603: 2014/11/08(土) 15:14:51.33 ID:PHxdKrLSO
どーもお久しぶりです。
前スレはこちら

上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」【前編】
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」【後編】

上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「前編」
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「後編」


上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」【前編】
上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」【中編】
上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」【後編】

上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」【前編】
上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」【中編】
上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」【後編】

上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロOコン共め」【前編】
上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロOコン共め」【中編】
上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロOコン共め」【後編】

上条「見られたら」垣根「見せ返せ」削板「倍返し」美琴「大覇星祭は?」【前編】
上条「見られたら」垣根「見せ返せ」削板「倍返し」美琴「大覇星祭は?」【後編】

上条「欲しい物?」一方「筋肉」垣根「常識」美琴「…胸」麦野「出番」【前編】
上条「欲しい物?」一方「筋肉」垣根「常識」美琴「…胸」麦野「出番」【後編】
 
上条「美琴が好き」美琴「私はその10倍好き」垣根「ゾウさんはもっと好きです」一方「黙れ」【前編】


さて投下しよう。

604: 2014/11/08(土) 15:19:19.80 ID:PHxdKrLSO
前回までのあらすじ。

一方さんがラッキースOベで吊るされましたなう。

605: 2014/11/08(土) 15:20:33.88 ID:PHxdKrLSO
一方「お…オマエらいいとこに……降ろしてくれェ……」プラ~ン



垣根「その前に何で吊るされてんだよ」


フィアンマ「暴行を受けた後があるな」


削板「まさか強盗が入ったのか!?」



垣根「いやいや仮に強盗入ったとしてもこの状況はあり得ねーよ」


上条「まあ確かに、一方通行だけじゃなく美琴に食蜂、妹達にオティヌスも居るんだし、逆に強盗が可哀想な状況になってるハズ」



アレイ「下手をすれば私がもみ消さねばならないだろうからね、主に氏体とか」



とある魔術の禁書目録 31巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
606: 2014/11/08(土) 15:22:03.86 ID:PHxdKrLSO
垣根「で? 結局何があったんだよ」


一方「アレは事故だァ……不可抗力なンだァ……」プラ~ン



フィアンマ「女性陣に聞いてみるか」


削板「それが一番手っ取り早いな」


上条「んじゃちょっと待ってろよ一方通行」


一方「イヤまず降ろせよォ……」プラ~ン


垣根(何で能力使わねーんだよこのバカ)



アレイ(彼も丸くなったモノだよ、木原数多が見たらブチ切れそうな光景だがね)




607: 2014/11/08(土) 15:24:46.23 ID:PHxdKrLSO
垣根「うぉ~い、何があったか教えて……」


00001「アレは事故です! 一方通行に下心は在りません!! とミサカは弁護します!」



00002「意義あり! 被告人セ口リが我々の裸体を見たのは事実! 下心のある無しはこの際関係ないのです!」


00003「裁判長! 被告人に夜明けまで玄関での吊し上げを要求します!」


食蜂「どうするのぉ?」


美琴「何で私が裁判長なの?」



番外「そこはノリだよノリ、だっていきなり全裸でお風呂場に入ってきてミサカ達の裸見たんだし? 相応の罰は受けて当然じゃん」



上条垣根フィアンマ削板(ほほ~う……)



00001「何卒、何卒ご容赦を……」ウルル…




608: 2014/11/08(土) 15:30:00.19 ID:PHxdKrLSO
一方「おゥオマエらァ……誤解は解けたかァ?」プラ~ン



一方「解けたンなら早く降ろ……」


垣根「えいほっえいほっ」ギリギリ…



一方「なっ? 俺ァ降ろせっつったンだぞ! 何で逆さ吊りにしてンだ?!」


上条「女子の風呂を覗いたそうだな一方通行?」


一方「だからそりゃ誤解なンだよォ!!」



フィアンマ「ワーストの裸など俺様ですら数える程しか見ていないんだぞ……」


削板「なんか腹が立つんだ!」


一方「 」


男子「セ口リテメーッ!!」ドカバキドカバキッ!!!



一方「ギャァァァ!! 超アウェェェーッ!!」




609: 2014/11/08(土) 15:32:03.81 ID:PHxdKrLSO
垣根「たっだいま~」


00002「今までどちらに?」


垣根「ちょっとコンビニに、ほいアイス」


00002「~♪」


フィアンマ「ハーゲンダッツ買って来たぞ」


番外「ありがと」


削板「恐竜の卵買って来たぞ」



00003「まだ販売してたんですねコレ」プニプニ



上条「打ち止めとオティヌスは?」


美琴「寝ちゃったみたい」


上条「そっか、はい美琴にもアイス」


美琴「ありがと」



食蜂「……」ジー


アレイ「君のは私が買って来たよ」


食蜂「…ッ!」パァァ!!




610: 2014/11/08(土) 15:38:51.16 ID:PHxdKrLSO
00001「あの、一方通行は……?」



垣根「ああ、事情は本人から聞いた」


フィアンマ「自らの罪を認め償いたいと吊し上げを了承した」


00001「そう…ですか……」



垣根「ハイハイ、夜はコレからだぞ! 人生ゲームやろうぜ」



上条「俺的には不幸な人生待った無しゲームだよコレ」


削板「なら銀行役するか?」


上条「遠慮しとく」



垣根「アレイスター、ボードは用意出来てんだろーな?」


アレイ「ここにある」


??「 」ドンドコドンドコ…


フィアンマ「それジュマンジじゃないのか?」


アレイ「リサイクルショップにあったんだよ」


上条「棄ててきなさい」




611: 2014/11/08(土) 15:40:39.77 ID:PHxdKrLSO
00001「……」コソコソ


00001「一方通行、大丈夫……」ガチャ


一方「 」プラ~ンプラ~ン


00001「 」


一方「あ……アイツら……頃してやるゥ……」


00001(逆さ吊りな上、さらに暴行された形跡が……)



一方「00001号……アイツら今何してる?」プラーン


00001「人生ゲームをされてます」


一方「……ぬがァァァ!!!」ブチーンッ!!!



一方「絶望がテメェらのゴールだオラァァァ!!!」ドドドドッ!!!



00001「あ、止した方が……」トテテッ



一方「 」チーン


00001「……あのメンバー相手に一人では流石に無謀かと……」


一方「チクショォ……」




613: 2014/11/08(土) 15:44:59.30 ID:PHxdKrLSO
フィアンマ「フンッ、子供が出来たから認知しろか、コレで4人目だな」プスリ



00002「おやおや、おさかんな事で」


番外「ミサカを見るな!」



垣根「言ってやるなよ00002号、この面子で経験してねーのコイツら二人だけなんだからよ」



00002「なるほど、せめてゲームの中ではと言う事ですか」


食蜂(私も経験無いのになぁ……)


上条「ほいっ」カラララ


ルーレット『1』


上条「ハイハイ分かってます分かってます」


美琴「……事業に失敗した、5000万円支払う……借金ね」


上条「アレイスター銀行に融資を……」


アレイ「利子はトイチで」




614: 2014/11/08(土) 15:49:43.32 ID:PHxdKrLSO
上条「そろそろ寝よう、明日はキノコ狩り行くんだろ?」


垣根「松茸採って学園都市に持ち帰り、高値で売ろうぜ、1本5万くらいで」



アレイ「コラコラ」


垣根「んだよ、堅い事言うなよ」


アレイ「私もひと口のせたまえ」


垣根「8:2、8が俺な」



アレイ「6:4」


垣根「7:3」


アレイ「仕方ないそれで手をうとう」


垣根「んじゃ明日は5時起きな、寝坊すんなよ」


フィアンマ「特にお前がな」



削板「部屋割りはどうするんだ?」


垣根「んなもん各々カップルでいーじゃん」



美琴食蜂000010000200003番外(イエスッ!!)




615: 2014/11/08(土) 15:51:29.00 ID:PHxdKrLSO
上条「さて、寝よ……」

美琴「寝るの?」

上条「自重しよう、嫌な未来しか見えない」


美琴「……」モゾモゾ…


上条「?」

美琴「……はむっ!」ハミハミ



上条「耳に甘噛みらめぇぇぇ!!!」


美琴「はみはむ」


上条「ぐおぉぉ……鉄壁の理性が崩れるぅぅ……」



美琴「くずれひゃえ」ハミハミ



上条「ま、マジヤメッ……その気になるよ? なっちゃうよ? なっちゃいますよ??」



美琴「らっひゃえなっひゃえ」ハミハミハミハミ


上条「ビ…ビルドア―――ップ!!」ビキーンッ!!


>ギシッ……


上条美琴「……?」




616: 2014/11/08(土) 16:05:25.84 ID:PHxdKrLSO
>ギシッ…ギシッ…ギシギシ…



上条美琴「 」


>ギシギシギシギシ……



上条「……隣からも」


>ギシギシギシギシ



美琴「こっちからも聞こえる……」



>ソロソロモウヒトリクライ……


>アラアラ…



上条「うるあぁぁぁぁ!!!」ガバァッ!!



美琴「 」



>オヤジィィィ!!! トウマ!? アラアラ



美琴「彼氏の両親に邪魔されるってどうなのよ……」シクシク…




617: 2014/11/08(土) 16:08:11.72 ID:PHxdKrLSO
フィアンマ「……」


番外「……」ジー


フィアンマ「いや、いかんぞ? 流石に……」


番外「ヘタレ」


フィアンマ「あのな、冷静に考えて見るんだ」


フィアンマ「このまま行為に及んだとする、布団血まみれだぞ?」


番外「責任もって洗えば?」



フィアンマ「友人宅で初体験とか黒歴史確定なう」



フィアンマ「垣根に『キノコ狩りの前に彼氏のキノコ味わったってか?』なんて言われて弄られるぞ? いいのか?」



番外「それは……嫌かな」



フィアンマ「だろ? だからせめて俺様のフィンガーテクニックで満足させてやろう……なんてな」


番外「……ぃぃょ」ポソッ…



フィアンマ「なぬっ?!」




618: 2014/11/08(土) 16:13:27.47 ID:PHxdKrLSO
アレイ「……食蜂くん?」


食蜂「どうですこの勝負下着、レースですよぉ?」


アレイ「シルクが好みだったりする」


食蜂「 」ガーンッ


アレイ「冗談だ、その内身体はなんとかするから、それまでお預けと言う事で」


食蜂「約束ですよぉ?」



アレイ「学園都市に帰ったらなんとかするさ」


食蜂「~♪」




619: 2014/11/08(土) 16:15:21.77 ID:PHxdKrLSO
>チュンチュンッ…


一方00001「 」ツルテカッ


垣根00002「 」ツヤテカッ


削板00003「 」ツヤツヤッ


フィアンマ番外「 」テレテレ///



上条美琴「 」ドヨ~ン…



アレイ「昨夜はお楽しみだったようだね」


食蜂「1組除いてですけどねぇ」



打ち止め「キノコッのこ~のこ元気の子♪」


オティヌス「朝から元気だな打ち止め」



打ち止め「オティヌスちゃんは元気無いねってミサカはミサカは心配してみたり」



オティヌス「低血圧なんだ」フラフラ…ポテッ…




620: 2014/11/08(土) 16:17:58.78 ID:PHxdKrLSO
垣根「よっしゃキノコ狩りじゃ! 1UPキノコゲットでイヤッフゥゥゥ!!」プォンッ!



