363: 2013/09/18(水) 21:51:27.02 ID:3b8nYzPSO

364: 2013/09/18(水) 21:53:59.76 ID:3b8nYzPSO
~週末・駅前~


美琴「……」イライラ

男A「ねえねえ、暇なんでしょ?」


男B「せっかくの休みなんだからさぁ、遊びに行こうよ…ね?」


美琴(うるっさいわねぇ……)


男A「ねえ無視しないでって」


男B「それとも何? お嬢様ってのは俺達みたいな奴とは口も聞けないっての?」


美琴(お嬢様とか関係無いってのよ、あーもうウザッ!!)


男A「おいコラちょっと聞いてんのかぁ?」


美琴「……勝手に声かけて勝手に逆ギレしてんじゃないわよ」ギロッ


男B「テメッ!」


上条「あ~~悪い、待たせた?」


美琴「あ…」パァァ


とある魔術の禁書目録 31巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
365: 2013/09/18(水) 21:56:34.29 ID:3b8nYzPSO
上条「いや~結構早く出たんだけど信号と言う信号が渡ろうとしたら赤になってさ」


美琴「もう、だったら直接当麻のところに行ったのに」


上条「俺の記憶が正しければ待ち合わせしたいって言ったのは美琴だったような…」


美琴「15分よ15分っ!! 遅刻の罰はクレープで勘弁したげる」


上条「上条さん的にはたった15分…」


美琴「え? ランチ奢る方がいいって?」


上条「クレープでお願いします!」


男B「おいおい兄ちゃん、横から割って入るのはどうよ?」


上条「……お前達、今すぐ逃げた方がいいぞ?」


男A「ハァ? 女の前でカッコつけてんじゃねーぞコラ!」


男B「このウニ野郎が!」


美琴「 」プッチーン☆



366: 2013/09/18(水) 22:03:06.33 ID:3b8nYzPSO
美琴「アンタらねぇ…」ビリ…ビリビリ


上条「何してる! 早く逃げるんだ!!」


男AB「天津飯?!」


美琴「邪魔なのよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」デンゲキーッ!!


上条「幻想頃し!」パキーン!!



上条「さあ早く! 今のうちに逃げるんだ!」


男AB「失礼しました―――っ!!」ピューーッ!!


美琴「待てこのっ! くらえ超電磁砲「やめなさい」あぅ…」プスンッ…


上条「やり過ぎだって」


美琴「だって…」ショボーン


上条「…ま、怒ってくれたのは嬉しかったからさ。ありがとうな」ヨシヨシ


美琴「ふにゃ…えへ//」



367: 2013/09/18(水) 22:12:10.15 ID:3b8nYzPSO
~とあるマンション~


垣根「マ・ジ・カ・ルバナナ♪ バナナと言ったら黄色」


フィアンマ「黄色と言ったらレモン」


削板「レモンと言ったら酸っぱい」


一方「暇そうだなオマエら」コーヒーブレイク


垣根「イケメンと言ったら垣根、垣根と言ったらイケメン、イケメンと言ったら垣根…やべぇ無限ループだよオイ」


>ピンポ~ン♪


アレイ「ん? お客の様だ」カサカサ



368: 2013/09/18(水) 22:15:30.13 ID:3b8nYzPSO
アレイ「どちら様かな? 新聞はいらない、セールスもお断りだ」ガチャ


食蜂「アレイスターさぁ―ん!」ムギュー!!


アレイ「うお!?」


食蜂「あぁ~ん会いたかったぁ♪ 寂しくて夜も眠れなかったんだゾ☆」ムギュギュ


アレイ「第五位?! 何故ここが…と言うか離してくれ!」バタバタ!


番外「何してんの?」

アレイ「ワースト! いいところに! 助けてくれ!」


番外「みんな~、第五位が来たよ」


アレイ「スルーしないで!!」



369: 2013/09/18(水) 22:32:42.48 ID:3b8nYzPSO
00001「おや? これはいらっしゃいませ」


00002「え~とお茶菓子は…」イソイソ


00003「紅茶でよろしいですか?」


食蜂「Douceur et Chocolat( ドゥサール エ ショコラティー)あるかしらぁ?」


00003「ド…ドサ??」


アレイ「それなら戸棚の2番目に入っている」


フィアンマ「知っているのか雷電」


アレイ「うむ。カカオ、チョコレート、アーモンドをブレンドした甘い香りの紅茶だ。ミルクをたっぷり入れてココア風にしても楽しめる、カカオの香りが広がり秋を感じさせる紅茶なのだ…って誰が雷電やねん!!」


打ち止め「アーちゃん物知りだねってミサカはミサカは感心してみたり」



370: 2013/09/18(水) 22:36:08.10 ID:3b8nYzPSO
垣根「なんだみさきちじゃん」


一方「この間のリベンジかァ?」


食蜂「違うわよぉ?」


番外「じゃ何しに来たのさ」


食蜂「アレイスターさんに会いに来たのぉ♪」ムギュー


アレイ「いい加減離してくれ! ああ…柔らかい」

打ち止め「アーちゃん本音漏れてる」ジトー


垣根フィアンマ「「な、なんて羨ましいんだ!」」


00002番外「「久しぶりのお仕置き部屋にご案内~」」ズルズル


垣根「ごめんなさいいいいい!!」


フィアンマ「ソフトめで頼む」




371: 2013/09/18(水) 22:40:37.42 ID:3b8nYzPSO
一方「オマエまさかポンコツに…」


食蜂「えへ☆」


削板「愛の力は偉大だな」


一方「愛でどうこう出来るレベルじゃねェだろ」


打ち止め「アーちゃんお手」


アレイ「わんっ」


打ち止め「おかわり」


アレイ「わんっ」


打ち止め「バキュンッ」


アレイ「なんじゃあこりゃあ!!」


一方「…アレはねェだろ流石によォ……」



372: 2013/09/18(水) 22:41:44.42 ID:3b8nYzPSO
削板「ところで今日は何の用事だ?」


食蜂「アレイスターさんをデートに誘いに来たの」


打ち止め「アーちゃんにも春が来たんだねってミサカはミサカはハンカチでそっと涙を拭いてみたり」シミジミ…


アレイ「私とデートだと? 正気か?!」


食蜂「正気ですよぉ? 水族館に行きたいなぁって」


00001「水族館ですか」


一方「生臭い魚見てなァにが楽しいンだか、俺ァ行か…」


00001「行きたいです」


一方「…イカが急に見たくなった、オマエら速攻で準備しろ、水族館行くぞ!」


削板「クジラって捕まえていいのか?」


00003「見るだけにしてください」


削板「そうか…」



373: 2013/09/18(水) 22:43:25.26 ID:3b8nYzPSO
フィアンマ「ソフト目って言ったのに…」ボロ…


番外「自業自得じゃん」プイッ


番外(なにさ、胸だってミサカの方がおっきいしトータルで見てもミサカの方が…)ブツブツ…


フィアンマ「ワースト」


番外「?」


フィアンマ「この際ハッキリ言うが、俺様にとってお前以上の女は居ない」キリッ


番外「………………」プシュ~ッ


フィアンマ「さっきもワーストにされたら…と言う意味で羨ましいと言ったんだ」


番外「……ちょっと来い」ズルズル


フィアンマ「? 水族館に行く準備しなくていいのか?」ズルラレ




374: 2013/09/18(水) 22:52:45.79 ID:3b8nYzPSO
~ワーストの部屋~

番外「……」パタン


フィアンマ「ワースト?」


番外「……ソコに座って」


フィアンマ「何故だ?」


番外「す・わ・れ」


フィアンマ「はい」チョコン


番外「目閉じて」


フィアンマ(ビ…ビンタか? それとも顔面パンチ……)キュッ


番外「……」ムギュ…


フィアンマ「…ん?」


番外「……満足?」ムギュー

フィアンマ「……口づけのオマケ付きなら大満足」


番外「……注文多いっての、バカ///」



375: 2013/09/18(水) 23:00:42.16 ID:3b8nYzPSO
フィアンマ「しなくても満足は満足だがな」


番外「しない……の?」


フィアンマ「する」キリッ!


番外「じゃあ…そ、そっちからして…よ」


フィアンマ「注文の多いネコめ、その口塞いでやろう…」


番外「ネコじゃな…い…」


ガチャン


打ち止め「準備出来た?ってミサカはミサカは呼びにきてみたり」


番外「タイガースープレックス!!」ゴシャッ!!


フィアンマ「ぶべらっ!!」


打ち止め「?」



376: 2013/09/18(水) 23:16:03.27 ID:3b8nYzPSO
垣根「このクソアマ! テメエが来なけりゃお仕置きくらわなくて済んでたんだぞ!」


食蜂「私のせいなのぉ?!」


垣根「じゃかましゃ――っ! 八つ当たりじゃ!!」


食蜂「ええっ!?」


垣根「くらえロメロスペシャル!!」ゴロン!



食蜂「きゃああああ!! ちょっと降ろしてぇ! パンツ! パンツみえちゃうぅ!!」


00002「ほほぅ、シルクですか」


00001「なんと、大胆かつ繊細な下着…」


00003「……ハッ! 軍覇さん!!」クルッ


削板「 」ドクドクドクドク…

00003「お、遅かった…」

一方「そろそろ出るぞ」



377: 2013/09/18(水) 23:17:05.71 ID:3b8nYzPSO
美琴「ふんふんふ~ん♪」


上条「やけに上機嫌だな」


美琴「当たり前よ、今日こそ当麻と二人っきりでデートだもん」


上条「あぁ~確かに二人っきりで出かけるってあんまり無いな」


美琴「あんまりじゃ無くてほとんど無いの!」


上条「でも仕方ないって、みんな付いて来るし」


美琴「そうっ! でも今日は二人っきり!!」


美琴「だから今日は思う存分二人で楽しむのよ!!」メラメラ


上条「ハハッ…別に気合い入れる事じゃ…ん?」




378: 2013/09/18(水) 23:22:28.29 ID:3b8nYzPSO


>ブロロロロ…


上条「あの…バスは…」


美琴「まずは当麻の部屋で着るおニューのパジャマを……へ?」


>ギャギャギャギャキキーーーッ!!


