322: 2013/05/11(土) 21:08:26.09 ID:eu/LdmHSO

323: 2013/05/11(土) 21:22:44.30 ID:eu/LdmHSO
~次の日~


上条「みんな遅いな」


美琴「もうすぐ来るわよ」



>パタパタ…



上条美琴「?」


垣根「リア充~~っ」


フィアンマ「爆発しろ!!」カッ!!



上条「やかましいわ」


美琴「アンタ達も立派にリア充でしょ」



垣根「まあな」


フィアンマ「否定はせん」




324: 2013/05/11(土) 21:27:01.47 ID:eu/LdmHSO
垣根「悪いな遅れちまってよ」



上条「そんなに待ってねーけど、なんかあった?」



垣根「まず一方通行の寝起きの悪さが原因だ、回想スタート!!」キリッ


美琴「しないわよ」


垣根「スタート!!!」キリリッ



上条「はいはいどうぞどうぞ」




325: 2013/05/11(土) 21:34:20.29 ID:eu/LdmHSO
    ~回想~

00001『一方通行、起きてください』ユサユサ


一方『……あと5分』


00001『その台詞もう3回目ですよ、起きてください、白井さんのお見舞いに行くんですから』ユサユサユサユサ



垣根『無理に起こすなよ00001号、5分待ってやろーぜ』


00001『しかし時間が……』



垣根『朝立ちの処理に手間取ってんだよ多分』


00001『え…あ///』


一方『よっしゃ起きたァァァァァァァァ!!!』ガバアッ!!!




326: 2013/05/11(土) 21:53:52.99 ID:eu/LdmHSO
垣根「……ってな事があってな」



上条美琴「………」


一方「でまかせ言ってンじゃねェェェェエェェ!!!」ゴスッ!!!



垣根「たわらばっ!」


一方「このドカスが! オマエら信じるなよ」


上条(6・4で信じてた)

美琴(当麻だけじゃなかったのね、朝のアレ……)





327: 2013/05/11(土) 21:56:36.11 ID:eu/LdmHSO
一方「実際はコイツがコンビニでバカしたから遅れたンだよ」



上条「は?」


垣根「朝飯にコンビニのおでん手掴みで食ってたらまさかの警備員ざたになっちゃった」テヘッ


美琴「大問題じゃない!!」



フィアンマ「心配はいらん、俺様が聖なる右で追い払った」フフンッ



番外「ちなみに氏人は出てないよ」



上条「ず、頭痛が……」




328: 2013/05/11(土) 22:03:20.57 ID:eu/LdmHSO
00002「おはようございます」



美琴「おはよ」


00001「お見舞いの品を買っていたので遅れました」


上条「それは仕方ないって」



削板「すまん、朝のトレーニングで遅れた」


美琴「それも仕方ないですよ」



アレイ「いや~すまない、日課の下着鑑賞で遅れてしまった」ハッハッハ



上条「それは容認しねーよ」




331: 2013/05/11(土) 22:22:58.76 ID:eu/LdmHSO
垣根「テメッこの野郎!! いつのまに見てやがった!!」ゲシゲシッ!!



アレイ「痛いやめてっ!」


フィアンマ「貴様ァ、言えっ! 今日のワーストの下着は何色だ!!」



アレイ「黒のヒモT」


フィアンマ「…」ゴクリ


番外「コ・ロ・ス」ビリビリッッ



アレイ「ちなみに00001号は…」


一方「花柄だ黙っとけ」



アレイ「00001号のは見れなかったのだが……」


一方「……」プイッ


00001「(///)」




332: 2013/05/11(土) 22:32:41.30 ID:eu/LdmHSO
美琴「お見舞いの品って何買って来たの?」


00002「垣根さんチョイスが2品です」



垣根「中身は見てのお楽しみだ、あえて止めねーが開けるなら覚悟がいる」



美琴「不安しかないわ……」



フィアンマ「覚悟…完了」シュバッ



番外「なにしてんの?」


フィアンマ「覚悟のススメだ」




333: 2013/05/11(土) 22:38:13.79 ID:eu/LdmHSO
打ち止め「遅れてごめんなさーいってミサカはミサカは謝罪表明」トテテ


上条「遅刻の理由は?」


打ち止め「ち、ちょっと着替えに手間取っちゃってってミサカはミサカは理由を述べて…」



番外「おちびの嘘つき、アニメ見てて遅れたクセに」


打ち止め「う…」


美琴「嘘つきは泥棒の始まりよ打ち止め」メッ


打ち止め「ううっ」ガクッ


美琴「?」


打ち止め「……あれ、お姉さま? まさかもう一人のミサカが……」


上条「厨ニ禁止」




336: 2013/05/11(土) 22:49:47.40 ID:eu/LdmHSO
削板「00003号はどこだ?」



アレイ「それが昨日の夜から体調を崩してね、念のため病院に……」



削板「悪い先に行くっ!!!」ドビュンッ!!



上条「大丈夫なのか00003号」


美琴「まさか寿命の……」



アレイ「それは無いさ、妹達の調整、つまりは延命治療だが私の権限をもって最優先事項として扱っているからね」



美琴「そっか、良かった」




337: 2013/05/11(土) 23:00:38.97 ID:eu/LdmHSO
上条「でも今更ながらトースターに命令される学園都市って……」


美琴「文句言われたりしないの?」



アレイ「笑止、万が一 文句のひとつでも言おうものなら給料99.9%カットして絶望のドン底に叩き落とす」



上条「恐怖政治ですかい」



美琴「アンタ最低よ」



アレイ「む」ムカッ

338: 2013/05/11(土) 23:05:06.16 ID:eu/LdmHSO
アレイ「おや? そんな事を言って良いのかな超電磁砲。何なら君の奨学金も99%程カットしてもいいんだよ?」


美琴「やめてソレだけは!! 買いたい物いっぱいあるのよ! ゲコ太とか! ゲコ太とか!! ゲコ太とか!!!」



アレイ「ならば私を敬い服従したまえ」


美琴「………」ウル


アレイ「ハッハッハ愉快愉快!!」


上条「久しぶりにブチャラティが舞い降りそうだぞアレイスター」ゴゴゴゴ



アレイ「すみませんごめんなさい奨学金3倍で御勘弁を………」




349: 2013/05/15(水) 15:23:06.08 ID:e3WB+iCSO
~とある病院~



削板「先生ええええええ!!!!」ドドドドドッ!!!!!



冥土返し「おやおや、どうしたんだいそんなに慌てて」


削板「00003号は? 00003号は無事なんですかっ!?」



冥土返し「ああ、00003号さんならあっちの病室で……」


削板「うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」ドドドドドッ!!!



>チュドーンッ!! ガッシャーンッ!!



冥土返し「病院内では静かにね~」




350: 2013/05/15(水) 15:29:34.82 ID:e3WB+iCSO
削板「ここか!!」


削板「00003号! 大丈夫かあああああああああ!!!」



>ガチャ



00003「あ…」←例のカプセル



削板「……………」


00003「ど…どうも///」


削板「アボカドッ!!」ブッシャァァァァァァァァァァァ



00003「ええっ!?」



00003「だっ! 誰か―――――っ!! そ、そうですナースコールを……ああっ?! カプセルに入ってるから押せないっ!?」



削板「ち…小さな山が……ひとつ……ふた……」ドクドクドクドクドクドク…




351: 2013/05/15(水) 15:56:09.17 ID:e3WB+iCSO
垣根「うぃ~っす爺さん」


冥土返し「やあ、みんな揃って00003号さんのお見舞いかね?」



垣根「それもある、あと白井の見舞い」



冥土返し「そうかい、白井さんならあっちの…」



ナース「先生っ! 急患ですっ!!」



冥土返し「おや、症状はどんな感じだね?」


ナース「それが……大量の鼻血を……」


冥土返し「鼻血?」


みんな『まさか……』




352: 2013/05/15(水) 19:02:42.20 ID:e3WB+iCSO
削板「おぱ~いがひとつ……おぱ~いがふたつ……」ドクドク…プッシュ----



冥土返し「おやおや、凄い量だね」


ナース「あと血圧が」


冥土返し「貧血かね?」


ナース「いえ、上がりっぱなしです」


冥土返し「……鎮静剤うっときなさい」


ナース「はい!」



垣根「氏ぬな! 削板あああああああああ!!」


フィアンマ「俺様を置いて逝くつもりか!? 約束しただろう! 共にラストリベリオンをクリアしようと!!」



一方「茶番劇始めンな」



美琴「当麻、私先に黒子のとこに行ってくるね」


上条「ああ、俺も茶番終わったら直ぐ行くから」




357: 2013/05/17(金) 10:18:13.42 ID:5wUqDgtSO
美琴「黒子~、具合どう?」ガチャ



黒子「……」


美琴「なんだ寝てるのね」


黒子「……」


美琴「大したこと無くて良かった、心配したんだからね?」


黒子「……///」



美琴「……」




358: 2013/05/17(金) 10:21:48.58 ID:5wUqDgtSO
美琴「……ちょっと暑いから脱いじゃおっかな」


黒子「……ハァ!ハァハァ!!」


美琴「……アンタ起きてるでしょ」


黒子「…寝てますの」


美琴「あ、ブラのホックが……」



黒子「わたくしがなおして差し上げますわ――っ!!」ガバァッ!!!



