1: 2009/02/15(日) 12:04:42.08 ID:e+LfPfDg0
翆星石「最近JUMが凄く暖かい男になってるです……」

蒼星石「この前何て僕の服を治してくれたんだ……ほら」

真紅「何があったのかしら……」

水銀燈「……そんなに変わったの?」

真紅「紅茶の腕も最近益々上達しているのだわ」

JUM「ん?あぁ水銀燈来てたのか、今日はどうしたんだい」ニコ

水銀燈「え!?えぇ……暇だったから遊びに…」

水銀燈(何なの…この感じは……)
ローゼンメイデン0―ゼロ― 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

2: 2009/02/15(日) 12:06:26.86 ID:e+LfPfDg0
翆星石「まぁでも前より格段にいい男になったです」

翆星石「おい!チビ人間!お腹空いたですー」

蒼星石「僕もお腹減ったかな……JUM君良いかな?」

JUM「腹減ったのか?、今お昼作ってくるから待ってるんだぞ」

水銀燈「有り得ないわ……あの引き篭もりの童Oがあんな爽やかな笑顔をするなんて……」

真紅「……理由は後で聞くわ、取り合えず昼の食事にしましょう」


5: 2009/02/15(日) 12:11:51.63 ID:e+LfPfDg0
ジュー……

JUM「今日も一段と朗らかなお天気だね真紅」ニコニコ

真紅「え//そっ……そうね…あはは」

翆星石「むー!早くするですぅー!!」ガンガン☆チンチン☆

蒼星石「こら翆星石、お行儀悪いよ」

水銀燈「……」

真紅「本当に如何しちゃったのかしら……JUMは」

水銀燈「まぁ引き篭もりが治ったのならいいんじゃない?」

真紅「まぁそうだけど……何だか変なのだわ」



7: 2009/02/15(日) 12:19:56.62 ID:e+LfPfDg0
JUM「お昼ご飯が出来るまで紅茶を……」

真紅「有難うJUM」

翆星石「……?何だか良い匂いがするです」

蒼星石「これは……ハーブかい?」

水銀燈「本当ねぇ……とても良い香りだわぁ」

JUM「今日はちょっと新しい物に踏み込んで見たんだ、真紅飲んでみてくれ」

真紅「え?えぇ……」

……。

真紅「美味しい……とても美味しいわ…JUM!」

水銀燈「まるで何処かの三ツ星レストランの紅茶見たいね」

蒼星石「ハーブがお昼の気分にピッタシな位に柔らかい心地だよ…」

翆星石「ふやぁ……良い匂いですぅ…」

JUM「喜んでくれたのならボクは嬉しいよ」ニコニコ

8: 2009/02/15(日) 12:22:37.72 ID:e+LfPfDg0
JUM「何かあったら呼ぶんだぞ、ボクは調理してるから」

真紅「行ったわね……」

水銀燈「本当……どうしちゃったのかしらね」

翆星石「今日は凄く気分が良いです……」ポワンポワン

蒼星石「そうだね……春一番見たいな感じだよね」

水銀燈「ちょっとどんな料理してるのか気になってきたわね」

真紅「見てくればいいのだわ……」

水銀燈「言われなくても行くわよ…」

10: 2009/02/15(日) 12:27:49.38 ID:e+LfPfDg0
JUM「……」ジュー

水銀燈「……ジー」

JUM「どうしたんだい水銀燈」

水銀燈「ッ!?気づいてたの……」

JUM「ボクの料理が気になってきた?」

水銀燈「どうせ貴方の事だからロクな料理を……」

JUM「今日のお昼はイタリアン料理にしようと思っていてね」ニコニコ

水銀燈「……随分本格的な料理ね」

JUM「おっと、完成するまでのお楽しみだから待っていてよ」

水銀燈「……分かったわ」

―――

真紅「どうだった?」

水銀燈「……目にも疑うような光景だったわよ…寿命が縮むかと…」

翆星石「…?良い匂いがしてきたですぅ」

蒼星石「本当だ……オレンジの香り?」

12: 2009/02/15(日) 12:31:33.15 ID:e+LfPfDg0
JUM「そろそろ起きてくる頃かな」

雛「うにゅ……まだ眠いの」

JUM「こらこら、雛苺…目をそうやって擦ると余計に痒くなるぞ?」

雛「……うにゅ?JUM?」

JUM「そうだよ、ボクはJUMだよ」

雛「……今何時なの?」

JUM「お昼だよ、みんなあっちで待ってるから雛苺も行ってなさい」

雛「分かったのー」トテトテ

JUM「走ると危ないぞー」

13: 2009/02/15(日) 12:36:28.42 ID:e+LfPfDg0
真紅「あら?雛苺?」

雛「まだ眠いの……」

翆星石「起きるの遅すぎです」

雛「……むにゃ」

蒼星石「ははは」

水銀燈「何なのかしらぁ……本当に」

JUM「前菜が出来たよみんな」

水銀燈「ぜッ……前菜!?」

真紅「……JUM本当に如何しちゃったのかしらね…」

JUM「…?水銀燈にイタリアン料理にするって言ったんけど……」

水銀燈「……問題は味よ味」

15: 2009/02/15(日) 12:41:07.33 ID:e+LfPfDg0
JUM「クロスティーニと野菜のグリルのアンティパストだ」

カタン......

