしたらほむらの好きな特撮に出てたりして」
ほむら「!」ハッ
レッドギラス「グオオオ!」
ブラックギラス「ゴオオオ!」
シュゥゥゥゥゥ……
ほむら「矢が怪獣を吸い込んで……消えた」
杏子「た、倒したのか?」
まどか「ううん、元いた場所に送り返しただけ。そのうちまた来るよ」
QB「まずい事になった」
ほむら「QB。今のは一体なんなの…?」
QB「それについては、一度みんなを集めてから説明するよ」
ほむら「別の宇宙?」
QB「そう。あの二体の巨大生物は、この宇宙とは異なった宇宙から来た」
さやか「なんか嘘くさいな」
織莉子「けど事実ね。三日後に、ほむらと杏子のいう赤と黒の怪獣が街を襲うのが視えたわ」
マミ「でも、どうして突然…」
QB「なんらかの原因で境界が壊れたんだろう。もっとも、両方の宇宙が崩壊しないだけマシなのかもね」
まどか「アンバランスゾーン。向こうの宇宙は、そう呼ばれています」
さやか「アンバランスゾーン?」
まどか「簡単にいうと何でも起こる世界かな」
杏子「その宇宙の影響か。あのデカ物どもが動いたのに騒ぎにならないのは」
さやか「え?どういうこと?」
杏子「アレは少なくとも五十メートルはあった。そんなのが一歩でも動いてみろ、たちまち大地震だ」
織莉子「少なくとも、あの辺り一帯の建物は崩壊したでしょうね」
マミ「皮肉にも壁が壊れたおかげってわけね」
ほむら「……」
キリカ「どうしたのほむら?」
ほむら「……いえ、あの怪獣どこかでみたような」
さやか「もしかしたらほむらの好きな特撮に出てたりして」
ほむら「!」ハッ
876: 2012/04/15(日) 04:25:42.56 ID:6q1gPpRg0
ほむら「いたわ……よりにもよって、この作品とはね」
さやか「ホントにあったんだ」
ほむら「双子怪獣ブラックギラス、レッドギラス……間違いない、この二体よ」
マミ「テレビの出来事が現実に起きるとはね」
杏子「なぁ、それってヒーローが怪獣を倒すんだろ?そのヒーローは来ないのか?」
QB「期待はしないほうがいいだろうね」
ほむら(宇宙拳法……もしかしてあの時の人は…)
トザサレタトビラアケヨー
まどか「私の携帯だ。ちょっとごめんね…もしもし、どうしたのママ?」
まどか「え、テレビ?」
マミ「どうしたの?」
まどか「ママが急いでテレビを見ろって」
さやか「嫌な予感がする」
キリカ「まあ、お約束だよね」
―ピッ
テレビ『ご覧ください!突如見滝原中学校に現れた巨人は女性教員を捕らえ』
ほむら「マグマ星人…!」
杏子「あいつも向こうの宇宙から来たやつか!?」
織莉子「私の予知に映らなかった…!?」
さやか「それより捕まってるのって早乙女先生じゃん!助けに行かないと!
QB「やめた方がいい。魔法少女のキミ達でも、力に差がありすぎる」
マミ「それでも見てみぬ振りなんて出来ないわ」
まどか「とにかく学校に行こう!」
さやか「ホントにあったんだ」
ほむら「双子怪獣ブラックギラス、レッドギラス……間違いない、この二体よ」
マミ「テレビの出来事が現実に起きるとはね」
杏子「なぁ、それってヒーローが怪獣を倒すんだろ?そのヒーローは来ないのか?」
QB「期待はしないほうがいいだろうね」
ほむら(宇宙拳法……もしかしてあの時の人は…)
トザサレタトビラアケヨー
まどか「私の携帯だ。ちょっとごめんね…もしもし、どうしたのママ?」
まどか「え、テレビ?」
マミ「どうしたの?」
まどか「ママが急いでテレビを見ろって」
さやか「嫌な予感がする」
キリカ「まあ、お約束だよね」
―ピッ
テレビ『ご覧ください!突如見滝原中学校に現れた巨人は女性教員を捕らえ』
ほむら「マグマ星人…!」
杏子「あいつも向こうの宇宙から来たやつか!?」
織莉子「私の予知に映らなかった…!?」
さやか「それより捕まってるのって早乙女先生じゃん!助けに行かないと!
QB「やめた方がいい。魔法少女のキミ達でも、力に差がありすぎる」
マミ「それでも見てみぬ振りなんて出来ないわ」
まどか「とにかく学校に行こう!」
877: 2012/04/15(日) 04:58:25.73 ID:6q1gPpRg0
見滝原中学
マグマ星人(間違いない、ここは地球だ。だが俺はあの星を爆発させて氏んだはずじゃ……どうなってる)
和子「離しなさーい!」
マグマ星人「うるさい奴だ。自分の立場がわかってないようだな」
和子「そんな脅しに屈すると思わないで!力で女を従える男なんて何もかもがダメなのよ!」
マグマ星人「こ、この俺によくもそんな口を……!」
ドドドドーン!
マグマ星人「ぐっ…な、なんだ?」
さやか「おりゃああああ!」
ザシュ!
マグマ星人「ぐあ!?」パッ
さやか「救出成功!」
和子「み、美樹さん…?」
さやか「けど…ごめん先生!」ゴス
和子「う~ん…」ガク
マミ「QB!今よ!」
マグマ星人「貴様ら……むっ!?何だここは…!?」
杏子「結界か。QBが協力なんて珍しいじゃん」
QB「公にキミ達の存在がバレると後々厄介だからね。外の情報もボク達でなんとかしよう」
まどか「さやかちゃん、先生は?」
さやか「無事だよ。気を失ってるけどね」
キリカ「あとは、このマグマとか言う奴を送り返せばいいんだね」
マグマ星人「小娘どもが俺に楯突く気か?」
ほむら「そうよ」ザッ
マグマ星人「その構え……くそ、忌々しい!」
チリン
「マグマ星人……随分と懐かしい相手だな」
マグマ星人(間違いない、ここは地球だ。だが俺はあの星を爆発させて氏んだはずじゃ……どうなってる)
和子「離しなさーい!」
マグマ星人「うるさい奴だ。自分の立場がわかってないようだな」
和子「そんな脅しに屈すると思わないで!力で女を従える男なんて何もかもがダメなのよ!」
マグマ星人「こ、この俺によくもそんな口を……!」
ドドドドーン!
マグマ星人「ぐっ…な、なんだ?」
さやか「おりゃああああ!」
ザシュ!
マグマ星人「ぐあ!?」パッ
さやか「救出成功!」
和子「み、美樹さん…?」
さやか「けど…ごめん先生!」ゴス
和子「う~ん…」ガク
マミ「QB!今よ!」
マグマ星人「貴様ら……むっ!?何だここは…!?」
杏子「結界か。QBが協力なんて珍しいじゃん」
QB「公にキミ達の存在がバレると後々厄介だからね。外の情報もボク達でなんとかしよう」
まどか「さやかちゃん、先生は?」
さやか「無事だよ。気を失ってるけどね」
キリカ「あとは、このマグマとか言う奴を送り返せばいいんだね」
マグマ星人「小娘どもが俺に楯突く気か?」
ほむら「そうよ」ザッ
マグマ星人「その構え……くそ、忌々しい!」
チリン
「マグマ星人……随分と懐かしい相手だな」
878: 2012/04/15(日) 04:59:32.13 ID:6q1gPpRg0
ここまで。本編終わってるから超やりたい放題
889: 2012/04/16(月) 02:57:22.69 ID:5kcr4ICj0
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドドーン!
マグマ星人「ふん、無駄だ。何度撃とうとそんなもの効かぬわ」
さやか「おりゃあああ!」
杏子「でりゃああああ!」
マグマ星人「貴様らもさっきから!」ブォン!
さやか「きゃあ!」
杏子「うわぁ!」
マミ「二人とも!」
マグマ星人「氏ねぇ!」
ほむら「させない!」
ギィン!
マグマ星人「何!?」
QB「パンチでマグマ星人のサーベルを弾くとは、流石ほむらだ」
マグマ星人「貴様、よくも………な、なんだ!?身体の動きが…!?」
キリカ「私の速度低下に気付いた…!?」
ほむら「まどか!今よ!」
まどか「いっけぇ!」
パシュウ!
マグマ星人「ぐおおおお!」
バチィン!
