1: 2013/08/24(土) 00:45:39.67 ID:0y9S5eaSO
皆さんどうも。初めましての方は初めまして、もしも1スレから見てくれている方は改めてありがとうございます。



5: 2013/08/24(土) 00:57:59.00 ID:0y9S5eaSO

7: 2013/08/24(土) 01:05:08.44 ID:0y9S5eaSO
垣根「あれよあれよと言う間に6スレ立っちまったな」


上条「まさかここまで続くなんてな」


一方「ズルズルグダグダしてっからだ」


垣根「ちなみに1番最初の構想だと、このスレ自体4スレで終わらせるつもりだったらしいからな」


上条一方「「……ファッ??」」



とある魔術の禁書目録 31巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
9: 2013/08/24(土) 01:13:21.43 ID:0y9S5eaSO
上条「い、いやいや4スレ? 既に2オーバーしてまんがな」


一方「そもそもなンで4スレなンだ?」


垣根「いや、>>1もなちゃんと考えてたんだよ。一方通行が上条の部屋に00001号を連れて来たのが夏休み前だったろ?」


上条「うん、今更だけど人さらいしてきたかと思ったよあの時は」


一方「上条、後で話がある」


上条「遠慮します」



11: 2013/08/24(土) 01:26:06.24 ID:0y9S5eaSO
垣根「妹達救出から御坂に説明、そっから夏休みに入って色々お楽しみ。そして夏休み終了……ってのが当初1スレでやろうとしていた事な」


上条「って事はなにか? 夏休みは1スレで終わるハズだったと?」


垣根「ザッツライ」


一方「嘘だろォ? 夏休み編だけで何スレ消化してンだよ??」


垣根「……4スレ」


上条「Oh………」



14: 2013/08/24(土) 01:38:32.36 ID:0y9S5eaSO
上条「結局さ、どう4スレで締めくくるつもりだったんだ?」


垣根「1スレが夏、2スレで秋、3スレで冬、4スレで春、つまり四季のネタを全部やって終わろうと思ってたらしい」


一方「ンな事言って6スレでまだ9月かそこらだぞ? 春夏秋冬やるのに何スレ必要なンだよ」


垣根「仮に夏がこの6スレ目に終了し、残り秋冬春も同じくらいスレが必要となると……」


上条「…」ゴクリ


垣根「最低でも、あと18スレ必要になる」


上条「絶対無理だろそれ!?」


一方「しかも最低でもだろ? 下手すりゃそれ以上に伸びる事だって…」


垣根「十二分にあり得る」


上条「マジですか…」



15: 2013/08/24(土) 01:46:01.49 ID:0y9S5eaSO
垣根「さらにぶっちゃけるとだ、俺ってこのスレだと完全にギャグ要員だろ?」



上条「まあ、たま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~に真面目になるけど」


一方「普段のギャグ要員っぷりでギャップありすぎだがな」


垣根「泣くぞちくしょう。俺ってさ、なんとこのスレのラスボスだったらしいんだよ」


上条一方「な、なんだって――っ!?」



16: 2013/08/24(土) 01:58:47.46 ID:0y9S5eaSO
垣根「当初シリアスで行こうとしてたからな」


上条「途中で頓挫したけどね」


一方「1スレ目の前半でな」


垣根「でな、俺ってマジで鬼畜で一方通行を頃す為に妹達全員を誘拐、半頃しにした上にインデックスも誘拐、洗脳し。魔術をも行使して……ってな感じだったらしいんだよ」


上条「なんとまあ…」


一方「最初っからギャグ要員じゃ無かったのかよ……、どうしてそうなった?」


垣根「シリアスは無理と判断したから。最終的に竜王の顎発動した上条と完全覚醒した白い羽バージョンの一方通行になすすべも無く倒されると言うラストだったんだと」


上条「あ、結局俺たちが勝つんだ」


一方「どう足掻いても噛ませ犬か」


垣根「やかましいわっ!!」



27: 2013/08/25(日) 22:19:46.83 ID:UgqUgCOSO
フィアンマ「いや、ちょっとマジで離してくれ。膀胱が爆発する」


番外「爆発しろバカ」

フィアンマ「わかった、サッと行ってパッと戻るから!」


番外「……わかった」


~~~~~~。


フィアンマ「結局ついて来るのか…」


番外「…いいじゃん別に」キュッ


フィアンマ「あのなワースト、アレは映画だ、幽霊なんてものは…」


番外「居ないって言い切れる?」


フィアンマ「……天使が存在するくらいだからな、一概に居ないとは言い切れんが…」


番外「ふぇぇ……」ウルル


フィアンマ「大丈夫だ! 例え居たとしても俺様の聖なる右で消し去るから! だから泣くな、そしてトイレに行かせてくれ!!」


番外「グスッ…行ってらっしゃい」


フィアンマ「……はぁ」ガチャ




28: 2013/08/25(日) 22:26:21.90 ID:UgqUgCOSO
番外「……まだ?」コンコン


フィアンマ『まだ……と言うか少しドアから離れてて欲しいんだが』


番外「だって…コワイ……もん」



フィアンマ『ん? なんだって?』


番外「早くしてって言ったの」コンコンコンコン


フィアンマ『焦らすな』


番外「……」コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン


フィアンマ『……ハァ』




29: 2013/08/25(日) 22:33:45.12 ID:UgqUgCOSO
>ジャーッ


フィアンマ「待たせた」ガチャ


番外「…遅い」キュッ


フィアンマ「やれやれ、普段の強気はどこに行った?」


番外「うっさい……今日だけだもん」キュッ


フィアンマ「(ハウッ!?)とにかく戻るぞ、テレビでも見て気分を変えればいい」


番外「……うん」



30: 2013/08/25(日) 22:44:25.36 ID:UgqUgCOSO
フィアンマ「なにかバラエティー番組でもやってないか……」ピッピッ


番外「……」キュッ


フィアンマ「お、特番やってるな」ピッ


     《リング》



番外「 」ピシッ


フィアンマ「すまん、今のは本当にすまん」ヨシヨシ


番外「ヒッ…エグッ……バカぁ……フィアンマのバカぁぁ……」ポカ…ポカ…




31: 2013/08/25(日) 22:54:53.83 ID:UgqUgCOSO
フィアンマ「……」


番外「……」キュッ


フィアンマ「ワースト」


番外「なに?」


フィアンマ「風呂に入りたいんだが」


番外「入って来なよ」


フィアンマ「なら離して…」


番外「…」ウルル


フィアンマ「…もらえない様だな」


フィアンマ「だがな、流石に風呂場までついて来る訳にもいかんだろ?」


番外「………行く」


フィアンマ「……なぬ?」




34: 2013/08/25(日) 23:04:54.70 ID:UgqUgCOSO
~風呂場~


フィアンマ「じ、じゃあ先に入ってればいいんだな?」


番外「……うん」


フィアンマ「だがワーストはもうシャワー浴びてるだろ? 無理に入らなくても…」


番外「うっさい早くしてよ脱げないじゃん」


フィアンマ「わかった…」




35: 2013/08/25(日) 23:10:01.92 ID:UgqUgCOSO
フィアンマ「……ふぅ」チャプ


>ガラ…


番外「えと……」


フィアンマ「俺様録画モード」ジー


番外「こっち見るな! 壁向け壁に!!」


フィアンマ「ちっ」クルッ


番外「ちょっと、もう少し寄ってよ」ハイレナイ


フィアンマ「ん」ススッ


番外「いい? 絶対こっち向いちゃダメだよ?」チャプ


フィアンマ「押すなよ? 絶対押すなよ? 絶対だぞ? と同じか……ならば向くしかあるまい」


番外「この状態で電撃かまされたい?」


フィアンマ「くそぅ、こんなチャンス二度と無いかもしれんのに……」


番外「……ゴメン」


フィアンマ「ん?」


番外「何でもない、てかもうちょい寄って」ビシッビシッ


フィアンマ「痛っ! 既にかなり寄ってるんだぞ!?」




36: 2013/08/25(日) 23:17:03.35 ID:UgqUgCOSO
フィアンマ「さて、そろそろ上がるか」


番外「そ、そうだね(色々限界だし///)」


>ブツッ!


フィアンマ「ん? 停電か?」マックラ


番外「キャアアアアア―――ッ!!なになに?? 見えない! 何なのコレ!!」ギャーギャーッ!!!


フィアンマ「落ち着けタダの停電だ! 風呂場で暴れるな!」


番外「ぶえぇぇ……もヤダぁ……フィアンマぁぁどこぉぉ……」プルプル


フィアンマ「目の前に居るだろう」


番外「くら……暗いよぉ……」ギュウゥ…


フィアンマ「やれやれ、すぐ復旧するさ」ヨシヨシ




37: 2013/08/25(日) 23:24:56.59 ID:UgqUgCOSO
番外「グスッ……グスッ…」ギュウゥッ!


>パッ


フィアンマ「お、明るくなったな」


番外「グスン…良かっ……」


フィアンマ「ん? ぬおっ!?」


番外「あのさ……」


フィアンマ「はい」


番外「お腹に何か当たってるんだけど……」


フィアンマ「俺様も腹筋辺りにBIGなマシュマロが……」ムクッ


番外「でっかくすんなあああああああああっ!!!」ビリリリッ!!!


フィアンマ「無理を言うなbbbbbbbbbbbb!!!??!?」




47: 2013/08/27(火) 21:25:39.80 ID:jsxU6WSSO
番外「……」ツーン


フィアンマ「あの、ワースト? ワーストさん?」

番外「話しかけるな変態」プイッ


フィアンマ「いや、アレは不可抗力だろ?」


番外「うるっさい! ムクムクでっかくした変なモノ押し付けた癖に!」


フィアンマ「そもそもワーストが抱きついて来たのが原因だろう?」


番外「なっ! ミサカのせいだって言いたいの!?」


フィアンマ「お互い様だと言いたいんだ」


番外「フンだっ!!」プイッ!!


番外(股にキノコ……いや、ツチノコが居た///)



48: 2013/08/27(火) 21:35:13.34 ID:jsxU6WSSO
番外「い、言っとくけど。他のみんなに言ったら承知しないからね!」


フィアンマ「言う訳無いだろう? 自殺行為に等しい」


番外「なら、いいけど…」


フィアンマ「じゃあ、俺様はそろそろ自室に戻らせてもらうぞ」


番外「え……ま、まだ早くない?」アセアセッ!


フィアンマ「夜更かしはお肌に悪いからな」


番外「女子かっ!!」


フィアンマ「自室で静かに読書するのが俺様流なんだ」


番外「まさか薄い本じゃ無いよね?」


フィアンマ「……ではな」


番外「せめて否定しろっ!ってちょっ! 本当に行っちゃうの?! ねえ!」

シーン……


番外「ふ…ぅぅ…」ウル




49: 2013/08/27(火) 21:43:57.61 ID:jsxU6WSSO
~フィアンマの部屋~


フィアンマ「おおぅ、この腰から太ももにかけての曲線がまた……」ペラペラ


フィアンマ「さて次は駒場店長オススメの本を……ってBLではないかふざけよって!!」


フィアンマ「ええい胸糞の悪い! 聖なる右っ!!」ビリーンッ!!


フィアンマ「まったく、ドズル×ランバ・ラルなど誰が得をするんだ?」


フィアンマ「駒場店長め謀りおって、今度妹達の誰かから演算銃器なる銃を借りて頭ふっ飛ばしてくれる」


フィアンマ(……ん? 部屋の前に気配が……)




50: 2013/08/27(火) 21:55:28.36 ID:jsxU6WSSO
フィアンマ「……誰だ?」ガチャ


番外「にゃ!?」ビクッ!


フィアンマ「何をしている?」


番外「な、何でもないよーだ!」トテテッ!!


フィアンマ「?」