真紅「見た目鮮やかね……」

水銀燈「……貴方本当にJUM?」

JUM「ははは、ボクはJUMだよ水銀燈」

翆星石「ふ…ふん!見た目だけって事もあるですぅ!!」パク

翆星石「……美味しいですぅ!!」パクパク

蒼星石「こら翆星石……だらしないよ!」

翆星石「うるさいですぅ!蒼星石も黙って食えばいいですぅ!」

蒼星石「……」パク

蒼星石「……イタリアン」キラキラ

真紅「……」パク

水銀燈「……」パク

JUM「……」ニコニコ

真紅&水銀「美味しい……」

19: 2009/02/15(日) 12:48:41.51 ID:e+LfPfDg0
>>14 そうだったような気が……すまん。

真紅「これは何なの……というか何処から具材を…」

JUM「んー冷蔵庫の奥の方に眠っていたしちょうど良かったんでね」

水銀燈「……こんなに美味しいなんてね」

翆星石「……なくなったです」

蒼星石「食べ終わるのが早いね…」

JUM「翆星石はパンを全部食べるからだよ」ニコニコ

JUM「次はプリモピアット、アサリのスパゲティーと海鮮スープ」

JUM「セコンドピアット、メカジキのグリルとアクア・パッツァ」

JUM「コントルノ……ほうれん草のニンニクオリーブオイル炒め」

真紅「す……凄いのだわ」

水銀燈「本格的ね……シンプルだけど」

翆星石「どれも美味しいですぅ!!!」パクパク!

