506: 2014/06/29(日) 00:55:46.99 ID:iFrheR6SO
夜も遅くに投下します。
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」【前編】
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」【後編】

上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「前編」
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「後編」


上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」【前編】
上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」【中編】
上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」【後編】

上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」【前編】
上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」【中編】
上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」【後編】

上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロOコン共め」【前編】
上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロOコン共め」【中編】
上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロOコン共め」【後編】

上条「見られたら」垣根「見せ返せ」削板「倍返し」美琴「大覇星祭は?」【前編】
上条「見られたら」垣根「見せ返せ」削板「倍返し」美琴「大覇星祭は?」【後編】

上条「欲しい物?」一方「筋肉」垣根「常識」美琴「…胸」麦野「出番」【前編】
上条「欲しい物?」一方「筋肉」垣根「常識」美琴「…胸」麦野「出番」【後編】

とある魔術の禁書目録 31巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

507: 2014/06/29(日) 00:56:21.94 ID:iFrheR6SO
美琴「と、当麻……」ビリビリ


上条「み…美琴……」


美琴「ギリギリ…セーフだったわ……」


上条「美琴が磁力でレールにくっついてくれて助かったよ……掴まったのが右手だったらアウトだったケド」



一方「中々のアトラクションだったァ」


削板「落ちる時のフワッとした感覚が気持ちいいな!」


フィアンマ「タマヒュンだな」


垣根「もうちっと派手なら完璧だったわな」



上条「安定の無傷ですよ、チート共め」




508: 2014/06/29(日) 01:01:03.92 ID:iFrheR6SO
垣根「お次は観覧車だな」


00001「一方通行、ぜひミサカと」


一方「ン、いいけどよォ」


フィアンマ「ここだ」


削板「なにか注意事項があるぞ?」


※【この観覧車は1人乗りとなっております】


上条「ソロ!? 1人で観覧車乗って楽しいか?!」


美琴「椅子が1個しか付いてないわね……」


食蜂「じゃあ私とアレイスターさんなら乗れるわねぇ☆」


アレイ「まあ君の膝に乗ればなんとか」



垣根「いいもんね~、別に乗りたく無かったもんね~」イジイジ…


00002「乗りたかったんですね」



509: 2014/06/29(日) 01:03:32.24 ID:iFrheR6SO
ゴゥンゴゥン……


打ち止め「アイスキャンディ美味しいってミサカはミサカはなめ回してみたり」ペロペロ


00002「しかし遊園地とは案外暇なのですね」


00003「ろくに乗り物に乗れません」


番外「ある意味良かったよ、二人っきりの初デートがここにならなくて」


フィアンマ「……なにやら観覧車の挙動がおかしくないか?」


垣根「ケッ! そのまま落ちちまえばいいんだ」フンッ!


一方「オマエ以外に楽しみにしてたな観覧車」


ベギンッ!


上条「変な音が……」


ブチッ! ヒュウゥゥゥ……


美琴「落ちたわよ」




510: 2014/06/29(日) 01:05:27.65 ID:iFrheR6SO
食蜂「こわ…怖かったぁ……」ブルブル…


アレイ「まさか1番高い所でゴンドラが落ちるとは、氏を覚悟したよ」


垣根「だーっ! ツマンネー!! 次だ次!!」


00003「【未来の乗り物】? どんな乗り物でしょうか?」


垣根「未来って言うくらいなんだからセグウェイとかか?」


【自転車】ヤァ


一方「タダのチャリじゃねェか!!」


削板「ロードバイクだな」


フィアンマ「よし、乗れ上条」


上条「何で俺が?」


フィアンマ「いいから乗れ」


上条「分かりました、乗ればいいんだろ乗れば……」


上条「……ッ!? コレは!!」



511: 2014/06/29(日) 01:07:34.15 ID:iFrheR6SO
上条「俺の…俺の筋肉が……」モリモリ…


美琴「と…当麻?」


上条「……アブッ!!」


美琴「え?」


上条「アブアブアブアブアブアブアブアブアブアブゥゥゥゥアァァァァ!!!!」ドギューーンッ!!!



垣根「速えっ!?」


一方「なンか憑依しただろアレ!」


削板「負けないぞ! 削板必殺! 酸素音速肉弾列車!!」


削板「スゥゥゥ……さァァァァんそォォォォ!!」シャカシャカシャカッ!!!


フィアンマ「ヴァチカンの直線鬼とは俺様の事だ!」


フィアンマ「あぁぁぁぁるぁぁぁぁああああああ!!!」シャカシャカシャカッ!!!



番外「なんで急にスプリント勝負になってんの?」




512: 2014/06/29(日) 01:10:10.13 ID:iFrheR6SO
上条「ふぅ、いい勝負だった」


削板「自転車って気持ちいいな!」


フィアンマ「クッ、あそこでウサギが飛び出して来なければ……」


美琴「ねぇ、みんなメリーゴーランドに行ったわよ?」


上条「なんと」


削板「早く行こう!」


フィアンマ「ワーストォォ! 俺様が行くまで待っててくれ――っ!!」



513: 2014/06/29(日) 01:11:48.21 ID:iFrheR6SO
~メリーゴーランド~


垣根「ハイヨーシルバー!」


00002「コレはいい乗り物です///」←垣根の膝の上


一方「負けンなアクセル号! あのメルヘン野郎を追い抜け!」ガンガンッ!


00001「一方通行、台ごと回っていますから追い抜きは無理です」←一方通行の後ろ


削板「こう言うのもいいな」


00003「そうですね///」←削板の膝の上


食蜂「メリーゴーランドなんて久しぶりぃ」


打ち止め「ゴーゴー!ってミサカはミサカははしゃいでみたり!」


アレイ「三人乗りはちと狭いね(前門のつるぺた、後門の爆乳……間に挟まれ幸せいっぱい夢いっぱい)」アハ~ン




514: 2014/06/29(日) 01:14:13.12 ID:iFrheR6SO
フィアンマ「なぁワースト」


番外「なに?」


フィアンマ「俺様な、メリーゴーランド生まれて初めて乗るんだ」


番外「ふ~ん、ミサカもだけどね」


フィアンマ「人生初のメリーゴーランドがワーストと一緒で良かった」


番外「……バカ///」


上条「このメリーゴーランド、普通にメリーゴーランドなんだけどなぁ……」


美琴「うん、普通よね……」


上条美琴「流れてる曲が【仁義無き戦いのテーマ】じゃなければ……」




549: 2014/07/01(火) 23:02:17.86 ID:/DUU7aPSO
~ランチタイム~


上条「いつも通り上条さんお手製弁当を召し上がれ」


一同「いただきま~す」


一方「コーヒーは?」


上条「その魔法瓶の中、今日はちゃんと豆から挽いたやつ」


一方「いいねェ♪」ズズー


垣根「ヤイ上条! この玉子焼き塩っ辛いぞ! 俺は甘い玉子焼きが食いたいんだ!!」プンスカッ!


上条「こっちのお重にあるから甘いやつ」


垣根「常識の通用しねぇ俺が認める唯一の常識、それは玉子焼きは甘いだ」


00002「垣根さんア~ン」

垣根「ア~ン♪ いつもより甘いぜ」


00002「えへ///」



550: 2014/07/01(火) 23:06:23.61 ID:/DUU7aPSO
削板「上条は料理が上手いな!」パクパクッ!!


フィアンマ「俺様リクエストのいぶりがっこあるか?」


上条「コレな、秋田の漬け物とかいつ知ったんだか」


フィアンマ「ネットで見つけてな、うん美味い」ポリポリ



食蜂「旦那様が料理上手だと大変ねぇ御坂さん」クスクス


美琴「うっさいわね。ちゃんと練習してるわよ、あと旦那様って……もっと言ってもっと言って///」エヘエヘ




551: 2014/07/01(火) 23:14:12.53 ID:/DUU7aPSO
垣根「ゲップ。さーて、次はどーする?」


アレイ「そう言えばそろそろヒーローショーがあるハズなんだが」


一方「俺ら以外ほとんど客居ねェのにかよ」


フィアンマ「まあ行って見よう、ライダーに会えるかもしれん」ワクワク


削板「レンジャーの方がいいな」


打ち止め「カナミン居るかな?ってミサカはミサカは期待に胸をふくらませてみたり!」


美琴「ゲコ太でしょ!」


食蜂「ゲコ太はヒーローとは違うんじゃないかしらぁ?」




552: 2014/07/01(火) 23:16:34.89 ID:/DUU7aPSO
~広場~

打ち止め「ヒーローってどんなのかな?ってミサカはミサカは興味津々」


00001「ゴレンジャーでは?」


00002「いえいえここはガッチャマンでしょう」


00003「裏をかいてバトルフィーバーJかもしれません」


美琴「プリキュアとかじゃない?」


食蜂「セーラームーンかもしれないわよぉ?」


美琴「……アンタ本当に中学生?」


食蜂「酷い! 最近新作始まったじゃないのぉ!!」


番外(ライダーだったらサイン貰おうっと)