美琴「外れとらんわ!!」チョップ!!



黒子「はぐっ?!」





359: 2013/05/17(金) 10:25:23.33 ID:5wUqDgtSO
美琴「まったくアンタは」



黒子「すみませんですのお姉さま」


美琴「別に怒ってないわよ、調子はどう?」



黒子「流石に直ぐ退院とはいきませんわね、もう少し入院が必要ですの」



美琴「そっか、じゃあゆっくり休みなさい。黒子も頑張ったんだから」


黒子「お姉さま……」ウルウル





360: 2013/05/17(金) 10:27:41.31 ID:5wUqDgtSO
美琴「それより黒子、ちゃんと着替えてる?」


黒子「少し寝汗をかいたので今から下着だけでも替えようかと思っていましたの」



美琴「じゃあ代えの下着出したげるから着替えちゃいなさい、みんなお見舞いに来てくれるんだから」


黒子「ま、まさか妹様方もですの!?」


美琴「そりゃもちろんよ」



黒子「では取って置きの勝負下着を……」


美琴「普通のにしなさい」ギロッ



黒子「はいですの」




361: 2013/05/17(金) 10:32:34.80 ID:5wUqDgtSO
上条「白井、怪我の具合……」ガチャ



黒子「……」


美琴「あ……」


上条「Oh……」


黒子「このっ」シュンッ


上条「!?」


黒子「覗き魔がっ!!」バチーンッ!!!



上条「不幸……だ……」




362: 2013/05/17(金) 10:41:12.81 ID:5wUqDgtSO
垣根「ギャ―ハハハッ!! それで顔面に紅葉作ってたのかよwww」



一方「相変わらずのラッキースOベかよ」


上条「他人事だと思いやがって、お見舞いに来てビンタ食らうと思わなかったよチクショウ……」


黒子「猿に下着を見られるなんて身を汚された思いですの!」プンスカッ!


上条「悪かったよ」


00001「白井さん、具合はどうですか?」


00002「包帯が痛々しいです」



打ち止め「大丈夫?ってミサカはミサカは心配してみたり」




363: 2013/05/17(金) 10:59:18.20 ID:5wUqDgtSO
黒子「わたくしは平気ですの、もう完治ですわ!」パァァァ!



番外「本当に? 痛くないの?」ツンツンツン


黒子「痛っ!! やめてくださいまし! ああっ! ああぁぁぁぁああぁぁぁぁ!!!」



番外「ギャハッ☆ なにこれ面白い!」ツンツンツンツンツンツン!!



黒子「ひぎいぃぃぃぃぃぃいいいぃぃぃ!!!」ビクンビクンッ!!





365: 2013/05/17(金) 14:09:11.68 ID:5wUqDgtSO
フィアンマ「いい加減にせんか」ポコッ


番外「あたっ、だって平気だって言ってたし~」


フィアンマ「やせ我慢に決まっているだろう。見ろ、泡吹いてるぞ」


黒子「……」ブクブクブク


番外「やり過ぎちゃったかな?」



垣根「よし今のうちに額に肉って書いてやる」


一方「それより髪の毛を左右で白黒にした方が面白くねェか?」



美琴「冗談言ってる場合じゃないわよ! 黒子! しっかりしなさい黒子―――っっっ!!!」




366: 2013/05/17(金) 14:26:48.60 ID:5wUqDgtSO
黒子「三途の川がかなりクリアに見えましたわ……」



番外「ごめんね~、面白くってさ☆」


黒子「はあ、貴女は……お姉さまにそっくりですが……」



美琴「あ…えっとね、この子は……」


番外「ミサカは番外個体、おねーたまのクローンだよん」



黒子「……クローン?」


番外「あれ? 知らなかったの? てか…言っちゃマズかった?」



美琴「アンタねぇ……」




367: 2013/05/17(金) 14:27:25.70 ID:5wUqDgtSO
垣根「この際だ、白井には話しとこうぜ」


美琴「でも…」


垣根「いつまでも隠し通せねえしな、話した方が楽だ」


美琴「……うん」


黒子「何やら重苦しい内容のようですわね」


一方「説明は俺がする、頭っからな」


黒子「はいですの」




368: 2013/05/17(金) 14:30:52.07 ID:5wUqDgtSO
一方「………ってな訳だ」



黒子「レベル6にそれに伴う実験……にわかには信じられませんわね」



上条「でも事実だよ、妹達が何よりの証拠だし」


黒子「はぁ……」


美琴「でもね黒子、もう実験は中止になったから心配ないの」


垣根「念のために言っとくが他言無用だぞ白井、ただでさえ人間のクローンは国際法で禁止されてっからな」



黒子「もちろん誰にも話したりしません、墓まで持って行きますわ」




369: 2013/05/17(金) 14:35:09.91 ID:5wUqDgtSO
黒子「しかしひとつ疑問点がありますわね」


美琴「なにが?」


黒子「えっと、00001号様でよろしかったですの?」



00001「はい、ちなみに一方通行に美春と名付けて貰いました。どちらでも好きな方で呼んでください」


黒子「了解ですの、00001号様は何故……」


00001「?」


黒子「お姉さまより胸が大きいんですの?」


00001「今だもって謎です」


黒子「人体の神秘ですわね、しかし胸の大きなお姉さまもそそりますわ……」ジュルリ…



一方「……」



370: 2013/05/17(金) 14:39:34.19 ID:5wUqDgtSO
一方「ここにオマエの人形(figma)がある」


黒子「なんですの突然……」



一方「00001号に変な真似したら……」


黒子「し……したら?」



一方「こうだァァァァアァァァァ!!!」ベキィッ!!!



黒子「わたくしの人形がァァァァ! 黒/子にィィィィ!!!?」




371: 2013/05/17(金) 14:55:48.23 ID:5wUqDgtSO
00002「白井さん、コレお見舞いの品です」


黒子「ありがとうございますですの、コレは白井家の家宝に…」



美琴「いや開けなさいよ」


黒子「察するに食べ物ですの?」ガサガサ



垣根「あ、俺ちょっとトイレ」ソソクサ



上条「待て垣根、まさか変な物が入って無いだろうな?」ガシッ


垣根「はっ! はなせっ!! 俺はまだ氏にたくねえっ!!!」ジタバタ!!



黒子「コレは……っ!?」



[臭豆腐]&[鮒寿司]



打ち止めの「……うげっ……」パタリ



黒子「打ち止め様!? しっかりなさってくだ…ゴバァッ!!!」




372: 2013/05/17(金) 15:00:53.25 ID:5wUqDgtSO
美琴「ぎゃあ――っ!! 何よこの臭い!?」


上条「鼻が……息が……」



00001「窓を……換気……を……」パタリ


一方「00001号ォォォ!!?」



00002「ゴホッゲホッ!! ちょっと洒落になりませ……オエェェエェェ!」



番外「コレヤバイって! 早く捨ててよ!! 息できないじゃん!!」


フィアンマ「ワースト! 解決策があるっ!」


番外「え、なに? あるなら早くやっちゃって!!」




373: 2013/05/17(金) 15:12:40.99 ID:5wUqDgtSO
フィアンマ「そうか、解決策は……こうだ!」



>チュウ……



番外「ンむっ!?」



フィアンマ「スーハー…」ムチュー



番外「ンむむむむむむむ!!!???」ジタバタ!!



