1: 2009/05/06(水) 20:10:31.35 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「ふふ、とうとうね」

真紅「・・・どうしても避けられないのかしら?」

水銀燈「愚問だわ。私は貴女を認めてるのよ?だからこそ、決着をつけたいのよ」

真紅「・・・」

水銀燈「・・・」

ヒュウウウウ・・・

真紅「仕方の無い娘」

水銀燈「何とでも言いなさい」

カサカサカサカサ・・・←西部劇にありがちなアレ
ローゼンメイデン0―ゼロ― 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

4: 2009/05/06(水) 20:13:43.23 ID:0yuJHdpz0
JUM「・・・真紅」

真紅「大丈夫よ。でもこれは私の問題、手出しは無用よ」

翠星石「・・・分かったです」

蒼星石「僕等は君たちの戦いを見届けさせてもらうよ」

真紅「ええ。そうしてもらえると助かるわ」

雛苺「ヒナは・・・ヒナは真紅を信じてるの」

金糸雀「真紅、負けちゃダメよ」

水銀燈「あら、私には味方がいないのね・・・寂しいわぁ」

真紅「・・・」

10: 2009/05/06(水) 20:16:37.41 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「真紅・・・思い出すわね」

真紅「ええ。私たちが出会ったあの頃を・・・」

――――・・・

水銀燈「しんくぅ、しんくぅ・・・」

真紅「あんよが上手、あんよが上手」

水銀燈「・・・私、ここまで歩けるようになったわ!」

真紅「その調子よ。頑張りましょう」

――――・・・

水銀燈「全ては昔の出来事・・・懐かしいわぁ」

真紅「ええ。あの頃は楽しかったわ」

15: 2009/05/06(水) 20:19:47.89 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「でも、絆なんか簡単な事で崩れ去るのよねぇ」

真紅「・・・」

――――・・・

真紅「このジャップ!ファッキンジャップ!」

水銀燈「アーハーン?」

真紅「間違えた!ジャンク!ジャンク!!」

水銀燈「キィィィィコエエェェェェエエェェ!!」

――――・・・

水銀燈「まるで昨日の事のよう思い出されるわ」

真紅「・・・そうね」

19: 2009/05/06(水) 20:23:11.87 ID:0yuJHdpz0
真紅「でも・・・全ては終わったことよ」

――――・・・

真紅「これが私の斬魄刀・・・千本桜よ」

水銀燈「なん・・・ですって・・・?」

真紅「覚悟なさい。千本の刃が貴女を襲うわ」

ズババババババ

水銀燈「そ・・・そんな・・・この私が・・・!」

――――・・・

水銀燈「・・・そんな事あった?」

真紅「いえ、無かったわ」

21: 2009/05/06(水) 20:26:17.58 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「・・・この期に及んで私を騙そうだなんて・・・いい度胸してるじゃない」

真紅「ふふ、やっぱりこの程度じゃ貴女は動揺しないわね」

水銀燈「ありがとう。そう言って貰えると嬉しいわぁ」

真紅「・・・じゃあ、始めましょうか」

水銀燈「待ちなさい」

真紅「?」

水銀燈「卑怯だとは思うけれど・・・私は策士。先に一手打たせてもらったわ」

真紅「・・・何ですって?」

23: 2009/05/06(水) 20:28:31.48 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「これを見なさい」

パチッ

メイメイ「おいさっさ!」ピカ-

真紅「メイメイ・・・?」

JUM「映像が出てきたぞ」

蒼星石「・・・あれは!」

翠星石「桜田家のキッチンですぅ!」

雛苺「水銀燈は・・・何を仕掛けたって言うの?」

27: 2009/05/06(水) 20:31:29.97 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「ズームイン」

しゅーん・・・

真紅「な・・・これは!」

水銀燈「何だか分かる?真紅ぅ・・・クスクスクス」

翠星石「これは!水銀燈、何てことしやがるですか!」

金糸雀「・・・クズね。薔薇乙女の風上にも置けないかしら」

水銀燈「ふふ、何とでも言いなさい」



JUM「ガスの元栓を全開にしてやがる・・・!!」

34: 2009/05/06(水) 20:35:52.97 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「そう、良く分かったわね人間!ガスの元栓を!開けてやったのよ!!あっはははははは!!!」

真紅「くっ、これじゃ火事の危険がある。気になって戦いに集中できないのだわ」

雛苺「水銀燈・・・なかなか考えたのね」

翠星石「JUM!今すぐ戻って元栓を閉めるです!」

JUM「ああ!」

水銀燈「動かないで頂戴!」

ドスドスドス!

