1: 2014/05/29(木) 02:29:56.86 ID:91hVMV6SO
早めに新スレ立てました。

時間的、眠気的にスレ立てで終わります、過去スレ等はまた後日。ではおやすみなさい。



10: 2014/05/29(木) 12:40:50.59 ID:91hVMV6SO
過去スレ

上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」【前編】
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」【後編】

上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「前編」
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「後編」


上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」【前編】
上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」【中編】
上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」【後編】

上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」【前編】
上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」【中編】
上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」【後編】

上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロOコン共め」【前編】
上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロOコン共め」【中編】
上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロOコン共め」【後編】

上条「見られたら」垣根「見せ返せ」削板「倍返し」美琴「大覇星祭は?」【前編】
上条「見られたら」垣根「見せ返せ」削板「倍返し」美琴「大覇星祭は?」【後編】






11: 2014/05/29(木) 12:41:47.48 ID:91hVMV6SO
注意事項

・キャラ崩壊

・カプ要素あり

・ギャク茶番あり
とある魔術の禁書目録 31巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
19: 2014/05/29(木) 23:10:11.37 ID:91hVMV6SO
ナイトパレード


番外(アイツ…どこ行ったんだろ……)


番外「みんなでナイトパレード見に行くって言ったのに一人でどっか行っちゃうし」


番外「……フンだ、別に二人で花火見たかったとかじゃないし」


番外「……やっぱ二人で見たかったな…花火」


番外「フィアンマのバ~カ、ナンパされたら釣られてやるんだから!」


■■「あ。アウレオルス」


アウレオルス「偶然、向こうで禁書目録とナイトパレードを見ている、来るか?」


姫神「今こそ光の下に」


アウレオルス「残念、花火の光は刹那の時間だ」


姫神「それでも。私はここに居る」



20: 2014/05/29(木) 23:13:41.71 ID:91hVMV6SO
フィアンマ「おのれ上条! 神の右席を敵にまわしてタダで済むと思うなよ!」


上条『もう夕飯作ってやんない』


フィアンマ「争いは何も生み出さない、病室の手配をしておく」


上条『よろしく』ピッ


フィアンマ「食を支配される事がこれ程の強制力を持つとは、ローマ聖教でも参考にしよう」


フィアンマ「さて、ワーストに黙って離れたが……」


フィアンマ「怒ってる……よな」




21: 2014/05/29(木) 23:17:30.31 ID:91hVMV6SO
浜面「花火キレイだナショナリズム」


滝壺「そうだね、はまづら」


浜面「た、滝壺の方がキレイだけどナショナリズム」


滝壺「……はまづら」


浜面(ヤベッ、流石にクサすぎたかナショナリズム……)



滝壺「ありがとう」ニコッ


浜面「ま、まだ屋台やってるし、行ってみるかナショナリズム!」


滝壺「そうだね」


滝壺(最近はまづらが面白い)




25: 2014/05/29(木) 23:25:52.70 ID:91hVMV6SO
番外(見せつけやがって、爆発しろっ!)


フィアンマ「爆発しろっ!!」クワッ!!


浜面「どわっ!?」


滝壺「ごめんなさい」ペコリ


フィアンマ「うむ、分かればよろしい」


滝壺「はまづらとデートしてもいい?」


フィアンマ「許す」


滝壺「ははぁ~」


浜面(ん? コイツ前に上条達と野球してた奴だったかナショナリズム?)




26: 2014/05/29(木) 23:35:37.01 ID:91hVMV6SO
フィアンマ「いい娘だ、あんな男にはもったいない位だ」


番外「オイこら」


フィアンマ「……」


番外「なにしてんのさ」


フィアンマ「ちょっとトイレに」


番外「ウソでしょ?」ビリッ!


フィアンマ「ウソです」


番外「…なんか面倒事?」


フィアンマ「いや、もう終わった」


番外「ふ~~ん」



初春「白井さん! まだ寝てないとダメですよ~!」


黒子「お離しなさい初春! わたくしはお姉さまの下に!!」


初春「麻酔針」プスリ


黒子「ワダクシのカタダバボドボドデスノ―」


初春「あ、これオンドゥル針だった」アチャー




28: 2014/05/29(木) 23:45:57.05 ID:91hVMV6SO
番外「ミサカさ、今ヒマなんだよね。みんなとはぐれちゃったし」


フィアンマ「奇遇だな、俺様もヒマだ」


番外「じゃ……さ。ヒマ人同士、花火でも見る?」


フィアンマ「恋人同士としてなら、エスコートしよう」


番外「なら……よろしく」


フィアンマ「……」


番外「……」



29: 2014/05/29(木) 23:56:02.77 ID:91hVMV6SO
>ドーンッ!ドーンッ…



番外「……綺麗」


フィアンマ「恋人と二人っきりで花火を見るか、最高だな」


番外「…」ギュ…


フィアンマ「どうした?」


番外「別に、ちょっとくっつきたくなっただけ」


フィアンマ「…そうか」


番外「ねえ、フィアンマ」


フィアンマ「ん?」


番外「ミサカ達さ、ちゃんと恋人同士に見えてるよね?」


フィアンマ「見えてない輩が居るとすれば、そいつの目はスーパーボールで出来ているな」


番外「ビー玉じゃないの??」




31: 2014/05/30(金) 00:09:14.47 ID:qJAjEFFSO
番外「……あの…さ」


フィアンマ「なんだ?」


番外「ミサカ達って…その……」


フィアンマ「?」


番外「何だかんだでさ、する事して無いよね?」


フィアンマ「セッ「違うっ!!」違うのか…」


番外「だ、だから……キス…とか……」


フィアンマ「キス? ああ、そう言えばしてないな。風呂は一緒に入ったが」


番外「ぎゃぁぁぁぁ!! 思い出させるな――っ!!!」




33: 2014/05/30(金) 00:17:56.88 ID:qJAjEFFSO
フィアンマ「……若干人目があるぞ?」


番外「気にしなきゃいいじゃん」


フィアンマ「元より気になどして無い」


番外「そっか」


番外「ファーストキスじゃ無いケド、いい?」


フィアンマ「恋人とは初めてだろう?」


番外「そう……だね」


フィアンマ「……」


番外「……ん……」




35: 2014/05/30(金) 00:32:49.17 ID:qJAjEFFSO
フィアンマ「……」


番外「………ぷはっ!」


フィアンマ「キスしながら呼吸出来んのか?」


番外「口塞がっててどう呼吸すんの?!」


フィアンマ「鼻で」


番外「あ、そっか」


フィアンマ「……プッ…クク……」


番外「んにゃ! 笑うなぁぁぁぁ!!」ポカポカッ!!


フィアンマ「ククッ……スマンスマン、しかし最後の最後で締まらんな」


番外「フンだっ! 次は上手くやるし!」


フィアンマ「ああ、期待しておこう」


番外「……そろそろみんなのトコ、行く?」


フィアンマ「そうだな、ゆっくりと、行こう」


番外「……うん、ゆっくり……ね」




36: 2014/05/30(金) 00:35:37.52 ID:qJAjEFFSO
ハイ今回はここまで。

次はちゃんと本編投下します。

意外に過去スレの各シーンの会話を覚えてる人がいて驚きました。

66: 2014/06/02(月) 00:00:17.98 ID:JVpLzoNSO
上条「そう言えば美琴、打ち止めは?」


美琴「お母さんと椎名さんに着せ替え人形にされてるわ」


上条「あらら、父さんは?」


美琴「木原さんと色々話してたわよ? 何か魔除けがどーのって」


上条「化学者の木原さんに魔除けの相談したって意味無いだろうに」


美琴「あ、そうだ。汗拭いてあげるから上着脱いで」


上条「いやいやそれくらい自分で…」


美琴「いいから、コレくらいさせてよ」


上条「それじゃ遠慮無く」ヌギヌギ




67: 2014/06/02(月) 00:12:18.34 ID:JVpLzoNSO
美琴「ハイ、じゃあ後ろ向いて」


上条「よろしく」クルッ


美琴(背中、大きく見えるなぁ…)


上条「なんか付いてる?」


美琴「べべべ別に?? それじゃ早速…」


>ガチャ


食蜂「御坂さぁん、飲み物買って……」


上条美琴「 」


食蜂「……お邪魔しましたぁ~~」パタン


美琴「ちょっと待ちなさぁぁぁぁい!!」ダダダッ!!



上条「……寒い」ヘクチッ!




68: 2014/06/02(月) 00:28:05.40 ID:JVpLzoNSO
病室(無人)


番外「………エヘ///」モフッ


番外「………へへへ///」モフモフッ


番外「うわぁぁぁぁ! とうとうキスしちゃったよぉぉぉ!!///」バタバタッ!!


番外「今まで邪魔ばっかり入って出来なかったケド! ついに1歩前進!!」ガッツ!!


番外「ウェヘヘへェェェイッ!!///」バタバタッ!!



番外「やっぱアレだよね? このままイクとこまで行っちゃう流れだよねコレ!?」


番外「うわぁぁぁぁ! ミサカ上手く出来るかな~~なんちゃってなんちゃって~~~へへへ~へ///」バタバタモフモフッ!!


病室前


美琴「………そっとしといた方がいいの…よね?」


食蜂「聞かなかった事にした方がいいわねぇ」




69: 2014/06/02(月) 00:43:34.06 ID:JVpLzoNSO
番外「……ん? でも待てよ?」


番外「出会ったばっかの頃は確か……」


番外「こう【フィアンマ→番外個体】だったハズなのに」


番外「なんかいつの間にか逆転【番外個体→フィアンマ】してる??」


番外「……ま、いっか」


番外「とりあえずそうなった時、どーすればいいか……」


番外「アドバイス欲しいな~、おねーたまは……ダメだノロケ聞かされる未来しか見えない」


番外「ん~~~、仕方ない。MNWで聞いてみよっと」




70: 2014/06/02(月) 00:54:57.65 ID:JVpLzoNSO
・妹達雑談スレ

【一方通行がカッコ良くて生きるのが辛いその70】(950)


【垣根さんお仕置きレパートリー考察スレその92】(882)


【軍覇さんLOVE!!その80】(175)


【人生とは博打、逆もまた然りその20】(100)


new【ちょっと相談なんだけど】(1)



1:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misakaworst


オーイ、ちょっといい?


2:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


テメーこの野郎、今一方通行にリンゴをアーンしてる最中なんだぞ氏ね





71: 2014/06/02(月) 00:57:58.36 ID:JVpLzoNSO
3:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


ミサカと垣根さんの熱い抱擁を邪魔するバカは氏ね


4:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


今貴様に言える事はひとつだ、氏ね


5:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misakaworst


………グスン


6:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


オイオイ泣くなよ豆腐メンタルか?


7:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>>6セ口リの事ですねわかります


8:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>>7ちょっと屋上、大丈夫出来るだけ痛めつけてやるから




83: 2014/06/02(月) 10:25:50.85 ID:JVpLzoNSO
9:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


茶番は終わりだ、要件を聞こう(ゴルゴ風)


10:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misakaworst


あの…さ、3人は…さ、もう経験済んでるじゃん?


11:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


何の?


12:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misakaworst


だから…アレだよ、その……男女の営み的な


13:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


アレじゃ分からんハッキリ言いたまへ


14:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


恥ずかしがらずに声に出して言ってごらん、ん? ん?


15:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>>14どこのセクハラ親父だよwww





84: 2014/06/02(月) 10:45:44.66 ID:JVpLzoNSO
16:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misakaworst


アンタら分かってて言ってるだろ!?


17:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


S○Xだろ


18:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


お、ついにか?


19:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


オメーオメーオ~メ~ン



20:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misakaworst


もう突っ込むまい、だからさ、どーすればいいかアドバイスヨロッ!




86: 2014/06/02(月) 11:09:53.98 ID:JVpLzoNSO
21:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>>20んなもん、全裸で対アリ戦で見せた猪木スタイルでカマーンすりゃいいだけだろ、そのムカつくバディをいかせよ



22以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


オイオイ前戯は大事だぜ? タダでさえ初めてなんだ。濡れてないと痛いだろ


23:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misakaworst


>>22 や、やっぱ初めてって痛いの??


24:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


……え? あんなのかさぶた剥がれる程度だろ?




88: 2014/06/02(月) 11:17:44.49 ID:JVpLzoNSO
25:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>>24は? かさぶた?

あんなの子猫に甘噛みされる程度だろ?


26:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misakaworst


そうなの??


27:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


お、おい…



28:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


なにも心配は無い、当たって行け末妹よ!


29:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misakaworst


分かった! ありがと!!

・worstがログアウトしました


31:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


……そして砕け散れ



32:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


オマエら意地悪過ぎだろ、アレ激痛ってレベル超えてんだぞ?




89: 2014/06/02(月) 11:24:32.70 ID:JVpLzoNSO
33:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


コレも末妹が可愛いが故、飴と鞭さ



34:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


いや飴の要素がねぇよ、鞭で叩いて串刺しだよ


35:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


まあ実際串刺しにされるけどな肉と言う名の棒に



36:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>>35座蒲団1枚


37:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


……ハァ、あとはフィアンマ氏のテクニックと気づかいに託すか




90: 2014/06/02(月) 11:25:41.19 ID:JVpLzoNSO
番外(そうだよね)タッタッタ

番外(悩んでたって仕方無かったんだ)タッタッタ


番外(素直になろう)タッタッタ


番外(して欲しい事、したい事……)


番外(ちゃんと言おう)タッタッタ…


番外「フィアンマ!」バターンッ!



貼り紙・【ちょっと出掛けてくる】


番外「またかぁぁぁぁぁぁぁぁああいっ!!!!!!」ビリーンッ!!!!



番外「ああぁぁぁぁんにゃろぉぉぉぉぉぉ!!!」ゴゴゴゴゴッ!!



番外「戻って来たら覚えてろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」




91: 2014/06/02(月) 11:32:51.97 ID:JVpLzoNSO
~その頃~


一方「何かうるせェ」


00001「気のせいです」


垣根「騒がしくね?」


00002「猫が騒いでるだけでしょう」


削板「事件か!」


00003「違います」


上条「今まで何をしてた?」


アレイ「ローマ法王とローラ=スチュアートと初代ロックマンのニコ生実況を」


美琴「アレ1人用でしょ」


食蜂「ヒドイですよぉ、私をほったらかしにしてぇ」ムギュ~


アレイ「イ工口ーデビルはトラウマになったよ」ムギュラレ


上条「平和だな~」


アレイ(本当は今回の件がこの面子でどうしようもならなかった時)


アレイ(ローマ聖教とイギリス聖教に協力してもらう算段だったが)


アレイ(無事に済んでよかった)



アレイ(フィアンマ、損な役回りを頼んですまない……)




104: 2014/06/04(水) 00:53:27.50 ID:4xVbc+KSO
~空港。自家用ジェット内~


リドヴィア「失敗に終わるとは……少々予定外でしたね」


リドヴィア「オリアナも学園都市の方に捕まった様ですし……」


リドヴィア「あぁ…救って差し上げなければ、救って差し上げなければ…」


リドヴィア「ですがとりあえず今回のところは、身を潜めるとしましょう」


>ピンポンパンポ~ン♪



リドヴィア「?」




105: 2014/06/04(水) 00:55:04.56 ID:4xVbc+KSO
『えぇ~毎度ォご乗車ァありゃとございィます』ハナゴエ



『え~投機はまもなく離陸……しませんのでご了承下さい』


リドヴィア「?!」


リドヴィア「機長! 何を言って――ッ!?」


機長「 」チーン


フィアンマ「機長は貧血で倒れた、離陸は無理だな」



リドヴィア「神の右席……右方のフィアンマ…」


フィアンマ「コレだけの騒ぎを起こした貴様を、易々と逃すと思ったのか?」




106: 2014/06/04(水) 00:58:20.83 ID:4xVbc+KSO
リドヴィア「わ、私はあくまで救いの手を差し伸べる為に……」


フィアンマ「下らんな、一方的に押し付ける善意など、タダの独善に過ぎん」


リドヴィア「それでも救われた人は多く居ると自負しておりますので」


フィアンマ「確かにな、だが今回、貴様はやり過ぎた……」


フィアンマ「俺様の大切な者が居る地を、危険に晒した罪は……重いぞ?」ギロリ


リドヴィア「全ては青き清浄なる世界の為n」


>ゴスッ!


リドヴィア「 」チーン


フィアンマ「…ドコのブルーコスモスだ貴様は」




107: 2014/06/04(水) 01:01:49.21 ID:4xVbc+KSO
フィアンマ「貴様の言う救いとは、確かに立派な事なのだろう…が」


フィアンマ「今やこの学園都市は、化学と魔術。本来相容れね者達が手を取り合える場」


フィアンマ「俺様の望む世界の縮図…」


フィアンマ「どんな大義名分を持ち出そうが、そう易々と壊させはせん」


フィアンマ「…」テルテル


フィアンマ「目標は確保した」


??『ご苦労ね、お礼もうしあげりけるわ』




108: 2014/06/04(水) 01:06:29.24 ID:4xVbc+KSO
フィアンマ「正体バレバレだぞ、ローラ=スチュアート」


ローラ『滲み出る気品を隠しきれ無かったかしら?』


フィアンマ「アホが隠しきれて無いな」


ローラ『アホ?! 私の何処がアホに見えりけるの!?』



フィアンマ「刺突杭剣などとウソ情報を寄越した挙げ句……」


フィアンマ「あとはほったらかしでニコ生実況しとるアホだろう?」



ローラ『あぁ~、アレは実況の名を借りたローマ法王とアレイスターとの会談で……』


フィアンマ「先ほどタイムシフト予約で見てみたが、コメント酷かったぞ」


フィアンマ「こwのw女w日本語オカシイwwwとか、日本語でおk?とかな」


ローラ『 』



109: 2014/06/04(水) 01:08:46.23 ID:4xVbc+KSO
ローラ『全ては土御門のせいなりけるのよ!』


フィアンマ「知るか、とにかくリドヴィアはそちらに預ける……が、2つ確約してもらう」


ローラ『なにかしら?』


フィアンマ「リドヴィアへの過度の尋問に拷問、その他の非人道的な行為は止めてもらう」


ローラ『フムフム』


フィアンマ「それとオリアナ=トムソンもだ、あの女は依頼をされただけ」


フィアンマ「学園都市での治療が終わったあとは自由にさせる、この2つを確約するならリドヴィアは明け渡す」


ローラ『……随分お優しいのね、神の右席ともあろう貴方が』




110: 2014/06/04(水) 01:11:01.44 ID:4xVbc+KSO
フィアンマ「……俺様も彼らに出逢わなければ……」


フィアンマ「この女と同じ、いやそれ以上の事をしようとしたやも知れん」


ローラ『でも貴方程の能力を持ってすれば、世界を救いたもう事も出来るのではなくて?』


ローラ『今まで誰一人成し遂げられ無い統一と平和、それに支配も』


ローラ『聖なる右ならば可能なのではなくて?』


フィアンマ「それは……」


フィアンマ「友人達とゲーセンやカラオケに行くより大切な事なのか?」


ローラ『は?』



111: 2014/06/04(水) 01:13:30.80 ID:4xVbc+KSO
フィアンマ「上条の美味い飯を食うことより」


フィアンマ「みんなで毎日ドンチャン騒ぎするよりか?」


ローラ『そ、そんな下らない事を例えにだしけるの?!』


フィアンマ「下らない……か、確かに下らない」


フィアンマ「だが、そんな下らない事を護る為に……俺様の聖なる右は在る」


フィアンマ「今は、そう言い切れる」


ローラ『……ハァ、了解したわ、では良しなに』


フィアンマ「ではな」ピッ



112: 2014/06/04(水) 01:17:37.93 ID:4xVbc+KSO
フィアンマ「……」カツカツ


フィアンマ「……フッ」


フィアンマ「俺様も、甘い事を言う様になったな」


番外「カッコつけてるとこ悪いんだけど…」ビリビリ…


フィアンマ「 」


番外「ドコほっつき歩いとったかああああっ!!!」


フィアンマ「ち、違うんだワースト! コレには訳が…」


番外「んあっ! 何コレ?! 明らかにミサカの知らない人物の髪の毛!!?」



フィアンマ「あ、それは……」


番外「女か? 女のだ! 女のだろこの野郎!!」


フィアンマ「いやだから……」




113: 2014/06/04(水) 01:19:20.85 ID:4xVbc+KSO
番外「ミサカと言うものが在りながら――ッ!!」ビリビリッ!!!