上条美琴「 」


>ウィィィン


垣根「乗れ、今日はみんなで水族館じゃ」


上条「……だってさ」


美琴「 」シクシクシクシクシクシクシクシク…


垣根「泣くほど嬉しいってか?」


上条「儚い彼女との休日だった…」




388: 2013/09/20(金) 21:43:30.05 ID:5pAYdF+SO
~移動中~


>ブロロロ…


美琴「……」ブス~


垣根「なんだなんだ? まだふて腐れてんのかよ」


美琴「デートの邪魔されて半ば拉致されたらね!」


垣根「デートなんていつでも出来るじゃん」


美琴「ええそうね、いつでも出来るわね。アンタ達が邪魔しなければね!!」


上条「お、おい美琴…言い過ぎ」


美琴「言い過ぎじゃないわよ! 大体行きたかったら勝手に行けばいいでしょ!? こっちの都合も少しは考え……て…」


00001「…グスッ」

00002「…グスッ」

00003「…ヒック」

打ち止め「ご…ごべ…んなざ…い…」


美琴「あ…ちょっ…違っ…」



391: 2013/09/20(金) 21:54:34.55 ID:5pAYdF+SO
一方「泣かせたな?」

美琴「あ…えと…」

一方「な・か・せ・たな?」

美琴「ご、ごめん…」


アレイ「まあ、事前に連絡していれば良かったのだがね、なんせ急に決まった事だから、すまない超電磁砲」


食蜂「アレイスターさんが謝る事ないですよぉ、御坂さんが空気読めないのが悪いと思いますぅ~」ムギュー



アレイ「いちいち抱きつかないでくれ第五位!」


食蜂「名前で呼んでくれたらぁ、離してあげてもいいですよぉ?」ムギュー


アレイ「離してくれ食蜂くん」


食蜂「…」ムギュー



392: 2013/09/20(金) 22:00:15.70 ID:5pAYdF+SO
アレイ「ちゃんと呼んだだろう??」


食蜂「名前じゃなくて名字だから離さないゾ☆」ムギュー


アレイ「……どうしてこうなった」


垣根「オマエ今の自分がどんだけ幸せかわかってんのかよ、爆発しろ!って声が聞こえてくる気がする」


アレイ「なにを訳の分からん事を、それより前を見て運転してくれ」


垣根「おっと」キキーッ!!


食蜂「キャ~☆急ブレーキでバランスがぁ~」ムギュームニョン


アレイ「事あるごとに押し当てないでくれ!」マシュマロ!




393: 2013/09/20(金) 22:07:48.60 ID:5pAYdF+SO
美琴「そして何でアンタがいる訳!?」


食蜂「だって今日の企画は私が考えたんだもん☆」


美琴「アンタか! アンタのせいで!!」


上条「まあまあ、どうせ行くなら楽しもうぜ。な?」


美琴「…ハァ、分かったわよ」


番外(くそう…邪魔しやがっておちびめ)


フィアンマ「続きは帰ったらな」アタマポンポン


番外「……うん」キュッ…




394: 2013/09/20(金) 22:11:41.69 ID:5pAYdF+SO
垣根「なあアレイスター」


アレイ「なんだい?」


垣根「このバス、前よりパワー上がってね?」


アレイ「ふふふ…気づいたか、以前から改造していたのだよ」


垣根「改造?」


アレイ「そう、ついにツインドライヴシステムを搭載する事に成功したのさ」


垣根「まじかよ」


アレイ「しかしまだ完全ではない。出力が不安定でね、オーバーロードの危険がある」


アレイ「だから垣根、TRANS-AMは使うなよ?」


垣根「TRANS-AMオン」ポチッ


アレイ「 」



395: 2013/09/20(金) 22:16:45.44 ID:5pAYdF+SO
一同(食蜂以外)「…」カチャ


食蜂「え?え? どうしてみんな急にシートベルトしてるの??」


美琴「アンタ、氏にたく無かったらシートベルトした方がいいわよ」


食蜂「バスで氏ぬの?! わ、私を怖がらせようとしてもそうは行かないゾ☆」


美琴「…ま、するしないはアンタの勝手だけど」


アレイ「食蜂くん! 早くシートベルトを! TRANS-AMが発動する!!」


食蜂「え…」


>ドゴウッ!!



食蜂「―――――――ッッッ!!!」


垣根「HA――ッHAHAHAHAHAHAHAッ!!」


一方「ギィヤッハハハハハハッアギャハハハハハハハハハッ!!!」




397: 2013/09/20(金) 22:31:13.99 ID:5pAYdF+SO
>ブロロロ…ロロ…ロ…ボフンッ!


垣根「着いた!」


アレイ「やはりオーバーロードしたか、せっかくのツインドライヴが…トホホ」


一方「直るか?」


アレイ「すぐには無理だ、とりあえず学園都市から技術者を呼んで修理させよう」


美琴「何でアンタ達は元気なのよ…」フラ…


垣根「常識通用しねぇから」


一方「能力」


アレイ「トースターだから」


美琴「……ああそう」



401: 2013/09/21(土) 01:52:42.76 ID:LJ/5F5ZSO
上条「食蜂? 大丈夫か?」


食蜂「 」ブクブクブク…


上条「大変だ! 食蜂が泡吹いて気絶してる!!」


フィアンマ「俺様の聖なる心臓マッサージで蘇生させる!」ワキワキ


番外「フライングレッグラリア―ット!」ズゴッ!


フィアンマ「ぐうっ!」


00001「しかしどうしましょう?」


00002「気付け薬があればいいのですが…」


00003「鼻に練りワサビを注入します」ニュ~


食蜂「……ひいゃあああああああああああああああああああああっ!!!」ジタバタゴロゴロッ!!!!


削板「あ、起きた」


打ち止め「ちょっとやり過ぎじゃない?ってミサカはミサカはのたうち回る食蜂を可哀想に思ってみたり…」


00003「巨O氏すべし」



402: 2013/09/21(土) 01:58:25.74 ID:LJ/5F5ZSO
食蜂「うぅ…」


上条「大丈夫か? 水飲む?」


食蜂「うぅ…お…」ヒシ…

上条「?」


食蜂「おろろろろろろろろろろ…」


上条「ぎゃあああああああああ新品の服がああああああああっ!!」


美琴「ちょっとおおおおおお!!」


垣根「とりあえず記録」


一方「モザイクはかけとけ」




404: 2013/09/21(土) 02:02:40.25 ID:LJ/5F5ZSO
上条「ハァ…不幸だ」


美琴「着替え持ってて良かったわね」


アレイ「食蜂くん、歩けそうかい?」


食蜂「無理…ですぅ…」


アレイ「仕方ない、私が運ぼう」ヒョイッカサカサ…


00002「ここが水族館ですか」


00001「かなり大きな施設ですが……どう見て回ればいいのでしょう?」


一方「入り口から入って順路通りに見りゃいいだろ」


削板「見ろ00003号、捕まえたぞ!」


00003「?」


ヒトガタ「キュ?」


00003「……海へ還しましょう」




405: 2013/09/21(土) 02:09:14.95 ID:LJ/5F5ZSO
垣根「ほい入場チケット、俺の驕りだからな。全員感謝しろ」


番外「フィアンマ! 早く早くっ!」グイグイッ


フィアンマ「焦らずとも魚は逃げんぞ?」


アレイ「少し重いな」カサカサ


食蜂「すみませぇん……」グデ~


アレイ「なに、最終信号と比べればの話だ」カサカサ


打ち止め「むぅ」ナンカオモシロクナイ


上条「……打ち止め、肩車しようか」ヒョイッ


打ち止め「……///」フニャ~ン



美琴「ぐぬぬ!」ナンテウラヤマシイ!




415: 2013/09/25(水) 01:11:21.13 ID:VlAcllrSO
打ち止め「あ、みてみて!ってミサカはミサカは指さしてみたり」


上条「ん? なんかあった?」


ようこそとある水族館へ


00002「ペンギンのようですが顔に穴があいています」


垣根「あ~これな、顔ハメ看板っつって、こうやって顔をはめて写真とるんだ」スポッ


00002「はい、バター」カシャッ


垣根「チーズじゃねーの?!」


一方「さっさと行くぞ」


一同「ガヤガヤ…」ゾロゾロ


垣根「…あれ? ねえちょっと顔が抜けねーんだけど?? ねえ待って誰か助けて!!」ガコガコッ!!




416: 2013/09/25(水) 01:12:41.99 ID:VlAcllrSO
番外「ここなんか地味だね、並んだ水槽に小魚がいるだけじゃん」


フィアンマ「小さな魚や海洋生物などは個々に管理する方が楽だからな」


00001「これは…クラゲですが?」


一方「カツオノエボシだな、クダクラゲ目に属する刺胞動物だ」


00003「ゼリーの固まりのようですね」


美琴「でもカツオノエボシって厳密にはクラゲじゃなくてヒドロ虫の仲間なのよ? これで1個体に見えるけど、実は多くのヒドロ虫が集まって形成された群体ね」


上条「軍隊?」


フィアンマ「群体だ、無性生殖によって増殖した多数の個体がくっついたままひとつの個体のような状態になっているものをそう呼ぶ」



417: 2013/09/25(水) 01:14:55.66 ID:VlAcllrSO
垣根「ちなみにカツオノエボシの別名は電気クラゲだ」ガコガコ


削板「どうしたその格好?」


垣根「だって取れねーんだもん」ガコガコ


食蜂「電気クラゲねぇ、御坂さんの親戚ぃ?」クスクス


美琴「一緒にすんな!」


上条「あ、体調戻ったんだ」


食蜂「アレイスターさんの介抱のお・か・げ///」


アレイ「ただ運んだだけだろうに」


食蜂「もう、照屋さんなんだからぁ~」ムギュー


アレイ「やめなさい!」



418: 2013/09/25(水) 01:15:40.76 ID:VlAcllrSO
一方「電気クラゲってのはあくまで刺された時の傷みの例えだ」


フィアンマ「ああ、非常に強い毒をもち刺されると強烈に痛む。刺された人の氏亡例もあるくらいだ」


一方「この細い触手がそうだ、こんなふうに当てるとヤベェ」ピト


垣根「みぎゃああああああああああああ!!」スポ―ンッ!!