00002「マリオ的なキノコは無いと思います」



フィアンマ「あ…昨夜は……すまん」


番外「いいよ別に、同意の上……だったし」


フィアンマ「そう…か……うむ」



番外「黙るな! なんか恥ずかしくなるじゃん!!」



垣根「ん? おろろ? ついにヤッちゃった? キノコ狩りの前に彼氏のキノコを食っちゃったってかい?」




621: 2014/11/08(土) 16:20:42.90 ID:PHxdKrLSO
番外「ししし! してないもん!! ゆ、指! 指だけ… あ……」



一同「ほほ~ぅ」


番外「ぅ…くぅぅ…」マッカ


フィアンマ「今のは完全な自爆だワースト……誰も悪くない……」


番外「う――っ! うるしゃいっ!!」



一方「よォ、0歳児に手ェ出した同類」


フィアンマ「……即氏系毒キノコってあるかな……」


番外「やめろ!!」




622: 2014/11/08(土) 16:25:50.15 ID:PHxdKrLSO
~バス内~


>ブロロロ…



垣根「なんかバスから変な粒子出てね?」



アレイ「試験的にプラフスキー粒子をね、特に意味は無かったが」


垣根「マジで?! ガンプラバトル出来るじゃん!!」



上条「キノコか~、キノコご飯にキノコ入りの味噌汁、七輪で焼いて塩付って食べるのも有りかな~」



美琴(みんな営んでたのに……何で私達だけ……)ズーン…



食蜂「私もだゾ☆」ポンッ



美琴「むしろ営んでたらドン引きだったわよ」



アレイ「そろそろ到着する、みんな降りる準備をしたまえ」


一同「ハ~~イ」




647: 2014/11/15(土) 23:08:00.81 ID:dRtZpy1SO
アレイ「さて到着した」


垣根「編成決めようぜ」


アレイ「うむ、効率を上げる為に2班に別れるとしよう」



1班


上条美琴・垣根00002号・削板00003号・アレイスター食蜂



2班


一方通行00001号・フィアンマ番外個体・打ち止めオティヌス



アレイ「ではキノコ狩りを開始しよう」




649: 2014/11/15(土) 23:11:35.25 ID:dRtZpy1SO
美琴「……ねえ、この班分けの基準は?」


アレイ「ん? バランスは取れているハズだが?」



美琴「……なんの?」


アレイ「バストサイズ、こちらには食蜂くん、あっちには最終信号で大小の釣り合いが……」



美琴「……」ビリビリビリッ!!



アレイ「無言で電撃ヤメあbbbbbbbb!!!」



食蜂「御坂さんやめてぇぇぇええ!!!」




651: 2014/11/15(土) 23:14:15.53 ID:dRtZpy1SO
~1班~


上条「お、エノキ見っけ」


美琴「良く分かるわね」


上条「いつ山で遭難しても大丈夫な様に調べたんです」


美琴「 」



垣根「上条~コレ食える?」


上条「それ食ったら最悪氏ぬキノコ」


垣根「危なっ!」ポイッ!!


削板「好き嫌いはダメだ」グイッ!



垣根「ヤメもがっ!?」


アレイ「ちなみにそのキノコの名前はカエンタケ、かなり危険な毒キノコだ」


アレイ「致氏量はわずか3g程度ときわめて強力であり、日本では6例ほどの中毒事例が報告され、計10名の中毒患者のうち2名は氏亡している」



00002「垣根さん! 早く吐き出して!!」




652: 2014/11/15(土) 23:16:04.00 ID:dRtZpy1SO
アレイ「摂取後短時間で症状が現れ。初期には消化器系の症状が強く、腹痛・嘔吐・下痢を呈する」



垣根「う……ぐあぁぁぁぁ!! 下痢とゲロが同時に襲い掛かって来やがっ……ボエェェェ――ッ!!!」



00003「軍覇さん今のはエグいです」


削板「垣根すまん」


垣根「謝んならすんnオボロォォォォ!!!」



上条「シメジ発見」


美琴「当麻、コレは?」


上条「……食べると身体の末端部分が赤く火傷を起こしたように腫れ上がり、その部分に焼けた鉄を押し当てられるような激痛が生じる……」


美琴「……」


上条「別名ヤケドキンって毒キノコ」


美琴「怖っ!!!」




653: 2014/11/15(土) 23:20:49.02 ID:dRtZpy1SO
垣根「がびじょぼぉぉ~だじげでぇぇ~ロロロロロロ……」



上条「未元物質で解毒しろよ」



垣根「あ、そっか」シャランラーン



垣根「復活!」シャキーンッ!!



00002「……垣根さん」


垣根「?」


00002「その……少し臭いが……」クチャイ



垣根「未元物質で消臭を……俺のせいじゃねーのに…」グスッ…




654: 2014/11/15(土) 23:22:07.91 ID:dRtZpy1SO
~2班~


00001「コレは食べられるでしょうか?」


フィアンマ「どうかな、俺様はこの手の物は良く解らん」


番外「毒味すればいーじゃん、第一位なら平気でしょ」



一方「やらねェぞ」


オティヌス「た、助けて! 蜘蛛の巣に引っ掛かった!!」ジタバタッ!!



蜘蛛『…』ジュルリ…


オティヌス「く…来るな! 私なんて食べても美味しく無いぞ! ほらっ! シッシッ!!」


蜘蛛『…』イタダキマス


オティヌス「ひいぃぃぃ―っ!!!」


打ち止め「うろうろしてると危ないよ?ってミサカはミサカは救出してみたり」ヒョイッ



オティヌス「…グスッ…怖かった……」ヒシッ…




655: 2014/11/15(土) 23:26:48.56 ID:dRtZpy1SO
番外「ホラホラ食べて見なって。大~丈~夫、絶対美味しいから」グイグイッ


一方「ならオマエが食え」グイッ



番外「モガッ?!」ゴクッ


番外「ゲホッ! なんて事すんの! 毒キノコだったらどーすんのさ!!」


一方「絶対美味しいンだろ?」


フィアンマ「まあ待て、聞いてみよう」テルテル


アレイ『なんだい?』


フィアンマ「先ほどワーストがこのキノコを食べてしまってな、毒キノコか?」



アレイ『ほう、それは珍しいキノコだ』




656: 2014/11/15(土) 23:37:25.68 ID:dRtZpy1SO
フィアンマ「して、なんて名称だ?」



アレイ『マタカラキノコガハエルタケ』


フィアンマ「………なに?」



アレイ『XX染色体に反応し股からキノコが生えて来る非常に特殊なキノコだ』



番外「………」コソコソ…


番外「……」スッ…チラッ


番外「…ふぇぇ…」シクシク


フィアンマ「対処法は?」


アレイ『抜けばいい』


フィアンマ「どっちの意味でだ?」


アレイ『引き抜きたまえ、早くしないと取れなくなる』



番外「うりゃ!」ブチーンッ!


00001「人によっては高値で売れそうですねそのキノコ」



一方「エツァリとかな」



番外「焼却処分してやる!!」ビリビリッ!!




657: 2014/11/15(土) 23:38:51.53 ID:dRtZpy1SO
~再び1班~


美琴「松茸って中々見付からないのね」


上条「注意して見ればあると思うんだけと…」



垣根「上条~」


上条「?」


垣根「食え」グイッ


上条「モガッ?!」ゴクッ


美琴「ちょっと!」


垣根「俺だけ毒キノコに当たってたまるか、お前も苦しむがいいわ!!」




658: 2014/11/15(土) 23:40:03.86 ID:dRtZpy1SO
上条「ゲホッ…なんだこのキノコ……」


アレイ「それはチチスキタケだね、巨Oを見ると理性を失い襲い掛かるんだ……が」チラッ



美琴0000200003「……」



アレイ「心配は無い様だね、食蜂くんは花を摘みに行っているし」



美琴「10億ボルトで脳みそチンッされたいみたいよこのトースター」


00002「殺っちゃって下さいお姉さま」


00003「メタルジェノサイダー、デッドエンドシュート」



アレイ「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」



食蜂「ごめんなさぁい、急に催しちゃって……アレイスターさん?!」


垣根「早かったなみさきち、まさか野ションか? 」



食蜂「ちゃんと仮設トイレまで行ったわよぉ!!」




659: 2014/11/15(土) 23:42:54.76 ID:dRtZpy1SO
~すかさず2班~


00001番外「……ハッ!」キュピーンッ!!



一方「どうかしたかァ?」



フィアンマ「今、ニュータイプ的な白い閃光が……」



00001「何故か今……激しく向こうに居れば良かったと言う残念な気持ちになりました」


番外「なんかミサカも」



打ち止め「……コレはキノコなのかな?ってミサカはミサカは眼前の物体を……」



オティヌス「コレは……世界最大の花ラフレシア、何故こんなところに??」


打ち止め「なんだかとっても臭いってミサカはミサカは鼻をつまんでみる……」



フィアンマ「しかも脳波コントロール出来る」



一方「そっちのラフレシアじゃねェよ」




660: 2014/11/15(土) 23:44:24.25 ID:dRtZpy1SO
食蜂「……アレイスターさん」



アレイ「なんだい?」


食蜂「何も言わずにこのキノコを……」プルプル…



アレイ「チチスキタケ? 何度も言うが私は物は食べられないよ」



食蜂「そこを何とか頑張って下さい!」



アレイ「仮に食べたとしても私の理性は崩れはしないと思うがね」


食蜂(むしろガッツリ理性無くして欲しいのにぃ! そして私に!!)



上条「あ、松茸発見」



垣根削板「なぬっ!!」




661: 2014/11/15(土) 23:46:36.71 ID:dRtZpy1SO
垣根「俺がもらったぁぁぁぁ!!!」ビューンッ!!



削板「いや俺がもらったぁぁぁぁ!!」ドドドドッ!!



美琴「あ、その先崖……」



垣根削板「おわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ヒュ~~



00002「垣根さぁぁぁぁん!!」


00003「お姉さま! そう言う事は先に言って下さい!!」



美琴「言う前に崖に飛び込んでったじゃないの」



垣根「削板テメェ! 足に掴まんな!!」パタパタ


削板「離したら落ちちまう! それに心配するな、何を隠そう俺はぶら下がりの達人だ!!」プラーン



垣根「うぉぉ…もげる……下半身がもげる!!」パタパタッ!!