553: 2014/07/01(火) 23:19:17.08 ID:/DUU7aPSO
垣根「つーか始まんねーな」


一方「ジェットマン来いジェットマン!」


上条「ダイナマンもいいよな、爆発派手だし」


フィアンマ「しかし必殺技が5人全員による自爆特攻はどうなんだ?」


上条「無理矢理5人の武器合体させるよりマシだろ! 5人中2人は手をそえるだけになってる場合がほとんどだよ!!」


フィアンマ「アレはパワーを送ってるんだ! 多分!!」


削板「俺ちょっと舞台の裏を見てくる、もしかしたら有名な俳優が来てるかもしれない!」


垣根「俺も行くわ」


一方「色紙持ってこうぜェ!」


フィアンマ「デジカメ持参」


上条「一応付いて行く」



554: 2014/07/01(火) 23:26:08.46 ID:/DUU7aPSO
~舞台裏~


上条一方垣根フィアンマ削板「……中止?!」


スタッフ「ハァ、それがヒーロー役の人達が体調を崩してしまいまして」


垣根「ふざけんな! ヒーローなら腹が痛かろうが骨が折れようが内臓破裂しようが頭蓋骨陥没しようが仕事しろ!!」


スタッフ「まぁ、お客様もほとんど居ませんし、中止にしても問題無いと思いまして」


一方「ヒーローが体調不良とか悪の軍団歓喜じゃねェか、なンとかしやがれ!!」


スタッフ「そう言われましても…」




555: 2014/07/01(火) 23:28:14.25 ID:/DUU7aPSO
フィアンマ「フム、ならば我々がヒーローをやろうじゃないか」


削板「子供の頃からの夢が叶う!」


上条「またそんな無茶な……」


スタッフ「ぜひお願いします!」


アレイ「ではポジションを決めよう」


垣根「俺レッドな、あとは適当ハイ決定」


一方「氏ねクソカス、レッドは俺だ」


フィアンマ「俺様しか居るまい」


削板「俺もレッドがいい!」


垣根「オマエはイ工口ーだろ、カレー食ってろ」


削板「カレーは大好物だ!」


上条「俺はなんでもいいや」




556: 2014/07/01(火) 23:38:00.12 ID:/DUU7aPSO
スタッフ「とりあえず衣装はこちらに有りますのでお好きな物を」


垣根「うおっ! ジャスピオンのスーツ!!」


一方「レインボーマンがあったァァァァ!!」


フィアンマ「バロムワンだと!?」


削板「グリッドマンだ!」


上条「なんでこんなに種類が……」


スタッフ「色々やってる内にスーツが溜まっていきまして」


アレイ「ハカイダーが在るじゃないか、私の脳をパイルダーオンするか」




557: 2014/07/01(火) 23:41:02.12 ID:/DUU7aPSO
垣根「……」ジー

垣根「……ハァ」シャッ


垣根「にしてもよ~やっぱ観客が少ね~~、やる気出ねーよ」


フィアンマ「アイドルの1人でも来れば観客も呼べるだろうがな」


アレイ「なら呼ぼう」ピーピピッピー



一方「呼べンのかよ」


アレイ「学園都市統括理事長の権力と財力とコネを舐めたらあかんぜよ」


削板「悪役は誰がやるんだ?」


アレイ「それもまかせたまえ、私ともう1人オンラインゲームで知り合った者を呼ぼう」




558: 2014/07/01(火) 23:50:43.93 ID:/DUU7aPSO
>ザワザワ…ザワザワ…


美琴「なんか人が増えてきたわね」


食蜂「有名人でも来るのかしらぁ?」


打ち止め「あ、誰か舞台に上がってるよってミサカはミサカは指差してみたり」


00001「恐らく司会の方では?」


00002「ヒーローショーにはよくあるパターンです」


00003「軍覇さんはいずこ……」サミシイ…



番外「あのバカ、どこ行ったのかな……」チョットサミシイ…




559: 2014/07/01(火) 23:55:39.19 ID:/DUU7aPSO
アリサ「皆さ―ん、こんにちはー!」


>ウオオオオオオオッ!


アリサ「本日はお集まりいただきましてありがとうございます」


アリサ「司会役の鳴護アリサです、どうぞ宜しくお願いします」ペコリ


~舞台裏~


垣根「オイィィィ! とんでもねーの呼んでんじゃねーかァァァァ!!」


アレイ「今をときめくスーパーアイドル鳴護アリサ、客寄せとしては申し分無いだろう?」


一方「贅沢過ぎる…」


フィアンマ「俺様あの子のアルバム全部持ってるぞ! 是非サインと写真を!!」


削板「……誰だ?」


上条「いや、俺あんまり芸能界詳しくないから……」




560: 2014/07/02(水) 00:00:38.34 ID:92WcIPgSO
アレイ「では悪役の私が先に出よう、あとはアドリブで宜しく」カサカサ



垣根「やっべ~、アリサちゃんだよ本物だよ」


一方「アリサの歌う曲聴きながら昼寝すっと気持ちいいンだァ」


フィアンマ「シャッターオン! シャッターオン!! オーバーヒートするまで撮り続けてやる!!」カシャカシャカシャカシャ!!!!!


上条「もう1人の悪役って誰かな?」


削板「アックアじゃないか? それかステイル?」


上条「でもゲームで知り合ったとか言ってたから俺達の知らない人の可能性も……」




561: 2014/07/02(水) 00:04:17.63 ID:92WcIPgSO
アリサ「さて皆さん。実は私、今日どんなヒーローが来るのか知らされていません」


アリサ「どんなヒーローが出てくるのでしょうか? ちょっとドキドキです」


「アリサちゃ―ん! 後ろ後ろ――っ!!」


アリサ「え? 後ろ?」クルッ


ワサワサワサ……



アリサ「髪の……毛?」


シュルシュルッ!


アリサ「きゃあああっ! なにこれ?!」


アリサ「髪の毛が服の中に! アッ! ちょっヤメッ///下着の中に入って来ないでぇぇぇぇ!!」




562: 2014/07/02(水) 00:09:14.96 ID:92WcIPgSO
~舞台裏~


垣根「野郎ォォォ! 自分から悪役名乗り出たのはこの為かァァァァ!!」


一方「完全にR18指定だぞアレ」


垣根「フィアンマ! あのトースターぶっ壊すぞ!!」


フィアンマ「イーッ!」


垣根「ちゃっかりショッカー戦闘員の格好してんじゃねーよ! まざる気満々じゃねーか!!」


上条「統括理事長がアイドルに触手ならぬ髪の毛プレイ。終わったよ、学園都市は……」ハ…ハハ…


削板「よく分からないが見たら氏ぬ自信がある……」


一方「とにかく出るぞ、アリサが貞操なくす前に」




564: 2014/07/02(水) 00:11:41.55 ID:92WcIPgSO
アレイ「フハハハハッ! 私の名前はアレイスター! 鳴護アリサ。今日から君は私のカキタレになるのだ」ワサワサ


アリサ「いやぁぁぁぁ!!」



美琴「やり過ぎでしょアレイスター……」


食蜂「キィィィィ!! 何よあの泥棒猫ぉ!!」


美琴「アンタもアンタだけどね」



『待てぇぇぇぇーい!』


美琴「あ、ヒーロー出てきた」


垣根「バルイーグル!」ビシッ!


一方「レッドホーク!」ビシッ!



フィアンマ「マジレッド!」ビシッ!


削板「ガオレッド!」ビシッ!


上条「牙狼!」シャキッ!


美琴食蜂000010000200003「 」エー


打ち止め「赤ばっかり!ってミサカはミサカは斬新な戦隊ヒーローに拍手を送ってみたり!」パチパチ


番外「いやいや。1人金色混じってるよ、戦隊じゃなくて孤高の剣士だよアレ」




565: 2014/07/02(水) 00:16:24.61 ID:92WcIPgSO
垣根「我ら! 5人揃って!!」


垣根「揃って…ぇ……なんだろ?」


一方「…ジェットマンだろ?」


フィアンマ「何を言う、マジレンジャーだ!」


削板「ガオラオー! ガオラオー!」


上条「その因果、俺が断ち切る!」キリッ!



観客(流れゴレンジャイだ……)



垣根「んじゃアレだ、学園戦隊レベル5!」


上条「レベル0なんですが」


フィアンマ「俺達に至っては能力者ですらないぞ」


一方「……リア充ファイブ」ボソ…


上条垣根フィアンマ削板「採用」グッ! b



観客(男)(氏ね、頑張れ悪のトースター)




566: 2014/07/02(水) 00:18:42.09 ID:92WcIPgSO
アレイ「……」


垣根(オイ、反応しろよ)ボソボソ


アレイ「あ、んん゙っ! 現れたなリア充ファイブよ、私のカキタレ選定の邪魔をする気かい?」


上条「カキタレ言うな! 子供がググったらどーすんだ!」


アリサ「助…けてぇ…」ウルル…



アレイ「この娘を助けたくば先ず、私の部下を倒してみよ」


一方「やってやるよ、1分で終わらしたらァ」


フィアンマ「この5人に勝てる者が居ればだがな」


削板「かかってこい!」


アレイ「では……カモンベイビーッ!」




568: 2014/07/02(水) 00:20:07.93 ID:92WcIPgSO
トール「ども、戦闘員Aでっす」


フィアンマ(ゲエェェー!! 雷神トールゥゥゥゥ!!??)



トール「アレイスターとはGTA5オンラインで知り合ったんだ、面白いよねアレ♪」


垣根「初心者は理不尽になぶり殺されるけどな」


トール「あの手のゲームにはありがちな事だって」


トール「てな訳で……俺こと戦闘員A、全力出していいんだよな?」ゴゴゴ…



フィアンマ(マズイ……俺様はともかく、他の4人は勝てん……かもしれん……)




607: 2014/07/06(日) 22:51:44.52 ID:/li7qO4SO
一方「なら先ず俺が相手してやンよ」


トール「あ、君は……アクセ口リータだっけ?」


一方「一方通行(アクセラレータ)だァァァァ!!!」


トール「あれ? ちょっとアレイスター、名前違ったじゃん」


一方「オ・マ・エ・かァ……」ギロッ!



アレイ「トールくん? トールさん?? アレほど言っちゃダメだと!!」


トール「ハハハッ、まあいいじゃん。君の能力って聞いた限りじゃ相当面白いみたいだね」


一方「頃す頃す頃す頃す頃す頃す頃す頃す頃す……」



トール「来なよ、対応策は知ってるから…さ」クイクイッ



一方「氏ィィィねェェェェ!!」シュバッ!!!



一方「撃滅のォォ! セカンドブリッドォォォ!!!」


観客(セカンドはアカンッ!!)




608: 2014/07/06(日) 22:56:44.52 ID:/li7qO4SO
>>603

00002「……」ジー

00003「……」ジー


美琴「な…なによ…」


0000200003「……ハァ」


美琴「ため息をつくなぁぁぁぁ!!」


00001「女の子の価値は胸ではありません」ポヨン


番外「だよね」ボヨン


打ち止め「このバストアッパー全然効果無い!ってミサカはミサカは時価ネットたなかに怒り心頭!!」ポイッチョ!!




609: 2014/07/06(日) 22:58:01.18 ID:/li7qO4SO
トール「ホイ、カウンター」バキッ!


一方「ぶべらっ!!」ズシャー


トール「よし上手くいった」


一方「な……反射が…」


トール「君の反射ってさ、絶対の壁じゃないんだよね?」


トール「触れた対象のベクトルを逆の方向に変換してるだけ」


トール「なら、触れた瞬間に拳を引いてやれば……こうなるっと」


トール「木原って人がブログに載せてた『誰でも出来る【木原神拳】』……使えるね」



一方「木ィ原ァ……クゥン……」ガクッ…




610: 2014/07/06(日) 23:02:54.92 ID:/li7qO4SO
垣根「安定の噛ませ乙」


削板「仇はとるからな!」


一方「氏ンで…ねェ…」


上条「…大丈夫か?」


フィアンマ「一方通行よ、貴様さっき何と言った?」



垣根「1分で終わらしたらァ」キリッ!