蒼星石「・・・こっちの様子も伺ってる。これじゃ家に戻れない!」

JUM「くっ・・・ウチは火災保険に入ってないんだぞ!!」

翠星石「何ですって!?」

35: 2009/05/06(水) 20:38:33.80 ID:0yuJHdpz0
金糸雀「火事になったらオシマイかしら・・・くそっ!」

水銀燈「さ、真紅ぅ・・・始めましょう?」

真紅「・・・ふ、ふふふ・・・!!」

水銀燈「・・・何が可笑しいっていうのよぉ!!」

真紅「ホーリエ」

ホーリエ「我が信念の礎となれ」ピカ-

しゅーん・・・

蒼星石「これは・・・メイメイと同じように映像が?」

41: 2009/05/06(水) 20:42:59.79 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「これは・・・私の住んでいる礼拝堂じゃない」

真紅「こちらの映像をご覧ください」

JUM「・・・裏手に回ったぞ?」

水銀燈「・・・!あ、あれは!!」

翠星石「これは・・・やりますね、真紅」

蒼星石「真紅もただではやられないからね」

金糸雀「・・・私がやられたらと思うとゾッとするかしら」



真紅「今日の天気予報は雨。そんな日に布団なんか干したら・・・どうなる?」

43: 2009/05/06(水) 20:48:03.09 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「く・・・フカフカのお布団で寝るのが私の数少ない楽しみの一つなのに!」

真紅「これで形勢は五分五分・・・ね?」

JUM「戦わずしてこの攻防戦・・・なんてハイレベルだ!」

翠星石「翠星石なら戦いに集中できません!」

蒼星石「僕もだよ。ビチャビチャになったら大変なんだから・・・!」

雛苺「でもガスの元栓も開けっ放しなの」

金糸雀「元栓はのりが帰ってくればどうにでもなる。でも水銀燈は独り身かしら」

真紅「ずぶ濡れのお布団で眠りなさい?」

水銀燈「しんくうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

44: 2009/05/06(水) 20:50:40.53 ID:0yuJHdpz0
真紅「行くわよ水銀燈!」

水銀燈「許さない!許さないわよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!

JUM「臨戦態勢に入った!」

翠星石「こうなったらもう止められないですぅ!」

蒼星石「すごいプレッシャーだ!!」


???「ふふふ・・・皆さん、お待ちなさい」

一同「!?」

46: 2009/05/06(水) 20:54:23.60 ID:0yuJHdpz0
雪華綺晶「お姉さま方・・・落ち着くのです」

水銀燈「白薔薇・・・!?」

真紅「何の用なの?お呼びじゃないのだわ」

JUM「あいつは雪華綺晶!」

雛苺「何が目的なの!?」

雪華綺晶「お父様が思い描くアリスゲームはあくまで正々堂々とした戦い」

雪華綺晶「こんな卑怯千万な方法で何が得られると言うのですか?」

一同( お 前 が 言 う な )

48: 2009/05/06(水) 20:57:56.11 ID:0yuJHdpz0
雪華綺晶「黒薔薇のお姉様」

水銀燈「・・・何よ」

雪華綺晶「お布団は薔薇水晶がしまいました」

水銀燈「!」

雪華綺晶「紅薔薇のお姉様」

真紅「・・・」

雪華綺晶「ガスの元栓は私が閉めてきました」

真紅「!」

雪華綺晶「お礼は無用です。全て私の独断ですから・・・」

54: 2009/05/06(水) 21:03:42.72 ID:0yuJHdpz0
雪華綺晶「全てはアリスゲームの為、お父様の望み。お父様の望みは私の望み・・・」

水銀燈「感謝はするけど、これ以上の手出しは無用よ」

真紅「・・・そうね」

雪華綺晶「ええ・・・それじゃあ私は観客席に移動しますわ」

フッ

JUM「消えた!?」

雪華綺晶「安心なさって、マスター」

蒼星石「・・・JUM君から離れろ」

雪華綺晶「・・・私はただの観客。何も致しませんわ・・・お姉さま方」

60: 2009/05/06(水) 21:10:25.03 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「・・・もう汚いことは抜きよ」

真紅「ええ」

翠星石「二人が落ち着きを取り戻したです」

金糸雀「これなら二人のコンディションが最高潮になる・・・」

雪華綺晶「・・・これなら最高の戦いが見れますわよ」

蒼星石「ふん、どうせこんな事だろうと思ってたよ」

雪華綺晶「怖い、怖い・・・!」

蒼星石「・・・」

JUM「・・・僕の隣で喧嘩しないでくれ」

62: 2009/05/06(水) 21:14:47.86 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「覚悟はいい?」

真紅「ええ」

キィィィィ・・・ン

JUM「指輪が熱い・・・」

翠星石「真紅の体がほんのり紅く染まってるです!」

雛苺「界王け・・・JUMから力を貰ってる証拠なの」

金糸雀「水銀燈も少しだけ光ってるかしら!」

水銀燈(めぐ・・・ほんのちょっとだけ、力を貸して!)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

65: 2009/05/06(水) 21:21:55.84 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「ふん!」

バシュウウウウウウウ!!