削板「頑張れ垣根帝督!」


上条「そろそろあっちと合流しよう」テルテル




662: 2014/11/15(土) 23:49:50.71 ID:dRtZpy1SO
一方「ン、わァった」ピッ


00001「上条さんからですか?」



一方「こっちに合流するってよ」



00001「そうですか、皆さん行きましょう」



フィアンマ「待て、何か気配が……」


番外「野良犬じゃないの?」



ガサッ……



ビアージオ「……我らは己(うぬ)らに問う、汝らは何ぞや!!」


アニェーゼ部隊「我らイスカリオテ、イスカリオテのユダなり!」


ビアージオ「なぁらばイスカリオテよ、汝らに問う、右手に持つものは……何ぞやぁ!!」




663: 2014/11/15(土) 23:51:37.35 ID:dRtZpy1SO
アニェーゼ部隊「短刀と毒薬なり!」


ビアージオ「なぁらばイスカリオテよ! 汝らに問う、左手に持つものは何ぞやぁ!!」


アニェーゼ部隊「銀貨三十と荒縄なり!!」



ビアージオ「なぁあああらぁああばぁぁぁあ!!!」



ビアージオ「イスカリオテよ、汝らは何ぞやぁぁ!!」



ビアージオ「我ら使徒にして使徒にあらずぅ」


ビアージオ「信徒にして信徒にあらず」


ビアージオ「教徒にして教徒にあぁらず」



ビアージオ「逆徒にして逆徒にあぁぁらずぅ!!」




664: 2014/11/15(土) 23:57:57.08 ID:dRtZpy1SO
ビアージオ「我らは、ただひたすらに主に従う者、ただ伏して御主に許しを請い、ただ伏して御主の敵を…打ち倒すぅぅ!!」



ビアージオ「闇夜で短刀を振るい、夕餉に毒を盛る氏の一兵卒!」



ビアージオ「我ら氏徒なり、氏徒の群れぇなり」



ビアージオ「我ら刺客なり、イスカリオテのユぅダなり」



ビアージオ「時至らば、我ら銀貨三十神所に投げ込みぃ、あぁぁら縄を以って己の素っ首吊り下げるぅなり!」



アニェーゼ部隊「されば我ら徒党を組んで地獄へと下り、隊伍を組みて方陣を敷き、七百四十万五千九百二十六の地獄の悪鬼と合戦所望するなり!」



ビアージオ「けぇぇぇええぇぇぇええい!!」




665: 2014/11/15(土) 23:59:32.22 ID:dRtZpy1SO
ビアージオ「慰安旅行のキィノコ狩りツアー、楽しんで行こうじゃなぁいの」



アニェーゼ「私の部隊、洗脳しねーでくれません?」



アンジェレネ「私はキノコよりキノコの山の方が……」


ルチア「それはチョコ菓子でしょう? この機会にメロン以外の食糧を確保しなければ……」



打ち止め「……何あれ?ってミサカはミサカは……」



オティヌス「見るな打ち止め、見ないでやってくれ」


フィアンマ「ちょっと混ざって来ても……」


番外「絶対やめて」


一方「魔術師ってのはあンなのばっかりか……」


00001「皆さんどこか残念なんですね……」




696: 2014/11/28(金) 00:17:43.76 ID:GriPqDcSO
……よし、この時間帯なら寝落ち監視員も居ないハズだ、投下しよう

698: 2014/11/28(金) 00:22:39.64 ID:GriPqDcSO
~合流~


上条「どうだった?」


フィアンマ「ワーストの股からキノコが生えた」


食蜂「……??」



番外「どぅりゃあ!!」ブスリッ!!



フィアンマ「脳天にタケノコがぁぁぁぁ!!!」



一方「空~を自由にィ~飛びたいなァ~」


打ち止め「ハイ、タケコプタ―♪」



00001「どちらかと言えばアレはタケノコプターでは?」



垣根「タケノコプターは地面にめり込む道具だろ」



美琴「え? あるのタケノコプターって?!」


上条「あるんだなコレが」



削板「あべこべ星に行った時だったな」




701: 2014/11/28(金) 00:27:22.76 ID:GriPqDcSO
上条「こっちはソコソコ採れたケド、そっちは?」



一方「……イスカリオテ見付けた」


上条「イスカリオテ? そんなキノコ在ったっけ??」



アレイ「つまり収穫ゼロな訳だね」


垣根「バカ野郎! 見ろ! こんなデッケーの見付けたんだかんな!!」つ[ラフレシア]



美琴「なにそれ臭ッ!? ウ○コ臭ッ!!」


食蜂「御坂さぁん、女の子がウ○コなんて言ったらダメよぉ? せめてウ○チ」



アレイ「そんなに変わらないと思うがね」



00001「そろそろお昼ですね」



00002「キリも良いですし帰りましょう」




702: 2014/11/28(金) 00:29:42.56 ID:GriPqDcSO
00003「……軍覇さんそれは?」



削板「さっき見付けたんだ、絹旗茸だったか?」



番外「キヌガサ茸じゃないの?」



フィアンマ「生だと猫の糞の様な匂いがするそうだな」グーグル



打ち止め「軍覇臭い!ってミサカはミサカは距離を取ってみる」



削板「 」ガーン…




703: 2014/11/28(金) 00:30:41.97 ID:GriPqDcSO
00003「上位個体!! 違いますよ軍覇さん、軍覇さんが臭い訳では無くて、その腐れキノコが悪いんです!!」



削板「俺……臭かったんだ……」ズーン…


00003「ええいこんな物っ!!」ポイッチョ!!!




>コツンッ



熊「グルルル…(痛てて ……あ、大丈夫です気になさらないで下さい自分は平気ですから)」



00003「 」




704: 2014/11/28(金) 00:33:16.41 ID:GriPqDcSO
00003「ぁ…あぅ…」ガクガク…



熊「ガウ(怯えなくても大丈夫ですよ? ただ00003号さん、物をむやみに投げるのは危ないです。気を付けましょうね…あとパンツ見えてます)」ハァハァ…



00003「ひっ!」



削板「スゴイッ!」


熊「?」


削板「プァァァァンチィィィ!!!」バチコーンッ!!



熊「 」チーン



削板「熊、お前もまた、戦友(とも)だった」



00003「……」ヘナヘナ…




705: 2014/11/28(金) 00:41:14.10 ID:GriPqDcSO
削板「大丈夫か00003号」


00003「……抜けました」

削板「?」


00003「…腰が抜けてしまいました……とミサカはヘタリこみます……」


削板「恐かったよな、じゃあよいしょっと」ヒョイッ


00003「…ッ!!」


削板「さあ、皆が待ってるし行こう」


00003「は…ハイッ///(お姫様抱っこキタァァァ!!!)」イエースッ!!!





706: 2014/11/28(金) 00:42:15.31 ID:GriPqDcSO
熊「グル…(…ゲフッ……00003号さんの縞パンを写真に納めた自分の勝…利……グフッ…)」



ビアージオ「あぁん? 熊が瀕氏ではなぁいか」



アニェーゼ「カメラ持った熊とか怪しすぎやしねーですか?」



ルチア「……確かに」



熊「……(ギクッ)」




708: 2014/11/28(金) 00:48:03.49 ID:GriPqDcSO
アンジェレネ「…ん? この熊さん背中にチャックが……」ジー


ビアージオ「怪しい奴! 正体見せえぇい!!」



熊「………」ジィィ~



エツァリ「…ふぅ、自分は怪しい者ではありません、ただ00003号さんの縞パンを写真に……」



ビアージオ「へぇぇぇんたいがぁぁぁ----ッ!!!」



エツァリ「失敬な、自分の崇高な目的を変態呼ばわりするなど」




アニェーゼ「イヤイヤ、パンツ盗み撮りとか変態以外の何者でもねーです」



709: 2014/11/28(金) 00:50:05.14 ID:GriPqDcSO
ビアージオ「黙れぃ、変態が喋るな、婦女子の下着を盗み見るだけに飽きたらず写真まで撮るなどぉ……」



ビアージオ「畜生にも劣るわぁぁぁ!!!」


アニェーゼ「珍しく頼もしいですね」


アニェーゼ部隊員「女の敵には氏を! クリーク! クリーク! クリーク!」



ビアージオ「よろしい、なぁらばクリィィークだ」チャキッ…



ビアージオ「氏ねェェ---おやぁぁ---ッ!!!」



エツァリ「ちょっ、ちょっと?!」





710: 2014/11/28(金) 00:52:36.50 ID:GriPqDcSO
上条「あ、削板どこ行って……」



削板「熊と闘ってきた」


00003「あの…軍覇さ……もう…降ろ…///」



垣根「ヒューヒューッ!」



0000100002番外打ち食蜂「ヒューヒューッ!」



00003(コイツら後で蜂の巣にしてやる)



フィアンマ「フンッ、熊くらい俺様にだって……」



一方「オイ、後ろに熊が……」




711: 2014/11/28(金) 01:00:18.75 ID:GriPqDcSO
フィアンマ「……ッ!?」ピョンッ! ガサガサッ!!!



美琴「……何してんの?」



フィアンマ「あ、いや……この藪の中にヴァルハラが……」



アレイ「さあ、帰って昼食にしよう」



>エェェェ--イメェェェェ---ンッ!!!



>ヒィィィーッ!!



上条「……何か聞こえた様な……」



オティヌス「気のせいだ」



>ブルアァァァァ---ッ!!!


>ギャァァァ--ッ!!



上条「……やっぱり聞こえ……」



オティヌス「頼むから聞こえなかった事にしてくれ」




734: 2014/12/04(木) 00:59:11.60 ID:1OURm1ESO
上条「ただいま~」


刀夜「お帰り当麻」


詩菜「たくさん採れましたか?」


打ち止め「いっぱい採れたよってミサカはミサカはカゴを見せてみたり!」



詩菜「あらあら、大きなキノコ。じゃあお昼はキノコパーティーですね」



フィアンマ(詩菜氏が大きなキノコ……キノコパーティーとか……卑猥な意味に捉えるな俺様!)



垣根「さっきの詩菜さんのセリフを偶然録音したんだが?」


フィアンマ「……言い値で買おう」


上条「消せ」


詩菜「まぁ、大っきなマツタケ……」


垣根「今の詩菜さんのセリフ」



一方「もう必然だろ」




735: 2014/12/04(木) 01:00:27.67 ID:1OURm1ESO
削板「あの熊、何でカメラを持ってたんだろ?」


オティヌス「熊がカメラ? 見間違いじゃないのか?」


削板「いや、確かに持ってた」



オティヌス「まあ深く考えない事だな、それよりも……」ジロッ!