みんな「うわぁ……///」




374: 2013/05/17(金) 15:14:44.19 ID:5wUqDgtSO
フィアンマ「スーハースーハー……」



番外「ん……ん゙ん゙っ!!」



フィアンマ「……ぷふっ。人工呼吸の要領だ、呼吸は出来ただろう?」



番外「…」ピクッ…ピクピク


垣根「イッたか」


上条「表現を卑猥にするなっつの」





375: 2013/05/17(金) 15:16:48.46 ID:5wUqDgtSO
一方「とりあえず換気だ、その後で垣根、オマエを頃す」



垣根「だから~開けるなら~覚悟がいるって~言ったじゃ~ん」



美琴「ゴホッ、悪ふざけにしても限度ってあるでしょ!? ほぼ全滅じゃないの!!」



垣根「ゴメりんこ☆」


一方「よし頃す。上条コイツ押さえとけ、この悪臭の元全部食わせてやる」


上条「ラージャ」ガシッ


垣根「なあ、暴力では何も解決しないんだ。ここはひとつ話し合いで解決しねーか?」


一方「食え、そして氏ね」



垣根「 」




376: 2013/05/17(金) 15:22:09.41 ID:5wUqDgtSO
垣根「うえ~~ん口の中臭~~い、ポンポン痛いよ~~~」



一方「何ならホビロンも食うかコラ」


垣根「いやゴメン、ホビロンだけはマジ勘弁。イケメルヘンていとくんですらためらうわアレ」



美琴「ホビロンってなに?」ハテ?



上条「ググるな危険、グロ注意とだけ言っとくよ」



美琴「なんて言っといて実は大したこと無いってオチでしょ? えっと…ホビロンホビロン……」グーグル



美琴「………………」



上条「だからヤメときなさいって言ったのに」


美琴「タマゴ……ヒヨコ……グロ……」ガタガタブルブル……




397: 2013/05/19(日) 15:03:02.85 ID:vAQOuaZSO
一方「ちょっと席外すぞ」



00001「一方通行、どちらに?」


一方「すぐ戻る、そこのヘタッチメン子ゼブラに変な真似されンなよ」


黒子「しませんわよ!!」



一方「信用出来ねェンだよ」



黒子「失礼な」


垣根「アクセル全開! ふりきるぜ!!」グリッ!!


黒子「痛いですの! ツインテール捻らないでくださいまし!!」



一方「じゃあな」





398: 2013/05/19(日) 15:06:55.26 ID:vAQOuaZSO
番外「ミサカに言う事は?」


フィアンマ「人工呼吸のつもりでした」セイザ


番外「本音を言え」


フィアンマ「辛抱たまりませんでした」セイザ


番外「しばらく口聞かないから」プイッ


フィアンマ「あ……しばらくって……どれくらい?」



番外「3年」


フィアンマ「長っ!? せめて3日で……」



番外「知らないっ」プイッ


フィアンマ「……グスンッ」

番外(場所考えてよ、もうっ///)




399: 2013/05/19(日) 15:13:25.19 ID:vAQOuaZSO
一方「あァ~っと、アイツの病室は………」


一方「あ、ちょっとすいませェン」


ナース「はい?」


一方「あのォ、結標淡希って女が入院してるハズなンですけどォ」



ナース「ああ、彼女なら多分……」


一方「?」




400: 2013/05/19(日) 15:33:07.31 ID:vAQOuaZSO
一方「何で病室じゃ無くて小児科に案内されたンだァ?」


一方「あ……あァ??」


結標「ボク~? もしかして迷子? お姉ちゃんが一緒に探してあげよっか」


一方「……」


結標「大丈夫よ怖くないわ、ちょっと鼻の骨が砕けてるけどって…お母さん居た? チッ……」



結標「惜しかったわね、あっ! そこのボク~~♪♪」



一方(俺が殴ったせいでああなったのかアレがデフォなのかで対応変わるぞ……)




401: 2013/05/19(日) 15:40:55.86 ID:vAQOuaZSO
結標「なに探してたの? えっ? トイレ? ならお姉ちゃんが一緒に「オイコラ」ゲシッ!あふんっ?!」



結標「たたた……だ、誰よせっかく人が……げ!っ?」



一方「オマエなに犯罪まがいな事してンだよ」


結標「犯罪? 聞き捨てならないわね、どこをどう見たら私が犯罪者に見えるのかしら?」



一方「どの口がほざいてやがる、10歳かそこらのガキに声かけまくってたクセによ」




402: 2013/05/19(日) 15:53:06.59 ID:vAQOuaZSO
結標「人聞きの悪い事言わないでくれない? 私はただ困ってるシOタ……もとい子供を放っとけないだけよ」



一方「ハイ決定、シOタとか言う時点でもう決定だわ」



結標「だから違うわよ! 私はシOタコンなんかじゃ……」



一方「ちなみにシOタの魅力ってなンですかぁ?」



結標「魅力ですって?」キラーン




403: 2013/05/19(日) 16:07:43.29 ID:vAQOuaZSO
結標「そうね、まずシOタには未来があるわ。大きくなったらこうなるんじゃないかな?とか、純真無垢なところとか。無邪気に公園で遊んでるところなんてもう抱きしめたいくらいよ」


一方「あ、もういいわ」


結標「あとはちょっと思春期ゆえの反応も萌えポイントね、ナチュラルに胸をよせて近づいた時に顔を赤らめながらチラチラ見てくるところなんてもう……」エヘエヘ



一方「あ、もしもしアンチスキルですかァ? 今目の前に犯罪者予備軍が……ええ、かなり重度のシOタコンをこじらせてますねェ」



結標「わーっ! わーっ!! やめてよ! まだ手を出した事はないんだから!!」



一方「まだってオマエ、手ェ出す気なのかよ」


結標「あくまでも同意の上にもっていくのが難しいの」


一方(ダメだコイツ……)




426: 2013/05/23(木) 21:03:41.69 ID:DusyO93SO
ども、今日中には書きまァす。



査楽「今……アナタ達の背後に居ますね……フフッ……フフフフフフ……」




434: 2013/05/23(木) 23:43:33.64 ID:DusyO93SO
~あわきんの病室~


結標「それで、私に何の用? まさかお見舞いに来たなんて言わないわよね?」



一方「うちの者が体調崩してンだよ。あと、オマエが怪我させたツインテールの見舞い」


結標「ああ、あの子もここに入院してたのね、気がつかなかったわ」



一方「ガキの尻ばっか追いかけてッからだろ」



結標「失礼ね、お尻なんて追いかけてないわよ」


一方「あァ?」


結標「追いかけてるのはマエよっ!」


一方「余計タチ悪ィわ」




435: 2013/05/23(木) 23:50:42.43 ID:DusyO93SO
一方「……ところでよ」


結標「なによ」


一方「オマエ、残骸を使って何をするつもりだった?」


結標「……」


一方「アレは樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の中枢部品、再構築すれば予言に等しい演算が可能になる」


一方「それを使ってどうするつもりだったンだよ」



結標「……アナタは疑問に思った事はない?」


一方「?」



436: 2013/05/24(金) 00:01:20.64 ID:B/9fM14SO
結標「何故自分にこんな力があるのか、何故自分である必要性がって」



一方「……無ェな、学園都市に居る奴らは例外を除いて全員が自分の意思で能力開発のカリキュラムを受けてンだ」


一方「能力に差は出るにしろ、自分でなろうとして能力者になったンだ、疑問に思う事自体ズレてンだよ」



結標「でも能力者になるのが人間である必要はある? 別に人間じゃ無くてもいいんじゃないの?」




437: 2013/05/24(金) 00:08:04.34 ID:B/9fM14SO
結標「例えばそう、第三位のクローンにも能力は備わってる」


一方「……何で知ってやがる」



結標「ちょっと前まで窓の無いビルの案内人をしてたのよ、学園都市の裏側も少しは知ってるわ」



結標「人工的に造られたクローンが能力者になれるなら、人間じゃ無くても能力開発が可能かもしれないじゃない」



結標「だから樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)を使って『人間以外が能力を持つことが可能かどうか』を演算するつもりだった……」




438: 2013/05/24(金) 00:17:43.23 ID:B/9fM14SO
一方「甘ったれンな」


結標「……え?」


一方「オマエはな、自分が人を傷つけちまうのを能力のせいにしてるだけだ」



一方「そうやって自分に非はねェと悲劇のヒロイン気取って安心してるだけなンだよ」



結標「なっ! アナタに何が分かるって言うのよっ!!」



一方「分からねェよ。だがな、白井を傷付けたのは誰でもねェ、オマエ自身だ」



結標「あ……」


一方「オマエが自分の目的の為に能力使って傷付けてさらに武器でトドメ刺そうとしたんだろ、その事実は変わらねェ」




439: 2013/05/24(金) 00:23:39.26 ID:B/9fM14SO
一方「いいか、能力を持った事を幸と取るか不幸と取るかはオマエ次第、使うのが怖けりゃ使わなきゃいい」