フィアンマ「違うんだ聞いてくれ!」


番外「天誅ぅぅぅ!!」ピシャーンッ!!



フィアンマ「ぎゃぁぁぁぁ!!!」


~病室~


冥土「キミ。病院の前で大ケガするとか、狙ってるのかい?」


フィアンマ「あ、愛の鞭……ゲフッ」



冥土「安静にするんだよ?」



番外「通り魔に襲われたらしいよ」


番外「電撃を喰らった跡があるんだけどね?」


番外「ミサカ知らな~い」プイッ


冥土「ヤレヤレ……」




114: 2014/06/04(水) 01:21:02.91 ID:4xVbc+KSO
ハイ今回はここまで。

何故この間は寝落ちしてしまったのか…今回は全然眠く無いのに……。

145: 2014/06/07(土) 00:50:36.22 ID:yFmq+dVSO
美琴「当麻、ドコ行くの?」


上条「土御門の所、アイツも案外重症だったし」


美琴「そうなんだ、じゃあ私もお見舞い行こうっと」



垣根「待ってろよ土御門、未元物質をお見舞いしてやるぜ」バサッ!


一方「お見舞い違いだろ」


上条「あ、二人共。もう大丈夫なのか?」


一方「俺ァ別段ケガした訳じゃねェからな」


垣根「未元物質で回復を促進したのさ」キリッ!


美琴「削板さんは?」


垣根「アイツは00003号が離してくれねーんだと」


上条「00001号と00002号は?」


一方「疲れたのか寝ちまった」


垣根「イカせてきた」


上条美琴「後者まてオイ」ビシッ!




146: 2014/06/07(土) 00:51:36.97 ID:yFmq+dVSO
上条「土御門~、具合どうだ?」ガチャ


土御門「にゃ~舞夏~、兄ちゃんもうダメだ~」


舞夏「兄貴~、しっかりするんだぞ~」


土御門「リンゴが食いたいにゃ~」


舞夏「待ってろ~」ムキムキ


上条美琴垣根一方「 」


舞夏「剥けたぞ~兄貴」


土御門「うぐぐ…動けんにゃ~」


舞夏「仕方ないな~はいアーン」


土御門「にゃ~ん♪」


垣根「いただき」パクッ


土御門「ボケェェェ! テメェ垣根ボケェェェ!!」




147: 2014/06/07(土) 00:53:56.52 ID:yFmq+dVSO
一方「元気ハツラツじゃねェか」


土御門「兄妹水入らずを邪魔するな出てけ」シッシッ


上条「心配した俺がバカだったよ」


美琴「舞夏…アンタ…」


舞夏「お、御坂~。彼氏同伴とはやるな~」


美琴「え? ヤダもう舞夏ったら///」テレテレ


一方(扱い方心得てやがる……)


垣根「ムシャムシャ……次ウサギリンゴにしてくれ」


舞夏「よしきた」ムキムキ


土御門「舞夏ァァァァ! 他の男にリンゴ剥くのは兄ちゃん容認出来んぞ!!」


垣根「ケケケッ、ざまぁwww」




148: 2014/06/07(土) 00:56:56.47 ID:yFmq+dVSO
上条「それじゃお大事に」


土御門「…カミやん」


上条「ん?」


土御門「今回は助かった」


上条「……ああ」


垣根「ムシャムシャ……次は桃頼むわ」


土御門「いつまで食ってんだ! ブッ飛ばすぞ出てけ!!」


垣根「チッ、ケチケチしやがって」


舞夏「また来いよ~」



149: 2014/06/07(土) 00:58:50.07 ID:yFmq+dVSO
上条「ヤレヤレだったな~ホント」


一方「大覇星祭は最後までやるみてェだな」


垣根「吹寄だっけ? 倒れたのはアイツだけだしな、命に別状があった訳じゃねーし」


上条「まぁ、そうなんだけど」


美琴「それより当麻、ひとつ忘れてない?」


上条「なにを?」


美琴「勝負、うちの学校と当麻の学校、かなり点数開いたわよ?」


上条「……アレまだ有効?」


美琴「当然」



上条「………不幸だ」




150: 2014/06/07(土) 00:59:51.97 ID:yFmq+dVSO
~大覇星祭最終日~


上条「……結局挽回出来ず最終日ですよ」トホホ…


垣根「しゃーねーよ」


一方「だな」


上条「二人共うちの学校に籍移したんだろ!? なんで協力してくれなかったんだよ!!」


一方「面倒クセェ」


垣根「同じく」


上条「不幸だ……」


00001「もう大会プログラムも終わりですね」


00002「今回はお姉様の勝利ですか」


美琴「ふんふ~ん、何してもらおっかな~♪」




151: 2014/06/07(土) 01:01:33.65 ID:yFmq+dVSO
打ち止め「うぅ、色んな服着れたけど疲れたってミサカはミサカはグッタリしてみる……」


00003「お疲れ様です上位個体」


削板「ガッツだ打ち止め!」


番外「ツーン」プイッ


フィアンマ「だからアレは別に浮気とかでは無くてだな……」


番外「喉乾いたからコーラ」


フィアンマ「3…2分待ってろ!!」ピューッ!!


食蜂「あのぉ、アレイスターさん知りません?」


一同「さあ?」




152: 2014/06/07(土) 01:02:59.07 ID:yFmq+dVSO
『運営委員からのお知らせです』


垣根「お、何かあるみてーだぞ」


『統括理事長からの提案により、選抜による借り物競争が急遽決定いたしました』


一方「まァたろくでもねェ事始めやがったか」


削板「選ばれたい!」


『統括理事長が独自に選抜した選手を発表します、名前を呼ばれた方はグラウンドまでお越しください』



上条「選抜ってくらいだから選ばれるの相当運動神経いい奴なんだろうな」


垣根「能力使え無きゃ貧弱くん選抜除外おめでとう」ポンッ


一方「決めつけンじゃねェ!!」



155: 2014/06/07(土) 01:04:52.46 ID:yFmq+dVSO
『それでは発表します』


『とある高校1年、上条当麻くん』


上条「俺っ?!」


『学園都市第一位、一方通行くん』


一方「おっしゃァァァァ!!」



『学園都市第二位、垣根ていとくん』


垣根「帝督だバカ野郎!!」


『第七位、削板軍覇くん』


削板「ヨシッ!!」


フィアンマ「か、買ってきた…ぞ…ゼェ…」


番外「ん」グビ


『一般からの特別参加、ヴァチカンからお越しのフィアンマさん』


フィアンマ「ん?」


番外「な~んか選抜の借り物競争やるんだってさ」


フィアンマ「なんと」



156: 2014/06/07(土) 01:06:28.58 ID:yFmq+dVSO
美琴「ちょっと! なんで私は選ばれないの!?」


食蜂「私も選ばれ無かったわぁ」ガッカリ


美琴「いやアンタは選ばれる可能性皆無でしょ」


食蜂「どうしてぇ!?」


美琴「自分の胸に手を当てて考えてみなさいよ」


食蜂「胸に手を…」ムニョン


美琴「当て付けかぁぁぁぁ! ムカつくわぁぁぁぁ!!」ガァーッ!!!


食蜂「理不尽!!」




157: 2014/06/07(土) 01:08:26.29 ID:yFmq+dVSO
上条「それじゃちょっと行ってくる」


美琴「頑張ってね」


一方「絶対ェ勝つ」

00001「ファイトです!」

垣根「テメーら全員叩き潰してやんよ」


00002「応援してます垣根さん」


削板「見ててくれ00003号! 勝ってくる!!」


00003「はいっ!」


フィアンマ「あ……行ってくる」


番外「……フィアンマ」


フィアンマ「?」


番外「……1位になったら、許したげる」


フィアンマ「この競技に俺様の全てを賭ける!」




158: 2014/06/07(土) 01:11:28.66 ID:yFmq+dVSO
『それでは競技の前に統括理事長よりひと言』


アレイスター『今回選抜された選手の選考は私の独断である、権力万歳』


打ち止め「あれ? アーちゃんが人間体になってる?!ってミサカはミサカはビックリしてみたり!」


アレイ「アレはホログラフだよ最終信号、声は録音さ」


食蜂「人間のアレイスターさん……///」


美琴「で? なんで私は選ばれ無かったの?」


アレイ「まあまあ落ち着きたまえ、ちゃんとここに居る全員が参加出来るようにしている」


食蜂「私もですかぁ?」


アレイ「キミは走るの苦手だろう?」


食蜂「じゃあアレイスターさんと見学してます☆」ムギュ~



アレイ「おぅふ、マシュマロ感触……」

159: 2014/06/07(土) 01:13:35.22 ID:yFmq+dVSO
アレイスター『最初に言っておくが、この借り物競争のお題は公平を期す為に全て同じお題となっている』


アレイスター『因みに1位になった選手の学校にはボーナスとして5億ポイント入る』


上条「一発逆転きた!!」


美琴「ちょっと何よそれ!!」


アレイ「よくクイズ番組であるだろう? ラストで一発逆転」


美琴「インチキバラエティじゃないのっ!!」


番外「でもさ、フィアンマが1位になったらどーなんの?」


アレイ「その場合はポイントは入らない」




160: 2014/06/07(土) 01:15:27.90 ID:yFmq+dVSO
上条「一方通行と垣根はうちの学校に籍がある、つまり俺を含めた3人の誰かが1位になれば逆転……」


垣根「楽勝じゃん」

一方「ポイントなンざ関係ねェ、俺がトップだ」


削板「そう簡単にはやらせないぞ!」


フィアンマ「俺様もだ、ワーストに許してもらうチャンスを逃してなるものか!」


『ではスタートの前に選手の紹介を致します』


『学園都市第一位、最強(笑)の超能力者。一方通行選手』


一方「うォォい!! 最強の後に余計なこと言っただろコラァァァ!!」


『続いて学園都市第二位、常識の通用しない男。垣根ていとくん』


垣根「だから帝督だっつってんだろブッ飛ばすぞ!!」


『続いて紹介するのは学園都市の種馬! 上条当麻選手』


上条「誰がじゃ!!」


『さらに学園都市第七位! 根性で全て賄う削板軍覇選手』


削板「根性ぉぉぉ!!」


『ラストは一般からの参加、フィアンマ選手』


フィアンマ「俺様だけ紹介雑じゃないか?!」


『以上の5名となります』




161: 2014/06/07(土) 01:16:47.13 ID:yFmq+dVSO
『それでは始めます、位置に着いて……』


上条「勝つ!」

垣根「レツ!」

一方「キッカ!って言わせンなァ!!」


削板「お題ってなんだ?」


フィアンマ「向こうにある紙に書いてあるのだろうな」


『ヨーイ……』


>パァンッ!!