~~~~。



フィアンマ「……またか」


フィアンマ「……おい」ガチャ


番外「にゃ!?」


フィアンマ「入りたいのか?」


番外「入りたいなんて言ってないもん」ツーン


フィアンマ「なら鍵を閉めるが?」


番外「お邪魔しま~す」ソソクサ


フィアンマ「やれやれ」



51: 2013/08/27(火) 22:01:23.45 ID:jsxU6WSSO
フィアンマ「で? 何がしたいんだ?」


番外「えと……そう! 眠気来なくて、話しでもしよっかな~って」


フィアンマ「ほう…」


番外「む。なにさその目は、別に1人で居るのがちょっと心細いとかじゃ無いからね!!」


フィアンマ「テンプレだな」


番外「ええいうるさい! そだ、トランプしようよ。ポーカーとか」


フィアンマ「構わんが、勝てると思ってるのか?」


番外「自信満々だね、絶対勝ってやる」


フィアンマ「結果は見えているがな」




52: 2013/08/27(火) 22:04:49.45 ID:jsxU6WSSO
番外「よし勝った! スリーカード!!」


フィアンマ「ストレート」


番外「あぅ…もっかい!」


フィアンマ「じゃあ配るぞ」ピシュピシュ


番外「う~ん……」


フィアンマ「チェンジは?」


番外「……三枚」


フィアンマ「俺様はノーチェンジだ」


番外「悪いねフィアンマ、今度こそミサカの勝ちだよ」ニヤリ


フィアンマ「では勝負だ」


番外「くらえエースのフォーカード!!」


フィアンマ「ストレートフラッシュ」


番外「 」




53: 2013/08/27(火) 22:11:07.99 ID:jsxU6WSSO
番外「うがああああああああああっ!! カードノーチェンジでストレートフラッシュとか絶対イカサマでしょ!!」


フィアンマ「これが神の右席」フッ


番外「もっかい! もっかい勝負!!」


フィアンマ「50連敗してまだ諦めんつもりか?」


番外「次は勝つんだもん」


フィアンマ「無理だと思うがな」ピシュピシュ


番外「う~~ん………」


フィアンマ「長考しても変わらんぞ?」


番外「……よしっ! 2枚チェンジ!」


フィアンマ「俺様も2枚」


番外「これでどうだフルハウス!!」


フィアンマ「ロイヤルストレートフラッシュ」


番外「 」



54: 2013/08/27(火) 22:14:13.70 ID:jsxU6WSSO
番外「もういい……寝る」ボフッ


フィアンマ「おい、ソコは俺様のベッド……」


番外「ふて寝してやる、枕に涎とかつけてやる。ざまーみろ」


フィアンマ「ならば俺様がベッドに入っても文句は無い訳だな?」


番外「入れるもんならね」


フィアンマ「……ハァ」




55: 2013/08/27(火) 22:17:02.13 ID:jsxU6WSSO
フィアンマ「電気消すぞ」


番外「あ~~、点けとこうよ」


フィアンマ「何故だ?」


番外「今日はそんな気分なの、ミサカが寝たら消してもいいけど」


フィアンマ「なら早く寝るんだな、俺様は暗くしないと寝れん」


番外「え、なに? 暗くしてミサカを襲う気?」


フィアンマ「ルパンダイブしろとでも言うのか? したらしたで電撃が飛んで来るだろう?」


番外「……飛ばさないよ?」



60: 2013/08/27(火) 23:37:06.76 ID:jsxU6WSSO
フィアンマ「思わせ振りな事は言うな」


番外「え? いや、だから電撃飛ばしたりしないってば」


フィアンマ「例えそうだとしても、手は出さん」


番外「は……はあ!? こっちがOK出してるのに何なのさそれ!! ミサカに魅力が無いって言いたいの?!」


フィアンマ「ハァ…、いいかワースト、俺様だって男だ。恋人が目の前で無防備に寝ていれば手を出したくなる」


番外「ならいいじゃん!」


フィアンマ「だがな。俺様がワーストを抱く時は、最高の夜にしたい」


番外「?」



66: 2013/08/28(水) 03:12:12.42 ID:2lMr3zMSO
フィアンマ「今日みたいに怖い映画を見て、怖いから一緒に風呂に入って、そのままなし崩しで…ってのはどうかと思う訳だ」



番外「じゃあ……今日は…しないの?」


フィアンマ「添い寝がいいところだな」


番外「なら、一緒に寝てよ」


フィアンマ「ああ、わかった」


番外「……えへ、えへへ///」


フィアンマ「どうした?」


番外「ちょっと狭いね」


フィアンマ「シングルだからな」


番外「ねえフィアンマ」


フィアンマ「ん?」


番外「ミサカが寝るまでさ、ギュッてしててくれる?」


フィアンマ「お安い御用だ」ギュッ


番外「ありがと……おやすみ」


フィアンマ「ああ、おやすみ」




74: 2013/08/28(水) 22:59:45.19 ID:2lMr3zMSO
上条×美琴サイド


美琴「やっぱりあそこのクレープは絶品ね」ハムハム


上条「よく食うな~」


美琴「甘い物は別腹なの」ハムハム


上条「その内ポッチャリしてきたりしてな」ハハハッ


美琴「………」オナカ フニフニ


美琴「コレあげる」スッ


上条「何故??」


美琴「お腹……グスッ…いっぱいだから……」


上条「?」



75: 2013/08/28(水) 23:04:37.82 ID:2lMr3zMSO
上条「あ、ここって…」


美琴「どうしたの?」


上条「ほら、俺と美琴が勝負した所」


美琴「そうだっけ?」


上条「覚えて無いと? 上条さんはよ~~く覚えてますよ??」


上条「せっかく買った卵が割れて失意のドン底にいた所に勝負を挑まれて……」


上条「他の人とか建物に被害が無いようにわざわざここに移動して…」



77: 2013/08/28(水) 23:12:51.25 ID:2lMr3zMSO
上条「砂鉄剣振り回して来た時はマジで焦ったよ」


美琴「だ、だってあの時は当麻の右手の事よく分かって無かったし……」


上条「だとしてもアレはやり過ぎだろ? もし当たってたらえらい事になってたぞ?」


美琴「大丈夫よ、ちょっと血が出るくらいだし」


上条「いやいや下手すりゃ真っ二つでしたのことよ?!」



美琴「でも当麻なら腕とか斬られても『その時不思議な事が起こった』って感じで再生しそうじゃない?」


上条「そんなどこぞの世紀王みたいな事出来ません」




80: 2013/08/28(水) 23:19:02.92 ID:2lMr3zMSO
美琴「そう言えば当麻ってあの時下手な芝居でわざと負けたわよね?」


上条「だって美琴が半泣きで『ぴっ!?』とか言うもんだから……」


美琴「い、言ってないもん!!」


上条「い~や言ったね、こ~んな感じでビクッとして涙…目…に…」


美琴「……」ニコニコ ビリビリッ


上条「すみません調子乗りましたごめんなさい」


美琴「でも懐かしいね、それから当麻と一晩追いかけっこしたりして」


上条「あん時は必氏でしたよホント」


美琴(あの時は当麻に相手にして欲しくて突っかかってたのよね……)


美琴(勝ちたかった。だから追いかけて追いかけて……でもその内、勝負とか関係無く意識するようになった…)




81: 2013/08/28(水) 23:25:06.01 ID:2lMr3zMSO
美琴(当麻知ってる?)


美琴(セブンスミストで初春さんと女の子を助けてくれた時……)


美琴(私には当麻がホントにヒーローに見えたの)


美琴(でも当麻は自分がやったって名乗らなくて……)


美琴(ちょっとムカッてなった)




82: 2013/08/28(水) 23:38:14.42 ID:2lMr3zMSO
美琴(最初はタダのお人好し)


美琴(あと、私の能力が効かない不思議な奴…)


美琴(それから……それから……)


美琴(そうしたらね、いつの間にか私の中で……)



美琴(当麻が…当麻の存外がどんどん大きくなった…)


美琴(最初はソレが何なのか分からなくて、たまに顔を合わせたら……また突っかかっちゃって……)



83: 2013/08/28(水) 23:48:22.63 ID:2lMr3zMSO
美琴(ずっと不思議だった……)


美琴(黒子や佐天さん、初春さん達と街を歩いてても、買い物に出掛けても)


美琴(いつの間にか当麻が居ないかなって辺りを見てた…)


美琴(そうしたらね、何時だったかな……気づいたの)


美琴(欲しかった物が見つかった時より、新しいゲコ太のグッズを見つけた時より、みんなでお茶してる時より…)


美琴(どんなに楽しい時、嬉しい時よりも、当麻を見つけた時が……1番嬉しいって思える自分に)


美琴(その時初めて分かったの)


美琴(ああ…私は…アイツが……当麻が好きなんだな……って)


美琴(恥ずかしいから……言えないけどね)




84: 2013/08/28(水) 23:51:43.11 ID:2lMr3zMSO
上条「でも当時の俺に言ったらびっくりするだろうな。お前、今追いかけて来てる子と付き合うんだぜ?って」


美琴「私も絶対びっくりするわね」


美琴(…って、よくよく思い返すと私って当麻に酷いことしてるわね。良く付き合えたもんだわ……当時の私のバカ――ッ!)



上条「さて、そろそろ帰るか? 門限あるし」


美琴「ふっふっふ、もう私に門限はあって無い様なものよ?」


上条「?」




85: 2013/08/28(水) 23:57:02.86 ID:2lMr3zMSO
美琴「コレを見なさい!」


上条「なにコレ??」


美琴「外泊許可書よ、コレがあればお泊まりしても無問題」


上条「外泊許可書?! そんな物あるのかっ…て……ん?」


   [外泊許可書]

[以下の生徒はコレを所持する限り自由に外泊、さらに学園都市の外での外泊を許可するものとする。“常盤台中学2年・御坂美琴”]


学園都市統括理事長

アレイスタークロウリー



上条「いつの間に……」


美琴「作ってくれなきゃ電撃よ?って言ったらその場で作ってくれたわ」


上条「脅したの!?」



87: 2013/08/29(木) 00:02:08.25 ID:PF2s+sxSO
上条「じゃあ……俺の部屋にお泊まり?」


美琴「いっつも当麻の部屋だと流石に悪いでしょ?」


上条「だったら……ネカフェ? それとも第三学区の個室サロンとか?」


美琴「えと……こ、ここ……とか」


上条「……ここ?」チラッ


[ホテル]ヨォ


上条「……ここ!!??」


美琴「た、たまにはいいかな~って///」


上条「いや、でも……下手したら俺。中学生をホテルに連れ込んだ男子高校生って明日のニュースに……」


美琴「あ、大丈夫。私の名前で部屋の予約してあるから」


上条「まさかの予約済みとな」


美琴「なんかね、ベッドが回ったりするんだって!」ワクワク!


上条(それ完全にラブホ……もといブティックホテルなんじゃ…)



105: 2013/08/31(土) 19:36:31.04 ID:1IKaXBcSO
~打ち止め~闇に降り立ったアホ毛


アレイ「ロン、清一満貫……12000だ」


冥土「ふふふ……ついに僕達が勝つんだ……」


エツァリ「勝てば打ち止めさんを好きにして良いんですよね? ですよね??」ハァハァ!!


エイワス(…ふむ、最終信号の強引な四暗刻固執の麻雀が結果的に……)


エイワス(最悪の事態を生んだか、振り込み…)


エイワス(アレイスターはこの和了りで72700、一方打ち止めは…)


エイワス(この振り込みで残り900、その点差71800)




106: 2013/08/31(土) 19:38:46.35 ID:1IKaXBcSO
エイワス(七万点差、仮にラス親で最終信号が役満をツモったとしても)


エイワス(48000プラス16000で64000まで、七万差はひっくり返せない)


エイワス(この絶望的な点差、流石に諦めるか?)チラッ


打ち止め「……」カチャカチャ


しかしエイワスは思い知らさせる、打ち止めと言う者の運気。


[打ち止め]と言う口リゲフン、巨星の持つ引力を。


エイワス(こ、この配牌は……)




107: 2013/08/31(土) 19:42:13.14 ID:1IKaXBcSO
打ち止め配牌

東南北北北白發九萬1筒2筒5筒1索9索


エイワス(9種11牌、国士3シャンテン……)


エイワス(この配牌、北を早めに連打して…)


エイワス(煙幕を張りながら国士を進められる、まるで国士を作るために用意された様な配牌か)



3巡…引西…10種目


6巡……


エイワス(…ほう)



108: 2013/08/31(土) 19:51:38.28 ID:1IKaXBcSO
引き……中、11種目。


エイワス(これは……いけるか?)


