蒼「ねぇねぇ何描いてんのねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」

雛（うぅ～・・・鬱陶しいの・・・！）

蒼「これ何の絵？ねぇねぇ教えてよ。ねぇ」

雛（無視無視無視・・・・！）

蒼「あ、わかった！でっかいプリンの絵でしょ！」

雛「違うの！これは富嶽三十六景のうちの一つ、『凱風快晴』なの！」

蒼「富嶽三十六景？」

雛（しまった！つい答えてしまったの・・・）

蒼「なんだかよくわかんないけどすごい絵だね」

雛「そ、それはどうもなの・・・」

蒼「あ、そうだ！僕が色塗り手伝ってあげるよ」

雛「え！？や、やめてなの！！余計なことしないでなの！！」

蒼「まぁまぁ遠慮せずにほら・・・・ぬりぬりぬり」

雛「ああああああああ！！やめるの！！！ここまで描くのに1週間もかかったのよ！？やめてなの！！」

蒼「ぬりぬりぬり～♪」

雛「うああああああああああ！ちょっと！！ホントに本気でリアルでマジでやめてなの！！ああああああああ！！！」

蒼「ぬりぬりぬり～・・・はい完成！中々おいしそうな色にぬれたでしょ？」

雛「あ・・・あぁ・・・ヒナの富嶽三十六景が・・・・プリンの絵に・・・」

真紅（雛苺・・・気の毒に・・・）

雛「蒼星石のバカー！もう知らないの！うわああああああああああああん！！！」

ダダダダダッ！

蒼「あ、どこいくの雛苺・・・あーあいっちゃった・・・」

蒼「まぁいいや。さーってと次は・・・」

真紅（ＪＵＭの方へ行って！ＪＵＭの方へ行って！ＪＵＭの方へ行って！ＪＵＭの方へ行って・・・！）

ＪＵＭ（真紅の方へ行け！真紅の方へ行け！真紅の方へ行け！真紅の方へ行け！真紅の方へ行け！・・・！）

蒼「し～んく♪」

ＪＵＭ（よしっ！）

真紅（ちくしょう・・・！）

蒼「真紅は何してるの？」

真紅「・・・見ればわかるでしょう。読書よ」

蒼「ふぅん・・・」

真紅「分かったのならどこか他所へいってちょうだい。私は読書に集中したいの」

蒼「そう言われると行きたくなくなるんだな、これが」

真紅（このやろう・・・！）

真紅「なら私が別のところへ行くわ」

スタスタスタ・・・

蒼「あ、待ってよ～置いてかないでぇ～」

真紅「ちょっと！ついてこないで！」

蒼「やだ」

真紅「ついて来ないでったら！」

蒼「やだぴょ～ん」

真紅「はぁ・・・わかったわ・・・ならせめて静かにしていてちょうだい！」

蒼「分かったよ」

真紅「・・・・・」

蒼「・・・・・（つんつん）」

真紅「・・・・・」

蒼「・・・・・（つんつん）」

真紅「・・・・・」

蒼「・・・・・（つんつん）」

真紅「・・・ちょっと！！」

蒼「何？」

真紅「何？じゃないわよ！突っついてこないでちょうだい！」

蒼「なんで？いいじゃない。静かにしろって言いつけはちゃんと守ってるわけだし」

真紅「じゃあ今から突っつくのも禁止よ！というか私の体に触れないでちょうだい！！わかった！？」

蒼「わかったよ」

真紅「はぁ・・・まったく・・・」

真紅「・・・・・」

蒼「・・・・・（ふーっ）」

真紅「・・・・・」

蒼「・・・・・（ふーっ）」

真紅「・・・・・」

蒼「・・・・・（ふーっ）」

真紅「・・・ちょっと！！」

蒼「何？」

真紅「何？じゃないでしょう！耳に息を吹きかけないでちょうだい！！」

蒼「どうして？言いつけはちゃんと守って・・・」

真紅「じゃあ息も禁止！呼吸しないでちょうだい！！」

蒼「呼吸を止めたら氏んじゃうよ。」

真紅「もともとドールに呼吸なんて必要ないでしょう！とにかく呼吸禁止よ！！」