蒼星石「イタリア料理のマナーもないね…彗星石」

JUM「ははは、形式だけだから好きなように食べてくれていいよ」ニコニコ

21: 2009/02/15(日) 12:59:02.43 ID:e+LfPfDg0
真紅「……」カチャカチャ

水銀燈「あらぁ?真紅はちゃんと前菜から食べるのね」

真紅「JUMが此処まで変わった以上、私もそれ相応の対応を」

水銀燈「ま、私は好きなように食べるわぁ」

翆星石「旨いですぅ旨いですぅ♪」パクパク

JUM「こらこら、翆星石口元にソースが……」フキフキ

翆星石「なッ……」カァァァァ//

蒼星石「マメだねぇJUM君」

JUM「これくらい出来なくて何が真紅に遣える者ですか……ってね」

真紅「!?」

水銀燈「……JUM、何か最近嫌な事でもあったの?」

JUM「何もないけど?」

真紅「……ど…どうしちゃったのかしら…」

水銀燈「あんなに真紅の下僕見たいな見られ方が嫌だったJUMが…」

真紅「私の為?遣える者って……まぁ私としては嬉しい事だけど…」

22: 2009/02/15(日) 13:05:28.48 ID:e+LfPfDg0
JUM「食事中に悪いけど洗濯物と風呂掃除があるから」

JUM「食べ終わったらそのままにしていてくれて良いよ」ニコニコ

真紅「わ……分かったのだわ」

水銀燈「…そ……そう」フキフキ

翆星石「……あんなの卑怯ですぅ」

蒼星石「分かった、僕はもう食べ終えたからこのままにしておくよ」

蒼星石「美味しかったよJUM君、ご馳走様」

JUM「お粗末様でした……他のみんなはゆっくり食べるんだぞ?」

―――

真紅「……手際が凄いわね」

水銀燈「何時の間に出来る人になったのかしらね……」

翆星石「……チビ人間の癖に」

雛「お腹一杯なの~」

23: 2009/02/15(日) 13:11:12.10 ID:e+LfPfDg0
JUM「……お風呂掃除完了っと」

JUM「そろそろみんな食べ終えてる頃合だな」

―――

真紅「とても素晴らしい料理だったわ」

水銀燈「見直したわよ……JUM」

翆星石「チビ人間にしては凄い出来だったです」

雛「眠くなってきなの……」

JUM「こんな所で寝るんじゃないぞ雛苺…って寝ちゃってるよ」

真紅「しかし如何しちゃったのかしら?JUM」

JUM「今まで引き篭もっていた自分に嫌気が刺したんだ…」

JUM「だから僕はみんなが寝ている間にこっそりと練習していたんだ」

水銀燈「それにしても凄い変わり様よ」

JUM「雛苺にモーフを掛けてやるか……」ヨイショ

雛苺「……スー…スー……」

真紅「面倒見も格段によくなってるわね」

24: 2009/02/15(日) 13:20:38.38 ID:e+LfPfDg0
水銀燈「……あ、めぐの所に帰らないと」

真紅「あらそう、じゃあまた……」

JUM「送って行こうか?水銀燈」

水銀燈「いいわよ、飛べなくなるし面倒だわ」

翆星石「翆星石もちょっと散歩でもしてくるです」

JUM「そうか……それじゃあ」

水銀燈「ま、自らを出来る男に磨き上げたのは喜んでやるわよ」

翆星石「行ってくるですー」

JUM「あぁ、気をつけてな」ニコニコ

真紅「……JUM」

JUM「…?どうした真紅」

真紅「ちょっと話があるのだわ、リビングに」

JUM「皿を洗ったらな」ニコニコ

28: 2009/02/15(日) 13:32:50.97 ID:e+LfPfDg0

真紅「……」

JUM「待たせて悪かったよ、それで話って?」

真紅「JUM……無理をしていないかしら?」

JUM「していないけど……」

真紅「どう考えてもこの短期間の間に此処まで出来る様になる為には相当の修練が必要なはずよ」

真紅「前までの貴方は何もかもがてんで駄目な男だったわ、それが今では家事全般最高クラスのLvよ貴方は」

JUM「真紅は俺が変わるのは嫌なのか?」

真紅「別にそんな事はないわ、貴方何て気に掛ける程でもないわ」

真紅「ただ貴方がこうなった経緯を教えて頂戴」

JUM「言わないと駄目か?」

真紅「えぇ」

JUM「そうだなー、何て言えばいいんだろうな」

JUM「簡単に言えば……いい加減真面目になろうってな」

JUM「僕だってある程度自立しないと駄目な時期に入ってくる」

29: 2009/02/15(日) 13:38:32.61 ID:e+LfPfDg0
JUM「それで僕は自分を見て思ったんだよ」

JUM「情けないってさ、僕はだからネットで調べて実践して習得した」

JUM「自分でも思ったよ……どうして出来るのにやらなかったんだって」

真紅「……それが貴方の変わった理由?」

JUM「これだけって言えば嘘になるな」

JUM「知りたいのか?」

真紅「教えなさい」


33: 2009/02/15(日) 13:47:04.88 ID:e+LfPfDg0
JUM「んん……真紅に話すのはキツいな」

真紅「そんなに私に言いたくない事なの?」

JUM「まぁな」

真紅「そう……ならいいわ」

JUM「知りたくないのか?」

真紅「えぇ無理にとは言わないわよ」

JUM「そうか」

真紅「……紅茶が飲みたいわ」

JUM「淹れて来るよ」

真紅「お願いするわ」

35: 2009/02/15(日) 13:58:32.38 ID:e+LfPfDg0
JUM「……」カチャカチャ

翠星石「ただいまですぅ」

JUM「あぁ翠星石……お帰り」ニコニコ

翠星石「真紅は?」

JUM「今ボクと大事な話をしてるよ、悪いけど暫くリビングに来るのは話が終わってからでいいかな」

翠星石「え?ま!まぁチビ人間の頼みなら聞いてやってもいいです」

JUM「ありがとう」ニコ

翠星石「……早く行けですぅ」

―――

JUM「紅茶淹れて来たぞ」

真紅「あら、有難う頂くわ」

真紅「……相変らず私の舌の好みを知っているわね」

JUM「そりゃあ長く一緒に居ればね」ニコニコ

37: 2009/02/15(日) 14:09:56.44 ID:e+LfPfDg0
真紅「まぁ貴方の紅茶を何回飲んだかしらね」

JUM「何回だろうな……」

真紅「こうして膝の上に乗りながら飲むのも何回かしらね」

JUM「何回だろうな」ニコニコ

真紅「生活態度は変わってもJUMの感覚は変わらない物ね」

JUM「感覚……?」

真紅「貴方の落ち着いた感触……匂いも変わっていないわ」

JUM「何だか照れるな」ニコニコ

真紅「JUM、淑女は……」

真紅「殿方に体を預ける時はその人が生涯共に歩んで生きたい。
    と思える人ではないと体を任せる事は無いのよ」

翠星石「!?」

JUM「そうか」

真紅「……私の言いたい事分かるかしら」

JUM「ボクは真紅に一生遣えさせて欲しいと思われる程変わったって事?」

真紅「そういう所は変わってないのね……残念だわ」

38: 2009/02/15(日) 14:18:05.92 ID:e+LfPfDg0
JUM「どういう所?」

真紅「馬鹿な所かしら」

JUM「おいおい」ニコニコ

真紅「まぁでも……良いわ」

真紅「いつか嫌でも分からせてあげるから」

JUM「強引ですね」

真紅「時には強引にならないといけないのよ」

翠星石(時には強引に……)

翠星石(やっぱり真紅はチビ人間の事が……)

JUM「そういえば僕も真紅の匂いを覚えちゃったかな」

真紅「変態ね」

JUM「毎日こんな風に膝に乗っけていたら嫌でも覚えちゃうよ」ニコニコ

JUM「何処からともなくスゥーっと甘い匂いがしてきたらそれは真紅だって分かるくらいさ」

真紅「嫌……嫌とはどういう事かしら」

JUM「例えだよ例え」

42: 2009/02/15(日) 14:26:23.03 ID:e+LfPfDg0
真紅「うふふ、でもこんな風に貴方と話しているのも楽しいものよ?」

JUM「褒めても何も出ないぞ」

真紅「あら残念、土下座してハハーッ!とか言ってくれると思ったのに残念だわ」

JUM「ボクは真紅の下僕じゃないよ、あくまでお手伝いさんだからね」

真紅「お手伝いさん……か、そう……」

JUM「如何した?」

真紅「何でも無いわ、それより髪を梳かして欲しいのだわ」

JUM「髪を?良いけど……ちょっと待っていてくれよ」スタスタスタ......