…が、この国士。あっさり蹴られる


アレイ「……ふっ」タン


冥土「ロン!」


エイワス(む…)


冥土「ピンフのみ、1000点は1300」


アレイ「ふっ、国士を食らうくらいなら1300など安いもの」


アレイ「さあ、南3南4であと2局だ……」


アレイ「悪いが最終信号、ここから先はアリも通さん……封殺だ」


打ち止め(……フフ)




109: 2013/08/31(土) 19:53:11.90 ID:1IKaXBcSO
冥土「…対面11だね」


エツァリ「え~、ドラ表示を」カシャ


冥土「……」カシャ


エツァリ「……打ち止めさん? 貴女が取らないと…」


打ち止め「…勘違いだよ」


打ち止め「1トンずれてるよ?ってミサカはミサカは12で区切ったアナタに注意してみたり」


エツァリ「え…? あっ!」


冥土「なんだいまったく」スッ


エツァリ「失礼しました」




110: 2013/08/31(土) 19:56:37.00 ID:1IKaXBcSO
~~~。

打ち止め「…カンッ」


4索カン


エツァリ「では自分が新ドラを…」カシッ


新ドラ3索


アレイ「ド、ドラ4だと?」


打ち止め「続いてリーチってミサカはミサカは宣言してみる」


エイワス(北単騎か、しかし…)


エイワス(上家と下家が1枚ずつ切っている、地獄待ちだな)


エイワス(一見出やすい様に見えるが、守備に回ったアレイスターが出すとも思えん……ん?北?)




111: 2013/08/31(土) 19:58:10.80 ID:1IKaXBcSO
エイワス(そう言えばあの時に見えたドラ牌は確か北……)


エイワス(と、言う事は…場に2枚見えている北と、リンシャンの北とで3牌。つまり……)



エイワス(この北待ちはカラ……和了めなし)


エイワス(最終信号……この土壇場でミスか?)




112: 2013/08/31(土) 20:05:27.30 ID:1IKaXBcSO
打ち止め「……」ピシッ


エツァリ「ポンッ」


アレイ「……」ピシッ


エイワス(また現物か、やはり徹底的に守備。降りるだけの楽な麻雀か)



……否! 実はアレイスターは苦しんでいた。


楽な麻雀だと感じるのは、全てを知っている傍観者の発想……。


空リーの見えていないアレイスターには、ドラ4が見えている打ち止めのリーチはただただ不気味。




113: 2013/08/31(土) 20:06:53.10 ID:1IKaXBcSO
アレイ(注意し過ぎると言う事はない)


アレイ(最終信号の天運だけは…私にも理解できん)


アレイ(とにかく現物だ、あるうちは現物……)


アレイ(だが…こう牌が重なると苦しいな……)


アレイ(カンでリンシャン牌に安牌求める手もあるが……)


アレイ(安牌を引く保証はない、最悪ただドラをのせるだけもあり得る…)


アレイ(最終信号にツモが残っている今、それはしたくない……くそっ)タンッ


打ち止め「……」


アレイ(……通ったか、フフ……)




115: 2013/08/31(土) 20:11:31.15 ID:1IKaXBcSO
アレイ(ならば大丈夫、凌いだ。残るはあと1巡……)


アレイ(これで終わりだ……)カシッ


アレイ(危険牌か、だがしかし)


アレイ(最後の最後、17巡に限り私には秘策がある)


アレイ(16巡目に偶然私に授けれたウルトラC)


アレイ「カンッ!」バラッ


エイワス(…む!)


アレイ(リンシャンを引き……)


アレイ(これも通っていない…が…もう1回!)


アレイ「カンッ!」バラッ


エイワス(……)



116: 2013/08/31(土) 20:14:12.05 ID:1IKaXBcSO
エイワス(まさか……な)


アレイ(フフフ…もう1牌引けるリンシャン牌……)


アレイ(コレだっ、欲しかったのはコレ…北だ)


アレイ(この局の始めに過って見えた牌、これは周知の事実…)


アレイ(最終信号は覚えているハズ、ならこの牌で待つ事はない)


アレイ(最終信号のラスヅモも消し、ツモは東家まで)


アレイ(この北切りで終わりだ最終信号!)タンッ!!



117: 2013/08/31(土) 20:23:37.90 ID:1IKaXBcSO
エイワス(まさかな、出ないと思えた北が飛び出してくるとは…)


エイワス(最終信号はこれを察していたのか…)


打ち止め「フフ…」トッ…


アレイ「え…?」


アレイ「バ…バカな…」


打ち止め「アーちゃんは今、堅固な金庫。生半可なことじゃ点棒はむしれないってミサカはミサカは語り出す…」




118: 2013/08/31(土) 20:26:15.26 ID:1IKaXBcSO
打ち止め「とりあえず理ではダメ、金庫の入口で引っかかるから…」


打ち止め「そのカギ穴を満たそうとしたら、別の力を借りるしかないってミサカはミサカは(ry」


エイワス「別の力かい?」


打ち止め「そう、言ってみれば…『偶然の力』」


打ち止め「アーちゃんは『偶然そうなる』って事に無防備……そう」


打ち止め「アーちゃんの金庫のカギ穴は……」ユラッ…


打ち止め「『偶』によって満ちるのってミサカはミサカは牌を倒してみる」バラッ



アレイ「 」


打ち止め「えっとドラは……」バラッ


打ち止め「ひい…ふう…みい…裏表合わせて10、それにリーチを加えて3倍満」


アレイ「 」




119: 2013/08/31(土) 20:30:17.53 ID:1IKaXBcSO
それからそれから~~~~。


アレイ(は、裸単騎?)


アレイ(そうか、最終信号の狙いは私の捨て牌による……河底ロン)


アレイ(ドラ4のマンガン直撃が狙いか!)


アレイ(おのれ最終信号、偶然に頼り過ぎな麻雀を……)


アレイ(こんな麻雀を成立させてなるか!)


アレイ(現物だ。ここで現物を引けば、最終信号の狂った計算全てが御破算!!)スッ…


アレイスターが引いたのは……西!


打ち止めに通っていない……西である。




120: 2013/08/31(土) 20:33:37.59 ID:1IKaXBcSO
打ち止め「……ふぅ、終わったねってミサカはミサカは結末を悟ってみたり」



打ち止め「ここで通ってない牌を引くようなら運も尽きたねってミサカはミサカは牌を伏せてみる」パタン



打ち止め「ここまでだね、エーちゃん」


エイワス「なんだい?」


打ち止め「あとはよろしくってミサカはミサカは席を立ってみたり」




121: 2013/08/31(土) 20:48:40.19 ID:1IKaXBcSO
エイワス「しかし最終信号、アレイスターがその裸単騎に振り込む確証はないぞ?」


エイワス「見ての通りアレイスターはリーチしていないメンゼン手、手牌14牌の中から選べる状況だ」


エイワス「どう考えても振り込む可能性は限りなく低いぞ?」


打ち止め「決着はつくよエーちゃん」


打ち止め「あの裸単騎には魔法がかけてあるから」


打ち止め「アーちゃんは手中の14牌から、この牌を選んで振り込むのってミサカはミサカは部屋を出てみる」ガラッ




122: 2013/08/31(土) 20:51:15.01 ID:1IKaXBcSO
アレイ「バカな、かわす! 必ず!!」


アレイ(……これか……いや……これ……)


アレイ(くっ……こっちか……)


アレイ(……よしっ!)


アレイ「これだ!」タンッ!!



123: 2013/08/31(土) 20:52:11.33 ID:1IKaXBcSO
エイワス「……」


アレイ「フフ…どうだ」


アレイ「これはないハズ…この2筒だけはない……通る!」


エイワス「……これは興味深い」


アレイ「え……?」


エイワス「……ロン」パタ

エイワス「河底ドラ4、マンガン……逆転だ」


アレイ(う……バ…カな……)グニャアァ…


アレイ(なぜ…どうしてこんなことが……)


冥土「僕の……退職金が……」ガクリ


エツァリ「せっかく用意した旧スク水と撮影機具が……」ガクリ




124: 2013/08/31(土) 21:01:26.40 ID:1IKaXBcSO
エイワス「最終信号、教えてもらえないかい?」


打ち止め「何を?ってミサカはミサカはお札(さつ)を数えながら耳を傾けてみる」ペラペラッ



エイワス「君がアレイスターの捨て牌を見切った事だよ」


打ち止め「う~~ん……」ポクポクポクポク…


打ち止め「えへ」チーン!


エイワス「?」


打ち止め「ひ・み・つ♪ってミサカはミサカはセカンドバッグ片手に走り去ってみたり~~」トテテッ!!


エイワス「……興味深い」



~打ち止め~闇に降り立ったアホ毛……完。




127: 2013/08/31(土) 21:43:42.63 ID:1IKaXBcSO
~おまけ~


次の日の朝、某ホテル


上条「美琴~、そろそろチェックアウト…」


美琴「ま、待ってあと髪の毛だけだから!」クシクシ


上条「女の子って大変だな」


美琴「誰のせいよ誰の! 髪の毛にぶっかけてバリバリになったの誰のせい!?」


上条「返す言葉もございません……」


美琴「もうっ」クシクシ


上条「お金ってフロントで払うんだっけ?」


美琴「あ、もうソコの支払い機で済ませたから」


上条「なんと」



128: 2013/08/31(土) 21:47:21.08 ID:1IKaXBcSO
一方「おい、まだか?」


00001「少々お待ちを……こ、腰が…」ガクガク


一方「…腰痛か?」


00001「一方通行のせいです」ジトー


一方「…あァ?」


00001「4回もした後にお酒を飲んでノンストップで12回戦など……」プルプル…


一方「あァ~~悪ィ、酒飲んでからのはあンま記憶にねェ」


00001「最後の方はミサカもおぼろ気ですよ?」ジトー


一方「だから悪いって、朝飯オマエの好きなもン食いに連れてってやるから許せ」


00001「ぶぅ~、ご飯で許してもらおうとでも?」


一方「いらねェのか?」


00001「精のつく物がいいです」キリッ


一方「あァ~はいはいっとォ」




129: 2013/08/31(土) 21:54:09.26 ID:1IKaXBcSO
垣根「00002号、平気か?」


00002「はい、平気です///」


垣根「体調悪いと思ったら言えよ? 出来るだけ優しくしたつもりだけどよ……」



00002「だ、大丈夫ですから…」


垣根「あ、念の為に爺さんの病院行っとくか? 心配すんな俺にかかればひとっ飛びだから」バサッ!


00002「平気です! 心配し過ぎですよ垣根さん」


垣根「だ、だってよぉ…」


00002「……」チョイチョイ


垣根「?」ナニナニ?


00002「……チュッ」


垣根「……へ?」


00002「朝ごはん、食べに行きましょう?」


垣根「……だな」



130: 2013/08/31(土) 22:07:51.77 ID:1IKaXBcSO
削板「……」


00003「…///」


削板「あの……」


00003「はい」


削板「そろそろ…出るか?」


00003「そ、そうですね///」



削板「あの…」

00003「はい?」


削板「痛く……無かったか?」


00003「…ちょっと、かなり……」


削板「すまん」ズーン…


00003「あ、でででも最初だけですよ? 途中から気持ち……よ…くって///」

削板「そ、そうか…」


00003「……出ましょう! ここに居ては余韻が…」

削板「あ…ああ、そうだな。そうしよう」




131: 2013/08/31(土) 22:12:09.51 ID:1IKaXBcSO
上条「よし出ますか」

美琴「うん」


~~~~


一方「行くぞ」


00001「はい」


~~~~~


垣根「朝飯なに食うかな~」


00002「ファミレスが妥当だと思います」


~~~~~


削板「支払いよし、行こう」


00003「あ、朝食をどこで食べませんか?」


削板「そうだな、どっかで食べるか」



>ガチャッ…




133: 2013/08/31(土) 22:20:52.97 ID:1IKaXBcSO
上条美琴「ん?」


一方00001号「あ?」


垣根00002号「げっ」


削板00003号「む?」


上条「……マジっすか」


一方「オイコラァァァァ!! 何でオマエ等ここに居やがる!!」


垣根「こっちの台詞だこの野郎! 台無しだよ何もかもがよおおおっ!!」


削板「なんだみんな居たなら居るって言ってくれればよかったのに」


美琴「アンタ達! こんな所で何してるのよ!」ギャーッ!


00001「こちらの台詞です!」ギャーッ!