蒼「ちぇっ・・・わかったよ・・・厳しいなぁ、もう」

真紅「・・・・・」

蒼「・・・・・（じーっ）」

真紅「・・・・・」

蒼「・・・・・（じーっ）」

真紅「・・・・・」

蒼「・・・・・（｀エ´）」

真紅「ああああああああああああっ！！！もうっ！！いい加減にっ！！してっ！！ちょうだいっ！！なのっ！！だっ！！わっ！！」

蒼「なに怒ってるのさ。僕は君の顔をただじっと覗き込んでただけで・・・」

真紅「それが鬱陶しいのよ！！もう本当にやめて！！いい加減にして！！ＪＵＭのところにでもいってちょうだい！！」

蒼「わかったよ。わかったからそんなに怒らないで。ね？もうＪＵＭ君のところへ行くから」

真紅「はぁっ・・・！はぁっ・・・！なら早く行ってちょうだい・・・！」

蒼「うん。わかっｔ・・・うわっ！？真紅！後ろ後ろ！！」

真紅「な、何！？（くるっ）」

蒼「ただの壁でしたー。」

真紅「・・・・」

蒼「じゃあね」

ガチャ・・・バタンッ

真紅「・・・・ム」

真紅「ムッキフォオオオオオオオオオオオ！！」

―ＪＵＭの部屋―

ガチャッ

蒼「ＪＵーＭくんっ♪」

ＪＵＭ（ちくしょう・・・とうとうこっちにきやがった・・・！）

蒼「今日もパソコンしてるの？そんなに毎日やってて楽しいの？ねぇねぇねぇ」

ＪＵＭ（話したら負けだ！徹底的に無視してやる・・・！）

蒼「ＪＵＭ君ＪＵＭ君ＪＵーＭ君♪・・・ねぇ無視？そういうのっていけないと思うよ」

ＪＵＭ「・・・・」

蒼「ねーえーＪＵＭくーん！・・・もう！ひどいなぁ・・・」

蒼「・・・ガブリ！噛みついちゃっていいかな？」

ＪＵＭ「・・・・（無視無視・・・！）」

蒼「ガブッ！」

ＪＵＭ「・・・・ッ！（我慢我慢・・・！）」

蒼「ガジガジ」

ＪＵＭ「・・・・～っ！（我慢我慢我慢～！！）」

蒼「ん～・・・噛みつき攻撃はダメか・・・」

ＪＵＭ（ふぅ・・・なんとか耐え切れた・・・）

蒼「じゃあこれならどう？・・・秘技！コード抜き！」

ブチッ！

ＪＵＭ（あぁっ！パソコンがっ！！）

蒼「ふっふっふ・・・どう？これで僕の相手する気になったでしょ？」

ＪＵＭ（耐えろ・・・！耐えるんだ僕！あくまで無視だ・・・！）

蒼「あれ？まだ耐えるんだ・・・・なら次はこれだ！必殺！イス回し～！それー！」

グルグルグルグル！

ＪＵＭ（なんだ。これくらいどうってことない・・・）

蒼「もっと回転早めるよ！それ！」

グルルルルルルルル！

ＪＵＭ（ふん、こんなので僕が参るとでも・・・あれ・・・？き、気持ち悪くなってきた・・・）

蒼「それそれそれそれー！」

ギュルルルルルルル！

ＪＵＭ（や、やべ・・・・・・吐きそう・・・！）

蒼「はぁ・・・はぁ・・・！これでもか！」

シュピルルルルルル！

ＪＵＭ（うぷ・・・もう限界・・・！）

グルグルグル・・・ピタッ

ＪＵＭ（あれ？止まった・・・？）

蒼「はぁっ・・・はぁっ・・・疲れた・・・」

ＪＵＭ（先にあっちの体力が尽きたか・・・僕の勝ちだ！・・・うぷ・・・でもこっちもかなりやばいな・・・ゲロがノドまできてやがる）

蒼「もういいや。ＪＵＭくんつまんないよ。翠星石のところいこーっと。あれ？そういえば翠星石ってどこにいるの？」

ＪＵＭ（翠星石なら庭・・・て言いたいところだけど今口を開いたら確実にやばい！）

蒼「また無視？もういいよ・・・真紅に聞くから。真紅ウゥゥゥゥゥゥゥゥ！！！！！しぃんくウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ！！！！」