織莉子「弾かれた!」
マグマ星人「小賢しい真似を!」
まどか「きゃあ!」
ほむら「まどか!」
マグマ星人「おっと、動くなよ。こいつが握りつぶされてもいいのか?」
まどか「うぅ…!」
マグマ星人「オイ!俺に掛けた妙な技を解け!」
キリカ「くそっ…」シュウゥゥ…
マグマ星人「そうだそうだ。仲間の命が欲しければ大人しく言う事を聞くんだな」
さやか「デカイ癖に卑怯な奴…!」
マグマ星人「何とでも言え。そこの黒髪の小娘、俺の前に来い」
まどか「ほむらちゃん…ダメ…!」
ほむら「………ごめんなさい、まどか」
マグマ星人「聞き分けの良い奴だ」
ドドーン!
マグマ星人「ふん、無駄だ。何度撃とうとそんなもの効かぬわ」
さやか「おりゃあああ!」
杏子「でりゃああああ!」
マグマ星人「貴様らもさっきから!」ブォン!
さやか「きゃあ!」
杏子「うわぁ!」
マミ「二人とも!」
マグマ星人「氏ねぇ!」
ほむら「させない!」
ギィン!
マグマ星人「何!?」
QB「パンチでマグマ星人のサーベルを弾くとは、流石ほむらだ」
マグマ星人「貴様、よくも………な、なんだ!?身体の動きが…!?」
キリカ「私の速度低下に気付いた…!?」
ほむら「まどか!今よ!」
まどか「いっけぇ!」
パシュウ!
マグマ星人「ぐおおおお!」
バチィン!
織莉子「弾かれた!」
マグマ星人「小賢しい真似を!」
まどか「きゃあ!」
ほむら「まどか!」
マグマ星人「おっと、動くなよ。こいつが握りつぶされてもいいのか?」
まどか「うぅ…!」
マグマ星人「オイ!俺に掛けた妙な技を解け!」
キリカ「くそっ…」シュウゥゥ…
マグマ星人「そうだそうだ。仲間の命が欲しければ大人しく言う事を聞くんだな」
さやか「デカイ癖に卑怯な奴…!」
マグマ星人「何とでも言え。そこの黒髪の小娘、俺の前に来い」
まどか「ほむらちゃん…ダメ…!」
ほむら「………ごめんなさい、まどか」
マグマ星人「聞き分けの良い奴だ」
890: 2012/04/16(月) 03:31:57.98 ID:5kcr4ICj0
マグマ星人「おらぁ!」
ドスン!
まどか「ほむらちゃん!」
マグマ星人「お前達の中でも特に貴様は気に食わない。その目、あの構え……俺にアイツを思い出させる!」
さやか「ほむら!」
杏子「やろう!」
ほむら「動かないで…!」
マミ「でもあなたが!」
ほむら「平気よ…これぐらい……」
マグマ星人「言ってくれるな。なら」
チャキ
マグマ星人「このサーベルで串刺しにしてやる。氏ねぇ!」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「ぐっ…!」
「エイヤァアアア!!」
ズドン!
マグマ星人「ぐああ!?」
まどか「きゃ…!」
フワッ
「大丈夫か」
まどか「あ、ありがとう…」
「礼には及ばぬ」
さやか「今度は赤い奴が現れた!?」
杏子「でも、まどかを助けたぞ…?」
「お前達は、相変わらず手段を選ばないようだな」
マグマ星人「き、貴様は…!」
ほむら「ウルトラマン…レオ…!」
ドスン!
まどか「ほむらちゃん!」
マグマ星人「お前達の中でも特に貴様は気に食わない。その目、あの構え……俺にアイツを思い出させる!」
さやか「ほむら!」
杏子「やろう!」
ほむら「動かないで…!」
マミ「でもあなたが!」
ほむら「平気よ…これぐらい……」
マグマ星人「言ってくれるな。なら」
チャキ
マグマ星人「このサーベルで串刺しにしてやる。氏ねぇ!」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「ぐっ…!」
「エイヤァアアア!!」
ズドン!
マグマ星人「ぐああ!?」
まどか「きゃ…!」
フワッ
「大丈夫か」
まどか「あ、ありがとう…」
「礼には及ばぬ」
さやか「今度は赤い奴が現れた!?」
杏子「でも、まどかを助けたぞ…?」
「お前達は、相変わらず手段を選ばないようだな」
マグマ星人「き、貴様は…!」
ほむら「ウルトラマン…レオ…!」
891: 2012/04/16(月) 04:02:53.35 ID:5kcr4ICj0
レオ「下がっていろ。奴は俺が倒す」
まどか「は、はい」
マグマ星人「星の爆発から生き残ったのか…!」
レオ「星の爆発…? そうか、お前はあの時のマグマ星人か」
マグマ星人「ちょうどいいぜ…あの時の恨み、ここで晴らしてやる!」
レオ「いいだろう。もう一度地獄に送り返してやる」バッ
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「まどか…怪我は無い?」
まどか「私なんかよりほむらちゃんだよ!大丈夫なの!?」
ほむら「私は平気よ」
さやか「あたしのおかげでね」
杏子「それより、あの赤いのは一体何なんだ?マグマの敵みたいだが…」
ほむら「大丈夫、彼は味方よ」
杏子「どうしてわかるんだよ」
ほむら「あなたの言った、ヒーローだからよ」
レオ「イヤァ!」
マグマ星人「ぐおお!ど、どうなってる!?あの時と強さがまるで違う!」
レオ「どうした。それで終わりか」
マグマ星人「く、くそぉ!」キラン
レオ「むっ…!」
マグマ星人「喰らえ!」
レオ「むんっ!」ガシィ!
ピキィーン!
レオ「デヤァアア!!」
ズバァン!!
マグマ星人「お、俺のサーベルを…!?」
レオ「ヤァア!」
バッ!
レオ「ハイヤアアアアアア!!」
―レオキック!
まどか「は、はい」
マグマ星人「星の爆発から生き残ったのか…!」
レオ「星の爆発…? そうか、お前はあの時のマグマ星人か」
マグマ星人「ちょうどいいぜ…あの時の恨み、ここで晴らしてやる!」
レオ「いいだろう。もう一度地獄に送り返してやる」バッ
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「まどか…怪我は無い?」
まどか「私なんかよりほむらちゃんだよ!大丈夫なの!?」
ほむら「私は平気よ」
さやか「あたしのおかげでね」
杏子「それより、あの赤いのは一体何なんだ?マグマの敵みたいだが…」
ほむら「大丈夫、彼は味方よ」
杏子「どうしてわかるんだよ」
ほむら「あなたの言った、ヒーローだからよ」
レオ「イヤァ!」
マグマ星人「ぐおお!ど、どうなってる!?あの時と強さがまるで違う!」
レオ「どうした。それで終わりか」
マグマ星人「く、くそぉ!」キラン
レオ「むっ…!」
マグマ星人「喰らえ!」
レオ「むんっ!」ガシィ!
ピキィーン!
レオ「デヤァアア!!」
ズバァン!!
マグマ星人「お、俺のサーベルを…!?」
レオ「ヤァア!」
バッ!
レオ「ハイヤアアアアアア!!」
―レオキック!
892: 2012/04/16(月) 04:17:56.05 ID:5kcr4ICj0
マグマ星人「ぐわあああああああ!」
ドカァーン!!
さやか「け、蹴りで倒した…」
マミ「なんだアイツ…とんでもなく強いぞ…」
レオ「ハァァ…!」
シュンシュンシュン
キリカ「縮んで人間になった!?」
マミ「こっちに来るわ」
チリン
「危なかったな」
ほむら「やっぱり、あの時のあなただったのね」
まどか「ほむらちゃん、知り合いなの?」
ほむら「少しね……」
「不躾だが、名前を聞いてもいいか?」
ほむら「暁美ほむら。あなたは、どう呼べばいいかしら?」
ゲン「地球ではこの姿の時、おゝとりゲンと名乗っていた」
ドカァーン!!