上条一方垣根削板フィアンマ「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」




162: 2014/06/07(土) 01:18:50.85 ID:yFmq+dVSO
『さあ5人横一列でスタートしました、一体お題は何なのでしょうか!』


上条一方垣根削板フィアンマ「お題は……ッ!?」ペラッ


【俺のマドンナ】


上条一方垣根削板フィアンマ「もらった!!」ダダダッ!!!



『お題は【俺のマドンナ】! さあ自分のマドンナを連れてゴールへ走れリア充共!!』




163: 2014/06/07(土) 01:20:00.39 ID:yFmq+dVSO
~上条さん~


上条「俺のマドンナ、それは間違いなく美琴!」ダダダッ!!


美琴「当麻!」コッチコッチ!


上条「美琴! 俺と一緒に!!」


木山「やあ上条くん」


上条「木山さん? なんでここに??」


木山「いやなに、偶然通りかかってね」


上条「ハァ…」


木山「私、こう見えて足は速いんだ」


上条「へ?」


木山「何だったかな? マドンナ? 私で良ければ付き合うが?」


上条「いや、ちょっと……」


美琴「き、木山さん? 当麻は私と……」




164: 2014/06/07(土) 01:21:04.34 ID:yFmq+dVSO
木山「ハッハッハ、私はただ協力しようとしているだけさ、他意はないよ」


美琴「だったらココは恋人である私に任せて下さいよ!」


木山「だがお題は恋人では無くマドンナ、極端な話し異性であれば誰でも構わないんじゃないか?」


美琴「うぐ……」


麦野「上条くん♪ 私と一緒なら邪魔者全員壁のシミにできるわよ?」


上条「久しぶりです麦野さん、そして地味に恐いです麦野さん」


美琴「あっ! 麦野アンタいつの間に!!」


フレンダ「結局私と一緒なら1位は間違い無いって訳よ」


上条「フ…フレンダまで……」




165: 2014/06/07(土) 01:22:18.81 ID:yFmq+dVSO
美琴「アンタらねぇ! ハッキリ言うけど邪魔しないで!!」


麦野「あ゙ぁん? 邪魔はテメーだろうが!!」


木山「ケンカはやめよう、私が上条くんと行けば解決だ」


麦野「しねーよババァ!」


木山「失敬な、まだババァじゃない」


フレンダ「ここは間を取って私が」


美琴麦野木山「あ゙?」ギロッ!!


フレンダ「 」


フレメア「とーま! 今の内に私と行くのだ!」グイグイッ


上条「フレメア? 引っ張るなって服伸びる!」


フレンダ「フレメア―! ココはお姉ちゃんに譲りなさい!」


フレメア「コレばっかりは譲れない! にゃあ!」



166: 2014/06/07(土) 01:23:17.93 ID:yFmq+dVSO
上条「あの~、俺の意見は…」


オリアナ「ハァ~イ坊や♪」


上条「オリアナ?! もう平気なのか?」


オリアナ「ええ、もう平気。そ・れ・よ・り」


上条「?」


オリアナ「実はお姉さん、坊やの熱ぅ~い1発でときめいちゃった…」


美琴「むぁ―――たフラグ立てたんか!! 今度は工口系か!!」


上条「イヤイヤイヤイヤッ!! やいオリアナ! お前あえて卑猥に聞こえる様に言ってるだろ!!」


オリアナ「あら言い逃れ? 責任取ってくれないならお姉さんからイッちゃうケド?」


上条「そう言う言い方ヤメロ! 収集つかなくなるから!!」




167: 2014/06/07(土) 01:24:14.27 ID:yFmq+dVSO
美琴「いい加減にしないと実力行使するわよ!」バチバチバチッ!!



麦野「上等だ! パリィ! パリィ!!」キュイィーンッ!!


木山「多才能力を使うか」ゴゴゴゴ…


オリアナ「お姉さんの本気、見せちゃうわよ?」


フレンダ「結局こう言った事はお姉ちゃんに譲るのが筋ってもんな訳よ!」ギャーッ!



フレメア「色恋沙汰に姉も妹もないのだ!!」ギャーッ!



上条「だぁぁ―っ! この際誰でも良いから早く来てくれ俺のマドンナァァァァ!!」



「キャーッ!キャーッ!!」ドドドドッ!!!



上条「増えたあぁぁぁぁ!!??」




168: 2014/06/07(土) 01:25:28.90 ID:yFmq+dVSO
~一方さん~


一方「マドンナか、迷う事ァねェな」タタタッ


一方「オイ、俺と…」


絹旗「超窒素パンチ!」ブンッ!!



黒夜「窒素爆槍!!」ギャーッン!!



00001「ビームマグナム!!」ズバシュッ!!



一方「……何で熾烈な闘いが始まってンだよ」



00001「あ、ちょっと待ってて下さいすぐやっつけますから」バシュバシュッ!!


絹旗「一方通行とゴールインするのは私に超決まってます!!」


黒夜「ふざけンな私だァァァァ!!」


一方「どうしてこうなった……」




198: 2014/06/09(月) 22:42:27.16 ID:tFzqoBSSO
~ていとくん~


垣根「上条と一方通行はフラグ乱立してっから時間くう筈、勝利の女神は俺に微笑んだな」タタタッ


垣根「00002号、一緒に行こうぜ」


00002「待っていました!」


心理「あら久しぶりね垣根」


垣根「今忙しいから来世な」


心理「へぇ? 忙しいの?」ギリギリギリ…



垣根「あ痛だだだだだっ!! 関節技やめて折れちゃう折れちゃう!!」メキメキ…



00002「心理さん! パロスペシャルは下着が見えてしまいます!」


心理「大丈夫よ、はいてないから」


00002「あ、それなら安心……え゙??」




200: 2014/06/09(月) 22:47:37.63 ID:tFzqoBSSO
00002「心理さん、垣根さんは今からミサカと」


心理「バカと一緒に走るとアホが移るわ美夏ちゃん、ここは私が変わりに走るから」ギリギリギリ


00002「は? いえあの、お気になさらずに…」


心理「じゃあ垣根に決めてもらいましょ、どっちと走るの垣根?」ギリギリギリ


垣根「まず関節技ヤメロや! マジ折れちゃうから!!」メキバキゴキ…


>シュンッ


心理「垣根が消えた??」


垣根「あ~痛かった……ってオマエ…」


結標「か、勘違いしないでよ? あの時のお詫びみたいなものなんだから」プイッ


垣根「お詫び?」


結標「病院であの子達の事、作り物って言った事に対してよ」


垣根「……案外律儀だなオマエ」




201: 2014/06/09(月) 22:53:55.94 ID:tFzqoBSSO
垣根「んでもよ、オマエかなり命知らずな行為してんぞ?」


結標「何でよ?」タタタッ


垣根「うしろ見てみ」


結標「?」チラッ


00002心理「待てゴラァァァァ!!!」ドドドドッ!!


結標「 」


垣根「な?」


結標「アレ、アナタに対して怒ってるんじゃないの?」


垣根「…は?」


心理「垣根ぇぇぇぇ!!」


00002「お仕置きです!!」


垣根「え! なんで!?」



202: 2014/06/09(月) 22:59:00.09 ID:tFzqoBSSO
結標「たぶん原因はアレね」


垣根「?」チラッ

オーロラビジョン


『オラオラ! Cカップ以下は失せろ!』


『揉ませろやぁぁぁぁ!!』


垣根「 」


結標「中学生相手にセクハラした末路ね」


垣根「テメーに言われたかねぇよ! 子供ばっか狙ってるクセによ!!」


結標「10歳以上はジジィなのよ」キリリッ!!


垣根「中学生はババァよりヒデェ……」


00002心理「止まれぇぇぇぇ!!」


垣根「だぁぁ! このままだと俺の命が危ねぇ! 俺を連れて逃げろあわきん!!」


結標「し、仕方ないわね///ちょっと心配だけどアナタごと転移するわ」ヒュンッ


垣根「ナイステレポート」


結標「オロロロロロ~!」ビチャビチャ


垣根「ぎゃぁぁぁぁ汚ぇぇぇぇ!!!」




203: 2014/06/09(月) 23:03:06.39 ID:tFzqoBSSO
~削板軍覇と言う漢~


削板「マラドーナ…じゃない、マドンナってなんだ? 食べ物かな?」


削板「う~~ん……00003号に聞いてみよう」タタタッ


削板「お~い00003号」


00003(イエスッ! ミサカが軍覇さんのマドンナです!!)コッチコッチ!!


削板「マドンナって何なんだ?」


00003「 」


削板「俺の予想だと食べ物だと思うんだ、マトンかうどんの仲間かな?」


00003「あのですね、マドンナと言うのは言ってしまえば好きな人と言う意味で……」


削板「なら一緒に来てくれ」


00003「勿論です」


??「ちょっと待ったああああっ!!」


00003「何奴?!」



204: 2014/06/09(月) 23:09:22.74 ID:tFzqoBSSO
??「軍覇! マドンナってのは別に好きな人じゃなくて良いの!」


削板「え? そうなのか?」


??「そう、例えば私みたいな強い女とかね」フフンッ


削板「へ~強い女か、それより聞いていいか?」


??「なに?」


削板「どちら様だ?」


ヴェント「ハァ!? 私だよ! フィアンマと同じ神の右席の前方のヴェント! キャンプ場で会ったでしょ!!」


削板「ヴェント? 俺の知ってるヴェントはもっと派手な格好で化粧もしてたぞ?」


ヴェント「素はこんなもんよ」


削板「そうか、久しぶりだなヴェント。化粧してない方が美人だぞ」


ヴェント「ハウッ!///」ズキューンッ!!