00002「00003号! 隣の部屋の『で…デカ――ッ!?』と言う声は00003号だったんですか!!」


00003「言うなあああああああああっ!!」


みんな同じホテルにお泊まりしてましたとさ。


おまけ…完。




147: 2013/09/03(火) 00:54:20.46 ID:j11gMqnSO
上条「まさかみんな同じホテルとはなぁ……」


一方「最悪だ…」

垣根「最悪なのはこっちだってんだ……ん? ちょっと待てよ?」


垣根「なあ削板、お前これが初めて?」


削板「初めてだぞ、部屋を真っ暗にして何とか鼻血を我慢してだな…」


垣根「……って事はなにか? 俺って削板と同じ日に卒業しちゃった訳?」


削板「そうなるな、奇遇じゃないか!」ハッハッハッ!!


垣根「……うわあああああああああああああああヤリなおしてえええええええええええええええっ!!! なんか嫌だあああああああああああああああああああああああああああっ!!」ゴロゴロゴロッ!!




149: 2013/09/03(火) 00:56:30.52 ID:j11gMqnSO
一方「上条よォ、隣から『ちょっ! 歯が当たって痛いっ!?』ってのはオマエの声だったのかよ」


上条「しっかり聞いてんじゃありませんよ! だったらそっちだって『うおっ!? 挟むとかそンなテクをどこで?!』なんて声が聞こえてたぞ!」


一方「オマエもちゃっかり聞いてンじゃねェよ!!」ギャースッ!!!


垣根「それくらいなんだ、俺なんて『どうていとくん』卒業の記念すべき日だってのにまさかの削板と被っちまったんだぞ?」


削板「俺たち気が合うな」ガシッ


垣根「ヤメロッ! 肩に手を回すな! 今めちゃんこショック受けてんだぞ!!」




151: 2013/09/03(火) 00:57:56.64 ID:j11gMqnSO
美琴「よりによってみんな同じホテルって……なんでここに決めたの?」


00001「ミサカは一方通行に引っ張られて」


00002「ミサカは垣根さんチョイスです」


削板「俺は00003号がここに入ろうと…」



美琴0000100002「ほほう…」ニヤニヤ


00003「今ニヤついた奴前に出ろ……前だ…」ジャギンッカシャカシャキュイーンッ…ガコンッ



垣根「とりあえずメシ食いに行かね? 腹ペコちゃんなのよ俺」


上条「でもワーストにフィアンマ、打ち止めがマンションで待ってるんじゃ…」


一方「ポンコツが居りゃなンか作るだろ、居なかったら出前でも取りゃいいンだしよ」


上条「まあ、ササッと食べて帰ればいいか」




152: 2013/09/03(火) 00:59:30.36 ID:j11gMqnSO
~マンション~


フィアンマ「Zzz」


番外「……えへ…えへ」ポヤ~


番外「うわ~。なんかミサカ、脳みそトロけちゃってるな~~」


番外「寝顔見てニヤけるんだもんな~///」ポヤポヤ

番外「……」ジー


番外「おお、意外に腹筋堅いし」ツンツン


フィアンマ「…ん…」


番外「ん? なんか盛り上がって……」チラッ


フィアンマ「Zzz」ムクリ~ン

番外「ワオ…」



153: 2013/09/03(火) 01:00:45.13 ID:j11gMqnSO
番外「え? え?? ミサカが腹筋つついたせい???」


番外「……お風呂でチラッと見てお腹に当たってたけど、よく分かんなかったんだよね」


番外「硬い…のかな?」キョウミシンシン


番外「……えい」ツンッ


フィアンマ「……」ピクッ


番外「…動いた、硬いっ…てか…ちょっと柔らかい?」ツンツン


フィアンマ「Zzz…んっ…Zzz…ピクッピクッ」


番外「……見て……見ようかな」ゴクリ




154: 2013/09/03(火) 01:02:21.14 ID:j11gMqnSO
番外「んしょ…」モゾモゾ…


番外「ズボンと下着ずらして……」グイッ


番外「……引っかかっちゃってるし」グイグイッ


番外「よ~しこのまま一気に……うりゃ!」ズルッ!

番外「……ヤシの木1本実が2つ?!」アローハッ!?


フィアンマ「…何をしている?」


番外「 」


番外「グ…グッモーニン」


フィアンマ「どう見てもバッドだぞ……」




155: 2013/09/03(火) 01:06:53.83 ID:j11gMqnSO
~その頃の上条さん達~


垣根「小麦粉~卵に~パン粉を~まぶして~♪」


上条「朝っぱらから大声でキテレツ歌うなよ…」


一方「バカが…」


垣根「揚げれ~ば~コロッケだ~よ~…」


垣根「忍~~者ハットリ~~」


上条一方「なに―――っ!?」



美琴「ちょっと! ハットリ君はコロッケじゃないわよっ!!」


削板「こんがり揚がったのか?!」


垣根「なにが?」




156: 2013/09/03(火) 01:08:22.27 ID:j11gMqnSO
00001「おや、あれは何でしょう?」


00002「何かのイベントの様ですね」


00003「『大食い帝王決定戦』ですか」


MC『さあ始まりました学園都市大食い帝王決定戦!!』


MC『多くの参加者が居る中、注目すべきはやはりこの人!』


MC『突如学園都市に現れた大食い界の超新星! その胃袋の先に繋がっているのは異次元かはたまたブラックホールか!?』


MC『全ての食材を食い尽くす小さな巨人! ちびっこシスターインデックスちゃーーんっ!!』


インデックス「私の胃は宇宙なんだよおおおおおおおおおっ!!」ウィィィーッ!!!


みんな「 」



157: 2013/09/03(火) 01:10:50.42 ID:j11gMqnSO
上条「なにやってんだ…」


ステイル「なんだ君たち、もしかして参加するのかい?」スパー


上条「あ、ステイル久しぶり」


ステイル「ふんっ、軽々しく挨拶する仲になった覚えはないよ」プイッ


神裂「ステイル! すみません皆さん、お久しぶりです」


一方「ン、で? なにやってンだあのシスター」


ステイル「見て分かるだろう? 大食い大会さ」


美琴「それは分かるけど……なんで?」


神裂「彼女の空腹を満たすにはこの様なイベントに参加するしか…」


ステイル「ついでに賞金も手に入るしね、一石二鳥さ。流石は僕のインデックス」


上条「いつからお前の物になったんだよ、でも確かに優勝はほぼ間違いないな」


一方「ン? おい、垣根と削板どこ行った?」


上条「あれ? さっきまでここに……」




158: 2013/09/03(火) 01:12:33.04 ID:j11gMqnSO
MC『オオーっとここで2人の男が飛び入り参加だーっ!!』


垣根「俺の胃袋に常識は通用しねぇ! 食い尽くしてやらあっ!!」


削板「よく分からんが根性で食いまくる!」


00002「垣根さんファイトです!」


00003「軍覇さん頑張って!!」


上条「いつの間に…」


一方「朝メシ代わりってか、あのシスターに勝てるとは思えねェが」


00001「一方通行は参加しないのですか?」


一方「しねェよ、アホくせェ」




159: 2013/09/03(火) 01:14:42.40 ID:j11gMqnSO
MC『なお、優勝者には賞金100万円と副賞として今大会限定のゲコ太グッズが贈られます』


美琴「!!」


上条「嫌な予感が……」


美琴「……」ジー


上条「……参加してきます、自信無いけど」


00001「……」ウルル


一方「……期待はすンなよ?」


美琴00001「頑張って「ください!」!」




160: 2013/09/03(火) 01:21:44.87 ID:j11gMqnSO
MC『まず最初の料理はクラゲ・ピータン・水煮アワビ等の前菜大盛り合わせ…』


インデックス「早く始めるんだよ! これ以上は抑え切れないかも!」ガルルッ!


MC『……では始めます、大食い開始っ!!』


>パァンッ!


垣根「おっしゃああああああっ!!」ガツガツガツッ!!


削板「うおおおおおおおおおおおおおっ」バクバクバクッ!!



上条「へえ、ピータンって見た目で敬遠してたけど塩気があって中々…」モグモグ…


美琴「当麻っ! 味わって無いで食べて食べて!!」


上条「ええ~、せっかくの高級食材「食べなさいっ!!」…はい」パクパク



一方「食材は良いが…味付けがちょいと薄いな、好みじゃねェ…」チラッ


00001「……」ジ~~~


一方「食うからそンな目で見るなよ…」パクパク



161: 2013/09/03(火) 01:22:53.71 ID:j11gMqnSO
垣根「……へっ、俺のスピードに着いて来れるかよインデックス!」チラッ


インデックス「次の料理はまだなのかな?」ルンッ


垣根「ブボッ!?」ハエェ…

削板「おかわり!」


上条「1品目から量多かった…」ゲプッ


一方「ギブア…」


00001「 」ジー


一方「おかわり」



162: 2013/09/03(火) 01:23:56.44 ID:j11gMqnSO
MC『さあ、前菜大盛り合わせを完食したのはインデックスちゃん、垣根さん、削板さん、上条さん、一方通行さんの5名』


MC『そして続いての料理は春巻きです』


上条「春巻きか、油っこいなぁ…」


一方「まァ、量はともかく1本ずつならまだ…」


MC『今大会の為に特別に用意した20尺(約6m)の春巻きを完食してもらいます』


上条一方「 」


インデックス「早く持って来て欲しいんだよ!」バンバンッ!




163: 2013/09/03(火) 01:25:21.10 ID:j11gMqnSO
上条「うぷっ……も……無理……」


一方「食っても食っても減りゃしねェ……」


削板「美味い!」ガブガブッ!


垣根「負けてなるか!」ガブガブッ!!


MC『オオーっと出た―っ!! インデックスちゃん48の大食い技のひとつ[モチ吸い]だあああ!!』



上条一方垣根削板「??」チラッ



インデックス「ズゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾッ!!!」


上条一方垣根削板「 」


MC『読んで字のごとくまるでモチ吸いのモチの様に春巻きを吸い込んでおります!』


一方「ば…化け物かアイツ……」



174: 2013/09/04(水) 18:54:45.79 ID:RVvuyzqSO
MC『20尺春巻きを完食したのはインデックスちゃん垣根さん削板さんの3名、上条さん一方通行さんはここでギブアップ』


上条「ごめん美琴、頑張ったんだけど…うぷっ」


美琴「うん分かってる、怒ってないわよ? 当麻頑張ったし」


一方「……悪い」


00001「ミサカも怒ってないですよ?」


一方「ちょっと横にさせてくれ、気分悪ィ…」


00001「あ、でしたらここにどうぞ、とミサカは膝を叩きます」ポンポンッ


一方「ン」ゴロン


00001(膝枕イエスッ! とミサカは心の中でガッツポーズします!)



175: 2013/09/04(水) 19:00:55.70 ID:RVvuyzqSO
MC『さて続きましては炒飯です』


垣根「ゲフッここでご飯物かよ、胃に溜まるぜ…」


削板「まだイケるな」ケプッ


インデックス「お腹が鳴ってるから早くして欲しいんだよ」グーグー


垣根削板「!?」


MC『では用意します、ちなみに量は20合(約3キロ)です』


垣根「これ完食させる気無いだろ……」


削板「こ、根性…」


インデックス「余裕なんだよ♪」




176: 2013/09/04(水) 19:05:35.25 ID:RVvuyzqSO
美琴「当麻もここ」ポンポンッ


上条「いや別にそこまで気分悪くない…」


美琴「…」ポンポンッ

上条「…はい」ゴロン


MC『なんとギブアップした2人には彼女から膝枕のサプライズ! ここに居る男子共に代わって言わせて頂きます、爆発しろっ!!』


上条「酷い言われよう…」


一方「あのMCあとで肉団子にしてやる」




177: 2013/09/04(水) 19:08:03.85 ID:RVvuyzqSO
垣根「ゲ……ブ……」プルプル


削板「うおおおおおおおおおっ!!」ガツガツガツッ!!


インデックス「秘技! レンゲ二刀流!!」モグモグモグモグモグモグモグモグッ!!!



