シャロ「はうぅ、よく分からないけどみんなの様子がおかしいです…」

二十里「僕の美しさセンサーが反応しているッ！！」ﾋﾞｶｰﾝ

シャロ「ぎゃあっ！！」

コーデリア「ちょっとぉ！！汚い手でシャロに近づかないでください！」ﾊﾞｼｯ

二十里「汚い！？僕がッ！？このセンシスティックビューティフルフィンガーに向かって…！」

小衣「そこの変態教師ッ！逮捕するわよ！？」

アンリエット「シャーロック、ここはうるさいので私の部屋でかまぼこを食べましょう」ｽｯ

シャロ「えっ！？かまぼこ！！」

ネロ「しゃ、シャロ！僕のとっておきのあめあげるから！僕と遊びにいこう！！」ｱｾｱｾ

シャロ「あう～、どっちも捨てがたいです…！」ﾌﾗﾌﾗ

アンリエット「……チッ」

アンリエット「幻惑のトイズ…！」ﾊﾟﾁﾝｯ

シャロ「はっ！？」ﾄﾛｰﾝ

…

シャロ「あっ！アンリエットさんのぼよよんがかまぼこに！？」

アンリエット「すきなだけ食べていいんですよシャーロック」

シャロ「わぁいかまぼこ、わたしかまぼこ大好きです！」

アンリエット「優しく…噛んでくださいね」

シャロ「アンリエットさんに一生ついて行きます～！」ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ

…

シャロ「………ふへへ」ﾄﾘｯﾌﾟ

ネロ「シャローー！！戻ってこーい！！」

シャロ「ふへへ…アンリエットさんについて行きますぅ～」

ネロ「何言ってんだよー！何されたんだよちっくしょう！」

アンリエット「人聞きの悪い…シャーロックは自分の意志で私のところへ来ると言っているのですよ？」

ネロ「………！」ｷﾞｯ

アンリエット「…………」ｼﾞﾘ…

エリー「……えいっ」ﾋｮｲｯ

アンネロ「「！？」」

エリー「ご…ごめんなさい…シャロは連れて行きますー…！」ﾀﾞｯｼｭ

アンリエット「エルキュール・バートン…！」ｷﾞﾘｯ…


小衣「黄金仮面ラッガー！！」ｽﾞﾊﾞｰﾝ

二十里「ふっはははは！僕の美しいＴＩ☆ＫＵ☆ＢＩには心地よい刺激だよ！！」

コーデリア「キモいよぉ～！ウザいよぉ～、怖いよぉ～！！」

エリー「シャロ…目を覚まして…？」ﾊﾞｷｯﾄﾞｶﾞｯﾒｼｬｧ

シャロ「はっ！わたしは　しょうきに　もどった！」

シャロ「ここは…屋根裏部屋！？あれ、エリーさん！？」

エリー「…よかった」ﾎｯ

シャロ「み、みんなはどうしちゃったんですか！？早く戻らないと…！」ﾊﾞｯ

エリー「だっ！だめよ…！シャロ…！」ｶﾞｯｼ

シャロ「あうぅ！トイズは反則ですう！」

エリー「外は…危ないから、だめ…」

エリー「みんなは…別のところに逃げたから…大丈夫…」

エリー「シャロは…私と、ここに…いましょ？」

シャロ「あ、危ないんですか！？危険が危ないんですか！？」

シャロ「なおさら助けにいかなくちゃ！ミルキィホームズマイナスネロ、コーデリアさん！出動ですー！」

エリー「ま、待ってぇ…！」

エリー「嘘よ…本当は危なくないから…」

シャロ「なぁんだぁ！危なくないんですね！」

シャロ「じゃあ、アンリエットさんのところにかまぼこ食べにいってきますー」ｶﾞﾁｬ

エリー「やっぱり危ないから、だめぇ…！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

シャロ「あ、危ないんですか！？危険が危ないんですか！？」

シャロ「なおさら助けにいかなくちゃ！ミルキィホームズマイナスネロ、コーデリアさん！出動ですー！」

エリー「ま、待って）ｒｙ

小衣「や、やっと脳内お花畑とＨＥＮＴＡＩを振り切ったわ…！」ﾖﾛﾖﾛ

小衣「さっきｍシャーロックが工口…エルキュールに連れて行かれるところを見たわ！」

小衣「行き先は恐らくアホキィホームズの部屋…！こっちね！」ﾀﾞｯｼｭ

ネロ「待てえー！！」

小衣「げっ…！」

ネロ「追いついたぞ明智！シャロは渡さない！」

小衣「な、なによ！あんたなんかが私と戦って勝てるとでも思ってるわけ！？」

ネロ「勝てる！」ｷﾘｯ

小衣「…黄金仮面スマーーーッシュ！」ﾊﾞｯ

ネロ「今だ！」ｶｯ
　　　　　　ﾄ　ｲ　ｽﾞ
ネロ「電子機器操作発動！」ｼｬｷﾝｯ

小衣「！？」

ネロ「コンセントから流れた電気は…明智の黄金仮面に落ちる！！」

小衣「ぎにゃああああああああ！！！！！」ﾋﾟｼｬｰｰｰﾝ

ネロ「へっへーん！どんなもんだい！」

小衣「ＩＱ一兆…四…」ﾄﾞｻｯ

ネロ「シャロー！待っててね、僕がいくよー！」ﾀﾞｯｼｭ

ネロ「シャロー！ネロですよー！」ﾊﾞﾀﾝ!