00003(しまったああああ!! 軍覇さんの無意識な頃し文句が炸裂ぅぅぅ!!)




205: 2014/06/09(月) 23:18:12.29 ID:tFzqoBSSO
ヴェント「てな訳で私が一緒に走ってやるわよ」


神裂「あ…あの~私で良ければ一緒に走りましょうか? 脚には自信ありますけど…」モジモジ


削板「神裂? 確かに神裂の強さもかなりのものだし、それもアリか…」ウ~ム


00003「騙されてはいけません! 好きな人を連れて行くべきです!!」


削板「そ、そうなのか?」


ヴェント「いーや! 強い女を連れてくべきだ!」


神裂(前方のヴェント、やはり無理なのでは?)ヒソヒソ



ヴェント(なに言ってんの、理由はどうあれ軍覇とゴールすればマドンナ扱いされるチャンスでしょーが!)



206: 2014/06/09(月) 23:24:07.16 ID:tFzqoBSSO
神裂(しかしですね、削板軍覇と彼女が親密な関係であるのは事実ですよ?)ヒソヒソ


ヴェント(頭硬いわね、まだ結婚してる訳じゃないでしょ? 恋人と夫婦じゃ天と地の差があるんだよ、横恋慕上等よ!)


神裂(で、ですが…)


ヴェント(そんなんだから行き遅れるのよアンタ)ヒソヒソ


神裂(なっ! まだそんな歳じゃありません!!)ヒッソーッ!!



ヴェント(え? 神裂さんじゅうはっさいでしょ?)ヒソヒソ


神裂(18歳だぁぁぁぁ!!!)ヒソウガァーッ!!!



207: 2014/06/09(月) 23:29:49.19 ID:tFzqoBSSO
削板「う~~~ん………ヨシッ! じゃあみんなで行こう!」


00003ヴェント神裂「え?」


削板「好きな人は00003号、強い女はヴェントと神裂。3人連れて行けば間違い無いハズだ!」



00003(むぅ、ここで下手に反論すれば軍覇さんに嫌な女と思われるかも……)


ヴェント(妥協点かな)


神裂(18歳なのに…まだティーンエイジなのに……)シクシク


軍覇「どうした神裂? お腹痛いのか?」


神裂「いえ…グスッ…お気になさらず……」


削板「なら1位目指して行くぞぉぉぉ!」


00003ヴェント神裂「お~~~っ!」




209: 2014/06/09(月) 23:39:19.39 ID:tFzqoBSSO
~そしてゴールへ~


一方「チィッ! 結局こうなンのかよ!!」シュタタタタッ!!


00001「///」←お姫様抱っこ


絹旗「一方通行! もっと超早く!」←おんぶ


黒夜「イケイケェェェ!」←肩車



垣根「よぉ、ハーレム野郎」


一方「ドコがハーレムに見えるってンですかァ? 目ェ腐ってンだろ!」


垣根「誰がどー見てもハーレムだろ」


一方「俺がこの状況を作り出すのにどンだけ苦労したとおもってやがる!」シュタタタタッ!!




212: 2014/06/09(月) 23:45:36.48 ID:tFzqoBSSO
一方「それよりオマエ、その脇に抱えてンの……」


垣根「結標あわきん」


結標「 」チーン


一方「何で気絶してンの? つーか何で抱えてンの?」



垣根「俺の一張羅をゲロまみれにし腐ったから乳…ゲフンッ! 鳩尾に一撃くらわせた」


一方「00002号はどーしたンだよ」


垣根「鬼の形相で追ってきてる、何故か心理定規も」


00002心理「待ぁてぇぇぇぇ!!」


一方「……何をした?」


垣根「玉入れの映像を何者かにオーロラビジョンに映し出された」


一方「自業自得じゃねェか(思い当たる節はある…が黙っとくか)」




213: 2014/06/09(月) 23:50:15.76 ID:tFzqoBSSO
削板「うおぉぉぉ!!」ドドドドッ!!


垣根「削板テメッ! マドンナは見つかったのかよ!」


削板「バッチリだ! なあみんな!!」


00003ヴェント神裂「イエスッ!!」


垣根「バカな、削板ですらハーレムだと?!」


一方「オイ」


垣根「なんだよ」


一方「桁違いの奴が後ろから来たぞ」


垣根「?」クルッ


上条「だから俺のマドンナは美琴なんだってばぁぁぁぁ!!」シュタタタタッ!!!



「キャーッ! 待って―――っ!!」ドドドドッ!!!


垣根「アイツのあのモテ様は木村なに哉だ!!」




215: 2014/06/09(月) 23:56:09.34 ID:tFzqoBSSO
上条「クソォォ! 何でこんな事にぃぃぃ!!」


一方「上条、オマエ何か変な事言ったか?」


上条「え? いや、美琴のトコに行ったら木山さんと麦野さんとフレンダとフレメアが居て…」


上条「さらに何故かオリアナまで出て来て、収集つかなくなったから」


上条「この際誰でも良いから早く来てくれって言ったらこんな事に」


一方「ここにも自業自得が居やがったか」


垣根「贅沢だぞこの野郎! 俺なんて追い付かれたら命が危ねーんだぞ!」


垣根「しかもゲロまみれのシOタコン抱えてよ~、腹いせに揉みまくったる!」モミモミモミモミモミッ!!!


結標「…ンッ!…アンッ!」ビクンビクンッ!


削板「ゴールは近いぞ! 根性だみんな!!」


00003ヴェント神裂「ラジャー!!」




216: 2014/06/10(火) 00:03:19.82 ID:jvDZ0zcSO
上条一方垣根削板「うぉりゃああああ! ゴールだああああああああっ!!」



『ゴール! 1着はヴァチカンからお越しのフィアンマさん!』


上条一方垣根削板「 」


フィアンマ「フッ、まあ当然の結果だ」


番外「もう……強引なんだから///」


フィアンマ「1度ワーストをお姫様抱っこしたかったんだ」


番外「だっ! だからってねぇ! 抱っこしたまま走らなくて良いじゃん!!」


フィアンマ「なんだ? 嫌だったか?」


番外「嫌……じゃなぃ……ケド」


フィアンマ「なら、1位も獲れたし許してくれるんだろう?」


番外「ハイハイ、許したげる」


上条一方垣根削板「 」



218: 2014/06/10(火) 00:05:47.27 ID:jvDZ0zcSO
『おめでとうございますフィアンマさん、勝因は何だったのでしょうか?』



フィアンマ「フラグを乱立しなかった事が勝利に繋がった」


『なるほど、つまりこの女性が本命と言う事ですか?』


フィアンマ「結婚したいと思っている」


番外「ブッ!///」ボンッ!



『それでは1位のフィアンマさんには副賞として遊園地のペアチケットを進呈します』


フィアンマ「やったぞワースト! 遊園地デートだ!!」ヤッホーイッ!


番外「はしゃぐな!!」



219: 2014/06/10(火) 00:08:48.06 ID:jvDZ0zcSO
上条「……なにこれ」


一方「俺の苦労はなンだったンだ……あえて能力使わずに3人抱えてよォ、腕と腰と肩が悲鳴上げてンのによォ……」


削板「残念、みんな協力してくれてありがとうな!」


00003(くぅ! 軍覇さんとの遊園地デートが!)


ヴェント(チッ、チャンス逃したわね)


神裂(………ちぇ)


垣根「俺の! 俺の! 俺の話を聞けぇ~、5分だけでもいい~って言ってみたりなんかして」


00002「お仕置きが必要ですね」


心理「手伝うわよ」


結標「よくも揉みしだいてくれたわね(気持ちよかったじゃないの)」


垣根「 」


>ギャアァァァァァァ…………




220: 2014/06/10(火) 00:10:56.98 ID:jvDZ0zcSO
食蜂「いいなぁ、遊園地」


美琴「私だってペアチケットあるって分かってたら本気出したわよ」


アレイ「心配は要らない、チケットは人数分ある」


美琴「ホントに!?」


アレイ「フッ、当たり前さ」


打ち止め「アーちゃん偉い!ってミサカはミサカは撫でてみる」ナデナデ


アレイ「ハッハッハ、いやなんのなんの」


食蜂「流石アレイスターさん☆」ムギュ


アレイ「マシュマロ~ん」



309: 2014/06/19(木) 22:55:43.37 ID:R2YW31VSO
~大覇星祭終了回想録~


上条(なんやかんやで大覇星祭も全行程を終了した)


上条(最後のフォークダンスは美琴と踊れて楽しかった)


上条(その直後に白井から飛び蹴りをくらい、激怒した美琴の電撃で白井は黒焦げになった)


上条(削板もフォークダンスを踊って楽しそうだった、一方通行がまんざらでも無さそうだったのが意外だったかな)




310: 2014/06/19(木) 22:58:17.52 ID:R2YW31VSO
上条(フィアンマはワーストと踊ってた、ワーストは渋々って感じだったけど顔は笑ってた)


上条(垣根は……火炙りにされて阿鼻叫喚がこだまする恐ろしい事になってた。心理定規さん、綺麗な人なのにやる事エグいぜ)


上条(食蜂とアレイスターと打ち止めは何故かラインダンスしてた)


上条(みんなそれぞれ楽しめたみたいでホントに良かった……そして今現在はと言うと)




312: 2014/06/19(木) 23:25:11.73 ID:R2YW31VSO
垣根「上手に焼けました~になるとこだったぜまったく」プスプス…


00002「なにか?」


垣根「何でもございません!!」


一方「腹減ったァ~」


00001「カレーを作りましょうか?」


一方「また今度でお願いしまァァァァす!!」


フィアンマ「見ろワースト、フォークダンスの写真を刀夜氏から貰ったぞ」


番外「……フンッ!」メッシャァァ!!