00002「もやしコラァァァァ!!」


一方「おかげで取れただろ」



419: 2013/09/25(水) 01:17:04.35 ID:VlAcllrSO
削板「確か食用のクラゲもいるんだよな?」


上条「キャノンボールクラゲ、ビゼンクラゲ、ヒゼンクラゲ、エチゼンクラゲ、ホワイトクラゲ、チラチャップクラゲの6種類に大別出来るクラゲが食用クラゲ」


削板「よく知ってるな」


上条「フッフッフ、将来料理人になろうかと思ってたりするからな」


垣根「なら御坂は将来、若女将だな」


美琴「あ、それいいかも」ポヤヤ~ン


上条「…美琴? 美琴たん?」


美琴「えっ!? ああっハイッ! いらっしゃいませご注文は??」


上条「気が早すぎるぜ」



420: 2013/09/25(水) 01:20:10.90 ID:VlAcllrSO
垣根「そしてお待ちかねの大水槽!」


削板「いっぱいいるな」


フィアンマ「うむ、見事な物だ」


打ち止め「ミサカが1番!ってミサカはミサカは水槽に駆け寄ってみたり!」トテテテッ!!


00001「遅れをとりました!」トテテテッ!!


00002「なんの!」トテテテッ


00003「軍覇さんとのトレーニングの成果を今っ!」タタタタタッ!


番外「ミサカだって!」タタタタタッ!!


美琴「ちょっと待ちなさいっ!」タタタタタッ!!


魚「!!!」スィ~~


美琴&妹達「orz」


食蜂「みんなwww魚に逃げられてwwwるwww」


アレイ「能力の弊害だ、笑っては悪いぞ食蜂くん」


食蜂「はぁい☆」スリスリ


アレイ「頬擦りとな?!」



421: 2013/09/25(水) 01:20:51.35 ID:VlAcllrSO
00001「待ってくださいお魚さん」トテテテッ


魚「」スィ~


00002「00003号、挟撃です」タタタタタッ!


00003「了解」タタタタタッ!


魚「」スィ~


番外「いっそ電撃で気絶させれば…」ビリッ!


打ち止め「やっちゃえやっちゃえ!ってミサカはミサカは煽ってみる」


美琴「氏なない程度に抑えなさいよ?」


上条「まず電撃を止めなさい!」




422: 2013/09/25(水) 01:21:38.75 ID:VlAcllrSO
上条「手、繋げば大丈夫だろ?」キュッ


美琴「…うん///」キュッ


00001「ズルいです!」


00002「不公平です!」


00003「アンフェアです!」


番外「Boo!!」

打ち止め「Boo!!」


上条「いや、でも上条さんの右手はひとつしか…」



423: 2013/09/25(水) 01:22:30.64 ID:VlAcllrSO
00001「ではミサカは親指を」キュッ


00002「ミサカは人差し指を」キュッ


00003「ミサカは中指を」キュッ


番外「じゃあミサカは薬指」キュッ


打ち止め「ミサカは小指!ってミサカはミサカは握ってみたり」キュッ


美琴「ちょろっと! 私! 私は!?」


上条「え~~……手の甲?」


美琴「なんか違う!」


食蜂「モテモテねぇ」


アレイ「変な絵だがね」



424: 2013/09/25(水) 01:22:58.29 ID:VlAcllrSO
一方「上条ォォくゥゥン?」ゴゴゴ…


垣根「人の女に何してんの? ねえ? ねえって」ゴゴゴ…



上条「仕方ないだろ!」


削板「そうだぞ二人共」


フィアンマ「上条の幻想頃しを引きちぎって俺様の聖なる右に移植すれば…」ブツブツ


上条「危ない事を口走るな!!」




425: 2013/09/25(水) 01:23:39.00 ID:VlAcllrSO
アレイ「ところでみんな、そろそろイルカのショーがある様だぞ」


上条「どうする?」


美琴「もちろん見に行くわよ、ね?」


垣根「んじゃその前にじゃんけんターイム!」


一方「なンでだよ」


垣根「じゃんけんで負けた奴はイルカショーをアイマスクして見る、ちなみに1人だけ」


フィアンマ「過酷な罰ゲームだな」


削板「負けられん」



426: 2013/09/25(水) 01:24:09.92 ID:VlAcllrSO
垣根「よーしいくぜ!」


食蜂(能力で何を出すか読んじゃえば楽勝ね)


美琴「当麻、この子の能力封じといて」


上条「はい」つピトッ


食蜂「 」


垣根「俺チョキ出すもんね!」


一同「じゃんけ~ん…ポン!」


一方「…」チョキ

上条「…」チョキ

フィアンマ「…」チョキ

削板「…」チョキ

美琴「…」チョキ

食蜂「…」チョキ

00001「…」チョキ

00002「…」チョキ

00003「…」チョキ

番外「…」チョキ

打ち止め「…」チョキ

アレイ「…」チョキ

垣根「 」パー



427: 2013/09/25(水) 01:24:49.38 ID:VlAcllrSO
垣根「え? 何でみんなチョキ出してんの?」


一方「オマエがチョキ出すっつったから」


垣根「いやいや、チョキ出すって言ったら普通グー出すだろ? だから裏かいてパー出したのに」


美琴「今時そんなの小学生でも引っ掛からないわよ」


フィアンマ「ほら、アイマスクだ」


垣根「え? マジでやんの? つまんなくない?」


削板「約束は約束だぞ?」


垣根「……上条パス」


上条「いらん」



428: 2013/09/25(水) 01:25:27.28 ID:VlAcllrSO
司会『それでは皆様、これよりイルカショーを始めたいと思います』


一同「やんややんや」


垣根「ちくしょう、何も見えねーよ。イルカショー音声だけって…」


アレイ「みんな、飲み物とホットドッグ買って来たぞ」


一方「気がきくじゃねェか、腹減ってたンだ」


00001「一方通行」


一方「あ?」

00001「あ~んしてください」


一方「……」


一同「ヒューヒュー!」


一方「オマエらイルカ見てろォ!!」


打ち止め「うりうりってミサカはミサカは垣根の鼻先にホットドッグをチラつかせてみたり」


垣根「……ん? オイなんか美味そうな匂いがすんぞ?? 誰だ! 俺の目の前で何か食ってるの誰だ!?」




429: 2013/09/25(水) 01:26:12.91 ID:VlAcllrSO
司会『イルカさん達、みなさんにご挨拶のジャンプ!』


>ザッパーーンッ!


一同「おおーっ!!」


打ち止め「スゴいスゴーい!ってミサカはミサカはイルカさんに拍手してみたり!」パチパチ


??「イルカちゃァァァァン!! こっち向いてェェェ!!」


打ち止め「?」トテテテッ


??「クソッ! カメラ! カメラねェし!!」


打ち止め「ミサカの貸してあげようか?ってミサカはミサカは話しかけてみたり」


??「あァ? 誰だよオマエ」


打ち止め「ミサカは打ち止めって言うのってミサカはミサカは自己紹介してみる」



430: 2013/09/25(水) 01:27:00.03 ID:VlAcllrSO
??「……誰も聞いてねェよ、あっち行けチビすけ」


打ち止め「あ、イルカさんこっち来たよ?ってミサカはミサカは指さしてみたり」


??「カメラ貸せェ! イルカちゃァァァァン!!」カシャカシャカシャ!!!


打ち止め「アナタのお名前は?ってミサカはミサカは聞いてみる」


黒夜「……黒夜海鳥」


打ち止め「よろしくねってミサカはミサカは笑いかけてみたり」ニパッ


黒夜「……ン」



441: 2013/09/27(金) 01:05:26.41 ID:qcdP1oVSO
司会『ではこれにてイルカショーを終わります』


垣根「結局ずーっと最後までアイマスク……」


00002「写真は撮りましたし録画もしたのであとで見てみては?」


垣根「ナマで! 生でダラダラ見たかった!」


一方「ン? オイ、クソガキどこ行った?」


00001「そう言えば……姿が見えません」キョロキョロ


00003「お手洗いでしょうか?」


美琴「迷子になったらマズイわね」


上条「ちょっと手分けして探しに行こう」


番外「まったく仕方ないね」


フィアンマ「そう言うな」


削板「そうだぞ、最近は何かと物騒だからな」


食蜂「私は休憩してていいかしらぁ?」


アレイ「一緒に探しに行かないかい?」


食蜂「行きまぁす♪」




442: 2013/09/27(金) 01:07:04.12 ID:qcdP1oVSO
打ち止め「イルカさん可愛かったねってミサカはミサカは余韻に浸ってみたり」


黒夜「うるせェな、付いて来んな」


打ち止め「だってアナタがミサカのカメラ持ってるからってミサカはミサカは付いて行く理由を述べてみる」


黒夜「……チッ」


打ち止め「色々お魚さん見たけどイルカさんが1番だったってミサカはミサカは番付してみたり」


黒夜「ッ! だよなァ!! イルカちゃン1番だよなァ!!」


打ち止め「うん♪」



443: 2013/09/27(金) 01:07:32.50 ID:qcdP1oVSO
黒夜「中々みる目があるなチビすけ、よーし気に入った、アイス奢ってやる」


打ち止め「え、いいの?ってミサカはミサカは確認してみたり」


黒夜「おうよ、何なら5段アイス食うか?」


打ち止め「さ、流石にお腹壊すよ?!ってミサカはミサカは遠慮してみる」プルプル


黒夜「バーカ遠慮すんな、行くぞチビすけ」




444: 2013/09/27(金) 01:08:45.18 ID:qcdP1oVSO
店員「お待たせしました(打ち止めさんハァハァ…)」



打ち止め「わーい3段アイス♪ってミサカはミサカははしゃいでみたり」


黒夜「落とすなよチビすけ。私も買ったら行くからな、その辺のベンチに座ってろ」


打ち止め「はーいってミサカはミサカはスキップスキップ♪」ルンルン


>ドンッ!


