1: 2012/02/27(月) 17:49:56.76 ID:s++UL6ySO
桐乃「……」ポー

京介「ん?人の唇ジッと見てどうした。なにかついてるのか?」

桐乃「えっ?な、なんでもないっ!」ハッ

京介「そうか。(なんか最近桐乃の様子がおかしい…)」

30: 2012/02/27(月) 19:21:32.30 ID:58TXbbuf0

 コンコン

桐乃「おにいちゃーん……」コソッ

京介「zzzZZZ…」

桐乃「…うん、ちゃんと寝てるわね……」

桐乃「睡眠薬、ちゃんと効くんだぁ……」

京介「zzzZZZ…」

桐乃「…馬鹿面ね」

京介「zzzZZZ…」

桐乃「…ほんと、馬鹿兄貴……」

京介「zzzZZZ…」

桐乃「……」

京介「zzzZZZ…」

 ギシ…

桐乃「……」

京介「zzzZZZ…」

32: 2012/02/27(月) 19:23:31.67 ID:58TXbbuf0

桐乃「…何よ、いっつも偉そうなこと言うのはこの口?」

 プニ

京介「zzzZZZ…」

桐乃「こんな……」プニプニ

京介「zzzZZZ…ん…zzzZZZ」

桐乃「兄貴ぃ……」

京介「zzzZZZ…」

桐乃「…キス、しちゃうよ? 妹なのに、お兄ちゃんと…キス、しちゃうよ?」プニ

京介「zzzZZZ…」

桐乃「お兄ちゃん……」

 ンチュ

京介「zzzZZZ…ん、zzzZZZ…」

桐乃「おにいちゃん…んちゅ…ん、チュゥ…」

 チュ ちゅぅ

京介「zzzZZZ…」

33: 2012/02/27(月) 19:25:18.27 ID:58TXbbuf0

桐乃「…んちゅ……お兄ちゃん」

京介「zzzZZZ…」

桐乃「…何よ こんなに可愛い妹がチューしてあげてるのに」

京介「zzzZZZ…」

桐乃「こんな、馬鹿みたいな顔して」

京介「zzzZZZ…」

桐乃「ほんと……」

桐乃「ほんと……」

 ギュッ

桐乃「大好きだよ お兄ちゃん」

 チュッ

京介「zzzZZZ…」

桐乃「ん、ちゅ……ん……」チュパ

京介「zzzZZZ…」

桐乃「好きなのに…ンチュ、こんなに好きなのに…馬鹿兄貴」チュパ ンチュ

34: 2012/02/27(月) 19:31:49.53 ID:58TXbbuf0

京介「zzzZZZ…」

桐乃「ほらぁ……ンチュ、」

桐乃「舌、入れちゃうよ?」ペロ

 レロ チュグッ

京介「zzzZZZ…んぐ…zzzZZZ」

桐乃「ん…おにい、ひゃん…」チュパ レロ

京介「zzzZZZ…」

桐乃「んむ……んは、ぁ…」チュグッ

京介「zzzZZZ…」

桐乃「ごめんね……でも、もうクセになっちゃった」ンチュ

京介「zzzZZZ…」

桐乃「……今日はもう帰ろっかな……おやすみ」

 ギィィィ  バタン

36: 2012/02/27(月) 19:35:25.76 ID:58TXbbuf0

───

 ピピピピピ

京介 パチ

京介「ん……」

京介「ふぁぁ……何か変な夢みたなぁ……」

京介「……それにやっぱり口の中に何かの味がする」

京介「嫌いな味じゃないが……何なんだこれ?」

京介「やっぱり霊現象か……? パラノーマルなんちゃらって映画みたいな……」

京介「どれ、仕掛けてたビデオカメラには何か映ってるのかな……」ゴソゴソ

 ガチャ ウィーン

京介「…ほんとに幽霊とか映ってたらどうしようか……」

44: 2012/02/27(月) 19:49:23.97 ID:58TXbbuf0

ビデオ京介『さて、今日も疲れたな 寝るか』

京介「……さーてこっからだ」

ビデオ京介『zzzZZZ…』

京介「この後……」

 ドンドンドン!

