1: 2017/07/07(金) 05:05:34.024 ID:xhgTV1Og0.net
ガヴリール「嫌だ」
俺「なんで!!!!!さっきのメスガキは助けてただろ!!!」
ガヴリール「なんで知ってんだよ」
俺「ボクも隣で手術中なの!!!!」
ガヴリール「とにかく無理だ。できない」
俺「さっきのメスガキ助けてたじゃん!!!助けてたじゃあああん!!!」
俺「なんで!!!!!さっきのメスガキは助けてただろ!!!」
ガヴリール「なんで知ってんだよ」
俺「ボクも隣で手術中なの!!!!」
ガヴリール「とにかく無理だ。できない」
俺「さっきのメスガキ助けてたじゃん!!!助けてたじゃあああん!!!」
2: 2017/07/07(金) 05:05:51.211 ID:xhgTV1Og0.net
ガヴリール「それは……」
俺「じゃあボクもいいよねええええええ!?」
ガヴリール「駄目だ」
俺「なんで!!不平等だろ!!!」
ガヴリール「そうかもしれないな」
俺「天使のくせに差別していいのかああ!?おんおんおぉぉおん!?」
ガヴリール「なんと言われようと……私はお前を助けるつもりはない」
俺「じゃあボクもいいよねええええええ!?」
ガヴリール「駄目だ」
俺「なんで!!不平等だろ!!!」
ガヴリール「そうかもしれないな」
俺「天使のくせに差別していいのかああ!?おんおんおぉぉおん!?」
ガヴリール「なんと言われようと……私はお前を助けるつもりはない」
3: 2017/07/07(金) 05:06:07.269 ID:xhgTV1Og0.net
俺「ふざくぇんあああああああああああ!!!」
ガヴリール「うるさいな」
俺「さっきのガキはメクラだろ!!そんな障害持ちより健常な俺を助けるべきだ!!!」
ガヴリール「私はそうは思わない。それに目も治した」
俺「俺は!!!会社で働いていている!!!現代社会を支える歯車の一つとして!!この国に仕えている!!」
俺「対して!!あのガイジは!!!俺たち健常者より劣る存在!!!」
ガヴリール「うるさいな」
俺「さっきのガキはメクラだろ!!そんな障害持ちより健常な俺を助けるべきだ!!!」
ガヴリール「私はそうは思わない。それに目も治した」
俺「俺は!!!会社で働いていている!!!現代社会を支える歯車の一つとして!!この国に仕えている!!」
俺「対して!!あのガイジは!!!俺たち健常者より劣る存在!!!」
4: 2017/07/07(金) 05:06:22.617 ID:xhgTV1Og0.net
ガヴリール「うるさいな」
俺「にも関わらず!!あのガイジは!!障害者手当と称して!!我々の血税を奪っている!!!」
俺「対して役に立たない存在の癖に!!ただ障害を持っているだけで!!!なんでここまで優遇されるんだ!!!!」
俺「おかしいだろ!!!社会を支える上で明らかに劣っている存在がなぜのうのうと生きていられるのか!!」
俺「不必要!!穀潰しだ!!!あんなガキを生かすくらいなら俺を生かしたほうがまだマシだ!!」
ガヴリール「黙れよ」
俺「にも関わらず!!あのガイジは!!障害者手当と称して!!我々の血税を奪っている!!!」
俺「対して役に立たない存在の癖に!!ただ障害を持っているだけで!!!なんでここまで優遇されるんだ!!!!」
俺「おかしいだろ!!!社会を支える上で明らかに劣っている存在がなぜのうのうと生きていられるのか!!」
俺「不必要!!穀潰しだ!!!あんなガキを生かすくらいなら俺を生かしたほうがまだマシだ!!」
ガヴリール「黙れよ」
5: 2017/07/07(金) 05:06:36.565 ID:xhgTV1Og0.net
俺「俺とあのガキどちらが経済的に貢献しているk」
ガヴリール「黙れっつってんだろクソヒューマン」
俺「」
ガヴリール「確かに天界にだって規律がある」
ガヴリール「本来ならあいつだって助けることは許されなかった」