打ち止め「うあっ」ベチャ


モブA「ああ? どこ見てんだチビ」


モブB「ゲッ、お前ズボンにアイス付いてんぞ」


モブC「あーあ、こりゃひでぇ」




445: 2013/09/27(金) 01:09:54.03 ID:qcdP1oVSO
打ち止め「あ…あ……ごめんなさいってミサカはミサカは謝罪してみたり……」


モブB「お嬢ちゃん、世の中ごめんじゃ済まない時もあるんだぞ?」


モブC「そうそう、弁償してもらわないとな」


モブA「このズボン高かったんだよな~」


打ち止め「お金? あ……」


打ち止め(お財布アーちゃんに預けてたってミサカはミサカはハッとしてみたり……)


黒夜「チビすけ~、どこ行って……あァ?」



446: 2013/09/27(金) 01:10:59.66 ID:qcdP1oVSO
黒夜「オイ、チビすけに何してんだよ」


モブA「はぁ? 見りゃわかんだろ? ズボンにアイス付けられて弁償してもらおうってな、高いんだぞコレ」


黒夜「高い? 弁償だァ? どうせリサイクルショップで買った何処の誰が履いてたかも分かンねェ安物だろ」ケッ


モブA「ギクッ」


黒夜「大の男が3人がかりで絡んでンじゃねェよ、さっさと消えろ」キッ!


モブC「……調子に乗るなよガキ!!」


黒夜「オマエらこそなァ……グッチャグチャのミートボールになりてェのかよォ!!」ギュオン!!




447: 2013/09/27(金) 01:12:02.19 ID:qcdP1oVSO
モブB「コイツ、学園都市の能力者か??」


黒夜「私の窒素爆槍で惨めに氏に腐れ……ガ…ギ…ァァァアッ!!?」


>キィィィン…


モブC「ヘッ、危ないとこだったな」ニヤッ


モブA「何だよその変な音」


モブC「俺のダチが学園都市に居てな、そいつから貰ったんだよ。対能力者用のキャパシティダウンってんだ」


モブC「本来は車のオーディオか鉄塔クラスの大型な奴なんだが、コイツは携帯サイズの小型版」


モブC「もっとも、有効範囲はかなり狭くなってるが、効果は見ての通り」


黒夜「ガ…あぁ…テメェ……」


打ち止め「痛い……頭…痛いよぉ……」




448: 2013/09/27(金) 01:14:33.93 ID:qcdP1oVSO
モブA「なんだこのチビも能力者かよ」


モブB「とりあえずどうする?」


モブC「能力者なら、その辺の金持ちよりよっぽど良い道具になるぜ」


モブB「道具?」

モブC「例えば…学園都市に身代金要求するとかな」ニヤッ


モブA「かなりの金額でもいけそうだなオイ」ゴクリ


打ち止め「う…うぅ…」


モブB「とりあえず連れて行くか、チビだけでも十分だろ」


モブA「だな、コイツはほっといても……痛っ!?」


黒夜「テメェら…チビ……離…せェ……」ガブッ!!


モブA「このガキ! 足に噛みつきやがった!!」




449: 2013/09/27(金) 01:16:33.93 ID:qcdP1oVSO
モブB「見苦しいんだよ!」ゲシッ!!


黒夜「ガッ……離せよ……チビ…おォ!」ガブッ


モブC「いい加減にしやがれ!」ゴッガッ!!


黒夜「待って…ろよ…チビ……すけ…」


モブA「このっ! このっ!!」ガッガッ!!


黒夜(ちくしょう……ちくしょう……)


黒夜(何だよ…能力使えなきゃ……こんなにも…弱いのかよ……私…)


黒夜(起これよラッキー……私……どうなってもいいから……)


黒夜(誰か……誰でもいいから……お願い…)


       (助けて)




450: 2013/09/27(金) 01:18:45.67 ID:qcdP1oVSO
モブA「オイ警棒(三段式)持ってたろ? よこせ!」


モブB「面倒くさいから頃すなよ」


モブA「事故だよ事故、くたばれクソガキ!!」ブンッ!



>ガシッ



上条「……」ギリギリ


モブA「…は?」


上条「くたばるのは……」ギリッ!


上条「テメェの方だっ!!」バキッ!!


モブA「ぶがっ!!」ベチャ


モブC「な! テメェも能力者か!? ならくらえキャパシティダウン!」サッ!


>ガシッ


モブC「…へ?」


一方「おもしれェオモチャ持ってンじゃねェか…」ギリギリ


モブC「 」


一方「うちの者に何してくれてンだ……あァ!!?」グシャ!!!


モブC「いぎゃああああああああ!! 手…手がああああああああっ!!!」




451: 2013/09/27(金) 01:21:40.00 ID:qcdP1oVSO
モブB「お、オマエらこんな事してタダで済むと思うなよ!?」


上条「何か言ってるな、分かるか一方通行?」ボキボキ



一方「ウジ虫の言葉なンざ知らねェよ、せめてウジ虫からハエに進化して出直して来い」ギロッ


モブB「く、クソッ!」タタタタッ!!


上条「……ぷはっ! あ~顔が疲れた…」


一方「ああ言うザコはとにかく強気に行きゃビビって逃げるからな」


上条「打ち止め、大丈夫か?」


打ち止め「…」


上条「気を失ってるみたいだ」


一方「救護室があったハズだ、連れて行くぞ」


上条「……あの子は?」


一方「俺が連れて行く」


黒夜「…」


一方(……コイツ、まさかな)



462: 2013/09/30(月) 21:57:58.56 ID:FTJ39AcSO
~救護室~


上条「じゃあ俺、みんな呼んで来るから」


一方「ン」


黒夜「うぅ……あ?」


一方「目ェ覚めたか」


黒夜「ここ……あ! チビ! チビすけ!?」


一方「隣で寝てる、寝かせとけ」


黒夜「よかった…チビ…ごめんなァ、私のせいで」


一方「別にオマエのせいじゃねェよ」



463: 2013/09/30(月) 22:09:42.71 ID:FTJ39AcSO
一方「オマエ、学園都市の人間だな?」


黒夜「……だったら何だよ」


一方「何が狙いでクソガキに近づいた」


黒夜「ハァ? 別に狙いなんてねェし、イルカショーで偶然会っただけだっつーの」


一方「……オマエ名前は?」


黒夜「フンッ」プイッ!


アレイ「彼女の名前は『黒夜海鳥』 レベル4の能力者だ」


黒夜(トースター? 喋ってる??)



470: 2013/10/01(火) 00:06:13.76 ID:aK1QHbpSO
一方「いつの間に居やがった」


アレイ「ついさっきさ。この子は絹旗最愛と同じ暗闇の5月計画の被験者だ」


一方「!!」


アレイ「演算パターンを移植したのは一緒だが、絹旗最愛とは対極に君の攻撃性を移植されている」


一方「また俺の…」


アレイ「暗闇の5月計画が頓挫したのは彼女が研究員を皆頃しにしたからだ」


黒夜「オイさっきからなんなんだよこのキショいの、人のプライバシーべらべら喋りやがって」




471: 2013/10/01(火) 00:07:32.39 ID:aK1QHbpSO
アレイ「私はアレイスター=クロウリー。見ての通りトースターだ」


黒夜「いや意味分かンねェよ、それより…」


一方「なンだ?」


黒夜「オマエが一方通行かよ」


一方「……」


黒夜「どんな奴かと思ったら、ヒョロヒョロのもやし野郎とはなァ」


一方「……」


黒夜「一緒に居た奴は何だ? お友達かァ?」


黒夜「ケッ! お友達と仲良しこよしで水族館とか似合わねェなァ!!」


一方「…」


黒夜「……ンだよ…」


黒夜「何か言えよ! 言い返して来いよっ!! ムカついてねェのか!? 好き勝手言われて腹立たねェのかよ!!」


一方「……すまねェ」


黒夜「ハァ!?」



472: 2013/10/01(火) 00:15:13.76 ID:aK1QHbpSO
黒夜「な、なに謝ってンだ?! 似合わねェって言ってンだろ!」


黒夜「そうやって謝ってりゃいいとか思ってンなら大間違いだ!!」


黒夜「私はなァ、見た事もねェ奴の演算パターン移植された挙げ句、上半身はサイボーグになってンだぜェ? しかも自分の意思でだ!」


黒夜「こンな私が惨めに見えるかよ? 哀れに思うかよ??」


黒夜「変な同情なンかいらねェ! 私はずっと闇の中に居たンだ!!」


黒夜「世の中の全ての人間が、仲良しこよしになりてェとか思ってンじゃねェぞ!!」


一方「……」


黒夜「ハァ…ハァ…」


一方「言いてェ事はそれだけか?」




473: 2013/10/01(火) 00:19:00.97 ID:aK1QHbpSO
黒夜「……もうねェよ、あとはどうにでもしやがれ」


一方「そうか、なら…」スッ…



ポムッ


黒夜「……ふ…ぇ?」


一方「もう大丈夫だ、無理して強がる必要はねェ」ヨシヨシ


一方「オマエがどンな地獄を見てきたかは分からねェ、けどな…もう大丈夫だ」


一方「学園都市に闇が残ってンなら俺が全部消す、俺がオマエを守る」


一方「だから……光りに生きてみろ」


黒夜「………や」


黒夜「優しく……するな……グッ…ウグッ…」


黒夜「うわァァァァんっ!!」


アレイ(さっきから私、空気じゃないか?)