\ 馬鹿兄貴!! いつまで寝てんのよ!! 朝ごはんよ!! /

京介「っ!? あ、やべ……」

京介「仕方ない……学校から戻ってから見るか」 ピッ

京介「はいはい。今行くよ」

 バタン
       トントントン…



───

黒猫「それは闇の使い魔の仕業かもしれないわ!!」

京介「いや、まだビデオ見ないことには分からないんだがな……」

48: 2012/02/27(月) 19:54:54.61 ID:58TXbbuf0

黒猫「いや、間違いないわ きっと寝ている間に乗っ取られているのよ」ワクワク

京介「ほんとお前好きだなー」

黒猫「あぁ…!まさか貴方の方に闇の勢力がアプローチを掛けるなんて!なんで私じゃないのかしら!」

京介「それ、ほんとだったらスゲー迷惑な話なんだが」

黒猫「じゃ、今日はそのビデオ、見せてくれるわよね?」

京介「ああ、じゃあ学校終わったら一緒に見ようか」

黒猫「そうね……あ、貴方の部屋で い、一緒に…」

京介「? ああ、そうだ」

黒猫「フフ……ゴホン し、しょうがないわね これも闇の力の研究の為。」コホン

京介「??」

───

黒猫「……遅いわね」

 ピリリッ

黒猫「? メール……先輩から」

黒猫「『掃除当番で遅くなるから先に行っててくれ…』、かぁ はぁ…」

57: 2012/02/27(月) 20:02:32.18 ID:58TXbbuf0

───

 ピンポーン

桐乃「はいはーい」

 ガチャ

桐乃「え」

黒猫「……」

桐乃「……」

黒猫「……あがらせてもらえるかしら」

桐乃「は」

黒猫「……」イラッ

黒猫「……貴方のお兄さんと、約束があるの 大事な」ニコ

桐乃「イラッ」

黒猫「……」

桐乃「……」

 バチバチバチバチバチッ!

62: 2012/02/27(月) 20:12:34.65 ID:58TXbbuf0

桐乃「ふん、何だか知らないけど、兄貴と仲良くやってるみたいね バッカみたい」

黒猫「……ま、貴方みたいに人を見下してばかりだと仲良く出来る人間もいないんでしょうね」

桐乃「っ……フンっ」ドタドタドタ

黒猫「…あがるわよ」

桐乃「御勝手にっ!!」

黒猫「……」

 ガチャ バタン

───

黒猫「…こ、ここが先輩の部屋…」

黒猫「……せ、先輩の香りが、」

黒猫「ハッ」

黒猫「ちっ、違うわっ! これは闇の魔族の痕跡を探ろうと……」ブンブン

65: 2012/02/27(月) 20:18:17.73 ID:58TXbbuf0

黒猫「そ、そうよ、これは調査の一環で……」

黒猫「………」ジー →ベッド

黒猫「……」トコトコ

黒猫「……」ジー

黒猫「…」ボスン!

黒猫「んひゅぅ~ぁ~♪」ゴロゴロ

黒猫「ハッ」

黒猫「~~~~~っ!!」アガァァァ

黒猫「ち、調査よ!調査!」

黒猫「これはれっきとした……ん?」

ビデオ「ウィーン」

黒猫「……あれ、何かしら……」

黒猫「ビデオ……ああ、これが……!」

69: 2012/02/27(月) 20:23:08.98 ID:58TXbbuf0

黒猫「……こ、これに魔族の秘密が……」

黒猫「そ、それに先輩の寝姿が……?」

黒猫「………」

───

桐乃(……何なんなのよ 黒猫なんか大っ嫌い!)

桐乃(兄貴も兄貴よ あんな厨二女とベタベタしちゃって……ばっかみたい!!)

桐乃(……ベタベタ?)

桐乃(……もしかして兄貴って……)

桐乃(……! 無い無い! 絶対無い!)ブンブン

桐乃(だって……私の方が……もう、キ、キスしてるんだし)ギュッ

 バタン!!

桐乃「ッ!? な、な」

黒猫「………」

桐乃「な、何よ!! ノックぐらい……」

黒猫「最低ね、貴方」

70: 2012/02/27(月) 20:27:14.55 ID:58TXbbuf0

桐乃「え……?」

黒猫「これ ビデオの画像を写メしたわ」 スッ

桐乃「え………」

黒猫「これ、どう見ても貴方よね?」

桐乃「え……、え」

桐乃「え…………」

桐乃「な、なん、……なん、で……」ガクガク

黒猫「寝ている人間に馬乗りになって……いやらしい 最低よ」

桐乃「や、ち、違うの! ちが……」

黒猫「何が違うの? これ、お兄さんに見せたらどうなるかしら」

桐乃「っ!? やめてっ!! お願い!」

黒猫「……」

桐乃「やめ、てよ……」ヒック ポロ…

黒猫「………」

黒猫「………貴方……好きだった、のね……お兄さんのこと」

76: 2012/02/27(月) 20:38:04.06 ID:58TXbbuf0
やっぱり二次創作はその作品を愛してないと駄目だ
SSとはいえその原則は同じだ
中途半端に手を出すべきじゃなかった すまん 手早く終わらせる