削板「1分で返り討ちされたな」


垣根「なっさけな~」


一方「………グスッ」ホロリ


上条「お前らなぁ…追い討ちしてどーすんだよ仲間だろ!」




611: 2014/07/06(日) 23:11:57.89 ID:/li7qO4SO
トール「ところでさ。俺、優先的に闘いたい人が居るんだけど」


垣根「この学園都市第二位、垣根帝督イケメンツインMk-Ⅱセカンドに目を付けるたぁ中々の眼力じゃねーか」


トール「あ…君は別にあとでいいよ、うん」


垣根「ちくしょう、どうしようもなく泣きたい」


フィアンマ(この神の右席に挑むか、雷神よ)


削板(闘いたい!)


上条(まぁ、この面子揃ってて俺は違うよな)


トール「上条当麻って人」


上条「あれ? 痛たたた。急にお腹が痛い、ちょっと医務室に……」コソコソ…


フィアンマ「ご氏名だぞ」


垣根「さっさと逝け」


削板「根性だ上条!」


上条「不幸だ……」




615: 2014/07/06(日) 23:23:49.28 ID:/li7qO4SO
上条「あの~なんで俺なんでせうか?」


トール「君の右手の幻想頃しに興味津々でさ、それに色々技も使えるんたろ?」


上条「暴力反対、上条さんケンカキライ」フルフル


トール「え~、やろーよ~。アイスクリーム買ってあげるから~」


上条「アイスクリームに命かけらんねーよ!!」


トール「ぶ~っ!」


垣根「あ、じゃあ俺がやるわ」ノ


フィアンマ「いやいや、ここは俺様が」ノ


削板「ハイハ―イ! 俺が闘う!!」ノ


垣根「邪魔すんな! アイスクリームは俺の物じゃ!!」


フィアンマ「いーや俺様がアイスクリームを貰う!!」


削板「俺に任せろ!」



上条「お前らどんだけアイスクリーム食いたいんだよ!!」




616: 2014/07/06(日) 23:33:23.35 ID:/li7qO4SO
上条「……じゃあ俺がやるよ」ノ


垣根フィアンマ削板「どうぞどうぞ」


上条「……ですよね~」


トール「わー! わーっ!! ダチョウ倶楽部だ!!」キラキラッ!


垣根「え? オマエダチョウ倶楽部知ってんの?」


トール「日本のバラエティっていいよね♪」


トール「でも最近はマンネリって言うかどれも似たような番組ばっかりって言うかさ~、とある番組なんてなんでクイズ番組になったんだよ!って感じ」


上条「なんでそんなに詳しいのキミ?」




617: 2014/07/06(日) 23:34:23.69 ID:/li7qO4SO
美琴「ちょ――っと待ちなさい!!」


上条「え? 美琴??」


美琴「トールとか言ったわね、アンタに聞きたい事があるわ」


トール「なに?」


美琴「アンタ……男よね?」


トール「ん? そーだよ?」


美琴「実は女の子でしたとかじゃないのよね?」


トール「正真正銘男だってば」


美琴「じゃあ、水をかぶると女の子になったりくしゃみすると性別変わったりもしないのよね?」


トール「呪泉郷に行ったこと無いし異星人でもないよ?」


美琴「……本当に?」


トール「なんなら証拠見せてあげようか?」


上条「見せたらぶん殴るぞこの野郎」


トール(……コレは使える)キラ~ン




618: 2014/07/06(日) 23:41:56.42 ID:/li7qO4SO
トール「……キミ、名前は?」


美琴「え……あ、御坂……美琴…」



トール「キミさ、あの上条当麻と親密な仲だったりする?」


美琴「親密って言うか……彼氏彼女……」


トール「…の事情?」


美琴「なつかしいんだけど」


トール「そっか~恋人同士か~」


美琴「それがどうかした?」


トール「んとね、みこっちゃん」


美琴「み、みこっちゃん??」


トール「前もって謝っとく、ゴメンッ!!」


美琴「ふぁ?」



619: 2014/07/06(日) 23:43:15.30 ID:/li7qO4SO
上条「おい、美琴になにして……」


トール「胸タッチ!」プニッ


美琴「ぴっ?!」


上条「 」ブッチ―ンッ!!


トール「ご、誤解しないでね? 上条当麻に本気を出して欲しいからであって本当はこんな邪な事は……」フニフニ


美琴「ならさっさと手をどけんかい!!」


トール「いや~、日本のことわざにあるよね」


美琴「ハァ?」


トール「手のひらサイズは正義」キリッ!


上条「岩山両斬波ァァァァ!!!」


トール「なんの! 秘技! 真剣白刃トール!!」スカッ…



>ゴチンッ!!



トール「失敗……」タンコブ~



622: 2014/07/06(日) 23:53:44.11 ID:/li7qO4SO
トール「痛たたた……」


上条「テメェ…」ゴゴゴ…


トール「本気で相手してくれる気になった?」


上条「ご託はいらねぇ、ぶっ飛ばしてやるから……かかってこいよ」クイクイッ


トール「いいよいいよ! さあっ! もっと俺を笑顔にしてよ!!」


垣根「どこのダグバ様だ」


フィアンマ「まさかあの雷神に1撃入れるとは……」


削板「上条が燃えてるぞ!」


00001「大丈夫……ですか?」ヒザマクラ


一方「ちょっと心折れた…」




623: 2014/07/07(月) 00:00:49.81 ID:Cyvfl38SO
上条「アァァァァリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリッ!!!」ブンブンッ!!


トール「なんの回し受け!」ギュルンッ!


垣根「うおっ!? 上条のアリアリラッシュをことごとく受けてやがる!」


フィアンマ「一進一退の攻防だ!」


00003「軍覇さんポカリ買って来ました」


削板「ありがとう」


00002「垣根さん、午後ティーです」


垣根「サンキュー」


番外「ほ、ほら。コーラ買って来たから飲めば」ツンツン


フィアンマ「恩にきる」


観客(さりげなくイチャついてんなよリア充ファイブ……)


食蜂「アレイスターさん、556持って来ましたぁ☆」


アレイ「すまないね」


観客(テメェもかよ!?)




624: 2014/07/07(月) 00:08:52.34 ID:Cyvfl38SO
トール「やるね~。でも、もう終わり?」


上条「…カハァァァァァァ……」ズァァ…


上条「滅掌雷轟貫手!」


トール「おっと、残像が残る程の高速貫手か! けどまだまだ!!」


上条「真地念源流……跳梁観空蹂躙!!」ブォンッ!!


トール「全方位からのラッシュ?! 防御しか出来なッ……」



上条「人越拳……捻り貫手!!」ギョルッ!!


トール「……ハァァァァァァァァァ!!!」ガシッ!!



上条「……まさか止めるとはな…」シュゥゥ…


トール「こっちもまさか両手を使う事になるとは思わなかったさ……」




625: 2014/07/07(月) 00:13:07.96 ID:Cyvfl38SO
トール「やっと…やっと見つけた……」


トール「俺が…本気で闘える相手を!!」ブォンッ!!


垣根「指先からなんか出たぞオイッ!!」


フィアンマ「アレが奴の武装、両手にはめたグローブから放つ溶断ブレードだ」


フィアンマ「アレを使った近接戦闘が奴のスタイルだ」


削板「上条……勝てるのか?」


フィアンマ「……分からん」


美琴「当麻頑張れ―っ!!」




626: 2014/07/07(月) 00:17:58.60 ID:Cyvfl38SO
トール「ハァァァァァ!!!」


トール「野牛シバラク流 バツの字切り!」


一方「あの野郎ふざけてンのか真面目なのかはっきりしやがれ…」


00001「恐らく本人は大真面目だと思います」



>ズバッ!


トール「……やったか?」


上条「…残像だ」ブンッ


上条「行くぞ雷神……」


トール「なっ!」


上条「人越拳…陰陽極破貫手……」ズァァッ!!




627: 2014/07/07(月) 00:25:20.89 ID:Cyvfl38SO
トール(コレは……)


トール(俺の技撃軌道を完全に制圧した上での……)


トール(虚の貫手と、全身全霊を込めた実の貫手を同時に放つ技かッ!)


トール(回避は無理……となれば……)


トール(右か左、どちらかの虚の貫手を掴んで氏中に活を得る他ない!!)



トール(どっちだ……どっちが本命……)


上条「食らえっ!!」


トール「……ッ!!」




628: 2014/07/07(月) 00:31:18.80 ID:Cyvfl38SO
シュゥゥ……



上条「……」ググッ…


トール「……危なかった…」


トール「幻想頃しの右手で来るだろうと思ってとっさに左手掴んだけど、ビンゴだったよ」ググッ…


トール「悪いけど、俺の勝ちだっ!!」ドゴッ!!


上条「ガッ……!!」



629: 2014/07/07(月) 00:32:09.06 ID:Cyvfl38SO
トール「……ふぅ」


トール「さあ、次は誰が相手してくれる?」


垣根「なんか寝言ほざいてんぞ」


フィアンマ「時差ボケだろう」


削板「俺達の出番はまだだ!」


トール「は? なに言って……」


美琴「…後ろ」


トール「後ろ……ッ!?」


上条「……もう1度勝負だ…雷神!」ズァァッ!!


トール(コレは……さっきと同じ、陰陽極破貫手?!)




630: 2014/07/07(月) 00:41:12.46 ID:Cyvfl38SO
トール(案の定、技撃軌道は制圧された……)


トール(だけど、さっきと同じ様に虚の貫手を掴めば防げるっ!)


上条「オォォォォ!!」ズァァッ!!



トール(……って、また左手が虚の貫手だって保証は無いし……どうしよ?)



トール(右か……左か……ッ!)


トール(左…左手が実の貫手! 二度も同じ轍を踏むハズが無いっ!!)


トール「右手を掴めば……俺の勝ちだっ!!!」ガシィッ!!



上条「……トール、確かにテメェは俺より遥かに強い……だがな」


トール「…ッ!?」


上条「勝つのは俺だっ!!!」グォッ!!



トール「なっ! 実の貫手を…蹴り上げ…ッ!!」



上条「人越拳・陰陽脚破ねじり貫手!!」ギョルッ!!


トール「ぬァァァァ!!!」




631: 2014/07/07(月) 00:43:11.12 ID:Cyvfl38SO
アレイ(アリサくん、アリサくん)


アリサ(は、ハイ?)


アレイ(実況を、観客がドン引きしている)


アリサ(分かりましたから髪の毛ほどいて下さいよ! あと何気にブラのホック外そうとしないでください!!)


アレイ(ああすまないね……チッもう少しだったものを)シュルシュル



アリサ「…コホンッ、ああ―っと戦闘員A! 余りの威力に吹っ飛ばされた―!」


観客(それキャプ翼じゃねーか!!)