474: 2013/10/01(火) 00:22:59.89 ID:aK1QHbpSO
黒夜「グスッ…」


一方「…落ち着いたか?」


黒夜「……うん」


一方「よし、ならちょっと待ってろ」スタスタ


黒夜「?」


一方「……オラッ!!」ガチャッ!!


垣根「どわっ!」


>ドテドテッ


上条「ちょ、食蜂…息が…」フガフガ…


食蜂「あんッ///上条さんたら大胆☆」ムニュリ


美琴「何をしとるかあぁぁぁぁああっ!!」


番外「誰だっ! ミサカの尻触ってんのは!?」


フィアンマ「不可抗力だ」フニフニ


番外「揉むなああああああああああああ!!」


削板「大丈夫か00002号」

00002「あ、はい平気で…ぐえっ?!」


00003「おっとすみません」フミフミ




477: 2013/10/01(火) 03:51:06.09 ID:aK1QHbpSO
一方「聞き耳立てるたァ感心しねェなァ」ゴゴゴ


垣根「ハイッ先生! 上条くんが僕達を先導しました、全責任は上条くんにあり僕達は無実です、ですから上条くんに正義の鉄槌を」


上条「垣根テメェ! 俺を生け贄にする気か!!」


垣根「人聞きの悪い事言うな! スケープドールじゃ!」


上条「なお悪いわ! 身代わりじゃねーか!!」


一方「なァ、垣根よ」


垣根「ほよ?」


一方「頭ァ潰されるのと下の玉ァ潰されるの、どっちがいい?」


垣根「なにそれ恐い」


垣根(チッ、俺に残された道は2つ、自決か特効。まさにDead or Alive…)




479: 2013/10/01(火) 07:01:39.64 ID:aK1QHbpSO
垣根「俺は…生きる! 氏ねやセ口リ!」


一方「北斗残悔拳」ブスリッ

垣根「こめかみが――っ!!」


一方「秘孔・頭維を突いた、この指を抜いて3秒後にオマエは氏ぬ」


垣根「抜いちゃイヤ! お願い許して!!」


一方「……」


垣根「ほらコーヒー奢るから、ね?」


一方「……ところで00001号は?」スポッ


垣根「抜くなよ!! ちくしょう氏にたく…たく…たく、たくたくたくタクアンッ!!」


垣根「……あれ? 真っ二つになるんじゃねーの?」


一方「ケツが真っ二つになる」


垣根「マジで!? うわっ、尻が縦に割れてる?! キャーッ! 誰か医者呼んでっ!!」


00002「落ち着いてください垣根さん、もとからです」




480: 2013/10/01(火) 07:03:45.17 ID:aK1QHbpSO
一方「なァ、00001号は?」


上条「00001号なら…」


一方「?」


フィアンマ「『またフラグかよちくしょおおおおおっ!!』と、泣きながら走って行ったぞ」


一方「早く言えよ!! 00001号ォォォォ! 違うンだ聞いてくれェェェ!!」ドドドドッ!!!


黒夜「あ…」


打ち止め「ぅ……」


黒夜「チビすけ…」


打ち止め「黒夜…ちゃん?」


黒夜「ごめんなァ…私……」




481: 2013/10/01(火) 07:05:45.86 ID:aK1QHbpSO
打ち止め「黒夜ちゃん…」


黒夜「ん?」


打ち止め「助けてくれて、ありがとうってミサカはミサカはお礼をしてみたり」


黒夜「チビすけ…」


上条「世の中の人間全てが仲良しこよしか、なれたら良いよな」


フィアンマ「その為にはまず科学と魔術との溝を埋めなければな」


美琴「私の中じゃもう溝なんてあって無い様なものだけどね」


番外「確かにね、超能力者に魔術師にクローン。カオス過ぎる面子だし」


食蜂「なんなら私の洗脳力で世界中を仲良しこよしにしちゃうゾ☆」


アレイ「洒落にならんから止めなさい」




482: 2013/10/01(火) 07:07:49.89 ID:aK1QHbpSO
番外「と・こ・ろ・で、あんたサイボーグなんだって?」


黒夜「言っとくけど全身じゃねェぞ、主に上半身」


番外「つまり精密機械、ムフフフ……」ニヤリ


黒夜「な…なんだよ」タジ…


番外「懐かしのシェ~のポーズ☆」ビリリッ


黒夜「んなっ!? か、身体が勝手に?!」グギギ


00003「……ブフォ!!」


番外「からのだっちゅーの」ビリリッ


黒夜「やめ! ヤメロ――っ!!」グギギ


番外「コマネチコマネチ」ビリリッ


黒夜「いやあああああああああぁぁぁぁ!!」



483: 2013/10/01(火) 07:11:15.33 ID:aK1QHbpSO
00002「むごい…プッ…」

美琴「ちょっとやり過ぎ……ブフッ」


削板「カッチカッチやぞ!」ムキッ!!


00003「乗らなくていいんですよ?」


垣根「垣ちゃんペッ」


フィアンマ「カトちゃんペッと言いたいんだろうが無理がある」


垣根「冷静なツッコミやめろよ氏にたくなるだろ…」



番外「超セクシーポーズ☆」ビリリッ


黒夜「やめ…ヒック…ぶえぇぇぇんっ!!」


上条「泣かせちゃったよ」




484: 2013/10/01(火) 07:12:28.74 ID:aK1QHbpSO
一方「だからァ、違うンだってェ…」


00001「ツーン」プイッ


一方「あ、ジュース飲むか?」


00001「いりません」


一方「 」


00001「一方通行」


一方「?」


00001「ホントに違うんですね?」


一方「うン」


00001「なら、許してあげます」


一方「……悪かった」


00001「さ、みなさんの所に戻りましょう」


一方「おう」



485: 2013/10/01(火) 07:15:25.13 ID:aK1QHbpSO
一方(これ以上00001号を怒らせねェ様にしねェとな…)ガチャッ



黒夜「助けてェェェ!!」ダキッ!!


一方「あァ??」


黒夜「もうアイツに弄られるのヤダァァァァ!!」


一方「なンだどうしたよ??」


番外「コラ逃げるな黒にゃん! 仮面ライダー1号からウィザードまでの変身ポーズはまだ終わってないよ?」


黒夜「ストロンガーまでやっただろォ??」


一方「なにさせてンだよ……」



00001「…」


一方「 」ハッ!!!




493: 2013/10/08(火) 00:58:30.13 ID:3EuLn6BSO
00001「……」ビキビキ


一方「あ、いやちょっと待て違っ……」


00001「ええ怒っていませんよ」ニッコリ


一方(笑顔が逆に恐ェ…)



黒夜「私を守るって言っただろォ!? 守ってくれよォ!!」


00001「…」ビキビキ…


一方「今それを言うなァァァァァ!!」


上条「大変だなぁ」


美琴「人の事言えないでしょ」


上条「え?」



494: 2013/10/08(火) 01:04:40.14 ID:3EuLn6BSO
番外「ヘイッ! キャラメルダンセン☆」ビリリッ


黒夜「ウッ―ウッ―ウマウマ…ってやらせンなァァァァ!!」


一方「オイもういい加減やめてやれ」


番外「にゃ? ミサカもうやって無いよ?」


一方「あ? 現にまだ踊って…」チラッ


00001(くらえ小娘!)ビリリッ


一方「オマエかよ…」


垣根「ウッーウッーウマウマ」クネクネクネ


フィアンマ「バルサミコ酢やっぱいらへんで」クネクネクネ


上条「空耳やめい、てかなんで空耳知ってんだ」


フィアンマ「フッ、なにを隠そう俺様もニコ動を見ている。ネームは右方からとってウホッだ」


上条「今すぐ変えなさい」




495: 2013/10/08(火) 01:10:50.20 ID:3EuLn6BSO
食蜂「みんな、そろそろ閉館みたいよぉ?」


アレイ「バスの修理も終わっている」


垣根「んなら帰るか」


一方「オマエも乗ってくか?」


黒夜「……いいの?」


一方「どうせ学園都市に帰るンだろ? なら乗ってけ」


黒夜「うん」


削板「打ち止め、歩けるか?」


打ち止め「もう大丈夫ってミサカはミサカは起き上がってみる」


美琴「無理しちゃダメよ?」



496: 2013/10/08(火) 01:16:22.88 ID:3EuLn6BSO
上条「バス、今度は大丈夫だろうな?」


アレイ「制御装置としてオーライザーを取り付けた、量子化から来たるべき対話にも対応出来る」


上条「もうバスじゃないよソレ…」


黒夜「か…」ワナワナ…


打ち止め「黒夜ちゃん?」


黒夜「かっけェ…」キラキラ


アレイ「良い反応だ、どうだい黒夜海鳥。ここに超小型化したGNドライヴがあるのだが君の身体に組み込んで…」


一方「やめろ」


00002「まさかそれを使えば巨Oに…」


垣根「俺はそのサイズで十分満足してっからやめときな」



497: 2013/10/08(火) 01:17:20.15 ID:3EuLn6BSO
モブB「待てや!」


垣根「あ? なんだこのホラー映画で真っ先にゾンビに喰われる役がピッタリで見るからに殺られる為に存在するのがアイデンティティーな奴」


モブB「ヒデェ…じゃなかった! さっきの仕返しに来たぞ!」


削板「仕返し?」


上条「コイツとコイツの仲間が黒夜と打ち止めにキャパシティダウン使ってウンタラカンタラ…」


美琴「……へぇ、やってくれたわね」ビリッ


食蜂「ちょっとムカッと来ちゃったゾ☆」




498: 2013/10/08(火) 01:18:35.42 ID:3EuLn6BSO
モブB「ヘヘッ、今の間にチームの奴ら集めたんだ…ざっと100人はいるんだからな!」


一方「100人ねェ…」


垣根「少なくね?」


削板「俺ひとりで片付けていいか?」


美琴「ハイッ提案」


食蜂「提案ってぇ?」


美琴「レベル5、5人で共闘しない?」


一方「……悪かねェな」


垣根「チッ、麦のん誘っときゃ良かった」


削板「燃える展開だ!」メラメラ!