さやか「け、蹴りで倒した…」
マミ「なんだアイツ…とんでもなく強いぞ…」
レオ「ハァァ…!」
シュンシュンシュン
キリカ「縮んで人間になった!?」
マミ「こっちに来るわ」
チリン
「危なかったな」
ほむら「やっぱり、あの時のあなただったのね」
まどか「ほむらちゃん、知り合いなの?」
ほむら「少しね……」
「不躾だが、名前を聞いてもいいか?」
ほむら「暁美ほむら。あなたは、どう呼べばいいかしら?」
ゲン「地球ではこの姿の時、おゝとりゲンと名乗っていた」
893: 2012/04/16(月) 05:21:27.74 ID:5kcr4ICj0
数十分後 ほむホーム
ゲン「やはり、ここは別の宇宙だったか」
まどか「おゝとりさんは、どうやってこの宇宙に?」
ゲン「弟子の手助けをした直後に、突然現れたワームホールに飲み込まれてな。最初は気付かなかったが、すぐにここが俺のいた地球とは違うとわかった」
さやか「あの、おゝとりさんは地球の人じゃないんですか?」
ゲン「俺は獅子座L77星の住人だ」
織莉子「そんな名前の星なんて聞いたことないわ」
QB「ボク達の宇宙にはない星だよ。けど、別の宇宙には地球以外にも感情を持った生物がいるのか。羨ましいよ、きっとエネルギー回収率が良さ」
ほむら「ちょっと黙ってて」
杏子「ひとつ聞きたい。あんたは敵なのか?」
ゲン「その判断は君達に任せる。ただ、俺は地球をどうする気はない」
ほむら「それなら協力して欲しいの。私たちの世界を護るために」
ゲン「ブラックギラスとレッドギラスか……。どうやら、この宇宙が直接繋がっているのは怪獣墓場かもしれないな」
キリカ「怪獣墓場?」
ゲン「我々ウルトラ戦士に倒された怪獣達の魂が行き着く先、宇宙の歪みだ。怪獣だけではなく、マグマ星人などの邪悪な者の魂もそこに行くとされている」
マミ「それじゃあ、今日倒したあのマグマ星人もまた来るかもしれないんですか?」
ゲン「すぐにと言うわけではないが、その可能性は十分にある」
杏子「ギラスだけじゃないってか……」
ゲン「そう気を落とすな。今頃異変に気付いた俺の仲間達が原因を探っているはずだ」
さやか「元に戻るんですか!?」
ゲン「時間は掛かるだろうがな。だが、ギラス達との戦いは避けられそうにないな」
マミ「当面の問題はそこね。悔しいけど、今の私たちでは歯が立たないわ」
ほむら「………ゲン」
ゲン「なんだ?」
ほむら「私をギラスたちと戦えるように鍛えて欲しいの」
ゲン「やはり、ここは別の宇宙だったか」
まどか「おゝとりさんは、どうやってこの宇宙に?」
ゲン「弟子の手助けをした直後に、突然現れたワームホールに飲み込まれてな。最初は気付かなかったが、すぐにここが俺のいた地球とは違うとわかった」
さやか「あの、おゝとりさんは地球の人じゃないんですか?」
ゲン「俺は獅子座L77星の住人だ」
織莉子「そんな名前の星なんて聞いたことないわ」
QB「ボク達の宇宙にはない星だよ。けど、別の宇宙には地球以外にも感情を持った生物がいるのか。羨ましいよ、きっとエネルギー回収率が良さ」
ほむら「ちょっと黙ってて」
杏子「ひとつ聞きたい。あんたは敵なのか?」
ゲン「その判断は君達に任せる。ただ、俺は地球をどうする気はない」
ほむら「それなら協力して欲しいの。私たちの世界を護るために」
ゲン「ブラックギラスとレッドギラスか……。どうやら、この宇宙が直接繋がっているのは怪獣墓場かもしれないな」
キリカ「怪獣墓場?」
ゲン「我々ウルトラ戦士に倒された怪獣達の魂が行き着く先、宇宙の歪みだ。怪獣だけではなく、マグマ星人などの邪悪な者の魂もそこに行くとされている」
マミ「それじゃあ、今日倒したあのマグマ星人もまた来るかもしれないんですか?」
ゲン「すぐにと言うわけではないが、その可能性は十分にある」
杏子「ギラスだけじゃないってか……」
ゲン「そう気を落とすな。今頃異変に気付いた俺の仲間達が原因を探っているはずだ」
さやか「元に戻るんですか!?」
ゲン「時間は掛かるだろうがな。だが、ギラス達との戦いは避けられそうにないな」
マミ「当面の問題はそこね。悔しいけど、今の私たちでは歯が立たないわ」
ほむら「………ゲン」
ゲン「なんだ?」
ほむら「私をギラスたちと戦えるように鍛えて欲しいの」
894: 2012/04/16(月) 08:35:28.82 ID:5kcr4ICj0
翌日
ほむら「やあああああ!」
レオ「むん!」ガッ
クルッ
ドン!
ほむら「かはっ…!」
レオ「まだ動きが荒い!小手先の力に頼るからそうなるのだ!」
ほむら「はあ!」
レオ「ヤアァ……イヤァ!」
ドッ!
ほむら「うぐっ……まだ、まだ…!」
レオ「何を考えている」
ほむら「え?」
レオ「拳からは雑念を感じる。心を捕われていて、何かを得ることなど出来ぬ」
ほむら「………っ」
レオ「いくぞ!」
ほむら「はい!」
まどか「大丈夫?ほむらちゃん?」ペタペタ
ほむら「大した事ないわ」
まどか「……ごめんね」
ほむら「どうしてあなたが謝るのよ」
まどか「考えたの。どうして宇宙を分ける壁が壊れたのかを……それって、私の願いで宇宙を創り直したせいなんじゃないかって」
ほむら「バカなこと言わないで」
まどか「でも…」
ほむら「そうだとしても、誰にもあたなを責めさせないわ。あなたは魔法少女を救ったのだから」
まどか「ほむらちゃん……」
ゲン「ほむら」
ほむら「ゲン。もう再開かしら?」
ゲン「その前に話がある」
ほむら「なにかしら?」
ゲン「なぜ自らギラスと戦おうとする。俺に任せてもいいのだぞ」
ほむら「……誰かに護られていては、誰かを救えないからよ」
まどか(ほむらちゃん…まだ昔のことを……)
ほむら「私は強くなりたい。自分の手で、大切な人たちを護れる強さが」
ほむら「やあああああ!」
レオ「むん!」ガッ
クルッ
ドン!
ほむら「かはっ…!」
レオ「まだ動きが荒い!小手先の力に頼るからそうなるのだ!」
ほむら「はあ!」
レオ「ヤアァ……イヤァ!」
ドッ!
ほむら「うぐっ……まだ、まだ…!」
レオ「何を考えている」
ほむら「え?」
レオ「拳からは雑念を感じる。心を捕われていて、何かを得ることなど出来ぬ」
ほむら「………っ」
レオ「いくぞ!」
ほむら「はい!」
まどか「大丈夫?ほむらちゃん?」ペタペタ
ほむら「大した事ないわ」
まどか「……ごめんね」
ほむら「どうしてあなたが謝るのよ」
まどか「考えたの。どうして宇宙を分ける壁が壊れたのかを……それって、私の願いで宇宙を創り直したせいなんじゃないかって」
ほむら「バカなこと言わないで」
まどか「でも…」
ほむら「そうだとしても、誰にもあたなを責めさせないわ。あなたは魔法少女を救ったのだから」
まどか「ほむらちゃん……」
ゲン「ほむら」
ほむら「ゲン。もう再開かしら?」
ゲン「その前に話がある」
ほむら「なにかしら?」
ゲン「なぜ自らギラスと戦おうとする。俺に任せてもいいのだぞ」
ほむら「……誰かに護られていては、誰かを救えないからよ」
まどか(ほむらちゃん…まだ昔のことを……)
ほむら「私は強くなりたい。自分の手で、大切な人たちを護れる強さが」
896: 2012/04/16(月) 09:40:46.83 ID:5kcr4ICj0
ゲン「大切な人たちをか……良い心がけだ。特訓を再開しよう」
ほむら「はい」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「なに?」
まどか「が、がんばって!」
ほむら「ありがとう」
まどか「私も、頑張らなくちゃ…!」
二日後
ズズズズ…!
ゲン「来るぞ」
ほむら「ええ」
ゲン「被害を抑えるために二手に分かれる。俺がブラックギラス、お前はレッドギラスを。いいな、ギラススピンは強力である上に周りへの被害も大きい。なんとしてでも食い止めるぞ」
ほむら「わかったわ」
ブラックギラス「ゴオオオオ!」
レッドギラス「グオオオオ!」
バッ!
ゲン「レオォォォオ!!」
ズズズ……バサァ!
ほむら「はぁああああ!」
ほむら「はい」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「なに?」
まどか「が、がんばって!」
ほむら「ありがとう」
まどか「私も、頑張らなくちゃ…!」
二日後
ズズズズ…!
ゲン「来るぞ」
ほむら「ええ」
ゲン「被害を抑えるために二手に分かれる。俺がブラックギラス、お前はレッドギラスを。いいな、ギラススピンは強力である上に周りへの被害も大きい。なんとしてでも食い止めるぞ」
ほむら「わかったわ」
ブラックギラス「ゴオオオオ!」
レッドギラス「グオオオオ!」
バッ!
ゲン「レオォォォオ!!」
ズズズ……バサァ!