真紅「羽っ!?」

ガキガキガキィィィィィィン!

雪華綺晶「紅薔薇のお姉さま・・・器用にステッキで弾いてる」

翠星石「あの当たらない羽が正確無比に真紅に向かってるです!」

JUM「・・・負けるな!」

67: 2009/05/06(水) 21:29:49.07 ID:0yuJHdpz0
真紅「こんなもの・・・効かないのだわッ!」

ビュッ!

水銀燈「ぐふぅ」ドカッ!

金糸雀「のあっ!水銀燈が吹き飛んだかしら!」

雛苺「ヒナは見えたの!ステッキを投げたのよ!」

真紅「逃さないわよ!」

雪華綺晶「追って行った・・・ここからじゃ見えない」

70: 2009/05/06(水) 21:32:43.26 ID:0yuJHdpz0
蒼星石「JUM君、追うよ!」

JUM「ああ!」

テレレッテッテ、アナザワンバイツァダス!

翠星石「ん?」

JUM「僕の携帯・・・nのフィールドって携帯使えるのか?」

雪華綺晶「分かりません。が、鳴っているのなら使えるんじゃないのでしょうか?」

JUM「ふむふむ」パカッ

金糸雀「ちょ、状況を考えるかしら!」

72: 2009/05/06(水) 21:38:41.81 ID:0yuJHdpz0
真紅「行きなさい・・・ローズテイル」

ドヒュウウウゥゥゥ!

水銀燈「無駄よぉ!そんなもの羽で防げるわぁ!!」

真紅「私の薔薇は攻撃には使わないわよ?」

水銀燈「・・・!?薔薇が、私の体を・・・締め付ける!!」

真紅「捕縛した。・・・逃げられないわよ」

水銀燈「こ、こんなもの・・・!」

バサァ!!

真紅「!!」

水銀燈「こんなんじゃ私は止められないわよぉ!!」

74: 2009/05/06(水) 21:42:23.10 ID:0yuJHdpz0
>>71
こんなの即興に決まってるだろ!もう!

JUM「・・・」もくもく

雛苺「JUM、メールは後で良いじゃないの!」

蒼星石「そうだよ!」

雪華綺晶「私はどうでもいいですが・・・マスターの貴方はこの戦いを見届ける責任がある。無理やりにでも連れていきましょう」

翠星石「ふん、たまにはマトモな事言いやがるですね!金糸雀!」

金糸雀「おいさ!JUM、行くかしら・・・」

JUM「うわあああああああああああ!!何てことだあああああああああぁぁぁぁぁぁ!!」

一同「!?」

77: 2009/05/06(水) 21:50:08.90 ID:0yuJHdpz0
JUM「こ、こ、こ、これ・・・!!」

雪華綺晶「・・・めーる、というやつですか?私はあまり詳しくなくて・・・」

翠星石「・・・それを見たら行くですよ」

蒼星石「んー?この番号は・・・ロト6だね」

金糸雀「へー。買ったの?」

JUM「ここにある!み、見てみろ・・・番号!メモしてたヤツだ!」

雪華綺晶「06、12、18、30、22、41・・・」

JUM「当たってるんだ。81万円・・・!」

翠星石「・・・ホ、ホントです・・・!」

79: 2009/05/06(水) 21:53:42.05 ID:0yuJHdpz0
雛苺「ふーん・・・」

雪華綺晶「81万円がどれくらいのものかが良く分かりません・・・」

翠星石「81万円・・・」

蒼星石「大金じゃないか!!うわわわわ・・・あわわわ・・・」

金糸雀「81万円・・・」

JUM「・・・ど、どうする?」

雪華綺晶「今は戦いの真っ最中。そんな事はどうでも・・・」

蒼星石「りょ、旅行なんかどうかな?」

雪華綺晶「お姉さま!?」

80: 2009/05/06(水) 21:56:56.05 ID:0yuJHdpz0
JUM「旅行か・・・それもいいな」

翠星石「な、な、な、なかなか良い事言いますね!」

金糸雀「うーん、北海道とか?」

雪華綺晶「ちょ、皆さん!何を言ってるのですか!?」

雛苺「きらきーの言う通りなの!」

雪華綺晶「桃薔薇のお姉さま・・・」ホロリ

蒼星石「81万円あるならうにゅー食べ放題だよ?」

雛苺「話を続けろ」

雪華綺晶「お姉さま!?」

82: 2009/05/06(水) 22:02:10.26 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「真紅・・・何処に隠れたの!?」

シィィーーーン・・・

水銀燈(隠れたわねぇ・・・)

真紅「・・・」

グッ

真紅「これは・・・足元に羽?」

水銀燈「羽に反応あり。・・・喰らいなさぁい」

ズババババババババッ!