トール「クッ、でもまだ……あれ?」ヒュー


>ゴォォォ!!


トール「ジェット…コースター?」


>グチャッ!!


観客(大事故だァァァァ!!!)




632: 2014/07/07(月) 00:48:17.68 ID:Cyvfl38SO
上条「……勝った」


垣根「オマエいつの間に人越拳を習得したんだよ」


上条「それは秘密、何故なら…」


フィアンマ「その方が格好いいから」キリッ!


上条「言わせろよ!」


削板「ジェットコースターに轢かれた見たいだけど大丈夫かな?」


アレイ「大丈夫だろう、彼もチートだ」


美琴「当麻」


上条「?」


美琴「また無茶した!」メッ!


上条「すみません」ショボ~ン



アレイ(雷神をぶっ飛ばした男が中学生の女の子に頭が上がらんとは……)




633: 2014/07/07(月) 00:55:06.71 ID:Cyvfl38SO
>ザワザワ…


アレイ「……食蜂くん」


食蜂「お任せあれぇ☆」ピコッ



>シ~ン


アレイ「観客の記憶を少々改変した、コレで騒ぎにならないハズ……」


食蜂「ちょっと貴女ぁ? アレイスターさんの事どう思ってる訳ぇ?」


アリサ「……は?」


食蜂「は?って何よは?ってぇ! アレイスターさんは渡さないわよこの泥棒猫ぉ!!」キーッ!!


アリサ「あ…えぇ……」


アレイ「君達、私の為に争うのはやめたまえ」



観客(何故だ? 何故あんなトースターがモテるんだ!?)




634: 2014/07/07(月) 00:58:26.80 ID:Cyvfl38SO
番外「お~い、居たよ~」


トール「……」


一方「トドメ刺してやらァァァァ!」


00001「それは少し酷いと思います」


一方「見逃してやらァ」


トール「うぅ…ま、まだだ……まだ…闘える…」ググッ…



打ち止め「トリャー!ってミサカはミサカはお土産屋さんで買った木刀(洞爺湖)を降り下ろしてみたり!」ボカッ!


トール「 」チーン


打ち止め「討ち取ったり!ってミサカはミサカは勝利のポーズ!」ビシッ!


一同(容赦な~い……)




636: 2014/07/07(月) 01:01:07.44 ID:Cyvfl38SO
垣根「つーか上条、お前わざとジェットコースターのとこに吹っ飛ばしたろ?」


上条「美琴の胸を触るどころか掴んだ罪は万氏に値するんですよ」


垣根「御坂の胸、掴める程あるか?」


フィアンマ「無いだろ?」


美琴「うるさいっ!!」


一方「ンで? コイツはどーすンだ?」


垣根「俺にいい考えがある」キラン


フィアンマ「……読めたぞ垣根、俺様が運んでやろう」ドッコイショ


垣根「各自プリントに書いてある通りに行動、では行くぞ」


上条「……なあ垣根」


垣根「ん?」


上条「捻り貫手!」ズボッ!!



垣根「ぎゃあっ!!!」




658: 2014/07/07(月) 20:51:14.17 ID:Cyvfl38SO
七夕って事でちょっと書いてみました。

659: 2014/07/07(月) 20:51:58.30 ID:Cyvfl38SO
垣根「笹の葉~」


000010000200003打ち止め番外「さ~らさら~~♪」



美琴「急に七夕パーティーやるなんて言うからなにも用意してないわよ?」



上条「まあまあ、気分を味わおうって事で」


フィアンマ「因みに、この七夕パーティーをやろうと言い出したのはなんと」


削板「一方通行なんだよな?」


上条美琴「なんと?!」


一方「……フンッ、アイツら妹達は七夕ってのは知識でしか知らねェからな」


一方「実際になンかした方がいいンじゃねェかと言っただけだ」


上条美琴「いい子いい子」ヨシヨシ


一方「やめろガチで」




660: 2014/07/07(月) 20:53:10.10 ID:Cyvfl38SO
アレイ「天の川が綺麗だ」


食蜂「織姫と牽牛が1年に1度だけデート出来る日なんですよねぇ」ムギュ~



美琴「私だったら耐えられないわ」サミシイ


上条「そうだよな~、なんたって1年に1度しか……」


000010000200003打ち止め番外(会えない……)


一方(会えねェ…)


削板(会えないのか…)


垣根フィアンマ(ヤレないのか……)


上条(約2名から雑念を感じる)




661: 2014/07/07(月) 20:54:21.46 ID:Cyvfl38SO
アレイ「笹を用意した、みんな短冊にお願い事を書くといい」


00001「叶うのですか?」

上条「う~ん、お願い事って言うか…願掛けって言うか……」


アレイ「大抵のお願い事なら私の権力で叶える」


美琴「七夕関係無いじゃないの」


00002「では書きます」カキカキ


垣根「なになに? なんの願い事?」


00002「見てはいけません」メッ!


00003「ではミサカも」カキカキ


打ち止め「え~と~ってミサカはミサカは短冊に書きこんでみたり」カキカキ


番外「……」カキカキ


フィアンマ「なにを書いた?」


番外「見んなスOベ!」


フィアンマ「 」




662: 2014/07/07(月) 20:55:26.82 ID:Cyvfl38SO
アレイ「みんな書いたかい?」


一同「はーい」


アレイ「では私はこの笹を持って少し回って来る」


上条「なんで?」


アレイ「私達の他にも願い事を書きたい者は居るだろうからね」


食蜂「アレイスターさんやっさしぃ~☆」ダキッ!


アレイ「おぅふっ、では行ってくる」カサカサ




663: 2014/07/07(月) 20:56:26.31 ID:Cyvfl38SO
~深夜~


上条「なんか目が覚めたな……」ムクッ


美琴「…スゥ…ピィ…」スヤスヤ

上条「起こさない様に、なんか飲んで来よう」ソロソロ…



~台所~


上条「ングング……プハッ、麦茶はいいね」


上条「あ、笹……」


上条「みんな短冊に何書いたんだろ?」


上条「……見て見ようかな」



上条「え~と、ん? 笹にプラカードが……」


【この笹の短冊に書くお願い事は欲しい物を書く事】



上条「欲しい物?」


一方【筋肉】


上条「鍛えような」


垣根【常識】


上条「まさににその通り」


美琴【…胸】


上条「最近少し成長してます」


麦野【出番】


上条「…泣けるっ」




664: 2014/07/07(月) 20:58:33.77 ID:Cyvfl38SO
削板【根性!!!】


上条「有り余ってるよね?」



妹達【戸籍】


上条「重い重い重い」


食蜂【アレイスターさん】


上条「 」


アレイ【生身】


上条「アキラメロン」



上条「……ハァ」


上条「……」カキカキ


上条「……寝よ」スタスタ


美琴「むぅ、どこ行ってたの?」


上条「ちょっと喉乾いてさ」


美琴「ならいいケド、寝る?」


上条「寝ますよ勿論」


美琴「じゃあ、お休み当麻」ギュウ…


上条「お休み、美琴」


~台所~


アレイ「……フッ、キミはやさしいな。上条当麻」カサカサ







上条【みんなの笑顔】




666: 2014/07/07(月) 21:01:44.58 ID:Cyvfl38SO
はい、コレで七夕ネタ終了。
ふと思い付いたネタなので非常に短いですが……

ではまた本編投下まで……お休みなさい。

704: 2014/07/13(日) 22:31:21.91 ID:feU5mZ2SO
~???~


トール「う…う~ん……」



トール「……あれ? ここどこ?」キョロキョロ


>ヒュ~ドロドロ…



トール「ま、まさか……お化け屋敷?!」


トール「待ってよ……おおおお俺ここここう言うの苦手なんだってばばばば……」ガクガク



??「フリスビーが1枚ぃ~フリスビーが2枚ぃ~……」


トール「?!」


??「あ、1枚足りない……」


食蜂「恨めしワン☆」


トール(怖くない! むしろケモミミ萌え!!)




705: 2014/07/13(日) 22:35:30.61 ID:feU5mZ2SO
トール「なんだよ今の、思わず萌え!って叫びそうになったし」トコトコ


??「猫じゃらしが1本~猫じゃらしが2本~。以下省略」


トール「むしろ1本で十分じゃない? 猫じゃらし」


??「あ、1本足りない……」


美琴「う、恨めしニャン!!///」ハズカシイ…



トール(ネコミミきたぁぁぁぁ!!!)



??(おいどうなってんだ! 全然ビビってないぞ!? 美琴にあんなカワイイ格好させやがってGJ!!)


??(っかし~な、もうひと押しか?)




706: 2014/07/13(日) 22:41:25.51 ID:feU5mZ2SO
トール「ここ……お化け屋敷だよな?」トコトコ


??「妹達の下着が1枚~妹達の下着が2枚~以下省略。む、1枚足りない」


トール「 」


アレイ「恨め下着!」キリッ!!



トール「お巡りさんコイツです」テルテル


アレイ「うわっ、なにをする!! 私は善良なトースターだぞ?! 離したまえ!!」



トール「次はなんだろ」トコトコ




707: 2014/07/13(日) 22:45:00.49 ID:feU5mZ2SO
00001「……」


トール「あれ? どうしたの? こんな所で寝てたら風邪引くよ?」


00001「………ミサカは氏体なのです」


00002「からの幽~体離脱~」ムクッ



トール「なつかしいねソレ」


00003「分裂~」ムクッ


トール「増えちゃったよ」


打ち止め「バアッ!ってミサカはミサカは恨めしや~!」


トール「……?」


打ち止め「……恨めしや~って…ミサカはミサカは……グスッ…」


トール「う…うわ~ビックリシタナ~」


打ち止め「あ…」パァァ!


トール「に…ニゲロ~」トコトコ



打ち止め「あ! 待て~!!ってミサカはミサカは追いかけてみる」トテテテッ!


トール(子供を泣かせちゃ……ダメだよなぁ)トコトコ




708: 2014/07/13(日) 22:46:52.25 ID:feU5mZ2SO
トール(とりあえずあの子は非常口から出してあげたケド……一応ゴールまで行ってみよう)トコトコ



??「ニンニクがひと~つニンニクがふた~つ、以下省略。あれ? 1個足りない」


トール「……」


フィアンマ「恨めしドラッ!」キリッ!



トール「それでいいのか神の右席」



フィアンマ「……」ショボ~ン



番外「あ~ハイハイ、アンタは頑張ったよ」ヨシヨシ

フィアンマ「頑張ったんだ…頑張ったんだよ俺様……」


トール「爆発しろ」トコトコ




709: 2014/07/13(日) 22:47:56.12 ID:feU5mZ2SO
トール「さて、なんか面白くなってきた」トコトコ


垣根「あ~ああ~~!」ブラ~ン!