ドタドタドタ・・・ガチャッ！

真紅「ちょっと！何！？うるさいのだわ！何の用？」

蒼「翠星石どこ？」

真紅「翠星石なら庭にいるわよ」

蒼「わかった。ありがとう、それじゃ」

ダダダダダダー・・・

真紅「ちょっと！用事ってそれだけ！？・・・はぁ、まったく・・・・あら？ＪＵＭあなた顔色が悪いわよ？どうかしたの？」

ＪＵＭ（ぐっ・・・！こ、こっちに来るな真紅・・・！今はやばいんだ・・・！）

真紅「ねぇ、大丈ｂ

ＪＵＭ「オエエエエエっぇえ！！エ゛ゲロゲロブオロロロロロォ！！！」

ビチャビチャビチャビチャ！

真紅「・・・・・・・」

ＪＵＭ「はぁ・・・はぁ・・・わ、悪い真紅！」

真紅「ＪＵＭ・・・あなた・・・！」

ＪＵＭ「い、いやホント悪い！ぶっかけるつもりはなかったんだ！・・・で、でも・・・その・・・ゲロにまみれた真紅もなかなか綺麗だと思うぞ！」

真紅「まぁＪＵＭったら・・・///しょうがないわね。このことは水に流してあげるのだわ」

ＪＵＭ「ホッ・・・良かった・・・」

真紅「・・・・なんてなるわけないでしょう！！！覚悟しなさい！！！！ホーリエ！！！！」

ＪＵＭ「ぎゃあああああああああああああああああ！！！！！」

―庭―

翠「これでよしっ・・・と。新しいお花の種も植えたことですしこの庭も今よりはちったぁマシになるですね」

蒼「やぁ翠星石。何してるんだい？」

翠「あぁ蒼星石ですか。今お花の種を植えていたところで・・・」

蒼「スカートめくりー！」

ガバッ！

翠「きゃあああああああああああ！？」

蒼「やっぱり翠星石のスカートはめくりがいがあるなぁ」

翠「い、いきなり何しやがるですか！？この馬鹿っ！！」

蒼「まぁまぁ、いいじゃない。それより翠星石。クイズしない？」

翠「クイズですか？まぁいいですけど・・・」

蒼「じゃあ問題！口の中に棒状のものを出し入れして最後に白い液体を出す行為、なーんだ？」

翠「え、え、ええええぇ！？そ、それって・・・///」

蒼「どうしたの？ほら、はやく答えなよ」

翠「そんなの答えられるわけねーです！！」

蒼「どうして？」

翠「そ、そんなハレンチなこと言えるわけねーじゃないですか！・・・///」

蒼「じゃあギブアップ？」

翠「ギブアップですぅ！」

蒼「そっか、残念だなぁ・・・じゃあ正解言うよ」

翠「え！？ちょ、やめるです！そんなこと言ったら・・・」

蒼「正解は歯磨きでした」

翠「・・・・・へ？」

蒼「だから歯磨きだってば。・・・あれ？もしかして翠星石、別のこと想像してたの？」

翠「・・・・////（カァー）」

蒼「いったいどんなこと想像してたのかな？顔真っ赤にしてさ。ねぇ僕にも教えてくれない？ねぇ、ねぇ、ねえ」

翠「いやああああああああああああ！！///」

ダダダダダダッ！

蒼「あはは、翠星石はホントにからかいがいがあるなぁ」

ガサガサ・・・

蒼「ん・・・？」

金「ふっふっふ・・・侵入成功かしら♪今日こそ真紅たちのローザミスティカを・・・」

蒼「やぁ、金糸雀」

金「ヒ、ヒィー！？そ、そそそそ蒼星石！？」

蒼「そんなに驚くことないじゃん。」

金「あ、あの・・・カナ今日はもう帰るかしら～！それじゃ・・・」

蒼「まぁまぁせっかくきたんだしゆっくりしていきなよ」

ガシッ！

金「ひぃ～！は、離すかしら～！」

蒼「離さないよ。あ、ねぇねぇバイオリン貸してよ」

金「ダ、ダメかしら！蒼星石に貸したらとんでもないことになるかしら～！」

蒼「いいじゃん。貸してよ」

金「ダメったらダメかしら～！」

蒼「・・・あっち向いてホイ！」

金（くるっ！）

蒼「スキあり！（パシッ）」

金「しまった！」

金「か、返してかしらー！」

蒼「大丈夫大丈夫、ちょっと弾いたらすぐ返すから。・・・・それ！第一楽章、蒼星石のワルツ！」

バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン！！！！

金「ぎぃ～！と、とんでもなくうるさいかしら～！お願いだから返してかしら！」