ガヴリール「あいつを助けた私は規律を破った。それは事実だ」
俺「じゃあ俺も」
ガヴリール「黙れっつってんだろクソヒューマン」
俺「」
ガヴリール「確かに天界にだって規律がある」
ガヴリール「本来ならあいつだって助けることは許されなかった」
ガヴリール「あいつを助けた私は規律を破った。それは事実だ」
俺「じゃあ俺も」
6: 2017/07/07(金) 05:07:02.781 ID:xhgTV1Og0.net
ガヴリール「……天使は無機質なロボットじゃない。感情を持つ生命の一つだ」
ガヴリール「その時点で命を論理的に価値だけで評価することなんてできない」
ガヴリール「私は私の意思で生きる。天使としてではなく、天真=ガヴリール=ホワイトとしてな」
ガヴリール「私の中では……あの子は守るべき存在であり、お前はそうじゃなかった」
ガヴリール「それだけだ」
俺「ふっ……ふざけるああああああああああああああああ!!!!」
ガヴリール「その時点で命を論理的に価値だけで評価することなんてできない」
ガヴリール「私は私の意思で生きる。天使としてではなく、天真=ガヴリール=ホワイトとしてな」
ガヴリール「私の中では……あの子は守るべき存在であり、お前はそうじゃなかった」
ガヴリール「それだけだ」
俺「ふっ……ふざけるああああああああああああああああ!!!!」
7: 2017/07/07(金) 05:07:20.349 ID:xhgTV1Og0.net
俺「なんで!!!ナンデダヨォォオオオオオ!?!!?」
俺「あいつが女だからか!!!アイツがかわいいからかああああああ!?」
ガヴリール「それもあるかも知れないけど……大きかったのはあの子と既に顔なじみだったからかな」
俺「ほげッホゲッゲンゲ!!そんなそれだけで!!!お前は自分勝手過ぎる!!!!!!」
俺「そんな理由で命を選ぶな!!俺を見捨てるならあのガキも見頃しにしろ!!!」
ガヴリール「……」
俺「あいつが女だからか!!!アイツがかわいいからかああああああ!?」
ガヴリール「それもあるかも知れないけど……大きかったのはあの子と既に顔なじみだったからかな」
俺「ほげッホゲッゲンゲ!!そんなそれだけで!!!お前は自分勝手過ぎる!!!!!!」
俺「そんな理由で命を選ぶな!!俺を見捨てるならあのガキも見頃しにしろ!!!」
ガヴリール「……」
9: 2017/07/07(金) 05:07:48.663 ID:xhgTV1Og0.net
ガヴリール「確かに、規律に従うならそうなっていただろうな。だから私はこれから罰を受けることになる」
ガヴリール「でもな、私は罰を受けてでもあの子を助けたいと思った」
俺「それが自分勝手というんだこの……クソ天使が!!!!!」
ガヴリール「ああそうだ。私は自分勝手だ。だからどうした?」
俺「ルールを守って良いわけないだろうがッ!?悪いことじゃないんけッ!?」
俺「天使としてそれはどうなんけッ!!!!!」
ガヴリール「でもな、私は罰を受けてでもあの子を助けたいと思った」
俺「それが自分勝手というんだこの……クソ天使が!!!!!」
ガヴリール「ああそうだ。私は自分勝手だ。だからどうした?」
俺「ルールを守って良いわけないだろうがッ!?悪いことじゃないんけッ!?」
俺「天使としてそれはどうなんけッ!!!!!」
10: 2017/07/07(金) 05:08:41.815 ID:xhgTV1Og0.net
ガヴリール「いいかよく聞けクソヒューマン」
ガヴリール「私は私の世界で生きている。私が生きていく中で知り、出会い、そして触れ合った人々で形成される世界でだ」
ガヴリール「私は正義のヒーローみたいに広く広大な世界を守りたいとは思わない。狭くていい、私が知るこの世界だけを守れればそれでいい」
ガヴリール「一人の友の命と見ず知らずの数万人の命ならば迷わず私は友の命を選ぶ」