ほむら「はぁああああ!」
897: 2012/04/16(月) 10:21:27.02 ID:5kcr4ICj0
さやか「始まった!」
杏子「あの黒い翼……ホントにほむらが戦ってるんだな」
マミ「暁美さん…」
まどか「ほむらちゃん……さあみんな。私たちは街の人たちを護るよ!」
ほむら「やあぁ!」
レオ「エイヤァ!」
ズドン!
ブラックギラス「ゴオオオ!」
レッドギラス「グオオオ!」
ズドーン!
レオ「その調子だ。ほむら」
ほむら「あなたこそ」
レオ「フッ、どうも俺の弟子は口の悪い奴ばかりだな」
ブラックギラス「ゴオオオ!」
レッドギラス「グオオオ!」
ガシッ!
ほむら「あれは…!」
レオ「ギラススピン…! ヤァ!」
―エネルギー光球!
ドカーン!
ブラックギラス「ゴオオオ!」
ほむら「やああああ!」
ドン!
レッドギラス「グオオオ!」
ズドーン!
レオ「トドメだ!」キュイィン…!
ギュルン!
レオ「ぬうっ!?」
杏子「あの黒い翼……ホントにほむらが戦ってるんだな」
マミ「暁美さん…」
まどか「ほむらちゃん……さあみんな。私たちは街の人たちを護るよ!」
ほむら「やあぁ!」
レオ「エイヤァ!」
ズドン!
ブラックギラス「ゴオオオ!」
レッドギラス「グオオオ!」
ズドーン!
レオ「その調子だ。ほむら」
ほむら「あなたこそ」
レオ「フッ、どうも俺の弟子は口の悪い奴ばかりだな」
ブラックギラス「ゴオオオ!」
レッドギラス「グオオオ!」
ガシッ!
ほむら「あれは…!」
レオ「ギラススピン…! ヤァ!」
―エネルギー光球!
ドカーン!
ブラックギラス「ゴオオオ!」
ほむら「やああああ!」
ドン!
レッドギラス「グオオオ!」
ズドーン!
レオ「トドメだ!」キュイィン…!
ギュルン!
レオ「ぬうっ!?」
900: 2012/04/16(月) 15:51:28.27 ID:5kcr4ICj0
ほむら「レオ! !?」
シルバーブルーメ「」フヨフヨ
ほむら「シルバーブルーメ…! よりにもよってこんな時に…!」
レオ「ダァア!」グィ!
シルバーブルーメ「」ビターン!
レオ「ほむら!ギラスの角を折り一旦奴らを追い払うんだ!」
ほむら「はい!」バサァ!
ブラックギラス「ゴオオオ!」
レッドギラス「グオオオ!」
ガシッ!
ほむら(間に合え―!)
ほむら「でやああああああ!」
ギュルンギュルンギュルン!!!
バチィッ!
ほむら「うわああああああ!」
レオ「ほむら! ムッ…!?」
ズズズズッ…!
レオ「まだ来るというのか…!」
マミ「もう一体現れた…!」
さやか「ほむらが危ない!助けに行かないと!」
杏子「待て!街の奴らはどうする!」
さやか「あ、くっそ…!」
キリカ「心配には及ばないよ」
さやか「織莉子!キリカ!あんた達今までどこにいたのよ!」
織莉子「探し物よ。まどか、これを」
まどか「ありがとう、織莉子さん!」
マミ「その紙は…?」
まどか「後でちゃんと話します。みんなは街をお願い!」バサァ!
さやか「まどか!どこに行くの!?」
シルバーブルーメ「」フヨフヨ
ほむら「シルバーブルーメ…! よりにもよってこんな時に…!」
レオ「ダァア!」グィ!
シルバーブルーメ「」ビターン!
レオ「ほむら!ギラスの角を折り一旦奴らを追い払うんだ!」
ほむら「はい!」バサァ!
ブラックギラス「ゴオオオ!」
レッドギラス「グオオオ!」
ガシッ!
ほむら(間に合え―!)
ほむら「でやああああああ!」
ギュルンギュルンギュルン!!!
バチィッ!
ほむら「うわああああああ!」
レオ「ほむら! ムッ…!?」
ズズズズッ…!
レオ「まだ来るというのか…!」
マミ「もう一体現れた…!」
さやか「ほむらが危ない!助けに行かないと!」
杏子「待て!街の奴らはどうする!」
さやか「あ、くっそ…!」
キリカ「心配には及ばないよ」
さやか「織莉子!キリカ!あんた達今までどこにいたのよ!」
織莉子「探し物よ。まどか、これを」
まどか「ありがとう、織莉子さん!」
マミ「その紙は…?」
まどか「後でちゃんと話します。みんなは街をお願い!」バサァ!
さやか「まどか!どこに行くの!?」
901: 2012/04/16(月) 16:31:53.74 ID:5kcr4ICj0
キュィィン…!
レオ「デヤァア!」
―スパーク光線!
シルバーブルーメ「」ドドーン!
レオ「ダアッ!」バッ!
ヒュンヒュン!
レオ「エイヤァ!」
―きりもみキック!
ブラックギラス「ゴオ!」バシュ!
レッドギラス「グオ!」バシュ!
ズドオーン!
レオ「ほむら、大丈夫か!?」
ほむら「ええ……さすがね、あの三体を一瞬で倒すなんて」
レオ「キミがいたからだ。だが、まだ安心できないぞ」
ズズズ…!
「これは久しい相手だ」
「遂にこの時が来たか」
レオ「お前達は…!」
マグマ総統「レオ。久しぶりだな」
ババルウ星人「恨みを晴らしに来たぜ」
レオ「マグマ総統!ババルウ星人!」
ババルウ星人「マグマ、奴は俺が倒す。手出しはするなよ」
マグマ総統「安心しろ、もとより手を出す気など無い。私の相手は…」
シュンシュン
マグマ総統「小さき身体でこの星を護る、あの少女だ」
レオ「デヤァア!」
―スパーク光線!
シルバーブルーメ「」ドドーン!
レオ「ダアッ!」バッ!
ヒュンヒュン!
レオ「エイヤァ!」
―きりもみキック!
ブラックギラス「ゴオ!」バシュ!
レッドギラス「グオ!」バシュ!
ズドオーン!
レオ「ほむら、大丈夫か!?」
ほむら「ええ……さすがね、あの三体を一瞬で倒すなんて」
レオ「キミがいたからだ。だが、まだ安心できないぞ」
ズズズ…!
「これは久しい相手だ」
「遂にこの時が来たか」
レオ「お前達は…!」
マグマ総統「レオ。久しぶりだな」
ババルウ星人「恨みを晴らしに来たぜ」
レオ「マグマ総統!ババルウ星人!」
ババルウ星人「マグマ、奴は俺が倒す。手出しはするなよ」
マグマ総統「安心しろ、もとより手を出す気など無い。私の相手は…」
シュンシュン
マグマ総統「小さき身体でこの星を護る、あの少女だ」
902: 2012/04/16(月) 16:58:19.29 ID:5kcr4ICj0
ほむら「変わったマグマ星人ね。わざわざ小さくなってくれるなんて」
レオ「奴は誇りのある戦士だ。油断するな」
ババルウ星人「いくぞ!」
まどか「ここだ…!」
QB「やっと来たね。まどか」
まどか「QB。この場所が二つの宇宙を繋ぐ場所なんだね」
QB「そうだよ。予想よりも壁の破損が大きい。ボク達インキュベーターの力ではどうしようもないよ」
まどか(ここは私が契約した場所……やっぱり、あの時の影響だったんだ)
まどか「それなら」ヘンシン
まど神(私の中の宇宙を使えば…元に戻るはず!)
ほむら「はあ!」
マグマ総統「むん!」
ほむら「ぐぁっ…!」
マグマ総統「どうした?その程度か!」
ほむら「くっ…!」
マグマ総統「レオはこんなものでは無かった。貴様も星を護るものなら、命を燃やせ!」
ほむら「言われなくても…!」
レオ「ほむら!」
ババルウ星人「よそ見してていいのか!?」
ジャラ!
レオ「!」
ババルウ星人「捕らえた!」
レオ「デヤァ!」
―ハンドスライサー!
ババルウ星人「なに!?」
レオ「イヤア!」ドスン!
ババルウ星人「ぐあ!」
レオ「奴は誇りのある戦士だ。油断するな」
ババルウ星人「いくぞ!」
まどか「ここだ…!」
QB「やっと来たね。まどか」
まどか「QB。この場所が二つの宇宙を繋ぐ場所なんだね」
QB「そうだよ。予想よりも壁の破損が大きい。ボク達インキュベーターの力ではどうしようもないよ」
まどか(ここは私が契約した場所……やっぱり、あの時の影響だったんだ)
まどか「それなら」ヘンシン
まど神(私の中の宇宙を使えば…元に戻るはず!)