蒼「わかったよ。はい」

金「あれ・・・？意外とあっさり・・・？」

蒼「じゃあ後は任せたよ金糸雀。それじゃ」

金「へ？」

ダダダダダッ！

真紅「ちょっと！うるさいわよ！」

翠「何事ですか！？」

雛「近所迷惑なの！」

金「げ！真紅達！」

翠「金糸雀・・・おめーの仕業ですか！」

雛「絵をメチャクチャにされてイライラしてるっていう時に～！」

金「ち、違うかしら！これは・・・」

真紅「問答無用よ！雛苺、翠星石。金糸雀を押さえなさい！」

雛「なのー！」

翠「ですぅ！」

ガシッ！

金「や、やめるかしらー！一体カナをどうするつもりかしらー！？」

真紅「こうするのよ。・・・・こちょこちょこちょ」

金「ちょっ・・・！くすぐったい！や、やめ！あは、あははははははははははははははははは！！」

―ＪＵＭの部屋―

ガチャッ

蒼「はぁはぁ・・・上手くいった」

ＪＵＭ（げっ・・・またきやがった・・・）

蒼「あれ？まだパソコンしてるの？ＪＵＭ君」

ＪＵＭ「別にいいだろ・・・」

蒼「よくないよ。そんなことばっかりしてないで僕と遊ぼうよ。ね？」

ＪＵＭ「やだよ。お前の相手してたら部屋がしっちゃかめっちゃかになるからな」

蒼「またまたぁ～そんなこといってぇ～（クリクリ）」

ＪＵＭ「やめろ！僕の乳Oを弄るな！あっ・・・！ふんっ・・・！」

蒼「やめてほしかったら僕と一緒に・・・」

銀「はぁい。お取り込み中悪いわね。」

蒼・ＪＵＭ「水銀燈！？」

ＪＵＭ「な、なんの用だ・・・！？」

銀「うふふ、決まってるでしょ？アリスゲームよぉ」

蒼「アリスゲームよぉ」

ＪＵＭ「おい頼むから僕の家ではそういう物騒なことはやめてくれよ・・・」

銀「そんなの私の知ったことじゃないわぁ。それより真紅はどこ？」

蒼「真紅はどこ？」

ＪＵＭ「くっ・・・！誰が教えるか！」

銀「あらぁ？そんな口聞いちゃっていいのかしら・・・？ジャンクにしちゃうわよぉ」

蒼「ジャンクにしちゃうわよぉ」

銀「ちょっと！さっきから私のマネしないでよ！！」

蒼「ちょっと！さっきから私のマネしないでよ！！」

銀「マネすんなって言ってんでしょ！？」

蒼「マネすんなって言ってんでしょ！？」

銀「あぁ！うざったいわねぇ！！いい加減にしなさいよ！！」

蒼「あぁ！うざったいわねぇ！！いい加減にしなさいよ！！」

銀「生麦生米生卵！」

蒼「生麦生米生卵！」

銀「バスガス爆発！」

蒼「バスガシュ爆はちゅ！」

銀「あっははぁ！今噛んだわね！？私の勝ちよぉ！」

蒼「あっははぁ！今噛んだわね！？私の勝ちよぉ！」

銀「ちょっと！負けを認めなさいよ！」

蒼「ちょっと！負けを認めなさいよ！」

銀「あぁもう！ホンットムカつくわぁ！！」

蒼「あぁもう！ホンットムカつくわぁ！！」

銀「・・・・私はローゼンメイデン一馬鹿でマヌケでアホなドールでぇ～す！」

蒼「・・・・・・・」

銀「なんで今のはマネしないのよ！！」

蒼「なんで今のはマネしないのよ！！」

銀「うっ・・・うぅぅ・・・なんなのよぉ・・・（ポロポロ）」

ＪＵＭ「おいもうやめてやれよ・・・なんか泣き出したぞ」

蒼「ごめんね水銀燈。泣かすつもりじゃなかったんだ」

銀「うるさいうるさいうるさい！覚えてなさいよぉ！バーカバーカアホマヌケ！うわああぁぁぁあん！」

バサバサバサ・・・

ＪＵＭ「なんだったんだアイツ・・・まぁいいや、パソコンパソコンっと・・・」

蒼「またパソコン？僕と遊んでくれないの？」

ＪＵＭ「やだって言っただろ。他の連中と遊んでろよ」

蒼「・・・・・・」

ＪＵＭ「おっ・・・これ買いだな。これも・・・よしこれも・・・」

蒼「・・・蒼星石の指ミサイル発射！ドヒューン！目標はＪＵＭ君のパソコンのキーボードだ！それドッカーン！」

ＪＵＭ「うわっ！？何すんだやめろ！！キーボードをむちゃくちゃに叩くな！！あっ！あああああああああああああ！？
　　　　なんてことしてくれたんだ！！五百万もする仏像に入札してしまったじゃないか！！」