79: 2012/02/27(月) 20:40:29.54 ID:58TXbbuf0

桐乃「うん……」ゴシゴシ

黒猫「……」

黒猫「一つ、お願いがあるの」

桐乃「お願い……?」

───

京介「え……ビデオに何も映って無い?」

黒猫「ええ、途中でテープが切れていたわ 失敗ね」

京介「そうか……また、隠しカメラ仕掛けてみるか」

黒猫「いや、もういいわ きっと気のせいよ うん」

京介「え……何で急に。今朝はノリノリだったのに」

黒猫「い、いいから! とにかくもう隠し撮りは無し、いいわね?」

京介「ああ……」

───

京介「はぁ……何だか今日も疲れたな……」

京介「寝るか」

80: 2012/02/27(月) 20:42:05.39 ID:58TXbbuf0

京介「zzzZZZ……」

京介「zzzZZZ……」

 ガチャ

京介「zzzZZZ……」

桐乃「寝てる……わよね」

京介「zzzZZZ……」

桐乃「うん、今日もぐっすり……ね」

京介「zzzZZZ……」

桐乃「……兄貴、ごめんね 今日も……来ちゃった」

京介「zzzZZZ……」

桐乃「……」

黒猫「ほんとに良く寝てるわね」

桐乃「…睡眠薬使ってるからね」

黒猫「! そんなものまで……」ハァ

桐乃「な、何よー!」

84: 2012/02/27(月) 20:44:56.95 ID:58TXbbuf0

京介「zzzZZZ……んが…zzz」

黒猫「じゃ……一番乗りは、私ね」

桐乃「え……! そ、そんな……」

黒猫「あらぁ…? 黙っててあげてるのは誰かしら?」チラ

桐乃「ゔっ……」

黒猫「……あぁ…先輩……」

 プニ

京介「zzzZZZ……ん…zzzZZZ」

黒猫「は、初めてなの、で……うぅ、上手く、いかないかもしれないけど……」

 スッ

黒猫「……好きです お兄さん」

 ンチュ ク

黒猫「んむ……」チュ

京介「zzzZZZ……ん、む……zzzZZZ」

黒猫「ん、はぁ……ん」ンチュ チュ

89: 2012/02/27(月) 20:50:30.01 ID:58TXbbuf0

京介「zzzZZZ……むぁ…zzzZZZ」

 ンチュ チュ チュパ

黒猫「はぁ、んむ…んっ…」チュパ

桐乃「……」ハラハラ

黒猫「んむぅ……ん、っは……」チュ ンチュ

桐乃「あ、あのさ……そろそろ……」

黒猫「んは、ぁ……ンチュ、ちゅ…」チュゥ…

桐乃「あ、あのさ、代わってくれない?」グイ

黒猫「んっ、あ……いいとこなのに……」

桐乃「ね、ほらぁ」グイ

京介「zzzZZZ……」

桐乃「……何よ、幸せそうな顔しちゃって……馬鹿兄貴」

桐乃(あたしの方が……)

桐乃(あたしの方が、いいよね? お兄ちゃん) ガシッ

桐乃「おにい、ちゃんっ……」 んちゅぅ… 

93: 2012/02/27(月) 20:56:59.00 ID:58TXbbuf0

京介「zzzZZZ……ん、むぁ……zzzZZZ」

桐乃「ん、ちゅ……んっ」チュ、チュゥ…

黒猫(ずいぶん…は、激しいわね……)ドキドキ

桐乃「おにい、ひゃん……」レロォ… チュパ

京介「zzzZZZ……もが……」

黒猫(舌まで入れて……あぁ……)ドキドキ

桐乃「えへへ……おにいひゃんの、あったかくて、おいひい、」レロォ チュグッ

桐乃(なんか……黒猫に見られててぇ……いつもより、ドキドキする……)