トール「ターザンはお化けじゃないだろ」


垣根「あ~ああ~~っ!!」ブラ~ン!!



>ブチッ!



垣根「あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙~~~」ピュ~~



トール「見なかった事にしよう」トコトコ



>ガッシャーンッ!!



「親方! 空からメルヘンが!!」





710: 2014/07/13(日) 22:49:46.15 ID:feU5mZ2SO
トール「次はなにかな~」



??「モヤシが1本~モヤシが2本~以下省略、あれ? 1本足りない」


トール「なんでモヤシ……」



上条「家計がピンチ!」キリッ!!



トール「切実なのは分かったケド、ネタ思い付かなかった?」



上条「うん、ゴメン」


トール「今日は負けたケド、次は負けないからな」



上条「俺はもうやりたくないケドな、美琴に謝ってくれさえすればそれでいいよ」


トール「前もって謝ったんだけど、分かった。みこっちゃんにはあとでちゃんと謝るよ」


上条「ならいい」


トール「でも、みこっちゃんの胸の感触……」ワキワキ


上条「人越拳……」ゴゴ…



トール「ウソウソ冗談だってば」




711: 2014/07/13(日) 22:50:58.45 ID:feU5mZ2SO
エツァリ「上条さん! なにを甘い事を言っているんですか!!」


上条「げっ、出た」


エツァリ「御坂さんの胸を触ったケダモノめェェェェ!! 氏ねェェェェ!!」



トール「影道雷神拳」バキッ!!



エツァリ「グハァァァァ!!」


上条「からの捻り貫手!」ギュルンッ!!



エツァリ「バモスッ!!」ベチャ…



トール「……誰?」


上条「気にしないでいい、棄てとくから」


トール「じゃあ俺は行くよ」トコトコ




712: 2014/07/13(日) 22:51:57.31 ID:feU5mZ2SO
トール「みこっちゃんってモテるんだな~」トコトコ


??「根性がひと―つッ! 根性がふた―つッ!! 以下同文!!」


トール「省略でしょ?」


削板「根性が足りねぇ!!」



トール「ハハハッ、キミは根性が好きなんだ?」


削板「三度の飯より根性だ、でも00003号はもっと好きなんだ」


トール「お幸せに」トコトコ


削板「今度バトろうな~」




713: 2014/07/13(日) 22:53:06.48 ID:feU5mZ2SO
トール「やれやれっと、ゴールだ」


トール「怖いって言うか面白かったな~」


トール「出たらみこっちゃんに謝って、ソレから帰ろう」


??「……」ポンポン


トール「?」クルッ


一方「……」ニタァ…


トール「 」ピシッ…


一方「お皿が…」


トール「う~ん…」パタリ


一方「 」アルェー?




714: 2014/07/13(日) 22:58:48.96 ID:feU5mZ2SO
トール「……」


??「……」チンッ…シュボッ! プハー



トール「う…ん…ん?」ムクッ



木原「お客さ~ん、終点だぜ?」プハァァ…



トール「どわっ!! 誰だアンタ?! ヤクの売人か!?」



木原「フフフそうそう100gイチマンエンネ」


木原「ってアホか! 俺ぁ木原数多! 学園都市の研究員だ!!」


垣根フィアンマ「頼む~ヤクをくれ~~狂い氏んじまう」プルプル…




715: 2014/07/13(日) 22:59:48.54 ID:feU5mZ2SO
一方「なンで来てンだよ木原くンよォ」


木原「テメェに吊るされて氏にかけてたっつーの」


木原「ま、何とか脱出してここまで来たんだがよ」


一方「何しにだよ」


木原「送迎のバイト、帰りの運転は俺がする」


垣根「あのピーキーなバスを使いこなせっか?」


木原「ナメんなよ、俺にかかりゃガンダムだってマニュアル無しで乗りこなすわ」


フィアンマ「ファースト以降の主人公には基本スキルだ、マニュアル無しのぶっつけ本番はな」



アレイ「木原め、素直に一方通行と遊びたかったと言えばいいのに」ボソッ…




716: 2014/07/13(日) 23:03:32.73 ID:feU5mZ2SO
トール「さっきはゴメンね、みこっちゃん」


美琴「もういいわよ、次は無いけどね」


トール「上条当麻専用って訳?」


美琴「分かってるじゃない」


トール「真顔で肯定されたでゴザルの巻き」


食蜂「どうですかぁ? 私のワンちゃんコス」


アレイ「良い、実に良いよ」


食蜂「わぁい♪ 何か言い付けてくれてもいいんだゾ☆」


アレイ「ならばチンt」


上条「ネオタイガーショットーッ!!」ドガンッ!!



アレイ「ほびゃあああぁぁぁぁ!!!」ピュ~~



美琴「お座り」

食蜂「アンッ☆」チョコンッ



トール(…帰ろう)




717: 2014/07/13(日) 23:06:13.65 ID:feU5mZ2SO
木原「おいクソガキ、手漕ぎボート乗ろうぜ」


一方「何で木原くンと乗らなきゃいけねェンだよ」


木原「いいから行くぞオラ来い」ズルズル


一方「勘弁してくれェ~肉も残さず食うからよォ~」ズルラレ



木原「テメェ肉大好物だろうが!」



00001「一方通行が連れ去られました!」


美琴「いいんじゃない? 親子水入らずで」


00001「むぅ…」


上条「俺達も乗る?」


美琴「モチロン♪」


フィアンマ「俺様達も行くか?」


垣根「モロチn」


00002番外「ヘイストップ」




718: 2014/07/13(日) 23:09:19.45 ID:feU5mZ2SO
~ボート乗り場~


木原「いつまでふて腐れてんだよ」ギーコギーコ


一方「…っせェ黙って漕げ」ツーン


上条「えいほっえいほっ」ギーコギーコ


美琴(一生懸命ボート漕ぐ当麻、格好いい///)ポワ~ン



打ち止め「よいしょよいしょってミサカはミサカはペダルを回してみたり」キコキコ


番外「何でミサカはおちびとスワンボートなのさ」キコキコ



垣根「もういいぞ、目を開けて」


フィアンマ「俺様、飛んでるぞ垣根」


00001「何故男二人でタイタニックごっこを…」キコキコ


00002「そのせいでミサカは00001号とスワンボートです、解せぬ」キコキコ


削板「うおォォォォ!!」ズバシャーッ!!!



00003「速いですぅぅぅ!!!」




719: 2014/07/13(日) 23:17:12.82 ID:feU5mZ2SO
食蜂「さぁ、今度こそキッチリと話し合いましょう?」



アリサ「だから私はトースターに特別な感情は……」



食蜂「本当に? 嘘ついたら廃人にするゾ☆」


アリサ「恐いんですケド」



アリサ「そもそも操祈さんはどうしてトースターが?」


食蜂「好きなものは好きだからしょうがないでしょ?」


アリサ「はぁ……」


アレイ「オーシコー、エンヤーァエー 、オーシコー」ギーコギーコギーコ


食蜂「でもアレイスターさん、私にはナニもしてこなくてぇ…」


アリサ「仮にナニかされたら?」


食蜂「責任とって貰うの☆」


アリサ(あ、だからか)



749: 2014/07/15(火) 23:56:29.07 ID:QedpsYNSO
21世紀初頭の近未来、神奈川県の一部で突如、自然現象ではあり得ない程の原因不明エネルギーを放出して半径約20kmから30km・高さ240メートル以上にも及ぶ大規模な隆起が発生した。


首都圏全域の機能が失われ、政治・経済も長期に渡る停滞を続けることになった。


数年後、余力ができ復興した日本政府や国連からの援助により復興するも、復興した市街の住人と崩壊地区の住人「インナー」という特殊な二層社会が形成される。


大隆起現象から数年後、ソコは日本においての完全独立自治領。亜例(アレイ)経済特別区域と認定される。その背景には、能力者とは別に約2%の割合で「アルター能力」という特殊能力を持つ者達が現れ始めたということがある。



750: 2014/07/15(火) 23:58:04.60 ID:QedpsYNSO
彼らは「アルター使い」や「ネイティブアルター」と呼ばれ、その中でも特に暴力や略奪を行う一部は「アルター犯罪者」と呼ばれるようになった。


これに対して本土側は警備員を「HOLD」と改名、風紀委員(ジャッジメント)を対能力者。対アルター能力者混成部隊「HOLY」と改名し対応する事となった……。


ソコはかつて【学園都市】と呼ばれた場所、しかし。もはやその名で呼ぶ者は居ない。


人はソコを、失なわれた場所、【ロストグラウンド】と名付けた。


科学と魔術。そして進化が交差する時、物語は……


上条「始まらねーッつの」




763: 2014/07/19(土) 00:13:52.57 ID:kgnSykHSO
遊園地(笑)から学園都市に戻って数日後。


垣根「さて諸君、これより臨時会議を始める」


アレイ「頭に【き】の付く男性が女性に、女性が男性に求める物は?」


フィアンマ「巨O」

番外「即答オイコラ、えっと……気遣い?」


00001「筋肉」


一方「グサッときた……気品とかかァ?」



削板「気持ち!」


00003「筋肉……」


打ち止め「金銭面!ってミサカはミサカはズバリ言ってみる!」


食蜂「機械的」キリッ!


垣根「何で朝までソレ正解になってんだよ…」


00002「巨根」ズバッ


垣根「はうァァァァ!!!」グサ---ッ!!!




765: 2014/07/19(土) 00:21:11.84 ID:kgnSykHSO
一方「ンで? なンの会議なンだ?」


垣根「上条と御坂についてだ」


フィアンマ「まさかあの二人……ついにデキたのか!?」ベイビーッ!!


番外「黙ってろ!!」ズビシッ!!



フィアンマ「 」チーン



垣根「あ~アレだ。上条と御坂にさ、デートさせてやろうと思ってよ」


00003「今さらですね」


00002「もう何度もしているのでは?」


食蜂「そうとも限らないわよぉ?」ムギュ~



アレイ「その通りだ」モニュンモニュン



垣根「……ねぇそのオッOイクッション羨まし過ぎんだけど」


アレイ「絶妙なハリと柔らかさ、そして弾力性を兼ね備えたパーフェクトオッOイここにあり」


食蜂「(///)」テレテレ




766: 2014/07/19(土) 00:25:19.48 ID:kgnSykHSO
垣根「みさきちの言う通り、何だかんだであの二人はまともにデート出来てねぇんだ」ミステリ~


アレイ「主に我々が邪魔しているせいだがね」


>グシャッ!!