人形「 」


オティヌス「リベンジマッチだ!」ビシッ!



人形「 」ナニヲカケル?



736: 2014/12/04(木) 01:01:09.90 ID:1OURm1ESO
オティヌス「賭けだと? フンッ! 負けたらフンドシ1枚の上に『私は負け犬です』のプラカードを持ってこの家の中を歩いてくれる!!」



人形「 」ホントニ?


オティヌス「魔神に二言は無いわ! 私の新必殺技を受けてみるがいいっ!」


人形「 」カマーン


オティヌス「喰らえっ! サンダークロススプリットアタァァァック!!」



人形「 」カカッタナアホガァァ!!




737: 2014/12/04(木) 01:02:35.41 ID:1OURm1ESO
上条「え~と大皿と小分けする小皿……ん?」



オティヌス「…グスッ…ヒック…」トボトボ…



上条「オ…オティヌス?! 何て格好してんだ!?」



オティヌス「ま…魔神に…グスッ…二言は無いんだもん……」



上条「とにかくちゃんと服着ろって、な?」


オティヌス「う゛るざい……私は負け犬なんだ、負け犬らしくワンと鳴いてやるんだ……」



垣根「ビッ○ライト~」ペカー



>ポンッ





738: 2014/12/04(木) 01:03:43.15 ID:1OURm1ESO
オティヌス「……」



上条「……全裸……」



オティヌス「まじまじと見るなっ!!」バチンッ!


上条「俺がやったんじゃなげぶぁ!?」



美琴「うおぉぉぉ!!」ドドドドッ!!



上条「反応早すぎ美琴たーん?!」



垣根「いい画が撮れたな」ニヤリ



00002「それは良かったですね」



垣根「 」




739: 2014/12/04(木) 01:04:56.53 ID:1OURm1ESO
詩菜「皆さん、出来ましたよ~」



00001「一方通行、隣に座って下さい」ポンポンッ



一方「ン」ストッ…



>ぷぅ~~



一方「 」



打ち止め「アナタ……」ジトー



一方「違っ! 違ェ! 俺はしてねェぞ!!」



垣根「かかったなアホが! ブーブークッションじゃ!!」



フィアンマ「いたずらグッズの定番だな」



番外「ホントにしたんならドン引きだったケドね」




740: 2014/12/04(木) 01:06:21.98 ID:1OURm1ESO
一方「このッ…下らねェ事しやがって……」ワナワナ…



垣根「引っ掛かる奴がバカなんだよププ~、あ~愉快愉快……」ストッ…プゥ~



美琴「……ブーブークッション…よね?」


食蜂「ぶっ!……くっさぁい!!!」



垣根「っかし~な、括約筋弛んでんのかな?」キュッキュッ



上条「数え貫手、4!3!2!1!!」ドドドドスッ!!



垣根「ぐおっ?!」


削板「タイガーアパカッ!」ゴッ!



垣根「げうっ!」



アレイ「ヒュ~~ッ!!」



垣根「なんでテメェがバルログなんだよ!?」




741: 2014/12/04(木) 01:08:10.13 ID:1OURm1ESO
一同「いただきま~す」


00003「これは…とても良い香りがします」ズズー


詩菜「マツタケのお吸い物です」



削板「マツタケご飯も美味い!」ガツガツッ!!



一方「なめこ汁もイケる」ズズー



00001「ヌルヌルが好きなんですか?」


一方「いや、そうじゃねェよ?」



垣根「ね~、俺にも食わせて~ね~」


一方「下らン事した罰だ、カップ麺でも食ってろ」



美琴「ほら、マツタケのお吸い物」


垣根「ヤリッ! 美味ぇ! 超美味ぇ!!」


美琴「インスタントよそれ」



垣根「 」




742: 2014/12/04(木) 01:09:58.17 ID:1OURm1ESO
オティヌス「このっこのっ! よくも私の裸を見たな!」プチプチッ!



上条「不可抗力だったろ? てか髪の毛毟るのヤメろって」イタイ



オティヌス「禿げろ! 禿げてしまえ!!」プチプチッ!!



フィアンマ「また…この箸めが……」プルプル…



番外「……ほら口開けて」



フィアンマ「んあ」


番外「ハイ」ヒョイッ


フィアンマ「あむっ…スマン」ムグムグ…




743: 2014/12/04(木) 01:11:15.56 ID:1OURm1ESO
番外「早く慣れてよね」


フィアンマ「ゴクッ、子供が産まれるまでにはマスターする」


番外「え…ぅ…///」


アレイ「その前にクリアすべき事があると思うんだが」



番外「やかましいっ!」ブチブチブチッ!!



アレイ「髪の毛引っこ抜かないでぎゃぁぁぁ!!!」



食蜂「ミサワさんストップストップ!!」




744: 2014/12/04(木) 01:12:31.93 ID:1OURm1ESO
刀夜「当麻、もう1日くらいは居るんだろう?」


上条「ん~、どうしようかなっと思ってる」


詩菜「スポーツの秋と言うくらいですから皆さんで何かしてみたらどうですか?」


上条「う~ん……」



打ち止め「ハイハイッ! アレやって見たいってミサカはミサカはTVを指差して見る!」



美琴「アレって……ゴルフ??」


上条「いきなりゴルフってのは……」


刀夜「練習場に行って見たらいいじゃないか、貸しクラブもあるだろうし」





745: 2014/12/04(木) 01:14:45.92 ID:1OURm1ESO
上条「皆はどう? 明日は打ちっぱなしでいいかな?」



一同「いいとも~」



垣根「俺のスマイルショットを披露する日が来たか」



フィアンマ「俺様のライジングインパクトが火を吹く」



00001「ゴルフですか」


00002「初体験です」


00003「確か……英国発祥のスポーツでしたか?」



削板「え? この本には英国発祥とは書いて無いぞ??」



アレイ「バカな、どれどれ……」





746: 2014/12/04(木) 01:16:57.83 ID:1OURm1ESO
~創始者である宋家二代 呉 竜府(ごりゅうふ)は正確無比の打球で敵を尽く倒したという(中略)

ちなみにゴルフは英国発祥というのが定説であったが、最近では呉 竜府(ごりゅうふ)の名前でもわかる通り、中国がその起源であるという説が支配的である~



番外「……なにその胡散臭い本?」



打ち止め「ゴルフは中国が元祖なの?ってミサカはミサカは新事実に驚愕を隠せなかったり」



食蜂「それ出版社はどこなんですかぁ?」



アレイ「民明書房」


一方「男塾じゃねェか」




775: 2014/12/11(木) 21:00:31.64 ID:n3gDLEMSO
一同「ご馳走さまでした~」


上条「さて、行く所も決まったし今日は早めに寝るとしますか」



垣根「え~、今から超魔界村のRTAやろうと思ったのに」



上条「なんであえて2周制度のゲームをチョイスするんだよ!」



垣根「ちっ、じゃあドラクエのレベル1縛りを……」



フィアンマ「それよりもアリアハンでアバカムを覚えるまでレベル上げを……」



一方「時間をドブに捨てるつもりかァ?」



上条「寝ると言う選択肢は無いんかい!!」



削板「じゃあ腕立て伏せ20000回!」



アレイ「倒立しながら親指だけでなら許可だ」


削板「よし! フッ…フッ……フッ!!」ギシ…ギシ…



上条「進清十郎式?!」




776: 2014/12/11(木) 21:03:33.00 ID:n3gDLEMSO
美琴(……昨日はみんなそう言う事してたんだし、今夜は私達だって!)



打ち止め「ねーねーパジャマパーティーしようってミサカはミサカは提案してみたり!」



00001「パジャマパーティーとは?」



00002「パジャマを着たままレッツパーリィーするんですか?」



00003「パジャマパーティーとは、要は寝るまでガールズトークをする事です、寝る時の格好で」



食蜂「じゃあ私全部脱がないと……」


番外「着なよ」


美琴(当麻と二人の夜、終了のお知らせ……)



オティヌス「心中察するぞ御坂」ポンポンッ



御坂「オティヌスぅ……」ギュウゥ…



オティヌス「痛たたたっ! 潰れる潰れる!!」




777: 2014/12/11(木) 21:06:18.26 ID:n3gDLEMSO
打ち止め「と言う訳で、ここから先は入っちゃダメ!ってミサカはミサカは男子禁制を主張してみる!」



垣根「いーもんね! そっちがガールズトークならこっちはメンズトークで盛り上がっちゃうんだからね!!」



削板「根性について話し合うんだな!」


一方「暑苦しいトークだなオイ」



フィアンマ「え~と性別逆転薬は……」ゴソゴソ


上条「させねーよ」



アレイ「……」コソコソ


上条「ハ~イこっそり女子側に行こうとしてる悪いトースターはしまっちゃおうね~~」


アレイ「し、しまっちゃうおじさん!?」ヒィィィーッ!!





778: 2014/12/11(木) 21:14:24.83 ID:n3gDLEMSO
~女子サイド~



打ち止め「Zzz……」


00001「立案者が真っ先に撃沈ですか」



…→ 00002「所詮子供と言う事ですk(プスッ…うっ…」パタッ…



00003「00002号?!」


打ち止め「Zzz…」つ-



オティヌス「食蜂の谷間からこんにちは~」ニョル~ン


食蜂「オティヌスちゃん、ちょっとくすぐったぁい///」



番外「世の男の願望をかなえてるよオティヌス」


オティヌス「コレは癖になりそうだ、アレイスターにはもったいない」


美琴「トークって言うか雑談ね」




779: 2014/12/11(木) 21:16:52.18 ID:n3gDLEMSO
食蜂「じゃあ猥談でもするぅ?」



000010000200003番外「猥談?」



食蜂「はぁい御坂さん説明☆」



美琴「出来るか!」


オティヌス「つまり卑猥な話しをするんだろう?」


美琴「オティヌス……」


オティヌス「別に良いではないか、互いに情報交換をする様な者だ」


オティヌス「そもそも快楽、快感を求める為に性行為を行うのは人間くらいの物だしな、純粋に子孫を残す為の交尾とは違う」


00001「生々しいですね……」



オティヌス「言っておくがあの猿でさえ無駄な性行為はせんからな?」


美琴000010000200003(耳が痛い……)



番外「ミサカはまだだからね!」




780: 2014/12/11(木) 21:21:37.73 ID:n3gDLEMSO
食蜂「一方通行さんは夜はどんな感じなのぉ?」


00001「一方通行はあまり性欲と言うものが無いのかもしれません、精力は……」



美琴「精力は?」


00001「ミサカの身体がもちません///」


0000200003番外「ハイご馳走さま~」


オティヌス「ウサギとは違うな」


00001「む! なら00002号はどうなんですか! 夜もお仕置きですか!?」



00002「……夜は立場が逆転しています」



番外「嘘マジ???」


00002「ええ……」ポワワ~ン




781: 2014/12/11(木) 21:26:33.35 ID:n3gDLEMSO
00002『…垣根さん? うつ伏せになりまし…た…ひゃうっ?!』ビクッ!