一方「あとは自分で決めろ、ガキじゃねェンだからよ」



結標「……」



冥土返し「やあ、調子はどうだい?」


結標「先生? 検査ですか?」



冥土返し「いやいや、ちょっと様子を見にね」



冥土返し「しかし偉いじゃないか一方通行、ちゃんとお見舞いに来たみたいで」



一方「ついでのついでだ、勘違いすンなクソジジイ」




441: 2013/05/24(金) 06:18:59.53 ID:B/9fM14SO
冥土返し「あ、忘れるところだった」


冥土返し「結標さん、コレ君の服のポケットに入ってた物なんだけどね、大事そうな物だったから渡しておくね」


結標「あ、どうm「何だこの紙っきれは」あっ! ちょっと返して!!」


一方「……樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の演算計画?」



結標「やめて見ないで!!」



一方「うるせェまたぶン殴るぞ」


結標「ふえぇぇ……」



一方「なになに……」



   『10歳未満の子供(男の子)と合法的に交際、結婚は可能か』



一方「……………」




443: 2013/05/24(金) 07:08:21.78 ID:B/9fM14SO
一方「オマエ……」


結標「じっ! 冗談よ冗談っ!! 本気しないでよ!?」



一方「ここに赤ペンで最優先事項って書いてあンぞ」



結標「何よそんな物! タダの紙くずじゃない!!」



一方「クズはオマエだろ常識的に考えて」


結標「うるさいっ! 処分するから渡しなさい!!」



一方「嫌ですゥ、全世界の少年の貞操を守る為にコレはアンチスキルに証拠として提出しますゥ」




444: 2013/05/24(金) 07:11:38.21 ID:B/9fM14SO
結標「やめてやめてよ! この歳で前科は嫌っ!!」


一方「いやオマエはマジ1回ブチこまれた方がいい気がする」


結標「もう返してよ! 返してってば―っ!!」


一方「ダァメですゥ!」


結標「このっ!」ガバッ!


一方「おわっ?! テメッ! 乗っかってくンじゃねェ!」


結標「わ~た~し~な~さい~~!!」ギュムギュム



一方「分かった! 分かったから離れろっ! グワッ!? どこにナニ押し当ててやがるコラッ!!」


結標「ソレ渡したら離れてあげるわよ!」ムギュギュギュ



一方「このっ! いい加減にしねェと反射して………っ!?」ハッ!!



00001「…………」プルプル

一方「………Oh」




465: 2013/05/27(月) 22:35:22.28 ID:+oaoaJ4SO
00001「………」


一方「あ…あァ……いや…えェ……コレはその…だなァ……」



00001「…ぅ……グスッ」ジワァ



一方「待てっ。泣くなっ! 話を聞け! プリィィィィィィィィズ!!」



00001「ア……」


一方「話せば分かるンだよ! だから……なっ??」


00001「一方通行の……」

一方「?」


00001「一方通行の……パイオ―ツオブカリビア――ンッ!!」ピュー-ッ!!!



一方「オイィィィィィィィィ!!!」





466: 2013/05/27(月) 22:42:48.79 ID:+oaoaJ4SO
一方「NOォォォオォォォォォォ!!!」オ---マイッガーーッ!!


結標「ちょっと今の子ってまさか……」


一方「オマエエェェェ!!」


結標「な、なによ?!」


一方「アイツがああなったらなァ! 機嫌直すのにどンだけかかると思ってンですかァ!?」


結標「知らないわよ」


一方「丸1日……ヘタすりや数日かかるンだぞ……」ワナワナ……


一方「その間ずっとマトモに口聞いてくれねェわ他の奴らからはチクチクチクチク責められるわ……」



一方「どうしてくれンのォ!? ねェェェどうしてくれンのォォォ!!??」




467: 2013/05/27(月) 22:58:14.86 ID:+oaoaJ4SO
結標「わ、私のせいじゃないでしょ???」


一方「クソがッ!! やっぱ鼻骨折なンて手加減しねェで顔面貫通パンチかまして頃しとくべきだった!!!」



結標「今サラっと恐ろしい事言ったわよアナタ!!」



一方「あっ!! こうしちゃいられねェ! すぐにフォローしねェと!!」


結標「ちょっと?」


一方「00001号ォォォ!! 誤解なンだ聞いてくれェェェ!!!」ピュ---ッ!!!



結標「アレ……ホントにあの時と同じ人??」



??「同じだぞ」


結標「だっ……誰っ!?」




468: 2013/05/27(月) 23:09:04.54 ID:+oaoaJ4SO
垣根「垣根帝督、学園都市第二位だ」


結標「……」


垣根「俺がここに来た理由、解るか?」


結標「私を……始末しに来たの?」



垣根「……ああそうさ、オマエは色々と面倒な事をしてくれたからなぁ」



結標「そう、ならひと思いにやってちょうだい。罪滅ぼし出来てないのがちょっと残念だけど……」



垣根「いい覚悟だ、なら……目瞑ってな」


結標「……」ブルブル


垣根「………鼻デコピンッ!!」ビスッ!



結標「………っっっ!!!!??」




469: 2013/05/27(月) 23:17:05.37 ID:+oaoaJ4SO
結標「……!!!!……!!!!!!」ビクンビクンッ!!



垣根「どうよ、折れた鼻にデコピンかまされた気分は」



結標「い……いひゃいぃぃ……」ヒクヒク…



垣根「ま、ソレが白井にケガさせたり騒ぎ起こした罰ってヤツだ」



結標「あにゃ……あにゃた……にゃんのつもり……」ビクンビクンッ



垣根「始末だのなんだのアホか、オマエ以上に罪背負ってる奴なんざ腐る程居るんだよ」


結標「にゅ……にぃ?」




470: 2013/05/27(月) 23:21:28.78 ID:+oaoaJ4SO
垣根「あとな、妹達の事を知ってんならもうひとつ言っとく」


結標「?」ズキズキ


垣根「あの子達は人間だ、少なくとも俺なんかよりずっとな」



垣根「だから二度とクローンだの人間じゃないだの言うな、もし言ったその時は……」



垣根「今度は本当に頃す」



結標「……」




474: 2013/05/28(火) 02:12:39.30 ID:c8KS4DoSO
垣根「ま、言いてぇのはそんだけだ」


結標「あ……えと…」


垣根「寝な、傷治さねーと罪滅ぼしもクソもねぇだろ?」



結標「……うん」


垣根「良く寝れるように未元物質で睡眠誘発剤を作った、はいシューッとな」プシューッ



結標「え……ちょっ………うっ……」カクン



結標「Zzz……Zzz…」


垣根「……寝たな」キラーン




475: 2013/05/28(火) 03:44:34.12 ID:c8KS4DoSO
フィアンマ「ターゲットは寝たか?」


垣根「バッチリバッチン」


フィアンマ「で? どうする?」



垣根「とりあえずコイツのお見舞いと思われるフルーツ盛り合わせをひと通り食ってと……スイカ発見ナイスフルーツ」ムシャムシャ



フィアンマ「スイカは園芸分野物ではフルーツじゃ無いぞ? 俺様にはバナナをくれ」


垣根「ムシャムシャ……ゴクンッ……さて……」


フィアンマ「この女、ワーストに敵わぬまでも中々のスタイル」


垣根「……揉んどく?」


フィアンマ「揉まいでか」


垣根フィアンマ「……」ジ----



結標「Zzz………ハッ!!」ビクッ!!




482: 2013/05/29(水) 13:17:05.58 ID:nHVybKySO
>PPPPPPPPP!!



?「ナースコール? はいはい」



結標『ま……強姦(まわ)される……』



?「………は??」



?「どうする?」


??「とにかく行って見ましょう」



?「めんどいにゃ~ん」




483: 2013/05/29(水) 13:20:06.83 ID:nHVybKySO
??「どうしましたか?」ガチャ


結標「……」

垣根(俺の言う通り話せ)←ベッドの下に潜ってる



結標「……ごめんなさい、ちょっと変な夢をミタモノデ」



?「ふ~ん、熱計ってみる?」


結標「はい」


フィアンマ(むむっ!)


垣根(どうした?)


フィアンマ(垣根よ、2人の内1人は巨Oだぞ)


垣根(マジ? オマエのスカウターはいくつを表示している)


フィアンマ(戦闘力(巨O度)90以上)


垣根(そのスカウター(眼力)は正確だろうな?)



フィアンマ(テリーマンの靴ひも並みだ)


垣根(ほぼ100%じゃんそれ)




485: 2013/05/29(水) 13:26:54.11 ID:nHVybKySO
垣根(それでどうするよ?)



フィアンマ(この女は後回しだ、ターゲットをナース?に変更する)



垣根(どっちから行く?)


フィアンマ(モチロン俺様からだ)


垣根(チッ、まあいいか)



フィアンマ(では突貫する)




486: 2013/05/29(水) 13:29:50.81 ID:nHVybKySO
?「ほい体温計、脇に挟んで……」


フィアンマ「ト―――ウッ!!」ガバッ!!