蒼「ははっ、いい買い物したね！ＪＵＭ君！」

ＪＵＭ「アホ！何がいい買い物だよ！！お前いい加減にしろよっ！！！」

蒼「ヒッ・・・！？（ビクッ）」

ＪＵＭ「あ・・・わ、悪い・・・別にそこまで怒鳴るつもりじゃなかったんだ・・・！」

蒼「う・・・うぅ・・・」

ＪＵＭ「た、頼むから泣くな！泣かないでくれ！」

蒼「う・・・うわあああああああああああああああああああああああああああああん！！」

ＪＵＭ「あぁ・・・ちくしょう・・・」

ダダダダッ！ガチャッ！

真紅「ちょっと！うるさいわよ！」

翠「何事ですか！？」

雛「近所迷惑なの！」

ＪＵＭ「げ！真紅達！」

蒼「うわーん。うわーん。」

翠「ちょ・・・どうしたですか！？蒼星石！そんなに泣いて！」

ＪＵＭ「いや実はな・・・」

蒼「ＪＵＭ君にえOちなことされたんだ・・・ぐすっ・・・」

ＪＵＭ「！？」

真紅「ちょっとＪＵＭ・・・あなた・・・・」

雛「マジでヒくんですけど・・・」

ＪＵＭ「いやいやちょっと待てよ！そんなわけないだろ！？ていうか普段のアイツの言動見てたら嘘だってわかるだろ！？」

離「ＪＵＭも意外と信用できないの・・・」

ＪＵＭ「な・・・！？」

真紅「そうね。初対面でいきなり私のスカートをめくったのだもの」

ＪＵＭ「い、いやあれは・・・」

真紅「大学生になってもその癖は直っていなかったようだし」

ＪＵＭ「あ、あれは違う世界の僕であってこの世界の僕は関係ないだろ！？」

翠「どうだか・・・」

ＪＵＭ「くっ・・・！」

真紅「まぁでもＪＵＭだけを疑うのもよくないわね」

翠「そうですね。・・・蒼星石、ＪＵＭにホントにえOちなことをされたですか？」

蒼「されてないよ。」

ＪＵＭ「はーーっはっはっはっは！ほーらどうだ見ろ！僕が正しかったろ！？え！？
　　　　謝れ！お前ら土下座して僕に謝れ！」

雛「なんかムカつくの・・・！」

真紅「そうね・・・」

ＪＵＭ「ほらほら謝れよ！ＪＵＭ様ごめんなさいって！ほら言えよ！」

真紅「氏ね！」

ゴスッ！

ＪＵＭ「ぎぎゃっ！？」

真紅「ふぅ・・・スッキリした」

ＪＵＭ「くそ・・・何で僕が殴られないと・・・」

コンコン

ＪＵＭ「ん？誰だ？」

ガチャッ

雪「ご機嫌麗しゅう・・・お姉さま方」

翠「お、おめーは・・・雪華綺晶！」

蒼「あ、雪華綺晶。久しぶりだね」

雪「お久しぶりです。蒼薔薇のお姉さま」

蒼「お久しぶりのスカートめくりだ！それー！」

サッ！

蒼「避けた！？」

ＪＵＭ（チッ・・・！）

真紅「なんだか残念そうな顔ね、ＪＵＭ」

ＪＵＭ「な、何言ってるんだ・・・！そんなわけないだろ！！！！！！！！！」

蒼「くそー・・・今のはいけると思ったのに・・・！」

雪「お姉さまは動作が大きすぎます。それでは不意打ちでしか通用しないですよ」

蒼「なるほどなるほど・・・」

翠「変なアドバイス与えんなです！」

真紅「それより何の用事かしら？雪華綺晶」

雪「半年前、紅薔薇のお姉さまに貸していただいたＣＤを返しにきました。・・・はい」

真紅「あぁ、そういえば貸していたわね。」

雪「それじゃＣＤは返したのでもう帰ります」

蒼「あーちょっと待ってよ。久しぶりにあったんだしアレやろうよアレ！」

雪「アレとはもしかして・・・バキごっこですか・・・？」

蒼「そうそう！じゃあ僕は範馬勇次郎やるから」

雪「私はジャガッタ・シャーマンですね」

蒼「わかってるじゃない！」

雛「雪華綺晶すごいの・・・」

真紅「どうやらあの子とは気が合うようね」

蒼「ふさわしくない者には去ってもらい・・・ふさわしい者を導入しなければならない」

ベキッ・・・！ゴキッメキッ！

雪「う・・・ぐっ！」

ＪＵＭ「すげぇ・・・綺麗にジャガってる・・・！」

翠「いくらなんでも体張りすぎですぅ・・・」

蒼「あー楽しかった。ありがとう雪華綺晶」

雪「ど・・・どういたしまして・・・」

雛「すごく痛そうだったの・・・」

雪「それでは私はこの辺で・・・」

真紅「気をつけて帰るのよ」

雪「はい・・・」

夕方・・・

のり「ただいま～」

翠「あ、のりが帰ってきたです」

雛「のり～！うにゅーはうにゅーはー？」

のり「ちゃんと買ってきてあるわよぅ♪はいどうぞ」

雛「ありがとなのー！」

真紅「ねぇのり。コロコロは？」

のり「コロコロもちゃんと買ってきたわよぅ。はい」

真紅「のり・・・これは別冊よ！間違えるなんて酷いのだわ・・・うっ・・・うっ・・・」

のり「ご、ごめんね・・・わざとじゃないのよぅ・・・明日また買ってくるから、ね？」

真紅「約束よ・・・」

のり「えぇ」

蒼「こんにちはのりさん。お邪魔してます」

のり「あら蒼星石ちゃん♪遊びにきてたのぅ？」

蒼「はい」

のり「晩御飯一緒に食べてく？」

蒼「え・・・でもそんな・・・迷惑ですし・・・」

のり「そんなことないわよぅ？ゴハンは皆で食べたほうがおいしいでしょ？」

蒼「それじゃお言葉に甘えて・・・あ、僕も何か手伝いますよ」

のり「あらそう？ありがとう♪」

翠「翠星石も手伝うですぅ！」

雛「ねぇＪＵＭ！どうして蒼星石はのりがいるといつも真面目になるの？」

ＪＵＭ「あぁ、そりゃのりはキレると怖いからな。下手にいたずらして怒らせるより
　　　　真面目キャラで媚びてたほうがいろいろと得なんだろ」