フィアンマ「NOォォォォォォォォ!!」


番外「こんな恥ずかしい写真要らないっ!!」


フィアンマ「俺様の宝物が……」シクシク…


番外(実はミサカも貰ってたりして……内緒で部屋に飾ろっと///)ルンルンッ




313: 2014/06/19(木) 23:34:56.33 ID:R2YW31VSO
美鈴「美琴ちゃん美琴ちゃ~ん」


美琴「何よお母さん」


美鈴「ママね、これから刀夜さん詩菜さんと木原さんと一緒に夕飯食べて来るから、それじゃね~☆」バタバタッ


美琴「はしゃぐなバカ母ぁぁぁぁ!!」


木原「おぅクソガキ、今日テメーらのトコに泊まるからな、カギ開けとけよ」


一方「寝言ほざいてンじゃねェェェェ!!」


美鈴「あ、お待たせしました。ドコ行きます?」


詩菜「そうですね~」

刀夜「ドコか良いお店があれば…」




315: 2014/06/19(木) 23:46:22.15 ID:R2YW31VSO
木原「んなら俺の馴染みの店に行くっすか? 安いし美味いし酒もあるっすよ?」


美鈴「お酒! 行きましょう!!」


木原「お、奥さんイケるクチっすね?」


美鈴「お酒には目がないんですよ♪」


木山「私もご一緒させて貰っていいんですか?」


詩菜「勿論ですよ、楽しみましょう」


刀夜「大勢で食べた方が楽しいですから」


木山「……ええ、そうですね」


ヴェーラ「ヒック…酷いですよぉ……私なんにもしてないのに……」


木原「いいじゃねーかお咎め無しだったんだからよ、飯奢ってやるから泣くな」


美琴「……お互い、苦労するわね」


一方「オマエと意見が合うのは珍しいがその通りだな、俺の場合は肉親じゃねェが」



323: 2014/06/20(金) 00:19:53.28 ID:pPvKP2ySO
削板「なんだヴェント、もう帰るのか?」


ヴェント「ヴァチカンで仕事あるしね、今日もちょっと無理して来たし」


削板「そうか、じゃあメールアドレス交換しないか?」


ヴァチカン「け…携帯電話…持って……ないアルヨ」ギギギ…


削板「そうか残念」


ヴァチカン「かか! 買う買う! 買ったらメールするからアドレスだけ教えといて!」


削板「えっとだな…」


神裂「……よろしいのですか?」


00003「アレくらいどうと言う事はありません、とミサカは恋人である事の余裕を見せつけます」


神裂(……ハァ、出会いが欲しい……)



324: 2014/06/20(金) 00:31:56.26 ID:pPvKP2ySO
上条「美琴、美鈴さんは?」


美琴「夕飯食べて来るからって行っちゃったわ、刀夜さんと詩菜さんと木原さんも」


上条「そっか、麦野さん達も明日は早いからって帰ったよ」


美琴「? 何か用事あるの?」


上条「アイテムのメンバーで新しく仕事始めたんだってさ」


美琴「へ~、どんな仕事?」


上条「【デリバリーヘルプアイテム】、基本何でも屋」


美琴(略すと違う意味に…いや考えるのよそう)


上条「ちなみに利用規約で女子メンバーに手出そうとしたら麦野さんのビームがお届けされる」


美琴「あ、ソコは徹底してるんだ」


上条「既に被害者が出たとか出てないとか…」


美琴「………」



326: 2014/06/20(金) 00:43:46.52 ID:pPvKP2ySO
一方「オイ、俺らも飯食いに行こうぜェ」


アレイ「人数も多い事だ、たまには外食しよう」



上条「お金が…」


アレイ「心配は要らない、私の奢りだ」


上条「統括理事長様!」


アレイ「バイキング形式の店を予約してある、早速行こう」


インデックス「美味しい物が食べられると聞いて来たんだよ」


ステイル「僕の席は彼女の隣なんだろうな」


アウレオルス「否定、私の隣に決まっている」


神裂「両隣に座ればいいでしょう?」




327: 2014/06/20(金) 00:58:24.19 ID:pPvKP2ySO
垣根「なんだよ、オマエも来んのかよ」


心理「あら、迷惑?」


垣根「別に」プイッ


00002(心理さん、まさか垣根さんの事……いやまさか)


黒子「お姉さま、夕飯はぜひわたくしと一緒に!」


美琴「アンタも来ればいいじゃない、私は当麻と一緒に食べるけど」


黒子「キイィィ――ッ!! 類人猿! いくら払えばお姉さまを譲って下さるんですの!?」


上条「美琴は物じゃないよ白井、そう言う言い方は良くないんじゃないか?」


黒子「超正論がかえって来たんですの…」ズーン




328: 2014/06/20(金) 01:02:08.17 ID:pPvKP2ySO
~バイキング~


インデックス「ハグハグハグッ!!」


削板「モグモグモグッ! 前の大食い大会じゃ遅れをとったが今日は負けないぞインデックス!!」


店員「店長! 食材が足りません!!」


店長「ダニィ!? 1ヶ月分の食材が尽きたってのか?! クソッタレーッ!!」


店員「どうします??」


店長「ちょっと食材買ってこい!」


店員「んな無茶な!」


店長「いいからさっさとしろっ! 間に合わなくなるぞ!!」


インデックス「おかわり欲しいんだよ」


ステイル「僕が取ってこよう」


アウレオルス「いいや私が取って来る」



店長「もうダメだ…おしまいだぁ……」


店員「マジもんのバイキングが来ましたね」




329: 2014/06/20(金) 01:03:29.23 ID:pPvKP2ySO
フィアンマ「ワースト、明日は遊園地だな」ワクワク


番外「ハイハイ、遊園地で遊ぶのそんなに楽しみな訳?」


フィアンマ「いや? ワーストとのデートが楽しみなんだが」


番外(ふ///……にゃってたまるかぁぁぁぁ!!)フニャ~



フィアンマ「どうした? 顔がフニャッてるぞ?」


番外「は? フニャッてないし!」


フィアンマ「いや、顔が御坂や他の妹達の様にフニャけて…」


番外「うるぁあっ!!」ブスッ!!


フィアンマ「目がぁぁぁぁ!!」ゴロゴロッ!!




330: 2014/06/20(金) 01:16:15.68 ID:pPvKP2ySO
>ドンチャンドンチャン…


心理「……あら? ねえ垣根、私のタンゴ知らない?」


垣根「知らねーよ、俺が甘いカクテル苦手なの知ってんだろ」


心理「美夏ちゃん、ソコにあった私の…」


00002「ふぁい///?」


心理「 」


00002「ころじゅーしゅおいひいれふにゃ~///」


心理「み、美夏ちゃん……それお酒…」


00002「なんばいいよっとか! コレばじゅーしゅ! お酒りゃありゃーせんとばい!!」クワッ!




331: 2014/06/20(金) 01:17:16.49 ID:pPvKP2ySO
心理「落ち着いて美夏ちゃん! 支離滅裂よ!!」

00002「垣根しゃ~ん///」


垣根「ん?」


00002「ここにビール瓶がありまひゅ///」ヒック


垣根「あるな、瓶切りでもすっか?」


00002「……だあっ!!」ブンッ!!


バリャンッ!!


垣根「お……おぅ……ぁ…?」パタリ…ドクドク…


心理「垣根ぇぇぇぇ!?」



332: 2014/06/20(金) 01:26:49.69 ID:pPvKP2ySO
00002「んあ~? 寝とったらだめばい垣根しゃん、おっきすると」ユサユサ


垣根「頭……痛い…医者……」プシュー



心理(ま、マズイわ…被害を受ける前に逃げ…)


00002「心理しゃん~垣根しゃんが寝んねばしたから遊んでちょー///」フラフラ


心理「え? あの…私ちょっと御手洗いに……」


00002「ん」


心理「な…なにコレ?」


00002「バケツ~、ここですりゃ~よかとばい」バンバンッ!


心理「ごめん…美夏ちゃん私……そんな…特殊なプレイは……無理よ」




333: 2014/06/20(金) 01:34:20.34 ID:pPvKP2ySO
00002「出来んと? したら見本ば見せちゃるけんね!」ガバッ!!


心理「ダメェェェ!!!」ガシッ!!


00002「は~な~し~て~! ここですると~!」


心理「ダメよダメダメ! するならせめて御手洗いに!!」


00002「ほぉ~う? なら心理しゃんと行くばい~」ニタァ…


心理「え…」


00002「楽しみば~い///」ズルズル


心理「だ! 誰が~~!!」ズルラレ



アッ!ダメッ!パンツカエシテ…

イヤァァァァァァァァァァァ!!!!!!



上条「ん? なんか悲鳴が……」


美琴「当麻、はいア~ン♪」


上条「はむっ」パクッ


美琴(幸せ~///)


黒子「羨ましいですの妬ましいですの怨めしいですの、でも…お姉さまが幸せそうでなによりですの」




356: 2014/06/20(金) 23:39:38.58 ID:pPvKP2ySO
【デリバリーヘルプアイテム】

メンバー紹介

麦野(1?)

スタイル抜群のお姉さんタイプ

「麦のんだにゃ~ん☆」


絹旗(1?)

可愛い妹タイプ

「超頑張ります!」


フレンダ(1?)

脚線美が自慢の女の子

「結局私の脚線美は完璧って訳よ」


フレメア(口リ)

見れば納得の口リです

「にゃあ♪」


滝壺(1?)

天然系美少女

「私はアナタを応援する」


浜面【new】

社畜。

「結婚資金貯める為に仕事してます」キリッ!