真紅「はぁ……翠星石、居るんでしょう?」

翠星石「!?」ビクッ

真紅「……大方、気になって覗いたんでしょうけど…」

真紅「何処から覗いていたの?」

翠星石「さ……最初からですぅ……」

真紅「人の会話を覗き見するのは良くない事ね」

翠星石「ご……ごめんですぅ」

47: 2009/02/15(日) 14:41:55.27 ID:e+LfPfDg0
翠星石「で……でも真紅は…」

真紅「そうよ、私はJUMが好きよ」

翠星石「……やっぱりですか」

真紅「貴方も好きなのね」

翠星石「あんなに変わった時はビックリしたけど今では……」

真紅「卑怯なくらいにかっこいい?」

翠星石「……はいですぅ」

真紅「まぁでも、これで貴方と私はライバルよ」

翠星石「ライバル?」

真紅「同じ殿方を好きになったって事は翠星石……貴方とは恋では敵同士」

翠星石「そうです……怒らないんですか真紅は?」

真紅「ちょうど良かったわ、貴方に私はJUMに気がある事を教えるのにね」

翠星石「……負けないです」

真紅「私に勝てると思っているの?」

翠星石「やってみないと分からないです!!!」

49: 2009/02/15(日) 14:46:52.61 ID:e+LfPfDg0
JUM「真紅ー持ってきたぞー!!」

翠星石「!!!」ピューンッ!

真紅「うふふふ」

JUM「……?何を笑ってるんだ?」

真紅「ちょっとね、さ、早くして頂戴」

JUM「了解、よっと」

真紅「……」

JUM「相変らず軽いな……」

真紅「あら、随分丁寧に梳かしてくれるのね」

JUM「女性の髪は大切に扱うんだろ?」

真紅「当たり前よ」

翠星石(絶対に負けないです……)

蒼星石「……ふふふ」

真紅「……」

JUM「どうした?目を閉じて…眠いのか?」

52: 2009/02/15(日) 14:53:13.01 ID:e+LfPfDg0
真紅「眠くないわ」

JUM「そうか……ボクの膝の上で寝るなよ?」

真紅「分かっているのだわ……」

JUM「……」

JUM「やれやれ、寝てるじゃないか」

真紅「……」スゥースゥー

JUM「今日はちょっと疲れたし昼寝するか……」

JUM「……」

真紅「……」

―――

翠星石「どうやったらチビ人間を振り向かせる事が出来るか……」

翠星石「襲う?まぁ翠星石は可愛いから余裕ですぅ……って」

翠星石「それじゃあ意味ないです……」

蒼星石「お困りの様だね?」

翠星石「げ!?蒼星石!?」

53: 2009/02/15(日) 15:03:05.26 ID:e+LfPfDg0
翠星石「ど……何処まで聞いていたですか?」

蒼星石「  全  部  ☆  」ニコニコ

翠星石「……あばばばばばばb」

蒼星石「あぁ落ち着いて!僕は翠星石の力になろうと!!」

翠星石「力?ですか?」

蒼星石「姉の恋を手伝うのが妹としての役目!!!」シャキーン!

翠星石「有難うですぅ……」キラキラ

蒼星石「じゃあ早速なんだけど……」

翠星石「?」

蒼星石「着いて来て、良い物があるから」

翠星石「分かったです」

―――

金糸雀「あ、来たかしら?」

蒼星石「やぁ」

翠星石「金糸雀?何でこんな所に……」

56: 2009/02/15(日) 15:18:02.77 ID:e+LfPfDg0
金糸雀「蒼星石に頼まれてね、翠星石の為に可愛い服を用意したのよ♪」

翠星石「……ウ…ウェデングドレス……ですぅ//」

蒼星石「まぁこれを着るのはまだまだ先だろうけどね」

金糸雀「男を一殺にするファッションはカナにお任せなのかしら!」ググッ

翠星石「……真紅に勝ちたいです!!」

蒼星石「翠星石は強気だからそれを恋にも使えば良いんだよ」ニコ

金糸雀「女の子はドールでも好きな男の子を振り向かせたいのかしら!」

翠星石「JUM格好良くなってたですぅ」

蒼星石「まぁね、あんなJUM君なら十分学校でもキャーキャー言われるだろうね」

金糸雀「とにかくまずはJUMがどんな服で『お!?』と思うか考えるのかしら」

蒼星石「そうだね、着せる子が可愛いだけに選ぶのも簡単だからね」

翠星石「可愛い!?」カァァァ//

蒼星石「僕が男だったら無理やりにでも物にしたいね」

蒼星石「オッドアイでスタイル良くて強気な茶髪ロング何て今の男の子にはストライクだよ」

翠星石「そ……そうですか//」

59: 2009/02/15(日) 15:26:43.25 ID:e+LfPfDg0
>>58 残念だな。俺は真紅と翠星石以外に銀様しか興味ないんだ。

金糸雀「さぁて♪まずは何を着せるかしら~」ニャニャ

翠星石「え…金糸雀?そのワキャワキャした両手は何……」

バッ!!