食蜂「ちょ、ちょっと?? 私の能力って戦闘向きじゃ無いのよぉ!?」


一方「色仕掛けで悩殺」


垣根「氏ぬ前にパンツのひとつも拝ませてやれ、そのメロンみたいなおっOいでもいい」


食蜂「イヤよ!!」


美琴「もぎ取られちゃえばいいのに…」ボソッ…


食蜂「御坂さん??!」



499: 2013/10/08(火) 01:19:52.24 ID:3EuLn6BSO
フィアンマ「ならば」ザッ

上条「俺達が」ザッ


アレイ「援護しよう」ザッ

食蜂「わぁ~心強過ぎるぅ~」


00001「ではミサカ達は周辺の安全と証拠隠滅の手筈を」


00002「了解です」


00003「氏体は海に棄てます」


番外「氏体でるの??!」


黒夜「なァチビすけ、大丈夫なのかァ?」


打ち止め「心配無いよってミサカはミサカはバスに乗り込んでみたり」


黒夜(私が心配してんのは不良共の方なんだけど…)




500: 2013/10/08(火) 01:22:12.71 ID:3EuLn6BSO
―――――――。


モブ「なんだコイツ?! 殴りかかった奴の手が潰れるなんて!?」


一方「ただつっ立ってるだけの簡単なお仕事」


垣根「イケメンフラッシュ!」ペカーッ!!


モブ「ぎゃあああああ!!」


削板「スゴい投げっ!!」ブンッ!!


モブ「アイキャンフラーーイ!!」ピュ~~


美琴「超電磁砲(弱)」


モブ「ぎゃあああああ!」


食蜂「ハ~イみんな、人生最大の黒歴史を携帯に入力ぅ☆」


モブ「いやああああ!」


モブ「指が勝手にいいいいいい!!」


食蜂「それを~登録してるアドレス全部に送信☆」


モブ「やめてええええええ!!」


フィアンマ「エグい…」


上条「ある意味終わったな…」


アレイ「私達が援護する必要あったのか?」




501: 2013/10/08(火) 01:23:06.94 ID:3EuLn6BSO
フィアンマ「ちょっと待て、俺様なにもしてないぞ? 俺様だって強いんだぞ? 神の右席だぞ?」


上条「まあまあ」


フィアンマ「せっかく新しい魔術使おうと思ったのに…」


上条「俺が見てやるから愚痴るなって、どんな魔術?」


フィアンマ「これが俺様のメラゾーマだ」ボゴゴゴ…


上条「カイザーフェニックスはあかん!!」


上条「…ん?」


美琴「ふぅ、チョロいわね」


モブB「クソッ! こうなりゃコイツだけでも!!」


美琴(スタンガン? でも残念、私にそう言うの効かないのよ)



502: 2013/10/08(火) 01:24:23.91 ID:3EuLn6BSO
モブB「くらえぇぇぇ!!」


>ガシッ


上条「……」ギリギリ


モブB「またテメェかよ……」


上条「俺の女に……」


上条「手ぇ出すんじゃねええええええええっ!!」


モブB「ひいっ!?」


上条「アァァァァァァァァリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!」


モブB「べごびばぼっ!!」




503: 2013/10/08(火) 01:25:04.19 ID:3EuLn6BSO
上条「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!」


上条「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!」


上条「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ…ゼェ…ハァ…アリアリアリアリアリアリアリアリアリ!」


上条「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!」


モブB「も゙う゛やべで…」




504: 2013/10/08(火) 01:25:44.36 ID:3EuLn6BSO
上条「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!」



上条「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ…ゼェ…ゼェ…アリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!」



上条「アーリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!」


上条「アリィィィィ――ッ!!」ゴスッ!!


モブ「 」チーン


上条「アリーヴェデルチ(さようならだ)」


垣根「オマエのがエグいわ」




524: 2013/10/11(金) 18:42:32.75 ID:LDZZU/HSO
全スレ寝落ち……してなるものかっ!! だが今のところ全スレ寝落ち…

投下するのよな。



525: 2013/10/11(金) 18:44:49.34 ID:LDZZU/HSO
上条「ふぅぅぅ…カッハァァァ…」ゴゴゴ…


一方「アイツ、切れたら恐いンだよな…」


垣根「躊躇なくオーバーキル技使うしな」


美琴「え…と…当麻?」


上条「……なんで避けねぇんだよ」


美琴「あ…その、私スタンガンとか効かない…から…」


上条「よく見ろよ! もう片方の手を!!」


美琴「手をって…あ…」


食蜂「あらぁ? この人ちゃっかりナイフ持ってる」


上条「お前も一方通行みたいに反射出来るのか!? 出来ないだろ!」


美琴「ぅ…」



527: 2013/10/11(金) 18:57:20.01 ID:LDZZU/HSO
上条「レベル5だからって刺されたら痛いだろ? 下手すりゃ氏ぬだろ!?」


美琴「ご…ごめ…」ジワ…

上条「……あ~~もうっ! こんな事言いたいんじゃ無くて!!」


上条「もし美琴になにかあったら…俺が……」


美琴「?」


上条「生きてけなくなる」


美琴「ごめ…ごめんなさい…ごめんね…」ギュウ…


垣根「そのいい雰囲気をぶち壊す!ラブコメ撲滅委員会ていとくん参上!」




528: 2013/10/11(金) 19:04:06.91 ID:LDZZU/HSO
打ち止め「ふっ」つ―<→

プスッ→垣根「ハウッ」ガクッ


黒夜「……チビすけ?」


打ち止め「ミサカの後ろに立つなってミサカはミサカはトッポをくわえてカッコつけてみたり…おっと変声器を……」



00002「か、垣根さん??」


垣根(打ち)『ハハハ ナンデモナイヨッテミサ…カキネハ カキネハ コタエテミタリ』ガガッピー


00002「?????」




529: 2013/10/11(金) 19:05:43.25 ID:LDZZU/HSO
垣根「うぅん…」ムク


モブ「テ…テメェら何者だ…」


垣根「俺達か? 俺達は……」エ~ト…


垣根「……垣根&デンジャラーズだ、よく覚えとけ」キラーンッ


フィアンマ「デンジャラーズ…」


削板「かっこいいな」


モブ「垣根&デンジャラーズ……覚えてろよ…」ガクッ



00002「すかさず油性ペンで顔に落書きをします、ぐるぐるほっぺ」カキカキ


00003「額に肉と書きましょう」カキカキ


番外「んでもってアゴに便器っと」カキカキ


00001「さらに眉毛を繋げて……ぷぷっ…」カキカキ


打ち止め「胸に北斗七星ならぬオリオン座ってミサカはミサカは書いてみたり」カキカキ


黒夜「トドメのケツに青椒肉絲って書いてやる」カキカキ




530: 2013/10/11(金) 19:07:49.58 ID:LDZZU/HSO
一方「ふざけンなコラァァァァ!! 何がデンジャラーズだ!」


垣根「いいじゃんデンジャラーズ!!」


一方「ネーミングセンスは悪くねェ! だが垣根&ってなンだ! オマエのついでみたいじゃねェか!!」


食蜂「食アレカップルと愉快な仲間達ってどう?」


美琴「論外ね、超電磁砲'Sで決定」


アレイ「ソレスタルビーイングで」


上条「世界に変革を起こす気はありませんのことよ?」


アレイ「この面子なら出来なくはないだろう?」


上条「……否定出来ないのが恐ろしい」




531: 2013/10/11(金) 19:09:26.09 ID:LDZZU/HSO
帰り道。


>ブォォォン……


アレイ「GN粒子安定、流石はオーライザー。快適になった」クイクイッ


垣根「は~い、サイコロゲーム! 出たお題に答える簡単なゲームだ。みんな小粋に転がせ」


一方「トップ俺かよ、まァいいけどよ」ポイッ


>コロコロ…


垣根「はい出た『コンビニで万引きしてる所を万引きGメンに見つかって捕まった時の話し』略してGばな~」


一方「無いわァァァァ!! ネタがマニアック過ぎンぞ!!」


00001「ま、万引きしたんですか?」オソルオソル…


一方「しねェよ! 金なンざ掃いて捨てる程持ってンだよ!!」


フィアンマ「金で買えない物、それは愛…」キリッ


一方「やかましいわっ!! もう突っ込むのが面倒くせェわっ!!!」




532: 2013/10/11(金) 19:14:08.37 ID:LDZZU/HSO
垣根「次は俺な、悪いが00002号との恋ばななら学園都市に帰っても延々と続くぜ」ポイッ


00002「…えへ///」


>コロコロ…


フィアンマ「タイキック、略して『裏ムエタイ界の氏神ア○゚チャイ』」


垣根「 」


??「アパ? ここどこよ?」


垣根「帰っていただけません?」


一方「とりあえずコイツのケツにテッラーンかましてもらえますゥ?」


??「アパ。おやすみご用よ、準備はいいかよ?」


垣根「おやすみじゃなくてお安いでしょ? てかマジでやんの? やめようよ作品違うから! クロスじゃないから!!」




535: 2013/10/11(金) 19:23:46.44 ID:LDZZU/HSO
??「い~~やばだばどぅぅぅぅぅ!!」ブンッ!!



ゴシャッ!!