雛「うぅ～！ずるがしこいの！」

翠「ちょっとチビ苺！おめーも手伝うですよ！」

雛「あ、は～いなのー！」

―メシの時間―

のり「はいみんな集まった？それじゃいただきまーす♪」

皆「いただきまーす」

蒼「あ、これおいしいですねのりさん！」

のり「そう？」

蒼「えぇ。今度僕にも作り方教えてください」

のり「いいわよぅ♪うふふ、蒼星石ちゃんはホントに真面目でいい子ねぇ♪」

蒼「いやぁ、そんな・・・」

雛「うぅ～・・・なんかムカつくの～・・・ねぇＪＵＭ！」

ＪＵＭ「なんだよ」

離「ヒナ、蒼星石の悪行のこと全部のりにばらすの！」

ＪＵＭ「やめとけよ。無駄だって」

雛「やるったらやるの！・・・ねぇのり！」

のり「なに？雛苺ちゃん？」

雛「蒼星石はね！のりの前ではそうやっていい子にしてるけどホントはとっても悪い子なのよ！」

のり「え？」

雛「蒼星石はいつもヒナたちにいじわるばっかりするの！みんなの困る顔を見るのが大好きなのよ！
　　他人の不幸が大好きなのよ！メシウマなの！」

のり「蒼星石ちゃん・・・本当なの？」

蒼「僕・・・僕そんなことしてません！・・うっ・・・ひっく・・・」

のり「ご、ごめんね・・・？泣かないで・・・？」

雛「泣いたって無駄なの！ねぇ翠星石も何か言って！」

翠「・・・・」

雛「ちょっと！どうして黙ってるの！？」

翠（すまんです・・・翠星石には蒼星石を傷つけるようなことはできないのですぅ・・・）

雛「うぅ～・・・ねぇ真紅！」

真紅「雛苺！今日は私の大好きなからあげの日なのだわ。そんな日にくだらない会話で食事の雰囲気を乱したくないの」

雛「そ、そんなぁ～・・・」

蒼「ひっく・・・ぐすっ・・・」

のり「ねぇ雛苺ちゃん・・・？蒼星石ちゃんもこんな状態だし・・・この話はまた今度にしましょ？」

雛「わかったの・・・」

蒼（・・・ニヤリ）

ＪＵＭ「な？だからムダだって言っただろ？」

雛「うぅ・・・」

ＪＵＭ「・・・まぁでもこのままじゃ確かに良くないよな」

雛「ＪＵＭ・・・！」

ＪＵＭ「後でみんなで作戦会議だ。蒼星石のやつをちょっとこらしめてやるぞ」

雛「了解なの！」

しばらくして・・・

蒼「それじゃあ僕、もうそろそろ帰るよ」

翠「気をつけて帰るですよ、蒼星石」

蒼「うん。明日もまた来るからね。バイバイ」

ドヒューン

ＪＵＭ「よし、蒼星石は帰ったな」

のり「ＪＵＭくーん！お姉ちゃん明日朝早いからもう寝るねー！」

ＪＵＭ「あぁおやすみ。・・・・よし、姉ちゃんも部屋に戻った。みんな僕の部屋で作戦会議するぞ」

―ＪＵＭの部屋―

ＪＵＭ「それじゃどうやって蒼星石をこらしめるかだけど・・・」

翠「ちょっとチビ苺！その苺大福をひとつ翠星石にもよこせです！」

雛「やーなのやーなの！全部ヒナのなのー！」

真紅「別冊コロコロもなかなか面白いわね・・・」

ＪＵＭ「ダメだこいつら・・・」

真紅「ちょっとＪＵＭ！はやく何か案を出しなさい！」

ＪＵＭ「全く、人任せかよ。じゃあ僕の案だけど・・・みんなで蒼星石をいじめ返すってのはどうだ？」

雛「いじめ返す・・・？」

ＪＵＭ「あぁ。みんなでいじめ返してアイツにも僕たちと同じ痛みを味わってもらうんだ。
　　　　人の痛みを知ればあいつも少しはおとなしくなってくれるだろ」

真紅「なるほど。それはいい考えね」

雛「決定なのー！」

翠「あの・・・翠星石はできないです・・・」

雛「どうしてー？」

翠「メシのときもいいましたけど・・・翠星石は蒼星石を傷つけることなんてできないです・・・
　　その作戦は翠星石抜きでやってほしいです・・・」

ＪＵＭ「そっか・・・仕方ないな・・・じゃあ僕たちだけでやるしかないか・・・」

真紅「待ちなさい。水銀燈と金糸雀も呼びましょう」

ＪＵＭ「どうやって呼ぶんだよ」

真紅「ケータイでよ。ほら」

ＪＵＭ「なんでお前ケータイなんて持ってるんだ！？」

真紅「この間のりに買ってもらったのよ」

翠「翠星石も持ってるですよ」

雛「ヒナもなのー！」

ＪＵＭ「そんな・・・僕は持ってないのに・・・」

真紅「さ、早速電話しましょう。まずは水銀燈からね」

プルルルル・・・

真紅「あ、もしもしなのだわ。真紅ですけど」

銀「あぁら真紅ぅ！何の用？もしかしてジャンクにされたいのかしら？」

真紅「そんなわけないでしょう。」

銀「じゃあ何の用よ！！」

真紅「実は蒼星石のことで・・・かくかくしかじかということなのだけどあなたも協力してくれないかしら？」

銀「はぁ！？なんで私が敵であるあなたに協力しないといけないのよぉ！ふざけてんの！？」

真紅「ふざけてなどいないわ」

銀「・・・ねぇ真紅。私、あんたのそのすましたしゃべり方大ッ嫌いなのよねぇ！！」

真紅「あら、奇遇ね。私もあなたのそのねちっこいしゃべり方大ッ嫌いなのよ」

ＪＵＭ「お、おい真紅・・・！ケンカするために電話してるんじゃないだろ？」

真紅「えぇ。わかってるわ。・・・水銀燈。今のはナシよ。それで協力はしてくれないのかしら？」

銀「しないわよ！」

真紅「じゃああなたは蒼星石があのままでもいいというの？」

銀「・・・・」

銀「・・・・わかったわ。協力してあげる。ただし今回だけよ！」

真紅「そう言ってくれると思っていたわ。ありがとう水銀燈」