垣根『チュッ……どうした? 背中にキスしただけだぜ?』


00002『な、何故……背中に…ふっ……あうっ……』ビクッ…ビクッ…



垣根『00002号の背中が綺麗だから、それよりどうした? 背中にキスされて感じちまったか?』チュッチュッ…



00002『ハァ…ハァ…そ…そんな事…ふぅ…ンっ…』




782: 2014/12/11(木) 21:30:41.33 ID:n3gDLEMSO
垣根『なぁ、00002号』


00002『は…はい……』


垣根『今、どんな感じ?』



00002『……いです…』


垣根『ん? 良く聞こえねーよ?』


00002『と…とても切ないです……とミサカは……』



垣根『何して欲しい?』


00002『ミ…ミサカは……欲しいです……』


垣根『ん~、はっきり言わねーと分かんねー』


00002『そ、そんな…』




783: 2014/12/11(木) 21:35:08.25 ID:n3gDLEMSO
垣根『……欲しい?』


00002『……///』コクッ


垣根『……ダ~メ』


00002『うぅ…』


垣根『はっきり言わなかった罰な、全身キス責めの刑だ』


00002『ダ…ダメです! これ以上されたらミサカは……おかしく……』


垣根『なっちまえよ、な?』


00002『………』


垣根『返事無しか、お仕置きだな』


00002『///』




784: 2014/12/11(木) 21:35:52.24 ID:n3gDLEMSO
00002「……と、言った感じでミサカは手玉にとられています」



番外「……パネェ」


美琴「な、中々凄い事してるわね……」


食蜂「御坂さんと上条さんは垣根さん録画のDVDで大体分かってるしぃ、00003号さんは?」



美琴「見たんか!!」


00003「軍覇さんは……その……///」モジモジ…


オティヌス「デカイのか?」


00003「なっ! いつ見たんですか?!」


オティヌス「見てないが、なんかデカそうだしな」


00003「……まぁ、大きい……と思います」




785: 2014/12/11(木) 21:38:26.62 ID:n3gDLEMSO
美琴食蜂0000100002番外「どれくらい??!」ズイッ!



00003「えぅ…て…手の……親指と中指が……ですね……」



00001「親指?」ハテ?

00002「中指?」ハテ?


00003「……届きません」

美琴食蜂「……え?」


00003「ですから……握ると…ですね……ミサカの親指と中指が届かないん…です」



番外「……デカッ!!!」


オティヌス「ちなみに? 挿入時の感じはどうだ?」


00003「うぅ……い、言わないとダメ…ですか?」



美琴食蜂0000100002番外「是非とも」



00003「い……いっぱい……と言う感じで///」



美琴食蜂0000100002番外「おおぅ……」ゴクリ…





786: 2014/12/11(木) 21:42:07.67 ID:n3gDLEMSO
~男子サイド~


垣根「……なあ」


一方「…なンだよ」


垣根「お前ら好きな子とか居んの?」



上条「修学旅行の夜かいっ!!」



削板「00003号が好きだッ!!」



フィアンマ「そもそもここに居る全員彼女が居る時点でその話題は不毛だな」



垣根「つーかさ~フィアンマはいつ童O卒業すんだよ」



フィアンマ「どどど童Oちゃうわ!!」



フィアンマ「言っておくが俺様が落とした女は数知れず!」


上条「2次元とか言わないよな?」


フィアンマ「 」




787: 2014/12/11(木) 21:43:08.63 ID:n3gDLEMSO
一方「どーせ体の良い言い訳で逃げてンだろ」


垣根「ケッ、ビビリが」


フィアンマ「黙れっ! 俺様は貴様らの様な盛りのついた犬とは違うんだ!!」



削板「俺は犬じゃないぞ!」



上条「……寝ようよもう」



垣根「じゃあ新作DVD、『フィアンマと番外個体の本番しませんでした』を見ながら……」



フィアンマ「聖なる右ィィィィ----ッ!!!」





788: 2014/12/11(木) 21:45:19.10 ID:n3gDLEMSO
番外「……あれ? ねえミサカは? ミサカには聞かないの?」



美琴「……その事なんだケド……」



食蜂「垣根さんからDVDが……」



番外「ま…まさか……」



『フィアンマと番外個体の本番しませんでした(無修正版)』


番外「 」



00001「おやおや」


00002「これはこれは」


00003「……プッ…」



番外「垣根ぇぇぇぇえ!!!!」



打ち止め「Zzz……ヘクチッ」



オティヌス「おっと毛布が……」ズルズル…



オティヌス「風邪をひくなよ打ち止め」ポンポンッ



打ち止め「ナイスショット…ってミサカはミサカは……Zzz…」




789: 2014/12/11(木) 21:46:44.38 ID:n3gDLEMSO
ハイ今回はここまで。

打ちっぱなしは次回と言う事で、ではまたノシノシ




812: 2014/12/16(火) 20:27:15.11 ID:2UsaXcFSO
>>チュン…チュンチュン…


上条「ふあぁぁ~」ポリポリ…



美琴「おはよ」


上条「ん、おはよ美琴」


美琴「みんなは?」


上条「それが、起きたらみんな居なくてさ、どこ行ったんだろ」



美琴「こっちはまだみんな寝てるから先に起きて来ちゃった」



上条「そっか、コーヒーでも飲む?」


美琴「うん♪」




813: 2014/12/16(火) 20:28:30.27 ID:2UsaXcFSO
上条「はい、熱いから気をつけてな」


美琴「ありがと、今日は晴れるかな?」


上条「大丈夫だと思うケド、一応天気予報っと」ピッ



美琴(こうしてると何だか新婚さん見たい……なんちゃって///)



上条「あ、ちょうど朝のニュースやって……ん?」



司会『それでは朝のニュースをお伝えします……その前に……』



司会『私達ピンチです……』



テレビの向こう、そこには口元をバンダナで隠した見慣れた二人の姿があった。



一方『動くなよォ』

垣根『妙な真似したら愉快なオブジェな』


上条美琴「 」




816: 2014/12/16(火) 20:30:27.38 ID:2UsaXcFSO
司会『き、君達の要求はなんだね??』


一方『要求だァ?』


垣根『俺達の要求はなぁ……』



一方垣根『この番組を乗っとる事だ!!』ゲシッ!!


司会『ぎゃあっ!!』



垣根『垣根と!』


一方『一方通行のォ!』


一方垣根『ニュース! ニュース! ニュース!!』


上条美琴「 」




818: 2014/12/16(火) 20:36:44.20 ID:2UsaXcFSO
垣根『そんじゃまず天気予報からな、一方通行』



一方『えェ~今日のブラジル、コロンビア、グアテマラ、コスタリカ、ホンジュラス、メキシコ、ペルー、ジャマイカ、ハワイの天気はァ~、晴れ。このままの天気なら今年も良いコーヒー豆が採れるでしょォ~』



垣根『ハイどうも~、続いては心霊コーナー』



上条美琴(せめて日本の天気を予報しろ!!)





819: 2014/12/16(火) 20:39:27.39 ID:2UsaXcFSO
垣根『ハイではこの映像をご覧下さい、お分かり頂けるだろうか……』



一方『おかっぱ頭の男の右肩に化け物の様な腕が……』



フィアンマ『……』ミギー



上条美琴(それで良いのかフィアンマァァァ!!!)



垣根『続いてのニュースは新幹線を生身で止める男の映像を~っチェケラッ!!』



上条美琴(古っ!)




820: 2014/12/16(火) 20:44:24.48 ID:2UsaXcFSO
新幹線『プァァァアアンッ!!』


削板『根性ぉぉぉぉおおっ!!!』ズシーンッ!!!



削板『ふぅ、危なかったな仔犬』


仔犬『クゥ~ン』


上条美琴(テリーマァァァーンッ!!)



垣根『そしてガイアが俺にもっと輝けと囁いている』キリッ!



上条「どこのメンズ・ナックルさんですか?」



美琴「朝から頭痛い……」



警察官『ソコの二人! 大人しくしなさい!!』



上条「ゲッ! 警察来ちゃった!?」



垣根『ヤベェ! ずらかるぞ!!』



一方『ちょっと待て、今から手軽に出来る美味いコーヒーの入れ方をお茶の間の皆さンに……』



警察官『君達は完全に包囲されている! 大人しくお縄につきなさい!』




821: 2014/12/16(火) 20:47:36.32 ID:2UsaXcFSO
垣根『オラ逃げるぞ! そろそろ上条が朝飯作ってる頃だ!』



上条「俺の名前を出すな!!」



一方『チッ、仕方ねェ!』シュバッ!!



一方『あァ~ばよォ~! とっつァ~ンッ!!』バリーンッ!!



垣根『最後~のガラスを~ブチ破れ~!! 見慣れた景色をけりだして~っ!!』バリーンッ!!



警察官『待て~いルパ~ン!!』バリーンッ!



警察官『うわあぁぁぁ~~~………』ヒュ~



美琴「…あの警察官、大丈夫かしら……」



上条「多分垣根か一方通行が助けてるハズ、とりあえず帰って来たらそげぶで出迎えてくれる」ボキボキッ!!





822: 2014/12/16(火) 20:51:52.54 ID:2UsaXcFSO
一方「ただいまァ~」


上条「そげぶ!」ボカッ!


一方「痛ェ!」ベシャ!



垣根「どうだった~? 俺の司会っぷり」


美琴「超電磁砲!」バシュッ!!



垣根「へぶぅぅ---っ!!」



フィアンマ「早くから起こされて何かと思えば、俺様の聖なる右をあんな事に……」



削板「朝から良い運動だった!」




823: 2014/12/16(火) 20:52:20.22 ID:2UsaXcFSO
一同「いただきま~す」


番外「ねえツンツン、パパさんとママさんは?」


上条「父さんは仕事、母さんはスポーツジム」


番外「ふ~ん」


オティヌス「で? 何故あの二人だけ段ボール箱をテーブル代わりにカップ麺を食べてるんだ?」



一方「オイ狭ェよ、もっと寄れ」ズルズル



垣根「うっせ、こっちだってギリギリなんだよ」ズルル~



美琴「気にしないで、罰だから」



アレイ「朝食を済ませたら練習場に向かう、みんな支度をするように」



一同「は~い」




824: 2014/12/16(火) 21:03:05.14 ID:2UsaXcFSO
~打ちっぱなし~



垣根「そんじゃ~まず準備運動な」



アレイ「ポチッとな」



>~♪~♪♪



上条「ってラジオ体操かい」



『ラジオ体操第ナマ~』



一同「ラジオ体操ダイナマ?!」



『あ、すみません間違えました。ラジオ体操第七です』



『両腕を大きく上に伸ばして~、ショワーッチ!』



一同「ショワッチ!?」



『腕を大きく回して~、ヘン~シン!』



美琴「ちょっと何よこのラジオ体操!!」



垣根「ダイナマ伊藤さんに協力してもらった」


食蜂「……誰ですかぁ??」




825: 2014/12/16(火) 21:18:12.58 ID:2UsaXcFSO
垣根「スマイルゥ~ショッ!」パシッ!!