垣根「ギブ……アップ」ガクリ



MC『はい垣根さんギブアップ、とっとと引っ込んでください』


垣根「テメエ…覚えてやがれ……」


00002「お待ちしてました」



178: 2013/09/04(水) 19:10:11.54 ID:RVvuyzqSO
垣根「ごめんなさい頑張ったんだ……お仕置きは勘弁…」


00002「? しませんよ?」


垣根「え? マジ?」


00002「本当です、さあこちらに」ポンポンッ


垣根「ふぃ~太もも最っ高、癒されるわ~」ゴロン


MC『誰か~!あのリア充に爆弾プレゼントして!』


垣根「ケッ! 羨ましいか童O共め」フニンフニン


削板「グフ…食ったぞ」


インデックス「ていとくが残した炒飯は食べてもいいのかな?」


削板「 」




179: 2013/09/04(水) 19:23:04.50 ID:RVvuyzqSO
MC『それでは最後の料理です』


MC『最後はこの長さ1.5m、直径50Cmの瓶に入ったラーメンです』



>ズンッ



削板「根性だ…根性……ゲブ…」


インデックス「ラーメンは大好物なんだよ」ルンルンッ♪


MC『このラーメンを先に完食した方が優勝となります、それではスタート!!』


削板「う……うおおおおおおお!!」グアッ!!


インデックス「ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ!!!」ゴクゴクッ


MC『インデックスちゃん瓶を持ち上げ一気飲みだ――っ!!』


削板「む……無念…」ガクリ


インデックス「けぷ…ごちそうさまでした♪」




181: 2013/09/04(水) 19:42:59.93 ID:RVvuyzqSO
MC『決まった―っ! 優勝はインデックスちゃんです!!』


インデックス「ふぅ、腹三分目ってとこなんだよ」


MC『では優勝賞金100万円と副賞を贈呈します』


インデックス「ありがとうなんだよ」


MC『それではこれにて大食い帝王決定戦を終了します、皆さんお疲れ様でした』




182: 2013/09/04(水) 19:47:18.93 ID:RVvuyzqSO
00003「軍覇さん、大丈夫ですか?」


削板「なんとか、ちょっと休憩すれば大丈夫」


00003(膝枕のチャンスが…)ガックリ


インデックス「かおり、ステイル~! 優勝したんだよ~」トテテテッ


ステイル「おめでとうインデックス、僕は信じていたよ!」ガバッ!!


インデックス「デビルバッドゴースト」ブォンッ!


ステイル「 」ズシャーッ


神裂「お腹いっぱいになりましたか?」


インデックス「全然、賞金貰ったからこれで美味しい物食べに行くんだよ♪ 今日は私のおごり!」


神裂「インデックス…」ブワッ




184: 2013/09/04(水) 19:56:07.09 ID:RVvuyzqSO
美琴「ゲコ太グッズ…」


00001「少し未練です」


00002「かくなる上は強奪です」チャキッ


00003「ゲコ太の為なら喜んで悪になりましょう」チャキッ


インデックス「あ、みことにみんな。コレ上げるんだよ」


美琴000010000200003「!!!」



インデックス「私が持ってるよりみんなが持ってた方がカエルも喜ぶと思うんだよ」


美琴「いいの? 本当に?!」


インデックス「もちろんなんだよ」




185: 2013/09/04(水) 20:01:14.55 ID:RVvuyzqSO
00001「ではこのマグカップはミサカが」


00002「ではこのバスタオルはミサカが…」


00003「それはミサカが狙っていた物です、よこせ」


00002「ざけんな」


美琴「ちょっとアンタ達! ここは姉である私に譲るべきでしょ!!」


>ギャーッギャーッ!!


インデックス(まさか争奪戦になるなんて、いらなかったからとは言えなくなったんだよ……)




186: 2013/09/04(水) 20:05:21.77 ID:RVvuyzqSO
MC「……」ヌギッ


エツァリ「…ふう。上条さん達を潰す事には成功しましたが、御坂さん達の写真を撮りそこねましたか……」


エツァリ「しかし自分の目の前で膝枕とは、危うく黒曜石のナイフを出しそうになりましたよまったく」


一方「よォ」


エツァリ「げっ」


一方「やっぱりオマエだったか、大会の合間に00001号をチラチラ見てやがったから怪しいとは思ってたが」


エツァリ「別に00001号さんだけを見ていた訳ではありませんよ? ただ、彼女は御坂さんや他の妹さん達には無い物をお持ちですからつい……ね」




188: 2013/09/04(水) 20:21:35.34 ID:RVvuyzqSO
一方「…具体的に何だ」


エツァリ「巨O」キリッ


一方「%@+\糞ihbf殺wq!!!」ドパッ!!


エツァリ「黒い……翼…??」



「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~………」



~~~~。


上条「あれ? どこ行ってたんだ?」


一方「気にすンな、ちょいと生ゴミを処理してきた」


上条「?」




208: 2013/09/07(土) 00:05:19.14 ID:e70tn0vSO
~数日後---朝~


美琴「行くわよショート!」


>カキーンッ!


番外「ホイっと」パシッ


番外「セカンド!」ヒュッ


00002「ハイ」パシッ


00002「ファースト!」シュッ


00001「ゲッツーです」パシッ


上条「………なあ」

一方「ンだよ」


上条「何で俺達……野球してるんだっけ?」


一方「俺に聞くな」




209: 2013/09/07(土) 00:07:34.45 ID:e70tn0vSO
番外「ふぃ~~、野球なんて初めてだけど意外にやれるもんだね」


00002「元々ミサカ達は軍用クローンですし、運動神経は良い方かと」


00001「諸々のルールは先ほど講読しましたし」


00003「あ、お早うございます軍覇さん。はい…今日はお暇ですか? でしたらミサカ達と野球を……はい…はい…ではお待ちしています」ピッ


垣根「バントって構えこうだっけか?」


フィアンマ「練習してみるか? フンッ!!」ビュッ!!



>ガキッ…メコッ!


垣根「 」チーン


一方「おーい、1人退場だ」


00002「垣根さあああああああああん!!」



210: 2013/09/07(土) 00:10:57.86 ID:e70tn0vSO
00002「垣根さんしっかり……」


垣根「うぅ…俺の顔どうなってる?」


00002「内出血とミミズ腫れでドドリアさんの様になってます」


垣根「嘘だろ!?」


番外「にしてもこの間は笑ったな~、みんな同じホテルでヤッたとかwwww」


一方「それはこっちのセリフだ。フィアンマから聞いたぞ、寝てる隙に下着ずらしてマジマジとナニを見てたそうじゃねェか」


番外「フィアンマああああああああああああ!! 言うなって言ったでしょうがあああああああああ!!!」ズドドドドッ!!!


打ち止め「みんな朝から元気だねってミサカはミサカはベンチで眺めてみたり」


アレイ「最終信号、ドリンクの用意は完了したよ」


打ち止め「うむ、ご苦労様ってミサカはミサカは労ってみる」



211: 2013/09/07(土) 00:20:09.23 ID:e70tn0vSO
美琴「さあ、そろそろ相手が来る頃よ! みんな気合い入れて!!」


上条「なあ美琴」


美琴「なに?」


上条「本っ当に今更なんだけどさ、何で急に野球?」


美琴「……挑まれたの、あの女に」ビリビリ


上条「あの女?」


美琴「来れば分かるわよ。それより当麻、絶対に今から来る奴のとある部分を凝視しないこと! いいわね!?」


上条「とある部分? どこ?」


美琴「あんな物はただの脂肪の塊! 重り! デッドウエイト! いい? 約束よ!!」


上条(あ、なんとなく察しはついた……)




212: 2013/09/07(土) 00:32:45.70 ID:e70tn0vSO
>ブロロロ…


美琴「来たわね」


食蜂「おはよう御坂さん。朝からそんなに睨まないでぇ、怖くて私泣いちゃうゾ☆」


美琴「相変わらずムカつくわねアンタ、それより約束覚えてるわよね?」


食蜂「え~? 何の事だか分かんなぁい」


美琴「忘れたとは言わせないわよ! 今日の野球勝負で私が勝ったらもう二度と自分勝手に他人の記憶を改竄したりしないって言ったでしょ!」


食蜂「それはいいけどぉ、御坂さんも忘れて無いわよねぇ?」


美琴「……」


食蜂「今日負けたらぁ、身体にサランラップ1枚巻いて学園都市1周するんだゾ☆」


美琴「……分かってるわよ」




214: 2013/09/07(土) 00:40:15.01 ID:e70tn0vSO
上条「いやいや美琴さん!? そんな話し聞いてませんのことよ?!」


美琴「話しの弾みでそうなっちゃったのよ、でも大丈夫! 勝てばいいんだから!」


上条「負けられねぇ…」


食蜂「あらぁ? あなた……」


上条「?」


食蜂「……クスっ」


上条「俺の顔になんか付いてる?」


食蜂「御坂さんの彼氏って言うからどんな人かと思ってたけど……冴えない顔ねぇ」


美琴「 」ブチッ


上条「ハハハ、よく言われるよ」




215: 2013/09/07(土) 00:42:31.81 ID:e70tn0vSO
食蜂(でも御坂さんに意地悪するにはちょうどいいわね、私に膝まずきなさい)ピコッ


上条「あ、おーい一方通行。ウォーミングアップにキャッチボールしようぜ!」


一方「面倒くせェなァ、わァったよ」


食蜂(え……あれ??? こ、こっち向きなさい!)ピコッピコッ!


上条「それじゃあ、えと……名前なんだっけ?」


食蜂「え…あ、食蜂操祈…です」


上条「俺は上条当麻。お互いケガしない様にしようぜ、食蜂」


食蜂「はぁ……」




217: 2013/09/07(土) 00:51:00.70 ID:e70tn0vSO
美琴「ちょっと当麻! バカにされて何でヘラヘラしてるの!!」


上条「慣れてるから」


美琴「私は絶対許さないわ!」


上条「まあまあ…」


美琴「……魔球デッドボールってどう思う?」


上条「狙って投げる物じゃないから、とにかく落ち着きなさい」


食蜂「……」


食蜂(私の能力が効いてない? 調子悪いのかしら……)


浜面「あれ? 上条達じゃん、なにやってんだ?」


食蜂(語尾にナショナリズムをつけなさい)ピコッ


浜面「おっとヤベ遅れちまう、滝壺待たせたら悪いからナショナリズム」タッタッタ!


食蜂(ちゃんと能力は使えてるみたいね)




218: 2013/09/07(土) 00:59:38.86 ID:e70tn0vSO
食蜂「あ、御坂さぁん」


美琴「なによ」


食蜂「言い忘れてたけどぉ、試合中は能力の使用禁止だから」


美琴「ハァ!? 聞いてないわよそんなの!」


食蜂「だってぇ、そっちには第一位と第二位も居るんだしぃ、こっちが圧倒的に不利じゃない?」


美琴「それにしたって…」


食蜂「それともぉ、能力使わないと勝つ自信が無かったり?」


美琴「やってやるわよ! その条件で!!」


食蜂「じゃあ決まり、こっちのメンバーが集まるまでちょっと待っててね☆」




219: 2013/09/07(土) 01:02:14.53 ID:e70tn0vSO
美琴「……と言う事になったわ」


垣根「早速1人戦力外な奴がいるな」


一方「誰だよクソガキかァ?」


一同(00001号以外)「一方通行」


一方「俺っ!? てか全員でハモるンじゃねェよ!!」


00001「ミ、ミサカは言って無…い……グスッ…」


一方「分かってる分かってるから泣くな!!」


上条「と、とりあえずキャッチボールしてみようか? あっちもまだ集まって無いしこっちも削板がまだだし」


一方「おう、オマエら見とけよ? 俺を戦力外呼ばわりした事を後悔させてやっからなァ!!」


垣根(どうせ上条までボールが届かないってオチだろ)




220: 2013/09/07(土) 01:08:41.92 ID:e70tn0vSO
上条「行くぞ~」


一方「来いやァ!!」


上条「ホイっと」ヒュッ


一方「ン」パシッ


上条「ヘイッ」


一方「ベクトルボォォォール!!」ブォンッ!!


上条「能力使わないって言ってただろ!? あぶねえっ!!」シュバッ!!


00002「垣根さん、応急措置ですが絆創膏を」


垣根「悪いな00002号…ん?」



>グシャッ!!


垣根「 」チーン


00002「もやし貴っ様ああああああ!!!」


一方「上条が避けるからイケないンですゥ」


上条「捕れるか!!」




221: 2013/09/07(土) 01:10:10.93 ID:e70tn0vSO
上条「何度も言うけど能力は禁止!」


一方「でけェ声だすな、分かってる」


上条「ったく……ホイッ」ヒュッ


一方「……あ」パシッ…ポロッ



上条「……」


一方「手が滑った…行くぞ」


上条「よし来い」


一方「…オラァ!!」


一方つ~~~○


~~~ポテ…コロコロコロ…上条

上条「……届いて無いけど…」


一方「………ヘッ…ヘヘッ…」


上条「?」


一方「とうとう限界が来ちまったぜェ…」ガクッ


上条「おいィィィィ!! キャッチボールで燃え尽きるなああああああ!!」


フィアンマ「最強の能力者が能力を使わなければキャシャリン以下とはな」


番外「予想より酷いよ」




236: 2013/09/08(日) 21:14:29.34 ID:IH9MwE0SO
削板「すまん待たせたか?」


垣根「おせーよ、何やってたんだ?」


削板「不良に絡まれてる女の子を助けてたんだ」


00003(なぬ?! まさかフラグ!?)