真紅「きゃあああぁぁっ!?」

水銀燈「ぶん殴ってやるわぁ!」

84: 2009/05/06(水) 22:05:56.27 ID:0yuJHdpz0
真紅「ここは逃げなければ!」

水銀燈「ウロチョロしないで?真紅ぅ・・・!」

真紅「JUMの元なら!ミーディアムとの距離が近ければ近いほど力が出るはず!」

水銀燈「そんなの気休めじゃない?」

真紅「急いで、JUMの元へ」

ドヒュウウゥゥゥ!

水銀燈「逃さない・・・ここで決める!」

85: 2009/05/06(水) 22:09:40.96 ID:0yuJHdpz0
JUM「北海道はいいぞ?」

蒼星石「美味しい雲丹が食べたいなぁ・・・」

雪華綺晶「・・・私は食べなくても大丈夫なので・・・」

翠星石「んもう!他にも美味しいものがいっぱいあるですぅ!」

金糸雀「蟹ってまだ食べられるのかしら?」

雛苺「そんなことよりうにゅーがいいの!」

雪華綺晶「あの、ホントに行かなきゃ・・・」

蒼星石「まぁまぁ、落ち着いて」

雪華綺晶「え・・・はい・・・」

88: 2009/05/06(水) 22:14:31.50 ID:0yuJHdpz0
雪華綺晶「・・・今は戦いに集中・・・」

蒼星石「雪華綺晶、いや、きらきー!」

雪華綺晶「!?」ビクッ

蒼星石「あのね?今は真紅たちの戦いより北海道旅行の方が大事なんだよ!」

翠星石「ですです!むしろあいつらが共倒れになればその分贅沢できるですぅ!」

金糸雀「ねぇ、みっちゃんも呼んでいいかしら?」

JUM「いいぞ。あ、姉ちゃん?81万円当たったぞ!」

蒼星石「きらきーも来れば良いじゃないか。今までの事は水に流してさ!」

雪華綺晶「は、はぁ・・・??」

91: 2009/05/06(水) 22:19:08.76 ID:0yuJHdpz0
雛苺「なの。きらきーも一緒に旅行に行くのー」

雪華綺晶「あの、私は体が無いので・・・あまり遠出は・・・」

JUM「槐に作ってもらえよ」

雪華綺晶「!・・・その手がありました。目から鱗です」

蒼星石「ああ・・・海鮮丼も捨て難いね」

翠星石「んふふー、良い趣味してるじゃないですか」

金糸雀「ああ、考えただけでヨダレがじゅるる・・・」



真紅「み、見えた!JUM達だわ!」

94: 2009/05/06(水) 22:24:13.50 ID:0yuJHdpz0
水銀燈「既に真紅は私の射程内・・・発射!」

ドシュウウウウ!!

真紅「はぁっ!」ガキィィィィン!

水銀燈「よく弾くステッキねぇ・・・!ムカつくわぁ!!」

真紅(JUM・・・貴方が居ると私は勇気が湧いてくる!)

真紅「JUMの前なら負けはしない!」

水銀燈「それが絆だといいたいの!?馬鹿馬鹿しい!!」



JUM「蒼星石、お前のマスターも呼ぶか?」

蒼星石「いいのかい?いやぁ、器が大きい」

97: 2009/05/06(水) 22:29:13.03 ID:0yuJHdpz0
真紅「ホーリエ!」

水銀燈「メイメイ・・・!」

ドゴォォォォン!!