00002「ナイスショットです」パチパチ



垣根「270ヤードか、まずまずだな」



削板「根性ショットォォォ--ッ!!」ブォンッ!!



>メギャッパーン!!



00003「ナイスショッ……ボールが消えました」ハテ?



削板「……ボールが粉々になっちまった」



00003「…軍覇さん、もう少し加減しましょう」


削板「ゴメン」ショボン…



00003(落ち込んだ軍覇さんカワユス)キュンキュンッ




826: 2014/12/16(火) 21:19:50.47 ID:2UsaXcFSO
一方「……フンッ」パシッ!


>ギューンッ!!



00001「流石は一方通行! 300ヤードを軽く超えてます!」



一方「こンなもンチョロいンだよ」



00002「ほうチョロいですか、では次は能力を使わずに打ってみろモヤシ」


00001「フンッ! 一方通行なら能力無しでも300ヤード超え間違い無しです!」


一方「あ……ちょっ……」


00001「ですよね? ね?」キラキラッ! キタイノマナザシ!


一方「……くおっ…重っ……」ググッ…



一方「フンヌラバァァァッ!!」ブンッ! ゴリッ!!




827: 2014/12/16(火) 21:21:34.00 ID:2UsaXcFSO
>ゴツンッ!! メキッ!


一方「ンがァァァ!! 腰がァァァ!! 手首がァァァァァァ--ッ!!!」ゴロゴロッ!!!



00001「一方通行ァァァ!!」アタフタッ!!!



00002「ぷっ…腰を痛めた挙げ句、大ダフリで手首負傷とは」プークスクス



上条「チャーシュー……メンッ!」パシッ!



>カンッ! ボコッ!!



上条「 」チーン…


美琴「当麻ぁぁぁ!!」



アレイ「打った球が柱に当たって跳ね返り、こめかみに直撃とは……」


オティヌス「不幸だな」



食蜂「下手したら氏んでもおかしくないですよぉ……」




828: 2014/12/16(火) 21:24:42.48 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「それではこれより、俺様によるゴルフ初心者コースを始める、番号!」



番外「1っ!」


打ち止め「2っ!ってミサカはミサカは返事をしてみたり!」



フィアンマ「ではまずグリップ、クラブの握り方を教える」



番外「え~、適当でいいじゃん握り方なんてさ~、早く打たせてよ」



フィアンマ「愚か者めっ!!」カッ!!



番外「うぇ??」ビクッ!



フィアンマ「グリップはゴルフクラブとプレーヤーの唯一の接点だ!」



フィアンマ「初心者ほどグリップをおろそかにしがちで上級者ほどグリップは正しく握れている」




829: 2014/12/16(火) 21:31:33.86 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「見る者が見れば握り方を見ただけでおおよその技量が分かるとも言われているほどゴルフのスイングにおいて重要な要素を担っているんだ」



番外「何でそんなに詳しいのさ……」



フィアンマ「一時期ハマってたからな」



打ち止め「ハイ先生! 早速教えて下さいってミサカはミサカはヤル気満々で教えを乞うてみる」



フィアンマ「よし教えよう」



番外「ちょっ、ミサカにも教えてよ!」




830: 2014/12/16(火) 21:33:56.91 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「では基本的なグリップの方法を教える、ちなみにコレは右利きの場合だ」



番外打ち止め「ハ~イ」



フィアンマ「まずは力を抜いて腕をだらんと下に降ろす」


番外打ち止め「だら~ん」プラプラ



フィアンマ「この時、個人差はあるにせよほとんどの者は手の平が内側を向く、足で言うと内股のような状態だ」



番外「あ、ホントだ内側向いてる」



打ち止め「ミサカも!」




831: 2014/12/16(火) 21:45:18.73 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「その手の平の角度に合わせてグリップを左手の指の付け根に置き軽く握る」


番外打ち止め「フムフム」ギュッ…



フィアンマ「右斜め前を向いているクラブを体の正面にアドレス時と同じように持ってくる、これで左手は完成だ」



フィアンマ「更にこの時、力を抜いて腕を降ろした時の手の平の角度によって、グリップした時の左手首の曲がる角度、いわゆるカッピングが人それぞれ異なるのが特徴だ」



番外打ち止め「へ~」




832: 2014/12/16(火) 21:51:10.39 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「今の左手の工程を簡単にまとめるとこんな感じになる」


1.肩、腕、手首の力を抜き腕を降ろす


2.そのまま手の平に沿ってクラブを握る


3.クラブをアドレス時の位置にもってくる



フィアンマ「グリップの注意点としては、握りやすい等の理由で変な握り方を覚えてしまうと後々矯正するのに大変時間がかかる」


フィアンマ「今までやって来た事を0から覚え直す上に変なクセまで付いているからだ」


フィアンマ「だから最初に正しいグリップをきちんと覚えておいて損は無い」



番外打ち止め「オスッ!」



フィアンマ「では次は右手の握り方に移る」




833: 2014/12/16(火) 21:56:25.45 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「右手の方だがまず小指、薬指、中指の指の付け根を意識してグリップの裏側にあて小指を握る」


番外打ち止め「んしょ」ギュッ




フィアンマ「この時、小指の位置はインターロックでもオーバーラップでも好みで構わん」


番外「インター?」

打ち止め「オーバー?」


フィアンマ「次に中指と薬指でグリップを握る、こうすることで指で握れていることが非常に分かりやすい」



フィアンマ「最後に右手の生命線を左手の親指に沿うように軽く被せれば完成だ」


番外「……なんか違和感ある」


打ち止め「ミサカも、ちゃんと振れるかな?ってミサカはミサカは若干不安になってみたり」




834: 2014/12/16(火) 21:57:12.00 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「確かに最初は上手く打てないかもしれんが、上手く打てるようになるまで練習することが大事だ」



フィアンマ「正しいグリップは手の平よりも指で握っている感じが強くなる」



フィアンマ「ちなみに多くのアマチュアに見受けられるのが手の平に力を入れて握る、いわゆるパームグリップだ」



フィアンマ「パームグリップは弾道も安定しない上に……」



番外打ち止め「?」



フィアンマ「打ち続けると手のひらの皮膚がズル剥ける」



番外打ち止め「 」コエ~





835: 2014/12/16(火) 22:00:12.25 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「右手の握り方のまとめとして……」



1.指の付け根を添える

2.中指と薬指でグリップを握る

3.右手の生命線を左手の親指に被せる


フィアンマ「…となる。何か質問はあるか?」



番外「さっき言ってたオーバーラップとかインターロックってなに?」



フィアンマ「握り方の種類だ、大まかに3つある」



フィアンマ「インターロッキンググリップは左手の人指し指と中指の間に右手の小指を絡める握り方だ。方向性に優れ、タイガーウッズや石川遼はこのグリップで打っている」




837: 2014/12/16(火) 22:02:36.10 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「続いてオーバーラッピンググリップだが、左手の人差し指と中指の間に右手の小指を乗せる握り方だ」



フィアンマ「もうひとつ、ベースボールグリップと言うのもある」


番外打ち止め「ベースボール?」ハテ?


フィアンマ「文字通り野球のバットを握るようにグリップする事だ、右手と左手の一体感が少ないのがデメリットだが、飛距離が出しやすいと言われている」



フィアンマ「どれにするかは個人の好みにもよるが、今回はインターロッキンググリップで打って見るといい」



番外打ち止め「オスッ!」





838: 2014/12/16(火) 22:08:33.53 ID:2UsaXcFSO
>>815>>836 リアルタイム遭遇=レア。リアルタイム寝落ち遭遇=Sレア


>>817寝落ちは自然現象

839: 2014/12/16(火) 22:09:25.09 ID:2UsaXcFSO
アレイ(おのれフィアンマめ、説明、解説のポジションは私の物だったと言うのに……)グヌヌ…



打ち止め「えいっ!」ペシャッ!



>ヒョロ~ン……



打ち止め「あ…あれ? ボールがあさっての方向に飛んでっちゃった??ってミサカはミサカは自分のセンスの無さに絶望してみたり……」ショボン…



番外「うりゃっ!」ブンッ!


>ゴッ!!



番外「……地面打っちゃった、手首痛いよぅ……」ジンジン…



アレイ(フッ、どうやら私の出番だな)カサカサ…




840: 2014/12/16(火) 22:12:22.78 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「打ち止め、今のはシャンクだ、スイングを直せば真っ直ぐ飛ぶ」



打ち止め「ホント?!ってミサカはミサカは希望を見いだしてみる!!」


フィアンマ「ワーストはダフっているな、力みすぎだ」



番外「だ…だって力入れないと飛ばないじゃん……」



フィアンマ「ふむ、では今度はスイングを教えるとしよう」


番外打ち止め「よろしくお願いしま~す」


アレイ(クソッ!!)


食蜂「アレイスターさん、私に教えてくれませんかぁ?」



アレイ「任せたまえ、マンツーマンでじっくりと教えてあげよう」キリッ!