?「え……」



>ムニュン



フィアンマ「ほう、中々の柔らかS「オイ」……??」



番外「何のつもり?」ジットー



フィアンマ「 」アレー?


フィアンマ「ああ……イヤ…その……」ムニュムニュ


番外「……いつまで揉んでんだって聞いてんだよこのド変態がああああああぁぁぁぁ!!!」ビリビリッ!!!!


フィアンマ「ぎゃあああああああああああああああああああああああっ!!!」




487: 2013/05/29(水) 13:39:13.85 ID:nHVybKySO
垣根「なんだよどうしたよ?」ヒョコッ


00002「どうしたもこうしたもありません」ゴゴゴ…


垣根「Oh……」


00002「さあ行きますよ垣根さん、今日はA~Zまでフルコースでお仕置きです」ズルズル


垣根「いやああああああああああああ!! せめてCコースまでで勘弁してえええええええええええええええええええええ!!!」ズルラレ




488: 2013/05/29(水) 13:40:13.41 ID:nHVybKySO
番外「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァ!!!」マウントポジション!


フィアンマ「ハグッ! オグッ!? ムゴッ?! ゆる…じで……」ボコラレ


結標(た………助かった)



00002番外「「ソコのシOタコン。人の彼氏誘惑した罪、タダで済むと思うなよ?」」


結標「ちょっええっ!? 私は被害者よ??!」




489: 2013/05/29(水) 13:44:24.06 ID:nHVybKySO
黒子「そう言えばお姉さま」


美琴「ん~? なに?」リンゴムキムキ


黒子「昨日はちゃんと寮にお帰りになられたんですの?」


美琴「………リンゴ剥けたわよ」


黒子「まさかとは思いますが、わたくしが入院したのを良い事に上条さんの所にお泊まりなどされてませんわよね?」



美琴「シテナイシテナイぜーんぜんしてない」


黒子「……いつも使われているシャンプーと違う香りがしますわよ?」


美琴「嘘っ!? ちゃんと自前のシャンプー使っ……あ……」


上条「美琴た~~ん……」ガクッ


黒子「オイコラ猿っ」ジロッ


上条「ごめん言い訳させて、んでもって鉄串しまって」




510: 2013/06/02(日) 12:42:23.73 ID:hmXIHmBSO
>>489~


黒子「いいですかお2人共。わたくしも鬼ではありません、お姉さまと上条さんが交際する事についてはもうとやかく言うつもりは無いですの」


黒子「しかしっ! お2人共まだ未成年、学生なりの健全なお付き合いと言う物があり……」クドクド…



美琴(ちょっと当麻、話の流れ切りなさいよ)


上条(無理難題をおっしゃる)


黒子「お2人共、聞いてますの?」


上条美琴「「ハイ聞いてます」」




511: 2013/06/02(日) 12:44:16.93 ID:hmXIHmBSO
黒子「ですからわたくしはこう思うんですの、男女の交際とは何も肉体的な関係を持つ事が全てでは無いと。
健全に清らかにお互いがお互いを支え合い共に笑い時に共に泣き、喜びも悲しみも分かちあえる関係こそ大切にしなければならない事でありソコに速さは必要無いんですの」ペラペラ



上条(やべぇ、クーガーばりの早口……)



美琴(コレあの台詞言うまで止まらないんじゃ……)




514: 2013/06/02(日) 13:14:37.26 ID:hmXIHmBSO
黒子「最後にお2人に足りない物、それはぁぁぁぁあああああっ! 情熱 思想 理念 頭脳 気品 優雅さ 勤勉さ……」



黒子「そして何よりもぉぉぉぉおおおおおおお―――――っ!!!!」



打ち止め「ふっ」つ- →


プスッ→黒子「はやっ?!」ガクッ…



美琴「黒子ぉぉぉお---っ!!!」



上条「なんてこった、最後のシメが言えないなんて……」


美琴「なに!? なんなの!? どこから撃たれたの??!」



打ち止め(報酬はオムライスだよってミサカはミサカは静かに立ち去ってみたり……)チャララ~(必殺仕事人のテーマ)



  アホ毛13爆誕の瞬間である。




520: 2013/06/02(日) 13:34:42.81 ID:hmXIHmBSO
~場所は変わって~


削板「いや~氏ぬかと思った」ハッハッハ


00003「あの出血で……回復して何よりです」



削板「先生から貰ったこの『超聖水』が効いたな」


00003(それタダの水なのでは……)



00003(……ハッ!! こ、この状況は………2人っきり!?)



00003(イチャイチャするチャンス!!)




521: 2013/06/02(日) 13:43:54.45 ID:hmXIHmBSO
00003「あ……あの、軍覇さん……」


削板「?」


00003「あ……えと……イ……チャ……///」モジモジ



削板「イ? チャ?」


00003「イ~~~………ッ!!///」



00003「イチャリバチョーデーと言う言葉を知っていますか?」


削板「初めて聞いたな」


00003「沖縄のことわざで 一度出会えば皆兄弟と言う意味です」



削板「ナルホド! 良いことわざだな!」


00003「ですよね、ハ…ハハッ……はぁぁ……(ミサカのバカ……)」ズーン




522: 2013/06/02(日) 13:49:40.82 ID:hmXIHmBSO
00003「あ、そうだ」


削板「どうした?」


00003「軍覇さん、その……最近溜まってませんか?」



削板「?」


00003「ミサカで良ければその……」



00003「処理して差し上げますよ?」


削板「??」




523: 2013/06/02(日) 14:06:15.62 ID:hmXIHmBSO
 

524: 2013/06/02(日) 14:07:02.00 ID:hmXIHmBSO
00001「一方通行のオッOイ星人」ジトー


一方「だから何度も説明しただろォ? あれは誤解だ、アイツが勝手にのし掛かって来たンだよ」


00001「ミサカより大きかったですもんね」プイッ


一方「イヤ……だからな、俺はオマエ以外の女に興味はねェンだって」


00001「では証拠を見せてください」


一方「証拠ってオマエ……ン? 待て何か聞こえねェか?」


00001「?」


一方「隣りの部屋からか……」カベミミ


00001「妙ですね、隣りの病室は確か無人のハズ……」カベミミ




525: 2013/06/02(日) 14:20:59.27 ID:hmXIHmBSO
  『んほっ……あっ……』


一方「?」

00001「?」


  『00003号、もう少し優しく……おうっ…』



  『軍覇さんが動くからです、ミサカのテクニックを信じてください』


  『どうですか? 気持ちいいですか?』


  『ああ、凄く……いい……』



一方「 」


00001「 」




526: 2013/06/02(日) 14:40:18.53 ID:hmXIHmBSO
00001「………どう思われますか?」


一方「俺達がとるべき選択肢は2つだ」


一方「聞かなかった事にするか、場所をわきまえろと突撃するか」


00001「突撃が最善策だと思われますが……しかし最悪の場合2人共キャストオフしている可能性が大なのでは?」



一方「そン時はクロックアップで退散する」




543: 2013/06/02(日) 22:57:24.95 ID:hmXIHmBSO
00003(フフフッ、軍覇さんが鼻血を出さずかつ自然なスキンシップにしてカップル御用達のイチャイチャ……)



00003(それこそこの耳そうじ!)



削板「やっぱり汚れてるか……うっ!」ビクッ!!



00003「いたって綺麗ですよ?」ホジホジ




544: 2013/06/02(日) 23:02:55.30 ID:hmXIHmBSO
『た…頼む、もう少し優しくほじってくれ……ほあっ?!』



一方(ほじるって何をだァァァァアアア!!!)



『では次は逆にミサカの(耳)をほじってみますか?』


00001(何のプレイするつもりかァァァァアアア!!!!)



00001「一方通行! 最早一刻の猶予もありませんっ!!」



一方「あァ分かってる! 間違った性のベクトルを正しに行くぞっ!!」


00001「はいっ!!」




545: 2013/06/02(日) 23:10:39.39 ID:hmXIHmBSO
00003「……よし、こちらの耳はOKです」


削板「ふぅ……終わりか?」


00003「ノン、反対の耳です」


削板「うぅ、耳そうじされるのは苦手だ……」


00003「さあ向きを変えて……」



>バタ―――ンッ!!!



00003「!?」


削板「な、なんだっ!?」ガバッ!!