ほむら「はあ!」
マグマ総統「むん!」
ほむら「ぐぁっ…!」
マグマ総統「どうした?その程度か!」
ほむら「くっ…!」
マグマ総統「レオはこんなものでは無かった。貴様も星を護るものなら、命を燃やせ!」
ほむら「言われなくても…!」
レオ「ほむら!」
ババルウ星人「よそ見してていいのか!?」
ジャラ!
レオ「!」
ババルウ星人「捕らえた!」
レオ「デヤァ!」
―ハンドスライサー!
ババルウ星人「なに!?」
レオ「イヤア!」ドスン!
ババルウ星人「ぐあ!」
903: 2012/04/16(月) 17:45:29.47 ID:5kcr4ICj0
レオ「ヤア!ダア!エイヤア!」
ドッ!ガッ!ドドンッ!
ババルウ星人「うおお…!」
レオ「ハァアア…!」スウゥ…!
―レオクロスビーム!
ババルウ星人「ぐああああああ!」
ドカーン!
マグマ総統「やはりババルウは敗れたか」
レオ「ほむら!」
マグマ総統「レオ。手出しはするな、これは私と彼女の戦いだ」
ほむら「はぁ…はぁ…」
レオ「……」
ほむら「大丈夫よ……私は、負けない…」
マグマ総統「よくぞ言った!」
ヒュオン!
ほむら「くっ…!」
マグマ総統「しかしそれでは私に勝てぬぞ!」
レオ「思い出せ!俺との特訓を!」
ほむら(レオとの、特訓……)
レオ『流れを読め。相手の動きに合わせるのではなく、その先を行くのだ』
マグマ総統「はあ!」
ガッ!
マグマ総統「ぬ…!? 」
レオ『使うのは心の目だ。そうすれば、相手の動きの全てが視える』
ガッ!ガッ!
マグマ総統(全ての攻撃を防がれた…! なんだ、まるで別人だぞ…!?)
ドッ!ガッ!ドドンッ!
ババルウ星人「うおお…!」
レオ「ハァアア…!」スウゥ…!
―レオクロスビーム!
ババルウ星人「ぐああああああ!」
ドカーン!
マグマ総統「やはりババルウは敗れたか」
レオ「ほむら!」
マグマ総統「レオ。手出しはするな、これは私と彼女の戦いだ」
ほむら「はぁ…はぁ…」
レオ「……」
ほむら「大丈夫よ……私は、負けない…」
マグマ総統「よくぞ言った!」
ヒュオン!
ほむら「くっ…!」
マグマ総統「しかしそれでは私に勝てぬぞ!」
レオ「思い出せ!俺との特訓を!」
ほむら(レオとの、特訓……)
レオ『流れを読め。相手の動きに合わせるのではなく、その先を行くのだ』
マグマ総統「はあ!」
ガッ!
マグマ総統「ぬ…!? 」
レオ『使うのは心の目だ。そうすれば、相手の動きの全てが視える』
ガッ!ガッ!
マグマ総統(全ての攻撃を防がれた…! なんだ、まるで別人だぞ…!?)
904: 2012/04/16(月) 17:54:56.90 ID:5kcr4ICj0
ほむら「やあ!」
ドン!
マグマ総統「ぐっ…! この私に一撃を与えるとは……」
ほむら「はぁぁ…!」スウゥ…
マグマ総統「……良い構えだ。そして何より、戦士の目をしている」
マグマ総統「名を聞こう。少女よ」
ほむら「暁美…ほむら」
マグマ総統「暁美、ほむらか…覚えよう。私の最後の敵、その名を」
ほむら「…?」
マグマ総統「終わりにしよう。もう、時間が無い」
ほむら「……!」グッ
レオ「……」
ほむら「はああああ!」
マグマ総統「ぬん!」
ガキィン!!
ほむら「ぐっ…!」ドサッ!
マグマ総統「フッ」
マグマ総統「見事だ。地球の戦士よ」
ドカーン!
ほむら「勝った……」
レオ「大丈夫か」シュンシュン
ほむら「ええ。あなたのおかげよ」
レオ「いや、キミの力だ」
ズズズズッ…!
ほむら「また来るわ…!」
レオ「違う、これは…」
ドン!
マグマ総統「ぐっ…! この私に一撃を与えるとは……」
ほむら「はぁぁ…!」スウゥ…
マグマ総統「……良い構えだ。そして何より、戦士の目をしている」
マグマ総統「名を聞こう。少女よ」
ほむら「暁美…ほむら」
マグマ総統「暁美、ほむらか…覚えよう。私の最後の敵、その名を」
ほむら「…?」
マグマ総統「終わりにしよう。もう、時間が無い」
ほむら「……!」グッ
レオ「……」
ほむら「はああああ!」
マグマ総統「ぬん!」
ガキィン!!
ほむら「ぐっ…!」ドサッ!
マグマ総統「フッ」
マグマ総統「見事だ。地球の戦士よ」
ドカーン!
ほむら「勝った……」
レオ「大丈夫か」シュンシュン
ほむら「ええ。あなたのおかげよ」
レオ「いや、キミの力だ」
ズズズズッ…!
ほむら「また来るわ…!」
レオ「違う、これは…」
905: 2012/04/16(月) 18:11:43.31 ID:5kcr4ICj0
まど神(ほむらちゃん!やったよ!)
ほむら(まどか?やったってなにを……)
まど神(宇宙の壁を直せたの!これで二つの世界は元に戻るよ!)
レオ「その顔だと、どうやら解決したようだな」
ほむら「ええ」
レオ「それならば、お別れだ」
ほむら「感謝するわ。あなたがいなければ、きっと大勢の人が氏んでいたわ」
レオ「礼を言われることじゃない。例え違う宇宙でも、ここは俺の故郷だからな」
ほむら「レオ…」
レオ「さらばだ。ほむら……イヤア!」バッ!
ほむら「ありがとう、ウルトラマンレオ」
ほむら「っていう夢を見たの」
さやか「こんだけ引っ張っといて夢オチぃいいいいい!?」
ほむら「せっかくなら変身してみたかったわ」
マミ「ダメよ。そしたらウルトラウーマンなってしまうわ」
さやか「いやいや!そうじゃないでしょ!もっと他に突っ込むところがありますよね!?」
ゆま「ゆまが出てない!」プンプン
杏子「怒るな怒るな」ナデナデ
QB「わけわか!」
まどか「あはは……」
ほむら「光線技、今度覚えてみようかしら?」
おまけその2 ほむらと故郷のない男 END
ほむら(まどか?やったってなにを……)
まど神(宇宙の壁を直せたの!これで二つの世界は元に戻るよ!)
レオ「その顔だと、どうやら解決したようだな」
ほむら「ええ」
レオ「それならば、お別れだ」
ほむら「感謝するわ。あなたがいなければ、きっと大勢の人が氏んでいたわ」
レオ「礼を言われることじゃない。例え違う宇宙でも、ここは俺の故郷だからな」
ほむら「レオ…」
レオ「さらばだ。ほむら……イヤア!」バッ!