銀「ふん！あんたに礼なんて言われてもうれしくもなんともないわ。・・・・あ、そうそう話変わるんだけど今度一緒に買い物に行かない？」

真紅「あら、いいわね」

ＪＵＭ「！？」

銀「実はこの前すっごいおいしいオムライス屋さん見つけて・・・」

真紅「それは興味深いわね。あ、そうそう私も実はこの前・・・ペチャクチャ」

1時間後・・・

銀「うそぉ！？それホント！？」

真紅「ホントよ。びっくりでしょう？」

銀「えぇ・・・まさかそんなことが・・・」

ＪＵＭ「おい真紅！」

真紅「何よＪＵＭ！今いいところなのよ！」

ＪＵＭ「いや・・・そろそろ金糸雀にも電話してやらないとマズいだろ」

真紅「あら、そうだったわね。・・・水銀燈、悪いけど金糸雀にも電話しないといけないから
　　　今日はこの辺で・・・」

銀「あらそう。じゃあまた明日ねぇ。おやすみ」

真紅「えぇ、おやすみ（プツッ）」

真紅「ふぅ・・・あら、もう1時間も経っていたのね」

ＪＵＭ「どんだけ長いこと喋ってるんだよ・・・ていうか最初のあのケンカはなんだったんだ？」

真紅「あれは水銀燈と私たちの間でのあいさつみたいなものよ。最初にあぁやって罵り合わないと調子が出ないの」

ＪＵＭ「めんどくさいやつらだな・・・

真紅「さてと・・・次は金糸雀ね」

プルルルル・・・

真紅「あ、もしもｓ

金「大丈夫かしらー！全てばっちりしっかり把握してるかしら！それじゃあまた明日！」

プツッ

ＪＵＭ「さすが金糸雀」

真紅「さすがね」

雛「さすがなの」

翠「さすがです」

ＪＵＭ「おっと・・・もう9時まわってるな。みんな、明日に備えてもうねるぞ」

真紅「えぇそうね」

翠「おやすみですぅ・・・」

雛「おやすみなのー・・・」

そして次の日・・・

蒼「こんにちは。遊びに来たよ」

ＪＵＭ「・・・」

真紅「・・・」

雛「・・・」

銀「・・・」

金「・・・」

蒼「また無視？まぁいいよ。そっちのほうがいたずらのしがいってもんが・・・」

雛「蒼星石！ちょっとこっちきてなの」

蒼「？」

蒼「なに？また色塗りでもしてほし・・・」

ペチン！

蒼「いたっ！？な、何するのさ！いきなり頭を叩くなんて！ねぇ真紅、今の見てたよね！？何とか言って・・・」

ペチン！

蒼「痛い！真紅まで！？何？何なの？ねぇ水銀燈！」

ペチン！

蒼「いたっ！カ、金糸雀！助けて！」

ペチン！

蒼「イタッ！ねぇＪＵＭ君・・・！」

ペチコン！

蒼「ひ、ひどいよ皆・・・なんか変だよ・・・？」

ＪＵＭ（よし・・・みんな・・・！蒼星石を囲め！）

皆（了解！）

ズザザザザザー！！

蒼「な、何！？ちょっと！僕を囲んでどうする気！？」

皆「・・・・・」

蒼「う・・・な、何とか言ってよ！」

ＪＵＭ「蒼星石」

蒼「な、何！？ＪＵＭ君！」

ＪＵＭ「そのいやらしい帽子は没収だ」

蒼「え！？ちょっと返して！！それは僕の大事な・・・」

ＪＵＭ「これでフリスビーして遊ぼうぜ～！はい真紅パース！」

蒼「ちょっと！やめてよ！」

真紅「はい水銀燈パ～ス！」

銀「金糸雀パスよぉ～！」

金「雛苺パスかしら～！」

蒼「やめてったら！！う・・うぅ・・・」

ＪＵＭ「帽子でフリスビーは飽きたな・・・ほら返してやるよ」

蒼「あ、ありがとう・・・」

真紅「次は蒼星石でキャッチボールね」

蒼「え！？」

ＪＵＭ「じゃあ僕からな・・・それっ！」

ドンッ！

蒼「いたっ！（ドテッ）」

ＪＵＭ「おいボールが転ぶなよ。ほら立て。もう一回行くぞ。それっ！」

ドンッ

蒼「うぅっ！」

真紅「ナイスパスだわＪＵＭ。それっ！」

ドンッ

蒼「うぐっ！」

銀「どんどん行くわよぉ！それっ」

蒼「うぅ・・・（ドサッ）」

雛「また転んだのよー」

金「情けないボールかしらー！」

蒼「うぅ・・・もう・・・やめてよ・・・ひっく・・・」

雛「ねぇ・・・また嘘なき？」

銀「やめなさいよそういの」

真紅「見苦しいったらありゃしないわ」

金「ほんっと！いい加減にしてほしいかしらー！」

蒼「ちが・・・ひっく・・・違うよ・・・うぅ・・・」

雛「何がどうちがうっていうｎ

ＪＵＭ「ストーーーーーーップ！！！」

ＪＵＭ「そこまでだ！もうやめろ！」

真紅「わかったわ」

銀「悪かったわね蒼星石・・・ほら立てる？」

金「一応手加減はしたけど・・・怪我はないかしらー？」

雛「このハンカチで涙を拭くがいいの」

蒼「え・・・？え・・・？え・・・？」

ＪＵＭ「悪かったな蒼星石。大丈夫か？」

蒼「う、うん・・・大丈夫だけど・・・」

ＪＵＭ「なぁ蒼星石。なんでお前こんなことされたか分かるか？」

蒼「そ、それは・・・僕が・・・みんなに嫌がらせしてたから・・・？」

ＪＵＭ「あぁそうだ。それで今、みんなから嫌な事されてどう思った？」

蒼「すごく辛かったよ・・・なんで僕がこんなことされなきゃいけないのかって・・・」

ＪＵＭ「お前はそういう思いをいつもみんなに味わわせていたんだぞ」

蒼「・・・・」

蒼「みんな・・・・」

真紅「・・・」

銀「・・・」

離「・・・」

金「・・・」

蒼「あの・・・ご、ごめんなさい・・・僕、みんながいつもこんな気持ちだったなんて知らなかったから・・・
　　もう嫌がらせなんてしないから・・・本当にごめんなさい・・・」