削板「マシンガン乱射してきてちょっと焦った」


上条「マシンガン!? ケガしてないのか??」


削板「弾丸は全部キャッチして不良に返した、そしたら何故か財布を置いて走り去って行ってしまって…」


フィアンマ「相手が悪すぎたなその不良」


削板「今度探して財布返さないとな、お金は大事だ」



237: 2013/09/08(日) 21:16:08.27 ID:IH9MwE0SO
00003「軍覇さん、その…助けた女性は?」


削板「お礼を言われた、あとメモを渡されたな」ゴソゴソ


00003「メモですか?」


削板「あ、あった。コレだ」


00003「ちょっと見せてください……(携帯の番号とアドレス…)」


削板「何て書いてあった?」


00003「ゴミでした」クシャクシャッ…ポイッチョ




238: 2013/09/08(日) 21:32:00.65 ID:IH9MwE0SO
食蜂「ちょっと御坂さぁん!」


美琴「なによ、まだメンバー来ないの?」


食蜂「そんな事よりどう言う事ぉ? 第七位が来るなんて聞いてないわよぉ!?」


美琴「言って無いもん」


食蜂「……レベル5は2人までってルールに…」


美琴「嫌よ、能力使わないって条件は飲んで上げてるんだから」


食蜂「ケチねぇ。あ、来たわよ私のチームメンバー」


美琴「どこよ」


食蜂「あれ」




239: 2013/09/08(日) 21:44:18.76 ID:IH9MwE0SO
覆面'S「………」デデン


美琴「…何で全員覆面してるのよ」


食蜂「みんな恥ずかしがりやなの」


美琴「あからさまに怪しいわよ! どこの誰よ!?」


食蜂「秘密ぅ☆」トテテッ


美琴「あ! ちょっと待ちなさい! もうっ!!」


上条「あの人達覆面してるけど、どっかで見た事あるような……」


垣根「俺の気のせいじゃ無かったらよ、テレビで見た事あるぞ」


美琴「テレビ? なんの?」


垣根「メジャーリーグ」


美琴「 」



241: 2013/09/08(日) 21:50:02.82 ID:IH9MwE0SO
美琴「ちょっとコラァァァァァァアアアッ!!」


食蜂「なぁにぃ?」


美琴「アンタ! まさかメジャーリーガーを洗脳して連れてきた訳!?」


食蜂「そうよぉ?」


美琴「能力使わないんじゃ無かったの!? よりによってメジャーリーガー連れてくるなんてそっちの方がよっぽど卑怯じゃない!!」


食蜂「試合中はって言ったハズよぉ? 仮に能力解除しても私の洗脳力は試合が終わるまで続くしぃ」


食蜂「それにぃ、レベル5ならこれくらい楽勝でしょ☆」


美琴「へ、屁理屈ばっかり言って……」ワナワナ



244: 2013/09/08(日) 21:58:20.68 ID:IH9MwE0SO
一方「ン? おい、あの覆面野郎もしかしてエツァリじゃねェか?」


上条「あ、もう腕は大丈夫なのか一方通行」


一方「能力で回復した、肉離れして少々時間かかったがな(グキッ!… 悪い腰痛めた……」


垣根「休んでろ貧弱野郎」


フィアンマ「覆面を取れエツァリ、ヴェントに肉ジュースにされたのでは無かったのか?」


エツァリ「バレましたか、やはり自分から滲み出るLOVE御坂さんオーラは隠しきれませんね」



エツァリ「自分が肉ジュースにされた程度で氏ぬとでも? 御坂さんへの想いある限り自分は不氏身です」キリッ


削板「愛されてるな御坂」


美琴「削板さん、全力ですごいパンチかましちゃっていいです! ひと思いに!!」


削板「え? いいのか?」

00003「ダメです」



245: 2013/09/08(日) 22:00:03.83 ID:IH9MwE0SO
上条「それよりエツァリ! 何でそっちに居やがる! 美琴の味方しねぇのかよ!!」


エツァリ「普通に考えればそちらに味方すべきですが…」


エツァリ「御坂さんのサランラップ1枚巻きが見れるなら自分はあえて敵になります」


上条「その幻想は俺がぶち頃してやる!!」


垣根「おーいみさきち」


食蜂「なにかしらぁ?」


垣根「あの変態野郎のポジション、ファーストにしてくんね?」


食蜂「こっちにメリットはあるのかしらぁ?」


垣根「先攻譲ってやるよ」


エツァリ「食蜂さん、嫌な予感がしてならないので拒否の方向で」


食蜂「う~ん……いいわよ☆」


エツァリ「 」



246: 2013/09/08(日) 22:13:01.38 ID:IH9MwE0SO
黒子「そしてわたくしはまた何故呼ばれたんですの?」


垣根「審判してくれや」


黒子「ジャッジメントの仕事が…」


垣根「御坂の着替え時の写真でどうよ」


黒子「そんな物、既にアルバム5冊分所持しておりますの」


垣根「んじゃ御坂のあえぎ声収録したテープ」


黒子「喜んで引き受けますわ」


エツァリ「すみませんそのテープ自分に20万円で売ってください」


上条「テメエは俺の八卦の領域内に居るぞエツァリ」


エツァリ「 」


上条「八卦二掌! 四掌!! 八掌!! 十六掌!! 三十二掌」ビシビシッ!!


エツァリ「うっごっぐっ!」


上条「八卦……六十四掌!!」ゴスッ!!


エツァリ「貴方は…何者です…か…がふっ」


上条「ただの不幸な高校生だ」



248: 2013/09/08(日) 22:22:44.56 ID:IH9MwE0SO
黒子「それではプレイボール!」デスノッ!


ピッチャー・垣根

キャッチャー・上条

ファースト・00001号

セカンド・00002号

サード・00003号

ショート・御坂

レフト・削板

センター・フィアンマ

ライト・番外個体

ベンチ・一方通行(治療中)


マネージャー・アレイスター


監督・打ち止め




249: 2013/09/08(日) 22:24:09.01 ID:IH9MwE0SO
食蜂「じゃあみんな頑張ってね、負けたら精神破壊だゾ☆」


覆面'S「イエス、マイロード」


美琴「ちょっとアンタ! 何でベンチに居るのよ!!」


食蜂「だってぇ、私御坂さんみたいに体力バカじゃないしぃ」


美琴「誰が体力バカよ!!」


垣根「やめとけ言っても意味ねぇよ」


美琴「ぐぬぬ…」


エツァリ「1番バッターは自分です、さあ投げてください!」


垣根「行くぞ~エース松坂直伝の~必殺……」


垣根「デッドボォォォォォォール!!!」ブォンッ!!

エツァリ「それは狙って投げる物じゃな(グチャ! ぐべらっ!!」ベチャ


一同「GJ」


黒子「……デッドボールですの」


エツァリ「ヘルメットが無ければ即氏でした…」


垣根「チッ」




250: 2013/09/08(日) 22:33:09.09 ID:IH9MwE0SO
垣根「五光!」ブンッ!


黒子「ッットライッ!」


垣根「五光裂華っ!」ブンッ!!


黒子「ット~ライッ!」


垣根「五光裂華・旋風!!」ブォンッ!!!


黒子「ストライクバッターアウト! スリーアウトチェンジ!」デスノッ!



食蜂「な、中々やるわねぇ、メジャーリーガー相手に…」


垣根「俺のトルネード投法に常識は通用しねぇ」


上条「凄いな垣根、160キロは出てた」


垣根「上条こそな、良く捕れたじゃん」


上条「美琴の電撃やら超電磁砲に比べたら止まって見える」


垣根「なるほどな、不幸の副産物か」



251: 2013/09/08(日) 22:37:58.45 ID:IH9MwE0SO
垣根「よし、1番は御坂な」


美琴「任せといて! あのベンチでニヤニヤしてる顔を真っ青にしてやるから!」


食蜂「御坂さん恐ぁい。それにしてもぉ類は友を呼ぶのねぇ」


美琴「……どう言う意味よ」


食蜂「一部を除いて(胸が)薄いのばかり集まってるしぃ」クスクス


美琴(薄)

00002(薄)

00003(薄)

黒子(特薄)

打ち止め(無)

00001(中)

番外個体(特大)



252: 2013/09/08(日) 22:49:28.67 ID:IH9MwE0SO
黒子「00001号様はまたお育ちになってますわね」


00001「カップ数で言えばそこまででは///」


番外「ミサカは見ての通りダントツ」ボヨヨン


美琴「ソレは関係無いでしょ!!」


食蜂「早く打席についてくれないと試合が進まないゾ☆」


美琴「うううぅぅ…な…なによ…」


黒子「プレイ!」デスノッ


美琴「胸がっ!」ブンッ


美琴「一体っ!」ブンッ!


美琴「なんだってのよ!!」ブンッ!!


黒子「空振り三振ですの」


美琴「うわぁぁぁぁん! 負けたぁぁぁぁ!! 精神的な意味で負けたぁぁぁぁ!!!」


上条「美琴」

美琴「グスッ…なに?」


上条「上条さんは手のひらサイズで十分満足ですよ?」


美琴「今そう言う話しはすんなァァァァ!」


上条「まさかのフォロー失敗」




254: 2013/09/08(日) 22:56:00.71 ID:IH9MwE0SO
本日の投下はここまで。

今月の目標、寝落ちしない。



269: 2013/09/11(水) 19:29:22.49 ID:vcdam/BSO
フィアンマ「しかし流石はメジャーリーガー、豪速球だ」


垣根「んだよ、弱腰じゃねーか」


フィアンマ「ふん、正直な話し罰ゲームうんぬんはどうでもいい…が」


フィアンマ「俺様の居るチームが負けるなど許されん」


フィアンマ「氏に物狂いで勝ちに行くぞ」


垣根「男ってな負けず嫌いだからな」


>ズバンッ!


黒子「バッターアウトですの!」


上条「ただいま~」


美琴・妹達「お帰りなさ~い♪」


削板「1人負けず嫌いじゃない男がいるな」


一方「だったら俺が交代してやる」


垣根「オマエは論外だろが黙って寝てろ」



270: 2013/09/11(水) 19:33:14.24 ID:vcdam/BSO
黒子「次のバッターはだれですの?」


削板「俺だ」


00003「軍覇さんファイトッ!」


削板「任せろ!」


垣根「ホームラン打ったら00003号がキスしてくれるってよ」


00003「ええっ!?」


削板「燃えて来たぜええええええええええっ!!!」メラメラッ!!!




271: 2013/09/11(水) 19:38:59.47 ID:vcdam/BSO
食蜂「ピッチャーさぁん、腕が粉々になってもいいから打たせちゃダメよぉ?」


覆面「イエッサー」


削板「さあ来いっ! ホームラン打ってやる!!」


美琴「予告ホームランしてる…」


番外「キスの準備しといたら~?」ニヤニヤ


00003「え~と歯を磨いてリップクリームで潤いを…」シャカシャカ…



00001「一方通行、腰の具合はどうですか?」


一方「大分楽に(ビキッ!…やっぱまだ無理……」ピクピクッ



272: 2013/09/11(水) 19:46:29.98 ID:vcdam/BSO
打ち止め「あなたもう帰ったら?ってミサカはミサカは戦力外通告してみる」


一方「クソッ…今に見てやがれェ……」


00002「これはチャンス、くらえくらえ」ツンツンツンツン


一方「痛ェ! ちょっとマジでヤメロ!! イギャアァァァァァァアアア!!!」



00001「おのれ00002号! パニッシャーを食らえ!!」


00002「タクティカルアームズで応戦!」




273: 2013/09/11(水) 19:58:28.23 ID:vcdam/BSO
覆面「ぬんっ!」ブンッ


>ズバンッ


黒子「ットライッ!」


覆面「フンッ!!」ブォンッ

>ズバンッ!