アレイ「 」チーン

食蜂「アレイスターさんしっかりぃ!!」


垣根「様々なアクシデント、そして上条の不幸によるものと推測される」


削板「分かったぞ! 二人を影ながら応援するんだな!!」


垣根「ま、そんな感じだ。あの二人に降りかかるアクシデントや不幸を俺達が事前に対処する」



垣根「題して【チキチキ! 上条と御坂のデートを成功させろ! 大~作~戦~!!】だ。行くぜ皆の衆!!」


一同「イエーイッ!」


一方(要は暇潰しか、眠ィのに……)




767: 2014/07/19(土) 00:33:30.68 ID:kgnSykHSO
上条「さて、久々に予定も無く補習も無い休日。満喫しますかね」


>Prrrrr…


上条「…もしもし?」


垣根『おう上条、オマエ今から御坂とデートしろ』


上条「……は?」


垣根『いいからデートしろや! 誘え! 今すぐ誘え! 誘わなかったらブッコロな!!』ブチッ!


上条「……なんでデートを強要されるんだ?」


上条「まあ誘うケド」メルメル



上条「ケド大丈夫かな~。美琴、この時間まだ寝てるハズだし」



上条「……返事が来るまでにお菓子でも作ろ、簡単なヤツで……バームクーヘンかな」


上条「いやいやバームクーヘンは無理だ、作れるけど時間が足りない」


上条「パウンドケーキにしよう」テキパキ




768: 2014/07/19(土) 00:38:36.73 ID:kgnSykHSO
~常盤台寮~


美琴「……」スヤスヤ


>ユ~メチッポケデイイカラハナスナヨ-♪



黒子「お姉さま、携帯が鳴ってますの」


美琴「ん~にゅ…」ゴロッ


黒子「……確認ですの」ピッ



黒子「むっ! 類人猿からのお誘いメール!」


黒子「わたくしとお姉さまのホリデーを邪魔されてはかないませんわね、と言う訳で……消去ですの」


美琴「何してんのか・し・ら?」ビリビリ


黒子「 」



>ンギィィィモヂィィィィィ!!!



寮監「……うるさい」イライラ




769: 2014/07/19(土) 00:40:45.78 ID:kgnSykHSO
美琴「ったくもう、勝手にメール見ないでよね」


真っ黒子「 」プスプス…


美琴「当麻からだ……ッ!!」



美琴「デート!? こうしちゃいらんないわ!! 着替え……じゃないシャワー浴びてこないと!!」バタバタッ!!!



美琴「下着~下着は~……気合い入れてコレ!」


真っ黒子「短パンお穿きになったら元もこも無いと思いますの……」プスプス…



美琴「うるさい気合いの問題なの!」




770: 2014/07/19(土) 00:43:32.27 ID:kgnSykHSO
上条「急に誘ったけど大丈夫かな?」


~物影~


垣根「こちらメルヘンよりレディオ2(ツー)へ。通信状態の確認を、オーバー」ガガッピー


00002『こちらレディオ2、通信状態は良好です』


垣根「保護対象【T】を確認、これより周囲の警戒をしつつ対象を監視する。オーバー」


00002『レディオ2了解です……滞空回線で見てますからナンパしてはいけませんよ?』


垣根「……メルヘン了解」




776: 2014/07/19(土) 02:06:07.19 ID:kgnSykHSO
一方「……何で黒スーツにグラサンなンだよ、余計目立つだろォ?」


フィアンマ「こう言う事はまず形から入らねばな」


削板「スーツって初めて着たけどキツイな」ピチピチ



一方「サイズ合ってねェだけだろ」


フィアンマ「しかし、どうせならばスーツよりトレンチコートとハンチング帽がよかった」


一方「ロボット刑事にでもなりてェのかオマエは、くだらねェしヤル気出ねェ」アクビ~


00001『こちらレディオ1(ワン)よりベクトルへ、状況はどうですか?』


一方「こちらベクトル、対象【T】の周囲に異常なし。【M】との合流は未だ確認出来ず、引き続き監視に勤める。オーバー」キリッ



00001『頑張って下さいね』



一方「任せろ、邪魔者はサーチ&デストロイだオーバー」キリッ


00001『……ケガしないで下さいね?』


一方「心配無用だ、熱いコーヒー用意して待ってろ、オーバー」


00001『はい♪』



781: 2014/07/19(土) 08:07:02.04 ID:kgnSykHSO
フィアンマ「貴様、ノリノリではないか」


一方「やるからにはトコトンやるンだよ」


00003『こちらレディオ3(スリー)、スピリット応答願います』



削板「こちらスピリット、異常無し!」ビシッ!



00003『えっと…あの……』



削板「?」


00003『ステーキを焼いて待っています!』



削板「ついでにパインサラダも頼む!」


フィアンマ「氏亡フラグを立ててどうする」




782: 2014/07/19(土) 08:07:39.03 ID:kgnSykHSO
フィアンマ(む? ワーストから通信が無い……さては照れているな)



フィアンマ「こちらホーリー、レディオW応答願う」ガガッピー


アレイ『こちらトーストリーダー、なにかね?』


フィアンマ「貴様に用は無い消えろ」


アレイ『酷い……ワーストはちょっと通信出来なくてね、私が代役だ』


フィアンマ「なに? トイレか?」


アレイ『いやそうでは無くてだね、女性特有の症状と言えば……』


フィアンマ「俺様はワーストの声が聞きたいんだ、ワーストを出せ!」


アレイ『だから…うわっ?!』


フィアンマ「?」


番外『最低! バカ! 大っ嫌いッ!!』


フィアンマ「 」



アレイ『あの日だったのだよ』


フィアンマ「先に言え」



850: 2014/07/25(金) 01:02:50.85 ID:k/Z9xfISO
垣根「こちらメルヘン、全員監視の目を緩めるなよ、オーバー」


一方『ちゃンと見てンだろォが氏ねオーバー』


フィアンマ『むしろ氏にたい気分だオーバー』


削板『スーツがキツイぞオーバー!』


垣根「テメーらオーバーオーバーうるせーんだよオーバー!!」


00002『レディオ2よりメルヘンへ、対象【M】が【T】に接近中です』


垣根「ラジャー了解」




851: 2014/07/25(金) 01:03:26.60 ID:k/Z9xfISO
上条「まだかな~」


>ドドドドドドドドドドッ!!!



上条「?」


美琴「コレが掟破りの地元走りよッ!」シュバッ!!


上条「 」


美琴「お待たせ!」


上条「……うん、そんなに待ってないから」


美琴「どこいこっか?」


上条「そうだな~、美琴は朝飯食べた?」


美琴「まだ」


上条「じゃあ何か軽く食べますか」


美琴「うん♪」




852: 2014/07/25(金) 01:04:00.80 ID:k/Z9xfISO
垣根「バカップルが移動を開始、全員バレねー様に尾行するぞオーバー」


一方フィアンマ削板『アラホラサッサ』サササッ!!



上条「……」ジー


美琴「ん? どうかした?」


上条「いや、やっぱ美琴って可愛いな~っと思ってさ」


美琴「え/// もうヤダもう~///」テレテレ


垣根「……」ピッ


垣根「こちらメルヘン、バカップルを保護対象から抹殺対象への変更を申請する」


00002『申請は総司令、上位個体に却下されました』



垣根「くそがッ!!」




853: 2014/07/25(金) 01:04:50.37 ID:k/Z9xfISO
美琴「なに食べよっか?」


上条「そうだな~」


00001『レディオ1よりベクトルへ、対象へ接近する人物ありです』


一方「誰だ?」


00001『コードネーム【ブルーピアス】と【ゴールドアロハ】です、対処願います』


フィアンマ「ゴールドアロハは俺様に任せろ」


垣根「ブルーピアスは俺だ」



一方「俺とスピリットは監視を続行、ついて来い」


削板『了解!』




854: 2014/07/25(金) 01:05:32.67 ID:k/Z9xfISO
青髪「暇やな~」

土御門「カミやんと第三位のデート現場でも見付けたらソッコー邪魔してやるのににゃ~」


>Prrrrr…Prrrrr


土御門「ん? もしもし?」


フィアンマ『緊急事態だ土御門、所属不明の魔術師が学園都市に入り込んだ』


土御門「なに?! そんな情報入ってないぞ!?」


フィアンマ『こちらも今情報が入ってきたからな、何が狙いは分からんが放ってはおけん』


土御門「ソイツは今どこに居る?」


フィアンマ『アレイスターが不在中の為に滞空回線が使えん。居場所の特定出来ていなが少なくともその学区には居ない様だ』



土御門「分かった、今から探す。そっちも情報が入り次第伝えてくれ」


フィアンマ『分かった』




855: 2014/07/25(金) 01:06:26.18 ID:k/Z9xfISO
土御門「……」


青髪「どしたんつっちー?」


土御門「悪いにゃ~青ピ、ちょっと野暮用が出来たんで失礼するぜい」スタコラッ!



青髪「あ、ちょっとつっちー??」


青髪「なんや、僕ボッチやん……」


>Prrrrr…


青髪「もっし~」


垣根『あ、青髪? ちょっと伝えときてぇんだけどよ』


青髪「なになに?」


垣根『オマエのバイト先のパン屋、火事だとよ』


青髪「嘘やろ!?」


垣根『信じるか信じないかはアナタ次第』


青髪「冗談言っとる場合やないって! 僕の下宿先ィィィ!!」ピュ--ッ!!!!




856: 2014/07/25(金) 01:07:16.81 ID:k/Z9xfISO
垣根「ミッションコンプリート」


00002『お疲れさまです、引き続きよろしくお願いします』


垣根『了~解』


フィアンマ「あ、ワースト? さっきはすまん」


番外『お土産にシュークリーム』


フィアンマ「…了解」


一方「こちらベクトル、バカップルはカフェテラスに寄る模様だ」


00001『では周囲の警戒を』


一方「ジャッジ」


削板「オシャレなお店だな、今度一緒に来ような00003号」


00003『ぜひとも!』ヤッホイッ!




857: 2014/07/25(金) 01:08:19.65 ID:k/Z9xfISO
美琴「ここのパフェが美味しいんだって佐天さんと初春さんが言ってて」


上条「朝飯にパフェっすか」


美琴「いいの、軽くなんだから」


上条「え? パフェって案外重い……」


美琴「いいの!」


上条「はい」


??「いらっしゃいませ」


美琴「あ、私パンケーキとこの季節のパフェ」


エツァリ「承知いたしました」


上条「俺はモーニングセットをって…あれ? お前エツァ……」


一方(うおらァァァァ!!!)ドンッ!!