料金表

60分・20000円

120分・50000円

240分・1000000円

以下応相談


※浜面をご指名の場合料金は半額となります。


指名料・8000円

※フリーの場合くじ引きによるデキレースで10割の確率で浜面がお伺いします


以上、【デリバリーヘルプアイテム】をよろしくお願いします。


378: 2014/06/21(土) 15:47:15.38 ID:LxG0MXqSO
デリバリーアイテム

絹旗「廃ビルの解体疲れました~」

フレメア「青い髪のお兄さんと2時間お喋りしてきた、にゃあ」


フレンダ「私はゲームの実況に付き合って来た訳よ」


麦野「……」イライラ


浜面「ゼェ…ハァ……何で俺の時だけ重労働ばっかなんだよ……昨日なんて指名で行ったら『ウホッ、いい男』とか言われたんだぞ」」フラフラ


>Prrrrrr…


浜面「はい、こちらデリバリーヘルプアイテム」


滝壺『はまづら? むぎの居る?』


浜面「ん、おーい麦野」


麦野「なに? もしかして指名?!」


浜面「いや、滝壺から」


麦野「……んだよ、なーに滝壺?」


滝壺『うん。お客さんにね、バニーの格好出来る?って言われた、したほうがいいのかな?』


麦野「今すぐ行くから待ってなさい」


滝壺『うん』



380: 2014/06/21(土) 15:55:11.44 ID:LxG0MXqSO
麦野「ちょっとクソを消滅させてくるわ」


絹旗「……最近麦野の指名超少ないですよね」


浜面「たまにされても毎回お客さんボコボコにしてりゃな……」


フレンダ「当麻から指名来ないかな~」


フレメア「あ、その時は私も行きたいのだ」


絹旗「今度黒夜ちゃんにもこの仕事超勧めてみます」


浜面「ケドさ、もうちょい料金下げた方がよくねーか? 240分10000000円とか高すぎるだろ」


絹旗「指名料含めてたら更に料金が超かかりますもんね」


フレンダ「しかも延長料金1分~50000円追加ってぼったくりどころじゃない訳よ」


フレメア「でもお姉ちゃん良くわざと延長料金とってる、にゃあ」


フレンダ「シーッ!!」


>Prrrrrr…Prrrrrr…


浜面「はい、こちらデリバリーヘルプアイテム」


浜面「ハイ、ハイ…それではお伺いします」


浜面「みんな、休憩終わり。仕事だぞ~」


絹旗フレンダフレメア「ハ~~~イ」

415: 2014/06/24(火) 22:56:22.59 ID:2O/sDRrSO
~次の日・バス停前~


フィアンマ「………遅い」ソワソワ


フィアンマ「しかし何故、待ち合わせをする必要があるのか……」


~前日・夜~


フィアンマ「待ち合わせ?」


番外「そ、待ち合わせ」


フィアンマ「必要ないだろう? 一緒に住んでいるんだ」


番外「うーるっさい! いいから待ち合わせするの!!」


フィアンマ「ハァ、分かった分かった。ドコで待ち合わせするんだ?」


番外「えっとね、ちょっと行ったトコのバス停前」


フィアンマ「分かった、時間厳守だぞ?」


番外「大丈夫だよーだ、フィアンマこそ遅刻したら股関に1億ボルトだかんね」


フィアンマ「やめてくれ俺様の股間センサーがスパークする」




418: 2014/06/24(火) 23:04:09.23 ID:2O/sDRrSO
フィアンマ「……。一緒に出掛ければいいものを、あえて待ち合わせをするとは」


フィアンマ「フッ、女とは御しがたいものだ」


フィアンマ「……しかし」キョロキョロ


フィアンマ「流石に約束の時間より3時間早く来たのは早すぎたか?」


フィアンマ「………ラノベ読んで暇潰しするか」ペラッ



>ザワザワ…イケメン…


フィアンマ「『おまえをオタクにしてやるから俺をリア充にしてくれ!』か、残念だったな俺様はオタクだがリア充だ」



419: 2014/06/24(火) 23:05:44.92 ID:2O/sDRrSO
~マンション・番外個体の部屋~



番外「フンフフ~ン♪」クチベニヌリヌリ


番外「ヨシッ、完璧」


番外「ヘヘ~♪ ナチュラルメイクでも十分イケるよね☆」


番外「こー言う時はおねーたまのクローンで良かったな~って思うよ、土台からレベル高いし」


番外「……えヘ…ヘヘヘヘ~///」


番外「デートか~///」


番外「二人っきりなんだし……やっぱそうなるかな~///」ポワ~ン




422: 2014/06/24(火) 23:20:38.94 ID:2O/sDRrSO
番外「……ん? でも待てよ?」


番外「ミニスカートにしてみたけど狙いすぎ? 誘ってるように見える??」


番外「じじじじゃあロング? いやでも動き辛いし……ああっ! そうなると上着も合わせないと!!」バタバタッ!!!



番外「ああっ!? もう時間ヤバイッ!! ええとスカート! スカートは―――ッ!!」



>バタバタッ!!


垣根「うーるせーな……昨日から妙に頭痛いってのによ~」ズキズキ


00002「ミサカも頭痛が痛いです、そして昨日の記憶がありません…」ズキズキ


~心理定規宅~


心理「もう…お嫁に行けない……」シクシク…




424: 2014/06/24(火) 23:24:15.91 ID:2O/sDRrSO
削板「おはよう! 爽やかな朝だな!」


垣根「オメーはいつも元気だな」


削板「運動会したからな」


垣根「……運動会?」


00003「お……おぅふ……あ……んっ…」ピクピク


00002「夜の運動会だったようですね」


垣根「組体操ばっかしてんじゃねーよ」


削板「最近割と平気になってきたんだ」


垣根「マジ? 鼻血克服したのかよ」


削板「終わったあとで氏にかける……」


垣根「根本的解決になってねーな」




425: 2014/06/24(火) 23:28:39.40 ID:2O/sDRrSO
上条「おはよう、朝ごはん出来てるケド…」


一方「今すぐコイツの生皮剥いで丸焼きにしろ」


木原「 」デロン


上条「…」


一方「今すぐコイツの生皮剥いで丸焼きにしろ」


上条「うんちょっと落ち着こうか、木原さんどうした?」


一方「この野郎、昨日ベロベロに酔って来やがった」


上条「……それだけ?」


一方「それだけなら良かった、だがコイツは致命的な行為をした」


一方「事もあろうに00001号の部屋に入り込みやがったンだよ! 全裸でなァ!!」


上条「なんとまぁ…」


一方「幸い00001号には何事も無かったがよ、今の今まで拷問してやった」


一方「00001号。可哀想によォ、まだ部屋で怯えてンだ」




426: 2014/06/24(火) 23:33:40.47 ID:2O/sDRrSO
一方「てな訳で今すぐコイツの生皮剥いで丸焼きにしろ」


上条「既に半氏半生の木原さんにトドメを刺せと?」


一方「本来なら夜空に瞬く木原座にしてやるところを生皮剥いで丸焼きで勘弁してやってンだ、宇宙が汚れるからなァ」


上条「生皮剥いだら上条さんの手が血で汚れるんだけど」


一方「チッ、なら拷問の続きだ。来いド変態が!」ズルズル


木原「 」ズルラレ


上条「ヤレヤレ……」




428: 2014/06/24(火) 23:44:32.60 ID:2O/sDRrSO
>バタバタッ!!


上条「なんかヤケに騒がしいな、誰だろ?」


番外「あ、おはよツンツン…ってうわぁぁぁぁ!?」ズシャーッ!!


上条(ミニスカートでヘッドスライディング、スカートめくれて下着まる見えです本当にありがとうございました)


番外「痛たたた……ってそれどころじゃない! ミサカ朝ごはん要らないから! 行ってきまーす!!」バタバタッ!!!



上条「行ってらっしゃ~い」


美琴「当麻」ズイッ

上条「ハイ?」

美琴「……見た?」

上条「見えてしまった」

美琴「……」ビリビリ

上条「無言のビリビリはやめようね」ゲンコロ


美琴「あぅ」プスン


上条「朝ごはん食べる?」


美琴「うん」



430: 2014/06/24(火) 23:52:21.52 ID:2O/sDRrSO
一同「いただきま~す」


削板「今日も元気だご飯が美味い!」ガツガツッ!


00003「こ…腰が…」


食蜂「アレイスターさん、ハイあ~ん☆」


アレイ「残念ながらトースターに口は無いんだよ」


食蜂「じゃあ私にあ~ん」


アレイ「ハイハイ、意外に甘えん坊だね君は」


打ち止め「ベランダに数多が吊るされてるけど何かあったの?ってミサカはミサカは質問してみたり」


一方「天日干しだ」


木原「身体が乾いちまうぅ……」プラーン


一方「オマエはソコで乾いてゆけ」


上条「ドコの獣の槍所持者だよ」



431: 2014/06/24(火) 23:54:33.80 ID:2O/sDRrSO
垣根「ムシャムシャ……ほういへばフィアンマは?」ムグムグ


上条「コラ、口に物入れたまま喋るんじゃありません。フィアンマは早くに出た、ワーストはさっき出掛けたよ」


垣根「ふ~ん、そんじゃ俺らも出掛けっか」


上条「どこに?」


垣根「メルヘンなランド」


美琴「普通に遊園地って言いなさいよ」


一方「いいか00001号、アレは忘れろ。記憶から抹消しろ」


00001「グスッ……怖かったです……」ウルル…




432: 2014/06/24(火) 23:55:59.25 ID:2O/sDRrSO
~バス停前~

フィアンマ「読み終わってしまった、時間まであと5分……」


>ザワザワ……キレイ…カワイイ…


フィアンマ「?」


番外「お…ゼェ…おま……たせ…ゼェ……待った?」


フィアンマ「いや、ついさっき来たところだ」


番外「な~んだ、焦って損したじゃん」


フィアンマ(3時間前から来ていたなど口が裂けても言えんな)クスッ


番外「なにニヤけんのさ」


フィアンマ「気にするな、それより……」


番外「?」


フィアンマ「シャッターオン&画像保存キーロック」カシャッ!ポチポチ


番外「一連の作業が素早過ぎるわ」




434: 2014/06/25(水) 00:00:06.52 ID:nYrEN5mSO
フィアンマ「さて、これから遊園地に行く訳だが。やはりバスで行くのか?」


番外「その為にバス停で待ち合わせしたんじゃん、多分もうすぐ来るよ」


フィアンマ「そうか、しかしワーストがミニスカートとは、新鮮だな」


番外「ジロジロ見るな! 変な妄想もするな!!」


フィアンマ「チッ」


>ブロロロロ……


番外「ほら、バス来たよ」


フィアンマ「……なにやら見覚えのあるバスだな」


番外「バスなんてどれも一緒……ゲッ!?」



>ブロロロロ……キキッ…ウィィン


垣根「乗ってくか? 安くて速い」


フィアンマ「頼む、クーガーの兄貴」


番外(二人っきりのデート終了のお知らせ……)




436: 2014/06/25(水) 00:04:18.81 ID:nYrEN5mSO
~車内~

削板「1番 削板軍覇! 歌います!!」


削板「宇宙の―っ! 海は―っ!! 俺ぇぇぇぇの海ぃぃぃぃ!!!」


00003「素敵です!」パチパチ!