桐乃「んっ、んむ、ぅ…チュパ んっ」レロ チュパ

京介「zzzZZZ……ん、ぁ、zzzZZZ…」

桐乃「ん~~……まっ」チュ、パッ

桐乃「……はぁ、はぁ」トローン

黒猫「………ねぇ」

桐乃「え?」

黒猫「キ、キス以外って……したことあるのかしら?」カァァ…

107: 2012/02/27(月) 21:09:49.67 ID:58TXbbuf0

桐乃「キ、キス以外……?」

黒猫「………」

桐乃「………」

黒猫「………」

桐乃「………」

京介「zzzZZZ……」

黒猫「………」

桐乃「………ぇ」 ボンッ

京介「zzzZZZ……」

桐乃「そそそそそそれは一体どういう」////

黒猫「べ、別にただ聞いただけよ!」////

京介「zzzZZZ……んが……zzzZZZ」

桐乃「………ぁ、ま、まだし、したことは、無い、けど」

黒猫「……まだ?」

桐乃「あ゙っ!?」//// カァァァ

110: 2012/02/27(月) 21:14:26.58 ID:58TXbbuf0

京介「zzzZZZ……ん、が……ムニャ」

黒猫「……な、何だか、苦しそうじゃ、ないかしら」

桐乃「そ、そう……?」

京介「zzzZZZ……」

黒猫「や、闇の力で、体が締め付けられているのかも……」

桐乃「え……?」

黒猫「助けるには……」

桐乃「助けるには……?」

黒猫「ふ、服を脱がすしかないわね……!」

桐乃「ええぇっ!? そ、それは……」

桐乃「そう、かも……」ゴクリ

黒猫「……」ゴクリ

京介「zzzZZZ……」

115: 2012/02/27(月) 21:18:46.84 ID:58TXbbuf0

黒猫「ま、まずはTシャツぐらいなら……」

桐乃「そ、そうね……Tシャツぐらいなら……」

 グイ

   ズルズル スポッ

京介「zzzZZZ……」

黒猫「………////」プイ

桐乃「……////」プイ

黒猫「ち、ちゃんと見なさい、よ////」

桐乃「そ、そっちこそ////」

黒猫「……」ジッ

黒猫「////」

桐乃「な、何よ、こんぐらい、どうってこと、ない、わよ」////

黒猫「そ、それなら……」

黒猫「し、下も脱がしましょう…」////

桐乃「ぅえっ!?」////

117: 2012/02/27(月) 21:22:17.08 ID:58TXbbuf0

黒猫「そ、そっち持って……」ドキドキ

桐乃「う、うん……」ドキドキ

 ズルズル…

   スポッ

黒猫「あ……」

桐乃「し、下着も一緒に脱げちゃっ、た……?」

京介「zzzZZZ……」

黒猫「あぁぁ……」カァァ

桐乃「う、ぁ……」カァァ

桐乃(こ、こんなの、むむ昔からっ見慣れてる、しっ)

桐乃(見慣れて……)

京介「zzzZZZ……」 ドーン

桐乃「ふぁぁ、ぁ……」ドキドキドキ

黒猫「こ、これが……せ、先輩の……お兄さんの」ゴクリ

京介「zzzZZZ……」

119: 2012/02/27(月) 21:25:49.62 ID:58TXbbuf0

黒猫「ね、ねぇ……」ドキドキ

桐乃「え……?」

黒猫「キ、キスって……」

黒猫「く、唇以外も、して、いいの、かしら……」ドキドキドキドキ

桐乃「そ、それって……ぅ、ぁ……」カァァァ

京介「zzzZZZ……」

黒猫「何だか…体の奥から……熱くなって……おかしいの……」ドキドキ

黒猫「闇の力のせいかしら……何で、こんなに」ドキドキ

桐乃「私も、だよ……」

黒猫「え……?」

桐乃「私も……い、」

桐乃「色々、したい」////

黒猫「じゃ、じゃあ……」

桐乃「うん……!」

黒猫「……ゴク」 ペロ

125: 2012/02/27(月) 21:34:10.11 ID:58TXbbuf0

───

京介「あー、やっぱり疲れが取れないな……」

京介「……おかしい」

京介「どう考えてもおかしい」

京介「……やはり、こういう時は」

 ゴソゴソ

京介「一応仕掛けていた隠しカメラで……」

 トン、トン、トン

京介「ん?」

 コンコン    ガチャッ

桐乃「兄貴、今日はあやせが来てるから、変なことしないでよ」

京介「変なことって……する訳ないだろ」

あやせ「ヒョコ あ、お邪魔してます お兄さん」

桐乃「こんな奴に挨拶とかいいって ほら、行こ」
 
   バタン!   トン、トン、トン…

126: 2012/02/27(月) 21:34:25.12 ID:58TXbbuf0

京介「はぁ……何だかなぁ……」

京介(ビデオ見るタイミングを失ってしまった……)

京介「……友達来てるんだったらしょうがないか 外で時間潰すかぁ」

───

あやせ「えーっと、トイレトイレ……」

あやせ(………)

あやせ(お兄さんの部屋って、どこかな……)

あやせ(あ、ここかぁ)

  ガチャ

あやせ「ふぅん……」キョロキョロ

あやせ「……何これ……ビデオ?」


      完


128: 2012/02/27(月) 21:35:43.11 ID:dye2E0w00
いやつーかこれからっしょ?

129: 2012/02/27(月) 21:35:55.93 ID:BOS7Gq0H0
おい

130: 2012/02/27(月) 21:36:12.82 ID:pavPBJIT0
ディアボロさんマジ邪魔しないでくださいッスよ


桐乃「兄貴とのキスが気持ちよすぎてやめられない」【後編】

引用: 桐乃「兄貴とのキスが気持ちよすぎてやめられない」