金糸雀「さぁ、カナにその身を委ねるのかしら」

翠星石「あぁ……やめ……アッー!!!」

蒼星石「うわぁ♪」

―――

翠星石「うぅ…余計な所を触らなくていいです……グスン」

金糸雀「ごめんね~、つい手が出ちゃったのかしら」

蒼星石「しかし金糸雀があんなにもテクニシャンだったとは思わなかったよ」

金糸雀「まぁ翠星石があんなになる何て私も思わなかったかしら」

翠星石「……うぅ」

蒼星石「……でも可愛いね、翠星石」

金糸雀「本当、まるで天使の様かしら♪」

62: 2009/02/15(日) 15:37:27.67 ID:e+LfPfDg0
翠星石「それは言いすぎですぅ……」

蒼星石「純白のワンピースがこれ程までに似合うなんて……」

金糸雀「何だか神秘的なのかしら」

翠星石「でもこの服結構涼しいです」

蒼星石「夏にはピッタシの服だからね」ニヤニヤ

金糸雀「じゃあ次の服に行ってみようかしら」

翠星石「はいですぅ」

―――

真紅「……ん」

JUM「……すぅーすぅー」

真紅「JUMも寝ているのね……」

真紅「今思ったけど意外とJUMの胸板って広いのね……」ピト

真紅「JUMの心臓の鼓動が聞こえてくるのだわ」

JUM「……すぅー」



63: 2009/02/15(日) 15:50:44.56 ID:e+LfPfDg0
金糸雀「よし!次はナース服なのかしら!!」

翠星石「な……何だか動き辛いですぅ」

蒼星石「なら婦人警官!!!」

翠星石「って、どうして警察なんですか!!」

金糸雀「じゃあスクール水着!!!」

翠星石「プールに行く訳じゃないです!!」

蒼星石「ならば幼稚園児の制服!勿論黄色帽!!」

翠星石「翠星石は餓鬼じゃないですぅー!!」

金糸雀「ならば着物何てどうかしら!?」

翠星石「この姿で町中歩くなんてキツすぎですぅ…」

蒼星石「じゃあ一番似合いそうなシスター装束!!」

翠星石「翠星石は無信望ですぅ!!!」

翠星石「もっとちゃんと服を選んで欲しいです……」

蒼星石「じゃぁもうワンピースが悶えるくらい可愛かったからそれで良いよ」

金糸雀「それもそうかしら」

64: 2009/02/15(日) 16:01:38.15 ID:e+LfPfDg0
翠星石「結局これですぅ……」

蒼星石「記念写真」パシャ!

翠星石「あ!?何処から!?」

蒼星石「これで僕の翠星石アルバムのコレクションが増えたよ」

金糸雀「さぁ!JUMとの熱い夏を過せる様にカナも頑張っちゃうかしらー!!」

―――

雪華綺晶「にゃー」

猫「にゃーにゃー」

雪華綺晶「にゃーごろごろ」

猫「にゃーにゃにゃ」

雪華綺晶「にゃー♪」

水銀燈「……?」

猫「にゃー」

雪華綺晶「にゃー!」

水銀燈「ちょっと雪華綺晶?何をしてるのよ」

66: 2009/02/15(日) 16:09:28.65 ID:e+LfPfDg0
雪華綺晶「にゃー?」

水銀燈「にゃー。じゃないわよ」

雪華綺晶「あ、すみません黒薔薇お姉様」

水銀燈「というか貴方如何してこっちの世界に居るのよ……まさか」

雪華綺晶「ちッ…違いますよ……何だか浮遊していたら変な伯父さんに声を掛けられて」

雪華綺晶「着いて言って見たら体を作ってくれたので……」

水銀燈「はぁ?お父様以外にローゼンメイデンを作れる奴が居るのぉ?」

雪華綺晶「いえ、体だけでしたよ?ちょうど良かったんで遠慮なく貰ってきました」

雪華綺晶「意外と軽い体ですよ?しかもおまけで右の手の甲からビームシールドって言うのが出たり」

雪華綺晶「あ!後……フィンファンネルって言うのも使えるし!!面白いですよねー」

水銀燈「貴方の体大丈夫……なのかしら」

水銀燈「それよりもこんな所で何してるのよ」

雪華綺晶「猫さんと遊んでいました」

猫「にゃー」


67: 2009/02/15(日) 16:19:09.11 ID:e+LfPfDg0
水銀燈「あらぁ……そ…そう」

雪華綺晶「でもこの体は今日一日しか持たないって」

雪華綺晶「だからこっちでしたかった事をしてるんです……」

水銀燈「猫と戯れる事が?」

雪華綺晶「猫って自由で狡猾で可愛いじゃないですか」

雪華綺晶「出来ればnのフィールドに連れて行きたいですけど…この子が可愛そうですし」

猫「にゃ?」

雪華綺晶「あッ……ほっぺ舐めちゃ駄目だって…うふふ」

水銀燈「ふぅん……まぁ貴方がそうして居たいなら構わないけどね」

水銀燈「じゃぁね、何だか今日はJUMのせいで疲れちゃったわ」

雪華綺晶「あ、黒薔薇お姉様さようなら~」

猫「にゃー」

水銀燈「……何だか調子狂うわ」

雪華綺晶「次は川に行ってみようか」

猫「にゃー」

69: 2009/02/15(日) 16:30:10.10 ID:e+LfPfDg0
真紅「すぅすぅ……」

JUM「……ん、真紅?」

JUM「……何で抱きついてるんだよ……」

真紅「……すぅすぅ」

JUM「しかし真紅の笑顔何て初めて見たな」

JUM「起こしちゃ悪いしこのままで居るか」

真紅「……JUM…」

―――

翠星石「じゃ、じゃぁ行ってくるれすぅ!!」

蒼星石「あはは、翠星石…リラックスだよ」

金糸雀「JUMの所に行って一緒に川に遊びにいくですぅ。これで完璧なのかしらー!!」

翠星石「か……川であのJUMと……///」

蒼星石(あぁ可愛いなもう!!)