ガヴリール「例えそれが規律に背くことだとしても、な」
ガヴリール「私は私の世界で生きている。私が生きていく中で知り、出会い、そして触れ合った人々で形成される世界でだ」
ガヴリール「私は正義のヒーローみたいに広く広大な世界を守りたいとは思わない。狭くていい、私が知るこの世界だけを守れればそれでいい」
ガヴリール「一人の友の命と見ず知らずの数万人の命ならば迷わず私は友の命を選ぶ」
ガヴリール「例えそれが規律に背くことだとしても、な」
11: 2017/07/07(金) 05:09:07.020 ID:xhgTV1Og0.net
俺「だまりぇ……ダマリェエエエエエ!!!!!」
俺「お前は悪魔だ!!!日本経済を狂わせる!!命の価値を狂わせる!!!」
ガヴリール「私は……あの子を救うために天界に背く。罰せられようが構わない。愛する彼女が助かるのならばそれでいい」
ガヴリール「だが……お前は違う。私は自分を犠牲にしてまでお前を助けようとは思わない」
ガヴリール「私は彼女を愛し、お前を愛していない。それだけの違いだ」
俺「ほげ……ホゲぇ……」
俺「お前は悪魔だ!!!日本経済を狂わせる!!命の価値を狂わせる!!!」
ガヴリール「私は……あの子を救うために天界に背く。罰せられようが構わない。愛する彼女が助かるのならばそれでいい」
ガヴリール「だが……お前は違う。私は自分を犠牲にしてまでお前を助けようとは思わない」
ガヴリール「私は彼女を愛し、お前を愛していない。それだけの違いだ」
俺「ほげ……ホゲぇ……」
12: 2017/07/07(金) 05:09:30.402 ID:xhgTV1Og0.net
俺「ほ……ほ……」
ガヴリール「そろそろお前の肉体も限界を迎えてそうだな」
俺「たしゅけ……たしゅけ……」
ガヴリール「ああ、いいこと教えておいてやる」
ガヴリール「お前が氏んだところで大した影響なんてないぞ」
俺「ほげ」
ガヴリール「お前みたいなどこにでもありそうな歯車なんていくらでも代わりがあるに決まってるだろ」
ガヴリール「そろそろお前の肉体も限界を迎えてそうだな」
俺「たしゅけ……たしゅけ……」
ガヴリール「ああ、いいこと教えておいてやる」
ガヴリール「お前が氏んだところで大した影響なんてないぞ」
俺「ほげ」
ガヴリール「お前みたいなどこにでもありそうな歯車なんていくらでも代わりがあるに決まってるだろ」
13: 2017/07/07(金) 05:09:53.295 ID:xhgTV1Og0.net
俺「」
ガヴリール「お前が氏ねばお前の会社は代わりの人間を雇うだけだ」
ガヴリール「だから安心して氏んでいいぞ」
俺「」
ピッwピッwピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!w
ガヴリール「氏んだか。さて、罰でも受けに行きますかねっと」
そして俺は氏んだのだ
😭完😭
ガヴリール「お前が氏ねばお前の会社は代わりの人間を雇うだけだ」
ガヴリール「だから安心して氏んでいいぞ」
俺「」
ピッwピッwピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!w
ガヴリール「氏んだか。さて、罰でも受けに行きますかねっと」
そして俺は氏んだのだ
😭完😭
14: 2017/07/07(金) 05:10:40.237 ID:tWMnll0e0.net
感動した
15: 2017/07/07(金) 05:11:16.343 ID:Vv/L/5250.net
読むのめんどくさいから3行ぐらいで説明して?
16: 2017/07/07(金) 05:11:58.163 ID:rnX4IR0VM.net
>>15
氏にたくない
氏ね
氏んだ
氏にたくない
氏ね
氏んだ
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