黒子「ットライクツー!」


上条「追い詰められた…」


垣根「おーい何やってんだー!」


削板「………見切った」キラン


食蜂「これで三振、三者凡退ねぇ」クスクス


覆面「ハアッ!!」ブォンッ!


>ギューンッ!


削板「剛の秘打法……『破竹』!!」シュバッ!!


>グワラキーーンッ!!


食蜂「 」


黒子「…場外ホームランですの」


削板「これが根性だっ!」




274: 2013/09/11(水) 20:04:59.84 ID:vcdam/BSO
垣根「はーいキスターイム!」


00003「い……やっぱりやめませんか?」


フィアンマ番外「キース!キース!」


00003「煽るなあァァァァアアア!!」


黒子「ではわたくしが変わりに」ハァハァ…


打ち止め「ふっ」つ―< →


プスッ→黒子「うっ」パタリ


美琴「く、黒子??!」


上条「もしかして熱中症か!? 待ってろ! すぐに日陰に連れってやるからな!!」ダーッシュ!!


美琴「だからってお姫さま抱っこすんなやゴラァァァァァァアアア!!」ドドドドッ!!


打ち止め「ドキドキ」


削板「……」



276: 2013/09/11(水) 20:10:51.58 ID:vcdam/BSO
削板「すごい砂埃!!」ズバンッ!



>ブワッ!!


垣根「ぎゃあああ砂が目にいいいいいい!?」


00002「ゲホッゴホッ!」

フィアンマ「ワースト! 俺様の後ろに隠れろ」


番外「え? あ…うん//」

打ち止め「アーちゃんガード!」ササッ


アレイ「ああ! 髪の毛がジャリジャリに!?」


一方「反射」ピキーン

00001「いつもすみません」ササッ


削板「…今なら見られない」


00003「……はい///」



    合・体(唇)

277: 2013/09/11(水) 20:15:57.55 ID:vcdam/BSO
垣根「おい削板! いきなりなにしやがる!!」


削板「みんなに見せるとは言ってないからな」


垣根「チッ、変な知恵つけやがって」



00003「ふにゃ~ふにゃ~~ふにゃふにゃ!」


00001「ふにゃ語になっていますね」


00003「ダメだこのミサカ、上条さんに翻訳してもらわねば」チラッ


>デンゲキヤメテーッ!!

>コノウワキモノーッ!!


黒子「うぅ…つ、次のバッターは?」


垣根「俺が…俺達が……バッターだ!」


フィアンマ「試合が進まん、早く逝け」シュボッ


垣根「尻に火が! アチチチチチっ!!」ピョンピョンッ!!


フィアンマ「ヒップホップヒップホップ」ハッハ~ン




278: 2013/09/11(水) 20:22:53.18 ID:vcdam/BSO
垣根「グワラキィィィィーンッ!」


垣根「花は桜木男は垣根、齢17歳…どうていとくん卒業記念初の打席は……」


垣根「なんか向こうのビルにあるブルガリアヨーグルト(看板)直撃!」


垣根「よし来いや!」


食蜂「ピッチャーさぁん、腕が千切れていいからねぇ」


覆面「……イエス」メキャビキグチ…


垣根「へっ、メジャーリーガーがピッチャーだろうがなぁ」


覆面「うがあああああああっ!!」ブォンッ!!


垣根「この世に打てねぇ球はねーんだ!!」ブンッ!


279: 2013/09/11(水) 20:26:01.44 ID:vcdam/BSO
>ピューーーッ!


番外「うわ! 初球打ち!?」


00002「これは大きい! 流石は垣根さん!」


黒子「あの、ボールはキャッチャーミットに…」


削板「ん? なら飛んでるアレは?」


打ち止め「あれバットだよ!ってミサカはミサカは正体を突き止めてみたり!」


00003「その投げたバットに乗っていますね」


一方「オマエは白桃桃かァァァァァァ!!」


垣根「コンビニ行ってくるでござる」ピューーッ




294: 2013/09/14(土) 16:23:38.94 ID:KSYgeGWSO
垣根「よし続きじゃ」


黒子「いえ、貴方はアウトですの」


垣根「はあっ!?」


黒子「タイムもとらず打席を離れた時点でアウトですの」


垣根「……」


~ベンチ~


垣根「いやほら…彼がさぁ…せっかちでさぁ…」


一同「……」ジトー


垣根「ごめんなさい」




295: 2013/09/14(土) 16:25:07.40 ID:KSYgeGWSO
~回は進み~


>カキーンッ!


垣根「チッ!」

美琴「うりゃー!」ピョン!! バシッ!


黒子「アウト!」


美琴「ふぅ、危なかったわね」


上条「あ、白井タイム」

黒子「タイムですの」


上条「大丈夫か垣根? 球威落ちてきてるぞ?」


垣根「悪い、前半で飛ばし過ぎた」


上条「交代するか?」


垣根「心配すんな。あと1人でチェンジだ、それに……」


上条「?」


垣根「1‐0で勝ってるとは言えアイツにピッチャー…いや、野球が出来ると思うか?」


アレイ「エアーサロンパスだ」プシューッ


一方「あァァァァ冷てェェェェ」ヒンヤリ


上条「……頑張ってくれ」


垣根「おう」



296: 2013/09/14(土) 16:43:47.40 ID:KSYgeGWSO
垣根「うおあァァァァ!!」ブンッ!!


>ズバンッ!


黒子「ットライッ! バッターアウトチェンジ!」


垣根「へっ……限界……かよ…」ガクッ


上条「垣根!」

美琴「ちょっと大丈夫??」


00002「肩が熱いです」

00003「すぐに冷さねば!」


00001「アレイスター! 氷を!」


一方「何だよ俺の時とはえらい違いじゃねェか」


フィアンマ「お前とは違い垣根は本当の限界だからな」


削板「垣根は頑張った!」


番外「でもどうする? ピッチャーいないよ?」



297: 2013/09/14(土) 16:56:03.47 ID:KSYgeGWSO
打ち止め「じゃあミサカが出ようか?ってミサカはミサカは元ヤクルトの監督の真似がしてみたかったり」ダイダオレ


上条「いや、流石に打ち止めは無理だろ」


垣根「仕方ねー。上条、麦野呼べ」


上条「麦野さん? 一応電話してみるけど、出てくれるかな…」テルテル


美琴「ちょろっと? 何で麦野の番号知ってるの??」


上条「この間会った時に番号交換したんだよ、美味しくて安い鮭弁売ってる店とか教えてくれて助かってる」


美琴「ど、どおりで最近携帯が頻繁に鳴ってると……」ワナワナ



298: 2013/09/14(土) 17:00:57.16 ID:KSYgeGWSO
上条「あ、麦野さん? はい…その……今から来れませんか? ちょっと今日野球をしてて…はい……」


上条「じゃあ場所はメールで送ります…はい、それじゃ」ピッ


上条「来てくれるってさ」


垣根「よし、とりあえず麦野が来るまでもたせる」


フィアンマ「しかし次のバッターは垣根だぞ? その肩では無理だ」



300: 2013/09/14(土) 17:22:11.25 ID:KSYgeGWSO
一方「ついに俺の出番みてェだなァ」


一同「……」


00002「まずはワンナウトスタートですが頑張りましょう」


00003「フィアンマさん、期待しています」


フィアンマ「任せろ」


番外「ミサカ達がフォローすんの? めんどいにゃ~ん」


一方「オマエら……」


00001「が、頑張ってくださいね?」


一方「クソッ! 見てろよォ!!」



301: 2013/09/14(土) 17:25:21.43 ID:KSYgeGWSO
黒子「代打ですの?」


一方「おゥ」


黒子「了解ですの」


食蜂「こっちもピッチャー交代よぉ」


黒子「では双方交代したところで、プレイ!」


覆面「フンッ!」ブンッ!


一方「スーパーウルトラファイナルアトミックビクトリーサンダーファイヤァァァァー!!」ヘロヘロ…


一同(技名だけは立派だ―――っ!!!)


黒子「三振ですの引っ込みやがれですの」


一方「…」トボトボ




302: 2013/09/14(土) 17:35:26.72 ID:KSYgeGWSO
垣根「なーにがスーパーウルトラファイナルアトミックビクトリーサンダーファイヤーだ、まともにバット振れてすらねー癖に」


一方「うるせェ、バットが重すぎて振れなかったンだよ!」


00002「言い訳乙」プークスクス


打ち止め「こうでいいの?ってミサカはミサカはバットを振ってみる」プルンプルン


上条「そうそう、上手いぞ」


美琴「打ち止めですら普通に振ってるわよ?」


一方「 」


フィアンマ「よし来い!」


覆面「ふあっ!」ブンッ


フィアンマ「振り子打法!」ガキンッ!!


番外「間に合うよ! 走れ走れ―っ!!」


フィアンマ「ぬおおおおっ!!」



303: 2013/09/14(土) 17:37:07.64 ID:KSYgeGWSO
エツァリ「このタイミング、残念ですがアウトですね」


フィアンマ「ウェイクアップ!」ピーヒョロロ~


エツァリ「え?」


フィアンマ「ダークネスムーンブレイク!」


エツァリ「ちょっと待ってください何で飛び蹴り(グシャッ…ぎゃあああ!」ベシャ


フィアンマ「闇と共に散れ」


食蜂「ちょっとぉ! 今のは守備妨害じゃないのぉ!?」


黒子「ちょっと目にゴミが…セーフですの」


食蜂「 」




304: 2013/09/14(土) 17:45:25.75 ID:KSYgeGWSO
00001「はいっ!」ブンッ


黒子「三振ですの」


00002「とりゃ!」ブンッ


黒子「三振チェンジですの」


番外「なにこの線香花火スタート」


00003「ミサカまで回りませんでしたか…」


垣根「それよかピッチャーどうする?」


上条「俺がやる」


削板「ならキャッチャーは俺がやろう、一方通行はレフトに行ってくれ」


一方「ン」エッホ…エッホ


上条「頼むぞ削板」

削板「任せろ、バッテリーは夫婦(めおと)とも言うしな」


美琴「私キャッチャーやりたい!」


00001「お姉様、男の削板さんに嫉妬はちょっと…」


00002「あくまでも例えです」


00003「さっさとポジションについてください」


美琴「…」トボトボ



305: 2013/09/14(土) 17:52:11.13 ID:KSYgeGWSO
黒子「プレイ!」


上条(削板、ど真ん中に構えてろよ)


削板(配球は任せた、ドンと来いっ!)


食蜂「無能力者さんがメジャーリーガーに敵うのかしらぁ?」クスクス


上条「行くぞ……」ガバッ

上条「第一の超剛球……極・蛟竜!」ブォンッ!


ズドンッ!


食蜂「 」


黒子「ス…ストライクですの」



306: 2013/09/14(土) 17:52:30.11 ID:KSYgeGWSO
黒子「プレイ!」


上条(削板、ど真ん中に構えてろよ)


削板(配球は任せた、ドンと来いっ!)


食蜂「無能力者さんがメジャーリーガーに敵うのかしらぁ?」クスクス


上条「行くぞ……」ガバッ

上条「第一の超剛球……極・蛟竜!」ブォンッ!


ズドンッ!


食蜂「 」


黒子「ス…ストライクですの」



307: 2013/09/14(土) 17:56:41.52 ID:KSYgeGWSO
上条「激・天竜!」ブンッ!

食蜂「あらあら暴投ねぇ」


上条「さあ降りてこい…天空の龍よ」


>ズバンッ!


食蜂「落ちてきた!?」


黒子「アウトですの」


上条「裂・飛竜!」


覆面「球が…止まって…」


ズバンッ!


黒子「ツーアウトですの」


上条「神・白竜!」


覆面「球が消えた!?」


上条「そしてこれが俺の…究極のストレート」


食蜂「メジャーリーガー相手に予告ストレート? 流石に舐めすぎよぉ?」


上条「臥竜点睛!」


ズドンッ!!