金糸雀(流石カナのファッションセンスは伊達じゃないかしら)

翠星石「……JUM///」

72: 2009/02/15(日) 16:36:29.21 ID:e+LfPfDg0
真紅「……ん」

JUM「お、姫様が起床なされましたか」

真紅「!!!」

真紅「……起きてたのね」

JUM「寝顔バッチリ」

真紅「変態」

JUM「不可抗力、不可抗力だろう」

真紅「淑女の寝顔を見る何て……貴方くらいにしか許さないわよ」ボソッ

JUM「……?今何か言った?」

真紅「何でもないわ……よいしょ」

真紅「ちょっと外を散歩してくるのだわ」

JUM「そうか、余り遠くに行くなよ」

真紅「子供じゃないのだわ、それじゃあ行ってくるのだわ」

JUM「あぁ」

76: 2009/02/15(日) 16:45:06.43 ID:e+LfPfDg0
蒼星石「お邪魔するよー」

翠星石「た……ただいまですぅ///」

金糸雀「お邪魔するのかしら~」

JUM「?珍しい組み合わせだな」

金糸雀「!!!!!!!!」

翠星石「!?どうしたんですか金糸雀?」

蒼星石(金糸雀も堕ちたか)

金糸雀(こ……これがJUM!?)

JUM「あははは、棒立ちになってるよ金糸雀」

金糸雀「え///あぁそうかしら~///」

蒼星石(……最高の表情だよぉ…)

翠星石「あ、そうだJUM」

JUM「何だ?」

翠星石「す……翠星石と……///」

JUM「?」

77: 2009/02/15(日) 16:53:48.33 ID:e+LfPfDg0
金糸雀「カナと一緒に川で遊んで欲しいのかしら!!」

翠星石「!?」

蒼星石(……うふふ)

JUM「遊んで欲しいのか?だから翠星石はワンピースなのか?」

翠星石「……そ…そうですぅ」

JUM「そうかそうか、そのワンピース似合ってるぞ」ナデナデ

翠星石「ふぇ///」

金糸雀「!!!!」

金糸雀「はッ……早くするのだわ!!」

JUM「おいおい、そんなに焦らなくても俺は何処にも行かないって……な?」

金糸雀「///」

翠星石「!!!!」

翠星石「分かったから早く仕度しろですぅ!」

蒼星石(修羅場っていいよね……)

JUM「あははは、分かった分かった」

78: 2009/02/15(日) 16:55:36.88 ID:e+LfPfDg0
蒼星石「JUM君……今俺って」

JUM「あぁ、一人称も替えようかな~と」

蒼星石「GJだね、もう君に落とせない女は居ないよ」

翠星石「蒼星石何をJUMに話してるんですか?」

金糸雀「知らないかしら」

JUM「でもやっぱり『俺』って似合わないよなwボクはボクでいいや」

蒼星石(チッ)

81: 2009/02/15(日) 16:59:58.22 ID:e+LfPfDg0
JUM「それに落とせない女は居ないってwボクはDQNじゃないからw」

蒼星石「そうかな~JUM君今ものすごくカッコイイと思うけど?」

JUM「そんな訳ないだろ……ボクは引き篭もりやってたんだからさ」

蒼星石「そんな事無いよ!凄くカッコイイよ!!」

スッ

JUM「じゃあ僕の何処ら辺が格好良いのか説明しろよ」

蒼星石「そうだな……家庭的な所?」

翠星石「おい早くしやがれですぅ!」

金糸雀「そうかしらー!」

JUM「分かったよー!蒼星石も外で待っていてくれよ?」

蒼星石「うん」

―――

真紅「……JUMの温もりがまだ…」

真紅「胸が息苦しいのだわ」


94: 2009/02/15(日) 17:24:13.39 ID:e+LfPfDg0
真紅「……JUMの事を翠星石も好き」

真紅「私は…自身があるのだわ」

―――

JUM「しかし暑いな~」

翠星石「翠星石は涼しいです~」

蒼星石「僕はどっち着かずだね」

金糸雀「早く川に行きたいかしら!!」


95: 2009/02/15(日) 17:29:57.18 ID:e+LfPfDg0
JUM「……みんな大丈夫か?」

翠星石「へっちゃらですぅ~」

蒼星石「僕は平気だよ」

金糸雀「平気かしらー」

JUM「よし、みんな気分が悪くなったら言うんだぞ」

―――

雪華綺晶「にゃーにゃーにゃー」

猫「にゃー」

雪華綺晶「えぇと川はこっちでしたね」

猫「にゃるー」

雪華綺晶「へ?違う?左だったんですか……」

猫「にゃー」

雪華綺晶「そうですね、早く行きましょうか」

猫「にゃー!」

雪華綺晶「にゃーにゃーにゃー♪」

98: 2009/02/15(日) 17:37:37.53 ID:e+LfPfDg0
JUM「着いたな」

翠星石「相変らず人が居ないですぅ」

蒼星石「けれど独り占めしてるみたいでいいよね」

金糸雀「そうかしら?」

翠星石「とにかく入るですぅー!!」

蒼星石「あー!僕もー!!」

金糸雀「カナを置いて行く何て有り得ないかしら!」

JUM「元気だなー」

猫「にゃー」

JUM「にゃぁ?何だ猫か」

翠星石「あははは!食らえ蒼星石!」

バシャッ!