垣根「ぎゃあああああああああああああ!!」


美琴「どうもありがとうございました」


食蜂「これ、ギャラと帰りのタクシー代ですぅ」


??「ありがとよ、さよならよ」アパパパ


00002「……大丈夫ですか?」


垣根「ケツが消滅するかと思った……」ピクピク…




536: 2013/10/11(金) 19:27:34.09 ID:LDZZU/HSO
上条「俺か、どうせろくでもないお題が出るんだろうな…」ポイッ


>コロコロ…


削板「なになに?『今まであったラッキースOベ』略してもげろ?」


上条「ハッハッハ、不幸な上条さんにラッキースOベとかある訳が…いちご100%の真中じゃあるまいし」


美琴「どの口が言ってるの? ねえどの口が言ってるの? これ? この口か!!」ツネツネ


上条「いひゃいれふ」ツネラレ


美琴「さぁ~話して貰おうかしら?」


上条「あれ? いつの間に尋問に?」


垣根「ふっ、上条よ質問は既に…尋問に変わってるんだぜ?」


上条「尻を氷で冷しながら言っても決まらねーよ」




554: 2013/10/13(日) 23:18:07.36 ID:N6XE/3ESO
上条「ラッキースOベって言ったって身に覚えが……」


食蜂「1番最近だとぉ、私の胸でパフパフしましたよねぇ?」


上条「あれは事故…」


美琴「そ―――っれをラッキースOベってんでしょうが!!」


上条「えぇ……じゃあどこからどこまでがラッキースOベ?」


フィアンマ「分かりやすく説明してやろう」


フィアンマ「とある主人公が朝、珍しく寝坊し走って登校してブラインドコーナを曲がったところで同じく転校初日に寝坊した女の子とゴッつんこ」


垣根「食パンをくわえてが抜けてるな」




555: 2013/10/13(日) 23:19:47.53 ID:N6XE/3ESO
フィアンマ「そしてお互い尻餅をつき、ふと主人公が目線を上げるとそこにはM字開脚して下着丸見えな女の子がいた……がベタなラッキースOベ」


フィアンマ「ちなみにその女の子が同じクラスに転校してきて好感度最悪な状態から徐々に仲よくなっていく所までが一連の流れだ」


番外「それなんてギャルゲー?」


フィアンマ「この出逢いの王道パターンを旧約聖書のアダムとイヴにちなんで『巨泉』と名付けた」


番外「全然ちなんで無ぁぁぁぁい!!」


フィアンマ「ちなみ損ねた」




556: 2013/10/13(日) 23:38:22.29 ID:N6XE/3ESO
番外「あ、ツンツンとミサカが初めて会った時もラッキースOベだったね」


上条「そうだっけ?」


番外「ゴッつんこしてミサカの胸をモミモミしたじゃん」


上条「あれは偶然手に当たっだけでモミモミはしてない……ハズ」


美琴「へぇ~そうだったの……」ギロッ


上条「事故! 不慮の事故!!」


00001「実はミサカもあります」


美琴「ふ~ん」ギロッ


上条「あ…あったっけ?」ダラダラ


00001「上条さんの部屋にお世話になっていた時、シャンプーを貰いお礼をした際にタオルがハラリと……」



一方「そォォ言やァァァそうだったっなァァァァ…」ギリギリ




558: 2013/10/13(日) 23:58:12.08 ID:N6XE/3ESO
上条「あ~、一方通行にバルス喰らったっけ」ナツカシイ


美琴「……見たの?」


上条「見てません」


美琴「見えたの?」


上条「……ポッチがちょっと」


美琴「チェイサーッ!!」ケツキックッ!!


上条「痛いっ!!」


一方「ベクトルパァァァァンチ!!」ブンッ!!


上条「クロスカウンター!!」ゴスッ!!


一方「ぶごっ!?」ベチャ


上条「未熟者め」フンッ



559: 2013/10/14(月) 00:36:57.30 ID:rhA+obkSO
美琴「まさか他の子達にも…」


上条「無い無い! 多分絶対おそらく無いっ!!」


00002「そう言えばありませんね」


00003「無いですね」


上条「ホッ…」


美琴「他には?」


上条「え? いや、もう良いのではないでせうか?」


美琴「ほ・か・に・は?」


上条「え~~~と……」


アレイ「学校で色々あっただろう?」


上条「なんで言い切れるんだよ!?」


アレイ「滞空回線を舐めてはいかん」


美琴「聞かせて」



560: 2013/10/14(月) 00:43:27.02 ID:rhA+obkSO
アレイ「まず、朝の登校時に友人と話しながら教室のドアを開けようとした上条当麻」


アレイ「すると教室に居た吹寄制理が偶然ドアを開きドアを開こうとした上条当麻の手があの豊満な胸にシャイニングフィンガー」


美琴「うらあっ!!」ケツキックッ!!


上条「再び痛いっ!!」


アレイ「あとはそうだな、クラスの女生徒が踏み台を使い物を取ろうとしていたところを見かけた上条当麻」


上条「ちょっ、もうヤメて……」



561: 2013/10/14(月) 01:00:03.73 ID:rhA+obkSO
アレイ「踏み台がぐらついていたので支えてやるよ、と支えようとしゃがんだ瞬間女生徒がバランスを崩し上条当麻の顔に股がる形で着地した」


上条「だから事故だろ?!」


美琴「……」ヒクヒク…


アレイ「しかしだね、他にもいくつかあるが全て同じ日に起こるのは最早ラッキースOベとしか言いようがないだろう?」


美琴「当麻ぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」ビリリッ!!!


上条「電撃はヤメェェェ!!!」



00003「やれやれですね」

垣根「人の事言えねーよな?」ボソッ…


00003「…っ!?」ギクッ!?



562: 2013/10/14(月) 01:12:11.94 ID:rhA+obkSO
削板「俺の番だ!」ポイッ


食蜂「『今までで1番幸せと感じた時の話し』略してえんだぁぁぁ?」


削板「それはもちろん」


削板「00003号と出逢えた事だな」


00003「(///)」


削板「しかも恋人になれたんだ、もう何も恐くない」


垣根「あかんソレ氏亡フラグや」



削板「そんな幻想はぶち壊す」


上条「俺のキメ台詞…」




563: 2013/10/14(月) 01:13:35.33 ID:rhA+obkSO
フィアンマ「俺様か」ポイッ


番外「『今1番したい事』だってさ」


フィアンマ「それはもちろん…」


フィアンマ「ワーストと思う存分イチャイチャ(ゴスッ!!…」


番外「ハイハイ次は誰だ!!」


上条「照れ隠し?」


番外「釘超電磁砲!!」ボンッ!!


上条「二指真空把」ピシッ


番外「う、嘘……」


上条「この俺を射抜こうなど甘いわ」ポイッ


一方「オマエはどこに向かってンだよ」



564: 2013/10/14(月) 01:14:58.52 ID:rhA+obkSO
美琴「私ね」ポイッ


00003「『今までで1番気持ち良かった体位』略して悔しい…でも…って言えるかぁぁぁぁ!!」ビターンッ!!



美琴「なによこのサイコロ! 転がす度に出目が違うじゃないの!!」


垣根「俺が未元物質で作った未元サイコロだからな」


上条「あ、じゃあさっき俺が右手で転がしてたら……」


垣根「消えてた」


美琴「と、とにかく! このお題はスルーでしょ?!」


垣根「さっさと答えろ、俺なんか達人のケツキック喰らったんだぞ」


美琴「ふぇぇ…」



565: 2013/10/14(月) 01:19:08.23 ID:rhA+obkSO
美琴「えと…その……1番気持ち良かったのは…」モジモジ…


上条「なあ、流石によそうぜ?」


垣根「女性陣は興味津々だぞ?」


00001「ドキドキ」

00002「ワクワク」

00003「ウキウキ」

番外「ムフフフ」

食蜂「御坂さん、もう経験済みだったんだ…」


アレイ「番外個体以外みんな経験済みだ、最終信号は当然ながら除外」


食蜂「ええっ!?」


打ち止め「どうしたの黒夜ちゃん?」


黒夜「べ、別に……た…ただよォ、え…えOちィ話しって……ちょっと苦手なだけで…」モジモジ…


打ち止め(……かわいい)




574: 2013/10/16(水) 21:37:59.53 ID:I6fXdlXSO
美琴「1番気持ち良かったのは~……」エート…


美琴「69」


女性陣「 」ピシッ…


美琴「……冗談よ?」


食蜂「一瞬時が止まったわよぉ!?」


美琴「何だかんだでやっぱり普通が1番よ、うん」


00001「ミサカの番です」ポイッ


上条「う~んと『今1番欲しい物』か、割りと普通だな」


00001「欲しい物ですか……」チラッ


一方「痛ェ…クソッ」


00001「……クスッ」




575: 2013/10/16(水) 21:43:00.29 ID:I6fXdlXSO
00001「…赤ちゃん」ボソッ…



一方「っ!?」ピシャーンッ!!

垣根「だとよ」

一方「アホかまだはえェよ! 避妊だってしてっから間違いは起こらねェ!!」



00001「実は以前、避妊具に虫ピンで穴を……」


一方「 」パタリ…


上条「おい……おい一方通行!?」


垣根「ヤベェ! コイツ息してねーぞ!!」


00001「なーんて冗談です、とミサカは軽いジョークを…」


一方「う……ググ…」ヨロッ…



垣根「重いわ! 1人の人間が今氏にかけたんだぞ!!!」




576: 2013/10/16(水) 21:52:05.80 ID:I6fXdlXSO
00002「続けていきます」ポイッ


打ち止め「『彼氏に言いたい不満』だってってミサカはミサカはサイコロの目を読んでみる」


00002「不満ですか、そうですね…」


垣根「無いな、よし次いこーぜ」


00002「……挿入中に萎えるのはいかがな物かと」


垣根「それ言わんといてェェェ!!!」


上条「まあ…アレだよ、常に全開は無理だもんな」


一方「情けねェ奴」


削板「根性が足りないぞ!」


フィアンマ「……フッ」


垣根「黙れチクショウ! 俺のM(マックス)M(モッコリ)M(モード)は短期決戦仕様なんじゃいっ!!」


00002「あ、それでいつもカウント2.8なんですね」


垣根「ゴメン頑張るからもう許して」




628: 2013/10/22(火) 00:53:49.93 ID:6RorqylSO
00003「ではミサカの番です」ポイッ


00002「『1番居たい場所』ですか」


00003「……」トテテ


削板「ん? 俺の隣?」


00003「……ここです///」ピト…


削板「いや~まいったな」ハッハッハッ!!