ネロ「…………」ﾓﾇｹﾉｶﾗｰ

ネロ「…ってなんでですかー」

シャロ「エリーさーん、どこに行くんですかー？」

エリー「え、ええっと…」

エリー（どうしよう…シャロを部屋から連れ出したのはいいけれど…）

エリー（どこに…行けば、みんなに会わなくて済むのかな…）

エリー（シャロと…二人っきりになれる場所…）ｷｮﾛｷｮﾛ

二十里「見つけたよ！かわいい子猫ちゃぁん！！」ﾊﾞｯ

エリー「きゃああああああーーーっ！！」ﾄﾞｯｺﾞｫ

二十里「ウボアー」

エリー「あ…ごめんなさい…」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾘ　ﾀ　ｲ　ﾔ
二十里　海（トゥエンティ）　　　再起不能

コーデリア「………はっ！お花畑…！？」ｶﾞﾊﾞｯ

コーデリア「いけない…気絶してたみたい…」

コーデリア「シャロ…シャロはどこにっ！？」

アンリエット「シャーロックならここにいますわ…」

コーデリア「会長っ！？…と！シャロ！？」

シャロ「ふにゃあぁ～ん、アンリエットさぁ～ん！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

コーデリア「！？」

アンリエット「貴女がそこでのびてる間に私が全員倒しました」

アンリエット「シャーロックは私のものですわ」

コーデリア「そ、そんな…！？」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

アンリエット「その証拠に…シャーロックは完全に私の虜ですわ…ほら」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

シャロ「あ…あっ…！アンリエットさぁん…あごをごろごろしちゃだめですぅ～！」ﾌﾆｬｰ

アンリエット「うふふふ…！口ではなんとでも言えますわね…本当はこれがいいんでしょう？」

シャロ「あうんっ、もっと…もっとぉ～！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

アンリエット「うふふふふふふ」

コーデリア「そんな…私のお花畑っ…！シャロと言う名の花がーーーっ！！」

…

コーデリア「うぅぅ…！そんな…ぐふぅっ！！」Zzz

アンリエット「幻惑のトイズ…」

ネロ「くっそぅ…窓が開いてる！ここから逃げたのか！」

ネロ「シャローーっ！どこだよーーっ！！」

…

アンリエット「さて…肝心のシャーロックはどこに…？」

アンリエット「しらみつぶしに学園の中を探すしかないようね…」

…

エリー（どこか…どこか隠れられるところ…）ｷｮﾛｷｮﾛ

シャロ「エリーさーん？エリーさんってばー！」

エリー（屋根裏部屋では…だめ）

エリー（みんな帰ってきちゃうし…いざという時に逃げられない）

エリー（それなら…）

…

アンリエット（普通に考えて、おそらく屋根裏部屋に戻る様な真似はしないはず…）

アンリエット（人が多い所…にもいかないでしょうね）

アンリエット（それならば…）

…

ネロ（屋根裏部屋にはいなかった…戻っても無駄だろうなぁ）

ネロ（シャロが逃げるところ…といったら）

ネロ（よぅし！）

屋根裏部屋

アンリエット「見つけましたわシャーロック！」

ネロ「シャロぉ～！やっと会えたよー！！」

エリー「え、え、えぇっ…！？」

アンリエット（裏をかいたのが功を奏したようですね）

エリー（裏をかいたのが…失敗、しちゃった…）

ネロ（なんか戻ってきたらみんないたよ）

シャロ「おなか空きましたぁ～」ｸﾞｳｩ

エリー「こ、こうなったら…！」

アンリエット「いざ、尋常に…！」

ネロ「勝負だッ！！」

ネロ「ダイレクト・ハッキング！！」ﾋﾞﾘﾘﾘﾘ

アンリエット「ファイア…！」ﾌﾞﾜｯ

エリー「え…えぇえーーい！！」ﾄﾞｶﾞｯ

シャロ「も、もう…おなかが限界ですぅ…」ｸﾞｳｳｩ

シャロ「ネーロー、エリーさーん、ごはん食べてきますねー」

シャロ「ごはん…ごはん…」ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

ネロ「うぎやあああああああ！！！」

アンリエット「きええええええええええ！！！」

エリー「ひいいいいいいいいい！！！」

ネロ「はぁ…！はぁ…！あれ、シャロは…？」ﾎﾞﾛｯ

アンリエット「あ、あら…？」ｸﾞｼｬｯ

エリー「……シャロ？」ﾒﾀｯ

ネロ「あ…あそこ、窓の下…」

アンエリ「「？」」ﾋｮｺｯ

…

根津「ほら、かまぼこなら持ってるけど」

シャロ「いいんですかぁ！？かまぼこー！！」

シャロ「ありがとう根津くんー！」ﾑｼｬﾑｼｬ

根津「べっ、別に！？たまたま持っててだけだし！感謝される筋合いなんてねーよ！」

ネロアンエリ「「「……！！」」」

シャロ「えへへ、根津君大好き！」

根津「はぁ！？ば、馬鹿言ってんじゃねーよ！」

根津「お前みたいなお子様に好かれたって嬉しくもなんとも…ん？」

根津「アンリエット様たちが…上からこっちを見ている」

二十里「…………」ﾕﾗｧ

コーデリア「…………」ﾌﾗｧ

小衣「…………」ｸﾞﾗｧ

根津「ん？お前らどこからともなく…どうし…」

根津「ぎにゃああああああああああああああ！！！！！」


シャロ「かまぼこおいしいです～！」


おしまい

君ならもっとかけるはずだ

乙！