ほむら「ありがとう、ウルトラマンレオ」
ほむら「っていう夢を見たの」
さやか「こんだけ引っ張っといて夢オチぃいいいいい!?」
ほむら「せっかくなら変身してみたかったわ」
マミ「ダメよ。そしたらウルトラウーマンなってしまうわ」
さやか「いやいや!そうじゃないでしょ!もっと他に突っ込むところがありますよね!?」
ゆま「ゆまが出てない!」プンプン
杏子「怒るな怒るな」ナデナデ
QB「わけわか!」
まどか「あはは……」
ほむら「光線技、今度覚えてみようかしら?」
おまけその2 ほむらと故郷のない男 END
913: 2012/04/16(月) 19:22:34.93 ID:5kcr4ICj0
おまけその3 少女達の未来
ほむら「1000…っと、ふう」
QB「また筋トレかい?」
ほむら「いらっしゃい。悪いけど、そこのタオル取ってくれないかしら」チュー
QB「構わないよ。それにしても、毎回すごい数をこなすね」
ほむら「前に比べたらそうでもないわ。時間操作ができないと、こうも不憫だとわね」
QB「十分多いと思うけどな」
ほむら「飲む?」
QB「味覚は無いけど、プロテインは好きじゃないな」
ほむら「残念。ただのスポーツ飲料よ」
ほむら(あれから二年の月日が流れた。高校生になった私たちは、今、魔獣と戦いながらも平和な毎日を送っている)
まどか「おはようほむらちゃん」
さやか「おはよーほむら」
ほむら「おはよう」
ほむら(まどかとさやかは同じ高校に通っている。余談だだけど、志筑仁美は上条恭介を支えたいと彼と同じ音楽学校に行ってしまった。さやかは一時期暗い雰囲気を出していたが、今では吹っ切れたようだ)
さやか「そういえば、昨日マミさんに会ったよ」
まどか「マミさん元気だった?」
さやか「うん。杏子とゆまと一緒に買い物しててさ。なんか、本当の姉妹みたいだったよ」
ほむら(一年前、マミは隣町の高校に進学し私たちにこの街を任せ去った。杏子とゆまと一緒に暮らしており、泥棒生活から足を洗わせまともな生活をさせているようだ。杏子は今、大工のアルバイトをしているらしく、マミによるとその働き振りから免許をとったら正社員として雇ってもらえるとの話を聞いた。もしかしたら、私たちの中で一番最初に社会人になるのは彼女かもしれない)
ほむら「今度遊びに行きましょうか」
さやか「おっ。ほむらナイスな発言」
まどか「マミさんに会うの久しぶりだな」
さやか「でも折角なら、織莉子さんとキリカさんも呼びたかったね」
ほむら「彼女達も、元気にしているかしら」
ほむら(彼女達も、一年前にこの街を去った。海外のボランティア組織に所属し、貧困の国などを巡り救いの手を差し伸べている。たまにくる織莉子からのメールには、キリカが色んな国の言葉を覚えきれず、日夜頭を抱えている様子が書かれていた)
ほむら「1000…っと、ふう」
QB「また筋トレかい?」
ほむら「いらっしゃい。悪いけど、そこのタオル取ってくれないかしら」チュー
QB「構わないよ。それにしても、毎回すごい数をこなすね」
ほむら「前に比べたらそうでもないわ。時間操作ができないと、こうも不憫だとわね」
QB「十分多いと思うけどな」
ほむら「飲む?」
QB「味覚は無いけど、プロテインは好きじゃないな」
ほむら「残念。ただのスポーツ飲料よ」
ほむら(あれから二年の月日が流れた。高校生になった私たちは、今、魔獣と戦いながらも平和な毎日を送っている)
まどか「おはようほむらちゃん」
さやか「おはよーほむら」
ほむら「おはよう」
ほむら(まどかとさやかは同じ高校に通っている。余談だだけど、志筑仁美は上条恭介を支えたいと彼と同じ音楽学校に行ってしまった。さやかは一時期暗い雰囲気を出していたが、今では吹っ切れたようだ)
さやか「そういえば、昨日マミさんに会ったよ」
まどか「マミさん元気だった?」
さやか「うん。杏子とゆまと一緒に買い物しててさ。なんか、本当の姉妹みたいだったよ」
ほむら(一年前、マミは隣町の高校に進学し私たちにこの街を任せ去った。杏子とゆまと一緒に暮らしており、泥棒生活から足を洗わせまともな生活をさせているようだ。杏子は今、大工のアルバイトをしているらしく、マミによるとその働き振りから免許をとったら正社員として雇ってもらえるとの話を聞いた。もしかしたら、私たちの中で一番最初に社会人になるのは彼女かもしれない)
ほむら「今度遊びに行きましょうか」
さやか「おっ。ほむらナイスな発言」
まどか「マミさんに会うの久しぶりだな」
さやか「でも折角なら、織莉子さんとキリカさんも呼びたかったね」
ほむら「彼女達も、元気にしているかしら」
ほむら(彼女達も、一年前にこの街を去った。海外のボランティア組織に所属し、貧困の国などを巡り救いの手を差し伸べている。たまにくる織莉子からのメールには、キリカが色んな国の言葉を覚えきれず、日夜頭を抱えている様子が書かれていた)
918: 2012/04/17(火) 01:39:27.76 ID:uZcgxS4L0
さやか「そんじゃ、またあとでね」
まどか「お昼一緒に食べようね」
ほむら(二人とは一緒のクラスになれなかった。昔の私なら見知らぬ人たちに囲まれて縮こまっただろうが、今は一応は友達と呼べる人も出来た)
ほむら「おはよう」
「おはよう暁美さん」
「おはよー。ねえ、昨日のテレビ見た?」
ほむら(寂しくないといえば、ちょっとだけ嘘になってしまうけどね)
放課後
まどか「今日のパトロール終わり」
さやか「そんじゃ、行こうか」
ほむら「買い物袋は持ったわね?」
まどか「うん」
ほむら(今日はまどかの提案で私の家で三人でケーキを作ることになった。たまには、戦いを忘れて女の子らしいことをするのも悪くない)
ほむホーム
ほむら「さやか。今イチゴ摘み食いしたでしょ?」
さやか「何のことやら」
まどか「あー!さやかちゃんズルい!」
さやか「してないって」
ほむら「嘘ついたからさやかのケーキはなしね」
さやか「すいません。出来心でつい」
ほむら「よろしい。イチゴ抜きで許してあげるわ」
さやか「おのれほむらぁ!」
ピンポーン
まどか「お昼一緒に食べようね」
ほむら(二人とは一緒のクラスになれなかった。昔の私なら見知らぬ人たちに囲まれて縮こまっただろうが、今は一応は友達と呼べる人も出来た)
ほむら「おはよう」
「おはよう暁美さん」
「おはよー。ねえ、昨日のテレビ見た?」
ほむら(寂しくないといえば、ちょっとだけ嘘になってしまうけどね)
放課後
まどか「今日のパトロール終わり」
さやか「そんじゃ、行こうか」
ほむら「買い物袋は持ったわね?」
まどか「うん」
ほむら(今日はまどかの提案で私の家で三人でケーキを作ることになった。たまには、戦いを忘れて女の子らしいことをするのも悪くない)
ほむホーム
ほむら「さやか。今イチゴ摘み食いしたでしょ?」
さやか「何のことやら」
まどか「あー!さやかちゃんズルい!」
さやか「してないって」
ほむら「嘘ついたからさやかのケーキはなしね」
さやか「すいません。出来心でつい」
ほむら「よろしい。イチゴ抜きで許してあげるわ」
さやか「おのれほむらぁ!」
ピンポーン
919: 2012/04/17(火) 02:08:41.22 ID:uZcgxS4L0
マミ「こんばんわ。暁美さん」
杏子「よう、久しぶり」
ゆま「ほむらお姉ちゃん!」
ほむら「あなた達だったの」
杏子「途中でこいつ等も拾ったぜ」
織莉子「人を捨て猫みたいに言わないでちょうだい」
キリカ「good evening ほむら」
ほむら「二人も…」
さやか「なになに…っておお!?」
まどか「みんな!」
杏子「なんだ。お前らもいたのか」
マミ「みんな揃うなんて、すごい偶然ね」
織莉子「そうね。私もこの未来は視えてなかったわ」
杏子「妙なこともあるもんだな」チャリン
さやか「あれ、杏子その鍵何?」
杏子「ん?車のだけど」
さやか「ええ!?あんた免許は!?」
杏子「ほれ。本物だぞ」
さやか「ホントだ…」
まどか「あれ?でも車の免許って確か18歳からじゃ」
杏子「」ギクッ
さやか「アンタまさか」
杏子「い、いいじゃねぇかよ。歳の一つや二つ誤魔化したって」
キリカ「相変わらずだねキミは」
ゆま「でもキョーコ、ちゃんとお仕事してるよ」
マミ「そうね。そのおかげで佐倉さん、晴れて正社員として雇ってもらえたものね」
さやか「マジか!あの杏子が一足先に社会人……くうー、なんか悔しい!」
杏子「大人ってのは辛いぜ?」
織莉子「とても信じられない言葉ね」
杏子「よう、久しぶり」
ゆま「ほむらお姉ちゃん!」
ほむら「あなた達だったの」
杏子「途中でこいつ等も拾ったぜ」
織莉子「人を捨て猫みたいに言わないでちょうだい」
キリカ「good evening ほむら」
ほむら「二人も…」
さやか「なになに…っておお!?」
まどか「みんな!」
杏子「なんだ。お前らもいたのか」
マミ「みんな揃うなんて、すごい偶然ね」
織莉子「そうね。私もこの未来は視えてなかったわ」
杏子「妙なこともあるもんだな」チャリン
さやか「あれ、杏子その鍵何?」
杏子「ん?車のだけど」
さやか「ええ!?あんた免許は!?」
杏子「ほれ。本物だぞ」
さやか「ホントだ…」
まどか「あれ?でも車の免許って確か18歳からじゃ」
杏子「」ギクッ
さやか「アンタまさか」
杏子「い、いいじゃねぇかよ。歳の一つや二つ誤魔化したって」
キリカ「相変わらずだねキミは」
ゆま「でもキョーコ、ちゃんとお仕事してるよ」
マミ「そうね。そのおかげで佐倉さん、晴れて正社員として雇ってもらえたものね」
さやか「マジか!あの杏子が一足先に社会人……くうー、なんか悔しい!」
杏子「大人ってのは辛いぜ?」
織莉子「とても信じられない言葉ね」
920: 2012/04/17(火) 03:05:33.94 ID:uZcgxS4L0
ほむら「とにかくご飯にしましょう。急だったから有り合わせの物しか出せないけど」
杏子「そう思って、お土産持って来たぜ」
キリカ「これまた偶然。私たちも用意したんだ」
さやか「おお!お寿司にチキン!」
ゆま「パーティーだ!」
ほむら「あの時みたいね」
まどか「そうだね」
マミ「あの時?」
ほむら「何でもないわ。さ、頂きましょう」
―いただきまーす!