00003「あ…ちょっ! 軍覇さっ………」




546: 2013/06/02(日) 23:15:07.50 ID:hmXIHmBSO
一方「ストォォォオップ!!」



00001「NOほじり! YES前戯!!」


一方「それはアウトだろ?」


00001「…………」



一方「まァ気ィ落とすな、それよりオマエら! 間違った性のベクトルを正しに来たぜ………」



00003「あ……いや……」

削板「……ん? 何だ? 急に真っ暗に?!」モゾモゾ


>>3号のスカートに頭突っ込んでモゾモゾしとります。


00003「ひうっ///」ビクッ


一方00001「「 」」ウワァ…




547: 2013/06/02(日) 23:20:01.59 ID:hmXIHmBSO
一方「クロック!」

00001「アップ!!」


ギュ―――ン!!


00003「ちょっとぉぉぉお!! 待ってくださいコレは誤解……ひあっ?!///」



削板「見えない!! 何だコレはどうなってる?! あ……でも何か暖かい?」モゾモゾ



00003「ぐ……軍覇さ……うご……動かな……ひぐっ!!」ビク-ンッ!!



削板「顔の両側が柔らかい! 見えないが何か良い感じに柔らかい!」モゾモゾ



00003「……っ!!///」ビクッビクッビクッ!!




562: 2013/06/10(月) 01:11:16.66 ID:sSK3IgMSO
一方「……まさかあンなプレイしてるとはなァ」


00001「今度やってみますか?」


一方「ちょっと待てオマエさっきからオカシイ……」


00001「え……おかひくらいれひゅよ?////」


一方「質問だ、さっき俺が追い付くまでに何か食うか飲むかしたか?」


00001「アレイスターに……ヒック……チョコ貰いました……ヒック///」


一方「包み紙が……ってこれチョコレートボンボンじゃねェかァァァァアアア!!!!」


00001「クフフフッ……セ・ロ・リ・た~~ん」キラーン


一方「ま……待て……いくら酒に弱いからってチョコボン1個でそンな……」タジ…


00001「チュ~~~っ!!!」ピョーーンッ!!



一方「のわァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアア!!!!」




563: 2013/06/10(月) 01:12:23.78 ID:sSK3IgMSO
上条「とりあえず白井は気絶しただけだった……と」


美琴「首筋に麻酔針が刺さってたのにはびっくりしたわね」



上条「それにしても皆どこ行って……ん?」



フィアンマ「バカにしない~でよ~」セイザ


垣根「そっちの~せいよ~」セイザ


上条美琴「「他人のフリ他人のフリ」」スタスタ



フィアンマ「ちょっと待って!」


垣根「Play Back! Play Back! Play Back!!」



上条「俺に『俺達は変態です』ってプラカード持って正座しながら山口百恵のプレイバックpart2歌う知り合いは居ない」




564: 2013/06/10(月) 01:13:36.45 ID:sSK3IgMSO
垣根「何だよ何だよ、お前らの中の誰かが通りかかるまでずっと口ずさんでたんだぞ?」



フィアンマ「その努力は認めてくれ」


美琴「無駄な努力するわね、今度はどんなバカしたの?」



垣根「バカって言うな! 別に悪い事してねーよな?」


フィアンマ「ああ、眠らせた女の胸をモミしだいてやろうとしたくらいだ」


上条「犯罪じゃね―かっ!!」



フィアンマ「そしてナースと間違えてワーストの胸を揉んでしまったが為にこの始末だ、解せぬ」



美琴「当然の結果でしょ!!」




565: 2013/06/10(月) 01:15:12.09 ID:sSK3IgMSO
垣根「フィアンマなんてワーストにマウントポジションでボコボコにされただけだろ?」


フィアンマ「歯が折れるかと思った」


垣根「俺なんて00002号のお仕置きA~Zのフルコースだぞ? 最後の方なんて痛みと苦しみが快感に変わってたからな」


上条「それってお前……」



垣根「実はMっ気がある事に気付いた俺」


美琴「そのカミングアウトいらない」




566: 2013/06/10(月) 01:16:56.97 ID:sSK3IgMSO
番外「オイコラ変態共」


上条「あ、ワースト」


番外「ねえ聞いてよつんつん、この『性』職者野郎ミサカの胸掴んだんだよ?」



上条「うん、さっき聞いた」



番外「あり得ないよね?!」


上条「まぁな~、でも付き合ってるんだしいずれそう言う事になるんじゃないか?」



番外「いやさ、ミサカが言いたいのは時と場所を考えろって事で……」


フィアンマ「時と場所を考えればいいのかっ!?」クワッ!!!



番外「やかましいっ! 黙って正座してろ!!」



フィアンマ「 」



美琴(胸を掴み……よしっ! 掴める!!)ガッツ!




567: 2013/06/10(月) 01:18:17.51 ID:sSK3IgMSO
垣根「なあ00002号、そろそろ許してちん」


00002「反省したのであれば」


垣根「反省しますた」ハイハーイッ!


00002「……ふぅ、いいですよ、もう怒っていません」



垣根「いやっふぅぅぅぅっ!!!」



00002(ミサカにはキス以上の行為はしないのに、どうして他の女性にばかり……」ブツブツ…



垣根「何か言った?」


00002「なんでもないです」プイッ




568: 2013/06/10(月) 01:19:10.99 ID:sSK3IgMSO
垣根「ところで一方通行は?」



上条「さあ? いつもみたくコーヒーブレイクしてんじゃないか?」



垣根「またコーヒーかよ、アイツそろそろ血の色が黒になってんじゃね?」



上条「いや赤だろ……………多分」



??「誰の血が黒だとォ?」




569: 2013/06/10(月) 01:19:44.17 ID:sSK3IgMSO
上条「あ、一方……通行……」



一方「俺の血は……赤……だ……」ゲッソリ…



上条垣根「一方通行ァァァァァァァァアアア!!!!」



垣根「おまっ! どうしたよ!? 絞りカス見たくなってんぞ?!」



一方「文字通り……絞り…摂ら……れた……」



上条「なににっ!??」




570: 2013/06/10(月) 01:21:08.28 ID:sSK3IgMSO
美琴「どうしたのよアイツ……」


00002「モヤシが枯れ果てるとは……ざまぁとしか言い様がありません」


番外「……あれ? 00001号は一緒じゃないの?」


??「あの……」

美琴「あ、00001号……」

00001「ど……どうも」ツルツルテカテカ


美琴00002番外「「「 」」」


美琴00002番外「「「ええええええええええええええええええっ!!??」」」



美琴「ちょっと何なのよその肌の艶やかさは!?」



00001「言えません……」ツルツルテカテカ


00002「か…輝いて見えます……」


番外「ねえ何したの?」


00001「え……いえ……その……」


番外「ナニをしたの!?」


00001「黙秘します」




571: 2013/06/10(月) 01:22:21.98 ID:sSK3IgMSO
フィアンマ「栄養ドリンクを買ってきたぞ」


一方「よこ……せェ……」ゲッソリ


一方「ングッング……ッッかァァァァァ! 美味ェェ!! 生き返るぜェ!!」シャキーンッ!



一方「何かこォ、みなぎって来ンなァ。何のドリンクだ?」


フィアンマ「精力一発! 赤マムシエキスとスッポンの血配合ドリンクと書いてある」



一方「聞きたく無かったァ……」オェェ…




572: 2013/06/10(月) 01:23:09.18 ID:sSK3IgMSO
垣根「一方通行も復活したし、後は削板とおちびだな。皆でカラオケ行こうぜ」



削板「すまんすまん! 迷惑かけたな!」


フィアンマ「甦ったか、何か良い事でもあったのか?」



削板「00003号に耳掃除をしてもらったぞ」


フィアンマ「きぃぃぃい羨ましいっ!! ワースト! 俺様にもしてくれ!」


番外「鼓膜ブチ抜いていいならね」


フィアンマ「……なあ上条、鼓膜って自然に治るか?」



上条「命懸けでする事じゃねーよ」




573: 2013/06/10(月) 01:24:21.53 ID:sSK3IgMSO
00002「おや00003号、顔が赤いですがどうかしましたか?」


00003「なんでもありません」



00001(00003号、まさかあれから最後まで?)ヒソヒソ


00003(しっ、してません!! それに軍覇さんは自分が何をしたのか気付いてませんし…)ヒソヒソ



00001(気付いてしまえば今度こそ出血多量で……)



00003(ええ、ですからアレは内密に……事故ですから)


00001(了解です)