蒼星石(はぁはぁ……)

蒼星石「やったなぁ♪」

金糸雀「背後から奇襲なのかしら!!」

102: 2009/02/15(日) 17:44:05.28 ID:e+LfPfDg0
蒼星石「あ!?金糸雀卑怯だぞ!!」

金糸雀「やったもん勝ちなのかしら~♪」

アハハハ!

JUM「お前どうしたんだ?」

猫「にゃー」

JUM「見たところ野良猫みたいだけど……」

雪華綺晶「猫さーん……あれ?」

JUM「白薔薇?何でこんな所に……」

雪華綺晶「JUMさん?」

JUM「……」

雪華綺晶「え?えぇ?何だか違うような……」

猫「にゃー」

JUM「ん?お前どうしたんだ?」

猫「にゃーにゃー」

JUM「にゃーと言われても……ボクは猫じゃないしなぁ」

104: 2009/02/15(日) 17:51:29.89 ID:e+LfPfDg0
雪華綺晶「え?遊びたいの?」

JUM「……白薔薇はコイツの言っている事が分かるのか?」

雪華綺晶「コイツじゃないです、猫さんです」

雪華綺晶「って、貴方誰ですか?紅薔薇お姉様と契約した人と随分似ていますが……」

JUM「え……ボクJUM何だけどなぁ……あははは」

雪華綺晶「え?えぇぇぇ!?」

―――

JUM「まぁ自分がだらしない嫌になってね」

雪華綺晶「そうですか……けれど凄い変わりようですね」

猫「にゃー」グリグリ

JUM「なんだよ……お前」

雪華綺晶「JUMさんの事が気に入った見たいですよ」

JUM「そ……そうなのか」

猫「にゃるるる」

JUM「だけど何でこっちにお前が居るんだ?」

108: 2009/02/15(日) 18:05:26.19 ID:e+LfPfDg0
雪華綺晶「これこれこういう事で」

JUM「なるほど……そのオッサンに良く付いて行ったな」

雪華綺晶「悪い人には見えなかったんです」

猫「にゃ」


110: 2009/02/15(日) 18:09:48.16 ID:e+LfPfDg0
雪華綺晶「お陰で今日は猫さんと沢山遊べましたし」

JUM「へぇ……」

猫「にゃー」

JUM「なぁ白薔薇」

雪華綺晶「何ですか?」

JUM「お前も一緒に遊んでいくか?」

雪華綺晶「え?」

JUM「猫と遊んだりするのも良いかもしれないがたまには他の奴と遊んで見るのも良いかもよ?」

スッ

JUM「俺が遊び相手になってやるけど?」

雪華綺晶「ふぇ……///」

猫「にゃー」

雪華綺晶「じゃじゃじゃじゃあ……お願いします……」

JUM「そうと来たら上流に戻ろうか、白薔薇」

雪華綺晶「は……はぃ」

112: 2009/02/15(日) 18:11:57.34 ID:e+LfPfDg0
蒼星石「あ、JUM君」

JUM「あぁ蒼星石」

蒼星石(ねぇねぇ、どうして所所『俺』になってるの?)

JUM(あぁ何か時々俺って言っちゃうんだよ)

蒼星石(嘘……本当は白薔薇を落とそうとしてたでしょ?)

JUM(してないから!ボクそんな事出来ないから!!)

雪華綺晶「……?」

116: 2009/02/15(日) 18:21:48.29 ID:e+LfPfDg0
雪華綺晶「JUMさん?」

JUM「あぁ何でもないよ、行こうか」

蒼星石「みんなお怒りだよ」

雪華綺晶「ふぇ……怒ってるんですか……」

JUM「大丈夫大丈夫、心配しなくても平気だよ」

雪華綺晶「……はい」

猫「にゃー?」

―――

翠星石「オメー!何処行ってやがっt」

金糸雀「そうかしr」

雪華綺晶「ぁぁぁぁぁ」

JUM「慌てるな白薔薇」

翠星石「そうですか……翠星石達をほおって置いてオメーは白薔薇とイチャイチャしてたですか…」

雪華綺晶「えぇ!?私そんな事してな―――」

金糸雀「JUM……貴方って人は」

119: 2009/02/15(日) 18:28:58.69 ID:e+LfPfDg0
JUM「あのな、白薔薇とはさっき出合ったばかりだ」

蒼星石「それに僕も居たしね」

翠星石「蒼星石!?何時の間に……」

金糸雀「そう、誤解だったかしら」

雪華綺晶「私のせいで……お姉様方ごめんなさい」ペコリ

蒼星石「白薔薇は謝らなくていいんだよ、それより遊ぼうよ!!」

雪華綺晶「へ?あぁぁ引っ張らないで―――」

バシャバシャバシャ!!キャーキャー

JUM「元気過ぎるのもアレかな……あははは」

JUM「……暑いな…」

猫「にゃー」

JUM「お前は暑くないのか?」

猫「にゃー」

JUM「何言ってるんだか」

蒼星石(白薔薇って前から気に入ってたんだよね……うふふ)