真紅「くっ・・・衝撃が大きい!」

水銀燈「ま、まだよぉ!私は負けない!!」

真紅「・・・それは私も同じよ」



雪華綺晶「あ!ほら、二人が戦ってますよ!」

蒼星石「んもう、強情だなぁ!」

99: 2009/05/06(水) 22:33:44.11 ID:0yuJHdpz0
蒼星石「きらきー、これを見て!」

雪華綺晶「は、はい!?」

翠星石「・・・五円玉をくくりつけて?」

蒼星石「ほーら、これを見てて・・・」

雪華綺晶「な、なにを・・・」

プラプラ・・・

蒼星石「ほーら、体が揺れていくよ・・・」

雪華綺晶「そんなもの・・・」フラフラ

蒼星石「だんだんと気持ち良くなってるよ・・・ふわふわとしたいい気持ち(中略)」

104: 2009/05/06(水) 22:39:09.78 ID:0yuJHdpz0
>>100
何故脱いだし

――――・・・

雪華綺晶「北海道行きたい・・・旅行に行きたい・・・ブツブツ・・・」

蒼星石「うん。まさかこんなに簡単にかかるとは思わなかった」

金糸雀「ガッツリかかってるかしら」

翠星石「いいですねー・・・でもぉ」


水銀燈「ぐぬぬぬぬ・・・!!」

真紅「さ、そろそろ参ったと言いなさい」


JUM「ああ。外野がうるさいな」

107: 2009/05/06(水) 22:43:05.89 ID:0yuJHdpz0
JUM「真紅、真紅」

真紅「何?もうすぐ勝てるから待ってて、JUM!」

JUM「あれ!空!!」

真紅「空?」

JUM「よーーーーく見てみろ・・・UFOだ」

真紅「え!?何処何処!?」

水銀燈「ん?薔薇が緩んだ!今よぉ!」

JUM「水銀燈!UFOだ!」

水銀燈「何ですってぇ!何処よ!!」

JUM(あ、こいつらバカだ)

110: 2009/05/06(水) 22:48:06.79 ID:0yuJHdpz0
雪華綺晶「北海道旅行・・・ブツブツ・・・」

蒼星石「よし、これで君の心に深く染み渡ったよ。目が覚めても北海道に行きたい(中略)3.2.1・・・ハイ」パン!

雪華綺晶「・・・あれ、私は・・・??」ポケ-

雛苺「きらきー、大丈夫?」

雪華綺晶「え?はぁ、特に何も」

蒼星石「おっかしいなぁ・・・旅行行きたい?」

雪華綺晶「北海道行きたい北海道行きたい北海道行きたい北海道行きたい・・・」ブツブツ

翠星石「ちゃんと効いてるみたいですね」

金糸雀「バッチリかしら!」

112: 2009/05/06(水) 22:53:51.54 ID:0yuJHdpz0
JUM「よし、これでバッチリだな。早速予定を立てるか」

蒼星石「それがいいね!きらきーのボディは槐に頼んでおこう」

雪華綺晶「ハッ!?あ、ありがとうございます。嬉しいです・・・お姉様」

翠星石「気にする必要は無いです。さ、nのフィールドから抜けましょう」

金糸雀「そうね。ヒナ、帰りましょう?」

雛苺「うぃー!」


真紅「あ、あれじゃない!?」

水銀燈「えー!?絶対違うわよ!あれかしら?」

真紅「うーん・・・よく分からないわね」

115: 2009/05/06(水) 22:56:48.33 ID:0yuJHdpz0
JUM「おい、帰るぞ」

真紅「え!?待って、まだUFOを見つけてないのだわ!」

水銀燈「そうよ。貴方達だけで先に帰ればいいじゃない・・・」

JUM「あーあ、そんなこと言ってると旅行に連れていかないぞ?」

真紅「旅行?」

JUM「ああ。北海道だ」

水銀燈「ななななな何ですってぇ!?」

JUM「・・・水銀燈も来るか」

水銀燈「!!」

117: 2009/05/06(水) 23:00:24.23 ID:0yuJHdpz0
JUM「嫌ならいいんだけど・・・」

水銀燈「ほら、真紅。帰って旅行の計画を立てるわよぉ!」

真紅「わ、分かったわ・・・UFO・・・」ガックリ

JUM(まだ探してたのか・・・)

水銀燈「味の時計台に行ってみたかったのよぉ!」

真紅「時計台?・・・ラーメン屋だったかしら?」

JUM「へぇ、ラーメンもいいなぁ。北海道は味噌だっけ?」






ローゼン「こんなんだからアリスゲームが進まないんだよ・・・ハァ・・・」

おしまい

118: 2009/05/06(水) 23:01:11.32 ID:iiatE2QU0

119: 2009/05/06(水) 23:01:20.58 ID:0PjBGvR20
ほのぼのw
乙です

127: 2009/05/06(水) 23:04:34.88 ID:0yuJHdpz0
>>123
ホントだよ

GW北海道行けば良かった・・・
一人でブラブラするのも悪くないかもな・・・ハハ・・・

引用: 水銀燈「真紅・・・決着をつけましょう」