黒子「……チェンジ」パネェ


食蜂「…ねぇ御坂さん、あの人何者?」


美琴「世界一カッコいい私の彼氏」エッヘン




308: 2013/09/14(土) 18:01:20.53 ID:KSYgeGWSO
00003「とうっ!」ブンッ


黒子「三振ですの」


番外「にゃ!!」ブンッ


黒子「三振ですの」


00003「うぅ…現在無安打です」


番外「まあいいじゃん、勝ってるんだし」


上条「麦野さん遅いな」


美琴「別に来ないなら来ないでいいわよ」


上条「そんな無下にしない」


>カミジョウクーン!


上条「ん? 誰か呼んだ?」



309: 2013/09/14(土) 18:03:22.70 ID:KSYgeGWSO
フィアンマ「む! アレを見ろ!」


垣根00002「鳥だ!」

削板00003「飛行機だ!」

一方「いや、ババァだ!」


麦野「誰がババァだゴラァァァァアアア!!!」キーン!!


上条「麦野さん…空飛んで来たんですか?」


麦野「うん、こぉ…両手から原子崩し出して」ゴーッ


美琴「アイアンマン見たいな飛び方ね」


00001「麦野さんが飛んできたと思われる地面が大変な事に……」


アレイ「何ともはた迷惑な…修理代はエツァリから請求するか」



310: 2013/09/14(土) 18:16:25.27 ID:KSYgeGWSO
麦野「あ、上条くん喉乾いてない? コーラ買って来たの」


上条「どうも」


垣根「コーラプリーズ」


麦野「あ゙? ねぇよ、泥水でも飲んでろチンカスが」


垣根「なにこの差」


上条「それで麦野さん、早速打席に…」


麦野「いいわよ、任せといて!」


食蜂「あら麦野さんじゃなぁい」


麦野「第五位か、テメエが相手かよ」


食蜂「交代するのはいいけどぉ、大丈夫ぅ?」


麦野「……なにがだよ」


食蜂「年寄りの冷や水は身体に毒よぉ?」クスクス


麦野「…」ブチッ



311: 2013/09/14(土) 18:19:32.40 ID:KSYgeGWSO
麦野「腹黒のクソビXチが舐めた口聞きやがって……」


黒子「あの…再開してもよろしいですの?」


麦野「さっさとしろクソジャリ、脊髄ごと首引っこ抜くぞコラ」ゴゴゴ…


黒子「プレイ!」コワイ…


覆面「ぬんっ!」ブンッ!


麦野「私は……私はなぁ……」


麦野「まだ18歳だああああああああああっ!!!」ブォンッ!!!



ガギィィィンッ!!




312: 2013/09/14(土) 18:22:27.78 ID:KSYgeGWSO
上条「おおっ! バックスクリーン一直線!」


>ズボッ!


垣根「バックスクリーン直撃どころか貫通したぞオイ…」


麦野「氏ねや第五位いいいい!!」ドドドドッ!!


食蜂「ええっ!?」


上条「麦野さん落ち着いて! ホームラン! ホームランですよ!?」


麦野「離して上条くん! アイツの頭カチ割って金属バット赤く染め上げてやるの!!」


上条「氏んじゃいますから!!」




313: 2013/09/14(土) 18:26:18.21 ID:KSYgeGWSO
黒子「なんだかんだで最終回ですの」


垣根「よーしこの回守り切れば俺達の勝ちだ、しまって行こうぜ!」


上条「とりあえず一方通行は麦野さんと交代な」


一方「なァ俺って今日まったく良いとこ無しじゃねェ?」


麦野「さっさと引っ込め最強(笑)」


一方「終いにゃ泣くぞォ?」グッスン


垣根「そんじゃ最後に円陣組んで気合いを入れる、みんな輪になれ」


打ち止め「ガオ~ってミサカはミサカは渾身の物真似をしてみる」


垣根「ワニじゃねーよ」


エツァリ「打ち止めさん! 1枚撮らせてください!! 出来ればヌードで!!!」



打ち止め「安く無いよ?ってミサカはミサカはギャラを要求してみる」



314: 2013/09/14(土) 18:29:05.67 ID:KSYgeGWSO
一方「プラズマ形成、ほれ麦のン」


垣根「レベル5ストーム!」


麦野「いいわね? 行くわよ! 削板!!」バシッ!


削板「任せんしゃい! 御坂!!」バシッ!


美琴「え? 私?! え~と…垣根!」バシッ!


垣根「オーライ、一方通行!」バシッ!


一方「フィニィィィィッシュ!!」ズガッ!!


エツァリ「ぎゃあああああああああああ!!」


フィアンマ「何故ハリケーンにしなかったのか…」


上条「楽しそうだな」




315: 2013/09/14(土) 18:30:58.05 ID:KSYgeGWSO
垣根「変態を爆頃したところで仕切り直しだ」


垣根「行くぞ~」スゥ……


垣根「ぶっ………っっころす!!」


一方削板フィアンマ美琴000010000200003番外打ち止め麦野アレイ「YEHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!!」


上条「なんちゅう掛け声……」




340: 2013/09/16(月) 19:09:42.20 ID:r/dpZSsSO
食蜂(まずい…このままだと負ける……)


上条「神・白竜!」


ズバンッ!


黒子「ワンナウトですの」


上条「臥竜点睛!」


ズドンッ!


黒子「ツーアウトですの」


一同「あっと1人! あっと1人!!」


エツァリ「御坂さんの全裸サランラップ1枚巻きを諦める訳には…必ずや打つ!」




341: 2013/09/16(月) 19:15:06.47 ID:r/dpZSsSO
垣根「上条~」


上条「?」


垣根(デッドボールでぶち殺せ)サッササッサ!


上条(危ないサインを出すなっつの)


エツァリ「御坂さんの全裸サランラップ御坂さんの全裸サランラップ御坂さんの全裸サランラップ…」ギラギラ


上条(……殺るか)


上条「あ、手が滑った」ヒョロ…


エツァリ「もらいました!」ブンッ!


>カキーンッ!


削板「レフト行ったぞ!」




342: 2013/09/16(月) 19:23:18.39 ID:r/dpZSsSO
麦野「チッ、間に合うか!?」


00001「麦野さん! 投げてください!」


エツァリ「00001号さああああん! その胸に飛び込ませてくださああああい!!」ドドドドッ!


00001「ひいっ!!?」


一方「麦野! 殺れえェェェェエエッ!!」


麦野「おらああああああああ!!」ブンッ!!




343: 2013/09/16(月) 19:41:58.20 ID:r/dpZSsSO
上条「00001号! 俺に任せろ!!」


00001「え? は…はいっ!」


上条「さあ来いエツァリ! ケリ付けてやる!!」

エツァリ「貴方が相手なら容赦しません! 氏ねええええ!!」


上条「相手の腕を交差させねじりあげる!」ギリギリ


エツァリ「痛たたたた!?」


上条「そして元に戻る反動を利用し上に投げ飛ばす!」ギュンッ!!



エツァリ「あ゙あ゙あ゙あ゙ァァァァ!」


上条「とうっ!」ピョンッ!!

フィアンマ「あ、あの技は!!」


上条「くらえ必殺!」


上条「ビッグベンエッジ!!!」


>グチャ!


エツァリ「 」チーン


黒子「ア…アウト? ですの?」




345: 2013/09/16(月) 19:55:44.37 ID:r/dpZSsSO
垣根「上条、お前いつの間にケビンマスクの技を」


上条「土御門からキン肉マンII世のコミック借りてな」


垣根「本見ただけで再現出来るお前がすげぇよ」


黒子「ちょっとお二人共! さっさと整列してくださいですの!」


垣根「うるせえぞツインテール! チチ揉むぞコラっ!!」


黒子「セクハラですの!!」


垣根「あ、揉むほど無ぇか」


黒子「 」ガーンッ!!


上条「お、おい垣根…」


垣根「だって見た感じ微乳ってか無乳じゃん、AA? ブラ要らねーんじゃね?」


黒子「少しは…少しはあるんですのおおおぉぉぉ!」オーイオイオイ…




346: 2013/09/16(月) 20:20:52.38 ID:r/dpZSsSO
黒子「ヒック…ゲームセット…ですの」


垣根「よーしお前ら! 上条を胴上げじゃ!」


一同「わっ―しょい、わっ―しょい!」


上条「高い高い! 落ちたら氏ぬって!!」


エツァリ「うぅ…やっと再生が……」


垣根「そしてエツァリも胴上げじゃ」


エツァリ「え? 自分は敵ですよ?」


一方「勝負が終わりゃノーサイド、敵味方無しだ」


エツァリ「み、みなさん……」


一同「わっしょいわっしょい!」


エツァリ「ハハ…ちょっと高いですよ」


一同「わっしょいわっしょい……横わっしょい」ポイッ


エツァリ「ぎゃあ!?」ベチャ!



一同「エツァリ…エツァリ…血祭りエツァリ…」


>ドカバキグシャッ


エツァリ(結局最後までこれですか……)ボロ…



347: 2013/09/16(月) 20:35:31.69 ID:r/dpZSsSO
垣根「そんじゃ帰るか」


番外「ミサカお腹空いた~」


フィアンマ「雑誌で見たお好み焼きと言う物が食ってみたい」


一方「広島風なら食いに行く」


垣根「ハアッ? お好み焼きなら関西風だろ!」


一方「ざけンな! 広島風以外は認めねェ!!」


上条「両方食えるところ行けばいいだろ?」


削板「俺はもんじゃがいいな」


フィアンマ「もんじゃはゲロにしか見えん」


番外「やめろ!!」



348: 2013/09/16(月) 20:59:03.01 ID:r/dpZSsSO
食蜂「……」


美琴「約束、守ってもらうわよ」


食蜂「わ、分かってるわよぉ…」


美琴「ならいいわ、じゃあね」


00001「お姉様、みんなでお好み焼きを食べに行くそうです」


00002「早く行きましょう」


00003「早くしないと置いて行きますよ?」


麦野「むしろ置いて行きたい」


美琴「今行くわよ! って言うか麦野! アンタ当麻と番号交換したでしょ!」


麦野「別にいいじゃない、迷惑かけてねぇだろ」


美琴「私は迷惑よ!」

麦野「んだとコラっ!!」


打ち止め「置いてくよ~ってミサカはミサカは声をかけてみたり」


美琴麦野「置いてかないで!!」




349: 2013/09/16(月) 21:14:36.39 ID:r/dpZSsSO
食蜂「……グスッ」


ポンポン


食蜂「…ッ! 誰!?」


アレイ「涙を拭きたまえ」


食蜂「し、失礼ねぇ。私は泣いてなんか…」


アレイ「私には泣いている様にしか見えないが?」


食蜂「ほっといて、同情なんて…ヒック…いらない」

アレイ「…君がその能力のせいで他人を信用出来ないのは分かる」


アレイ「だが、ハンカチを受けとるくらいはいいだろう?」


食蜂「……」


アレイ「君にはまず友人が必要だな、能力など必要ない本当に信頼出来る友人を作ってみたまえ」


食蜂「自信…無い」

アレイ「ならば私が最初の友人になろう、トースターだがね」



350: 2013/09/16(月) 21:24:43.00 ID:r/dpZSsSO
食蜂「アナタの…名前は?」


アレイ「アレイスター=クロウリー、訳あってトースターになっているがちゃんと脳はある」


食蜂「アレイスターさぁん……」


アレイ「なんだね?」


食蜂「私…泣いて……いぃ?」


アレイ「気のすむまで泣きたまえ」


食蜂「う……うぇぇぇ……」


アレイ「よしよし、私の髪の毛でドーンと受け止めてやる」


食蜂「うぅ……」ムギュー


アレイ(おうふっ、この大きさでこの柔らかさ……まさに奇跡)ムニョンムニョンパッフパッフ




351: 2013/09/16(月) 21:32:42.90 ID:r/dpZSsSO
と言う訳で野球はここまで。
次回は……多分水族館に行く様になると思います。
それではまた。





食蜂「相手はトースターだけどぉ、愛さえあれば関係無いわよねぇ?」


縦ロール「女王!?」


320: 2013/09/14(土) 20:08:37.37 ID:KSYgeGWSO
現在上条さんが使える技

・アリアリラッシュ

・飛天御剣流

・柔拳

・四大秘球

・そげぶ

多分こんだけ。

321: 2013/09/14(土) 20:12:40.66 ID:4HjFPTUU0
かつてここまで幻想頃しが霞んで見えた上条さんがいただろうかwww

引用: 上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロリコン共め」