エツァリ「あああぁぁぁぁ!!!」ピュ----ッ!!!


上条「 」


美琴「…ってあれ? 店員さんは?」


上条「なんか突風が吹いてヤード単位で飛んでった」



一方(あっぶねェェェェ!!)


削板(ナイスだ!)




858: 2014/07/25(金) 01:09:17.24 ID:k/Z9xfISO
店員「お客様、ご注文は?」


一方「コーヒー」

削板「牛乳!」


店員「かしこまりました」


一方「今のはヤバかった、気の休まる暇がねェ」ゲンナリ…



削板「これも二人のデートの為だ、頑張ろう!」



店員「お待たせいたしました」


美琴「きたきた♪」


上条「いただきます」


美琴「あむっ…それでね、黒子が寮監に首捻られちゃって」


上条「空間移動能力者の白井に関節極めるって凄いな」


美琴「学園都市最強を素手で倒せる人が目の前に居るケドね」


上条「遠距離戦挑まれたら手も足も出ないです」



一方(分かってンじゃねェか)フフンッ




859: 2014/07/25(金) 01:09:57.28 ID:k/Z9xfISO
美琴「じゃあ接近戦なら?」



上条「右ストレート1発でKOですな」フッ…


一方(あンの野郎ォォォ!! 調子こいてンじゃねェぞォォォ!!)ビキビキッ!!



削板「カルシウム不足か? 牛乳飲む?」


一方「いらン!!」


削板「美味いのに」


一方「ンな牛の分泌液なンぞ飲めるか!」


削板「牛乳飲まないと大きくなれないぞ?」


一方「え……マジで?」


削板「俺は毎日牛乳3本飲んでるぞ? だからホラこの通り!」ムキッ!!


一方「……店員さァン、牛乳下さァァァァい!!」




860: 2014/07/25(金) 01:10:45.99 ID:k/Z9xfISO
上条「美味い」パクパク


美琴「……」


美琴(そー言えば当麻をドキッてさせた事ってあんまりないわよね……)


美琴(……よ~し)


美琴「ねぇねぇ当麻」


上条「ん?」


美琴「はいあ~ん♪」


上条「へ??」ドキッ!!


佐天初春「おぉ~」ニヤニヤ



美琴「 」ピシッ…


一方(花畑ェェェェ!!!!!)



削板(ヤバいぃぃぃ!!)




861: 2014/07/25(金) 01:11:31.82 ID:k/Z9xfISO
美琴「さささ佐天さ……初春さささ……」ガタガタ…



佐天「いや~お邪魔しちゃってすみません」


初春「佐天さん、こう言う時はご馳走さまと言うべきです」


佐天「早速白井さんに報告!」


美琴「それだけはヤメて!!」


上条「あ、久しぶり初春さん」


初春「お久しぶりです」


佐天「あれ? 初春って御坂さんの彼氏さんと知り合い?」


初春「大覇星祭の時にちょっと」




862: 2014/07/25(金) 01:12:15.22 ID:k/Z9xfISO
佐天「初めまして、佐天涙子です」


上条「初めまして、俺は上条当麻。よろしく」


美琴(見られた~よりによってあんな場面で見られた~~!!)


佐天「今日はデートですか?」


上条「うん、まぁね」


初春「いいですね~」


一方(ヤベェ……どうする?!)


削板(しばらく様子を見よう! 何事もなく済めばなんとかなる!!)


佐天「上条さんって、高位能力者ですか?」


上条「いや? 無能力者だけど?」


佐天「え!! 私と同じ?!」


上条「佐天さんも?」


佐天「はい、頑張ってはいるんですけど……」




863: 2014/07/25(金) 01:13:15.66 ID:k/Z9xfISO
佐天「……それで幻想籠手を使っちゃって……」


上条「………」


佐天「最低……ですよね、私……」



上条「……佐天さんはさ」


佐天「え?」


上条「何に対して罪の意識を感じてるの?」


佐天「それは……」


上条「幻想籠手を使った事? それとも友達を巻き込んだ事?」


佐天「……両方…いえ、友達を巻き込んだ事と、幻想籠手を見つけてもすぐに伝えなかった事です……」


上条「……そっか」




864: 2014/07/25(金) 01:14:19.43 ID:k/Z9xfISO
上条「佐天さんがした事は、確かに良くない事だけど……」



上条「でもさ、能力が無くたって。それで佐天さんの価値が決まる訳じゃ無い」



上条「だから、能力にこだわる必要は無いよ」


佐天「でも、ここは学園都市だし……」


上条「確かにね。でも、俺は美琴がレベル5だから好きになったんじゃないよ?」


上条「俺はレベル5、第三位が好きなんじゃ無くて」


上条「御坂美琴って女の子が好きなんだ」


上条「説明になってないかな?」


佐天「……」


美琴「(///)」プシュゥゥ…バチバチッ!!


初春(御坂さんから煙と火花が?!)




865: 2014/07/25(金) 01:15:35.16 ID:k/Z9xfISO
上条「佐天さんは幻想籠手を使ったら能力が発現したんでしょ?」


佐天「はい、一応」


上条「じゃあ希望はあるよ」


佐天「?」


上条「幻想籠手ってのはつまり能力の底上げだろ? あってます? 美琴センセー?」


美琴「ふにゃふにゃにゃ」


上条「あ、大体あってると」


初春(え? 会話が成立した?!)


上条「僅かでも能力が使えたって事は、佐天さんは全くの0じゃないって事」


上条「能力開発のカリキュラムを受けてればさ、能力が使える日が来るハズだよ」


佐天「……そう、ですかね」


一方(彼女とデートで他の女に説教してンじゃねェよ)


削板(上条だからな)




866: 2014/07/25(金) 01:16:05.18 ID:k/Z9xfISO
上条「あとぶっちゃけると、俺は美琴以外のレベル5ほぼ全員と顔見知り」


佐天「ええっ!?」


初春(よくよく考えるとこの人の人脈ってスゴイ……)


上条「みんな普段は普通にしてるけどさ、やっぱりレベル5って事で色々あるみたいなんだ」


佐天「色々?」


上条「ちょっとコンビニ行くだけで2~30人からに絡まれたり」


佐天「 」


上条「何かあればすぐに化け物扱い、怪しい実験とかにも誘われる」


佐天「……大変そうですね」




867: 2014/07/25(金) 01:17:04.63 ID:k/Z9xfISO
上条「けど、俺はみんなをレベル5とか関係無く友達だと思ってる」


上条「困ってたら助けるし、もし間違った道に進もうとしてたら止める」


上条「大事な友達だから、俺も本気で接してるんだ」



一方(……)


削板(う……うおォォォ!! 上条ォォォ!! 俺は猛烈に感動したァァァァ!!!)


一方(騒ぐな! バレたらどうすンだ!!)




868: 2014/07/25(金) 01:18:57.08 ID:k/Z9xfISO
~その頃~


アレイ『トーストリーダーよりメルヘンへ、緊急事態発生』


垣根「なんだよ緊急事態って、言っとくが俺は今から上条と御坂のイチャラブを録画するって最優先事項をだな」パタパタッ…


アレイ『御坂と妹達の要望で打ち上げた軍事衛星、ストーカー・お仕置き・レーザー。略して【SOL】が誤差動を起こした』


垣根「はあっ!?」



垣根「で…でもよ、威力はそれほどでもねーんだろ?」




869: 2014/07/25(金) 01:19:35.76 ID:k/Z9xfISO
アレイ『最低出力で人間が赤い霧になる。最大出力で学園都市が丸ごと消し飛ぶ程度さ』


垣根「誰がそんな物騒なもん作りやがったァァァァーッ!!」



アレイ『木原数多に設計を頼んだら……』


木原『クソガキの友達と彼女がストーカーされてるだぁ!? 任せろ、木原一族が総力をあげて1週間で作り上げてやる!!』


アレイ『と、設計から組み立てまで木原一族が本気でやる気だしちゃって』



垣根「木原一族揃って過保護か!? 子離れしろやっ!!」




870: 2014/07/25(金) 01:20:17.36 ID:k/Z9xfISO
アレイ『主に標的はエツァリだったのだが、何がどうなったか上条当麻と御坂美琴にロックオンした』


垣根「不幸すぎるだろあのバカップル!」



アレイ『既に発射シークエンスに入っている、何とか防いでくれ』


垣根「発射までの時間は!?」


アレイ『あと1分だ』


垣根「余裕ナッシン! おいフィアンマ手伝え!!」



フィアンマ『すまん無理だ』


垣根「何でだよ?!」


アレイ『フィアンマには学園都市に接近中の所属不明艦隊を相手して貰っている』


垣根「何でイキナリ戦争始まっちゃってんの!?」




871: 2014/07/25(金) 01:20:53.04 ID:k/Z9xfISO
アレイ『フィアンマ、大丈夫だとは思うがキツイ様なら増援を送る。だから……』



フィアンマ「時間稼ぎをしろと? 別に倒してしまっても構わんのだろう?」



番外『アホかッ! 氏亡フラグ立てんな!!』


フィアンマ「ワーストか? 生理は大丈夫なのか?」


番外『直球で言うな! オブラートに包めバカッ!!///』


番外『ああもうっ! 絶対無事に帰って来てよね!』


フィアンマ「フッ、心配は要らん。ワースト……」


番外『なに?』


フィアンマ「愛し…ブッ…」


00002「ホーリーの反応途絶しました」


00001「二階級特進です」

00003「アーメン」


打ち上げ「ポクポクポクポク……」


食蜂「チーン☆」


番外『コラァァァァ!!!』




872: 2014/07/25(金) 01:21:51.11 ID:k/Z9xfISO
垣根「クソがッ! こうなりゃ俺だけで何とかしたるわァァァァ!!」ギューンッ!!



00001『【SOL】発射まで、残り10秒…9…8…7……』


アレイ『ダメか……』


00001「…3…2…1……発射されました」


00003『……ッ! メルヘン間に合いました! レーザーを未元物質の羽で受け止めています!』


垣根「うおォォォ!!」


00002『か…垣根さ……』


垣根『ヘヘッ、やっぱ俺って……不可能を可能に……ブッ…』


00001『メルヘンの反応、ロストしました』


00003『アーメン』


打ち止め『ポクポクポクポク……』


食蜂『チーン……』


00002『嫌ァァァァ!!!』


アレイ(あ、2人共生きているな。良かった良かった)




942: 2014/08/04(月) 01:06:03.86 ID:LRvzUheSO
一方(……)


削板「あ、店員さんナポリタンお代わり!」


一方「コーヒーお代わり」


店員「少々お待ちください」



一方(……アレから小1時間……)



佐天「ご開帳!」バサッ!