00003(そして地味にイってしまった事はミサカだけの秘密……)シタギカエチャッタ




574: 2013/06/10(月) 01:25:13.97 ID:sSK3IgMSO
垣根「おちびはど~こほっつき歩いてんだ?」


00002「そう言えばアレイスターもいませんね」


垣根「爺さんとこかもな、行ってみっか」



削板「それで急に真っ暗になって、顔の両側が暖かくて気持ち良かったんだ」



一方「あァ~わかった、良かったな」




575: 2013/06/10(月) 01:26:23.81 ID:sSK3IgMSO
~院長室~


垣根「爺さ~ん、おちび知らね?」ガチャ



打ち止め「ツモッ! 大四喜四暗刻単騎! トリプル役満ってミサカはミサカはトドメを刺してみたり!!」



アレイ「げえええっ!!」



冥土返し「ぼ……僕とアレイスターのコンビ打ちが……」



垣根「爺さん……パンツ一丁でなにしてんだよ……」



冥土返し「レートを上げてもうひと勝負しよう! この病院の院長の座と僕の退職金を賭けて!」


アレイ「私もやるぞ! 学園都市の今季予算の半分を賭けて!!」


垣根「やめろっ! バカかお前らっ!!」




602: 2013/06/15(土) 02:41:31.74 ID:O8x4FT1SO
~移動中~


上条「にしても垣根、何で事あるごとにカラオケ行くんだ?」



垣根「え? 友達とカラオケって最高じゃん」


美琴「でもカラオケ以外でもあるでしょ?」


垣根「うっせ―っ! お前らに会う前までは毎週の様にカラオケ行ってたんだ!!」


一方「誰とだァ?」


垣根「一人で」キリッ…


フィアンマ「涙が……」ブワッ




609: 2013/06/15(土) 07:02:18.83 ID:O8x4FT1SO
打ち止め「えへへ~大儲け♪ってミサカはミサカはお財布を叩いてみたり♪♪」ホクホク



番外「おじいちゃんとアレイスターからいくらカモったの?」


打ち止め「100万円」シレッ


番外「子供に持たせる額じゃないよ……」


00002「ではミサカ達で山分けと言う事に」


打ち止め「コレはミサカが稼いお金だからミサカの物ってミサカはミサカは権利を主張してみる」



番外「ところでアレイスターは?」


打ち止め「おじいちゃんと一緒に麻雀の特訓するって言ってたよ?ってミサカはミサカは伝えてみる」



番外「無駄だと思うケドな~」





616: 2013/06/15(土) 21:57:00.88 ID:O8x4FT1SO
>>609~

削板「どうした00003号、さっきから元気無いぞ?」


00003「はひっ!? だだだ大丈夫です!」


00003(うぅ……軍覇さんの顔がまともに見れない、だって軍覇さんがあんな……あんな事///)



削板「しかしあの感触はなんだったんだろう?」ハテ?


削板「ツルツルとしていてハリがあり、それでいて形容し難い柔らかさ……」


削板「さらに良い匂いまでしたし、そして何故か鼻に当たる部分がジンワリと湿って……」


00003「わーッ! わわーッ!! もうすぐ着きますよ軍覇さんっ!! とミサカは必氏に話をそらしますっ!!」




617: 2013/06/15(土) 22:07:32.18 ID:O8x4FT1SO
~カラオケ店内~


垣根「よーしっ! まずは誰からだ?」



フィアンマ「俺様から行かせてもらおう」キリッ!


垣根「よっしゃ行け、最初が肝心だからな、テンション上がるノリノリな曲頼むぜ」



フィアンマ「まかせておけ」ピッピッ…



[うらみ・ます]

<中島みゆき>



みんな「 」




619: 2013/06/15(土) 22:10:36.46 ID:O8x4FT1SO
フィアンマ『うらみます うらみます あたしやさしくなんかないもの うらみます いいやつだと思われなくていいもの』


フィアンマ『うらみます うらみますあんたのこと氏ぬまで ふられたての女くらい おとしやすいものはないんだってね』


フィアンマ『ドアに爪で書いてゆくわ やさしくされてただうれしかったとうらみます うらみます』


フィアンマ『うらみます うらみます あんたのこと氏ぬまで~』



番外「暗っ!?」




621: 2013/06/15(土) 22:18:37.34 ID:O8x4FT1SO
フィアンマ「いかがだったかな?」キリッ


垣根「いかがだったかな? じゃねーよこのバカちんがっ!! ノリノリな曲って言ってなんであんな怖い曲歌うんだよ!!」



フィアンマ「ノリノリな曲だから逆に~~? と思ってな」



垣根「だ~~っ無し無し! 今のはノーカン! 上条! 手本見せてやれ!!」


上条「わかった」




622: 2013/06/15(土) 22:25:44.91 ID:O8x4FT1SO
美琴「当麻、何歌うの?」


上条「聞いてのお楽しみ」ピッピッ…



[アイワナビ―]

<STANCE PUNKS>


上条『……クズ星~……きらめく~……夢の~星さ~~……』



美琴「? なんかおとなしい感じの曲ね」


00001「上条さんのことですからもっと熱い曲かと……」



上条『アイワナビ-……行こうぜ~行こうぜ~……』


一方「……」スチャ

垣根「……」スチャ

削板「……」スチャ

フィアンマ「……」スチャ


打ち止め「あれ? どうしてみんなマイク持ったの?ってミサカはミサカは……」




623: 2013/06/15(土) 22:35:22.76 ID:O8x4FT1SO
上条『行こう………』スゥ…



上条一方垣根削板フィアンマ『ぜえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっっっ!!!!!!』



美琴000010000200003番外打ち止め「ええぇ……」



上条『アイッ!』


一方垣根削板フィアンマ『アイッ!!』


上条『ワナッ!』


一方垣根削板フィアンマ『ワナッ!!』


上条一方垣根削板フィアンマ『アイワナビィィィィィィィィィィィィイイ―!!!』




631: 2013/06/16(日) 03:02:12.12 ID:46wKWmMSO
上条『世界は―ッ! 黒く染まってる―ッ! 吐く息は白いままなのに―ッ!!』


上条『今をぶっ壊しに行こうって約束したあの日から俺たちは何か変わったんだろうか?』



一方『夜の廃車置場の片隅で イカれるくらいに叫ンだ声は―ッ!』


一方『音も無く吹き抜けていったね それでも話を聞いてくれ きっとまだ間に合うはずだから』


00001(一方通行……)




632: 2013/06/16(日) 03:03:55.39 ID:46wKWmMSO
上条一方垣根削板フィアンマ『アイワナビ――ッ!!』


上条一方垣根削板フィアンマ『真っ青な―ッ! 絶望と一緒に―ッ!』



垣根『悲鳴を上げ―ッ!』


削板『突き刺されー!』


フィアンマ『全てが変わる前に――!!』



上条『行こうぜ……行こうぜ……行こうぜ』



上条『アイッ!』

一方垣根削板フィアンマ『アイッ!!』


上条『ワナッ!』


一方垣根削板フィアンマ『ワナッ!!』



上条一方垣根削板フィアンマ『アイワナビィィィィィィ―――ッ!!!』




634: 2013/06/16(日) 07:02:26.34 ID:46wKWmMSO
垣根『冬の夜あの娘は飛び降りた間違った自由に飛び降りた』


削板『一体何が悪なのかさえ馬鹿な僕は分からずに何となくあの娘に憧れた』



フィアンマ『あれからもうずいぶん経って きっとそれなりに生きてはきたけれど』



フィアンマ『何にも分からないままだよ 君がそっと教えてくれた 本当の永遠の意味さえも』





635: 2013/06/16(日) 07:04:51.95 ID:46wKWmMSO
上条一方垣根削板フィアンマ『アイワナビーッ! ここにいるよ! 気づいてくれ ここにいるから―ッ!!』


美琴(分かってる…)

00001(一方通行、あなたはここに居ます)


00002(だからもう、許していいと思います。自分を…)



番外(フンッ、何さカッコつけてさ……カッコいいケド)


00003(マズイ……また濡れて……トイレ行きたい……)



打ち止め(50万は貯金箱に、残りはお菓子とゲコ太とカナミングッズに……)




636: 2013/06/16(日) 07:13:03.54 ID:46wKWmMSO
上条一方垣根削板フィアンマ『何のために 何者なのか 教えてくれここにいるから』


上条『アイワナビー 歌おうぜ がなろうぜ情熱の歌を』



上条『現実に絶望しない 俺たちの希望の歌を』



上条一方垣根削板フィアンマ『アイワナビーッ! 夢の星に 生まれたなら 間に合うはずさ 今夜吹く 風にのって「その」続きを探しに』


上条『行こうぜ……行こうぜ……行こうぜ……』


上条『アイワナビー 聞こえてるか』


上条『ずっとここにいるよ……』




637: 2013/06/16(日) 07:15:20.07 ID:46wKWmMSO
垣根「どうだフィアンマ、ノリノリな曲ってのはこう言うんだよ」


フィアンマ「ふっ、確かに……つい熱くなってしまった」


美琴「当麻カッコ良かった///」


上条「ありがとな」


一方「すかさず熱いの一発行くぜェ!」


00001「00003号、レコーダー貸して下さい」


00003「嫌です、軍覇さんの歌声を録音するので」


00001「……ケチ」


垣根「つか飲み物頼もうぜ、俺コーラな」


上条「俺もコーラ」


削板「青汁」


フィアンマ「アイスミルク」


美琴「私はヤシの実サイダー」


0000200003番外打ち止め「ミサカも同じくヤシの実サイダー!」




638: 2013/06/16(日) 07:18:03.04 ID:46wKWmMSO
ロマンス

[PENICILLIN]


>デンデンデンッ!