123: 2009/02/15(日) 18:39:07.89 ID:e+LfPfDg0
雪華綺晶「蒼薔薇お姉様何を!?」

蒼星石「いいじゃないか……びしょ濡れだし脱いじゃおうよ」

翠星石「何やってるですー!!」

金糸雀「いろんな意味で駄目かしらー!!」

―――

雪華綺晶「ほ……ほぇ」フラフラ

JUM「あははは、大丈夫か?」

雪華綺晶「お姉様達は体力あるんですね……」

JUM「ほれ、アクエリアス」

雪華綺晶「あ、有難うございます」

ゴクッゴクッ

雪華綺晶「冷たくて美味しいです♪」

JUM「そうか」

猫「ニャー!!」ペシペシ

JUM「おいおい、トカゲと戦闘しても何も出ないぞ?」

125: 2009/02/15(日) 18:46:48.13 ID:e+LfPfDg0
猫「にゃー」

雪華綺晶「うふふ」

JUM「白薔薇は猫と仲が良いな」

雪華綺晶「お友達ですから」

JUM「そうか……って、もう夕方か」

JUM「おーい!お前らー!帰るぞー!!!」

翠星石「はーいーでーすー!!」

金糸雀「わかったかしらー!!」

蒼星石(チッ)

雪華綺晶「JUMさん今日はとっても楽しかったです」

JUM「そうか、楽しんで貰えてなにより」

雪華綺晶「私はそろそろnのフィールドに戻らないと行けません」

雪華綺晶「猫ちゃんの事頼めますか?」

JUM「良いよ、猫くらい……さ」

雪華綺晶「有難うございます!!」カァァ///

129: 2009/02/15(日) 18:54:33.72 ID:e+LfPfDg0
雪華綺晶「良かったね猫ちゃん!JUMさんの所に居て良いって!」

猫「にゃー♪」

雪華綺晶「うふふ♪」

JUM「白薔薇も笑顔とかするんだな」

雪華綺晶「ふぇ?」

JUM「今の笑顔、可愛かったぞ」

雪華綺晶「///」

雪華綺晶「私今まで笑顔がぎこちないって……」

JUM「だけどさっきの笑顔は女の子の笑い方だったよ」ニコニコ

雪華綺晶「そう……ですか///」

雪華綺晶「ねぇJUMさん―――」

JUM「何だ白薔薇―――」

その時ボクの頬に白薔薇の口付けが―――

雪華綺晶「それでは///」

シュウウウゥ

131: 2009/02/15(日) 18:57:06.16 ID:e+LfPfDg0
翠星石「ぬあぁぁぁ!?こらテメー!!」

バゴッ!!

JUM「いでッ!?」

金糸雀「見たかしら見たかしら見たかしらー!!!!!!!!!!」

蒼星石「素晴らしい青春だね、はっはっはっ」

翠星石「キ……キス……してやがったですうううううううううううう!!!」

JUM「ちッ違うから!ほっぺだからぁぁぁぁ!!!!!」

アッー!!!!!

135: 2009/02/15(日) 19:05:31.13 ID:e+LfPfDg0
―――夜、桜田ジュン宅

のり「それでぇそれでぇ?」ウフフ

蒼星石「それでね……JUM君が白薔薇と―――」

JUM「ストォーップ!何かの誤解だから!!」

真紅「何が誤解なのかしらね」ビキビキ

翠星石「翠星石は見たですぅー!チビ人間は白薔薇と……キッ///キッ///」

蒼星石「口付けじゃないけどほっぺに熱い熱いチュ~!をされていたね」

蒼星石「しかもあの後二人で見詰め合っちゃって……もう///」

JUM「ぬわぁ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!」

のり「JUMが変わっておまけに可愛い子にほっぺちゅー!何て……素晴らしいわ!」フンスー

真紅「素晴らしく何てないわ……JUM!!」

JUM「……もう羞恥で氏にたくなってきた」

雛「うにゅ?お早うなのー」

真紅「あら今起きたの」

翠星石「どんだけ昼寝してんですか……」

136: 2009/02/15(日) 19:10:56.45 ID:e+LfPfDg0
真紅「そういえば金糸雀は?居たのでしょう」

JUM「イテテテ……あいつなら帰ったぞ?」

真紅「本当……貴方の軽い所は変わっていないのね…女垂らしが」

JUM「……はぁ…もう良い」

翠星石「何が良いんですか!こんな猫何て連れて来て!!!」

猫「にゃー」

蒼星石「こんな猫何て言ったら可愛そうだよ…僕は好きだけどな」グリグリ

猫「♪」

のり「今日はJUMのお話で盛り上がるわよー!!」

JUM「……マジでやめてくれ……」

――― nのフィールド

雪華綺晶「またJUMさんに会えるかな……うふふ」

雪華綺晶「口には出来なかったけど……ほっぺ///」

雪華綺晶「また会えますよね、JUMさん―――」

 ハーレムEND

137: 2009/02/15(日) 19:12:27.09 ID:SFhMPZhN0
乙!
JUMは俺と変われ



引用: 水銀燈「JUMが家庭的ですって!?」