食蜂「///」




841: 2014/12/16(火) 22:17:26.29 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「まず最初に言っておくが、ゴルフクラブのヘッドをボールに当てに行くと考えてはダメだ」



番外「え? だって実際そうじゃん」



フィアンマ「その考えを捨てねば上達はせんぞ? 安定したスイングを身につければ、クラブのヘッドは自ずとボールに正しく当たる」



フィアンマ「スイングの基本を身体が動作として正しく知るだけで、一気に上達するし、自分の中のゴルフの世界は変わる」



打ち止め「時間かかるの?ってミサカはミサカは聞いてみる」



フィアンマ「スイングの基本自体は単純明快だ、頭で理解するのに1時間もかからん」



フィアンマ「それにどのクラブを振るにしろスイング動作は変わらん、ゴルフクラブ毎に変える必要もまず無い」




842: 2014/12/16(火) 22:18:37.56 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「言うまでも無く正しいスイングの目的は、遠くに・真っ直ぐ・安定してボールを飛ばす事だ」



番外打ち止め「フムフム」



フィアンマ「この目的をかなえるために、合理的かつ論理的に考えられた理想のゴルフスイングがある」



フィアンマ「背骨を回転軸にし、大きな筋肉を用い、手によるコントロールを極力排除したスイング、所謂『体打ち』だ」



フィアンマ「アメリカではこの理想的な基本スイングをレッスンプロがアマチュアに教える標準的なスイングとしている」



番外打ち止め「へ~」



フィアンマ「『体打ち』は前時代のリストターンを用いるスイングに比べ、スイングの動作がとてもシンプルかつ、遠くに真っ直ぐ安定して打つ事が出来るメリットがある」




843: 2014/12/16(火) 22:21:42.41 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「ゴルフスイングの基本動作は大まかに5つ」


1.グリップ

2.セットアップ(アドレスの姿勢)


3.バックスイング

4.ダウンスイング

5.フォロースイング


フィアンマ「このうち1~3を正しく体に覚えさせれば後の動作はさして難しく無い」


番外「なんで?」


フィアンマ「後の2つは骨格・筋力・柔軟性が決める、ゴルファーが制御する必要の無いスイング軌道で自然に行えるからな」



フィアンマ「きちんとした弾道で打てる者のスイングは総じて美しい物だ」



フィアンマ「バックスイングからフォローまでが流れる様に行われ、打った後もビシッ!っとキマっている」




844: 2014/12/16(火) 22:22:43.56 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「最後に二人のミスを直すとしよう」


フィアンマ「打ち止めがシャンクしている原因は、スイングがアウトサイド・インになっているからだ」



フィアンマ「だからインサイド・インのスイングを意識する事」


打ち止め「???」


フィアンマ「ダウンスイングで飛球線の内側からクラブヘッドが降りてきてボールを捉え、また飛球線の内側に向けてヘッドが抜けて行く」



フィアンマ「これをインサイド・インと言う」


打ち止め「了解!ってミサカはミサカは言われた事を実践してみたり!」ブンッ! ピシッ!!



>ヒューンッ!



打ち止め「真っ直ぐ飛んだ--っ!!ってミサカはミサカは喜びを全身で表してみたり!」ヤッホーイッ!!



フィアンマ「上出来だ」




845: 2014/12/16(火) 22:24:03.01 ID:2UsaXcFSO
フィアンマ「今の感覚を忘れずにな」


打ち止め「ありがとうございましたってミサカはミサカはお礼を言ってみる」



フィアンマ「頑張れよ、未来のウィンブルドンを制覇するのはお前だ」


打ち止め「よーし頑張ってウィンブルドンを!……ウィンブルドンってテニスじゃなかったっけ?ってミサカはミサカは……あれ??」ハテハテハテ…ナ?



フィアンマ「ふぅ、少し休憩するか」


番外「オイ、ミサカは放置かこの野郎……」プルプルッ…





890: 2015/01/05(月) 01:00:22.29 ID:/s7eGrLSO
フィアンマ「ん? なんだワースト、構って欲しいのか? 構ってちゃんめ」ニヤリ



>ザクッ!!



番外「…で? どうやったら上手く打てるの?」



フィアンマ「3番アイアンで殴るのは止せ、頭蓋骨パックリいくから」ピューッドクドク…



番外(ミサカ構ってちゃんじゃない、ただおちびにばっかり教えてるのが面白く無いだけだもん……)





891: 2015/01/05(月) 01:02:02.76 ID:/s7eGrLSO
フィアンマ「いいかワースト、ダフる原因は大きく分けて3つある」



フィアンマ「まずスイング、ダフリの大きな要因の一つはカットスイングだ、カットスイングではインパクトのポイントは非常に狭くなる」



フィアンマ「あとは体重移動が上手くできていない時、これはダウンスイングで重心が左に移っていない横の動きを指す」



フィアンマ「重心を左に移すにはまずバックスイングで右足に体重をのせることが重要だ、インパクトで体重が右足に残っているとダフリの原因になる」




892: 2015/01/05(月) 01:02:43.98 ID:/s7eGrLSO
フィアンマ「最後に体が上下に動いてしまっている場合、初心者に一番多い原因だと言われる、ダウンスイングで右肩が下がってしまうからダフる」



番外「それで? ミサカはどれが原因なの?」



フィアンマ「そうだな、ちょっと素振りをしてみろ」



番外「……こう?」ブンッブンッ!



フィアンマ「……ふむ、その構えのまま動くな」



番外「?」ピタッ




893: 2015/01/05(月) 01:18:04.79 ID:/s7eGrLSO
フィアンマ「こう…降り下ろす時にだな」ピトッ…



番外「ふにゃっ!? ちちちょっと! 何で密着すんの?!」アワアワッ!!



フィアンマ「ん? 何を慌てている?」ハテ?



番外「……なんでもないよ(ミサカが意識しすぎなのかなぁ……)」



フィアンマ「いいか? 素振りを見て分かったが、降り下ろす時に右肩が下がってるんだ、こんなふうに」ギュッ



番外「そ、そう? こんなに下がってる?(うぅ~…意識するな意識するなミサカァァァ!!)」




894: 2015/01/05(月) 01:18:35.92 ID:/s7eGrLSO
フィアンマ「あと左足に重心が掛かるのを意識して腰をもっとこう…キュッと」クイッ



番外「バババッバカ! 変なトコ触るなッ!!」



フィアンマ「何を今更、恥ずかしがる仲でも無かろうに」



番外「みんな見てるから!」



フィアンマ「なんだ? 見られて興奮するタイプなのか?」



番外「違ぁぁぁ-うっ!!!」




895: 2015/01/05(月) 01:22:22.38 ID:/s7eGrLSO
フィアンマ「フフフ、ここか? ここがエエのんか? ん? ん~?」サワサワ



番外「いい加減にッ…んッ……あッ…」ピクッ



フィアンマ「お前の性感帯は既に把握済みだ、俺様に全てを委ねるがいい」



番外「ちょっ…ホントに……やめっ…」ビクッピクッ…



上条美琴垣根一方食蜂000010000200003☆「他所でヤレ」



フィアンマ番外「ごめんなさい」



打ち止め「うりゃっ!」パシッ!!



削板「ナイスショットだ打ち止め!」





897: 2015/01/05(月) 01:35:54.84 ID:/s7eGrLSO
垣根「お~い、ちょっと勝負しようぜ」


上条「何の勝負だよ」


垣根「ドラコン」



一方「能力ありだよなァ?」



フィアンマ「それでは勝負にならんだろう?」



一方「能力使えなきゃ俺の敗北確定なンだよ、クソガキといい勝負だぞちくしょうが」チラッ


打ち止め「なんだかコツが掴めてきた!ってミサカはミサカは覚醒モード!」パシッ! ギューンッ!!


削板「いい勝負か?」


一方(……ヤベェ)


アレイ「ならば能力を使うのは本人のプライド次第にすればいいんじゃないかな?」




898: 2015/01/05(月) 01:41:50.05 ID:/s7eGrLSO
美琴「男女混合で勝負するわけ?」


垣根「男女別にした方がいいだろ? 体力差あるしよ」



美琴「とりあえず女子の最下位は確定したわね」


食蜂「どうして私を見るのぉ?」



美琴000010000200003番外「運動音痴(うんち)」



食蜂「むっきぃぃぃぃ―――ッ!!!」ダンダンッ!!


00001「おこですか?」


00003「激おこですか?」

00002「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームですか?」


番外「言い過ぎだってwww」ケラケラッ



食蜂「こうなったら私の本気を見せちゃうんだゾ!!」



美琴「本気ねぇ…」




899: 2015/01/05(月) 01:44:06.09 ID:/s7eGrLSO
垣根「んじゃまず男子からな」


アレイ「飛距離の測定は任せたまえ」



垣根「グワラキィィ――ンッ!!」



垣根「花は桜木男は垣根…今年はゴルフって事で、アレを打たせて頂きます!」


一同「アレ?」


垣根「そうっ! グレッグノーマン打法だ!!」


フィアンマ「なに? あの上手く打てた試しがあんまり無いグレッグノーマン打法を!?」


垣根「うるせぇ黙れ! 見てやがれ!!」


垣根「ホワイトぉ……シャークッ!!」ブンッ!! カキッ…



アレイ「飛距離127ヤード、力んでトップしたようだね」



垣根「ちょっとマネージャー! 今のカット! CM入れてCM!」




908: 2015/01/05(月) 13:24:24.12 ID:/s7eGrLSO
上条「ていっ!」シュパンッ!!



アレイ「飛距離260ヤード、中々じゃないか」



上条「あ~方向意識し過ぎたかなぁ~」



一方「退け、俺の出番だ」デデドンッ



00001「一方通行ファイトです!」


一方「任せろ、見える……今の俺には見えるぜェ……」スッ…



一方「ライジングインパクトがァァァ!!」ブンッ!! スカッ…



アレイ「飛距離0、空振りだね」



00001「……能力、使わなかったんですか?」


一方「…うン」


00002「そもそも見えるのはライジングインパクトで無くスウィートポイントだろJk、とミサカはバカにします」





909: 2015/01/05(月) 13:26:40.29 ID:/s7eGrLSO
削板「根性ォォォ!!」スパーーンッ!!!



アレイ「456ヤード……規格外だね」



削板「ボールが粉々になるから加減した」



上条「加減してあの飛距離……」



垣根「バケモンだな」


一方(飛距離0の俺が通りまァす…)



フィアンマ「俺様だな……ふんっ!!」スパンッ!!



アレイ「320ヤード、やるじゃないか」



フィアンマ「当然、俺様に不可能はない」




910: 2015/01/05(月) 13:30:08.17 ID:/s7eGrLSO
アレイ「と…言う訳で、ドラコン男子部門は削板軍覇が1位だ」


削板「賞品はプロテインがいい」


00003「当然の結果です」フンスッ



垣根「んじゃ次は女子な」


美琴「いくわよ~っ……えいっ!!」パシッ!!



アレイ「220ヤード、中々だね」


美琴「もうちょっと飛ぶと思ったのにな~」


00001「そいっ!」パシッ!


アレイ「170ヤード、超電磁砲より飛んでいないね」



00001「…」


00002「はっ!」パシッ!


00003「とうっ!」パシッ!


アレイ「二人共200ヤードだ」


00002「00001号に勝利しました」ヘーイ!


00003「胸の大きさが戦力の決定的な差では無いと言う事です」ヘーイ!




911: 2015/01/05(月) 13:41:38.67 ID:/s7eGrLSO
フィアンマ「00001号、先ほどのショット、アドレスがきちんと出来ていなかった様だが?」


00001「あ…えと…その……」モジモジ



一方「なンだ? 体調でも悪ィのか?」


00001「……胸が邪魔できちんと構えられませんでした」



垣根「あ~、だっちゅーの見たいな感じな」


上条「覚えてる人居るのかそれ?」


美琴0000200003(くっそぅ……)




912: 2015/01/05(月) 13:42:17.84 ID:/s7eGrLSO
番外「どりゃ!!」ビシッ!!



アレイ「250ヤード、良いショットだ」



フィアンマ「教えた者が一流だからな」


番外「いやいやミサカのスペックでしょ」


打ち止め「てーいっ!」ペチンッ!!