アレイ「離してくれ食蜂くん、私にはナビゲーションと言う任務が」


食蜂「ダメですぅ♪」ムギュ~



垣根「邪魔だオラどけどけ!!」クイクイッ


>ガンッ! ゴンッ! グシャッ!!


00002「前面装甲にEカーボンを使用してますからキズひとつ付きませんね」


番外「初デート……初デートだったのにぃ……」シクシク…




438: 2014/06/25(水) 00:07:56.12 ID:nYrEN5mSO
美琴「ま、今回は諦めなさい」


番外「他人事だと思って! 初デート邪魔されたんだよおねーたま!」


美琴「…あのね、私が何度当麻とのデート邪魔されたと思う?」


番外「グゥの音も出ないよ……」


上条「まぁまぁ、次の機会な」


番外「ツンツンは分かってないよ、初デートって大事なんだよ? ミサカなりに結構気合い入れてたんだよ??」


上条「そりゃフィアンマ見てたら分かるよ、俺を含めた男子全員に相談に来て真剣になって考えてたし」


番外「え…」


上条「今朝だってワーストより3~4時間くらい早く出掛けてたぞ?」


番外「ウソ…だって……そんな事ひと言も…」



439: 2014/06/25(水) 00:12:31.92 ID:nYrEN5mSO
美琴「フィアンマだって初デートなんだから気合い入れてたのよ」


番外「……」チラッ


フィアンマ「なるほど、それは災難だったな」


一方「帰ってまだ生きてたらトドメ刺してやるつもりだ」


フィアンマ「ヴェントの実験材料に送りつけてやればいい、なんでも相手をねじりミンチにする魔術を開発中らしいからな」


一方「住所と郵便番号教えろ」


00001(願ってもないチャンスが来ました、とミサカはここぞとばかりに抱きつきます)ムギュ~


一方(この感触……まだ成長してやがるだと?!)


フィアンマ「羨ましくないもんね」


番外(……なにさ、格好つけちゃって…ってジーッと見てんな! ミサカの方がおっきいんだぞ!! 柔らかさだって!)ムカムカッ!




440: 2014/06/25(水) 00:16:06.06 ID:nYrEN5mSO
~TRANS-AM中~


打ち止め「まだ着かないの?ってミサカはミサカは待ちきれなかったり」ワクワクッ!!


一方「大人しくしてろ」


垣根「TRANS-AM中でも大分快適になったな」クイクイッ

アレイ「補助動力にユグドラシルドライヴを搭載してみたのさ、主に車内の安定性を高める為にね」



垣根「安定性なんかどーでもいいっつの、もっと出力上げろよ」


アレイ「ソコにあるスイッチでリミッター解除すればNTDが……」


垣根「ポチっとな」


ゴウッ!!!


一同「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」




449: 2014/06/25(水) 01:34:44.11 ID:nYrEN5mSO
垣根「ついた」


食蜂「おろろろろろろ……」


アレイ「エチケット袋!」ササッ!!


上条「遊園地って…ここ?」


美琴「……嘘でしょ?」


【遊園地】

ボロ~~ン


一方「ほぼ廃墟じゃねェか」



アレイ「おかしいな、80年前まではちゃんとしていたのだが」


削板「年季が入ってるな!」


フィアンマ「80年続いた遊園地が無いとは言い切れんが、補修された跡が一切見当たらんな」


アレイ「この遊園地のテーマは【ありのまま】だからね」


番外「ありのままって……タダほったらかしにしてただけじゃん」




455: 2014/06/25(水) 02:51:57.77 ID:nYrEN5mSO
打ち止め「ボロボロだ~ってミサカはミサカはジェットコースターの柱に触ってみたり」ピトッ


ボキッ


打ち止め「 」


00001「折れましたね」


00002「かなり太い支柱が折れましたね」


00003「錆びていたのでしょうか?」


垣根「ジェットコースター乗ろうぜ」


一方「俺1番前の座席な」


垣根「ふざけんな俺だ」


削板「俺も1番前がいい!」


フィアンマ「乗るか? ワースト」


番外「氏んでもやだ」


フィアンマ「そうか、俺様は乗ってくる」


番外「……気をつけなよ?」




456: 2014/06/25(水) 02:54:06.77 ID:nYrEN5mSO
垣根「上条に御坂、オマエらも来い」


上条「非常に遠慮したい」


美琴「同じく」


垣根「来なかったら未元物質な」


上条美琴(強制かい)


一方「オマエらはどーする?」


00001「ちょっと気分が…」


00002「バスに酔いました」


00003「高いところは苦手なので」


打ち止め「身長制限に引っ掛かったってミサカはミサカは言い訳してみたり」


一方「ならベンチにでも座って待ってろ」


妹達「ハ~イ」



465: 2014/06/25(水) 10:19:33.10 ID:nYrEN5mSO
ゴォォォ……


上条「俺、今日氏ぬかも…」


美琴「その時は、一緒よ?」


一方「変に揺れてンな」


削板「根性でカバーだ!」


垣根「ヘイYO! そこの道行く兄ちゃん姉ちゃん。突き進むスタイル確率、独立♪」


フィアンマ「時代の反響一人の絶叫、この亀社会に生まれたオレ達若者。それでも耐えぬくオレのスピリット、デメリット」


垣根「これって純情? 正常? 亀参上…YEAH……」


ゴォォォ…


フィアンマ「この矛盾の中で生きてる僕たちの苛立ち、許せなくやるせなく亀助け人生さぁ! 立ち上がるなら今。道進むなら今!」


垣根「これって純情? 正常? 亀参上…YEAH…」


ゴォォォ……


垣根「理不尽な貴婦人な
エンジンな状態全開!」


フィアンマ「なんで~亀ラップな~の? なんで~亀ラップな~の?」




467: 2014/06/25(水) 10:43:16.64 ID:nYrEN5mSO
垣根「なんでかなー!? なんでだろー!?」


垣根「それはね?」

フィアンマ「それは?」

垣根「それはね?」

フィアンマ「それは?」


垣根「メケメケメケメケメケメケ………」


フィアンマ「んー、マジでぇ!? んー、マジでぇ!?」


垣根「ウソウソウソウソウソウソウソウソほんとはね~?ほんとはね~?」


フィアンマ「本当はー!? 本当はー!?」


垣根「ニョーッ! ニョーッ! コペポ――――ンッ!!」


フィアンマ「ニョーッ! ニョーッ! ニョーッ! ニョーッ!」


垣根「ニョーッ! ニョーッ! ニョーッ! ニョーッ! 鬼はぁぁ外ォォォ!!」


フィアンマ「ナ――――ッ!?」


フィアンマ「クルクルリィ―――! ププププププププゥー!」


垣根「あ、ビビビビビビィ――ッ!!」



468: 2014/06/25(水) 10:53:15.38 ID:nYrEN5mSO
フィアンマ「ミラクル痛いっちゃ♪もわーっ! もわーっ!」


垣根「はっちゃけろぉーっ! はっちゃけろぉーっ!」


フィアンマ「もわっ、もわっ、もわっ、もわっ、もわっっぷ!!」


垣根「隙ありぃ!」


フィアンマ「イヤァァァアン!」


垣根「チュッチュッチュー、チュッチュッチュー」


フィアンマ「スOベ発見、スOベ発見、ここにスOベは来なかったでちゅか?」


垣根「来なかったでちゅ」


フィアンマ「ボォーッ、ボォーッ、ボォーッ!」



469: 2014/06/25(水) 10:57:37.08 ID:nYrEN5mSO
垣根「ありがとうッス!自信出るッス!」


フィアンマ「ボォーッて……ング!?


フィアンマ「おひらき!」


垣根「やっだもーん!やっだもーん!」


上条美琴(いつまでやるんだろう……)


一方「オイィィィ! 向こうの支柱折れてンぞ!?」


削板「多分折れてる様に見せかけた演出だ!」


一方「演出なら仕方ねェな」



上条「演出な訳ねーだろ! アレ確実に折れてるよ!!」


美琴「やだぁぁぁぁ! 降りる! もう降りるぅぅぅ!!!」



ゴォォォ……




471: 2014/06/25(水) 11:16:31.49 ID:nYrEN5mSO
フィアンマ「んもう、しょうがない子ねぇ。じゃ、最後まで付き合ってあげるっちゃ♪特別っちゃよ♪」


垣根「嬉しいでゴザイマース! 嬉しいでゴザイマース!」


垣根フィアンマ「「パラレルやっちゃってー! パラレルやっちゃってー! パラレルやっちゃってー!」」



ベギンッ!!



上条美琴一方垣根フィアンマ削板「ああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁ―――っ!!!」ヒュ~~




472: 2014/06/25(水) 11:24:17.11 ID:nYrEN5mSO
00001「ジェットコースターが……落ちた……」


00002「斬新なジェットコースターですね」


00003「エキセントリックです」


打ち止め「乗らなくて良かったってミサカはミサカはホッとしてみる」


番外「フィアンマァァァァ!!!」



食蜂「アレイスターさん」


アレイ「なんだい?」


食蜂「一緒にぃ……写真撮りませんか?」モジモジ


アレイ「ああ、構わないよ」


食蜂「わぁい♪」



473: 2014/06/25(水) 11:27:24.05 ID:nYrEN5mSO
ハイ今回はここまで。

やらかした……やらかしてしまった……。

次回は寝落ちしない! コレ目標にしよう。

引用: 上条「欲しい物?」一方「筋肉」垣根「常識」美琴「…胸」麦野「出番」