初春「ひゃあ!?」


上条「水色水玉とな!」


美琴「見てんじゃないのっ!!」ボカッ!!


上条「パンチぐへっ!!」ベシャ!!



一方(……夫婦漫才か)




943: 2014/08/04(月) 01:07:30.59 ID:LRvzUheSO
一方(くだらン話をいつまでするつもりだ? コーヒーで腹がタップンタップンになったじゃねェか)ケプッ



削板「店員さんボンゴレ大盛りで」


一方「オマエはいつまでどンだけ食う気だ」


削板「腹が減っては戦は出来ないぞ?」


一方「腹八分目って知ってるか?」


削板「知らない」キョトン


一方「満腹になるまで食わねェで、八分目くらいで抑えときゃァ健康に良いって意味だ」


削板「満腹まで食べないと満腹にならないぞ?」


一方「もういい……好きなだけ食ってろ」


削板「分かった! 店員さんペペロンチーノ!」




945: 2014/08/04(月) 01:07:56.98 ID:LRvzUheSO
削板「そう言えば」チュルチュル


一方「あ?」


削板「垣根とフィアンマはどうしたんだ? ちょっと前から連絡が無い」チュルチュル


一方「大方、飽きてナンパにでも行ったか」


削板「途中で投げ出すなんて根性が無いな!」


一方「所詮アイツらはその程度の小物だって事だ、俺達は最後までやるぞ」


削板「おうっ! そうと決まれば腹ごしらえだ!」チュルチュルッ!!


一方「まだ食うか」



946: 2014/08/04(月) 01:09:16.34 ID:LRvzUheSO
佐天「それじゃあ私達そろそろ失礼します」


初春(上×琴からの上×黒NTRどんでん返し、コレは売れるっ!!)カリカリカリカリッ!!


佐天「行くよ初春」グイッ


初春「あっ! ちょっと待って下さい今構想中で!!」


佐天「ハイハイ、じゃあ失礼します」


美琴「うん、またね」


上条「初春さんがとり憑かれた様に何かをノートに書き込んでたけど、なんだろ?」


美琴「風紀委員の仕事か何かじゃない?」




947: 2014/08/04(月) 01:11:03.31 ID:LRvzUheSO
一方「やっと行ったか」


削板「移動するかな?」


一方「するだろ、1日中カフェで過ごすとかねェよ」


絹旗「あれ? 一方通行?」


一方「……人違いですゥ」


黒夜「アクセ口リータ」


一方「一方通行だァァァァ!!!」


黒夜「やっぱりお兄ちゃんじゃん」


一方「……俺とした事が巧妙な話術にかかっちまった」



削板「誰かが言ってたけど、言われた事を怒るって事はソレを認めてるって事らしいぞ?」


一方「だまらァァァァっしゃい!」




948: 2014/08/04(月) 01:11:48.93 ID:LRvzUheSO
絹旗「って言うか何してるんですか? 超怪しいんですけど」


黒夜「まさか第七位とデート?」


一方「アホ、アレ見ろアレを」クイッ


絹旗黒夜「ん~?」ジー


上条美琴「………」イチャラブイチャラブ



絹旗「上条さんと御坂さん?」


黒夜「覗き見とか趣味悪いぞお兄ちゃん」


一方「覗き見じゃねェよ、護衛だ」



絹旗「護衛? あの二人超狙われたりしてるんですか?」


削板「二人が無事にデート出来る様に俺達がサポートしてるんだ」


黒夜「……だったらヤバいよ」


一方「……は?」




949: 2014/08/04(月) 01:12:38.33 ID:LRvzUheSO
絹旗「確かに超ヤバいです」


一方「まてまて、何がヤバいンだよ。聞か…ハンパなく聞きたくねェが聞かせろ」


絹旗「ここ、麦野のお気に入りのお店で超頻繁に来てるんです」


黒夜「フレンダとフレメアもちょくちょく来てるよな、パフェ食べに」


一方「マジかよォ……」


削板「どうする?」


一方「今日は来ねェ事に期待する、コーヒーの神よ願いを叶えやがれ」


絹旗「あ、来ましたね麦野」


一方「(´・ω・`)」


黒夜「フレンダとフレメアも来たぞお兄ちゃん」


一方「\(^o^)/」



削板「対策を練るんだ!」




950: 2014/08/04(月) 01:13:54.85 ID:LRvzUheSO
一方「仕方ねェ……オイ絹旗! 黒夜!」


絹旗黒夜「?」


一方「5~3分でいい、時間を稼げ!」


絹旗「イヤイヤ超無理ですよ!」


黒夜「……私、やる」


絹旗「黒夜ちゃん??」


黒夜「ここで活躍してお兄ちゃんに褒めてもらうんだ!」


絹旗「超打算! なら私もやりますよ!!」



黒夜「とにかくハイテンションで行くぞ絹旗ちゃん!」


絹旗「もう超破れかぶれです!!」



削板「時間を稼いでどうするんだ?」


一方「奇跡を待つ」


削板「 」




951: 2014/08/04(月) 01:14:49.32 ID:LRvzUheSO
麦野「今日は仕事休みだし、お茶したあとに色々買い物でも…」


>ザッ!


麦野「あん?」


絹旗「……」

黒夜「……」


麦野「絹旗? と……黒夜?」


絹旗「……び…」


麦野「?」


絹旗「びっくりする程ユートピア! びっくりする程ユートピア!!」パンパンッ!!


麦野「ちょ……ちょっと?」


黒夜「びっくりする程ユートピア! びっくりする程ユートピア!!」パンパンッ!!


麦野「……」


絹旗黒夜「びっくりする程ユートピア! びっくりする程ユートピア!!」パンパンッ!!


麦野「……疲れてんのかしら私……帰って休もう……」フラフラ




952: 2014/08/04(月) 01:16:01.25 ID:LRvzUheSO
一方「よォし良くやった! あとでラーメンばあ買ってやる!!」


削板「フレンダとフレメアはどうする?」


一方「……殺るか」


削板「穏便に済まそう」


一方「仕方ねェ、こうなりゃひと騒ぎ起こして……ン?」



フレンダ「今日はお姉ちゃんが奢ったげる訳よ、なに食べたい?」


フレメア「ん~と、ん~とね~」


垣根「ハァァァァァ!!」ギューンッ!!


フレンダフレメア「?」


※燃焼系のリズム


垣根「変態系~変態系~垣~根式! 変態系~変態系~垣~根式!!」クネクネ


垣根「こんなプレイをしーたくても!」


フィアンマ「無理!」


垣根「変態系~ホッホッホッ! 垣~根式!」ヘイッ!


フレメア「……お姉ちゃん」


フレンダ「見ちゃダメ!」




953: 2014/08/04(月) 01:17:15.20 ID:LRvzUheSO
フィアンマ「ヴァチカン系~ヴァチカン系~神の右席! ヴァチカン系~ヴァチカン系~神の右席!!」



フィアンマ「こんなナリでも聖~職者!」


垣根「マジ?」


フィアンマ「ヴァチカン系~ホッホッホッ! 神の右席!!」ヘイッ!!



フレンダ「……帰ろうか」


フレメア「……うん」




954: 2014/08/04(月) 01:17:51.39 ID:LRvzUheSO
垣根「間に合ったか…」ボロッ…



フィアンマ「間一髪だったな」



一方「オマエら今まで何してやがった?」


垣根「生身でレーザー食い止めてた、ユニコーン最終話の真似しようとしたらまさかのムゥさんになっちまった」


フィアンマ「女王艦隊と戯れた」


削板「女王艦隊?」


フィアンマ「ヴェネチアに攻撃をしかけるための魔術に【アドリア海の女王】というものがある」


フィアンマ「魔術を使った氷で出来た艦隊だ」


削板「何しに来たんだ? 観光?」




955: 2014/08/04(月) 01:19:29.11 ID:LRvzUheSO
フィアンマ「本来女王艦隊はヴェネチアにしか攻撃出来ん」


フィアンマ「だが、学園都市に進行してきたのでな、迎撃に向かったのだが……」


削板「?」


フィアンマ「学園都市に来た理由が下らなすぎた」



一方「何だよ、まさかマジで観光じゃねェだろうな」



フィアンマ「女王艦隊を指揮していた魔術師、ピアージオの言葉だ」ピッ


ピアージオ『わぁたしの作り上げた甘くてお口にとろけるメェロンを、学園都市に住む異教の猿共に食べさせに来たのいぃよ!』


一方「バカだろ」


ピアージオ『キャァァァッチマイハァァァァァ!!』


アニェーゼアンジェレネルチア『……ベリーメロン』



垣根「その録音機投げ捨てろ」




956: 2014/08/04(月) 01:20:06.40 ID:LRvzUheSO
フィアンマ「あの時、3人のシスターの目は完全に氏んでいた……」


一方「……ンで? 艦隊でメロン持ってきたバカは?」


フィアンマ「良く出来たメロンだったのでな、アレイスターが買い取りの契約を交わした」


一方「 」


フィアンマ「ピアージオとシスター3人はそのまま学園都市で果物屋を営むそうだ」


垣根「住み着く気かよオイ」


削板「メロン食べたい」


垣根「でよ、オマエらは何してんの?」


一方「コーヒー飲み過ぎて腹タップンタップンで動けねェ」


削板「パスタ食べてた」


垣根「帰れ」



957: 2014/08/04(月) 01:22:05.32 ID:LRvzUheSO
黒夜「お兄ちゃ~ん! 私頑張ったぞ!」


絹旗「私だって超頑張りました!」


一方「ン」ワッシワッシ


黒夜「んに~///」


絹旗「超役得///」


00001『一方通行』


一方「……?」


00001『浮気ですか?』


一方「違うッ!!」


00001『そうですか、危うく一升瓶に手が伸びました』


一方「酒はヤメてくれェェェェ!!」


垣根「今更なんだけどよ、デートを見守るだけで何で命懸け?」


フィアンマ「気にしたら負けだ」


削板「二人の幸せは俺達が守るんだ!」



一方「だから違うンだよォ!!」


00001『ええ分かってますよ? 分かってますとも』

一方「だからァ……」


垣根「1組程修羅場になってっけどな」

958: 2014/08/04(月) 01:24:07.24 ID:LRvzUheSO
ハイ今回はここまで。

新スレは出来るだけ早く建てるつもりなので、少しお待ちください。

ではおやすみなさい。

967: 2014/08/04(月) 13:03:43.57 ID:LRvzUheSO

引用: 上条「欲しい物?」一方「筋肉」垣根「常識」美琴「…胸」麦野「出番」