アレイ「ほう、140ヤードとは頑張ったね」


打ち止め「フィアンマのおかげだよってミサカはミサカは師匠を持ちアゲてみたり」



フィアンマ「ハッハッハ、もっとアゲていいんだぞ?」



番外「ちょーしに乗るな」




913: 2015/01/05(月) 13:56:46.42 ID:/s7eGrLSO
食蜂「遂に私の出番ねぇ」



垣根「ジュースいる人~」



一同「はーい」



食蜂「ちょっとぉ! もう少し注目してくれたって良いじゃないのぉっ!!」



垣根「だって~、みさきちドベなの決定してんだもん」



食蜂「……まさかこの技を使う事になるとは思わなかったわぁ」



フィアンマ「おっOいミサイルか?」ゴゴゴ…


番外「黙っとれ」



食蜂「すぅ…かぁぁぁ――っ!!」ビカーッ!!



上条「な、なんだ?!」


美琴「ちょっと…操祈???」




914: 2015/01/05(月) 14:06:44.64 ID:/s7eGrLSO
食蜂「我!(われ)不敗(ふはい)!也!(なり) 我!(われ)無敵!(むてき)也!!(なり)」ギュピーンッ!!



垣根「なる程、自身に強力な暗示をかけて潜在するポテンシャルを全て引き出す訳か」



00001「まさか食蜂さんが心の一方の使い手だったとは」


00002「これでいつでも黒笠になれます」


00003「煙草も吸わないとです」



食蜂「ふぅぅ…我…最強也…」ゴゴゴ…



上条「食蜂もすっかりこっち側に来ちゃったか」




915: 2015/01/05(月) 14:10:48.05 ID:/s7eGrLSO
食蜂「い・く・わ・よぉ……」ギリギリギリ……



食蜂「飛んできなさぁ――いっ!!」ペチッ



一同「……」


食蜂「ハァ…ハァ……ウグッ…流石に負担が大きいわぁ……アレイスターさん飛距離は???」



アレイ「……100ヤード」


食蜂「……そんなぁ…」パタリ…



削板「潜在能力を解放してもダメなのか……」


垣根「そりゃお前、潜在能力ってのはソイツに秘められてる物だろ?」


垣根「元の体力1の奴に潜在能力1足したって2じゃねーか、そー言う事だよ」



美琴「…アンタ大丈夫?」



食蜂「……動けないぃ……」ピクピクッ



フィアンマ「4倍界王拳使った悟空状態だな」


番外「満身創痍じゃん」




939: 2015/01/16(金) 22:40:33.28 ID:GDx7lrjSO
アレイ「…と、言う事で女子部門は番外個体の優勝だ」



番外「ま、順当だね」


フィアンマ「俺様が教えたのだ、当然の結果だな」



上条「上条式、足裏ふくらはぎ太モモの三点マッサージ」ムギュギュギュ


食蜂「はふぅ~~」トロ~ン


一方「上半身ベクトルマッサージ」ベクベクベクベク



食蜂「あひぃぃ~~☆」



美琴00001(くっそぅ羨ましい)



アレイ「わ、私だって! アレイスター式、遠ゲッター線治療」シュミミミミ…



食蜂「エンペラぁぁ~~ガガガガガgggg」ビクンビクンッ!!



オティヌス「よせアレイスター、食蜂が氏ぬ」




940: 2015/01/16(金) 22:42:35.19 ID:GDx7lrjSO
垣根「お? おちび何やってんだ?」


打ち止め「携帯で心理テスト見てたのってミサカはミサカはスマホをスライド&タップしてみたり」シュッシュッ



垣根「面白そうじゃん、どんなの?」


打ち止め「えっとね、鏡を見てたら後ろに動物がうつりました、どの動物?」



1・猫

2・犬

3・象

4・パンダ

垣根「あ~~……犬?」


フィアンマ「俺様も犬だ」


一方「…猫」


上条「パンダかな?」


削板「象が強そうだゾウ!」


00003「……軍覇さん」ヒュ~……



削板「……なれない事はするもんじゃ無いな」




941: 2015/01/16(金) 22:48:20.76 ID:GDx7lrjSO
00002「上位個体、今ので何が分かるのですか?」


打ち止め「その人のナルシスト度だよってミサカはミサカはぶっちゃけてみる」



男子「なぬっ?!」



番外「へ~、やっぱ垣根? フィアンマも同じの選んだよね?」ニヤニヤ



垣根「わかんねーだろ! 象って何だよ象って!」


美琴「ねえ打ち止め、結果は?」


打ち止め「犬を選んだ垣根とフィアンマは、自己嫌悪といってもおかしくないくらいナルシストではありません。自分に自信がもてないタイプです」



番外「うっそだ~~、ハズレだよ絶対」


垣根「言ったろ? 俺達はナルシじゃねーんだよ」


フィアンマ「イケメンなだけだ」


オティヌス「ナルシスト以外の何者でもない発言だな」



00001「他の動物はどうなのです?」




942: 2015/01/16(金) 22:54:01.77 ID:GDx7lrjSO
打ち止め「パンダを選んだ上条さん、ナルシスト指数は高いです。周りからも美人だと認めてもらいたい。異性に相手にされないと怒るタイプです」ヨミヨミ



美琴「へ~、ふ~ん。そうなんだ~~」プク~


上条「まぁ確かに美琴に相手してもらえないとご機嫌ナナメになるかな」


美琴「当麻、今すぐ抱いて」


上条「ハグでいい?」ギュ~ッ



打ち止め「ゾウを選んだ軍覇は、普通です。ちょっとは自分のことをかわいいと思っている程度です」



削板「筋力には自信あるぞ!」ムキッ!



00003「軍覇さんに限ってナルシストなどあり得ません」



一方「オイちょっと待てこの流れはまさか……」




943: 2015/01/16(金) 22:55:54.26 ID:GDx7lrjSO
打ち止め「ネコを選んだアナタ、自分に恋してしまうくらいの完全なナルシストです。自分に自身があるタイプです……ぷぷっ…」



00001「そ、そんなバカな、一方通行が……」



一方「待て待て待てェェ!! 俺はナルシストじゃねェェ!!」


アレイ「良いじゃないか自分大好き 一方通行」


一方「バカ野郎! 自分を愛せねェ奴は誰も愛せねェンだ!!」


食蜂「なんか言っちゃってるぅ?!」



00001「カッコいい///」ポヤ~ン



一同「カッコいいの!?」




944: 2015/01/16(金) 23:03:47.78 ID:GDx7lrjSO
垣根「打ちっぱなしも満喫した、次はどこ行く?」



打ち止め「動物園行きた~い!ってミサカはミサカは手を上げてみたり!」



上条「動物園か、ちょっと遠いな~」


美琴「ねえ打ち止め、今度にしない?」


打ち止め「やだやだやだ~!ってミサカはミサカはゾウさんが見たくて仕方なかったりぃぃ~!!」



000010000200003(わがまま幼女)ボソッ…


打ち止め(お仕置き)パチンッ



000010000200003「あガgggggggggggg!!!!!!!」




945: 2015/01/16(金) 23:17:11.15 ID:GDx7lrjSO
フィアンマ「だが実際どうする? 時間が掛かるなら行った所でまともに見てまわれんぞ?」



番外「……ねえフィアンマ」


フィアンマ「?」


番外「ミサカ、パンダ見たい……な」


フィアンマ「アレイスタァァァーッ! なんとかせいっ!!」



アレイ「全く、私をドラえもんか何かと勘違いしていないかね?」


一方「ドラえもンのが役に立つだろ」


アレイ「ハッハッハ……何かとしようじゃないか」ゴゴゴ…




946: 2015/01/16(金) 23:26:29.36 ID:GDx7lrjSO
~バス内~


アレイ「それではこれから動物園へ向かう」


一同「ハーイ」


アレイ「垣根、そこにある窪みにこのコアドリルをスピン・オンだ」


垣根「ヒャッハーッ! 捩じ込んだるわぁぁぁ!!」ガチッ!!



>ぐにゃぁ~~~~



上条「な、周りの景色が歪んでる?!」


一方「オイ! 空間が捻れてンぞ!!」


美琴「また変な物取り付けたわねアレイスt…」


一同「わあぁぁぁああああ!!!」




947: 2015/01/16(金) 23:27:34.01 ID:GDx7lrjSO
00001「うぅ…ハッ! ここは?!」


00002「ミサカ達は一体どうなったのですか!?」



00003「そこに看板が……動物園???」


削板「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!」


垣根「俺達は打ちっぱなしに居た、そしてバスに乗ったと思ったらいつの間にか動物園に着いていた……」



削板「な…何を言っているのか解らねーと思うが俺達も何をされたのか解らなかった…頭がどうにかなりそうだった…」


一方「催眠術だとか超スピードだとかそンなチャチなもンじゃあ断じてねェ! もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜェ……」



フィアンマ「ワールド?!」



上条「野郎…面白くなってきたぜ」ドドドドド…



美琴「当麻落ち着いて、顔がジョジョになってる」




949: 2015/01/16(金) 23:34:58.89 ID:GDx7lrjSO
打ち止め「わーい動物園だーっ!ってミサカはミサカは万歳三唱!!」



食蜂「アレイスターさん、さっきのなんだったんですかぁ?」


アレイ「なに、次元連結装置のちょっとした応用さ」



オティヌス「とうとう次元連結システムまで搭載してしまったか」



番外「それだけじゃ無いよ、コアドリルって螺旋力まで使ってるし」



上条「でも外見はバスなんだよな……」


美琴「最早ロボットに変形しても良いと思えて来たわ……」




950: 2015/01/16(金) 23:40:32.78 ID:GDx7lrjSO
アレイ「何を言う、コレはあくまでもバスだ、移動手段としての乗り物に過ぎないしソレ以上でも以下でもない」



一方「その内自我に目覚めねェよなこのバス」


00001「バギーちゃんポジションなら歓迎です」


垣根「最後に自爆すっけどな」



00001「うぅ……バギーちゃん…」ヨヨヨ…



一方「待てコラァァァ!!」ドドドドッ!!



垣根「待たん!」シュタタタタッ!!!





951: 2015/01/16(金) 23:48:28.27 ID:GDx7lrjSO
はい今回はここまで。
新スレどうしよう……スレタイ全く浮かんで来ないよ……。
浮かんだら上げよう。


一応書ける内は続けて行くつもりなので暖かい目で見てもらえると嬉しいです。


このスレで最も進化した物、それは……バスだった。ではおやすみなさい。

992: 2015/01/25(日) 20:04:14.16 ID:yWgBif9SO

引用: 上条「美琴が好き」美琴「私はその10倍好き」垣根「ゾウさんはもっと好きです」一方「黙れ」