一方『ンァ愛にィィ気づいて下さァい! 僕が抱きしめてあッげッる! 夢も涙も忘れて君を求めていたァァァァ!!!』



上条垣根削板フィアンマ美琴0000200003番外打ち止め「ブブォ!!」


00001(カッコいい///)


一方『誰も知らない世界で 僕がささやいてあッげッる! 窓に映る切なさは 生まれ変わるメロディィィィィィィィィィー!!!』




639: 2013/06/16(日) 07:22:43.69 ID:46wKWmMSO
一方『壊れてしまったバランスが崩れたァ 手探り捜す指先が震えてェ』



一方『目を閉じてごらン どこまでも行こう 鮮やかに奪われた君がァァァァァァァァ離れないッ!!』



一方『ンァ愛に気づいて下さァい! 僕が抱きしめてあげるッ! 夢も涙も忘れて 君を求めていたァァァァ!』



一方『誰も知らない世界で 僕がささやいてあげるッ! 恋に落ちる切なさは 生まれ変わるメロディィィィィィィィィィィィィーッ!!』




640: 2013/06/16(日) 07:42:34.41 ID:46wKWmMSO
一方「どうよ、熱いだろォ?」



垣根「とりあえず俺のコーラ返せこの野郎!」


フィアンマ「貴様っ! 悪ふざけに走るとは何事だ!!」



一方「なにィ!? 俺が何時悪ふざけしたってンだァ!!」



00002「ブーッ! ブーッ!!」



番外「引っ込め―」



一方「何だってンだ畜生っ!!」



00001「あ、ミサカはとても良かったと思いますよ? カッコ良かったです」


一方「00001号ォ……俺の事分かってくれンのはオマエだけだァ……」




650: 2013/06/16(日) 23:54:18.59 ID:46wKWmMSO
削板「次は俺だな、熱く行くぜ!」



00003「レコーダーよし、その他録音機器の用意よし」ガチャガチャ


垣根「ちょっとは自重しろよスタジオじゃねーんだぞ?」


00003「シャラップ! 雑音が入ります」




651: 2013/06/16(日) 23:56:54.44 ID:46wKWmMSO
削板「熱い曲と言えばコレだ」ピッピッ



アイアンリーガー ~限りなき使命~


谷本憲彦(速水けんたろう)


削板『嵐起こるスタジアムに 同じ思い 胸に抱きしめ』


削板『戦う戦士 どこまでも 信じた道を走り続けろ!!』



削板『限りない過ちを 打ち砕く それが使命さっ!!』



削板『その正義! 呼び覚ませ! 命をかけて―っ!! 熱い風! 受け止めろ! エイエアァァァァァァァァンリィィィーガァァァァァァァァーッ!!!』




652: 2013/06/16(日) 23:58:42.13 ID:46wKWmMSO
削板『ふぅ、歌いきった』


00003「素晴らしい歌声でした、とミサカは拍手します(下着ヤバス……)」パチパチ



美琴「削板さんに熱い曲はぴったりね」


上条「ですね~」


垣根「アイアンリーガーと言えば御坂ならライジングブラストとか投げれるんじゃね?」



美琴「出来なくは無いと思うケド難しいわね、野球ボールに帯電させられるかわからないし」



>ガチャ



店員「失礼します、ドリンクのおかわりをお持ちしました」




653: 2013/06/17(月) 00:05:58.97 ID:pgYoqd3SO
美琴「ん? 誰か注文した?」


00001「一方通行を慰めてました現在進行形で」ヨシヨシナデナデ



00002「デンモクを操作していました」ピッピッ


00003「録音に夢中でした」ピーガガガ


番外「ミサカ注文してないよ」


打ち止め「ミサカもしてないよってミサカはミサカは手を振ってみる」


美琴「あの~、間違えてませんか?」


店員「いえいえ、コレは自分からのサービスです」


美琴「……は?」


店員「御坂さんや妹達の方々にぜひ飲んで頂きたくて」



上条「……ちょっと待て。アンタ、何で美琴を……妹達を知ってんだ?」




654: 2013/06/17(月) 00:14:35.62 ID:pgYoqd3SO
店員「おっと自分とした事が失言でした」


垣根「テメェ、まさか」


海原「察しの通り、自分です」ベリ



上条「海原、オマエとうとうこんな所にまで…」


海原「そしてこの場を借りてぶっちゃけましょう」



海原「常盤台中学理事長の孫、海原光貴とは仮の姿……」


海原「しかしてその実態はっ!!」ベリベリッ


エツァリ「アステカの魔術師、エツァリだったのです!」ババーンッ!!




655: 2013/06/17(月) 00:24:41.75 ID:pgYoqd3SO
し~~ん……


エツァリ「あ……あれ? もっと驚いてもいいのでは?」



垣根「別に驚かねーよカス、言っとくがテメェの正体なんざとっくの昔に知ってんだ」



エツァリ「は?! そんなバカな! 自分が正体を明かしたのは今日が初めてのハズ!?」



垣根「こっちにゃアレイスターって便利なトースターが居るんだよ」


垣根「テメェが魔術師で海原って奴の皮膚使って変装してるのはすでに見破ってんだ」


エツァリ「そんな……」




656: 2013/06/17(月) 00:36:05.69 ID:pgYoqd3SO
フィアンマ「垣根よ、この男は何者だ?」


垣根「聞いた通りだ、エツァリって魔術師で現在進行形で御坂のストーカーやってる変態野郎だ」


フィアンマ「ほう、大変だな御坂」


美琴「……フィアンマ、アンタ他人事だと思ってるでしょ?」



フィアンマ「?」


上条「フィアンマ、海原……いやエツァリはな、美琴だけじゃ無く妹達も狙ってんだよ」


フィアンマ「……なに?」ビキッ!




657: 2013/06/17(月) 00:42:24.36 ID:pgYoqd3SO
上条「前に俺とやり合った時な、美琴と妹達を手に入れハーレム作るって言ってた」


フィアンマ「よし貴様、俺様の手で地獄へ叩き落としてやる」ミギー



エツァリ「おっと、神の右席を相手にするほどバカじゃありませんよ自分は」



フィアンマ「ならば何の用だ、返答次第では……」ミギーミギーミギーミ~~ギ~~!




658: 2013/06/17(月) 00:56:20.56 ID:pgYoqd3SO
エツァリ「自分がここに来た理由、それは……」チラッ


美琴「……?!」ゾクッ!!



エツァリ「御坂さ――んッ!! 自分の愛を受け取って下さ―――いッ!!」ドドドドドドッ!!



美琴「いやあああああああああああああああああああああ!!!!」



上条「ジェノサイドォォォスクリュゥゥゥ――ッ!!!」ブォンッ!!!



エツァリ「なんの! この黒曜石のバットで打ち返して!」ブンッ!



>ガキンッ! ゴシャッ!!



エツァリ「こめかみこぶエアァッ!!!?」ドサッ




659: 2013/06/17(月) 01:01:57.83 ID:pgYoqd3SO
垣根「説明しよう、ジェノサイドスクリューとはボールに特殊な回転をかけ変形させる事により」


一方「バットに当たるとバッターのこめかみにブチ当たりノックアウトする恐怖の魔球だァ」



垣根「お、立ち直ったか」


一方「まァな、しっかし何処にでも出て来ンなこの生ゴミ」



エツァリ「 」チーン


美琴「当麻ぁぁ……怖かった……」グスン…



上条「よしよし、泣くのはおよし」



フィアンマ「もしもしヴェントか? 攻撃魔術の実験台を欲しがっていたな? クール便でそっちに送る」


ヴェント『マジ? 肉ジュースにしていい?』


フィアンマ「好きにしろ」




660: 2013/06/17(月) 01:05:13.51 ID:pgYoqd3SO
そろそろ鯖落ちすると思い書いた分を投下しました。
今日は……今日は寝落ちしなかった、2日連続でストップしたぞぉぉぉぉぉぉジョジョォォォ!!


あ、おやすみなさいです。

661: 2013/06/17(月) 01:13:33.75 ID:tP4nzHSCo
乙です(寝落ちした方が盛り上がるのに)

引用: 上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」