ゆま「からーい!」ヒーン
杏子「あーもう。こっちはわさび入りって言っただろ」
さやか「はいジュース」
マミ「海外にも魔法少女はいたの?」
織莉子「ええ。昔の私たちほどではないけど、貧困の国ではひとつの場所に複数の魔法少女がいるのは珍しくなかったわ」
キリカ「ん。これ美味いね」
まどか「ほむらちゃん料理上手だね」
ほむら「自炊してるとこれくらい当たり前になるのよ」
ワイワイガヤガヤ
さやか「それでは、本日のメインディッシュ!あたし達三人の手作りケーキ入場!」
ゆま「おっきーい!」
杏子「三段ケーキじゃねぇか。すげぇな」
ほむら「多めに材料を買って正解だったわね」
まどか「上手く出来てるかな?」
マミ「きっと美味しいわ」
QB「なんだか賑やかだね」ヒョコ
杏子「そう思って、お土産持って来たぜ」
キリカ「これまた偶然。私たちも用意したんだ」
さやか「おお!お寿司にチキン!」
ゆま「パーティーだ!」
ほむら「あの時みたいね」
まどか「そうだね」
マミ「あの時?」
ほむら「何でもないわ。さ、頂きましょう」
―いただきまーす!
ゆま「からーい!」ヒーン
杏子「あーもう。こっちはわさび入りって言っただろ」
さやか「はいジュース」
マミ「海外にも魔法少女はいたの?」
織莉子「ええ。昔の私たちほどではないけど、貧困の国ではひとつの場所に複数の魔法少女がいるのは珍しくなかったわ」
キリカ「ん。これ美味いね」
まどか「ほむらちゃん料理上手だね」
ほむら「自炊してるとこれくらい当たり前になるのよ」
ワイワイガヤガヤ
さやか「それでは、本日のメインディッシュ!あたし達三人の手作りケーキ入場!」
ゆま「おっきーい!」
杏子「三段ケーキじゃねぇか。すげぇな」
ほむら「多めに材料を買って正解だったわね」
まどか「上手く出来てるかな?」
マミ「きっと美味しいわ」
QB「なんだか賑やかだね」ヒョコ
922: 2012/04/17(火) 04:09:36.30 ID:uZcgxS4L0
QB「おや。みんなそろうなんて久しぶりだね」
マミ「QB。会いたかったわ」ギュウ
QB「苦しいよマミ」
まどか「ちょうどよかった。みんなでケーキを食べるとこだったの」
QB「それは運が良かった」
杏子「早く食おうぜ」
ゆま「はやくー」
ほむら「はいはい、召し上がれ」
織莉子「美味しいわ」
キリカ「甘くて最高!」
杏子「こんだけ美味いと、さやかは何もしてなかったと疑いそうになるわ」
さやか「ちょっと待て」
ゆま「ゆまにも作れるかな?」
マミ「今度一緒にやりましょうか」
QB「味覚がないのが残念だよ」
ほむら「ありがとう」
まどか「フフッ」
ほむら「どうしたの?」
まどか「ほむらちゃん、今すごく幸せでしょ?」
ほむら「え?」
まどか「さっきからずっと笑ってるよ?」
ほむら「あ、う…」カァアア
さやか「でた!ほむらのデレ状態!」
杏子「その照れるとすぐ顔に出る癖も懐かしいな」
マミ「もう、二人ともからかわないの」
キリカ「まどかが原因な気もするけど」
織莉子「いいんじゃないかしら。恋人の特権よ」
ほむら「こ、恋人だなんて…!」
まどか「え…私、ほむらちゃんの恋人じゃないの…?」ウルッ
ほむら「うぐっ…!」
ほむら(そう。実は私とまどかは、マミ達が見滝原から去る一ヶ月前に付き合い始めた)
まどか「違うの…?」ウルウル
ほむら「ち、違くはないけど……」
さやか「最近のまどかは、ああやってほむらをイジメるのが少し楽しいみたい」チュー
杏子「あいつ意外とSなところあるよな」モグモグ
マミ「QB。会いたかったわ」ギュウ
QB「苦しいよマミ」
まどか「ちょうどよかった。みんなでケーキを食べるとこだったの」
QB「それは運が良かった」
杏子「早く食おうぜ」
ゆま「はやくー」
ほむら「はいはい、召し上がれ」
織莉子「美味しいわ」
キリカ「甘くて最高!」
杏子「こんだけ美味いと、さやかは何もしてなかったと疑いそうになるわ」
さやか「ちょっと待て」
ゆま「ゆまにも作れるかな?」
マミ「今度一緒にやりましょうか」
QB「味覚がないのが残念だよ」
ほむら「ありがとう」
まどか「フフッ」
ほむら「どうしたの?」
まどか「ほむらちゃん、今すごく幸せでしょ?」
ほむら「え?」
まどか「さっきからずっと笑ってるよ?」
ほむら「あ、う…」カァアア
さやか「でた!ほむらのデレ状態!」
杏子「その照れるとすぐ顔に出る癖も懐かしいな」
マミ「もう、二人ともからかわないの」
キリカ「まどかが原因な気もするけど」
織莉子「いいんじゃないかしら。恋人の特権よ」
ほむら「こ、恋人だなんて…!」
まどか「え…私、ほむらちゃんの恋人じゃないの…?」ウルッ
ほむら「うぐっ…!」
ほむら(そう。実は私とまどかは、マミ達が見滝原から去る一ヶ月前に付き合い始めた)
まどか「違うの…?」ウルウル
ほむら「ち、違くはないけど……」
さやか「最近のまどかは、ああやってほむらをイジメるのが少し楽しいみたい」チュー
杏子「あいつ意外とSなところあるよな」モグモグ
923: 2012/04/17(火) 04:34:02.98 ID:uZcgxS4L0
まどか「ほむらちゃん、私のこと嫌いになった…?」
ほむら「そ、そんなことないわ!絶対に!」
まどか「じゃあ……ん」
ほむら「ええ!!?!?」
マミ「か、鹿目さん!?」
キリカ「キスを迫るとは大胆な」
ゆま「キョーコ?なんでゆまの目隠すの?」
さやか「過保護だね杏子」
杏子「うるせぇ」
ほむら「お…あ…」ホムホムホム
織莉子「ちなみに断ったら泣く未来が視えたわ」
QB「キミも鬼だね」
ほむら「あ…う…」
チュッ
さやか・キリカ「や、やった!」
まどか「ほむらちゃん大好き!」ガバッ!
ほむら「きゅう~~」プシュー
織莉子「全く、見せ付けてくれちゃって」
マミ「もう」テレテレ
ゆま「キョーコ。ゆまもぎゅ―ってして」
杏子「いくらでもしてやるから、ゆまはああなるなよ」ギュー
ゆま「?」
QB「わけがわからないよ」
ほむら「そ、そんなことないわ!絶対に!」
まどか「じゃあ……ん」
ほむら「ええ!!?!?」
マミ「か、鹿目さん!?」
キリカ「キスを迫るとは大胆な」
ゆま「キョーコ?なんでゆまの目隠すの?」
さやか「過保護だね杏子」
杏子「うるせぇ」
ほむら「お…あ…」ホムホムホム
織莉子「ちなみに断ったら泣く未来が視えたわ」
QB「キミも鬼だね」
ほむら「あ…う…」
チュッ
さやか・キリカ「や、やった!」
まどか「ほむらちゃん大好き!」ガバッ!