垣根「よーし全員、壁を殴れっ!!」


00001「デンプシーロール!」ゴンゴンッ!!



00002「スマッシュ!」ガンッ!!


番外「フリッカー!」シュッシュッ!!


アレイ「やめなさいバスが壊れる」


アレイ「まったく…」


食蜂「アレイスターさぁん♪」


アレイ「なんだね?」


食蜂「ギュ~~ッ☆」


アレイ「だからなんだと言うんだ!?」




629: 2013/10/22(火) 00:57:52.69 ID:6RorqylSO
番外「そんじゃミサカだね」ヒョイ


アレイ「残念だが到着してしまったぞ」


番外「え~~もう投げたのに」


垣根「諦めろ、ところで上条……」


上条「ん?」


垣根「これからどうすんだ?」


上条「寮に帰って夕飯の準備……いや、買い出ししてからか」


垣根「焼き肉食いたいな~」


上条「……は? いや食いたいなら食えば…」


垣根「冷蔵庫に松阪牛あるんだよな~~」


上条「……俺に用意しろと?」


垣根「一食分浮くぞ」


上条「……断ったら?」


垣根「俺の未元物質がオマエの部屋をオブジェにする」


上条「脅迫ですかい」



630: 2013/10/22(火) 01:00:07.73 ID:6RorqylSO
美琴「ちょっと――っ! 無理矢理はやめなさいよ!!」


垣根「んだよ~、文句あんなら御坂も食ってきゃいいだろ?」


美琴「いや別に夕飯はどうでもいいのよ!!」


垣根「だったらなんだよ」


美琴「う…その……これから帰って当麻の部屋で二人でしっ…ぽ…り……」


垣根「させると思うかバカめが」ケ---ケケケッ!!!


美琴(二人っきりのデート邪魔された挙げ句に二人っきりの夜まで……)シクシクシク…



食蜂「でも御坂さん、夕飯って言ってもそろそろ門限よぉ?」


美琴「いいのよ別に、私は門限の鎖から解き放たれてるから」


食蜂「…………え?」



631: 2013/10/22(火) 01:04:45.62 ID:6RorqylSO
美琴「コレよコレ、外泊許可証。持ってるだけでいつでもどこでも外泊が許される魔法のカード」


食蜂「なによそれぇ! 御坂さんだけずるぅい!!」


美琴「アンタは寮監の記憶改竄すればいいんだから必要無いでしょ?」


食蜂「……リモコン操作する前に首ゴリってされそうで…」


美琴「……寮監ならやりかねないわね、黒子がテレポートする間も無く捻られるし」


食蜂「誰から貰ったのぉ?」


美琴「アレイスターから」


食蜂「アレイスターさぁん…」


アレイ「そう来るだろうと思って作っておいたよ」


食蜂「わぁい☆」ムギュー


アレイ「だから抱きつくのをヤメ…あぁ…柔らかい……」


上条(ちょっといいなぁと思って…)


美琴「と・う・ま」


上条「まったく持ってけしからんですな」



632: 2013/10/22(火) 01:05:59.14 ID:6RorqylSO
黒夜「ぁ…その…私……」


一方「…食ってけ」


黒夜「ぁ……いい…の?」


一方「悪いなンて思ってる奴ァいねェよ」


黒夜「じゃ…じゃあ早く連れてけよ! 私場所分かんないんだから!」グイグイッ


一方「引っ張るな服が伸びるだろォが」


打ち止め「早く早くっ!ってミサカはミサカは引っ張ってみたり」グイグイッ

一方「だァから引っ張ンなっつ―の!!」


00001「………」チャキッ


00002「まぁまぁ」ガシッ


00003「ほほえましいではないですか」ガシッ


00001「おのれぇ~…」ギリギリ…



633: 2013/10/22(火) 01:11:30.61 ID:6RorqylSO
番外(……サイコロのお題なんだったのかな?)チラッ


『彼氏に「メチャクチャにして」と迫る』


番外「 」


フィアンマ「何をしている?」


番外「フギャ!? ニ゙ャァァァァ――ッ!!!」バリバリッ!!!


フィアンマ「ぎゃあああああ!! 顔を引っ掻くな! ネコかお前は!!」


番外「うっさぁぁぁぁい! ととっ、とにかくアンタが悪いっ!!」


フィアンマ「なんだその理不尽は?!……ん、サイコロ?」


番外「バルスッ!!」ブスリ


フィアンマ「ムスカァァァァァアア!!!」ギャァァァッ!!!




634: 2013/10/22(火) 01:15:12.08 ID:6RorqylSO
上条「さて下ごしらえしますか」


美琴「ホットプレート出しとくわね」トテテ


食蜂「あのぉ、私も手伝った方がいいですかぁ?」


上条「ああ、助かるよ。野菜を洗って切っといてくれるか?」


食蜂「はぁい」ジャバジャバ


上条(食蜂も常盤台のお嬢様だし、料理とかバリバリ出来るんだろうな…)


食蜂「猫の手…猫の手猫の手猫の手猫の手ぇぇ……」プルプル


上条「……やっぱ俺がやろうか?」ハラハラ


食蜂「だ、大丈夫ですよぉ…これくr(ザクッ…」


食蜂「 」


上条「よそ見はだめぇぇぇ!!!」




635: 2013/10/22(火) 01:18:42.19 ID:6RorqylSO
食蜂「グスン…」


上条「大した事なさそうで良かったよ、絆創膏貼って…よしOK」


美琴「当麻、ホットプレート……」


上条「ゆっくり切れば大丈夫だから、こんな感じで」トントントン


食蜂「上手ですねぇ」ムギュギュ


上条「あ、あの…あ…当たって…」


美琴「ゴラアァァァァ!! 離れなさい!!」


食蜂「わざとじゃないわよぉ? 自分に無いからって嫉妬はカッコ悪いゾ☆」


美琴「あるわよ胸くらい!!」


上条「ま、まぁまぁケンカしないで……」


食蜂「お米も洗うんですよねぇ? ママレモンでいいですかぁ? それともジョイ?」


上条「水で研ぐの――っ!!」


美琴「アンタもう座ってなさい!!」



636: 2013/10/22(火) 01:20:00.35 ID:6RorqylSO
食蜂「料理って難しい…」トボトボ…


垣根「なんだみさきち、えらい落ち込んでんじゃん」


一方「大方洗剤で米研ぎしようとして退場くらったンだろ」


フィアンマ「ベタだな」


削板「だが手伝おうとした心意気はかうべきだな」



食蜂「何もしてない貴方達よりマシでしょぉ??」


垣根「一方通行に料理作らせたら氏人がでるわ」


一方「人の事言えるかよゴミ野郎」


垣根「……んだとコラもっぺん言ってみ?」


一方「生ゴミ」


垣根「ムッカッチーン! はーいキレた! リアルファイトじゃ表出ろや!!」


一方「上等だコラ」



637: 2013/10/22(火) 01:21:28.13 ID:6RorqylSO
食蜂「え? ちょっと??」


削板「はじめの一歩の第三期見ないか?」


フィアンマ「いや、ISの二期にすべきだ」


食蜂「どうして止めないの?! 第一位と第二位のケンカなんて洒落にならないわよぉ???」


00001「まあ、いつもの事ですし」


00002「今日の夕飯はカレーよ、くらいありふれています」


00003「ミサカ達にはもはや見飽きた光景です」


番外「みさっちお茶飲む?」


食蜂「あ、ありがと……ブ――――ッ!! 苦ぁぁい!!」


番外「苦丁茶(くていちゃ)って苦いんだ?」


アレイ「世界一苦いお茶として有名な中国産のお茶だ、身体には良いんだがね」


食蜂「コレ罰ゲームレベルですよぉ!?」




638: 2013/10/22(火) 01:22:27.17 ID:6RorqylSO
食蜂「そ、それより学園都市がメチャクチャに……」


アレイ「心配ない、修繕費は全て海原もといエツァリと言う男に請求がいく」


黒夜「チビすけ、何してンだ?」


打ち止め「GTAVだよってミサカはミサカは無意味な殺戮を繰り返してみたり」カチカチ


黒夜「やっべェ、めっちゃ楽しそうじゃん」


食蜂(……私の感覚がズレてるのかなぁ……)




639: 2013/10/22(火) 01:23:29.73 ID:6RorqylSO
>ウォォォォッ!! >キェェェェイッ!!!


食蜂「ちょ、ちょっと様子見てきます!」タタッ!!


アレイ「意外と心配性だな」


食蜂「二人共落ちつ……」ガチャ


垣根「行け! メルヘン関!」トントントントントントンッ!!


一方「押し出せベクトル錦!」トントントントントントンッ!!!


食蜂「……なに…してるんですかぁ?」


一方垣根「「紙相撲」」


食蜂「ズコ――ッ!!」



640: 2013/10/22(火) 01:24:26.49 ID:6RorqylSO
垣根「負けた方が肉焼き係だかんな!」トントントン!!


一方「上等だァ! オマエ今日肉食えると思うなよォ!!」トントントン!!


食蜂(第一位と第二位が紙相撲って……)


垣根「乱れ撃つぜええええっ!!」トントントントントントントントントンッ!!!!


一方「思考と反射の融合だァ! 行くぜェェェ!!」トントントントントントントントントンッ!!!


食蜂「……準備出来たら呼びに来ますねぇ」ガチャ…


一方垣根「「ヨロッ!!」」




641: 2013/10/22(火) 01:26:26.15 ID:6RorqylSO
すみません今回はここまで。

寝落ちすると思った? 残念、そう何度も連続で寝落ちはしない。

と言う事でおやすみなさい。

642: 2013/10/22(火) 03:18:27.64 ID:zuxXZmmo0


なんか色々フラグってるな
今回…

てか肉焼き係になると
油吸い込んじゃって
お腹一杯になるよね
wwww

引用: 上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロリコン共め」