真紅「・・・わかったのならそれでいいわ」

雛「なのなのー！」

銀「ちゃんと謝ってくれたことだし私はもう気にしないわよぉ」

金「カナもかしらー！」

蒼「みんな・・・！」

ガチャッ！

翠「蒼星石ー！大丈夫ですか！？」

蒼「翠星石！」

翠「どこも痛くないですか！？大丈夫ですか！？」

蒼「うん・・・大丈夫だよ。それより今までいやなこといっぱいしてごめんね・・・？翠星石」

翠「翠星石は全然気にしてないです。蒼星石が元気ならそれで十分ですから・・・」

蒼「翠星石・・・うぅっ・・・ひっく・・・」

ＪＵＭ「泣かせるじゃないかこのやろぉ・・・ぐすっ」

真紅「ＪＵＭ気持ち悪いわ」

雛「きもいの」

銀「きっしょくわるぅ・・・」

金「きしょいかしら」

ＪＵＭ「ちょっとひどくない？」

それから数ヵ月後・・・

蒼「こんにちは。遊びに来たよ」

ＪＵＭ「ん」

真紅「よくきたわね」

翠「いらっしゃいですぅ」

雛「いらっしゃいなのー！」

蒼「あれ？雛苺、何かいてるの？」

雛「これはモナリザなのー！」

蒼「へぇ、すごいね。完成したら僕にも見せてね」

雛「わかったのー！」　　

翠「さてと・・・お花にお水でもやりにいくです」

蒼「あ、僕も手伝うよ」

翠「ありがとですぅ」

ＪＵＭ「・・・蒼星石のやつ、すっかり真面目になったな」

真紅「えぇ。そうね・・・平和だわ」

ＪＵＭ「平和なのはいいけど・・・なんか刺激が足りなくなったなような気がするんだよな・・・」

雛「あ、それヒナも思ってたの・・・なんだか毎日が物足りないの・・・」

真紅「私もだわ・・・」

ＪＵＭ「・・・僕、やっぱり蒼星石はうざくないとダメだと思うんだ」

真紅「でもせっかく平和になったのよ？」

雛「ヒナ・・・平和な日常よりスリルのある日常のほうがやっぱりいいの」

真紅「まったく・・・あなたたちときたら・・・まぁ私もだけど」

ＪＵＭ「真紅・・・！」

雛「ね！みんなで蒼星石にお願いしよ？元に戻ってって！」

ＪＵＭ「あぁそうだな」

真紅「えぇ」

ガチャッ

蒼「ねぇＪＵＭ君たち。紅茶いる？」

真紅「あら、ちょうどいいところに」

ＪＵＭ「おいちょっとこっちきてくれ蒼星石」

蒼「なに？」

雛「実は・・・・」

蒼「え！？も、元に戻ってほしいって・・・？」

ＪＵＭ「あぁ。お前にそんな真面目なキャラやっぱり似合わないと思うんだ・・・」

雛「ヒナたち蒼星石が真面目になっちゃってからなんだか寂しいの・・・」

蒼「そ、そんなこと言われても・・・僕は今の自分が気に入ってるんだ・・・元に戻るなんてできないよ・・・ごめんね・・・」

真紅「いえ、謝るのはこっちよ。無理を言って悪かったわね」

蒼「ん・・・別にいいよ。あ！紅茶入れてくるね」

ＪＵＭ「無理だったか・・・」

真紅「やはり平和が一番・・・ということね」

雛「ちょっと寂しいけど仕方ないの・・・」

ガチャッ！

蒼「ＪＵＭ君たち紅茶お待たせ・・・うわっ！？」

バシャッ！

ＪＵＭ「アツッ！」

真紅「アツッ！ダワ」

蒼「ごめんごめん！大丈夫！？」

ＪＵＭ「あ、あぁなんとか大丈夫だ・・・」

真紅「すぐに洗えば問題ないわ」

蒼「本当にごめんね・・・今のもちろんわざとだから」

真紅・ＪＵＭ「・・・え？」

蒼「えっと拭くもの拭くもの・・・あ、こんなところにちょうどいい紙が！」

雛「あぁぁ！それはヒナのモナリザ！！」

蒼「ふきふき」

雛「いやあああああああ！あと少しで完成だったのにいぃぃ！！！」

ＪＵＭ「お、おい・・・これって・・・」

真紅「え・・・えぇ・・・」

ガチャッ

翠「ちょっと蒼星石いいですか？」

蒼「あ、翠星石。スカートめくりー！」

ガバッ！

翠「いやああああああああああ！？」

蒼「ＪＵＭ君。この数ヶ月の鬱憤、存分にぶちまけさせてもらうよ！元に戻れって言った君たちが悪いんだからね！
　　それ！ＨＤＤ破壊パーンチ！」

ボゴーン！！

ＪＵＭ「うわああああああ！？お前なんてことを！！」

蒼「まだまだいくよー！それそれー！」

ドゴーンピャー！

真紅「さ、最悪なのだわ・・・」

雛「悪夢が戻ってきたの・・・」

雛「でも・・・なんだかとっても懐かしいの！」

真紅「えぇ・・・そうね」

ＪＵＭ「ふふふ・・・ハハハハハハハハ！」

真紅「ど、どうしたの？ＪＵＭ」

ＪＵＭ「こうなったら僕も暴れまくってやる！うおおおおおお！！蒼星石！！ティッシュ一箱早抜き対決だ！！！」

蒼「いいね！やろう！」

真紅「なんだか私まで馬鹿らしくなってきたわ・・・」

翠「翠星石もです・・・」

雛「ヒナも・・・」

真紅「・・・・私たちも暴れるわよ！！」

翠・雛「おー！」

ドガンバギン！メチャクチャアアアアアア！！！！ドゴゴゴゴ・・・・

その後帰ってきたのりによって五人はこってり絞られたとさ。

終わり

終わりです。俺オチ考えんのすごく苦手なんだよ・・・ごめん

それじゃ

おつー