ほむら「きゅう~~」プシュー
織莉子「全く、見せ付けてくれちゃって」
マミ「もう」テレテレ
ゆま「キョーコ。ゆまもぎゅ―ってして」
杏子「いくらでもしてやるから、ゆまはああなるなよ」ギュー
ゆま「?」
QB「わけがわからないよ」
924: 2012/04/17(火) 05:11:07.47 ID:uZcgxS4L0
数時間後
ゆま「すぴー…」
さやか「すぅー…」
キリカ「くかー…」
杏子「こいつら、ホントにガキだな」
織莉子「疲れたのね。今はおとなしく寝かせてあげましょう」
ほむら「布団を敷いてきたわ。今日はもう遅いし、ここまま泊まって」
マミ「ごめんなさい。そんなつもりじゃなかったのに」
杏子「それにしても用意がいいな。人数分の布団があるなんて」
ほむら「一回経験してるからね」
杏子「?」
ほむら「さ、そこの子供達が風邪を引く前に運んで」
マミ「そうね。美樹さん、一回起きて」
杏子「よっと。ん、また大きくなったなこいつ」
織莉子「キリカ、行きましょう」
まどか「後片付け、一緒にしよっか」
ほむら「ええ」
ほむら「コーヒーに入れるミルクと砂糖は?」
まどか「ミルクが二個と砂糖がひとつ」
ほむら「はい、どうぞ。あなたも何か飲む?」
QB「ボクはいいよ」
ほむら「そう」コトン
まどか「今日は楽しかったね」
ほむら「明日が祝日で助かったわ」ズズッ
まどか「ほむらちゃんともチュウ出来たし」
ほむら「ぶほっ!」
QB「熱いよ」
ゆま「すぴー…」
さやか「すぅー…」
キリカ「くかー…」
杏子「こいつら、ホントにガキだな」
織莉子「疲れたのね。今はおとなしく寝かせてあげましょう」
ほむら「布団を敷いてきたわ。今日はもう遅いし、ここまま泊まって」
マミ「ごめんなさい。そんなつもりじゃなかったのに」
杏子「それにしても用意がいいな。人数分の布団があるなんて」
ほむら「一回経験してるからね」
杏子「?」
ほむら「さ、そこの子供達が風邪を引く前に運んで」
マミ「そうね。美樹さん、一回起きて」
杏子「よっと。ん、また大きくなったなこいつ」
織莉子「キリカ、行きましょう」
まどか「後片付け、一緒にしよっか」
ほむら「ええ」
ほむら「コーヒーに入れるミルクと砂糖は?」
まどか「ミルクが二個と砂糖がひとつ」
ほむら「はい、どうぞ。あなたも何か飲む?」
QB「ボクはいいよ」
ほむら「そう」コトン
まどか「今日は楽しかったね」
ほむら「明日が祝日で助かったわ」ズズッ
まどか「ほむらちゃんともチュウ出来たし」
ほむら「ぶほっ!」
QB「熱いよ」
926: 2012/04/17(火) 05:56:12.22 ID:uZcgxS4L0
ほむら「も、もう!恥ずかしかったんだから」フキフキ
まどか「ごめんね」ティヒヒ
ほむら「最近のまどかはちょっとイジワルね」
まどか「ほむらちゃんにだけだよ?」
ほむら「それは喜んでいいのかしら…」
まどか「好きな子をイジメたくなるあれだよ」
ほむら「小学生!?」
まどか「ねぇ、ほむらちゃん。私あの時、ほむらちゃんに幸せって聞いたよね」
ほむら「ええ」
まどか「実はね、私もなんだ。あの日から毎日が幸せなの」
ほむら「良かったわ」
まどか「QBにも感謝してるよ。魔法少女になったおかげだから」
QB「光栄だけど、感謝して良いのかい? キミたちの話では、前の宇宙のボクは相当酷いことをしてたようだし」
ほむら「確かに辛いことが多かった。けどね、今の幸せが全部洗い流してくれたわ。だから、ありがとう」
QB「もしボクに感情があったら、きっと嬉しいと感じただろうね」
ピョン
QB「邪魔者は消えるよ。二人でごゆっくり」
ほむら「あ、あなたまで何言ってるのよ!」
まどか「QBも変わったね」
ほむら「……そうかもね」
ほむら「私たちも寝ましょうか」
まどか「うん。あ、ほむらちゃん」
ほむら「ん?」
まどか「一緒に寝てもいいかな?」
ほむら「え……!?」ボッ
まどか「ダメ?」
ほむら「いや、その……ダメじゃないけど……いやダメよね……と、とにかくそういうのはまだ早いような……」
まどか「あ……!」カァアア
ほむら「い、嫌じゃないのよ? でも、その……」
まどか「ち、ちちち違うよ!そういう意味じゃなくてホントに寝るだけだから!」
ほむら「え?そ、そうなの?」
まどか「うん!」コクコク
ほむら「あ、あはは……そうよねー」カァアア
まどか「そうだよー」カァアア
まどか「ごめんね」ティヒヒ
ほむら「最近のまどかはちょっとイジワルね」
まどか「ほむらちゃんにだけだよ?」
ほむら「それは喜んでいいのかしら…」
まどか「好きな子をイジメたくなるあれだよ」
ほむら「小学生!?」
まどか「ねぇ、ほむらちゃん。私あの時、ほむらちゃんに幸せって聞いたよね」
ほむら「ええ」
まどか「実はね、私もなんだ。あの日から毎日が幸せなの」
ほむら「良かったわ」
まどか「QBにも感謝してるよ。魔法少女になったおかげだから」
QB「光栄だけど、感謝して良いのかい? キミたちの話では、前の宇宙のボクは相当酷いことをしてたようだし」
ほむら「確かに辛いことが多かった。けどね、今の幸せが全部洗い流してくれたわ。だから、ありがとう」
QB「もしボクに感情があったら、きっと嬉しいと感じただろうね」
ピョン
QB「邪魔者は消えるよ。二人でごゆっくり」
ほむら「あ、あなたまで何言ってるのよ!」
まどか「QBも変わったね」
ほむら「……そうかもね」
ほむら「私たちも寝ましょうか」
まどか「うん。あ、ほむらちゃん」
ほむら「ん?」
まどか「一緒に寝てもいいかな?」
ほむら「え……!?」ボッ
まどか「ダメ?」
ほむら「いや、その……ダメじゃないけど……いやダメよね……と、とにかくそういうのはまだ早いような……」
まどか「あ……!」カァアア
ほむら「い、嫌じゃないのよ? でも、その……」
まどか「ち、ちちち違うよ!そういう意味じゃなくてホントに寝るだけだから!」
ほむら「え?そ、そうなの?」
まどか「うん!」コクコク
ほむら「あ、あはは……そうよねー」カァアア
まどか「そうだよー」カァアア
927: 2012/04/17(火) 06:15:44.00 ID:uZcgxS4L0
ほむらの部屋
ほむら(まどかが近い…お、落ち着くのよ私……平常心、平常心)
まどか「ほむらちゃんのエOチ」
ほむら「うっ」ドキーン
まどか「でも、そんなところも大好き」
ほむら「まどか…」
まどか「おやすみ、ほむらちゃん」
ほむら「おやすみ、まどか」
ほむら『名前負けしてます……暗いし、ドジだし…』
まどか『そんなことないよ』
まどか『ほむらちゃんは強くてカッコ良くて、名前負けなんか全然してない』
ほむら『鹿目さん…』
まどか『そんなほむらちゃんが、私は大好きだよ』
ほむら『………私なんかで、いいの?』
まどか『ほむらちゃんがいいの』
ほむら『まどか……』
まどか『ずっと一緒だよ。これからも、いつまでも』
ほむら『…うん』
―ずっとずっと、一緒だよ
おまけその3 少女達の未来 Happy END
ほむら(まどかが近い…お、落ち着くのよ私……平常心、平常心)
まどか「ほむらちゃんのエOチ」
ほむら「うっ」ドキーン
まどか「でも、そんなところも大好き」
ほむら「まどか…」
まどか「おやすみ、ほむらちゃん」
ほむら「おやすみ、まどか」
ほむら『名前負けしてます……暗いし、ドジだし…』
まどか『そんなことないよ』
まどか『ほむらちゃんは強くてカッコ良くて、名前負けなんか全然してない』
ほむら『鹿目さん…』
まどか『そんなほむらちゃんが、私は大好きだよ』
ほむら『………私なんかで、いいの?』
まどか『ほむらちゃんがいいの』
ほむら『まどか……』
まどか『ずっと一緒だよ。これからも、いつまでも』
ほむら『…うん』
―ずっとずっと、一緒だよ
おまけその3 少女達の未来 Happy END
928: 2012/04/17(火) 06:20:44.42 ID:uZcgxS4L0
とういうわけでホントに終わり。おまけだからこれを蛇足と捕らえるかはみんなに任せるよ。
簡単に言えばプロテインかイチャイチャかの二択w
そんじゃ、お疲れ様!
簡単に言えばプロテインかイチャイチャかの二択w
そんじゃ、お疲れ様!
952: 2012/04/20(金) 13:48:11.54 ID:xGt+e6C10
おつおつー
引用: ほむら「拳でワルプルギス倒す」
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